JP7204055B1 - 情報処理装置、データ処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

情報処理装置(10)は、機器が制御される施設にネットワーク(20)を介して接続される。情報処理装置(10)は、機器の制御に関するデータをネットワーク(20)から受信して提供する基盤部(11)と、基盤部(11)から提供されるデータについて異なる処理を施した結果をネットワーク(20)に出力する複数の個別アプリケーション部(12)と、予め設定された条件に従って複数の個別アプリケーション部(12)から2以上の個別アプリケーション部(12)を選択して、選択した個別アプリケーション部(12)それぞれによる処理の結果を統合して得る統合情報をネットワーク(20)に出力する統合アプリケーション部(13)と、を備える。

Description

本開示は、情報処理装置、データ処理方法及びプログラムに関する。
近年、IaaS(Infrastructure as a Service)及びPaaS(Platform as a Service)に代表されるクラウド基盤が複数のクラウドメーカから提供されている。企業ユーザは、このようなクラウドメーカから提供されるクラウド基盤上に独自のシステムを構築することで、独自のクラウドサービスを顧客に提供することができる。FA(Factory Automation)の分野においても、このようなクラウドサービスの利用が注目されている。
上述のようなクラウドサービスを提供するためのシステムを構築する際に、顧客からの多様なニーズに対応して、クラウド基盤上に種々のアプリケーションを搭載することがある(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1には、クラウド環境におけるアプリケーションスタックに関し、中央サーバにアクセスして新たなアップデートがリリースされていた場合に、アプリケーション環境に新たなアップデートを適用する技術について記載されている。
特表2020-534587号公報
FAの現場では通常、機器を制御することにより生産ラインに代表される種々の工程が実現される。そのような機器の制御に関する情報を利用するアプリケーションをクラウド基盤上で実行すれば、現場の顧客に有用な種々のクラウドサービスを提供することができる。
しかしながら、クラウド基盤上のアプリケーションは、クラウド基盤を提供するクラウドメーカとは異なるユーザ企業によって開発されるため、クラウド基盤のAPI(Application Programming Interface)に従う必要があることにより開発作業の工程が増えることが多い。また、顧客のニーズに対して種々のアプリケーションが開発される結果、その処理内容が重複する場合がある。この場合には、アプリケーションの開発作業が冗長なものとなる。また、処理内容の重複する複数のアプリケーションをまとめてクラウド資源を節約するような1つのアプリケーションを開発することも考えられるが、そのようなアプリケーションの開発作業は煩雑である。したがって、FAの現場で利用するためにクラウド環境において実行されるアプリケーションの開発作業の負荷を軽減する余地があった。
本開示は、上述の事情の下になされたもので、FAの現場で利用するためにクラウド環境において実行されるアプリケーションの開発作業の負荷を軽減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の情報処理装置は、機器が制御される施設にネットワークを介して接続される情報処理装置であって、機器の制御に関するデータをネットワークから受信して提供する提供手段と、提供手段から提供されるデータについて異なる処理を施した結果をネットワークに出力する複数の個別処理手段と、予め設定された条件に従って複数の個別処理手段から2以上の個別処理手段を選択して、選択した個別処理手段それぞれによる処理の結果を統合して得る統合情報をネットワークに出力する統合処理手段と、を備え、個別処理手段は、条件の成立の有無を判定するための判定情報を示すアプリケーションソフトウェアによって実現され、統合処理手段は、条件を示す条件情報を示すアプリケーションソフトウェアによって実現され、条件が成立する判定情報に対応する個別処理手段を選択する
本開示によれば、統合処理手段が、選択した個別処理手段それぞれによる処理の結果を統合して得る統合情報をネットワークに出力する。ここで、統合処理手段を実現するためのアプリケーションと、個別処理手段を実現するためのアプリケーションと、はいずれも企業ユーザによって開発されることが想定されるため、クラウド基盤のAPIに関わらず統合処理手段の開発を進めることができる。また、統合処理手段は、個別処理手段による処理の結果を再利用するため、結果的に個別処理手段及び統合処理手段を開発するためのリソースを節約することができる。したがって、FAの現場で利用するためにクラウド環境において実行されるアプリケーションの開発作業の負荷を軽減することができる。
実施の形態1に係る情報処理装置及び施設を示す図 実施の形態1に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図 実施の形態1に係る情報処理装置の機能的な構成を示す図 実施の形態1に係る条件情報及び判定情報について説明するための図 実施の形態1に係る管理情報の一例を示す図 実施の形態1に係るデータ処理を示すフローチャート 実施の形態1に係る接続処理を示すフローチャート 実施の形態2に係る条件情報及び判定情報について説明するための図 実施の形態2に係る第1接続処理を示すフローチャート 実施の形態2に係る第2接続処理を示すフローチャート
以下、本開示の実施の形態に係る情報処理装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。情報処理装置は、クラウドメーカによって基本的なサービス基盤が利用可能な状態で提供されるサーバ装置であって、ユーザは、このサービス基盤上で動作するアプリケーションを開発して情報処理装置上で実行することにより、種々のクラウドサービスを顧客に提供する。また、この情報処理装置では、複数のアプリケーションから特定の条件を満たすアプリケーションを選択して、選択したアプリケーションによる処理結果を統合する上位アプリケーションが実行される。
実施の形態1.
