JP7188306B2 - 車室構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車室構造、特に、任意の位置に内装品を固定可能な車室構造に関する。
キャンピングカー等で、車室内の壁面に複数の横溝を配置し、この横溝にフックのベース部分を嵌め込むことにより、任意の位置に内装品を取付け可能とする構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-128295号公報
特許文献1に記載された従来技術は、壁面に溝を設ける構造のため、壁面が少ない車両に適用することが難しい場合があった。また、フックのベースを溝に嵌め込む構造では、フックの壁面への固定力が小さく、内装品を十分に固定できない場合があった。
そこで、本発明は、壁面が少ない車両において、任意の位置に内装品を固定可能な車室構造を提供することを目的とする。
本発明の車室構造は、車両上下方向又は車両前後方向に延びて車室の骨格を構成するフレーム部材と、前記フレーム部材の車室内側面と隙間をあけて配置され、前記フレーム部材の車室内側面を覆う内装部材であるフレームガーニッシュと、を備える車室構造であって、前記フレームガーニッシュの車室内側の面に、前記フレーム部材に沿って延びるスリットが設けられ、一端が前記フレーム部材に取付けられ、他端が前記フレームガーニッシュの前記スリットの中まで延びる位置決め部材と、ベース部が前記位置決め部材の前記他端に締結され、先端部に内装品が締結されるアタッチメントと、を備え、前記アタッチメントは、断面が略四角形の三角環形状で、一辺が前記ベース部を構成し、前記一辺に対向する頂点部分が前記先端部を構成すること、を特徴とする。
フレーム部材を覆うフレームガーニッシュに内装品を固定可能なスリットを設けたので、壁面が少ない車両でも任意の位置に内装品を固定することができる。また、位置決め部材をフレーム部材に取付けるので、位置決め部材の取付け強度が高くなり、アタッチメントに大きな荷重が加わる内装品を十分に保持することができる。更に、車室内に配置するつり革のハンドル等を三角環状部材として内装品の形状を統一したものとすることができる。
本発明の車室構造において、前記位置決め部材の前記一端は、前記フレーム部材に対する取付け位置が変更可能に前記フレーム部材に取付けられてもよい。
このように、位置決め部材の取付け位置を変更可能とすることにより、任意の位置に内装品を固定することができる。
本発明の車室構造において、複数の前記位置決め部材を含み、各前記位置決め部材は前記フレーム部材の各部に固定されてもよい。
このように、複数の位置決め部材を固定することにより、内装品を様々な位置に固定することができる。
本発明の車室構造において、前記アタッチメントの前記ベース部は、前記位置決め部材の前記他端に締結されるベース締結部を含み、前記アタッチメントの前記先端部は、内装品が締結される先端締結部を含み、前記ベース締結部と前記先端締結部とは、中実の略四角断面であり、前記ベース締結部と前記先端締結部との間は、略四角い中空断面であり、前記ベース締結部又は前記先端締結部に向かうにつれて肉厚が厚くなってもよい。
一部を中空断面形状とすることに軽量化を図ることができる。また、中実となっているベース締結部又は先端締結部に向かうにつれて肉厚を厚くすることによって中実となっているベース締結部又は先端締結部との肉厚の変化を少なくし、成形時にベース締結部又は先端締結部の近傍の意匠面が凹んでしまうことを抑制することができる。
本発明の車室構造において、前記フレーム部材は、車両上下方向に延びるピラー、又は、前記ピラーに接続されて車両前後方向に延びるアッパサイドメンバであり、前記フレーム部材には複数の前記位置決め部材が取付けられており、複数の前記位置決め部材の内の2つ以上に前記アタッチメントが締結され、各前記アタッチメントには手摺が締結されてもよい。
複数のアタッチメントで手摺を固定するので、手摺をより強固に固定することができる。
本発明は、壁面が少ない車両において、任意の位置に内装品を固定可能な車室構造を提供できる。
