JP7202031B2 - 微小生物侵入抑制装置および方法 - Google Patents
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Description
防虫網として、目合いが細かい網状のネットが用いられている。そのため、防虫網は空気などの気体を通過させ、一方で微小生物の通過を抑制することができる。
例えば、園芸施設では、0.6~0.8mmの目合いの防虫網が主に用いられている。近年、オンシツコナジラミやタバココナジラミなどの微小害虫が媒介するウイルス感染病による園芸作物への被害が大きな問題となっている。これらのコナジラミ類の侵入を抑制するためには、従来よりも目合いの小さい、例えば0.4mm以下の目合いの防虫網を使用する必要が求められている。
例えば、5~9月にかけての高温期において、施設の換気窓に目合いの小さな防虫網を展張すると、施設の換気量が減少し、室内の気温が上昇する。施設内の気温が上昇すると、園芸作物等の生育・収量が低下するだけではなく、作業者の温熱負荷が高まり、熱中症の発生のリスクも高まるという問題も発生する。
そのため、農業施設や園芸施設などの施設自体への微小生物の侵入を抑制する装置および方法が求められている。
微小生物侵入抑制装置は、園芸施設に適用される微小生物侵入抑制装置であって、振動動作を行う振動発生装置と、前記振動発生装置と接続された目合いが0.6~1.0mmの防虫網と、前記防虫網が取り付けられる枠と、を備え、前記防虫網を振動させることにより、コナジラミ類の侵入を抑制し、前記振動発生装置は、生成する振動を前記防虫網の中央部から前記枠近傍にまで伝達する硬質な材料で形成され長尺である伝達部材を有することを特徴とする。
以下、第一実施形態に係る微小生物侵入抑制装置1を、図1から図9を参照しながら説明する。なお、図面を見やすくするため、各構成要素の厚さや寸法の比率は適宜調整されている。
図1は本実施形態に係る微小生物侵入抑制装置1の全体構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る微小生物侵入抑制装置1は、防虫網2と、振動発生装置3と、伝達部材4とを、備えている。
防虫網2が枠を有する場合は、その枠を窓や換気ダクト等の枠に隙間なく装着させる。
また、防虫網2は、平板上の金属・樹脂等や柔軟性を有する布等に、円筒状のような通気口を厚さ方向に複数貫通させて形成してもよい。
図3および図4に示すように、駆動部33は円柱形状であり、モーターの回転軸に接続される。駆動部33の中心軸は、モーター31の回転軸32の中心と平行となるように接続されている。そのため、駆動部33の中心軸は、モーターの回転軸32を中心とした円運動を行う。
また、駆動部33は、モーターの回転軸32に接続されるため、モーターの回転軸32の回転運動に合わせて、回転運動を行う。
図4に示すように、振動板34の面は、防虫網2の面に接着剤等で取り付けられている。振動板34はベアリング35を介して駆動部33と接続されているため、駆動部33の回転運動は伝達されず、円運動のみが伝達される。そのため、振動板34は、回転することなく、モーターの回転軸32を中心とした円運動を行う。振動板34が取り付けられている防虫網2には、面方向の円運動が伝達される。
振動発生装置3は、図2に示すように、防虫網2の外側に配置されていてもよい。振動発生装置3を防虫網2の外側に配置することで、小型ビニールハウスBの内部のスペースを有効に活用できる。
振動発生装置3を、小型ビニールハウスBの窓枠W上部と金属製等の棒部材により接続し、棒部材と窓枠Wが相対的に変動しないように固定することで、上記の振り子運動が発生しないようにすることもできる。
防虫網2においては、振動板34が取り付けられている箇所を中心に振動が伝達される。そのため、振動板34から離れた箇所には、振動が伝達されにくい。そういった箇所に、伝達部材4の他の部分を取り付けることで、振動を伝達させることができる。伝達部材4を複数用いることで、防虫網2全体に振動板34の振動を伝達させることも可能である。
侵入を抑制する微小生物の行動特性等に合わせて、間欠動作間隔や回転速度の周期的変化を調整することがより好ましい。例えば、ある微小生物Eが、防虫網2に付着してから再び飛翔等の活動を開始するまでの平均間隔が間隔Tであるという行動特性を有しているとする。間隔Tよりも短い間隔を間欠動作の停止間隔とすると、防虫網2が振動していないときに付着した微小生物Eが行動を再開する前に防虫網2が振動を再開し、その振動により微小生物Eの防虫網2の通過を抑制できる。このように間欠動作を行えば、微小生物の侵入抑制効果を維持したうえで、振動発生装置3の消費電力を低減できる。
