JP7186347B2 - 平面コイル構造付き磁気刺激装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気刺激装置に関し、特に、衣類に装着されるか、もしくはモバイル機器に内蔵されるフラット化の平面コイル構造を有し、人体に磁気刺激を与え体質を改善する為の磁気刺激装置に関する。
近年、電磁界技術の発展に伴い、多種多様な生物磁場の研究が盛んになり、植物種子の成長促進や、生物体の健康研究などを含み、生物磁場の研究はすでに様々な分野に応用されている。一部の研究によると、弱磁場は細胞の分裂と成長を促進する作用を持っている(M.E.Maffei,Magneticfield effects on plant growth,development,and evolution,Frontiers in plant science.5(2014)445)。マウスを用いた研究によると、磁場の変化による代謝率のばらつきが生まれる(A.Lerchl,et al.,Marked rapid alterations in nocturnal pineal serotonin metabolism in mice and rats exposed to weak intermittent magnetic fields,Biochemical and biophysical research communications.169(1)(1990)102-108)。人体についての研究によると、低周波定磁場によるヒト白血球細胞に対する促進作用がある(J.Sabo,et al.,Effects of static magnetic field on human leukemic cell line HL-60,Bioelectrochemistry.56(1-2)(2002)227-231)。そのため、磁場の応用について科学界でも重要な研究方向の一つとなっている。磁気刺激(Magnetic Stimulation)は次第に重視されるようになっている。
磁気刺激に関する医学的基礎研究の面では、以下のような成果が上がっている。関連研究によると、内関ツボ磁性皮内針の使用による心拍数異常患者の改善率が74%と高い(尚栄ら、磁性皮内針内関ツボによる上室性不整脈の予防治療38例、漢方医研究14(4)(2001)62-63)。低パルス磁場による脳外傷患者のうつ病に対する緩和作用が認められた(L.Baker-Price,M.A.Persinger,Weak,but complex pulsed magnetic fields may reduce depression following traumatic brain injury,Perceptual and motor skills.83(2)(1996)491-498)。大腸菌細胞は地磁気の25倍の磁界の環境下で細胞イオンチャンネルの感度が高まる(J.Dobson,et al.,Preliminary evidence for weak magnetic field effects on mechanosensitive ion channel subconducting states in Escherichia coli,Electromagnetic Biology and Medicine.21(1)(2002)89-95)。漢方医の研究においては、磁性漢方薬を外用として12週間(皮膚に)貼り付けた後、免疫細胞の数を明らかに改善することができることがわかった(方鳳、沈茜。磁性漢方薬の外用による感受性小児の細胞免疫機能への影響。中国鍼灸17(1)(1997)15-16)。ツボ磁場の研究においては、男性の内関、足三里、関元ツボに磁石を置くことによる精子量の増加、活性の増進が認められた(周伝雲、張瑞雪、ツボ磁気治療の作用機序研究。『安徽中医学院学報』21(3)(2002)8-10)。したがって、低エネルギー磁界の活用による生理機能の調節への良好な効果があると分かる。
