JP7209907B1 - 情報処理装置、制御システム、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御システム、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

情報処理装置(100)は、アプリケーション制御部(111)と、画像解析部(112)と、通信制御部(113)と、を備える。アプリケーション制御部(111)は、ディスプレイ(170)に画像を表示するアプリケーションを実行する。画像解析部(112)は、アプリケーションによりディスプレイ(170)に表示された画像を解析する。通信制御部(113)は、画像解析部(112)により画像を解析した解析結果に基づいて、アプリケーションがディスプレイに表示した画像に基づくデータを制御機器が認識可能なデータに変換し、変換したデータを制御機器に送信する。

Description

本開示は、情報処理装置、制御システム、情報処理方法、およびプログラムに関する。
製造工場では、タブレット端末を含む情報機器を用いて作業者の入退出管理を行い、PLC(Programmable Logic Controller)を含む制御機器により設備を稼働することがある。この場合、情報機器は、汎用のアプリケーションで作業者の入退室管理を実施し、作業者が入室すると入室したことがディスプレイに表示される。これとは別に、作業者が入室すると、作業者が制御機器を操作して設備を稼働する。汎用のアプリケーションにより作業者が入室したことを示すデータを制御機器に送信して、設備を稼働させることができれば、作業者による手間を削減することができ業務の効率化が可能となる。
しかし、情報機器と制御機器とを連携させる場合、制御機器との連携機能を有する専用のアプリケーションで対応する必要がある。このため、情報機器と制御機器を連携させる場合、開発コストが膨大になるという問題がある。
これに対して、特許文献1は、専用アプリが認識可能な形式の制御命令と外部機器が認識可能な形式の制御命令とを相互に変換する命令変換ライブラリを導入することで、情報機器と外部機器の連携を可能にする専用アプリを作成する技術を開示する。
特開2015-162214号公報
しかし、特許文献1に開示の技術は、命令変換ライブラリを導入することで、情報機器と外部機器の連携を可能にしているため、外部機器が認識可能な形式の制御命令が不明な場合、専用アプリを作成することは困難である。また、情報機器とFA(Factory Automation)機器を含む制御機器とを連携させる場合、通信プロトコルまたはインターフェースの仕様が公開されていないと、第三者が制御機器と連携する専用のアプリケーションを作成することが困難であるという問題がある。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、制御機器に、該制御機器に非対応なアプリケーションを連携させる情報処理装置、制御システム、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係る情報処理装置は、ディスプレイに画像を表示するアプリケーションを制御するアプリケーション制御部と、アプリケーションによりディスプレイに表示された画像を解析する画像解析部と、画像解析部により画像を解析した解析結果に基づいて、アプリケーションがディスプレイに表示した画像に基づくデータを制御機器が認識可能なデータに変換し、変換したデータを制御機器に送信する通信制御部と、を備える。
本開示によれば、アプリケーションがディスプレイに表示した画像に基づくデータを制御機器が認識可能なデータに変換し、変換したデータを制御機器に送信することで、制御機器に、該制御機器に非対応なアプリケーションを連携させることができる。
開示の実施の形態に係る制御システムを示す図 開示の実施の形態に係る情報処理装置を示す図 開示の実施の形態に係る情報処理装置を示すブロック図 開示の実施の形態に係る情報処理装置のディスプレイの表示を示す図 開示の実施の形態に係る第1のテーブルを示す図 開示の実施の形態に係る第2のテーブルを示す図 開示の実施の形態に係る制御機器を示す図 開示の実施の形態に係る制御機器を示すブロック図 開示の実施の形態に係る設定処理を示すフローチャート 開示の実施の形態に係る設定処理を説明する図 開示の実施の形態に係る設定処理を説明する図 開示の実施の形態に係る制御処理を示すフローチャート 開示の実施の形態に係る制御処理を説明する図
以下、本開示を実施するための形態に係る情報処理装置および制御システムを図面を参照しながら説明する。
本実施の形態に係る制御システム1は、作業者の入退出管理を含む労務管理用のアプリケーションソフトウエア(以下、アプリケーション)と制御機器とを連携させるシステムであり、図1に示すように、ディスプレイ170を備える情報処理装置100と、情報処理装置100と通信し、ロボット300aを制御する制御機器200と、を備える。この構成により、制御システム1は、例えば、ユーザの入室に伴ってロボット300aを自動でオンし、退室に伴ってロボット300aを自動でオフさせる。
制御機器200には、ロボット300aおよび計測器300bが接続される。制御システム1は、ロボット300aを制御し、計測器300bから計測データを取得するFA(Factory Automation)システムに入力する手間、または制御機器200から出力されたデータを汎用のアプリケーションに入力する手間を削減できる。情報処理装置100は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの有線方式、またはWi-Fi(登録商標)による無線方式を使用して制御機器200と接続される。