本実施の形態に係る情報処理装置10は、外部から取得したデータを処理した結果を外部に提供するネットワーク上のサーバ装置である。詳細には、情報処理装置10は、図1に示されるように、機器31が制御される施設300にネットワーク20を介して接続される。ネットワーク20は、インターネットに代表される広域通信網であってもよいし、VPN(Virtual Private Network)のような仮想的なネットワーク或いは専用のネットワークであってもよい。
施設300は、工場又はプラントである。ただし、これには限定されず、施設300は、その内部において機器31が制御される建物であればよい。例えば、施設300は、農業ロボットとしての機器31が制御される農場であってもよい。
施設300では、複数の機器31が制御装置32によって産業用ネットワーク33を介して制御される。機器31は、例えば、ベルトコンベアにより搬送されるワークを検出するセンサ、当該ワークを加工する工作機械、ワークの良品判定を行う検査器、及び、不良品をラインから取り除くロボット、その他のFA機器である。
制御装置32は、PLC(Programmable Logic Controller)に代表される装置であって、機器31を制御して機器31の動作を連係させることで、生産ライン、加工ライン、検査ライン、その他の処理ラインを稼働させる。図1には、1つの制御装置32が代表的に示されているが、施設300において複数の制御装置32が機器31を制御してもよい。例えば、第1の制御装置32がセンサである機器31からセンシング結果を取得して、このセンシング結果を第1の制御装置32との間で共有する第2の制御装置32が、ロボットである機器31に対して制御命令を送信してもよい。
産業用ネットワーク33とネットワーク20との間には、ゲートウェイとしての通信装置34が配置される。情報処理装置10は、通信装置34を介して、機器31及び制御装置32の少なくとも一方から、機器31の制御に関するデータを取得する。機器31の制御に関するデータは、例えば、センサである機器31によるセンシング結果、制御装置32からの機器31に対する制御命令、制御装置32における制御プログラムの実行状況、又は、PLCである制御装置32のメモリに格納されるデバイス値であってもよいし、他の情報であってもよい。以下では、機器31の制御に関するデータを、制御データと表記することがある。
そして、情報処理装置10は、制御データを処理した結果を、ネットワーク20に接続される端末35からの要求に応じて当該端末35に提供する。情報処理装置10から端末35に提供される情報は、例えば、複数の機器31の稼働状況、又は、生産ラインの稼働率であってもよいし、他の情報であってもよい。端末35は、ユーザによって準備されたアプリケーションを利用する顧客のUI(User Interface)装置に相当する。
図2には、情報処理装置10のハードウェア構成が模式的に示されている。図2に示されるように、情報処理装置10は、プロセッサ101と、主記憶部102と、補助記憶部103と、入力部104と、出力部105と、通信部106と、を有するコンピュータである。主記憶部102、補助記憶部103、入力部104、出力部105及び通信部106はいずれも、内部バス107を介してプロセッサ101に接続される。
プロセッサ101は、処理回路としてのCPU(Central Processing Unit)を含む。プロセッサ101は、補助記憶部103に記憶されるプログラムP1,P2,P3を実行することにより、種々の機能を実現して、後述の処理を実行する。
主記憶部102は、RAM(Random Access Memory)を含む。主記憶部102には、補助記憶部103からプログラムP1,P2,P3がロードされる。そして、主記憶部102は、プロセッサ101の作業領域として用いられる。
補助記憶部103は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)及びHDD(Hard Disk Drive)に代表される不揮発性メモリを含む。補助記憶部103は、クラウドメーカによって準備されるプログラムP1と、ユーザによって準備されるプログラムP2,P3と、を記憶する。また、補助記憶部103は、プロセッサ101の処理に用いられる種々のデータを記憶する。補助記憶部103は、プロセッサ101の指示に従って、プロセッサ101によって利用されるデータをプロセッサ101に供給する。また、補助記憶部103は、プロセッサ101から供給されたデータを記憶する。
入力部104は、ハードウェアスイッチ、入力キー、キーボード及びポインティングデバイスに代表される入力デバイスを含む。入力部104は、情報処理装置10の管理者によって入力された情報を取得して、取得した情報をプロセッサ101に通知する。
出力部105は、LED(Light Emitting Diode)、LCD(Liquid Crystal Display)に代表される表示デバイス、ブザー及びスピーカに代表される音響デバイスを含む。出力部105は、プロセッサ101の指示に従って種々の情報をユーザ又は顧客に提示する。
通信部106は、外部の装置と通信するためのインタフェース回路を含む。通信部106は、ネットワーク20から信号を受信して、この信号により示されるデータをプロセッサ101へ出力する。また、通信部106は、プロセッサ101から出力されたデータを示す信号をネットワーク20へ送信する。
上述のハードウェア構成が協働することにより、情報処理装置10は、種々の機能を発揮する。詳細には、情報処理装置10は、図3に示されるように、機能的な構成として、通信機能に代表される基本的な機能を発揮するミドルウェアに相当する基盤部11と、基盤部11を利用して制御データを処理する個別アプリケーション部12a,12b、12c,12dと、個別アプリケーション部12a,12b,12c,12dのうちの2以上の処理結果を統合する統合アプリケーション部13と、を有する。以下では、個別アプリケーション部12a,12b,12c,12dを区別することなく個別アプリケーション部12と表記することがある。
基盤部11は、主としてプログラムP1を実行するプロセッサ101及び通信部106の協働により実現される。基盤部11は、webサーバ及びデータベースサーバを含み、ネットワーク20を介して通信する機能を、基盤部11のAPI機能により個別アプリケーション部12に提供する。詳細には、基盤部11は、個別アプリケーション部12から指定された対向装置から制御データを取得して、取得した制御データを要求元の個別アプリケーション部12に提供する。基盤部11は、機器の制御に関するデータをネットワークから受信して提供する提供手段の一例に相当する。