磁気刺激に関する研究成果の輩出につれ、台湾発明特許第I528984号、実用新案権第M562133号、発明出願第201922313号など、多くの技術が商品化されているが、これらの技術には下記のような共通の特徴がある。体積が大きく高価なため、自宅や外出時の携帯と使用に不便である。また、既存技術は殆ど反復経頭蓋磁気刺激療法(Repetitive Transcranial Magnetic Stimulation,rTMS)のみに関わっており、汎用性が悪い。主因としては、磁界強度の制御する為、磁気刺激発生装置の体積小型化が無理である。磁気刺激発生装置の体積小型化の一例としては、中国特許公報第CN105242224号に開示した『複合絶縁碍子の測定に用いる密着型2重平面高周波コイルの類似コイル構造』がある。しかし、上記特許の適用対象は高周波コイルであり、高周波放射である為、磁気刺激技術にとって必要不可欠な存在である低周波電流磁界には適用できない。
したがって、磁気刺激研究の成果を生活に実用化し、人々の健康を改善するためには、操作に手間がかからない超小型化の磁気刺激装置が必要であり、この磁気刺激装置のコイルは、平面化、モジュール化され、さらに服飾に装着されたり、モバイルデバイスに内蔵されたりして生活の一部になることが好ましい。
本段落では本発明のいくつかの特徴を抜粋して記載している。その他特徴は後続の段落に開示される。その目的は特許請求範囲の精神と範囲における様々な開示内容をカバーすることである。
上記ニーズを満たすために、本発明で開示する磁気刺激装置は、電力を供給する電力供給モジュールと、電力供給モジュールに電気的に接続する電流制御モジュールと、少なくとも一平面コイルモジュールとを備える平面コイル構造付き磁気刺激装置であり、前記電流制御モジュールは電流波形信号を発生する信号発生器と、前記信号発生器に電気的に接続し、前記電流波形信号により前記電力供給モジュールからの電流の波形を調整出力電流になるように調整する電流スイッチとを備え、前記平面コイルモジュールは第1絶縁基板と、前記第1絶縁基板に形成される平面コイルとを備え、前記平面コイルの両端に前記電流スイッチと回路を形成し、前記調整出力電流を受けて相応の変化強度磁界を発生させ、前記平面コイルモジュールの数が1つの場合は、平面コイルと前記電流スイッチとが直接電気的に接続し、前記平面コイルモジュールの数が2つ以上の場合は、隣接し合う2つの平面コイルモジュールの平面コイルの端点が直列に接続し、首尾2つの平面コイルモジュールの平面コイルの未直列接続が、前記電流スイッチに直接電気的に接続される。
本発明で開示するもう一つの磁気刺激装置は、電力を供給する電力供給モジュールと、電力供給モジュールに電気的に接続する電流制御モジュールと、少なくとも一平面コイルモジュールとを備える平面コイル構造付き磁気刺激装置であり、前記電流制御モジュールは電流波形信号を発生する信号発生器と、前記信号発生器に電気的に接続し、前記電流波形信号により前記電力供給モジュールからの電流の波形を調整出力電流になるように調整する電流スイッチとを備え、前記平面コイルモジュールは少なくとも一つの第1絶縁基板と、互いに平行に配置され、2つの隣接同士が電気的に接続し、同一の第1絶縁基板の両側に形成される複数の平面コイルとを備え、前記平面コイルモジュールの数が1つの場合、最外周の2つの平面コイルの端点は、前記電流スイッチに直接電気的に接続して回路を形成し、前記平面コイルモジュールの数が2つ以上の場合、隣接し合う2つの平面コイルモジュールの最外周の平面コイルの端点が直列に接続され、首尾二つの平面コイルモジュールの最外周の平面コイルの未直列接続が前記電流スイッチに直接電気的に接続し、平面コイルは、前記調整出力電流を受け、相応の変化強度磁界を発生させ、同一平面コイルモジュール中の複数の平面コイルの間で同一回転方向に電流が流れ、各平面コイルは、電流によって発生する磁界の強度が最も強い箇所が実質的に揃うようになる。
本発明の一実施形態によれば、前記平面コイルモジュール300はさらに、電流により発生する磁界の強度が最も強い箇所に位置し、前記平面コイルモジュール全体の透磁率を増強する鉄心を備える。
本発明の一実施形態によれば、前記電流制御モジュールはさらに、前記電力供給モジュールと前記電流スイッチとの間に電気的に接続され、前記電力供給モジュールからの電流を制限する電流制限器を備える。
本発明の一実施形態によれば、隣接し合う2つの平面コイルは、前記第1絶縁基板に形成されたメッキ付き貫通穴を介して電気的に接続される。
本発明の一実施形態によれば、前記電源モジュールは、少なくとも1つの一次電池、少なくとも1つの二次電池又は電源供給器を備える。
本発明の一実施形態によれば、前記信号発生器は、波形発生器、パルス発生器あるいは周波数発生器である。
本発明の一実施形態によれば、前記電流波形信号の波形は、正弦波、半正弦波、パルス波又は固定波形である。
