JP7206075B2 - 決済サービス連携システム、連携データ照合サーバ、決済アプリケーション端末、決済サービス連携方法及びプログラム - Google Patents

決済サービス連携システム、連携データ照合サーバ、決済アプリケーション端末、決済サービス連携方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、決済端末における決済アプリケーションと他のアプリケーションとの間の連携を行なう決済サービス連携システム、連携データ照合サーバ、決済アプリケーション端末、決済サービス連携方法及びプログラムに関する。
クレジットカードや電子マネーによる支払を行う際、決済用の端末(以下、決済端末)を用いて、クレジットカードや電子マネーによる決済を実行する(例えば、特許文献1参照)。
この決済端末における決済処理を、会計アプリケーションやPOS(point of sale)アプリケーションなどの非決済アプリケーションに連携させることで、決済端末を有効に利用したいという要望がある(例えば、特許文献2参照)。
例えば、小さな店内において、会計を行なうスペースが限られた状態で、決済端末に加えて非決済の情報処理を行なう端末が必要で有り、これら複数の端末を配置することがスペース的に難しい場合がある。
この場合において、一般的なOS(operating system)が搭載されたタブレットコンピュータなどの汎用端末に対して、上述した決済アプリケーション及び非決済アプリケーションの各々をインストールして、多機能の決済端末として使用したいという要望もある。
さらに、外国人観光客の増加により、テーブルの席に座ったままでのクレジットによる決済が一般的になってきているが、客のクレジットカードを店員が会計場所に設置された決済端末まで携行して、飲食等の支払の決済処理を行なっている。
しかし、外国人観光客にとって、クレジットカードが自分の目に見えない場所に持って行かれることは、不正な処理が行なわれないか不安を感じる。このため、客席にあるオーダー端末に決済アプリケーションをインストールし、テーブルの席に座ったままで、客がクレジットカードを見える状態で決済を行なうことが考えられる。
特開2004-164195号公報 特開2015-194800号公報
しかしながら、十分なセキュリティが担保されていない非決済アプリケーションと決済アプリケーションとを連携させることは、決済処理自体のセキュリティに悪影響を与える可能性がある。このため、決済アプリケーションとともに非決済アプリケーションを何の対策を行なわずに決済端末にインストールして用いることはセキュリティの観点から望ましくない。
また、一般的なOSが搭載されたタブレットコンピュータなどの汎用端末に対しても、決済端末と同様に、決済アプリケーションとともに、非決済アプリケーションを何の対策を行なわずにインストールして用いることはセキュリティの観点から望ましくない。
すなわち、上述した一般的なOSが搭載された端末の場合には、決済アプリケーションと非決済アプリケーションとの各々が、このOSの機能を無限定にそれぞれ利用することができる。
このため、決済アプリケーションが決済に必要なデータを取得する機能、例えば、クレジットカードのデータを読み取るリーダ制御の機能などを、非決済アプリケーションも利用することができる。
これにより、クレジットカードのクレジットカード番号やパスワードなどの個人情報を非決済アプリケーションを利用して盗み取られ、個人情報が悪用される虞がある。
また、非決済アプリケーションが連携した際に、連携先の決済アプリケーションによる決済処理のために入力されたクレジットカード番号が、非決済アプリケーションの処理により端末上に残り、このクレジットカード番号が悪用される虞もある。
また、決済アプリケーション及び非決済アプリケーションの連携を、それぞれ異なった端末間において行なった場合も、連携においてクレジットカードのクレジットカード番号やパスワードなどの個人情報が、非決済アプリケーションを介して盗み取られる虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、決済アプリケーションと非決済アプリケーションとの間で連携を行う際、非決済アプリケーションが決済アプリケーションから決済に伴う個人情報を取得せずに連携し、決済アプリケーションに対して決済を行なわせるため、個人情報が盗み取られることを防止し、セキュリティ機能を向上させる決済サービス連携システム、連携データ照合サーバ、決済アプリケーション端末、決済サービス連携方法及びプログラムを提供することを目的とする。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の決済サービス連携システムは、決済アプリケーションにより実行される代金の支払いに関する決済処理を行う決済処理部と、非決済アプリケーションにより実行される前記決済処理以外の情報処理を行なう情報処理部と、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理の可否を、認証アプリケーションで実行される判定の処理により行なう認証部と、前記非決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを有し、前記認証部は、照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて前記照合データベースが参照されることで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行わせ、前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の非決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、前記認証部は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行わせることを特徴とする。
本発明の決済サービス連携システムは、前記決済認証アプリケーションが、前記非決済アプリケーションを認証するための認証情報に基づいて、前記連携処理の可否を判定することを特徴とする。
本発明の決済サービス連携システムは、前記認証情報が、前記非決済アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報と、当該非決済アプリケーションが搭載される端末の端末シリアル番号と、当該端末を運用するユーザを識別するユーザ識別情報とのいずれか、あるいは組合せ、または全てを含むことを特徴とする。
本発明の決済サービス連携システムは、前記決済認証アプリケーションが、前記非決済アプリケーションと当該非決済アプリケーションと異なる他の非決済アプリケーションとの連携処理の可否の判定を行なうことを特徴とする。
本発明の決済サービス連携システムは、前記照合データベースを有し、前記認証アプリケーションからの照合依頼が供給されたた場合照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報に対応する認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けられているか否かの照合を、前記照合データベースを参照することで行い、照合結果として出力する連携データ照合サーバを、さらに有することを特徴とする。
本発明の決済サービス連携システムは、前記決済アプリケーションとの連携処理を行なうことが、当該決済アプリケーションを作成したメーカに認証された前記非決済アプリケーションを配布するダウンロードサーバをさらに備え、前記ダウンロードサーバが、前記決済アプリケーションからの問い合せに対応し、当該決済アプリケーションがダウンロードした非決済アプリケーションの履歴を参照し、ダウンロードしていない他の非決済アプリケーションを通知することを特徴とする。
本発明の決済サービス連携システムは、第1決済アプリケーションにより実行される代金の支払いに関する決済処理を行う第1決済処理部と、第2決済アプリケーションにより実行される前記決済処理以外の他の決済処理を行なう第2決済処理部と、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理の可否を、認証アプリケーションで実行される判定の処理により行なう認証部と、前記第2決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを有し、前記認証部は、照合する対象として外部から得られる第2決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて前記照合データベースが参照されることで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理を行わせ、前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の第2決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、前記認証部は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理を行わせることを特徴とする。
