JP7197917B2 - レジンコーテッドサンド予熱装置 - Google Patents

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本発明は、シェル鋳型用のレジンコーテッドサンドを予熱するためのレジンコーテッドサンド予熱装置に関する。
レジンコーテッドサンドは、鋳物砂に熱硬化性フェノール樹脂などの結合材剤を被覆して製造される樹脂被覆砂であり、加熱金型内に充填後焼成して鋳型に形成される。ところが、レジンコーテッドサンドによって鋳造用中子(以下、「シェル中子」と記載する。)を造型する際に、レジンコーテッドサンドの予熱温度は、シェル中子の造型に適した予熱温度に調整する必要があり、これらの調整が不正確であるとシェル中子の造型において造型不良を来す恐れがあった。
ところで、シェル中子の造型不良を解消するために、従来から低温環境下にある冬期間に合わせてレジンコーテッドサンドの造型温度を予め設定するレジンコーテッドサンド予熱装置が下記のとおり種々提案されてきているが、これらは夏季のように高温環境下にある季節では予熱温度高過ぎ、無駄な予熱エネルギーを非常に多く消費することになり、且つ予熱エネルギーの調整が困難であった。しかもタイ国などの東南アジアでは冬季の低温環境下にあることは殆どなく、一年を通してほぼ高温多湿環境下にあり、このような高温多湿環境下では、シェル中子を造型する際に、レジンコーテッドサンドに湿気が帯びてサンド粒子が固まり造型に不良を来す事例が多々存在した。
特許第5618998号公報 特許第5173387号公報 特許第3355325号公報 実公昭54-35127号公報 特公昭58-31259号公報 実公昭59-35318号公報 特公昭61-50701号公報 特開昭54-48632号公報 実開昭51-116915号公報 特開平6-142837号公報
本発明は、レジンコーテッドサンドによって鋳造用中子(シェル中子)を造型するにあたって、東南アジアのように高温多湿の作業環境下において、レジンコーテッドサンドの温度を、少ない加熱エネルギーによってレジンコーテッドサンドを常に乾燥状態に維持するように設定し、これによって良好なシェル中子の造型が可能としたレジンコーテッドサンドの予熱装置を提案することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明にあっては実施形態の参照符号を付して示すと、請求項1に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、レジンコーテッドサンド1が、上部のサンド供給口3から供給され、下部のサンド排出口4から排出されるよう充填されるサンドホッパー2と、内部に加熱空気が導入される加熱パイプ6であって、レジンコーテッドサンド1の流通方向に沿って、且つレジンコーテッドサンド1の流通方向に直交する方向にレジンコーテッドサンド流通用間隙5を有して配列される複数の加熱パイプ6と、を備え、加熱パイプ6の側壁6a全域に加熱空気放出孔7を設けてなる構成よりなるものである。
又、請求項2に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、前記加熱パイプ6は、ヒーターユニット8の熱風吹き出し口9に繋がれる熱風導入管10に連結されてなる請求項1に記載の構成からなるものである。
又、請求項3に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、前記加熱空気放出孔7は、加熱空気は通過されるがレジンコーテッドサンド1の侵入は許されない孔径に形成されてなる請求項1又は2に記載の構成からなるものである。
又、請求項4に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、サンドホッパー2の前記サンド排出口4に臨んで該排出孔4から排出されるレジンコーテッドサンド1の予熱温度を計測するサンド温度センサー11が設置されてなる請求項1~3の何れかに記載の構成からなるものである。
又、請求項5に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、サンドホッパーの前記サンド排出口から排出されるレジンコーテッドサンドの予熱温度は50℃以下に設定されてなる請求項1~4の何れかに記載の構成からなるものである。