情報処理装置100は、スマートホンまたはタブレットPC(Personal Computer)を含む。また、情報処理装置100は、図2に示すように、プログラムを実行する制御部110と、制御機器200と通信する通信部120と、画像を表示するディスプレイ170と、ユーザの操作を受け付ける操作部180と、を備える。
制御部110は、通信部120、ディスプレイ170および操作部180を制御するための処理を行うプロセッサ130と、プロセッサ130の作業領域として用いられる主記憶部140と、プロセッサ130の処理に用いられる種々のデータおよびプログラムを格納する補助記憶部150と、を有する。主記憶部140および補助記憶部150はいずれも、バス160を介してプロセッサ130に接続される。
プロセッサ130は、MPU(Micro Processing Unit)を含む。プロセッサ130は、補助記憶部150に格納されたプログラムを実行することにより、情報処理装置100の種々の機能を実現する。
主記憶部140は、RAM(Random Access Memory)を含む。主記憶部140には、補助記憶部150からプログラムがロードされる。そして、主記憶部140は、プロセッサ130の作業領域として用いられ、制御機器200に送信するデータを格納する。
補助記憶部150は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)に代表される不揮発性メモリを含む。補助記憶部150は、プログラムの他に、汎用のアプリケーション、プロセッサ130の処理に用いられる種々のデータを格納する。補助記憶部150は、プロセッサ130の指示に従って、プロセッサ130によって利用されるデータをプロセッサ130に供給し、プロセッサ130から供給されたデータを格納する。
通信部120は、プロセッサ130から出力されたデータを示す信号を制御機器200へ送信する。また、通信部120は、制御機器200から信号を受信して、この信号により示されるデータをプロセッサ130へ出力する。
ディスプレイ170は、操作に必要な画像を表示するものであり、LCD(liquid crystal display)、有機EL(electro-luminescence)ディスプレイを含む。
操作部180は、GUI(Graphical User Interface)を含み、ユーザの入力に基づいて、指示を受け付けるものである。なお、操作部180とディスプレイ170とは、タッチパネルディスプレイ装置を構成する。一例として、図4Aに示すように、汎用のアプリケーションによりディスプレイ170に表示されたタッチポイント10をユーザが指でタッチすると、操作部180は、タッチしたことを示すデータを汎用のアプリケーションに入力する。また、汎用のアプリケーションによりディスプレイ170に表示された入力ボックス20に文字または数字が入力されると、操作部180は、入力された文字または数字を示すデータを汎用のアプリケーションに入力する。
制御部110は、補助記憶部150に格納したプログラムを実行することにより、図3に示すように、アプリケーションを実行するアプリケーション制御部111と、アプリケーションにより表示された画像を解析する画像解析部112と、制御機器200との通信を制御する通信制御部113として機能する。
アプリケーション制御部111は、補助記憶部150に格納された汎用のアプリケーションを実行するものである。汎用のアプリケーションは、制御機器200に非対応であり、既存のアプリケーションを含み、一例として作業者の入退出管理を含む労務管理を実行するアプリケーションを含む。このアプリケーションは、図4Aに示すように、ディスプレイ170に画像を表示する。この画像には、作業者が入室したか否かが棒グラフ30により表示されている。図4Aの例では、棒グラフ30が短ければ「退室」に相当し、棒グラフ30が長ければ「入室」に相当する。なお、棒グラフ30は、入退室そのものを表示している必要はなく、入退室と連動するデータをあらわしていればよい。アプリケーション制御部111は、情報処理装置100のOS(Operating System)により実現されてもよい。また、アプリケーション制御部111は、制御機器200から送信されたデータに基づいて、補助記憶部150に格納された汎用のアプリケーションを起動する。
画像解析部112は、汎用のアプリケーションにより表示された画像を解析し、ディスプレイ170の表示領域の予め設定された位置に表示される画像から制御機器200に送信するデータを抽出する。また、画像解析部112は、制御機器200から受信されたデータを、汎用のアプリケーションが表示している複数のデータ入力領域のうちから、予め設定された位置にあるものを特定し、そのデータ入力領域に重畳して受信データを表示し、予め設定されている入力動作を行って、アプリケーションにデータを入力する。一例として、画像解析部112は、ディスプレイ170の、ユーザに指定された位置に読取マーカRM1を設定し、読取マーカRM1が設定された位置座標と、制御機器200が有するデバイスに実行させる動作と、動作を実行するか否かを判定する実行条件を設定し、設定したデータを図4Bに示す第1のテーブル112aに保存する。第1のテーブル112aは、補助記憶部150に格納される。図4Aに示す読取マーカRM1が設定された位置の色は、棒グラフ30が伸びている場合、棒グラフ30の色である指定色、または棒グラフ30が伸びていない場合、指定色以外となり、画像解析部112は、読取マーカRM1が設定された位置の色を判定することで、作業者が入室したか否かを判定するデータを得る。また、画像解析部112は、汎用のアプリケーションにより表示された画像のうち、ユーザに指定された位置に入力マーカWM1を設定し、入力マーカWM1が設定された位置座標と、制御機器200が有するデバイスから送信されたデータと、送信されたデータを汎用のアプリケーションに入力するか否かを決定する入力条件を設定し、設定したデータを図4Cに示す第2のテーブル112bに保存する。