JP7201649B2 - バスバーアッセンブリ及び半導体モジュール - Google Patents
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特に、上下方向に関し小型化を図る為に前記一の平板状バスバーと前記他の平板状バスバーとの間の絶縁性樹脂層の厚みを薄くすると、両バスバー間にリーク電流が流れる恐れがある。
即ち、積層型バスバーアッセンブリを製造する際には、互いに別体とされた一の平板状バスバー及び他の平板状バスバーを、上下に所望距離だけ離間させた状態で係止させ、その係止状態のままで両者を絶縁性樹脂層によって電気的には絶縁状態で機械的に連結させる必要があり、製造効率を向上させ難かった。
また、前記第1及び第2平板状バスバーの対向平面間の隙間内に絶縁性樹脂を行き渡らせるのが困難になるという問題もあった。
また、前記他のバスバーの塗装膜を半硬化させた状態で一のバスバー及び他のバスバーを固着させる必要がある為、手間が掛かるという問題があった。
以下、本発明に係るバスバーアッセンブリの一実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1~図3に、それぞれ、本実施の形態に係るバスバーアッセンブリ1Aの斜視図、平面図及び底面図を示す。
また、図4に、図2におけるIV-IV線に沿った断面図を示す。
本実施の形態に係る前記バスバーアッセンブリ1Aは、前記複数のバスバーとして、第1及び第2バスバー10a、10bの2つのバスバーを有している。
前記第1及び第2バスバー10a、10bは、Cu等の導電性金属によって形成される。
前記半導体モジュールにおいては、前記第1及び第2バスバー10a、10bは、一方が正極側電極として作用し、他方が負極側電極として作用する。
即ち、図5に示すように、前記第1及び第2バスバー10a、10bの一方(例えば第1バスバー10a)の第1面11にLED等の半導体素子100が装着される。
図6に示すように、前記半導体素子100は、厚み方向一方側の下面及び厚み方向他方側の上面にそれぞれ第1及び第2電極層101、102を有し、前記第1及び第2電極層101、102の間に素子本体105を有している。
前記封止樹脂層120は、例えば、ポリイミド、ポリアミド、エポキシ等の透明樹脂が用いられる。
この点については後述する。
本実施の形態においては、前記中央開口51は、前記第1及び第2バスバー10a、10bの第2面をそれぞれ露出させる第1及び第2バスバー用中央開口51a、51bを有している。
前記バスバーアッセンブリの製造方法は、前記第1及び第2バスバー10a、10bと同一厚みのバスバーアッセンブリ形成領域210を有する導電性金属平板200を用意する工程と、前記バスバーアッセンブリ形成領域210に、厚み方向一方側の第1面211及び厚み方向他方側の第2面212の間を貫通するスリット215を形成するスリット形成工程とを有している。
なお、前述の通り、本実施の形態に係るバスバーアッセンブリ1Aは、前記複数のバスバーとして、前記第1及び第2バスバー10a、10bの2つのバスバーを有している。その為、前記バスバーアッセンブリ形成領域210に1つの前記スリット215が形成される。
例えば、3つのバスバーが並列配置されてなるバスバーアッセンブリを製造する際には、2つのスリットが形成される。
また、図8(a)に図7におけるVIII部拡大図を、図8(b)に図8(a)におけるVIII(b)-VIII(b)線に沿った断面図を、それぞれ示す。
なお、前記間隙40の幅は、前記バスバーアッセンブリ1Aの仕様に応じて定まる。
斯かる構成を備えることにより、前記スリット215を精度良く形成することができる。
図7に示す形態においては、前記バスバー列205はX方向に沿って直列配置された5つの前記バスバーアッセンブリ形成領域210を有している。
なお、複数の前記バスバー列205をY方向に並列配置させ、Y方向に並列配置された複数のバスバー列205を前記一対の把持片207、207によって一体的に保持することも可能である。
かかる変形構成によれば、より多くのバスバーアッセンブリ1Aを同時に製造することができる。
また、図10(a)に図9におけるX部拡大図を、図10(b)に図10(a)におけるX(b)-X(b)線に沿った断面図を、それぞれ示す。
これに代えて、前記塗装工程を、前記絶縁性樹脂の粉体を用いた静電粉体塗装によって行うことができる。
若しくは、前記スリット215内への樹脂の充填性を十分に担保できる場合には、前記塗装工程を、スプレー塗装によって行うことも可能である。
前記剥離工程は、前記第1及び第2バスバー用中央開口41a、41b、並びに、前記周縁開口45を設けるように構成される。
また、図12(a)に図11におけるXII部拡大図を、図12(b)に図12(a)におけるXII(b)-XII(b)線に沿った断面図を、それぞれ示す。
また、図14(a)に図13におけるXIV部拡大図を、図14(b)に図14(a)におけるXIV(b)-XIV(b)線に沿った断面図を、それぞれ示す。