本発明の一実施形態によれば、請求前記平面コイルは、金属箔エッチング、巻線あるいは導電性接着剤を印刷して形成される。
本発明の一実施形態によれば、前記第1絶縁基板の材質が、ベークライト板、コットン紙、エポキシ樹脂、ガラスクロス、ガラス繊維、フェノール樹脂、ガラス、ポリイミドあるいはポリエステルである。
平面コイル構造付き磁気刺激装置はさらに、前記平面コイルモジュール及び前記電流スイッチを電気的に接続して回路を形成する複数の電気的接続モジュールを備え、それぞれの電気的接続モジュールが、第2絶縁基板と、前記第2絶縁基板に形成する少なくとも1つのリード線と、前記少なくとも1つのリード線及び前記第2絶縁基板に覆い、前記少なくとも1つのリード線を外部の水分から保護する防水保護層を備える。
本発明の一実施形態によれば、前記第2絶縁性基板の材料は、ポリイミド又はポリエステルである。
本発明の一実施形態によれば、防水保護層の材料がポリイミドフィルム又はテレフタル酸ポリエチレンフィルムである。
本発明に基づく前記平面コイルは、特定のパターンを囲むように形成される。前記平面コイルモジュールが前記調整出力電流によって発生する電気刺激磁界は、0~1000ガウスの間にある。
本発明で開示するコイル構造は、平たくて薄い平面設計で、かつモジュール化可能である。従来の磁気刺激装置に比べ、本発明で開示するものは全体的な構造が軽薄短小で、携帯に便利である上、服飾に装着するか、もしくはモバイルデバイスに内蔵することができ、上記のニーズを満たす。
本発明の一実施形態で提供する平面コイル構造付き磁気刺激装置のシステムアウトライン図を示す。 平面コイルモジュールの断面模式図を示す。 平面コイルの内部に発生する磁気刺激領域を示す。 固定波形の電流によって発生する磁界強度の経時変化を示す。 正弦波電流によって発生する磁界強度の経時変化を示す。 パルス波電流によって発生する磁界強度の経時変化を示す。 パルス波変調で高周波電流によって発生する磁界強度の経時変化を示す。 電気的接続モジュールの断面図を示す。 本発明に基づくもう一つの実施形態で提供する平面コイル構造付き磁気刺激装置のシステムアウトライン図を示す。 本発明に基づくもう一つの平面コイルモジュールの断面図を示す。 図10に示す矢印方向から見た第1平面コイルと第2平面コイルの模式図を示す。 図1の平面コイル構造付き磁気刺激装置のアーキテクチャにおける異なる平面コイルモジュールの構造断面図を示す。 図12の実施形態の平面コイル模式図を示す。 それぞれ異なる3種類の形状の平面コイルの電気的接続を示す。
以下、本発明の実施形態を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態で提供する平面コイル構造付き磁気刺激装置のシステムアウトライン図である。前記平面コイル構造付き磁気刺激装置は、電力供給モジュール100、電流制御モジュール200、2つの平面コイルモジュール300、および3つの電気的接続モジュール400を備える。以下、各モジュールの構成、機能、および相互間の動作について詳細に説明する。
電力供給モジュール100は、電力を供給する主要な構成コンポーネントである。本発明の主旨によれば、電力供給モジュール100により供給される電力は直流であっても交流であってもよい。態様としては、電力供給モジュール100は、少なくとも1つの一次電池(例えば、アルカリ電池、水銀電池)または少なくとも1つの二次電池(例えば、リチウム電池)を備える電池ケースであってもよく、2つ以上の電池は並列または直列に電力を供給することができる。また、電力供給モジュール100は、商用電源を変圧器で直流電力に変換するか、ひいては降圧された交流電力を直接供給する電源供給器であってもよい。
電流制御モジュール200は、電力供給モジュール100と電気的に接続し、信号発生器210と、電流スイッチ220と、電流制限器230を備える。信号発生器210の機能は、電流波形信号を発生することである。電流波形信号の波形は、正弦波、半正弦波、パルス波などの周期的な波形であってもよく、一定期間内に波形が実質的に変化しない固定波形であってもよい。ある実施形態では、前述の基本波形に周波数がより高い(例えば1MHz)周期波または非周期波を印加してもよい。本発明に基づく信号発生器210は、波形発生器、パルス発生器あるいは周波数発生器であってもよい。本実施形態において、電流制御モジュール200は波形発生器である。態様としては、電流制御モジュール200は、シングルチップマイクロコンピュータであってもよく、デフォルトプログラムまたは外部からのプログラマブル・パルスまたは波形によって設定し、プログラマブル波形発生器は、電流スイッチ220を制御して所望の電流波形を発生させることができる。