個別アプリケーション部12はそれぞれ、主として、アプリケーションソフトウェアであるプログラムP2を実行するプロセッサ101によって実現される。プログラムP2はそれぞれ、ユーザによって作成されてユーザ又は顧客によって個別に情報処理装置10にインストールされる。個別アプリケーション部12はそれぞれ、単独で、予め定められたデータ処理を実行する機能を発揮し、顧客が利用し得る機能を提供する。個別アプリケーション部12の主要機能は、基盤部11から取得した制御データに基づいて具現化される。例えば、個別アプリケーション部12はそれぞれ、エンジニアリングアプリケーション、デジタルツインアプリケーション、特定の機種の機器31又は制御装置32について専用のアプリケーション、汎用アプリケーション、或いは、制御データを処理するその他のアプリケーションである。
個別アプリケーション部12はそれぞれ、統合アプリケーション部13と連携する条件の成立の有無を判定するための判定情報121と、制御データを処理する処理部122と、制御データの処理結果を、ネットワーク20を介して端末35に出力する出力部123と、を有する。
判定情報121は、プログラムP2により示される情報である。なお、予め判定情報121が含まれたプログラムP2が情報処理装置10にインストールされてもよいし、プログラムP2の実行後に、予め定められたアドレス、又は、ユーザ若しくは顧客から指定されたアドレスから読み出すことで個別アプリケーション部12に判定情報121が追加されてもよい。このアドレスは、ネットワーク上のアドレスであってもよいし、記憶装置の領域を示すアドレスであってもよい。判定情報121の詳細については、後述する。
処理部122は、制御データに対して予め定められた処理を実行し、当該処理の結果を出力部123に出力する。処理部122による処理の対象となる制御データ、及び、処理の内容は、個別アプリケーション部12毎に異なる。例えば、個別アプリケーション部12aは、センサである機器31のセンシング結果を示すデータを制御装置32のデバイス値として基盤部11を介して取得し、このセンシング結果の異常値検出処理、又は、センシング結果により示されるワークの検出に基づく単位時間当たりの検出回数の履歴を生成する処理を実行する。また、個別アプリケーション部12bは、ワークの良品判定の結果を制御装置32の検査器である制御装置32を介することなく直接的に機器31から基盤部11を用いて取得し、歩留まりを算出する。
出力部123は、処理部122による処理の結果を示す情報を、端末35からの要求に対する応答として、端末35を宛先として基盤部11を介してネットワーク20に出力する。個別アプリケーション部12は、提供手段から提供されるデータについて異なる処理を施した結果をネットワークに出力する個別処理手段、第1個別処理手段及び第2個別処理手段の一例に相当する。
統合アプリケーション部13は、主として、アプリケーションソフトウェアであるプログラムP3を実行するプロセッサ101によって実現される。プログラムP3は、ユーザによって作成されてユーザ又は顧客によって情報処理装置10にインストールされる。統合アプリケーション部13は、予め定められたデータ処理を実行する機能を発揮し、顧客が利用し得る機能を提供する。統合アプリケーション部13の実質的な機能は、個別アプリケーション部12による処理結果に基づいて実現される。このため、統合アプリケーション部13は、複数の個別アプリケーション部12の上位に位置する上位アプリケーションといえる。
統合アプリケーション部13は、個別アプリケーション部12と連携する条件を示す条件情報131と、連携先の個別アプリケーション部12を選択して処理結果を取得するデータ管理部132と、個別アプリケーション部12の処理結果を統合する統合処理を実行する処理部133と、処理部133による処理の結果を、ネットワーク20を介して端末35に出力する出力部134と、を有する。
条件情報131は、プログラムP3により示される情報である。なお、判定情報121と同様に、予め条件情報131が含まれたプログラムP3が情報処理装置10にインストールされてもよいし、プログラムP3の実行後に、予め定められたアドレス、又は、ユーザ若しくは顧客から指定されたアドレスから読み出すことで統合アプリケーション部13に条件情報131が追加されてもよい。
ここで、条件情報131及び判定情報121の詳細について説明する。条件情報131及び判定情報121はそれぞれ、図4に示されるように、データの種別を示す。詳細には、条件情報131は、統合アプリケーション部13が統合処理を実行するために取得すべきデータの種別を示し、判定情報121は、個別アプリケーション部12から処理結果として提供されるデータの種別を示す。
図4の例では、条件情報131が、「AAデータ」及び「BBデータ」を示している。また、個別アプリケーション部12aの判定情報121が「CCデータ」を示し、個別アプリケーション部12bの判定情報121が「DDデータ」及び「AAデータ」を示し、個別アプリケーション部12cの判定情報121が「BBデータ」及び「EEデータ」を示し、個別アプリケーション部12dの判定情報121が「FFデータ」、「AAデータ」及び「CCデータ」を示す。この例において、個別アプリケーション部12b,12c,12dの判定情報121は、条件情報131により示されるデータ種別と一致するデータ種別を示しているため、個別アプリケーション部12b,12c,12dについては、統合アプリケーション部13にデータを伝送する条件が成立する。
なお、個別アプリケーション部12aの判定情報121は、条件情報131により示されるデータ種別と一致するデータ種別を示していないため、個別アプリケーション部12aについては、統合アプリケーション部13にデータを伝送する条件が成立しない。
データの種別の形式は、任意である。例えば、特定の機種の機器31又は制御装置32に由来する制御データの処理結果を1つのデータ種別としてもよいし、PLCである制御装置32の特定のデバイス値を1つのデータ種別としてもよいし、制御データに関わらず特定の処理が実行された結果を1つのデータ種別としてもよい。
図3に戻り、データ管理部132は、条件情報131に示されるデータ種別の提供が可能か否かを個別アプリケーション部12それぞれに問い合わせることで条件が成立するか否かを判定し、条件が成立する判定情報121に対応する個別アプリケーション部12を選択する。すなわち、条件情報131により示されるデータの種別に等しいデータの種別を示す判定情報121に対応する個別アプリケーション部12が選択される。そして、データ管理部132は、選択した個別アプリケーション部12から取得したデータを処理部133に出力する。
