JP7190191B2 - 遊技機 - Google Patents

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この発明は、遊技機に関する。
従来、遊技機の一種であるパチンコ遊技機の中には、例えば、特許文献1に記載された遊技機のように、遊技者が操作可能な操作手段を備え、当該操作手段の操作に基づいて演出を実行させるものがある。特許文献1に記載の遊技機では、操作手段を操作することにより、クレーンがアイテムを持ち上げるなどの各種の演出が行われ、どのようなアイテムが持ち上げられるかについて注目させ、興趣の向上を図っている。
特開2006-271630号公報
今日では、操作手段を備えた遊技機において興趣の向上を図ることが望まれている。
本発明の目的は、興趣の向上を図ることができる遊技機を提供することである。
上記課題を解決する遊技機は、大当りに当選した変動ゲームの終了後に大当り遊技を付与可能な遊技機において、遊技者が操作可能な操作手段と、演出を実行可能な演出実行手段と、前記演出実行手段を制御する演出制御手段と、を備え、前記演出には、特定操作演出と、非特定操作演出と、前記操作手段の操作を促す操作促進表示が行われる操作促進演出と、があり、前記非特定操作演出が実行される機会は、前記特定操作演出が実行される機会よりも少なく、前記特定操作演出が実行されるときには、前記操作促進演出を実行可能であって、前記特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作された場合には、当該操作手段の操作を契機として、前記特定操作演出の結果が導出され、前記操作促進演出が終了し、前記特定操作演出の結果には、有利に展開されることへの期待度が異なる複数種類の結果があり、前記非特定操作演出が実行されるときには、前記操作促進演出を実行可能であって、前記特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されずに時間経過を契機として前記操作促進演出が終了するときの当該操作促進演出の終了態様は、前記非特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されずに時間経過を契機として前記操作促進演出が終了するときの終了態様と同じであり、前記非特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されずに時間経過を契機として前記操作促進演出が終了するときの当該操作促進演出の終了に要する時間は、前記特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されずに時間経過を契機として前記操作促進演出が終了するときの当該操作促進演出の終了に要する時間よりも長く、前記操作促進表示には、第1操作促進表示と、第2操作促進表示と、があり、前記特定操作演出において前記第2操作促進表示が行われた場合には、前記特定操作演出において前記第1操作促進表示が行われた場合に比して、前記操作手段が操作されたことを契機として導出される前記特定操作演出の結果が有利に展開されることへの期待度が高い結果となる期待度が高く、前記特定操作演出において前記第1操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されたことを契機として前記操作促進演出が終了するときの終了態様は、前記特定操作演出において前記第2操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されたことを契機として前記操作促進演出が終了するときの終了態様と異なることを要旨とする。
上記遊技機について、前記演出には、特別操作演出があり、前記特別操作演出の結果には、大当りに当選しているときに限って導出される特別結果と、大当りに当選しているときと大当りに当選していないときの何れであっても導出される非特別結果と、があり、前記特別操作演出において前記操作手段の操作を契機として前記非特別結果が導出されるとき、当該操作手段の操作を契機として前記操作促進演出が終了するときの終了態様には、第1終了態様と、第2終了態様と、があるようにしてもよい。
この発明によれば、興趣の向上を図ることができる。
パチンコ遊技機の斜視図。 遊技盤の正面図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 変動パターンを示す図。 (a)~(f)は、コメント予告演出が実行されるときの演出表示装置の表示内容の一例を示す図。 (a)~(d)は、登場演出が実行されるときの演出表示装置の表示内容の一例を示す図。 (a)~(f)は、リーチ中操作演出が実行されるときの演出表示装置の表示内容の一例を示す図。 (a)~(g)は、コメント予告演出が実行されるときの演出表示装置の表示内容の変化の一例を示す図。 (a)~(g)は、リーチ中操作演出が実行されるときの演出表示装置の表示内容の変化の一例を示す図。
(第1実施形態)
以下、遊技機の実施形態について説明する。本明細書における上、下、左、右、前(表)、及び後(裏)は、遊技者から見たときの各方向を示すものとする。
図1に示すように、遊技機としてのパチンコ遊技機10は、枠体11を備えている。枠体11は、外枠12、中枠13及び前枠14を備えている。外枠12は、遊技場などの遊技機設置設備(所謂、島設備)に固定される。中枠13は、外枠12の開口前面側に開閉可能に支持されている。中枠13には、遊技盤20を含む遊技盤ユニットが固定される。前枠14は、遊技盤20の前面を覆うように、中枠13の前面側に開閉可能に支持されている。前枠14には、遊技盤20を保護する保護ガラス15が支持されている。なお、図1において、保護ガラス15は、一部を残して図示が省略されているが、実際には前枠14の開口部14aの全体を覆っている。
パチンコ遊技機10は、前枠14の前面側に、発射ハンドル16を備えている。パチンコ遊技機10では、発射ハンドル16の操作量(回動量)に応じた強度にて、遊技媒体としての遊技球が発射される。即ち、パチンコ遊技機10は、発射ハンドル16を操作することにより、遊技球の発射強度を調整可能に構成されている。また、パチンコ遊技機10は、演出の1つとして、内蔵された発光体を発光、点滅、及び消灯させる演出(以下、発光演出と示す)を実行する装飾ランプ17を備えている。パチンコ遊技機10は、前枠14の前面側に、装飾ランプ17を備えている。パチンコ遊技機10は、前枠14の前面側に、音を出力するスピーカ18を備えている。スピーカ18は、演出の1つとして、各種の音を出力する演出(以下、音演出と示す)を実行する。例えば、スピーカ18から出力される音には、背景音楽(所謂、BGM)などがある。
また、パチンコ遊技機10は、前枠14の前面側に、遊技者が操作可能な操作手段としての第1ボタンBT1を備えている。例えば、第1ボタンBT1は、遊技球を貯留可能な貯留皿(所謂、上皿)を構成する部材の上面に設けられている。また、パチンコ遊技機10は、前枠14の前面側に、遊技者が操作可能な操作手段としての第2ボタンBT2を備えている。例えば、第2ボタンBT2は、パチンコ遊技機10の左下部に設けられている。本実施形態において、操作手段は、複数種類ある。また、第1ボタンBT1には、発光体としてのボタン発光体BT1a(図3に示す)が内蔵されている。ボタン発光体BT1aは、複数種類の発光態様のうち何れかの発光態様で発光可能である。例えば、パチンコ遊技機10において、ボタン発光体BT1aの発光態様は、少なくとも、青色に発光する発光態様と、赤色に発光する発光態様と、がある。このように、本実施形態において、操作手段には、発光体が内蔵された特定操作手段に相当する第1ボタンBT1がある。
図2に示すように、遊技盤20の前面側には、正面視において略円形の遊技領域21が画成されている。遊技盤20は、発射された遊技球を遊技領域21へ案内する案内路21aを備えている。遊技盤20は、遊技領域21へ打ち出された遊技球が案内路21aへ逆戻りすることを防止する防止弁21bを備えている。発射された遊技球は、案内路21aで案内され、案内路21aの最下流に位置する防止弁21bを通過して遊技領域21に到達する。遊技領域21に到達した遊技球は、遊技領域21を流下する。
パチンコ遊技機10は、情報表示パネル22を備えている。情報表示パネル22では、パチンコ遊技機10の制御状態を示す各種の情報が報知される。情報表示パネル22は、特別図柄表示部22aを備えている。特別図柄表示部22aは、所定の図柄を変動表示させるとともに、最終的に特別図柄を確定停止表示させる特別図柄変動ゲーム(以下、特別ゲームと示す)を表示する。特別図柄は、後述する内部抽選(大当り抽選)の結果を報知するための図柄である。このように、パチンコ遊技機10は、変動ゲームとしての特別ゲームを実行可能に構成されている。
本明細書において「変動表示」とは、表示されている図柄の種類が時間の経過とともに変化している状態を意味する。本明細書において「確定停止表示」とは、図柄が確定的に停止表示されており、表示されている図柄の種類が変化しない状態を意味する。特別図柄表示部22aにおいて確定停止表示可能な特別図柄には、大当り表示結果としての大当り図柄と、はずれ表示結果としてのはずれ図柄と、が少なくともある。遊技者は、特別ゲームにおいて大当り図柄が確定停止表示された場合に大当りを認識可能であり、特別ゲームにおいてはずれ図柄が確定停止表示された場合にはずれを認識可能である。本実施形態では、大当りに当選すると、当該当選の対象となる特別ゲームの終了後、大当り遊技が付与される。即ち、本実施形態のパチンコ遊技機は、大当りに当選した変動ゲームの終了後に大当り遊技を付与可能である。大当り遊技は、遊技者が多数の賞球やその他の特典を獲得し得るため、遊技者にとって有利な状態である。また、情報表示パネル22は、特別保留表示部22bを備えている。特別保留表示部22bは、始動条件が成立したが未だ実行条件が成立していないことで、その実行が保留されている特別ゲームの回数(以下、特別保留数と示す)を認識可能に表示する。例えば、特別保留数の上限数は、4である。
情報表示パネル22は、普通図柄表示部22cを備えている。普通図柄表示部22cは、所定の図柄を変動表示させるとともに、最終的に普通図柄を確定停止表示させる普通図柄変動ゲーム(以下、普通ゲームと示す)を表示する。普通図柄表示部22cに確定停止表示可能な普通図柄には、普通当り図柄と、普通はずれ図柄と、が少なくともある。遊技者は、普通ゲームにおいて普通当り図柄が確定停止表示された場合に普通当りを認識可能であり、普通ゲームにおいて普通はずれ図柄が確定停止表示された場合に普通はずれを認識可能である。本実施形態では、普通当り抽選に当選すると、当該当選の対象となる普通ゲームの終了後、普通当り遊技が付与される。また、情報表示パネル22は、普通保留表示部22dを備えている。普通保留表示部22dは、始動条件が成立したが未だ実行条件が成立していないことで、その実行が保留されている普通ゲームの回数(以下、普通保留数と示す)を認識可能に表示する。例えば、普通保留数の上限数は、4である。
また、パチンコ遊技機10は、遊技盤20のうち、遊技領域21の略中央に、各種の装飾が施されたセンター枠23を備えている。センター枠23は、開口部23aを備えている。センター枠は、センター役やセンター役物ともいわれる。
パチンコ遊技機10は、演出表示装置25を備えている。例えば、演出表示装置25は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置であってもよい。演出表示装置25は、画像が表示される表示領域25rを備えている。演出表示装置25は、センター枠23の開口部23aを介して、遊技者が表示領域25rを視認可能となるように、遊技盤20に組み付けられている。演出表示装置25は、演出の1つとして、所定の画像を表示する演出(以下、表示演出と示す)を実行する。本実施形態では、発光演出を実行する発光手段としての装飾ランプ17と、音演出を実行する音出力手段としてのスピーカ18と、表示演出を実行する表示手段としての演出表示装置25と、のうち少なくとも1つの演出装置によって演出を実行可能な演出実行手段としての機能が実現される。このように、演出実行手段には、発光可能な発光手段が含まれる。演出実行手段には、音を出力可能な音出力手段が含まれる。演出実行手段には、画像を表示可能な表示手段が含まれる。
遊技盤20には、可動体90が設けられている。可動体90は、遊技盤ユニットの表側に配置されている。可動体90は、可動到達位置まで動作可能となっている。なお、可動体90は、可動到達位置まで動作する場合、演出表示装置25の前側に動作する。可動体90は、演出アクチュエータEA(図3に示す)から動力を受けて動作する。可動体90は、可動体90の動作条件が成立した場合、動作可能となっている。可動体90は、動作する演出を実行可能であることから演出実行手段の一部と捉えることも可能である。
パチンコ遊技機10は、第1始動口26を備えている。始動口としての第1始動口26は、遊技領域21のうちセンター枠23の下方に位置している。第1始動口26は、常時、遊技球を入球させることができるように開口されている。パチンコ遊技機10は、第1始動口26に入球した遊技球を検知する第1始動センサSE1(図3に示す)を備えている。例えば、第1始動口26には入球した遊技球を遊技盤20の裏側に導く(遊技盤20から外部へ排出する)図示しない球通路が連設されており、その球通路に第1始動センサSE1が配設されている。本実施形態では、第1始動センサSE1により遊技球が検知されると、特別ゲームの始動条件が成立し得るとともに、賞球の払出条件が成立する。パチンコ遊技機10は、第2始動口27を備えている。始動口としての第2始動口27は、遊技領域21のうちセンター枠23の右下方に位置している。パチンコ遊技機10は、第2始動口27に入球した遊技球を検知する第2始動センサSE2(図3に示す)を備えている。例えば、第2始動口27には入球した遊技球を遊技盤20の裏側に導く(遊技盤20から外部へ排出する)図示しない球通路が連設されており、その球通路に第2始動センサSE2が配設されている。本実施形態では、第2始動センサSE2により遊技球が検知されると、特別ゲームの始動条件が成立し得るとともに、賞球の払出条件が成立する。また、第2始動口27は、第1可変部材28を有する。第1可変部材28は、遊技球を第2始動口27へ入球させ易い、又は入球させることができる開状態と、遊技球を第2始動口27へ入球させ難い、又は入球させることができない閉状態と、に動作可能である。第1可変部材28は、第1アクチュエータA1(図3に示す)から動力を受けて動作する。第1可変部材28は、普通当り抽選に当選したことを契機に、開状態に動作される。
パチンコ遊技機10は、大入賞口29を備えている。大入賞口29は、遊技領域21のうちセンター枠23の右下方に位置している。パチンコ遊技機10は、大入賞口29に入球した遊技球を検知するカウントセンサSE3(図3に示す)を備えている。例えば、大入賞口29には、入球した遊技球を遊技盤20の裏側に導く(遊技盤20から外部へ排出する)図示しない球通路が連設されており、その球通路にカウントセンサSE3が配設されている。本実施形態では、カウントセンサSE3により遊技球が検知されると、賞球の払出条件が成立する。大入賞口29は、第2可変部材30を有する。第2可変部材30は、遊技球を大入賞口29へ入球させることができる開状態と、遊技球を大入賞口29へ入球させることができない閉状態と、に動作可能である。第2可変部材30は、第2アクチュエータA2(図3に示す)から動力を受けて動作する。第2可変部材30は、大当りに当選したことを契機に、開状態に動作される。第2可変部材30が開状態となる場合には、大入賞口29への遊技球の入球が許容される。第2可変部材30が閉状態となる場合には、大入賞口29への遊技球の入球が許容されない。以下の説明では、第2可変部材30が開状態となることを「大入賞口29が開放される」と示し、第2可変部材30が閉状態となることを「大入賞口29が閉鎖される」と示す場合がある。
パチンコ遊技機10は、ゲート31を備えている。ゲート31は、遊技領域21のうちセンター枠23の右方に位置している。ゲート31には、常時、遊技球を入球させることができるように開放されたゲート口が開口されている。ゲート口には、入球し、通過する遊技球を検知するゲートセンサSE4(図3に示す)が配設されている。ゲートセンサSE4により遊技球が検知されると、普通ゲームの始動条件が成立し得る。
パチンコ遊技機10は、アウト口34を備えている。本実施形態において、第1始動口26や第2始動口27、大入賞口29へ入球しなかった遊技球は、アウト口34から機外へと排出される(遊技盤20から外部へ排出される)。なお、パチンコ遊技機10は、釘(遊技釘)や風車など、遊技領域21を流下する遊技球の挙動に変化を与えるための遊技構成部材を備えている。その他、パチンコ遊技機10は、特別ゲームの始動条件及び普通ゲームの始動条件が成立しない一方で、賞球の払出条件が成立する一般入賞口を備えてもよい。一般入賞口は、普通入賞口ともいわれる。
次に、パチンコ遊技機10の遊技状態について説明する。
パチンコ遊技機10は、大当り確率が異なる遊技状態として、低確率状態及び高確率状態を備えている。大当り確率は、大当り抽選において大当りに当選する確率である。高確率状態は、低確率状態に比して、大当り確率が高い遊技状態である。高確率状態は、所謂「確率変動状態(確変状態)」であり、低確率状態は、「非確率変動状態(非確変状態)」である。以下、高確率状態を「確変状態」、低確率状態を「非確変状態」と示す。
また、パチンコ遊技機10は、遊技球の発射個数に対する賞球個数の割合が異なる遊技状態として、低ベース状態及び高ベース状態を備えている。高ベース状態は、低ベース状態に比して、遊技球が第2始動口27に入球する確率が高い遊技状態である。高ベース状態は、所謂「電サポ状態」であり、低ベース状態は、「非電サポ状態」である。
高ベース状態は、例えば、次に説明する3つの制御のうち任意に選択された1の制御を行うことにより、又は、複数の制御を組み合わせて行うことにより実現できる。第1の制御は、普通ゲームの変動時間を、低ベース状態のときよりも短くする普通図柄の変動時間短縮制御である。第2の制御は、普通当り抽選に当選する確率(普通当り確率)を、低ベース状態のときよりも高確率に変動させる普通図柄の確率変動制御である。第3の制御は、1回の普通当り遊技における第1可変部材28の合計開放時間を、低ベース状態のときよりも長くする開放時間延長制御である。なお、開放時間延長制御としては、1回の普通当り遊技における第1可変部材28の開放回数を低ベース状態のときよりも多くする制御、及び、普通当り遊技における第1可変部材28の1回の開放時間を低ベース状態のときよりも長くする制御のうち、少なくとも一方の制御を行うとよい。また、高ベース状態は、次に説明する第4の制御を組み合わせて実現してもよい。第4の制御は、特別ゲームの変動時間(例えば、平均の変動時間)を、低ベース状態のときよりも短くなり易くする特別図柄の変動時間短縮制御である。特別図柄の変動時間短縮制御を行う場合、高ベース状態は、所謂「変動時間短縮状態(変短状態)」となる。
なお、本実施形態では、低ベース状態であっても第1可変部材28が開状態となる場合があるため、低ベース状態であっても第2始動口27に遊技球が入球する可能性がある。しかし、低ベース状態であるときには、例えば、普通当り抽選に当選しないように構成するなどして、低ベース状態であるときには第1可変部材28が開状態とならず、第2始動口27に遊技球が入球しないように構成してもよい。その他、低ベース状態であるときには、例えば、普通当り抽選に当選したとしても第1可変部材28が開状態とならないように構成するなどして、第2始動口27に遊技球が入球しないように構成してもよい。以上のように構成する場合、低ベース状態は、第2始動口27へ遊技球が入球不能な状態といえ、高ベース状態は、第2始動口27へ遊技球が入球可能な状態といえる。
遊技状態(遊技状態の種類)には、非確変状態であって低ベース状態である遊技状態と、非確変状態であって高ベース状態である遊技状態と、確変状態であって低ベース状態である遊技状態と、確変状態であって高ベース状態である遊技状態と、がある。そして、パチンコ遊技機10では、複数種類の遊技状態のうち1つの遊技状態に制御される。なお、本実施形態では、原則として、非確変状態であって低ベース状態である遊技状態と、非確変状態であって高ベース状態である遊技状態と、確変状態であって高ベース状態である遊技状態と、のうち1つの遊技状態に制御される。
次に、パチンコ遊技機10における大当りについて説明する。
パチンコ遊技機10は、特別図柄の大当り図柄として、複数種類の大当り図柄を備えている。複数種類の大当り図柄は、第1大当り図柄と、第2大当り図柄と、に分類されている。複数種類の大当り図柄には、それぞれ大当りの種類が定められている。大当り図柄には、大当り遊技の終了後の遊技状態が定められていてもよい。大当り遊技では、最初に、予め定めたオープニング期間にわたって、大当り遊技の開始を報知するオープニング演出が行われる。大当り遊技では、オープニング演出の終了後に、大入賞口29が開放されるラウンド遊技が行われる。ラウンド遊技は、予め定めた上限回数を上限として行われる。1回のラウンド遊技において、大入賞口29は、予め定めた上限個数の遊技球が入球する第1ラウンド終了条件、又は予め定めた上限時間が経過する第2ラウンド終了条件が成立する迄の間、開放される。ラウンド遊技では、ラウンド演出が行われる。そして、大当り遊技では、最終回のラウンド遊技が終了すると、予め定めたエンディング期間にわたって、大当り遊技の終了を報知するエンディング演出が行われる。大当り遊技は、エンディング演出の終了に伴って終了される。
第1大当り図柄に分類される大当り図柄には、大当りの種類として「第1大当り」が定められている。第1大当り図柄に分類される大当り図柄には、ラウンド遊技の上限回数として「10回」が定められている。第1大当り図柄に分類される大当り図柄には、大当り遊技の終了後の遊技状態として、確変状態とすることが定められている。第1大当り図柄に分類される大当り図柄には、大当り遊技の終了後の遊技状態として、高ベース状態とすることが定められている。第2大当り図柄に分類される大当り図柄には、大当りの種類として「第2大当り」が定められている。第2大当り図柄に分類される大当り図柄には、ラウンド遊技の上限回数として「8回」が定められている。第2大当り図柄に分類される大当り図柄には、大当り遊技の終了後の遊技状態として、非確変状態とすることが定められている。また、第2大当り図柄に分類される大当り図柄には、大当り遊技の終了後の遊技状態として、100回の特別ゲームが終了する迄の間、又は、100回の特別ゲームが終了する前に大当り遊技が付与される迄の間、高ベース状態とすることが定められている。
また、本実施形態における演出表示装置25が実行可能な表示演出には、演出用の図柄(以下、演出図柄と示す)が複数列で変動表示され、最終的に演出図柄の組み合わせが確定停止表示される演出図柄変動ゲーム(以下、演出ゲームと示す)がある。演出ゲームは、複数列の演出図柄が変動して実行される。演出図柄は、キャラクタや模様などの装飾が施された図柄であって、表示演出を多様化させるためのものであり、「装飾図柄」や「飾り図柄」ともいわれる。本実施形態における演出ゲームは、第1列、第2列及び第3列の図柄列をそれぞれ縦方向に変動表示(スクロール表示)させて行われる。第1列の演出図柄は所謂第1図柄であり、第2列の演出図柄は所謂第2図柄であり、第3列の演出図柄は所謂第3図柄である。以下の説明では、「第1列」を「左列」と示すとともに「第1図柄」を「左図柄」と示し、「第2列」を「中列」と示すとともに「第2図柄」を「中図柄」と示し、「第3列」を「右列」と示すとともに「第3図柄」を「右図柄」と示す。各列では、原則、[1]~[8]の数字を模した演出図柄が所定の順序で変動表示される。このように、本実施形態において、演出には、演出図柄を用いて行われる演出ゲームがある。
演出ゲームは、特別ゲームと連動して行われる。具体的に、演出ゲームは、特別ゲームの開始に伴って開始され、特別ゲームの終了に伴って終了される。このように、パチンコ遊技機10は、特別ゲームの実行中に演出ゲームを実行可能に構成されている。そして、演出ゲームでは、特別ゲームにて確定停止表示された特別図柄に応じた演出図柄の組み合わせが確定停止表示される。特別ゲームにおいて大当り図柄が確定停止表示される場合には、演出ゲームにおいて演出図柄による大当り図柄が確定停止表示される。また、特別ゲームにおいて、はずれ図柄が確定停止表示される場合には、演出ゲームにおいて、演出図柄によるはずれ図柄が確定停止表示される。このように、演出ゲームでは、大当りに当選している場合には最終的に演出図柄による大当り図柄が確定停止表示され、大当り結果が導出される。一方、演出ゲームでは、大当りに当選していない場合には最終的に演出図柄による大当り図柄が確定停止表示されず、大当り結果が導出されない。即ち、本実施形態において、演出ゲームでは、大当りに当選している場合には最終的に大当り結果が導出される一方、大当りに当選していない場合には最終的に大当り結果が導出されない。
例えば、演出図柄による大当り図柄は、「777」などのように、全列の演出図柄が同一となる図柄組み合わせである。例えば、演出図柄によるはずれ図柄は、「323」や「112」、[426]などのように、少なくとも一部列の演出図柄が他列の演出図柄とは異なる図柄組み合わせである。なお、演出ゲームにおいては、演出図柄が確定停止表示される前に一旦停止表示される。本明細書において「一旦停止表示」とは、例えば「ゆれ変動状態」など、図柄が再び変動表示される可能性があることを示す状態や、確定停止表示とは異なることを示す状態を意味する。
