JP7209731B2 - エアリアルueのためのエアボーンステータス態依存のアップリンク電力制御関連タスク - Google Patents

エアリアルueのためのエアボーンステータス態依存のアップリンク電力制御関連タスク Download PDF

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Description

<関連出願>
本出願は、2018年4月5日に出願された米国仮特許出願第62/653,493号、および2018年4月6日に出願された米国仮特許出願第62/653,871号の利益を主張し、これらの開示はその全体が参照によりここで組み込まれている。
本開示は、セルラー通信ネットワークにおけるエアリアル(空中)ユーザ装置(UE)に関し、より具体的には、空中UEのためのアップリンク電力制御関連タスクの性能に関する。
ロングタームエボリューション(LTE)のダウンリンクおよびアップリンク
LTEはダウンリンクで直交周波数分割多重化(OFDM)を、アップリンクで離散フーリエ変換(DFT)拡散OFDMを用いる。したがって、基本的なLTEダウンリンク物理リソースは、図1に示すような時間-周波数グリッドとして見ることができ、ここで、各リソースエレメントは、1つのOFDMシンボル間隔における、1つのOFDMサブキャリアに対応する。
時間領域では、LTEダウンリンク送信は、10ミリ秒(ms)の無線フレームで構成され、各無線フレームは、図2に示すように、長さTsubframe = 1msである10個の等しいサイズのサブフレームからなる。
さらに、LTEにおけるリソース割り当ては、典型的には、リソースブロック(RB)に関して記述され、ここで、リソースブロックは、時間領域において1スロット(0.5ms)に対応し、周波数領域において12個の連続するサブキャリアに対応する。リソースブロックは、周波数領域で、システム帯域幅の一端から0で始まる番号を付与されている。
ダウンリンク送信は、動的にスケジュールされる。すなわち、各サブフレームにおいて、強化されまたは進化したノードB(eNB)は、現行のダウンリンクサブフレームにおいて、どのユーザ装置デバイス(UE)データが送信され、どのリソースブロックにデータが送信されるかに関する制御情報を送信する。この制御シグナリングは、典型的には、各サブフレーム内の最初の1、2、3、または4つのOFDMシンボルで送信される。3つのOFDMシンボルを制御対象としたダウンリンクシステムを図3 に示す。
LTEでは、いくつかの物理チャネルがサポートされる。
以下は、LTEにおいてサポートされる物理チャネルのいくつかである。
● 物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)
● 物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)
● 拡張PDCCH (EPDCCH)
● 物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)
● 物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)
PDSCHは、主に、ユーザトラフィックデータおよび上位レイヤメッセージを搬送するために使用される。PDSCHは、図3に示す制御領域外のダウンリンクサブフレームで送信され、PDCCHとEPDCCHの両方が、ダウンリンク制御情報(DCI)を搬送するために使用される。PDCCHは、ダウンリンクサブフレームの制御領域で送信され、EPDCCHは、PDSCHと同じ領域で送信される。PUSCHは、アップリンクにおいてユーザデータおよび/またはアップリンク制御情報(UCI)を搬送するために使用され、PUCCHは、アップリンクにおいてのみUCIを搬送するために使用される。
LTEは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)を使用し、サブフレームにおいてダウンリンクデータを受信した後、UEは、それをデコードしようと試み、デコードが成功したか(アクノレッジメント(ACK))否か(ネガティブアクノレッジメント(NACK))をeNBに報告する。デコードの試行に失敗した場合、eNBはエラーとなってしまったデータを再送することができる。
UEからeNBへのアップリンク制御シグナリングは、以下のもので構成される。
● 受信されたダウンリンクデータに対するHARQ肯定応答(アクノレッジメント)
● ダウンリンクスケジューリングを補助するものとして使用される、ダウンリンクチャネル状態に関連するUEレポート
● UEがアップリンクデータ送信のためにアップリンクリソースを必要としていることを示すスケジューリングリクエスト
UEがデータ送信のためのアップリンクリソースを割り当てられていない場合、L1/L2制御情報(チャネル状態情報レポート、HARQアクノレッジメント、およびスケジューリングリクエスト)は、PUCCH上の、アップリンクL1/L2制御のために特に割り当てられたアップリンクリソース(リソースブロック)で送信される。図4に示すように、これらのリソースは、利用可能なすべてのセル帯域幅のうちの端に位置する。このようなリソースの各々は、アップリンクサブフレームの2つのスロットの各々の中の12個の「サブキャリア」(1つのリソースブロック)から構成され、周波数ダイバーシティを提供するために、これらの周波数リソースは、スロット境界で周波数ホッピングされ、すなわち、1つの「リソース」は、サブフレームの第1のスロットの中のスペクトルの上部の12個のサブキャリアと、サブフレームの第2のスロットの中のスペクトルの下部の等しいサイズのリソースとから構成され、またはその逆で構成される。より多くのリソースがアップリンクL1/L2制御シグナリングのために必要とされる場合、例えば、非常に大きな送信帯域幅全体が多数のユーザをサポートする場合、追加のリソースブロックが、以前に割り当てられたリソースブロックの次に割り当てられ得る。
アップリンクでデータを送信するには、端末にPUSCHでデータ送信用のアップリンクリソースが割り当てられている必要がある。図5は、2人のユーザ(図ではユーザ1およびユーザ2として示される)へのPUSCHリソース割り当ての例を示す。各スロットの中央のシンボルは、基準シンボルを送信するために使用される。UE にデータ送信用のアップリンクリソースが割り当てられていて、同時に送信対象の制御情報がある場合、PUSCH 上でデータとともに制御情報が送信される。
LTEにおけるPDCCHおよびEPDCCH
PDCCHおよびEPDCCHは、スケジューリング決定および電力制御コマンドなどのDCIを搬送するために使用される。より具体的には、DCIは、以下を有することができる。
● PDSCHリソースインジケーション、トランスポートフォーマット、HARQ情報、および空間多重化に関連する制御情報(適用可能な場合)を有する、ダウンリンクスケジューリング割り当て。ダウンリンクスケジューリング割り当ては、ダウンリンクスケジューリング割り当てに応答して、HARQ ACKの送信のために使用されるPUCCHの電力制御のためのコマンドも有する。
● PUSCHリソースインジケーション、トランスポートフォーマット、およびHARQ関連情報を有する、アップリンクスケジューリンググラント。アップリンクスケジューリンググラントはまた、PUSCHの電力制御のためのコマンドを有する。
● 1セットの端末に対する電力制御コマンドは、スケジューリング割り当て/グラントに含まれるコマンドの補足物である。
1つのPDCCH/EPDCCH は、上記のいずれかのフォーマットを持つ1つのDCI メッセージを搬送する。複数の端末をダウンリンクとアップリンクの両方で同時にスケジュールできるため、各サブフレーム内で複数のスケジューリングメッセージを送信する可能性がなければならない。各スケジューリングメッセージは、別個のPDCCH/EPDCCHリソース上で送信され、したがって、一般に、各セル内に複数の同時PDCCH/EPDCCH送信が存在する。さらに、異なる無線チャネル条件をサポートするために、無線チャネル条件に一致するようにPDCCH/EPDCCHのためのリソース使用を適合させることによって、PDCCH/EPDCCHのコードレートが選択される、リンクアダプテーションが使用されることがある。
異なるDCIフォーマットが、ダウンリンクおよびアップリンクのためにLTEにおいて定義されている。例えば、DCIフォーマット0および4は、アップリンクデータスケジューリングのために使用され、DCIフォーマット1、1A、1B、1C、1D、2、2A、2B、2C、および2Dは、ダウンリンクデータスケジューリングのために使用される。ダウンリンクまたはアップリンクのいずれかにおける異なる送信モードのために、様々なDCIフォーマットが設計されている。例えば、DCIフォーマット0は、UEにおける単一の送信アンテナを用いたアップリンクデータ送信のためのものであり、一方、DCIフォーマット4は、UEが2つ以上の送信アンテナを有する多入力多出力(MIMO)を用いたアップリンクデータ送信のためのものである。さらに、DCIフォーマット3および3Aは、UEのグループのためのPUCCHおよびPUSCHのアップリンク電力制御専用である。LTEにライセンスアシステッドアクセス(LAA)、マシンタイプ通信 (MTC)、狭帯域インターネットオブシングス(NB-IoT)を導入したことに伴い、追加のDCIのフォーマットが加えられた。例えば、DCIフォーマット0A、0B、0C、4A、4B、6-0A、および6-0Bが、アップリンクデータスケジューリングのために導入された。
各DCI には通常、複数のビットフィールドが含まれる。的確なフィールドは、あるDCIフォーマットから他のものに変化する。一般的なビットフィールドには以下がある。
● リソース割り当て
● 変調および符号化方式(MCS)および冗長バージョン
● PUSCH (アップリンク関連DCI、例えばDCIフォーマット0および4)またはPUCCH (ダウンリンク関連DCI、例えばDCIフォーマット1および2)のための送信電力制御(TPC)コマンド。
1つのPDCCH/EPDCCH は、上記のいずれかのフォーマットを持つ1つのDCI メッセージを搬送する。複数の端末をダウンリンクとアップリンクの両方で同時にスケジュールできる必要があるため、各サブフレーム内で複数のスケジューリングメッセージを送信する可能性がなければならない。各スケジューリングメッセージは、別個のPDCCH/EPDCCHリソース上で送信され、したがって、一般に、各セル内に複数の同時のPDCCH/EPDCCH送信が存在する。LTEネットワークにおける空中UEによって引き起こされる干渉
空を飛行するドローンまたは他のエアリアルビークル(空中機)に取り付けられたUEは、隣接セルに対して見通し線(LOS)状態である確率が高いために、隣接セルにおいてアップリンク干渉を引き起こす可能性がある。このようなUEが地上のサービングeNBまたはネットワークノードに信号を送信すると、その信号は、同程度のレベルの受信信号電力で隣接eNBに到達し、これは隣接セルによってサービスを提供されているUEへの干渉を引き起こす可能性がある。一例が図6に示されており、ドローン上のUE3はeNB3によってサービスを提供されており、UE1からアップリンク信号を受信しているeNB1に干渉を引き起こす可能性があり、また隣接セル内のUE2からアップリンク信号を受信しているeNB2に干渉を引き起こす可能性がある。図6の例がドローン上のUE3を示すとしても、この例で説明される干渉問題は、UE3自体がドローンUEである場合にも存在することに留意されたい。
そのようなアップリンク干渉は、既存のセルラーネットワークにおいてドローンまたはドローンUEに接続されたUEへのサービスを可能にするために、制御/緩和される必要がある。
既存の地上LTEネットワークによりエアリアルビークルにサービスを提供することに関する第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の研究において、多数の解決策が提案されている。それらのいくつかは、3GPPテクニカルレポート(TR)36.777[1]に記載されているアップリンク電力制御に関連する。
LTEにおけるアップリンク電力制御
LTEにおいて、サービスキャリアc上でのPUSCHの電力制御方法の1つは、以下の数1[2]の式によって与えられる。数1の式は、UEがサブフレームi'においてPUSCHを用いて他のチャネルを送信しない場合に適用可能であることに留意されたい。
本開示において提示されるアイデアは、UEがサブフレームi'においてPUSCHを用いて他のチャネルを送信しない場合について説明されるが、このアイデアは、UEがPUSCHを用いて他のチャネル(PUCCHなど)を送信する場合に容易に拡張可能である。
Figure 0007209731000001
ここで、j=0は、セミパーシステントグラントを使用してスケジュールされたPUSCHの送信または再送信に対応し、j=1は、動的グラントを使用してスケジュールされたPUSCHの送信または再送信に対応し、j=2は、ランダムアクセスレスポンスグラントを使用してスケジュールされたPUSCHの送信または再送信に対応する。
数1からの他の表記は以下のとおりである。
● PCMAX,c (i')は、サービングセルcのためのサブフレームi'におけるデシベルミリワット(dBm)を単位として構成(設定)されたUE送信電力である。
● MPUSCH,c (i')は、サブフレームi'とサービングセルcに有効なリソースブロック数で表されるPUSCHリソース割り当ての帯域幅である。
● PO_PUSCH,c (j)は、サービングセルcについてのセル固有の成分PO_NORMAL_PUSCH,c (j)とUE固有の成分PO_UE_PUSCH,c (j)との和から構成される、dBmを単位とした開ループ電力制御パラメータである。TS 36.213[2]の5.1.1.1節で議論されているように、j=0とj=1に対しては、成分PO_NORMAL_PUSCH,c (j)とPO_UE_PUSCH,c (j)は上位レイヤによって構成される。j=2の場合、PO_UE_PUSCH,c (j)=0であり、かつ、PO_NORMAL_PUSCH,c (j) = PO_PRE + ΔPREAMBLE_Msg3であり、ここでPO_PREおよびΔPREAMBLE_Msg3は上位レイヤによって構成される追加パラメータである。
● αc (j)は、サービングセルcの部分経路損失補償電力制御パラメータである。j=0,j=1に対して、αc(j)∈{0,0.4,0.5,0.6,0.7,0.8,0.9,1}は上位レイヤにより提供される3ビットのパラメータである。j=2の場合、αc (j)=1である。リリース14までのLTEでは、αc (j)は、セル固有の方法で構成されることに留意されたい。
● PLcは、デシベル(dB)を単位とし、サービングセルcについてUEで演算されたダウンリンク経路損失推定値であり、PLc = referenceSignalPower - 上位レイヤでフィルタリングされた基準信号受信電力(RSRP)であり、ここで、referenceSignalPowerは上位レイヤによって提供され、RSRPは、そのサービングセルについてのUEでの基準信号受信電力である。
● ΔTF,c (i')は、受信信号対雑音比(SINR)が、eNBによって選択された所与のMCS (すなわち、PUSCHデータレート)に必要とされるSINRと一致することを保証するために使用されうるオフセットである。また、ΔTF,c (i')をゼロに設定することも可能であり、この場合、PUSCHの受信電力は、eNBによって選択されたPO_PUSCH,c (j)の値によって与えられる特定のMCSと整合する。
● fc (i') = fc (i'-1) + δPUSCH,c (i' - KPUSCH) は、累算が有効な場合におけるサービングセルcについての現在のPUSCH 電力制御調整状態であり、累算が有効でない場合はfc (i') = δPUSCH,c (i' - KPUSCH) である。なお、δPUSCH,c (i' - KPUSCH)は、TPCコマンドとも呼ばれる補正値であり、サブフレームi' - KPUSCHのダウンリンク制御チャネルにおいてUEにシグナリングされる。周波数分割デュープレックス(FDD)システムの場合、KPUSCHは4に等しい。時分割デュープレックス(TDD)システムの場合、KPUSCHの値は、技術仕様書(TS)36.213[2]の5.1.1.1節で与えられている。累算が有効な場合、UE は以下の手順に従う。
○ PCMAX,c (i')がサービングセルcについてUEによって到達された場合、正のTPCコマンドは、サービングセルcについて累算されない。
○ UEが最小電力に達した場合、負のTPCコマンドは、サービングセルcについて累算されない。
○ PO_UE_PUSCH,c (j) の値が上位レイヤによって変更された場合、UE は、サービングセルc の累算をリセットする。
○ UEがサービングセルcのためのランダムアクセスレスポンスメッセージを受信すると、UEは、サービングセルcについての累算をリセットする。
上記の電力制御は、開ループ部分である10log10 (MPUSCH,c (i')) + PO_PUSCH,c (j) + αc (j) * PLc + ΔTF,c (i') と、閉ループ部分であるfc (i') の2つで構成されている。開ループ部分は、経路損失推定PLcと、割り当てられたPUSCH帯域幅MPUSCH,c (i')と、変調および符号化レートΔTF,c (i')と、ターゲット受信電力PO_PUSCH,c (j)とに基づいて、近似送信電力を推定するために、UEによって使用される。閉ループ電力制御は、ターゲット受信信号電力PO_PUSCH,c (j)およびネットワークノードにおける実際のPUSCH受信電力に基づいて、端末の送信電力を微調整するために使用される。閉ループ制御は、eNBによってTPCコマンドをUEに送信し、その送信電力を調整するようにUEに要求することによって行われる。PO_PUSCH,c (j)は、公称のMCSにおけるRB当たりのターゲット受信電力であることに留意されたい。複数のRB がスケジュールされているとき、および/または、異なるMCS で、すなわち、MPUSCH,c (i') + ΔTF,c (i') の量によって、調整される。
PUCCHおよびサウンディング基準信号(SRS)電力制御を有する他のアップリンク電力制御方法は、TS 36.213[2]のセクション5に見ることができ、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)電力制御は、TS 36.213[3]のセクション6.1に見ることができる。
サブフレームi'におけるPUSCH/PUCCH送信のために構成されていないTDDサービングセルc(TS 36.213[2]のセクション5.1.3.1で論じられるようなフレーム構造タイプ2を有する)の場合、サブフレームi'におけるSRSのためのUE送信電力は、数2[2]において以下の式によって与えられる。
Figure 0007209731000002
ここで、PCMAX,c (i')とPLcは数1で定義される。数2からの他の表記は以下のとおりである。
● MSRS,cは、サービングセルcについてのサブフレームi'内のリソースブロック数で表されるSRS送信の帯域幅である。
● PO_SRS,c (m) は、セル固有の成分PO_NORMAL_SRS,c (m) と、サービングセルcについてのUE固有の成分PO_UE_SRS,c (m) との合計で構成される。ここで、m=0は周期的に送信されるSRSに対応し、m=1は非周期的に送信されるSRSに対応する。
● αSRS,cは、セル固有の方法で上位レイヤによって構成されるサービングセルcについての部分経路損失補償電力制御パラメータである。
● fSRS,c (i') = fSRS,c (i'-1) + δSRS,c (i'-KSRS)は、累算がイネーブルされている場合におけるサービングセルcのための現在のSRS電力制御調整状態であり、累算がイネーブルされていない場合にはfSRS,c (i') = δSRS,c (i'-KSRS)である。なお、δSRS,c (i'-KSRS)は、SRS TPCコマンドとも呼ばれる補正値であり、最新のサブフレームi'-KSRSにおけるダウンリンク制御チャネルにおいてUEにシグナリングされる。累算が有効な場合、UE は以下の手順に従う。
