JP7209979B2 - フードスライサー - Google Patents
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また、投入角度が大きくなると食材投入路118の間口も広くなり過ぎ、そのため、切断時に食材が振動し、切断角度が安定しない。
食材投入装置が受け板と複数枚の側板及び安全カバーを備え、
複数枚の側板を受け板の左右両縁部と平行に上下方向に並べ、
受け板の右縁部と複数枚の側板を複数本のリンクで連結して右側の平行リンク機構を構成し、
受け板の左縁部と複数枚の側板を複数本のリンクで連結して左側の平行リンク機構を構成し、
側板に食材投入路を覆う安全カバーを取り付け、
受け板と左右の複数枚の側板及び安全カバーで食材投入路を区画形成し、
傾斜角度調整装置を介して受け板をスライサー本体に回動可能に組み付けて食材投入路と回転刃の回転面が成す角度を調整可能にするとともに、受け板の回動時に受け板の先端部が回転刃の回転面に近接して回転面の外側に位置するように受け板の先端部に回動中心点を設け、
左右の平行リンク機構によって、回転刃の回転面と食材投入路が成す投入角度が大きくなるほどに上下に並んだ側板の間隔が拡開し、
受け板の上段にある側板の1枚と1本のリンクとの連結点とスライサー本体を規制リンクで連結することにより、各側板の先端部が回転面に近接して回転面の外側に位置するように規制リンクで各側板の回動を規制したことを特徴とする。
規制リンクの一端を最上段に側板に連結することで、各側板の先端部が回転面に近接して回転面の外側に位置するように規制できる規制リンクと側板との連結点の設定作業が容易になる。
側板と側板の隙間から手や指が食材切断口に侵入するのを防止できる。
第1ガイド板に前記受け板の回動中心点と同心の曲率中心を有する円弧状のガイド溝を形成し、
第1ガイド板をスライサー本体に一体に固定し、
第2ガイド板にガイド溝に摺動可能に嵌合する円弧状のガイド凸条を設け
第2ガイド板に受け板を連結するとともに、第1ガイド板に第2ガイド板をガイド溝に沿って回動可能に組み付ける。
また、角度を調整した時に、側板の先端部が刃物回転面に近接している位置関係が変わらないことにより、食材の切断時の側圧を受け止めて、食材が振動、横移動することを抑制することで切断角度を安定させることができる。
図1に示すように、第1ガイド板31はスライサー本体11に固定したベースプレート33の取付座34に固定されている。第1ガイド板31には受け板21の先端部に設定した支点Pを曲率中心とする円弧状のガイド溝31aが形成されている。
第2ガイド板32はガイド凸条32aがガイド溝31aに嵌合するように第1ガイド板31に組み付けられている。第1ガイド板31に第1ボルト35が固定され、第1ボルト35にナット部材36がネジ付けられている。図1に示すように、ナット部材36には欠落部36aが形成され、欠落部36aに第2ガイド板32の外縁を掛止することにより第2ガイド板32が第1ガイド板31から脱落しないように取り付けられている。
第1ガイド板31には第2ボルト37が固定されている。第2固定ボルト37は円弧溝32bを貫通し、ワッシャ38がネジ付けられている。
第2ガイド板32のガイド凸条32aをガイド溝31aに沿って摺動させることにより、受け板21を回動して食材投入路20aと回転刃15の回転面Sとの成す傾斜角度を調整できる。第2ガイド板32の周縁には傾斜角度を示す目盛り32cが表示されているので、目盛り32cを参照して食材投入装置20を回動し、第2ボルト37でワッシャ38を円弧溝32bの周縁部に締め付けて所望の傾斜角度に食材投入路20aを設定できる。
この実施例に係る食材投入装置20Aによれば、保護バー22Aを省略して部品点数を少なくできるので、製造コストの低減を図ることができる。
なお、本実施例に係る食材投入装置20Aの他の構成は食材投入装置20と同じであるので、同一の構成要素に同一の符号を付して、説明を省略する。
11…スライサー本体
12…前面板
13…刃物軸
14…刃物軸ボックス
15…回転刃
20,20A…食材投入装置
20a…食材投入路
21…受け板
21a…横枠
22…側板
22A…保護バー
22B…側板
22C…張り出し部
23…リンク
24…安全カバー
25…ピン
25A…ピン
26…規制リンク
27…ブラケット
28…ピン
30…傾斜角度調整装置
31…第1ガイド板
31a…ガイド溝
32…第2ガイド板
32a…ガイド凸条
32b…円弧溝
32c…目盛り
33…ベースプレート
34…取付座
35,37,40…ボルト
36…ナット部材
36a…欠落部
38…ワッシャ
S…回転面
P…支点
Claims (5)
- 回転刃を内蔵するスライサー本体の食材切断口に食材投入装置を取付け、食材投入装置に設けた食材投入路から食材を回転刃の回転面に対して斜めになるように投入し、回転刃で食材を斜めに切断するフードスライサーであって、
食材投入装置が受け板と複数枚の側板及び安全カバーを備え、