参考例の車室構造を有する車室の骨格構造を示す斜視図である。 参考例の車室構造を車内から見た斜視図である。 図2に示すA-A断面である。 図2に示す車室構造のピラーガーニッシュ、サイドメンバガーニッシュにアタッチメントを固定し、固定したアタッチメントに手摺を固定した状態を示す斜視図である。 図4に示すB-B断面である。 他の参考例の車室構造のピラーとピラーガーニッシュの断面図である。 他の参考例の車室構造のピラーとピラーガーニッシュと、アタッチメントの図4に示すB-B断面である。 他の参考例の車室構造のピラーとピラーガーニッシュの断面図である。 施形態の車室構造を車内側から見た斜視図である。 図9に示す車室構造の三角アタッチメントの断面斜視図である。 図9に示す三角アタッチメントのベース締結部の断面図である。 図9に示す三角アタッチメントのベース締結部の長手方向両側部分と斜辺部との断面図である。 図9に示す三角アタッチメントの先端締結部の断面図である。 図9に示す車室構造の水平断面図である。 図9に示す車室構造の垂直断面図である。 図9に示す車室構造の位置決め部材をピラーに対してスライド可能に取付けた他の車室構造を示す水平断面図である。 図9に示す車室構造の位置決め部材をピラーに溶接固定した他の車室構造を示す水平断面図である。
以下、図面を参照しながら参考例の車室構造30について説明する。最初に図1を参照して車室構造30を有する電動バス100について説明する。各図に示す矢印FR、矢印UP、矢印LHは、車両の前方向(進行方向)、上方向、左方向をそれぞれ示している。また、各矢印FR、UP、LHの反対方向は、車両後方向、下方向、右方向を示す。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1に示すように、電動バス100は、車室10と、車室10の側面に設けられた乗降用のドア20と、図示しないモータで駆動される車輪25とで構成されている。車室10は、骨格構造で、図示しないラダーフレームの上に搭載されている。
車室10の骨格は、ピラー11と、アッパサイドメンバ12と、フロアサイドメンバ14と、ロアサイドメンバ15と、クロスメンバ16,17と、ルーフメンバ18で構成されている。フロアサイドメンバ14は、車室10の下部の幅方向両端で前後方向に延びる部材である。ロアサイドメンバ15は、フロアサイドメンバ14の前端又は後端から上方向に延びて車輪25の上方で車両前後方向に延びる部材である。クロスメンバ16は、ロアサイドメンバ15の前端或いは後端を幅方向に接続する部材であり、クロスメンバ17は、フロアサイドメンバ14の前端或いは後端を幅方向に接続する部材である。
ピラー11は、左右のフロアサイドメンバ14に取付けられて車両上下方向に延びる部材である。ピラー11は、車両前方側と車両後方側にそれぞれ配置されており、前後のピラー11の間にドア20が配置されている。左右のピラー11の上端は逆U字状に接続されてルーフ部11rを構成する。アッパサイドメンバ12は、ピラー11に接続されて車両前方、又は、後方に延びて、先端がロアサイドメンバ15に接続される部材である。ルーフメンバ18は、ピラー11のルーフ部11rを車両前後方向に接続する部材である。
ここで、ピラー11は車両上下方向に延びて車室10の骨格を構成するフレーム部材であり、アッパサイドメンバ12は、車両前後方向に延びて車室10の骨格を構成するフレーム部材である。
次に、図2、図3を参照しながら車室構造30について説明する。図2は、車両後方、左側のピラー11の近傍を車室内側から見た斜視図である。図3は、図2のA-A断面を示す断面図である。図2に示すように、車室構造30は、フレーム部材であるピラー11とアッパサイドメンバ12、及び、ピラーガーニッシュ31と、サイドメンバガーニッシュ33とで構成されている。ピラーガーニッシュ31とサイドメンバガーニッシュ33は、フレームガーニッシュである。
図3に示すように、ピラー11は、ハット型断面部材であるピラーアウタ11aとピラーインナ11bとを組み合わせた閉断面部材である。ピラー11の車外側には、意匠面を構成するアウタパネル21が取付けられている。アウタパネル21の車両後方には、ゴム部材23を介してウインドウガラス24が取付けられている。また、ピラー11の前方には、車両前後方向にスライドして開閉するドア20が配置されている。また、アウタパネル21の車室内側にはインナパネル22が接続されている。
ピラーガーニッシュ31は、樹脂製でピラー11の車室内側面11cを覆う内装部材である。ピラーガーニッシュ31は、台形の溝形断面部材で、ピラー11の車室内側面11cとの間に隙間36をあけて配置されている。ピラーガーニッシュ31は、インナパネル22に取付けられていてもよいし、ピラー11に取付けられていてもよい。
図2に示すように、ピラーガーニッシュ31は、車室10の天井19aとフロア19bとの間に延びて、ピラー11の車室内側面11cを覆っている。ピラーガーニッシュ31の車室内側の面の中央には、ピラー11に沿って車両上下方向に延びるスリット32が設けられている。