本発明の連携認証サーバは、代金の支払に関する決済処理を行なう決済アプリケーションと、前記決済処理以外の情報処理を行なう非決済アプリケーションと、前記非決済アプリケーションと前記決済アプリケーションとの連携処理の可否を判定する決済認証アプリケーションとを備える決済サービス連携システムからの照合依頼により、前記連携処理と前記非決済アプリケーションの認証情報との対応付けを照合する連携データ照合サーバであり、前記認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを有し、前記決済認証アプリケーションからの照合依頼に対応し、照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けられているか否かの照合の照合を、前記照合データベースを参照することで行い、照合結果を前記決済認証アプリケーションに出力することを特徴とする。
本発明の連携データ照合サーバは、代金の支払に関する決済処理を行なう決済アプリケーションと、前記決済処理以外の情報処理を行なう非決済アプリケーションと、前記非決済アプリケーションと前記決済アプリケーションとの連携処理の可否を判定する決済認証アプリケーションと、前記非決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースと、を備える決済サービス連携システムにおいて用いられる決済アプリケーション端末であり、前記決済アプリケーション端末は、前記決済アプリケーション及び前記決済認証アプリケーションの各々が備えられており、照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて、前記照合データベースを参照することで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行う認証部を有し、前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の非決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、前記認証部は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行うことを特徴とする。
本発明の決済アプリケーション端末は、決済アプリケーションが、代金の支払いに関する決済処理を行う決済処理過程と、非決済アプリケーションが、前記決済処理以外の情報処理を行なう情報処理過程と、認証アプリケーションが、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理の可否を判定する処理を行なう認証過程と、を含み、前記認証過程は、照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて、前記非決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを参照されることで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含み、前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の非決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、前記認証過程は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含むことを特徴とする。
本発明の決済サービス連携方法は、第1決済アプリケーションが、代金の支払いに関する決済処理を行う第1決済処理過程と、第2決済アプリケーションが、前記決済処理以外の他の決済処理を行なう第2決済処理過程と、認証アプリケーションが、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理の可否を判定する処理を行なう認証過程と、を含み、前記認証過程は、照合する対象として外部から得られる第2非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて、前記第2決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを参照されることで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含み、前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の第2決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、前記認証過程は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、決済サービス連携システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであり、前記コンピュータを、決済アプリケーションにより実行される代金の支払いに関する決済処理を行う決済処理手段、非決済アプリケーションにより実行される前記決済処理以外の情報処理を行なう情報処理手段、前記決済アプリケーションと非決済アプリケーションとの連携処理の可否を、認証アプリケーションで実行される判定の処理により行なう認証手段、として機能させるためのプログラムであり、前記認証手段は、照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて、前記非決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを参照することで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含み、前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の非決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、前記認証手段は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含むプログラムである。
本発明のプログラムは、決済サービス連携システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであり、前記コンピュータを、第1決済アプリケーションにより実行される代金の支払いに関する決済処理を行う第1決済処理手段、第2決済アプリケーションにより実行される前記決済処理以外の他の決済処理を行なう第2決済処理手段、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理の可否を、認証アプリケーションで実行される判定の処理により行なう認証手段、として機能させるためのプログラムであり、前記認証手段は、照合する対象として外部から得られる第2決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて、前記第2決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを参照されることで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含み、前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の第2決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、前記認証手段は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含むプログラムである。
本発明のプログラムは、代金の支払に関する決済処理を行なう決済アプリケーションと、前記決済処理以外の情報処理を行なう非決済アプリケーションと、前記非決済アプリケーションと前記決済アプリケーションとの連携処理の可否を判定する決済認証アプリケーションとを備える決済サービス連携システムからの照合依頼により、前記非決済アプリケーションが使用できる決済データを出力する連携データ照合サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであり、前記コンピュータを、照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けられているか否かの照合の照合を、前記認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを参照することで行い、照合結果を出力する手段として機能させるためのプログラムである。
この発明によれば、決済アプリケーションと非決済アプリケーションとの間で連携を行う際、非決済アプリケーションが決済アプリケーションから決済に伴う個人情報を取得せずに、決済アプリケーションに対して決済を行なわせるため、個人情報が盗み取られることを防止し、セキュリティ機能を向上させる決済サービス連携システム、連携データ照合サーバ、決済アプリケーション端末、決済サービス連携方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態による決済サービス連携システムの構成例を示す図である。 本実施形態による管理データベース4_2に予め書き込まれて記憶されているダウンロード管理テーブルの構成例を示す図である。 本実施形態における決済サービス連携システムの決済アプリケーション及び非決済アプリケーションの各々の連携関係を説明する概念図である。 照合データベース32に予め書き込まれて記憶されている連携処理対応付テーブルの構成例を示す。 本実施形態の決済サービス連携システム100における決済連携、デバイス連携及び非決済連携の各々の処理の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態による決済サービス連携システムの応用例を説明する概念図である。 本実施形態による決済サービス連携システムの他の応用例を説明する概念図である。 本発明の一実施形態による決済サービス連携システムの変形例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態による決済サービス連携システムの構成例を示す図である。図1において、本実施形態における決済サービス連携システム100は、決済アプリケーション端末1-1、決済アプリケーション端末1-2、決済アプリケーション端末1-3、連携データ照合サーバ3及びダウンロードサーバ4の各々を備えている。