上述したように、電流スイッチ220は、信号発生器210に電気的に接続され、その電流波形信号により電力供給モジュール100からの電流波形を調整出力電流になるように調整する。つまり、調整出力電流自体には経時変化の波形(正弦波、半正弦波、パルス波など)や、一定時間内での一定電流がある。
電流制限器230は、電力供給モジュール100と電流スイッチ220との間に電気的に接続され、前記電力供給モジュール100からの電流を限流する。電流制限器230は保護回路であり、一定量の電流を電流制御モジュール200に流すことを許容し、ユーザー安全を確保することを目的としている。また、他の実施形態では、電力供給モジュール100の電流量が小さいため、電流制限器230を設けずに、電力供給モジュール100に電流スイッチ220を電気的に直接接続してもよい。
平面コイルモジュール300の断面模式図である図2に示すように、平面コイルモジュール300は、第1絶縁基板310と、平面コイル320と、第1絶縁基板310の一部及び平面コイル320に覆われる防水保護層330とを備える。平面コイル320は、第1絶縁基板310上に形成され、防水保護層330によって発錆しないように保護される。本発明の精神によれば、平面コイルモジュール300は、プリント基板の形態(フレキシブル式でもインフレキシブル式でもよい)であってもよい。したがって、平面コイル320は、金属箔エッチングまたは導電性接着剤を印刷して形成されたものであってもよい。第1絶縁基板の材質はベークライト板、コットン紙、エポキシ樹脂、ガラスクロス、ガラス繊維、フェノール樹脂、ガラス、ポリイミドあるいはポリエステルであってもよいが、これらに限定されない。また、平面コイルモジュール300はプリント基板の形態ではなく、巻線の形で形成され、第1絶縁基板310に固定されていてもよい。この場合、第1絶縁基板310の材質は前述の諸項に限らず、非金属でかつ電気絶縁の材料を広く含んでもよい。
平面コイル320の両端は電流スイッチ220と回路を形成し、調整出力電流を受けて相応の変化強度磁界を発生させる(誘起磁場を発生させる)。平面コイル320の内部に発生する磁気刺激領域360を示す図3に示すように、当該領域が対向する人体の領域が磁気刺激を受ける領域である。コイル巻回形状によって、磁気刺激領域360には電流によって発生させる磁界強度の最も強い箇所350(図1)が生じる。当該箇所の磁界強度はソレノイド磁界式B=μ・N・I式により計算することができる。ここで、μ:空気透磁率(4π×10-7T・m・A-1);N:コイル数;I:電流強度。同じ電流強度で、平面コイル320のコイル数を増やすことで、磁界強度を向上させることができる。電流によって発生させる磁界強度が最も強い箇所350以外では、磁気刺激領域360以内の領域の磁界強度は、上式により計算した値より小さい。磁気刺激領域360内のすべての位置においては、調整出力電流自体の波形によって、各箇所の磁界強度のばらつきが生じる。固定波形の電流によって発生する磁界強度の経時変化を示す図4に示すように、本磁界から放出する磁界の強度が最大で約100ガウス前後である。従来文献によると、低エネルギーの固定磁界(0~1000ガウス)は生体の治療に対する効果的な刺激作用がある。したがって、本発明のあらゆる実施形態において、前記調整出力電流によって平面コイルモジュールから発生する電気的刺激磁界が一般的に0~1000ガウスの間にある。正弦波電流によって発生する磁界強度の経時変化を示す図5に示すように、本磁場では、磁場強度が正弦波で変化し、+100ガウス~-100ガウスの間で経時変化し、一定周期が0.01秒で、低周波100Hzの一定周波数の正弦波磁場を放出する。正弦波電流を半正弦波電流に変えると、その変化のあり方はそれに応じて0~-100ガウス、あるいは0~+100ガウスの間で変化するようになる。パルス波電流によって発生する磁界強度の経時変化を示す図6に示すように、本磁界の放出では、強度が最大で約100ガウス前後で、固定信号周期がT=0.01秒で、低周波(100Hz)のパルス磁界を放出する。ここで、放出する度に有効なデューティ比(duty cycle)は50%であり、デューティ比の実現は、アプリケーションのニーズに応じ信号発生器210によって調整することができる(図1参照)。パルス波変調で高周波電流によって発生する磁界強度の経時変化を示す図7に示すように、本磁界では、固定磁界強度±95ガウス、固定信号周期T0.01秒、低周波(100Hz)信号周期の高周波電磁波磁界を放出し、放出する度のデューティ比は50%である。本実施形態のRF周波数は1MHz(変調高周波)であり、それぞれの有効な放出周期(黒い縞で示される)の間に変調波形に従って±95ガウスの間で急速に発振する。