○ UE は、PO_UE_SRS,c (m) の値が上位レイヤによって変更された場合、サービングセルc の累算をリセットする。
○ UEがサービングセルcのためのランダムアクセスメッセージを受信すると、UEは、サービングセルcのための累算をリセットする。
PRACHにおけるランダムアクセスプリアンブル送信についての電力制御は、TS 36.213、セクション6.1に記載されている。非帯域幅限定(BL) /カバレッジ拡張(CE) UE、または、PRACHカバレッジ拡張レベル0/1/2を有するBL/CE UEの場合、プリアンブル送信電力PPRACHは、PPRACH = min {PCMAX,c (i)、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER + PLc}_[dBm]として決定され、ここで、PCMAX,c (i)は、サービングセルcのサブフレームiのための構成されたUE送信電力であり、PLcは、サービングセルcについてUEにおいて演算されたダウンリンク経路損失推定値である。BL/CE UEの場合、最高のPRACHカバレッジ拡張レベル3について、PPRACHはPCMAX,c (i)に設定される。
電力ランピングは、ランダムアクセスプリアンブル送信において使用され、これはTS 36.321、セクション5.1.3に記載されていることに留意されたい。
ランダムアクセス手順は、以下のように実行されるものとする。
- PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER を preambleInitialReceivedTargetPower + DELTA_PREAMBLE + (PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER - 1) * powerRampingStep に設定する;
- UEがBL UEであるか、拡張カバレッジ内のUEである場合、
- PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER が以下のように設定される。
PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER - 10 * log10(numRepetitionPerPreambleAttempt)。
エアリアルビークル(空中機)のための強化されたサポートについての、リリース15における作業項目の目的
3GPP RAN#78会議では、エアリアルビークルのための強化されたサポートに関する作業項目(WI)が承認された[4]。WIの目的は、エアリアルビークルのための強化されたLTEサポートのための以下の改善を特定することであり、これは以下に与えられる。
● 以下のエリアで、モビリティパフォーマンスと干渉検出の改善をサポートする拡張機能を指定する[RAN2]。
○ 新しいイベントの定義、トリガ条件の強化、測定レポートの量を制御するメカニズムなど、既存の測定レポートメカニズムの強化。
○ コンディショナルハンドオーバ(HO)などのエアリアル(空中)UEのモビリティの強化、および、位置情報、UEのエアボーンステータス(空中状態)、飛行経路計画、その他などの情報に基づく強化。
● UEのエアボーンステータスのインジケーション、および、LTEネットワークにおける、UEの無人航空機(UAV) (または空中UE)関連機能、例えばUE無線機能[RAN2]などを、UEがサポートしていることを示すインジケーションをサポートするための拡張の指定。
● サブスクリプションベースの識別のためのシグナリングサポート[RAN2リード、RAN3]
○ サブスクリプションベースの空中UEの識別をサポートするための、S1/X2 シグナリングの指定。
● 次のエリアでのアップリンク電力制御の強化の指定[RAN1、RAN2]
○ UE固有の部分伝搬経路損失補償係数
○ UE固有のP0パラメータのサポート範囲の拡張。
したがって、UE固有の部分伝搬経路損失補償係数の構成は、LTEリリース15において新たに導入される。さらに、UEのエアボーンステータスのインジケーション(例えば、空中UEが飛行中であるか否かのインジケーション)をサポートするための拡張も、LTEリリース15に導入される。最近の合意により、エアリアルビークルのサポート強化に関する、リリース15のWI(作業項目)が発表された。
RAN2#101会議では、リリース15のLTE WIディスカッションが開始され、以下の合意がなされた。
● 干渉検出のための新しい測定イベントの導入/既存の測定イベントの修正
● eNBによって提供されるUAV UEに基準高度情報(閾値を含む)を提供して、UEがそのステータス(すなわち、エアボーンステータス)を識別することをサポートする。
第1の合意は、変更された干渉状態に基づいて、空中UEが測定レポートをトリガする、明示的な飛行モード(すなわち、エアボーンステータス)検出に関するものである。測定レポートから、eNBは、空中UEのフライング(飛行)モードを推定することができる。また、eNBが空中UEのフライト(飛行)モードをポーリングすることができる提案もある。
第2の合意は、いくつかの方法で使用可能であるが、基本的には、空中UEのエアボーンステータスを定義するために使用可能なUEおよびネットワークのための共通の基準点を与える。ネットワークが(閾値を含む)基準高度情報でUEを設定することは任意であることに留意されたい。
エアリアル無線デバイス(例えば、空中ユーザ装置(UE))に特によく適したセルラー通信ネットワークにおけるアップリンク電力制御のためのシステムおよび方法が、ここで開示される。アップリンク電力制御のために無線デバイスによって実行される方法の実施形態が開示される。いくつかの実施形態では、該方法は、基地局から、1つ以上の高さ閾値を有する基準高度情報を受信することと、無線デバイスの高さが、1つ以上の高さ閾値のうちのある高さ閾値を超えていることを検出することとを有する。該方法は、無線デバイスの高さが高さ閾値を超えていることを検出すると、測定レポートをトリガして、基地局に送信することと、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションを基地局から受信することとをさらに有する。アップリンク電力制御のための2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上の無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を有する。いくつかの実施形態では、2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上のセル固有の部分経路損失補償係数をさらに有する。このようにして、無線デバイスのアップリンク送信電力は、無線デバイスの実際の高さに適応させることができ、その結果、隣接セルへの干渉を低く保ちながら、良好な無線デバイス処理能力が達成される。
いくつかの実施形態では、該方法は、無線デバイスのフライング(飛行)モードステータスに基づいて、1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することをさらに有する。いくつかの実施形態では、1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することは、基地局によって示される2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つに基づいて、アップリンク送信のためのアップリンク電力制御を実行することを有する。
いくつかの実施形態では、1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することは、無線デバイスのフライングモードステータスに変化があるときに電力制御調整状態をリセットすることをさらに有する。いくつかの実施形態では、1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することは、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションが受信されたときに、電力制御調整状態をリセットすることをさらに有する。
いくつかの実施形態では、アップリンク送信は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信であり、無線デバイスのフライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することは、無線デバイスのフライングモードステータスが変化するときに、無線デバイスのサービングセルのためのPUSCH電力制御調整状態の累算をリセットすることを有する。いくつかの実施形態では、アップリンク送信は、PUSCH送信であり、無線デバイスのフライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することは、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションが受信されるときに、無線デバイスのサービングセルのためのPUSCH電力制御調整状態の累算をリセットすることを有する。
いくつかの実施形態では、アップリンク送信は、PUSCH送信である。いくつかの他の実施形態では、アップリンク送信は、2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つに基づくサウンディング基準信号(SRS)送信である。いくつかの他の実施形態では、アップリンク送信は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)送信である。
無線デバイスの実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、無線デバイスは、基地局から、1つ以上の高さ閾値を有する基準高度情報を受信し、無線デバイスの高さが1つ以上の高さ閾値のうちのある高さ閾値を超えていることを検出するように適合されていうる。無線デバイスは、さらに、無線デバイスの高さが高さ閾値を超えていることを検出すると、測定レポートをトリガして、基地局に送信し、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションを基地局から受信するように適合されている。アップリンク電力制御のための2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上の無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を有する。
いくつかの実施形態では、無線デバイスは、1つ以上のトランシーバと、1つ以上のトランシーバに関連付けられた処理回路とを有する。処理回路は、無線デバイスに、1つ以上の高さ閾値を有する基準高度情報を基地局から受信させ、無線デバイスの高さが1つ以上の高さ閾値のうちのある高さ閾値を超えていることを検出させるように構成される。処理回路は、さらに、無線デバイスの高さが高さ閾値を上回ることを検出すると、無線デバイスにトリガをかけ、基地局に計測レポートを送信させ、基地局から、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションを受信させるように構成される。アップリンク電力制御のための2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上の無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を有する。
アップリンク電力制御のために基地局によって実行される方法の実施形態も開示される。いくつかの実施形態では、該方法は、1つ以上の高さ閾値を有する基準高度情報を無線デバイスに送信することと、1つ以上の高さ閾値に基づき、無線デバイスのアップリンクインターフェースステータスまたはフライングモードステータスを示す測定レポートを無線デバイスから受信することとを有する。該方法は、無線デバイスのアップリンクインターフェースステータスまたはフライングモードステータスに基づいて、アップリンク電力制御のための2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションを無線デバイスに送信することをさらに有する。アップリンク電力制御のための2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上の無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を有する。いくつかの実施形態では、2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上のセル固有の部分経路損失補償係数をさらに有する。
基地局の実施形態も開示される。いくつかの実施形態によれば、基地局は、1つ以上の高さ閾値を有する基準高度情報を無線デバイスに送信し、1つ以上の高さ閾値に基づき、無線デバイスのアップリンクインターフェースステータスまたはフライングモードステータスを示す測定レポートを無線デバイスから受信するように適合される。基地局は、無線デバイスのアップリンクインターフェースステータスまたはフライングモードステータスに基づくアップリンク電力制御のために、2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションを無線デバイスに送信するようにさらに適合される。アップリンク電力制御のための2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上の無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を有する。いくつかの実施形態では、2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上のセル固有の部分経路損失補償係数をさらに有する。
いくつかの実施形態では、基地局は、基地局に、1つ以上の高さ閾値を有する基準高度情報を無線デバイスに送信させ、1つ以上の高さ閾値に基づき、無線デバイスのアップリンクインターフェースステータスまたはフライングモードステータスを示す測定レポートを無線デバイスから受信させるように構成された処理回路を有する。処理回路は、さらに、無線デバイスのアップリンクインターフェースステータスまたはフライングモードステータスに基づいてアップリンク電力制御のために、2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションを基地局に無線デバイスに送信させるように構成される。アップリンク電力制御のための2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上の無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を有する。いくつかの実施形態では、2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上のセル固有の部分経路損失補償係数をさらに有する。
いくつかの他の実施形態では、アップリンク電力制御のために無線デバイスによって実行される方法は、無線デバイスのフライングモードステータスに基づいて、アップリンク電力制御のために使用する2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを決定することを有する。2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のためのセル固有の部分経路損失補償係数と、アップリンク電力制御のための無線デバイス固有の部分経路損失補償係数とを有する。該方法は、無線デバイスのフライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することをさらに有し、該1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することは、2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つに基づいてアップリンク送信のためのアップリンク電力制御を実行することを有する。
いくつかの実施形態では、該方法は、基地局から、アップリンク電力制御のためのセル固有の部分経路損失補償係数と、アップリンク電力制御のための無線デバイス固有の部分経路損失補償係数とを有するアップリンク電力制御のための2つ以上の部分経路損失補償係数のコンフィギュレーション(構成情報)を受信することをさらに有する。
いくつかの実施形態では、該方法は、無線デバイスのフライングモードステータスを決定することをさらに有する。いくつかの実施形態では、該方法は、基地局から基準高度情報を受信することをさらに有し、無線デバイスのフライングモードステータスを決定することは、基準高度情報に基づいて無線デバイスのフライングモードステータスを決定することを有する。いくつかの実施形態では、基準高度情報は、1つ以上の基準高度閾値を有する。いくつかの実施形態では、基準高度情報は、2つ以上の基準高度閾値を有する。
いくつかの実施形態では、無線デバイスのフライングモードステータスに基づいてアップリンク電力制御のために使用する2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを決定することは、無線デバイスのフライングモードステータスを基地局にインジケートする(示す)ことと、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションを基地局から受信することとを有する。いくつかの実施形態では、無線デバイスのフライングモードステータスを基地局に示すことは、無線デバイスの高さが、1つ以上の基準高さ閾値または2つ以上の基準高さ閾値のうちのある基準高さ閾値を上回るときに、測定レポートをトリガして、基地局に送信することを有する。
いくつかの実施形態では、1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することは、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションが受信されたときに、電力制御調整状態をリセットすることをさらに有する。いくつかの実施形態では、アップリンク送信は、PUSCH送信であり、無線デバイスのフライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することは、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションが受信されるときに、無線デバイスのサービングセルのためのPUSCH電力制御調整状態の累算をリセットすることを有する。
いくつかの実施形態では、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションは、媒体アクセス制御(MAC)制御エレメント(CE)に基づく。いくつかの他の実施形態では、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用するインジケーションは、ダウンリンク制御情報(DCI)に基づく。
いくつかの実施形態では、1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することは、無線デバイスのフライングモードステータスに変化があるときに電力制御調整状態をリセットすることをさらに有する。いくつかの実施形態では、アップリンク送信は、PUSCH送信であり、無線デバイスのフライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することは、無線デバイスのフライングモードステータスが変化するときに、無線デバイスのサービングセルのためのPUSCH電力制御調整状態の累算をリセットすることを有する。