決済アプリケーション端末1-1、決済アプリケーション端末1-2、決済アプリケーション端末1-3、連携データ照合サーバ3及びダウンロードサーバ4の各々は、インターネットを含む情報通信網200により接続されている。決済アプリケーション端末1-1、決済アプリケーション端末1-2、決済アプリケーション端末1-3を総称する場合、決済アプリケーション端末1と示す。また、本実施形態においては、決済サービス連携システム100が3台の決済アプリケーション端末1を備える構成として説明するが、1台または2台以上の複数台を備える構成でも良い。
決済アプリケーション端末1は、シンクライアント端末(例えば、CAFIS Arch(登録商標)端末など)であり、例えばクレジットカードによりクレジットカード会社に対する代金の支払の決済の処理を行なう決済アプリケーション10が備えられている端末である。また、決済アプリケーション端末1には、上述した決済アプリケーション10の他に、決済認証アプリケーション11及び非決済アプリケーション20の各々が備えられている。図1において、非決済アプリケーション20は、1個が示されているが、2個以上の複数個が備えられていても良い。
決済認証アプリケーション11は、非決済アプリケーション20からの情報処理の連携依頼に含まれる認証情報により、非決済アプリケーション20からの連携依頼の可否を判定する。
非決済アプリケーション20は、決済アプリケーション10などの決済に関する処理以外の情報処理を行なうアプリケーションであり、例えば、売上管理に関する情報処理を行なうPOSアプリケーションや、代金の支払額に応じたてポイントを付与するポイント付与アプリケーション、顧客の注文を管理する注文(商品選択)アプリケーションなどである。なお、非決済アプリケーション20は決済アプリケーション10と区別するために非決済アプリケーションとして説明しているが、プリペイド支払や、独自通貨などの決済アプリケーションを非決済アプリケーション20とすることもできる。非決済アプリケーション20は、自身が決済アプリケーション10に対して連携依頼を行なう際、自身を認証させるための上記認証情報を出力する連携API(application programming interface)モジュール21(後述)が含まれている。
連携データ照合サーバ3は、決済アプリケーション端末1から供給される認証情報と連携処理の内容を示す連携情報とに基づき、この認証情報により特定される決済アプリケーション端末1に対して、上記連携情報の示す連携処理の内容が対応付けられているか否かの照合を行ない照合結果を通知する。
また、決済認証アプリケーション11は、連携データ照合サーバ3からの照合結果により、非決済アプリケーション20からの連携依頼に対して、対応可能か否かの判定を行なう。
ダウンロードサーバ4は、非決済アプリケーション20のダウンロードに関する処理を管理するサーバであり、例えば決済アプリケーション10に対する非決済アプリケーション20を供給するダウンロードセンタ400に設けられている。
また、ダウンロードサーバ4は、アプリケーションデータベース4_1及び管理データベース4_2の各々を備えている。
アプリケーションデータベース4_1には、決済アプリケーション端末1が備える決済アプリケーション10と連携することが許可されている、サードパーティが作成した非決済アプリケーション20の各々が蓄積されている。
管理データベース4_2は、決済アプリケーション端末1の各々と、それぞれの決済アプリケーション端末1がダウンロードした上記非決済アプリケーション20とが対応付けられて記憶されている。
本実施形態においては、決済アプリケーション端末1は、それぞれコンピュータにより構成され、これらコンピュータの各々に搭載されたOSにより、プログラムである決済アプリケーション10、決済認証アプリケーション11、非決済アプリケーション20それぞれが起動及び起動されて、上記コンピュータのハードウェア資源(CPU(central processing unit)、メモリ、表示装置、プリンタ、カードリーダなどのハードウェア機器)を使用した情報処理を行なう。
図2は、本実施形態による管理データベース4_2に予め書き込まれて記憶されているダウンロード管理テーブルの構成例を示す図である。
図2のダウンロード管理テーブルにおいて、レコード毎に、端末シリアル番号、ユーザ識別情報、ダウンロードアプリケーション情報、使用可能アプリケーション情報の各々の欄が設けられている。
端末シリアル番号は、製造時にそれぞれの端末の各々に固有に付与される製造番号に対応する番号であり、決済アプリケーション端末1それぞれを一意に識別することができる。ユーザ識別情報は、非決済アプリケーション20を運用するユーザの各々に付与される識別情報であり、ユーザそれぞれを一意に識別することができる。ダウンロードアプリケーション情報は、端末シリアル番号の示す決済アプリケーション端末1がすでにダウンロードした非決済アプリケーションの情報が記載されている。使用可能アプリケーション情報は、ユーザ識別情報の示すユーザが使用可能な非決済アプリケーションの情報が記載されている。
また、ダウンロードサーバ4は、決済アプリケーション端末1からダウンロードの問い合せが通知された場合、問い合せに付加されている端末シリアル番号を読み込む。そして、ダウンロードサーバ4は、端末シリアル番号に対応した使用可能アプリケーション情報を読み込み、ダウンロードアプリケーション情報に記載されていない非決済アプリケーションを選択し、決済アプリケーション端末1に対して、選択した非決済アプリケーションを使用可能な非決済アプリケーションとして通知する。
また、ダウンロードサーバ4は、新たにメーカに認証された非決済アプリケーションを、この非決済アプリケーションを使用可能とするユーザ識別情報に対応した使用可能アプリケーション情報の欄に新たに書き込んで記憶させる。
上述したダウンロードの処理において、決済アプリケーション端末1は、使用可能な非決済アプリケーションが通知された場合、この使用可能な非決済アプリケーションをユーザに対して提示する。ユーザが選択した非決済アプリケーションを示す情報をダウンロードサーバ4に通知する。
これにより、ダウンロードサーバ4は、決済アプリケーション端末1から通知された非決済アプリケーションのデータを、決済アプリケーション端末1に対して送信する。
そして、決済アプリケーション端末1は、ダウンロードした非決済アプリケーションのインストールを行ない、インストールした非決済アプリケーションの活性化を行なう。
図3は、本実施形態における決済サービス連携システム(図1)の決済アプリケーション及び非決済アプリケーションの各々の連携関係を説明する概念図である。
図3において、決済認証アプリケーション11は、決済アプリケーション連携インターフェースモジュール111、デバイス連携インターフェースモジュール112、非決済アプリケーション連携インターフェースモジュール113、認証モジュール114、決済アプリケーション連携モジュール115及び非決済アプリケーション連携モジュール116の各々を備えている。また、以下の説明において、決済アプリケーション端末1には、非決済アプリケーション20_1及び非決済アプリケーション20_2の各々を含んでいる。非決済アプリケーション20_1及び非決済アプリケーション20_2を総称する場合、非決済アプリケーション20と示す。本実施形態において、決済アプリケーション端末1には、非決済アプリケーション20_1及び非決済アプリケーション20_2の2個が備えられているが、1個あるいは複数個が備えられていても良い。
非決済アプリケーション20は、連携APIモジュール21を含んで構成されている。この連携APIモジュール21は、決済アプリケーション10を作成したメーカが生成したプログラムモジュールであり、この決済アプリケーション10と連携させるサードパーティの各々に配給されている。サードパーティの各々は、この決済アプリケーション10と連携させる非決済アプリケーション20にこの連携APIモジュール21を組み込む必要がある。
そして、上記メーカ(決済アプリケーション10を配給するメーカ)は、サードパーティが提供する非決済アプリケーション20が、決済サービス連携システム(決済アプリケーションシステム10を含む)に悪影響を与えず、かつ、正常に機能するかを確認し、問題がない場合には非決済アプリケーション20を許可する。これにより、サードパーティ、メーカまたはダウンロードセンタ400の管理者は、メーカにより許可された非決済アプリケーション20を、ダウンロードセンタ400におけるアプリケーションデータベース4_1(図1)に格納し、管理データベース4_2(図1)に上記非決済アプリケーション20を使用可能アプリケーション(使用可能アプリケーション情報)として登録する。そして、ダウンロードサーバ4は、アプリケーションデータベース4_1に蓄積される非決済アプリケーション20を、決済アプリケーション端末1からのダウンロードの要求に対応して供給を行なう。
連携APIモジュール21は、プログラムライブラリとして、読出関数である決済アプリケーション連携呼出モジュール211、デバイス連携呼出モジュール212及び非決済アプリケーション連携呼出モジュール213の各々が備えられている。