本発明で開示する平面コイルモジュール300の数は少なくとも1つである。平面コイルモジュール300の数が1つの場合は、平面コイル320と電流スイッチ220とは直接電気的に接続する。平面コイルモジュール300の数が2つ以上の場合は(図1)、隣接し合う2つの平面コイルモジュール300の最外周の平面コイル320の端点が直列に接続され、首尾二つの平面コイルモジュール300の平面コイル320の未直列接続の端点が電流スイッチ220に直接電気的に接続し、回路を形成する。
また、平面コイルモジュール300は、平面コイルモジュール300全体の透磁率を高めて磁界強度を高める為、電流により発生する磁界の強度が最も強い箇所350に位置する鉄芯370を備えてもよい。鉄心370は、実況に応じいずれかの平面コイルモジュール300に取り付けることができる。
本発明で開示する電気的接続モジュール400の数は限定されず、平面コイルモジュール300の数に応じて増減する。電気的接続モジュール400は、平面コイルモジュール300と電流スイッチ220とを電気的に接続する回路を形成する。具体的には、電気的接続モジュール400の最も基本的な形態は1本の電線であり、より好ましい方法はフレキシブルプリント基板のような方法を採用することである。そのため、図8(電気的接続モジュール400の断面図)を参照してください。本実施形態では、各電気的接続モジュール400は、第2絶縁基板410と、少なくとも1本のリード線420と、防水保護層430を備える。リード線420は、第2絶縁基板410に形成され、平面コイル320と同様に、金属箔エッチングや導電性接着剤を印刷して第2絶縁基板410上に形成されていてもよい。第2絶縁基板410の材料は、ポリイミドやポリエステルであってもよいが、これらに限定されない。防水保護層430(図1中の破線部)は、リード線420及び第2絶縁基板410を覆い、外部からの水分浸入により侵害されないように、当該少なくとも1本のリード線420を保護する。この防水保護層430の材料は、ポリイミドフィルムまたはテレフタル酸ポリエチレンフィルムであってもよい。形態的には、全ての平面コイルモジュール300と電気的接続モジュール400とを同一の第2絶縁基板410上に形成し、銅箔を使用して互いに接続し合う回路を形成すればよく、この場合、電気的接続モジュール400の数は一つと見なされてもよい。しかし、実用性を考慮すると、平面コイルモジュール300は、健康改善や治療効果を収める為、ツボなどの特定位置に位置する必要があり、そのため、平面コイルモジュール300間、平面コイルモジュール300と電流制御モジュール200間、ひいては電流制御モジュール200と電力供給モジュール100間の電気的接続はいずれも、電気的接続モジュール400を使用してそれぞれ接続するようにする。
前述の実施形態では、平面コイルモジュールが持つ平面コイルの数は1つだけであるが、本発明の精神に基づき、平面コイルモジュールが持つ平面コイルの数は2つ以上で、互いに平行に積層して形成されていてもよい。その利点は、限られた平面コイルモジュールの面積において、平面コイルモジュールから発生する磁界の強度を増強するために、より多くの巻回数の平面コイルを立体的に形成することである。以下、もう一種の平面コイル構造付き磁気刺激装置の実施形態について図面9を参照しながら説明する。