また、データ管理部132は、データをどの個別アプリケーション部12から取得するか、及び、施設300内のどの装置から制御データを取得するかを、監視して制御する。換言すると、データ管理部132は、制御データの施設300における発信源に相当する装置から個別アプリケーション部12までの第1の伝送、及び、個別アプリケーション部12から統合アプリケーション部13までのデータの第2の伝送、を含む情報の経路を管理する。ここで、施設300内の装置は、機器31又は制御装置32であってもよいし、その他の装置であってもよい。データ管理部132は、機器の制御に関するデータの施設における発信源に相当する装置から個別処理手段までの第1の伝送、及び、個別処理手段から統合処理手段までの処理の結果の第2の伝送、を含む情報の伝送の経路を管理する管理手段の一例に相当する。
詳細には、データ管理部132は、図5に例示されるような、統合アプリケーション部13が取得するデータの施設300内からの伝送経路を示す管理情報を有する。例えば、図5の最初のレコードは、施設内の装置[D1]から個別アプリケーション部[12b]へ制御データが伝送され、この個別アプリケーション部[12b]から「AAデータ」が統合アプリケーション部[13]へ伝送されることを示している。図5の管理情報では、統合アプリケーション部13、個別アプリケーション部12及び装置の識別子が括弧で示されており、統合アプリケーション部13及び個別アプリケーション部12の識別子は、図3に示された符号と共通している。
データ管理部132は、上述のように選択した個別アプリケーション部12から、制御データの施設300内の発信源に相当する装置及び経由する装置を問い合わせることで、管理情報を作成する。そして、データ管理部132は、施設300内の制御システムの構成を示すシステム構成情報を繰り返し取得して、管理情報を更新する。ここで、制御システムは、機器31、制御装置32、及び上述の発信源に相当する装置を含む。データ管理部132は、個別アプリケーション部12への問い合わせ、個別アプリケーション部12を介さずに基盤部11を介した施設300内の装置への問い合わせ、及び、基盤部11を介さずに不図示のコネクタを介した問い合わせのうちのいずれか1つ又は任意の組み合わせによりシステム構成情報を取得すればよい。例えば、個別アプリケーション部12bによる制御データの取得先が装置[D1]から装置[D99]に変更された場合には、データ管理部132は、図5の管理情報にその変更を反映する。データ管理部132は、施設における機器及び装置を含むシステムの構成を示すシステム構成情報を繰り返し取得して、取得したシステム構成情報に基づいて伝送の経路を管理する管理手段の一例に相当する。
また、データ管理部132は、情報処理装置10にインストールされている個別アプリケーション部12を監視して、新たな個別アプリケーション部12が追加された場合には、当該新たな個別アプリケーション部12についても条件が成立するか否かを判定し、条件が成立する場合には、既に選択した個別アプリケーション部12と同様に処理結果の取得先として決定し、管理情報に新たな個別アプリケーション部12を追加する。データ管理部132は、情報処理装置10に含まれる新たな個別処理手段の有無を監視して、新たな個別処理手段から処理結果を取得するか否かを決定する管理手段の一例に相当する。
さらに、データ管理部132は、ユーザ又は顧客の指示に従って管理情報を変更し、変更した管理情報に従うように情報の伝送系路を制御してもよい。例えば、図5に示されるように同種の「AAデータ」が複数の個別アプリケーション部12から提供される場合に、いずれか一方の「AAデータ」のみを取得して、他方については取得しない又は取得して破棄することを決定してもよい。また、管理情報の変更に従って、制御データの発信源に相当する装置が変更されてもよい。
図3に戻り、処理部133は、個別アプリケーション部12から取得された処理結果に対して予め定められた統合処理を実行し、この統合処理の結果を出力部134に出力する。統合処理は、例えば、個別アプリケーション部12において実行された個々の機器31に関する処理の結果から、複数の機器31を含む生産ライン全体の稼働率を算出する処理であってもよいし、個々の機器31の状態を総合して生産ラインの停止の予兆を検出する処理であってもよいし、他の処理であってもよい。
出力部134は、処理部133による統合処理の結果を示す統合情報を、端末35からの要求に対する応答として、端末35を宛先として基盤部11を介してネットワーク20に出力する。統合アプリケーション部13は、予め設定された条件に従って複数の個別処理手段から2以上の個別処理手段を選択して、選択した個別処理手段それぞれによる処理の結果を統合して得る統合情報をネットワークに出力する統合処理手段の一例に相当する。
続いて、情報処理装置10によって実行されるデータ処理の一例について、図6~7を用いて説明する。図6に示されるデータ処理は、個別アプリケーション部12及び統合アプリケーション部13が連携して動作するための一連の手順を含むデータ処理方法の一例に相当する。なお、図6に示されるデータ処理の流れは一例に過ぎず、手順を任意に変更してもよい。
データ処理では、ユーザ又は顧客が、情報処理装置10において実現すべき個別アプリケーション部12及び統合アプリケーション部13を選択する(ステップS1)。具体的には、情報処理装置10に予め登録されたプログラムP2,P3からユーザ又は顧客によって選択されたものがインストールされることで、選択された個別アプリケーション部12及び統合アプリケーション部13が実現される。そして、複数の個別アプリケーション部12のうちの予め定められた条件が成立する個別アプリケーション部12と統合アプリケーション部とを接続する接続処理が実行される(ステップS2)。これにより、統合アプリケーション部13の準備が整うため、情報処理装置10は顧客が利用可能な状態になる。接続処理の詳細については、後述する。
次に、統合アプリケーション部13が、ステップS2で接続された個別アプリケーション部12から処理結果を取得し(ステップS3)、取得した処理結果に対して統合処理を施してから(ステップS4)、顧客の要求に応じてステップS4の統合処理の結果を端末35に出力する(ステップS5)。その後、情報処理装置10は、ステップS3以降の処理を繰り返す。なお、ステップS3の処理結果は、顧客からの要求に応じて個別アプリケーション部12によって端末35に提供される。
図7には、ステップS2の接続処理の詳細が示されている。接続処理では、すべての個別アプリケーション部12が、統合アプリケーション部13に判定情報121を提供する(ステップS21)。判定情報121の提供は、統合アプリケーション部13からの要求に対する応答であってもよいし、要求の有無に関わらない個別アプリケーション部12からの自発的な提供であってもよい。