図示は省略するが、アッパサイドメンバ12は、ピラー11と同様の閉断面部材である。サイドメンバガーニッシュ33は、ピラーガーニッシュ31と同様、アッパサイドメンバ12の車室内側面との間に隙間をあけて配置されている。サイドメンバガーニッシュ33は、インナパネル22に取付けられていてもよいし、アッパサイドメンバ12に取付けられていてもよい。
図2に示すように、サイドメンバガーニッシュ33は、ピラーガーニッシュ31の車両後方の側面に接続されて車両後方に延びて、アッパサイドメンバ12の車室内側の面を覆う内装部材である。サイドメンバガーニッシュ33の下側とピラーガーニッシュ31の下部の車両後方側は内装パネル35に接続されている。サイドメンバガーニッシュ33の車室内側の面には、アッパサイドメンバ12に沿って車両前後方向に延びるスリット34が設けられている。
次に、図4、図5を参照しながら図2、図3を参照して説明した車室構造30のピラーガーニッシュ31とサイドメンバガーニッシュ33に取付けられるアタッチメント40と、アタッチメント40に固定される手摺50について説明する。
図4に示すように、アタッチメント40は、ピラーガーニッシュ31とサイドメンバガーニッシュ33の車室内側の面にそれぞれ固定されている。
図5に示すように、アタッチメント40は、位置決め部材38とボルト43によってピラーガーニッシュ31に固定されている。
位置決め部材38は、ピラーガーニッシュ31とピラー11の車室内側面11cとの間の隙間36に配置されている。位置決め部材38は、幅がスリット32の幅よりも広く、隙間36に配置される基部38aと、スリット32の間に嵌まり込む凸部38bとを備えている。位置決め部材38は、中央にねじ穴が設けられている。
アタッチメント40は、ベース41と、ベース41の上に嵌め込まれる本体42とで構成されている。本体42は、ベース41の上に嵌め込まれる台座部42aと、台座部42aから車室内側に突出した手摺取付け部42bとで構成されている。ベース41の中央には、締結部材であるボルト43が貫通する貫通孔44が設けられている。
アタッチメント40の取付けは、以下のような手順で行う。まず、ピラーガーニッシュ31とピラー11の車室内側面11cとの間の隙間36に位置決め部材38を配置する。そして、位置決め部材38の凸部38bをスリット32の任意の位置に嵌め込んで位置を決める。アタッチメント40のベース41の貫通孔44にボルト43を通し、アタッチメント40のベース41を位置決め部材38に対向配置する。そして、ボルト43を位置決め部材38のねじ穴にねじ込む。ボルト43を締め付けると、ボルト43は、スリット32を通して位置決め部材38とベース41とを締結する。すると、ピラーガーニッシュ31のスリット32の周縁部は、位置決め部材38とベース41との間に挟み込まれる。これにより、ベース41がピラーガーニッシュ31の上に固定される。同様に、サイドメンバガーニッシュ33の上にもベース41を固定する。
手摺50の所定の位置に本体42の手摺取付け部42bを通しておく。ベース41をピラーガーニッシュ31とサイドメンバガーニッシュ33に固定したら、手摺50が取付けられた本体42の台座部42aをベース41に嵌め込む。これにより、図4に示すように、ピラーガーニッシュ31とサイドメンバガーニッシュ33に手摺50を取付けることができる。
以上、説明した参考例の車室構造30は、ピラー11やアッパサイドメンバ12を覆うピラーガーニッシュ31やサイドメンバガーニッシュ33にアタッチメント40を固定可能なスリット32,34を設けたので、壁面が少ない車両でも任意の位置に内装品を固定することができる。また、ピラーガーニッシュ31のスリット32の周縁部を位置決め部材38とベース41との間に挟んで固定することにより、アタッチメント40をピラーガーニッシュ31の上に固定できる。このため、車室構造30は、アタッチメント40を強固にピラーガーニッシュ31に固定することができ、大きな荷重の加わる手摺50等の内装品をアタッチメント40に固定可能となる。また、車室構造30は、ピラーガーニッシュ31やサイドメンバガーニッシュ33にアタッチメント40を複数固定することができるので、手摺50をより強固に固定することができる。更に、車室構造30は、車両前後方向に延びるサイドメンバガーニッシュ33にアタッチメント40を固定するので、上下方向に大きな荷重の掛かる内装品を固定可能である。