複数枚の側板を受け板の左右両縁部と平行に上下方向に並べ、
受け板の右縁部と複数枚の側板を複数本のリンクで連結して右側の平行リンク機構を構成し、
受け板の左縁部と複数枚の側板を複数本のリンクで連結して左側の平行リンク機構を構成し、
側板に食材投入路を覆う安全カバーを取り付け、
受け板と左右の複数枚の側板及び安全カバーで食材投入路を区画形成し、
傾斜角度調整装置を介して受け板をスライサー本体に回動可能に組み付けて食材投入路と回転刃の回転面が成す角度を調整可能にするとともに、受け板の回動時に受け板の先端部が回転刃の回転面に近接して回転面の外側に位置するように受け板の先端部に回動中心点を設け、
左右の平行リンク機構によって、回転刃の回転面と食材投入路が成す投入角度が大きくなるほどに上下に並んだ側板の間隔が拡開し、
受け板の上段にある側板の1枚と1本のリンクとの連結点とスライサー本体を規制リンクで連結することにより、各側板の先端部が回転面に近接して回転面の外側に位置するように規制リンクで各側板の回動を規制したことを特徴とするフードスライサー。 - 最上段にある側板とリンクとの連結点とスライサー本体を規制リンクで連結したことを特徴とする請求項1に記載フードスライサー。
- 側板と側板の間に保護バーを側板と平行に配列し、保護バーを前側リンクと後側リンクに連結したことを特徴とする請求項1に記載のフードスライサー。
- 傾斜角度調整装置が、第1ガイド板と第2ガイド板を備え、
第1ガイド板に前記受け板の回動中心点と同心の曲率中心を有する円弧状のガイド溝を形成し、
第1ガイド板をスライサー本体に一体に固定し、
第2ガイド板にガイド溝に摺動可能に嵌合する円弧状のガイド凸条を設け
第2ガイド板に受け板を連結するとともに、第1ガイド板に第2ガイド板をガイド溝に沿って回動可能に組み付けたことを特徴とする請求項1に記載のフードスライサー。 - 側板の下縁に張り出し部を設け、可能な食材投入角度のほぼ全域で該張り出し部が隣接する側板の上端部に重畳するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のフードスライサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021035170A JP7209979B2 (ja) | 2021-03-05 | 2021-03-05 | フードスライサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021035170A JP7209979B2 (ja) | 2021-03-05 | 2021-03-05 | フードスライサー |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2022135391A JP2022135391A (ja) | 2022-09-15 |
JP7209979B2 true JP7209979B2 (ja) | 2023-01-23 |
Family
ID=83231182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021035170A Active JP7209979B2 (ja) | 2021-03-05 | 2021-03-05 | フードスライサー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7209979B2 (ja) |
Citations (5)
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JP2003311683A (ja) | 2002-04-19 | 2003-11-05 | Happy Kogyo Kk | ネギの斜め切断機 |
JP2011156650A (ja) | 2010-02-04 | 2011-08-18 | Hideo Matsumoto | 野菜カッティング装置 |
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JP2017169743A (ja) | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 株式会社アイホー | 野菜調理機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6139394U (ja) * | 1984-04-06 | 1986-03-12 | 国雄 吉田 | 食品傾斜切りスライサ−の被切物供給装置 |
-
2021
- 2021-03-05 JP JP2021035170A patent/JP7209979B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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