JP7195569B2 - game machine - Google Patents
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Description
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to gaming machines typified by pachinko gaming machines and the like.
従来よりパチンコ遊技機では、入賞口への入賞に応じて付与される特典の量(賞球数など)を示唆する演出が行われている。例えば下記特許文献1には、大当たり当選に基づく特別遊技において、大入賞口への入賞に基づいて合計賞球数を示す演出を行う遊技機が記載されている。
Conventionally, in pachinko gaming machines, an effect is performed that suggests the amount of benefits (such as the number of prize balls) to be given in response to winning in a winning slot. For example,
ところで、入賞口への入賞に応じて行われる演出については、遊技興趣の向上のため、改善の余地がある。 By the way, there is room for improvement with respect to the effects performed in response to the winning of prizes in the prize winning openings in order to improve the amusement of the game.
本発明の課題は、演出を通じて遊技興趣の向上に寄与する遊技機を提供することである。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a gaming machine that contributes to the enhancement of amusement through performance.
本発明の遊技機は、
所定の入賞口と、
遊技者に有利な有利遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段と、
演出を制御可能な演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、前記有利遊技状態における前記所定の入賞口への入賞に応じて、前記所定の入賞口への入賞を示唆する演出であって特定画像を表示する入賞演出を行うことが可能であり、
前記入賞演出において前記特定画像を表示可能な領域には、予め定められた第1領域、前記第1領域とは異なる第2領域、及び、前記第1領域とも前記第2領域とも異なる第3領域を少なくとも含む所定数の領域があり、
前記演出制御手段は、
前記入賞演出では、前記所定の入賞口への第1の入賞が発生すると、前記第1領域に特定画像を所定時間にわたって表示し、
前記第1領域に特定画像が表示されているときに前記所定の入賞口に対する前記第1の入賞の次の入賞である第2の入賞が発生した場合、前記第2領域に次の特定画像を所定時間にわたって表示し、
前記第1領域に特定画像が表示されていないときに前記第2の入賞が発生した場合、前記第1領域に特定画像を所定時間にわたって表示し、
前記第1領域と前記第2領域に特定画像が表示されているときに前記所定の入賞口に対する前記第2の入賞の次の入賞である第3の入賞が発生した場合、前記第3領域にさらに次の特定画像を所定時間にわたって表示し、
前記所定数の領域の全てに特定画像が表示されているときに前記所定の入賞口への入賞が新たに生じても特定画像を新たに表示しないことを特徴とする遊技機である。
The gaming machine of the present invention is
a predetermined prize-winning slot;
a game state control means capable of controlling an advantageous game state advantageous to the player;
and a production control means capable of controlling production,
The effect control means is capable of performing a winning effect of displaying a specific image, which is an effect suggesting winning into the predetermined winning hole, in response to winning into the predetermined winning hole in the advantageous gaming state. and
The regions in which the specific image can be displayed in the winning effect include a predetermined first region, a second region different from the first region, and a third region different from the first region and the second region. there is a predetermined number of regions containing at least
The production control means is
In the winning effect, when a first winning to the predetermined winning opening occurs, a specific image is displayed in the first area for a predetermined time,
When a second prize, which is a prize following the first prize for the predetermined prize winning opening, occurs while the specific image is displayed in the first region, the next specific image is displayed in the second region. displayed for a specified period of time,
if the second winning occurs while the specific image is not displayed in the first area, displaying the specific image in the first area for a predetermined period of time;
When a third winning, which is the next winning to the predetermined winning opening after the second winning, occurs while the specific images are displayed in the first area and the second area, the third area is displayed. Furthermore, the next specific image is displayed for a predetermined period of time,
The gaming machine is characterized in that, when the specific image is displayed in all of the predetermined number of areas, the specific image is not newly displayed even if a new prize is won in the predetermined winning opening .
本発明によれば、演出を通じて遊技興趣の向上に寄与する遊技機が提供される。 According to the present invention, there is provided a gaming machine that contributes to the enhancement of amusement through performance.
以下、本発明の遊技機の実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。なお、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対する情報、信号、物理量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。また、後述の任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる又は並列に実行できる。 EMBODIMENT OF THE INVENTION Hereinafter, embodiment of the gaming machine of this invention is concretely described with reference to drawings. In each figure referred to, the same parts are denoted by the same reference numerals, and redundant descriptions of the same parts are omitted in principle. In this specification, for simplification of description, by describing symbols or codes that refer to information, signals, physical quantities or members, etc., the names of the information, signals, physical quantities or members, etc. corresponding to the symbols or codes are omitted or may be abbreviated. Further, in any flow chart described later, a plurality of processes in a plurality of arbitrary steps can be arbitrarily changed in execution order or executed in parallel as long as there is no contradiction in the processing contents.
1.遊技機の構造
第1形態のパチンコ遊技機PY1について説明する。最初に、パチンコ遊技機PY1の構造について図1~図5を用いて説明する。なお、以下の説明において、パチンコ遊技機PY1の各部の左右上下方向は、そのパチンコ遊技機PY1に対面する遊技者にとっての(正面視の)左右上下方向のことである。また、「前方」は、パチンコ遊技機PY1から当該パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者に近づく方向とし、「後方」は、パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者から当該パチンコ遊技機PY1に近づく方向とする。
1. Structure of Gaming Machine The pachinko gaming machine PY1 of the first form will be described. First, the structure of the pachinko game machine PY1 will be described with reference to FIGS. 1 to 5. FIG. In the following description, the left, right, up and down directions of each part of the pachinko gaming machine PY1 are the left, right, up and down directions for the player facing the pachinko gaming machine PY1 (as seen from the front). Further, "forward" is the direction from the pachinko gaming machine PY1 toward the player facing the pachinko gaming machine PY1, and "backward" is the direction from the player facing the pachinko gaming machine PY1 toward the pachinko gaming machine PY1. and
図1に示すように、パチンコ遊技機PY1は、遊技機枠2を備えている。遊技機枠2は、後述する遊技盤ユニットYUが取り付けられる遊技盤取付枠2Aと、遊技盤取付枠2Aにヒンジ2Bを介して回転自在に支持される前枠23mと、を備える。前枠23mは遊技盤取付枠に対して開閉が可能である。前枠23mには、透明板23tが取り付けられている。前枠23mが閉じられているとき、遊技盤取付枠2Aに取り付けられた遊技盤1と透明板23tとは対面する。よって、パチンコ遊技機PY1が遊技店に設置されると、当該パチンコ遊技機PY1の前方にいる遊技者は、透明板23tを通して、遊技盤1に形成された遊技領域6を視認することができる。透明板23tは、透明なガラス板や透明な合成樹脂板等を用いることができる。パチンコ遊技機PY1の前方から遊技領域6を視認可能であればよい。
As shown in FIG. 1, the pachinko gaming machine PY1 has a
前枠23mの前面の右下部には、遊技球を発射させるための回転操作が可能なハンドル72kが設けられている。ハンドル72kが操作された量(回転角度)が、遊技球を発射させるために遊技球に与えられる力(後述する発射装置72が発射ソレノイドに駆動させる量)の大きさ(発射強度)に対応付けられている。よって、遊技球は、ハンドル72kの回転操作に応じた発射強度で発射される。また、前枠23mの前面の下部中央には、前方に向けて大きく突出した下部装飾体36が設けられている。下部装飾体36の上面には、ハンドル72kに供給される遊技球を貯留するための上皿34が形成されている。また、下部装飾体36の正面の下部中央には、上皿34に収容しきれない余剰の遊技球を貯留するための下皿35が設けられている。
A
下部装飾体36の上面の上皿34より前方側には、下方に押下操作可能な第1入力装置(以下「通常ボタン」)40が設けられている。また、前枠23mの表面の右縁部から前方に突出して形成されている右部装飾体32において、下方に押下操作可能な第2入力装置(以下「特殊ボタン」)41が設けられている。
A first input device (hereinafter referred to as “normal button”) 40 that can be pressed downward is provided on the upper surface of the lower
また、前枠23mの表面の上部から前方に突出して形成されている上部装飾体31の底面に、音を出力可能なスピーカ52が設けられている。スピーカ52は、左側に配置された左スピーカ52Lと、右側に配置された右スピーカ52Rと、からなる。また、前枠23mの右縁部と、下部装飾体36における正面の下皿35の左側および右側とに、発光可能な枠ランプ53が設けられている。さらに、前枠23mの左縁部および右縁部の上側には、遊技興趣を高めることを目的とする演出装置としての可動式の枠可動装置58が取り付けられている。枠可動装置58は、左側に配置された左枠可動装置58Lと、右側に配置された右枠可動装置58Rと、で構成される。
A
なお、遊技機枠2に設けられる部材や装置の位置や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
It should be noted that the positions and numbers of the members and devices provided in the
次に、遊技盤ユニットYUについて、主に図2~図5を用いて説明する。遊技盤ユニットYUは、遊技盤1と、遊技盤1の背面側に取り付けられた演出用ユニット1Uと、を有する。最初に、遊技盤1について説明する。遊技盤1は透明な合成樹脂板で構成されている。遊技盤1の略中央には正面視略円形の開口部1Aが形成されている。開口部1Aに沿って、遊技球が流下可能な遊技領域6を区画するための略リング状の内側壁部1Bが前方に突出して形成されている。また、内側壁部1Bの外側にも、遊技領域6を区画するための略リング状の外側壁部1Cが前方に突出して形成されている。
Next, the game board unit YU will be described mainly with reference to FIGS. 2 to 5. FIG. The game board unit YU has a
遊技盤1の前面には、内側壁部1B、外側壁部1Cなどで囲まれた遊技領域6が形成されている。すなわち、遊技盤1の前面が、内側壁部1Bおよび外側壁部1Cによって、遊技領域6とそれ以外の領域とに仕切られている。
A
遊技領域6は、ハンドル72kの操作によって発射された遊技球が流下可能な領域であり、パチンコ遊技機PY1で遊技を行うために設けられている。なお、遊技領域6には、多数の遊技くぎ(図示なし)が突設されている。遊技くぎは、遊技領域6に進入して遊技領域6を流下する遊技球を、後述する第1始動口11、第2始動口12、一般入賞口10、ゲート13、第1大入賞口14、および、第2大入賞口15などに適度に誘導する経路を構成している。なお、第1始動口11や第2始動口12といった始動口を入球口と称し、第1大入賞口14や第2大入賞口15といった大入賞口を特別入賞口あるいは特定の入賞口と称し、ゲート13を通過口あるいは通過領域と称することができるものとする。
The
遊技領域6の中央付近には、開口部1Aの周縁を装飾するセンター枠(センター装飾体)61が設けられている。センター枠61には、後述する第1始動口11へ遊技球を誘導可能なステージや、ステージへ遊技球を誘導可能なワープが設けられている。
A center frame (center decoration) 61 is provided near the center of the
また、遊技領域6には、遊技球が入球可能な第1始動口11が形成された第1始動入賞装置11Dと、第2始動口12への入球を可能または不可能にさせる第2始動入賞装置(所謂「電チュー」)12Dと、が設けられている。
In addition, in the
第1始動入賞装置11Dは不動である。そのため、第1始動口11は、遊技球の入球し易さが変化せずに一定(不変)である。遊技球の第1始動口11への入賞は、第1特別図柄(以下、「特図1」という)の抽選(後述の特図1関係乱数の取得と判定:以下、「特図1抽選」という)および特図1の可変表示の契機となっている。また、遊技球が第1始動口11へ入賞すると、所定個数(本形態では4個)の遊技球が賞球として払い出される。
The first
電チュー12Dは、作動可能な電チュー開閉部材12kを備えている。電チュー開閉部材12kは、通常は(通常状態では)、第2始動口12への遊技球の入球が不可能な閉鎖位置にある。そして、特別状態になると、第2始動口12への遊技球の入球が可能な開放位置に移動する。このように、電チュー開閉部材12kが開放位置に移動することを第2始動口12または電チュー12Dの「開状態」ともいい、開状態であるときだけ遊技球の第2始動口12への入球が可能となる。一方、電チュー開閉部材12kが閉鎖位置にあることを第2始動口12または電チュー12Dの「閉状態」ともいう。また、第2始動口12または電チュー12Dが「開状態」になることを「電チュー12Dが開放する」ともいい、電チュー12Dが「閉状態」になることを「電チュー12Dが閉鎖する」ともいう。
The
遊技球の第2始動口12への入賞は、第2特別図柄(以下、「特図2」という)の抽選(後述の特図2関係乱数の取得と判定:以下、「特図2抽選」という)および特図2の可変表示の契機となっている。また、遊技球が第2始動口12へ入賞すると、所定個数(本形態では4個)の遊技球が賞球として払い出される。なお、遊技領域6には、遊技球を第2始動口12へ誘導する誘導ステージ12gが設けられている。
The winning of the game ball to the
また、遊技領域6には、遊技球が入球可能な一般入賞口(普通入賞口)10が設けられている。遊技球が一般入賞口10へ入賞すると、所定個数(本形態では3個)の遊技球が賞球として払い出される。
In addition, the
また、遊技領域6には、遊技球が通過可能なゲート13が設けられている。遊技球のゲート13の通過は、普通図柄(以下、「普図」という)の抽選(すなわち普通図柄乱数の取得と判定:以下、「普図抽選」という)および普図の可変表示の契機となっている。補助遊技が実行されることによって電チュー12Dを開放する。すなわち、補助遊技は、電チュー12Dの開放を伴う遊技である。
In addition, the
また、遊技領域6には、遊技球が入球可能な第1大入賞口14が形成された第1大入賞装置14D(以下、「通常AT14D」ともいう)が設けられている。第1大入賞装置14Dは、開状態と閉状態とに作動可能な通常AT開閉部材14kを備える。通常AT開閉部材14kの作動により第1大入賞口14が開閉する。通常AT開閉部材14kは、通常では第1大入賞口14を塞ぐ閉状態になっており、遊技球が第1大入賞口14の中に入球することは不可能である。通常AT開閉部材14kが開状態に作動すると、遊技球が第1大入賞口14の中に入球することが可能になる。このように、通常AT開閉部材14kが開状態であるときだけ遊技球の第1大入賞口14への入球が可能となる。遊技球が第1大入賞口14へ入賞すると、所定個数(本形態では15個)の遊技球が賞球として払い出される。
Also, the
また、遊技領域6には、遊技球が入球可能な第2大入賞口15が形成された第2大入賞装置15D(以下、「VAT15D」ともいう)が設けられている。第2大入賞装置15Dは、作動可能なVAT開閉部材15kを備えている。VAT開閉部材15kは、通常では第2大入賞口15を塞いでいる。VAT開閉部材15kは開状態をとることができる。VAT開閉部材15kが開状態であるときだけ遊技球の第2大入賞口15への入球が可能となる。一方、VAT開閉部材15kが第2大入賞口15を塞いでいる状態を「閉状態」ともいう。このように、VAT開閉部材15kの作動によって第2大入賞口15が開閉する。遊技球が第2大入賞口15へ入賞すると、所定個数(本形態では15個)の遊技球が賞球として払い出される。
Further, the
ここで、図3を用いて、第2大入賞装置15Dについて詳細に説明する。第2大入賞装置15Dの内部には、第2大入賞口15に入球した遊技球を検知し、遊技球を下方へ通過させることが可能なゲート状の第2大入賞口センサ15aが設けられている。
Here, with reference to FIG. 3, the second big winning
第2大入賞口センサ15aの下流域には、遊技球が通過(進入)可能な特定領域16と非特定領域17とが設けられている。第2大入賞口センサ15aを通過した遊技球は、振分装置16Dによって、特定領域16か非特定領域17かに振り分けられる。振分装置16Dは、略矩形状の平板からなる振分部材16kと、振分部材16kを駆動する振分ソレノイド16sとを備えている。振分部材16kは、振分ソレノイド16sの駆動により、左右にスライド可能に構成されている。
A
振分ソレノイド16sが通電されていないとき、振分部材16kは特定領域16への遊技球の通過を妨げる第1状態(通過阻止状態:図3(A)の正面視で振分部材16kの左端が特定領域16の左端よりやや右側に位置し、振分部材16kが特定領域16をその直上で覆う状態)にある。振分部材16kが第1状態にあるときは、第2大入賞口15に入賞した遊技球は、第2大入賞口センサ15aを通過した後、特定領域16を通過することは不可能であり、非特定領域17を通過する。この第2大入賞口15から非特定領域17まで流下する遊技球のルートを第1のルートという。
When the
一方、振分ソレノイド16sが通電されているとき、振分部材16kは遊技球の特定領域16の通過(進入)を許容する第2状態(通過許容状態:図3(B)の正面視で振分部材16kの左端が特定領域16の右端よりやや左側に位置し、振分部材16kが特定領域16をその直上で覆わず、特定領域16の直上が開放している状態)にある。振分部材16kが第2状態にあるときは、第2大入賞口15に入賞した遊技球は、第2大入賞口センサ15aを通過したあと特定領域16を通過容易である。この第2大入賞口15から特定領域16まで流下する遊技球のルートを第2のルートという。
On the other hand, when the
なお、基本的に、振分部材16kは第1状態で保持されている。すなわち、第1状態が、振分部材16kの通常の状態であるといえる。そして、所定のラウンド遊技(例えば16R)においてのみ、振分ソレノイド16sが通電され、第2状態に変化することができる。なお、振分部材16kの作動態様は適宜変更可能である。
Basically, the
特定領域16と非特定領域17には、各領域16、17を通過(進入)した遊技球を検知し、遊技球を下方へ通過させる特定領域センサ16a、非特定領域センサ17aが設けられている。
The
なお、第1大入賞装置14Dおよび第2大入賞装置15Dは、遊技に支障をきたさない範囲で、一方だけを設けるようにすることが可能である。また、遊技性に応じて、第1大入賞装置14Dのような、特定領域や振分装置のない大入賞装置を2つ設ける構成とすることが可能である。
Only one of the first
また、図2に示すように、遊技領域6の略最下部には、遊技領域6へ打ち込まれたもののいずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を遊技領域6の外部へ排出する2つのアウト口19が設けられている。また、遊技盤1には、発光可能な盤ランプ54が設けられている。
Also, as shown in FIG. 2, at substantially the bottom of the
ところで、遊技球が流下可能な遊技領域6は、左右方向の中央より左側の左遊技領域6A(第1遊技領域)と、右側の右遊技領域6B(第2遊技領域)と、に分けることができる。遊技球が左遊技領域6Aを流下するように遊技球を発射させるハンドル72kの操作態様を「左打ち」という。一方、遊技球が右遊技領域6Bを流下するように遊技球を発射させるハンドル72kの操作態様を「右打ち」という。パチンコ遊技機PY1において、左打ちにて遊技球を発射したときに遊技球が流下可能な流路を、第1流路R1といい、右打ちにて遊技球を発射したときに遊技球が流下可能な流路を、第2流路R2という。第1流路R1および第2流路R2は、多数の遊技くぎなどによっても構成されている。
By the way, the
第1流路R1上には、第1始動口11と、2つの一般入賞口10と、が設けられている。よって、遊技者は、左打ちにより第1流路R1を流下するように遊技球を発射させることで、第1始動口11、または、一般入賞口10への入賞を狙うことができる。一方、第2流路R2上には、第2始動口12と、一般入賞口10と、ゲート13と、第1大入賞口14と、第2大入賞口15と、が設けられている。よって、遊技者は、右打ちにより第2流路R2を流下するように遊技球を発射させることで、ゲート13の通過や、第2始動口12、一般入賞口10、第1大入賞口14、または、第2大入賞口15への入賞を狙うことができる。
A
なお、何れの入賞口(第1始動口11、第2始動口12、一般入賞口10、第1大入賞口14、および第2大入賞口15)にも入球しなかった遊技球は、アウト口19へ誘導されて排出される。また、各入賞口への入賞による賞球数は、適宜に設定することが可能である。
In addition, game balls that did not enter any of the winning openings (first starting
また、遊技盤1の前面に形成された遊技領域6の下方の左隣(遊技領域6以外の部分)には表示器類8が配置されている。図4に示すように、表示器類8には、特図1を可変表示する特図1表示器81a、特図2を可変表示する特図2表示器81b、及び、普図を可変表示する普図表示器82が含まれている。また、表示器類8には、後述する特図1保留数(U1:特図1表示器81aによる特図1の可変表示が保留されている数)を表示する特図1保留表示器83a、および後述する特図2保留数(U2:特図2表示器81bによる特図2の可変表示が保留されている数)を表示する特図2保留表示器83bが含まれている。
In addition, a
特図1の可変表示は、第1始動口11への遊技球の入賞を契機に特図1抽選が行われると実行される。また、特図2の可変表示は、第2始動口12への遊技球の入賞を契機に特図2抽選が行われると実行される。なお、以下の説明では、特図1および特図2を総称して特図(識別図柄の一例)といい、特図1抽選および特図2抽選を総称して特図抽選という。また、特図1表示器81aおよび特図2表示器81bを総称して特図表示器81という。さらに、特図1保留表示器83aおよび特図2保留表示器83bを総称して特図保留表示器83という。
The variable display of the special figure 1 is executed when the special figure 1 lottery is performed with the winning of the game ball to the
特図の可変表示は、特図抽選の結果を報知する。特図の可変表示では、特図が可変表示したあと停止表示する。停止表示される特図(停止特図、可変表示の表示結果として導出表示される特別図柄)は、特図抽選によって複数種類の特図の中から選択された一つの特図である。停止特図が予め定めた特定の特図(特定の停止態様の特図すなわち大当たり図柄)である場合には、大入賞口(第1大入賞口14及び第2大入賞口15)を開放させる大当たり遊技(特別遊技の一例)が行われる。
The variable display of the special figure notifies the result of the special figure lottery. In the variable display of the special figure, it is stopped and displayed after the special figure is variably displayed. The special figure to be stopped and displayed (stop special figure, special symbol derived and displayed as a display result of variable display) is one special figure selected from a plurality of kinds of special figures by a special figure lottery. When the stop special figure is a predetermined special figure (a special figure of a specific stop mode, i.e., a jackpot pattern), the large winning openings (the first large winning
特図表示器81は、例えば横並びに配された8個のLED(Light Emitting Diode)から構成され、その点灯態様によって特図抽選の結果に応じた特図を表示する。例えば特図抽選の結果が大当たり(後述の複数種類の大当たりのうちの一つ)である場合には、特図表示器81は、「□□■■□□■■」(□:点灯、■:消灯)というように左から1,2,5,6番目にあるLEDの点灯で構成される大当たり図柄を表示する。また、特図抽選の結果がハズレである場合には、特図表示器81は、「■■■■■■■□」というように一番右にあるLEDのみの点灯で構成されるハズレ図柄を表示する。なお、特図抽選の結果に対応するLEDの点灯態様は限定されず、適宜に設定することができる。よって、例えば、ハズレ図柄として全てのLEDを消灯させてもよい。
The
また、特図の可変表示において、特図が停止表示される前には所定の変動時間にわたって特図の可変表示がなされる。特図の可変表示の態様は、例えば左から右へ光が繰り返し流れるように各LEDが点灯する態様である。なお、特図の可変表示の態様は、特に限定されず、各LEDが停止表示(特定の態様での点灯表示)されていなければ、全LEDが一斉に点滅するなど適宜に設定してよい。 Moreover, in the variable display of the special figure, the variable display of the special figure is performed over a predetermined fluctuation time before the special figure is stopped and displayed. The aspect of the variable display of the special figure is, for example, the aspect in which each LED is lit so that the light flows repeatedly from left to right. In addition, the aspect of the variable display of the special figure is not particularly limited, and if each LED is not displayed (lighting display in a specific aspect), all LEDs may be set as appropriate, such as blinking all at once.
ところで、パチンコ遊技機PY1では、第1始動口11または第2始動口12への遊技球の入賞(入球)があると、特図抽選などを行うための各種乱数(判定情報の一例)が取得されることがある。この各種乱数は、特図保留として後述の特図保留記憶部105に一旦記憶される。なお、以下において、第1始動口11への遊技球の入賞(入球)により取得された各種乱数のことを「特図1関係乱数」といい、第2始動口12への遊技球の入賞(入球)により取得された各種乱数のことを「特図2関係乱数」という。ここで、特図1関係乱数は、特図1保留として、特図保留記憶部105の中の特図1保留記憶部105aに記憶される。一方、特図2関係乱数は、特図2保留として、特図保留記憶部105の中の特図2保留記憶部105bに記憶される。特図1保留記憶部105aに記憶可能な特図1保留の数(特図1保留数)および特図2保留記憶部105bに記憶可能な特図2保留の数(特図2保留数)には上限(例えば4個)を設定することが可能である。なお、以下において、特図1保留と特図2保留を総称して「特図保留」といい、特図1保留数と特図2保留数を総称して「特図保留数」という。また、特図1関係乱数と特図2関係乱数とを総称して「特図関係乱数」という。
By the way, in the pachinko game machine PY1, when a game ball enters the
パチンコ遊技機PY1では、遊技球が第1始動口11または第2始動口12へ入賞した後すぐに特図の可変表示が行われない場合、具体的には、特図の可変表示の実行中や大当たり遊技の実行中に入賞があった場合、その入賞に対する特図の可変表示(あるいは、特図抽選の権利)を留保することができる。特図保留記憶部105に記憶された特図保留は、その特図保留に基づく特図の可変表示が可能となったときに消化される。すなわち、特図保留の消化とは、その特図保留に対応する特図関係乱数等を判定して、その判定結果を示すための特図の可変表示を実行することをいう。
In the pachinko game machine PY1, when the variable display of the special symbol is not performed immediately after the game ball enters the
そして、特図保留数は、特図保留表示器83に表示される。特図1保留表示器83aと特図2保留表示器83bのそれぞれは、例えば4個のLEDで構成されており、特図保留数の分だけLEDを点灯させることにより特図保留数を表示することが可能である。
And the special figure reservation number is displayed on the special
また、普図の可変表示は、普図抽選の結果を報知する。普図の可変表示では、普図が可変表示したあと停止表示する。停止表示される普図(停止普図、可変表示の表示結果として導出表示される普図)は、普図抽選によって複数種類の普図の中から選択された一つの普図である。停止表示された普図が予め定めた特定の普図(所定の停止態様の普図すなわち当たり図柄)である場合には、第2始動口12(電チュー12D)を開放させる補助遊技が行われる。
In addition, the variable display of the general map notifies the result of the general map lottery. In the variable display of the normal map, after the normal map is displayed variably, the display is stopped. The normal map to be stopped and displayed (stop normal map, normal map derived and displayed as a display result of variable display) is one normal map selected from a plurality of types of normal map lottery. When the stop-displayed normal pattern is a predetermined specific normal pattern (predetermined stop state normal pattern, i.e. winning pattern), an auxiliary game for opening the second starting port 12 (
普図表示器82は、例えば2個のLEDから構成されており、その点灯態様によって普図抽選の結果に応じた普図を表示する。普図抽選の結果が当たりである場合には、普図表示器82は、「□□」(□:点灯、■:消灯)というように両LEDの点灯で構成される当たり図柄を表示する。また普図抽選の結果がハズレである場合には、「■□」というように右のLEDのみの点灯で構成されるハズレ図柄を表示する。ハズレ図柄として全てのLEDを消灯させる態様を採用してもよい。なお、普図抽選の結果に対応するLEDの点灯態様は限定されず、適宜に設定することができる。
The
また、普図が停止表示される前には所定の変動時間にわたって普図の可変表示が行われる。普図の可変表示の態様は、例えば両LEDが交互に点灯するという態様である。なお、普図の可変表示の態様は、特に限定されず、各LEDが停止表示(特定の態様での点灯表示)されていなければ、全LEDが一斉に点滅するなど適宜に設定してもよい。 Also, before the normal map is stopped and displayed, the variable display of the normal map is performed for a predetermined fluctuation time. The mode of the variable display of the normal map is, for example, a mode in which both LEDs are lit alternately. In addition, the aspect of the variable display of the normal figure is not particularly limited, and if each LED is not displayed stopped (lighting display in a specific aspect), all LEDs may be set as appropriate, such as blinking all at once .
パチンコ遊技機PY1では、遊技球がゲート13を通過すると、普図抽選を行うための普通図柄乱数(判定情報の一例)が取得されることがある。この乱数は、普図の可変表示または補助遊技が実行されていないことを条件に、後述の普図保留記憶部106に記憶される。普図保留記憶部106に記憶可能な普図保留の数(普図保留数)には上限(例えば4個)を設定することが可能である。なお、以下において、遊技球がゲート13を通過することにより取得された普通図柄乱数のことを「普図関係乱数」ともいう。また、本形態では、普図保留数を表示する普図保留表示器を設けていないが、普図保留表示器を表示器類8に加えてもよい。普図保留表示器としては、例えば特図保留表示器83と同様の構成のものを採用することが可能である。
In the pachinko game machine PY1, when a game ball passes through the
次に、図5を用いて、遊技盤1の背面に取り付けられた演出用ユニット1Uについて説明する。演出用ユニット1Uは、主に演出を行う複数の装置をユニット化したものである。演出用ユニット1Uには、画像表示装置50、第1盤可動装置(以下「盤上可動装置」)55、第2盤可動装置(以下「盤下可動装置」)56が搭載されている。
Next, the
画像表示装置50は、例えば20インチの3D液晶ディスプレイで構成され、3D画像を表示可能な表示部50aを具備する。なお、画像表示装置50は、画像を表示することが可能であれば、複数枚の液晶ディスプレイで構成されるものや、EL(Electro Luminescence)ディスプレイで構成されるもの等、他の表示装置であってもよい。
The
盤上可動装置55は、表示部50aに沿って移動可能に構成され、装飾が施された盤上可動体55kを具備する。盤下可動装置56は、表示部50aに沿って移動可能に構成され、装飾が施された盤下可動体56kを具備する。
The on-board
図5(A)は、盤上可動体55kおよび盤下可動体56kが作動していない通常の待機状態(初期位置)で保持されている様子を概略化して表している。盤上可動装置55の駆動源が駆動すると、盤上可動体55kは下向きに移動(下降)し、盤下可動装置56の駆動源が駆動すると、盤下可動体56kは上向きに移動(上昇)する。このとき、画像表示装置50は下降した盤上可動体55kまたは上昇した盤下可動体56kに覆われ、画像表示装置50は視認困難となる。
FIG. 5(A) schematically shows how the on-board
なお、遊技盤ユニットYUに設けられる部材や装置の位置や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。 It should be noted that the positions and numbers of members and devices provided in the game board unit YU can be appropriately changed within a range that does not interfere with the game.