以上説明した参考例の車室構造30は、ピラー11やアッパサイドメンバ12を覆うピラーガーニッシュ31やサイドメンバガーニッシュ33にアタッチメント40を固定可能なスリット32,34を設けることとして説明したが、例えば、ルーフメンバ18のように、前後方向に延びる他のフレーム部材を覆うガーニッシュにスリットを設けるようにしてもよい。
次に図6を参照して他の参考例の車室構造60について説明する。先に図1から図5を参照して説明した参考例の車室構造30と同様の部位には同様の符号を付して説明は省略する。
図6に示すように、車室構造60のピラーガーニッシュ61は、板厚の厚い車室内側部分62と、車室内側部分62から車外に向かって延びる板厚の薄いスカート部63とを備えている。車室内側部分62は、ピラー11の車室内側面11cを覆い、スカート部63は、ピラー11の側面を覆う。車室内側部分62には、ピラー11に沿って車両上下方向に延びる溝64が設けられている。溝64の開口65の開口幅は溝64の内部の溝幅よりも狭い。このため、開口65の幅方向両側には溝64の両側面から開口65に向かって張り出したリップ部66が形成されている。
図7を参照しながら図6に示すピラーガーニッシュ61にアタッチメント40を固定する手順について説明する。アタッチメント40の構造は、先に図5を参照して説明したのと同様の構成で、位置決め部材38の幅とベース41の幅がいずれも開口65の開口幅よりも広い点、取付けの際に位置決め部材38を溝64の中に配置し、開口65を通してボルト43で位置決め部材38とベース41とを締結する点とが異なっている。
最初に、ピラーガーニッシュ61の溝64の内部に位置決め部材38を配置する。そして、位置決め部材38の凸部38bを開口65の任意の位置に嵌め込んで位置を決める。そして、図5を説明したと同様、アタッチメント40のベース41を位置決め部材38に対向配置してボルト43を位置決め部材38のねじ穴にねじ込む。ボルト43を締め付けると、ボルト43は、開口65を通して位置決め部材38とベース41とを締結する。すると、ピラーガーニッシュ61の溝64の周縁のリップ部66は、位置決め部材38とベース41との間に挟み込まれる。これにより、ベース41がピラーガーニッシュ61の上に固定される。
以上、他の参考例の車室構造60のピラーガーニッシュ61について説明したが、車室構造60のサイドメンバガーニッシュ(図示せず)もピラーガーニッシュ61と同様、板厚の厚い車室内側部分にアッパサイドメンバ12に沿って車両前後方向に延びる溝が設けられている。そして、サイドメンバガーニッシュに設けられた溝も開口幅が溝幅よりも狭くなっており、開口の両側にリップ部が形成されている。アタッチメント40を固定する際には、位置決め部材38とベース41とでリップ部を挟み込んで固定する。
車室構造60は、先に説明した車室構造30と同様の作用/効果を奏する。
次に、図8を参照して他の参考例の車室構造70について説明する。なお、図8では、ピラーガーニッシュ71とピラー11のみを図示する。車室構造70の他の構成部品は、図6,7を参照して説明した車室構造60と同一なので図示を省略する。
図8に示すように、車室構造70は、ピラーガーニッシュ71を一体ではなく、本体72と溝形断面部材72aとの2つの部材で構成したものである。本体72は、台形の溝形断面で、車室内側の面の中央にピラー11に沿って上下方向に延びるスリット75が設けられた部材である。溝形断面部材72aは、スリット75が設けられた本体72の中央部分のピラー11の側に取付けられる部材で、溝幅がスリット75の幅よりも広いものである。本体72に溝形断面部材72aを組付けると、溝形断面部材72aと本体72のスリット75の部分とは、車室内側部分73を構成する。また、溝形断面部材72aの内部は、溝74を構成し、スリット75は溝74の開口を構成する。そして、開口であるスリット75の幅は、溝74の溝幅よりも狭くなっており、スリット75の幅方向両側には、リップ部76が形成される。
以上、他の参考例の車室構造70のピラーガーニッシュ71について説明したが、車室構造70のサイドメンバガーニッシュ(図示せず)もピラーガーニッシュ71と同様、台形の溝形断面の本体と溝形断面部材とで構成される。
車室構造70は、先に説明した車室構造30と同様の作用/効果を奏する。
次に、図9から図13を参照しながら実施形態の車室構造80について説明する。先に図1から図5を参照して説明した車室構造30と同様の部位には同様の符号を付して説明は省略する。