いくつかの実施形態では、アップリンク送信は、PUSCH送信である。いくつかの他の実施形態では、アップリンク送信は、2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つに基づくSRS送信である。いくつかの他の実施形態では、アップリンク送信は、PRACH送信である。
いくつかの他の実施形態では、無線デバイスは、無線デバイスのフライングモードステータスに基づいて、アップリンク電力制御のために使用する2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを決定するように適合される。2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のためのセル固有の部分経路損失補償係数と、アップリンク電力制御のための無線デバイス固有の部分経路損失補償係数とを有する。無線デバイスは、無線デバイスのフライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行するようにさらに適合され、1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することは、2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つに基づいてアップリンク送信のためのアップリンク電力制御を実行することを有する。
他のいくつかの実施形態では、無線デバイスは、1つ以上のトランシーバと、1つ以上のトランシーバに関連付けられた処理回路とを有する。処理回路は、無線デバイスに、無線デバイスのフライングモードステータスに基づいてアップリンク電力制御のために使用する2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを決定させるように構成される。2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のためのセル固有の部分経路損失補償係数と、アップリンク電力制御のための無線デバイス固有の部分経路損失補償係数とを有する。処理回路は、無線デバイスに、無線デバイスのフライングモードステータスに基づいて、1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行させるようにさらに構成され、1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行することは、2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つに基づいて、アップリンク送信のためのアップリンク電力制御を実行することを有する。
本明細書に組み込まれ、その一部を形成する添付の図面は、本開示のいくつかの態様を示し、説明とともに本開示の原理を説明するのに役立つ。
は、時間-周波数グリッドとして見ることができる基本的なロングタームエボリューション(LTE)の物理リソースを示す。
は、LTEのためのダウンリンク無線フレームを示す。
は、制御として3つの直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを持つダウンリンクシステムを示す。
は、アップリンクL1/L2制御のために割り当てられたリソースを示す。
は、2つのユーザーへの物理アップリンク共有チャネル (PUSCH) リソース割り当ての例を示している。
は、LTEネットワークにおける空中ユーザ装置(UE)によって引き起こされる干渉の例を示す。
は、本開示の実施形態を実施することができるセルラー通信ネットワークの一例を示す。
は、本開示の少なくともいくつかの実施形態による基地局およびUEの動作を示す。
は、無線接続ノードの例示的な実施形態を示す。
は、UEの例示的な実施形態を示す。
は、本開示のいくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された遠隔通信ネットワークを示す。
は、本発明のいくつかの実施形態による、部分無線コネクションを介して基地局を経由してUEと通信するホストコンピュータの一般化された構成図である。
は、本発明の一実施形態による通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。
は、本発明の一実施形態による通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。
は、本発明の一実施形態による、通信システムにおいて実施されるメソッドを示すフローチャートである。
は、本発明の一実施形態による通信システムにおいて実施されるメソッドを示すフローチャートである。
以下に記載される実施形態は、当業者が実施形態を実施し、実施形態を実施する最良の形態を示すことを可能にする情報を表す。添付の図面に照らして以下の説明を読むと、当業者は、本開示の概念を理解し、ここで特に対処されないこれらの概念の適用を認識するであろう。
これらの概念およびアプリケーションは、本開示の範囲内にあることを理解されたい。
無線ノード:ここで使用されるように、「無線ノード」は無線アクセスノードまたは無線デバイスのいずれかである。
無線アクセスノード:ここで使用されるように、「無線アクセスノード」または「無線ネットワークノード」は、信号を無線で送信および/または受信するように動作するセルラー通信ネットワークの無線アクセスネットワークにおける任意のノードである。無線接続ノードのいくつかの例は、基地局(例えば、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の第五世代(5G)NRネットワークにおけるニューレディオ(NR)基地局(gNB)、または3GPPのロングタームエボリューション(LTE)ネットワークにおける拡張型または進化型ノードB(eNB))、ハイパワーまたはマクロ基地局、ローパワー基地局(例えば、マイクロ基地局、ピコ基地局、ホームeNBなど)、および中継ノードを有するが、これらに限定されない。
コアネットワークノード:ここで使用されるように、「コアネットワークノード」は、コアネットワーク内の任意の種類のノードである。コアネットワークノードのいくつかの例には、例えば、5Gコア(5GC)およびモビリティ管理エンティティ(MME)におけるセッション管理機能(SMF)、ユーザプレーン機能(UPF)、アクセスアンドモビリティ管理機能(AMF)など、進化型パケットコア(EPC)におけるパケットデータネットワークゲートウェイ(P-GW)、サービス能力露出機能(SCEF)などが含まれる。
無線デバイス:ここで使用されるように、「無線デバイス」は、無線アクセスノードに信号を無線で送信および/または受信することによってセルラー通信ネットワークにアクセスする(すなわち、セルラー通信ネットワークによってサービスを提供される)任意の種類のデバイスである。無線デバイスのいくつかの事例は、3GPPネットワーク内のユーザ装置デバイス(UE)およびマシンタイプ通信(MTC)装置を含むが、これらに限定されない。
ネットワークノード:ここで使用されるように、「ネットワークノード」は、無線アクセスネットワークの一部であるか、またはセルラー通信ネットワーク/システムのコアネットワークである任意のノードである。
ここで与えられる説明は、3GPPのセルラー通信システムに焦点を当てており、したがって、3GPP用語または3GPP用語に類似する用語がしばしば使用されることに留意されたい。しかしながら、本ここで開示される概念は、3GPPシステムに限定されない。
ここでの説明では、「セル」という用語が参照されることがあるが、特に5G NR概念に関しては、セルの代わりにビームを使用することができ、したがって、ここで説明される概念がセルおよびビームの両方に等しく適用可能であることに留意することが重要であることに留意されたい。
空中UEについてチャレンジすべき課題が現在存在する。空中UEが、セル固有およびUE固有の部分経路損失補償係数の両方を用いて構成される場合、空中UEが異なるエアボーンステータス(空中状態)を有するときに、空中UEが、これらの2つの部分経路損失補償係数をどのように使用すべきかを知らないという問題がある。別の問題は、空中UEが異なるエアボーンステータスを有するときに、空中UEが、電力制御調整状態をどのように処理すべきかを知らないことである。
本開示およびそれらの実施形態の特定の態様は、上記または他の課題に対する解決策を提供することができる。
一般に、以下の実施形態がここに記載される。
● 実施形態1/1b:セル固有またはUE固有の部分経路損失補償係数のうちの1つが、UEのフライングまたはエアボーンステータスに従って、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の送信電力の演算において、UEによって選択される。
● 実施形態2/2b:セル固有またはUE固有の部分経路損失補償係数のうちの1つは、SRS送信のために構成され、PUSCH/物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信のために構成されていないサービングセルのためのUEのフライングまたはエアボーンステータスに従って、サウンディング基準信号(SRS)の送信電力の演算において、UEによって選択される。
● 実施形態3/3b:空中UEのエアボーンステータスの変化後に、閉ループ電力調整状態がリセットされる。
● 実施形態4/4b:UE固有の部分経路損失補償係数は、UEのフライングまたはエアボーンステータスに従って、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)の送信電力の演算において、UEによって選択される。
いくつかの実施形態では、2セットのPRACH電力制御関連パラメータが構成され、どのセットが使用されるかは、UEのフライング(飛行)またはエアボーンステータスに依存する。
● 実施形態5:UE固有の部分経路損失補償係数は、セル固有のものへのオフセットとしてシグナリングされ、2つの値の合計(和)は、アップリンク電力制御における全体的な部分経路損失補償係数として使用される。また、いくつかの実施形態では、UE固有の部分経路損失補償係数の設定をUEに構成することができ、その設定からの係数値のうちの1つを、UEのエアボーンステータスに基づき媒体アクセス制御エレメント(MAC CE)シグナリングを介して、動的に選択することができる。これらの実施形態のさらなる詳細は、以下に提供される。
ある実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つ以上を提供することができる。ここで説明される実施形態の1つの利点は、UEのアップリンクPUSCH、SRS、およびPRACH送信電力が、隣接セルへの低い干渉を維持しながら商品UEスループットが達成されるように、実際のUE高さに適合されてもよいことである。さらに、ここに記載される実施形態は、空中UEが異なるエアボーンステータスを有する場合に、空中UEが電力制御調整状態をどのように処理すべきかも示す。オフセットのうちの1つは、MAC CEが、セル固有のものに加えて、いかなる追加のアップリンク電力制御値も有さないことを選択し得るように、0であるように選択されてもよい。
図7は、本開示の実施形態を実施することができるセルラー通信ネットワーク700の一例を示す。ここで説明される実施形態において、セルラー通信ネットワーク700は、LTEネットワークまたは5G NRネットワークである。この例では、セルラー通信ネットワーク700は、基地局702-1および702-2を有し、これはLTEではeNBと呼ばれ、5G NRではgNBと呼ばれ、対応するマクロセル704-1および704-2を制御する。基地局702-1および702-2は、ここでは、一般に、集合的に、基地局702と呼ばれたり、個別にも、基地局702と呼ばれることがある。同様に、マクロセル704-1および704-2は、ここでは、一般に、集合的にマクロセル704と呼ばれたり、個別にマクロセル704と呼ばれるたりすることがある。セルラー通信ネットワーク700はまた、対応するスモールセル708-1ないし708-4を制御する、いくつかのローパワー(低電力)ノード706-1ないし706-4を有することができる。低電力ノード706-1ないし706-4は、小型基地局(ピコまたはフェムト基地局など)または遠隔無線ヘッド(RRH)などとされてもよい。特に、図示されていないが、スモールセル708-1ないし708-4のうちの1つ以上は、代替的に、基地局702によって提供されてもよい。低電力ノード706-1ないし706-4は、ここでは一般に、集合的には低電力ノード706と呼ばれたり、個別には低電力ノード706と呼ばれたりする。同様に、スモールセル708-1ないし708-4は、ここでは全体として一般に、集合的にスモールセル708と呼ばれたり、個別にもスモールセル708と呼ばれたりする。基地局702(およびオプションで低電力ノード706)は、コアネットワーク710に接続される。
基地局702および低電力ノード706は、対応するセル704および708内の無線デバイス712-1から712-5にサービスを提供する。無線デバイス712-1ないし712-5は、ここでは一般には、集合的に無線デバイス712と呼ばれたり、個別に無線デバイス712と呼ばれたりする。無線デバイス712は、ここでは、UEとも呼ばれることがある。無線デバイス712の少なくともいくつかは、空中UE(例えば、ドローンUE、または、ドローンもしくは他のフライングマシン(飛行機械)に接続されたUE)である。
ここで、実施形態1/1b、2/2b、3/3b、4/4b、5のより詳細な説明に進む。なお、以下では、LTEの規格仕様と同様に説明されるが、NRの規格仕様においても同様の構造が採用され、NRについても本実施形態は同様に適用される。NRで、UEは、3GPP技術仕様(TS)38.331において、セル固有またはUE固有の電力制御値を用いて構成(設定)されてもよい。NRによれば、UEまたはアップリンク干渉モードのエアボーンステータスまたは高さを定義することが可能である。特に、UEによって適用される無線リソース制御(RRC)パラメータまたは情報エレメントを選択するために、MAC CEを有することは、NR規格におけるように適合されている。実施形態1:エアリアル(空中)UEのフライングステータス(飛行状態)に基づくPUSCH送信電力制御(TPC)
この実施形態では、空中UEは、PUSCH送信のためのサービングセルcのためのセル固有の部分経路損失補償係数αc (j)およびUE固有の部分経路損失補償係数αUE_c (j)を有するeNBによって構成される。なお、空中UEは、図7の無線デバイス712のうちの1つとすることができ、eNBは、図7の基地局702のうちの1つとすることができ、さらに、空中UEは、空中UEがそのエアボーンステータスを識別することをアシストするために、基準高度情報(閾値を含む)を用いてeNBによって構成される。空中UEが基準高度(すなわち閾値)を超える高度を飛行しているとき、空中UEはそれがフライングモードであると判定する。異なる高さ範囲、例えば、UEが、陸上とみなされる高さ範囲、見通し線(LOS)/非LOS (NLOS)の混在がありそうな高さ範囲、および、伝搬が明らかにLOSである高さ範囲、を判定するために、基準高さ閾値のセットがあり得ることに留意されたい。エアボーンステータス(ここではフライング(飛行)モードステータスとも呼ばれる)は、高さ以外の測定基準を使用することによって決定されてもよい。例えば、エアボーンステータスは、飛行、ホバリング、または地上(すなわち、着陸)として分類することができる。いくつかの実施形態では、エアボーンステータスは、空中UEの速度を使用して、決定されてもよい。エアボーン(空中)モードはまた、検出されたセルの数をカウントすることによってUEによって決定されてもよく、それには異なるカテゴリが存在してもよい。これは、代替的にアップリンク干渉チューニングモードと呼ばれてもよく、エアボーンモードに加えて、指定されてもよい。
以下の例では、単純化のために二値のエアボーンステータスが使用されるが、これは前述のステータス(状態)のいずれかに基づくことができる。
二値のエアボーンステータスの定義を仮定すると、フライングモードで、空中UEは隣接セルへのLOS条件を満たす確率が高く、隣接セルによりサービスを提供されているUEへアップリンク干渉を引き起こす可能性がある。このアップリンク干渉を制御するために、空中UEは、以下に与えられる手順に従う。
● 空中UEが、自己をフライングモードにあると判定した場合、および/または、空中UEが、空中UEがフライングモードにあることを、eNBに示す場合、空中UEは、セミパーシステントグラント(j=0)または動的グラント(j=1)のいずれかを使用してスケジュールされたPUSCHの送信または再送信のために、数1において、UE固有の部分経路損失補償係数αUE_c (j)を使用する。UE固有の部分経路損失補償係数αUE_c (j)を適切に構成することによって(例えば、αc (J)よりも小さいαUE_c (j)を構成(設定)することによって)、j=0またはj=1に対応する空中UEのPUSCH送信または再送信からの隣接セルへのアップリンク干渉を制御することができる。
● いくつかのオプションの実施形態では、空中UEが、自己をフライングモードにあると判定した場合、および/または、空中UEが、空中UEがフライングモードにあることを、eNBに示す場合、空中UEは、ランダムアクセスレスポンスグラント(j=2)を使用してスケジュールされたPUSCH送信または再送信のために、数1において、UE固有の部分経路損失補償係数αUE_c (j)を使用する。ランダムアクセスグラントを使用してスケジュールされたPUSCH送信または再送信については、現在のLTE規格においてαc (j) =1であることに留意されたい([2]を参照されたい)。UE固有の部分経路損失補償係数αUE_c (j)を適切に構成することによって(例えば、1よりも小さいαUE_c (j)を構成することによって)、j=2に対応する空中UEのPUSCH送信または再送信からの隣接セルへのアップリンク干渉を制御することができる。
● 空中UEが、空中UEが非フライングモードにあると判定した場合、および/または、空中UEが、空中UEが非フライングモードにあることを、eNBに示す場合、空中UEは、セミパーシステントグラント(j=0)または動的グラント(j=1)のいずれかを使用してスケジュールされたPUSCH送信または再送信のために、数1において、セル固有の部分経路損失補償係数αc (j)を使用する。ランダムアクセスグラント(j=2)を使用してスケジュールされたPUSCH送信または再送信の場合、空中UEは、空中UEが非フライングモードにあると判定すると、αc (j) =1を使用する。
● 上記手順において、空中UEのフライング/非フライングモードのeNBへのインジケーションは、RRCシグナリングを介して行うことができる。
上記の手順は、SRS送信に加えて、PUSCH/PUCCH送信用に構成されたサービングセルcにおけるSRS送信の電力制御にも適用することができる。
実施形態1b
この実施形態では、空中UEは、PUSCH送信のためのサービングセルcについてのセル固有の部分経路損失補償係数αc(j)およびUE固有の部分経路損失補償係数αUE_c (j)を有するeNBによって構成される。さらに、飛行モード検出を補助するために、空中UEは、アップリンク干渉またはエアボーンステータスを検出するために、強化された測定レポートを備えたeNBによって構成することができる。後者の場合、例えば、気圧が圧力閾値よりも小さい場合(すなわち、UEの高さが高さ閾値を上回る場合と同様)、または、ある遠くのセルが見られる場合(UEが遠くのセルへのLOSを有する高高度にあることを示す)、測定レポートがトリガされて、送信される。このアップリンク干渉を制御するために、本実施形態を使用する空中UEは、上記の実施形態1に列挙された手順に従う。