2.遊技機の電気的構成
次に、図6~図7に基づいて、パチンコ遊技機PY1における電気的な構成を説明する。図6~図7に示すように、パチンコ遊技機PY1は、特図抽選、特図の可変表示、大当たり遊技、後述する遊技状態の設定、普図抽選、普図の可変表示、補助遊技などの遊技利益に関する制御(遊技の進行)を行う遊技制御基板(以下「主制御基板」)100、主制御基板100による遊技の進行に応じた遊技演出(特図変動演出、保留演出、操作演出、大当たり遊技演出など)や客待ち演出などの演出に関する制御を行う演出制御基板(以下「サブ制御基板」)120、および、遊技球の払い出しに関する制御などを行う払出制御基板170等を、遊技盤1の画像表示装置50よりさらに背面側に備えている。主制御基板100を、遊技の制御を行う遊技制御部(メイン制御部)と位置づけることができる。また、サブ制御基板120を、後述する画像制御基板140、ランプ制御回路151、および音声制御回路161とともに、演出の制御を行う演出制御部(サブ制御部)と位置づけることができる。なお、演出制御部は、少なくともサブ制御基板120を備え、演出手段(画像表示装置50、スピーカ52、枠ランプ53、盤ランプ54、および、可動装置55,56,58等)を用いた各種の演出を制御可能であればよい。
2. Electrical Configuration of Gaming Machine Next, the electrical configuration of the pachinko gaming machine PY1 will be described with reference to FIGS. 6 and 7. FIG. As shown in FIGS. 6 and 7, the pachinko game machine PY1 has a special figure lottery, a variable display of a special figure, a jackpot game, a game state setting described later, a normal figure lottery, a variable display of a normal figure, an auxiliary game, and the like. A game control board (hereinafter referred to as "main control board") 100 that controls the game profit (progress of the game), and a game effect (special figure fluctuation effect, holding effect, operation effect, jackpot) according to the progress of the game by the
また、パチンコ遊技機PY1は、電源基板190を備えている。電源基板190は、主制御基板100、サブ制御基板120、及び払出制御基板170に対して電力を供給するとともに、これらの基板を介してその他の機器に対して必要な電力を供給する。電源基板190には、バックアップ電源回路192が設けられている。バックアップ電源回路192は、パチンコ遊技機PY1に対して電力が供給されていない場合に、後述する主制御基板100の遊技用RAM104やサブ制御基板120の演出用RAM124に対して電力を供給する。従って、主制御基板100の遊技用RAM104やサブ制御基板120の演出用RAM124に記憶されている情報は、パチンコ遊技機PY1の電断時であっても保持される。また、電源基板190には、電源スイッチ191が接続されている。電源スイッチ191のON/OFF操作により、電源の投入/遮断が切り換えられる。なお、主制御基板100の遊技用RAM104に対するバックアップ電源回路を主制御基板100に設けたり、サブ制御基板120の演出用RAM124に対するバックアップ電源回路をサブ制御基板120に設けたりしてもよい。
Moreover, the pachinko game machine PY1 is provided with a
図6に示すように、主制御基板100には、プログラムに従ってパチンコ遊技機PY1の遊技の進行を制御する遊技制御用ワンチップマイコン(以下「遊技制御用マイコン」)101が実装されている。遊技制御用マイコン101には、遊技の進行を制御するためのプログラムやテーブル等を記憶した遊技用ROM(Read Only Memory)103、ワークメモリとして使用される遊技用RAM(Random Access Memory)104、および遊技用ROM103に記憶されたプログラムを実行する遊技用CPU(Central Processing Unit)102が含まれている。
As shown in FIG. 6, the
遊技用ROM103には、後述する主制御メイン処理やメイン側タイマ割り込み処理などを行うためのプログラムが格納されている。また、遊技用ROM103には、後述する大当たり判定テーブル、大当たり図柄種別判定テーブル、リーチ判定テーブル、特図変動パターン判定テーブル、先読み判定テーブル、大当たり遊技制御テーブル、当たり判定テーブル、普図変動パターン判定テーブル、補助遊技制御テーブルなどが格納されている。なお、遊技用ROM103は外付けであってもよい。また、遊技用RAM104には、前述した特図保留記憶部105や普図保留記憶部106などが設けられている。
The
また、主制御基板100には、データや信号の入出力を行うための遊技用I/O(Input/Output)ポート部118、および遊技用RAM104に記憶されている情報を遊技用CPU102にクリアさせるためのRAMクリアスイッチ119が実装されている。
In addition, the
また、主制御基板100には、所定の中継基板(図示なし)を介して各種センサ類やアクチュエータ類が接続されている。そのため、主制御基板100には、各種センサ類が出力した信号が入力する。また、主制御基板100は、各種アクチュエータ類に信号を出力する。
Various sensors and actuators are connected to the
主制御基板100に接続されている各種センサ類には、第1始動口センサ11a、第2始動口センサ12a、一般入賞口センサ10a、ゲートセンサ13a、第1大入賞口センサ14a、第2大入賞口センサ15a、特定領域センサ16a、および、非特定領域センサ17aが含まれている。
The various sensors connected to the
第1始動口センサ11aは、第1始動口11に入賞した遊技球を検知する。第2始動口センサ12aは、第2始動口12に入賞した遊技球を検知する。一般入賞口センサ10aは、一般入賞口10に入賞した遊技球を検知する。一般入賞口センサ10aは、一般入賞口10毎に設けられている。ゲートセンサ13aは、ゲート13に設けられており、ゲート13を通過した遊技球を検知する。第1大入賞口センサ14aは、第1大入賞口14に入賞した遊技球を検知する。第2大入賞口センサ15aは、第2大入賞口15に入賞した遊技球を検知する。特定領域センサ16aは、特定領域16を通過(特定領域16に進入)した遊技球を検知する。非特定領域センサ17aは、非特定領域17を通過(非特定領域17に進入)した遊技球を検知する。各センサは、遊技球を検知すると、その検知内容に応じた信号を主制御基板100に出力する。
The first starting hole sensor 11 a detects a game ball that has entered the
なお、主制御基板100に接続されるセンサの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
The types and number of sensors connected to the
また、主制御基板100に接続されている各種アクチュエータ類には、電チューソレノイド12s、第1大入賞口ソレノイド14s、第2大入賞口ソレノイド15sおよび振分ソレノイド16sが含まれている。電チューソレノイド12sは、電チュー12Dの電チュー開閉部材12kを駆動する。第1大入賞口ソレノイド14sは、第1大入賞装置14Dの通常AT開閉部材14kを駆動する。第2大入賞口ソレノイド15sは、第2大入賞装置15DのVAT開閉部材15kを駆動する。振分ソレノイド16sは、振分装置16Dの振分部材16kを駆動する。
The various actuators connected to the
なお、主制御基板100に接続されるアクチュエータの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
The type and number of actuators connected to the
さらに主制御基板100には、表示器類8(特図表示器81、普図表示器82、および、特図保留表示器83)が接続されている。これらの表示器類8の表示制御は、遊技制御用マイコン101によりなされる。
Furthermore, the
また主制御基板100は、払出制御基板170に各種コマンドを送信するとともに、払い出し監視のために払出制御基板170から信号を受信する。払出制御基板170には、カードユニットCU(パチンコ遊技機PY1に隣接して設置され、挿入されているプリペイドカード等の情報に基づいて球貸しを可能にするもの)、および賞球払出装置73が接続されているとともに、発射制御回路175を介して発射装置72が接続されている。なお、発射装置72には、ハンドル72k(図1参照)が含まれる。
The
払出制御基板170は、遊技制御用マイコン101からの信号や、接続されたカードユニットCUからの信号に基づいて、賞球払出装置73の賞球モータ73mを駆動して賞球の払い出しを行ったり、貸球の払い出しを行ったりする。払い出される遊技球は、その計数のための賞球センサ73aにより検知されて、賞球センサ73aによる検知信号が払出制御基板170に出力される。
The
また、発射装置72には、遊技者などの人のハンドル72k(図1参照)への接触を検知可能なタッチスイッチ72aが設けられている。遊技者によるハンドル72kの操作があった場合には、タッチスイッチ72aが遊技者のハンドル72kへの接触を検知し、検知信号を払出制御基板170に出力する。また、発射装置72には、ハンドル72kの回転角度(操作量)を検出可能な発射ボリュームつまみ72bが接続されている。発射装置72は、発射ボリュームつまみ72bが検出したハンドル72kの回転角度に応じた強さで遊技球が発射されるよう発射ソレノイド72sを駆動させる。なお、パチンコ遊技機PY1においては、ハンドル72kへの回転操作が維持されている状態では、約0.6秒毎に1球の遊技球が発射されるようになっている。
The
また主制御基板100は、遊技の進行に応じて、サブ制御基板120に対し、遊技に関する情報を含んだ各種コマンドを送信する。サブ制御基板120は、主制御基板100から送られる各種コマンドに基づいて、主制御基板100による遊技の進行状況(遊技の制御内容)を把握することができる。なお、主制御基板100とサブ制御基板120との接続は、主制御基板100からサブ制御基板120への信号の送信のみが可能な単方向通信接続となっている。すなわち、主制御基板100とサブ制御基板120との間には、通信方向規制手段としての図示しない単方向性回路(例えばダイオードを用いた回路)が介在している。
In addition, the
図7に示すように、サブ制御基板120には、プログラムに従ってパチンコ遊技機PY1の演出を制御する演出制御用ワンチップマイコン(以下「演出制御用マイコン」)121が実装されている。演出制御用マイコン121には、主制御基板100による遊技の進行に伴って演出を制御するためのプログラム等を記憶した演出用ROM123、ワークメモリとして使用される演出用RAM124、および演出用ROM123に記憶されたプログラムを実行する演出用CPU122が含まれている。
As shown in FIG. 7, the
また、演出用ROM123には、後述するサブ制御メイン処理、受信割り込み処理、1msタイマ割り込み処理、および、10msタイマ割り込み処理などを行うためのプログラムが格納されている。なお、演出用ROM123は外付けであってもよい。
The
また、サブ制御基板120には、データや信号の入出力を行うための演出用I/Oポート部138、およびRTC(Real Time Clock)139が実装されている。RTC139は、現時点の日時(日付及び時刻)を計測する。RTC139は、パチンコ遊技機PY1に、所定の島電源供給装置(図示なし)から電力が供給されているときにはその電力によって動作し、島電源供給装置から電力が供給されていないときには、電源基板190が備えるバックアップ電源回路192から供給される電力によって動作する。このため、RTC139は、パチンコ遊技機PY1の電源が投入されていないときにも現在の日時を計測することが可能である。なお、RTC139に対するバックアップ電源回路をサブ制御基板120に設けてもよい。バックアップ電源回路には、コンデンサや内蔵電池(ボタン電池等)を含む回路を採用することができる。
Also, the
サブ制御基板120には、画像制御基板140が接続されている。サブ制御基板120の演出制御用マイコン121は、主制御基板100から受信したコマンドに基づいて、すなわち、主制御基板100による遊技の進行に応じて、画像制御基板140の画像用CPU141に画像表示装置50の表示制御を行わせる。なお、サブ制御基板120と画像制御基板140との接続は、サブ制御基板120から画像制御基板140への信号の送信と、画像制御基板140からサブ制御基板120への信号の送信の双方が可能な双方向通信接続となっている。
An
画像制御基板140は、画像制御のためのプログラム等を記憶した画像用ROM142、ワークメモリとして使用される画像用RAM143、及び、画像用ROM142に記憶されたプログラムを実行する画像用CPU141を備えている。また、画像制御基板140は、画像表示装置50に表示される画像のデータを記憶したCGROM145、CGROM145に記憶されている画像データの展開等に使用されるVRAM146、及び、VDP(Video Display Processor)144を備えている。勿論、これらの電子部品の全部又は一部がワンチップで構成されていてもよい。CGROM145には、例えば、画像表示装置50に表示される画像を表示するための画像データ(静止画データや動画データ、具体的にはキャラクタ、アイテム、図形、文字、数字および記号等(演出図柄を含む)や背景画像等の画像データ)が格納されている。
The
VDP144は、演出制御用マイコン121からの指令に基づき画像用CPU141によって作成されるディスプレイリストに従って、CGROM145から画像データを読み出してVRAM146内の展開領域に展開する。そして、展開した画像データを適宜合成してVRAM146内のフレームバッファに画像を描画する。そしてフレームバッファに描画した画像をRGB信号として画像表示装置50に出力する。これにより、種々の演出画像が表示部50aに表示される。
The VDP 144 reads the image data from the
なお、ディスプレイリストは、フレーム単位で描画の実行を指示するためのコマンド群で構成されている。ディスプレイリストには、描画する画像の種類、画像を描画する位置、表示の優先順位、表示倍率、画像の透過率等の種々のパラメータの情報が含まれている。 Note that the display list is composed of a command group for instructing execution of drawing on a frame-by-frame basis. The display list contains information on various parameters such as the type of image to be drawn, the position to draw the image, the order of priority of display, the display magnification, and the transmittance of the image.
演出制御用マイコン121は、主制御基板100から受信したコマンドに基づいて、すなわち、主制御基板100による遊技の進行に応じて、音声制御回路161を介してスピーカ52から音声、楽曲、効果音等を出力する。
Based on the command received from the
スピーカ52から出力する音声等の音声データは、サブ制御基板120の演出用ROM123に格納されている。なお、音声制御回路161を、基板にしてCPUを実装してもよい。この場合、そのCPUに音声制御を実行させてもよい。さらにこの場合、基板にROMを実装し、そのROMに音声データを格納してもよい。また、スピーカ52を画像制御基板140に接続し、画像制御基板140の画像用CPU141に音声制御を実行させてもよい。さらにこの場合、画像制御基板140の画像用ROM142に音声データを格納してもよい。
Sound data such as sound output from the
また、サブ制御基板120には、所定の中継基板(図示なし)を介して、入力部となる各種スイッチ類、駆動源となる各種アクチュエータ類、各種ランプ類が接続されている。サブ制御基板120には、各種スイッチ類が出力した信号が入力する。また、サブ制御基板120は、各種アクチュエータ類に信号を出力する。また、サブ制御基板120は、主制御基板100から受信したコマンドなどに基づいて、ランプ制御回路151を介して各種ランプ類の点灯制御を行う。
Also, various switches serving as input units, various actuators serving as drive sources, and various lamps are connected to the
サブ制御基板120に接続されている各種スイッチ類には、通常ボタン検出スイッチ40aおよび特殊ボタン検出スイッチ41aが含まれている。通常ボタン検出スイッチ40aは、通常ボタン40が押下操作されたことを検出する。特殊ボタン検出スイッチ41aは、特殊ボタン41が押下操作されたことを検出する。各検出スイッチ40a,41aは、検出内容に応じた信号をサブ制御基板120に出力する。なお、サブ制御基板120に接続されるスイッチの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
Various switches connected to the
サブ制御基板120に接続された各種アクチュエータ類には、盤上可動装置55を駆動する盤上駆動モータ55m,盤下可動装置56を駆動する盤下駆動モータ56m,枠可動装置58を駆動する枠駆動モータ58m等が含まれている。演出制御用マイコン121は、これらのモータを駆動して、各可動装置に所定の動作を行わせることが可能である。詳細には演出制御用マイコン121は、各可動装置の動作態様を決める動作パターンデータを作成し、ランプ制御回路151を介して、各可動装置の動作を制御する。なお、サブ制御基板120に接続されるアクチュエータの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
Various actuators connected to the
サブ制御基板120に接続された各種ランプ類には、枠ランプ53,盤ランプ54等が含まれている。演出制御用マイコン121は、各ランプを発光させることが可能である。詳細には演出制御用マイコン121は、各ランプの発光態様を決める発光パターンデータ(点灯/消灯や発光色等を決めるデータ、ランプデータともいう)を作成し、発光パターンデータに従って各ランプの発光を制御する。なお、発光パターンデータの作成にはサブ制御基板120の演出用ROM123に格納されているデータを用いる。
Various lamps connected to the
なお、ランプ制御回路151を基板にしてCPUを実装してもよい。この場合、そのCPUに、各ランプの点灯制御、および、各可動装置の動作制御を実行させてもよい。さらにこの場合、基板にROMを実装して、そのROMに発光パターンや動作パターンに関するデータを格納してもよい。また、サブ制御基板120に接続されるランプの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
A CPU may be mounted using the lamp control circuit 151 as a substrate. In this case, the CPU may be caused to execute lighting control of each lamp and operation control of each movable device. Furthermore, in this case, a ROM may be mounted on the substrate, and data relating to light emission patterns and operation patterns may be stored in the ROM. Also, the type and number of lamps connected to the
3.遊技機による主な遊技
次に、パチンコ遊技機PY1により行われる主な遊技について、図8~図15を用いて説明する。なお、図8~図15に示す各テーブルは、本項目の説明のための一般的なものであり、後述する「パチンコ遊技機PY1の特徴部」の説明においてこれらとは別のテーブルを示した場合、パチンコ遊技機PY1ではそのテーブルが用いられているものとする。但し、後述する「パチンコ遊技機PY1の特徴部」の説明において別のテーブルを示さない構成については、この項目で示したテーブルが用いられているものとし、また、後述する「パチンコ遊技機PY1の特徴部」の説明において別のテーブルを示した構成についても、この項目で示したテーブルに変更することが可能であるとする。
3. Principal Games Performed by Gaming Machine Next, the principal games performed by the pachinko gaming machine PY1 will be described with reference to FIGS. 8 to 15. FIG. The tables shown in FIGS. 8 to 15 are general ones for explanation of this item, and tables other than these are shown in the explanation of "features of the pachinko game machine PY1" which will be described later. In this case, it is assumed that the table is used in the pachinko game machine PY1. However, in the description of the "features of the pachinko gaming machine PY1" that will be described later, the table shown in this item is used for the configuration that does not show a separate table. It is also assumed that the configuration showing another table in the description of "Characteristic part" can be changed to the table shown in this item.
3-1.普図に関わる遊技
最初に、普図に関わる遊技について説明する。パチンコ遊技機PY1は、発射された遊技球がゲート13を通過すると、普図抽選を行う。普図抽選を行うと、普図表示器82において、普図の可変表示(変動表示を行った後に停止表示)を行う。ここで、停止表示される普図には、当たり図柄とハズレ図柄とがある。なお、普図のハズレ図柄については、後述する特図のハズレ図柄と区別をするために「ハズレ普図」ともいう。当たり図柄が停止表示されると補助遊技が実行されて、当該ゲート13の通過に係る遊技が終了する。一方、ハズレ普図が停止表示されると、補助遊技は行われず、当該ゲート13の通過に係る遊技が終了する。また、以下において、遊技球がゲート13を通過することを「普図始動条件の成立」という。
3-1. Games Related to Universal Figures First, games related to universal charts will be described. The pachinko game machine PY1 conducts a normal drawing lottery when the shot game ball passes through the
パチンコ遊技機PY1は、このような一連の遊技(普図抽選、普図の可変表示、補助遊技)を行うにあたり、普図始動条件の成立により、普図関係乱数を取得する。取得する普図関係乱数には、図8(A)に示すように、普通図柄乱数がある。普通図柄乱数は当たり判定を行うための乱数である。乱数を判定情報とも言う。乱数には、適宜に範囲が設けられている。 The pachinko gaming machine PY1 acquires a general-pattern related random number when the general-pattern start condition is satisfied in performing such a series of games (normal-pattern lottery, variable display of the general-pattern, auxiliary game). As shown in FIG. 8(A), normal pattern random numbers are included in general pattern related random numbers to be acquired. The normal symbol random number is a random number for performing hit determination. The random number is also called judgment information. Random numbers are appropriately bounded.
3-1-1.当たり判定
当たり判定は、図9(A)に示すような当たり判定テーブルに従って、当たりか否か(補助遊技を実行するか否か)を決定するための判定である。当たり判定テーブルは、後述する遊技状態に関連付けられている。すなわち、当たり判定テーブルには、非時短状態で用いる当たり判定テーブル(非時短用当たり判定テーブル)と、時短状態で用いる当たり判定テーブル(時短用当たり判定テーブル)と、がある。各当たり判定テーブルでは、当たり判定の結果である当たりとハズレに、普通図柄乱数の判定値(普通図柄乱数値)が振り分けられている。よって、パチンコ遊技機PY1は、取得した普通図柄乱数を当たり判定テーブルに従って判定することにより、当たりかハズレかの当たり判定を行う。そして、当たり判定の結果に基づいて、普図の可変表示を行うための普図変動パターン判定を行う。当たり判定の結果が当たりであると、基本的には、普図の可変表示で当たり図柄が停止表示される。一方、当たり判定の結果がハズレであると、基本的には、普図の可変表示でハズレ普図が停止表示される。なお、当たりの当選確率については、適宜に変更することが可能である。また、当たり判定テーブルを、遊技状態毎に分けなくてもよい。
3-1-1. Hit Judgment Hit judgment is a judgment for determining whether or not there is a hit (whether or not an auxiliary game is executed) according to a hit judgment table as shown in FIG. 9(A). The hit determination table is associated with game states, which will be described later. That is, the hit determination table includes a hit determination table (non-time-saving hit determination table) used in a non-time-saving state and a hit determination table (time-saving hit determination table) used in a time-saving state. In each hit determination table, the determination value of the normal symbol random number (normal symbol random number) is distributed to the hit and the loss, which are the results of the hit determination. Therefore, the pachinko game machine PY1 judges whether it is a win or a loss by judging the obtained normal symbol random number according to the hit judgment table. Then, based on the result of the hit determination, the normal pattern fluctuation pattern determination for performing the variable display of the normal pattern is performed. If the result of the hit determination is hit, basically, the hit pattern is displayed in a variable display of the normal pattern and stopped. On the other hand, if the result of the hit determination is a loss, basically, the lost normal figure is stopped and displayed in variable display of the normal figure. It should be noted that the winning probability can be changed as appropriate. Also, the hit determination table does not need to be divided for each game state.
3-1-2.普図変動
普図変動パターン判定は、図9(B)に示すような普図変動パターン判定テーブルに従って、普図変動パターンを決定するための判定である。普図変動パターンとは、普図変動時間などの普図の可変表示に関する所定事項に関する識別情報である。
3-1-2. Normal pattern fluctuation Normal pattern fluctuation pattern determination is a determination for determining a normal pattern fluctuation pattern according to a normal pattern fluctuation pattern determination table as shown in FIG. 9(B). The normal pattern fluctuation pattern is identification information related to predetermined matters related to the variable display of the normal pattern, such as the normal pattern fluctuation time.
普図変動パターン判定テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)に関連付けられている。すなわち、普図変動パターン判定テーブルには、非時短状態のときに用いられる普図変動パターン判定テーブル(非時短普図変動パターン判定テーブル)と時短状態のときに用いられる普図変動パターン判定テーブル(時短普図変動パターン判定テーブル)とがある。なお、普図変動パターン判定テーブルを遊技状態毎に分けなくてもよい。 The normal figure fluctuation pattern determination table is associated with the game state (non-time saving state/time saving state). That is, the normal pattern fluctuation pattern determination table includes the normal pattern fluctuation pattern determination table (non-short-time normal pattern determination table) used in the non-short-time state and the normal-fluctuation pattern determination table used in the short-time state ( There is a time-saving normal figure fluctuation pattern judgment table). In addition, it is not necessary to divide the normal figure fluctuation pattern determination table for each game state.
各普図変動パターン判定テーブルには、普図変動パターン判定の結果である普図変動パターンが、停止される普図毎に1つ格納されている。すなわち、パチンコ遊技機PY1は、非時短状態においてと時短状態においてとで、普図変動時間を異ならせることが可能である。例えば、非時短状態においては、ハズレの普図(ハズレ普図)を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が例えば30秒となる普図変動パターンに決定し、当たり図柄を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が例えば30秒となる普図変動パターンに決定する。また、時短状態においては、ハズレ普図を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が例えば5秒となる普図変動パターンに決定し、当たり図柄を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が例えば5秒となる普図変動パターンに決定する。この判定で決定された普図変動パターンに対応付けられた普図変動時間の普図の可変表示が、普図表示器82で行われる。また、これら普図変動時間については、適宜に変更することが可能である。このように、当たり判定、および、普図変動パターン判定が行われることによって、普図表示器82において普図の可変表示が行われる。
In each normal pattern fluctuation pattern determination table, one normal pattern fluctuation pattern, which is the result of the normal pattern fluctuation pattern determination, is stored for each normal pattern to be stopped. That is, the pachinko game machine PY1 can vary the normal figure fluctuation time between the non-time saving state and the time saving state. For example, in a non-time-saving state, for the variable display of the normal figure when stopping the normal figure of loss (losing general figure), the normal figure fluctuation time is determined to be a normal figure fluctuation pattern, for example, 30 seconds, and the winning pattern For the variable display of the normal pattern in the case of stop display, the normal pattern fluctuation time is determined to be, for example, 30 seconds. In addition, in the time saving state, the variable display of the normal pattern when the losing normal pattern is stopped and displayed is determined to be a normal pattern fluctuation pattern in which the normal pattern fluctuation time is, for example, 5 seconds, and the normal pattern when the winning pattern is stopped and displayed For the variable display of the figure, a normal figure variation pattern is determined in which the normal figure variation time is, for example, 5 seconds. The variable display of the normal pattern fluctuation time associated with the normal pattern fluctuation pattern determined by this determination is performed by the normal
3-1-3.補助遊技
補助遊技は、普図の可変表示で、表示結果(普図抽選の結果)として、当たり図柄が停止表示(導出)されると実行される。
3-1-3. Auxiliary game Auxiliary game is a variable display of the general pattern, and as a display result (the result of the general pattern lottery), it is executed when the winning design is stopped and displayed (derived).
補助遊技を構成する要素(補助遊技構成要素)には、電チュー12Dが開放する回数、および各開放についての開放時間などの様々な要素が含まれている。そして、これらの各要素は、遊技状態(非時短状態/時短状態)に対応付けられている。パチンコ遊技機PY1は、遊技状態(非時短状態/時短状態)に基づいて、図9(C)に示すような補助遊技制御テーブルに従って補助遊技を制御する。補助遊技制御テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)に対応付けられている。各補助遊技制御テーブルには、補助遊技構成要素が格納されている。なお、これらの各要素における開放回数や開放時間については、適宜に変更することが可能である。
Elements constituting the auxiliary game (auxiliary game components) include various elements such as the number of times the
パチンコ遊技機PY1は、非時短状態における補助遊技と時短状態における補助遊技とで、電チュー12Dの開放時間を異ならせている。例えば、非時短状態における補助遊技では、第1の開放時間(遊技球を電チュー12Dに入賞させるのが困難な時間(例えば0.08秒))だけ電チュー12Dを開放する。以下において、非時短状態における補助遊技のことを「ショート開放補助遊技」ともいう。また、時短状態における補助遊技では、第1の開放時間よりも長い第2の開放時間(遊技球を電チュー12Dに入賞させるのが容易な時間(例えば3.0秒))だけ電チュー12Dを開放する。以下において、時短状態における補助遊技のことを「ロング開放補助遊技」ともいう。なお、非時短状態における補助遊技と時短状態における補助遊技とで、電チュー12Dの開放時間が同じであってもよい。
The pachinko game machine PY1 makes the opening time of the
3-2.特図に関わる遊技
次に、特図に関わる遊技について説明する。パチンコ遊技機PY1は、発射された遊技球が第1始動口11に入賞すると、特図1抽選を行う。特図1抽選が行われると、特図1表示器81aにおいて、特図1の可変表示(変動表示を行った後に停止表示)を行って、特図1抽選の結果を報知する。ここで、停止表示される特図1には、大当たり図柄およびハズレ図柄がある。すなわち、特図1抽選の結果には大当たり、およびハズレがある。大当たり図柄が停止表示されると大当たり遊技が実行され、新たな遊技状態が設定されて、当該入賞に基づく遊技が終了する。一方、ハズレ図柄が停止表示されると、大当たり遊技が行われず、当該入賞に基づく遊技が終了する。
3-2. Games Related to Special Figures Next, games related to special figures will be described. The pachinko game machine PY1 performs a special figure 1 lottery when the launched game ball wins the first start hole 11.例文帳に追加When the special figure 1 lottery is performed, the special figure 1 variable display (stopped display after performing the variable display) is performed on the special figure 1
同様に、パチンコ遊技機PY1は、発射された遊技球が第2始動口12に入賞すると、特図2抽選を行う。特図2抽選が行われると、特図2表示器81bにおいて、特図2の可変表示(変動表示を行った後に停止表示)を行って、特図2抽選の結果を報知する。ここで、停止表示される特図2には、大当たり図柄、およびハズレ図柄がある。すなわち、特図2抽選の結果には、大当たり、およびハズレがある。大当たり図柄が停止表示されると大当たり遊技が実行され、新たな遊技状態が設定されて、当該入賞に基づく遊技が終了する。一方、ハズレ図柄が停止表示されると大当たり遊技が行われず、当該入賞に基づく遊技が終了する。
Similarly, the pachinko game machine PY1 performs a special figure 2 lottery when the launched game ball wins the second start hole 12.例文帳に追加When the special figure 2 lottery is performed, the special figure 2 variable display (stop display after performing the variable display) is performed in the special figure 2
なお、以下において、第1始動口11に遊技球が入賞することを「第1始動条件の成立」といい、第2始動口12に遊技球が入賞することを「第2始動条件の成立」という。また、「第1始動条件の成立」と「第2始動条件の成立」をまとめて「始動条件の成立」と総称する。また、特別図柄のハズレ図柄については、前述の普図のハズレ図柄と区別するために「ハズレ特図」ともいう。
In the following, the winning of the game ball in the
パチンコ遊技機PY1は、このような一連の遊技(特図抽選、特図の可変表示、大当たり遊技、遊技状態の設定)を行うにあたり、始動条件の成立により、特図関係乱数を取得し、当該乱数について種々の判定を行う。取得する特図関係乱数には、図8(B)に示すように、特別図柄乱数(大当たり乱数)、大当たり図柄種別乱数、リーチ乱数および特図変動パターン乱数がある。特別図柄乱数は大当たり判定を行うための乱数である。大当たり図柄種別乱数は大当たり図柄種別判定を行うための乱数である。リーチ乱数はリーチ判定を行うための乱数である。特図変動パターン乱数は特別図柄の変動パターン判定を行うための乱数である。乱数を判定情報とも言う。各乱数には、適宜に範囲が設けられている。 The pachinko gaming machine PY1 acquires a special figure-related random number when the starting condition is established in performing such a series of games (special figure lottery, special figure variable display, jackpot game, game state setting), Various decisions are made on random numbers. As shown in FIG. 8B, the special symbol-related random numbers to be acquired include special symbol random numbers (jackpot random numbers), jackpot symbol type random numbers, reach random numbers, and special symbol variation pattern random numbers. The special symbol random number is a random number for judging the jackpot. The jackpot symbol type random number is a random number for judging the jackpot symbol type. A reach random number is a random number for performing reach determination. The special symbol variation pattern random number is a random number for determining the variation pattern of the special symbol. The random number is also called judgment information. Each random number is appropriately bounded.
3-2-1.大当たり判定
大当たり判定は、図10(A)に示すような大当たり判定テーブルに従って、大当たりか否か(大当たり遊技を実行するか否か)を決定するための判定である。大当たり判定テーブルは、遊技状態、詳細には、通常確率状態であるか高確率状態であるかに関連付けられている。すなわち、大当たり判定テーブルには、通常確率状態において用いられる大当たり判定テーブル(通常確率用大当たり判定テーブル)と高確率状態において用いられる大当たり判定テーブル(高確率用大当たり判定テーブル)とがある。
3-2-1. Big Hit Judgment Big hit judgment is a judgment for determining whether or not a big hit (whether or not to execute a jackpot game) according to a big hit determination table as shown in FIG. 10(A). The jackpot determination table is associated with the game state, more specifically, whether it is a normal probability state or a high probability state. That is, the jackpot determination table includes a jackpot determination table used in the normal probability state (normal probability jackpot determination table) and a jackpot determination table used in the high probability state (high probability jackpot determination table).
各大当たり判定テーブルでは、大当たり判定の結果である大当たり、およびハズレに、特別図柄乱数の判定値(特別図柄乱数値)が振り分けられている。パチンコ遊技機PY1は、取得した特別図柄乱数を大当たり判定テーブルに従って判定することにより、大当たり、またはハズレの何れであるかを判定する。図10(A)に示すように、高確率用大当たり判定テーブルの方が、通常確率用大当たり判定テーブルよりも、大当たりと判定される特別図柄乱数判定値が多く設定されている。また、大当たりの当選確率については、適宜に変更することが可能である。 In each jackpot determination table, a judgment value (special symbol random number value) of the special symbol random number is distributed to the jackpot and loss, which are the results of the jackpot determination. The pachinko game machine PY1 judges whether it is a big win or a loss by judging the acquired special symbol random number according to the big win judgment table. As shown in FIG. 10A, the high-probability jackpot determination table has more special symbol random number determination values that are determined to be a jackpot than the normal-probability jackpot determination table. In addition, it is possible to appropriately change the probability of winning the jackpot.
3-2-2.大当たり図柄種別判定
大当たり図柄種別判定は、大当たり判定の結果が大当たりである場合に、図10(B)に示すような大当たり図柄種別判定テーブルに従って大当たり図柄の種別(大当たり図柄種別)を決定するための判定である。大当たり図柄の種別毎に、大当たりの内容、換言すれば、遊技者に付与される遊技特典などで構成される大当たりの構成要素が対応付けられている。
3-2-2. Jackpot pattern type determination The jackpot pattern type determination is used to determine the jackpot pattern type (jackpot pattern type) according to the jackpot pattern type determination table shown in FIG. Judgment. Each type of the jackpot symbol is associated with the content of the jackpot, in other words, the components of the jackpot constituted by the game privilege given to the player.
大当たり図柄種別判定テーブルは、可変表示される特別図柄の種別(特図1/特図2)、言い換えれば、当該大当たり図柄種別判定の起因となる入賞(当該大当たり図柄種別判定を発生させた入賞)が行われた始動口の種別(第1始動口11/第2始動口12)に関連付けられている。すなわち、大当たり図柄種別判定テーブルには、特図1の可変表示を行うときに用いられる大当たり図柄種別判定テーブル(第1大当たり図柄種別判定テーブル)と特図2の可変表示を行うときに用いられる大当たり図柄種別判定テーブル(第2大当たり図柄種別判定テーブル)とがある。
The jackpot symbol type determination table includes the types of special symbols that are variably displayed (special figure 1/special figure 2), in other words, the prize that causes the jackpot symbol type determination (the prize that caused the jackpot symbol type determination). is associated with the type of starting port (first starting
大当たり図柄には複数種類の種別があり、各大当たり図柄種別判定テーブルでは、大当たり図柄種別判定の結果である大当たり図柄種別に、大当たり図柄種別乱数の判定値(大当たり図柄種別乱数値)が振り分けられている。よって、パチンコ遊技機PY1は、取得した大当たり図柄種別乱数を大当たり図柄種別判定テーブルに従って判定することにより、大当たり図柄の種別を判定する。そして、第1大当たり図柄種別判定テーブルおよび第2大当たり図柄種別判定テーブルでは、大当たり図柄種別乱数値が各種大当たり図柄に適宜に振り分けられている。なお、大当たり図柄種別の振分率については、適宜に変更することが可能である。また、大当たり図柄の種別については、適宜に増加したり減少したりすることが可能である。 There are multiple types of jackpot patterns, and in each jackpot pattern type determination table, the judgment value of the jackpot pattern type random number (jackpot pattern type random number) is distributed to the jackpot pattern type that is the result of the jackpot pattern type determination. there is Therefore, the pachinko gaming machine PY1 determines the type of the jackpot symbol by determining the acquired jackpot symbol type random number according to the jackpot symbol type determination table. In the first jackpot symbol type determination table and the second jackpot symbol type determination table, the jackpot symbol type random numbers are appropriately distributed to various jackpot symbols. It should be noted that it is possible to appropriately change the distribution rate of the jackpot symbol type. Also, the types of jackpot symbols can be increased or decreased as appropriate.