又、請求項6に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、前記ヒーターユニット8の熱風吹き出し口9に臨んで該熱風吹き出し口9から吹き出される熱風の温度を計測する熱風温度センサー12が設置されてなる請求項に記載の構成からなるものである。
又、請求項7に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、前記ヒーターユニットの熱風吹き出し口から吹き出される熱風の温度は150℃以下に設定されてなる請求項2又は6に記載の構成からなるものである。
又、請求項8に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、前記サンドホッパー2の前記サンド排出口4には、圧縮空気の空気圧によって開閉作動するゴムスリーブ式開閉バルブ13が設置されてなる請求項1~7の何れかに記載の構成からなるものである。
請求項1に係る発明によれば、レジンコーテッドサンド1は、サンドホッパー2内に、上部のサンド供給口3から供給され、下部のサンド排出口4から排出されるよう充填されるが、該レジンコーテッドサンド1は、レジンコーテッドサンド1の流通方向に直交して配列されたレジンコーテッドサンド流通用間隙5を通り、内部に加熱空気が導入される複数の加熱パイプ6に接してサンド供給口3からサンド排出口4に向かって流通し、この流通途上で、レジンコーテッドサンド1は各加熱パイプ6の側壁6a全域に設けた加熱空気放出孔7から放出される加熱空気によって均一に加熱されて、常時、乾燥状態に維持され、なお且つこれらの加熱空気の放出圧力によってレジンコーテッドサンド1はバブリング状態、即ち流動状態に維持され、レジンコーテッドサンド11群を構成するレジンコーテッドサンド粒子が互いに付着して塊となることなく、シェル中子の造成が容易な分離したサラサラの状態で、サンドホッパー2のサンド排出口4から中子造成用金型に送り込まれ、シェル中子を良好に造型することができる。特にシェル中子は全体がレジンコーテッドサンド1によって中実に、すなわちムクに形成されてもよいが、レジンコーテッドサンド1の消費量の軽減や、シェル中子の軽量化のためにシェル中子を中空に形成することが好まれる。この際、レジンコーテッドサンド1が湿気を帯びている場合には、シェル中子の中空部にレジンコーテッドサンド1の塊が残存して、シェル中子の内部を充分に中空に形成することができないが、レジンコーテッドサンド1を充分に乾燥してサラサラの状態で中子造成用金型に送り込まれると、これにより造成されるシェル中子の中空部にレジンコーテッドサンドの塊が残存することなく、良好な中空部を有するシェル中子を造成することができる。
タイ国などの東南アジアにあっては、その作業環境は高温多湿で、この作業環境下あっては、例えば、約40°cのレジンコーテッドサンド1がシェル中子の造成に用いられるが、この約40℃のレジンコーテッドサンド1が、本発明によって、例えば、略50°c前後に維持され、この略50°c前後のレジンコーテッドサンド1は良好な乾燥状態に、且つ流動状態に維持されるため、造型途上でレジンコーテッドサンド1群が造型の困難な塊状態になることなくサラサラの状態のレジンコーテッドサンド1によって、シェル中子を良好に造型することができる。
タイ国などの東南アジアでは冬季のような寒季節は存在しないため、レジンコーテッドサンド1を冬季に備える加熱温度に維持する必要はなく、高温多湿環境下の乾燥状態に維持するだけで十分であり、サンドホッパー2内で加熱パイプ6に均一に接触して、加熱パイプ6の加熱空気放出孔7から放出される加熱空気の加熱温度を、単にレジンコーテッドサンド1を乾燥状態に維持し、サラサラ状態になる程度の加熱温度に昇温するだけでよいから、消費エネルギーは少なくて済み、シェル中子造成費用を格段に安価にできる。
又、請求項2に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、前記加熱パイプ6は、ヒーターユニット8の熱風吹き出し口9に繋がれる熱風導入管10に連結されてなるため、構成が簡単であり、各加熱パイプ6に確実に熱風を導入することができる。