決済アプリケーション連携呼出モジュール211は、連携する際の連携処理が決済アプリケーション10が処理するデータである決済データを使用する決済連携処理か否かの判定を行なう。そして、決済アプリケーション連携呼出モジュール211は、決済アプリケーション10と連携する連携処理が決済連携処理である場合、決済連携処理であることを示す連携情報(連携可能な決済処理であること及び決済処理における業務種類)と、非決済アプリケーション20との連携の可否の判定に用いる認証情報とを、決済認証アプリケーション11に対して連携依頼情報として出力する。
ここで、認証情報は、非決済アプリケーション20を識別するアプリケーション識別情報、例えば、決済アプリケーション端末1のOSがAndroid(登録商標)の場合、package(パッケージ)名であり、OSがWindows(登録商標)の場合、URI(uniform resource identifier)であり、OSがiOS(登録商標)の場合、URI(uniform resource identifier)Scheme(スキーム)を含む。
また、認証情報は、非決済アプリケーション20を識別するアプリケーション識別情報のみではなく、決済アプリケーション端末1を識別する端末シリアル番号(例えば、工場出荷時に付与される端末固有の番号)、決済アプリケーション端末1を運用するユーザのユーザ識別情報、あるいはメーカが払い出す認証(許可)コードなどを用いても良い。
また、認証情報は、アプリケーション識別情報、端末シリアル番号、ユーザ識別情報及び認証(許可)コードのいずれか、あるいは組合せ、または全てを用いても良い。
また、認証情報は、アプリケーション識別情報、端末シリアル番号、ユーザ識別情報、認証コードのいずれか、あるいは組合せ、または全てを、所定のハッシュ関数により求めたハッシュ値を用いても良い。
本実施形態においては、一例として、認証情報をアプリケーション識別情報、端末シリアル番号、ユーザ識別情報、認証コードの全てを用いた場合で説明する。
デバイス連携呼出モジュール212は、連携する際の連携処理が決済アプリケーション端末1が備えているデバイスを使用する処理であるデバイス連携処理か否かの判定を行なう。そして、デバイス連携呼出モジュール212は、連携処理がデバイス連携処理である場合、デバイス連携処理であることを示す連携情報と、非決済アプリケーション20との連携の可否の判定に用いる認証情報とを、決済認証アプリケーション11に対して連携依頼情報として出力する。ここで、デバイスとは、決済アプリケーション端末1に搭載されているデバイスのなかで、決済アプリケーション10が決済処理に対応して用いるデバイスであり、例えばクレジットカードのクレジットカード番号の読取りを行なうカード番号磁気カードリーダ、ICカードリーダやバーコードリーダなどである。
非決済アプリケーション連携呼出モジュール213は、連携する際の連携処理が決済アプリケーション端末1が備えている他の非決済アプリケーションが処理するデータである非決済データを使用する非決済連携処理か否かの判定を行なう。そして、非決済アプリケーション連携呼出モジュール213は、連携処理が非決済連携処理である場合、非決済連携処理であることを示す連携情報と、非決済アプリケーション20との連携の可否の判定に用いる認証情報と、連携する非決済アプリケーションを示す連携先情報とを、決済アプリケーション11に対して連携依頼情報として出力する。
決済アプリケーション連携インターフェースモジュール111は、非決済アプリケーション20から入力される連携依頼情報が、決済連携処理か否かの判定を行なう。そして、決済アプリケーション連携インターフェースモジュール111は、連携依頼情報が、決済連携処理である場合、連携依頼情報から認証情報を抽出し、抽出した認証情報を認証モジュール114に出力し、認証情報の認証を行わせて、決済連携処理の実行が可能か否かの認証(判定)を依頼する。
デバイス連携インターフェースモジュール112は、非決済アプリケーション20から入力される連携依頼情報が、デバイス連携処理か否かの判定を行なう。そして、デバイス連携インターフェースモジュール112は、連携依頼情報が、デバイス連携処理である場合、連携依頼情報から認証情報を抽出し、抽出した認証情報を認証モジュール114に出力し、認証情報の認証(判定)を行わせて、デバイス連携処理の実行が可能か否かの認証(判定)を依頼する。
非決済アプリケーション連携インターフェースモジュール113は、非決済アプリケーション20から入力される連携依頼情報が、非決済連携処理か否かの判定を行なう。そして、非決済アプリケーション連携インターフェースモジュール113は、連携依頼情報が、非決済連携処理である場合、連携依頼情報から認証情報を抽出し、抽出した認証情報を認証モジュール114に出力し、認証情報の認証を行わせて、非決済連携処理の実行が可能か否かの認証(判定)を依頼する。
認証モジュール114は、決済アプリケーション連携インターフェースモジュール111、デバイス連携インターフェースモジュール112及び非決済アプリケーション連携インターフェースモジュール113の各々から供給される照合の依頼に対応し、認証情報に基づく照合処理を行なう。
すなわち、認証モジュール114は、決済アプリケーション連携インターフェースモジュール111からの決済連携処理の認証の依頼に対応して、連携データ照合サーバ3に対して、認証情報に対応した決済連携処理が利用可能サービスとして対応付けられているかと、決済連携処理における指定された業務に対応付けられているかとの照合の依頼を出力する。
そして、認証モジュール114は、認証情報に対応した決済連携処理が利用可能サービスとして対応付けられ、かつ決済連携処理における指定された業務が利用可能業務として対応付けられているか否かの照合結果を連携データ照合サーバ3から入力する。
このとき、認証モジュール114は、認証情報に対応して利用可能サービスとして決済連携処理が、かつ決済連携処理における指定された業務が対応付けられているという照合結果が得られた場合、決済アプリケーション連携モジュール115に対して、決済アプリケーション10に対する連携処理を行なわせる。
一方、認証モジュール114は、認証情報に対して利用可能サービスとして決済連携処理、または決済連携処理における指定された業務のいずれかあるいは双方が対応付けられてないという照合結果が得られた場合、非決済アプリケーション20に対して、連携不可能を示す情報の通知処理を行なう。
すなわち、認証モジュール114は、デバイス連携インターフェースモジュール112からのデバイス連携処理の認証の依頼に対して、連携データ照合サーバ3に対して、認証情報に対応したデバイス連携処理が利用可能デバイスとして対応付けられているかの照合の依頼を出力する。
そして、認証モジュール114は、認証情報に対応したデバイス連携処理が利用可能サービスとして対応付けられているか否かの照合結果を連携データ照合サーバ3から入力する。
このとき、認証モジュール114は、認証情報に対して利用可能サービスとしてデバイス連携処理が対応付けられているという照合結果が得られた場合、対応するデバイスに対して、デバイス連携処理を行なう。
一方、認証モジュール114は、認証情報に対して利用可能サービスとして決済処理、が対応付けられてないという照合結果が得られた場合、非決済アプリケーション20に対して、連携不可能を示す情報の通知処理を行なう。
すなわち、認証モジュール114は、非決済アプリケーション連携インターフェースモジュール113からの非決済連携処理の認証の依頼に対して、連携データ照合サーバ3に対して、認証情報に対応した非決済連携処理が利用可能サービスとして対応付けられているかの照合の依頼を出力する。
そして、認証モジュール114は、認証情報に対応した非決済連携処理が利用可能サービスとして対応付けられているか否かの照合結果を連携データ照合サーバ3から入力する。
このとき、認証モジュール114は、認証情報に対して利用可能サービスとして非決済連携処理が対応付けられているという照合結果が得られた場合、他の非決済アプリケーション20(例えば、非決済アプリケーションが非決済アプリケーション20_1である場合、非決済アプリケーション連携モジュール116を介して他の非決済アプリケーションとして非決済アプリケーション20_2)に対して非決済連携処理を行わせる。
一方、認証モジュール114は、認証情報に対して利用可能サービスとして非決済連携処理が対応付けられてないという照合結果が得られた場合、非決済アプリケーション20(20_1)に対して、連携不可能を示す情報の通知処理を行なう。
決済アプリケーション連携モジュール115は、認証モジュール114からの決済連携処理の依頼に対応し、非決済アプリケーション20から連携情報に対応して決済処理及び決済処理における業務の連携処理を、決済アプリケーション10に対して行なわせる。
非決済アプリケーション連携モジュール116は、認証モジュール114からの非決済連携処理の依頼に対応し、非決済アプリケーション20_1から連携情報に対応して非決済処理を、他の非決済アプリケーション20_2の非決済アプリケーション20に対して行なわせる。非決済アプリケーション20_2の応答は、非決済アプリケーション連携モジュール116を介して非決済アプリケーション20_1に対して行なわれる。
連携データ照合サーバ3は、連携可否照合部31と照合データベース32との各々を備えている。
連携可否照合部31は、認証モジュール114から照合の依頼が供給された場合、認証情報に対して、認証情報とともに供給される連携情報における連携処理(決済連携処理、デバイス連携処理及び非決済連携処理)が対応付けられているか否かの照合を、照合データベース32を参照して行なう。
図4は、照合データベース32に予め書き込まれて記憶されている連携処理対応付テーブルの構成例を示す。