例えば、図10(B)に示すように、特図1についての大当たり図柄種別判定による大当たり図柄種別の振分率を、大当たり図柄Aが50%、大当たり図柄Bが50%にし、特図2についての大当たり図柄種別判定による大当たり図柄種別の振分率を、大当たり図柄Cが100%にすることが可能である。このように、第1始動口11に遊技球が入賞して行われる特図1抽選と、第2始動口12に遊技球が入賞して行われる特図2抽選とで、大当たり図柄種別の振分率を異ならせることが可能である。
For example, as shown in FIG. 10(B), the allocation rate of the jackpot pattern type by the jackpot pattern type determination for the
3-2-3.リーチ判定
リーチ判定は、大当たり判定の結果がハズレである場合に、図10(C)に示すようなリーチ判定テーブルに従って、後述する特図変動演出でリーチを発生させるか否かを決定するための判定である。
3-2-3. Reach Judgment Reach judgment, when the result of the big hit judgment is a loss, according to the reach judgment table as shown in FIG. Judgment.
リーチ判定テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)に関連付けられている。すなわち、リーチ判定テーブルには、非時短状態のときに用いられるリーチ判定テーブル(非時短用リーチ判定テーブル)と時短状態のときに用いられるリーチ判定テーブル(時短用リーチ判定テーブル)とがある。なお、リーチ判定テーブルを遊技状態毎に分けなくてもよい。 The reach determination table is associated with the game state (non-time saving state/time saving state). That is, the reach determination table has a reach determination table (non-time-saving reach determination table) used in the non-time-saving state and a reach determination table (time-saving reach determination table) used in the time-saving state. It should be noted that the ready-to-reach determination table does not have to be divided for each game state.
各リーチ判定テーブルでは、リーチ判定の結果である「リーチ有り(リーチを発生させる)」と「リーチ無し(リーチを発生させない)」に、リーチ乱数の判定値(リーチ乱数値)が振り分けられている。よって、パチンコ遊技機PY1は、取得したリーチ乱数をリーチ判定テーブルに従って判定することにより、リーチ有りかリーチ無しか(リーチを発生させるか否か)を判定する。図10(C)に示すように、非時短用リーチ判定テーブルと時短用リーチ判定テーブルとで、「リーチ有り(リーチを発生させる)」と判定されるリーチ乱数値の数が異なっている。なお、リーチ有りと判定される確率については、適宜に変更することが可能である。以下において、大当たり判定の結果が「ハズレ」であることを前提に行われる「リーチ有り(リーチを発生させる)」のことを「リーチ有りハズレ」といい、「リーチ無し(リーチを発生させない)」のことを「リーチ無しハズレ」ということもある。 In each reach determination table, the reach random number determination value (reach random value) is distributed to the reach determination results "with reach (generate reach)" and "no reach (not generate reach)". . Therefore, the pachinko gaming machine PY1 determines whether there is a reach or not (whether or not to generate a reach) by determining the acquired random number according to the reach determination table. As shown in FIG. 10(C), the number of reach random numbers determined to be "with reach (generate reach)" differs between the non-time saving reach determination table and the time saving reach determination table. In addition, it is possible to change the probability of being determined to have reach as appropriate. Below, "with reach (generate reach)" performed on the premise that the result of the jackpot judgment is "loss" is called "loss with reach", and "no reach (not generate reach)". This is sometimes called "no reach".
3-2-4.特図変動パターン判定
特図変動パターン判定は、図11~図12に示すような特別図柄の変動パターン判定テーブル(特図変動パターン判定テーブル)を用いて、特図の可変表示の変動パターン(特図変動パターン)を決定するための判定であり、大当たり判定の結果が大当たり、およびハズレの何れの場合にも行われる。特図変動パターンとは、特図変動時間や後述する特図変動演出の演出フロー(演出内容)などに関する所定事項を識別するための識別情報である。なお、特図変動パターンには、特図変動時間や特図変動演出の演出フロー(演出内容)の他、大当たり判定の結果とリーチ判定の結果に関する識別情報が含まれている。特図変動パターンに含ませる識別情報は、適宜に変更することが可能である。また、特図変動パターンとして、それぞれ識別情報が異なる複数種類の特図変動パターンを用いることが可能であり、その数は適宜に変更することが可能である。
3-2-4. Special figure variation pattern determination Special figure variation pattern determination uses a special symbol variation pattern determination table (special figure variation pattern determination table) as shown in FIGS. It is a determination for determining the figure fluctuation pattern), and is performed when the result of the jackpot determination is a jackpot or a loss. The special figure fluctuation pattern is identification information for identifying predetermined matters related to the special figure fluctuation time and the production flow (production content) of the special figure fluctuation production described later. It should be noted that the special figure variation pattern includes identification information regarding the result of the jackpot determination and the result of the reach determination in addition to the special figure variation time and the effect flow of the special figure variation effect (contents of effect). Identification information to be included in the special figure variation pattern can be changed as appropriate. Moreover, as a special figure variation pattern, it is possible to use a plurality of types of special figure variation patterns with different identification information, respectively, and the number can be changed as appropriate.
特図変動パターン判定テーブルは、判定対象となる可変表示を行う特別図柄の種別(特図1/特図2)、言い換えれば、当該特図変動パターン判定の起因となる入賞が行われた始動口の種別(第1始動口11/第2始動口12)に関連付けられている。すなわち、特図変動パターン判定テーブルには、特図1の可変表示を行うときに用いられる特図変動パターン判定テーブル(特図1変動パターン判定テーブル:図11)と、特図2の可変表示を行うときに用いられる特図変動パターン判定テーブル(特図2変動パターン判定テーブル:図12)とがある。なお、特図変動パターン判定テーブルを、特別図柄の種別(特図1/特図2)に応じて分けなくてもよい。
The special figure variation pattern determination table is the type of special symbol that performs variable display to be determined (special figure 1 / special figure 2), in other words, the starting opening where the winning that causes the special figure variation pattern determination was performed (
そして、各特図変動パターン判定テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)にも関連付けられている。すなわち、特図1変動パターン判定テーブルには、非時短状態のときに用いられる特図1変動パターン判定テーブル(非時短用特図1変動パターン判定テーブル)と、時短状態のときに用いられる特図1変動パターン判定テーブル(時短用特図1変動パターン判定テーブル)とがある。一方、特図2変動パターン判定テーブルについても同様に、非時短状態のときに用いられる特図2変動パターン判定テーブル(非時短用特図2変動パターン判定テーブル)と、時短状態のときに用いられる特図2変動パターン判定テーブル(時短用特図2変動パターン判定テーブル)とがある。なお、特図変動パターン判定テーブルを、遊技状態毎に分けなくてもよい。 Each special figure variation pattern determination table is also associated with the game state (non-time saving state/time saving state). That is, the special figure 1 variation pattern determination table includes the special figure 1 variation pattern determination table (special figure 1 variation pattern determination table for non-time saving) used in the non-time saving state, and the special figure used in the time saving state There is a 1 variation pattern determination table (time saving special figure 1 variation pattern determination table). On the other hand, the special figure 2 variation pattern determination table is also used when the special figure 2 variation pattern determination table (special figure 2 variation pattern determination table for non-time saving) used in the non-time saving state and the time saving state There is a special figure 2 variation pattern determination table (time saving special figure 2 variation pattern determination table). In addition, the special figure variation pattern determination table may not be divided for each game state.
また、遊技状態(非時短状態/時短状態)に関連付けられた各特図変動パターン判定テーブルは、さらに、大当たり判定結果およびリーチ判定結果にも関連付けられている。すなわち、非時短用特図1変動パターン判定テーブルおよび非時短用特図2変動パターン判定テーブルにはそれぞれ、大当たり用、リーチ有りハズレ用、およびリーチ無しハズレ用がある。同様に、時短用特図1変動パターン判定テーブルおよび時短用特図2変動パターン判定テーブルにもそれぞれ、大当たり用、リーチ有りハズレ用、およびリーチ無しハズレ用がある。なお、特図変動パターン判定テーブルを、大当たり判定結果やリーチ判定結果に応じて分けなくてもよい。 In addition, each special figure variation pattern determination table associated with the gaming state (non-time saving state/time saving state) is also associated with the jackpot determination result and the reach determination result. That is, the non-time-saving special figure 1 variation pattern determination table and the non-time-saving special figure 2 variation pattern determination table each have a big hit, a loss with reach, and a loss without reach. Similarly, the time-saving special figure 1 variation pattern determination table and the time-saving special figure 2 variation pattern determination table each have a big hit, a loss with reach, and a loss without reach. In addition, it is not necessary to divide the special figure variation pattern determination table according to the jackpot determination result or the reach determination result.
さらに、各リーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルは、特図保留数にも関連付けられている。例えば、特図1保留数(U1)が0~2のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルと、特図1保留数(U1)が3~4のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルと、がある。また、各リーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルは、特図保留数にも関連付けられている。具体的には、特図2保留数(U2)が0~2のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルと、特図2保留数(U2)が3~4のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルと、がある。なお、特図変動パターン判定テーブルを、特図保留数に応じて分けなくてもよい。 Furthermore, the special figure 1 variation pattern determination table for each reach no loss is also associated with the number of special figures pending. For example, the special figure 1 variation pattern determination table for reach no loss used when the special figure 1 reservation number (U1) is 0 to 2, and the special figure 1 reservation number (U1) is used when it is 3 to 4 There is a special figure 1 variation pattern determination table for reachless loss. In addition, the special figure 2 fluctuation pattern determination table for each reach no loss is also associated with the number of special figures pending. Specifically, when the special figure 2 reservation number (U2) is 0 to 2 and the special figure 2 variation pattern determination table for reachless loss used when the special figure 2 reservation number (U2) is 3 to 4 There is a special figure 2 fluctuation pattern determination table for reachless loss used for . In addition, it is not necessary to divide the special figure variation pattern determination table according to the number of special figure reservations.
そして、各特図変動パターン判定で決定された特図変動パターンに応じた特図変動時間の特図の可変表示が、特図表示器81で行われる。そして、特図の可変表示で、表示結果(特図抽選の結果)として、大当たり図柄が停止表示されると、即座に次の特図の可変表示が行われず、引き続いて、大当たり遊技が実行される。
Then, variable display of the special figure of the special figure variation time according to the special figure variation pattern determined by each special figure variation pattern determination is performed by the special
また、各特図変動パターンには、図11~図12の表の右から2番目の欄に示すような特図変動演出の演出フローが関連付けられている。なお、特図変動パターンに特図変動演出の演出フローを関連付けなくてもよい。 In addition, each special figure fluctuation pattern is associated with the production flow of the special figure fluctuation production as shown in the second column from the right of the table in FIGS. In addition, it is not necessary to associate the production flow of the special figure fluctuation effect with the special figure fluctuation pattern.
また、図11~図12の表の一番右の欄に示すように、特図変動パターンを、特図(大当たり判定結果)および特図変動演出の演出内容などに関連付けた名称で呼ぶことがある。例えば、大当たりに係る特図変動パターンのことを「大当たり変動」と言う。そして、大当たり変動の中で、リーチの一種であるSPリーチが行われる特図変動パターンのことを「SP大当たり変動」と言い、Lリーチが行われる特図変動パターンのことを「L大当たり変動」と言い、Nリーチで特図変動演出が終わる特図変動パターンのことを「N大当たり変動」と言う。一方、リーチ有りハズレの中で、リーチの一種であるSPリーチが行われる特図変動パターンのことを「SPハズレ変動」と言い、リーチ有りハズレの中で、リーチの一種であるLリーチが行われる特図変動パターンのことを「Lハズレ変動」と言い、リーチ有りハズレの中で、リーチの一種であるNリーチで特図変動演出が終わる特図変動パターンのことを「Nハズレ変動」と言い、リーチ無しハズレに係る特図変動パターンのことを「通常ハズレ変動」と言う。通常ハズレ変動には、変動時間が互いに異なる3種類の変動(通常Aハズレ変動、通常Bハズレ変動、通常Cハズレ変動)がある。また、SP大当たりとSPハズレ変動とを総称する場合、SP変動と言う。 In addition, as shown in the rightmost column of the table of FIGS. 11 to 12, the special figure fluctuation pattern can be called by a name associated with the special figure (jackpot determination result) and the production contents of the special figure fluctuation production. be. For example, the special figure fluctuation pattern concerning the big hit is called "jackpot fluctuation". And, among the jackpot fluctuations, the special figure fluctuation pattern in which SP reach, which is a kind of reach, is performed is called "SP jackpot fluctuation", and the special figure fluctuation pattern in which L reach is performed is called "L jackpot fluctuation". And, the special figure fluctuation pattern that the special figure fluctuation production ends with N reach is called "N jackpot fluctuation". On the other hand, in the loss with reach, the special figure variation pattern in which SP reach, which is a type of reach, is performed is called "SP loss variation", and in the loss with reach, L reach, which is a type of reach, is performed. The special figure variation pattern that is used is called "L loss variation", and in the loss with reach, the special figure variation pattern where the special figure variation production ends with N reach, which is a type of reach, is called "N loss variation" Say, the special figure fluctuation pattern related to reach no loss is referred to as "normal loss fluctuation". There are three kinds of normal losing fluctuations (normal A losing fluctuation, normal B losing fluctuation, normal C losing fluctuation) with different fluctuation times. In addition, when collectively referring to the SP big hit and the SP loss fluctuation, it is called SP fluctuation.
3-2-5.先読み判定
パチンコ遊技機PY1は、取得した特図関係乱数に基づいて、図13に示すような先読み判定テーブルに従って先読み判定を行う。先読み判定は、大当たり判定よりも前に(具体的には例えば始動口への入賞時に)行われる。先読み判定には、例えば、特別図柄乱数が大当たり判定で大当たりと判定されるか否かの判定、大当たり図柄種別乱数が大当たり図柄種別判定で何れの大当たり図柄の種別に決定されるかの判定、特図変動パターン乱数が特図変動パターン判定で何れの特図変動パターンに決定されるかの判定、などがある。先読み判定テーブルは、その始動入賞に係る始動口の種別(第1始動口11/第2始動口12)に関連付けられている。すなわち、先読み判定テーブルには、第1始動口11に入賞した場合の先読み判定テーブル(第1先読み判定テーブル)と、第2始動口12に入賞した場合の先読み判定テーブル(第2先読み判定テーブル)と、がある。なお、先読み判定テーブルを、始動口の種別(第1始動口11/第2始動口12)に応じて分けなくてもよい。
3-2-5. Prefetching determination Pachinko game machine PY1 performs prefetching determination according to a prefetching determination table as shown in FIG. 13 based on the obtained special figure-related random number. The look-ahead determination is performed before the jackpot determination (specifically, for example, when winning a start opening). For the look-ahead determination, for example, determination of whether or not the special symbol random number is determined to be a big hit in the big hit determination, determination of which jackpot symbol type the jackpot symbol type random number is determined in the jackpot symbol type determination, special There is a determination of which special figure variation pattern the figure variation pattern random number is determined in the special figure variation pattern determination. The look-ahead determination table is associated with the type of starting opening (first starting
また、先読み判定テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)にも関連付けられている。すなわち、先読み判定テーブルには、非時短状態のときに用いられる先読み判定テーブル(非時短用先読み判定テーブル)と、時短状態のときに用いられる先読み判定テーブル(時短用先読み判定テーブル)と、がある。 In addition, the look-ahead determination table is also associated with the game state (non-time saving state/time saving state). That is, the prefetching determination table includes a prefetching determination table (non-time-saving prefetching determination table) used in the non-time-saving state and a prefetching determination table (time-saving prefetching determination table) used in the time-saving state. .
つまり、先読み判定テーブルには、非時短状態のときに用いられる第1先読み判定テーブルと、時短状態のときに用いられる第1先読み判定テーブルと、非時短状態のときに用いられる第2先読み判定テーブルと、時短状態のときに用いられる第2先読み判定テーブルと、がある。なお、先読み判定テーブルを、遊技状態毎に分けなくてもよい。また、先読み判定にどのような判定を含ませるかは適宜に変更可能である。 That is, the look-ahead determination table includes the first look-ahead determination table used in the non-time-saving state, the first look-ahead determination table used in the time-saving state, and the second look-ahead determination table used in the non-time-saving state. and a second look-ahead determination table used in the time saving state. Note that the look-ahead determination table does not have to be divided for each game state. In addition, it is possible to appropriately change what kind of determination is included in the prefetch determination.
3-3.大当たり遊技
次に、大当たり遊技について説明する。大当たり遊技は、大入賞口(第1大入賞口14あるいは第2大入賞口15)の開閉を伴う複数回のラウンド遊技と、大当たり遊技が開始してから初回のラウンド遊技が開始されるまでのオープニング(OPとも表記する)と、最終回のラウンド遊技が終了してから大当たり遊技が終了するまでのエンディング(EDとも表記する)とを含んでいる。各ラウンド遊技は、オープニングの終了又は前のラウンド遊技の終了によって開始し、次のラウンド遊技の開始又はエンディングの開始によって終了する。また、OPやEDを設けないようすることが可能である。なお、以下において、所定回数目(所定の順番)のラウンド遊技を、単に「ラウンド」という。例えば、初回(1回目)のラウンド遊技のことを「1ラウンド(1R)」といい、10回目のラウンド遊技のことを「10ラウンド(10R)」という。
3-3. Jackpot Game Next, the jackpot game will be described. The jackpot game includes a plurality of round games with opening and closing of the jackpot (
このような大当たり遊技を構成する要素(大当たり遊技構成要素)には、ラウンド遊技の回数、各回のラウンド遊技における大入賞口(第1大入賞口14、第2大入賞口15)の開放回数、各開放が行われる大入賞口の種別および開放時間、次回の開放まで閉鎖させる時間(閉鎖時間)、オープニングの時間(オープニング時間)、およびエンディングの時間(エンディング時間)などが含まれている。パチンコ遊技機PY1は、特図の停止表示後、図14に示すような大当たり遊技制御テーブルに従って大当たり遊技を制御する。
Elements that make up such a jackpot game (jackpot game components) include the number of round games, the number of openings of the big winning holes (first big winning
図14に示すように、大当たり遊技制御テーブルには、大当たり遊技毎(例えば大当たり遊技A~C毎)に大当たり遊技構成要素が格納されている。各大当たり遊技では、1Rから15Rまでは、最大で29.5秒にわたって第1大入賞口14が開放するラウンド遊技、または、最大で0.1秒にわたって第1大入賞口14が開放するラウンド遊技、が行われる。そして、16R(最終ラウンド)では、最大で29.5秒にわたって第2大入賞口15が開放するラウンド遊技、または、最大で0.1秒にわたって第2大入賞口15が開放するラウンド遊技、が行われる。また、各ラウンド遊技では、予め定めた所定個数(例えば10個)の遊技球が大入賞口センサ14a,15aによって検出されると、大入賞口14,15の最大開放時間が経過する前であっても、ラウンド遊技を終了させる。
As shown in FIG. 14, the jackpot game control table stores a jackpot game component for each jackpot game (for example, each jackpot game A to C). In each jackpot game, from 1R to 15R, a round game in which the first big
なお、図14に示す大当たり遊技Aは、当選した大当たり図柄の種別が大当たり図柄A(図10(B)参照)である場合に実行され、大当たり遊技Bは、当選した大当たり図柄の種別が大当たり図柄Bである場合に実行され、大当たり遊技Cは、当選した大当たり図柄の種別が大当たり図柄Cである場合に実行される構成とすることが可能である。 Incidentally, the jackpot game A shown in FIG. 14 is executed when the type of the jackpot pattern that is won is the jackpot pattern A (see FIG. 10(B)), and the jackpot game B is executed when the type of the jackpot pattern that is won is the jackpot pattern. It is possible to have a configuration in which the jackpot game C is executed when the type of the jackpot symbol that is won is the jackpot symbol C.
また、各大当たり遊技構成要素における回数や時間については、適宜に変更することが可能である。また、大当たり遊技を、第1大入賞口14および第2大入賞口15の両方を用いて行うことも一方だけを用いて行うことも可能である。第1大入賞口14だけを用いる大当たり遊技しか行わない構成、あるいは、第2大入賞口15だけを用いる大当たり遊技しか行わない構成とする場合には、用いない方の大入賞口を備えない構成としてもよい。また、実行可能な大当たり遊技の種類は、複数種類であってもよいし、1種類であってもよい。
Also, the number of times and time in each jackpot game component can be changed as appropriate. In addition, the jackpot game can be performed using both the first big winning
ここで、特定領域16について詳細に説明する。特定領域16は、振分部材16kによって、入賞不可能な閉状態と、入賞可能な開状態とをとるので、振分部材16kの作動態様は、特定領域16の開閉態様ということができる。以下において、振分部材16kの作動態様のことを「特定領域16の開閉態様」ともいう。また、特定領域16が開状態にあることを「V開放」ともいい、特定領域16が閉状態にあることを「V閉鎖」ともいう。
Here, the
振分部材16kは一定の作動態様で制御される(つまり、特定領域16は一定の開閉態様で制御される)。例えば、第2大入賞口15の開放が開始してから15秒間、振分ソレノイド16sが通電され、振分部材16kが第2状態(図3(B))に制御される。よって、最大で29.5秒にわたって第2大入賞口15が開放するラウンド遊技では、第2大入賞口15の開放時間およびタイミングと、振分部材16kの第2状態に制御されている時間およびタイミングとの関係から、遊技球が特定領域16を通過する(遊技球を特定領域16に進入させる)ことが容易である。一方、最大で0.1秒にわたって第2大入賞口15が開放するラウンド遊技では、第2大入賞口15の開放時間およびタイミングと、振分部材16kの第2状態に制御されている時間およびタイミングとの関係から、遊技球が特定領域16を通過する(遊技球を特定領域16に進入させる)ことはほぼ不可能(困難)である。このように、振分部材16kの一定の作動態様(特定領域16の一定の開閉態様)と、大当たり遊技における第2大入賞口15の開閉態様との組み合わせで、大当たり遊技において遊技球を特定領域16に進入させることの困難性(容易性)を設定することが可能である。
The
なお、大当たり遊技中に、遊技球の特定領域16の通過(以下、「V通過」ともいう)が容易な第1開放パターン(Vロング開放パターン)でVAT開閉部材15k及び振分部材16kが作動する大当たりを、「Vロング大当たり」といい、遊技球の特定領域16の通過が不可能又は困難な第2開放パターン(Vショート開放パターン)でVAT開閉部材15k及び振分部材16kが作動する大当たりを、「Vショート大当たり」という。
In addition, during the jackpot game, the VAT opening/closing
3-4.遊技状態
次に、遊技状態について説明する。パチンコ遊技機PY1は、図15に示すように、「低確率低ベース遊技状態」、「低確率高ベース遊技状態」、「高確率低ベース遊技状態」、「高確率高ベース遊技状態」および「大当たり遊技状態」の何れかの遊技状態にすることが可能である。なお、「低確率低ベース遊技状態」を「低確低ベース状態」と、「低確率高ベース遊技状態」を「低確高ベース状態」と、「高確率低ベース遊技状態」を「高確低ベース状態」と、「高確率高ベース遊技状態」を「高確高ベース状態」と、それぞれ略称することがある。遊技状態を構成する状態として、大当たり判定において「大当たり」と判定される確率に係る状態と、電チュー12Dの開放の容易性に係る状態とがある。前者としては、通常確率状態と高確率状態とがある。一方、後者としては、非時短状態と時短状態とがある。
3-4. Game State Next, the game state will be described. As shown in FIG. 15, the pachinko machine PY1 has a "low probability low base game state", "low probability high base game state", "high probability low base game state", "high probability high base game state" and " It is possible to make it into any game state of "jackpot game state". In addition, "low probability low base game state" is "low probability low base state", "low probability high base game state" is "low probability high base state", and "high probability low base game state" is "high probability". "Low base state" and "high probability high base gaming state" may be abbreviated as "high probability high base state", respectively. As states constituting the game state, there are a state related to the probability of being determined as a "big win" in the big win determination and a state related to the ease of opening the
通常確率状態は、「低確率低ベース遊技状態」または「低確率高ベース遊技状態」において設定され、大当たり判定で大当たりと判定される確率が通常の確率である状態である。高確率状態は、「高確率低ベース遊技状態」または「高確率高ベース遊技状態」において設定され、大当たり判定で大当たりと判定される確率が通常確率より高い高確率である状態である。従って、高確率状態は通常確率状態よりも遊技者に有利な遊技状態であると言える。パチンコ遊技機PY1で初めて電源投入されたときには通常確率状態が設定される。そして、大当たりに当選することによって通常確率状態から高確率状態に切り替えることが可能になる。例えば、大当たり遊技において遊技球が特定領域16を通過することによって高確率状態に切り替えることが可能である。また、大当たり図柄の種別によって高確率状態に切り替えることも可能である。高確率状態に切り替える契機をV通過とするか、大当たり図柄の種別とするかは、実現したい遊技性に応じて適宜定めておけばよい。高確率状態では、大当たりに当選することなく所定回数の大当たり判定が行われることや、次回の大当たりに当選することで、高確率状態から通常確率状態に切り替えることが可能である。
The normal probability state is set in the "low-probability low-base game state" or "low-probability high-base game state", and is a state in which the probability of being judged as a big hit in the jackpot judgment is a normal probability. The high-probability state is set in the "high-probability low-base game state" or "high-probability high-base game state", and is a state in which the probability of being judged as a big hit in the jackpot judgment is higher than the normal probability. Therefore, it can be said that the high-probability state is a game state more advantageous to the player than the normal-probability state. When the pachinko game machine PY1 is powered on for the first time, a normal probability state is set. Then, by winning a jackpot, it becomes possible to switch from the normal probability state to the high probability state. For example, it is possible to switch to a high probability state by passing a game ball through the
非時短状態は、「低確率低ベース遊技状態」、「高確率低ベース遊技状態」または「大当たり遊技状態」において設定される。時短状態は、「低確率高ベース遊技状態」または「高確率高ベース遊技状態」において設定され、非時短状態に比べて、1回の補助遊技における電チュー12Dの開放時間が長くなり易い遊技状態である。例えば、時短状態においては、非時短状態における電チュー12Dの開放時間(例えば0.08秒)よりも長い開放時間(例えば3.0秒)となる。また、時短状態では、特図変動時間の短い特図変動パターンが選択されることが非時短状態よりも多くなるように定められた特図変動パターン判定テーブルに従って、特図変動パターン判定が行われる(図11~図12参照)。その結果、時短状態では、特図保留の消化のペースが速くなり、始動口への有効な入賞(特図保留として記憶され得る入賞)が発生しやすくなる。そのため、スムーズな遊技の進行のもとで大当たりを狙うことができる。
The non-time saving state is set in the "low probability low base game state", "high probability low base game state" or "jackpot game state". The time-saving state is set in the "low-probability high-base game state" or "high-probability high-base game state", and compared to the non-time-saving state, the game state in which the opening time of the
また、時短状態は、非時短状態に比べて、普図変動時間が短くなり易くなっている。例えば、時短状態においては、非時短状態において決定される普図変動時間(30秒)よりも短い普図変動時間(5秒)が決定される(図9(B))。よって、時短状態の方が、単位時間当たりにおける普図抽選の実行回数が多い。 In addition, in the time saving state, the normal figure fluctuation time tends to be shorter than in the non-time saving state. For example, in the time saving state, the normal figure fluctuation time (5 seconds) shorter than the normal figure fluctuation time (30 seconds) determined in the non-working time saving state is determined (FIG. 9(B)). Therefore, the number of executions of the normal drawing lottery per unit time is greater in the time saving state.
また、時短状態は、非時短状態に比べて、当たり判定で当たりと判定され易くなっている。例えば、時短状態では、非時短状態で当たりと判定される確率(例えば6600/65536)よりも高い確率(例えば59936/65536)で当たりと判定される(図9(A))。よって、時短状態の方が、単位時間当たりにおいて当たり判定で当たりと判定される回数が多い。 In addition, the time-saving state is more likely to be determined to be a hit in the hit determination than the non-time-saving state. For example, in the time-saving state, it is determined to be a hit with a higher probability (eg, 59936/65536) than the probability (eg, 6600/65536) determined to be a hit in the non-time-saving state (FIG. 9(A)). Therefore, the time-saving state has a larger number of hit determinations per unit time.
このように時短状態では、非時短状態に比して、単位時間当たりの電チュー12Dの開放時間が長くなり、第2始動口12へ遊技球が頻繁に入賞し易くなる。その結果、発射球数に対する賞球数の割合であるベースが高くなる。そのため、ベースの高い時短状態では、所持する遊技球を大きく減らすことなく大当たり当選を狙うことができる。従って、時短状態は非時短状態よりも遊技者に有利な遊技状態であると言える。
Thus, in the time-saving state, the opening time of the
パチンコ遊技機PY1で初めて電源投入されたときには非時短状態が設定される。そして、例えば、大当たりに当選することによって時短状態が設定可能になる。時短状態では、大当たりに当選することなく所定回数の大当たり判定が行われることや、次回の大当たりに当選することで、時短状態から非時短状態に変更することが可能である。 When the pachinko game machine PY1 is powered on for the first time, a non-time-saving state is set. Then, for example, by winning a jackpot, a time saving state can be set. In the time-saving state, it is possible to change from the time-saving state to the non-time-saving state by performing a predetermined number of big win determinations without winning the big win, or by winning the next big win.
なお、時短状態では、非時短状態に比して、当たりに当選し易く、普図変動時間が短くなり易く、且つ、1回の補助遊技における電チュー12Dの開放時間が長くなり易い。つまり、普図に係る遊技について3つの点で、遊技者に有利に設定されている。しかし、この遊技者に有利に設定されている点はこれらの中の一部であってもよい。また、時短状態における特図変動パターン判定テーブルが、非時短状態におけるものよりも、特図変動時間の短い特図変動パターンが選択され易いものでなくてもよい。
In addition, in the time-saving state, it is easier to win a win than in the non-time-saving state, the normal pattern fluctuation time is easy to be short, and the opening time of the
なお、パチンコ遊技機PY1で初めて電源投入された後の遊技状態は、通常確率状態且つ非時短状態が設定される「低確率低ベース遊技状態」である。この遊技状態を「通常遊技状態」ともいう。なお、「大当たり遊技状態」では、普図抽選(普図に関する当たり判定)は行われるが特図抽選(大当たり判定)は行われないため、大当たり遊技の開始に伴って、非時短状態が設定される。また、遊技状態については、前述した遊技状態の全てを用いることも一部だけを用いることも可能である。また、本明細書で説明している各種の遊技状態については、「第n遊技状態」(nは1以上の整数)の形式で任意に表現できるものとする。 The game state after the pachinko game machine PY1 is powered on for the first time is a "low-probability low-base game state" in which the normal probability state and the non-time-saving state are set. This game state is also called "normal game state". It should be noted that, in the "jackpot game state", the normal drawing lottery (hit judgment on the normal drawing) is performed, but the special drawing lottery (jackpot judgment) is not performed, so a non-time-saving state is set with the start of the jackpot game. be. As for the game state, it is possible to use all or part of the game states described above. Also, various game states described in this specification can be arbitrarily expressed in the form of "n-th game state" (where n is an integer equal to or greater than 1).
4.遊技機による主な演出
次に、パチンコ遊技機PY1により行われる主な演出について、図16~図22を用いて説明する。
4. Main Effects by Game Machine Next, main effects performed by the pachinko game machine PY1 will be described with reference to FIGS. 16 to 22. FIG.
4-1.演出モード
最初に、演出モードについて説明する。演出モードは、演出の区分(あるいは、上位概念的な属性)のことである。パチンコ遊技機PY1は、演出モードとして、客待ち演出モード、通常演出モードと、確変演出モード、時短演出モードおよび大当たり演出モードを設定することが可能である。
4-1. Production Mode First, the production mode will be described. The production mode is a division of production (or a higher-level attribute). The pachinko game machine PY1 can set, as production modes, a customer waiting production mode, a normal production mode, a variable probability production mode, a short working hours production mode and a jackpot production mode.
