JP7197628B2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7197628B2
JP7197628B2 JP2021078894A JP2021078894A JP7197628B2 JP 7197628 B2 JP7197628 B2 JP 7197628B2 JP 2021078894 A JP2021078894 A JP 2021078894A JP 2021078894 A JP2021078894 A JP 2021078894A JP 7197628 B2 JP7197628 B2 JP 7197628B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible pipe
cooling
heat medium
heat
cooling member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021078894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022172738A (ja
Inventor
聡 磯谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2021078894A priority Critical patent/JP7197628B2/ja
Priority to EP22798817.7A priority patent/EP4319519A1/en
Priority to PCT/JP2022/008234 priority patent/WO2022234710A1/ja
Publication of JP2022172738A publication Critical patent/JP2022172738A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7197628B2 publication Critical patent/JP7197628B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20709Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for server racks or cabinets; for data centers, e.g. 19-inch computer racks
    • H05K7/20763Liquid cooling without phase change
    • H05K7/20772Liquid cooling without phase change within server blades for removing heat from heat source
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/46Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids
    • H01L23/473Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids by flowing liquids

Description

本開示は、発熱部材を冷却する技術に関する。
発熱部材を含む電子部品を冷却する技術が存在する。例えば、特許文献1及び2には、冷却対象である発熱部材と冷却部材とが積層された積層体に熱媒体を供給することで発熱部材を冷却する技術が開示されている。
特開2020-145317号公報 特開2019-097237号公報
一つの機器に冷却対象が複数設置されることがある。この場合、冷却対象の配置を柔軟に決定できるように、冷却部材に冷媒を供給する配管を、ゴム等の可撓性が高い材料が用いられた配管とすることがある。しかし、機器の外部から熱媒体を供給する配管が、冷却対象ごとに独立して接続されると、機器内の配管の本数が増加する。配管の本数が増加すると、機器の内部が配管で圧迫される。機器の内部が圧迫されると、例えば、機器内部の温度が上昇する虞がある。また、機器の内部が圧迫されないように機器を構成しようとすると、機器が大型化してしまう。
特許文献1及び2に開示される技術は、冷却対象と冷却部材に供給する配管とを固定することを前提としている。そのため、特許文献1及び2には、上記のような場面は想定されていない。
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、配管の本数の増加を抑制することが可能な冷却装置等を提供することを目的の一つとする。
本開示の一態様にかかる冷却装置は、発熱部材を含む電子回路基板と、前記発熱部材から受熱する部材であって、熱媒体を利用することによって前記発熱部材を冷却する冷却部材と、を含むモジュールを複数搭載する筐体内に、少なくとも一部が配置され、前記筐体外から供給された前記熱媒体が通過する第1の可撓性配管と、前記第1の可撓性配管から、前記モジュールに含まれる前記冷却部材と第2の可撓性配管とに前記熱媒体を分岐させる分岐部材とを備え、前記分岐部材は、前記冷却部材とともに設けられている。
