JP7202511B2 - 内炎式バーナー - Google Patents

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本発明は、バーナーヘッド4とバーナーボディ11に挟まれた円環eは、円錐状に形成された仕切板yと上方に向かって同じ傾斜に形成された上円環x、下円環zで、構成された内炎式バーナーに関する。
本発明は、環状のバーナー本体の内周に内向きに開口する多数の炎孔を有する内炎式バーナーに関する。
従来の内炎式バーナーは、炎孔の周りに二次空気の取り入れが必要であり、炎孔と炎孔の間に二次空気の入る空間が必要であり、隣り合う炎孔はそれぞれ独立して空気の取り入れやすい様に構成されているから内炎式バーナーの内周面には炎孔の数を多くは構成できない、内炎式バーナーの直径を小径にする様な小型の内炎式バーナーでは、燃焼面積が二次空気の空間が必要な為に不足し、ガス量を多く燃焼させると、不完全燃焼を起こす、炎孔の穴径を大きくすると、逆火が発性して燃焼検査に、合格するには難しい技術がありました。
また、特許文献1及び2に示す内炎式バーナーでは、各炎孔を所定の振り角度で周方向に傾斜させ、各炎孔から噴出ガスの燃焼で生成される火炎がバーナー中央部で旋回しつつ合流して、上方に立ち上る柱状の集合火炎が形成されるものは知られている。しかし何れも炎孔の周りには二次空気の取り入れ空間が必要であり、同じ内周面では、多数の炎孔部は形成できない。
特開平4-353308号 特許第4129281号公報
従来内炎式バーナーは各炎孔からのガス噴出軸線が周方向に傾く様に各炎孔を所定の振り角で周方向に傾斜させ、火炎がバーナー中央部で旋回しつつ、上方に集合火炎が形成される様にしたものは知られている。(例えば、特許文献1参照。)また(特許文献2参照。)ガス噴出軸線との接点部分を下段、と上段で角度を変えてガスを噴出する内炎式バーナーもあるが、燃焼性を維持しつつ熱効率を向上させるためには二次空気の取入れを炎孔部の周りから多くとる必要がある。本発明は、以上のような欠点をなくす為になされたものである。
バーナーヘッド4とバーナーボディ11と円環部eとよりなる内炎式バーナーにおいて、円環部eは上円環xと下円環zと、上下円環に挟まれた仕切板yとで構成され、その上下円環はそれぞれ凹溝と凸溝が交互に連続して形成されていて、更に各凹溝、各凸溝は各円環の中心線に対しての振り角の範囲が10°から30°で形成されている内炎式バーナーである。
上円環xを炎孔部トンネル23と炎孔溝24の中央部で屈折点29がある事で仕切板yを挟んで上下二段に同一方向に噴出される様に形成された内炎式バーナーは図7の様に混合気通路12から上円環xのガス流入口27から噴出口28へ通過して、上段炎51と下段炎52に分断されて、一次空気の混合で燃焼できる。火炎外周炎53と下段内周炎54は、ガス流入口27より小径である噴出口28から斜めに噴出する事で速度が増す事で外周炎と内周炎が二重の旋回が熾る事で、ガスの混合が良好になり二次空気を、取り入れやすい構造に成る。一段目二段目の上円環xと下円環zは、前記炎孔部トンネル23と炎孔溝24が同一方向に側壁26を挟んで連設する為、内周部21に対して炎孔面積は多くなりガス量を増やすことが出来る。炎が斜め上方に旋回して上段炎51、下段炎52は一次空気で燃焼出来るが、外周炎53、内周炎54はガス量が増す事で旋回が早くなり外周炎53は外部より多くの空気を取り入れ、内周炎54は旋回する事で、下部から空気を取り入れて燃焼することが出来る。