客待ち演出モードは、「低確率低ベース遊技状態」、「低確率高ベース遊技状態」、「高確率低ベース遊技状態」および「高確率高ベース遊技状態」において特図変動演出が行われていないときに設定可能であり、特図変動演出が行われていない待機状態であることを示す演出モードである。客待ち演出モードが設定されているときに客待ち演出が行われる。客待ち演出では、例えば、図16(A―1)に示すように、表示部50aにおいてパチンコ遊技機PY1を紹介する客待ちデモ動画G100が表示される。また、客待ちデモ動画G100が表示されているときに通常ボタン40が操作されると、図16(A―2)に示すように、パチンコ遊技機PY1の演出に関する設定を行うための設定画面G101が表示される。演出に関する設定には、スピーカ52から出力される音の音量設定、表示部50aの輝度設定、実行される演出の頻度設定などがある。
In the customer waiting production mode, a special variable production is performed in the "low probability low base game state", "low probability high base game state", "high probability low base game state" and "high probability high base game state". It is a production mode that can be set when there is no special figure fluctuation production and indicates that it is in a standby state. A customer waiting performance is performed when the customer waiting performance mode is set. In the customer waiting effect, for example, as shown in FIG. 16A-1, a customer waiting demonstration video G100 introducing the pachinko game machine PY1 is displayed on the
通常演出モードは、「低確率低ベース遊技状態」または「高確率低ベース遊技状態」において特図変動演出が行われているときに設定可能であり、非時短状態であることを示す演出モードである。通常演出モードには、例えば、図16(B―1)に示すように、表示部50aにおいて昼間の山の景色を表す背景画像(昼間通常用背景画像G102)が表示される第1通常演出モードと、図16(B―2)に示すように、表示部50aにおいて夕方の山の景色を表す背景画像(夕方通常用背景画像G103)が表示される第2通常演出モードと、図16(B―3)に示すように、表示部50aにおいて夜間の山の景色を表す背景画像(夜間通常用背景画像G104)が表示される第3通常演出モードと、があり、大当たりに当選することなく1回または複数回の特図変動演出が行われることを1つの条件として切り替えられる。さらに、第1~第3通常演出モードのそれぞれには、特図変動演出において、リーチが成立する前の通常前段演出モードと、リーチが成立した後の通常後段演出モードと、がある。通常前段演出モードでは、表示部50aにおいて、昼間通常用背景画像G102、夕方通常用背景画像G103および夜間通常用背景画像G104の何れかが表示されるが、通常後段演出モードでは、リーチの種類に応じた専用の背景画像が表示される。また、「高確率低ベース遊技状態」においてのみ設定される特殊演出モードを設けても良い。
Normal production mode can be set when special figure fluctuation production is performed in "low probability low base game state" or "high probability low base game state", and it is a production mode indicating that it is a non-time saving state be. In the normal effect mode, for example, as shown in FIG. 16B-1, a first normal effect mode in which a background image (daytime normal background image G102) representing a daytime mountain view is displayed on the
確変演出モードは、「高確率高ベース遊技状態」において特図変動演出が行われているときに設定可能な演出モードであり、高確率状態且つ時短状態であることを示す演出モードである。確変演出モードでは、例えば、図16(B―4)に示すように、表示部50aにおいて宇宙を表す背景画像(確変用背景画像G105)が表示される。さらに、確変演出モードには、特図変動演出において、リーチが成立する前の確変前段演出モードと、リーチが成立した後の確変後段演出モードと、がある。確変前段演出モードでは、表示部50aにおいて、確変用背景画像G105が表示されるが、確変後段演出モードでは、リーチの種類に応じた専用の背景画像が表示される。
The probability variable production mode is a production mode that can be set when the special figure fluctuation production is performed in the "high probability high base game state", and is a production mode indicating that it is a high probability state and a time saving state. In the probability variation effect mode, for example, as shown in FIG. 16B-4, a background image representing the universe (probability variation background image G105) is displayed on the
時短演出モードは、「低確率高ベース遊技状態」において特図変動演出が行われているときに設定可能な演出モードであり、通常確率状態且つ時短状態であることを示す演出モードである。時短演出モードでは、例えば、図16(B―5)に示すように、表示部50aにおいて空を表す背景画像(時短用背景画像G106)が表示される。さらに、時短演出モードには、特図変動演出において、リーチが成立する前の時短前段演出モードと、リーチが成立した後の時短後段演出モードと、がある。時短前段演出モードでは、表示部50aにおいて、時短用背景画像G106が表示されるが、時短後段演出モードでは、リーチの種類に応じた専用の背景画像が表示される。
The time-saving performance mode is a performance mode that can be set when the special figure variation performance is performed in the "low-probability high-base game state", and is a performance mode indicating that it is a normal probability state and a time-saving state. In the time saving effect mode, for example, as shown in FIG. 16B-5, a background image representing the sky (background image for time saving G106) is displayed on the
大当たり演出モードは、「大当たり遊技状態」において大当たり遊技が行われているときに設定可能な演出モードであり、大当たり遊技が行われていることを示す演出モードである。大当たり演出モードでは、例えば、大当たり遊技におけるオープニング中には、図16(C―1)に示すように、表示部50aにおいて、大当たり遊技の開始を示唆するオープニング画像G107や「右打ち」を促す右打ち画像G108が表示される大当たりオープニング演出が行われる。大当たり遊技におけるラウンド中には、図16(C―2)に示すように、表示部50aにおいて、ラウンド数を示すラウンド画像G109や払い出された賞球数を示唆する賞球数画像G110が表示されるラウンド演出が行われる。大当たり遊技におけるエンディング中には、図16(C―3)に示すように、表示部50aにおいて、大当たり遊技後に設定される演出モードを示唆するエンディング画像G111や払い出された総賞球数を示唆する総賞球数画像G112が表示される大当たりエンディング演出が行われる。
The jackpot production mode is a production mode that can be set when a jackpot game is being performed in the "jackpot game state", and is a production mode indicating that the jackpot game is being performed. In the jackpot performance mode, for example, during the opening of the jackpot game, as shown in FIG. A jackpot opening performance is performed in which a winning image G108 is displayed. During the round of the jackpot game, as shown in FIG. 16(C-2), the
なお、演出モードの種類については、適宜に変更または追加することが可能である。 It should be noted that the types of production modes can be changed or added as appropriate.
4-2.特図変動演出
次に、特図変動演出(単に「変動演出」とも言う)について説明する。パチンコ遊技機PY1は、特図の可変表示が開始されると、特図の可変表示に係る特図変動パターンおよび特図抽選結果(大当たり判定結果、大当たり図柄種別判定結果、リーチ判定結果、および、特図変動パターン判定結果)などに基づいて、特図変動演出を実行する。特図変動演出では、表示部50aにおいて、所定の背景画像に重畳的に、演出図柄の変動表示が行われる。演出図柄の変動表示では、演出図柄が変動した後に停止する。すなわち、特図変動時間、演出図柄の変動表示が行われた後に、当該変動が停止して、演出図柄の停止表示が行われる。そして、演出図柄の停止表示によって特図抽選の結果が報知される。
4-2. Special figure fluctuation production Next, the special figure fluctuation production (also simply referred to as "variation production") will be described. Pachinko gaming machine PY1, when the variable display of the special figure is started, the special figure variation pattern and the special figure lottery result related to the variable display of the special figure (jackpot determination result, jackpot pattern type determination result, reach determination result, and Based on the special figure fluctuation pattern determination result) etc., the special figure fluctuation production is executed. In the special figure variation effect, the variation display of the effect symbol is performed in the
なお、特図変動演出では、演出図柄の変動表示以外に、画像表示装置50、スピーカ52、枠ランプ53、盤ランプ54、可動装置55,56,58、通常ボタン40、特殊ボタン41などの様々な演出装置を用いた他の演出を行うことが可能である。この場合、演出図柄の停止表示後も、他の演出を継続して行うことが可能である。
In addition, in the special figure fluctuation production, in addition to the fluctuation display of the production pattern, various functions such as the
4-2-1.演出図柄表示領域
画像表示装置50の表示部50aには、図17(A)に示すように、表示部50aを水平方向に3つに略均等に分けた左側、中央および右側それぞれに、左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、および右演出図柄領域50b3を設けることが可能である。左演出図柄領域50b1は、特図変動演出における演出図柄の停止表示のときに、左演出図柄EZ1を表示する領域である。同様に、中演出図柄領域50b2および右演出図柄領域50b3は、中演出図柄EZ2および右演出図柄EZ3を表示する領域である。
4-2-1. Effect Symbol Display Area In the
また、図17(A)に示すように、表示部50aの上端部の左端(左上隅)の一区画に、小図柄領域50cを設けることが可能である。小図柄領域50cは、特図の可変表示が行われているときに小図柄KZ1,KZ2,KZ3を変動表示する領域である。
Further, as shown in FIG. 17A, a
なお、図17(A)において、左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、右演出図柄領域50b3、および小図柄領域50cは二点鎖線で明示されているが、これは左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、右演出図柄領域50b3、および小図柄領域50cの範囲を表すために記載したものであり、実際には表示されていない。また、各領域の範囲は適宜に変更可能である。
In addition, in FIG. 17(A), the left effect pattern area 50b1, the medium effect pattern area 50b2, the right effect pattern area 50b3, and the
4-2-2.通常変動
パチンコ遊技機PY1は、特図変動演出において、先ず通常変動を行うことが可能である。通常変動は、特図の可変表示が開始されたことを示唆する演出として機能する。
4-2-2. Normal variation The pachinko game machine PY1 can perform normal variation first in the special figure variation effect. The normal variation functions as an effect suggesting that the variable display of the special figure has started.
特図の可変表示が開始されると、例えば、図17(A)に示すように、表示部50aにおいて、左演出図柄EZ1、中演出図柄EZ2および右演出図柄EZ3が停止表示されていると共に、左小図柄KZ1、中小図柄KZ2および右小図柄KZ3が停止表示されており、特図の可変表示が行われておらず、特図の可変表示を待機している状態から、図17(B)に示すように、その開始に伴って演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の変動表示が開始されると共に、小図柄KZ1,KZ2,KZ3の変動表示が開始される。そして、この特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「通常ハズレ変動」の場合には、図17(C―1)に示すように、左演出図柄EZ1と右演出図柄EZ3とが異なる停止態様で仮停止してから、図17(D)に示すように、ハズレを示唆する停止態様(所謂バラケ目)で演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3もハズレを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。一方、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「Nハズレ変動」などのリーチ有りの特図変動パターンの場合には、図17(C―2)に示すように、左演出図柄EZ1と右演出図柄EZ3とが同じ停止態様で仮停止して、リーチが成立する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3の変動表示は継続して行われ、特図変動パターンに応じたリーチ演出が行われる。なお、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の停止順序や停止態様は、適宜に変更することが可能である。 When the variable display of the special figure is started, for example, as shown in FIG. Left small pattern KZ1, medium and small pattern KZ2, and right small pattern KZ3 are stopped and displayed, variable display of special symbols is not performed, and from the state of waiting for variable display of special symbols, FIG. 17 (B) , along with the start, the variable display of the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 is started, and the variable display of the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 is started. Then, when the special figure fluctuation pattern of the variable display of this special figure is, for example, "normal loss fluctuation", the left production pattern EZ1 and the right production pattern EZ3 are different as shown in FIG. 17 (C-1). After temporarily stopping in the stop mode, the performance symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are stop-displayed in a stop mode (so-called split eyes) suggesting a loss, as shown in FIG. 17(D). At this time, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are all stopped and displayed in a stop mode suggesting a failure. On the other hand, when the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is a special figure fluctuation pattern with reach such as "N loss fluctuation", as shown in FIG. and the right performance symbol EZ3 are temporarily stopped in the same stop mode, and ready-to-win is established. At this time, the fluctuation display of the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 is continuously performed, and the ready-to-win performance corresponding to the special figure fluctuation pattern is performed. It should be noted that the stop order and stop mode of the performance symbols EZ1, EZ2, and EZ3 can be changed as appropriate.
4-2-3.Nリーチ
パチンコ遊技機PY1は、通常変動においてリーチが成立するとNリーチを行うことが可能である。Nリーチは、大当たり判定の結果が「大当たり」であった可能性があることを示唆する演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-2-3. The N-reach pachinko game machine PY1 can perform N-reach when the reach is established in the normal variation. The N-reach is an effect suggesting that the result of the big win determination may have been a "big win", and functions as an effect for making the player expect a big win.
Nリーチでは、図18(A)に示すように、リーチが成立した状態が所定時間(例えば、10秒)維持され、図18(B)に示すように、中演出図柄EZ2の変動速度が徐々に減速していく。そして、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「Nハズレ変動」の場合には、図18(C―1)に示すように、ハズレを示唆する停止態様(所謂バラケ目)で演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3もハズレを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。一方、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「N大当たり変動」の場合には、図18(C-2)に示すように、大当たりを示唆する停止態様(所謂ゾロ目)で停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3も大当たりを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。なお、Nリーチの演出内容は、中演出図柄EZ2が徐々に減速することに限られず、適宜に変更または追加することが可能である。 In the N reach, as shown in FIG. 18 (A), the state in which the reach is established is maintained for a predetermined time (for example, 10 seconds), and as shown in FIG. decelerates to Then, when the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is, for example, "N loss fluctuation", as shown in FIG. Symbols EZ1, EZ2 and EZ3 are stopped and displayed. At this time, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are all stopped and displayed in a stop mode suggesting a failure. On the other hand, when the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is, for example, "N jackpot fluctuation", as shown in FIG. indicate. At this time, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are all stopped and displayed in a stop mode suggesting a big win. It should be noted that the content of the N reach effect is not limited to the gradual deceleration of the medium effect symbol EZ2, and can be changed or added as appropriate.
また、ハズレを示唆する演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の停止態様に関して、リーチが成立しない場合のバラケ目を「非リーチバラケ目」と称し、リーチが成立する場合のバラケ目を「リーチバラケ目」と称する。非リーチバラケ目を構成する各演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の組み合わせをどのようにするか(例えば「2・3・1」や「5・8・6」等)、および、リーチバラケ目を構成する各演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の組み合わせをどのようにするか(例えば「2・1・2」や「5・4・5」等)は、演出制御用マイコン121によって選択される。また、大当たりを示唆する停止態様(ゾロ目)を構成する各演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の組み合わせをどのようにするか(例えば「2・2・2」や「7・7・7」等)は、当選した大当たり図柄の種別に基づいて、演出制御用マイコン121によって選択される。
In addition, with respect to the stop mode of the performance symbols EZ1, EZ2, and EZ3 suggesting a failure, the loose stitches when the ready-to-win is not established are called "non-reach loose stitches", and the loose stitches when the ready-to-win is established are called "reach-free stitches". . How to combine the production patterns EZ1, EZ2, and EZ3 that make up the non-reach loose stitches (for example, "2, 3, 1" and "5, 8, 6", etc.), and The
4-2-4.SPリーチ
パチンコ遊技機PY1は、Nリーチの後にSPリーチを行うことが可能である。SPリーチは、大当たり判定の結果が「大当たり」であった可能性が、Nリーチよりも高いことを示唆する演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-2-4. SP reach The pachinko game machine PY1 can perform SP reach after N reach. The SP reach is an effect suggesting that the possibility that the result of the big win determination is a "big win" is higher than the N reach, and functions as an effect for making the player expect a big win.
SPリーチでは、Nリーチの後に、例えば、図19(A)に示すように、表示部50aにSPリーチ専用の背景画像(SPリーチ用背景画像G113)が表示され、表示部50aの中央にSPリーチが開始されたことを表す画像(SPリーチ開始タイトル画像)G1が表示される。その後、図19(B)に示すように、SPリーチ専用演出(例えばバトル演出)が行われる。そして、SPリーチ専用演出の最終局面を迎えると、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「SP大当たり変動」の場合には、図19(C―1)に示すように、表示部50aに、大当たりを示唆する演出(例えば、主人公キャラクタ(味方キャラクタ)がバトルに勝利して仁王立ちしている表示)が行われるとともに、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が大当たりを示唆する停止態様(所謂ゾロ目)で停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3も大当たりを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。一方、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「SPハズレ変動」の場合には、図19(C―2)に示すように、ハズレを示唆する演出(例えば、敵キャラクタがバトルに勝利して仁王立ちしている表示)が行われるとともに、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3がハズレを示唆する停止態様(所謂バラケ目)で停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3もハズレを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。なお、SPリーチの演出内容は、適宜に変更または追加することが可能である。 In SP reach, after N reach, for example, as shown in FIG. An image (SP reach start title image) G1 indicating that reach has started is displayed. After that, as shown in FIG. 19B, an SP ready-to-win effect (for example, a battle effect) is performed. Then, when the final stage of the SP reach-only production is reached, the special figure fluctuation pattern of the special figure variable display is, for example, "SP jackpot fluctuation", as shown in FIG. 19 (C-1), the display unit At 50a, an effect suggesting a big win (for example, a display in which the main character (ally character) wins the battle and stands tall) is performed, and the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are displayed in a stop mode (so-called big win) suggesting a big win. Double eyes) to stop display. At this time, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are all stopped and displayed in a stop mode suggesting a big win. On the other hand, if the special figure variation pattern of the variable display of the special figure is, for example, "SP loss variation", as shown in FIG. ) is performed, and the performance symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are stopped and displayed in a stop mode (so-called split eyes) suggesting a loss. At this time, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are all stopped and displayed in a stop mode suggesting a failure. It should be noted that it is possible to appropriately change or add the contents of the effect of the SP reach.
ここで、各リーチに対する演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が大当たりを示す態様で停止される可能性(大当たり期待度)について詳細に説明する。各リーチに対する大当たり期待度は、大当たり判定の結果に基づく実行確率によって定められる。例えば、Nリーチの実行確率を、大当たり判定の結果が「ハズレ」の場合には10%とし、大当たり判定の結果が「大当たり」の場合には100%として、SPリーチの実行確率を、大当たり判定の結果が「ハズレ」の場合には4%とし、大当たり判定の結果が「大当たり」の場合には100%とすれば、SPリーチの大当たり期待度を、Nリーチの大当たり期待度よりも高く設定することが可能である。また、SPリーチとしてSPリーチAとSPリーチBとを実行可能にし、SPリーチAの実行確率を、大当たり判定の結果が「ハズレ」の場合には2%とし、大当たり判定の結果が「大当たり」の場合には20%として、SPリーチBの実行確率を、大当たり判定の結果が「ハズレ」の場合には2%とし、大当たり判定の結果が「大当たり」の場合には30%とすれば、SPリーチBの大当たり期待度を、SPリーチAの大当たり期待度よりも高く設定することが可能である。このように、大当たり判定の結果に応じた実行確率を適宜に設定することで、大当たり期待度を設定することが可能である。 Here, the possibility that the performance symbols EZ1, EZ2, and EZ3 for each ready-to-win are stopped in a mode indicating a big win (big win expectation) will be described in detail. The degree of jackpot expectation for each reach is determined by the execution probability based on the result of jackpot determination. For example, the execution probability of N reach is set to 10% when the result of jackpot determination is "losing", and 100% when the result of jackpot determination is "jackpot", and the execution probability of SP reach is set to jackpot determination. 4% if the result of the judgment is "losing", and 100% if the result of the jackpot determination is "jackpot". It is possible to In addition, SP reach A and SP reach B are made executable as SP reach, the execution probability of SP reach A is set to 2% when the result of big hit determination is ``losing'', and the result of big hit determination is ``big hit''. In the case of 20%, the execution probability of SP reach B is set to 2% when the result of the jackpot determination is "losing", and 30% when the result of the jackpot determination is "jackpot". It is possible to set the SP reach B's jackpot expectation higher than the SP reach A's jackpot expectation. In this way, by appropriately setting the execution probability according to the result of the judgment of the big win, it is possible to set the expected degree of the big win.
4-2-5.Lリーチ
パチンコ遊技機PY1は、Nリーチの後にLリーチを行うことが可能である。Lリーチは、特図抽選の抽選結果が「大当たり」であった可能性が、SPリーチよりは低いがNリーチよりも高いことを示唆する演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。なお、Lリーチのリーチ演出の実行時間は、SPリーチのリーチ演出の演出時間よりも短い(図11および図12)。よって、Lリーチのリーチ演出では、例えば、SPリーチのリーチ演出よりも短い動画が表示部50aに表示される。なお、Lリーチのリーチ演出の内容は適宜変更可能である。また、Lリーチのリーチ演出の後にSPリーチのリーチ演出が発展的に実行される特図変動パターンを設けてもよい。
4-2-5. L reach Pachinko game machine PY1 can perform L reach after N reach. The L reach is an effect that suggests that the possibility that the lottery result of the special lottery was a "jackpot" is lower than the SP reach but higher than the N reach, and is an effect for making the player expect a big win. function as In addition, the execution time of the ready-to-win effect of the L reach is shorter than the effect time of the ready-to-win effect of the SP ready-to-win (FIGS. 11 and 12). Therefore, in the reach effect of the L reach, for example, a shorter moving image than the reach effect of the SP reach is displayed on the
4-3.保留アイコン表示領域
画像表示装置50の表示部50aには、図20(A)に示すように、4つの表示領域からなる保留アイコン表示領域50dを設けることが可能である。保留アイコン表示領域50dは、第1表示領域50d1、第2表示領域50d2、第3表示領域50d3および第4表示領域50d4で構成され、特図1保留数または特図2保留数に応じて、各表示領域50d1,50d2,50d3,50d4に、保留アイコンHAを表示することが可能である。例えば、特図1保留数が『1』の場合には、第1表示領域50d1に保留アイコンHAが表示され、特図1保留数が『2』の場合には、第1表示領域50d1と第2表示領域50d2とに保留アイコンHAが表示される。
4-3. Suspended Icon Display Area The
また、保留アイコン表示領域50dの近傍に、図20(A)に示すように、1つの表示領域からなる当該アイコン表示領域50eを設けることが可能である。当該アイコン表示領域50eは、特図変動演出が開始されることに応じて、保留アイコンHAと同じまたは異なる当該アイコンTAを表示することが可能である。
Also, as shown in FIG. 20A, it is possible to provide an
なお、保留アイコン表示領域50dを構成する表示領域の数については、適宜に変更することが可能である。また、保留アイコン表示領域50dを、特図1保留数および特図2保留数の両方を表示する表示領域とすることも一方だけを表示する表示領域とすることも可能である。また、保留アイコン表示領域50dを設けるが当該アイコン表示領域50eを設けない構成としたり、両者を設けない構成としたりすることも可能である。
It should be noted that the number of display areas forming the pending
4-3-1.保留演出
パチンコ遊技機PY1は、遊技球が第1始動口11または第2始動口12に入賞することに応じて、保留演出を行うことが可能である。保留演出は、特図1保留または特図2保留の数を遊技者に報知することが可能である。
4-3-1. Suspension effect The pachinko game machine PY1 can perform a suspension effect in response to the winning of the game ball in the
保留演出では、特図1保留数が『0』のときに遊技球が第1始動口11に入賞すると、特図変動演出が開始され、例えば、図20(B)に示すように、当該アイコン表示領域50eに当該アイコンTAが表示される。そして、特図変動演出中に更に2個の遊技球が第1始動口11に入賞すると、図20(C)に示すように、保留アイコン表示領域50dの第1表示領域50d1と第2表示領域50d2とに保留アイコンHAが表示され、特図1保留数が『2』であることが遊技者に報知される。その後、特図変動演出が終了し、新たな特図変動演出が開始されると、図20(D)に示すように、保留アイコン表示領域50dの第1表示領域50d1に表示されていた保留アイコンHAが、当該アイコン表示領域50eに移動して当該アイコンTAとして表示され、保留アイコン表示領域50dの第2表示領域50d2に表示されていた保留アイコンHAが、第1表示領域50d1に移動して表示され、特図1保留数が『1』であることが遊技者に報知される。
In the pending effect, when the game ball wins the
4-4.予告演出
パチンコ遊技機PY1は、特図変動演出中の任意のタイミングで予告演出を行うことが可能である。予告演出は、画像表示装置50、スピーカ52、枠ランプ53、盤ランプ54、可動装置55,56,58、入力装置(通常ボタン40、特殊ボタン41)等を用いた演出であり、大当たり判定の結果や特図変動パターン判定の結果を示唆することが可能である。
4-4. Notice Effect The pachinko game machine PY1 can perform a notice effect at an arbitrary timing during the special figure variation effect. The notice effect is a effect using the
4-4-1.可動体演出
パチンコ遊技機PY1は、予告演出として、可動装置55,56,58を用いた可動体演出を行うことが可能である。可動体演出は、可動装置55,56,58を作動させる演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-4-1. Movable Body Effect The pachinko game machine PY1 can perform a movable body effect using the
可動体演出では、例えば、NリーチからSPリーチに発展する際に、図21(A)に示すように、盤上可動装置55および盤下可動装置56が作動し、盤上可動体55kと盤下可動体56kとが、表示部50a上に重なるように移動して、SPリーチに発展することが示唆される。このとき、表示部50aの盤上可動体55kおよび盤下可動体56kと重なっていないスペースにはエフェクト画像が表示される。その後、図21(B)に示すように、盤上可動体55kと盤下可動体56kとが、通常の待機状態(初期位置)に戻ってSPリーチに発展する。この可動体演出は、発展演出の一例である。なお、可動体演出については、SPリーチへの発展示唆に限られず、適宜に変更または追加することが可能である。また、可動体演出における可動装置の作動内容は、適宜に変更または追加することが可能である。また、演出が発展しない場合(例えばNハズレ変動の場合)に、所謂ガセ演出として、可動体演出を行うようにすることも可能である。
In the movable body presentation, for example, when developing from N reach to SP reach, as shown in FIG. It is suggested that the lower
4-4-2.操作演出
パチンコ遊技機PY1は、予告演出として、通常ボタン40や特殊ボタン41を用いた操作演出を行うことが可能である。操作演出は、遊技者に通常ボタン40や特殊ボタン41を操作させる演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-4-2. Operation Effect The pachinko game machine PY1 can perform an operation effect using the
操作演出では、例えば、SPリーチにおいて、入力装置(特殊ボタン41)の押下操作が有効な期間(操作有効期間)が発生し、この操作有効期間の発生に伴って、図22(A)に示すように、特殊ボタン41の操作を促す演出(操作促進演出)が行われる。操作促進演出において、表示部50aに、操作促進画像G3が表示される。操作促進画像G3は、特殊ボタン41を模した画像(特殊ボタン画像G31)と、特殊ボタン41の操作態様(すなわち、押下操作)を表す画像(押下操作画像G32)と、操作有効期間の残り時間を表す画像(操作有効期間残り時間画像G33)と、を含む。なお、操作有効期間残り時間画像G33は、おおむね曲線状のプログレスバーからなり、時間の経過に伴って、遊技者が操作有効期間の残り時間を容易に理解できるように変化する。その後、操作有効期間において特殊ボタン41が押下操作されることに応じて、または、操作有効期間において特殊ボタン41が操作されることなく操作有効期間が経過した後、図22(B)に示すように、盤上可動装置55が作動し、盤上可動体55kが表示部50a上に重なるように移動して、大当たり期待度が示唆される。なお、操作演出については、盤上可動装置55の作動に限られず、適宜に変更または追加することが可能である。
In the operation effect, for example, in SP reach, a period (operation valid period) during which the pressing operation of the input device (special button 41) is valid occurs, and with the occurrence of this operation valid period, shown in FIG. As shown, an effect (operation promotion effect) for prompting the operation of the
4-4-3.先読み演出
パチンコ遊技機PY1は、予告演出として、特図抽選が行われていない特図1保留または特図2保留に対する先読み演出を行うことが可能である。先読み演出は、特図1保留または特図2保留に対する特図抽選の抽選結果を事前に示唆するための演出として機能する。
4-4-3. Prefetching Effect The pachinko game machine PY1 can perform a prefetching effect for the special figure 1 reserve or the special figure 2 reserve in which the special figure lottery is not performed as the notice effect. The look-ahead performance functions as a performance for suggesting in advance the lottery result of the special figure lottery for the special figure 1 reservation or the special figure 2 reservation.
先読み演出では、例えば、特図1保留に対する先読み判定の結果が「大当たり」の場合、図20(C)に示すように、保留アイコン表示領域50dに通常は「〇」で表示される保留アイコンHAを「☆」で表示することがある。また、先読み判定の結果が「ハズレ」の場合に、所謂ガセ演出として、保留アイコンHAを「☆」で表示することがある。なお、先読み演出は、特図1保留および特図2保留の両方または一方に対して行うことが可能である。また、保留アイコンHAの表示態様の変化に限られず、適宜に変更または追加することが可能である。 In the look-ahead effect, for example, if the result of the look-ahead determination for the special figure 1 suspension is "jackpot", as shown in FIG. may be displayed as "☆". Further, when the result of the pre-reading determination is "missing", the pending icon HA may be displayed as "*" as a so-called fake effect. In addition, the look-ahead effect can be performed for both or one of the special figure 1 reservation and the special figure 2 reservation. Moreover, it is not limited to changing the display mode of the hold icon HA, and it is possible to change or add as appropriate.
5.遊技制御用マイコン101による遊技の制御
次に図23~図24に基づいて遊技制御用マイコン101による遊技の制御について説明する。なお、以下において説明する遊技制御用マイコン101による遊技の制御において登場するカウンタ、タイマ、バッファ等は、遊技用RAM104に設けられている。
5. Game Control by
[1.主制御メイン処理]
主制御基板100に備えられた遊技制御用マイコン101は、パチンコ遊技機PY1が電源投入されると、遊技用ROM103から図23に示した主制御メイン処理のプログラムを読み出して実行する。同図に示すように、主制御メイン処理では、まず、電源投入時処理(S001)を行う。電源投入時処理では、遊技用RAM104へのアクセスの許可設定、遊技用CPU102の設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間の管理のための回路)の設定等が行われる。
[1. Main control main processing]
The
電源投入時処理に次いで、割り込みを禁止し(S002)、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)を実行する。この普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)では、図8(A)および図8(B)に示した種々の乱数のカウンタ値を1加算して更新する。各乱数のカウンタ値は上限値に達すると「0」に戻って再び加算される。なお各乱数のカウンタの初期値は「0」以外の値であってもよく、ランダムに変更されるものであってもよい。また各乱数のうちの少なくとも一部は、カウンタIC等からなる公知の乱数生成回路を利用して生成される所謂ハードウェア乱数であってもよい。 Following the power-on process, interrupts are prohibited (S002), and the normal symbol/special symbol main random number update process (S003) is executed. In this normal symbol/special symbol main random number update process (S003), the counter values of various random numbers shown in FIGS. 8A and 8B are updated by adding 1 to them. When the counter value of each random number reaches the upper limit, it returns to "0" and is added again. The initial value of each random number counter may be a value other than "0", or may be changed randomly. At least part of each random number may be a so-called hardware random number generated using a known random number generation circuit such as a counter IC.
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)が終了すると、割り込みを許可する(S004)。割り込み許可中は、メイン側タイマ割り込み処理(S005)の実行が可能となる。メイン側タイマ割り込み処理(S005)は、例えば4msec周期で遊技用CPU102に繰り返し入力される割り込みパルスに基づいて実行される。すなわち、メイン側タイマ割り込み処理(S005)は4msec周期で実行される。そして、メイン側タイマ割り込み処理(S005)が終了してから、次にメイン側タイマ割り込み処理(S005)が開始されるまでの間に、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)による種々の乱数のカウンタ値の更新処理が繰り返し実行される。なお、割り込み禁止状態のときに遊技用CPU102に割り込みパルスが入力された場合は、メイン側タイマ割り込み処理(S005)はすぐには開始されず、割り込み許可(S004)がされてから開始される。 When the normal symbol/special symbol main random number update process (S003) is completed, an interrupt is permitted (S004). While interrupts are enabled, it is possible to execute main-side timer interrupt processing (S005). The main-side timer interrupt processing (S005) is executed based on an interrupt pulse that is repeatedly input to the game CPU 102 at a cycle of, for example, 4 msec. That is, the main-side timer interrupt processing (S005) is executed at a cycle of 4 msec. Then, after the main side timer interrupt processing (S005) is completed, before the next main side timer interrupt processing (S005) is started, various types of normal symbol/special symbol main random number update processing (S003) The process of updating the random number counter value is repeatedly executed. When an interrupt pulse is input to the game CPU 102 in the interrupt disabled state, the main timer interrupt processing (S005) is not started immediately, but is started after the interrupt is permitted (S004).
[2.メイン側タイマ割り込み処理]
次に、メイン側タイマ割り込み処理(S005)について説明する。図24に示すように、メイン側タイマ割り込み処理(S005)では、まず出力処理(S101)を実行する。出力処理(S101)では、以下に説明する各処理において主制御基板100の遊技用RAM104に設けられた出力バッファにセットされたコマンド等を、サブ制御基板120や払出制御基板170等に出力する。
[2. Main side timer interrupt processing]
Next, the main-side timer interrupt processing (S005) will be described. As shown in FIG. 24, in the main timer interrupt process (S005), the output process (S101) is first executed. In the output process (S101), commands set in the output buffer provided in the
出力処理(S101)に次いで行われる入力処理(S102)では、遊技制御用マイコン101は、例えば、下皿35の満杯を検出する下皿満杯スイッチからの検出信号を取り込み、下皿満杯データとして遊技用RAM104の出力バッファに記憶する。
In the input process (S102) performed subsequent to the output process (S101), the
次に行われる普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)は、図23の主制御メイン処理で行う普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)と同じである。即ち、図8(A)および図8(B)に示した各種乱数のカウンタ値の更新処理は、メイン側タイマ割り込み処理(S005)の実行期間と、それ以外の期間(メイン側タイマ割り込み処理(S005)の終了後、次のメイン側タイマ割り込み処理(S005)が開始されるまでの期間)との両方で行われている。 The normal symbol/special symbol main random number update process (S103) performed next is the same as the normal symbol/special symbol main random number update process (S003) performed in the main control main process of FIG. That is, the update processing of the counter values of various random numbers shown in FIGS. 8A and 8B includes the execution period of the main-side timer interrupt processing (S005) and the other period (main-side timer interrupt processing ( S005) is completed and the period until the next main side timer interrupt process (S005) is started).