次に、統合アプリケーション部13は、接続処理において未選択の個別アプリケーション部12を1つだけ一時的に選択する(ステップS22)。例えば、統合アプリケーション部13のデータ管理部132が、図3に示される個別アプリケーション部12aを選択する。個別アプリケーション部12を選択する順序は任意であって、例えば、個別アプリケーション部12を他の個別アプリケーション部12から区別する識別子の昇順又は降順であってもよいし、判定情報121を提供した順であってもよい。識別子は、例えば、OS(Operating System)によって割り当てられたプロセスID、個別アプリケーション部12の名称、又は、個別アプリケーション部12を実現するプログラムP2自体若しくはそのハッシュ値である。
次に、統合アプリケーション部13は、ステップS22で選択した個別アプリケーション部12の判定情報121に基づいて、条件情報131に示される条件が成立するか否かを判定する(ステップS23)。例えば、図4に示されるように条件情報131及び判定情報121がデータ種別を示すときには、統合アプリケーション部13のデータ管理部132は、判定情報121と条件情報131とを照合して、判定情報121及び条件情報131の双方で示されているデータ種別の有無を判定する。ステップS22で個別アプリケーション部12aが選択されたときには、図4からわかるように、判定情報121及び条件情報131の双方で示されるデータ種別が無いため、ステップS23の判定は否定される。
条件が成立しないと判定した場合(ステップS23;No)、統合アプリケーション部13は、すべての個別アプリケーション部12を選択したか否かを判定する(ステップS25)。すべての個別アプリケーション部12を選択してはいないと判定した場合(ステップS25;No)、統合アプリケーション部13は、ステップS22以降の処理を繰り返す。これにより、例えば図3に示される個別アプリケーション部12bが選択されて、ステップS22~S25が繰り返される。
個別アプリケーション部12bが選択されたときには、図4からわかるように、判定情報121と条件情報131の双方で「AAデータ」が示されているため、条件が成立すると判定される。条件が成立すると判定した場合(ステップS23;Yes)、統合アプリケーション部13は、ステップS22で選択した個別アプリケーション部12との接続を決定する(ステップS24)。これにより、接続が決定された個別アプリケーション部12の処理結果が統合アプリケーション部13に伝送されて、この処理結果を用いた統合処理が実行される。その後、統合アプリケーション部13は、ステップS25に処理を移行する。なお、図4に示される個別アプリケーション部12bの「DDデータ」のような、個別アプリケーション部12から提供可能であるが条件は成立しないデータ種別については、統合アプリケーション部13に提供されない。
ステップS25にて、すべての個別アプリケーション部12を選択したと判定された場合(ステップS25;Yes)、情報処理装置10による処理は、図7に示される接続処理から、図6に示されるデータ処理に戻る。
以上、説明したように、本実施の形態に係る統合アプリケーション部13が、選択した個別アプリケーション部12それぞれによる処理の結果を統合して得る統合情報をネットワーク20に出力する。ここで、統合アプリケーション部13を実現するためのアプリケーションと、個別アプリケーション部12を実現するためのアプリケーションと、はいずれもユーザによって開発されることが想定されるため、クラウド基盤のAPIに関わらず統合アプリケーション部13の開発を進めることができる。また、統合アプリケーション部13は、個別アプリケーション部12による処理の結果を再利用するため、結果的に個別アプリケーション部12及び統合アプリケーション部13を開発するためのリソースを節約することができる。したがって、FAの現場で利用するためにクラウド環境において実行されるアプリケーションの開発作業の負荷を軽減することができる。
また、個別アプリケーション部12の上位アプリケーションとして基盤部11に依拠しない統合アプリケーション部13を設けることで、統合アプリケーション部13、個別アプリケーション部12、基盤部11をこの順で含むアプリケーション階層を構築することができる。
また、個別アプリケーション部12はそれぞれ、当該個別アプリケーション部12が選択される条件の成立の有無を判定するための判定情報121を示すアプリケーションソフトウェアによって実現される。統合アプリケーション部13は、条件情報131を示すアプリケーションソフトウェアによって実現され、条件を成立させる判定情報121に対応する個別アプリケーション部12を選択する。これにより、統合アプリケーション部13をインストールするだけで、必要な個別アプリケーション部12が階層的に選択されて、クラウド環境における最適なアプリケーションシステムを構築することができる。この点で、統合アプリケーション部13は、個別アプリケーション部12をパッケージングしたパッケージアプリケーションとして機能する。
また、条件情報131及び判定情報121は、データ種別を示し、統合アプリケーション部13は、条件情報131により示されるデータ種別に等しいデータ種別を示す判定情報121に対応する個別アプリケーション部12を選択する。これにより、統合アプリケーション部13による統合処理を考慮した個別アプリケーション部12の開発、及び、個別アプリケーション部12による処理を考慮した統合アプリケーション部13の開発をする必要は無く、データ種別を共通にすれば、個別アプリケーション部12と統合アプリケーション部13とを独立に開発することができる。ひいては、アプリケーションの開発作業の負荷をさらに軽減することができる。
また、統合アプリケーション部13は、情報の伝送系路を管理するデータ管理部132を有する。これにより、例えば、同種の処理結果を提供する複数の個別アプリケーション部12からいずれかの個別アプリケーション部12を接続先として選択して、統合処理を実行する際の処理負荷を軽減することができる。
また、データ管理部132は、制御システムの構成を示すシステム構成情報を繰り返し取得して、取得したシステム構成情報に基づいて伝送経路を管理する。これにより、情報処理装置10の稼働中に制御システムの構成が変更された場合であっても、最新の制御システムの構成に基づいて統合処理を実行することができる。
また、データ管理部132は、情報処理装置10に含まれる新たな個別アプリケーション部12の有無を監視して、新たな個別アプリケーション部12から処理結果を取得するか否かを決定する。これにより、ユーザ又は顧客が新たな個別アプリケーション部12をインストールするだけで、統合アプリケーション部13は、当該新たな個別アプリケーション部12を利用した統合処理を実行することができる。
実施の形態2.