演出ゲームでは、リーチが形成され、リーチ演出が行われる場合がある。本実施形態では、複数列のうち特定の列(本実施形態では、左列と右列)に同一の数字を模した演出図柄が一旦停止表示されており、且つ、特定の列とは異なる列(本実施形態では、中列)の演出図柄が引き続き変動表示されている状態が、リーチが形成された状態に相当する。リーチ演出には、例えば、登場させるキャラクタや演出図柄の動作が異なる複数種類のリーチ演出があってもよい。本実施形態におけるリーチ演出には、ノーマルリーチ演出と、ノーマルリーチ演出の開始後に行われるスーパーリーチ演出と、がある。スーパーリーチ演出は、例えば、ノーマルリーチ演出の演出内容を発展させる内容で実行される。なお、パチンコ遊技機10では、スーパーリーチ演出が実行される場合、ノーマルリーチ演出のみが実行される場合に比して、実行中の特別ゲームの大当り期待度が高い。
本実施形態のスーパーリーチ演出は、主人公となる第1キャラクタと敵となる第2キャラクタが対決する内容で展開される。そして、本実施形態では、大当りに当選しているときに限って、第1キャラクタ及び第2キャラクタの対決において第1キャラクタが勝利する結果が導出され、演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示される場合がある。その他、本実施形態では、大当りに当選しているときと大当りに当選していないときの何れであっても、第1キャラクタ及び第2キャラクタの対決において第1キャラクタが敗北する結果が導出され、演出図柄によるはずれ図柄が一旦停止表示される場合がある。但し、パチンコ遊技機10では、大当りに当選しているとき、スーパーリーチ演出において演出図柄によるはずれ図柄が一旦停止表示された場合、その後、演出表示装置25において復活演出が実行される。復活演出は、第1キャラクタが登場し、一旦停止表示されている演出図柄によるはずれ図柄を攻撃して、一旦停止表示されている演出図柄を演出図柄による大当り図柄に変更し、演出図柄による大当り図柄を一旦停止表示させる内容で展開される。
次に、パチンコ遊技機10の電気的構成について説明する。
図3に示すように、パチンコ遊技機10は、主制御部としての主基板40を備えている。主基板40は、各種の処理を行い、該処理の結果に応じて制御信号(制御コマンド)などの制御情報を出力する。パチンコ遊技機10は、副制御部としての副基板41を備えている。副基板41は、主基板40が出力する制御情報に基づき所定の処理を行う。例えば、副基板41は、装飾ランプ17による発光演出、スピーカ18による音演出及び演出表示装置25による表示演出を実行させるための処理を行う。パチンコ遊技機10において主基板40及び副基板41は、遊技盤20の裏側に配設されている。遊技盤ユニットには、主基板40及び副基板41が含まれる。遊技盤ユニットは、中枠13に固定される。したがって、パチンコ遊技機10において主基板40及び副基板41は、機内部に配設されているともいえる。主基板40は、副基板41と接続されている。
まず、主基板40について説明する。
主基板40は、主CPU40aと、主ROM40bと、主RWM40cと、を備えている。主CPU40aは、主CPU40aの制御プログラム(主制御プログラム)を実行することにより、各種の処理を行う。主ROM40bは、主制御プログラムや、所定の抽選に用いられる抽選テーブルを記憶している。主ROM40bは、大当り抽選に用いられる大当り判定値を記憶している。大当り判定値には、確変状態であるときの大当り抽選に用いられる大当り判定値と、非確変状態であるときの大当り抽選に用いられる大当り判定値と、がある。確変状態であるときの大当り抽選に用いられる大当り判定値及び非確変状態であるときの大当り抽選に用いられる大当り判定値は、一部の値が同一であってもよいし、全てが異なる値であってもよい。また、主ROM40bは、演出抽選に用いられる演出判定値を記憶している。演出抽選は、大当り抽選に非当選した場合にリーチ演出を実行するかを決める抽選であり、リーチ抽選に相当する。
また、主ROM40bは、複数種類の変動パターンを記憶している。複数種類の変動パターンは、特別ゲームが開始されてから特別ゲームが終了されるまでの変動時間が対応付けられている。即ち、変動パターンには、特別ゲームの変動時間が対応付けられている。このため、変動パターンは、特別ゲームの変動時間を特定可能な情報といえる。パチンコ遊技機10では、変動パターンが決定されることにより、特別ゲームの変動時間が決定されることとなる。また、変動パターンは、特別ゲームが開始されてから特別ゲームが終了されるまでの間に行われる演出ゲームの演出内容のうち一部又は全てを特定可能な情報であってもよい。変動パターンには、例えば、大当り変動パターンと、はずれ変動パターンと、がある。大当り変動パターンには、演出ゲームの演出内容として、リーチ演出を経て最終的に演出図柄による大当り図柄を確定停止表示させる演出内容が対応付けられている。はずれ変動パターンには、はずれリーチなし変動パターンと、はずれリーチあり変動パターンと、がある。はずれリーチなし変動パターンには、演出ゲームの演出内容として、リーチ演出を経ないで最終的にはずれの図柄組み合わせを確定停止表示させる演出内容が対応付けられている。はずれリーチあり変動パターンには、演出ゲームの演出内容として、リーチ演出を経て最終的にはずれの図柄組み合わせを確定停止表示させる演出内容が対応付けられている。また、大当り変動パターンには、ノーマルリーチ演出とスーパーリーチ演出のうちノーマルリーチ演出のみの実行が対応付けられたノーマルリーチ演出の大当り変動パターンと、スーパーリーチ演出の実行が対応付けられたスーパーリーチ演出の大当り変動パターンと、がある。また、はずれリーチあり変動パターンには、ノーマルリーチ演出とスーパーリーチ演出のうちノーマルリーチ演出のみの実行が対応付けられたノーマルリーチ演出のはずれ変動パターンと、スーパーリーチ演出の実行が対応付けられたスーパーリーチ演出のはずれ変動パターンと、がある。
具体的に、図4に示すように、パチンコ遊技機10におけるはずれリーチなし変動パターンには、変動パターンHP1がある。また、はずれリーチあり変動パターンには、変動パターンHP2,HP3がある。変動パターンHP2は、ノーマルリーチ演出のはずれ変動パターンであり、変動パターンHP6は、スーパーリーチ演出のはずれ変動パターンである。パチンコ遊技機10では、変動パターンHP3に基づく特別ゲームの実行中、スーパーリーチ演出が実行され、当該スーパーリーチ演出では第1キャラクタ及び第2キャラクタの対決において第1キャラクタが敗北する結果が導出される。
また、大当り変動パターンには、変動パターンHP4~HP6がある。変動パターンHP4は、ノーマルリーチ演出の大当り変動パターンであり、変動パターンHP5,HP6は、スーパーリーチ演出の大当り変動パターンである。パチンコ遊技機10では、変動パターンHP5に基づく特別ゲームの実行中、スーパーリーチ演出が実行され、当該スーパーリーチ演出では第1キャラクタ及び第2キャラクタの対決において第1キャラクタが勝利する結果が導出される。パチンコ遊技機10では、変動パターンHP6に基づく特別ゲームの実行中、スーパーリーチ演出が実行され、当該スーパーリーチ演出では第1キャラクタ及び第2キャラクタの対決において第1キャラクタが敗北する結果が導出され、その後、復活演出が実行される。
主RWM40cは、パチンコ遊技機10の動作中に適宜書き換えられる様々な情報を記憶可能に構成されている。主RWM40cが記憶する情報には、例えば、フラグ、カウンタ及びタイマなどがある。主基板40は、乱数を生成可能に構成されている。例えば、乱数は、ハードウェア乱数であってもよいし、ソフトウェア乱数であってもよい。
図3に示すように、主基板40には、第1始動センサSE1、第2始動センサSE2、カウントセンサSE3及びゲートセンサSE4が接続されている。主CPU40aは、図示しないポートを介して、各種のセンサSE1~SE4が出力する検知信号を入力可能に構成されている。また、主基板40には、情報表示パネル22が接続されている。主CPU40aは、図示しない駆動回路を介して、情報表示パネル22の表示内容を制御可能となっている。また、主基板40には、第1アクチュエータA1及び第2アクチュエータA2が接続されている。主CPU40aは、図示しない駆動回路を介して、第1アクチュエータA1の動作、第2アクチュエータA2の動作を制御可能となっている。
次に、副基板41について説明する。
副基板41は、副CPU41aと、副ROM41bと、副RWM41cと、を備えている。例えば、副CPU41aは、副CPU41aの制御プログラム(副制御プログラム)を実行することにより、各種の処理(例えば、演出に関する処理)を行う。副ROM41bは、副制御プログラムや、抽選に用いられる抽選テーブルや判定値などを記憶している。副ROM41bは、演出表示装置25における表示演出の態様(内容)を特定可能な表示演出データを記憶している。また、副ROM41bは、装飾ランプ17における発光演出の態様(内容)を特定可能な発光演出データを記憶している。副ROM41bは、スピーカ18における音演出の態様(内容)を特定可能な音演出データを記憶している。
副RWM41cは、パチンコ遊技機10の動作中に適宜書き換えられる様々な情報を記憶可能に構成されている。副RWM41cが記憶する情報には、例えば、フラグ、カウンタ及びタイマなどがある。副基板41は、乱数を生成可能に構成されている。例えば、乱数は、ハードウェア乱数であってもよいし、ソフトウェア乱数であってもよい。
副基板41には、装飾ランプ17、スピーカ18及び演出表示装置25が接続されている。副CPU41aは、図示しない駆動回路を介して、装飾ランプ17、スピーカ18及び演出表示装置25を制御可能となっている。副基板41には、第1ボタンBT1及び第2ボタンBT2が接続されている。副CPU41aは、図示しないポートを介して、第1ボタンBT1が操作された場合に出力する検知信号及び第2ボタンBT2が操作された場合に出力する検知信号を入力可能に構成されている。また、副基板41には、ボタン発光体BT1aが接続されている。副CPU41aは、図示しない駆動回路を介して、ボタン発光体BT1aの発光を制御可能となっている。副基板41には、演出アクチュエータEAが接続されている。副CPU41aは、駆動回路を介して、演出アクチュエータEAの動作を制御可能となっている。
以下、主CPU40aが制御プログラムに基づき実行する各種処理について説明する。
最初に、主CPU40aが行う特別図柄入力処理について説明する。
特別図柄入力処理において主CPU40aは、第1始動センサSE1からの検知信号又は第2始動センサSE2を入力したかに基づき、第1始動口26又は第2始動口27に遊技球が入球したかを判定する(以下、入力判定と示す)。入力判定の判定結果が否定の場合、主CPU40aは、特別図柄入力処理を終了する。一方、入力判定の判定結果が肯定の場合、主CPU40aは、主RWM40cに記憶されている特別保留数が上限数未満であるかを判定する(以下、保留判定と示す)。保留判定の判定結果が否定の場合、主CPU40aは、特別図柄入力処理を終了する。また、保留判定の判定結果が肯定の場合、主CPU40aは、特別保留数に1加算して更新する。更に、主CPU40aは、更新後の特別保留数を表示するように情報表示パネル22を制御する。また、主CPU40aは、更新後の特別保留数を特定可能な制御情報(以下、保留数コマンドと示す)を出力バッファに格納する。なお、出力バッファに格納された制御情報(コマンド)は、次回以降の割り込み処理において副基板41へと出力される。保留判定の判定結果が肯定の場合、主CPU40aは、主基板40内で生成している乱数を取得し、取得した乱数に基づく乱数情報を主RWM40cに記憶させ、特別図柄入力処理を終了する。このとき、主CPU40aは、特別ゲーム用の乱数情報であること、及び、乱数情報の記憶順序が特定可能となるように記憶させる。本実施形態では、特別ゲーム用の乱数情報を主RWM40cに記憶させておくことで、特別ゲームの実行条件が成立するまで、その実行を保留する。
なお、特別図柄入力処理において主RWM40cに記憶する乱数情報は、取得した乱数そのものであってもよく、乱数を所定の手法により加工した情報であってもよい。特別図柄入力処理において取得される乱数は、例えば、大当り抽選に用いる乱数(以下、大当り判定乱数と示す)、特別図柄の決定に用いる乱数(以下、特別図柄乱数と示す)、変動パターンの決定に用いる乱数(以下、変動パターン決定乱数と示す)、演出抽選に用いる乱数(以下、演出判定乱数と示す)などである。
次に、主CPU40aが行う特別図柄開始処理について説明する。
主CPU40aは、特別ゲームの実行条件が成立しているかを判定する(以下、実行判定と示す)。実行判定において主CPU40aは、大当り遊技中ではなく、且つ特別ゲーム中ではなく、変動間インターバル中でもない場合に肯定判定する。一方、実行判定において主CPU40aは、大当り遊技中、特別ゲーム中及び変動間インターバル中のうち何れかである場合に否定判定する。実行判定の判定結果が否定の場合(特別ゲームの実行条件が成立していない場合)、主CPU40aは、特別図柄開始処理を終了する。
一方、実行判定の判定結果が肯定の場合(特別ゲームの実行条件が成立している場合)、主CPU40aは、主RWM40cに記憶されている特別保留数が1以上であるかを判定する。そして、特別保留数が1以上でない場合、主CPU40aは、待機状態であることを特定可能な待機コマンドを出力バッファに格納し、特別図柄開始処理を終了する。一方、特別保留数が1以上である場合、主CPU40aは、主RWM40cに記憶されている特別保留数を1減算して更新する。主CPU40aは、更新後の特別保留数が表示されるように、情報表示パネル22を制御する。また、主CPU40aは、更新後の特別保留数を特定可能な保留数コマンドを出力バッファに格納する。
続いて、主CPU40aは、特別ゲーム用の乱数情報のうち、最先に記憶された乱数情報を主RWM40cから読み出す。なお、主CPU40aは、最先の乱数情報を読み出すと、最先に記憶された乱数情報を主RWM40cから消去する。そして、主CPU40aは、読み出した乱数情報及び主ROM40bに記憶されている大当り判定値を基に、大当り抽選を行う。なお、大当り抽選に用いられる大当り判定値は、確変状態であるときと非確変状態であるときで少なくとも一部が異なる。大当り抽選を終えた後、主CPU40aは、特別ゲームで確定停止表示させる特別図柄と、変動パターンと、を決定する。具体的に、大当り抽選に当選した場合、主CPU40aは、特別図柄乱数の値に基づいて大当り図柄を決定し、変動パターン決定乱数の値に基づいて大当り変動パターンを決定する。一方、大当り抽選に非当選した場合、主CPU40aは、演出判定乱数の値に基づき、演出抽選を行う。演出抽選に当選した場合、主CPU40aは、はずれ図柄を決定し、変動パターン決定乱数の値に基づいてはずれリーチあり変動パターンを決定する。一方、演出抽選に非当選した場合、主CPU40aは、はずれ図柄を決定し、変動パターン決定乱数の値に基づいてはずれリーチなし変動パターンを決定する。特別図柄や変動パターンを決定した後、主CPU40aは、決定した特別図柄を特定可能な制御情報(以下、図柄コマンドと示す)及び変動パターンを特定可能な制御情報(以下、変動パターン指定コマンドと示す)を出力バッファに格納し、特別図柄開始処理を終了する。
以上のように、主CPU40aは、特別図柄開始処理において、大当り抽選を行う。本実施形態では、主CPU40aが大当り抽選を行うことにより、当り抽選を行う当り抽選手段としての機能が実現される。また、主CPU40aは、特別図柄開始処理において、変動パターンを決定する。本実施形態では、主CPU40aが変動パターンを決定することにより、変動パターンを決定する変動パターン決定手段としての機能が実現される。
そして、特別図柄開始処理を終了すると、主CPU40aは、特別図柄開始処理とは別の処理を行い、特別ゲームを実行させる。具体的に、主CPU40aは、特別ゲームが開始されるように、情報表示パネル22を制御する。主CPU40aは、特別図柄開始処理において決定した変動パターンに対応付けられた変動時間を計時する。そして、主CPU40aは、変動パターンに対応付けられた変動時間が経過すると、特別図柄開始処理において決定した特別図柄が確定停止表示されるように、情報表示パネル22を制御する。また、主CPU40aは、特別図柄開始処理において決定した変動パターンに対応付けられた変動時間が経過すると、演出図柄による図柄組み合わせを確定停止表示させるための終了コマンドを出力バッファに格納する。また、主CPU40aは、特別図柄を確定停止表示させた後、つまり、特別ゲームの終了後、変動間インターバル(例えば、2秒)を設定する。変動間インターバルにおいて、特別ゲームの終了に伴って確定停止表示された特別図柄は確定停止表示され続ける。
次に、主CPU40aが行う大当り処理について説明する。
主CPU40aは、特別図柄開始処理で決定した大当り図柄に基づいて、大当り遊技の種類を特定する。そして、主CPU40aは、大当りの特別ゲームの終了後、特定した大当り遊技を付与する制御を開始する。具体的に、主CPU40aは、大当りの特別ゲームの終了後であって、変動間インターバルが経過した後、大当り遊技を付与する制御を開始する。主CPU40aは、大当り処理を実行することにより、大当り遊技を付与する。このように、パチンコ遊技機10では、大当りに当選した後に大当り遊技が付与される。
主CPU40aは、大当りの特別ゲームが終了すると、オープニングコマンドを出力バッファに格納する。また、主CPU40aは、オープニングコマンドを出力バッファに格納すると、オープニング時間を計時する。また、主CPU40aは、オープニング時間が経過すると、ラウンド遊技を実行させるための処理を行う。即ち、主CPU40aは、大当り遊技に設定された開放態様(開放パターン)にしたがって、大入賞口29を開放するように第2アクチュエータA2を制御し、ラウンド遊技を開始させる。主CPU40aは、ラウンド遊技を開始させた後、第1ラウンド終了条件又は第2ラウンド終了条件が成立すると、大入賞口29が閉鎖されるように第2アクチュエータA2を制御し、ラウンド遊技を終了させる。主CPU40aは、ラウンド遊技を実行させるための処理を、大当り遊技に定められた上限回数のラウンド遊技が終了するまで繰り返し行う。また、主CPU40aは、ラウンド遊技を開始する毎に、ラウンドコマンドを出力バッファに格納する。また、主CPU40aは、最終回のラウンド遊技が終了すると、エンディングコマンドを出力バッファに格納する。主CPU40aは、エンディングコマンドを出力バッファに格納すると、エンディング時間を計時する。そして、主CPU40aは、エンディング時間が経過すると、大当り遊技を終了する。
次に、主CPU40aが行う遊技状態処理について説明する。
主CPU40aは、特別図柄開始処理で決定した大当り図柄(即ち、大当りの種類)に基づいて、大当り遊技終了後の遊技状態を特定する。主CPU40aは、非確変状態に制御することを特定した場合、大当り遊技の終了に伴い、非確変状態に制御することを特定可能な値を、主RWM40cに記憶されている確率状態フラグに設定する。また、主CPU40aは、非確変状態であることを特定可能な制御情報(以下、低確率状態コマンドと示す)を出力バッファに格納する。また、主CPU40aは、確変状態に制御することを特定した場合、大当り遊技の終了に伴い、確変状態に制御することを特定可能な値を確率状態フラグに設定する。また、主CPU40aは、確変状態であることを特定可能な制御情報(以下、高確率状態コマンドと示す)を出力バッファに格納する。
主CPU40aは、高ベース状態に制御することを特定した場合、大当り遊技の終了に伴い、高ベース状態に制御することを特定可能な値をベース状態フラグに設定する。また、主CPU40aは、高ベース状態であることを特定可能な制御情報(以下、高ベース状態コマンドと示す)を出力バッファに格納する。主CPU40aは、高ベース状態に制御する特別ゲームの上限回数に相当する「100回」を、高ベース状態に制御する特別ゲームの残り回数として主RWM40cに記憶させる。主CPU40aは、特別ゲームが実行される毎に、主RWM40cに記憶されている「高ベース状態に制御する特別ゲームの残り回数」を1減算する。主CPU40aは、「高ベース状態に制御する特別ゲームの残り回数」が0となった場合、「高ベース状態に制御する特別ゲームの残り回数」が0となった特別ゲームの終了に伴い、低ベース状態に制御することを特定可能な値をベース状態フラグに設定する。即ち、主CPU40aは、高ベース状態を終了させ、低ベース状態へ移行させる。また、主CPU40aは、低ベース状態であることを特定可能な制御情報(以下、低ベース状態コマンドと示す)を出力バッファに格納する。
なお、主CPU40aは、大当り遊技が付与された場合、非確変状態に制御することを特定可能な値を確率状態フラグに設定するとともに、低ベース状態に制御することを特定可能な値をベース状態フラグに設定する。更に、主CPU40aは、低確率状態コマンドを出力バッファに格納するとともに、低ベース状態コマンドを出力バッファに格納する。
次に、主CPU40aが行う普通図柄入力処理について説明する。
主CPU40aは、ゲートセンサSE4から検知信号を入力したかに基づき、遊技球がゲート31を通過(入球)したかを判定する。遊技球がゲート31を通過していない場合、主CPU40aは、普通図柄入力処理を終了する。一方、遊技球がゲート31を通過した場合、主CPU40aは、主RWM40cに記憶されている普通保留数が上限数未満であるかを判定する。普通保留数が上限数未満ではない場合、主CPU40aは、普通図柄入力処理を終了する。普通保留数が上限数未満である場合、主CPU40aは、主RWM40cに記憶されている普通保留数を1加算して更新する。この場合、主CPU40aは、更新後の普通保留数を表示するように、情報表示パネル22を制御する。また、主CPU40aは、更新後の普通保留数を特定可能な普通保留数コマンドを出力バッファに格納する。次に、主CPU40aは、主基板40内で生成している乱数を取得し、取得した乱数に基づく乱数情報を主RWM40cに記憶させる。この場合、主CPU40aは、普通ゲーム用の乱数情報であること、及び乱数情報の記憶順序が特定可能となるように記憶させる。その後、主CPU40aは、普通図柄入力処理を終了する。
次に、主CPU40aが行う普通図柄開始処理について説明する。
主CPU40aは、普通ゲームの実行条件が成立しているかを判定する。主CPU40aは、普通当り遊技中ではなく普通ゲーム中でもない場合に肯定判定する一方、普通当り遊技中又は普通ゲーム中である場合に否定判定する。普通ゲームの実行条件が成立していない場合、主CPU40aは、普通図柄開始処理を終了する。一方、普通ゲームの実行条件が成立している場合、主CPU40aは、主RWM40cに記憶されている普通保留数が1以上であるかを判定する。普通保留数が1以上ではない場合、主CPU40aは、普通図柄開始処理を終了する。普通保留数が1以上である場合、主CPU40aは、主RWM40cに記憶されている普通保留数を1減算して更新する。更に、主CPU40aは、更新後の普通保留数が表示されるように、情報表示パネル22を制御する。主CPU40aは、更新後の普通保留数を特定可能な普通保留数コマンドを出力バッファに格納する。次に、主CPU40aは、普通ゲーム用の乱数情報のうち、最先に記憶された乱数情報を主RWM40cから読み出す。なお、主CPU40aは、最先の乱数情報を読み出すと、最先に記憶された乱数情報を主RWM40cから消去する。続いて、主CPU40aは、読み出した乱数情報及び主ROM40bに記憶されている普通当り判定値を基に、普通当り抽選を行う。そして、主CPU40aは、普通当り抽選の抽選結果に基づき、普通ゲームで確定停止表示させる普通図柄と、普通ゲームの変動時間と、を決定する。その後、主CPU40aは、普通図柄開始処理を終了する。
そして、主CPU40aは、普通図柄開始処理とは別の処理を行うことによって、普通ゲームを実行させる。具体的に、主CPU40aは、普通ゲームを開始させるとともに、普通図柄開始処理において決定した変動時間が経過したときに、普通図柄開始処理において決定した普通図柄が確定停止表示されるように、情報表示パネル22を制御する。また、主CPU40aは、普通ゲームの実行開始に伴い、普通ゲームの実行が開始されることを特定可能な制御情報を出力バッファに格納する。
次に、主CPU40aが行う普通当り処理について説明する。
普通当り抽選に当選した場合、主CPU40aは、普通ゲームが終了すると、第2始動口27の開放パターンを決定するとともに、当該開放パターンにしたがって第2始動口27が開放されるように第1アクチュエータA1を制御する。本実施形態では、高ベース状態であるときには低ベース状態であるときよりも、普通当り抽選に当選し易くなっている。そして、パチンコ遊技機10では、低ベース状態であるときであっても普通当り抽選に当選し得るように構成されており、普通当り抽選に当選した場合には第1可変部材28が開状態となる。したがって、本実施形態では、低ベース状態であるとき、高ベース状態であるときに比して、第2始動口27へ遊技球が入球し難くものの、第2始動口27へ遊技球が入球する可能性はある。
次に、副CPU41aが制御プログラムに基づき実行する各種処理について説明する。
副CPU41aは、低確率状態コマンドを入力すると、副RWM41cに記憶されている確率状態フラグに、非確変状態であることを特定可能な値を設定する。副CPU41aは、高確率状態コマンドを入力すると、副RWM41cに記憶されている確率状態フラグに、確変状態であることを特定可能な値を設定する。副CPU41aは、副RWM41cの確率状態フラグを参照することにより、確変状態であるかを特定できる。また、副CPU41aは、低ベース状態コマンドを入力すると、副RWM41cに記憶されているベース状態フラグに、低ベース状態であることを特定可能な値を設定する。副CPU41aは、高ベース状態コマンドを入力すると、副RWM41cに記憶されているベース状態フラグに、高ベース状態であることを特定可能な値を設定する。副CPU41aは、副RWM41cのベース状態フラグを参照することにより、高ベース状態であるかを特定できる。
