JP7195212B2 - 電源装置及び照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、光を照射する光源ユニットに取り付けられる電源装置及び照明器具に関する。
従来、光を照射する光源ユニットと、光源ユニットに電源を供給する電源装置とを備える照明器具が知られている。また、電源装置として、光源ユニットに設けられた光源を点灯する電力を供給する電源基板が電源ケースに収容された電源装置が知られている。特許文献1には、電源基板である回路基板が取り付けられるケースボトムと、ケースボトムに取り付けられ回路基板を覆う一面が開口した箱形状のケーストップとからなる電源ケースを備える照明器具が開示されている。ここで、ケースボトムの内部の寸法は、回路基板の寸法と同等である。
特開2018-129156号公報
しかしながら、特許文献1に開示された照明器具において、回路基板のほかに光源ユニットを制御する制御基板を、電源ケースに収容しようとすると、回路基板と制御基板との距離が近くなる。このため、制御基板が、回路基板から発生する熱の影響を受けるおそれがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、制御基板が、電源基板から発生する熱の影響を受けることを抑制する電源装置及び照明器具を提供するものである。
本発明に係る電源装置は、光を照射する光源ユニットに取り付けられ、ボトムケースと、ボトムケースと対向するようにボトムケースを覆うカバーケースとを有し、ボトムケースとカバーケースとの間に中空部が形成された箱形状の電源ケースと、電源ケースの中空部においてボトムケースに取り付けられ、光源ユニットを駆動する電源を供給する電源基板と、電源ケースの中空部において電源基板と対向するようにカバーケースに取り付けられ、光源ユニットを制御し、電源基板から離間して配置される制御基板と、を備える。
本発明によれば、制御基板は、電源基板から離間して配置される。このため、制御基板が、電源基板から発生する熱の影響を受けることを抑制することができる。
実施の形態1に係る照明器具を示す上面斜視図である。 実施の形態1に係る照明器具を示す下面斜視図である。 実施の形態1に係る電源装置を示す組立斜視図である。 実施の形態1に係る電源装置を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る電源回路部を示す分解斜視図である。 実施の形態1に係る制御回路部を示す下面分解斜視図である。 実施の形態1に係る制御回路部を示す上面組立斜視図である。 実施の形態1に係る制御回路部を示す上面分解斜視図である。 実施の形態1に係る電源装置の組立図である。 実施の形態1に係る電源装置の組立図である。 実施の形態1に係る電源装置の組立図である。 実施の形態1に係る電源装置の組立図である。 実施の形態1に係る電源装置の組立図である。 実施の形態1に係る電源装置の背面斜視図である。 実施の形態1に係る電源装置の上面図である。 実施の形態1に係る電源装置の側面断面図である。 実施の形態2に係る制御回路部を示す上面分解斜視図である。 実施の形態2に係る保持部のうち一部を省略した斜視図である。 実施の形態2に係る信号端子台を示す斜視図である。 実施の形態2に係る制御回路部を示す上面組立斜視図である。
以下、実施の形態に係る電源装置及び照明器具の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語に限定するものではない。方向を表す用語としては、例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」又は「後」等が挙げられる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る照明器具1を示す上面斜視図であり、図2は、実施の形態1に係る照明器具1を示す下面斜視図である。図1及び図2に示すように、照明器具1は、例えば、天井等の被取付部2に取り付けられるものであり、照射対象空間に光を照射する。照明器具1は、例えば、被取付部2に形成された開口(図示せず)に埋め込むように取り付けられるダウンライトである。なお、照明器具1は、ダウンライトに限らず、長手方向に延びる長尺状のベースライトとされてもよいし、高天井に設けられる照明装置とされてもよい。照明器具1は、光源ユニット10と、電源装置100とを備えている。
(光源ユニット10)
光源ユニット10は、例えば被取付部2に形成された開口(図示せず)に埋め込まれており、照射対象空間に光を照射する。図1及び図2に示すように、光源ユニット10は、発光部12と、反射部13と、ヒートシンク11とを有している。発光部12は、光を照射する光源(図示せず)と、光源が実装される発光基板(図示せず)と、発光基板が取り付けられるソケット(図示せず)とを有している。反射部13は、発光部12を覆う筐体であり、発光部12から照射された光を反射して照射対象空間に導く。ヒートシンク11は、反射部13に取り付けられ、発光部12から発生する熱を放散する放熱性能が高い材料から構成されている。