又、請求項3に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、前記加熱空気放出孔7は加熱空気は通過されるがレジンコーテッドサンド1の侵入は許されない孔径に形成されてなるため、加熱パイプ6に加熱空気を導入していない休止状態にあるときに加熱パイプ6の加熱空気放出孔7からレジンコーテッドサンド1が侵入することはなく、加熱空気放出孔7が目詰まりを起こすことはない。
又、請求項4に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、サンドホッパー2の前記サンド排出口4に臨んで該排出孔4から排出されるレジンコーテッドサンド1の予熱温度を計測するサンド温度センサー11が設置されてなるため、サンドホッパー2に充填されたレジンコーテッドサンド1がサンド温度センサー11からの信号によって所定の予熱温度に達すれば、加熱パイプ6に熱風導入管10を介して繋がれるヒーターユニット8の作動を停止して、レジンコーテッドサンド1の昇温を停止し、ヒーターユニット8からは圧縮エアーのみが加熱パイプ6に導入され、該加熱パイプ6に設けた加熱空気放出孔7から噴出される圧縮エアーによって、サンドホッパー2内のレジンコーテッドサンド1は昇温は停止するが、レジンコーテッドサンド1の流動状態は依然として維持されて、レジンコーテッドサンド1は、サンドホッパー2のサンド排出口4からシェル中子造成装置に向かって排出されるため、良好なシェル中子を造成することができる。
又、請求項5に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、サンドホッパーの前記サンド排出口から排出されるレジンコーテッドサンドの予熱温度は50℃以下に設定されてなるため、レジンコーテッドサンドの予熱温度が50℃を超えることによるレジンコーテッドサンド1の被覆レジンの溶融を阻止レジンコーテッドサンド1に塊が生起するのを阻止することができる。
又、請求項6に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、前記ヒーターユニット8の熱風吹き出し口9に臨んで該熱風吹き出し口9から吹き出される熱風の温度を計測する熱風温度センサー12が設置されてなるため、レジンコーテッドサンド1が所定の予熱温度に達することによって、それ以上に加熱パイプ6から加熱空気を放出する必要がないことになり、不必要な消費エネルギーの消費を節減することができる。。
又、請求項7に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、前記ヒーターユニットの熱風吹き出し口から吹き出される熱風の温度は150℃以下に設定されてなるため、熱風の温度は150℃を超えて、レジンコーテッドサンドの予熱温度が50℃を超えることによるレジンコーテッドサンド1の被覆レジンの溶融を阻止して、レジンコーテッドサンド1の塊が生起するのを防止することができる。
又、請求項8に係る発明のレジンコーテッドサンド予熱装置にあっては、前記サンドホッパー2の前記サンド排出口4を開閉する開閉バルブを設ける必要があるが、この際に開閉バルブとして、圧縮空気の空気圧によって開閉作動するピンチバルブなどのゴムスリーブ式開閉バルブ13が設置されてなるため、サンドホッパー2内のレジンコーテッドサンド1はサンド排出口4に設置したゴムスリーブ式開閉バルブ13によって確実に閉鎖することができ、レジンコーテッドサンド1がサンド排出口4から不測に外部に漏出されることはない。
本発明の一実施形態の内部構造透視図である。 本発明の一実施形態の内部構造要部斜視図である。 本発明一実施形態の外観斜視図である。 本発明一実施形態のヒーターユニットの使用状態を説明するための正面図である。 本発明一実施形態の加熱パイプの正面図である。 本発明一実施形態のゴムスリーブ式開閉バルブの使用状態を説明するための正面図である。