入力マーカWM1は、汎用のアプリケーションにより画像が表示されたにディスプレイ170のうち、ユーザの操作により、汎用のアプリケーションに入力可能な領域に設定される。第2のテーブル112bは、補助記憶部150に格納される。また、画像解析部112は、読取マーカRM1が設定された位置に示されるデータを読み取る。詳細には、画像解析部112は、読取マーカRM1が設定された位置の色を読み取る。また、画像解析部112は、制御機器200から送信されたデータを、入力マーカWM1が設定された位置にデータ入力領域に入力する操作を実行し、アプリケーションに入力する。詳細には、画像解析部112は、制御機器200から送信されたデータを、入力マーカWM1が設定された位置にシングルタッチ、ダブルタッチ、プルダウン操作、入力ボックスに数値または文字入力する操作をプログラムにより実行し、データを汎用のアプリケーションに入力する。
通信制御部113は、通信部120を制御して、制御機器200と通信するものであり、汎用のアプリケーションがディスプレイ170に表示した画像に基づくデータを制御機器200により認識可能なデータに変換し、変換したデータを制御機器200に送信するものである。一例として、通信制御部113は、読取マーカRM1が設定された位置に示されたデータを制御機器200が認識可能なデータに変換し、変換したデータを制御機器200に送信する。このデータには、上述したように、読取マーカRM1が設定された位置に対応した、制御機器200が有するデバイスと、制御機器200に実行させる動作と、動作の実行条件が設定されている。また、通信制御部113は、通信部120を介して、制御機器200から送信されたデータを受信する。
制御機器200は、PLC(Programmable Logic Controller)を含み、有線または無線により情報処理装置100と通信可能に接続され、情報処理装置100から送信されたデータを受信し、情報処理装置100にデータを送信する。制御機器200には、ロボット300aおよび計測器300bが接続される。ロボット300aは、制御機器200から送信されたデータにより制御され、計測器300bは、計測した計測データを制御機器200に送信する。制御機器200は、図5に示すように、制御部210と、通信部220を備える。
制御部210は、ロボット300aを制御するための処理を行うプロセッサ230と、プロセッサ230の作業領域として用いられる主記憶部240と、プロセッサ230の処理に用いられる種々のデータおよびプログラムを格納する補助記憶部250と、を有する。主記憶部240および補助記憶部250はいずれも、バス260を介してプロセッサ230に接続される。
プロセッサ230は、MPUを含む。プロセッサ230は、補助記憶部250に格納されるプログラムを実行することにより、制御機器200の種々の機能を実現する。
主記憶部240は、RAMを含む。主記憶部240には、補助記憶部250からプログラムがロードされる。そして、主記憶部240は、プロセッサ230の作業領域として用いられる。
補助記憶部250は、EEPROMに代表される不揮発性メモリを含む。補助記憶部250は、プログラムの他に、プロセッサ230の処理に用いられる種々のデータを格納する。補助記憶部250は、プロセッサ230の指示に従って、プロセッサ230によって利用されるデータをプロセッサ230に供給し、プロセッサ230から供給されたデータを格納する。
通信部220は、情報処理装置100と通信するためのネットワークインタフェース回路を含む。通信部220は、情報処理装置100および計測器300bから信号を受信して、この信号により示されるデータをプロセッサ230へ出力する。また、通信部220は、プロセッサ230から出力されたデータを示す信号をロボット300aまたは外部の機器へ送信する。
制御部210は、補助記憶部250に格納したプログラムを実行することにより、図6に示すように、通信制御部211として機能する。
通信制御部211は、通信部220を介して、情報処理装置100と通信するものである。また、通信制御部211は、情報処理装置100から送信されたデータに基づいて、ロボット300aを制御する。また、通信制御部211は、計測器300bから送信されたデータを情報処理装置100に送信する。
つぎに、以上の構成を有する情報処理装置100が実行する設定処理および制御処理を説明する。設定処理は、汎用のアプリケーションと制御機器200とを連携するための設定を行う処理である。また、制御処理は、汎用のアプリケーションから制御機器200にデータを送信し、送信したデータに基づいてロボット300aを制御する処理である。また、制御処理は、計測器300bで測定され、制御機器200から送信されたデータを汎用のアプリケーションに入力する。
ユーザによる処理を開始させる指示に応答し、情報処理装置100は、図7に示す設定処理を開始する。また、ユーザは、制御機器200を起動する。以下、情報処理装置100が実行する設定処理をフローチャートを用いて説明する。
設定処理が開始されると、アプリケーション制御部111は、補助記憶部150に格納された汎用のアプリケーションを起動する(ステップS101)。汎用のアプリケーションが起動されると、ディスプレイ170に図4Aに示す画像が表示される。
つぎに、通信制御部113は、ユーザの操作により、制御機器200と通信設定を実行する(ステップS102)。
つぎに、ユーザは、図4Aに示す棒グラフ30により作業者が入室したか否かを判定するため、棒グラフ30の伸び縮みを判別できる位置に読取マーカRM1の位置を指定する。これにより、画像解析部112は、汎用のアプリケーションにより画像が表示されたディスプレイ170において、読取マーカRM1の位置を設定し(ステップS103)、読取マーカRM1の位置座標を図4Bに示す第1のテーブル112aに保存する。