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)に次いで、遊技制御用マイコン101は、センサ検出処理(S104)を行い、続いて普通動作処理(S105)を行い、さらに特別動作処理(S106)を行う。センサ検出処理、普通動作処理および特別動作処理については後述する。
After the normal symbol/special symbol main random number update process (S103), the
特別動作処理(S106)に次いで、振分装置16Dを制御するための振分装置制御処理を行う(S107)。なお、振分装置16Dを作動させるのは、第2大入賞装置15Dを用いた特別遊技を行う場合である。但し、振分装置16Dを、電源投入から常に一定動作で作動させてもよい。
After the special operation process (S106), a sorting device control process for controlling the
次に、遊技制御用マイコン101は、その他の処理(S108)を実行して、メイン側タイマ割り込み処理(S005)を終了する。その他の処理(S108)としては、電源が断たれる際の電源断監視処理、遊技用RAM104に設けられているタイマの更新などが行われる。また、その他の処理(S108)として、遊技者に賞球を払い出す払出制御処理が行われる。払出制御処理では、各入賞口への遊技球の入賞に応じて、賞球要求信号を払出制御基板170に送信する。つまり、払出制御基板170は、賞球要求信号に基づいて、賞球を払い出す。
Next, the
そして、遊技制御用マイコン101は、次に遊技用CPU102に割り込みパルスが入力されるまでは主制御メイン処理のステップS002~S004の処理を繰り返し実行し(図23参照)、割り込みパルスが入力されると(約4msec後)、再びメイン側タイマ割り込み処理(S005)を実行する。遊技制御用マイコン101は、再び実行されたメイン側タイマ割り込み処理(S005)の出力処理(S101)において、前回のメイン側タイマ割り込み処理(S005)にて遊技用RAM104の出力バッファにセットされたコマンド等を出力する。
Then, the
[2-1.センサ検出処理]
センサ検出処理(S104)では、一般入賞口センサ処理、ゲートセンサ処理、第2始動口センサ処理、第1始動口センサ処理、第1大入賞口センサ処理、第2大入賞口センサ処理、特定領域センサ処理を順次行う。そして、各処理において生成されたコマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
[2-1. Sensor detection processing]
In the sensor detection process (S104), the general winning opening sensor process, the gate sensor process, the second starting opening sensor process, the first starting opening sensor process, the first big winning opening sensor process, the second big winning opening sensor process, the specific area Sensor processing is performed sequentially. Then, commands generated in each process are set in the output buffer of the
一般入賞口センサ処理では、一般入賞口センサ10aによって遊技球が検出されたか否かを判定する。また、当該処理の結果に応じて、一般入賞口センサ用コマンドを生成する。
In the general winning opening sensor process, it is determined whether or not a game ball is detected by the general winning
ゲートセンサ処理では、ゲートセンサ13aによって遊技球が検出されたか否かを判定する。遊技球が検出されたと判定されると、普通図柄乱数カウンタのカウンタ値が示す普通図柄乱数を取得し、取得した普通図柄乱数を、遊技用RAM104に設けられた普図保留記憶部106に記憶する。なお、普図保留記憶部106に普通図柄乱数が所定数(例えば4個)記憶されている場合には、新たに取得された普通図柄乱数は記憶されない。また、当該処理の結果に応じて、ゲートセンサ用コマンドを生成する。
In the gate sensor process, it is determined whether or not the game ball is detected by the
第2始動口センサ処理では、第2始動口センサ12aによって遊技球が検出されたか否かを判定する。遊技球が検出されたと判定されると、特別図柄乱数カウンタ、大当たり図柄種別乱数カウンタ、リーチ乱数カウンタ及び特図変動パターン乱数カウンタからなる特図2関係乱数を取得し、取得した特図2関係乱数を、遊技用RAM104に設けられた特図2保留記憶部105bに記憶する。特図2保留記憶部105bは、第1領域から第n領域まで(nは2以上の整数、例えば「4」)の複数の記憶領域があり、取得された特図2関係乱数は、第1領域から順に記憶される。なお、第n領域まで特図2関係乱数が記憶されている場合には、新たに取得された特図2関係乱数は記憶されない。また、取得した特図2関係乱数と第2先読み判定テーブル(図13参照)とを用いて第2先読み判定を行う。また、当該処理の結果に応じて、特図2保留記憶部105bに記憶されている特図2関係乱数の数(特図2保留数)を表す特図2保留数コマンドおよび第2先読み判定の結果を表す第2始動入賞コマンドを含む第2始動口センサ用コマンドを生成する。
In the second starting hole sensor process, it is determined whether or not the game ball is detected by the second
第1始動口センサ処理では、第1始動口センサ11aによって遊技球が検出されたか否かを判定する。遊技球が検出されたと判定されると、特別図柄乱数カウンタ、大当たり図柄種別乱数カウンタ、リーチ乱数カウンタ及び特図変動パターン乱数カウンタからなる特図1関係乱数を取得し、取得した特図1関係乱数を、遊技用RAM104に設けられた特図1保留記憶部105aに記憶する。特図1保留記憶部105aは、第1領域から第n領域まで(nは2以上の整数、例えば「4」)の複数の記憶領域があり、取得された特図1関係乱数は、第1領域から順に記憶される。なお、第n領域まで特図1関係乱数が記憶されている場合には、新たに取得した特図1関係乱数は記憶されない。また、取得した特図1関係乱数と第1先読み判定テーブル(図13参照)とを用いて第1先読み判定を行う。また、当該処理の結果に応じて、特図1保留記憶部105aに記憶されている特図1関係乱数の数(特図1保留数)を表す特図1保留数コマンドおよび第1先読み判定の結果を表す第1始動入賞コマンドを含む第1始動口センサ用コマンドを生成する。
In the first starting hole sensor process, it is determined whether or not the game ball is detected by the first starting hole sensor 11a. When it is determined that a game ball is detected, a
第1大入賞口センサ処理では、第1大入賞口センサ14aによって遊技球が検出されたか否かを判定する。また、当該処理の結果に応じた第1大入賞口センサ用コマンドを生成する。
In the first big winning hole sensor process, it is determined whether or not a game ball is detected by the first big winning
第2大入賞口センサ処理では、第2大入賞口センサ15aによって遊技球が検出されたか否かを判定する。また、当該処理の結果に応じた第2大入賞口センサ用コマンドを生成する。
In the second big winning hole sensor process, it is determined whether or not the game ball is detected by the second big winning
特定領域センサ処理では、特定領域センサ16aによって遊技球が検出されたか否か判定する。また、当該処理の結果に応じて、特定領域センサ用コマンドを生成する。
In the specific area sensor process, it is determined whether or not a game ball is detected by the
[2-2.普通動作処理]
普通動作処理(S105)では、普通図柄待機処理、普通図柄変動処理、普通図柄確定処理、補助遊技制御処理を順次行う。そして、各処理において生成されたコマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
[2-2. Normal operation processing]
In the normal operation process (S105), the normal symbol standby process, normal symbol variation process, normal symbol determination process, and auxiliary game control process are sequentially performed. Then, commands generated in each process are set in the output buffer of the
普通図柄待機処理は、普図の可変表示および補助遊技が行われていない待機中に行われる処理である。普通図柄待機処理では、普図保留記憶部106に記憶された普通図柄乱数に基づいて当たり判定を行う。また、現在の遊技状態に基づいて普図変動パターン判定を行って普図変動パターンを決定する。そして、当たり判定および普図変動パターンの結果に関する情報を含む普図変動開始コマンドを生成する。それから、決定した普図変動パターンに対応付けられた普図変動時間に基づいて、普図の可変表示を普図表示器82に開始させる。
The normal symbol standby process is a process that is performed during standby when the normal symbol variable display and auxiliary game are not performed. In the normal symbol standby process, the hit determination is performed based on the normal symbol random number stored in the normal symbol
普通図柄変動処理は、普図の可変表示中に行われる処理である。普通図柄変動処理では、実行中の普図の可変表示が開始してから普図変動時間が経過することに応じて、当たり判定結果に基づいて普図の停止表示を行う。そして、普図の可変表示の終了を示す普図変動停止コマンドを生成する。 The normal symbol variation process is a process performed during the variable display of the normal pattern. In the normal pattern variation process, the normal pattern is stopped and displayed based on the hit determination result in response to the lapse of the normal pattern variation time after the start of the variable display of the normal pattern being executed. Then, it generates a general pattern fluctuation stop command indicating the end of the variable display of the general pattern.
普通図柄確定処理は、普図が停止表示しているときに行われる処理である。普通図柄確定処理では、実行中の普図の停止表示が開始してから所定の停止時間(例えば、0.8秒)が経過することに応じて、停止表示している普図が当たり図柄であるか否かを判定する。当たり図柄が停止表示していれば、現在の遊技状態および補助遊技制御テーブルに基づいて補助遊技を開始させ、補助遊技の開始を示す補助遊技開始コマンドを生成する。 The normal symbol determination process is a process performed when the normal symbol is stopped and displayed. In the normal design determination process, after a predetermined stop time (for example, 0.8 seconds) has elapsed since the start of the stop display of the normal pattern being executed, the normal pattern that is stopped and displayed is a winning pattern. Determine whether or not there is If the winning pattern is stopped and displayed, the auxiliary game is started based on the current game state and the auxiliary game control table, and an auxiliary game start command indicating the start of the auxiliary game is generated.
補助遊技制御処理は、補助遊技が行われているときに行われる処理である。補助遊技制御処理では、現在の遊技状態および補助遊技制御テーブルに基づいて補助遊技を制御する。また、当該処理の結果に応じて、補助遊技制御用コマンドを生成する。 Auxiliary game control processing is a process that is performed when the auxiliary game is being performed. In the auxiliary game control process, the auxiliary game is controlled based on the current game state and the auxiliary game control table. Moreover, according to the result of the said process, the command for auxiliary game control is produced|generated.
[2-3.特別動作処理]
特別動作処理(S106)では、特別図柄待機処理、特別図柄変動処理、特別図柄確定処理、大当たり遊技制御処理、遊技状態設定処理を順次行う。そして、各処理において生成されたコマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
[2-3. Special operation processing]
In the special action process (S106), a special symbol standby process, a special symbol variation process, a special symbol confirmation process, a big hit game control process, and a game state setting process are sequentially performed. Then, commands generated in each process are set in the output buffer of the
[2-3-1.特別図柄待機処理]
特別図柄待機処理は、大当たり遊技状態ではなく、特図の可変表示が行われていない待機中に行われる処理である。特別図柄待機処理では、特図2保留記憶部105bに記憶されている特図2関係乱数に基づいて、特図2判定処理及び特図2変動パターン判定処理を行うとともに、特図2保留記憶部シフト処理を行う。また、特図1保留記憶部105aに記憶されている特図1関係乱数に基づいて、特図1判定処理及び特図1変動パターン判定処理を行うとともに、特図1保留記憶部シフト処理を行う。
[2-3-1. Special symbol standby process]
The special symbol standby process is not a jackpot game state, but a process performed during standby when variable display of special symbols is not performed. In the special symbol standby process, based on the special figure 2 relationship random number stored in the special figure 2
特図2判定処理では、特図2保留記憶部105bの第1領域に記憶されていた特図2関係乱数のうちの特別図柄乱数と、現在の遊技状態に応じた大当たり判定テーブルとを用いて、大当たり、または、ハズレの何れであるかを判定する大当たり判定を行う。大当たり判定の結果が大当たりであれば、特図2関係乱数のうちの大当たり図柄種別乱数と、特図2大当たり図柄種別判定テーブルとを用いて、大当たり図柄の種別を判定する大当たり図柄種別判定を行う。そして、判定された大当たり図柄種別を表す図柄指定コマンドを生成する。また、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレを表す図柄指定コマンドを生成する。なお、ハズレの種別を複数設け、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレ図柄の種別を判定するようにしてもよい。この場合、図柄指定コマンドにはハズレ図柄の種別を示す情報を含ませるとよい。
In the special figure 2 determination process, using the special symbol random number of the special figure 2 relation random numbers stored in the first area of the special figure 2
特図2変動パターン判定処理は、特図2判定処理の後に行われる処理である。特図2変動パターン判定処理では、特図2保留記憶部105bの第1領域に記憶されていた特図2関係乱数のうちの特図変動パターン乱数と、現在の遊技状態に応じた特図2変動パターン判定テーブルとを用いて、特図2変動パターンを判定する。大当たり判定の結果がハズレであった場合の特図2変動パターン判定処理では、リーチ判定がなされ、そのリーチ判定の結果に応じて、特図2変動パターンが判定される。なお、特図2変動パターンの判定は、特図2保留記憶部105bに記憶されている特図2関係乱数の数(特図2保留数)にも関連付けられている。そして、判定された特図2変動パターンを表す特図2変動開始コマンドを生成する。特図2変動開始コマンドには、特図2であることに関する情報、大当たり判定の結果に関する情報、大当たり図柄種別判定の結果に関する情報、リーチ判定の結果に関する情報、特図2変動パターンに対応付けられた特図変動時間の情報などが含まれる。そして、判定された特図2変動パターンに対応付けられた特図変動時間に基づいて特図2表示器81bに特図2の可変表示を開始させる。
Special figure 2 fluctuation pattern decision processing is the processing which is done after special figure 2 decision processing. In the special figure 2 variation pattern determination process, the special figure variation pattern random number of the special figure 2 relation random numbers stored in the first area of the special figure 2
特図2保留記憶部シフト処理は、特図2判定処理及び特図2変動パターン判定処理が行われる際に行われる処理である。特図2保留記憶部シフト処理では、特図2保留記憶部105bに記憶されていた特図2関係乱数を第1領域側に一つシフトするとともに、第1領域の特図2関係乱数を特図2保留記憶部105bからクリアする。このようにして、特図2関係乱数は取得された順に消化される。そして、当該処理後の特図2保留数を表す特図2保留数コマンド生成する。
Special figure 2 reservation storage unit shift processing is a process performed when special figure 2 determination processing and special figure 2 variation pattern determination processing are performed. In the special figure 2 reservation storage unit shift process, the special figure 2 relationship random number stored in the special figure 2
特図1判定処理では、特図1保留記憶部105aの第1領域に記憶されていた特図1関係乱数のうちの特別図柄乱数と、現在の遊技状態に応じた大当たり判定テーブルとを用いて、大当たり、または、ハズレの何れであるかを判定する大当たり判定を行う。大当たり判定の結果が大当たりであれば、特図1関係乱数のうちの大当たり図柄種別乱数と、特図1大当たり図柄種別判定テーブルとを用いて、大当たり図柄の種別を判定する大当たり図柄種別判定を行う。そして、判定された大当たり図柄種別を表す図柄指定コマンドを生成する。また、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレを表す図柄指定コマンドを生成する。なお、ハズレの種別を複数設け、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレ図柄の種別を判定するようにしてもよい。この場合、図柄指定コマンドにはハズレ図柄の種別を示す情報を含ませるとよい。 In the special figure 1 determination process, using the special symbol random number of the special figure 1 relation random numbers stored in the first area of the special figure 1 reservation storage unit 105a and the jackpot determination table according to the current game state , Big hit determination is performed to determine whether it is a big hit or a loss. If the result of the jackpot determination is a jackpot, the jackpot pattern type determination is performed to determine the type of the jackpot pattern using the jackpot pattern type random number of the special-figure 1 related random numbers and the special-figure 1 jackpot pattern type determination table. . Then, a symbol designation command representing the determined big hit symbol type is generated. Also, if the result of the big hit determination is a loss, a symbol designation command representing a loss is generated. It should be noted that a plurality of types of losing may be provided, and if the result of the jackpot determination is a loss, the type of the losing pattern may be determined. In this case, it is preferable to include information indicating the type of the lost symbol in the symbol designation command.
特図1変動パターン判定処理は、特図1判定処理の後に行われる処理である。特図1変動パターン判定処理では、特図1保留記憶部105aの第1領域に記憶されていた特図1関係乱数のうちの特図変動パターン乱数と、現在の遊技状態に応じた特図1変動パターン判定テーブルとを用いて、特図1変動パターンを判定する。大当たり判定の結果がハズレであった場合の特図1変動パターン判定処理では、リーチ判定がなされ、そのリーチ判定の結果に応じて、特図1変動パターンが判定される。なお、特図1変動パターンの判定は、特図1保留記憶部105aに記憶されている特図1関係乱数の数(特図1保留数)にも関連付けられている。そして、判定された特図1変動パターンを表す特図1変動開始コマンドを生成する。特図1変動開始コマンドには、特図1であることに関する情報、大当たり判定の結果に関する情報、大当たり図柄種別判定の結果に関する情報、リーチ判定の結果に関する情報、特図1変動パターンに対応付けられた特図変動時間の情報などが含まれる。そして、判定された特図1変動パターンに対応付けられた特図変動時間に基づいて特図1表示器81aに特図1の可変表示を開始させる。
The special figure 1 variation pattern determination process is a process performed after the special figure 1 determination process. In the special figure 1 variation pattern determination process, the special figure variation pattern random number of the special figure 1 relation random numbers stored in the first area of the special figure 1 reservation storage unit 105a, and the special figure 1 according to the current game state Using the variation pattern determination table, determine the special figure 1 variation pattern. In the special figure 1 variation pattern determination process when the result of the big hit determination is loss, reach determination is made, and the special figure 1 variation pattern is determined according to the result of the reach determination. In addition, the determination of the special figure 1 variation pattern is also associated with the number of special figure 1 relation random numbers (special figure 1 reservation number) stored in the special figure 1 reservation storage unit 105a. Then, a special figure 1 variation start command representing the determined special figure 1 variation pattern is generated. The special figure 1 variation start command includes information about being a special figure 1, information about the result of the jackpot determination, information about the result of the jackpot pattern type determination, information about the result of the reach determination, and the special figure 1 variation pattern. Includes information such as special figure fluctuation time. Then, based on the special figure variation time associated with the determined special figure 1 variation pattern, the special figure 1
特図1保留記憶部シフト処理は、特図1判定処理及び特図1変動パターン判定処理が行われる際に行われる処理である。特図1保留記憶部シフト処理では、特図1保留記憶部105aに記憶されていた特図1関係乱数を第1領域側に一つシフトするとともに、第1領域の特図1関係乱数を特図1保留記憶部105aからクリアする。このようにして、特図1関係乱数は取得された順に消化される。そして、当該処理後の特図1保留数を表す特図1保留数コマンド生成する。 Special figure 1 reservation storage unit shift processing is a process performed when special figure 1 determination processing and special figure 1 variation pattern determination processing are performed. In the special figure 1 reservation storage unit shift process, the special figure 1 relationship random number stored in the special figure 1 reservation storage unit 105a is shifted to the first area side by one, and the special figure 1 relationship random number of the first area is special. Clear from the FIG. 1 reservation storage unit 105a. In this way, the special figure 1 related random numbers are digested in the order in which they were acquired. Then, a special figure 1 reservation number command representing the special figure 1 reservation number after the processing is generated.
なお、特図2保留数および特図1保留数の何れも存在する場合、特図2判定処理が優先して行われ、特図2の可変表示と特図1の可変表示とが並行して行われないようになっている。 It should be noted that if there is both the special figure 2 pending number and the special figure 1 pending number, the special figure 2 determination process is performed with priority, and the variable display of the special figure 2 and the variable display of the special figure 1 are in parallel This is no longer done.
[2-3-2.特別図柄変動処理]
特別図柄変動処理は、特図の可変表示中に行われる処理である。特別図柄変動処理では、特図変動時間が経過することに応じて、特図表示器81に、特図の可変表示を終了させるとともに、大当たり判定の結果に応じた特図を停止表示させる。大当たり判定の結果が大当たりであれば、大当たりを示す大当たり図柄を停止表示させ、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレを示すハズレ図柄を停止表示させる。そして、特図の可変表示の終了を示す特図変動停止コマンドを生成する。
[2-3-2. Special symbol variation processing]
The special symbol variation process is a process performed during variable display of special symbols. In the special symbol variation processing, when the special symbol variation time elapses, the
[2-3-3.特別図柄確定処理]
特別図柄確定処理は、特図が停止表示しているときに行われる処理である。特別図柄確定処理では、現在停止表示している特図が大当たり図柄である場合には、大当たり遊技状態に移行させる。そして、大当たり遊技の開始を示すオープニングコマンドを生成する。オープニングコマンドには、大当たり図柄種別判定の結果に関する情報が含まれる。また、現在停止表示している特図がハズレ図柄であり且つ高確率状態を終了させる場合には、通常確率状態を設定する。そして、通常確率状態への移行を示す高確率終了コマンドを生成する。また、現在停止表示している特図がハズレ図柄であり且つ時短状態を終了させる場合には、非時短状態を設定する。そして、非時短状態への移行を示す時短終了コマンドを生成する。なお、現在停止表示している特図がハズレ図柄であり且つ特図2保留数および特図1保留数が「0」の場合には、パチンコ遊技機PY1が待機状態であることを示す客待ちコマンドを生成する。
[2-3-3. Special symbol confirmation process]
The special symbol determination process is a process performed when the special symbol is stopped and displayed. In the special symbol determination process, when the currently stopped and displayed special symbol is a big winning symbol, the game state is shifted to a big winning game state. Then, an opening command indicating the start of the jackpot game is generated. The opening command includes information about the result of the jackpot symbol type determination. In addition, when the currently stopped and displayed special figure is a lost symbol and the high probability state is terminated, the normal probability state is set. Then, it generates a high-probability end command indicating transition to the normal-probability state. In addition, when the special figure currently stopped and displayed is a lost pattern and the time saving state is terminated, the non-time saving state is set. And the time saving end command which shows transition to non-time saving state is produced|generated. In addition, when the currently stopped and displayed special figure is a losing pattern and the number of reserved special figures 2 and the number of reserved special figures 1 are "0", the pachinko machine PY1 is waiting for a customer indicating that it is in a standby state. Generate commands.
[2-3-4.大当たり遊技制御処理]
大当たり遊技制御処理は、大当たり遊技状態において行われる処理である。大当たり遊技制御処理では、大当たり遊技制御テーブルに従って、大当たり遊技を行う。大当たり遊技状態への移行後、オープニング時間または閉鎖時間の経過に応じて、各ラウンド遊技を開始する。そして、ラウンド遊技の開始を示すラウンド遊技コマンドを生成する。また、最終のラウンド遊技を終了させることに応じて、エンディングを開始する。そして、大当たり遊技の終了を示すエンディングコマンドを生成する。エンディングコマンドには、大当たり図柄種別判定の結果に関する情報が含まれる。
[2-3-4. Jackpot game control process]
The jackpot game control process is a process performed in the jackpot game state. In the jackpot game control process, a jackpot game is played according to the jackpot game control table. After shifting to the jackpot game state, each round game is started according to the lapse of opening time or closing time. Then, a round game command indicating the start of the round game is generated. Also, the ending is started in accordance with the end of the final round game. Then, an ending command indicating the end of the jackpot game is generated. The ending command includes information about the result of the jackpot symbol type determination.
[2-3-5.遊技状態設定処理]
遊技状態設定処理は、大当たり遊技状態が終了する際に行われる処理である。遊技状態設定処理では、通常確率状態から高確率状態に変更する場合は、大当たり遊技状態の終了の際に高確率状態を設定する。高確率状態の継続期間を制限する場合には、高確率状態の継続期間(例えば、大当たりに当選することなく高確率状態が継続できる特図の可変表示の回数)も併せて設定する。そして、高確率状態の設定を示す高確率設定コマンドを生成する。また、非時短状態から時短状態に変更する場合は、大当たり遊技状態の終了の際に時短状態を設定する。時短状態の継続期間を制限する場合には、時短状態の継続期間(例えば、大当たりに当選することなく時短状態が継続できる特図の可変表示の回数)も併せて設定する。そして、時短状態の設定を示す時短設定コマンドを生成する。
[2-3-5. Game state setting process]
The game state setting process is a process performed when the jackpot game state ends. In the game state setting process, when changing from the normal probability state to the high probability state, the high probability state is set at the end of the jackpot game state. When the duration of the high probability state is limited, the duration of the high probability state (for example, the number of times of variable display of a special figure that allows the high probability state to continue without winning a jackpot) is also set. Then, it generates a high-probability setting command indicating the setting of the high-probability state. In addition, when changing from the non-time-saving state to the time-saving state, the time-saving state is set when the jackpot game state ends. When limiting the duration of the time saving state, the duration of the time saving state (for example, the number of times of variable display of a special figure that allows the time saving state to continue without winning a jackpot) is also set. And the time saving setting command which shows the setting of a time saving state is produced|generated.
なお、遊技制御用マイコン101が各処理において生成するコマンドは、適宜に追加または変更することが可能である。
The command generated by the
6.演出制御用マイコン121による演出の制御
次に、図25~図27に基づいて演出制御用マイコン121による演出の制御について説明する。なお、以下の演出制御用マイコン121による演出の制御の説明において登場するカウンタ、タイマ、フラグ、バッファ等は、演出用RAM124に設けられている。
6. Effect Control by
[1.サブ制御メイン処理]
サブ制御基板120に備えられた演出制御用マイコン121は、パチンコ遊技機PY1が電源投入されると、図25に示したサブ制御メイン処理のプログラムを演出用ROM123から読み出して実行する。同図に示すように、サブ制御メイン処理では、最初に、電源投入に応じた電源投入時処理を行う(S4001)。電源投入時処理では、例えば、演出用CPU122の設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間の管理のための回路)等の設定等を行う。
[1. Sub control main processing]
The
次に、割り込みを禁止し(S4002)、乱数更新処理を実行する(S4003)。乱数更新処理(S4003)では、種々の演出に関する判定を行うための種々の演出判定用乱数カウンタの値を更新する。種々の演出についての演出判定用乱数カウンタの更新方法は、一例として、前述の主制御基板100が行う乱数更新処理と同様の方法をとることができる。更新に際して乱数値を1ずつ加算するのではなく、2ずつ加算するなどしてもよい。これは、前述の主制御基板100が行う乱数更新処理においても同様である。
Next, interrupts are prohibited (S4002), and random number update processing is executed (S4003). In the random number update process (S4003), the values of various effect determination random number counters for determining various effects are updated. As an example of a method for updating the effect determination random number counter for various effects, the same method as the random number update process performed by the
乱数更新処理が終了すると、コマンド送信処理を実行する(S4004)。コマンド送信処理では、サブ制御基板120の演出用RAM124内の出力バッファに格納されている各種のコマンドを、画像制御基板140に送信する。コマンドを受信した画像制御基板140は、受信したコマンドに従って、表示部50aに画像を表示する(画像による種々の演出を実行する)。なお、サブ制御基板120は、画像制御基板140によって行われる種々の演出とともに、音声制御回路161を介してスピーカ52から音声を出力させたり(音声による種々の音演出を実行したり)、ランプ制御回路151を介して枠ランプ53、および盤ランプ54を発光させたり(発光による種々の発光演出を実行したり)、可動装置55,56,58を作動させたり(動作による種々の可動体演出を実行したり)する。このようにして、各種の演出(特図変動演出、保留演出、操作演出、先読み演出、大当たり遊技演出、客待ち演出、演出モードの制御など)が実現される。
When the random number update process ends, the command transmission process is executed (S4004). In the command transmission process, various commands stored in the output buffer in the
演出制御用マイコン121は続いて、割り込みを許可する(S4005)。以降、ステップS4002~ステップS4005をループさせる。割り込み許可中においては、受信割り込み処理(S4010)、1msタイマ割り込み処理(S4011)、および10msタイマ割り込み処理(S4012)の実行が可能となる。
The
受信割り込み処理(S4010)は、主制御基板100から送られた各種のコマンドが演出制御用マイコン121に入力される度に実行される。受信割り込み処理(S4010)では、演出制御用マイコン121は主制御基板100の出力処理(S101)により送信されてきて受信した各種のコマンドを演出用RAM124の受信バッファに格納する。この受信割り込み処理は、他の割り込み処理(S4011、S4012)に優先して実行される。
The reception interrupt process (S4010) is executed each time various commands sent from the
[2.1msタイマ割り込み処理]
1msタイマ割り込み処理(S4011)は、サブ制御基板120に1msec周期の割り込みパルスが入力される度に実行される。1msタイマ割り込み処理(S4011)では、図26に示すように、入力処理(S4101)、発光データ出力処理(S4102)、可動装置制御処理(S4103)、ウォッチドッグタイマ処理(S4104)を順次行う。
[2.1 ms timer interrupt processing]
The 1ms timer interrupt process (S4011) is executed each time an interrupt pulse with a period of 1msec is input to the
入力処理では、通常ボタン検出スイッチ40aや特殊ボタン検出スイッチ41aなどの遊技者が操作可能な操作部に対する操作を検出し、検出結果に応じてコマンドをセットしたり演出用データを作成したりする。発光データ出力処理では、入力処理や後述する演出データ作成処理等で作成された演出用データに基づいて、画像による演出等に合うタイミングなどで枠ランプ53、および盤ランプ54などのランプを発光させるべく、発光データをランプ制御回路151に出力する。つまり、演出制御用マイコン121は、発光データに従って枠ランプ53、および盤ランプ54などを所定の発光態様で発光させる。可動装置制御処理では、入力処理や後述する演出データ作成処理等で作成された演出用データに基づいて、所定のタイミングで可動装置55,56,58などの可動装置を動作させる可動体演出を行うべく、駆動データを出力する。つまり、演出制御用マイコン121は、駆動データに従って、可動装置55,56,58などを所定の動作態様で動作させる可動体演出を行う。ウォッチドッグタイマ処理では、ウォッチドッグタイマのリセット設定を行う。
In the input process, the operation of the player's operable operation units such as the normal
[3.10msタイマ割り込み処理]
10msタイマ割り込み処理(S4012)は、サブ制御基板120に10msec周期の割り込みパルスが入力される度に実行される。10msタイマ割り込み処理(S4012)では、図27に示すように、受信コマンド解析処理(S4201)、演出タイマ更新処理(S4202)、音声制御処理(S4203)、演出用データ作成処理(S4204)を順次行う。
[3.10 ms timer interrupt processing]
The 10ms timer interrupt process (S4012) is executed each time an interrupt pulse with a period of 10msec is input to the
受信コマンド解析処理では、受信割り込み処理(S4010)によって演出用RAM124の受信バッファに格納されたコマンドを解析し、そのコマンドに応じた処理(例えば演出の選択や演出モードの設定、コマンドのセット等)を行う。演出タイマ更新処理では、各演出に関する時間を計測するためのタイマを更新する。例えば、演出タイマ更新処理では、通常ボタン40や特殊ボタン41といった操作部の操作有効期間の開始タイミングや終了タイミングを計測する。音声制御処理では、入力処理や受信コマンド解析処理の処理結果に基づいて、音声データ(スピーカ52からの音声の出力を制御するデータ)の作成と音声制御回路161への出力が行われる。演出用データ作成処理では、受信コマンド解析処理の処理結果に基づいて、演出用データの作成が行われる。
In the received command analysis process, the received interrupt process (S4010) analyzes the command stored in the reception buffer of the
ここで、演出制御用マイコン121が遊技制御用マイコン101からコマンドを受信した場合の処理の一例を説明する。演出制御用マイコン121が受信するコマンドは、特図変動開始コマンド(特図1変動開始コマンド又は特図2変動開始コマンド)とする。演出制御用マイコン121は、受信コマンド解析処理(S4201)において、特図変動開始コマンドを受信していると判定した場合、変動開始コマンド受信時処理として、そのコマンドが示す特図変動パターンに基づいて、特図変動演出の演出パターン(サブ変動パターン)を選択し、そのサブ変動パターンの情報をセットするとともに、そのサブ変動パターンの情報を含む変動演出開始コマンドを出力バッファにセットする。例えば、特図変動開始コマンドが示す特図変動パターンがSP変動(SP大当たり変動やSPハズレ変動)である場合、SPリーチを行うサブ変動パターンを選択し、そのサブ変動パターンに対応する変動演出開始コマンドを出力バッファにセットする。その後、各処理(コマンド送信処理(S4004)、発光データ出力処理(S4102)、可動装置制御処理(S4103)、音声制御処理(S4203)など)が実行されることで、選択したサブ変動パターンに対応する特図変動演出が実現される。なお、このような演出の実現に関する処理の流れは、大当たり遊技演出や客待ち演出、先読み演出、所謂当該変動に伴う予告演出などの他の演出についても基本的には同じである。
Here, an example of processing when the
7.パチンコ遊技機PY1の特徴部
以下、パチンコ遊技機PY1の特徴部を詳細に説明する。なお、パチンコ遊技機PY1の特徴の1つは、大当たり遊技中の演出にある。
7. Characteristic Portion of Pachinko Gaming Machine PY1 Characteristic portions of the pachinko gaming machine PY1 will be described in detail below. One of the features of the pachinko game machine PY1 is the performance during the jackpot game.