副CPU41aは、大当り遊技中、大当り演出が行われるように、装飾ランプ17、スピーカ18及び演出表示装置25のうち少なくとも1つを制御する。具体的に、副CPU41aは、オープニングコマンドを入力すると、オープニング演出が行われるように、装飾ランプ17、スピーカ18及び演出表示装置25のうち少なくとも1つを制御する。また、副CPU41aは、ラウンドコマンドを入力すると、ラウンド演出が行われるように、装飾ランプ17、スピーカ18及び演出表示装置25のうち少なくとも1つを制御する。また、副CPU41aは、エンディングコマンドを入力すると、エンディング演出が行われるように、装飾ランプ17、スピーカ18及び演出表示装置25のうち少なくとも1つを制御する。大当り演出の演出内容は、大当りの種類に応じて異ならせてもよい。
また、副CPU41aは、演出ゲームが行われるように、演出表示装置25を制御する。具体的に、副CPU41aは、図柄コマンド及び変動パターン指定コマンドを入力すると、演出ゲームを実行させる制御を行う。副CPU41aは、変動パターン指定コマンド及び図柄コマンドに基づいて、演出ゲームにおいて最終的に確定停止表示させる演出図柄による図柄組み合わせを決定する。副CPU41aは、入力した図柄コマンドから大当り図柄を特定する場合、演出図柄による大当りの図柄組み合わせを決定する。副CPU41aは、入力した図柄コマンドからはずれ図柄を特定する場合、演出図柄によるはずれの図柄組み合わせを決定する。例えば、副CPU41aは、入力した変動パターン指定コマンドからリーチあり変動パターンを特定する場合、リーチを含むはずれの図柄組み合わせを決定する。一方、副CPU41aは、入力した変動パターン指定コマンドからリーチなし変動パターンを特定する場合、リーチを含まないはずれの図柄組み合わせを決定する。
また、副CPU41aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、演出図柄を変動表示させるように、演出表示装置25を制御する。つまり、副CPU41aは、演出ゲームを開始させる。そして、副CPU41aは、所定のタイミングにおいて、決定した演出図柄による図柄組み合わせを一旦停止表示させる。その後、副CPU41aは、終了コマンドの入力を契機に、演出図柄による図柄組み合わせを確定停止表示させる。なお、副CPU41aは、終了コマンドとは関係なく、変動パターンから特定可能な変動時間を計時し、該変動時間の経過を契機に図柄組み合わせを確定停止表示させてもよい。この場合、終了コマンドを省略してもよい。
本実施形態のパチンコ遊技機10において実行可能な演出には、特定操作演出としてのコメント予告演出がある。コメント予告演出は、特別ゲームの実行中に実行可能な演出であって、特別ゲームの実行が開始してから演出ゲームにおいて第1列の演出図柄が一旦停止表示されるまでの期間内において実行される。
図5(a)及び図5(b)に示すように、コメント予告演出が実行される場合、演出表示装置25には、セリフ枠画像SGが表示される。そして、コメント予告演出が実行されるときであって、コメント予告演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されると、セリフ枠画像SGに文字情報が表示され、コメント予告演出の結果が導出される。コメント予告演出の結果は、複数種類ある。そして、コメント予告演出の結果には、有利に展開されることへの期待度が異なる複数種類の結果がある。例えば、本実施形態では、コメント予告演出の結果によって、大当りに当選していることへの期待度、つまり、大当り期待度が異なる。このように、本実施形態において、特定操作演出の結果には、有利に展開されることへの期待度が異なる複数種類の結果がある。なお、パチンコ遊技機10では、コメント予告演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されずにコメント予告演出に係る操作有効期間が終了する場合、コメント予告演出の結果が導出されず、コメント予告演出が終了する。つまり、パチンコ遊技機10では、コメント予告演出において第1ボタンBT1が操作されずにコメント予告演出に係る操作有効期間に要する時間が経過した場合、コメント予告演出の結果が導出されず、コメント予告演出が終了する。
また、コメント予告演出が実行されるときには、操作手段としての第1ボタンBT1の操作を促す操作促進表示が行われる操作促進演出が実行される。このように、本実施形態において、特定操作演出が実行されるときには、操作促進演出を実行可能である。コメント予告演出では、コメント予告演出に係る操作有効期間内において操作促進表示が行われる。因みに、コメント予告演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作された場合、コメント予告演出に係る操作有効期間は終了し、操作促進演出が終了する。このように、パチンコ遊技機10において、コメント予告演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作された場合には、当該第1ボタンBT1の操作を契機として、操作促進演出が終了する。即ち、本実施形態において、特定操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作された場合には、当該操作手段の操作を契機として、操作促進演出が終了する。また、前述したように、パチンコ遊技機10において、コメント予告演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作された場合には、当該第1ボタンBT1の操作を契機として、コメント予告演出の結果が導出される。したがって、本実施形態において、特定操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作された場合には、当該操作手段の操作を契機として、特定操作演出の結果が導出され、操作促進演出が終了する。一方、パチンコ遊技機10において、コメント予告演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されず、コメント予告演出に係る操作有効期間に要する時間が経過した場合、当該時間経過を契機として、操作促進演出が終了する。即ち、本実施形態において、特定操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されずに所定時間が経過した場合には、当該所定時間が経過したことを契機として、操作促進演出が終了する。以上のように、パチンコ遊技機10において、演出には、操作促進演出がある。
図5(a)及び図5(b)に示すように、コメント予告演出において行われる操作促進表示は、複数種類ある。例えば、図5(a)に示すように、コメント予告演出において行われる操作促進表示には、青色の第1ボタンBT1を模した青ボタン画像Bbが演出表示装置25に表示される操作促進表示がある。更に、本実施形態では、青ボタン画像Bbが表示されるとき、「PUSH」の文字情報を含む画像が演出表示装置25に表示される。以下、青ボタン画像Bbが表示される操作促進表示を「青ボタン操作促進表示」と示す場合がある。また、例えば、図5(b)に示すように、コメント予告演出において行われる操作促進表示には、赤色の第1ボタンBT1を模した赤ボタン画像Brが演出表示装置25に表示される操作促進表示がある。また、本実施形態では、赤ボタン画像Brが表示されるとき、「PUSH」の文字情報を含む画像が演出表示装置25に表示される。更に、本実施形態では、赤ボタン画像Brが表示されるとき、刀を持ったキャラクタを模したキャラクタ画像CHが演出表示装置25に表示される。以下、赤ボタン画像Brが表示される操作促進表示を「赤ボタン操作促進表示」と示す場合がある。本実施形態では、青ボタン操作促進表示が第1操作促進表示に相当し、赤ボタン操作促進表示が第2操作促進表示に相当する。このように、本実施形態において、操作促進表示には、第1操作促進表示と、第2操作促進表示と、がある。パチンコ遊技機10において、青ボタン操作促進表示が行われた場合に操作が促される操作ボタンは第1ボタンBT1であり、赤ボタン操作促進表示が行われた場合に操作が促される操作ボタンは第1ボタンBT1である。つまり、本実施形態において、第1操作促進表示において操作が促される操作手段は、第2操作促進表示において操作が促される操作手段と同じである。赤ボタン操作促進表示が行われたときは、青ボタン操作促進表示が行われたときに比して、表示される画像の数が多い。
また、パチンコ遊技機10では、青ボタン操作促進表示が行われたとき、ボタン発光体BT1aが青色に発光する。一方、パチンコ遊技機10では、赤ボタン操作促進表示が行われたとき、ボタン発光体BT1aが赤色に発光する。このように、パチンコ遊技機10において、青ボタン操作促進表示が行われたときに第1ボタンBT1に内蔵されたボタン発光体BT1aの発光態様は、赤ボタン操作促進表示が行われたときに第1ボタンBT1に内蔵されたボタン発光体BT1aの発光態様と異なる。即ち、本実施形態において、第1操作促進表示が行われたときに特定操作手段に内蔵された発光体の発光態様は、第2操作促進表示が行われたときに特定操作手段に内蔵された発光体の発光態様と異なる。
また、図5(c)及び図5(d)に示すように、コメント予告演出において操作促進演出の実行が開始するときの態様(開始態様)は、複数種類ある。例えば、図5(c)に示すように、コメント予告演出における操作促進演出の開始態様には、青色のエフェクト画像Ebが演出表示装置25に表示される開始態様がある。また、例えば、図5(d)に示すように、コメント予告演出における操作促進演出の開始態様には、赤色のエフェクト画像Erが演出表示装置25に表示される開始態様がある。以下、青色のエフェクト画像Ebが表示される開始態様を「青エフェクト開始態様」と示し、赤色のエフェクト画像Erが表示される開始態様を「赤エフェクト開始態様」と示す場合がある。なお、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されているとき(青色のエフェクト画像Ebの表示中)、及び、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されているとき(赤色のエフェクト画像Erの表示中)の何れにおいても、第1ボタンBT1を操作した場合、当該操作を契機としてコメント予告演出の結果は導出されない。
パチンコ遊技機10では、コメント予告演出が実行されるとき、後のタイミングにおいて青ボタン操作促進表示が行われる場合、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始される。一方、パチンコ遊技機10では、コメント予告演出が実行されるとき、後のタイミングにおいて赤ボタン操作促進表示が行われる場合、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始される。
また、パチンコ遊技機10では、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されるとき、スピーカ18から青開始音(例えば、「ピッ」という音)が出力される。一方、パチンコ遊技機10では、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されるとき、スピーカ18から赤開始音(例えば、「ドンッ」という音)が出力される。このように、パチンコ遊技機10において、コメント予告演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音は、コメント予告演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音と異なる。
また、コメント予告演出において操作促進演出の実行が終了する態様(終了態様)は、複数種類ある。例えば、コメント予告演出における操作促進演出の終了態様には、操作促進演出に係る画像が所定のフェード時間をかけて徐々に消去される終了態様がある。以下、操作促進演出に係る画像が所定のフェード時間をかけて徐々に消去される終了態様を「フェード終了態様」と示す場合がある。また、例えば、コメント予告演出における操作促進演出の終了態様には、所定のフェード時間をかけることなく操作促進演出に係る画像が消去される終了態様がある。以下、所定のフェード時間をかけることなく操作促進演出に係る画像が消去される終了態様を「即時終了態様」と示す場合がある。
その他、例えば、図5(e)及び図5(f)に示すように、コメント予告演出における操作促進演出の終了態様には、キャラクタ画像CHが示すキャラクタが赤ボタン画像Brを刀で斬る動作を行った後、赤ボタン画像Brで示す第1ボタンBT1が破壊され、その後、操作促進演出に係る画像が消去される終了態様がある。なお、このとき、「PUSH」の文字情報を含む画像は、キャラクタ画像CHが示すキャラクタが赤ボタン画像Brを刀で斬る動作が行われたこと、つまり、第1ボタンBT1が操作されたことを契機に、所定のフェード時間をかけることなく消去される。以下、キャラクタ画像CHが示すキャラクタが赤ボタン画像Brを刀で斬る動作を行った後、赤ボタン画像Brで示す第1ボタンBT1が破壊され、その後、操作促進演出に係る画像が消去される終了態様を「破壊動作終了態様」と示す場合がある。
パチンコ遊技機10では、コメント予告演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作されなかった場合、フェード終了態様で操作促進演出が終了する。このとき、青ボタン操作促進表示が行われていたときの操作促進演出に係る画像は、青ボタン画像Bb及び「PUSH」の文字情報を含む画像である。一方、赤ボタン操作促進表示が行われていたときの操作促進演出に係る画像は、赤ボタン画像Br、「PUSH」の文字情報を含む画像及びキャラクタ画像CHである。また、パチンコ遊技機10では、コメント予告演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作された場合であって、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われていた場合、即時終了態様で操作促進演出が終了する。このとき、操作促進演出に係る画像は、青ボタン画像Bb及び「PUSH」の文字情報を含む画像である。また、パチンコ遊技機10では、コメント予告演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作された場合であって、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われていた場合、破壊動作終了態様で操作促進演出が終了する。このとき、赤ボタン画像Brで示す第1ボタンBT1が破壊された後に消去される操作促進演出に係る画像は、既に「PUSH」の文字情報を含む画像が消去されていることから、赤ボタン画像Br及びキャラクタ画像CHである。
以上のように、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様は、青エフェクト開始態様となる。一方、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様は、赤エフェクト開始態様となる。即ち、本実施形態において、特定操作演出において第1操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様は、特定操作演出において第2操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様と異なる。
また、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、即時終了態様となる。一方、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されずにコメント予告演出に係る操作有効期間が終了して操作促進演出が終了するときの終了態様は、フェード終了態様となる。即ち、本実施形態において、特定操作演出において第1操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、特定操作演出において第1操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されずに時間経過を契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と異なる。また、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、破壊動作終了態様となる。一方、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されずにコメント予告演出に係る操作有効期間が終了して操作促進演出が終了するときの終了態様は、フェード終了態様となる。即ち、本実施形態において、特定操作演出において第2操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、特定操作演出において第2操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されずに時間経過を契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と異なる。
また、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、即時終了態様となる。一方、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、破壊動作終了態様となる。即ち、本実施形態において、特定操作演出において第1操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、特定操作演出において第2操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と異なる。また、コメント予告演出において操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、即時終了態様又は破壊動作終了態様となる。一方、コメント予告演出においてボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されずにコメント予告演出に係る操作有効期間が終了して操作促進演出が終了するときの終了態様は、フェード終了態様となる。即ち、本実施形態において、特定操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、特定操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されずに所定時間が経過したことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と異なる。
また、パチンコ遊技機10では、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われた場合には、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われた場合に比して、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として導出されるコメント予告演出の結果が、大当り期待度が高い結果となる期待度が高い。つまり、本実施形態では、特定操作演出において第2操作促進表示が行われた場合には、特定操作演出において第1操作促進表示が行われた場合に比して、操作手段が操作されたことを契機として導出される特定操作演出の結果が有利に展開されることへの期待度が高い結果となる期待度が高い。
本実施形態のパチンコ遊技機10において実行可能な演出には、非特定操作演出としての登場演出がある。登場演出は、特別ゲームの実行中に実行可能な演出であって、特別ゲームの実行が開始してから演出ゲームにおいて第1列の演出図柄が一旦停止表示されるまでの期間内において実行される。特別ゲームの実行が開始してから演出ゲームにおいて第1列の演出図柄が一旦停止表示されるまでの期間内には、コメント予告演出及び登場演出の両方を実行可能に構成してもよいし、コメント予告演出及び登場演出の何れか一方が最大1回実行可能に構成してもよい。
図6(a)に示すように、登場演出が実行される場合、演出表示装置25には、人影を模した人影画像Saが表示される。そして、図6(b)に示すように、登場演出が実行されるときであって、登場演出に係る操作有効期間内に第2ボタンBT2が操作されると、人影画像Saに替えて、キャラクタを模した登場画像Sbが演出表示装置25に表示され、登場演出の結果が導出される。登場演出の結果は、複数種類ある。そして、登場演出の結果には、有利に展開されることへの期待度が異なる複数種類の結果がある。例えば、本実施形態では、登場演出の結果によって、大当りに当選していることへの期待度、つまり、大当り期待度が異なる。なお、パチンコ遊技機10では、登場演出に係る操作有効期間内に第2ボタンBT2が操作されずに登場演出に係る操作有効期間が終了する場合、登場演出の結果が導出されず、登場演出が終了する。つまり、パチンコ遊技機10では、登場演出において第2ボタンBT2が操作されずに登場演出に係る操作有効期間に要する時間が経過した場合、登場演出の結果が導出されず、登場演出が終了する。
また、登場演出が実行されるときには、操作手段としての第2ボタンBT2の操作を促す操作促進表示が行われる操作促進演出が実行される。このように、本実施形態において、非特定操作演出が実行されるときには、操作促進演出を実行可能である。登場演出では、登場演出に係る操作有効期間内において操作促進表示が行われる。因みに、登場演出に係る操作有効期間内において第2ボタンBT2が操作された場合、登場演出に係る操作有効期間は終了し、操作促進演出が終了する。このように、パチンコ遊技機10において、登場演出に係る操作有効期間内に第2ボタンBT2が操作された場合には、当該第2ボタンBT2の操作を契機として、操作促進演出が終了する。即ち、本実施形態において、非特定操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作された場合には、当該操作手段の操作を契機として、操作促進演出が終了する。また、前述したように、パチンコ遊技機10において、登場演出に係る操作有効期間内に第2ボタンBT2が操作された場合には、当該第2ボタンBT2の操作を契機として、登場演出の結果が導出される。したがって、本実施形態において、非特定操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作された場合には、当該操作手段の操作を契機として、非特定操作演出の結果が導出され、操作促進演出が終了する。一方、パチンコ遊技機10において、登場演出に係る操作有効期間内に第2ボタンBT2が操作されず、登場演出に係る操作有効期間に要する時間が経過した場合、当該時間経過を契機として、操作促進演出が終了する。即ち、本実施形態において、非特定操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されずに所定時間が経過した場合には、当該所定時間が経過したことを契機として、操作促進演出が終了する。登場演出に係る操作有効期間の長さは、コメント予告演出に係る操作有効期間の長さと同じとしてもよいし、異ならせてもよい。
図6(a)に示すように、登場演出が実行されるときには、第2ボタンBT2を模した特殊ボタン画像Bxが演出表示装置25に表示され、操作促進表示が行われる。更に、本実施形態では、特殊ボタン画像Bxが表示されるとき、「第2ボタンを押し込め」の文字情報を含む画像が演出表示装置25に表示される。以下、特殊ボタン画像Bxが表示される操作促進表示を「特殊ボタン操作促進表示」と示す場合がある。パチンコ遊技機10では、特殊ボタン操作促進表示が行われた場合に操作が促される操作ボタンは第2ボタンBT2である一方、青ボタン操作促進表示又は赤ボタン操作促進表示が行われた場合に操作が促される操作ボタンは第1ボタンBT1である。つまり、本実施形態において、特定操作演出が実行されるときに操作促進表示において操作が促される操作手段は、非特定操作演出が実行されるときに操作促進表示において操作が促される操作手段と異なる。
因みに、パチンコ遊技機10では、特殊ボタン操作促進表示が行われたとき、ボタン発光体BT1aは発光しない。このように、パチンコ遊技機10では、登場演出において操作促進表示が行われたときにボタン発光体BT1aは発光しない一方、コメント予告演出において操作促進表示が行われたときにボタン発光体BT1aは青色又は赤色に発光する。即ち、本実施形態において、特定操作演出において操作促進表示が行われたときに特定操作手段に内蔵された発光体の発光態様は、非特定操作演出において操作促進表示が行われたときに特定操作手段に内蔵された発光体の発光態様と異なる。