図1は、本発明の一実施形態の内部構造を示す透視図であり、図2は内部構造の要部斜視図である。レジンコーテッドサンド1を充填するためのサンドホッパー2は、図示のように略漏斗状に形成され、上部側にレジンコーテッドサンド1をサンドホッパー2に充填するためのサンド供給口3が設けられ、下部側にレジンコーテッドサンド1をサンドホッパー2から放出するためのサンド排出口4が設けられている。サンドホッパー2は、一例として上部側の外径が600mmで、内部に200kgのレジンコーテッドサンド1が充填可能であるが、 造型作動時には50kg程度のレジンコーテッドサンド1が充填される。
サンドホッパー2内には、図示のようにその全域にかけて均等に複数の加熱パイプ6が配設される。すなわち、サンドホッパー2内に複数のサンド流通用貫通孔14bを設けた円環板状の取付ブラケット14が水平に取り付けられ、該取付ブラケット14に複数の加熱パイプ6が取付孔14aに嵌合されてサンドホッパー2の内部に略均等間隔に縦方向に取り付けられる。これによって、各加熱パイプ6は、サンドホッパー2内にレジンコーテッドサンド1の流通方向に直交する方向にレジンコーテッドサンド流通用間隙5を有して、且つレジンコーテッドサンド1の流通方向に沿って配列される。
加熱パイプ6は、図5に示すように、その一例の内径L1が2.54cm(1インチ)で、長さL2が30cmの筒状で、上部が開口部14bで、底部がキャップ14cで閉じられている。そして、この筒状の加熱パイプ6の側壁6aにはその全域の略260箇所に加熱空気放出孔7が設けられている。これらの加熱空気放出孔7は、これに接するレジンコーテッドサンド1の粒子径より小さく、例えば0.3mm程度に形成されている。これによって、加熱空気放出孔7は、加熱空気は通過されるがレジンコーテッドサンド1の侵入は許さないようになっている。
サンドホッパー2のサンド排出口4にはレジンコーテッドサンド1の排出を制御する開閉バルブが取り付けられるが、本実施形態においては開閉バルブとして、図6に示すように弁本体13aに取り付けられる弁体としてのゴムスリーブ13bからなり、該ゴムスリーブ13bの背面側に弁本体13aに連結されたエアー圧送管15から圧縮エアーが送り込まれるようになっており、常時は、6の(b)に示すように、ゴムスリーブ13bは円筒状(ドーナツ状)に開放されてなる弁口13cを開放してレジンコーテッドサンド1がサンド排出口4から排出可能となっている。これに対し、図6の(a)に示すように、エアー圧送管15から圧縮空気がゴムスリーブ13bの背面側に送り込まれることによってゴムスリーブ13bが図示のように吻合して弁口13cを塞ぎ、サンド排出口4からのレジンコーテッドサンド1の排出を停止する。なお、図1に示すように、サンド排出口4の近傍には、該排出孔4から排出されるレジンコーテッドサンド1の予熱温度を計測するサンド温度センサー11が設置され、レジンコーテッドサンドの温度が50℃以上になれば、ヒーターユニット8の作動を停止し、ヒーターユニット8からは圧縮エアーのみを送るようになっている。このように、サンド排出口4に設ける開閉弁としてゴムスリーブ式開閉バルブ13を用いることによって、サンド排出口4からのレジンコーテッドサンド1の不測の遺漏を確実に阻止することができるとともに、圧縮エアーの圧送のオンオフを構造の簡単で取り扱いの容易な電磁弁操作で行うことができる。ゴムスリーブ式開閉バルブ13の一例としては圧縮エアー作動式のピンチバルブが好適である。
サンドホッパー2の外部側には、図4に示すように、ヒーターユニット8が設置され、該ヒーターユニット8は、一例してシーズヒータータイプのものからなり、ヒーター本体8aとヒーターシリンダ8bとヒーター8cとからなる。そして、ヒーターユニット8のエアー導入口8dに、図示しないエアーコンプレッサーからエアーをヒーターシリンダ8b内に導入し、該エアーは、ヒーター8cによって加熱されて、熱風吹き出し口9から加熱空気として吹き出され、図3に示す熱風導入管10を介してサンドホッパー2内の複数の各加熱パイプ6に繋がれている。なお、図4に示すように、熱風吹き出し口9の近傍には熱風温度センサー12が設けられ、熱風吹き出し口9から吹き出される熱風が150℃以上になれば、ヒーターユニット8の作動を停止するようになっている。