最初に、遊技制御用マイコン101が実行可能な大当たり遊技について説明する。遊技制御用マイコン101は、図28の大当たり遊技制御テーブルに示す各種の大当たり遊技(大当たり遊技1~4)を実行可能である。
First, the jackpot game executable by the
図28に示すように、遊技制御用マイコン101は、特図1判定処理(第1始動口11への入賞に基づく特図判定処理)における大当たり図柄種別判定では、「大当たり図柄1」又は「大当たり図柄2」の何れかを決定可能である。より詳細には、遊技制御用マイコン101は、「大当たり図柄1」を60%の割合で決定し、「大当たり図柄2」を40%の割合で決定する。また、遊技制御用マイコン101は、特図2判定処理(第2始動口12への入賞に基づく特図判定処理)における大当たり図柄種別判定では、「大当たり図柄3」又は「大当たり図柄4」の何れかを決定可能である。より詳細には、遊技制御用マイコン101は、「大当たり図柄3」を60%の割合で決定し、「大当たり図柄4」を40%の割合で決定する。
As shown in FIG. 28, the
そして、遊技制御用マイコン101は、決定した大当たり図柄の種別に応じた大当たり遊技を実行する。具体的には、「大当たり図柄1」が決定された場合に実行される「大当たり遊技1」、および、「大当たり図柄2」が決定された場合に実行される「大当たり遊技2」では、ラウンド遊技が16回行われる。そして、1Rから8Rまでは1回のラウンド遊技当たり最大で29.5秒にわたって第1大入賞口14を開放し、9Rから16Rまでは1回のラウンド遊技当たり最大で0.1秒にわたって第1大入賞口14を開放する。この大当たり遊技の9Rから16Rまでは、第1大入賞口14の開放時間が極めて短く、現実的には第1大入賞口14への入賞が見込めないラウンドとなっている。つまり、この大当たり遊技におけるラウンド遊技の総数は16回であるものの、実質的なラウンド遊技の回数は8回である。
Then, the
また、「大当たり図柄3」が決定された場合に実行される「大当たり遊技3」、および、「大当たり図柄4」が決定された場合に実行される「大当たり遊技4」では、ラウンド遊技が16回行われる。そして、1Rから16Rまでの全てにおいて、1回のラウンド遊技当たり最大で29.5秒にわたって第1大入賞口14を開放する。つまり、この大当たり遊技は、ラウンド遊技の総数も実質的なラウンド遊技の回数も16回である。
In addition, in the "
従って、実質的なラウンド遊技の回数が16回である「大当たり遊技3」や「大当たり遊技4」は、実質的なラウンド遊技の回数が8回である「大当たり遊技1」または「大当たり遊技2」よりも遊技者に有利な大当たり遊技であると言え、「大当たり遊技3」や「大当たり遊技4」が実行される大当たり遊技状態は、「大当たり遊技1」または「大当たり遊技2」が実行される大当たり遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態と言える。
Therefore, "
次に、遊技制御用マイコン101が制御可能な遊技状態について説明する。遊技制御用マイコン101は、「大当たり遊技1」、「大当たり遊技2」、「大当たり遊技3」、および「大当たり遊技4」の何れの大当たり遊技を実行した場合でも、大当たり遊技後の遊技状態を、時短状態に設定する。また、「大当たり遊技1」又は「大当たり遊技3」の何れかの大当たり遊技を実行した場合には、大当たり遊技後の遊技状態を、高確率状態に設定する一方、「大当たり遊技2」又は「大当たり遊技4」の何れかの大当たり遊技を実行した場合には、大当たり遊技後の遊技状態を、通常確率状態に設定する。つまり、「大当たり遊技1」又は「大当たり遊技3」の後は、高確率高ベース遊技状態(高確率状態且つ時短状態)に制御し、「大当たり遊技2」又は「大当たり遊技4」の後は、低確率高ベース遊技状態(通常確率状態且つ時短状態)に制御する。
Next, game states that can be controlled by the
本形態では、「高確率高ベース遊技状態」は、次回の大当たり遊技が実行されるまで継続可能とする。一方、「低確率高ベース遊技状態」は、特図の可変表示の回数が100回となるまで継続可能とする。 In this embodiment, the "high-probability high-base game state" can be continued until the next jackpot game is executed. On the other hand, the "low probability high base game state" can be continued until the number of variable display of the special figure reaches 100 times.
従って、その後に高確率状態が設定される「大当たり遊技1」又は「大当たり遊技3」は、その後に高確率状態が設定されない「大当たり遊技2」又は「大当たり遊技4」よりも遊技者に有利な大当たり遊技であると言える。また、「大当たり遊技1」又は「大当たり遊技3」が実行される大当たり遊技状態は、「大当たり遊技2」又は「大当たり遊技4」が実行される大当たり遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態と言える。
Therefore, the "
なお、大当たり遊技状態は、大当たり図柄の種類を問わず、通常遊技状態よりも有利な遊技状態と言える。また、高確率状態の1つである「高確率高ベース遊技状態」は、通常確率状態の1つである「低確率高ベース遊技状態」よりも遊技者に有利な遊技状態と言える。本明細書では、遊技者に有利な遊技状態を有利遊技状態と言うことがある。 It should be noted that the jackpot game state can be said to be a game state more advantageous than the normal game state regardless of the type of jackpot symbol. Also, the "high-probability high base game state", which is one of the high-probability states, can be said to be a game state more advantageous to the player than the "low-probability high-base game state", which is one of the normal probability states. In this specification, a game state that is advantageous to the player is sometimes referred to as an advantageous game state.
次に、第1大入賞口14と一般入賞口10の位置関係について説明する。本形態では、図2に示したように、一般入賞口10が3つ設けられているが、ここでは、右遊技領域6B(つまり第2流路R2)に配されている一般入賞口10(以下「特定一般入賞口10T」と言う)と、第1大入賞口14との位置関係について説明する。
Next, the positional relationship between the first big
図2に示すように、第1大入賞口14は、右遊技領域6Bにおいて、センター枠61の下部の右方に配されている。一方、特定一般入賞口10Tは、右遊技領域6Bにおいて、センター枠61の上下方向における中央部の右方に配されている。そして、特定一般入賞口10Tは、第1大入賞口14よりも上方(特定の方向に相当)に位置している。つまり、特定一般入賞口10Tは、第1大入賞口14から見て上方(上下方向における上側(所定方向における一方側))にあり、より詳細には、第1大入賞口14の右端部の上方に位置している。
As shown in FIG. 2, the first big winning
このため、大当たり遊技状態において遊技者が右打ちしている場合、右遊技領域6Bに打ち出された遊技球の多くは第1大入賞口14に入賞することになるが、特定一般入賞口10Tへの入賞も発生する。但し、大当たり遊技中に右遊技領域6Bに発射された遊技球のうち特定一般入賞口10Tに入賞する遊技球の数は、第1大入賞口14に入賞する遊技球の数に比べれば少なく、実質16Rの大当たり遊技において10球~20球程度である。特定一般入賞口10Tへの入球率は適宜変更可能である。なお、特定一般入賞口10Tは、開閉式の入賞口ではなく常時開いているため、大当たり遊技状態でない場合でも右打ちすれば、特定一般入賞口10Tに遊技球が入賞する可能性がある。
Therefore, when the player hits to the right in the jackpot game state, most of the game balls launched into the
次に、大当たり遊技中の演出について説明する。パチンコ遊技機PY1は、大当たり遊技中の第1大入賞口14への入賞および一般入賞口10への入賞に基づいて、獲得した賞球数を累積的に示す累積賞球数表示G30を行う。また、大当たり遊技中の一般入賞口10への入賞に基づいて、その入賞を示唆する「おまけ賞球数表示」を行う。
Next, the effect during the jackpot game will be described. The pachinko game machine PY1 performs a cumulative winning ball number display G30 that cumulatively indicates the winning number of winning balls based on the winning to the first big winning
図29は、第1大入賞口14への入賞に応じて累積賞球数表示G30が更新される様子を示す図である。図29に示すように、大当たり遊技が開始されると、まずオープニング演出が実行され(図29(A))、続いて、1R目のラウンド遊技の開始に伴い、ラウンド演出が実行される(図29(B))。ラウンド演出には、現在のラウンド数を示すラウンド数表示(ラウンド画像G109の表示)、右打ちにて遊技することを促す右打ち表示(右打ち画像G108の表示)、大当たり遊技にて遊技者が獲得した賞球数を累積的に示す累積賞球数表示G30(賞球数画像G110の表示)が含まれている。
FIG. 29 is a diagram showing how the cumulative number of winning balls display G30 is updated according to the winning to the first big winning
所謂初当たりに基づく大当たり遊技が開始されたばかりで獲得賞球数が「0」の場合、累積賞球数表示G30は「0pt」である(図29(B))。なお、累積賞球数表示G30における「pt」は「point」の略である。累積賞球数表示G30の値は、第1大入賞口14への入賞1球につき「15」加算される。この「15」という数は、第1大入賞口14への入賞に基づく賞球数である。よって、第1大入賞口14への入賞が1球生じると、累積賞球数表示G30は「15pt」に更新される(図29(C))。
When a jackpot game based on a so-called first hit has just started and the number of won prize balls is "0", the accumulated number of prize balls display G30 is "0pt" (FIG. 29(B)). Note that "pt" in the cumulative prize number display G30 is an abbreviation for "point". "15" is added to the value of the accumulated number of winning balls display G30 for each winning ball into the first big winning
さらに第1大入賞口14への入賞が1球生じると、累積賞球数表示G30は「30pt」に更新される(図29(D))。つまり、累積賞球数表示G30の値は、表示されていた値「15」に、新たな入賞に基づく賞球数「15」を加算した値「30」に更新される。本形態では、このような具合に第1大入賞口14への入賞に応じて累積賞球数表示G30が更新されていく。なお、累積賞球数表示G30は、第1の入賞演出、及び、特定演出に相当する。
Furthermore, when one ball enters the first big winning
またパチンコ遊技機PY1は、大当たり遊技において、一般入賞口10への入賞が生じた場合、「おまけ賞球数表示」を実行するとともに、累積賞球数表示G30を更新する。なお本形態では、第1大入賞口14への入賞を狙って右打ちにて遊技球を発射している場合、特定一般入賞口10Tへの入賞が生じる(図2参照)。
Further, the pachinko gaming machine PY1 executes "extra prize number display" and updates the cumulative number of prize balls display G30 when a prize is won in the general
図30は、大当たり遊技中に特定一般入賞口10Tに遊技球が入賞した場合の演出を示す図である。図30(A)(B)に示すように、特定一般入賞口10Tに遊技球が入賞すると、「+3」の文字列をデザインした追加賞球画像G20を表示部50aに表示する。「3」という数は、一般入賞口10への入賞に基づく賞球数である。つまり、追加賞球画像G20は、新たに3個の賞球が払い出されることを示唆する画像である。そして、この追加賞球画像G20を表示する演出が「おまけ賞球数表示」である。「おまけ賞球数表示」、つまり追加賞球画像G20の表示は、第2の入賞演出に相当する。
FIG. 30 is a diagram showing an effect when a game ball enters the specific general winning
パチンコ遊技機PY1は、一般入賞口10への入賞が生じた際には、「おまけ賞球数表示」を行うだけでなく、累積賞球数表示G30の値を更新する。具体的には、表示していた値(例えば「330」、図30(A)参照)に、一般入賞口10への入賞に基づく賞球数「3」を加算した値(例えば「333」、図30(B)参照)に更新する。 The pachinko game machine PY1 not only performs "extra prize ball number display" but also updates the value of the accumulated prize ball number display G30 when a prize is won in the general prize winning hole 10.例文帳に追加Specifically, the displayed value (for example, "330", see FIG. 30(A)) is added with the number of prize balls "3" based on the winning in the general prize-winning opening 10 (for example, "333", (see FIG. 30B)).
追加賞球画像G20の表示時間は3秒程度である。本形態では、追加賞球画像G20を最大で3つまで表示することが可能である。具体的には、追加賞球画像G20が1つ表示されている状態で、特定一般入賞口10Tへの新たな入賞が生じた場合、図30(C)に示すように、新たな追加賞球画像G20を表示部50aにおける別の領域に表示する。このとき、累積賞球数表示G30の値は更新される(例えば「333」から「336」に更新)。
The display time of the additional prize ball image G20 is about 3 seconds. In this embodiment, up to three additional prize ball images G20 can be displayed. Specifically, in a state where one additional prize ball image G20 is displayed, when a new prize is entered into the specific
そして、追加賞球画像G20が2つ表示されている状態で、特定一般入賞口10Tへの新たな入賞が生じた場合、図30(D)に示すように、さらに新たな追加賞球画像G20を表示部50aの別の領域に表示する。このときも、累積賞球数表示G30の値は更新される(例えば「336」から「339」に更新)。つまり、累積賞球数表示G30の値は、特定一般入賞口10Tへの入賞が発生する度に「3」ずつ加算される(図30(A)~(D)参照)。
Then, in a state in which two additional prize ball images G20 are displayed, if a new prize is won in the specific general winning
なお、表示部50aに3つの追加賞球画像G20が表示されている状態で、特定一般入賞口10Tへの新たな入賞が生じても、パチンコ遊技機PY1は、更なる追加賞球画像G20の表示を行わない。但し、累積賞球数表示G30の値は更新される(例えば「339」から「342」に更新、図31(A)(B)参照)。
Even if a new prize is won in the specific general winning
ちなみに、パチンコ遊技機PY1は、特定一般入賞口10Tへの入賞に応じて、特定の入賞音をスピーカ52から出力する。よって、追加賞球画像G20が3つを超えて表示部50aに表示されることはないが、累積賞球数表示G30の更新や特定の入賞音の出力により、遊技者は特定一般入賞口10Tへの入賞を認識することが可能となっている。この特定の入賞音は、特定一般入賞口10Tへの入賞があれば、追加賞球画像G20を表示する場合であっても出力されるものとする。
Incidentally, the pachinko game machine PY1 outputs a specific prize winning sound from the
ここで、1つ目に表示される追加賞球画像G20を、第1特定画像G21(図30(B)参照)といい、2つ目に表示される追加賞球画像G20を、第2特定画像G22(図30(C)参照)といい、3つ目に表示される追加賞球画像G20を第3特定画像G23(図30(D)参照)ということとする。図30(D)に示すように、表示部50aにおいて第1特定画像G21、第2特定画像G22、及び、第3特定画像G23が表示される領域は、互いに異なっている。第1特定画像G21は、表示部50aの右端側の所定位置(本形態では右打ち画像G108の直下)に表示される。第2特定画像G22は、表示部50aの右端側であって第1特定画像G21の表示位置よりも下(より詳細には左下)に表示される。第3特定画像G23は、表示部50aの右端側であって第1特定画像G21および第2特定画像G22よりも下(より詳細には第1特定画像G21の真下であって第2特定画像G22の右下)に表示される。表示部50aにおいて第1特定画像G21が表示される領域を第1領域201といい、表示部50aにおいて第2特定画像G22が表示される領域を第2領域202といい、表示部50aにおいて第3特定画像G23が表示される領域を第3領域203という。第1領域201、第2領域202、及び第3領域203を、一般入賞用表示領域200ともいう。
Here, the additional prize ball image G20 displayed first is referred to as a first specific image G21 (see FIG. 30B), and the additional prize ball image G20 displayed second is referred to as a second specific image. The image G22 (see FIG. 30(C)) is called, and the additional prize ball image G20 displayed third is called the third specific image G23 (see FIG. 30(D)). As shown in FIG. 30D, the areas where the first specific image G21, the second specific image G22, and the third specific image G23 are displayed on the
また、累積賞球数表示G30は、表示部50aの右端側の下部に表示される。つまり、累積賞球数表示G30は、第1特定画像G21、第2特定画像G22、及び第3特定画像G23よりも下方に表示される。表示部50aにおいて累積賞球数表示G30が表示される領域を特定表示領域210という。特定表示領域210を基準にすると、第1領域201、第2領域202、および、第3領域203は全て、それよりも上方に位置している。なお、特定表示領域210は第1の表示領域および特定演出領域に相当し、各一般入賞用表示領域200(第1領域201、第2領域202、第3領域203)は第2の表示領域に相当する。
Also, the cumulative number of winning balls display G30 is displayed at the lower right end side of the
上述したように本形態では、第1大入賞口14を基準にして、これよりも上方(特定の方向に相当)に特定一般入賞口10Tが位置している(図32に示す矢印X参照)。つまり本形態では、第1大入賞口14と特定一般入賞口10Tの位置関係は、特定表示領域210と一般入賞用表示領域200の位置関係と同様である。このような2つの入賞口と、各入賞口への入賞に応じた演出の表示領域の位置関係によって、次のような効果が奏される。
As described above, in this embodiment, the specific general winning
つまり本形態では、第1大入賞口14への入賞を狙って遊技しているとき(右打ちしているとき)には、第1大入賞口14への入賞が発生する度に、特定表示領域210において累積賞球数表示G30が更新されていく。そのような状況において、特定表示領域210よりも上方に位置する一般入賞用表示領域200に、追加賞球画像G20が表示されることがある。遊技盤1には、第1大入賞口14よりも上方に、特定一般入賞口10Tが配置されている。よって、このような関係から、追加賞球画像G20が特定一般入賞口10Tへの入賞に応じて表示されていることや、「+3」の表示が特定一般入賞口10Tへの入賞に基づく3球の賞球の意味であることが、遊技者に伝わり易くなっている。つまり、遊技者が、追加賞球画像G20の意味を、直感的に理解することが可能となっている。
In other words, in this embodiment, when the game is played with the aim of winning the first big prize hole 14 (when hitting right), the specific display is displayed every time the first
次に、第1特定画像G21、第2特定画像G22、及び第3特定画像G23の表示タイミングについて説明する。図30(A)(B)に示したように、追加賞球画像G20が1つも表示されていない状況で特定一般入賞口10Tへの入賞(第1の入賞)が生じると、第1領域201に第1特定画像G21が表示される。そして、第1領域201に第1特定画像G21が表示されている状況で特定一般入賞口10Tへの次の入賞(第2の入賞)が生じると、第2領域202に第2特定画像G22が表示される(図30(B)(C))。これに対して、第1領域201に表示されていた第1特定画像G21が消えてから(非表示になってから)、特定一般入賞口10Tへの次の入賞が生じると、第1領域201に第1特定画像G21(追加賞球画像G20)が表示される(図30(B)(E)(F))。
Next, display timings of the first specific image G21, the second specific image G22, and the third specific image G23 will be described. As shown in FIGS. 30(A) and 30(B), when a win (first win) to the specific general winning
また、図30(C)(D)に示したように、2つの追加賞球画像G20が表示されている状況(つまり、第1領域201に第1特定画像G21が表示されており、第2領域202に第2特定画像G22が表示されている状況)で、特定一般入賞口10Tへの更なる入賞(第3の入賞)が生じると、第3領域203に第3特定画像G23が表示される。これに対して、第1領域201に表示されていた第1特定画像G21が消え、第2特定画像G22だけが第2領域202に表示されている状況となってから(図33(A)(B))、特定一般入賞口10Tへの更なる入賞が生じた場合には、第3領域203ではなく、第1領域201に第1特定画像G21(追加賞球画像G20)が表示される(図33(B)(C))。なお、このようにして第1領域201および第2領域202に追加賞球画像G20が表示されることとなった場合には、第2領域202に表示されている追加賞球画像G20の方が、第1領域201に表示されている追加賞球画像G20よりも先に消える(図33(C)(D))。
Also, as shown in FIGS. 30(C) and (D), the situation where two additional prize ball images G20 are displayed (that is, the first specific image G21 is displayed in the
このように本形態では、特定一般入賞口10Tへの入賞時の追加賞球画像G20の表示状況に応じて、新たな追加賞球画像G20を表示する領域が変化する。よって、追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)によって大当たり遊技中の遊技興趣が向上する。また、追加賞球画像G20を表示する領域は表示部50aにおける第1領域201、第2領域202、第3領域203のいずれかであり、それ以外の位置には表示されないため、「おまけ賞球数表示」の実行領域が無制限に広がることはない。よって、「おまけ賞球数表示」を遊技者にとってわかり易い演出にすることが可能である。
As described above, in this embodiment, the area where the new additional prize ball image G20 is displayed changes according to the display state of the additional prize ball image G20 at the time of winning in the specific general winning
なお、パチンコ遊技機PY1は、大当たり遊技のエンディングにおいて、エンディング演出を実行する。このエンディング演出においても、累積賞球数表示がなされる。図34に示すように、エンディング演出における累積賞球数表示G40(総賞球数画像G112の表示)は、ラウンド遊技中の累積賞球数表示G30とは表示態様が異なる。具体的には、累積賞球数表示G40は、表示部50aの上部における左右方向の中央に、ラウンド遊技中の累積賞球数表示G30よりも大きいサイズで表示される。なお、図34に示す累積賞球数表示G40(「2454pt」の表示)は、累積賞球数が「2454」球であることを示唆している。このようなエンディング演出により、遊技者は現時点までに獲得した賞球数の合計を知ることが可能となっている。
Incidentally, the pachinko gaming machine PY1 executes an ending effect at the ending of the jackpot game. Also in this ending effect, the cumulative number of winning balls is displayed. As shown in FIG. 34, the accumulated number of awarded balls display G40 (display of the total number of awarded balls image G112) in the ending effect is different from the accumulated number of awarded balls display G30 during the round game. Specifically, the cumulative number of awarded balls display G40 is displayed in the center of the upper portion of the
ちなみに、エンディング演出にて表示される累積賞球数表示G40の値は、最終ラウンドの終了時の累積賞球数表示G30の値と同じである。なお本形態では、エンディングの期間中に一般入賞口10への入賞が発生した場合、エンディング演出における累積賞球数表示G40の値は更新されないものとする。但し、エンディング演出における累積賞球数表示G40の値が更新されるように構成してもよい。
Incidentally, the value of the cumulative number of prize balls display G40 displayed in the ending effect is the same as the value of the cumulative number of prize balls display G30 at the end of the final round. Note that in this embodiment, if a prize is won in the general prize-winning
次に、図35に示すタイミングチャートに基づいて、演出制御用マイコン121による累積賞球数表示G30の更新処理、および、追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)の実行処理について説明する。なお上述したように、遊技制御用マイコン101は、特図1判定処理又は特図2判定処理において、大当たり当選と判定した場合、大当たり遊技を実行する。大当たり遊技のオープニングの開始時にはオープニングコマンドを送信し、各ラウンドの開始時にはラウンド遊技コマンドを送信し、エンディングの開始時にはエンディングコマンドを送信する。また、遊技制御用マイコン101は、第1大入賞口センサ14aによる遊技球の検知に基づいて、第1大入賞口センサ用コマンドを送信し、一般入賞口センサ10aによる遊技球の検知に基づいて、一般入賞口センサ用コマンドを送信する。
Next, based on the timing chart shown in FIG. 35, the update processing of the cumulative number of prize balls display G30 by the
演出制御用マイコン121は、遊技制御用マイコン101からオープニングコマンドを受信するとオープニング演出を実行する。また、ラウンド遊技コマンドを受信するとランド演出を実行する。また、エンディングコマンドを受信するとエンディング演出を実行する。また、演出制御用マイコン121は、大当たり遊技中に第1大入賞口センサ用コマンドを受信すると、累積賞球数表示G30を更新する。また、大当たり遊技におけるラウンド遊技中に一般入賞口センサ用コマンドを受信すると、累積賞球数表示G30を更新するとともに、追加賞球画像G20の表示状況に応じて、新たな追加賞球画像G20の表示を行う。なお、累積賞球数表示G30の更新は、その旨を指示するコマンドを演出制御用マイコン121が画像制御基板140に送信することにより実現される。また、追加賞球画像G20の表示は、その旨を指示するコマンドを演出制御用マイコン121が画像制御基板140に送信することにより実現される。
The
図35に示すように、大当たり遊技が開始され、第1大入賞口センサ14aが入賞を検知すると、演出制御用マイコン121は、特定表示領域210に表示している累積賞球数表示G30を更新する(タイミングTa)。累積賞球数表示G30の更新は、第1大入賞口センサ14aが入賞を検知する度に行われる(タイミングTa、タイミングTb)。
As shown in FIG. 35, when the jackpot game is started and the first big
また、ラウンド遊技中に追加賞球画像G20が1つも表示されていない状況で一般入賞口センサ10aが入賞を検知すると、演出制御用マイコン121は、特定表示領域210に表示している累積賞球数表示G30を更新するとともに、第1領域201に追加賞球画像G20(第1特定画像G21)を表示する(タイミングTc)。
Further, when the general winning
また、ラウンド遊技中に追加賞球画像G20として第1特定画像G21だけが表示されている状況で一般入賞口センサ10aが入賞を検知すると、演出制御用マイコン121は、特定表示領域210に表示している累積賞球数表示G30を更新するとともに、第2領域202に追加賞球画像G20(第2特定画像G22)を表示する(タイミングTd)。
In addition, when the general winning
また、ラウンド遊技中に追加賞球画像G20として第2特定画像G22だけが表示されている状況で一般入賞口センサ10aが入賞を検知すると、演出制御用マイコン121は、特定表示領域210に表示している累積賞球数表示G30を更新するとともに、第1領域201に追加賞球画像G20(第1特定画像G21)を表示する(タイミングTe)。これにより、再び、第1領域201と第2領域202に追加賞球画像G20が表示されている状況になる。但しこの状況では、第2特定画像G22の方が先に非表示となる(タイミングTf)。
Further, when the general winning
また、ラウンド遊技中に追加賞球画像G20として第1特定画像G21と第2特定画像G22とが表示されている状況で一般入賞口センサ10aが入賞を検知すると、演出制御用マイコン121は、特定表示領域210に表示している累積賞球数表示G30を更新するとともに、第3領域203に追加賞球画像G20(第3特定画像G23)を表示する(タイミングTg)。
Further, when the general winning
このようにして、図29、図30、図33等に示した累積賞球数表示G30と追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)が実現されており、大当たり遊技中の遊技興趣が向上されている。ちなみに、図35等に基づく説明では、特定一般入賞口10Tへの入賞が生じている間、第1大入賞口14への入賞が生じていないが、実際には、第1大入賞口14への入賞が頻繁に生じている中で、特定一般入賞口10Tへの入賞がランダムに生じるため、第1大入賞口14への入賞に基づく累積賞球数表示G30の更新と、特定一般入賞口10Tへの入賞に基づく累積賞球数表示G30の更新とが混在して行われることとなる。
29, 30, 33, etc., and the display of the number of additional prize balls G20 (display of the number of bonus prize balls) are realized. has been improved. Incidentally, in the explanation based on FIG. wins occur frequently, wins to the specific general prize-winning
なお本形態では、累積賞球数表示G30は、所謂連荘期間において獲得した賞球数の合計を示すものとする。連荘期間とは、所謂初当たりから再び通常遊技状態に戻るまでの遊技期間である。初当たりとは、通常遊技状態において当選した大当たりのことである。連荘期間の具体例としては、次のような一連の期間が挙げられる。すなわち、通常遊技状態において特図1の抽選にて大当たり図柄1(図28参照)に当選し、大当たり遊技状態、高確率高ベース遊技状態と順次移行し、その高確率高ベース遊技状態において特図2の抽選にて大当たり図柄4(図28参照)に当選し、大当たり遊技状態、低確率高ベース遊技状態と順次移行し、その低確率高ベース遊技状態では大当たりに当選せず、100回の特別図柄の変動表示が実行されて通常遊技状態に戻るまでの期間である。 In this embodiment, the cumulative number of prize balls display G30 indicates the total number of prize balls obtained during the so-called consecutive period. The continuous game period is a game period from the so-called initial win to the return to the normal game state. The first hit is a jackpot won in the normal game state. The following series of periods can be cited as specific examples of the period of consecutive residences. That is, in the normal game state, the jackpot pattern 1 (see FIG. 28) is won in the lottery of the special figure 1, and the jackpot game state and the high probability high base game state are sequentially shifted, and the special figure is in the high probability high base game state. A jackpot pattern 4 (see FIG. 28) is won in the lottery of 2, a jackpot game state and a low-probability high-base game state are sequentially shifted, and a jackpot is not won in the low-probability high-base game state, and 100 times special. This is the period from the execution of the variable display of symbols to the return to the normal game state.
累積賞球数表示G30を連荘期間における獲得賞球数の合計を示す表示とする場合、大当たり遊技間の高ベース状態における一般入賞口10への入賞については、カウントの対象としてもよいし、対象外としてもよい。なお、累積賞球数表示は、1回の大当たり遊技において獲得した賞球数の合計を示すものであってもよい。 When the cumulative number of prize balls display G30 is a display indicating the total number of won prize balls in the consecutive game period, the winning to the general prize opening 10 in the high base state between the jackpot games may be counted, It may be out of scope. The display of the cumulative number of prize balls may indicate the total number of prize balls obtained in one jackpot game.
次に、累積賞球数表示G30の機能および追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)の機能についてまとめて説明する。 Next, the functions of the accumulated number of prize balls display G30 and the functions of the display of the additional prize ball image G20 (display of the number of bonus prize balls) will be collectively described.
A.累積賞球数表示G30
累積賞球数表示G30は、第1大入賞口14への入賞に応じて更新されるため、第1大入賞口14への入賞を示唆する演出として機能する。また、第1大入賞口14への入賞に基づく賞球の数だけ加算されるため、第1大入賞口14への入賞に基づく賞球数を示唆する演出として機能する。また、第1大入賞口14への賞球数がわかれば第1大入賞口14への入賞数もわかるため(つまり「15」加算されれば1球入賞したとわかるため)、累積賞球数表示G30は、第1大入賞口14への入賞数を示唆する演出としても機能する。
A. Cumulative award number display G30
Since the accumulated number of winning balls display G30 is updated according to the winning to the first big winning
また累積賞球数表示G30は、一般入賞口10への入賞に応じて更新されるため、一般入賞口10への入賞を示唆する演出として機能する。また、一般入賞口10への入賞に基づく賞球の数だけ加算されるため、一般入賞口10への入賞に基づく賞球数を示唆する演出として機能する。また、一般入賞口10への賞球数がわかれば一般入賞口10への入賞数もわかるため(つまり「3」加算されれば1球入賞したとわかるため)、累積賞球数表示G30は、一般入賞口10への入賞数を示唆する演出としても機能する。
Also, since the cumulative number of winning balls display G30 is updated according to the winning in the general winning
また累積賞球数表示G30は、遊技者が獲得した賞球数を累積的に表示するため、累積期間(本形態では連荘期間)における累積賞球数を示唆する演出として機能する。 In addition, since the accumulated number of prize balls display G30 cumulatively displays the number of prize balls obtained by the player, it functions as an effect indicating the number of accumulated prize balls in the accumulation period (in this embodiment, the consecutive game period).
B.追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)
追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)は、一般入賞口10への入賞に応じて更新されるため、一般入賞口10への入賞を示唆する演出として機能する。また、一般入賞口10への入賞に基づく賞球数を数字で示すため、一般入賞口10への入賞に基づく賞球数を示唆する演出として機能する。また、追加賞球画像G20が示す数は累積賞球数表示G30にて加算される数でもあるため、累積賞球数表示G30にて加算される数を示唆する演出としても機能する。また、追加賞球画像G20の表示個数によって一般入賞口10への入賞数がわかるため、一般入賞口10への入賞数を示唆する演出としても機能する。
B. Display of additional prize ball image G20 (extra prize ball number display)
Since the display of the additional prize ball image G20 (display of the number of bonus prize balls) is updated according to the winning in the general winning
8.実施形態の効果
以上詳細に説明したように、本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、累積賞球数表示G30(第1の入賞演出)と追加賞球画像G20の表示(第2の入賞演出)とによって、大当たり遊技状態中の遊技興趣を向上可能である。
8. Effect of the Embodiment As described above in detail, according to the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, the display of the accumulated number of prize balls G30 (first prize effect) and the display of the additional prize ball image G20 (second prize effect) ), it is possible to improve the game interest during the jackpot game state.