続いて、実施の形態2について、上述の実施の形態1との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いる。本実施の形態は、統合アプリケーション部13の条件情報131が、接続先として許可される個別アプリケーション部12の識別子を示し、個別アプリケーション部12の判定情報121が、接続先として許可される統合アプリケーション部13の識別子を示す点で、実施の形態1とは異なる。また、本実施の形態は、情報処理装置10が複数の統合アプリケーション部13を有する点で、実施の形態1とは異なる。
図8には、本実施の形態に係る条件情報131及び判定情報121の一例が模式的に示されている。条件情報131は、アプリケーションの分類グループ毎に、接続が許可される個別アプリケーション部12の識別子のリストを含む。図8の例では、「エンジニアリングアプリ」という分類グループについて[12a]及び[120a]という識別子を含むリストが対応づけられている。一方、判定情報121は、接続が許可される統合アプリケーション部13の識別子のリストを含む。
統合アプリケーション部13と個別アプリケーション部12との組み合わせについて、統合アプリケーション部13の条件情報131が当該個別アプリケーション部12の識別子を示し、かつ、個別アプリケーション部12の判定情報121が当該統合アプリケーション部13の識別子を示す場合に、この組み合わせにおいて接続が互いに許可され、個別アプリケーション部12による処理の結果が統合アプリケーション部13に伝送される。その他の場合には、接続が許可されず、処理結果が伝送されない。ただし、統合アプリケーション部13のデータ管理部132が、ユーザ又は顧客に接続の可否を問い合わせて、ユーザ又は顧客から許可されるときには、接続してもよい。
続いて、本実施の形態に係る接続処理について、図9~10を用いて説明する。本実施の形態に係る接続処理は、情報処理装置10に追加された統合アプリケーション部13の初期化シーケンスに含まれる第1接続処理と、情報処理装置10に追加された個別アプリケーション部12の初期化シーケンスに含まれる第2接続処理と、を含む。
図9に示される第1接続処理は、追加された統合アプリケーション部13と、既存の個別アプリケーション部12それぞれと、の組み合わせ毎に実行される。第1接続処理では、追加された統合アプリケーション部13が、当該追加された統合アプリケーション部13の識別子を個別アプリケーション部12に通知する(ステップS31)。
次に、個別アプリケーション部12は、判定情報121が、ステップS31で通知された識別子を含むか否かを判定する(ステップS32)。識別子を含まないと判定された場合(ステップS32;No)、第1接続処理は終了し、情報処理装置10による処理は、データ処理に戻る。
一方、識別子を含むと判定された場合(ステップS32;Yes)、個別アプリケーション部12は、個別アプリケーション部12自体の識別子を、追加された統合アプリケーション部13に通知する(ステップS33)。
次に、統合アプリケーション部13は、条件情報131が、ステップS33で通知された識別子を含むか否かを判定する(ステップS34)。条件情報131が識別子を含むと判定した場合(ステップS34;Yes)、統合アプリケーション部13は、ステップS36に処理を移行する。
一方、条件情報131が識別子を含まないと判定した場合(ステップS34;No)、統合アプリケーション部13は、個別アプリケーション部12との接続をユーザ又は顧客が許可するか否かを判定する(ステップS35)。具体的には、統合アプリケーション部13は、ユーザ又は顧客に対して接続の有無を決定することを促して、ユーザ又は顧客による入力を得る。
ユーザ又は顧客が接続を許可しないと判定された場合(ステップS35;No)、第1接続処理は終了する。一方、ユーザ又は顧客が接続を許可したと判定された場合(ステップS35;Yes)、統合アプリケーション部13は、個別アプリケーション部12との接続を決定する(ステップS36)。すなわち、統合アプリケーション部13は、統合処理を実行するために個別アプリケーション部12から処理結果を受け付けることを決定する。その後、第1接続処理は終了する。
個別アプリケーション部12の追加をトリガとして開始される第2接続処理は、図10に示されるように、第1接続処理において統合アプリケーション部13と個別アプリケーション部12とを置き換えるとともに条件情報131と判定情報121とを置き換えた処理に相当する。詳細には、第2接続処理は、追加された個別アプリケーション部12と、既存の統合アプリケーション部13それぞれと、の組み合わせ毎に実行される。第2接続処理では、追加された個別アプリケーション部12が、当該追加された個別アプリケーション部12の識別子を統合アプリケーション部13に通知する(ステップS41)。
次に、統合アプリケーション部13は、条件情報131が、ステップS41で通知された識別子を含むか否かを判定する(ステップS42)。識別子を含まないと判定された場合(ステップS42;No)、第2接続処理は終了し、情報処理装置10による処理は、データ処理に戻る。
一方、識別子を含むと判定された場合(ステップS42;Yes)、統合アプリケーション部13は、統合アプリケーション部13自体の識別子を、追加された個別アプリケーション部12に通知する(ステップS43)。
次に、個別アプリケーション部12は、判定情報121が、ステップS43で通知された識別子を含むか否かを判定する(ステップS44)。判定情報121が識別子を含むと判定した場合(ステップS44;Yes)、個別アプリケーション部12は、ステップS46に処理を移行する。
一方、判定情報121が識別子を含まないと判定した場合(ステップS44;No)、個別アプリケーション部12は、統合アプリケーション部13との接続をユーザ又は顧客が許可するか否かを判定する(ステップS45)。
ユーザ又は顧客が接続を許可しないと判定された場合(ステップS45;No)、第2接続処理は終了する。一方、ユーザ又は顧客が接続を許可したと判定された場合(ステップS45;Yes)、個別アプリケーション部12は、統合アプリケーション部13との接続を決定する(ステップS46)。すなわち、個別アプリケーション部12と統合アプリケーション部13との間で、統合処理を実行するために処理結果を伝送することが決定される。その後、第2接続処理は終了する。
以上、説明したように、条件情報131及び判定情報121がアプリケーションの識別子を示す形態においても、実施の形態1と同様の効果を奏する。
なお、第1接続処理及び第2接続処理はそれぞれ、情報処理装置10の立ち上げ時に限定されず、情報処理装置10の稼働中において新たに統合アプリケーション部13又は個別アプリケーション部12が追加されるときにも実行される。