本開示によれば、配管の本数の増加を抑制することができる。
本開示の第1の実施形態の冷却装置の構成の一例を示す平面図である。 本開示の第1の実施形態の冷却装置の構成の一例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態の冷却装置の構成の一例を示す平面図である。 本開示の変形例1の冷却装置の構成の一例を示す平面図である。 本開示の第3の実施形態の冷却装置を含む電子機器の構成の一例を示す斜視図である。 本開示の第3の実施形態の電子機器の下段の構成の一例を示す平面図である。 本開示の第3の実施形態の電子機器の上段の構成の一例を示す平面図である。
以下に、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<第1の実施形態>
第1の実施形態の冷却装置の概要について説明する。
図1は、冷却装置100の構成の一例を示す平面図である。図1に示すように、冷却装置100は、第1の可撓性配管10と分岐部材11とを備える。
筐体200には、複数のモジュールが配置される。図1に示すモジュール1は、筐体に配置されるモジュールの一例である。モジュール1は、例えば、発熱部材14を含む電子回路基板15と、冷却部材12とを有する。冷却部材12は、発熱部材14の上に配置されている。冷却部材12は、発熱部材14から受熱する部材である。冷却部材12は、分岐部材から熱媒体が供給され、発熱部材14から受け取った熱を熱媒体に受熱させる。冷却部材12は、このように熱媒体を利用することにより発熱部材14を冷却する。
第1の可撓性配管10、分岐部材11、及び第2の可撓性配管13の内部は、熱媒体が通過する。第1の可撓性配管の一端は、分岐部材11と接続される。第1の可撓性配管の他端は、例えば、熱媒体を供給するポンプまたはラジエータ等と接続されるが、図1では記載を省略している。また、第2の可撓性配管13の一端は、分岐部材11と接続される。第2の可撓性配管13の他端は、例えば、複数のモジュールのうちのいずれかであって、モジュール1と異なる他のモジュール等と接続されるが、図1では記載を省略している。なお本開示において、可撓性配管は、例えば、EPDM(Ethyleme Propylene Diene Monomer)ゴム等の可撓性の高い材質の配管である。可撓性配管は、ホースまたはチューブとも呼ばれる。
図2は、冷却装置100の構成の一例を示す断面図である。具体的には、図2は、図1のA-A線に沿う断面図である。図2に示す矢印は、熱媒体が通過する方向を示す。例えば、筐体外から供給される熱媒体は、第1の可撓性配管10を通過し、分岐部材11に供給される。分岐部材11は、第1の可撓性配管10から供給された熱媒体を、冷却部材12と第2の可撓性配管13とに分岐させる。すなわち、第2の可撓性配管13は、複数のモジュールのうちのいずれかの他のモジュールに含まれる冷却部材に、分岐部材11から流入した熱媒体を供給する。このとき、第2の可撓性配管13には、発熱部材14による発熱の影響を直接受けていない熱媒体が供給される。
このように、第1の実施形態の冷却装置100は、発熱部材を含む電子回路基板と、発熱部材から受熱する部材であって、熱媒体を利用することによって発熱部材を冷却する冷却部材と、を含むモジュールを複数搭載する筐体の内部に、少なくとも一部が配置され、筐体の外部から供給された熱媒体が通過する第1の可撓性配管と、第1の可撓性配管から、複数のモジュールのうちのいずれかの一のモジュールに含まれる冷却部材と、複数の前記モジュールのうちのいずれかの他のモジュールに含まれる前記冷却部材に前記熱媒体を供給する第2の可撓性配管と、に熱媒体を分岐する分岐部材と、を備える。そして、分岐部材は、冷却部材とともに設けられている。これにより、冷却装置100は、例えば、筐体外から熱媒体を供給する配管を、モジュールごとに独立して設けなくとも、各モジュールの冷却部材に熱媒体を供給することができる。すなわち、第1の実施形態の冷却装置100は、配管の本数の増加を抑制することができる。さらに、第2の可撓性配管に流入する熱媒体は、発熱部材による発熱の影響を直接受けていない。すなわち、第1の実施形態の冷却装置100は、第2の可撓性配管から他のモジュールの冷却部材に熱媒体を供給する場合に、他のモジュールの冷却部材に対しても、温度上昇を抑制した熱媒体を供給することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態の冷却装置について説明する。