そのため、振動発生装置3が生成する振動の振幅は、侵入を抑制する微小生物が、仮想的な網目Vに内接するように設定することが好ましい。
一方、防虫網2の換気性能は、防虫網2の振動の有無によらず、ほぼ一定である。つまり、換気性能を維持しつつ、防虫網の微小生物侵入抑制性能を向上させることができる。
例えば、振動させた防虫網2の仮想的な網目V一つの面積が、振動しない防虫網の網目N一つの面積が同じ場合において、防虫網2を振動させた防虫網2の方が、微小生物の侵入抑制効果は大きい。
例えば、振動発生装置3の回転軸32と、駆動部33の中心軸との距離を変更することで、仮想的な網目V一つの面積を変更することができる。
防虫網2を振動させることで、微小生物が防虫網2に付着すること自体を防ぎ、また、防虫網2に付着している微小生物を弾き飛ばすこともできる。そのため、仮想的な網目Vを微小生物が通過可能であっても、侵入を抑制できる。
また、上記の紐や支柱などの固定部材を用いず、振動発生装置3に取付用部材を取付け、防虫網2に振動発生装置3を直接取り付けてもよい。
また、防虫網2は、法線方向の共振周波数と、面方向の共振周波数とを有している。そのため、防虫網2を面方向に振動させるような振動発生装置3であっても、その振動周波数が防虫網2を法線方向に振動させる共振周波数に等しい、もしくは、近い場合には、防虫網2を法線方向にも振動させることができる。
しかし、微小生物が防虫網2に付着すること自体を防ぎ、また、防虫網2に付着している微小生物を弾き飛ばす効果により、微小生物の侵入の確率を低下させることができる。
また、本実施形態では、一枚の防虫網2に対して一つの振動発生装置3を設置したが、例えば、複数の防虫網を一つの振動発生装置3により振動させてもよい。複数の防虫網に接続された伝達部材を用いれば、一つの振動発生装置3により複数の防虫網を振動させることができる。振動発生装置3の数を削減でき、微小生物侵入抑制装置1の設置コストを削減できる。
次に、第二実施形態に係る微小生物侵入抑制装置1Aについて、図10および図11を参照しながら説明する。なお、以降の説明において、すでに説明したものと共通する構成等については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図10は、微小生物侵入抑制装置1Aの全体構成を示す図である。図10に示すように、微小生物侵入抑制装置1Aは、さらに支持部5を有する。支持部5は、凹部を有するレール状の部材であり、窓や換気ダクト等の枠の少なくとも対向する二辺に装着される。
ここで、支持部5は、防虫網2の法線方向に見て、前後には振動させることができないように防虫網2を支持する。前後方向に振動可能とすると、防虫網2と窓や換気ダクト等の間に隙間が生じ、その隙間から微小生物が侵入してしまうからである。
なお、防虫網2が、防虫網2の法線方向に見て、上下左右に振動した際も、防虫網2と窓や換気ダクト等の枠の間に隙間が生じないような大きさの防虫網2を使用する必要がある。
支持部5には、支持部5と防虫網2の間の隙間を埋めるために、ゴム等で形成されたパッキン41が設けられている。防虫網2が振動した際も、支持部5と防虫網2の間の隙間がパッキン41により埋められ、この隙間からの微小生物の侵入を防ぐことができる。
防虫網2を振動させることで、微小生物が防虫網2に付着すること自体を防ぎ、また、防虫網2に付着している微小生物を弾き飛ばすこともできる。
防虫網2を面方向に振動させることで、微小生物が通過可能な空間が狭くなり、防虫網2の網目を通過可能な大きさの微小生物の侵入を抑制できる。
防虫網2の全体を振動させることができ、微小生物の侵入率をより好適に低減できる。
例えば、支持部5は、レール状の枠部材でなくてもよく、防虫網2をバネにより支持するものであってもよい。防虫網2を振動可能に支持できればよい。
(実験1 振動による微小生物の侵入抑制効果の検討)
(1-1 実験装置)
小型容器の外側に、窓枠Wを覆うカバーCが取り付けられており、このカバーCの内部に、実験に用いる微小生物100匹を放出する。微小生物は、カバーCから出ることはできないが、防虫網2から小型容器には侵入できる。