図9に示すように、車室構造80は、三角環形状の三角アタッチメント81のベース部82をピラー110に取付けられた位置決め部材90に取付け、三角アタッチメント81の先端部86に手摺50を取付けたものである。なお、車室構造80では、ピラー110はH型の開断面部材として説明する。
図9、図10に示すように、三角アタッチメント81は、ピラー側の一辺であるベース部82と、ベース部82に対向する頂点部分である手摺側の先端部86と、ベース部82と先端部86とを接続する斜辺部84,85とで構成される断面が略四角形の三角環形状の部材である。三角アタッチメント81は、金属製で、例えば、三次元プリンタによって成形してもよいし鋳造等で成形してもよい。
ベース部82は、長手方向の中央部分に後で説明する位置決め部材90に締結されるベース締結部83が設けられている。図11Aに示すように、ベース締結部83は、中実で角にRのある略四角断面を有しており、中心にベース締結部83を位置決め部材90に締結するボルト95(図12参照)が貫通する段付き孔83aが設けられている。ベース部82のベース締結部83の長手方向両側部分82Sは、図11Bに示すように肉厚tで角にRのある略四角環形状の四角い中空断面となっている。ベース締結部83の長手方向両側部分82Sは斜辺部84,85に接続されている。なお、ベース締結部83の長手方向両側部分82Sは、ベース締結部83に向かうにつれて肉厚tが厚くなるように構成されてもよい。これにより、中実となっているベース締結部83と中空断面となっている長手方向両側部分82Sとの間の肉厚の変化を少なくし、成形時に長手方向両側部分82Sの意匠面に凹みが発生することを抑制できる。
先端部86には手摺50が締結される先端締結部87が設けられている。図11Cに示すように、先端締結部87は、中実で角にRのある略四角断面を有しており、中心に手摺50を先端締結部87に締結するボルト52(図12参照)が貫通する段付き孔87aが設けられている。また、先端締結部87の先端側には、手摺50の側面が嵌まり込む円筒面状の凹部87cが設けられている。
ベース締結部83の長手方向両側部分82Sと先端締結部87との間は、図11Bに示すように肉厚tの略四角の中空断面の斜辺部84,85で接続されている。斜辺部84,85の先端締結部87の側は、肉厚tが先端締結部87に向かうにつれて厚くなっている。これにより、中実断面の先端締結部87と中空断面となっている斜辺部84,85との肉厚の変化を少なくし、成形時に斜辺部84,85の先端締結部87の近傍の意匠面に凹みが発生することを抑制できる。
図12、図13に示すように、位置決め部材90は、車室側プレート91と、フレーム側プレート92と、車室側プレート91とフレーム側プレート92とを接続するサイドプレート93とで構成される金属製の略四角環状断面部材である。フレーム側プレート92は位置決め部材90の一端を構成し、車室側プレート91は位置決め部材90の他端を構成する。
ピラー110の車室側のフランジ111の車室内側面111aにはナット94が溶接固定されている。フレーム側プレート92はナット94の車室内側の上にボルト97で締結固定されている。なお、ナット94はピラー110の長手方向に沿って複数取付けられており、フレーム側プレート92は、三角アタッチメント81に締結する内装品の位置に適合する位置のナット94にボルト97で締結される。このように、車室構造80では、フレーム側プレート92のピラー110に対する取付け位置が変更可能に構成されている。
サイドプレート93はフレーム側プレート92から車室内に向かって延び、車室側プレート91は、ピラーガーニッシュ31のスリット32の中に位置している。車室側プレート91の車室内側の面は、ピラーガーニッシュ31の車室内側の面と略同一面となっている。車室側プレート91の中央にはボルト95が貫通する孔が設けられており、孔の周縁のピラー側の面にはボルト95がねじ込まれるナット96が溶接固定されている。
図12,13に示すように、手摺50は、円筒断面の長手部材で三角アタッチメント81に締結される部分にポップナット51が打ち込まれている。ポップナット51は、外周面が手摺50の側面にあけた穴に嵌合し、内周面にねじが切られている部材である。なお、ポップナット51に限らず、通常のナットを円筒面に埋め込むように構成してもよい。