図3は、第2の実施形態の冷却装置101の構成の一例を示す平面図である。図3の例では、筐体200にモジュール1とモジュール2とが搭載されている。モジュール1は、発熱部材14を含む電子回路基板15と、冷却部材12とを有する。モジュール2は、発熱部材24を含む電子回路基板25と、冷却部材22とを有する。発熱部材14、24は、例えば、CPU(Control Processing Unit)及びメモリ等であるが、この例に限らない。冷却部材22は、冷却部材12と同様に、発熱部材24を冷却する部材である。すなわち冷却部材22は、発熱部材24の上に配置され、発熱部材24から受け取った熱を熱媒体に受熱させることにより発熱部材24を冷却する。冷却部材12、22は、コールドプレートと呼ばれることもある。また、本実施形態において、冷却部材12を第1の冷却部材と称し、冷却部材22を第2の冷却部材と称することもある。モジュール1とモジュール2とは、冷却部材による冷却方法は同様であるが、異なる装置であってよい。また、モジュール1とモジュール2とには、図3に示す部材に加え、さらに別の部材が搭載されてもよい。
冷却部材12には、分岐部材11と接続接手16とが設けられている。接続接手16は、冷却部材12と第3の可撓性配管17とを接続する。すなわち、冷却部材12から排出される熱媒体は、接続接手16を通過し、第3の可撓性配管17に流入する。
冷却部材22には、接続接手26と、合流部材23とが設けられている。接続接手26は、冷却部材22と第2の可撓性配管13とを接続する。すなわち、第2の可撓性配管13を流れた熱媒体は、接続接手26を通過し、冷却部材22に供給される。合流部材23は、分岐部材11とともに設けられている冷却部材12から排出された熱媒体と、冷却部材22から排出された熱媒体と、を合流させる。より具体的には、合流部材23は、冷却部材22と第3の可撓性配管17と第4の可撓性配管18とを接続する。すなわち、合流部材23は、冷却部材22から排出される熱媒体と第3の可撓性配管17から流入する熱媒体とを合流させ、第4の可撓性配管18に排出する。
次に、図3に示す冷却装置101において、熱媒体が通過する経路を順番に説明する。第1の可撓性配管10は、筐体200外のポンプまたはラジエータ等(図示せず)から供給された熱媒体を、分岐部材11に供給する。分岐部材11は、冷却部材12と第2の可撓性配管13とに熱媒体を分岐する。ここで、例えば、第1の可撓性配管10に2L/min(リットル毎分)の流量で熱媒体が供給されるとする。この場合、例えば分岐部材11は、冷却部材12と第2の可撓性配管13とのそれぞれに、1L/minの流量で熱媒体を供給する。このとき、流量に合わせて可撓性配管の管径が異なっていてもよい。例えば、第1の可撓性配管10の管径は、第2の可撓性配管13の管径より大きくしてもよい。
冷却部材12を流れる熱媒体は、発熱部材14及び冷却部材12から熱を受け取り、接続接手16と第3の可撓性配管17とを通過し、合流部材23に流入する。また、分岐部材11から第2の可撓性配管13に供給された熱媒体は、接続接手26を通過し、冷却部材22に流入する。冷却部材22を流れる熱媒体は、発熱部材24及び冷却部材22から熱を受け取り、合流部材23に流入する。そして、熱媒体は、合流部材23から、第4の可撓性配管18に流入する。第4の可撓性配管18は、例えば、筐体200外のラジエータ等に接続される。すなわち、筐体200内で熱を受け取った熱媒体は、第4の可撓性配管18を通過し、ラジエータ等によって冷却される。冷却された熱媒体は、再度第1の可撓性配管10に供給される。
このように、第2の実施形態の冷却装置101は、発熱部材を含む電子回路基板と、発熱部材から受熱する部材であって、熱媒体を利用することによって発熱部材を冷却する冷却部材と、を含むモジュールを複数搭載する筐体内に、少なくとも一部が配置され、筐体外から供給された熱媒体が通過する第1の可撓性配管と、第1の可撓性配管から、モジュールに含まれる冷却部材と第2の可撓性配管とに熱媒体を分岐する分岐部材とを備える。そして、分岐部材は、冷却部材とともに設けられている。これにより、第1の実施形態の冷却装置100と同様の効果を奏する。
また、第2の実施形態の冷却装置101は、第2の可撓性配管と、分岐部材とともに設けられている冷却部材である第1の冷却部材から排出された前記熱媒体と、第2の冷却部材から排出された熱媒体と、を合流させる合流部材と、をさらに備える。このとき、第2の冷却部材は、他のモジュールに含まれる冷却部材である。このように構成することで、冷却部材のそれぞれから排出される熱媒体を、独立した配管を用いて筐体外へ排出する必要がなくなる。すなわち、配管の本数の増加を抑制することができる。
[変形例1]
冷却装置は図4に示すよう構成されてもよい。図4は、変形例1の冷却装置101の構成の一例を示す平面図である。図4に示すように、冷却部材12には、分岐部材11と合流部材23とが設けられている。また、冷却部材22には、接続接手26、27が設けられている。
変形例1では、冷却部材22を通過した熱媒体は、接続接手27を通過し、第3の可撓性配管17に流入する。合流部材23は、第3の可撓性配管から流入する熱媒体と、冷却部材12から排出される熱媒体と、を合流させる。そして合流部材23から排出される熱媒体は、第4の可撓性配管18に流入する。
このように、変形例1の冷却装置101において、合流部材は、第1の冷却部材とともに設けられ、第3の可撓性配管から流入する熱媒体と、第1の冷却部材から排出された熱媒体と、を合流させる。このとき、第3の可撓性配管は、第2の冷却部材から排出された熱媒体が通過する。このように構成することにより、図3の冷却装置に比べ、筐体内の配管による圧迫を抑制することができる。
[変形例2]