画像解析部112は、図8に示すように、ユーザの入力により、読取マーカRM1に対応する、制御機器200が有するデバイスX1と、デバイスX1に実行させる動作と、動作を実行するか否かを判定する実行条件を設定し(ステップS104)、これらのデータを図4Bに示す第1のテーブル112aに保存する。デバイスX1に実行させる動作は、送信されたデータに基づいてロボット300aの主電源をON、OFF制御する動作である。実行条件は、読取マーカRM1が設定された位置の色が指定色であるか指定色以外であるかであり、指定色である場合、ONを示すデータが送信され、指定色以外であれば、OFFを示すデータが送信される。
つぎに、画像解析部112は、読取マーカ設定の終了指示が入力されたか否かを判定する(ステップS105)。終了指示が入力されていないと判定されると(ステップS105;No)、ステップS103に戻り、ステップS103からステップS105を繰り返す。これにより、複数の読取マーカを設定することができる。
終了指示が入力されたと判定されると(ステップS105;Yes)、画像解析部112は、ユーザに、表示されている画像内で、データ入力領域の何れかを入力マーカの位置として指定するように誘導する。画像解析部112は、汎用のアプリケーションにより表示された、図4Aに示す画像が表示されたディスプレイ170の表示領域における、ユーザに指定された位置に入力マーカWM1を設定する(ステップS106)。
画像解析部112は、図9に示すように、ユーザの入力により、入力マーカWM1に対応する、制御機器200が有するデバイスY1と、入力動作と、データを入力するか否かを判定する入力条件を設定し(ステップS107)これらのデータを図4Cに示す第2のテーブル112bに保存する。これにより、入力マーカWM1とデバイスY1とが紐付けられる。また、ここでの入力動作は、シングルタッチにより汎用のアプリケーションにデータを入力する動作である。画像解析部112は、ユーザによりシングルタッチして入力する動作をプログラムにより実行し、汎用のアプリケーションにデータを入力する。
つぎに、画像解析部112は、入力マーカ設定の終了指示が入力されたか否かを判定する(ステップS108)。終了指示が入力されていないと判定されると(ステップS108;No)、ステップS106に戻り、ステップS106からステップS108を繰り返す。これにより、複数の入力マーカを設定することができる。
終了指示が入力されたと判定されると(ステップS108;Yes)、設定処理を終了する。また、制御処理は、計測器300bで測定され、制御機器200から送信されたデータを汎用のアプリケーションに入力する。
以上のように、設定処理が実行されると、汎用のアプリケーションから制御機器200にデータを送信し、送信したデータに基づいてロボット300aを制御することが可能となる。つぎに、ロボット300aを制御する制御処理について説明する。
ユーザによる処理を開始させる指示に応答し、情報処理装置100は、図10に示す制御処理を開始する。
制御処理が開始されると、通信制御部113は、制御機器200と通信テストを実行する(ステップS201)。また、ユーザは、制御機器200の連携用プログラムを実行する。制御機器200の連携用プログラムが実行されると、制御機器200から情報処理装置100にトリガ信号が送信され、通信制御部113は、制御機器200と通信設定を実行する(ステップS202)。
通信設定が実行されると、制御機器200から汎用のアプリケーションを起動するデータが送信され、アプリケーション制御部111は、制御機器200から送信されたデータに基づいて、補助記憶部150に格納された汎用のアプリケーションを起動する(ステップS203)。
つぎに、画像解析部112は、作業者が入室したか否かを判定するため、汎用のアプリケーションにより、図4Aに示すディスプレイ170に表示された画像における読取マーカRM1が設定された位置に示されたデータを読み取る(ステップS204)。具体的には、画像解析部112は、図4Bに示す第1のテーブル112aを参照して、第1のテーブル112aに保存された読取マーカRM1の位置座標に基づいて、画像における読取マーカRM1が設定された位置に示されたデータを読み取る。画像解析部112は、ディスプレイ170に表示された画像のスクリーンショット画像から、読取マーカRM1が設定された位置の画像の赤色成分、青色成分、緑色成分の強度をそれぞれ検出し、指定色か指定色以外か判定する。
つぎに、通信制御部113は、作業者が入室したか否かを示すデータを送信するため、ステップS204で読み取った、読取マーカRM1が設定された位置に示されたデータを制御機器200に送信する(ステップS205)。このデータは、図4Bに示す第1のテーブル112aに保存され、読取マーカRM1が設定された位置に対応した、制御機器200が有するデバイスX1と、制御機器200が有するデバイスX1に実行させる動作と、動作の実行条件が設定されている。このため、読取マーカRM1が設定された位置の色が指定色である場合、ONを示すデータ、指定色以外である場合、OFFを示すデータを制御機器200のデバイスX1に送信する。これにより、制御機器200は、デバイスX1に送信されたONを示すデータまたはOFFを示すデータに基づいて、ロボット300aを制御する。
つぎに、通信制御部113は、通信部120を介して、制御機器200が有するデバイスから送信されたデータを受信する(ステップS206)。