いくつかの実施形態では、空中UEのアップリンク干渉またはエアボーンステータスを検出すると、eNBは、空中UEがPUSCH送信のために数1で使用すべき2つの(すなわち、セル固有またはUE固有の)部分経路損失補償係数を空中UEに動的に示す。ダイナミック(動的)インジケーションは、MAC CEシグナリングまたはダウンリンク制御情報(DCI)ベースのシグナリングに基づくことができる。ダイナミックインジケーションを受信すると、空中UEは、別の部分経路損失補償係数を示す別のダイナミックインジケーションが受信されるまで、PUSCH送信のために、数1で示された部分経路損失補償係数を使用する。
実施形態2:空中UEのフライングステータス(飛行状態)に基づくSRS TPC
この実施形態では、空中UEは、eNBによって、SRS送信について構成され、サブフレーム中のPUSCH/PUCCHのために構成されていない時分割デュープレックス(TDD)サービングセルcのための、セル固有の部分経路損失補償係数αSRS,cと、UE固有の部分経路損失補償係数αUE_SRS_cとを用いて構成される。さらに、空中UEは、空中UEがそのエアボーンステータスを識別することを支援するために、基準高度情報(閾値などを含む)を用いてeNBによって構成される。空中UEが基準高度(すなわち閾値)を超える高度を飛行しているとき、空中UEは自己がフライングモードであると判定する。このモードでは、空中UEは、隣接セルに対してLOS状態である確率が高く、隣接セルによってサービスされているUEにアップリンク干渉を引き起こす可能性がある。このアップリンク干渉を制御するために、本実施形態を使用する空中UEは、以下に示す手順に従う。
● 空中UEが、自己をフライングモードにあると判定した場合、および/または、空中UEが、フライングモードにあることをeNBに示す場合、空中UEは、SRS送信のために、数2のUE固有の部分経路損失補償係数αUE_SRS_cを使用する。UE固有の部分経路損失補償係数αUE_SRS_cを適切に構成することによって(例えば、αSRS,cよりも小さいαUE_SRS_cを構成することによって)、空中UEのSRS送信からの隣接セルへのアップリンク干渉を制御することができる。
● 空中UEが、非フライングモードにあると判定した場合、および/または、空中UEが、非フライングモードにあることをeNBに示す場合、空中UEは、SRS送信のために、数2のセル固有の部分経路損失補償係数αSRS,cを使用する。
● 上記手順において、空中UEの飛行/非フライングモードのeNBへのインジケーションは、RRCシグナリングを介して行うことができる。
実施形態2b
この実施形態では、空中UEは、SRS送信のために構成され、PUSCH/PUCCHのために構成されていないTDDサービングセルcのための、セル固有の部分経路損失補償係数αSRS,cと、UE固有の部分経路損失補償係数αUE_SRS_cとを用いてeNBによって構成される。さらに、飛行モード検出を補助するために、空中UEは、アップリンク干渉またはエアボーンステータスを検出するために、測定レポートの強化を備えたeNBによって構成されうる。後者の場合、例えば、気圧が圧力閾値よりも小さい場合(すなわち、UEの高さが高さ閾値を上回る場合と同様)、またはある遠くのセルが見られる場合(UEが遠くのセルへのLOSを有する高高度にあることを示す)、測定レポートがトリガされて、送信される。隣接セルへのSRS送信は制御される必要がある。このアップリンク干渉を制御するために、この実施形態を使用する空中UEは、上記の実施形態2に列挙された手順に従う。
いくつかの実施形態では、空中UEのアップリンク干渉またはエアボーン状態を検出すると、eNBは、空中UEに、空中UEがSRS送信のために数1で使用すべき2つの(すなわち、セル固有またはUE固有の)部分経路損失補償係数のうちのどれを使用すべきかを動的に示す。ダイナミックインジケーションは、MAC CEシグナリングまたはDCIベースのシグナリングに基づくことができる。ダイナミックインジケーションを受信すると、空中UEは、別の部分経路損失補償係数を示す別のダイナミックインジケーションが受信されるまで、SRS送信のために、数2で示された部分経路損失補償係数を使用する。
実施形態3:空中UEのエアボーンステータスの変更後の電力制御調整状態のリセット
この実施形態では、空中UEは、アキュムレーション(累算)が可能になるように構成される。さらに、空中UEは、空中UEがそのエアボーンステータスを識別することを支援するために、基準高度情報(閾値などを含む)を用いてeNBによって構成される。空中UEが基準高度(すなわち閾値)を超える高度を飛行しているとき、空中UEは自己をフライングモードであると判定する。空中UEが非フライングモードであるときと比較した場合、空中UEがフライングモードにあるときは、異なる電力制御パラメータが使用される可能性が高いため、UEのエアボーンステータスが変化したときには、サービングセルに対する電力制御調整状態をリセットすることが不可欠である。いくつかの具体的な実施形態では、UEは、空中UEのエアボーンステータスが(例えば、非フライングからフライングへ、およびその逆に)変化するとき、および/または、空中UEがeNBにエアボーンステータスインジケーションを送信するときに、サービングセルのためのPUSCH電力制御調整状態の累算をリセットする。別の具体的な実施形態では、UEは、空中UEのエアボーンステータスが変化するとき、および/または、空中UEがeNBにエアボーンステータスインジケーションを送信するときに、サービングセルのためのSRS電力制御調整状態の累算をリセットする。いくつかの実施形態では、eNBへの空中UEの空エアボーンステータスのインジケーションは、RRCシグナリングを介して行われる。
実施形態 3b
この実施形態で、空中UEは、累算が可能になるように構成される。さらに、飛行モード検出を補助するために、空中UEは、アップリンク干渉またはエアボーンステータスを検出するために、測定レポートの強化を備えたeNBによって構成されることができる。後者の場合、例えば、気圧が圧力閾値よりも小さい場合(すなわち、UEの高さが高さ閾値を上回る場合と同様)、またはある遠くのセルが見られる場合(UEが遠くのセルへのLOSを有する高高度にあることを示す場合)、測定レポートがトリガされて、送信される。干渉検出のための測定イベントに基づいて、空中UEがフライングモードまたは非フライングモードであると判定した場合、サービングセルの電力制御調整状態をリセットすることが不可欠である。これは、非フライングモードと比較した場合、空中UEがフライングモードのときに異なる電力制御パラメータが使用される可能性が高いためである。いくつかの特定の実施形態では、UEは、空中UEのエアボーンステータスが変化したとき(例えば、飛行していない状態から飛行している状態、およびその逆に変化したとき)に、サービングセルに対するPUSCH電力制御調整状態の累算をリセットするものとする。別の具体的な実施形態では、UEは、空中UEのエアボーンステータスが変化した場合に、サービングセルに対するSRS電力制御調整状態の累算をリセットするものとする。
いくつかの実施形態では、空中UEのアップリンク干渉またはエアボーンステータスを検出すると、eNBは、空中UEがPUSCH/SRS送信のために使用すべき2つの(すなわち、セル固有またはUE固有の)部分経路損失補償係数を空中UEに動的に示す。ダイナミックインジケーションは、MAC CEシグナリングまたはDCIベースのシグナリングに基づくことができる。ここで、現在使用されている部分経路損失補正係数を変更するダイナミックインジケーションが受信されると、UEは、サービングセルに対する電力制御調整の累算をリセットする。幾つかの代替実施形態では、UEは、そのようなダイナミックインジケーションが受信されるときはいつでも、サービングセルに対する電力制御調整状態の累算を再設定しなければならない。
実施形態4:空中UEのフライングステータス(飛行状態)に基づくPRACHのTPC
この実施形態では、空中UEは、PRACH送信のためのサービングセルcについてのUE固有の部分経路損失補償係数αUE_cを用いてeNBによって構成される。さらに、空中UEは、空中UEがそのエアボーンステータスを識別することを支援するために、(閾値を含む)基準高度情報を用いてeNBによって構成される。空中UEが基準高度(すなわち閾値)を超える高度を飛行しているとき、空中UEはそれがフライングモードであると判定する。このモードでは、空中UEは、隣接セルに対してLOS状態である確率が高く、隣接セルによってサービスされているUEにアップリンク干渉を引き起こす可能性がある。このアップリンク干渉を制御するために、空中UEは、以下に与えられる手順に従う。
● 空中UEが、フライングモードにあると判定した場合、および/または、空中UEが、フライングモードにあることをeNBに示す場合、空中UEは、UE固有の部分経路損失補償係数αUE_cを使用して、以下のようにプリアンブル送信電力を判定する。
PPRACH = min{PCMAX,c (i)、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER + αUE_c * PLc} [dBm]
● 空中UEが、自己を非フライングモードにあると判定すると、および/または、空中UEが、それが非フライングモードにあることをeNBに示すと、空中UEは、αUE_c =1を使用し、すなわち、プリアンブル送信電力は、以下の通りである。
PPRACH = min{PCMAX,c (i)、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER + PLc} [dBm]
● 追加のオプションの実施形態では、ネットワークは、以下のパラメータのいくつかまたはすべてを有する2つのパラメータセットを構成する。
preambleInitialReceivedTargetPower、PREAMBLE_TRANSMISION_COUNTER、numRepetitionPerPreambleAttempt。
○ 空中UEが非フライングモードにあると判定するか、および/または、空中UEが非フライングモードにあることをeNBに示す場合、空中UEは、第1のセットのパラメータを使用して、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERを、preambleInitialReceivedTargetPower + DELTA_PREAMBLE + (PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER-1) * powerRampingStepと設定する。
○ 空中UEが自己をフライングモードにあると判定するか、および/またはフライングモードにあることをeNBに示す場合、空中UEは、第2のセットのパラメータを使用して、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERを、preambleInitialReceivedTargetPower + DELTA_PREAMBLE + (PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER - 1) * powerRampingStepに設定する。
○ 空中UEが帯域幅(BL)を制限されたUEであるか、または、拡張カバレッジ内のUEである場合、
● UEが非フライングモードにあると判定するか、および/または、空中UEが非フライングモードにあることをeNBに示す場合、空中UEは、第1のセットのパラメータにおけるnumRepetitionPerPreambleAttemptを使用して、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERを、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER - 10 * log10(numRepetitionPerPreambleAttempt)に設定する。
● UE がフライングモードであると判定するか、および/または、空中UE がフライングモードであることをeNB に示す場合、空中UE は、第2のセットのパラメータにおけるnumRepetitionPerPreambleAttempt を使用して、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERを、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER - 10 * log10(numRepetitionPerPreambleAttempt)に設定する。
上記手順において、空中UEのフライング/非フライングモードのeNBへのインジケーションは、RRCシグナリングを介して実行されうる。
実施形態4b
この実施形態では、空中UEは、PRACH送信のためのサービングセルcについてのUE固有の部分経路損失補償係数αUE_cと、オプションで、preambleInitialReceivedTargetPower、PREAMBLE_TRANSMISSION_COUNTER、powerRampingStep、numRepetitionPerPreambleAttemptパラメータのうちのいくつかまたはすべてを含む二つのセットのパラメータとを用いて、eNBによって構成される。さらに、飛行モード検出を補助するために、空中UEは、アップリンク干渉またはエアボーンステータスを検出するために、測定レポートの強化を備えたeNBによって、構成されることができる。後者の場合、例えば、気圧が圧力閾値よりも小さい場合(すなわち、UEの高さが高さ閾値を上回る場合と同様)、またはある遠くのセルが見られる場合(UEが遠くのセルへのLOSを有する高高度にあることを示す場合)、測定レポートがトリガされて、送信される。空中UE がフライングモードであるか、または、高いアップリンク干渉を引き起こすと判定した場合、測定レポートのコンフィギュレーション(構成)に基づいて、隣接セルへのPRACH 送信によるアップリンク干渉は制御される必要がある。このアップリンク干渉を制御するために、この実施形態を使用する空中UEは、上記の実施形態4に列挙された手順に従う。
実施形態5:シグナリングUE固有の部分経路損失補償係数αUE_c (j)
一実施形態では、UE固有の部分経路損失補償係数αUE_c (j) (j=0,1)は、既存のセル固有の部分経路損失補償係数αc (j) (J=0,1)とは別個のRRCパラメータとしてシグナリングされる。αc (j)の値の範囲と同一のものは、αUE_c (j)に対しても使用可能であり、すなわちαUE_c (j) ∈ (0,0.4,0.5,0.6,0.7,0.8,0.9,1)である。PUSCH とSRS には、別個αUE_c (j)を設定できる。また、αUE_c (0)とαUE_c (1)は同一構成、すなわち、αUE_c (0) = αUE_c(1)とされてもよい。
別の実施形態では、αUE_c (j)は、セル固有のαc (j)に対するオフセットとしてシグナリングされ、全体での部分経路損失補償係数は、αc (j)およびαUE_c (j)の和、すなわち、αsum,c (j) = αc (j) + αUE_c (j)であり、その和は数1または数2で使用される。この場合、より小さい範囲がαUE_c (j)に使用されてもよい。例えば、αUE_c (j) ∈(0,-0.1,-0.2,-0.3)。空中UE が地上にあるとき、ある高さよりも下にあるとき、または飛行していない状態にあるとき、αUE_c (j) = 0 は、RRC によって構成されてもよい。そうでなければ、非ゼロの負の値のうちの1つが、フライングモードにおける空中UEに対して、RRCによって構成されてもよい。
さらなる実施形態では、αUE_c (j)のための値のセットは、UEに対して構成されてもよい。この値のうちの1つは、UEのエアボーンステータスまたはフライングステータスに基づいて、例えばeNBによって動的に選択され、UEにシグナリングされてもよい。動的シグナリングは、高速な電力調整のために、MAC CEを介してもよい。いくつかの実施形態では、動的シグナリングは、高速な電力調整のためにDCIを介してもよい。
追加説明
図8は、ここで説明される実施形態のうちの少なくともいくつかによる、基地局702およびUE 712の動作を示す。オプションスのテップは、破線で示されている。図示のように、いくつかの実施形態(例えば、実施形態1、1a、2、2a、4、4b、および5)で、基地局702は、1つ以上のセル固有の補償係数および1つ以上のUE固有の補償係数を用いてUE 712を構成する(すなわち、1つ以上のコンフィギュレーション(構成情報)をUE 712に送信する)(ステップ800)。例えば、実施形態1および1bでは、基地局702は、サービングセルでのPUSCH送信のためのセル固有の補償係数およびUE固有の補償係数を用いてUE 712を構成する。実施形態2および2bでは、基地局702は、サービングセルでの(PUSCH送信なしの)SRS送信のためのセル固有の補償係数およびUE固有の補償係数を用いてUE 712を構成する。実施形態4および4bでは、基地局702は、PRACH送信のためのセル固有の補償係数およびUE固有の補償係数を用いてUE 712を構成する。実施形態4および4bに関して、基地局702はまた、異なるフライングモードステータスのためにPRACH送信パラメータの異なるセットを構成することができる。別途説明するが、実施形態1、1b、2、2b、3、3b、4、4b、および5のうちの2つ以上の任意の組合せを使用することができることに留意されたい。
実施形態5に関して上述したように、コンフィギュレーションのシグナリングは、例えば、RRCシグナリングを介して、または、RRCシグナリングと動的シグナリングとの組合せを介して、実行されてもよい。さらに、UE固有の補償係数は、それぞれのセル固有の補償係数(複数可)に対するオフセットとしてシグナリングされてもよい。PUSCH、SRS、および/または、PRACHのために、別個のセル固有の補償係数およびUE固有の補償係数が構成されてもよいことに留意されたい。
この実施形態で、UE 712は、そのフライングモードステータスを判定し(ステップ801)、および/または、UE 712は、そのフライングモードステータスを、例えば、ネットワークノードに示す(ステップ802)。上述のように、いくつかの実施形態では、UE 712は、自己の高度を、構成された高度閾値と比較することによって、そのフライングモードステータスを判定する。他のいくつかの実施形態では、UE 712は、干渉検出のための測定イベントに基づいて、そのフライングモードステータスを決定する。ここで論じられるように、フライングモードステータスは、フライングモードまたは非フライングモードのいずれかであると判定される。
上述のように、いくつかの実施形態で、基地局702は、UE 712によって使用されるセル固有の補償係数および/またはUE固有の補償係数のダイナミック(動的)インジケーションを送信する(ステップ803)。このインジケーションの処理は、ステップ804において電力制御関連タスクとは独立しているか、または、それ以前に実行されてもよい。
UE 712は、判定されたUE 712のフライングモードステータスに基づいて、1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行する(ステップ804)。上述のように、実施形態1、1b、2、2b、4、および4bで、UE 712は、フライングモードステータスに基づいて送信電力を決定するときに、構成されたセル固有の補償係数または構成されたUE固有の補償係数のいずれかを適用する。上述のように、実施形態1および1bで、UE 712は、UE 712のフライングモードステータスに基づいてPUSCH送信のための送信電力を決定するときに、構成されたセル固有の補償係数または構成されたUE固有の補償係数のいずれかを適用する。実施形態2および2bでは、UE 712は、UE 712のフライングモードステータスに基づいてSRS送信のための送信電力を決定するときに、構成されたセル固有の補償係数または構成されたUE固有の補償係数のいずれかを適用する。実施形態4および4bでは、UE 712は、UE 712のフライングモードステータスに基づいてPRACH送信のための送信電力を決定するときに、構成されたセル固有の補償係数または構成されたUE固有の補償係数のいずれかを適用する。