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、第1大入賞口14と特定一般入賞口10Tとの位置関係(第1大入賞口14を基準にして上方に特定一般入賞口10Tがある)と、特定表示領域210(第1大入賞口14への入賞に応じた累積賞球数表示G30が行われる表示領域)と一般入賞用表示領域200(特定一般入賞口10Tへの入賞に応じた追加賞球画像G20の表示が行われる表示領域、より詳細には第1領域201、第2領域202、および第3領域203)との位置関係(特定表示領域210を基準にして上方に一般入賞用表示領域200がある)とが同様である(図32参照)。そのため、累積賞球数表示G30や追加賞球画像G20の表示が何を示すものであるかを遊技者にわかりやすく示すことが可能である。
Further, according to the pachinko game machine PY1 of the present embodiment, the positional relationship between the first big winning
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、第1大入賞口14と特定一般入賞口10Tとが共に第2流路R2に配置されている。そのため、大当たり遊技状態において第1大入賞口14への入賞を狙って遊技している場合に、特定一般入賞口10Tへの入賞も付随的に発生する。よって、第1大入賞口14への入賞によって獲得できた特典(大当たり遊技状態になることで獲得できた特典)を累積賞球数表示G30によって知りつつ、その特典の獲得に付随して獲得できた特典を追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)によって知ることができ、大当たり遊技状態における遊技興趣を向上可能である。
Further, according to the pachinko game machine PY1 of this embodiment, both the first big winning
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、大当たり遊技状態になった場合には、大当たり遊技状態になったことにより入賞可能となる第1大入賞口14への入賞だけでなく、大当たり遊技状態でない場合にも入賞可能な特定一般入賞口10Tへの入賞に基づいても賞球を獲得することができる。そのため、いわゆる役物比率(全賞球に対する開閉式の入賞口への入賞に基づく賞球の割合)や、連続役物比率(全賞球に対する大当たり当選に基づく大入賞口への入賞に基づく賞球の割合)を下げることが可能である。つまり、球持ちの良い(持ち球が減り難い)遊技機とすることが可能である。
Further, according to the pachinko game machine PY1 of the present embodiment, when the jackpot game state is entered, not only the winning of the
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、累積賞球数表示G30は第1大入賞口14への入賞だけでなく一般入賞口10への入賞に応じても更新される。そのため、累積賞球数表示G30によって、大当たり遊技状態において獲得した特典の量を正しく知ることが可能となっており、累積賞球数表示G30の演出効果を向上可能である。
Further, according to the pachinko game machine PY1 of the present embodiment, the cumulative number of winning balls display G30 is updated not only according to the winning to the first big winning
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、特定一般入賞口10Tへの入賞に応じた累積賞球数表示G30の更新タイミングが、第1大入賞口14への入賞に応じた累積賞球数表示G30の更新タイミングと同様のタイミング(どちらも入賞発生時)である(図35参照)。そのため、両者で累積賞球数表示G30の更新タイミングを異ならせた場合に比べて、累積賞球数表示G30がわかりやすい演出となり、累積賞球数表示G30による興趣を向上可能である。
Further, according to the pachinko game machine PY1 of the present embodiment, the update timing of the cumulative number of winning balls display G30 corresponding to winning to the specific general winning
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、特定一般入賞口10Tへの入賞が発生すると、追加賞球画像G20が所定時間(3秒程度)にわたって表示される。この追加賞球画像G20の表示は、一般入賞口10への入賞示唆に特化した演出となっている。そのため、一般入賞口10への入賞の発生に気づかせることが可能となり、遊技興趣を向上可能である。
Further, according to the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, when a prize is won in the specific general
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、特定一般入賞口10Tへの入賞が発生した時の追加賞球画像G20の表示状況次第で、新たな追加賞球画像G20が表示される領域が変わる(図30、図33参照)。そのため、追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)が単調な演出になるのを抑制可能であり、遊技興趣を向上可能である。
Further, according to the pachinko game machine PY1 of the present embodiment, the area where the new additional prize ball image G20 is displayed changes depending on the display status of the additional prize ball image G20 when the specific general winning
特に本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、特定一般入賞口10Tへの入賞が新たに発生した場合、第1領域201と第2領域202とに追加賞球画像G20が表示されていれば第3領域203に新たな追加賞球画像G20を表示するが、第1領域201に追加賞球画像G20が表示されていなければ第1領域201に新たな追加賞球画像G20を表示する(図30、図33参照)。そのため、追加賞球画像G20を表示する領域を過度に広げることなく追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)を行うことが可能である。その結果、一般入賞口10への入賞の発生をわかり易く示すことが可能となる。
In particular, according to the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, when a new winning to the specific general winning
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)によって、累積賞球数表示G30において更新される数(+3)が示唆される。そのため、両表示の関連性により、大当たり遊技状態における興趣を一層向上させることが可能となっている。 Further, according to the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, the display of the additional prize ball image G20 (bonus prize ball number display) suggests the updated number (+3) in the cumulative prize ball number display G30. Therefore, it is possible to further improve the interest in the jackpot game state due to the relationship between the two displays.
以上のように本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、遊技中ランダムに発生する(つまり発生のタイミングが定められていない)2つの入賞(第1大入賞口14への入賞と、特定一般入賞口10Tへの入賞)という事象に基づく演出に、上述したような関係性を持たせることにより、発生した事象を遊技者にわかり易く伝えつつ、遊技興趣が高められている。
As described above, according to the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, two winnings (winning to the first big winning
9.変更例
以下、パチンコ遊技機PY1の変更例について説明する。勿論、変更例に係る構成同士を適宜組み合わせて構成しても良い。また、上記形態および下記変更例中の技術的特徴は、本明細書において必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
9. MODIFIED EXAMPLE Hereinafter, a modified example of the pachinko game machine PY1 will be described. Of course, the configurations according to the modified examples may be combined as appropriate. Moreover, technical features in the above embodiments and modifications below can be deleted as appropriate unless they are described as essential in this specification.
<第2形態>
上述した第1形態のパチンコ遊技機PY1では、大当たり遊技状態において一般入賞口10への入賞が発生した場合の追加賞球画像G20の表示タイミングと累積賞球数表示G30の更新タイミングとを同じにした(図35参照)。これに対して、第2形態のパチンコ遊技機では、追加賞球画像G20を一定時間(例えば3秒程度)表示した後、その追加賞球画像G20を消すタイミングで、累積賞球数表示G30を更新することとしている。
<Second form>
In the pachinko gaming machine PY1 of the first form described above, the display timing of the additional prize ball image G20 and the update timing of the accumulated prize ball number display G30 when a prize is won in the general
具体的には、第2形態のパチンコ遊技機は、図36に示すような「おまけ賞球数表示」(第2の入賞演出に相当)を行う。すなわち、まず、追加賞球画像G20を1つも表示していない状態から、特定一般入賞口10Tへの入賞が続けて2回生じた場合、第1領域201と第2領域202に追加賞球画像G20(数値画像)を表示する(図36(A)(B))。このとき、累積賞球数表示G30(累積値画像)の更新は行わない。
Specifically, the pachinko gaming machine of the second mode carries out "extra prize number display" (corresponding to the second winning effect) as shown in FIG. That is, first, when the winning to the specific general winning
ここで第2形態のパチンコ遊技機は、図36(C)~(F)に示すように、追加賞球画像G20を所定時間(3秒程度)表示した後、表示している領域から累積賞球数表示G30に向けて近づくように移動表示させてから、非表示とする(表示部50aから消す)。そして、追加賞球画像G20を消すタイミングで、累積賞球数表示G30の値を「3」加算した値に更新する。
Here, as shown in FIGS. 36(C) to 36(F), the pachinko gaming machine of the second form displays the additional prize ball image G20 for a predetermined time (about 3 seconds), and then the cumulative prize is displayed from the displayed area. After the display is moved so as to approach the ball number display G30, the display is turned off (erased from the
具体的には、第1領域201に表示している追加賞球画像G20(第1特定画像G21)であれば、第1領域201から特定表示領域210に向けて移動表示し、第1特定画像G21を消すタイミングで累積賞球数表示G30を更新する(図36(C)(D))。また、第2領域202に表示している追加賞球画像G20(第2特定画像G22)であれば、第2領域202から特定表示領域210に向けて移動表示し、第2特定画像G22を消すタイミングで累積賞球数表示G30を更新する(図36(E)(F))。
Specifically, if it is an additional prize ball image G20 (first specific image G21) displayed in the
図37は、第2形態における累積賞球数表示G30と追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)の実行タイミングを示すタイミングチャートである。図37に示すように、大当たり遊技中に一般入賞口10への入賞(一般入賞口センサ10aによる入賞検知)が発生すると、演出制御用マイコン121は、まず、第1特定画像G21(追加賞球画像G20)を第1領域201に表示する(タイミングTp)。第1特定画像G21の表示中に新たな一般入賞口10への入賞が発生すると、第2特定画像G22(追加賞球画像G20)を第2領域202に表示する(タイミングTq)。
FIG. 37 is a timing chart showing the execution timing of the display of the accumulated number of prize balls display G30 and the additional prize ball image G20 (display of the number of bonus prize balls) in the second form. As shown in FIG. 37, when a winning to the general winning opening 10 (a winning detection by the general winning
そして、第1特定画像G21を第1領域201に表示してから所定時間が経過すると、第1特定画像G21を上述のように移動表示してから非表示とする。このタイミングで累積賞球数表示G30を更新する(タイミングTr)。つまり、第1特定画像G21を非表示とすることに応じて累積賞球数表示G30を更新する。また、第2特定画像G22を第2領域202に表示してから所定時間が経過すると、第2特定画像G22を上述のように移動表示してから非表示とする。このタイミングで累積賞球数表示G30を更新する(タイミングTs)。つまり第2特定画像G22を非表示とすることに応じて累積賞球数表示G30を更新する。なお、第3特定画像G23については説明を省略するが、第2形態では、第3特定画像G23についても第1特定画像G21や第2特定画像G22と同様の表示制御を行うものとする。
Then, when a predetermined period of time elapses after the first specific image G21 is displayed in the
以上説明した第2形態のパチンコ遊技機によれば、特定一般入賞口10Tへの入賞に応じた累積賞球数表示G30の更新タイミングが、第1大入賞口14への入賞に応じた累積賞球数表示G30の更新タイミングよりも遅い。そのため、累積賞球数表示G30が単調な演出となるのを抑制でき、累積賞球数表示G30の演出的な面白さを向上させることが可能である。
According to the pachinko game machine of the second form described above, the update timing of the cumulative prize ball number display G30 corresponding to the winning to the specific general winning
また第2形態のパチンコ遊技機によれば、追加賞球画像G20の表示の終了に合わせて(つまり追加賞球画像G20を非表示とするタイミングで)、累積賞球数表示G30の更新が行われる。そのため、追加賞球画像G20によって示唆される数(具体的には「+3」)が、累積賞球数表示G30に合算されるイメージを遊技者にわかり易く伝えることが可能である。よって、追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)や累積賞球数表示G30による演出効果を高めることが可能となっている。特に第2形態では、追加賞球画像G20を累積賞球数表示G30に向けて移動表示させてから非表示とするため、上記の効果を一層発揮することが可能である。 Further, according to the pachinko gaming machine of the second embodiment, the display of the accumulated number of prize balls G30 is updated in accordance with the end of the display of the additional prize ball image G20 (that is, at the timing when the additional prize ball image G20 is hidden). will be Therefore, it is possible to convey to the player in an easy-to-understand manner the image that the number suggested by the additional prize ball image G20 (specifically, "+3") is added to the accumulated prize ball number display G30. Therefore, it is possible to enhance the effect of the display of the additional prize ball image G20 (display of the number of bonus prize balls) and the cumulative number of prize balls display G30. In particular, in the second mode, the additional prize ball image G20 is moved toward the cumulative number of prize balls display G30 and then hidden, so that the above effects can be further exhibited.
ちなみに、第1形態のパチンコ遊技機PY1が奏する効果のうち、本形態との相違点に起因する効果以外のものは、第2形態のパチンコ遊技機においても奏される。 By the way, among the effects of the pachinko gaming machine PY1 of the first mode, effects other than those resulting from differences from the present mode are also played in the pachinko gaming machine of the second mode.
なお、第2形態のパチンコ遊技機において、追加賞球画像G20を累積賞球数表示G30に向けて移動表示させることなく非表示としてもよい。 Incidentally, in the pachinko gaming machine of the second form, the additional prize ball image G20 may not be displayed without being moved toward the cumulative number of prize balls display G30.
また第2形態のパチンコ遊技機において、特定一般入賞口10Tへの入賞に応じた累積賞球数表示G30の更新タイミングは、追加賞球画像G20の表示を終了するときでなくてもよく、適宜変更可能である。例えば、追加賞球画像G20の表示期間の途中であってもよいし、追加賞球画像G20の表示を終了した後、所定時間が経過してからであってもよい。
Further, in the pachinko gaming machine of the second form, the update timing of the cumulative number of prize balls display G30 according to the winning in the specific general
<その他の変更例>
上記形態では、第1大入賞口14の上方に特定一般入賞口10Tが配置されていたが、大入賞口と一般入賞口(普通入賞口)の位置関係は、適宜変更可能である。例えば、大入賞口の左方に一般入賞口があってもよい。この場合、大入賞口への入賞に応じた第1の入賞演出よりも左方に、一般入賞口への入賞に応じた第2の入賞演出を表示するとよい。またこの場合、左方が「特定の方向」に相当する。また例えば、大入賞口の右方に一般入賞口があってもよい。この場合、第1の入賞演出よりも右方に、第2の入賞演出を表示するとよい。またこの場合、右方が「特定の方向」に相当する。また例えば、大入賞口よりも下方に一般入賞口があってもよい。この場合、第1の入賞演出よりも下方に第2の入賞演出を表示するとよい。この場合、下方が「特定の方向」に相当する。なお、「特定の方向」が前方や後方となる構成としてもよい。
<Other modification examples>
In the above embodiment, the specific general winning
ここで、第1の入賞演出の表示領域の中心と、第2の入賞演出の表示領域の中心との位置関係が、大入賞口と一般入賞口の位置関係と同様であればよいものとする。例えば、図38に示す例では、右遊技領域6Bにおいて一般入賞口10Xが大入賞口14Xよりも右方(特定の方向に相当、図38の矢印Y参照)に配置されている。
Here, the positional relationship between the center of the display area for the first winning effect and the center of the display area for the second winning effect should be the same as the positional relationship between the special winning opening and the general winning opening. . For example, in the example shown in FIG. 38, the general winning
そして、大入賞口14Xへの入賞に応じて更新される累積賞球数表示G50が表示部50aの右端側の上部に表示される。表示部50aにおいて累積賞球数表示G50が表示される領域を特定表示領域210Xとする。また、一般入賞口10Xへの入賞に応じて、追加賞球画像G20が表示される。表示部50aにおいて追加賞球画像G20(特定画像の一例)が表示される領域を一般入賞用表示領域200Xとする。
Then, the cumulative number of winning balls display G50 which is updated according to the winning to the
一般入賞用表示領域200Xは、特定表示領域210Xよりも下方にある。但し、一般入賞用表示領域200Xの中心の位置(より詳細には左右方向における中心の位置、図38の2点鎖線a参照)は、特定表示領域210Xの中心の位置(より詳細には左右方向における中心の位置、図38の2点鎖線b参照)よりも右方にある。つまり、両表示領域を中心(所定方向における中心)で見た場合の特定表示領域210Xと一般入賞用表示領域200Xとの位置関係(特定表示領域210Xよりも右方に一般入賞用表示領域200Xがあること)は、大入賞口14Xと一般入賞口10Xとの位置関係(大入賞口14Xよりも右方に一般入賞口10Xがあること)と同様である。
The general winning
このように、累積賞球数表示G50(第1の入賞演出)が行われる表示領域(特定表示領域210X)の中心と、追加賞球画像G20の表示(第2の入賞演出)が行われる表示領域(一般入賞用表示領域200X)の中心との位置関係が、大入賞口14Xと一般入賞口10Xとの位置関係と同様であれば、上述した実施形態と同様の効果が奏される。
In this way, the center of the display area (
なお、図38に示す例では、累積賞球数表示G50が5桁の値「12210」を表しているが、累積賞球数が2桁の場合(例えば「15」)や、3桁の場合(例えば「120」)、4桁の場合(例えば「1500」)には、累積賞球数表示G50の表示領域が5桁の場合よりも小さくなっていてもよい。つまり、累積賞球数表示G50は、累積による桁上がりに応じて表示領域のサイズが変化するものであってもよい。このような構成であっても、累積賞球数表示G50が表示される特定表示領域210Xの中心は、図38の2点鎖線bの位置(つまり最大桁数であるときの表示領域の中心の位置)とする。
In the example shown in FIG. 38, the cumulative winning ball number display G50 represents a five-digit value "12210", but if the cumulative winning ball number is two digits (for example, "15") or three digits, (For example, "120"), in the case of four digits (for example, "1500"), the display area of the cumulative number of winning balls display G50 may be smaller than in the case of five digits. In other words, the size of the display area of the cumulative number of winning balls display G50 may change according to the carry due to the accumulation. Even with such a configuration, the center of the
また上記形態では、第1大入賞口14(第1の入賞口)と特定一般入賞口10T(第2の入賞口)とが特定の位置関係にあり、特定表示領域210と各一般入賞用表示領域200(第1領域201、第2領域202、第3領域203)とは、上記特定の位置関係と同じ位置関係にあった(図32参照)。これに対して、第1大入賞口14と特定一般入賞口10Tの位置関係と、特定表示領域210と各一般入賞用表示領域200(第1領域201、第2領域202、第3領域203)の位置関係とが、類似する位置関係であってもよい。つまり、同じ位置関係および類似する位置関係が、同様の位置関係に含まれるものとする。そして、同様の位置関係とは、同じ方向の成分を含む位置関係(例えば直上と斜め上など)であればよいものとする。
Further, in the above-described embodiment, the first big prize-winning port 14 (first prize-winning port) and the specific general prize-winning
また上記形態では、第1大入賞口14への入賞時には、累積賞球数表示G30を更新するだけであったが、第1大入賞口14への入賞を示唆する第3の入賞演出を、累積賞球数表示G30の更新とともに行うように構成してもよい。第3の入賞演出としては例えば、「+15」の文字列をデザインした画像を表示する演出が挙げられる。なお、「15」という数は、第1大入賞口14への入賞に応じた賞球数である。
Further, in the above embodiment, when the player wins the first
また上記形態において、累積賞球数表示G30の更新や追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)の契機を、全ての一般入賞口10とせず、特定一般入賞口10Tだけ(つまり右打ち中に入賞可能な一般入賞口10だけ)としてもよい。
In the above embodiment, the update of the accumulated number of winning balls display G30 and the display of the additional winning ball image G20 (display of the number of additional winning balls) are not triggered by all the general winning
また上記形態では、第1の入賞演出は、払い出された賞球数の累積値を示す演出(累積賞球数表示G30)であった。これに対して、第1の入賞演出は、第1の入賞口(実施形態では第1大入賞口14)に入賞した遊技球の数(入賞数)を示すものでもよい。例えば、1ラウンド10カウントの遊技機において、表示部50aに10個のアイコン画像を表示しておき、入賞に応じて1つずつ消していく(非表示にしていく)演出であってもよい。あるいは、10個のアイコン画像を第1の表示態様(例えば白色)で表示しておき、入賞に応じて第2の表示態様(例えば赤色)に変化させる演出であってもよい。
Further, in the above embodiment, the first winning effect is the effect indicating the accumulated value of the number of awarded balls (accumulated number of awarded balls display G30). On the other hand, the first prize effect may indicate the number of game balls (the number of prizes won) that have won the first prize gate (in the embodiment, the first big prize gate 14). For example, in a gaming machine with 10 counts per round, 10 icon images may be displayed on the
また、第1の入賞演出は、第2の入賞口(実施形態では特定一般入賞口10T)に入賞した遊技球の数(入賞数)を示すものでもよい。例えば、第2の入賞口への入賞個数を数字のカウントアップにて示す演出であってもよい。あるいは、第2の入賞口への入賞個数を示唆する態様でアイコン画像を表示する演出であってもよい。
Also, the first prize effect may indicate the number of game balls (the number of prizes won) that have won the second prize gate (the specific
また、第1の入賞口(実施形態では第1大入賞口14)への入賞に基づく第1の入賞演出は、累積賞球数表示でなくてもよい。例えば、「+15」という賞球数を示唆する数を含む画像を表示する演出であってもよい。 Also, the first winning effect based on the winning to the first winning hole (in the embodiment, the first big winning hole 14) may not be the display of the cumulative number of winning balls. For example, an effect of displaying an image including a number indicating the number of winning balls "+15" may be used.
また上記形態では、累積賞球数表示G30のカウント対象は、第1大入賞口14への入賞と一般入賞口10への入賞としたが、これら以外の入賞口(例えば電チュー12Dに係る第2始動口12など)への入賞をカウント対象に加えてもよい。
In the above embodiment, the cumulative number of winning balls display G30 is counted for the winning in the first big winning
また、第2大入賞口15を開放させる大当たり遊技を実行可能に構成した場合には、第2大入賞口15への入賞に応じて、累積賞球数表示G30が更新されるように構成するとよい。この場合、特定一般入賞口10Tは、第2大入賞口15よりも上方にあることが望ましい。つまり、図32に示すような位置関係にあることが望ましい。
Further, when the jackpot game for opening the second big winning
また上記形態では、追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)による累積賞球数表示G30で更新される数の示唆は、数字を表示する態様(「+3」の表示)としたが、別の態様であってもよい。例えば、累積賞球数表示G30で更新される数を、所定のアイコン画像の表示態様(例えば表示個数や表示色など)で示すものでもよい。 Further, in the above embodiment, the indication of the number to be updated in the accumulated number of prize balls display G30 by the display of the additional prize ball image G20 (display of the number of bonus prize balls) is a form of displaying a number (display of "+3"). , may be another aspect. For example, the number to be updated in the cumulative number of awarded balls display G30 may be indicated by a predetermined display mode of icon images (for example, display number, display color, etc.).
また上記形態において、追加賞球画像G20の表示時間は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜変更可能である。 Further, in the above embodiment, the display time of the additional prize ball image G20 can be appropriately changed within a range that does not interfere with the game.
また上記形態では、一般入賞口10への入賞に応じて、追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)を行ったが、「おまけ賞球数表示」(第2の入賞演出)の実行契機となる入賞口は、一般入賞口10でなくてもよい。例えば、右打ち中に入賞可能な始動口(始動入賞口)を設け、この始動口への入賞に応じて、「おまけ賞球数表示」を行ってもよい。この場合、始動口としては、電チューに係る始動口(可変始動口)であってもよいし、常に入賞し易さが変わらない非可変式の始動口(固定始動口)であってもよい。
In the above embodiment, the additional prize ball image G20 is displayed (display of the number of bonus prize balls) in accordance with the winning of the
また上記形態では、特定一般入賞口10Tへの入賞に応じて、追加賞球画像G20を、第1領域201、第2領域202、第3領域203と順に表示した。これに対して、追加賞球画像G20の表示領域が1つしかなくてもよい。この場合、追加賞球画像G20の表示中に次の入賞が生じた場合には、新たな追加賞球画像G20の全部又は一部を重ねて表示してもよい。なお、既に追加賞球画像G20が表示されている領域に、新たな追加賞球画像G20の全部又は一部を重ねて表示する構成を、上記形態に採用してもよい。
Further, in the above embodiment, the additional prize ball image G20 is displayed in the order of the
また上記形態において、追加賞球画像G20を表示可能な領域の数は任意に変更できる。例えば、第1領域201、第2領域202、および第3領域203の全てに追加賞球画像G20(特定画像)が表示されているときに、特定一般入賞口10Tへの入賞が発生した場合、第1領域201、第2領域202、及び第3領域203のいずれとも異なる第4領域に、追加賞球画像G20を表示することとしてもよい。
Further, in the above embodiment, the number of areas in which the additional prize ball image G20 can be displayed can be changed arbitrarily. For example, when the additional prize ball image G20 (specific image) is displayed in all of the
また上記形態では、特定一般入賞口10Tへの入賞に応じてスピーカ52から特定の入賞音を出力する構成としたが、この入賞音の種類は、常に同じであってもよいし、特定一般入賞口10Tに入賞した遊技球の数に応じて変えてもよい。例えば、追加賞球画像G20を表示する場合の入賞音と、表示しない場合の入賞音を変えてもよく、表示しない場合の入賞音だけを入賞個数に応じて順に変化させてもよい。
Further, in the above embodiment, a specific winning sound is output from the
また上記形態では、第1領域201、第2領域202、第3領域203に表示する特定画像は全て同じ画像(追加賞球画像G20)としたが、特定画像が表示領域に応じて異なっていてもよい。例えば、表示領域に応じて、「+3」の文字列のデザインが異なっていたり、色が異なっていたりするなど、適宜に変更可能である。
In the above embodiment, the specific images displayed in the
また上記形態では、大当たり遊技状態を「有利遊技状態」とし、累積賞球数表示G30を「第1の入賞演出」とし、追加賞球画像G20の表示(おまけ賞球数表示)を「第2の入賞演出」とした。これに対して、高確率状態や、時短状態(高ベース状態)を「有利遊技状態」としてもよい。時短状態(高ベース状態)を有利遊技状態とする場合、その高ベース状態中の電チューへの入賞に応じて第1の入賞演出を行い、一般入賞口への入賞に応じて第2の入賞演出を行うことが可能である。また、高ベース状態中の所謂小当たりへの当選に基づく大入賞口への入賞に応じて第1の入賞演出を行い、電チューへの入賞に応じて第2の入賞演出を行うことが可能である。また、大入賞口を2つ有する遊技機では、一方の大入賞口への入賞に応じて第1の入賞演出を行い、他方の大入賞口への入賞に応じて第2の入賞演出を行うようにしてもよい。この場合、第1の大入賞口を大当たり遊技にて開放させる大入賞口とし、第2の大入賞口を小当たり遊技(小当たり当選に基づき大入賞口を総開放時間1.8秒以下で開放させる特別遊技)にて開放させる大入賞口としてもよい。 Further, in the above embodiment, the jackpot gaming state is set to the "advantageous gaming state", the cumulative number of prize balls display G30 is set to the "first winning effect", and the display of the additional prize ball image G20 (the display of the number of bonus prize balls) is set to the "second prize display". The award-winning performance of. On the other hand, a high probability state and a time saving state (high base state) may be set as "advantageous gaming state". When the time-saving state (high-base state) is set as an advantageous game state, a first prize-winning effect is performed in accordance with the winning of the electric chew during the high-base state, and a second prize-winning is performed in accordance with the winning of the general prize opening. It is possible to perform. In addition, it is possible to perform a first prize winning effect in response to winning a prize in a big winning slot based on winning a so-called small win during a high base state, and perform a second winning effect in response to winning a prize in an electronic chew. is. In addition, in a gaming machine having two big winning holes, a first winning effect is performed in response to winning in one of the big winning ports, and a second winning effect is performed in response to winning to the other big winning port. You may do so. In this case, the first big winning opening is a big winning opening that is opened in a big winning game, and the second big winning opening is a small winning game (the total opening time of the big winning opening is 1.8 seconds or less based on the small winning). It may be a big winning opening opened in a special game to be opened.
また、第1の入賞演出の演出内容、および、第2の入賞演出の演出内容は適宜変更可能である。具体的には例えば、画像表示装置50を用いた画像表示演出ではなく、構造物の動作によって入賞口への入賞を示唆する演出であってもよい。この場合の構造物としては、例えば、センサによる入賞検知を契機に駆動される電動式の可動物であってもよいし、入賞した遊技球によって荷重を受けて動作する非電動式の可動物(例えば所謂風車)であってもよい。
Also, the effect content of the first winning effect and the effect content of the second winning effect can be changed as appropriate. Specifically, for example, instead of the image display effect using the
また上記形態では、当選した大当たり図柄の種類に基づいて高確率状態への移行が決定される遊技機としたが、いわゆるV確機(大入賞口内の特定領域(V領域)の通過に基づいて高確率状態に制御する遊技機)として構成してもよい。また上記形態では、一旦高確率状態に制御されると次の大当たり遊技の開始まで高確率状態への制御が続く遊技機(いわゆる確変ループタイプの遊技機)として構成したが、いわゆるST機(確変の回数切りの遊技機)として構成してもよい。また、いわゆる1種2種混合機や、ハネモノタイプの遊技機として構成してもよい。すなわち、本明細書に示されている発明は、遊技機のゲーム性を問わず、種々のゲーム性の遊技機に対して好適に採用することが可能である。 Also, in the above embodiment, the game machine determines the transition to the high-probability state based on the type of winning jackpot symbol. It may be configured as a gaming machine that controls to a high probability state. In addition, in the above-described form, once it is controlled to a high probability state, it is configured as a gaming machine (a so-called variable loop type gaming machine) that continues to control the high probability state until the start of the next jackpot game. It may be configured as a game machine that cuts the number of times. Also, it may be configured as a so-called one-kind-two-kind machine, or a honeycomb type game machine. In other words, the invention shown in this specification can be preferably applied to gaming machines with various game characteristics regardless of the game characteristics of the gaming machines.
また上記形態では、本発明をパチンコ遊技機に適用したが、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の弾球遊技機などに適用することも可能である。 Moreover, in the above embodiment, the present invention is applied to a pachinko game machine, but it is also possible to apply it to other pinball game machines such as an arrange ball machine and a mammoth ball game machine.
また実施形態では、特図可変表示に略同調して小図柄KZ1,KZ2,KZ3の可変表示が行われるが、小図柄KZ1,KZ2,KZ3のように3つの図柄で構成させるのではなく、2つなど3つ以外の図柄で構成させてもよい。例えば、特図1と特図2とで分けた2つの図柄を設けても良い。また、特図1と特図2とで共通の1つの図柄を設けても良い。そして、これらの場合、画像表示装置50の表示部50aで表示し、サブ制御基板120にその制御を行わせても良い。また、遊技盤1の遊技領域6以外の領域において、図柄を表示するLED装置を設けても良い。この場合、そのLED装置の制御を主制御基板100またはサブ制御基板120に行わせても良い。
Further, in the embodiment, the small symbols KZ1, KZ2, KZ3 are variablely displayed in synchronism with the special symbol variable display. It may be composed of patterns other than three, such as three. For example, you may provide two designs divided by special figure 1 and special figure 2. Moreover, you may provide one design common with the special figure 1 and the special figure 2. In these cases, the
また実施形態では、特図2判定処理が優先的に行われるが、特図1判定処理が優先的に行われるように構成しても良い。また、特図1関係乱数と特図2関係乱数とについて、保留記憶部に記憶された順番で特図判定処理が行われるようにしても良い。 Further, in the embodiment, the special figure 2 determination process is preferentially performed, but the special figure 1 determination process may be preferentially performed. Also, for the special figure 1 relation random number and the special figure 2 relation random number, the special figure determination process may be performed in the order stored in the reservation storage unit.
また実施形態では、特図1の可変表示と特図2の可変表示とが並行して行われていないが、特図1の可変表示と特図2の可変表示とが並行して行われるように構成しても良い。 Also in the embodiment, the variable display of the special figure 1 and the variable display of the special figure 2 are not performed in parallel, but the variable display of the special figure 1 and the variable display of the special figure 2 are performed in parallel can be configured to
また実施形態では、遊技の進行に係る基本的な制御を主制御基板100が行い、遊技の進行(遊技の制御)に応じた演出の進行に係る基本的な制御をサブ制御基板120が行うというように、遊技の制御と演出の制御とを異なる基板で行っているが、一つの基板で行うよう構成しても良い。この場合、画像制御基板140を、その一つの基板に含めても良く、また、その一つの基板とは別に設けても良い。
Further, in the embodiment, the
10.本明細書に開示されている発明
この[発明を実施するための形態]における前段落までには、以下の発明が開示されている。以下の説明では、実施形態における対応する構成の名称や表現、図面に使用した符号を参考のためにかっこ書きで付記している。但し、各発明の構成要素はこの付記に限定されるものではない。なお、発明Aは、以下の発明A1~A6の総称であり、発明Bは、以下の発明B1~B6の総称であり、発明Cは、以下の発明C1~C6の総称である。
10. Inventions Disclosed in the Present Specification The following inventions have been disclosed up to the preceding paragraph in this [Mode for Carrying out the Invention]. In the following description, the names and expressions of corresponding configurations in the embodiments and the reference numerals used in the drawings are added in parentheses for reference. However, the constituent elements of each invention are not limited to this appendix. Invention A is a generic term for inventions A1 to A6 below, invention B is a generic term for inventions B1 to B6 below, and invention C is a generic term for inventions C1 to C6 below.
発明A1:
第1の入賞口(第1大入賞口14)と、
前記第1の入賞口よりも特定の方向(上方)に位置する第2の入賞口(特定一般入賞口10T)と、
遊技者に有利な有利遊技状態(大当たり遊技状態)に制御可能な遊技状態制御手段(遊技制御用マイコン101)と、
演出を制御可能な演出制御手段(演出制御用マイコン121)と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記有利遊技状態における前記第1の入賞口への入賞に応じて、前記第1の入賞口への入賞を示唆する第1の入賞演出(累積賞球数表示G30)を実行することと、
前記有利遊技状態における前記第2の入賞口への入賞に応じて、前記第2の入賞口への入賞を示唆する第2の入賞演出(追加賞球画像G20の表示)を実行することと、が可能であることを特徴とする遊技機(パチンコ遊技機PY1)。
Invention A1:
a first winning opening (first big winning opening 14);
a second winning opening (specific general winning
A game state control means (game control microcomputer 101) capable of controlling an advantageous game state (jackpot game state) advantageous to the player;
Equipped with production control means (production control microcomputer 121) capable of controlling production,
The production control means is
executing a first winning effect (accumulated number of winning balls display G30) suggesting winning to the first winning port in response to winning to the first winning port in the advantageous gaming state;
executing a second winning effect (display of an additional prize ball image G20) suggesting winning to the second winning hole in response to winning to the second winning hole in the advantageous gaming state; A gaming machine (Pachinko gaming machine PY1) characterized by being able to
この構成の遊技機によれば、第1の入賞演出と第2の入賞演出とによって、有利遊技状態中の遊技興趣を向上可能である。 According to the gaming machine with this configuration, it is possible to improve the game interest during the advantageous game state by the first winning effect and the second winning effect.