図4の連携処理対応付テーブルにおいて、レコード毎に、アプリケーション識別情報、端末シリアル番号、ユーザ識別情報、利用可能サービス種別、利用可能業務種別及び利用可能デバイス種別の各々の欄が設けられている。
アプリケーション識別情報は、非決済アプリケーションを識別する識別情報である。端末シリアル番号は、製造時にそれぞれの端末の各々に固有に付与される製造番号に対応する番号であり、決済アプリケーション端末1それぞれを一意に識別することができる。ユーザ識別情報は、非決済アプリケーション20を運用するユーザの各々に付与される識別情報であり、ユーザそれぞれを一意に識別することができる。
上述したアプリケーション識別情報、端末シリアル番号及びユーザ識別情報の各々の組合せ、または事前に払い出された情報の組み合わせが認証情報である。
利用可能サービス種別は、決済連携処理の場合において、例えばクレジット決済、電子マネー決済、バーコード決済、口座振替などの種別が記載され、対応付けがされていない場合、決済アプリケーション連携不可能を示す情報が記載されている。また、利用可能デバイス種別は、デバイス連携処理の場合において、連携可能(利用可能)なデバイス名が記載され、対応付けがされていない場合、デバイス連携不可能を示す情報が記載されている。また、利用可能業務種別は、決済連携処理の場合において、例えばクレジットの売り上げなどであり、非決済連携処理の場合において、例えばポイント付与、注文に対応した指示、業務管理などであり、対応付けがされていない場合、非決済アプリケーション連携不可能を示す情報が記載されている。
例えば、この他のアプリケーションと連携しない非決済アプリケーションは、例えば、従業員の勤怠を管理する勤怠管理アプリケーション、任意の日や任意の時間帯における売上を管理する日時売上管理アプリケーション、従業員に対する業務連絡を行なう業務連絡アプリケーション、監視カメラの撮像管理を行なう監視カメラ映像管理アプリケーションなどがある。また、他のアプリケーションと連携しない非決済アプリケーションも、インストールする際、すでに説明したダウンロードサーバ4からメーカの認証を受けた非決済アプリケーションのなかからダウンロードしてインストールする必要がある。
また、上述した実施形態においては、連携データ照合サーバ3を異なる場所、例えば、連携を管理する管理センタに配置する例を示したが、連携可否照合部31の機能を、認証モジュール114に持たせ、管理センタに照合データベース32のみを配置する構成としても良い。この構成の場合、認証モジュール114は、決済連携処理、デバイス連携書処理及び非決済連携処理の各々における非決済アプリケーション20の連携処理の可否の認証を行う場合、照合データベース32を直接参照して、それぞれの処理が非決済アプリケーション20に対して対応付けられているか否かの照合を行なう。
また、上述した実施形態においては、決済アプリケーション端末1に対して決済認証アプリケーション11を配置したが、決済認証アプリケーション11の機能を有する決済認証サーバを設け、非決済アプリケーション20からの連携依頼を受け、連携データ照合サーバ3との間で認証の処理を行ない、決済アプリケーション端末1の決済アプリケーション10を動作させるように構成しても良い。
図5は、本実施形態の決済サービス連携システム100における決済連携、デバイス連携及び非決済連携の各々の処理の動作例を示すフローチャートである。
ステップS101:
非決済アプリケーション20(例えば、非決済アプリケーション20_1)は、内部の処理過程あるいは入力手段(例えば、タッチパッド)による外部からの制御により、連携APIモジュール21に対して、連携処理に対応するコマンドを出力する。
ステップS102:
連携APIモジュール21において、決済アプリケーション連携呼出モジュール211、デバイス連携呼出モジュール212及び非決済アプリケーション連携呼出モジュール213の各々は、コマンドの連携処理がそれぞれ自身に対応しているか否かの判定を行なう。
このとき、決済アプリケーション連携呼出モジュール211は、連携処理が決済連携処理である場合(ケースA)、処理をステップS103Aへ進める。
また、デバイス連携呼出モジュール212は、連携処理がデバイス連携処理である場合(ケースB)、処理をステップS103Bへ進める。
また、非決済アプリケーション連携呼出モジュール213は、連携処理がデバイス連携処理である場合(ケースB)、処理をステップS103Bへ進める。
ステップ103A:
決済アプリケーション連携呼出モジュール211は、決済連携準備として、例えば、非決済アプリケーション20から供給されるコマンドを、決済アプリケーション10における決済コマンドに変換する。
ステップ104A:
決済アプリケーション連携呼出モジュール211は、非決済アプリケーション20及び決済アプリケーション端末1の各々から認証情報(例えば、アプリケーション識別情報、端末シリアル番号及びユーザ識別情報など)を取得する。
ステップ105A:
決済アプリケーション連携呼出モジュール211は、連携処理が決済連携処理であることを示す連携情報(ここで、決済連携処理は決済コマンドなどを含む)と、取得した認証情報とを連携依頼情報として決済アプリケーション端末1における決済認証アプリケーション11に対して出力する(決済連携依頼)。
ステップ106A:
決済認証アプリケーション11における決済アプリケーション連携インターフェースモジュール111は、決済連携処理及び認証情報の各々を抽出する。
そして、決済アプリケーション連携インターフェースモジュール111は、抽出した決済連携処理、認証情報それぞれを認証モジュール114に対して出力し、この決済連携処理が連携可能か否かの認証を依頼する。
ステップ107A:
認証モジュール114は、決済アプリケーション連携インターフェースモジュール111からの認証の依頼に対応し、連携データ照合サーバ3に対して、依頼された決済連携処理が認証情報に対応付けられているか否かの照合を依頼する。
これにより、連携データ照合サーバ3において、連携可否照合部31は、照合データベース32における連携処理対応付テーブルを参照し、依頼された決済連携処理が認証情報に対応付けられているか否かの照合を行ない、照合結果を認証モジュール114に対して送信する。
ステップ108A:
認証モジュール114は、連携データ照合サーバ3からの照合結果に基づき、依頼された決済連携処理が実行可能か否かの判定を行なう。
このとき、認証モジュール114は、照合結果が決済連携処理に対応付けられていることを示す場合、処理をステップS109Aに進め、一方、照合結果が決済連携処理に対応付けられていないことを示す場合、処理をステップS110に進める。
ステップ109A:
認証モジュール114は、決済連携処理が認証情報に対応付けられているという照合結果により、決済アプリケーション連携モジュール115に対して、決済連携処理の実行を依頼する。
これにより、決済アプリケーション連携モジュール115は、決済アプリケーション10に対して、非連携アプリケーション20が依頼する連携処理を実行させる。
ステップ103B:
デバイス連携呼出モジュール212は、決済連携準備として、例えば、非決済アプリケーション20から供給されるコマンドを、決済アプリケーション10が決済アプリケーション端末1のデバイスを制御する際のデバイスコマンドに変換する。
ステップ104B:
デバイス連携呼出モジュール212は、非決済アプリケーション20及び決済アプリケーション端末1の各々から認証情報(例えば、アプリケーション識別情報、端末シリアル番号及びユーザ識別情報など)を取得する。
ステップ105B:
デバイス連携呼出モジュール212は、連携処理がデバイス連携処理であることを示す連携情報(ここで、デバイス連携処理はデバイスコマンドなどを含む)と、取得した認証情報とを連携依頼情報として決済アプリケーション端末1における決済認証アプリケーション11に対して出力する(デバイス連携依頼)。
ステップ106B:
決済認証アプリケーション11におけるデバイス連携インターフェースモジュール112は、デバイス連携処理及び認証情報の各々を抽出する。
そして、デバイス連携インターフェースモジュール112は、抽出したデバイス連携処理、認証情報それぞれを認証モジュール114に対して出力し、このデバイス連携処理が連携可能か否かの認証を依頼する。
ステップ107B:
認証モジュール114は、デバイス連携インターフェースモジュール112からの認証の依頼に対応し、連携データ照合サーバ3に対して、依頼されたデバイス連携処理が認証情報に対応付けられているか否かの照合を依頼する。
これにより、連携データ照合サーバ3において、連携可否照合部31は、照合データベース32における連携処理対応付テーブルを参照し、依頼されたデバイス連携処理が認証情報に対応付けられているか否かの照合を行ない、照合結果を認証モジュール114に対して送信する。
ステップ108B:
認証モジュール114は、連携データ照合サーバ3からの照合結果に基づき、依頼されたデバイス連携処理が実行可能か否かの判定を行なう。
このとき、認証モジュール114は、照合結果がデバイス連携処理に対応付けられていることを示す場合、処理をステップS109Bに進め、一方、照合結果がデバイス連携処理に対応付けられていないことを示す場合、処理をステップS110に進める。
ステップ109B:
認証モジュール114は、デバイス連携処理が認証情報に対応付けられているという照合結果により、連携処理が示すデバイスに対して、デバイスコマンドを出力し、非決済アプリケーション20が依頼するデバイス操作を行なう連携処理を実行させる。
ステップ103C:
非決済アプリケーション連携呼出モジュール213は、決済連携準備として、例えば、非決済アプリケーション20(20_1)から供給されるコマンドを、連携を行なう他の非決済アプリケーション(20_2)における非決済コマンドに変換する。
ステップ104C:
非決済アプリケーション連携呼出モジュール213は、非決済アプリケーション20及び決済アプリケーション端末1の各々から認証情報(例えば、アプリケーション識別情報、端末シリアル番号及びユーザ識別情報など)を取得する。
ステップ105C:
非決済アプリケーション連携呼出モジュール213は、連携処理が非決済連携処理であることを示す連携情報(ここで、非決済連携処理は非決済コマンドなどを含む)と、取得した認証情報とを連携依頼情報として決済アプリケーション端末1における決済認証アプリケーション11に対して出力する(非決済連携依頼)。
ステップ106C:
決済認証アプリケーション11における非決済アプリケーション連携インターフェースモジュール113は、非決済連携処理及び認証情報の各々を抽出する。
そして、非決済アプリケーション連携インターフェースモジュール113は、抽出した非決済連携処理、認証情報それぞれを認証モジュール114に対して出力し、この非決済連携処理が連携可能か否かの認証を依頼する。
ステップ107C:
認証モジュール114は、非決済アプリケーション連携インターフェースモジュール113からの認証の依頼に対応し、連携データ照合サーバ3に対して、依頼された非決済連携処理が認証情報に対応付けられているか否かの照合を依頼する。
これにより、連携データ照合サーバ3において、連携可否照合部31は、照合データベース32における連携処理対応付テーブルを参照し、依頼された非決済連携処理が認証情報に対応付けられているか否かの照合を行ない、照合結果を認証モジュール114に対して送信する。
ステップ108C:
認証モジュール114は、連携データ照合サーバ3からの照合結果に基づき、依頼された非決済連携処理が実行可能か否かの判定を行なう。
このとき、認証モジュール114は、照合結果が非決済連携処理に対応付けられていることを示す場合、処理をステップS109Cに進め、一方、照合結果が決済連携処理に対応付けられていないことを示す場合、処理をステップS110に進める。
ステップ109C:
認証モジュール114は、非決済連携処理が認証情報に対応付けられているという照合結果により、非決済アプリケーション連携モジュール116に対して、非決済連携処理の実行を依頼する。
これにより、非決済アプリケーション連携モジュール116は、他の非決済アプリケーション(例えば、図3における非決済アプリケーション20_2)に対して、非決済アプリケーション20_1が依頼する連携処理を実行させる。
ステップ110:
認証モジュール114は、決済連携処理が認証情報に対応付けられていない、あるいはデバイス連携処理が認証情報に対応付けられていない、または非決済連携処理が認証情報に対応付けられていない場合、非決済アプリケーション20_1に対して、それぞれの依頼した連携処理が連携不可能であることを示す通知を出力する。
・応用例#1
図6は、本実施形態による決済サービス連携システムの応用例を説明する概念図である。
すでに述べたように、例えば、非決済アプリケーション20であるPOSアプリケーション51や個別業務である売上管理アプリケーション52を起動させ、または起動させた状態において、顧客の代金の支払金額を入力する。これにより、非決済アプリケーション20は、決済連携処理の依頼を、連携APIモジュール21に対して出力され、連携APIモジュール21が起動される。
このとき、連携APIモジュール21は、決済連携処理の準備を行なう際、いずれの決済サービス(利用可能サービス)を顧客が用いるかを、決済アプリケーション端末1のメニュー画面53から入力される決済サービスの種類により決定する。このメニュー画面53には、店舗(ユーザ識別情報で識別されるユーザ)における利用可能な決済サービスの種類が全て表示される。
そして、メニュー画面53において、顧客がクレジットカードを選択すれば、クレジットカードが支払方法とされ、電子マネーを選択すれば、電子マネーが代金の支払方法とされる。
そして、連携APIモジュール21は、選択された決済サービスを用いた決済連携処理であることを示す連携依頼情報及び認証情報の各々を、決済アプリケーション端末1に対して出力する。
これにより、決済認証アプリケーション11は、決済連携処理が認証情報に対応付けられており、決済サービスが実行できることを認証する。決済認証アプリケーション11は、決済アプリケーション連携モジュール115を介して、決済サービス54に対応した決済アプリケーション10により決済処理を行なう。
決済処理の完了を決済アプリケーション10からの通知により検出した後、決済認証アプリケーション11は、処理を非決済アプリケーション20であるPOSアプリケーション51または売上管理アプリケーション52に戻す。
・応用例#2
図7は、本実施形態による決済サービス連携システムの他の応用例を説明する概念図である。
図6と同様に、例えば、非決済アプリケーション20である商品選択アプリケーションを起動させ、または起動させた状態において、顧客の注文した商品の種類、商品の種類毎の個数及び商品の金額を入力する。これにより、商品選択アプリケーション55は、決済アプリケーション端末1の表示画面55Sに商品の種類、種類毎の個数及び金額を表示した後、連携処理の依頼を、連携APIモジュール21に対して出力され、連携APIモジュール21が起動される。
そして、連携APIモジュール21連携が可能な連携処理をメニュー画面56として表示する。
このとき、連携APIモジュール21は、店舗における利用可能な決済サービスの種類が全てと、利用可能な他の非決済アプリケーションの種類が表示される。図7においては、他の非決済アプリケーションをPOSアプリケーションとしている。
そして、連携APIモジュール21は、選択されたPOSアプリケーションを用いた非決済連携処理であることを示す連携依頼情報及び認証情報の各々を、決済アプリケーション端末1に対して出力する。
これにより、決済認証アプリケーション11は、非決済連携処理が認証情報に対応付けられており、非決済サービスとしてPOSアプリケーションが実行できることを認証する。決済認証アプリケーション11は、非決済アプリケーション連携モジュール116を介して、POSアプリケーション57を起動する。
次に、POSアプリケーション57は、商品の種類、商品毎の個数及び金額の各々の売上管理を行なった後、決済連携処理の依頼を、連携APIモジュール21に対して出力され、連携APIモジュール21が起動される。
このとき、連携APIモジュール21は、決済連携処理の準備を行なう際に、いずれの決済サービスを顧客が用いるかを、決済アプリケーション端末1のメニュー画面(不図示)から入力される決済サービスの種類により決定する。決済アプリケーション端末1のメニュー画面には、店舗における利用可能な決済サービスの種類が全て表示される。
そして、決済アプリケーション端末1のメニュー画面において、顧客がクレジットカードを選択すれば、クレジットカードが代金の支払方法とされ、電子マネーを選択すれば、電子マネーが代金の支払方法とされる。
そして、連携APIモジュール21は、選択された決済サービスを用いた決済連携処理であることを示す連携依頼情報及び認証情報の各々を、決済アプリケーション端末1に対して出力する。
これにより、決済認証アプリケーション11は、決済連携処理が認証情報に対応付けられており、決済サービスが実行できることを認証する。決済認証アプリケーション11は、決済アプリケーション連携モジュール115を介して、決済サービス58に対応した決済アプリケーション10により決済処理を行なう。
決済処理の完了を決済アプリケーション10からの通知により検出した後、決済認証アプリケーション11は、処理を非決済アプリケーション20であるPOSアプリケーション57に戻す。
上述したように、本実施形態によれば、決済アプリケーション10と非決済アプリケーション20との間で連携を行う際、非決済アプリケーション20から決済アプリケーション10を連携のために起動させる場合、決済を行なう顧客の個人情報を取得せずに、決済連携処理を行なうことと決済の金額のみを決済アプリケーション10に対して出力して、決済アプリケーション10に決済を行なわせるため、非決済アプリケーション20に対して代金の支払のための個人情報が入力されることがなく、個人情報が盗み取られることを防止し、セキュリティ機能を向上させることができる。
すなわち、決済アプリケーション10との連携を行なう非決済アプリケーション20には、このアプリケーションを作成するサードパーティが、決済アプリケーション10を作製したメーカの指定する連携APIモジュール21を組み込ませる必要がある。この連携APIモジュール21は、非決済アプリケーション20が決済アプリケーション10を起動させるための連携依頼情報を決済認証アプリケーション11に出力する。この認証情報が、非決済アプリケーション20を認証する認証情報と、連携処理の種別とであり、顧客の個人情報を含まず、余計な顧客の個人情報が非決済アプリケーション20に入力されないため、顧客の個人情報が非決済アプリケーションに対して与えられることがなく、セキュリティ機能を向上させることができる。
また、本実施形態においては、決済アプリケーション端末1に(あるいは後述するように非決済アプリケーション端末2に)インストールして、決済アプリケーション10と連携処理を行なう非決済アプリケーション20や、決済アプリケーション10と同一の端末にインストールされる非決済アプリケーション20が、決済アプリケーションを作成しているメーカの許可を受けたアプリケーションに限定されるため、動作が不明なアプリケーションではないため、上述した構成に加えて、セキュリティ機能を向上させることができる。