また、上述したように、実施形態3および3bにおいて、UE 712は、フライングモードステータスに変化した場合に、電力制御調整状態をリセットする(例えば、空中UEのエアボーンステータスが変化したときに、サービングセルに対するPUSCH電力制御調整状態の累算をリセットする)。
さらに、実施形態4および4bでは、UE 712は、(オプションで)フライングモードおよび非フライングモードのためのPRACH送信パラメータの異なるセットを用いて、構成される。次いで、UE 712は、UEのフライングモードステータスに基づいて、PRACH送信のためのPRACH送信パラメータの適切なセットを適用する。
図9は、本開示のいくつかの実施形態による無線アクセスノード900の概略ブロック図である。無線アクセスノード900は、例えば、基地局702または706であってもよい。図示されるように、無線アクセスノード900は、1つ以上のプロセッサ904(例えば、中央演算処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等)、メモリ906、および、ネットワークインターフェース908を有する、制御システム902を有する。1つ以上のプロセッサ904は、ここでは、プロセッシング(処理)回路とも呼ばれる。さらに、無線アクセスノード900は、1つ以上のアンテナ916に結合された1つ以上の送信機912および1つ以上の受信機914をそれぞれ有する、1つ以上の無線ユニット910を有する。無線ユニット910は、無線インターフェース回路と参照されてもよく、またはその一部であってもよい。いくつかの実施形態によれば、無線ユニット910は、制御システム902の外部にあり、例えば、有線コネクション(例:光ケーブル)を介して制御システム902に接続される。しかしながら、いくつかの他の実施形態によれば、無線ユニット(複数可)910および潜在的にアンテナ(複数可)916は、制御システム902と一体化される。1つ以上のプロセッサ904は、ここで記載されるように、無線アクセスノード900の1つ以上の機能を提供するように動作する。ある実施形態によれば、当該機能は、例えばメモリ906に記憶され、1つ以上のプロセッサ904によって実行されるソフトウェアで実現される。
図10は、本開示のいくつかの実施形態による無線アクセスノード900の仮想化された実施形態を示す概略ブロック図である。この説明は、他のタイプのネットワークノードにも同様に適用されうる。さらに、他のタイプのネットワークノードは、同様の仮想化アーキテクチャを有することができる。
ここで使用されるように、「仮想化された」無線アクセスノードは、無線アクセスノード900の機能の少なくとも一部が、(例えば、ネットワーク(複数可)内の物理処理ノード(複数可)上で実行される仮想マシン(複数可)を介して)仮想コンポーネント(複数可)として実装される、無線アクセスノード900の実装である。図示のように、この例では、無線アクセスノード900は、上述のように、1つ以上のプロセッサ904(例えば、CPU、ASIC、FPGAおよび/またはその他など)、メモリー906、およびネットワークインターフェース908を有する制御システム902と、1つ以上のアンテナ916に結合された1つ以上の送信機912および1つ以上の受信機914をそれぞれ有する、1つ以上の無線ユニット910とを有する。
制御システム902は、例えば光ケーブル等を介して無線ユニット(複数可)910に接続されている。制御システム902は、ネットワークインターフェース908を介して、ネットワーク(複数可)1002の一部として連結され、またはその一部として組み込まれている、1つ以上の処理ノード1000に接続される。各処理ノード1000は、1つ以上のプロセッサ1004(例えば、CPU、ASIC、FPGA、および/または、その類似物)、メモリ1006、およびネットワークインターフェース1008を有する。
この実施形態によれば、ここで記載される無線アクセスノード900の機能1010は、任意の所望の方法で、制御システム902および1つ以上の処理ノード1000に分散された1つ以上の処理ノード1000で実施されるか、またはそれらに分散される。いくつかの特定の実施形態によれば、ここで記載される無線アクセスノード900の機能1010の一部または全部は、処理ノード1000によってホストされる仮想環境に実装される1つ以上の仮想マシンによって実行される仮想コンポーネントとして実装される。当業者には理解されるように、プロセッシングノード1000と制御システム902との間の追加のシグナリングまたは通信は、所望の機能1010の少なくともいくつかを実行するために使用される。特に、いくつかの実施形態によれば、制御システム902は含まれなくてもよく、その場合、無線ユニット910は、適切なネットワークインターフェースを介して処理ノード1000と直接的に通信する。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行される場合に、少なくとも1つのプロセッサに無線アクセスノード900の機能を実行させる命令を有するコンピュータプログラム、または、ここに記載される実施形態のいずれかに従う仮想環境において無線アクセスノード900の機能1010のうちの1つ以上を実装するノード(例えば、処理ノード1000)が提供される。いくつかの実施形態によれば、前述のコンピュータプログラムプロダクトを有するキャリアが提供される。キャリアは、電気信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(例えば、メモリなどの非一時的なコンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図11は、本開示のいくつかの他の実施形態による無線アクセスノード900の概略ブロック図である。無線アクセスノード900は1つ以上のモジュール1100を有し、その各々はソフトウェアで実現される。モジュール1100は、ここで記載される無線アクセスノード900の機能を提供する。この説明は、図10の処理ノード1000にも同様に適用可能であり、ここでは、モジュール1100は、処理ノード1000のうちの1つにおいて実装されてもよく、または多数の処理ノード1000にわたって分散されてもよく、および/または処理ノード1000および制御システム902にわたって分散されてもよい。
図12は、本開示のいくつかの実施形態によるUE 1200の概略ブロック図である。図示のように、UE 1200は、1つ以上のプロセッサ1202(たとえば、CPU、ASIC、FPGAおよび/またはその他など)、メモリ1204、および1つ以上のアンテナ1212に結合された1つ以上の送信機1208および1つ以上の受信機1210をそれぞれ有する、1つ以上のトランシーバ1206を有する。プロセッサ1202は、ここでは処理回路とも呼ばれる。トランシーバ1206は、ここでは、無線回路とも呼ばれる。いくつかの実施形態によれば、上述したUE 1200の機能は、例えば、メモリ1204に格納され、プロセッサ1202によって実行されるソフトウェアにおいて、完全にまたは部分的に実装されてもよい。UE 1200は、たとえば、1つ以上のユーザインターフェースの構成要素(たとえば、ディスプレイ、ボタン、タッチスクリーン、マイクロフォン、スピーカ(複数可)および/またはその他など)、電源(たとえば、バッテリーおよび関連する電力回路)など、図12に示されていない追加の構成要素を有することができることに、留意されたい。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されるときに、ここで説明される実施形態のうちのいずれかに従って、少なくとも1つのプロセッサにUE 1200の機能を実行させる命令を有するコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態によれば、前述のコンピュータプログラムプロダクトを有するキャリアが提供される。キャリアは、電気信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(例えば、メモリなどの非一時的なコンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図13は、本開示のいくつかの他の実施形態によるUE 1200の概略ブロック図である。UE1200は、それぞれソフトウェアで具現される1つ以上のモジュール1300を有する。モジュール1300は、ここで説明されるUE1200の機能を提供する。
図14に関して、一実施形態によれば、通信システムは、無線アクセスノード(RAN)などのアクセスネットワーク1402と、コアネットワーク1404とを有する3GPPタイプのセルラネットワークなどの遠隔通信ネットワーク1400を有する。アクセスネットワーク1402は、それぞれが対応するカバレッジエリア1408A、1408B、1408Cを定義する、NB、eNB、gNB、または他のタイプのワイヤレスアクセスポイント(AP)などの複数の基地局1406A、1406B、1406Cを有する。それぞれの基地局1406a、1406b、1406cは、有線または無線コネクション1410を介してコアネットワーク1404に接続可能である。カバレッジエリア1408cに位置する第1のUE 1412は、対応する基地局1406cと無線で接続されるか、またはページングされるように構成されている。カバレッジエリア1408a内の第2のUE 1414は、対応する基地局1406aに無線で接続可能である。この例では、複数のUE1412、1414が示されているが、開示された実施形態は、単一のUEがカバレッジエリア内に存在する状況や、単一のUEが対応する基地局1406に接続している状況にも、等しく適用可能である。
遠隔通信ネットワーク1400は、それ自体がホストコンピュータ1416に接続されており、これは、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバ、またはサーバファーム内の処理リソースのハードウェアおよび/またはソフトウェアで実施されてもよい。ホストコンピュータ1416は、サービスプロバイダの所有権または制御下にあってもよいし、サービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダの代わりに運用されてもよい。通信ネットワーク1400とホストコンピュータ1416との間のコネクション1418および1420は、コアネットワーク1404からホストコンピュータ1416まで直接的に延びてもよく、あるいは任意の中間ネットワーク1422を介してもよい。中間ネットワーク1422は、パブリック、プライベート、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはその複数の組合せであってもよく、中間ネットワーク1422は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであってもよく、特に、中間ネットワーク1422は、2つ以上のサブネットワーク((不図示))を含んでもよい。
全体として図14の通信システムは、接続中のUE1412、1414とホストコンピュータ1416との間のコネクティビティを実現にする。コネクティビティ(接続性)は、オーバーザトップ(OTT)コネクション1424として記述されてもよい。ホストコンピュータ1416および接続中のUE1412、1414は、アクセスネットワーク1402、コアネットワーク1404、任意の中間ネットワーク1422、および考えられるさらなるインフラストラクチャ((不図示))を媒介として使用して、OTTコネクション1424を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように、構成される。OTTコネクション1424は、OTTコネクション1424が通過する参加通信デバイスが、アップリンク通信およびダウンリンク通信の経路指定に気付かないという意味でトランスペアレントであり得る。例えば、基地局1406は、接続されたUE 1412に転送される(例えば、ハンドオーバされる)ためにホストコンピュータ1416から発信されるデータをもつ着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて知らされる必要はない。同様に、基地局1406は、UE 1412からホストコンピュータ1416へ向かう発信されるアップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
上述の段落で説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装が、図15を参照して、説明される。通信システム1500において、ホストコンピュータ1502は、通信システム1500における他の通信装置とのインターフェースを備えた有線または無線のコネクションを設定して維持するように構成された通信インターフェース1506を有する、ハードウェア1504を有する。ホストコンピュータ1502は、記憶および/またはプロセッシング(処理)能力を有することができるプロセッシング回路1508をさらに有する。特に、プロセッシング回路1508は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組合せ((不図示))を含んでもよい。ホストコンピュータ1502はさらにソフトウェア1510を有し、それがホストコンピュータ1502に記憶されるか、またはアクセス可能であり、処理回路1508によって実行可能である。ソフトウェア1510は、ホストアプリケーション1512を有する。ホストアプリケーション1512は、UE 1514およびホストコンピュータ1502で終端されるOTTコネクション1516を介して接続するUE 1514などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション1512は、OTTコネクション1516を使用して送信されるユーザデータを提供してもよい。
通信システム1500は、さらに、通信システム内に設けられ、ホストコンピュータ1502およびUE 1514と通信を可能にするハードウェア1520を有する、基地局1518を有する。ハードウェア1520は、通信システム1500における別の通信装置のインターフェースとの有線または無線コネクションをセットアップおよび維持するための通信インターフェース1522と、基地局1518によってサービスを提供されるカバレッジエリア(図15には示されていない)に位置するUE 1514との少なくとも無線コネクション1526をセットアップおよび維持するための無線インターフェース1524と、を有することができる。通信インターフェース1522は、ホストコンピュータ1502へのコネクション1528を実現にするように構成されてもよい。コネクション1528は、直接的なものであってもよいし、通信システムのコアネットワーク(図15には示されていない)を通過するものであってもよいし、および/または、通信システムの外部にある1つ以上の中間ネットワークを通過するものであってもよい。図示の実施形態によれば、基地局1518のハードウェア1520は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組合せ((不図示))を有することができるプロセッシング回路1530をさらに有する。さらに、基地局1518は、内部に記憶されるか、または外部コネクションを介してアクセス可能なソフトウェア1532を有する。
通信システム1500は、すでに言及されたUE 1514をさらに有する。UE 1514のハードウェア1534は、UE 1514が現在位置するカバレッジエリアにサービスを提供する基地局との無線コネクション1526をセットアップおよび維持するように構成された無線インターフェース1536を有することができる。UE 1514のハードウェア1534は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組合せ((不図示))を有することができるプロセッシング回路1538をさらに有する。UE 1514はさらにソフトウェア1540を有し、これらはUE 1514内に記憶されるかアクセス可能であり、またプロセッシング回路1538によって実行可能である。ソフトウェア1540は、クライアントアプリケーション1542を有する。クライアントアプリケーション1542は、ホストコンピュータ1502のサポートを受けて、UE 1514を介して人間または非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能である。ホストコンピュータ1502において、実行中のホストアプリケーション1512は、UE 1514で終了するOTTコネクション1516およびホストコンピュータ1502を介して実行中のクライアントアプリケーション1542と通信してもよい。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション1542は、ホストアプリケーション1512から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供してもよい。OTTコネクション1516は、リクエストデータとユーザデータの両方を転送することができる。クライアントアプリケーション1542は、ユーザと対話して、ユーザが提供するユーザデータを生成することができる。
図15に示されるホストコンピュータ1502、基地局1518、およびUE 1514は、それぞれ、ホストコンピュータ1416、基地局1406A、1406B、1406Cのうちの1つ、および図14のUE1412、1414のうちの1つと類似または同一であり得ることに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部動作は、図15に示されるようなものであってもよいし、これとは独立したものであってもよいし、周囲のネットワークトポロジは図14のものであってもよい。
図15では、基地局1518を介したホストコンピュータ1502とユーザ装置1514との間の通信を示すために、任意の中間デバイスへの明示的な言及およびこれらの装置を介したメッセージの正確なルーティングなしに、OTTコネクション1516が抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャは、UE 1514から、またはホストコンピュータ1502を動作するサービスプロバイダから、あるいはその両方から隠すように構成されうる、ルーティングを決定してもよい。OTTコネクション1516がアクティブな間、ネットワークインフラストラクチャは、(例えば、ロードバランシングの考慮またはネットワークの再構成に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定をさらに行うことができる。
UE 1514と基地局1518との間の無線コネクション1526は、本開示全体を通じて説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つ以上は、無線コネクション1526が最後の区間を形成するOTTコネクション1516を使用して、UE 1514に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、例えば、データ速度、レイテンシ、および/または、電力消費を改善することができ、それによって、例えば、ユーザ待ち時間の短縮、ファイルサイズの制限緩和、より良好な応答性、および/または、バッテリ寿命の延長などの利点を提供することができる。