第2の実施形態では、筐体200が2つのモジュールを搭載している例について説明したが、筐体200に搭載されているモジュールは3つ以上であってもよい。例えば、図3の例において、接続接手26の代わりに分岐部材を備え、当該分岐部材から、モジュール1、2と異なるモジュールが備える冷却部材に対して熱媒体を供給するよう構成してもよい。この場合、当該冷却部材と分岐部材とは、可撓性配管及び接続接手により接続される
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態の冷却装置について説明する。なお、第1及び第2の実施形態で説明した内容と重複する内容については、一部内容を省略する。
図5は、第3の実施形態の冷却装置102を含む電子機器1000の構成の一例を示す斜視図である。電子機器1000は、例えばサーバであってよい。また、例えば、複数の電子機器1000がサーバラック(図示せず)に収容され、複数の電子機器1000は、一まとまりのサーバとして動作してもよい。
電子機器1000は、筐体300とメイン基板9と冷却装置102と複数のモジュールとを備える。メイン基板9と冷却装置102と複数のモジュールとは、筐体300内に収容される。メイン基板9と複数のモジュールとは接続される。ここで、本実施形態では、複数のモジュールとして、モジュール3A、3B、4A、4B、5A、5B、6A、6B、8が存在する。例えば、図5に示すようにモジュール5Aは、モジュール5Bの上部(すなわち+z軸方向)に配置されている。同様に、モジュール3A、4A、6Aのそれぞれは、モジュール3B、4B、6Bの上部(+z軸方向)に配置されている。モジュール3A、4A、5A、6A、8は、複数の可撓性配管を介して接続されている。本実施形態では、モジュール3A、4A、5A、6A、8を含む構成を、電子機器1000の上段と称する。また、モジュール3B、4B、5B、6Bを含む構成を、電子機器1000の下段と称する。なお、本実施形態において、モジュール3A、3Bをまとめてモジュール3と称することもある。この例に限らず、同一の数字に対して異なるアルファベットが記載されている符号が付与された構成をまとめて呼称する際に、アルファベットを省略して記載する。
モジュール3、4、5、6、8は、モジュール1、2と同様の構成である。すなわち、モジュール3、4、5、6、8のそれぞれは、少なくとも、発熱部材を含む電子回路基板と冷却部材とを備える。また、図5の例では、モジュール3は、冷却部材32が+z軸方向に向くように設置されている。モジュール6、8も同様に冷却部材が+z軸方向に向くように設置されている。これに対して、モジュール4、5は、冷却部材が-z軸方向に向くように設置されている。各モジュールの設置向きはこの例に限らない。例えば各モジュールが、各モジュールが有する冷却部材を+z軸方向に向くように設置されてもよい。
次に図6及び7を用いて、電子機器1000の構成について説明する。図6は、電子機器1000の下段の構成の一例を示す平面図である。また、図7は、電子機器1000の上段の構成の一例を示す平面図である。図6及び図7は、いずれも図5における+z軸方向からの視点における平面図である。
冷却装置102は、第1の可撓性配管30、50と、分岐部材31、51と、第2の可撓性配管33、53と、第3の可撓性配管37、57と、第4の可撓性配管38、58と、合流部材43、63とを備える。第1の可撓性配管30、50と、分岐部材31、51と、第2の可撓性配管33、53と、第3の可撓性配管37、57と、第4の可撓性配管38、58と、合流部材43、63と、のそれぞれは、第1の可撓性配管10と、分岐部材11と、第2の可撓性配管13と、第3の可撓性配管17と、第4の可撓性配管18と、合流部材23とのそれぞれと、同様の機能を有する。すなわち、第1の可撓性配管30、50は、いずれも、筐体300外のポンプまたはラジエータ等から熱媒体が供給される。また、第4の可撓性配管38、58は、いずれも、モジュール内を通過した熱媒体を、筐体300外のラジエータ等に排出する。
第1の可撓性配管30、50は、それぞれ固定部材301、501によって電子回路基板35、55上に固定される。同様に、第2の可撓性配管33と第3の可撓性配管37とが固定部材332によって、電子回路基板45上に固定され、第2の可撓性配管53と第3の可撓性配管57とが固定部材532によって、電子回路基板55上に固定される。
次に、図6を用いて電子機器1000の下段の詳細を説明する。下段において、第2の可撓性配管33B、53Bのそれぞれは、2本の可撓性配管がカップリング部材331、531Bによって接続された配管である。カップリング部材は、2本の可撓性配管を接続するための部材である。なお、図6の例では、2本の可撓性配管を接続しているが、2つ以上のカップリング部材を用いて、3本以上の可撓性配管を直列に接続してもよい。このように、第2の可撓性配管は、複数の可撓性配管がカップリング部材によって直列に接続された配管である。これにより、筐体300の大きさやモジュールの配置に応じて、長さを調節した配管を設置することが可能となる。また、カップリング部材により、可撓性配管の取り外しも容易となる。なお同様に、第3の可撓性配管37、57のそれぞれは、カップリング部材371、571によって2本の可撓性配管が接続された配管である。