つぎに、画像解析部112は、デバイスY1から送信されたデータが送信元のデバイスY1のID(IDentification)を含むため、図4Cに示す第2のテーブル112bに保存されたデータを参照すると、デバイスY1から送信されたデータは、入力マーカWM1が設定された座標位置に対応しているため、制御機器200が有するデバイスY1から送信されたデータを、入力マーカWM1が設定された座標位置に入力操作を実行することにより汎用のアプリケーションに入力する(ステップS207)。また、図7に示すステップS107で設定したように、デバイスY1からONを示すデータが送信された場合、データ入力動作は、シングルタッチにより汎用のアプリケーションにデータを入力する動作であり、デバイスY1からOFFを示すデータが送信された場合、データ入力動作は、実施されない。画像解析部112は、ユーザがディスプレイ170に実行するタッチ操作と同様の操作をプログラムにより実行する。
つぎに、画像解析部112は、終了指示が入力されたか否かを判定する(ステップS208)。終了指示が入力されていないと判定されると(ステップS208;No)、ステップS204に戻り、ステップS204からステップS208を繰り返す。終了指示が入力されたと判定されると(ステップS208;Yes)、制御処理を終了する。
つぎに、情報処理装置100が実行する設定処理および受信処理を、図11に示すように、作業者の入退出管理を含む労務管理を実行する汎用のアプリケーションにより画像が表示されたディスプレイ170の表示領域に読取マーカRM1、RM2および入力マーカWM1、WM2を設定して制御機器200を制御する例について説明する。
ユーザによる処理を開始させる指示に応答し、情報処理装置100は、図7に示す設定処理を開始する。また、ユーザは、制御機器200を起動する。
設定処理が開始されると、アプリケーション制御部111は、補助記憶部150に格納された汎用のアプリケーションを起動する(ステップS101;図7)。これにより、ディスプレイ170には、汎用のアプリケーションにより画像が表示される。この画像は、ユーザが指でタッチすると汎用のアプリケーションに入力することができるタッチポイント10、文字または数字を入力する入力ボックス20、作業者が入室したか否かが棒グラフ30を含む。
つぎに、画像解析部112は、汎用のアプリケーションにより画像が表示されたディスプレイ170の表示領域における、ユーザに指定された位置に読取マーカRM1を設定する(ステップS103;図7)。ここでは、読取マーカRM1は、棒グラフ30が伸びることにより、作業者が入室したか否かを判定できる位置に設定される。
画像解析部112は、読取マーカRM1が設定された位置に対応した、制御機器200が有するデバイスX1と、制御機器200が有するデバイスX1に実行させる動作と、動作を実行させるか否かを判定する実行条件を設定する(ステップS104;図7)。実行動作は、デバイスX1によりロボット300aの主電源をON、OFFする動作であり、実行条件は、読取マーカRM1が設定された位置の色が指定色であるか否かにより判定される。棒グラフ30が伸びることにより、読取マーカRM1が設定された位置の色が指定色であると、作業者が入室したと判定され、ONを示すデータが送信され、指定色以外では、OFFを示すデータが送信される。これらのデータは、第1のテーブル112aに保存する。
つぎに、終了指示が入力されていないと判定されると(ステップS105;No;図7)、画像解析部112は、汎用のアプリケーションにより画像が表示されたディスプレイ170の表示領域における、ユーザに指定された位置に読取マーカRM2を設定する(ステップS103;図7)。この例では、読取マーカRM2は、ディスプレイ170の表示領域における、空気の清浄度を示すメータの画像が表示された領域に設定される。
つぎに、画像解析部112は、読取マーカRM2が設定された位置に対応した、制御機器200が有するデバイスX2と、制御機器200が有するデバイスX2に実行させる動作と、動作を実行するか否かを判定する実行条件を設定する(ステップS104;図7)。実行動作は、読取マーカRM2が設定された領域の画像を解析して数値変換し、数値変換された数値を示すデータD2をデバイスX2に送信するものである。動作の実行条件は、なしである。データD2は、ロボット300aに備わる空気清浄機のファンのモータの出力を示すデータである。
終了指示が入力されたと判定されると(ステップS105;Yes;図7)、画像解析部112は、汎用のアプリケーションにより画像が表示されたディスプレイ170の表示領域における、ユーザに指定された位置に入力マーカWM1を設定する(ステップS106;図7)。
つぎに、画像解析部112は、入力マーカWM1が設定された位置に対応した、制御機器200から送信されたデータと、データを汎用のアプリケーションに入力する入力条件と、の対応を設定する(ステップS107;図7)。制御機器200から送信されたデータは、制御機器200が有するデバイスY1から送信されたデータD3であり、入力動作は、シングルタッチであり、入力条件は、データD3がONを示す場合である。
つぎに、終了指示が入力されていないと判定されると(ステップS108;No;図7)、画像解析部112は、汎用のアプリケーションにより画像が表示されたディスプレイ170の表示領域における、ユーザに指定された位置に入力マーカWM2を設定する(ステップS106;図7)。入力マーカWM2は、ディスプレイ170の表示領域における、数値を入力するボックスが表示された領域に設定される。
画像解析部112は、入力マーカWM2が設定された位置に対応した、制御機器200から送信されたデータと、データの入力条件を設定する(ステップS107;図7)。制御機器200から送信されたデータは、制御機器200が有するデバイスY2から送信されたデータD4であり、入力動作は、データD4が示す数値を入力する動作であり、入力条件は、なしである。
終了指示が入力されたと判定されると(ステップS108;Yes;図7)、設定処理を終了する。