また、図6(c)に示すように、登場演出において操作促進演出の実行が開始するときの態様(開始態様)には、黄色のエフェクト画像Eyが演出表示装置25に表示される開始態様がある。以下、黄色のエフェクト画像Eyが表示される開始態様を「特殊エフェクト開始態様」と示す場合がある。なお、特殊エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されているとき(黄色のエフェクト画像Eyが表示されているとき)、第2ボタンBT2を操作した場合、当該操作を契機として登場演出の結果は導出されない。また、パチンコ遊技機10では、特殊エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されるとき、スピーカ18から特殊開始音(例えば、「ピピッ」という音)が出力される。このように、登場演出において操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音は、コメント予告演出において操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音と異なる。
また、登場演出において操作促進演出の実行が終了する態様(終了態様)は、複数種類ある。例えば、登場演出における操作促進演出の終了態様には、フェード終了態様がある。また、例えば、図6(d)に示すように、登場演出における操作促進演出の終了態様には、煙に包まれるように操作促進演出に係る画像が消去され、その後、煙が消える終了態様がある。以下、煙に包まれるように操作促進演出に係る画像が消去され、その後、煙が消える終了態様を「煙終了態様」と示す場合がある。
パチンコ遊技機10では、登場演出に係る操作有効期間内において第2ボタンBT2が操作されなかった場合、フェード終了態様で操作促進演出が終了する。このとき、操作促進演出に係る画像は、特殊ボタン画像Bx及び「第2ボタンを押し込め」の文字情報を含む画像である。また、パチンコ遊技機10では、登場演出に係る操作有効期間内において第2ボタンBT2が操作された場合、煙終了態様で操作促進演出が終了する。このとき、操作促進演出に係る画像は、特殊ボタン画像Bx及び「第2ボタンを押し込め」の文字情報を含む画像である。
以上のように、登場演出において操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様は、特殊エフェクト開始態様となる。一方、コメント予告演出において操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様は、青エフェクト開始態様又は赤エフェクト開始態様となる。即ち、本実施形態において、特定操作演出において操作促進演出が開始するときの開始態様は、非特定操作演出において操作促進演出が開始するときの開始態様と異なる。
また、登場演出において操作促進表示が行われているときに第2ボタンBT2が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、煙終了態様となる。一方、登場演出において操作促進表示が行われているときに第2ボタンBT2が操作されずに登場演出に係る操作有効期間が終了して操作促進演出が終了するときの終了態様は、フェード終了態様となる。即ち、本実施形態において、非特定操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、非特定操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されずに時間経過を契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と異なる。
また、登場演出において操作促進表示が行われているときに第2ボタンBT2が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、煙終了態様となる。一方、コメント予告演出において操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、即時終了態様又は破壊動作終了態様となる。即ち、本実施形態において、特定操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、非特定操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と異なる。
本実施形態のパチンコ遊技機10において実行可能な演出には、特別操作演出としてのリーチ中操作演出がある。リーチ中操作演出は、特別ゲームの実行中に実行可能な演出であって、スーパーリーチ演出が実行されている期間内において実行される。
前述したように、本実施形態のスーパーリーチ演出は、主人公となる第1キャラクタと敵となる第2キャラクタが対決する内容で展開される。そして、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されると、リーチ中操作演出の結果が導出される。また、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されず、リーチ中操作演出に係る操作有効期間に要する時間が経過した場合、当該時間経過を契機として、リーチ中操作演出の結果が導出される。リーチ中操作演出の結果には、「第1キャラクタ及び第2キャラクタの対決において第1キャラクタが勝利する結果」又は「第1キャラクタ及び第2キャラクタの対決において第1キャラクタが敗北する結果」がある。そして、「第1キャラクタ及び第2キャラクタの対決において第1キャラクタが勝利する結果(以下、単に、勝利結果と示す場合がある)」は、大当りに当選しているときに限って導出可能としている。また、「第1キャラクタ及び第2キャラクタの対決において第1キャラクタが敗北する結果(以下、単に、敗北結果と示す場合がある)」は、大当りに当選しているときと大当りに当選していないときの何れであっても導出可能としている。本実施形態では、勝利結果が、大当りに当選しているときに限って導出される特別結果に相当し、敗北結果が、大当りに当選しているときと大当りに当選していないときの何れであっても導出される非特別結果に相当する。このように、本実施形態において、特別操作演出の結果には、大当りに当選しているときに限って導出される特別結果と、大当りに当選しているときと大当りに当選していないときの何れであっても導出される非特別結果と、がある。なお、本実施形態において、リーチ中操作演出の結果は、スーパーリーチ演出の結果と捉えることもでき、リーチ中操作演出を含むスーパーリーチ演出を特別操作演出として捉えることもできる。
スーパーリーチ演出における所定のタイミングにおいてリーチ中操作演出が実行される場合、操作促進演出が実行される。このように、本実施形態において、特別操作演出が実行されるときには、操作促進演出を実行可能である。リーチ中操作演出では、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内において操作促進表示が行われる。因みに、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作された場合、リーチ中操作演出に係る操作有効期間は終了し、操作促進演出が終了する。このように、パチンコ遊技機10において、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作された場合には、当該第1ボタンBT1の操作を契機として、操作促進演出が終了する。即ち、本実施形態において、特別操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作された場合には、当該操作手段の操作を契機として、操作促進演出が終了する。また、パチンコ遊技機10において、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作された場合には、当該第1ボタンBT1の操作を契機として、リーチ中操作演出の結果が導出される。したがって、本実施形態において、特別操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作された場合には、当該操作手段の操作を契機として、特別操作演出の結果が導出され、操作促進演出が終了する。また、パチンコ遊技機10において、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されず、リーチ中操作演出に係る操作有効期間に要する時間が経過した場合、当該時間経過を契機として、操作促進演出が終了する。即ち、本実施形態において、特別操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されずに所定時間が経過した場合には、当該所定時間が経過したことを契機として、操作促進演出が終了する。また、パチンコ遊技機10において、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されず、リーチ中操作演出に係る操作有効期間に要する時間が経過した場合、当該時間経過を契機として、リーチ中操作演出の結果が導出される。したがって、本実施形態において、特別操作演出において操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されることなく所定時間が経過した場合、当該所定時間が経過したことを契機として、特別操作演出の結果が導出され、操作促進演出が終了する。
図7(a)及び図7(b)に示すように、リーチ中操作演出において行われる操作促進表示は、複数種類ある。例えば、図7(a)に示すように、コメント予告演出において行われる操作促進表示には、青ボタン操作促進表示がある。また、例えば、図7(b)に示すように、コメント予告演出において行われる操作促進表示には、赤ボタン操作促進表示がある。前述したように、本実施形態における操作促進表示には、第1操作促進表示に相当する青ボタン操作促進表示と、第2操作促進表示に相当する赤ボタン操作促進表示と、がある。パチンコ遊技機10において、青ボタン操作促進表示が行われた場合に操作が促される操作ボタンは第1ボタンBT1であり、赤ボタン操作促進表示が行われた場合に操作が促される操作ボタンは第1ボタンBT1である。一方、パチンコ遊技機10において、特殊ボタン操作促進表示が行われた場合に操作が促される操作ボタンは、第2ボタンBT2である。つまり、本実施形態において、特別操作演出が実行されるときに操作促進表示において操作が促される操作手段は、非特定操作演出が実行されるときに操作促進表示において操作が促される操作手段と異なる。
また、パチンコ遊技機10では、青ボタン操作促進表示が行われたとき、ボタン発光体BT1aが青色に発光する。一方、パチンコ遊技機10では、赤ボタン操作促進表示が行われたとき、ボタン発光体BT1aが赤色に発光する。このように、パチンコ遊技機10において、青ボタン操作促進表示が行われたときに第1ボタンBT1に内蔵されたボタン発光体BT1aの発光態様は、赤ボタン操作促進表示が行われたときに第1ボタンBT1に内蔵されたボタン発光体BT1aの発光態様と異なる。
また、図7(c)及び図7(d)に示すように、リーチ中操作演出において操作促進演出の実行が開始するときの態様(開始態様)は、複数種類ある。例えば、図7(c)に示すように、リーチ中操作演出における操作促進演出の開始態様には、青エフェクト開始態様がある。また、例えば、図7(d)に示すように、リーチ中操作演出における操作促進演出の開始態様には、赤エフェクト開始態様がある。
パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出が実行されるとき、後のタイミングにおいて青ボタン操作促進表示が行われる場合、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始される。一方、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出が実行されるとき、後のタイミングにおいて赤ボタン操作促進表示が行われる場合、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始される。本実施形態では、青エフェクト開始態様が第1開始態様に相当し、赤エフェクト開始態様が第2開始態様に相当する。このように、本実施形態において、開始態様には、第1開始態様と、第2開始態様と、がある。なお、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されているとき(青色のエフェクト画像Ebの表示中)、及び、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されているとき(赤色のエフェクト画像Erの表示中)の何れにおいても、第1ボタンBT1を操作した場合、当該操作を契機としてリーチ中操作演出の結果は導出されない。
また、パチンコ遊技機10では、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されるとき、スピーカ18から青開始音(例えば、「ピッ」という音)が出力される。一方、パチンコ遊技機10では、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されるとき、スピーカ18から赤開始音(例えば、「ドンッ」という音)が出力される。このように、パチンコ遊技機10において、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音は、リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音と異なる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第1開始態様で操作促進演出が開始したときに音出力手段から出力される音は、特別操作演出において第2開始態様で操作促進演出が開始したときに音出力手段から出力される音と異なる。
また、リーチ中操作演出において操作促進演出の実行が終了する態様(終了態様)は、複数種類ある。例えば、リーチ中操作演出における操作促進演出の終了態様には、即時終了態様がある。また、例えば、図7(e)に示すように、リーチ中操作演出における操作促進演出の終了態様には、青ボタン画像Bb又は赤ボタン画像Brとして表示されていた第1ボタンBT1を模した画像がモノクロームで表示された後、第1ボタンBT1を模した画像が所定のフェードをかけて消去される終了態様がある。なお、このとき、「PUSH」の文字情報を含む画像は、第1ボタンBT1が操作されたことを契機に、所定のフェード時間をかけることなく消去される。更に、このとき赤ボタン操作促進表示がおこなわれていたとき、キャラクタ画像CHは、第1ボタンBT1が操作されたことを契機に、所定のフェード時間をかけることなく消去される。以下、青ボタン画像Bb又は赤ボタン画像Brとして表示されていた第1ボタンBT1を模した画像がモノクロームで表示された後、第1ボタンBT1を模した画像が所定のフェードをかけて消去される終了態様を「モノクロ終了態様」と示す場合がある。また、例えば、図7(f)に示すように、リーチ中操作演出における操作促進演出の終了態様には、青ボタン画像Bb又は赤ボタン画像Brとして表示されていた第1ボタンBT1を模した画像がモノクロームで表示されるとともに、ひびが入る演出が行われた後、第1ボタンBT1を模した画像が所定のフェードをかけて消去される終了態様がある。なお、このとき、「PUSH」の文字情報を含む画像は、第1ボタンBT1が操作されたことを契機に、所定のフェード時間をかけることなく消去される。更に、このとき赤ボタン操作促進表示が行われていたとき、キャラクタ画像CHは、第1ボタンBT1が操作されたことを契機に、所定のフェード時間をかけることなく消去される。以下、青ボタン画像Bb又は赤ボタン画像Brとして表示されていた第1ボタンBT1を模した画像がモノクロームで表示されるとともに、ひびが入る演出が行われた後、第1ボタンBT1を模した画像が所定のフェードをかけて消去される終了態様を「ヒビ終了態様」と示す場合がある。本実施形態では、モノクロ終了態様が第1終了態様に相当し、ヒビ終了態様が第2終了態様に相当する。このように、本実施形態において、特別操作演出において操作手段の操作を契機として非特別結果が導出されるとき、当該操作手段の操作を契機として操作促進演出が終了するときの終了態様には、第1終了態様と、第2終了態様と、がある。
パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出の結果として勝利結果が導出される場合であって、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作されなかった場合、青ボタン操作促進表示及び赤ボタン操作促進表示の何れが行われていたときであっても、即時終了態様で操作促進演出が終了する。また、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出の結果として勝利結果が導出される場合であって、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作された場合、青ボタン操作促進表示及び赤ボタン操作促進表示の何れが行われていたときであっても、即時終了態様で操作促進演出が終了する。また、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出の結果として敗北結果が導出される場合であって、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作されなかった場合、青ボタン操作促進表示が行われていたとき、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了する。一方、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出の結果として敗北結果が導出される場合であって、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作されなかった場合、赤ボタン操作促進表示が行われていたとき、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了する。また、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出の結果として敗北結果が導出される場合であって、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作された場合、青ボタン操作促進表示が行われていたとき、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了する。一方、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出の結果として敗北結果が導出される場合であって、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作された場合、赤ボタン操作促進表示が行われていたとき、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了する。なお、青ボタン操作促進表示が行われていたときの操作促進演出に係る画像は、青ボタン画像Bb及び「PUSH」の文字情報を含む画像である。一方、赤ボタン操作促進表示が行われていたときの操作促進演出に係る画像は、赤ボタン画像Br、「PUSH」の文字情報を含む画像及びキャラクタ画像CHである。
また、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出の結果として勝利結果が導出される場合、可動体90が動作する。更に、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出の結果として勝利結果が導出される場合、演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示される。一方、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出の結果として敗北結果が導出される場合、可動体90が動作しない。更に、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出の結果として敗北結果が導出される場合、演出図柄によるはずれ図柄が一旦停止表示される。
以上のように、リーチ中操作演出において青ボタン操作促進演出が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様は、青エフェクト開始態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第1操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様は、第1開始態様となる。一方、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様は、赤エフェクト開始態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第2操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様は、第2開始態様となる。このように、本実施形態において、特別操作演出において第1操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様は、特別操作演出において第2操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様と異なる。
また、リーチ中操作演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて勝利結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、即時終了態様となる。同様に、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて勝利結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、即時終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第1操作促進表示が行われているときに操作手段の操作を契機として特別結果が導出されるときにおける操作促進演出の終了態様は、特別操作演出において第2操作促進表示が行われているときに操作手段の操作を契機として特別結果が導出されるときにおける操作促進演出の終了態様と同じである。
また、リーチ中操作演出において、勝利結果が導出されるとき、青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されることなくリーチ中操作演出に係る有効期間が終了して操作促進演出が終了するときの終了態様は、即時終了態様となる。同様に、リーチ中操作演出において、勝利結果が導出されるとき、赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されることなくリーチ中操作演出に係る有効期間が終了して操作促進演出が終了するときの終了態様は、即時終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第1操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されることなく所定時間の経過を契機として特別結果が導出されるときにおいて操作促進演出が終了するときの終了態様は、特別操作演出において第2操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されることなく所定時間の経過を契機として特別結果が導出されるときにおいて操作促進演出が終了するときの終了態様と同じである。
このように、リーチ中操作演出において、勝利結果が導出されるとき、青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されることなくリーチ中操作演出に係る有効期間が終了して操作促進演出が終了するときの終了態様は、リーチ中操作演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて勝利結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様と同様、即時終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第1操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されることなく所定時間の経過を契機として特別結果が導出されるときにおいて操作促進演出が終了するときの終了態様は、特別操作演出において第1操作促進表示が行われているときに操作手段の操作を契機として特別結果が導出されるときにおける操作促進演出の終了態様と同じである。同様に、リーチ中操作演出において、勝利結果が導出されるとき、赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されることなくリーチ中操作演出に係る有効期間が終了して操作促進演出が終了するときの終了態様は、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて勝利結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様と同様、即時終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第2操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されることなく所定時間の経過を契機として特別結果が導出されるときにおいて操作促進演出が終了するときの終了態様は、特別操作演出において第2操作促進表示が行われているときに操作手段の操作を契機として特別結果が導出されるときにおける操作促進演出の終了態様と同じである。
