JP7194830B2 - 時計構成部品を支持要素に留めるための弾性固定器官 - Google Patents
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Description
-上記アームの本体に沿って、完全にまたは部分的に確定される少なくとも1つの切り欠きと、
-特に、開口内に上記支持要素を確実に保持するために、支持要素と協働可能であるアームの弾性接触領域または弾性接触部と、
-接触領域とこの弾性アームの端部との間に延在する、上記アームの弾性周辺領域または弾性周辺部とを備え、
接触領域は、その各周辺領域を形成する素材量よりも多い素材量を有する。
-接触領域は少なくとも2つの具体的に傾斜したビームを備える。ビームは、弾性アームの本体に沿って、完全にまたは部分的に画定される、上記少なくとも1つの切り欠きの主要な切り欠きに配置される。
-上記少なくとも2つのビームは、互いに内部構造および外部構造と接続する。
-主要な切り欠きは基本的に半円形である。
-主要な切り欠きは、少なくとも2つのビームによって少なくとも3つの切除部分に分割される。
-上記少なくとも3つの切除部分のうち少なくとも2つの切除部分は実質的に同様の体積を有する。
-接触領域に完全に含まれる切除部分の体積は、主要な切り欠きの他の切除部分より大幅に小さい。
-上記少なくとも3つの切除部分は実質的に同様の体積を有する。
-ビームの中心軸は、弾性アームの長手方向軸と鋭角を形成する。
-弾性固定器官は、主要な切り欠きである単一の切り欠きを備える。
-弾性固定器官は、主要な切り欠きと、主要な切り欠きの端部に画定される追加の切り欠きとを備える。
-外部構造と内部構造は異なる形状を有する。
-外部構造および内部構造はそれぞれ、基本的に円形および三角形の形状を有する。
-弾性固定器官は、時計部品との連結点を備える。
-弾性固定器官は、ヒゲゼンマイなどの時計構成部品を天真などの支持要素に留めるためのヒゲ玉である。
-弾性固定器官はシリコン系の素材からなる。
-弾性固定器官1a、1b、1cの内周壁4bに含まれる内面であって、これらの内面は共に内周壁4bを画定/形成し、したがって本固定器官1a、1b、1cの開口5も画定/形成する内面と、
-弾性固定器官1a、1b、1cの外周壁4aに含まれる外面であって、本固定器官1a、1b、1cの外周壁4aを画定/形成する外面とを備える。
-各弾性アーム6a、6b、6cに含まれる内周壁の一部に実質的に平行に延在する直径と、
-弾性アーム6a、6b、6cを形成する外周壁および内周壁4a、4bの内面と外面との最大差より大幅に小さい半径とを有する。
Claims (20)
- 時計構成部品(2)を支持要素(3)に留めるための弾性固定器官(1a、1b、1c)であって、前記弾性固定器官(1a、1b、1c)は、前記時計構成部品(2)に接続可能な外周壁(4a)と、三角形の開口(5)を画定する内周壁(4b)とを備え、前記支持要素(3)は前記三角形の開口(5)に挿入可能であり、前記弾性固定器官(1a、1b、1c)は弾性アーム(6a、6b、6c)を備え、前記各弾性アーム(6a、6b、6c)は前記三角形の開口(5)の一辺を形成し、前記各弾性アーム(6a、6b、6c)によって、前記支持要素(3)は前記開口(5)に確実に保持され、
各アーム(6a、6b、6c)は、
-前記アーム(6a、6b、6c)の本体に沿って、完全にまたは部分的に確定される少なくとも1つの切り欠き(7a、7b、7c)と、
-前記支持要素(3)を前記開口(5)内に確実に保持するために、前記支持要素(3)と協働可能である弾性接触領域(8a)と、
-前記接触領域(8a)と前記弾性アーム(6a、6b、6c)の端部との間に延在する弾性周辺領域(8b)と、
を備え、
前記接触領域(8a)は、少なくとも2つのビーム(9)を備え、かつ、前記各周辺領域(8b)を形成する素材量よりも多い素材量を有し、
前記ビーム(9)の中心軸(A1、A2)は、前記弾性アーム(6a、6b、6c)の長手方向軸(A3)と鋭角(α1、α2)を形成する、弾性固定器官(1a、1b、1c)。 - 請求項1に記載の弾性固定器官(1a、1b、1c)であって、前記少なくとも2つのビーム(9)は、前記弾性アーム(6a、6b、6c)の前記本体に沿って、完全にまたは部分的に画定される、前記少なくとも1つの切り欠き(7a、7b、7c)のうちの主要な切り欠き(7a)に配置されることを特徴とする、弾性固定器官(1a、1b、1c)。
- 請求項2に記載の弾性固定器官(1a、1b、1c)であって、前記少なくとも2つのビーム(9)は、前記外周壁と内周壁(4a、4b)を相互接続させることを特徴とする、弾性固定器官(1a、1b、1c)。