防虫網2は、正方形の形状が格子状に並ぶ網目のものを使用し、目合い(正方形の一辺の長さ)は、0.6mmと1.0mmのものを使用した。
実験には、微小生物としてコナジラミを使用した。コナジラミは、体長が約0.8mmである。この体長のコナジラミの侵入を抑制するためには、0.4mm以下の目合いの防虫網を使用する必要があるとされており、実験で使用した0.6mmと1.0mmの目合いの防虫網をコナジラミは比較的容易に通過することができる。
防虫網2を振動させたとき、および振動させなかったときそれぞれで、コナジラミの小型容器への侵入率を観測した。
それぞれの実験時間は80分間である。
防虫網2を振動させなかったときの結果を表1に示す。目合いが1.0mmにおいてはほとんどのコナジラミが防虫網2を通過している。
防虫網2を振動させたときの結果を表2に示す。防虫網2を振動させなかったときと比較して著しく侵入率が低下している。
目合いが1.0mmの防虫網2は、ほとんどのコナジラミが通過可能であるが、防虫網2を振動させることにより、著しく侵入率を低下させることができている。
2 防虫網
3 振動発生装置
31 モーター
32 回転軸
33 駆動部
34 振動板
35 ベアリング
4 伝達部材
5 支持部
Claims (10)
- 園芸施設に適用される微小生物侵入抑制装置であって、
振動動作を行う振動発生装置と、
前記振動発生装置と接続された目合いが0.6~1.0mmの防虫網と、
前記防虫網が取り付けられる枠と、
を備え、
前記防虫網を振動させることにより、コナジラミ類の侵入を抑制し、
前記振動発生装置は、生成する振動を前記防虫網の中央部から前記枠近傍にまで伝達する硬質な材料で形成され長尺である伝達部材を有することを特徴とする、
微小生物侵入抑制装置。 - 前記振動発生装置に接続され、前記振動発生装置を吊り下げる紐をさらに備え、
前記振動発生装置は、前記防虫網に面方向への振動を伝達し、前記紐で吊り下げられていることによる振り子運動を行い、法線方向の振動を伝達する、
請求項1に記載の微小生物侵入抑制装置。 - 前記振動発生装置は、周期的な振動動作を行い、
前記周期的な振動動作の振動周波数は、前記防虫網の共振周波数もしくはその逓倍の周波数に略一致する、
請求項1又は請求項2に記載の微小生物侵入抑制装置。 - 前記振動発生装置は、間欠的に振動動作を行う、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の微小生物侵入抑制装置。 - 前記振動発生装置は、前記防虫網を振動させた際の前記防虫網の仮想的な網目に、侵入するコナジラミ類が内接するように前記防虫網を振動させる、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の微小生物侵入抑制装置。 - 前記防虫網を振動させた際の前記防虫網の仮想的な網目一つの面積が、侵入するコナジラミ類の飛翔方向における最小径の2乗を4で割った値よりも小さい、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の微小生物侵入抑制装置。 - 前記防虫網は、
前記振動発生装置が生成する振動が伝わりにくい箇所の方が、
前記振動発生装置が生成する振動が伝わりやすい箇所のよりも、
網目が細かい、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の微小生物侵入抑制装置。 - 前記防虫網を、振動可能に支持する支持部をさらに備える、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の微小生物侵入抑制装置。 - 園芸施設に適用される微小生物侵入抑制方法であって、
振動動作を行う振動発生装置と接続された目合いが0.6~1.0mmの防虫網を振動させることにより、コナジラミ類の侵入を抑制し、
硬質な材料で形成され長尺である伝達部材を有する前記振動発生装置は、生成する振動を前記伝達部材によって中央部に前記振動発生装置が接続された前記防虫網の前記中央部から前記防虫網が取り付けられる枠近傍にまで伝達する、
微小生物侵入抑制方法。 - 前記振動発生装置は、前記防虫網に面方向への振動を伝達し、前記振動発生装置に接続された紐で吊り下げられていることによる振り子運動を行い、法線方向の振動を伝達する、
請求項9に記載の微小生物侵入抑制方法。
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