また、上述した実施形態においては、決済アプリケーション端末1に決済アプリケーション10及び非決済アプリケーション20の各々を備える構成として説明したが、図8に示す様に、決済アプリケーション端末1に決済アプリケーション10をインストールし、非決済アプリケーション20を他の端末である非決済アプリケーション端末にインストールして用いる構成としても良い。図8は、本発明の一実施形態による決済サービス連携システムの変形例を示す図である。
図8において、本実施形態における決済サービス連携システム100は、決済アプリケーション端末1、非決済アプリケーション端末2_1、非決済アプリケーション端末2_2、連携データ照合サーバ3及びダウンロードサーバ4の各々を備えている。
決済アプリケーション端末1、非決済アプリケーション端末2_1、非決済アプリケーション端末2_2、連携データ照合サーバ3及びダウンロードサーバ4の各々は、インターネットを含む情報通信網200により接続されている。非決済アプリケーション端末2_1及び非決済アプリケーション端末2_2を総称する場合、非決済アプリケーション端末2と示す。また、図8の変形例においては、決済サービス連携システム100が2台の非決済アプリケーション端末2を備える構成として説明するが、1台または複数台を備える構成でも良い。
この構成において、決済認証アプリケーション11は、非決済アプリケーション端末2からの情報処理の連携依頼に含まれる認証情報により、非決済アプリケーション20からの連携依頼の可否を判定する。図8の変形例においては、認証情報としての端末シリアル番号は、製造時にそれぞれの非決済アプリケーション端末2の各々に固有に付与される製造番号に対応する番号であり、非決済アプリケーション端末2それぞれを一意に識別することができる番号である。
非決済アプリケーション端末2は、図1において説明した決済アプリケーション10などの決済に関する処理以外の情報処理を行なう非決済アプリケーション20が備えられている。
また、図8に示す構成とした場合、非決済アプリケーション20を非決済アプリケーション端末2にインストールする場合、決済アプリケーション10や他の非決済アプリケーション20と連携処理を行なわない機能を有する非決済アプリケーションをインストールして用いても良い。
また、本実施形態においては、決済アプリケーションと非決済アプリケーションとの連携処理について記載しているが、決済アプリケーション(第1決済アプリケーション)が非決済アプリケーションのみではなく他の決済アプリケーション(第2決済アプリケーション)との連携処理を行なう構成としても良い。例えば、第2決済アプリケーションがラインペイによる決済方法の決済処理を行い、第1決済アプリケーションが電子マネーによる決済方法の決済処理を行なう場合、第2決済アプリケーションによるラインペイによる決済が行なわれた際、ラインペイの残高が代金に対して少ないと、第1決済アプリケーションにより電子マネーの残高を照会するような決済処理を連携する連携処理が行なわれる構成としても良い。ここで、第2決済アプリケーションが第1決済アプリケーションに対して連携処理を行なう場合、上述した本実施形態における非決済アプリケーションの場合と同様に、第2決済アプリケーションの連携可否の判定が行なわれる。
また、図2及び図8に示す決済サービス連携システム100における決済認証アプリケーション11、非決済アプリケーション20及び連携データ照合サーバ3の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、決済アプリケーション及び非決済アプリケーション間の連携処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1,1-1,1-2,1-3…決済アプリケーション端末
2,2_1,2_2…非決済アプリケーション端末
3…連携データ照合サーバ
4…ダウンロードサーバ
4_1…アプリケーションデータベース
4_2…管理データベース
10…決済アプリケーション
11…決済認証アプリケーション
20…非決済アプリケーション
21…連携APIモジュール
31…連携可否照合部
32…照合データベース
100…決済サービス連携システム
111…決済アプリケーション連携インターフェースモジュール
112…デバイス連携インターフェースモジュール
113…非決済アプリケーション連携インターフェースモジュール
114…認証モジュール
115…決済アプリケーション連携モジュール
116…非決済アプリケーション連携モジュール
211…決済アプリケーション連携呼出モジュール
212…デバイス連携呼出モジュール
213…非決済アプリケーション連携呼出モジュール
400…ダウンロードセンタ

Claims (14)

  1. 決済アプリケーションにより実行される代金の支払いに関する決済処理を行う決済処理部と、
    非決済アプリケーションにより実行される前記決済処理以外の情報処理を行なう情報処理部と、
    前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理の可否を、認証アプリケーションで実行される判定の処理により行なう認証部と
    前記非決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを有し、
    前記認証部は、照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて前記照合データベースが参照されることで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行わせ、
    前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の非決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、
    前記認証部は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行わせる
    ことを特徴とする決済サービス連携システム。
  2. 前記認証アプリケーションが、前記非決済アプリケーションを認証するための認証情報に基づいて、前記連携処理の可否を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の決済サービス連携システム。
  3. 前記認証情報が、前記非決済アプリケーションを識別するアプリケーション識別情報と、当該非決済アプリケーションが搭載される端末の端末シリアル番号と、当該端末を運用するユーザを識別するユーザ識別情報とのいずれか、あるいは組合せ、または全てを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の決済サービス連携システム。
  4. 前記認証アプリケーションが、前記非決済アプリケーションと当該非決済アプリケーションと異なる他の非決済アプリケーションとの連携処理の可否の判定を行なう
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の決済サービス連携システム。
  5. 記照合データベースを有し、前記認証アプリケーションからの照合依頼が供給されたた場合照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報に対応する認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けられているか否かの照合を、前記照合データベースを参照することで行い、照合結果として出力する連携データ照合サーバを、
    さらに有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の決済サービス連携システム。
  6. 前記決済アプリケーションとの連携処理を行なうことが、当該決済アプリケーションを作成したメーカに認証された前記非決済アプリケーションを配布するダウンロードサーバをさらに備え、
    前記ダウンロードサーバが、前記決済アプリケーションからの問い合せに対応し、当該決済アプリケーションがダウンロードした非決済アプリケーションの履歴を参照し、ダウンロードしていない他の非決済アプリケーションを通知する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の決済サービス連携システム。
  7. 第1決済アプリケーションにより実行される代金の支払いに関する決済処理を行う第1決済処理部と、
    第2決済アプリケーションにより実行される前記決済処理以外の他の決済処理を行なう第2決済処理部と、
    前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理の可否を、認証アプリケーションで実行される判定の処理により行なう認証部と
    前記第2決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを有し、
    前記認証部は、照合する対象として外部から得られる第2決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて前記照合データベースが参照されることで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理を行わせ、
    前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の第2決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、