電子機器1000の下段における熱媒体が通過する経路を説明する。まず、モジュール3B、4Bを通過する熱媒体の経路について説明する。第1の可撓性配管30Bは、筐体300外のポンプまたはラジエータ等から供給された熱媒体を分岐部材31Bに供給する。分岐部材31Bは、冷却部材32Bと第2の可撓性配管33Bとに熱媒体を分岐する。冷却部材32Bを流れる熱媒体は、発熱部材34B及び冷却部材32Bから熱を受け取り、接続接手36Bと第3の可撓性配管37Bとを通過し、合流部材43Bに流入する。また、分岐部材31Bから第2の可撓性配管33Bに供給された熱媒体は、接続接手46Bを通過し、冷却部材42Bに流入する。冷却部材42Bを流れる熱媒体は、発熱部材44及び冷却部材22から熱を受け取り、合流部材43Bに流入する。そして、熱媒体は、合流部材43Bから、第4の可撓性配管38Bに流入する。第4の可撓性配管38Bは、例えば、筐体300外のラジエータ等に接続される。すなわち、筐体300内で熱を受け取った熱媒体は、第4の可撓性配管38Bを通過し、ラジエータ等によって冷却される。冷却された熱媒体は、再度第1の可撓性配管30Bに供給される。なお、モジュール5B、6Bを通過する熱媒体の経路は、上述したモジュール3B、4Bを通過する熱媒体の経路と同様である。
次に、電子機器1000の下段の詳細を説明する。図7に示すように、第2の可撓性配管33Aは、分岐用フィッティング部材333によって、第5の可撓性配管39と接続される。第2の可撓性配管33Aは、分岐部材31Aから熱媒体が流入すると接続接手46Aの方向と第5の可撓性配管39の方向とに熱媒体を分岐させる。このように、第2の可撓性配管は、分岐用フィッティング部材によって、他の可撓性配管とも接続され、分岐部材から流入する熱媒体を、第2の可撓性配管と他の可撓性配管とに分岐させる。また、第4の可撓性配管58Aは、分岐用フィッティング部材581によって、第8の可撓性配管59と接続される。第4の可撓性配管58Aにおいて、第8の可撓性配管59から流入する熱媒体と、合流部材63Aから流入する熱媒体と、が合流する。
電子機器1000の下段における熱媒体が通過する経路を説明する。モジュール3A、4Aと、モジュール5A、6Aと、を流れる経路は、上述のモジュール3B、4Bと、モジュール5B、6Bと、を流れる経路と同様であるので省略する。
第5の可撓性配管39は、フード部材7の接続接手76に接続される。分岐用フィッティング部材333において分岐した熱媒体は、第5の可撓性配管39を通過し、接続接手76に流入する。第5の可撓性配管39から流入した熱媒体は、接続接手76から、第6の可撓性配管80に流入する。熱媒体は、第6の可撓性配管80から接続接手85を通過し、冷却部材82に供給される。冷却部材82を通過した熱媒体は、接続接手86と、第7の可撓性配管83とを通過し、接続接手76に流入する。第7の可撓性配管83から流入した熱媒体は、接続接手76から第8の可撓性配管59を追加し、分岐用フィッティング部材581に流入する。
このように、第3の実施形態の冷却装置102は、分岐部材及び分岐用フィッティング部材を用いて配管を接続し、各冷却部材に熱媒体を供給している。そのため、配管の本数の増加を抑制することができる。また、第3の実施形態においても、筐体300内の各冷却部材に供給される熱媒体は、発熱部材による発熱の影響を直接受けていない熱媒体である。すなわち、温度上昇が抑制された熱媒体が、各冷却部材に供給される。以上より、冷却装置102は、配管の本数の増加を抑制しつつ、効率よく発熱部材を冷却することができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1 モジュール
10、30、50 第1の可撓性配管
11、31、51 分岐部材
12、22、32、42、52、62、82 冷却部材
13、33、53 第2の可撓性配管
14、24、34、44、54、64 発熱部材
15、25、35、45、55、65 電子回路基板
17、37、47 第3の可撓性配管
18、38、58 第4の可撓性配管
23、43、63 合流部材
331、371、531、571 カップリング部材
333、581 分岐用フィッティング部材
100、101、102 冷却装置
200、300 筐体
1000 電子機器

Claims (7)

  1. 発熱部材を含む電子回路基板と、前記発熱部材から受熱する部材であって、熱媒体を利用することによって前記発熱部材を冷却する冷却部材と、を含むモジュールを複数搭載する筐体の内部に、少なくとも一部が配置され、前記筐体の外部から供給された前記熱媒体が通過する第1の可撓性配管と、
    前記第1の可撓性配管から、複数の前記モジュールのうちのいずれかの一のモジュールに含まれる前記冷却部材と、複数の前記モジュールのうちのいずれかの他のモジュールに含まれる前記冷却部材に前記熱媒体を供給する第2の可撓性配管と、に前記熱媒体を分岐させる分岐部材とを備え、
    前記分岐部材は、前記冷却部材とともに設けられ
    前記冷却部材は、前記発熱部材と重なって配置されるコールドプレートである
    ことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記第1の可撓性配管の管径は、前記第2の可撓性配管の管径より大きい、
    請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記第2の可撓性配管と、
    前記分岐部材とともに設けられている前記冷却部材である第1の冷却部材から排出された前記熱媒体と、前記他のモジュールに含まれる前記冷却部材である第2の冷却部材から排出された前記熱媒体と、を合流させる合流部材と、をさらに備える、
    請求項1または2に記載の冷却装置。
  4. 前記合流部材は、前記第2の冷却部材とともに設けられ、前記第1の冷却部材から排出された前記熱媒体が通過する、第3の可撓性配管から流入する前記熱媒体と、前記第2の冷却部材から排出された前記熱媒体と、を合流させ、
    請求項3に記載の冷却装置。
  5. 前記合流部材は、前記第1の冷却部材とともに設けられ、前記第2の冷却部材から排出された前記熱媒体が通過する、第3の可撓性配管から流入する前記熱媒体と、前記第1の冷却部材から排出された前記熱媒体と、を合流させ、
    請求項3に記載の冷却装置。
  6. 前記第2の可撓性配管は、複数の可撓性配管がカップリング部材によって直列に接続された配管である、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の冷却装置。
  7. 前記第2の可撓性配管は、分岐用フィッティング部材によって、他の可撓性配管とも接続され、前記分岐部材から流入する前記熱媒体を、前記第2の可撓性配管と前記他の可撓性配管とに分岐させる、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の冷却装置。
JP2021078894A 2021-05-07 2021-05-07 冷却装置 Active JP7197628B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021078894A JP7197628B2 (ja) 2021-05-07 2021-05-07 冷却装置
EP22798817.7A EP4319519A1 (en) 2021-05-07 2022-02-28 Cooling apparatus
PCT/JP2022/008234 WO2022234710A1 (ja) 2021-05-07 2022-02-28 冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021078894A JP7197628B2 (ja) 2021-05-07 2021-05-07 冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022172738A JP2022172738A (ja) 2022-11-17
JP7197628B2 true JP7197628B2 (ja) 2022-12-27

Family

ID=83932099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021078894A Active JP7197628B2 (ja) 2021-05-07 2021-05-07 冷却装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP4319519A1 (ja)
JP (1) JP7197628B2 (ja)
WO (1) WO2022234710A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080163631A1 (en) 2007-01-05 2008-07-10 International Business Machines Corporation Methods for configuring tubing for interconnecting in-series multiple liquid-cooled cold plates
JP2013183023A (ja) 2012-03-01 2013-09-12 Toyota Industries Corp 電力変換装置
JP2015501489A (ja) 2011-10-26 2015-01-15 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation 別々に回転自在なマニホルド区域を有する冷却材マニホルド
JP2017033427A (ja) 2015-08-05 2017-02-09 日軽熱交株式会社 サーバーラック冷却装置における配管構造
CN109065992A (zh) 2018-07-11 2018-12-21 苏州库宁换热系统科技有限公司 一种动力电池冷却系统

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02136664A (ja) * 1988-11-16 1990-05-25 Fujitsu Ltd 冷媒供給方法
