JP7186202B2 - マルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ装置及びマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ作動制御方法 - Google Patents
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Description
一つのキャビティに具備された複数のゲートにそれぞれ対応するように設置され、縦方向で貫通するように形成されたピンガイド穴を有するノズルと、
上記各ゲートに供給するようにマニホルドのランナーと各ゲートを連通させ、上記マニホルドのランナーの溶融樹脂を各ゲートに供給する樹脂供給通路と、
上記ピンガイド穴の中で、下方のピン先端部がゲートを完全に閉鎖する最大前進位置と、ゲートを完全に開放する最大後進位置の間を移動できるように設けられたバルブピンと、
上記バルブピンがゲートを開放するためのゲート開放信号または上記バルブピンがゲートを閉鎖するためのゲート閉鎖信号を出力する制御部と、
上記制御部のゲート閉鎖信号又はゲート開放信号によってピストンが前進又は後進することにより、ピストンに組み込まれた上記バルブピンを最大前進位置又は最大後進位置に移動させるように構成したピストン機具とを含むマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ装置において、
先行ゲートよりキャビティ内部に流入した溶融樹脂が後続ゲートの位置に到達したとき当該後続ゲートの位置に対応した位置にあるバルブピンのピン先端部が、キャビティ内溶融樹脂による圧力により後進方向に押圧され、上記ピン先端部が上記後続ゲートを閉鎖したままの状態でバルブピンが感知位置まで後進する機構と、
上記感知位置に後進したバルブピンの感知部を感知し、溶融樹脂の後続ゲート位置到達信号を出力するセンサー部材を含み、
上記制御部は上記センサー部材より溶融樹脂の後続ゲート位置到達信号を受信すると、後続ゲート開放信号を出力し、
この後続ゲート開放信号により上記ピストン機具のピストンが後進して上記バルブピンを最大後進位置に後進させてキャビティの上記後続ゲートを開放する機構とを備えたことを特徴とするものである。
上記連結部収容溝は上記バルブピンが最大前進位置から上記感知位置に移動する際、上記ピストンの後進無しで上記バルブピンのみ感知位置に移動できるように、上記連結部収容溝の内側後方壁面と上記連結部のフランジの間に、上記感知位置とバルブピンの最大前進位置における感知部との間の距離に相応する間隙を形成したことを特徴とするものである。
センサー部材が感知位置に後進した上記バルブピンを感知して溶融樹脂の後続ゲート位置到達信号を出力する段階と、
制御部が上記センサー部材から溶融樹脂の後続ゲート位置到達信号を受信した時、圧縮空気を供給してピストンを最大後進位置に後進させる段階とを含むことを特徴とするものである。
3 ゲート
4 マニホルド
5 ランナー
10 ノズル
12a ピンガイド穴
13 樹脂供給通路
20 バルブピン
21 ピン先端部
30 ピストン機具
40 ピストン
70 センサー部材
P1 感知位置
G ゲート位置
M 溶融樹脂
Claims (8)
- 一つのキャビティに具備された複数のゲートにそれぞれ対応するように設置され、縦方向で貫通するように形成されたピンガイド穴を有するノズルと、
上記各ゲートに供給するようにマニホルドのランナーと各ゲートを連通させ、上記マニホルドのランナーの溶融樹脂を各ゲートに供給する樹脂供給通路と、
上記ピンガイド穴の中で、下方のピン先端部がゲートを完全に閉鎖する最大前進位置と、ゲートを完全に開放する最大後進位置の間を移動できるように設けられたバルブピンと、
上記バルブピンがゲートを開放するためのゲート開放信号または上記バルブピンがゲートを閉鎖するためのゲート閉鎖信号を出力する制御部と、
上記制御部のゲート閉鎖信号又はゲート開放信号によってピストンが前進又は後進することにより、ピストンに組み込まれた上記バルブピンを最大前進位置又は最大後進位置に移動させるように構成したピストン機具とを含むマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ装置において、
先行ゲートよりキャビティ内部に流入した溶融樹脂が後続ゲートの位置に到達したとき当該後続ゲートの位置に対応した位置にあるバルブピンのピン先端部が、キャビティ内溶融樹脂による圧力により後進方向に押圧され、上記ピン先端部が上記後続ゲートを閉鎖したままの状態でバルブピンが感知位置まで後進する機構と、