発明A2:
発明A1に記載の遊技機であって、
前記演出制御手段は、
前記第1の入賞演出を第1の表示領域(特定表示領域210)に表示し、
前記第2の入賞演出を前記第1の表示領域よりも前記特定の方向に位置する第2の表示領域(例えば第1領域201)に表示することを特徴とする遊技機。
Invention A2:
The gaming machine according to Invention A1,
The production control means is
displaying the first winning effect in a first display area (specific display area 210);
A gaming machine characterized in that the second prize effect is displayed in a second display area (eg, first area 201) located in the specific direction relative to the first display area.
この構成の遊技機によれば、第1の入賞口と第2の入賞口との位置関係(第1の入賞口を基準にして特定の方向に第2の入賞口がある)と、第1の表示領域(第1の入賞口への入賞に応じた第1の入賞演出が表示される表示領域)と第2の表示領域(第2の入賞口への入賞に応じた第2の入賞演出が表示される表示領域)との位置関係(第1の表示領域を基準にして特定の方向に第2の表示領域がある)とが同様である。そのため、各入賞演出が何を示すものであるかを遊技者にわかりやすく示すことが可能である。 According to the gaming machine of this configuration, the positional relationship between the first winning opening and the second winning opening (the second winning opening is located in a specific direction with respect to the first winning opening), Display area (display area where the first winning effect corresponding to winning the first winning opening is displayed) and second display area (second winning effect corresponding to winning the second winning opening is displayed) (the second display area is located in a specific direction with respect to the first display area). Therefore, it is possible to clearly show to the player what each winning effect indicates.
発明A3:
発明A2に記載の遊技機であって、
前記有利遊技状態は、前記第1の入賞口への入賞が可能となる遊技状態であり、
前記第2の入賞口は、前記第1の入賞口に入賞するように発射された遊技球(右打ちされた遊技球)が入賞可能な位置(実施形態では第2流路R2上の所定の位置)にあることを特徴とする遊技機。
Invention A3:
The gaming machine according to Invention A2,
The advantageous gaming state is a gaming state in which it is possible to win a prize in the first winning port,
The second winning hole is a position (a predetermined position on the second flow path R2 in the embodiment) at which a game ball (a game ball hit to the right) can win so as to win the first winning hole. position).
この構成の遊技機によれば、有利遊技状態において第1の入賞口への入賞を狙って遊技している場合に、第2の入賞口への入賞も付随的に発生する。よって、第1の入賞口への入賞によって獲得できた特典を第1の入賞演出によって知りつつ、その特典の獲得に付随して獲得できた特典を第2の入賞演出によって知ることができ、有利遊技状態における遊技興趣を向上可能である。 According to the gaming machine with this configuration, when the player is playing aiming at winning the first winning hole in an advantageous game state, winning the second winning hole also occurs incidentally. Therefore, it is possible to know the privilege obtained by winning the prize in the first prize opening by the first winning performance, and to know the privilege obtained along with the acquisition of the privilege by the second winning performance, which is advantageous. It is possible to improve the game interest in the game state.
発明A4:
発明A3に記載の遊技機であって、
前記第1の入賞演出は、賞球数又は入賞数を示唆する演出であり、
前記演出制御手段は、前記有利遊技状態において、前記第1の入賞口(第1大入賞口14)への入賞に応じて前記第1の入賞演出(累積賞球数表示G30)を更新することと、前記第2の入賞口(特定一般入賞口10T)への入賞に応じて前記第1の入賞演出を更新することとが可能である(図35参照)ことを特徴とする遊技機。
Invention A4:
The gaming machine according to Invention A3,
The first winning effect is a effect suggesting the number of prize balls or the number of winning prizes,
The effect control means updates the first winning effect (accumulated number of winning balls display G30) in accordance with winning in the first winning hole (first big winning hole 14) in the advantageous gaming state. and updating the first prize effect according to the winning to the second prize winning port (specific general winning
この構成の遊技機によれば、第1の入賞演出によって、有利遊技状態において獲得した特典の量を正しく知ることが可能となり、第1の入賞演出の演出効果を向上可能である。 According to the gaming machine of this configuration, it is possible to correctly know the amount of privilege obtained in the advantageous game state by the first winning effect, and the effect of the first winning effect can be improved.
発明A5:
発明A4に記載の遊技機であって、
前記演出制御手段は、
前記第1の入賞口への入賞が発生すると、第1のタイミングで(入賞発生時に)前記第1の入賞演出を更新し、
前記第2の入賞口への入賞が発生すると、前記第1のタイミングと同様の第2のタイミングで(入賞発生時に)、前記第1の入賞演出を更新する(図35参照)ことを特徴とする遊技機。
Invention A5:
The gaming machine according to Invention A4,
The production control means is
When a prize to the first prize winning port occurs, at a first timing (at the time of the prize winning), the first prize effect is updated,
When the winning to the second winning opening occurs, the first winning effect is updated (see FIG. 35) at a second timing similar to the first timing (at the time of winning). game machine.
この構成の遊技機によれば、第2の入賞口への入賞に応じた入賞演出の更新タイミングが、第1の入賞口への入賞に応じた入賞演出の更新タイミングと同様であるため、入賞演出がわかりやすい演出となり、入賞演出による興趣を向上可能である。 According to the gaming machine with this configuration, the timing of updating the winning effect in response to winning in the second winning port is the same as the timing of updating the winning effect in response to winning in the first winning port. The presentation becomes an easy-to-understand presentation, and it is possible to improve the interest of the award-winning presentation.
発明A6:
発明A4に記載の遊技機であって、
前記演出制御手段は、
前記第1の入賞口への入賞が発生すると、第1のタイミングで(入賞発生時に)前記第1の入賞演出を更新し、
前記第2の入賞口への入賞が発生すると、前記第1のタイミングよりも遅い第2のタイミングで(例えば第2の入賞演出の終了時に)、前記第1の入賞演出を更新する(図37参照)ことを特徴とする遊技機。
Invention A6:
The gaming machine according to Invention A4,
The production control means is
When a prize to the first prize winning port occurs, at a first timing (at the time of the prize winning), the first prize effect is updated,
When a prize is won in the second prize-winning port, the first prize-winning effect is updated at a second timing later than the first timing (for example, at the end of the second prize-winning effect) (see FIG. 37). See).
この構成の遊技機によれば、第2の入賞口への入賞に応じた入賞演出の更新タイミングが、第1の入賞口への入賞に応じた入賞演出の更新タイミングと異なる(遅い)ため、入賞演出が単調な演出となるのを抑制でき、入賞演出による興趣を向上可能である。 According to the gaming machine with this configuration, the timing of updating the winning effect in response to winning in the second winning port is different (slower) than the timing of updating the winning effect in response to winning in the first winning port. It is possible to prevent the prize winning presentation from becoming a monotonous presentation and improve the interest of the prize winning presentation.
発明A7:
発明A1から発明A6までのいずれかに記載の遊技機であって、
前記特定の方向は、上方又は下方のうち前記第1の入賞口から見て前記第2の入賞口が位置する方であることを特徴とする遊技機。
Invention A7:
A gaming machine according to any one of inventions A1 to A6,
The gaming machine, wherein the specific direction is the direction in which the second prize winning opening is located when viewed from the first winning opening, either upward or downward.
発明A8:
発明A1から発明A6までのいずれかに記載の遊技機であって、
前記特定の方向は、左方又は右方のうち前記第1の入賞口から見て前記第2の入賞口が位置する方であることを特徴とする遊技機。
Invention A8:
A gaming machine according to any one of inventions A1 to A6,
The gaming machine, wherein the specific direction is the left or right direction in which the second prize winning port is located when viewed from the first prize winning port.
ところで、従来よりパチンコ遊技機では、入賞口への入賞に応じて付与される特典の量(賞球数など)を示唆する演出が行われている。例えば特開2012-213560号公報には、大当たり当選に基づく特別遊技において、大入賞口への入賞に基づいて合計賞球数を示す演出を行う遊技機が記載されている。しかしながら、入賞口への入賞に応じて行われる演出については、遊技興趣の向上のため、改善の余地がある。上記した発明Aは、特開2012-213560号公報に記載の遊技機に対して、「演出制御手段は、有利遊技状態における第1の入賞口への入賞に応じて、第1の入賞口への入賞を示唆する第1の入賞演出を実行することと、有利遊技状態における第2の入賞口への入賞に応じて、第2の入賞口への入賞を示唆する第2の入賞演出を実行することと、が可能である」という点で相違している。これにより、「演出を通じて遊技興趣の向上に寄与する遊技機を提供する」という課題を解決する(作用効果を奏する)ことが可能である。 By the way, conventional pachinko gaming machines have performed an effect that suggests the amount of benefits (such as the number of prize balls) to be given in response to winning a prize in a prize winning slot. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2012-213560 describes a gaming machine that, in a special game based on winning a jackpot, performs an effect indicating the total number of prize balls based on winning a prize in a big winning hole. However, there is room for improvement in terms of the effects performed in response to the winning of prizes in the prize winning openings, in order to improve the amusement of the game. The above-described invention A is a gaming machine described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2012-213560. and executing a second winning effect suggesting winning to the second winning port according to winning to the second winning port in an advantageous game state. It is possible to do and to do". As a result, it is possible to solve the problem of "providing a gaming machine that contributes to the enhancement of game interest through presentation" (to produce an effect).
発明B1:
所定の入賞口(特定一般入賞口10T)と、
演出を制御可能な演出制御手段(演出制御用マイコン121)と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記所定の入賞口への入賞に応じて、前記所定の入賞口への入賞を示唆する入賞演出(追加賞球画像G20の表示)を行うことが可能であり、
前記入賞演出では、前記所定の入賞口への第1の入賞が発生すると、予め定められた第1領域(201)に特定画像(追加賞球画像G20である第1特定画像G21)を所定時間(例えば3秒)にわたって表示することを特徴とする遊技機(パチンコ遊技機PY1)。
Invention B1:
A predetermined winning opening (specific general winning
Equipped with production control means (production control microcomputer 121) capable of controlling production,
The production control means is
It is possible to perform a winning effect (display of an additional prize ball image G20) suggesting winning to the predetermined winning hole according to the winning to the predetermined winning hole,
In the winning effect, when a first winning to the predetermined winning hole occurs, a specific image (first specific image G21 as additional prize ball image G20) is displayed in a predetermined first area (201) for a predetermined time. A gaming machine (pachinko gaming machine PY1) characterized by displaying for (for example, 3 seconds).
この構成の遊技機によれば、所定の入賞口への入賞が発生すると、特定画像が所定時間にわたり表示されるため、このような入賞演出によって、入賞の発生に気づかせることが可能となり、遊技興趣を向上可能である。 According to the gaming machine with this configuration, when a prize is won in a predetermined prize-winning slot, the specific image is displayed for a predetermined period of time. Interest can be improved.
発明B2:
発明B1に記載の遊技機であって、
前記演出制御手段は、
前記第1領域に特定画像が表示されているときに前記所定の入賞口に対する前記第1の入賞の次の入賞である第2の入賞が発生した場合、前記第1領域とは異なる第2領域(202)に次の特定画像(追加賞球画像G20である第2特定画像G22)を所定時間にわたって表示し、
前記第1領域に特定画像が表示されていないときに前記第2の入賞が発生した場合、前記第1領域(201)に特定画像(追加賞球画像G20である第1特定画像G21)を所定時間にわたって表示することを特徴とする遊技機。
Invention B2:
The gaming machine according to Invention B1,
The production control means is
When a second prize, which is a prize following the first prize for the predetermined prize winning opening, occurs while the specific image is displayed in the first region, a second region different from the first region. (202) displaying the next specific image (the second specific image G22 which is the additional prize ball image G20) for a predetermined period of time;
When the second winning occurs when the specific image is not displayed in the first area, the specific image (the first specific image G21 which is the additional prize ball image G20) is specified in the first area (201). A game machine characterized by displaying over time.
この構成の遊技機によれば、所定の入賞口への入賞が発生した時の特定画像の表示状況次第で、新たな特定画像が表示される領域が変わるため、入賞演出が単調になるのを抑制可能であり、遊技興趣を向上可能である。 According to the gaming machine with this configuration, the region where the new specific image is displayed changes depending on the display status of the specific image when a prize is won in the predetermined prize winning slot, so that the winning effect does not become monotonous. It can be suppressed, and the game interest can be improved.
発明B3:
発明B2に記載の遊技機であって、
前記演出制御手段は、
前記第2領域に特定画像が表示されているときに前記所定の入賞口に対する前記第2の入賞の次の入賞である第3の入賞が発生した場合、
前記第1領域に特定画像が表示されていれば、前記第1領域とも前記第2領域とも異なる第3領域(203)にさらに次の特定画像(追加賞球画像G20である第3特定画像G23)を所定時間にわたって表示し、
前記第1表示領域に特定画像が表示されていなければ、前記第1領域(201)に特定画像(追加賞球画像G20である第1特定画像G21)を所定時間にわたって表示することを特徴とする遊技機。
Invention B3:
The gaming machine according to Invention B2,
The production control means is
When a third prize, which is a prize next to the second prize for the predetermined prize winning opening, occurs while the specific image is displayed in the second area,
If the specific image is displayed in the first area, the next specific image (the third specific image G23 which is the additional prize ball image G20) is displayed in the third area (203) different from the first area and the second area. ) is displayed for a predetermined time,
If the specific image is not displayed in the first display area, the specific image (the first specific image G21 which is the additional prize ball image G20) is displayed in the first area (201) for a predetermined time. game machine.
この構成の遊技機によれば、所定の入賞口への入賞が新たに発生した場合、第1領域と第2領域とに特定画像が表示されていれば第3領域に新たな特定画像を表示するが、第1領域に特定画像が表示されていなければ第1領域に新たな特定画像を表示する。そのため、特定画像を表示する領域を過度に広げることなく入賞演出を行うことが可能である。その結果、入賞の発生をわかり易く示すことが可能となる。 According to the gaming machine with this configuration, when a new prize is won in a predetermined winning slot, if the specific image is displayed in the first area and the second area, the new specific image is displayed in the third area. However, if the specific image is not displayed in the first area, a new specific image is displayed in the first area. Therefore, it is possible to perform the prize-winning effect without excessively widening the area for displaying the specific image. As a result, it is possible to clearly indicate the occurrence of winning.
発明B4:
発明B2又は発明B3に記載の遊技機であって、
遊技者に有利な有利遊技状態(大当たり遊技状態)に制御可能な遊技状態制御手段(遊技制御用マイコン101)を備え、
前記演出制御手段は、前記有利遊技状態において前記入賞演出を行うことを特徴とする遊技機。
Invention B4:
A gaming machine according to Invention B2 or Invention B3,
Equipped with game state control means (game control microcomputer 101) capable of controlling an advantageous game state (jackpot game state) advantageous to the player,
The game machine, wherein the effect control means performs the winning effect in the advantageous game state.
この構成の遊技機によれば、入賞演出によって、有利遊技状態における遊技興趣を向上可能である。 According to the gaming machine with this configuration, it is possible to improve the interest in the game in the advantageous game state by the prize-winning effect.
発明B5:
発明B4に記載の遊技機であって、
前記有利遊技状態は、前記所定の入賞口とは異なる特定入賞口(第1大入賞口14)への入賞が可能となる遊技状態であり、
前記所定の入賞口は、前記特定入賞口に入賞するように発射された遊技球(右打ちされた遊技球)が入賞可能な位置(実施形態では第2流路R2上の所定の位置)にあることを特徴とする遊技機。
Invention B5:
The gaming machine according to Invention B4,
The advantageous gaming state is a gaming state in which a prize can be won in a specific winning port (first big winning port 14) different from the predetermined winning port,
The predetermined winning hole is located at a position (predetermined position on the second flow path R2 in the embodiment) where a game ball (a game ball hit to the right) launched to win the specific winning hole can win. A gaming machine characterized by:
この構成の遊技機によれば、有利遊技状態において特定入賞口への入賞を狙って遊技している場合に、所定の入賞口への入賞も付随的に発生する。よって、特定入賞口への入賞による特典の獲得に付随して獲得できた特典を入賞演出によって知ることができ、有利遊技状態における遊技興趣を向上可能である。 According to the gaming machine with this configuration, when a player is playing aiming at winning a specific winning slot in an advantageous game state, a winning to a predetermined winning slot also occurs incidentally. Therefore, it is possible to know the privilege acquired by winning the special prize in the specific winning hole by the prize-winning performance, and the game interest in the advantageous game state can be improved.
発明B6:
発明B5に記載の遊技機であって、
前記所定の入賞口は、前記特定入賞口よりも特定の方向(上方)に位置しており、
前記演出制御手段は、前記有利遊技状態における前記特定入賞口への入賞に応じて、前記特定入賞口への入賞を示唆する特定演出(累積賞球数表示G30)を行うことが可能であり、
前記第1領域及び前記第2領域は、前記特定演出が行われる特定演出領域(特定表示領域210)よりも前記特定の方向(上方)に位置していることを特徴とする遊技機。
Invention B6:
The gaming machine according to Invention B5,
The predetermined winning opening is positioned in a specific direction (above) from the specific winning opening,
The effect control means is capable of performing a specific effect (accumulated number of winning balls display G30) suggesting winning to the specific winning hole in response to winning to the specific winning hole in the advantageous gaming state,
A gaming machine, wherein the first area and the second area are located in the specific direction (above) from a specific effect area (specific display area 210) in which the specific effect is performed.
この構成の遊技機によれば、所定の入賞口と特定入賞口の位置関係と、第1領域および第2領域と特定演出領域の位置関係とが似ており、入賞演出と特定演出の意味を遊技者に直感的に伝え易い。 According to the gaming machine with this configuration, the positional relationship between the predetermined winning slot and the specific winning slot is similar to the positional relationship between the first area, the second area, and the specific effect area, and the meaning of the winning effect and the specific effect is similar. It is easy to intuitively convey to the player.
ところで、従来よりパチンコ遊技機では、入賞口への入賞に応じて付与される特典の量(賞球数など)を示唆する演出が行われている。例えば特開2012-213560号公報には、大当たり当選に基づく特別遊技において、大入賞口への入賞に基づいて合計賞球数を示す演出を行う遊技機が記載されている。しかしながら、入賞口への入賞に応じて行われる演出については、遊技興趣の向上のため、改善の余地がある。上記した発明Bは、特開2012-213560号公報に記載の遊技機に対して、「演出制御手段は、所定の入賞口への入賞に応じて、前記所定の入賞口への入賞を示唆する入賞演出を行うことが可能であり、入賞演出では、前記所定の入賞口への第1の入賞が発生すると、予め定められた第1領域に特定画像を所定時間にわたって表示する」という点で相違している。これにより、「演出を通じて遊技興趣の向上に寄与する遊技機を提供する」という課題を解決する(作用効果を奏する)ことが可能である。 By the way, conventional pachinko gaming machines have performed an effect that suggests the amount of benefits (such as the number of prize balls) to be given in response to winning a prize in a prize winning slot. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2012-213560 describes a gaming machine that, in a special game based on winning a jackpot, performs an effect indicating the total number of prize balls based on winning a prize in a big winning opening. However, there is room for improvement in terms of the effects performed in response to the winning of prizes in the prize winning openings, in order to improve the amusement of the game. The invention B described above is a game machine described in Japanese Patent Laid-Open No. 2012-213560. It is possible to perform a winning effect, and in the winning effect, when the first winning to the predetermined winning opening occurs, a specific image is displayed in a predetermined first area for a predetermined time. doing. As a result, it is possible to solve the problem of "providing a gaming machine that contributes to the enhancement of game interest through presentation" (to produce an effect).
発明C1:
第1の入賞口(第1大入賞口14)と、
第2の入賞口(特定一般入賞口10T)と、
遊技者に有利な有利遊技状態(大当たり遊技状態)に制御可能な遊技状態制御手段(遊技制御用マイコン101)と、
演出を制御可能な演出制御手段(演出制御用マイコン121)と、を備え、
前記演出制御手段は、前記有利遊技状態における前記第1の入賞口及び前記第2の入賞口への入賞に応じて、賞球数又は入賞数を示唆する第1の入賞演出(累積賞球数表示G30)を更新することが可能であることを特徴とする遊技機(パチンコ遊技機PY1)。
Invention C1:
a first winning opening (first big winning opening 14);
a second winning opening (specific general winning
A game state control means (game control microcomputer 101) capable of controlling an advantageous game state (jackpot game state) advantageous to the player;
Equipped with production control means (production control microcomputer 121) capable of controlling production,
The effect control means generates a first winning effect indicating the number of winning balls or the number of winning balls (cumulative number of winning balls A gaming machine (pachinko gaming machine PY1) characterized in that the display G30) can be updated.
この構成の遊技機によれば、第1の入賞口や第2の入賞口への入賞に応じて入賞演出が行われるため、有利遊技状態の遊技興趣を向上可能である。 According to the gaming machine of this configuration, since the winning effect is performed according to the winning in the first winning hole or the second winning hole, it is possible to improve the game interest in the advantageous game state.
発明C2:
発明C1に記載の遊技機であって、
前記演出制御手段は、
前記第1の入賞口への入賞が発生すると、第1のタイミングで(入賞発生時に)前記第1の入賞演出を更新し、
前記第2の入賞口への入賞が発生すると、前記第1のタイミングよりも遅いか前記第1のタイミングと同様の第2のタイミングで(入賞発生時あるいは入賞発生から一定時間が経過した時に)、前記第1の入賞演出を更新する(図35、図37参照)ことを特徴とする遊技機。
Invention C2:
The gaming machine according to Invention C1,
The production control means is
When a prize to the first prize winning port occurs, at a first timing (at the time of the prize winning), the first prize effect is updated,
When the winning to the second winning port occurs, at a second timing later than the first timing or similar to the first timing (when the winning occurs or when a certain time has passed since the winning occurred) , and updating the first winning effect (see FIGS. 35 and 37).
この構成の遊技機によれば、第2の入賞口への入賞に応じた入賞演出の更新タイミングが、第1の入賞口への入賞に応じた入賞演出の更新タイミングと異なる(遅い)場合には、入賞演出が単調な演出となるのを抑制でき、入賞演出による興趣を向上可能である。また、第2の入賞口への入賞に応じた入賞演出の更新タイミングが、第1の入賞口への入賞に応じた入賞演出の更新タイミングと同様である場合には、入賞演出がわかりやすい演出となり、入賞演出による興趣を向上可能である。 According to the gaming machine with this configuration, when the timing of updating the winning effect in response to winning in the second winning port is different (later) than the timing of updating the winning effect in response to winning in the first winning port, can prevent the winning presentation from becoming monotonous, and can improve the interest of the winning presentation. In addition, when the timing of updating the prize effect in response to the winning of the second prize opening is the same as the timing of updating the prize effect in response to the winning of the first prize opening, the winning effect becomes an easy-to-understand effect. , it is possible to improve the interest by the prize-winning presentation.
発明C3:
発明C2に記載の遊技機であって、
前記演出制御手段は、前記有利遊技状態における前記第2の入賞口への入賞に応じて、前記第2の入賞口への入賞を示唆する第2の入賞演出(追加賞球画像G20の表示)を行うことが可能であることを特徴とする遊技機。
Invention C3:
The gaming machine according to invention C2,
The effect control means generates a second winning effect (display of an additional prize ball image G20) suggesting winning to the second winning hole in response to winning to the second winning hole in the advantageous gaming state. A gaming machine characterized in that it is possible to perform
この構成の遊技機によれば、第1の入賞演出とは別に、第2の入賞口への入賞示唆に特化した第2の入賞演出を行うため、第2の入賞口への入賞が生じたことを気づかせ易くなり、有利遊技状態における興趣を一層向上させることが可能である。 According to the gaming machine with this configuration, in addition to the first winning effect, the second winning effect specializing in the suggestion of winning to the second winning hole is performed, so winning to the second winning hole occurs. This makes it easier for the player to notice the fact, and can further improve the interest in the advantageous game state.
発明C4:
発明C3に記載の遊技機であって、
前記第2の入賞演出は、前記第1の入賞演出において更新される数の示唆を含む(実施形態では「+3」の表示を含む)ことを特徴とする遊技機。
Invention C4:
The gaming machine according to invention C3,
A gaming machine, wherein the second winning effect includes an indication of the number to be updated in the first winning effect (including display of "+3" in the embodiment).
この構成の遊技機によれば、第2の入賞演出によって、第1の入賞演出において更新される数が示唆されるため、2つの入賞演出の関連性により、有利遊技状態における興趣を一層向上させることが可能となる。 According to the game machine of this configuration, since the number to be updated in the first winning performance is suggested by the second winning performance, the relationship between the two winning performances further enhances interest in the advantageous game state. becomes possible.
発明C5:
発明C4に記載の遊技機であって、
前記第2のタイミングは、前記第1のタイミングよりも遅いタイミングであって、前記第2の入賞演出の終了に応じたタイミングである(図36、図37参照)ことを特徴とする遊技機。
Invention C5:
The gaming machine according to invention C4,
A gaming machine characterized in that the second timing is a timing later than the first timing and is a timing corresponding to the end of the second winning effect (see FIGS. 36 and 37).
この構成の遊技機によれば、第2の入賞演出の終了に合わせて、第1の入賞演出の更新が行われるため、第2の入賞演出で示唆される数が、第1の入賞演出に合算されるイメージをわかり易く伝えることが可能となり、入賞演出による演出効果を高めることが可能となる。 According to the gaming machine with this configuration, the first prize-winning effect is updated in accordance with the end of the second prize-winning effect. It is possible to convey the image of the addition in an easy-to-understand manner, and it is possible to enhance the presentation effect of the winning presentation.
発明C6:
発明C3から発明C5までのいずれかに記載の遊技機であって、
前記有利遊技状態は、前記第1の入賞口(第1大入賞口14)への入賞が可能となる遊技状態(大当たり遊技状態)であり、
前記第2の入賞口は、前記第1の入賞口に入賞するように発射された遊技球(右打ちされた遊技球)が入賞可能な位置(実施形態では第2流路R2上の所定の位置)にあることを特徴とする遊技機。
Invention C6:
A gaming machine according to any one of inventions C3 to C5,
The advantageous gaming state is a gaming state (jackpot gaming state) in which it is possible to win a prize in the first winning port (first big winning port 14),
The second winning hole is a position (a predetermined position on the second flow path R2 in the embodiment) at which a game ball (a game ball hit to the right) can win so as to win the first winning hole. position).
この構成の遊技機によれば、有利遊技状態において第1の入賞口への入賞を狙って遊技している場合に、第2の入賞口への入賞も付随的に発生する。よって、第1の入賞口への入賞によって獲得できた特典を第1の入賞演出によって知りつつ、その特典の獲得に付随して獲得できた特典を第2の入賞演出によって知ることができ、有利遊技状態における遊技興趣を向上可能である。 According to the gaming machine with this configuration, when the player is playing aiming at winning the first winning hole in an advantageous game state, winning the second winning hole also occurs incidentally. Therefore, it is possible to know the privilege obtained by winning the prize in the first prize opening by the first winning performance, and to know the privilege obtained along with the acquisition of the privilege by the second winning performance, which is advantageous. It is possible to improve the game interest in the game state.
ところで、従来よりパチンコ遊技機では、入賞口への入賞に応じて付与される特典の量(賞球数など)を示唆する演出が行われている。例えば特開2012-213560号公報には、大当たり当選に基づく特別遊技において、大入賞口への入賞に基づいて合計賞球数を示す演出を行う遊技機が記載されている。しかしながら、入賞口への入賞に応じて行われる演出については、遊技興趣の向上のため、改善の余地がある。上記した発明Cは、特開2012-213560号公報に記載の遊技機に対して、「演出制御手段は、有利遊技状態における第1の入賞口又は第2の入賞口への入賞に応じて、賞球数又は入賞数を示唆する第1の入賞演出を更新することが可能である」という点で相違している。これにより、「演出を通じて遊技興趣の向上に寄与する遊技機を提供する」という課題を解決する(作用効果を奏する)ことが可能である。 By the way, conventional pachinko gaming machines have performed an effect that suggests the amount of benefits (such as the number of prize balls) to be given in response to winning a prize in a prize winning slot. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2012-213560 describes a gaming machine that, in a special game based on winning a jackpot, performs an effect indicating the total number of prize balls based on winning a prize in a big winning hole. However, there is room for improvement in terms of the effects performed in response to the winning of prizes in the prize winning openings, in order to improve the amusement of the game. The invention C described above is a gaming machine described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2012-213560. It is possible to update the first prize effect suggesting the number of prize balls or the number of winning prizes." As a result, it is possible to solve the problem of "providing a gaming machine that contributes to the enhancement of game interest through presentation" (to produce an effect).
PY1…パチンコ遊技機
14…第1大入賞口(第1の入賞口、特定入賞口)
10T…特定一般入賞口(第2の入賞口)
50…画像表示装置
50a…表示部
101…遊技制御用マイコン
121…演出制御用マイコン
200…一般入賞用表示領域
201…第1領域(第2の表示領域)
202…第2領域(第2の表示領域)
203…第3領域(第2の表示領域)
210…特定表示領域(第1の表示領域、特定演出領域)
G20…追加賞球画像(第2の入賞演出)
G21…第1特定画像
G22…第2特定画像
G23…第3特定画像
G30…累積賞球数表示(第1の入賞演出、特定演出)
R2…第2流路
PY1...
10T...Specific general prize gate (second prize gate)
50...
202... Second area (second display area)
203 . . . Third area (second display area)
210...Specific display area (first display area, specific effect area)
G20 … Additional prize ball image (second winning effect)
G21...First specific image G22...Second specific image G23...Third specific image G30...Accumulated number of winning balls display (first winning effect, specific effect)
R2... second flow path
Claims (1)
遊技者に有利な有利遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段と、
演出を制御可能な演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、前記有利遊技状態における前記所定の入賞口への入賞に応じて、前記所定の入賞口への入賞を示唆する演出であって特定画像を表示する入賞演出を行うことが可能であり、
前記入賞演出において前記特定画像を表示可能な領域には、予め定められた第1領域、前記第1領域とは異なる第2領域、及び、前記第1領域とも前記第2領域とも異なる第3領域を少なくとも含む所定数の領域があり、
前記演出制御手段は、
前記入賞演出では、前記所定の入賞口への第1の入賞が発生すると、前記第1領域に特定画像を所定時間にわたって表示し、
前記第1領域に特定画像が表示されているときに前記所定の入賞口に対する前記第1の入賞の次の入賞である第2の入賞が発生した場合、前記第2領域に次の特定画像を所定時間にわたって表示し、
前記第1領域に特定画像が表示されていないときに前記第2の入賞が発生した場合、前記第1領域に特定画像を所定時間にわたって表示し、
前記第1領域と前記第2領域に特定画像が表示されているときに前記所定の入賞口に対する前記第2の入賞の次の入賞である第3の入賞が発生した場合、前記第3領域にさらに次の特定画像を所定時間にわたって表示し、
前記所定数の領域の全てに特定画像が表示されているときに前記所定の入賞口への入賞が新たに生じても特定画像を新たに表示しないことを特徴とする遊技機。 a predetermined prize-winning slot;
a game state control means capable of controlling an advantageous game state advantageous to the player;
and a production control means capable of controlling production,
The effect control means is capable of performing a winning effect of displaying a specific image, which is an effect suggesting winning into the predetermined winning hole, in response to winning into the predetermined winning hole in the advantageous gaming state. and
The regions in which the specific image can be displayed in the winning effect include a predetermined first region, a second region different from the first region, and a third region different from the first region and the second region. there is a predetermined number of regions containing at least
The production control means is
In the winning effect, when a first winning to the predetermined winning opening occurs, a specific image is displayed in the first area for a predetermined time,
When a second prize, which is a prize following the first prize for the predetermined prize winning opening, occurs while the specific image is displayed in the first region, the next specific image is displayed in the second region. displayed for a specified period of time,
if the second winning occurs while the specific image is not displayed in the first area, displaying the specific image in the first area for a predetermined period of time;
When a third winning, which is the next winning to the predetermined winning opening after the second winning, occurs while the specific images are displayed in the first area and the second area, the third area is displayed. Furthermore, the next specific image is displayed for a predetermined period of time,
The gaming machine is characterized in that, when the specific images are displayed in all of the predetermined number of areas, the specific image is not newly displayed even if a new prize is won in the predetermined winning opening .
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