設定処理を行った後、ユーザが情報処理装置100により制御機器200を制御する場合、ユーザは、情報処理装置100に図10に示す制御処理を開始する操作を実施する。また、ユーザは、制御機器200を起動する。
制御処理が開始されると、通信制御部113は、制御機器200と通信テストを実行する(ステップS201;図10)。つぎに、ユーザが、制御機器200の連携用プログラムを実行すると、通信制御部113は、制御機器200と連携機能を実行する(ステップS202;図10)。連携機能が実行されると、制御機器200から汎用のアプリケーションを起動するデータが送信され、アプリケーション制御部111は、制御機器200から送信されたデータに基づいて、補助記憶部150に格納された汎用のアプリケーションを起動する(ステップS203;図10)。
つぎに、画像解析部112は、汎用のアプリケーションにより、図11に示すディスプレイ170に表示された画像における読取マーカRM1、RM2が設定された位置に示されたデータを読み取る(ステップS204;図10)。読取マーカRM1が設定された位置の色が指定色である場合、ONを示すデータD1、指定色以外では、OFFを示すデータD1が得られる。読取マーカRM2が設定された領域の画像を解析して数値変換することによりデータD2が得られる。
つぎに、通信制御部113は、通信部120を介して、ステップS203で読み取った、読取マーカRM1、RM2が設定された位置に示されたデータD1、D2を制御機器200に送信する(ステップS205;図10)。データD1は、読取マーカRM1が設定された位置の色が指定色である場合、ONを示すデータであり、指定色以外では、OFFを示すデータであり、デバイスX1に送信される。データD2は、読取マーカRM2が設定された領域の画像を解析して数値変換し、数値変換された数値を示すデータであり、デバイスX2に送信される。データD1、D2がデバイスX1、X2に送信されると、制御機器200は、デバイスX1、X2に送信されたデータD1、D2に基づいてロボット300aを制御する。一例として、データD1は、ロボット300aの主電源をON、OFF制御するデータであり、データD2は、ロボット300aに備えられた空気清浄機のファンのモータの出力を示すデータである。
つぎに、通信制御部113は、制御機器200から送信されたデータを受信する(ステップS206;図10)。ここでは、制御機器200から送信されたデータD3、D4を受信する例について説明する。データD3、D4は、計測器300bからそれぞれ制御機器200のデバイスY1、Y2に送信され、デバイスY1、Y2に保存されたものである。制御機器200のデバイスY1、Y2は、第2のテーブル112bにより対応付けられ、それぞれ入力マーカWM1、WM2に対応している。一例として、データD3は、計測器300bで作業者が作業する場所の温度を計測したデータであり、計測した温度が基準温度以上である場合、ONを示すデータであり、基準温度未満である場合、OFFを示すデータである。データD4は、作業者が生産した製品数を示す数値データである。

つぎに、画像解析部112は、制御機器200から送信されたデータD3、D4を、それぞれ入力マーカWM1、WM2が設定された位置に入力する操作を実行して、汎用のアプリケーションに入力する(ステップS207;図10)。データD3は、デバイスY1から送信されたものであり、第2のテーブル112bに基づいて、入力動作は、シングルタッチの操作により汎用のアプリケーションにデータを入力する動作であり、入力条件は、データD3がONを示す場合であることが特定される。計測した温度が基準温度以上である場合、データD3は、ONを示すデータであり、入力マーカWM1の位置にシングルタッチの入力操作をプログラムにより実施することによりデータD3を汎用のアプリケーションに入力する。また、制御機器200から送信されたデータD4は、デバイスY2から送信されたデータであり、第2のテーブル112bにより入力動作は、データD4が示す数値を入力する動作であり、入力条件は、なしであることが特定される。データD4は、作業者が生産した製品数を示す数値データであり、入力マーカWM2が設定された位置に入力する操作をプログラムにより実行し、汎用のアプリケーションに入力される。これにより、作業者が作業する場所の温度が基準温度以上である場合、このデータが汎用のアプリケーションに記録される。また、作業者が生産した製品数が汎用のアプリケーションに入力される。これらのデータは、労務管理に用いられる。
つぎに、画像解析部112は、終了指示が入力されたか否かを判定する(ステップS208;図10)。終了指示が入力されていないと判定されると(ステップS208;No;図10)、ステップS204に戻り、ステップS204からステップS208を繰り返す。終了指示が入力されたと判定されると(ステップS208;Yes;図10)、制御処理を終了する。
上記構成を有する情報処理装置100は、汎用のアプリケーションによりディスプレイ170に表示された画像から得られるデータに基づいて、汎用のアプリケーションを制御機器200に連携できる。このため、情報処理装置100で動作する様々な既成のアプリケーションと制御機器を容易に連携させることが可能となる。従って、連携対象のアプリケーションごとに連携のための専用のアプリ・機能を開発する必要がなくなり、開発コストの削減が可能である。また、ユーザが情報処理装置100上の操作で連携の仕方を決めることができるため、プログラミングの専門知識を持たないユーザも連携システムを構築することが可能となる。また、上記では、作業者の入退出管理を実行する汎用のアプリケーションを制御機器200に連携させる例について説明しているが、情報処理装置100は、どのような汎用のアプリケーションでも制御機器200と連携することができる。アプリケーションと連携する制御機器200を含めた設備の制御を、汎用のアプリケーションで行うことが可能となり、システム構築の幅が広がる。また、制御機器200と汎用のアプリケーションの連携により、汎用のアプリケーションの操作を自動化することで、ユーザが情報処理装置100を操作する際の、入力の手間、ミスを削減することが可能である。