測定手順は、データレート、レイテンシ、および1つ以上の実施形態が改善する他の要因を監視する目的で提供されてもよい。さらに、測定結果のばらつきに応じて、ホストコンピュータ1502とUE1514との間でOTTコネクション1516を再構成するための任意のネットワーク機能があってもよい。OTTコネクション1516を再構成するための測定手順および/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ1502のソフトウェア1510およびハードウェア1504、またはUE 1514のソフトウェア1540およびハードウェア1534、あるいはその両方で実装されてもよい。いくつかの実施形態では、センサ((不図示))は、OTTコネクション1516が通過する通信デバイスに、またはそれに関連して配置されてもよく、センサは、上記で例示された監視量の値を供給することによって、またはソフトウエア1510、1540が監視量を演算または推定することができる他の物理量の値を供給することによって、測定手順に関与してもよい。OTTコネクション1516の再構成は、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを含むことができ、再構成は、基地局1514に影響を及ぼす必要はなく、基地局1514には知られていないか、または、知覚されないことがある。このような手順および機能は、当技術分野で知られており、実践されているものであってもよい。いくつかの実施形態によれば、測定は、ホストコンピュータ1502のスループット、伝搬時間、レイテンシなどの測定を容易にする独自のUEシグナリングを有することができる。測定は、ソフトウェア1510および1540が、伝搬時間、誤り等を監視している間に、OTTコネクション1516を使用して、メッセージ、特に空または「ダミー」メッセージを送信させることによって実施されてもよい。
図16は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。この通信システムは、ホストコンピュータと、基地局と、図14および図15に関連して説明したものとすることができるUEとを有する。本開示を簡単にするために、図16を参照する図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ1600において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1600のサブステップ1602(オプションであってもよい)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1604において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに運ぶ送信を開始する。ステップ1606(オプションであってもよい)において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。ステップ1608(オプションであってもよい)において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図17は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。この通信システムは、図14および図15に関連して説明されたものとすることができるホストコンピュータと、基地局と、UEとを有する。本開示を簡単にするために、図17に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法のステップ1700において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。オプションのサブステップ(図示せず)では、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1702において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。送信された信号は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示にしたがって、基地局を介して渡されてもよい。ステップ1704(任意であってもよい)において、UEは、送信信号により搬送されるユーザデータを受信する。
図18は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。この通信システムは、ホストコンピュータと、基地局と、図14および図15に関連して説明したものとすることができるUEとを有する。本開示を簡単にするために、図18に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ1800(オプションであってもよい)において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。これに加えて、またはこれに代えて、ステップ1802において、UEは、ユーザデータを提供する。ステップ1800のサブステップ1804(オプションであってもよい)において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1802のサブステップ1806(オプションであってもよい)において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受け取ったユーザ入力をさらに考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方法にかかわらず、UEは、サブステップ1808(オプションでも可)で、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。本方法のステップ1810において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図19は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。この通信システムは、図14および図15に関連して説明したものとすることができる、ホストコンピュータと、基地局と、UEとを有する。本開示を簡単にするために、図19を参照する図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ1900(オプションであってもよい)において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。ステップ1902(オプションでよい)において、基地局は、受信されたユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ1904(任意であってもよい)において、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信において搬送されるユーザデータを受信する。
ここで開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つ以上の機能ユニット、または1つ以上の仮想装置のモジュールを介して実行されてもよい。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備えてもよい。これらの機能ユニットは、1つ以上のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを有することができる処理回路、ならびにデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、専用デジタルロジックなどを有することができる他のデジタルハードウェアを介して実装されてもよい。プロセッシング回路は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなどの1つ以上のタイプのメモリを有することができる、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成することができる。メモリに格納されたプログラムコードは、1つ以上の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびにここで説明される技術のうちの1つ以上を実行するための命令を有する。いくつかの実装形態では、プロセッシング回路は、本開示の1つ以上の実施形態に従って、それぞれの機能ユニットに対応する機能を行わせるために、使用されてもよい。
図中のプロセスは、本開示のある実施形態によって実行される動作の特定の順序を示してもよいが、そのような順序は例示的であることを理解されたい(例えば、代替の実施形態は、異なる順序で動作を実行してもよく、特定の動作を組み合わせてもよく、特定の動作をオーバーラップしてもよいなど)。
本開示のいくつかの例示的な実施形態は、以下を有する。
グループAの実施形態
実施形態1:送信電力制御のために無線デバイス(712)によって実行される方法であって、前記方法は、前記無線デバイス(712)のフライングモードステータスを判定すること(801)と、および/または、前記無線デバイス(712)のフライングモードステータスを(例えば、ネットワークノードに)示すこと(802)とのうちの少なくとも一つと、および、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行すること(804)と、を有する方法。
実施形態2:実施形態1の方法であって、ネットワークノード(702)から、セル固有の補償係数およびユーザ装置(UE)固有の補償係数のコンフィギュレーションの1つ以上を受信すること(800)をさらに有し、オプションで、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行すること(804)は、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づく送信についての電力制御のために前記セル固有の補償係数または前記UE固有の補償係数のいずれかを使用することを有する。
実施形態3:実施形態2に記載の方法であって、前記送信は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の送信である。
実施形態4:実施形態2に記載の方法であって、前記送信は、サウンディング基準信号(SRS)の送信である。
実施形態5:実施形態2に記載の方法であって、前記送信は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)の送信である。
実施形態6:実施形態2から5のいずれか1つに記載の方法であって、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づく前記送信についての電力制御のためのセル固有の補償係数またはUE固有の補償係数のいずれかを使用することは、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスが非フライングモードである場合、前記送信についての電力制御のために前記セル固有の補償係数を使用することと、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスがフライングモードである場合、前記送信についての電力制御のために前記UE固有の補償係数を使用することと、を有する。
実施形態7:実施形態1から6のいずれか1つに記載の方法であって、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて前記1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行すること(804)は、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに変化があると、電力制御調整状態をリセットすることと、電力制御のために前記無線デバイス(712)によって使用される前記補正係数を示すダイナミックインジケーションが受信されると、前記電力制御調整状態をリセットすることと、のうちの少なくとも1つを有する。
実施形態8:実施形態7に記載の方法であって、前記ダイナミックインジケーションは、MAC CEに基づくものである。
実施形態9:実施形態7に記載の方法であって、前記ダイナミックインジケーションはDCIに基づくものである。
実施形態10:実施形態1から6のいずれか1つに記載の方法であって、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて前記1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行すること(804)は、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスが変化すると、前記無線デバイス(712)のサービングセルのためのPUSCHの電力制御調整状態の累算をリセットすることと、PUSCHの電力制御のために前記無線デバイス(712)によって使用されるべき前記補正係数を示すダイナミックインジケーションが受信されると、前記無線デバイス(712)のサービングセルのためのPUSCHの電力制御調整状態の累算をリセットすることと、のうちの少なくとも1つを有する。
実施形態11:実施形態10に記載の方法であって、前記ダイナミックインジケーションは、MAC CEに基づくものである。
実施形態12:実施形態10に記載の方法であって、前記ダイナミックインジケーションはDCIに基づくものである。
実施形態13:実施形態1の方法であって、ネットワークノード(702)から、フライングモードのための第1のPRACH送信パラメータのセットと非フライングモードのためのPRACH送信パラメータの第2のセットのコンフィギュレーションを受信すること(800)をさらに有し、オプションで、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて前記1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行すること(804)は、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいてPRACH送信のためのPRACH送信パラメータの第1のセット、または、PRACH送信のためのPRACH送信パラメータの第2のセットのいずれかを使用することを有する。
実施形態14:請求項22から26および31のいずれか1項に記載の方法であって、前記セル固有の補償係数および前記UE固有の補償係数のコンフィギュレーションを受信すること、および/または、フライングモードのためのPRACH送信パラメータの第1のセットおよび非フライングモードのためのPRACH送信パラメータの第2のセットのコンフィギュレーションを受信することは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して前記コンフィギュレーションを受信することを有する。
実施形態15:実施形態14に記載の方法であって、前記セル固有の補償係数および前記UE固有の補償係数は、別個のパラメータとしてシグナリングされる。
実施形態16:実施形態14に記載の方法であって、前記UE固有の補償係数は、前記セル固有の補償係数からのオフセットとしてシグナリングされる。
実施形態17:実施形態2から6のいずれか1つの方法であって、前記ネットワークノード(702)から、前記セル固有の補償係数および前記UE固有の補償係数のコンフィギュレーションを受信すること(800)は、前記ネットワークノード(702)から、前記UE固有の補償係数のセットのコンフィギュレーションを受信することを有し、前記方法は、ダイナミックシグナリングを介して、前記ネットワークノード(702)から、前記UE固有の補償係数として使用するためのUE固有の補償係数のセットのうちの1つを示すインジケーションを受信すること(803)をさらに有する。
実施形態18:17に記載の方法であって、前記ダイナミックシグナリングは、MAC CEを介する。
実施形態19:17に記載の方法であって、前記ダイナミックシグナリングはDCIを介する。
実施形態20:前述の実施形態のいずれか1つに記載の方法であって、ユーザデータを提供することと、無線アクセスネットワーク内の基地局への送信を介して前記ユーザデータをホストコンピュータに転送すること、をさらに有する。
グループBの実施形態
実施形態21:送信電力制御のために基地局(702)によって実行される方法であって、無線デバイス(712)に、送信についての電力制御のために前記無線デバイス(712)によって使用されるセル固有の補償係数および/またはユーザ装置(UE)固有の補償係数のコンフィギュレーションを提供すること(800)と、前記無線デバイス(712)から、前記無線デバイス(712)のフライングモードステータスのインジケーションを受信すること(802)と、のうちの少なくとも1つを有する方法。
実施形態22:実施形態21に記載の方法であって、前記無線デバイス(712)からの送信を受信することをさらに有する。
実施形態23:実施形態21または22に記載の方法であって、前記無線デバイス(712)が非フライングモードにある場合に前記セル固有の補償係数が前記無線デバイス(712)によって使用され、前記無線デバイス(712)がフライングモードにある場合に前記UE固有の補償係数が前記無線デバイス(712)によって使用される。
実施形態24:実施形態21から23のいずれか1つに記載の方法であって、前記送信は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信である。
実施形態25:実施形態21から23のいずれか1つに記載の方法であって、前記送信は、サウンディング基準信号(SRS)の送信である。
実施形態26:実施形態21から23のいずれか1つに記載の方法であって、前記送信は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)の送信である。
実施形態27:実施形態21から26のいずれか1つに記載の方法であって、フライングモードのためのPRACH送信パラメータの第1のセットおよび非フライングモードのためのPRACH送信パラメータの第2のセットのコンフィギュレーションを前記無線デバイス(712)に提供すること(800)をさらに有する。
実施形態28:実施形態22から28のいずれか1つの方法であって、前記セル固有の補償係数および/または前記UE固有の補償係数のコンフィギュレーションを提供すること、および/または、フライングモードのためのPRACH送信パラメータの第1のセットおよび非フライングモードのためのPRACH送信パラメータの第2のセットのコンフィギュレーションを提供することは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して前記コンフィギュレーションを提供することを有する。
実施形態29:実施形態28に記載の方法であって、前記セル固有の補償係数および前記UE固有の補償係数は、別個のパラメータとしてシグナリングされる。
実施形態30:実施形態28に記載の方法であて、前記UE固有の補償係数はセル固有の補償係数からのオフセットとしてシグナリングされる。
実施形態31:実施形態21から27のいずれか1つに記載の方法であってあ、前記セル固有の補償係数および前記UE固有の補償係数のコンフィギュレーションを提供すること(800)は、前記UE固有の補償係数のセットのコンフィギュレーションを前記無線デバイス(712)に提供することを有し、前記方法は、ダイナミックシグナリングを介して、前記UE固有の補償係数として使用するための、前記UE固有の補償係数のセットのうちの1つを示すインジケーションを前記無線デバイス(712)に提供すること(803)をさらに有する。
実施形態32:31に記載の方法であって、前記ダイナミックシグナリングは、MAC CEを介する。
実施形態33:31に記載の方法であって、前記ダイナミックシグナリングはDCIを介する。
実施形態34:前述の実施形態のいずれかに記載の方法であって、ユーザデータを取得することと、前記ユーザデータをホストコンピュータまたは無線デバイスに転送することと、をさらに有する。
グループCの実施形態
実施形態35:送信電力制御のための無線デバイス(712)であって、前記無線デバイス(712)は、グループAの実施形態のいずれかにおけるいずかのステップを実行するように構成された処理回路(1202)と、前記無線デバイス(712)に電力を供給するように構成された電源回路と、を有する。