図9に示す平面コイル構造付き磁気刺激装置は、前述の実施形態のアーキテクチャと類似している。相違点は、本実施形態で採用される平面コイルモジュール300が2つの平面コイルを有し、平面コイルモジュール300の数が1つだけ(したがって電気的接続モジュール400の数は2つになる)である。給電モジュール100、電流制御モジュール200及び電気的接続モジュール400の形態及び機能は、上述通りであるので繰り返さない。ただし、平面コイルモジュール300の数は本実施形態の1つに限定されるものではなく、少なくとも1つである。本実施形態の平面コイルモジュール300の断面図である図10に示すように、平面コイルモジュール300は、第1絶縁基板311と、第1平面コイル321と、第2平面コイル322と、第1防水保護層331と、第2防水保護層332を備える。第1平面コイル321と第2平面コイル322は、互いに平行に設けられ電気的に接続し、第1絶縁基板311の両側に隣接して形成される。電気的接続の方法は、第1絶縁基板311に形成されるメッキ付き貫通穴3111のめっき材340を介して電気的に接続する。
本実施形態では、平面コイルモジュールの数は1つである。第1平面コイル321と第2平面コイル322の端点は電流スイッチ220に直接電気的に接続されて回路を形成する。第1平面コイル321と第2平面コイル322は、いずれも前記調整出力電流を受け、相応の変化強度磁界を発生させる機能を有する。なお、本発明の技術的特徴の1つは、同一平面コイルモジュール中の複数の平面コイルの間で同一回転方向に電流が流れ、各平面コイルは、電流によって発生する磁界の強度が最も強い箇所が実質的に揃うようになる。当該技術的特徴をよく理解するために、図10に示す矢印方向から見た第1平面コイル321と第2平面コイル322の模式図である図11に示すように、電流は、第1平面コイル321左側の端点から矢印に示す方向に沿って流入し、時計回りに第1平面コイル321の内端点3211から流出する。前記内端点3211は第2平面コイル322の内端点3221と電気的に接続されているため、電流はさらに内端点3221に流れ、時計回りに第2平面コイル322右側の端点から矢印に示す方向に沿って流出する。各平面コイルは、前記調整出力電流を受け、相応の変化強度磁界を発生させる。上下2つの平面コイル間の電流方向が一致しているため、磁界強度は両者の付加である。また、電流によって発生する磁界の強度が最も強い箇所350が実質的に揃う(上下方向)ため、磁力線同士間に干渉が存在しないので磁界強度全体の減衰がない。電流によって発生する磁界の強度が最も強い箇所350には、平面コイルモジュール300全体の透磁率を高めるための鉄芯を設けることが好ましい。
前述の実施形態では、平面コイルモジュールが持つ平面コイルの数は1つまたは2つであるが、実際の応用では、より多くの平面コイルがあってもよい。このような例を以下の実施形態により説明する。
図1の平面コイル構造付き磁気刺激装置のアーキテクチャにおける異なる平面コイルモジュールの構造断面図である図12と本実施例の平面コイルモジュール300の断面図である図13に示すように、平面コイルモジュール300は、第1平面コイル323、第2平面コイル324、第3平面コイル325、第4平面コイル326、上層第1絶縁基板312、中層第1絶縁基板313、下層第1絶縁基板314、第1防水保護層333及び第2防水保護層334を備える。平面コイル同士は互いに平行に配置され、2つの隣接同士が電気的に接続し、同一の第1絶縁基板の両側に形成される。例えば、第1平面コイル323と第2平面コイル324は電気的接続し(上層第1絶縁基板312に形成されるめっき材340付き貫通孔3121を介して電気的接続する)、上層第1絶縁基板312の両側に形成される。第2平面コイル324と第3平面コイル325は電気的に接続し(中層第1絶縁基板313に形成されるめっき材340付き貫通孔3131を介して電気的接続する)、中層第1絶縁基板313の両側に形成される。第3平面コイル325と第4平面コイル326は電気的に接続し(下層第1絶縁基板314に形成されるめっき材340付き貫通孔3141を介して電気的接続する)、下層第1絶縁基板314の両側に形成される。前述したように、本発明の技術的特徴の1つは、同一平面コイルモジュール300中の複数の平面コイルの間で同一回転方向に電流が流れ、各平面コイルは、電流によって発生する磁界の強度が最も強い箇所350が実質的に揃うようになる。当該技術的特徴をよく理解するために、図12に示す矢印方向から見た第1平面コイル323、第2平面コイル324、第3平面コイル325、第4平面コイル326の模式図である図13に示すように、電流は、第1平面コイル323左側の端点から矢印に示す方向に沿って流入し、時計回りに第1平面コイル323の内端点3231から流出する。前記内端点3231は第2平面コイル324の内端点3241と電気的に接続されているため、電流はさらに内端点3241に流れ、時計回りに第2平面コイル324の外端点3242から流出する。