(電源装置100)
図3は、実施の形態1に係る電源装置100を示す組立斜視図であり、図4は、実施の形態1に係る電源装置100を示す分解斜視図である。図1及び図2に示すように、電源装置100は、光源ユニット10のヒートシンク11に回転自在に取り付けられている。電源装置100は、例えば被取付部2に形成された開口をとおって、被取付部2の裏側に形成される空間に配置されている。図3及び図4に示すように、電源装置100は、電源ケース110と、電源回路部120と、制御回路部130と、電源端子台140と、配線部150とを備えている。
(電源ケース110)
図1~図4に示すように、電源装置100の電源ケース110は、光源ユニット10に回転自在に取り付けられた箱形状の筐体であり、電源装置100の外郭を構成する。図4に示すように、電源ケース110は、ボトムケース111と、カバーケース112とを有し、ボトムケース111とカバーケース112との間に中空部110aが形成されている。
(ボトムケース111)
図4に示すように、ボトムケース111は、例えば金属から構成されており、板状の部材を曲げ加工して形成されたものである。ボトムケース111は、接続部111bと、電源回路取付部111aと、端子台取付部111cとを有している。接続部111bは、ヒートシンク11に回転自在に接続されるものであり、接続基部1111aと、接続基部1111aの両端からカバーケース112側に延びる接続側部1111bとを有している。接続側部1111bがヒートシンク11に締結部材等によって固定されることにより、接続側部1111bは回転する。これにより、ボトムケース111はヒートシンク11に対し回転する。
電源回路取付部111aは、接続部111bに接続され、取付基部1112aと、取付側部1112bとを有している。取付基部1112aは、接続基部1111aに接続され、電源回路部120及び制御回路部130が取り付けられる。取付側部1112bは、取付基部1112aの両端からカバーケース112側に延び、カバーケース112が取り付けられる。端子台取付部111cは、電源回路取付部111aの取付基部1112aに接続され、電源端子台140が取り付けられる平板状の部材である。
(カバーケース112)
図4に示すように、カバーケース112は、例えば金属から構成されており、内部に制御回路部130が収納される収納部112fが形成された一面が開口した箱形状の部材である。カバーケース112は、ボトムケース111と対向するようにボトムケース111を覆う。カバーケース112は、底面部112aと、側面部112dと、端面部112eとを有している。底面部112aは、制御回路部130が取り付けられる板状の部材であり、カバー固定穴112bと、操作用開口112cと、端子台用開口112gとが形成されている。
カバー固定穴112bは、制御回路部130と底面部112aとが固定される際に使用されるものである。操作用開口112cは、制御回路部130の制御基板131aに設けられた設定部131dを露出させ、カバーケース112の外側から設定部131dを操作するために形成されたものである。端子台用開口112gは、ボトムケース111の端子台取付部111cに取り付けられた電源端子台140を操作するために形成されたものである。
側面部112dは、底面部112aの両側端からボトムケース111側に延びる板状の部材であり、ボトムケース111の側面を覆う。端面部112eは、底面部112aからボトムケース111側に広がりつつ延びる板状の部材であり、両側の側面部112dを接続する。端面部112eの上端部には、配線穴112hが形成されており、配線穴112hは、配線部150が挿入されるものである。
(電源回路部120)
図5は、実施の形態1に係る電源回路部120を示す分解斜視図である。図4及び図5に示すように、電源回路部120は、ボトムケース111とカバーケース112との間の中空部110aのうち、ボトムケース111側に設けられ、保護部122と、電源基板部121とを有している。
(保護部122)
図5に示すように、保護部122は、電源ケース110の中空部110aにおいてボトムケース111に取り付けられ、電源基板部121の電源基板121aを収容して保護する箱形状の部材である。保護部122は、電源基板部121と周囲の部材のうち特に金属部材とを絶縁するものである。保護部122は、絶縁部材が箱形状に折り曲げて形成されており、基板収容部122aと、蓋部122bとを有している。基板収容部122aは、電源基板部121が載置されて収容する一面が開口した箱形状の部材であり、両側面に保護開口122cが形成されている。保護開口122cは、電源基板部121から発生する熱が保護部122内に篭ることを抑制するものであり、一方の保護開口122cには、電源基板部121から延びる電線151が挿入される。蓋部122bは、基板収容部122aの開口を閉じるものである。