また、リーチ中操作演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出は、モノクロ終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第1操作促進演出が行われているときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、第1終了態様となる。また、前述したように、リーチ中操作演出において青ボタン操作促進演出が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様は、青エフェクト開始態様となる。したがって、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときであって青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、モノクロ終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第1開始態様で操作促進演出が開始したときであって操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、第1終了態様となる。
このように、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されたときと、リーチ中操作演出において青ボタン操作促進表示が行われたときと、のうち少なくとも一方であるとき、操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、モノクロ終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第1開始態様で操作促進演出が開始されたときと、特別操作演出において第1操作促進表示が行われたときと、のうち少なくとも一方であるとき、操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、第1終了態様となる。特に、本実施形態では、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始され、且つ、当該操作促進演出における操作促進表示が青ボタン操作促進表示である場合、当該青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、モノクロ終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第1開始態様で操作促進演出が開始され、且つ、当該操作促進演出における操作促進表示が第1操作促進表示である場合、当該第1操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、第1終了態様となる。
一方、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出は、ヒビ終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第2操作促進演出が行われているときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、第2終了態様となる。また、前述したように、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進演出が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様は、赤エフェクト開始態様となる。したがって、リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときであって赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、ヒビ終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第2開始態様で操作促進演出が開始したときであって操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、第2終了態様となる。
このように、リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されたときと、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進表示が行われたときと、のうち少なくとも一方であるとき、操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、ヒビ終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第2開始態様で操作促進演出が開始されたときと、特別操作演出において第2操作促進表示が行われたときと、のうち少なくとも一方であるとき、操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、第2終了態様となる。特に、本実施形態では、リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始され、且つ、当該操作促進演出における操作促進表示が赤ボタン操作促進表示である場合、当該赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、ヒビ終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第2開始態様で操作促進演出が開始され、且つ、当該操作促進演出における操作促進表示が第2操作促進表示である場合、当該第2操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、第2終了態様となる。
また、リーチ中操作演出において、敗北結果が導出されるとき、青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されることなくリーチ中操作演出に係る有効期間が終了して操作促進演出が終了するときの終了態様は、モノクロ終了態様となる。一方、リーチ中操作演出において、敗北結果が導出されるとき、赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されることなくリーチ中操作演出に係る有効期間が終了して操作促進演出が終了するときの終了態様は、ヒビ終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第1操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されることなく所定時間の経過を契機として非特別結果が導出されるときにおいて操作促進演出が終了するときの終了態様は、特別操作演出において第2操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されることなく所定時間の経過を契機として非特別結果が導出されるときにおいて操作促進演出が終了するときの終了態様と異なる。
このように、リーチ中操作演出において、敗北結果が導出されるとき、青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されることなくリーチ中操作演出に係る有効期間が終了して操作促進演出が終了するときの終了態様は、リーチ中操作演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様と同様、モノクロ終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第1操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されることなく所定時間の経過を契機として非特別結果が導出されるときにおいて操作促進演出が終了するときの終了態様は、特別操作演出において第1操作促進表示が行われているときに操作手段の操作を契機として非特別結果が導出されるときにおいて操作促進演出が終了するときの終了態様と同じである。
また、リーチ中操作演出において、敗北結果が導出されるとき、赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されることなくリーチ中操作演出に係る有効期間が終了して操作促進演出が終了するときの終了態様は、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様と同様、ヒビ終了態様となる。即ち、本実施形態において、特別操作演出において第2操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されることなく所定時間の経過を契機として非特別結果が導出されるときの操作促進演出が終了するときの終了態様は、特別操作演出において第2操作促進表示が行われているときに操作手段の操作を契機として非特別結果が導出されるときにおいて操作促進演出が終了するときの終了態様と同じである。
また、パチンコ遊技機10において、リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときには、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときに比して、大当り期待度が高い。つまり、本実施形態において、第2開始態様で操作促進演出が開始したときには、第1開始態様で操作促進演出が開始したときに比して、大当り期待度が高い。
また、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出において、赤ボタン操作促進表示が行われた場合には、青ボタン操作促進表示が行われた場合に比して、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として勝利結果が導出される期待度が高い。つまり、本実施形態では、特別操作演出において、第2操作促進表示が行われた場合には、第1操作促進表示が行われた場合に比して、操作手段が操作されたことを契機として特別結果が導出される期待度が高い。
また、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1の操作を契機として敗北結果が導出される場合、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了したときは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了したときに比して、その後のタイミングで復活演出が実行される期待度が高い。つまり、パチンコ遊技機10では、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1の操作を契機として敗北結果が導出される場合、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了したときは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了したときに比して、演出ゲームにおいて最終的に演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示されることへの期待度が高い。このように、本実施形態では、特別操作演出において操作手段の操作を契機として非特別結果が導出される場合、第2終了態様で操作促進演出が終了したときは、第1終了態様で操作促進演出が終了したときに比して、演出ゲームにおいて最終的に大当り結果が導出されることへの期待度が高い。
ここで、各種演出の実行に係る制御について説明する。
まず、特定操作演出としてのコメント予告演出に係る制御について説明する。
副CPU41aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、コメント予告演出を実行するかを決定する実行抽選を行う。このコメント予告演出に係る実行抽選においてコメント予告演出を実行することが決定される確率は、決定された変動パターンの種類によって異ならせてもよい。そして、コメント予告演出に係る実行抽選においてコメント予告演出を実行することを決定しなかった場合、副CPU41aは、コメント予告演出を実行させない。一方、コメント予告演出に係る実行抽選においてコメント予告演出を実行することを決定した場合、副CPU41aは、コメント予告演出を実行させる。
コメント予告演出を実行させる場合、副CPU41aは、コメント予告演出における操作促進表示の種類を決定する。このとき、副CPU41aは、大当り変動パターンが指定されている場合、はずれ変動パターンが指定されている場合に比して、赤ボタン操作促進表示を決定し易い。これにより、コメント予告演出において、赤ボタン操作促進表示が行われたときには、青ボタン操作促進表示が行われたときに比して、大当り期待度が高くなるように構成できる。
また、コメント予告演出を実行させる場合、副CPU41aは、セリフ枠画像SGを表示するように演出表示装置25を制御する。そして、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示を行うことを決定している場合、副CPU41aは、青エフェクト開始態様で操作促進演出を開始するように演出表示装置25を制御する。このとき、副CPU41aは、青開始音を出力するようにスピーカ18を制御する。その後、副CPU41aは、コメント予告演出に係る操作有効期間が経過するまで又は当該操作有効期間が経過するよりも前に第1ボタンBT1が操作されるまで、青ボタン操作促進表示を行うように演出表示装置25を制御する。また、青ボタン操作促進表示が行われている間、副CPU41aは、青色に発光するようにボタン発光体BT1aを制御する。
同様に、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示を行うことを決定している場合、副CPU41aは、赤エフェクト開始態様で操作促進演出を開始するように演出表示装置25を制御する。このとき、副CPU41aは、赤開始音を出力するようにスピーカ18を制御する。その後、副CPU41aは、コメント予告演出に係る操作有効期間が経過するまで又は当該操作有効期間が経過するよりも前に第1ボタンBT1が操作されるまで、赤ボタン操作促進表示を行うように演出表示装置25を制御する。また、赤ボタン操作促進表示が行われている間、副CPU41aは、赤色に発光するようにボタン発光体BT1aを制御する。
また、コメント予告演出に係る操作有効期間内(操作促進表示が行われているとき)において第1ボタンBT1からの検知信号を入力した場合、副CPU41aは、操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。具体的に、青ボタン操作促進表示が行われているとき、副CPU41aは、即時終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。一方、赤ボタン操作促進表示が行われているとき、副CPU41aは、破壊動作終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。このように、パチンコ遊技機10では、コメント予告演出において行われた操作促進表示に応じて、操作促進演出を終了させる制御が異なる。
また、コメント予告演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1からの検知信号を入力した場合、副CPU41aは、コメント予告演出において導出する結果を決定する。このとき、副CPU41aは、操作促進表示の種類と、変動パターンの種類と、に基づいてコメント予告演出の結果を決定する。本実施形態では、同じ変動パターンが指定されている状況において、副CPU41aは、赤ボタン操作促進表示が行われている場合、青ボタン操作促進表示が行われている場合に比して、大当り期待度が高い結果(有利に展開されることへの期待度が高い結果)を決定し易い。これにより、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われた場合には、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われた場合に比して、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として導出されるコメント予告演出の結果が、大当り期待度が高い結果となる期待度が高くなるように構成できる。また、青ボタン操作促進表示が行われている状況において、副CPU41aは、大当り変動パターンが指定されている場合、はずれ変動パターンが指定されている場合に比して、大当り期待度が高い結果を決定し易い。同様に、赤ボタン操作促進表示が行われている状況において、副CPU41aは、大当り変動パターンが指定されている場合、はずれ変動パターンが指定されている場合に比して、大当り期待度が高い結果を決定し易い。このため、青ボタン操作促進表示及び赤ボタン操作促進表示の何れが行われているときであっても、コメント予告演出の結果から大当り期待度が高低を推測可能となる。
コメント予告演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1からの検知信号を入力した場合、副CPU41aは、決定したコメント予告演出の結果に応じた文字情報をセリフ枠画像SGに表示し、コメント予告演出の結果を導出するように演出表示装置25を制御する。なお、コメント予告演出の結果を導出させた後、副CPU41aは、コメント予告演出の終了に伴って、セリフ枠画像SGを消去してコメント予告演出が終了するように演出表示装置25を制御する。
一方、コメント予告演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1からの検知信号を入力せずにコメント予告演出に係る操作有効期間が終了する場合、副CPU41aは、操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。具体的に、副CPU41aは、フェード終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。このとき、副CPU41aは、青ボタン操作促進表示及び赤ボタン操作促進表示の何れが行われているときであっても、フェード終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。
次に、非特定操作演出としての登場演出に係る制御について説明する。
副CPU41aは、変動パターン指定コマンドを入力すると、登場演出を実行するかを決定する実行抽選を行う。この登場演出に係る実行抽選において登場演出を実行することが決定される確率は、決定された変動パターンの種類によって異ならせてもよい。そして、登場演出に係る実行抽選において登場演出を実行することを決定しなかった場合、副CPU41aは、登場演出を実行させない。一方、登場演出に係る実行抽選において登場演出を実行することを決定した場合、副CPU41aは、登場演出を実行させる。登場演出を実行させる場合、副CPU41aは、人影画像Saを表示するように演出表示装置25を制御する。そして、副CPU41aは、特殊エフェクト開始態様で操作促進演出を開始するように演出表示装置25を制御する。このとき、副CPU41aは、特殊開始音を出力するようにスピーカ18を制御する。その後、副CPU41aは、登場演出に係る操作有効期間が経過するまで又は当該操作有効期間が経過するよりも前に第2ボタンBT2が操作されるまで、特殊ボタン操作促進表示を行うように演出表示装置25を制御する。
また、登場演出に係る操作有効期間内(操作促進表示が行われているとき)において第2ボタンBT2からの検知信号を入力した場合、副CPU41aは、操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。具体的に、副CPU41aは、煙終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。
また、登場演出に係る操作有効期間内において第2ボタンBT2からの検知信号を入力した場合、副CPU41aは、登場演出において導出する結果を決定する。このとき、副CPU41aは、変動パターンの種類に基づいて登場演出の結果を決定する。本実施形態において、副CPU41aは、大当り変動パターンが指定されている場合、はずれ変動パターンが指定されている場合に比して、大当り期待度が高い結果(有利に展開されることへの期待度が高い結果)を決定し易い。登場演出に係る操作有効期間内において第2ボタンBT2からの検知信号を入力した場合、副CPU41aは、決定した登場演出の結果に応じた登場画像Sbを表示し、登場演出の結果を導出するように演出表示装置25を制御する。なお、登場演出の結果を導出させた後、副CPU41aは、登場演出の終了に伴って、登場画像Sbを消去して登場演出が終了するように演出表示装置25を制御する。
一方、登場演出に係る操作有効期間内において第2ボタンBT2からの検知信号を入力せずに登場演出に係る操作有効期間が終了する場合、副CPU41aは、操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。具体的に、副CPU41aは、フェード終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。
次に、特別操作演出としてのリーチ中操作演出に係る制御について説明する。
スーパーリーチ演出の実行が対応付けられた変動パターンHP3,HP5,HP6のうち何れかの変動パターンが変動パターン指定コマンドによって指定された場合、副CPU41aは、スーパーリーチ演出の実行中における所定のタイミングにおいて、リーチ中操作演出を実行させる。
リーチ中操作演出を実行させる場合、副CPU41aは、リーチ中操作演出における操作促進表示の種類を決定する。このとき、副CPU41aは、大当り変動パターンとなる変動パターンHP5,HP6が指定されている場合、はずれ変動パターンとなる変動パターンHP3が指定されている場合に比して、赤ボタン操作促進表示を決定し易い。特に、副CPU41aは、変動パターンHP6が指定されている場合、はずれ変動パターンとなる変動パターンHP3が指定されている場合に比して、赤ボタン操作促進表示を決定し易い。変動パターンHP6に基づく特別ゲームの実行中には、スーパーリーチ演出が実行され、当該スーパーリーチ演出では第1キャラクタ及び第2キャラクタの対決において第1キャラクタが敗北する結果が導出され、その後、復活演出が実行され、最終的に演出図柄による大当り図柄が確定停止表示される。変動パターンHP3に基づく特別ゲームの実行中、スーパーリーチ演出が実行され、当該スーパーリーチ演出では第1キャラクタ及び第2キャラクタの対決において第1キャラクタが敗北する結果が導出され、その後、復活演出が実行されず、最終的に演出図柄によるはずれ図柄が確定停止表示される。これにより、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1の操作を契機として敗北結果が導出される場合、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了したときは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了したときに比して、演出ゲームにおいて最終的に演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示されることへの期待度が高くなるように構成できる。
また、副CPU41aは、変動パターンHP5が指定されている場合、変動パターンHP6が指定されている場合に比して、赤ボタン操作促進表示を決定し易い。これにより、リーチ中操作演出において、赤ボタン操作促進表示が行われた場合には、青ボタン操作促進表示が行われた場合に比して、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として勝利結果が導出される期待度が高くなるように構成できる。そして、リーチ中操作演出において、赤ボタン操作促進表示が行われた場合には、青ボタン操作促進表示が行われた場合に比して、大当り期待度が高くなるように構成できる。この結果、リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときには、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときに比して、大当り期待度が高くなるように構成できる。以上のように、結果的に、赤ボタン操作促進表示が行われたときの大当り期待度を青ボタン操作促進表示が行われたときの大当り期待度よりも高くすることで、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1の操作を契機として敗北結果が導出される場合において、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了したときは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了したときに比して、演出ゲームにおいて最終的に演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示されることへの期待度が高くなるように構成できるともいえる。