この変形製造方法においては、前記剥離工程は削除される。
なお、前記第2面側積層部50についても、前記第1及び第2バスバー用中央開口51a、51bに代えて、前記第1及び第2バスバー10a、10bの第2面を一体的に露出させる共通中央開口(図示せず)を備えるように変形することができる。
図16に、前記中央被覆領域43を削除した、本実施の形態の第2変形例に係るバスバーアッセンブリ1Cの斜視図を示す。
また、図17に、前記バスバーアッセンブリ1CにLED等の半導体素子100が装着されてなる半導体モジュールの一例の斜視図を示す。
さらに、図18に前記半導体モジュールの縦断面図を示す。
なお、図中、本実施の形態におけると同一部材には同一符号を付している。
前記第1面側積層部40Cは、前記バスバー連結体における平面視中央において前記第1及び第2バスバー10a、10bの第1面11を一体的に露出させる共通中央開口41と、平面視において前記共通中央開口41を囲むように前記バスバー連結体の第1面を覆う周縁被覆領域47とを有している。
前記第2変形例においても、本実施の形態におけると同様の効果を得ることができる。
以下、本発明に係るバスバーアッセンブリの他の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
なお、本実施の形態の図中、前記実施の形態1におけると同一部材には同一符号を付して、その説明を適宜省略する。
また、図21に、図19におけるXXI-XXI線に沿った断面図であって、前記封止樹脂120が設けられた状態の断面図を示す。
前記第1面側積層部70は、平面視中央において前記第1及び第2バスバー10a、10bの第1面11を露出させる中央開口41と、前記中央開口41を囲む領域において前記バスバー連結体の第1面を覆う周縁被覆領域47とを有している。
これに代えて、前記中央開口41が前記第1及び第2バスバー10a、10bの第1面を一体的に露出させる共通中央開口を有するように変形することも可能である。
本実施の形態においては、前記第2面側積層部50は前記第1及び第2バスバー用中央開口51a、51bを有しているが、これに代えて、前記第2面側積層部50が前記第1及び第2バスバー10a、10bの第2面を一体的に露出させる共通中央開口を有するように変形することも可能である。
これに代えて、図22に示す変形例2Bのように、前記中央部80の全域を前記露出領域82とすることも可能である。
この点を考慮すると、前記スリット形成工程及び前記凹部形成工程の後に、前記塗装工程を行うのが好ましい。
図23に、斯かる変形例2Cの縦断面図を示す。
斯かる構成を備えることにより、超音波溶着の効率化という効果を得つつ、前記凸状領域15間でリーク電流が生じることを有効に防止することができる。
10a、10b 第1及び第2バスバー
11 第1面
12 第2面
13 対向側面
15 凸状領域
19 間隙
30 絶縁性樹脂層
31 連結部
40、40C 第1面側積層部
50 第2面側積層部
Claims (3)
- 導電性平板状部材によって形成され、互いの間に間隙が存する状態で同一平面内に配置された複数のバスバーと、前記間隙内に充填され前記複数のバスバーを電気的には絶縁状態で機械的に連結する連結部並びに前記複数のバスバーが前記連結部によって連結されてなるバスバー連結体の板厚方向一方側の第1面及び板厚方向他方側の第2面にそれぞれ設けられた第1面側積層部及び第2面側積層部を一体的に含む絶縁性樹脂層とを備え、
前記第1面側積層部には、前記複数のバスバーの板厚方向一方側の第1面を露出させる開口が設けられ、
前記第2面側積層部には、前記複数のバスバーの板厚方向他方側の第2面を露出させる開口が設けられ、
前記バスバーの第2面のうち前記第2面側積層部の開口を介して露出する領域は前記第2面側積層部よりも外方へ延在する凸状領域とされていることを特徴とするバスバーアッセンブリ。 - 隣接する前記バスバーの前記凸状領域の側面間の距離は、当該隣接する前記バスバー間の前記間隙の幅より大とされていることを特徴とする請求項1に記載のバスバーアッセンブリ。
- 請求項1又は2に記載のバスバーアッセンブリと、
厚み方向一方側の下面及び厚み方向他方側の上面にそれぞれ位置する第1及び第2電極層と前記第1及び第2電極層の間に設けられた素子本体とを有し、前記第1電極層が前記バスバーアッセンブリの一のバスバーの第1面のうち前記第1面側積層部に設けられた開口を介して露出する部分に電気的に接続状態で固着された半導体素子と、
前記半導体素子の第2電極層を、前記バスバーアッセンブリの他のバスバーの第1面のうち前記第1面側積層部に設けられた開口を介して露出する部分に電気的に接続する電気接続部材と、
前記半導体素子及び前記電気接続部材を囲繞するように、前記バスバーアッセンブリの第1面に設けられた封止樹脂層とを備えたことを特徴とする半導体モジュール。
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