実施形態36:送信電力制御のための基地局(702)であって、前記は基地局(702)は、グループBの実施形態のいずれかにおけるいずれかのステップを実行するように構成された処理回路(904、1004)と、前記基地局(702)に電力を供給するように構成された電源回路と、を有する。
実施形態37:送信電力制御のためのユーザ装置(UE)であって、前記UEは、無線信号を送受信するように構成されたアンテナと、前記アンテナおよび処理回路に接続され、前記アンテナと前記処理回路との間で通信される信号を調整するように構成された無線フロントエンド回路と、前記グループAの実施形態のいずれかにおけるいずれかのステップを実行するように構成された前記処理回路と、前記処理回路に接続され、前記処理回路によって処理される前記UEへの情報の入力を可能にするように構成された入力インターフェースと、前記処理回路に接続され、前記処理回路によって処理された前記UEから情報を出力するように構成された出力インターフェースと、前記処理回路に接続され、前記UEに電力を供給するように構成されたバッテリーと、を有する。
実施形態38:ユーザデータを提供するように構成された処理回路と、ユーザ装置(UE)に送信するために前記ユーザデータをセルラーネットワークに転送するように構成された通信インターフェースとを有するホストコンピュータを有する通信システムであって、前記セルラーネットワークは、無線インターフェースおよび処理回路を有する基地局を備え、前記基地局の前記処理回路は、グループBの実施形態のいずれかにおけるいずれかのステップを実行するように構成されている。
実施の形態39:先行する実施形態の通信システムであって、前記基地局をさらに有する。
実施形態40:前述の2つの実施形態の通信システムであって、前記UEをさらに有し、前記UEは前記基地局と通信するように構成されている。
実施形態41:前述の3つの実施形態の通信システムであって、前記ホストコンピュータの前記処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによって前記ユーザデータを提供するように構成されており、前記UEは、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように構成された処理回路を有する。
実施形態42:ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置(UE)を有する通信システムにおいて実行される方法であって、前記方法は、前記ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、前記ホストコンピュータにおいて、前記基地局を有するセルラネットワークを介して前記ユーザデータを前記UEに搬送する送信を開始することとを有し、前記基地局は、グループBにおけるいずれかの実施形態におけるいずれかのステップを実行する。
実施形態43:前述の実施形態の方法であって、前記基地局において、前記ユーザデータを送信することをさらに有する。
実施形態44:前述の2つの実施形態の方法であって、前記ユーザデータが、前記ホストアプリケーションを実行することによって前記ホストコンピュータにおいて提供され、前記方法は、前記UEにおいて、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行することをさらに有する。
実施形態45:基地局と通信するように構成されたユーザ装置(UE)であって、前記UEは、無線インターフェースと、前の3つの実施形態の方法を実行するように構成された処理回路と、を有する。
実施形態46:ユーザデータを提供するように構成された処理回路と、ユーザ装置(UE)に送信するために前記ユーザデータをセルラーネットワークに転送するように構成された通信インターフェースとを有するホストコンピュータを有する通信システムであって、前記UEは、無線インターフェースおよび処理回路を備え、前記UEの構成要素は、グループAにおけるいずれかの実施形態におけるいずれかのステップを実行するように構成されている。
実施形態47:前述の実施形態の通信システムであって、前記セルラーネットワークは、前記UEと通信するように構成された基地局をさらに有する。
実施形態48:前述の2つの実施形態の通信システムであって、前記ホストコンピュータの前記処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによって前記ユーザデータを提供するように構成されており、前記UEの処理回路は、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように構成されている。
実施形態49:ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置(UE)を有する通信システムで実行される方法であって、前記方法は、前記ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、前記ホストコンピュータにおいて、前記基地局を有するセルラネットワークを介して前記UEにユーザデータを搬送する送信を開始することとを有し、前記UEは、グループAのいずれかの実施形態におけるいずれかのステップを実行する。
実施形態50:前述の実施形態の方法であって、前記UEにおいて、前記基地局から前記ユーザデータを受信することをさらに有する。
実施形態51:ユーザ装置(UE)から基地局への送信から生じるユーザデータを受信するように構成された通信インターフェースを有するホストコンピュータを有する通信システムであって、前記UEは、無線インターフェースおよび処理回路を備え、前記UEの処理回路は、グループAにおけるいずれかの実施形態におけるいずれかのステップを実行するように構成されている。
実施形態52:前述の実施形態の通信システムであって、前記UEをさらに有する。
実施形態53:前述の2つの実施形態の通信システムであって、前記基地局をさらに有し、前記基地局は、前記UEと通信するように構成された無線インターフェースと、前記UEから前記基地局への送信によって搬送される前記ユーザデータを前記ホストコンピュータに転送するように構成された通信インターフェースとを有する。
実施形態54:前述の3つの実施形態の通信システムであって、前記ホストコンピュータの前記処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、前記UEの前記処理回路は、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによってユーザデータを提供するように構成されている。
実施形態55:前述の4つの実施形態の通信システムであって、前記ホストコンピュータの前記処理回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによってリクエスト(要求)データを提供するように構成され、前記UEの前記処理回路は、前記ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによって要求データに応答して前記ユーザデータを提供するように構成されている。
実施形態56:ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置(UE)を有する通信システムにおいて実行される方法であって、前記方法は、前記ホストコンピュータにおいて、前記UEから前記基地局に送信されたユーザデータを受信することを有し、前記UEは、グループAにおけるいずれかの実施形態におけるいずれかのステップを実行する。
実施形態57:前述の実施形態の方法であって、前記UEにおいて、前記ユーザデータを前記基地局に提供することをさらに有する。
実施形態58:UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それによって、送信されるべきユーザデータを提供し、ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することをさらに有する、前述の2つの実施形態の方法。
実施形態59:前述の3つの実施形態の方法であって、前記UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、前記UEにおいて、前記クライアントアプリケーションへの入力データを受信することと、を有し、当該入力データは、前記クライアントアプリケーションに関連したホストアプリケーションを実行することによって前記ホストコンピュータにおいて提供されるものであり、前記送信される前記ユーザデータは、前記入力データに応答して前記クライアントアプリケーションによって提供される。
実施形態60:ユーザ装置(UE)から基地局への送信から生じるユーザデータを受信するように構成された通信インターフェースを有するホストコンピュータを有する通信システムであって、前記基地局は、無線インターフェースおよび処理回路を備え、前記基地局の前記処理回路は、グループBにおけるいずれかの実施形態におけるいずれかのステップを実行するように構成されている。
実施形態61:前述の実施形態の通信システムは、前記基地局をさらに有する。
実施形態62:前述の2つの実施形態の通信システムであって、前記UEをさらに有し、前記UEは前記基地局と通信するように構成されている。
実施形態63:前述の3つの実施形態の通信システムであって、前記ホストコンピュータの前記処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、前記UEは、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによって前記ホストコンピュータによって受信される前記ユーザデータを提供するように構成されている。
実施形態64:ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置(UE)を有する通信システムにおいて実行される方法であって、前記方法は、前記ホストコンピュータにおいて、前記基地局が前記UEから受信した送信から生じるユーザデータを前記基地局から受信することを有し、前記UEは、グループAにおけるいずれかの実施形態におけるいずれかのステップを実行する。
実施形態65:前述の実施形態の方法であって、前記基地局において、前記UEから前記ユーザデータを受信することをさらに有する。
実施形態66:前述の2つの実施形態の方法であって、前記基地局において、前記受信されたユーザデータの前記ホストコンピュータへの送信を開始することをさらに有する。
グループDの実施形態
実施形態67:ユーザ装置(UE)のエアボーンステータス(すなわち、フライングモードステータス)に依存した電力制御の方法であって、以下のうちの少なくとも1つは、前記エアボーンステータスに依存する:
a.セル固有またはUE固有の部分経路損失補償係数のうちの1つは、UEのフライングまたはエアボーンステータスに応じて、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の送信電力演算において、前記UEによって選択されること(実施形態1/1b)、
b.前記セル固有または前記UE固有の部分経路損失補償係数のうちの1つは、サウンディング基準信号(SRS)の送信のために構成され、PUSCH/物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の送信のために構成されておらず、サービングセルに対する前記UEのフライングまたはエアボーンのステータスに従って、前記SRSの送信電力演算において、前記UEによって選択されることと(実施形態2/2b)、
c.閉ループ電力調整状態は、前記UEの前記エアボーンステータスが変化した後にリセットされることと(実施形態3/3b)、
d.前記UE固有の部分経路損失補償係数は、前記UEのフライングまたはエアボーンステータスに従って、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)の送信電力演算において、前記UEによって選択される。いくつかの実施形態では、PRACH電力制御関連パラメータの2つのセットが構成され、どのセットが使用されるかは、前記UEのフライングまたはエアボーンステータスに依存し(実施形態4/4b)、e.前記UE固有の部分経路損失補償係数は、前記セル固有のものに対するオフセットとしてシグナリングされることができ、前記2つ係数の合計は、アップリンク電力制御における全体での部分経路損失補償係数として使用される。また、いくつかの実施形態では、前記UE固有の部分経路損失補償係数のセットを前記UEに構成することができ、当該そのセットからの前記係数の値のうちの1つは、前記UEのエアボーンステータスに基づく、媒体アクセス制御エレメント(MAC CE)、または、ダウンリンク制御情報(DCI)のシグナリングのいずれかを介して動的に選択されることができる(実施形態5)。
本開示では、以下の略語のうちの少なくともいくつかが使用されることがある。略語間に不一致がある場合、それが上記でどのように使用されるかが優先されるべきである。以下に複数回列挙される場合、第1の列挙は、その後の任意の列挙よりも優先されるべきである。
● 3GPP: 第三世代パートナーシッププロジェクト
● 5G: 第5世代
● 5GC: 第5世代コア
● ACK: アクノレッジメント(肯定応答)
● AMF: アクセスおよびモビリティ管理機能
● AP: アクセスポイント
● ASIC: 特定用途向け集積回路
● BL: 帯域幅制限
● CE: カバレッジエンハンスメント(強化)
● CPU: 中央演算処理装置
● dB: デシベル
● dBm: デシベルミリワット
● DCI: ダウンリンク制御情報
● DFT: 離散フーリエ変換
● DSP: デジタルシグナルプロセッサ
● eNB: 拡張型または進化型ノードB
● EPC:進化型パケットコア
● ePDCCH: 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
● FDD: 周波数分割デュープレックス
● FPGA: フィールドプログラマブルゲートアレイ
● gNB: ニューレディオ(新無線)基地局
● HARQ: ハイブリッド自動再送要求
● HO: ハンドオーバ
● LAA: ライセンスアシステッドアクセス
● LOS: ラインオブサイト(見通し線)
● LTE: ロングタームエボリューション
● MAC: 媒体アクセス制御
● MAC CE: MAC制御エレメント
● MCS: 変調および符号化方式
● MIMO: 多入力多出力
● MME: モビリティ管理エンティティ
● ms: ミリ秒
● MTC: マシンタイプ通信
● NACK: ネガティブアクノレッジメント(否定応答)
● NB-IoT: 狭帯域インターネットオブシングス
● NLOS:非ラインオブサイト(非見通し線)
● NR: ニューレディオ(新無線)
● OFDM: 直交周波数分割多重方式
● OTT: オーバーザトップ
● PDCCH: 物理ダウンリンク制御チャネル
● PDSCH: 物理ダウンリンク共有チャネル
● P-GW: パケットデータネットワークゲートウェイ
● PRACH: 物理ランダムアクセスチャネル
● PUCCH: 物理アップリンク制御チャネル
● PUSCH: 物理アップリンク共有チャネル
● RAM: ランダムアクセスメモリ
● RAN: 無線アクセスノード
● RB: リソースブロック
● ROM: 読み出し専用メモリ
● RRC: 無線リソース制御
● RRH: リモート無線ヘッド
● RSRP: 基準信号受信電力
● SCEF: サービス機能公開機能
● SINR: 信号対ノイズ比
● SMF: セッション管理機能
● SRS: サウンディング参照信号
● TDD: 時分割デュープレックス
● TPC: 送信電力制御
● TR: テクニカルレポート(技術報告書)
● TS: 技術仕様
● UAV: 無人航空機
● UCI: アップリンク制御情報
● UE: ユーザ装置
● UPF: ユーザプレーン機能
● WI: 作業項目
当業者は、本開示の実施形態に対する改良および修正を認識するであろう。全てのそのような改良および修正は、ここで開示された概念の範囲内にあると考えられる。
参照資料
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[2] 3GPP TS 36.213、Section 5.1、「アップリンク電力制御」
[3] 3GPP TS 36.213、セクション6.1、「物理非同期ランダムアクセス手順」
[4] RP-172826、Ericsson(エリクソン)、「エアリアルビークルのための拡張されたLTEサポートに関する新しいWID」

Claims (18)

  1. アップリンク電力制御のために無線デバイス(712)によって実行される方法であって、前記方法は、
    1つ以上の高さ閾値を有する基準高度情報を基地局から受信することと、
    前記無線デバイスの高さと前記1つ以上の高さ閾値とからフライングモードステータスを判定することと、
    前記無線デバイス(712)の前記高さが、前記1つ以上の高さ閾値のうちのある高さ閾値を超えていることを検出することと、
    前記無線デバイス(712)の前記高さが前記高さ閾値を上回ることを検出すると、測定レポートをトリガして前記基地局に送信することと、
    前記測定レポートに基づく、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用することのインジケーションを前記基地局から受信することであって、前記アップリンク電力制御のための2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上の無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を含むものである、ことと、
    前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行すること(804)と、を有し、前記1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行すること(804)は、
    前記基地局によって示される前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つに基づいてアップリンク送信のためのアップリンク電力制御を実行することであって、前記アップリンク送信は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の送信である、ことと、
    アップリンク電力制御のための前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つを使用することの前記インジケーションが受信されると、前記無線デバイス(712)のサービングセルのためのPUSCHの電力制御調整状態の累算をリセットすることと、を含
    前記PUSCHの送信は、
    前記無線デバイスが当該無線デバイスはフライングモードにあると判定すると、当該無線デバイスはランダムアクセスレスポンスグラントを用いてスケジューリングされる前記PUSCHの送信について無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を使用し、
    前記無線デバイスが当該無線デバイスは非フライングモードにあると判定すると、当該無線デバイスはセミパーシステントグラントまたは動的グラントを用いてスケジューリングされる前記PUSCHの送信についてセル固有の部分経路損失補償係数を使用する、
    ように実行される、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上のセル固有の部分経路損失補償係数をさらに含む、方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて前記1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行すること(804)は、前記無線デバイス(712)のサービングセルに対するPUSCHの電力制御調整状態の累算を、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスが変化したときにリセットすることを含む、方法。