また、ユーザ又は顧客によって接続が許可される例について説明した。ここで、ユーザは、アプリケーションの開発者であって、顧客は、ユーザからアプリケーションの機能が提供される対象を意味する。
以上、本開示の実施の形態について説明したが、本開示は上記実施の形態によって限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態1において、統合アプリケーション部13が1つである例を中心に説明したが、これには限定されず、統合アプリケーション部13は複数であってもよい。
また、条件情報131及び判定情報121は、上記実施の形態1,2に例示されるリスト形式の情報に限定されず、統合アプリケーション部13それぞれと、個別アプリケーション部12それぞれと、の接続の有無を決定する情報であればよい。例えば、条件情報131は、統合アプリケーション部13のアプリケーション証明書を示し、個別アプリケーション部12が、当該証明書の有効性を確認したときに処理結果の提供を許可してもよい。また、判定情報121は、個別アプリケーション部12のアプリケーション証明書を示し、統合アプリケーション部13が、当該証明書の有効性を確認したときに処理結果を取得してもよい。この例においては、双方の証明書が有効であるときに条件が成立することとなる。
また、統合アプリケーション部13及び個別アプリケーション部12がすべてアプリケーションソフトウェアによって実現される例について説明したが、一部の統合アプリケーション部13及び個別アプリケーション部12は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。例えば、個別アプリケーション部12による処理が、GPU(Graphic Processing Unit)を利用した演算処理により実行されてもよい。
また、情報処理装置10が単一のコンピュータ装置である例について説明したが、これには限定されず、複数のコンピュータ装置によって情報処理装置10が構成されてもよい。
また、統合アプリケーション部13によって実行される統合処理は、データの加工を伴ってもよいし伴わなくともよい。データの加工を伴わない統合処理は、例えば、複数の個別アプリケーション部12による処理結果を顧客に見やすく一覧表示するための処理であってもよい。
また、情報処理装置10が、いわゆるクラウドサーバに相当する例を中心に説明したが、これには限定されず、情報処理装置10は、クラウドサービス又はネットワークサービスを提供するためのサーバ装置であればよい。例えば、中央サーバからローカルサーバを経由してクラウドサービスが提供される形態において、中央サーバが情報処理装置10の機能を発揮してもよいし、ローカルサーバが情報処理装置10の機能を発揮してもよい。
また、上記実施の形態では、プログラムP2,P3が予め情報処理装置10に登録され、ユーザ又は顧客の選択により個別アプリケーション部12及び統合アプリケーション部13が利用可能になる。予め情報処理装置10に登録されていることにより、個別アプリケーション部12と統合アプリケーション部13との連携準備が、事前になされてもよい。例えば、情報処理装置10が有する個別アプリケーション部12及び統合アプリケーション部13の任意の組み合わせについて図6中の接続処理が完了した状態で、顧客は、利用する個別アプリケーション部12及び統合アプリケーション部13を選択してもよい。また、顧客がプログラムP2,P3を情報処理装置10にインストールしてもよいことは、上記実施の形態で説明した通りである。顧客が、既存の自社運用システムを準備しておいて、このような既存のシステムをクラウド環境に移行するものとして、情報処理装置10が実現されてもよい。
上述の実施形態に係る情報処理装置10の機能は、専用のハードウェアによっても、また、通常のコンピュータシステムによっても実現することができる。
例えば、プログラムP1,P2,P3を、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical disk)に代表されるコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムP1をコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する装置を構成することができる。
また、プログラムP1,P2,P3をインターネットに代表される通信ネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロードするようにしてもよい。
また、インターネットに代表されるネットワークを介してプログラムP1,P2,P3を転送しながら起動実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
さらに、プログラムP1,P2,P3の全部又は一部をサーバ装置上で実行させ、その処理に関する情報をコンピュータが通信ネットワークを介して送受信しながらプログラムP1を実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
なお、上述の機能を、OSが分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロードしてもよい。
また、情報処理装置10の機能を実現する手段は、ソフトウェアに限られず、その一部又は全部を専用のハードウェア又は回路によって実現してもよい。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。つまり、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。
本開示は、クラウド環境において実行されるアプリケーションの開発に適している。
10 情報処理装置、 101 プロセッサ、 102 主記憶部、 103 補助記憶部、 104 入力部、 105 出力部、 106 通信部、 107 内部バス、 11 基盤部、 12,12a,12b,12c,12d 個別アプリケーション部、 121 判定情報、 122 処理部、 123 出力部、 13 統合アプリケーション部、 131 条件情報、 132 データ管理部、 133 処理部、 134 出力部、 20 ネットワーク、 31 機器、 32 制御装置、 33 産業用ネットワーク、 34 通信装置、 35 端末、 300 施設、 P1~P3 プログラム。

Claims (10)

  1. 機器が制御される施設にネットワークを介して接続される情報処理装置であって、
    前記機器の制御に関するデータを前記ネットワークから受信して提供する提供手段と、
    前記提供手段から提供されるデータについて異なる処理を施した結果を前記ネットワークに出力する複数の個別処理手段と、
    予め設定された条件に従って前記複数の個別処理手段から2以上の前記個別処理手段を選択して、選択した前記個別処理手段それぞれによる前記処理の結果を統合して得る統合情報を前記ネットワークに出力する統合処理手段と、