特許文献2の構成において定格インプット量が毎時3650kcal、でバーナー内径が105mm、定格インプット量が毎時1390kcal、でバーナー内径が65mmに対して、本発明はバーナー内径70mmに対して定格インプット量が毎時3200kcal、燃焼させる事が出来る。従来のバーナー内周面より多く炎孔面積が形成できる。炎孔部トンネル23と炎孔溝24のガス通路長さは、噴出口面積に対して長く、高さも低い為、また炎孔部トンネル23と炎孔溝24のガス流入口27は広く、噴出口28は狭く形成され高さはガス流入口27と同一である、ガス量が増せば噴出力も増し旋回速度も増す事で、リフト、バックガス、Co2のガス燃焼試験でクリア出来た。又、噴出速度が速いから、ガスバーナーaは、高温に成らない。
図5に示すようにステンレスで上フレーム3と下フレーム8の間に円環eをプレス加工で構成する。ステンレスプレス内炎式バーナーを簡単に製作が出来る特徴がある。本発明は、前記したように構成してあるので内周部21が小径でもガス噴出口の面積を多くしてガスを上下2段の炎孔部より上段炎51と下段炎52と火炎外周炎53と下段内周炎54を旋回させて外部と下部から二次空気が取り入れやすく燃焼が可能な内炎式バーナーで、小型ガス器具にも、内周部21を小径に加工して使用が可能に成る。従来の内炎式バーナーより小型であり、大出力燃焼を可能にした。安価で,量産が可能である。
本発明の実施形態の内炎バーナーを具備するバーナー斜視図である。 本発明に係るA-A”断面図である。 本発明に係るB-B”断面図である。 本発明の内炎式バーナーの上円環x,下円環zの一部を示す部分略拡大斜視図である。 本発明の内炎式バーナーの構成を示す分解斜視図である。 本発明の内炎式バーナーの円環eの上円環x,下円環zの振り角の説明図である。 本発明の内炎式バーナーの燃焼状態を説明する説明図であり火炎外周炎53と下段内周炎54が内部にも二重に旋回して形成される特徴を示す図。 燃焼不良が生じた第1の円環部を示す斜視図。 円環部の振り角を示す説明図。 円環部の振り角を示す説明図 図10の一部を示す部分略拡大説明図である
図1は本発明の内炎バーナーを具備するバーナー斜視図であり図5に分解斜視図で示すとおり、バーナーヘッド4とバーナーボディ11と、円環eから構成されている。上フレーム3は、ステンレスを加工して出来るガスバーナーでありガスが燃焼するのに必要なレギュレター1、と混合管2、バーナーヘッド4、上フレームトップ5、外周壁7、バーナーヘッド内周部13は一体で構成される。上フレーム3にはガスが均等に内周部へ回る様に上フレームトップ5に遮蔽板10を構成する。下フレーム8にもレギュレター201、と混合管202、内周壁6、下フレーム8,下フレーム底9、バーナーボディ11が一体で構成される。上フレーム3、下フレーム8、円環eは、バーナーヘッド内周部13、と円環eの内周部21、31,とバーナーボディ内周部14が揃う様に、一体に構成する。内炎式バーナーのレギュレター1からガスと一次空気を吸入して混合管2を通過にて混合気通路12から円環部へ送り出される構造である。遮蔽板10がガスの内周部より均等に噴出させる。
円環eは上円環x、仕切板yと下円環zとで構成されている。その上円環xには断面凸の炎孔部トンネル23と断面凹形の炎孔溝24が交互に連続して形成されている。
その炎孔部トンネル23は円環eの外周部22(φ84mm)より内周部21(φ70mm)の上方且つ上円環xの中心線に向かって25°の傾斜が形成されて、外周部22より内周部21の内周径の中央に位置する屈曲点に向かって屈折点29まで進み(上円環xを炎孔部トンネル23と炎孔溝24の中央部)屈折点29から20°斜めに傾斜している。炎孔溝23の外周測幅は、3.5mm、内周測幅は2.8mm、高さは1.5mmでガス流入口27。仕切板yは円環eの外周部22(φ84mm)より内周部21(φ70mm)に上方に向かって25°の傾斜が形成された円錐環状である。仕切板yは上円環x、と下円環zとの間で挟持される事によって、下円環zの炎孔溝24の上壁を構成し、上円環xの炎孔部トンネル23の下壁を構成する事で、ガス流入口27から噴出口28まで連通するガス連通孔が形成される。さらに、円環eをバーナーヘッド4とバーナーボディ11との間に組み込む事によって、バーナーヘッド4の内壁が上円環xの炎孔溝24の上壁を構成し、バーナーボディ11の内壁が下円環zの炎孔部トンネル23の下壁を構成する事で、上述したガス連通孔に加えて新たなガス連通孔が形成される。