  4. 無線デバイス(712)であって、
    1つ以上の高さ閾値を有する基準高度情報を基地局から受信し、
    前記無線デバイスの高さと前記1つ以上の高さ閾値とからフライングモードステータスを判定し、
    前記無線デバイス(712)の前記高さが、前記1つ以上の高さ閾値のうちのある高さ閾値を超えていることを検出し、
    前記無線デバイス(712)の前記高さが前記高さ閾値を超えていることを検出すると、測定レポートをトリガして前記基地局に送信し、
    前記測定レポートに基づく、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用することのインジケーションを前記基地局から受信し、ここで、アップリンク電力制御のための前記2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上の無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を含むものであり、
    前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行(804)する、ように適合しており、前記無線デバイス(712)は、
    前記基地局によって示される前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つに基づいてアップリンク送信のためのアップリンク電力制御を実行し、ここで、前記アップリンク送信は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の送信であり、
    アップリンク電力制御のための前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つを使用することの前記インジケーションが受信されると、前記無線デバイス(712)のサービングセルのためのPUSCHの電力制御調整状態の累算をリセットする、ことによって、
    前記1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行する(804)ように、適合しており
    前記PUSCHの送信は、
    前記無線デバイスが当該無線デバイスはフライングモードにあると判定すると、当該無線デバイスはランダムアクセスレスポンスグラントを用いてスケジューリングされる前記PUSCHの送信について無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を使用し、
    前記無線デバイスが当該無線デバイスは非フライングモードにあると判定すると、当該無線デバイスはセミパーシステントグラントまたは動的グラントを用いてスケジューリングされる前記PUSCHの送信についてセル固有の部分経路損失補償係数を使用する、
    ように実行される、無線デバイス(712)。
  5. 請求項4に記載の無線デバイス(712)であって、前記無線デバイス(712)は、請求項2および3のいずれか1項に記載の方法を実行するようにさらに適合している、無線デバイス(712)。
  6. 無線デバイス(712)であって、
    1つ以上のトランシーバ(1206)と、
    前記1つ以上のトランシーバ(1206)に関連付けられた処理回路(1202)と、を有し、前記処理回路(1202)は、前記無線デバイス(712)に、
    1つ以上の高さ閾値を有する基準高度情報を基地局から受信させ、
    前記無線デバイスの高さと前記1つ以上の高さ閾値とからフライングモードステータスを判定させ、
    前記無線デバイス(712)の前記高さが、前記1つ以上の高さ閾値のうちのある高さ閾値を超えていることを検出させ、
    前記無線デバイス(712)の前記高さが前記高さ閾値を超えていることを検出すると、測定レポートをトリガさせて基地局に送信させ、
    前記測定レポートに基づく、アップリンク電力制御のために2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを使用することのインジケーションを前記基地局から受信させ、ここで、アップリンク電力制御のための前記2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のための1つ以上の無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を含むものであり、
    前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行(804)させる、ように適合しており、前記処理回路(1202)は、前記無線デバイス(712)に、
    前記基地局によって示される前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つに基づいてアップリンク送信のためのアップリンク電力制御を実行させ、ここで、前記アップリンク送信は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の送信であり、
    アップリンク電力制御のための前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つを使用することの前記インジケーションが受信されると、前記無線デバイス(712)のサービングセルのためのPUSCHの電力制御調整状態の累算をリセットさせる、ように構成されていることによって、前記無線デバイス(712)に前記1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行(804)させるように、適合しており
    前記PUSCHの送信は、
    前記無線デバイスが当該無線デバイスはフライングモードにあると判定すると、当該無線デバイスはランダムアクセスレスポンスグラントを用いてスケジューリングされる前記PUSCHの送信について無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を使用し、
    前記無線デバイスが当該無線デバイスは非フライングモードにあると判定すると、当該無線デバイスはセミパーシステントグラントまたは動的グラントを用いてスケジューリングされる前記PUSCHの送信についてセル固有の部分経路損失補償係数を使用する、
    ように実行される、無線デバイス(712)。
  7. 請求項6に記載の無線デバイス(712)であって、前記処理回路(1202)は、前記無線デバイス(712)に、請求項2および3のいずれか1項に記載の方法を実行させるようにさらに構成されている、無線デバイス(712)。
  8. アップリンク電力制御のために無線デバイス(712)によって実行される方法であって、前記方法は、
    1つ以上の高さ閾値を有する基準高度情報を基地局から受信することと、
    前記無線デバイスの高さと前記1つ以上の高さ閾値とからフライングモードステータスを判定することと、
    前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいてアップリンク電力制御のために使用する2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを決定すること(801)であって、当該2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のためのセル固有の部分経路損失補償係数とアップリンク電力制御のための無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を含むものであり、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて、アップリンク電力制御のために使用する前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つを決定することは、
    前記基地局に対して、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスを示すことと、
    前記基地局から、前記フライングモードステータスに基づく、アップリンク電力制御のための前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つを使用することのインジケーションを受信すること(803)と、を含むものである、ことと、
    前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行すること(804)と、を有し、前記1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行すること(804)は、
    前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つに基づいてアップリンク送信のためのアップリンク電力制御を実行することであって、前記アップリンク送信は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の送信である、ことと、
    アップリンク電力制御のための前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つを使用することの前記インジケーションが受信されると、前記無線デバイス(712)のサービングセルについてのPUSCHの電力制御調整状態の累算をリセットすることと、を含み、
    前記PUSCHの送信は、
    前記無線デバイスが当該無線デバイスはフライングモードにあると判定すると、当該無線デバイスはランダムアクセスレスポンスグラントを用いてスケジューリングされる前記PUSCHの送信について無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を使用し、
    前記無線デバイスが当該無線デバイスは非フライングモードにあると判定すると、当該無線デバイスはセミパーシステントグラントまたは動的グラントを用いてスケジューリングされる前記PUSCHの送信についてセル固有の部分経路損失補償係数を使用する、
    ように実行される、方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、さらに、
    前記基地局から、アップリンク電力制御のための前記セル固有の部分経路損失補償係数と、アップリンク電力制御のための前記無線デバイス固有の部分経路損失補償係数とを含むアップリンク電力制御のための前記2つ以上の部分経路損失補償係数のコンフィギュレーションを受信すること(800)を含む、方法。
  10. 請求項8に記載の方法であって、前記基準高度情報は、2つ以上の基準高さ閾値を含む、方法。
  11. 請求項8に記載の方法であって、前記基地局に、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスを示すこと(802)は、前記無線デバイス(712)の高さが基準高さ閾値を上回るときに、前記基地局に測定レポートをトリガして送信することを含む、方法。
  12. 請求項8および11のいずれか1項に記載の方法であって、前記インジケーションは、媒体アクセス制御(MAC)の制御エレメント(CE)に基づくものである、方法。
  13. 請求項8および11のいずれか1項に記載の方法であって、前記インジケーションは、ダウンリンク制御情報(DCI)に基づくものである、方法。
  14. 請求項8、11、12および13のいずれか1項に記載の方法であって前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づき前記1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行すること(804)は、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスが変化すると、前記無線デバイス(712)のサービングセルについてのPUSCHの電力制御調整状態の累算をリセットすることを含む、方法。
  15. 無線デバイス(712)であって、
    1つ以上の高さ閾値を有する基準高度情報を基地局から受信し、
    前記無線デバイスの高さと前記1つ以上の高さ閾値とからフライングモードステータスを判定し、
    前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいてアップリンク電力制御のために使用するための2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを決定し、ここで、前記2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のためのセル固有の部分経路損失補償係数とアップリンク電力制御のための無線デバイス固有の部分経路損失補償係数とを含むものであり、前記無線デバイスは、
    前記基地局に対して、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスを示し(802)、
    前記基地局から、前記フライングモードステータスに基づく、アップリンク電力制御のための前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つを使用することのインジケーションを受信する(803)、ように適合していることによって、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて、アップリンク電力制御のために使用する前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つを決定するように適合しており、
    前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行する、ように適合しており、前記無線デバイスは、
    前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つに基づいてアップリンク送信のためのアップリンク電力制御を実行し、前記アップリンク送信は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の送信であり、
    アップリンク電力制御のための前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つを使用することの前記インジケーションが受信されると、前記無線デバイス(712)のサービングセルについてのPUSCHの電力制御調整状態の累算をリセットする、ように適合していることによって、前記1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行するように適合しており
    前記PUSCHの送信は、
    前記無線デバイスが当該無線デバイスはフライングモードにあると判定すると、当該無線デバイスはランダムアクセスレスポンスグラントを用いてスケジューリングされる前記PUSCHの送信について無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を使用し、
    前記無線デバイスが当該無線デバイスは非フライングモードにあると判定すると、当該無線デバイスはセミパーシステントグラントまたは動的グラントを用いてスケジューリングされる前記PUSCHの送信についてセル固有の部分経路損失補償係数を使用する、
    ように実行される、無線デバイス(712)。
  16. 請求項15に記載の無線デバイス(712)であって、前記無線デバイス(712)は、請求項9から14のいずれか1項に記載の方法を実行するようにさらに適合している、無線デバイス(712)。
  17. 無線デバイス(712)であって、
    1つ以上のトランシーバ(1206)と、
    前記1つ以上のトランシーバ(1206)に関連付けられた処理回路(1202)と、を有し、前記処理回路(1202)は、前記無線デバイス(712)に、
    1つ以上の高さ閾値を有する基準高度情報を基地局から受信させ、
    前記無線デバイスの高さと前記1つ以上の高さ閾値とからフライングモードステータスを判定させ、
    前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいてアップリンク電力制御のために使用するための2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの特定の1つを決定させ、ここで、前記2つ以上の部分経路損失補償係数は、アップリンク電力制御のためのセル固有の部分経路損失補償係数およびアップリンク電力制御のための無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を含むものであり、前記処理回路(1202)は、前記無線デバイスに、
    前記基地局に対して、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスを示させ(802)、
    前記基地局から、前記フライングモードステータスに基づく、アップリンク電力制御のための前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つを使用することのインジケーションを受信させる(803)、ように構成されていることによって、前記無線デバイスに、前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて、アップリンク電力制御のために使用する前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つを決定させるように構成されており、
    前記無線デバイス(712)の前記フライングモードステータスに基づいて1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行させる、ように構成されており、前記処理回路は、前記無線デバイスに、
    前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つに基づいてアップリンク送信のためのアップリンク電力制御を実行させ、ここで、前記アップリンク送信は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の送信であり、
    アップリンク電力制御のための前記2つ以上の部分経路損失補償係数のうちの前記特定の1つを使用することの前記インジケーションが受信されると、前記無線デバイス(712)のサービングセルについてのPUSCHの電力制御調整状態の累算をリセットさせる、ように構成されていることによって、前記処理回路は、前記無線デバイスに、前記1つ以上のアップリンク電力制御関連タスクを実行させるように構成されており
    前記PUSCHの送信は、
    前記無線デバイスが当該無線デバイスはフライングモードにあると判定すると、当該無線デバイスはランダムアクセスレスポンスグラントを用いてスケジューリングされる前記PUSCHの送信について無線デバイス固有の部分経路損失補償係数を使用し、
    前記無線デバイスが当該無線デバイスは非フライングモードにあると判定すると、当該無線デバイスはセミパーシステントグラントまたは動的グラントを用いてスケジューリングされる前記PUSCHの送信についてセル固有の部分経路損失補償係数を使用する、
    ように実行される、無線デバイス(712)。
  18. 請求項17に記載の無線デバイス(712)であって、前記処理回路(1202)は、前記無線デバイス(712)に、請求項9から14のいずれか1項に記載の方法を実行させるようにさらに構成されている、無線デバイス(712)。
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