リーチ中操作演出において青ボタン操作促進表示を行うことを決定している場合、副CPU41aは、青エフェクト開始態様で操作促進演出を開始するように演出表示装置25を制御する。このとき、副CPU41aは、青開始音を出力するようにスピーカ18を制御する。その後、副CPU41aは、リーチ中操作演出に係る操作有効期間が経過するまで又は当該操作有効期間が経過するよりも前に第1ボタンBT1が操作されるまで、青ボタン操作促進表示を行うように演出表示装置25を制御する。また、青ボタン操作促進表示が行われている間、副CPU41aは、青色に発光するようにボタン発光体BT1aを制御する。同様に、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進表示を行うことを決定している場合、副CPU41aは、赤エフェクト開始態様で操作促進演出を開始するように演出表示装置25を制御する。このとき、副CPU41aは、赤開始音を出力するようにスピーカ18を制御する。その後、副CPU41aは、リーチ中操作演出に係る操作有効期間が経過するまで又は当該操作有効期間が経過するよりも前に第1ボタンBT1が操作されるまで、赤ボタン操作促進表示を行うように演出表示装置25を制御する。また、赤ボタン操作促進表示が行われている間、副CPU41aは、赤色に発光するようにボタン発光体BT1aを制御する。
また、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内(操作促進表示が行われているとき)において第1ボタンBT1からの検知信号を入力した場合、副CPU41aは、操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。具体的に、青ボタン操作促進表示が行われているときであって、変動パターンHP3,HP6の何れかに基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。また、赤ボタン操作促進表示が行われているときであって、変動パターンHP3,HP6の何れかに基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。このように、パチンコ遊技機10では、変動パターンHP3,HP6の何れかに基づく特別ゲームの実行中であるとき、リーチ中操作演出において行われた操作促進表示に応じて、操作促進演出を終了させる制御が異なる。更に、変動パターンHP3,HP6の何れかに基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、敗北結果を導出するように演出表示装置25を制御する。そして、変動パターンHP3,HP6の何れかに基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、演出図柄によるはずれ図柄を一旦停止表示するように演出表示装置25を制御する。なお、リーチ中操作演出の結果を導出させた後、副CPU41aは、スーパーリーチ演出の終了に伴って、リーチ中操作演出の結果を消去するように演出表示装置25を制御する。
但し、変動パターンHP6の何れかに基づく特別ゲームの実行中であるとき、スーパーリーチ演出の終了後(敗北結果を導出させるとともに演出図柄によるはずれ図柄を一旦停止表示させた後)、副CPU41aは、復活演出を実行するように演出表示装置25を制御する。これにより、一旦停止表示されている演出図柄による図柄組み合わせが、演出図柄によるはずれ図柄から大当り図柄へと変更され、最終的に演出図柄による大当り図柄が確定停止表示される。一方、変動パターンHP3に基づく特別ゲームの実行中にはスーパーリーチ演出の終了後に復活演出が実行されないことから、一旦停止表示された演出図柄によるはずれ図柄が、そのまま確定停止表示される。
また、変動パターンHP5に基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。このとき、青ボタン操作促進表示及び赤ボタン操作促進表示の何れが行われているときであっても、副CPU41aは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。このように、パチンコ遊技機10では、変動パターンHP5に基づく特別ゲームの実行中であるとき、リーチ中操作演出において行われた操作促進表示によらず、操作促進演出を終了させる制御が共通している。更に、変動パターンHP5に基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、勝利結果を導出するように演出表示装置25を制御する。そして、変動パターンHP5に基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、演出図柄による大当り図柄を一旦停止表示するように演出表示装置25を制御する。
また、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1からの検知信号を入力せずにリーチ中操作演出に係る操作有効期間が終了する場合、副CPU41aは、操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。具体的に、青ボタン操作促進表示が行われているときであって、変動パターンHP3,HP6の何れかに基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。また、赤ボタン操作促進表示が行われているときであって、変動パターンHP3,HP6の何れかに基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。更に、変動パターンHP3,HP6の何れかに基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、敗北結果を導出するように演出表示装置25を制御する。そして、変動パターンHP3,HP6の何れかに基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、演出図柄によるはずれ図柄を一旦停止表示するように演出表示装置25を制御する。但し、変動パターンHP6の何れかに基づく特別ゲームの実行中であるとき、スーパーリーチ演出の終了後(敗北結果を導出させ、演出図柄によるはずれ図柄を一旦停止表示させた後)、副CPU41aは、復活演出を実行するように演出表示装置25を制御する。また、変動パターンHP5に基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。このとき、青ボタン操作促進表示及び赤ボタン操作促進表示の何れが行われているときであっても、副CPU41aは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。更に、変動パターンHP5に基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、勝利結果を導出するように演出表示装置25を制御する。そして、変動パターンHP5に基づく特別ゲームの実行中であるとき、副CPU41aは、演出図柄による大当り図柄を一旦停止表示するように演出表示装置25を制御する。
以上のように、本実施形態では、演出実行手段としての装飾ランプ17、スピーカ18及び演出表示装置25を副CPU41aが制御することにより、演出実行手段を制御する演出制御手段としての機能が実現される。また、本実施形態では、発光手段としての装飾ランプ17を副CPU41aが制御することにより、発光手段を制御する発光制御手段としての機能が実現される。本実施形態では、音出力手段としてのスピーカ18を副CPU41aが制御することにより、音出力手段を制御する音出力制御手段としての機能が実現される。本実施形態では、表示手段としての演出表示装置25を副CPU41aが制御することにより、表示手段を制御する表示制御手段としての機能が実現される。
ここで、図8(a)~図8(g)に基づき、コメント予告演出が実行されるときの演出表示装置25の表示内容について、説明する。
図8(a)に示すように、コメント予告演出が実行されるとき、演出表示装置25には、セリフ枠画像SGが表示される。更に、コメント予告演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始される場合、演出表示装置25には、青色のエフェクト画像Ebが表示される。これにより、本実施形態では、青ボタン操作促進表示が行われることを推測することができる。そして、図8(b)に示すように、青色のエフェクト画像Ebが表示された後、コメント予告演出に係る操作有効期間において、演出表示装置25には、青ボタン画像Bb及び「PUSH」の文字情報を含む画像が表示される。その後、図8(c)に示すように、コメント予告演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作されると、即時終了態様で操作促進演出が終了し、セリフ枠画像SGに文字情報(図8(c)では、「好機到来の予感」と示す文字情報)が表示され、コメント予告演出の結果が導出される。
また、図8(d)に示すように、コメント予告演出が実行されるとき、演出表示装置25には、セリフ枠画像SGが表示される。更に、コメント予告演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始される場合、演出表示装置25には、赤色のエフェクト画像Erが表示される。これにより、本実施形態では、赤ボタン操作促進表示が行われることを推測することができる。そして、図8(e)に示すように、赤色のエフェクト画像Erが表示された後、コメント予告演出に係る操作有効期間において、演出表示装置25には、赤ボタン画像Br、「PUSH」の文字情報を含む画像及びキャラクタ画像CHが表示される。その後、図8(f)に示すように、コメント予告演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1が操作されると、キャラクタ画像CHが示すキャラクタが赤ボタン画像Brを刀で斬る動作を行った後、赤ボタン画像Brで示す第1ボタンBT1が破壊され、破壊動作終了態様で操作促進演出が終了する。そして、図8(g)に示すように、セリフ枠画像SGに文字情報(図8(g)では、「大当り接近中」と示す文字情報)が表示され、コメント予告演出の結果が導出される。
次に、図9(a)~図9(g)に基づき、リーチ中操作演出が実行されるときの演出表示装置25の表示内容について、説明する。
図9(a)に示すように、リーチ中操作演出が実行されるときであって、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始される場合、演出表示装置25には、青色のエフェクト画像Ebが表示される。これにより、本実施形態では、青ボタン操作促進表示が行われることを推測することができる。そして、図9(b)に示すように、青色のエフェクト画像Ebが表示された後、リーチ中操作演出に係る操作有効期間において、演出表示装置25には、青ボタン画像Bb及び「PUSH」の文字情報を含む画像が表示される。その後、図9(c)に示すように、変動パターンHP3,HP6のうち何れかに基づく特別ゲームの実行中であれば、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了し、敗北結果が導出される。このとき、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されたときと、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されずに当該操作有効期間が終了するときと、の何れであっても、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了し、敗北結果が導出される。但し、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されたときには、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されずに当該操作有効期間が終了するときよりも早いタイミングで、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了し、敗北結果が導出されることとなる。
また、図9(d)に示すように、リーチ中操作演出が実行されるときであって、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始される場合、演出表示装置25には、赤色のエフェクト画像Erが表示される。これにより、本実施形態では、赤ボタン操作促進表示が行われることを推測することができる。そして、図9(e)に示すように、赤色のエフェクト画像Erが表示された後、リーチ中操作演出に係る操作有効期間において、演出表示装置25には、赤ボタン画像Br、「PUSH」の文字情報を含む画像及びキャラクタ画像CHが表示される。その後、図9(f)に示すように、変動パターンHP3,HP6のうち何れかに基づく特別ゲームの実行中であれば、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了し、敗北結果が導出される。このとき、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されたときと、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されずに当該操作有効期間が終了するときと、の何れであっても、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了し、敗北結果が導出される。但し、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されたときには、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されずに当該操作有効期間が終了するときよりも早いタイミングで、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了し、敗北結果が導出されることとなる。
なお、図9(b)に示すように青ボタン操作促進表示が行われているときと、図9(e)に示すように赤ボタン操作促進表示が行われているときと、の何れであっても、変動パターンHP5に基づく特別ゲームの実行中であれば、図9(g)に示すように、即時終了態様で操作促進表示が終了し、勝利結果が導出される。更に、このとき、可動体90が動作する。なお、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されたときと、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されずに当該操作有効期間が終了するときと、の何れであっても、即時終了態様で操作促進演出が終了し、勝利結果が導出される。但し、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されたときには、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内に第1ボタンBT1が操作されずに当該操作有効期間が終了するときよりも早いタイミングで、即時終了態様で操作促進演出が終了し、勝利結果が導出されることとなる。
以下、本実施形態の効果について説明する。
(1-1)コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、を異ならせた。これにより、操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1を操作する楽しみに加えて、第1ボタンBT1を操作したことによって操作促進演出がどのような終了態様で終了するかについて注目する楽しみを与え、興趣の向上を図ることができる。
(1-2)コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様と、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様と、を異ならせた。これにより、操作促進演出がどのような開始態様で開始するかについて注目する楽しみを与え、興趣の向上を図ることができる。
(1-3)コメント予告演出において操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、登場演出において操作促進演出が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、を異ならせた。このように、コメント予告演出と登場演出は演出としての違いに限らず、操作促進表示が行われているときに操作手段を操作したことを契機に操作促進演出が終了するときの終了態様についても違いを創出することで、操作手段の操作が促される演出のバリエーションをより効果的に楽しませて興趣の向上を図ることができる。
(1-4)コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われた場合には、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われた場合に比して、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として導出されるコメント予告演出の結果が有利に展開されることへの期待度が高い結果となる期待度が高い。そして、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、を異ならせた。これにより、操作促進表示の種類を確認する前に第1ボタンBT1を操作してしまったとしても、操作促進演出の終了態様から確認することが可能となる。このため、操作促進表示の種類を慎重に確認する必要性が軽減され、操作促進表示が行われてから積極的に第1ボタンBT1を操作させることができ、例えば、操作促進表示の種類を慎重に確認し過ぎて第1ボタンBT1を操作できないといった事象が発生することを抑制することができる。以上のように、積極的に操作手段を操作する演出を楽しませ、効果的に興趣の向上を図ることができる。
(1-5)青ボタン操作促進表示及び赤ボタン操作促進表示の何れであるかによって第1ボタンBT1に内蔵されたボタン発光体BT1aの発光態様を異ならせた。これにより、ボタン発光体BT1aの発光態様についても注目する機会を与え、興趣の向上を図ることができる。
(1-6)コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されずに時間経過を契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、を異ならせた。これにより、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1を操作できずに時間経過を契機に操作促進演出が終了したことを操作促進演出の終了態様から認識することができる。このため、時間経過を契機に操作促進演出が終了したことを認識可能な終了態様での操作促進演出の終了を確認することで、次回コメント予告演出が実行された際には積極的に第1ボタンBT1を操作することへの意欲を高めることができ、結果的に操作手段を操作する演出を楽しませることで興趣の向上を図ることができる。
(1-7)コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されずに時間経過を契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、を異ならせた。これにより、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1を操作できずに時間経過を契機に操作促進演出が終了したことを操作促進演出の終了態様から認識することができる。このため、時間経過を契機に操作促進演出が終了したことを認識可能な終了態様での操作促進演出の終了を確認することで、次回コメント予告演出が実行された際には積極的に第1ボタンBT1を操作することへの意欲を高めることができ、結果的に操作手段を操作する演出を楽しませることで興趣の向上を図ることができる。
(1-8)コメント予告演出において、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音は、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音と異なる。このように、音という耳から得られる情報を基に開始態様を判別可能に構成することによって、耳で楽しませて興趣の向上を図ることができ、且つ、音への関心を高めることで他の音による演出による興趣の向上も図ることができる。
(1-9)青ボタン操作促進表示及び赤ボタン操作促進表示の何れにおいても第1ボタンBT1の操作が促される。このため、青ボタン操作促進表示及び赤ボタン操作促進表示の何れが行われたかによって、操作する操作手段を探す必要性がなく、操作手段を操作する演出を単純に楽しませ、興趣の向上を図ることができる。
(1-10)リーチ中操作演出の結果には、大当りに当選しているときに限って導出される勝利結果と、大当りに当選しているときと大当りに当選していないときの何れであっても導出される敗北結果と、がある。そして、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1の操作を契機として敗北結果が導出される場合、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了したときは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了したときに比して、演出ゲームにおいて最終的に演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示されることへの期待度が高い。即ち、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1の操作を契機として勝利結果ではなく敗北結果が導出されたとしても、第1ボタンBT1の操作を契機としてどのような終了態様で操作促進演出が終了したかによって、演出ゲームにおいて最終的に演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示されることへの期待度が異なる。これにより、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1が操作されたことを契機として勝利結果が導出されるかについて注目させつつ、敗北結果が導出されたとしても操作促進演出が終了するときの終了態様がどのような終了態様であるかについても注目させて、興趣の向上を図ることができる。
(1-11)リーチ中操作演出において操作促進演出が実行されたときに行われる操作促進表示が青ボタン操作促進表示と赤ボタン操作促進表示の何れであるかによって、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として勝利結果が導出される期待度が異なるため、操作促進表示について注目させ、興趣の向上を図ることができる。
(1-12)例えば、操作促進表示が青ボタン操作促進表示及び赤ボタン操作促進表示の何れであるかによって勝利結果が導出されるときの操作促進演出の終了態様を異ならせた場合、大当りに当選していることを特定することができる勝利結果が導出されたにもかかわらず、当該勝利結果への注目度が低下する虞がある。しかし、リーチ中操作演出における操作促進表示が青ボタン操作促進表示と赤ボタン操作促進表示の何れであったとしても、勝利結果が導出される場合には、操作促進演出が終了するときの終了態様を同じとした。これにより、大当りに当選していることを特定することができる勝利結果が導出された際に当該勝利結果への注目度の低下を抑制し、リーチ中操作演出に対する興趣の向上を図ることができる。
(1-13)リーチ中操作演出において青ボタン操作促進表示が行われて敗北結果が導出される場合、第1ボタンBT1が操作されることなく所定時間の経過を契機として敗北結果が導出されるときと、第1ボタンBT1の操作を契機として敗北結果が導出されるときと、で操作促進演出が終了するときの終了態様を同じとした。同様に、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進表示が行われて敗北結果が導出される場合、第1ボタンBT1が操作されることなく所定時間の経過を契機として敗北結果が導出されるときと、第1ボタンBT1の操作を契機として敗北結果が導出されるときと、で操作促進演出が終了するときの終了態様を同じとした。このように、リーチ中操作演出において、第1ボタンBT1の操作有無によって操作促進演出の終了態様を異ならせないため、例えば、第1ボタンBT1を操作しなかったことを要因として勝利結果が導出されなかったと勘違いさせてしまうことを抑制することができる。
(1-14)リーチ中操作演出において操作促進演出が開始したときの開始態様が、青エフェクト開始態様と赤エフェクト開始態様の何れであるかによって大当り期待度が異なる。このため、リーチ中操作演出において、第1ボタンBT1を操作したことを契機としてリーチ中操作演出の結果としてどのような結果が導出されるかについて注目させるとともに、操作促進演出の開始態様についても注目させ、興趣の向上を図ることができる。