- 請求項2または請求項3に記載の弾性固定器官(1a、1b、1c)であって、前記主要な切り欠き(7a)は基本的に半円形であることを特徴とする、弾性固定器官(1a、1b、1c)。
- 請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の弾性固定器官(1a、1b、1c)であって、前記主要な切り欠き(7a)は、前記少なくとも2つのビーム(9)によって少なくとも3つの切除部分(10a、10b)に分割されることを特徴とする、弾性固定器官(1a、1b、1c)。
- 請求項5に記載の弾性固定器官(1a、1b、1c)であって、前記少なくとも3つの切除部分(10a、10b)のうち少なくとも2つの切除部分(10b)は、実質的に同様の体積を有することを特徴とする、弾性固定器官(1a、1b、1c)。
- 請求項5または請求項6に記載の弾性固定器官(1a、1c)であって、前記接触領域(8a)に完全に含まれる前記切除部分(10a)の体積は、前記主要な切り欠き(7a)の前記他の切除部分(10b)の体積より大幅に小さいことを特徴とする、弾性固定器官(1a、1c)。
- 請求項5に記載の弾性固定器官(1b)であって、前記少なくとも3つの切除部分(10a、10b)は実質的に同様の体積を有することを特徴とする、弾性固定器官(1b)。
- 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の弾性固定器官(1c)であって、少なくとも1つの切り欠き(7a、7b、7c)のうち、1つの主要な切り欠き(7a)のみを備えることを特徴とする、弾性固定器官(1c)。
- 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の弾性固定器官(1a、1b)であって、主要な前記切り欠き(7a)と、前記主要な切り欠き(7a)の前記端部に画定される追加の切り欠き(7b、7c)とを備えることを特徴とする、弾性固定器官(1a、1b)。
- 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の弾性固定器官(1a、1b、1c)であって、前記外周壁および内周壁(4a、4b)は異なる形状を有することを特徴とする、弾性固定器官(1a、1b、1c)。
- 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の弾性固定器官(1a、1b、1c)であって、前記外周壁および内周壁(4a、4b)はそれぞれ基本的に円形および三角形の形状を有することを特徴とする、弾性固定器官(1a、1b、1c)。
- 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の弾性固定器官(1a、1b、1c)であって、前記時計構成部品(2)との連結点(11)を備えることを特徴とする、弾性固定器官(1a、1b、1c)。
- 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の弾性固定器官(1a、1b、1c)であって、前記時計構成部品(2)を前記支持要素(3)に留めるためのヒゲ玉であることを特徴とする、弾性固定器官(1a、1b、1c)。
- 請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の弾性固定器官(1a、1b、1c)であって、シリコン系の素材からなることを特徴とする、弾性固定器官(1a、1b、1c)。
- 計時器(100)の時計ムーブメント(110)のための弾性固定器官-時計構成部品ユニット(120)であって、請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の弾性固定器官(1a、1b、1c)を備えることを特徴とする、ユニット(120)。
- 一体型であることを特徴とする、請求項1から請求項16のいずれか一項に記載のユニット(120)。
- 計時器(100)の時計ムーブメント(110)のためのアセンブリ(130)であって、請求項16または請求項17に記載の弾性固定器官-時計構成部品ユニット(120)を備え、前記ユニット(120)は支持要素(3)に留められる、アセンブリ(130)。
- 請求項1から請求項18のいずれか一項に記載の少なくとも1つのアセンブリを備える、時計ムーブメント(110)。
- 請求項1から請求項19のいずれか一項に記載の少なくとも1つの時計ムーブメント(110)を備える、計時器(100)。
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