    前記認証部は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理を行わせる
    済サービス連携システム。
  8. 代金の支払に関する決済処理を行なう決済アプリケーションと、前記決済処理以外の情報処理を行なう非決済アプリケーションと、前記非決済アプリケーションと前記決済アプリケーションとの連携処理の可否を判定する決済認証アプリケーションとを備える決済サービス連携システムからの照合依頼により、前記連携処理と前記非決済アプリケーションの認証情報との対応付けを照合する連携データ照合サーバであり、
    前記認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを有し、前記決済認証アプリケーションからの照合依頼に対応し、照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けられているか否かの照合の照合を、前記照合データベースを参照することで行い、照合結果を前記決済認証アプリケーションに出力する
    ことを特徴とする連携データ照合サーバ。
  9. 代金の支払に関する決済処理を行なう決済アプリケーションと、前記決済処理以外の情報処理を行なう非決済アプリケーションと、前記非決済アプリケーションと前記決済アプリケーションとの連携処理の可否を判定する決済認証アプリケーションと、前記非決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースと、を備える決済サービス連携システムにおいて用いられる決済アプリケーション端末であり、
    前記決済アプリケーション端末は、
    前記決済アプリケーション及び前記決済認証アプリケーションの各々が備えられており、
    照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて、前記照合データベースを参照することで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行う認証部を有し、
    前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の非決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、
    前記認証部は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行う
    ことを特徴とする決済アプリケーション端末。
  10. 決済アプリケーションが、代金の支払いに関する決済処理を行う決済処理過程と、
    非決済アプリケーションが、前記決済処理以外の情報処理を行なう情報処理過程と、
    認証アプリケーションが、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理の可否を判定する処理を行なう認証過程と、を含み、
    前記認証過程は、照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて、前記非決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを参照されることで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含み、
    前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の非決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、
    前記認証過程は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含む
    済サービス連携方法。
  11. 第1決済アプリケーションが、代金の支払いに関する決済処理を行う第1決済処理過程と、
    第2決済アプリケーションが、前記決済処理以外の他の決済処理を行なう第2決済処理過程と、
    認証アプリケーションが、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理の可否を判定する処理を行なう認証過程と、を含み、
    前記認証過程は、照合する対象として外部から得られる第2非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて、前記第2決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを参照されることで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含み、
    前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の第2決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、
    前記認証過程は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含む
    決済サービス連携方法。
  12. 決済サービス連携システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであり、
    前記コンピュータを、
    決済アプリケーションにより実行される代金の支払いに関する決済処理を行う決済処理手段、
    非決済アプリケーションにより実行される前記決済処理以外の情報処理を行なう情報処理手段、
    前記決済アプリケーションと非決済アプリケーションとの連携処理の可否を、認証アプリケーションで実行される判定の処理により行なう認証手段、として機能させるためのプログラムであり、
    前記認証手段は、照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて、前記非決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを参照することで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含み、
    前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の非決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、
    前記認証手段は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記決済アプリケーションと前記非決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含む
    プログラム。
  13. 決済サービス連携システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであり、
    前記コンピュータを、
    第1決済アプリケーションにより実行される代金の支払いに関する決済処理を行う第1決済処理手段、
    第2決済アプリケーションにより実行される前記決済処理以外の他の決済処理を行なう第2決済処理手段、
    前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理の可否を、認証アプリケーションで実行される判定の処理により行なう認証手段、として機能させるためのプログラムであり、
    前記認証手段は、照合する対象として外部から得られる第2決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けされているか否かについて、前記第2決済アプリケーションを認証するための認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを参照されることで得られる照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含み、
    前記照合データベースでは、前記連携処理として、異なる複数の第2決済連携処理のうちいずれかを含み得る利用可能業務種別が対応付けされており、
    前記認証手段は、前記利用可能業務種別を用いた照合結果に基づいて、前記認証情報と連携可能な前記連携処理とが対応付けされている場合に、前記第1決済アプリケーションと前記第2決済アプリケーションとの連携処理を行うことを含む
    プログラム。
  14. 代金の支払に関する決済処理を行なう決済アプリケーションと、前記決済処理以外の情報処理を行なう非決済アプリケーションと、前記非決済アプリケーションと前記決済アプリケーションとの連携処理の可否を判定する決済認証アプリケーションとを備える決済サービス連携システムからの照合依頼により、前記非決済アプリケーションが使用できる決済データを出力する連携データ照合サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであり、
    前記コンピュータを、
    照合する対象として外部から得られる非決済アプリケーションを識別する識別情報を含む認証情報と、前記外部から得られる連携対象の連携処理とが対応付けられているか否かの照合の照合を、前記認証情報と当該認証情報に対応して連携可能な前記連携処理との対応を示す照合データベースを参照することで行い、照合結果を出力する手段
    として機能させるためのプログラム。
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