円錐環状に連設された円環eに外周部22より内周部21に向かって炎孔溝24と炎孔部トンネル23が連通され各30個を形成した。前記炎孔部は、仕切板yを外周部φ84、内周部φ70、板厚0.5mmで加工し、円錐状の内周部21が外周部22より25°の傾斜で高く形成する。仕切板yと同じ形状から凹形状凸形状の炎孔溝24と炎孔部トンネル23を形成する。仕切板幅7mmの中間3.5mmまでは、中心に向かって直線であり、中心点より20°斜めに傾斜させガス流入口27幅は3.5mm、噴出口28幅は2.8mm、高さは1.5mmで形成し、凹と凸が交合に成る様30山と30谷を全内周部に形成する。前上部円環x、下部円環zと仕切板yは、上下円環2枚の間に仕切板を形成する。ガス流入口27幅は広く形成されているからガスの流入がし易く噴出口28は、狭く形成されているから噴出時にスピードが上がる構造に成る。燃焼時に上下2段の上円環、下円環は上段炎51と下段炎52が一次空気を取り入れて旋回燃焼する、その時、外周炎53と内周炎54も旋回させて二次空気の取り入れを多くしている。さらに内周炎54は外周炎53の燃焼により上方に引き上げられて起こる現象である。本発明は以上のような構造である特徴とする内炎式バーナー。
以上の如く、実施例の内炎式バーナーは、外周部22より内周部21に向かって屈折点29まで進み屈折点29から20°の振り角に形成しているが、図9の様に下段内周炎54が、出来る最小径は10°以上であるので、振り角の下限は10°であり、また図10の様に下段内周炎54が、出来る最大径は30°以内に設定する事によりガスが噴出口28から噴出される速度が増す事が出来るので、振り角の上限は30°である。図11は、炎が減速しない範囲であり、30°を超えると噴出口28の幅が狭くなり、燃焼不良になる。
多機種のガス器具に使用可能である。
a ガスバーナー
1 レギュレター
201 レギュレター
2 混合管
202 混合管
3 上フレーム
4 バーナーヘッド
5 上フレームトップ
6 内周壁
7 外周壁
8 下フレーム
9 下フレーム底
10 遮蔽板
11 バーナーボディ
12 混合気通路
13 バーナーヘッド内周部
14 バーナーボディ内周部
X 上円環
Z 下円環
21 内周部
22 外周部
23 炎孔部トンネル
24 炎孔溝
25 上部
26 側壁
27 ガス流入口
28 噴出口
29 屈折点
Y 仕切板
31 内周部
32 外周部
51 上段炎
52 下段炎
53 火炎外周炎
54 下段内周炎
e、f 円環
k 炎孔
101 内周部
102 外周部
103 炎孔部トンネル
104 炎孔溝
105 上部
106 側壁
107 ガス流入口
108 噴出口

Claims (1)

  1. バーナーヘッド4とバーナーボディ11と円環部eとよりなる内炎式バーナーにおいて、円環部eは上円環xと下円環zと、上下円環に挟まれた仕切板yとで構成れ、その上下円環はそれぞれ凹溝と凸溝が交互に連続して形成されていて、更に各凹溝、各凸溝は各円環の中心線に対しての振り角の範囲が10°から30°で形成されており、前記凹溝と前記凸溝の振り角は全て同一の振り角であり、且つ各溝のガス流入口はガス噴出口より大きく形成されている内炎式バーナー。
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