    を備え、
    前記個別処理手段は、前記条件の成立の有無を判定するための判定情報を示すアプリケーションソフトウェアによって実現され、
    前記統合処理手段は、前記条件を示す条件情報を示すアプリケーションソフトウェアによって実現され、前記条件が成立する前記判定情報に対応する前記個別処理手段を選択する、
    情報処理装置。
  2. 前記条件情報は、前記統合処理手段が取得すべきデータの種別を前記条件として示し、
    前記判定情報は、前記個別処理手段から前記処理の結果として提供されるデータの種別を示し、
    前記統合処理手段は、前記条件情報により示されるデータの種別に等しいデータの種別を示す前記判定情報に対応する前記個別処理手段を選択する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 機器が制御される施設にネットワークを介して接続される情報処理装置であって、
    前記機器の制御に関するデータを前記ネットワークから受信して提供する提供手段と、
    前記提供手段から提供されるデータについて異なる処理を施した結果を前記ネットワークに出力する複数の個別処理手段と、
    予め設定された条件に従って前記複数の個別処理手段から2以上の前記個別処理手段を選択して、選択した前記個別処理手段それぞれによる前記処理の結果を統合して得る統合情報を前記ネットワークに出力する統合処理手段と、
    を備え、
    前記統合処理手段は、前記機器の制御に関するデータの前記施設における発信源に相当する装置から前記個別処理手段までの第1の伝送、及び、前記個別処理手段から前記統合処理手段までの前記処理の結果の第2の伝送、を含む情報の伝送の経路を管理する管理手段、を有する、
    情報処理装置。
  4. 前記管理手段は、前記施設における前記機器及び前記装置を含むシステムの構成を示すシステム構成情報を繰り返し取得して、取得した前記システム構成情報に基づいて前記伝送の経路を管理する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記管理手段は、情報処理装置に含まれる新たな前記個別処理手段の有無を監視して、新たな前記個別処理手段から前記処理の結果を取得するか否かを決定する、
    請求項又はに記載の情報処理装置。
  6. 機器が制御される施設にネットワークを介して接続される情報処理装置によって実行されるデータ処理方法であって、
    提供手段が、前記機器の制御に関するデータを前記ネットワークから受信して提供するステップと、
    複数の個別処理手段がそれぞれ、前記提供手段から提供されるデータについて異なる処理を施した結果を前記ネットワークに出力するステップと、
    統合処理手段が、予め設定された条件に従って前記複数の個別処理手段から2以上の前記個別処理手段を選択して、選択した前記個別処理手段それぞれによる前記処理の結果を統合して得る統合情報を前記ネットワークに出力するステップと、
    を含み、
    前記個別処理手段は、前記条件の成立の有無を判定するための判定情報を示すアプリケーションソフトウェアによって実現され、
    前記統合処理手段は、前記条件を示す条件情報を示すアプリケーションソフトウェアによって実現され、前記条件が成立する前記判定情報に対応する前記個別処理手段を選択する、
    データ処理方法。
  7. 機器が制御される施設にネットワークを介して接続される情報処理装置によって実行されるデータ処理方法であって、
    提供手段が、前記機器の制御に関するデータを前記ネットワークから受信して提供するステップと、
    複数の個別処理手段がそれぞれ、前記提供手段から提供されるデータについて異なる処理を施した結果を前記ネットワークに出力するステップと、
    統合処理手段が、予め設定された条件に従って前記複数の個別処理手段から2以上の前記個別処理手段を選択して、選択した前記個別処理手段それぞれによる前記処理の結果を統合して得る統合情報を前記ネットワークに出力するステップと、
    を含み、
    前記統合処理手段は、前記機器の制御に関するデータの前記施設における発信源に相当する装置から前記個別処理手段までの第1の伝送、及び、前記個別処理手段から前記統合処理手段までの前記処理の結果の第2の伝送、を含む情報の伝送の経路を管理する管理手段、を有する、
    データ処理方法。
  8. 機器が制御される施設にネットワークを介して接続されるコンピュータを、
    前記機器の制御に関するデータについて異なる処理を施した結果を前記ネットワークに出力する複数の個別処理手段から、予め設定された条件に従って2以上の前記個別処理手段を選択して、選択した前記個別処理手段それぞれによる前記処理の結果を統合して得る統合情報を前記ネットワークに出力する統合処理手段、
    として機能させ、
    前記個別処理手段は、前記条件の成立の有無を判定するための判定情報を示すアプリケーションソフトウェアによって実現され、
    前記統合処理手段は、前記条件を示す条件情報を示すアプリケーションソフトウェアによって実現され、前記条件が成立する前記判定情報に対応する前記個別処理手段を選択する、
    プログラム。
  9. 機器が制御される施設にネットワークを介して接続されるコンピュータを、
    前記機器の制御に関するデータについて異なる処理を施した結果を前記ネットワークに出力する複数の個別処理手段から、予め設定された条件に従って2以上の前記個別処理手段を選択して、選択した前記個別処理手段それぞれによる前記処理の結果を統合して得る統合情報を前記ネットワークに出力する統合処理手段、
    として機能させ、
    前記統合処理手段は、前記機器の制御に関するデータの前記施設における発信源に相当する装置から前記個別処理手段までの第1の伝送、及び、前記個別処理手段から前記統合処理手段までの前記処理の結果の第2の伝送、を含む情報の伝送の経路を管理する管理手段、を有する、
    プログラム。
  10. 機器が制御される施設にネットワークを介して接続されるコンピュータを、
    提供手段によって前記ネットワークから受信されて提供される前記機器の制御に関するデータについて処理を施した結果を前記ネットワークに出力する第1個別処理手段、として機能させ、
    前記第1個別処理手段は、前記第1個別処理手段と、前記第1個別処理手段とは異なる第2個別処理手段と、を含む複数の個別処理手段から統合処理手段が2以上の個別処理手段を選択するための条件の成立の有無を判定するための判定情報を示し、該判定情報により前記条件が成立することが判定された場合に前記処理の結果を前記統合処理手段に提供する、
    プログラム。
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