(電源基板部121)
図5に示すように、電源基板部121は、保護部122に収容されるものであり、電源基板121aと、点灯部品121bと、電力入力コネクタ121cと、信号入力コネクタ121dと、出力コネクタ121eとを有している。電源基板121aは、電源ケース110の中空部110aにおいてボトムケース111に取り付けられ、光源ユニット10を駆動する電源を制御回路部130に供給する板状の部材である。点灯部品121bは、電源基板121aに実装され、光源ユニット10を点灯させる部品群である。
電力入力コネクタ121cは、電源基板121aの一端側に設けられ、電源端子台140を介して商用電源(図示せず)から電力の供給を受けるものである。信号入力コネクタ121dは、電源基板121aにおいて電力入力コネクタ121cに隣接して設けられ、制御回路部130から送信される信号が入力されるものである。出力コネクタ121eは、電源基板121aの他端側に設けられ、点灯部品121bによって変換された電力を、配線部150を介して光源ユニット10に出力するものである。
(制御回路部130)
図6は、実施の形態1に係る制御回路部130を示す下面分解斜視図であり、図7は、実施の形態1に係る制御回路部130を示す上面組立斜視図であり、図8は、実施の形態1に係る制御回路部130を示す上面分解斜視図である。制御回路部130は、無線通信によって外部から送信される信号を受信して、受信した信号を変換して電源回路部120に出力するものである。図4に示すように、制御回路部130は、ボトムケース111とカバーケース112との間の中空部110aのうち、カバーケース112側に設けられている。図6~図8に示すように、制御回路部130は、保持部132と、制御基板部131と、を有している。
(保持部132)
保持部132は、電源ケース110の中空部110aにおいてカバーケース112に取り付けられ、制御基板部131を保持する樹脂製の無線カバーである。図6~図8に示すように、保持部132は、保持本体部132aと、脚部132bとを有している。
(保持本体部132a)
図6~図8に示すように、保持本体部132aは、制御基板部131の制御基板131aが取り付けられるものであり、一面が開口した箱形状の部材である。保持本体部132aは、カバーケース112の底面部112a、側面部112d及び端面部112eの形状に沿った形状をなしており、カバーケース112の収納部112fに収納される。保持本体部132aは、基板取付部132eを有し、保持開口132cと、保持固定穴132dとが形成されている。基板取付部132eは、保持本体部132aの内面からボトムケース111側に突出し、締結部材等を用いて制御基板131aが取り付けられるものである。
保持開口132cは、制御回路部130の制御基板131aに設けられた設定部131dを露出させるものである。保持開口132cは、保持本体部132aの底面において、カバーケース112の操作用開口112cに対応する位置に形成されている。これにより、ユーザは、カバーケース112の外側から、操作用開口112c及び保持開口132cを介して設定部131dを操作することができる。保持固定穴132dは、保持本体部132aの底面に形成されており、保持本体部132aがカバーケース112の底面部112aに固定される際に使用されるものである。保持固定穴132d及びカバー固定穴112bに締結部材等が挿入されることにより、保持本体部132aがカバーケース112の底面部112aに固定される。
(脚部132b)
図6~図8に示すように、脚部132bは、保持本体部132aの四隅に接続され、保持本体部132aからボトムケース111側に延びる4つの部材である。このように、脚部132bは、複数設けられている。脚部132bは、保持本体部132aからボトムケース111側に延びることにより、電源基板部121の電源基板121aと制御基板部131の制御基板131aとの間隔を空ける機能を担う。4つの脚部132bの間には、脚開口133が形成されている。これにより、ユーザは、脚開口133を介して、保持部132の内部を視認することができる。
(制御基板部131)
図6~図8に示すように、制御基板部131は、保持部132に取り付けられるものであり、外部からの信号を無線で受信する無線制御回路である。制御基板部131は、制御基板131aと、アンテナ接続部131bと、信号変換部131cと、設定部131dと、信号出力コネクタ131eとを有している。制御基板131aは、電源ケース110の中空部110aにおいて電源基板121aと対向するようにカバーケース112に取り付けられ、光源ユニット10を制御する板状の部材である。制御基板131aは、前述の如く、脚部132bが保持本体部132aからボトムケース111側に延びることにより、電源基板部121の電源基板121aから離間している。