その続きで、外端点3242は、第3平面コイル325の外端点3252と電気的に接続されている為、電流は引き続き時計回りに第3平面コイル325の内端点3251に流れる。最後に、内端点3251は第4平面コイル326の内端点3261と電気的に接続されているため、電流はさらに内端点3261に流れ、時計回りに第4平面コイル326の端点から上側の矢印に示す方向に沿って流出する。各平面コイルは、当該調整出力電流を受け、相応の変化強度磁界を発生させ、4つの平面コイル間の電流方向が一致する為、磁界強度が4者の付加となる。また、電流によって発生する磁界の強度が最も強い箇所350が実質的に揃う(上下方向)ため、磁力線同士間に干渉が存在しないので磁界強度全体の減衰がない。全体としては、立体構造による磁場強度の向上に繋がる。
他の実施形態では、平面コイルモジュール300の数が2つ以上の場合、隣接し合う2つの平面コイルモジュール300の最外周の平面コイル(第1平面コイル323と第4平面コイル326)の端点が直列に接続され、首尾二つの平面コイルモジュール300の最外周の平面コイルの未直列接続が電流スイッチ220に直接電気的に接続する。
本発明では、平面コイルの形状は方形に限らず、特定のパターンを周回して形成されてもよい。図14に示すように、平面コイルモジュール300は、それぞれ3種類の異なる形状を持つ平面コイルが電気的接続されてもよい。本実施形態では、3つの平面コイルの外形はそれぞれ円形、星形及びハート形である。注目すべきは、各平面コイルは、電流によって発生する磁界の強度が最も強い箇所350が実質的に揃うようになるものとする。
本発明は人体を磁気刺激の標的としているが、応用上、あらゆる生体(動物や植物)にも拡張して幅広い医療や生物関係の研究を行うこともできる。
本発明は、前述のとおり実施形態により説明したが、本発明を限定するものではない。通常の知識を持ついかなる当業者は、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく種々の変更、潤色が可能であるが、いずれも本発明の保護範囲に属し、本発明の保護範囲が各請求項によって規定されるべきであることを理解するものとする。
100 電力供給モジュール
200 電流制御モジュール
210 信号発生器
220 電流スイッチ
230 電流制限器
300 平面コイルモジュール
310 第1絶縁基板
311 第1絶縁基板
3111 貫通孔
312 上層第1絶縁基板
3121 貫通孔
313 中層第1絶縁基板
3131 貫通孔
314 下層第1絶縁基板
3141 貫通孔
320 平面コイル
3221 内端点
321 第1平面コイル
3211 内端点
322 第2平面コイル
3221 内端点
323 第1平面コイル
3231 内端点
324 第2平面コイル
3241 内端点
3242 外端点
325 第3平面コイル
3251 内端点
3252 外端点
326 第4平面コイル
3261 内端点
330 防水保護層
331 第1防水保護層
332 第2防水保護層
333 第1防水保護層
334 第2防水保護層
340 メッキ材
350 電流によって発生する磁界の強度が最も強い箇所
360 磁気刺激領域
370 鉄芯
400 電気的接続モジュール
410 第2絶縁基板
420 リード線
430 防水保護層

Claims (14)

  1. 電力を供給する電力供給モジュールと、
    電力供給モジュールに電気的に接続する電流制御モジュールと、
    少なくとも一平面コイルモジュールと
    を備える平面コイル構造付き磁気刺激装置であり、
    前記電流制御モジュールは
    電流波形信号を発生する信号発生器と、
    前記信号発生器に電気的に接続し、前記電流波形信号により前記電力供給モジュールからの電流の波形を調整出力電流になるように調整する電流スイッチとを備え、
    前記平面コイルモジュールは
    1つが他の上に配されて平行に重なる複数の 絶縁基板と、
    平行に整列する複数の平面コイルであって各平面コイルは一の前記絶縁基板の表面の片側に取り付けられ、平行に整列する前記平面コイルの2つの隣接同士が電気的に接続される複数の平面コイルと、を備え、