(変形例)
また、情報処理装置100の画像解析部112は、読取マーカRM1、RM2および入力マーカWM1、WM2を設定せずに、汎用のアプリケーションにより表示された画像からデータを読み取り、または汎用のアプリケーションにデータを入力してもよい。この場合、画像解析部112は、汎用のアプリケーションによりディスプレイ170に表示された画像を、人工知能、機械学習またはパターン認識のうち1つまたはこれらの組み合わせにより解析する。この場合、画像解析部112は、ユーザにより指定された項目を示すデータをディスプレイ170に表示された画像から、人工知能、機械学習またはパターン認識のうち1つまたはこれらの組み合わせにより制御機器200に送信するデータを抽出する。一例として、作業者が入室したか否かを判定する場合、作業者が入室しているときに汎用のアプリケーションにより表示された画像と、作業者が入室していないときに汎用のアプリケーションにより表示された画像と、を含む教師データを用いて、機械学習し、汎用のアプリケーションにより表示された画像から作業者が入室したか否かを判定する判定モデルを作成する。画像解析部112は、この判定モデルを用いて、汎用のアプリケーションにより表示された画像から作業者が入室したか否かを判定する。具体的には、画像解析部112は、ディスプレイ170に表示した画像をスクリーンショット機能などで取得し、その画像データに対して解析を行う。解析の手法としては、例えば、画像の画素値による色の認識または文字認識(OCR:Optical character recognition)を含む様々な手法が適用できる。
また、上述の実施の形態では、情報処理装置100の画像解析部112が汎用のアプリケーションにより表示された画像を読み取り、かつ汎用のアプリケーションにデータを入力する例について説明したが、画像解析部112は、汎用のアプリケーションにより表示された画像の読み取りと、汎用のアプリケーションへのデータの入力と、の何れかのみを実行してもよい。このようにすることで、汎用のアプリケーションから制御機器200にデータを送信する場合のみ、または制御機器200から汎用のアプリケーションにデータを送信する場合のみ、に対応することが可能である。
また、情報処理装置100は、カメラを備えてもよい。この場合、汎用のアプリケーションは、カメラで撮像した画像を表示するものであり、画像解析部112は、カメラで撮像した画像を取得し、該画像を解析してもよい。この場合、画像解析部112は、文字認識により、画像データを文字データに変換してもよい。また、一例として、カメラで作業所内を撮像し、画像解析部112は、作業所内を撮像した画像を画像認識することにより作業所内に作業者が存在するか存在しないかを判定し、作業者が存在する場合、制御機器200で制御する装置をONするデータを制御機器200に送信してもよい。また、カメラで、制御機器200に連動しない計測器の表示部の画像を撮像し、画像解析部112は、カメラで撮像された画像に写る表示部に表示された画像を文字認識により数値データに変換してもよい。このようにすることで、制御機器200に連動しない計測器で測定したデータを制御機器200に送信することができる。
また、上述の実施の形態では、情報処理装置100のアプリケーション制御部111が、1つの汎用のアプリケーションを実行する場合について説明したが、アプリケーション制御部111は、複数の汎用のアプリケーションを実行して、複数の汎用アプリケーションの画像を同時にディスプレイ170に表示してもよい。情報処理装置100が第1のアプリケーションと第2のアプリケーションとを実行する場合、情報処理装置100の画像解析部112は、第1のアプリケーションにより表示された画像からデータを読み取り、得られたデータを制御機器200に送信し、制御機器200から送信されたデータを第2のアプリケーションに入力してもよい。このようにすることで、ユーザが、第1のアプリケーションに表示された画像から得られるデータを制御機器200に入力し、制御機器200から得られたデータを第2のアプリケーションに入力することを自動化することが可能となる。
上述の実施の形態においては、情報処理装置100が備える操作部180とディスプレイ170とが、タッチパネルディスプレイ装置を構成する例について説明した。操作部180は、GUI(Graphical User Interface)を含めばよく、マウスまたはタッチパッドにより、入力を受け付けるものであってもよい。この場合であっても、汎用のアプリケーションによりディスプレイ170に表示された画像を解析した解析結果に基づいて、汎用のアプリケーションと制御機器200とを容易に連携できる。
上述の実施の形態では、制御システム1は、FAシステムの制御システムとして用いられる例について説明したが、情報処理装置100のディスプレイ170に表示された画像に基づいて、制御機器200を制御するものであればよく、制御システム1は、任意の装置または機器に用いることができ、エレベータまたはホームドアを制御する制御システムとして用いられてもよい。
上述の実施の形態では、情報処理装置100の制御部110は、1つのプロセッサ130を備える構成を示したが、複数のプロセッサ130が連携して上述の機能を実行してもよい。また制御部110は複数の主記憶部140および補助記憶部150を備えてもよい。その他、制御機器200を含む上記のハードウェア構成は一例であり、任意に変更および修正が可能である。