アンテナ接続部131bは、制御基板131aの一端側に実装され、外部に設けられたアンテナ(図示せず)が接続されるものである。なお、アンテナは、光源ユニット10の内側の例えば発光部12のソケットに配置され、アンテナとアンテナ接続部131bとが、第2の信号線153により接続されている。ここで、第2の信号線153は、例えば同軸ケーブル等である。なお、アンテナは、制御基板131a上にパターンとして設けられてもよく、保持部132に取り付けられてもよい。また、アンテナは、締結部材等によって取り付けられてもよく、爪等を用いて係合されてもよい。
信号変換部131cは、制御基板131aの中央付近に実装され、受信した信号を変換するものである。設定部131dは、制御基板131aにおいて信号変換部131cに隣接して実装され、光源ユニット10の制御内容を設定するものである。信号出力コネクタ131eは、制御基板131aの他端側に実装され、信号変換部131cによって変換された信号を、電源回路部120の信号入力コネクタ121dに出力するものである。このように、制御基板131aは、信号変換部131cによって変換された信号を、信号出力コネクタ131eから第1の信号線152を介して電源回路部120に出力する。制御基板131aには、基板取付穴131fが形成されており、基板取付穴131fは、制御基板131aを保持部132に取り付けるために使用されるものである。締結部材等が基板取付穴131fに挿入され、保持部132の基板取付部132eに取り付けられることにより、制御基板131aが保持部132に取り付けられる。
(電源端子台140)
図4に示すように、電源端子台140は、直方体状をなしており、外部に設けられた商用電源から延びる電源線(図示せず)が接続され、光源ユニット10に電力を供給するものである。電源端子台140は、ボトムケース111の端子台取付部111cに取り付けられる。電源端子台140において、電源回路部120と対向する対向面141には、電線151が接続されており、電線151を介して、商用電源からの電力が電源基板121aの電力入力コネクタ121cに供給される。電源端子台140において、対向面141とは反対側の反対面142には、商用電源から延びる電源線(図示せず)が接続されている。
(配線部150)
図4に示すように、配線部150は、電線151と、第1の信号線152と、アース線154と、第2の信号線153とを有している。電線151は、電源回路部120から光源ユニット10の発光部12に電力を供給するものであり、電源端子台140を介して電力入力コネクタ121cと発光部12とを接続する。第1の信号線152は、電源基板121aと制御基板131aとを接続するものである。アース線154は、光源ユニット10と端子台とを接続するものであり、光源ユニット10を接地する。第2の信号線153は、カバーケース112の配線穴112hをとおって光源ユニット10に引き込まれている。第2の信号線153は、光源ユニット10に設けられたアンテナと、制御回路部130のアンテナ接続部131bとを接続するものであり、信号を伝搬する。なお、アンテナが制御回路部130に設けられている場合、第1の信号線152及び第2の信号線153は省略されてもよい。
(電源装置100の組立)
図9~図13は、実施の形態1に係る電源装置100の組立図である。次に、電源装置100が組み立てられる手順について説明する。図9に示すように、先ず、電源基板121aを収納する保護部122が、ボトムケース111の電源回路取付部111aに取り付けられる。また、電源端子台140が、ボトムケース111の端子台取付部111cに取り付けられる。次に、図10に示すように、信号入力コネクタ121dに第1の信号線152が接続される。そして、電源端子台140と電気入力コネクタとが電線151で接続される。第2の信号線153は、ボトムケース111の接続部111bに取り付けられる。なお、電源端子台140、電線151及び第2の信号線153は、後の工程で接続されてもよい。
図11に示すように、制御基板部131が保持部132に取り付けられる。その際、アンテナとアンテナ接続部131bとが、第2の信号線153によって接続される。そして、図12に示すように、制御回路部130が電源回路部120を覆うようにボトムケース111に取り付けられる。ここで、制御回路部130の保持部132は脚部132bを有しているため、制御回路部130はボトムケース111から立設した状態となっている。ここで、信号出力コネクタ131eに第1の信号線152が接続される。これにより、電源基板121aと制御基板131aとが第1の信号線152によって接続される。なお、保持部132の幅方向の側面は、保護部122によって塞がれる。その後、図13に示すように、カバーケース112が制御回路部130を覆うようにボトムケース111に取り付けられ、保持部132が締結部材によってカバーケース112に取り付けられる。