三角アタッチメント81の取付けは以下のように行う。三角アタッチメント81のベース締結部83の段付き孔83aの位置をピラーガーニッシュ31のスリット32の間に配置された位置決め部材90の孔の位置に合わせる。そして、ベース締結部83の段付き孔83aと位置決め部材90の孔にボルト95を通し、ボルト95を位置決め部材90の車室側プレート91に固定されたナット96にねじ込んでいく。ボルト95の頭部が段付き孔83aの段部83bに当たるとベース締結部83は位置決め部材90に締結される。三角アタッチメント81が位置決め部材90に締結されるとベース部82の外面82aは、ピラーガーニッシュ31の車室内側の面に接する。
また、手摺50の三角アタッチメント81への締結は次のように行う。手摺50の側面を先端締結部87の凹部87cに当て、ポップナット51の位置を三角アタッチメント81の先端締結部87の段付き孔87aに合わせる。そして、段付き孔87aにボルト52を通して、ボルト52をポップナット51にねじ込んでいく。ボルト52の頭部が段付き孔87aの段部87bに当たると手摺50は先端締結部87に締結される。
実施形態の車室構造80では、位置決め部材90をピラー110に取付け、ピラー110に三角アタッチメント81を締結し、その三角アタッチメント81に手摺50を取付けるので、位置決め部材90の取付け強度が高くなり、手摺50等の三角アタッチメント81に大きな荷重が加わる内装部品を十分に保持することができる。
また、実施形態の車室構造80では、ナット94は、ピラー110の長手方向に沿って複数取付けられているので、三角アタッチメント81の取付け位置を内装品の位置に合わせて変更することができる。これにより、内装品を様々な位置に取付けることができる。
また、三角アタッチメント81は、ベース締結部83の長手方向両側部分82Sと、斜辺部84,85を中空断面とすることにより軽量化を図ることができる。また、長手方向両側部分82Sはベース締結部83に向かうにつれて、斜辺部84,85は先端締結部87に向かうにつれてそれぞれ中空断面の肉厚tが厚くなるように構成されている。これにより、三角アタッチメント81を三次元プリンタ等で成形する際にベース締結部83或いは先端締結部87の近傍の意匠面に凹みができることを抑制できる。
更に、手摺50は、手摺50に打ち込んだポップナット51にボルト52をねじ込んで三角アタッチメント81の先端締結部87に取付けられるように構成されている。このため、手摺50の車室内側の面を通しの意匠面とすることができる。これにより、例えば、手摺50の色を他の車室内の色と異ならせた場合に、手摺50に沿ってその色のラインを通すことができ、斬新な意匠とすることができる。
以上の説明では、ピラー110に三角アタッチメント81を取付ける構成について説明したが、先に説明した車室構造30と同様、アッパサイドメンバ12に三角アタッチメント81を取付け、位置決め部材90の車室側プレート91がサイドメンバガーニッシュ33のスリット34の中に位置するように構成してもよい。
次に図14を参照しながら位置決め部材90aをピラー110に対してスライド可能に取付けた車室構造180について説明する。位置決め部材90aとボルト98の構造以外の部分は、先に図9から図13を参照して説明した車室構造80と同一であるから、説明は省略する。
位置決め部材90aは、サイドプレート93のフレーム側端にピラー110の車室内側のフランジ111を側方から板厚方向に挟み込むフック92aが設けられているものである。位置決め部材90aはピラー110の長手方向にスライド可能である。また、ボルト98の長さは、位置決め部材90aのナット96にねじ込んだ際に、先端がフランジ111の車室内側面111aに接する長さとなっている。
ボルト98をナット96にねじ込むと、ボルト98の頭部は、段付き孔83aの段部83bに当たって三角アタッチメント81を位置決め部材90aの車室側プレート91に締結する。同時にボルト98の先端はピラー110のフランジ111の車室内側面111aに当たる。ボルト98を締め込むとフック92aの係合面92bがフランジ111の車室外側面111bに押し付けられて位置決め部材90aがピラー110に固定される。
以上説明した車室構造180は、位置決め部材90aをピラー110の長手方向の任意の位置に取付けることができる。また、その取付け位置を変更可能なので、内装品を任意の位置に取付けることができる。
次に図15を参照しながら位置決め部材90bをピラー110に溶接固定した車室構造280について説明する。位置決め部材90b以外の部分は、先に図9から図13を参照して説明した車室構造80と同一であるから、説明は省略する。