JPH03208365A (ja) * 1990-01-10 1991-09-11 Hitachi Ltd 電子装置の冷却機構及びその使用方法
JP7050328B2 (ja) 2019-11-20 2022-04-08 株式会社ニューギン 遊技機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080163631A1 (en) 2007-01-05 2008-07-10 International Business Machines Corporation Methods for configuring tubing for interconnecting in-series multiple liquid-cooled cold plates
JP2015501489A (ja) 2011-10-26 2015-01-15 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation 別々に回転自在なマニホルド区域を有する冷却材マニホルド
JP2013183023A (ja) 2012-03-01 2013-09-12 Toyota Industries Corp 電力変換装置
JP2017033427A (ja) 2015-08-05 2017-02-09 日軽熱交株式会社 サーバーラック冷却装置における配管構造
CN109065992A (zh) 2018-07-11 2018-12-21 苏州库宁换热系统科技有限公司 一种动力电池冷却系统

Also Published As

Publication number Publication date
EP4319519A1 (en) 2024-02-07
WO2022234710A1 (ja) 2022-11-10
JP2022172738A (ja) 2022-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220201896A1 (en) Cooling system for electronic modules
US9456527B2 (en) Fabricating separable and integrated heat sinks facilitating cooling multi-component electronic assembly
US9420721B2 (en) Liquid-cooled heat sink assemblies
US9009968B2 (en) Coolant manifold with separately rotatable manifold section(s)
US11490546B2 (en) Cooling system for electronic modules
CN113853838A (zh) 冷板
US10385996B2 (en) Tapering couplers for connecting fluid flow components
US20160183407A1 (en) Board assembly including cooling system and electronic apparatus
JP2021519982A (ja) コンパクト型回路カード環境での浸漬冷却を提供するためのデバイスおよび方法
JP2018074100A (ja) ラックマウント型情報処理装置
US9468132B2 (en) Heat-receiving device, cooling device, and electronic device
JP2009218299A (ja) 液冷モジュール
JP7197628B2 (ja) 冷却装置
WO2022264662A1 (ja) 冷却装置
US20220408608A1 (en) Cooling system and electronic device
CN114138082A (zh) 散热系统以及服务器系统
JP6930794B2 (ja) 冷却システム、電子機器
US20220408595A1 (en) Electronic device
US20160353607A1 (en) Electronic equipment and heat receiving device
CN117881144A (zh) 服务器节点及服务器
CN116931676A (zh) 组合式水冷散热机壳及其连接件、连通管体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210507

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20211112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221215

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7197628

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151