図14は、実施の形態1に係る電源装置100の背面斜視図であり、図15は、実施の形態1に係る電源装置100の上面図である。図16は、実施の形態1に係る電源装置100の側面断面図であり、図15のA-A断面図である。以上説明した組み立ての手順によって、図14~図16に示すように、電源装置100が組み立てられる。
本実施の形態1によれば、制御基板131aは、電源基板121aから離間して配置される。このため、制御基板131aが、電源基板121aから発生する熱の影響を受けることを抑制することができる。具体的には、電源装置100は、電源ケース110の中空部110aにおいてカバーケース112に取り付けられ、制御基板131aを保持する保持部132を更に備える。そして、保持部132は、制御基板131aが取り付けられる保持本体部132aと、保持本体部132aに接続され、保持本体部132aからボトムケース111側に延びて、電源基板121aと制御基板131aとの間隔を空ける脚部132bと、を有する。このように、脚部132bが、電源基板121aと制御基板131aとの間隔を空けるため、制御基板131aが電源基板121aから発生する熱の影響を受けることを抑制することができる。
また、脚部132bには、脚開口133が形成されているため、電源基板121aから発生する熱は、脚開口133をとおって外部に放散される。従って、保持部132の内部に熱が篭ることを抑制することができる。また、脚部132bには、脚開口133が形成されている。このため、制御基板131aが保持部132に取り付けられる際に、ユーザは、脚開口133をとおして保持部132の内部の電線151、第1の信号線152及び第2の信号線153を視認しつつ取り付けることができる。従って、電線151、第1の信号線152及び第2の信号線153が、保持部132に挟まれたりすることを抑制することができる。
従来技術において、電源基板121aのほかに光源ユニット10を制御する制御基板131aが、電源ケース110に収容されようとすると、電源装置100が大きくなってしまう。これに対し、本実施の形態1は、電源装置100が保持部132を有しているため、制御基板131aが電源基板121aと対向した位置に配置される。これにより、電源装置100が大型化することを抑制することができる。更に、電源装置100は、保護部122と保持部132とを有しているため、電源基板121aと制御基板131aとを電源ケース110の中空部110aにおいて、それぞれ別個に保護することができる。
なお、本実施の形態1において、保持部132がボトムケース111に立設するように配置される場合について説明している。しかし、保持部132は、電源基板121aに接触すること又は係合すること等によって、直接的にボトムケース111に配置されるのではなく、間接的にボトムケース111に配置されてもよい。また、電源基板121aに実装される部品と制御基板131aに実装される部品とは、適宜入れ替えられてもよい。電源基板121aは、光源ユニット10に電力を出力するものであり、制御基板131aは、アンテナからの信号が入力されるものであればよい。
(変形例)
次に、変形例について説明する。変形例では、カバーケース112の側面部112dは、底面部112aからボトムケース111側に延びて、電源基板121aと制御基板131aとの間隔を空けるものである。このように、カバーケース112の側面部112dが、電源基板121aと制御基板131aとの間隔を空けるため、実施の形態1と同様に、制御基板131aが電源基板121aから発生する熱の影響を受けることを抑制することができる。更に、カバーケース112の側面部112dが、電源基板121aと制御基板131aとの間隔を空けるため、実施の形態1の保持部132の脚部132bが不要である。
なお、側面部112dに、実施の形態1の脚開口133に相当する開口が形成されていてもよい。この場合、電源基板121aから発生する熱は、開口をとおって外部に放散される。従って、保持部132の内部に熱が篭ることを抑制することができる。また、この場合、制御基板131aが保持部132に取り付けられる際に、ユーザは、開口をとおして保持部132の内部の電線151、第1の信号線152及び第2の信号線153を視認しつつ取り付けることができる。従って、電線151、第1の信号線152及び第2の信号線153が、カバーケース112に挟まれたりすることを抑制することができる。
実施の形態2.