更に、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1の操作を契機として敗北結果が導出される場合、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了したときは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了したときに比して、演出ゲームにおいて最終的に演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示されることへの期待度が高い。即ち、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1の操作を契機として勝利結果ではなく敗北結果が導出されたとしても、第1ボタンBT1の操作を契機としてどのような終了態様で操作促進演出が終了したかによって、演出ゲームにおいて最終的に演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示されることへの期待度が異なる。これにより、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1が操作されたことを契機として勝利結果が導出されるかについて注目させつつ、敗北結果が導出されたとしても操作促進演出が終了するときの終了態様がどのような終了態様であるかについても注目させて、興趣の向上を図ることができる。
(1-15)リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときであって操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、ヒビ終了態様となる。このため、リーチ中操作演出において、操作促進演出の開始態様が赤エフェクト開始態様であるかについての注目度を高め、興趣の向上を図ることができる。
(1-16)リーチ中操作演出において、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音は、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音と異なる。このように、音という耳から得られる情報を基に開始態様を判別可能に構成することによって、耳で楽しませて興趣の向上を図ることができ、且つ、音への関心を高めることで他の音による演出による興趣の向上も図ることができる。
(1-17)リーチ中操作演出において操作促進演出が開始したときの開始態様が、青エフェクト開始態様と赤エフェクト開始態様の何れであるかによって大当り期待度が異なる。このため、リーチ中操作演出において、第1ボタンBT1を操作したことを契機としてリーチ中操作演出の結果としてどのような結果が導出されるかについて注目させるとともに、操作促進演出の開始態様についても注目させ、興趣の向上を図ることができる。
更に、リーチ中操作演出において、操作促進演出が実行されているときに行われる操作促進表示が、青ボタン操作促進表示と赤ボタン操作促進表示の何れであるかによって、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として勝利結果が導出される期待度が異なる。このため、リーチ中操作演出において、勝利結果が導出される期待度が高い種類の操作促進表示であるかについて注目する楽しみを与え、当該操作促進表示の種類を確認した上で第1ボタンBT1を操作したことを契機として勝利結果が導出されるかについて注目させ、興趣の向上を図ることができる。
加えて、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1の操作を契機として敗北結果が導出される場合、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了したときは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了したときに比して、演出ゲームにおいて最終的に演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示されることへの期待度が高い。即ち、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1の操作を契機として勝利結果ではなく敗北結果が導出されたとしても、第1ボタンBT1の操作を契機としてどのような終了態様で操作促進演出が終了したかによって、演出ゲームにおいて最終的に演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示されることへの期待度が異なる。これにより、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1が操作されたことを契機として勝利結果が導出されるかについて注目させつつ、敗北結果が導出されたとしても操作促進演出が終了するときの終了態様がどのような終了態様であるかについても注目させて、興趣の向上を図ることができる。
(1-18)リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されたときと、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進表示が行われたときと、のうち少なくとも一方であるとき、操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、ヒビ終了態様となる。このため、リーチ中操作演出において、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されたかと、操作促進演出における操作促進表示が赤ボタン操作促進表示であるかと、についての注目度を高め、興趣の向上を図ることができる。
(1-19)コメント予告演出において操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、コメント予告演出において操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されずに所定時間が経過したことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と異なる。このように、コメント予告演出において操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1を操作すれば、操作しなかったときとは異なる終了態様で操作促進演出が終了するため、第1ボタンBT1を操作したことによる面白味が増し、積極的に第1ボタンBT1を操作させることができる。そして、第1ボタンBT1を操作することへの意欲を高め、結果的に操作手段を操作する演出を楽しませることで興趣の向上を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、遊技機の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成は、第1実施形態と同じ符号を付し、その詳細な説明及び図面については省略する。
第1実施形態では、リーチ中操作演出において敗北結果が導出されるときにおいて、リーチ中操作演出における操作促進表示の種類が決定されると、操作促進演出が開始するときの開始態様及び操作促進演出が終了するときの終了態様が決まる。一方、第2実施形態では、操作促進演出が開始するときの開始態様と、リーチ中操作演出における操作促進表示の種類と、操作促進演出が終了するときの終了態様と、が別々に決定される。
例えば、第1実施形態では、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときであって青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、モノクロ終了態様となる。更に、第1実施形態では、リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときであって赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、ヒビ終了態様となる。一方、第2実施形態では、リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときであって操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合には、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときであって操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合に比して、操作促進演出の終了態様がヒビ終了態様になり易いように構成されている。即ち、第2実施形態では、特別操作演出において第2開始態様で操作促進演出が開始したときであって操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合には、特別操作演出において第1開始態様で操作促進演出が開始したときであって操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合に比して、操作促進演出の終了態様が第2終了態様となり易い。
また、第1実施形態では、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始され、且つ、当該操作促進演出における操作促進表示が青ボタン操作促進表示である場合、当該青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、モノクロ終了態様となる。更に、第1実施形態では、リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始され、且つ、当該操作促進演出における操作促進表示が赤ボタン操作促進表示である場合、当該赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合の操作促進演出の終了態様は、ヒビ終了態様となる。
一方、第2実施形態では、リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されたときと、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進表示が行われたときと、のうち少なくとも一方であるときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合には、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されて青ボタン操作促進表示が行われたときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合に比して、操作促進演出の終了態様がヒビ終了態様になり易いように構成されている。即ち、第2実施形態では、特別操作演出において第2開始態様で操作促進演出が開始されたときと、特別操作演出において第2操作促進表示が行われたときと、のうち少なくとも一方であるときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合には、特別操作演出において第1開始態様で操作促進演出が開始されて第1操作促進表示が行われたときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合に比して、操作促進演出の終了態様が第2終了態様となり易い。
特に、第2実施形態では、リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されて赤ボタン操作促進表示が行われたときには、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されて青ボタン操作促進表示が行われたときに比して、操作促進表示が行われたときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合、操作促進演出の終了態様がヒビ終了態様になり易いように構成されている。即ち、第2実施形態では、特別操作演出において第2開始態様で操作促進演出が開始されて第2操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合には、特別操作演出において第1開始態様で操作促進演出が開始されて第1操作促進表示が行われているときに操作手段が操作されて非特別結果が導出される場合に比して、操作促進演出の終了態様が第2終了態様となり易い。
因みに、本実施形態では、リーチ中操作演出において操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて勝利結果が導出されるとき、操作促進演出の開始態様及び操作促進表示の種類に関係なく、操作促進演出の終了態様は即時終了態様となる。
以下、第2実施形態におけるリーチ中操作演出に係る制御について説明する。なお、第1実施形態におけるリーチ中操作演出に係る制御と同じ制御については、省略する。
リーチ中操作演出を実行させる場合、副CPU41aは、リーチ中操作演出における操作促進演出の開始態様を決定する。このとき、副CPU41aは、大当り変動パターンとなる変動パターンHP5,HP6の何れかが指定されている場合、はずれ変動パターンとなる変動パターンHP3が指定されている場合に比して、赤エフェクト開始態様を決定し易い。これにより、リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときには、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときに比して、大当り期待度が高くなるように構成できる。なお、「決定し易い」とは、「決定する確率が高い」ことを意味する。
また、第1実施形態と同様、リーチ中操作演出を実行させる場合、副CPU41aは、リーチ中操作演出における操作促進表示の種類を決定する。このとき、副CPU41aは、大当り変動パターンとなる変動パターンHP5,HP6の何れかが指定されている場合、はずれ変動パターンとなる変動パターンHP3が指定されている場合に比して、赤ボタン操作促進表示を決定し易い。特に、副CPU41aは、変動パターンHP5が指定されている場合、変動パターンHP6が指定されている場合に比して、赤ボタン操作促進表示を決定し易い。これにより、リーチ中操作演出において、赤ボタン操作促進表示が行われた場合には、青ボタン操作促進表示が行われた場合に比して、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として勝利結果が導出される期待度が高くなるように構成できる。
また、リーチ中操作演出を実行させる場合、副CPU41aは、リーチ中操作演出における操作促進演出の終了態様を決定する。このとき、副CPU41aは、変動パターンHP5が指定されている場合、即時終了態様を決定する。一方、副CPU41aは、変動パターンHP3,HP6のうち何れかが指定されている場合、モノクロ終了態様及びヒビ終了態様のうち何れかを決定する。副CPU41aは、敗北結果が導出された後に復活演出が実行される変動パターンHP6が指定されている場合、敗北結果が導出された後に復活演出が実行されない変動パターンHP3が指定されている場合に比して、ヒビ終了態様を決定し易い。これにより、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1の操作を契機として敗北結果が導出される場合、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了したときは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了したときに比して、演出ゲームにおいて最終的に演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示されることへの期待度が高くなるように構成できる。
そして、操作促進演出の開始態様として青エフェクト開始態様を決定した場合、副CPU41aは、青エフェクト開始態様で操作促進演出を開始するように演出表示装置25を制御する。このとき、副CPU41aは、青開始音を出力するようにスピーカ18を制御する。同様に、操作促進演出の開始態様として赤エフェクト開始態様を決定した場合、副CPU41aは、赤エフェクト開始態様で操作促進演出を開始するように演出表示装置25を制御する。このとき、副CPU41aは、赤開始音を出力するようにスピーカ18を制御する。赤ボタン操作促進表示が行われている間、副CPU41aは、赤色に発光するようにボタン発光体BT1aを制御する。
また、青ボタン操作促進表示を決定した場合、副CPU41aは、リーチ中操作演出に係る操作有効期間が経過するまで又は当該操作有効期間が経過するよりも前に第1ボタンBT1が操作されるまで、青ボタン操作促進表示を行うように演出表示装置25を制御する。青ボタン操作促進表示が行われている間、副CPU41aは、青色に発光するようにボタン発光体BT1aを制御する。同様に、赤ボタン操作促進表示を決定した場合、副CPU41aは、リーチ中操作演出に係る操作有効期間が経過するまで又は当該操作有効期間が経過するよりも前に第1ボタンBT1が操作されるまで、赤ボタン操作促進表示を行うように演出表示装置25を制御する。赤ボタン操作促進表示が行われている間、副CPU41aは、赤色に発光するようにボタン発光体BT1aを制御する。
また、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内(操作促進表示が行われているとき)において第1ボタンBT1からの検知信号を入力した場合、副CPU41aは、操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。同様に、リーチ中操作演出に係る操作有効期間内において第1ボタンBT1からの検知信号を入力せずにリーチ中操作演出に係る操作有効期間が終了する場合、副CPU41aは、操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。操作促進演出の終了態様として即時終了態様を決定した場合、副CPU41aは、即時終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。また、操作促進演出の終了態様としてモノクロ終了態様を決定した場合、副CPU41aは、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。同様に、操作促進演出の終了態様としてヒビ終了態様を決定した場合、副CPU41aは、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了するように演出表示装置25を制御する。
本実施形態によれば、第1実施形態における効果(1-1)~(1-14)、(1-16)、(1-17)及び(1-19)に加えて、以下に示す効果を得ることができる。
(2-1)リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときであって操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合には、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときであって操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合に比して、操作促進演出の終了態様がヒビ終了態様となり易い。このため、リーチ中操作演出において、操作促進演出の開始態様が赤エフェクト開始態様であるかについての注目度を高めるとともに、操作促進演出の開始態様が青エフェクト開始態様と赤エフェクト開始態様の何れであるかに応じて敗北結果が導出されるときの操作促進演出の終了態様に注目する楽しみを与え、興趣の向上を図ることができる。
(2-2)リーチ中操作演出において赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されたときと、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進表示が行われたときと、のうち少なくとも一方であるときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合には、リーチ中操作演出において青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始されて青ボタン操作促進表示が行われたときに第1ボタンBT1が操作されて敗北結果が導出される場合に比して、操作促進演出の終了態様がヒビ終了態様となり易い。このため、リーチ中操作演出において、操作促進演出の開始態様が赤エフェクト開始態様であるかについての注目度及び操作促進表示が赤ボタン操作促進表示であるかについての注目度を高めるとともに、操作促進演出の開始態様及び操作促進表示に応じて敗北結果が導出されるときの操作促進演出の終了態様に注目する楽しみを与え、興趣の向上を図ることができる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、が同じであってもよい。また、コメント予告演出において、青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、青ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されずに時間経過を契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、が同じであってもよい。同様に、コメント予告演出において、赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、赤ボタン操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されずに時間経過を契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、が同じであってもよい。
・コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われた場合と、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われた場合と、では、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として導出されるコメント予告演出の結果が有利に展開されることへの期待度が高い結果となる期待度が同じであってもよい。また、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われた場合には、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われた場合に比して、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として導出されるコメント予告演出の結果が有利に展開されることへの期待度が高い結果となる期待度が高くなるように構成してもよい。
・コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様と、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われる操作促進演出が開始するときの開始態様と、が同じであってもよい。
・コメント予告演出において操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、登場演出において操作促進演出が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と、が同じであってもよい。
・コメント予告演出において導出する結果を決定するタイミングは、操作促進表示が行われているとき(つまり、コメント予告演出に係る操作有効期間であるとき)において第1ボタンBT1が操作されたタイミングでなくてもよい。例えば、コメント予告演出の開始前のタイミングで、コメント予告演出において導出する結果が決定されるように構成してもよい。また、コメント予告演出における操作促進表示の種類を決定する前のタイミングで、コメント予告演出において導出する結果が決定されるように構成してもよい。このとき、コメント予告演出において大当り期待度の高い結果(有利に展開されることへの期待度が高い結果)を導出することが決定されているときほど、赤ボタン操作促進表示を行うことが決定され易いように構成してもよい。このように構成する場合であっても、コメント予告演出において赤ボタン操作促進表示が行われた場合には、コメント予告演出において青ボタン操作促進表示が行われた場合に比して、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として導出されるコメント予告演出の結果が、大当り期待度が高い結果となる期待度が高くなるように構成することができる。