図3に示すように、熱風導入管10にはサンドホッパー2の外周部に沿って分岐連結管16が環状に連通配設され、該分岐連結管16には、サンドホッパー2の外周部適当間隔に向かって複数の導入枝管17が連通突設され、一方サンドホッパー2内の各加熱パイプ6の開口部14bにはそれぞれ導入ソケット18を介して導入受入管19が連結され、各導入受入管19はナット20によって前記導入枝管17に連結されるようになっている。
本発明の一実施形態は、以上の構造からなり、シェル中子を造型する際には、レジンコーテッドサンド1をサンドホッパー2にそのサンド供給口3から約40~50kg程度充填し、この状態でヒーターユニット8を作動させて、その熱風吹き出し口9に繋がれる熱風導入管10は、分岐連結管16、導入枝管17、ナット20によって連結操作される導入受入管19及び導入ソケット18を介して加熱パイプ6に繋がれ、これによって、ヒーターユニット8からサンドホッパー2内の複数の各加熱パイプ6に加熱空気が導入され、該加熱空気が各加熱パイプ6に接するレジンコーテッドサンド1に向かって、その加熱空気放出孔7から放出され、これによってサンドホッパー2に充填されているレジンコーテッドサンド1は、例えばレジンコーテッドサンド1群の各粒子が加熱空気によって50℃を上限として加熱され、レジンコーテッドサンド1群は、乾燥状態、すなわちサラサラの状態で、且つ流動状態(バブリング状態)でサンド排出口4から図示しないシェル中子造成装置に受け入れられ、該装置によって良好な形状のシェル中子、特にシェル中子に中空部を有する場合には該中空部にレジンコーテッドサンド1の塊が付着滞留することなく、良好なシェル中子を造成することができる。そして、この際に例えばタイ国のような高温多湿環境下であっては、40℃前後のレジンコーテッドサンド1は50℃を上限として加熱されるだけで良好なシェル中子を造成することができるから、消費エネルギーの省力化に貢献することができる。
1 レジンコーテッドサンド
2 サンドホッパー
3 サンド供給口
4 サンド排出口
5 レジンコーテッドサンド流通用間隙
6 加熱パイプ
6a 加熱パイプの側壁
7 加熱空気放出孔
8 ヒーターユニット
9 熱風吹き出し口
10 熱風導入管
11 サンド温度センサー
12 熱風温度センサー
13 ゴムスリーブ式開閉バルブ

Claims (8)

  1. 上部のサンド供給口から供給され、下部のサンド排出口から排出されるよう流通するレジンコーテッドサンドが充填されるサンドホッパーと、
    サンドホッパー内に、内部に加熱空気が導入される加熱パイプであって、レジンコーテッドサンドの流通方向に沿って、且つレジンコーテッドサンドの流通方向に直交する方向にレジンコーテッドサンド流通用間隙を有して配列される複数の加熱パイプと、を備え、
    加熱パイプの側壁全域に加熱空気放出孔が設けられてなる、レジンコーテッドサンド予熱装置。
  2. 前記加熱パイプは、ヒーターユニットの熱風吹き出し口に繋がれる熱風導入管に連結されてなる請求項1に記載のレジンコーテッドサンド予熱装置。
  3. 前記加熱空気放出孔は、加熱空気は通過されるがレジンコーテッドサンドの侵入は許されない孔径に形成されてなる請求項1又は2に記載のレジンコーテッドサンド予熱装置。
  4. サンドホッパーの前記サンド排出口に臨んで該排出口から排出されるレジンコーテッドサンドの予熱温度を計測するサンド温度センサーが設置されてなる請求項1~3の何れかに記載のレジンコーテッドサンド予熱装置。
  5. サンドホッパーの前記サンド排出口から排出されるレジンコーテッドサンドの予熱温度は50℃以下に設定されてなる請求項1~4の何れかに記載のレジンコーテッドサンド予熱装置。
  6. 前記ヒーターユニットの熱風吹き出し口に臨んで該熱風吹き出口から吹き出される熱風の温度を計測する熱風温度センサーが設置されてなる請求項に記載のレジンコーテッドサンド予熱装置。
  7. 前記ヒーターユニットの熱風吹き出し口から吹き出される熱風の温度は150℃以下に設定されてなる請求項2又は6に記載のレジンコーテッドサンド予熱装置。
  8. 前記サンドホッパーの前記サンド排出口には、圧縮空気の空気圧によって開閉作動するゴムスリーブ式開閉バルブが設置されてなる請求項1~7の何れかに記載のレジンコーテッドサンド予熱装置。
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