図17は、実施の形態2に係る制御回路部130を示す上面分解斜視図であり、図18は、実施の形態2に係る保持部200のうち一部を省略した斜視図である。本実施の形態2は、制御基板部210が、保持部200に電線151(図示せず)が差し込まれて、外部からの信号を有線で受信する有線制御回路である点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
(保持部200)
図17及び図18に示すように、保持部200の保持本体部132aは、副基板取付部201を有している。副基板取付部201は、保持本体部132aの内面からボトムケース111側に基板取付部132eよりも短く突出し、制御基板211を取り付けるものである。
(制御基板部210)
本実施の形態2では、前述の如く、制御基板部210が、保持部200に電線151(図示せず)が差し込まれて、外部からの信号を有線で受信する有線制御回路である。制御基板部210は、信号端子台260(図19参照)に信号線(図示せず)を介して接続され、信号端子台260から入力された信号を、電源回路部120に入力するものである。図17に示すように、制御基板部210は、制御基板211と、マイコン(図示せず)と、信号出力コネクタ131eと、有線入力部212とを有している。
制御基板211は、電源ケース110の中空部110aにおいて電源基板121aと対向するようにカバーケース112に取り付けられ、光源ユニット10を制御する板状の部材である。マイコンは、制御基板211のうち、保持部200側の面に実装されている。信号出力コネクタ131eは、制御基板211の一端側に実装され、有線入力部212に入力された信号を、電源回路部120の信号入力コネクタ121dに出力するものである。
有線入力部212は、制御基板211の他端側に実装され、信号端子台260から信号が入力されるものである。有線入力部212は、制御基板211において、信号端子台260側に設けられている。これにより、有線入力部212と信号端子台260とが容易に接続される。ここで、信号出力コネクタ131e及び有線入力部212は、マイコンよりも高さが高い。このため、実施の形態2の有線用の制御基板211は、実施の形態1の無線用の制御基板211よりも高さが高い。
(信号端子台260)
図19は、実施の形態2に係る信号端子台260を示す斜視図である。信号端子台260は、制御基板211に送受信される信号が伝搬する信号線(図示せず)が接続されるものである。図19に示すように、信号端子台260は、ボトムケース111の端子台取付部111cに取り付けられる。信号端子台260は、端子台取付部111cにおいて、電源端子台140に隣接して取り付けられている。なお、信号端子台260は、省略されてもよい。
図20は、実施の形態2に係る制御回路部130を示す上面組立斜視図である。図20に示すように、制御基板211が保持部200に取り付けられる際、副基板取付部201を用いて締結部材によって取り付けられる。ここで、副基板取付部201は、基板取付部132eより高さが低い。このため、制御基板211が副基板取付部201を用いて保持部200に取り付けられる場合、制御基板211が基板取付部132eを用いて保持部200に取り付けられる場合よりも、保持部200の奥側に配置される。従って、制御基板211と電源回路部120の電源基板121aとの距離が長くなる。これにより、制御基板211に、信号出力コネクタ131e及び有線入力部212といった高さが高い部品が実装されていても、制御基板部210を保持部200に収納することができる。
なお、制御基板211に入力される信号は、PWM(Pulse Width Modulation)信号でもよく、DALI(Degital Addressable Lighting Interface)信号でもよく、それ以外の信号でもよい。