・コメント予告演出において、操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されたことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様は、操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作されずに所定時間が経過したことを契機として操作促進演出が終了するときの終了態様と同じであってもよい。
・コメント予告演出において操作促進演出がフェード終了態様で終了するときの所定のフェード時間は、登場演出において操作促進演出がフェード終了態様で終了するときの所定のフェード時間と異ならせてもよい。例えば、コメント予告演出及び登場演出のうち実行される機会が少ない演出(例えば、登場演出)において操作促進演出がフェード終了態様で終了するときの所定のフェード時間は、他方の演出において操作促進演出がフェード終了態様で終了するときの所定のフェード時間よりも長くしてもよい。このように構成することで、操作有効期間内に操作手段を操作できなかったことを遊技者が認識できる期間が長くなり、次回以降において操作手段を操作する意欲を効果的に高めることができる。
・登場演出において導出する結果を決定するタイミングは、操作促進表示が行われているとき(つまり、登場演出に係る操作有効期間であるとき)において第2ボタンBT2が操作されたタイミングでなくてもよい。例えば、登場演出の開始前のタイミングで、登場演出において導出する結果が決定されるように構成してもよい。
・リーチ中操作演出において、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときと、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときと、で大当り期待度を異ならせなくてもよく、例えば、大当り期待度が同じであってもよい。その他、例えば、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときには、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときに比して、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として勝利結果が導出される期待度が高くなるように構成してもよい。即ち、リーチ中操作演出において、操作促進演出が開始したときの開始態様が、青エフェクト開始態様と赤エフェクト開始態様の何れであるかによって、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として勝利結果が導出される期待度を異ならせてもよい。
・リーチ中操作演出において、青ボタン操作促進表示が行われたときと、赤ボタン操作促進表示が行われたときと、で第1ボタンBT1が操作されたことを契機として勝利結果が導出される期待度を異ならせなくてもよく、例えば、第1ボタンBT1が操作されたことを契機として勝利結果が導出される期待度が同じであってもよい。その他、例えば、赤ボタン操作促進表示が行われたときには、青ボタン操作促進表示が行われたときに比して、大当り期待度が高くなるように構成してもよい。即ち、リーチ中操作演出において、操作促進演出が実行されているときに行われる操作促進表示が、青ボタン操作促進表示と赤ボタン操作促進表示の何れであるかによって、大当り期待度を異ならせてもよい。
・リーチ中操作演出において、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了するときと、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了したときと、で演出ゲームにおいて最終的に演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示されることへの期待度を異ならせなくてもよく、例えば、当該期待度が同じであってもよい。その他、例えば、ヒビ終了態様で操作促進演出が終了したときには、モノクロ終了態様で操作促進演出が終了したときに比して、大当り期待度が高くなるように構成してもよい。即ち、リーチ中操作演出において第1ボタンBT1の操作を契機として勝利結果ではなく敗北結果が導出されたとしても、第1ボタンBT1の操作を契機としてどのような終了態様で操作促進演出が終了したかによって、大当り期待度を異ならせてもよい。
・リーチ中操作演出の開始態様によって示唆又は報知される事象(例えば、大当り期待度)と、リーチ中操作演出における操作促進表示によって示唆又は報知される事象(例えば、勝利結果が導出される期待度)と、リーチ中操作演出の終了態様によって示唆又は報知される事象(例えば、最終的に演出図柄による大当り図柄が一旦停止表示される期待度)と、のうち一部又は全部が同じであってもよい。また、リーチ中操作演出の開始態様によって示唆又は報知される事象と、リーチ中操作演出における操作促進表示によって示唆又は報知される事象と、リーチ中操作演出の終了態様によって示唆又は報知される事象と、が全て異なっていてもよい。
・勝利結果が導出されるときにおいて、操作促進表示が青ボタン操作促進表示と赤ボタン操作促進表示の何れであるかによって、操作促進演出が終了するときの終了態様を異ならせてもよい。例えば、勝利結果が導出されるとき、青ボタン操作促進表示が行われているときには即時終了態様で操作促進演出が終了する一方、赤ボタン操作促進表示が行われているときにはフェード終了態様で操作促進演出が終了するように構成してもよい。
・リーチ中操作演出において青ボタン操作促進表示が行われている場合において、第1ボタンBT1が操作されることなく所定時間の経過を契機として敗北結果が導出されるときと、第1ボタンBT1の操作を契機として敗北結果が導出されるときと、で操作促進演出の終了態様を異ならせてもよい。同様に、リーチ中操作演出において赤ボタン操作促進表示が行われている場合において、第1ボタンBT1が操作されることなく所定時間の経過を契機として敗北結果が導出されるときと、第1ボタンBT1の操作を契機として敗北結果が導出されるときと、で操作促進演出の終了態様を異ならせてもよい。
・第2実施形態において、変動パターンHP3,HP6のうち何れかが指定されている場合において、例えば、操作促進演出の開始態様及び操作促進表示に応じて、操作促進演出の終了態様が決定されるように構成してもよい。例えば、操作促進演出の開始態様が赤エフェクト開始態様であるときと、操作促進表示が赤ボタン操作促進表示であるときと、のうち少なくとも一方であるときには、青エフェクト開始態様であって青ボタン操作促進表示であるときに比して、操作促進演出の終了態様としてヒビ終了態様が決定され易いように構成してもよい。また、赤エフェクト開始態様であって赤ボタン操作促進表示であるときには、赤エフェクト開始態様であって青ボタン操作促進表示であるときに比して、操作促進演出の終了態様としてヒビ終了態様が決定され易いように構成してもよい。同様に、赤エフェクト開始態様であって赤ボタン操作促進表示であるときには、青エフェクト開始態様であって赤ボタン操作促進表示であるときに比して、操作促進演出の終了態様としてヒビ終了態様が決定され易いように構成してもよい。
・コメント予告演出、登場演出及びリーチ中操作演出が実行される期間を変更してもよい。例えば、コメント予告演出、登場演出及びリーチ中操作演出のうち一部又は全部の演出は、特別ゲームが実行されていない期間内(例えば、大当り遊技の付与中、待機状態であるとき)において実行可能な演出であってもよい。また、例えば、コメント予告演出、登場演出及びリーチ中操作演出のうち一部又は全部の演出は、特別ゲームが実行されている期間内である一方、上記実施形態とは異なる期間内において実行可能な演出として変更してもよい。例えば、登場演出は、リーチ演出が実行されている期間内において実行可能な演出としてもよい。これらの演出が実行される期間を変更するにあたって、各演出において導出される結果によって示唆又は報知される事象(例えば、大当り期待度)を変更してもよい。例えば、大当り遊技中にコメント予告演出を実行する場合、コメント予告演出の結果によって、大当り遊技終了後に確変状態に制御される期待度を異ならせてもよい。
・青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音と、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音と、が同じであってもよい。また、コメント予告演出及びリーチ中操作演出のうち何れか一方において、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音と、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときにスピーカ18から出力される音と、を異ならせてもよい。その他、青エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときと、赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときと、で音の出力有無を異ならせてもよい。例えば、青エフェクト開始態様及び赤エフェクト開始態様のうち赤エフェクト開始態様で操作促進演出が開始したときに限って、スピーカ18から音が出力されるようにしてもよい。また、操作促進演出の開始に伴って、スピーカ18から音が出力されないように構成してもよい。
・所定の開始態様で操作促進演出が開始されているときに操作手段が操作された場合であっても、当該操作を契機として、演出の結果が導出されるように構成してもよい。例えば、青エフェクト開始態様でコメント予告演出が開始されているときにおいて第1ボタンBT1が操作された場合、当該操作を契機として、コメント予告演出の結果が導出されるように構成してもよい。このとき、操作促進表示が一時的に実行された後にコメント予告演出の結果が導出されるように構成してもよいし、操作促進表示が行われることなくコメント予告演出の結果が導出されるように構成してもよい。操作促進演出は、操作促進表示が行われる演出でなくてもよい。
・各種演出に係る操作有効期間内において操作手段が操作されずに操作促進演出が所定の終了態様で終了しているときに操作手段が操作された場合であっても、当該操作を契機として、各種演出の結果が導出されるように構成してもよい。例えば、コメント予告演出において操作促進表示が行われているときに第1ボタンBT1が操作された場合、当該操作を契機として、コメント予告演出の結果が導出されるように構成してもよい。
・操作手段に相当する操作ボタンは、2つでなくてもよく、例えば、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。また、各種演出において操作が促される操作手段を変更してもよい。例えば、登場演出において操作が促される操作手段を、第2ボタンBT2から第1ボタンBT1に変更してもよい。
・青ボタン操作促進表示が行われているときに操作が促される操作手段と、赤ボタン操作促進表示が行われているときに操作が促される操作手段と、を異ならせてもよい。例えば、青ボタン操作促進表示が行われているときには第1ボタンBT1の操作が促される一方、赤ボタン操作促進表示が行われているときには第2ボタンBT2の操作が促されるように構成してもよい。その他、例えば、コメント予告演出では、青ボタン操作促進表示と赤ボタン操作促進表示の何れが行われたときであっても第1ボタンBT1の操作が促されるように構成する。一方、リーチ中操作演出では、青ボタン操作促進表示が行われているときには第1ボタンBT1の操作が促され、赤ボタン操作促進表示が行われているときには第2ボタンBT2の操作が促されるように構成してもよい。
・操作促進演出が実行される場合、操作促進表示が終了するまでの残り時間を特定又は推測可能な画像を表示し、操作促進表示が行われるように構成してもよい。このとき、操作促進表示が終了するまでの残り時間を表示してもよいし、例えば、メータ(又は、ゲージ)が減ることによって操作促進表示が終了するタイミングが近づいていることを遊技者が認識可能な態様の表示を行ってもよい。そして、例えば、青ボタン画像Bbが表示されるときと、赤ボタン画像Brが表示されるときと、でメータが減ることによって操作促進表示が終了するタイミングが近づいていることを遊技者が認識可能な態様を異ならせることで、操作促進表示を異ならせてもよい。
・各種操作促進表示が行われたときに表示される画像は変更してもよい。例えば、赤ボタン操作促進表示が行われるとき、キャラクタ画像CHを表示しなくてもよい。また、各種操作促進表示が行われるときに表示される画像の数は同じであってもよい。
・青ボタン操作促進表示が行われているときのボタン発光体BT1aの発光態様と、赤ボタン操作促進表示が行われているときのボタン発光体BT1aの発光態様と、が同じであってもよい。また、ボタン発光体BT1aを備えなくてもよい。つまり、第1ボタンBT1は、ボタン発光体BT1aを内蔵しない操作手段であってもよい。
・振動装置が内蔵された操作手段を備えてもよい。例えば、第1ボタンBT1には、振動装置が内蔵されていてもよい。そして、例えば、青ボタン操作促進表示が開始されるときには振動装置が動作しない一方、赤ボタン操作促進表示が開始されるときには振動装置が動作するように構成してもよい。このように構成する場合、振動装置が動作することによって生じる振動を第1ボタンBT1に触れることによって認識可能となることから、より積極的に第1ボタンBT1を操作させることができ、興趣の向上を図ることができる。
・上記実施形態は、オート機能(オートボタン機能)を搭載してもよい。オート機能は、操作手段が操作されたものと見做して演出を進行させる機能である。オート機能が設定されている状況では、各種演出に係る操作有効期間において操作手段が操作されないことが生じない。このため、オート機能を搭載する場合、各種演出に係る操作有効期間内に操作手段が操作されずに操作有効期間が終了するときとは、オート機能が設定されていないときであって各種演出に係る操作有効期間内に操作手段が操作されずに操作有効期間が終了するときに相当する。また、オート機能が設定されているときには、実際に操作手段を操作しなかったとしても操作手段が操作されたものと見做して演出が進行される。このため、オート機能を搭載する場合、上記実施形態において各種演出に係る操作有効期間内に操作手段が操作されたときとは、オート機能が設定されているときであって操作手段が実際には操作されていないときも含まれることとなる。
・上記実施形態において、第1始動口26への入球に基づき実行される特別ゲーム(以下、第1特別ゲームという)と、第2始動口27への入球に基づき実行される特別ゲーム(以下、第2特別ゲームという)と、を別けてもよい。例えば、第1特別ゲームよりも第2特別ゲームが優先して実行されるように構成してもよいし、特別ゲームの種類に関係なく実行が保留された順序で実行されるように構成してもよい。また、第2特別ゲームよりも第1特別ゲームが優先して実行されるように構成してもよい。その他、第1特別ゲーム及び第2特別ゲームを同時に実行可能に構成してもよく、例えば、低ベース状態においては第1特別ゲームに対応する演出ゲームが実行される一方、高ベース状態においては第2特別ゲームに対応する演出ゲームが実行されるように構成してもよい。また、例えば、第1特別ゲームが大当りとなったときと、第2特別ゲームが大当りとなったときと、で決定される大当りの種類及び各種大当りの決定率のうち少なくとも一方を異ならせてもよい。
・上記実施形態は、大当り抽選(当り抽選)の他、小当り抽選(当り抽選)を行うパチンコ遊技機に適用してもよい。一般的に、小当り抽選にて小当り(当り)に当選した場合、特別ゲームの終了後に小当り遊技(当り遊技)が付与される。実施形態の遊技機は、例えば、通常の遊技状態(例えば、非確変状態であって低ベース状態である遊技状態)に比して、単位時間あたりに小当りに当選する回数(頻度)、又は、単位時間あたりに小当り遊技が付与される回数(頻度)が向上する状態(所謂、小当りRUSH)に制御可能なパチンコ遊技機に具体化してもよい。また、小当り遊技を付与可能に構成する場合、例えば、特別ゲームの実行中でないときであって、大当り遊技の付与中でなく、且つ、小当り遊技の付与中でないときに待機状態に制御するように構成してもよい。
・確変状態に制御可能なパチンコ遊技機として、次に大当り遊技が付与されるまで確変状態に制御する仕様や、転落抽選に当選するまで確変状態に制御する仕様(転落機)、或いは、予め定めた回数分の特別ゲームが終了するまで確変状態に制御する仕様(ST機)がある。また、確変状態に制御可能なパチンコ遊技機には、遊技球が特定領域を通過することを契機に確変状態に制御する仕様(V確変機)がある。上記実施形態のパチンコ遊技機は、これらの何れの仕様のパチンコ遊技機に具体化してもよい。また、パチンコ遊技機は、上記した転落機とV確変機を混合させた仕様のパチンコ遊技機であってもよい。また、V確変機は、単数の大入賞口を備えて特定のラウンド遊技を生じさせる仕様がある。V確変機は、特定のラウンド遊技で開放される大入賞口(V入賞口)と特定のラウンド遊技以外のラウンド遊技で開放される大入賞口からなる複数の大入賞口を備えて特定のラウンド遊技を生じさせる仕様がある。上記実施形態のパチンコ遊技機は、これらの仕様のうち何れの仕様のV確変機に具体化してもよい。
・上記実施形態をスロットマシン(所謂、回胴式遊技機)に適用してもよい。スロットマシンでは、BETボタンの操作や、メダルの投入によって、賭数を設定することができる。スロットマシンでは、賭数を設定した後、スタートレバーが操作されると、複数のリールが回転する。スロットマシンでは、複数のリールが回転した後、ストップボタンが操作されると、対応するリールの回転が停止する。スロットマシンには、BETボタンやストップボタンとは別に演出用のボタンを操作手段として備えるスロットマシンもある。
・上記実施形態において、副基板41をサブ統括制御基板とし、副基板41とは別に演出表示装置25を専門に制御する表示制御基板、装飾ランプ17を専門に制御する発光制御基板、スピーカ18を専門に制御する音制御基板を設けてもよい。このようなサブ統括制御基板とその他の演出を制御する基板を含めて、副基板(副制御部)としてもよい。
・上記実施形態において、単一の基板に主基板40の主CPU40aと副基板41の副CPU41aを搭載してもよい。また、上記の変更例において、表示制御基板、発光制御基板及び音制御基板を任意に組み合わせて単数の基板、又は、複数の基板としてもよい。
・情報表示パネル22は、遊技球の発射強度に関する報知を行う右打ち表示部を備えていてもよい。情報表示パネル22は、遊技者に払い出す賞球の残り個数を表示する残数表示部を備えていてもよい。情報表示パネル22は、大当り遊技中のラウンド遊技の回数を表示するラウンド数表示部を備えていてもよい。また、情報表示パネル22が有する各種の表示部は、同一部材(上記実施形態でいえば、情報表示パネル22)に設ける必要はなく、例えば、一部又は全部の表示部が他の表示部とは別の部材に設けられていてもよい。
次に、上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)前記特定操作演出において前記第1操作促進表示が行われる前記操作促進演出が開始するときの開始態様は、前記特定操作演出において前記第2操作促進表示が行われる前記操作促進演出が開始するときの開始態様と異なる。
(ロ)遊技者が操作可能な操作手段と、演出を実行可能な演出実行手段と、前記演出実行手段を制御する演出制御手段と、を備え、前記演出には、特定操作演出と、前記操作手段の操作を促す操作促進表示が行われる操作促進演出と、があり、前記特定操作演出が実行されるときには、前記操作促進演出を実行可能であって、前記特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作された場合には、当該操作手段の操作を契機として、前記操作促進演出が終了し、前記特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されずに所定時間が経過した場合には、当該所定時間が経過したことを契機として、前記操作促進演出が終了し、前記特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されたことを契機として前記操作促進演出が終了するときの終了態様は、前記特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されずに前記所定時間が経過したことを契機として前記操作促進演出が終了するときの終了態様と異なることを特徴とする遊技機。
(ハ)遊技者が操作可能な操作手段と、演出を実行可能な演出実行手段と、前記演出実行手段を制御する演出制御手段と、を備え、前記演出には、特定操作演出と、非特定操作演出と、前記操作手段の操作を促す操作促進表示が行われる操作促進演出と、があり、前記特定操作演出が実行されるときには、前記操作促進演出を実行可能であって、前記特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作された場合には、当該操作手段の操作を契機として、前記操作促進演出が終了し、前記非特定操作演出が実行されるときには、前記操作促進演出を実行可能であって、前記非特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作された場合には、当該操作手段の操作を契機として、前記操作促進演出が終了し、前記特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されたことを契機として前記操作促進演出が終了するときの終了態様は、前記非特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されたことを契機として前記操作促進演出が終了するときの終了態様と異なることを特徴とする遊技機。
10…パチンコ遊技機、17…装飾ランプ、18…スピーカ、22…情報表示パネル、25…演出表示装置、40…主基板、40a…主CPU、40b…主ROM、40c…主RWM、41…副基板、41a…副CPU、41b…副ROM、41c…副RWM、90…可動体、BT1…第1ボタン、BT1a…ボタン発光体、BT2…第2ボタン。

Claims (2)

  1. 大当りに当選した変動ゲームの終了後に大当り遊技を付与可能な遊技機において、
    遊技者が操作可能な操作手段と、
    演出を実行可能な演出実行手段と、
    前記演出実行手段を制御する演出制御手段と、を備え、
    前記演出には、特定操作演出と、非特定操作演出と、前記操作手段の操作を促す操作促進表示が行われる操作促進演出と、があり、
    前記非特定操作演出が実行される機会は、前記特定操作演出が実行される機会よりも少なく、
    前記特定操作演出が実行されるときには、前記操作促進演出を実行可能であって、
    前記特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作された場合には、当該操作手段の操作を契機として、前記特定操作演出の結果が導出され、前記操作促進演出が終了し、
    前記特定操作演出の結果には、有利に展開されることへの期待度が異なる複数種類の結果があり、
    前記非特定操作演出が実行されるときには、前記操作促進演出を実行可能であって、
    前記特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されずに時間経過を契機として前記操作促進演出が終了するときの当該操作促進演出の終了態様は、前記非特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されずに時間経過を契機として前記操作促進演出が終了するときの終了態様と同じであり、
    前記非特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されずに時間経過を契機として前記操作促進演出が終了するときの当該操作促進演出の終了に要する時間は、前記特定操作演出において前記操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されずに時間経過を契機として前記操作促進演出が終了するときの当該操作促進演出の終了に要する時間よりも長く、
    前記操作促進表示には、第1操作促進表示と、第2操作促進表示と、があり、
    前記特定操作演出において前記第2操作促進表示が行われた場合には、前記特定操作演出において前記第1操作促進表示が行われた場合に比して、前記操作手段が操作されたことを契機として導出される前記特定操作演出の結果が有利に展開されることへの期待度が高い結果となる期待度が高く、
    前記特定操作演出において前記第1操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されたことを契機として前記操作促進演出が終了するときの終了態様は、前記特定操作演出において前記第2操作促進表示が行われているときに前記操作手段が操作されたことを契機として前記操作促進演出が終了するときの終了態様と異なることを特徴とする遊技機。
  2. 前記演出には、特別操作演出があり、
    前記特別操作演出の結果には、大当りに当選しているときに限って導出される特別結果と、大当りに当選しているときと大当りに当選していないときの何れであっても導出される非特別結果と、があり、
    前記特別操作演出において前記操作手段の操作を契機として前記非特別結果が導出されるとき、当該操作手段の操作を契機として前記操作促進演出が終了するときの終了態様には、第1終了態様と、第2終了態様と、がある請求項1に記載の遊技機
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