図15に示すように、位置決め部材90bは、サイドプレート93のピラー110の側の端部をピラー110のフランジ111の車室内側面111aに溶接99で固定したものである。車室構造280では、位置決め部材90bは、ピラー110の長手方向に沿って複数配置されており、取付ける内装品に応じて三角アタッチメント81の取付け位置を選ぶことができる。また、位置決め部材90bが溶接99でピラー110に固定されているので、図14を参照して説明した車室構造180よりも、位置決め部材90bのピラー110への取付け強度が高くなり、三角アタッチメント81に大きな荷重が加わる内装部品をより確実に保持することができる。
10 車室、11,110 ピラー、11a ピラーアウタ、11b ピラーインナ、11c,111a 車室内側面、11r ルーフ部、12 アッパサイドメンバ、14 フロアサイドメンバ、15 ロアサイドメンバ、16,17 クロスメンバ、18 ルーフメンバ、19a 天井、19b フロア、20 ドア、21 アウタパネル、22 インナパネル、23 ゴム部材、24 ウインドウガラス、25 車輪、30,60,70,80,180,280 車室構造、31,61,71 ピラーガーニッシュ、32,34,75 スリット、33 サイドメンバガーニッシュ、35 内装パネル、36 隙間、38,90,90a,90b 位置決め部材、38a 基部、38b 凸部、40 アタッチメント、41 ベース、42 本体、42a 台座部、42b 手摺取付け部、43,52,95,97,98 ボルト、44 貫通孔、50 手摺、51 ポップナット、62,73 車室内側部分、63 スカート部、64,74 溝、65 開口、66,76 リップ部、72 本体、72a 溝形断面部材、81 三角アタッチメント、82 ベース部、82a 外面、83ベース締結部、83a,87a 段付き孔、83b,87b 段部、84,85 斜辺部、86 先端部、87 先端締結部、87c 凹部、91 車室側プレート、92 フレーム側プレート、92a フック、93 サイドプレート、94,96 ナット、99 溶接、100 電動バス、111 フランジ、111b 車室外側面。

Claims (5)

  1. 車両上下方向又は車両前後方向に延びて車室の骨格を構成するフレーム部材と、
    前記フレーム部材の車室内側面と隙間をあけて配置され、前記フレーム部材の車室内側面を覆う内装部材であるフレームガーニッシュと、を備える車室構造であって、
    前記フレームガーニッシュの車室内側の面に、前記フレーム部材に沿って延びるスリットが設けられ、
    一端が前記フレーム部材に取付けられ、他端が前記フレームガーニッシュの前記スリットの中まで延びる位置決め部材と、
    ベース部が前記位置決め部材の前記他端に締結され、先端部に内装品が締結されるアタッチメントと、を備え、
    前記アタッチメントは、断面が略四角形の三角環形状で、
    一辺が前記ベース部を構成し、
    前記一辺に対向する頂点部分が前記先端部を構成すること、
    を特徴とする車室構造。
  2. 請求項に記載の車室構造であって、
    前記位置決め部材の前記一端は、前記フレーム部材に対する取付け位置が変更可能に前記フレーム部材に取付けられていること、
    を特徴とする車室構造。
  3. 請求項に記載の車室構造であって、
    複数の前記位置決め部材を含み、
    各前記位置決め部材は前記フレーム部材の各部に固定されていること、
    を特徴とする車室構造。
  4. 請求項に記載の車室構造であって、
    前記アタッチメントの前記ベース部は、前記位置決め部材の前記他端に締結されるベース締結部を含み、
    前記アタッチメントの前記先端部は、内装品が締結される先端締結部を含み、
    前記ベース締結部と前記先端締結部とは、中実の略四角断面であり、
    前記ベース締結部と前記先端締結部との間は、略四角い中空断面であり、前記ベース締結部又は前記先端締結部に向かうにつれて肉厚が厚くなっていること、
    を特徴とする車室構造。
  5. 請求項に記載の車室構造であって、
    前記フレーム部材は、車両上下方向に延びるピラー、又は、前記ピラーに接続されて車両前後方向に延びるアッパサイドメンバであり、
    前記フレーム部材には複数の前記位置決め部材が取付けられており、
    複数の前記位置決め部材の内の2つ以上に前記アタッチメントが締結され、
    各前記アタッチメントには手摺が締結されていること、
    を特徴とする車室構造。
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