    前記平面コイルは、平行に重なる前記絶縁基板の最も外側、並びに、平行に重なる前記絶縁基板の2つの隣接同士の間に取り付けられ、隣接し合う2つの平面コイルモジュールの端点が直列に接続され、首尾二つの平面コイルモジュールの最外周の平面コイルの未直列接続が前記電流スイッチに直接電気的に接続し、平面コイルは、前記調整出力電流を受け、相応の変化強度磁界を発生させ、同一平面コイルモジュール中の複数の平面コイルの間で同一回転方向に電流が流れ、各平面コイルは、電流によって発生する磁界の強度が最も強い箇所が実質的に揃うようになることを特徴とする平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  2. 前記平面コイルモジュールはさらに、電流により発生する磁界の強度が最も強い箇所に位置し、前記平面コイルモジュール全体の透磁率を増強する鉄心を備えることを特徴とする、請求項1に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  3. 前記電流制御モジュールはさらに、前記電力供給モジュールと前記電流スイッチとの間に電気的に接続され、前記電力供給モジュールからの電流を制限する電流制限器を備えることを特徴とする、請求項1に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  4. 隣接し合う2つの平面コイルは、前記第1絶縁基板に形成されたメッキ付き貫通穴を介して電気的に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  5. 前記電源モジュールは、少なくとも1つの一次電池、少なくとも1つの二次電池又は電源供給器を備えることを特徴とする、請求項1に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  6. 前記信号発生器は、波形発生器、パルス発生器あるいは周波数発生器であることを特徴とする、請求項1に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  7. 前記電流波形信号の波形は、正弦波、半正弦波、パルス波又は固定波形であることを特徴とする、請求項1に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  8. 請求前記平面コイルは、金属箔エッチング、巻線あるいは導電性接着剤により印刷されて形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  9. 前記第1絶縁基板の材質が、ベークライト板、コットン紙、エポキシ樹脂、ガラスクロス、ガラス繊維、フェノール樹脂、ガラス、ポリイミドあるいはポリエステルであることを特徴とする、請求項1に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  10. 前記平面コイルモジュール及び前記電流スイッチを電気的に接続して回路を形成する複数の電気的接続モジュールをさらに備え、それぞれの電気的接続モジュールが、
    第2絶縁基板と、
    前記第2絶縁基板に形成する少なくとも1つのリード線と、
    前記少なくとも1つのリード線及び前記第2絶縁基板に覆い、前記少なくとも1つのリード線を外部の水分から保護する防水保護層と
    を備えることを特徴とする、請求項1に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  11. 前記第2絶縁性基板の材料は、ポリイミド又はポリエステルであることを特徴とする、請求項10に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  12. 防水保護層の材料がポリイミドフィルム又はテレフタル酸ポリエチレンフィルムであることを特徴とする、請求項10に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  13. 前記平面コイルは、特定のパターンを囲むように形成されることを特徴とする、請求項1に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
  14. 前記平面コイルモジュールが前記調整出力電流によって発生する電気刺激磁界は、0~0.1テスラの間にあることを特徴とする、請求項1に記載の平面コイル構造付き磁気刺激装置。
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