1 照明器具、2 被取付部、10 光源ユニット、11 ヒートシンク、12 発光部、13 反射部、100 電源装置、110 電源ケース、110a 中空部、111 ボトムケース、111a 電源回路取付部、111b 接続部、111c 端子台取付部、112 カバーケース、112a 底面部、112b カバー固定穴、112c 操作用開口、112d 側面部、112e 端面部、112f 収納部、112g 端子台用開口、112h 配線穴、120 電源回路部、121 電源基板部、121a 電源基板、121b 点灯部品、121c 電力入力コネクタ、121d 信号入力コネクタ、121e 出力コネクタ、122 保護部、122a 基板収容部、122b 蓋部、122c 保護開口、130 制御回路部、131 制御基板部、131a 制御基板、131b アンテナ接続部、131c 信号変換部、131d 設定部、131e 信号出力コネクタ、131f 基板取付穴、132 保持部、132a 保持本体部、132b 脚部、132c 保持開口、132d 保持固定穴、132e 基板取付部、133 脚開口、140 電源端子台、141 対向面、142 反対面、150 配線部、151 電線、152 第1の信号線、153 第2の信号線、154 アース線、200 保持部、201 副基板取付部、210 制御基板部、211 制御基板、212 有線入力部、260 信号端子台、1111a 接続基部、1111b 接続側部、1112a 取付基部、1112b 取付側部。

Claims (10)

  1. 光を照射する光源ユニットに取り付けられ、ボトムケースと、前記ボトムケースと対向するように前記ボトムケースを覆うカバーケースとを有し、前記ボトムケースと前記カバーケースとの間に中空部が形成された箱形状の電源ケースと、
    前記電源ケースの前記中空部において前記ボトムケースに取り付けられ、前記光源ユニットを駆動する電源を供給する電源基板と、
    前記電源ケースの前記中空部において前記電源基板と対向するように前記カバーケースに取り付けられ、前記光源ユニットを制御し、前記電源基板から離間して配置される制御基板と、
    を備える電源装置。
  2. 前記電源ケースの前記中空部において前記カバーケースに取り付けられ、前記制御基板を保持する保持部を更に備え、
    前記保持部は、
    前記制御基板が取り付けられる保持本体部と、
    前記保持本体部に接続され、前記保持本体部から前記ボトムケース側に延びて、前記電源基板と前記制御基板との間隔を空ける脚部と、を有する
    請求項1記載の電源装置。
  3. 前記脚部は、複数設けられており、
    複数の前記脚部の間には、脚開口が形成されている
    請求項2記載の電源装置。
  4. 前記保持本体部は、箱形状を有しており、
    内面から前記ボトムケース側に突出し、前記制御基板が取り付けられる基板取付部を有する
    請求項2又は3記載の電源装置。
  5. 前記保持本体部は、
    内面から前記ボトムケース側に前記基板取付部よりも短く突出し、前記制御基板を取り付ける副基板取付部を有する
    請求項4記載の電源装置。
  6. 前記カバーケースは、
    前記制御基板が取り付けられる底面部と、
    前記底面部に接続され、前記底面部から前記ボトムケース側に延びて、前記電源基板と前記制御基板との間隔を空ける側面部と、を有する
    請求項1記載の電源装置。
  7. 前記電源ケースの前記中空部において前記ボトムケースに取り付けられ、前記電源基板を収容して前記電源基板を保護する箱形状の保護部を更に備える
    請求項1~6のいずれか1項に記載の電源装置。
  8. 前記電源基板に電源を供給する電線が接続される電源端子台を更に備え、
    前記ボトムケースは、
    前記電源基板が取り付けられる電源回路取付部と、
    前記電源回路取付部に接続され、前記電源端子台が取り付けられる端子台取付部と、を有する
    請求項1~7のいずれか1項に記載の電源装置。
  9. 前記制御基板に送受信される信号が伝搬する信号線が接続される信号端子台を更に備え、
    前記信号端子台は、
    前記ボトムケースの前記端子台取付部に取り付けられる
    請求項8記載の電源装置。
  10. 前記光源ユニットと、
    請求項1~9のいずれか1項に記載の電源装置と、を備える
    照明器具。
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