制御システム1、情報処理装置100および制御機器200は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、上述の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read-Only Memory)など)に格納して配布し、上記コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する制御システム1を構成してもよい。また、通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に上記コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロードすることで制御システム1、情報処理装置100および制御機器200を構成してもよい。
また、制御システム1、情報処理装置100および制御機器200の機能を、OSとアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体または記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に上記コンピュータプログラムを掲示し、通信ネットワークを介して上記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行してもよい。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。すなわち、この開示の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、この開示の範囲内とみなされる。
1…制御システム、100…情報処理装置、110、210…制御部、111…アプリケーション制御部、112…画像解析部、113、211…通信制御部、120、220…通信部、130、230…プロセッサ、140、240…主記憶部、150、250…補助記憶部、160、260…バス、170…ディスプレイ、180…操作部、200…制御機器、300a…ロボット、300b…計測器

Claims (9)

  1. ディスプレイに画像を表示するアプリケーションを実行するアプリケーション制御部と、
    前記アプリケーションにより前記ディスプレイに表示された画像を解析する画像解析部と、
    前記画像解析部により前記画像を解析した解析結果に基づいて、前記アプリケーションが前記ディスプレイに表示した前記画像に基づくデータを制御機器が認識可能なデータに変換し、変換したデータを前記制御機器に送信する通信制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記画像解析部は、前記アプリケーションにより画像が表示された前記ディスプレイの表示領域においてデータ入力領域を特定し、前記制御機器から送信されたデータを前記データ入力領域に基づいて、前記アプリケーションに入力する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記画像解析部は、前記アプリケーションにより画像が表示された前記ディスプレイの表示領域おいて、データを読み取る位置を示す読取マーカの位置を設定し、前記読取マーカが設定された位置に表示されているデータを読み取る、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像解析部は、前記アプリケーションにより画像が表示された前記ディスプレイの表示領域において、データを入力する位置を示す入力マーカを設定し、データが前記制御機器から送信されると、前記入力マーカが設定された位置に基づいて、前記データを前記アプリケーションに入力する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記画像解析部は、前記アプリケーションにより前記ディスプレイに表示された画像を、人工知能、機械学習またはパターン認識のうち1つまたはこれらの組み合わせにより解析する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 前記アプリケーションは、カメラで撮像した画像を前記ディスプレイに表示するものであり、
    前記画像解析部は、前記ディスプレイに表示された画像を解析する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  7. 請求項1または2に記載の情報処理装置と、
    前記情報処理装置と通信する前記制御機器と、
    を備える制御システム。
  8. ディスプレイに画像を表示するアプリケーションを備える情報処理装置を用いて、
    前記アプリケーションにより前記ディスプレイに表示された画像を解析する画像解析ステップと、
    前記画像解析ステップにより前記画像を解析した解析結果に基づいて、前記アプリケーションが前記ディスプレイに表示した前記画像に基づくデータを制御機器が認識可能なデータに変換し、変換したデータを前記制御機器に送信する通信制御ステップと、
    を備える情報処理方法。
  9. ディスプレイに画像を表示するアプリケーションを備えるコンピュータを、
    前記アプリケーションにより前記ディスプレイに表示された画像を解析する画像解析部、
    前記画像解析部により前記画像を解析した解析結果に基づいて、前記アプリケーションが前記ディスプレイに表示した前記画像に基づくデータを制御機器が認識可能なデータに変換し、変換したデータを前記制御機器に送信する通信制御部、
    として機能させるプログラム。
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