上記感知位置に後進したバルブピンの感知部を感知し、溶融樹脂の後続ゲート位置到達信号を出力するセンサー部材を含み、
上記制御部は上記センサー部材より溶融樹脂の後続ゲート位置到達信号を受信すると、後続ゲート開放信号を出力し、
この後続ゲート開放信号により上記ピストン機具のピストンが後進して上記バルブピンを最大後進位置に後進させてキャビティの上記後続ゲートを開放する機構とを備えたことを特徴とするマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ装置。 - 上記バルブピンは、下方にゲートを開閉するピン先端部を有し、上方にはヘッド部を有するバルブピンボディと、下方に上記バルブピンボディのヘッド部に連結される連結部を有し、上方には上記センサー部材を感知作動させる感知部を備えた延長ピンとから構成されていることを特徴とする請求項1記載のマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ装置。
- 上記ピストンは、シリンダーの内部空間で前進または後進作動時、上記バルブピンが最大前進位置または最大後進位置に移動できるように、中央軸に上記バルブピンの上記連結部を収容する連結部収容溝を有し、
上記連結部収容溝は上記バルブピンが最大前進位置から上記感知位置に移動する際、上記ピストンの後進無しで上記バルブピンのみ感知位置に移動できるように、上記連結部収容溝の内側後方壁面と上記連結部のフランジの間に、上記感知位置とバルブピンの最大前進位置における感知部との間の距離に相応する間隙を形成したことを特徴とする請求項2記載のマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ装置。 - 上記シリンダーに上記ピストンが移動可能に設けられ、上記シリンダーは内側壁から半径方向内側に延長された内部隔壁を有し、上記内部隔壁の下部には補助ピストンが設けられ、上記補助ピストンは下側空間に流入される圧縮空気により後進しながら上記ピストンを後進させて上記連結部収容溝に上記間隙を形成するように構成したことを特徴とする請求項3記載のマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ装置。
- 上記樹脂供給通路はノズルボディの外側面に螺旋型で形成されている螺旋溝となっており、上記螺旋溝の入口は上記マニホルドのランナーに連通され、出口は上記ノズルのピンガイド穴の先端に設けられた連結通路に連通されていることを特徴とする請求項1記載のマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ装置。
- 上記樹脂供給通路は、上記ノズルに設けられた上記ピンガイド穴とは別個にノズルに形成されていることを特徴とする請求項1記載のマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ装置。
- 上記センサー部材は上記感知位置に後進したバルブピンの感知部を感知することにより作動し、溶融樹脂の後続ゲート位置到達信号を出力するリミットスイッチまたは近接スイッチとして構成されるものであることを特徴とする請求項1記載のマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ装置。
- 請求項1から請求項7のいずれかに記載のマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ装置の作動を制御する方法において、先行ゲートを通じてキャビティ内部に注入された溶融樹脂が後続ゲート位置まで到達すると、後続ゲートを閉鎖しているバルブピンが、キャビティ流入溶融樹脂による圧力により感知位置に後進する段階と、
センサー部材が感知位置に後進した上記バルブピンを感知して溶融樹脂の後続ゲート位置到達信号を出力する段階と、
制御部が上記センサー部材から溶融樹脂の後続ゲート位置到達信号を受信した時、圧縮空気を供給してピストンを最大後進位置に後進させる段階とを含むことを特徴とするマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ作動制御方法。
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JP2020137080A Active JP7186202B2 (ja) | 2020-05-11 | 2020-08-14 | マルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ装置及びマルチゲートホットランナー射出金型のゲートバルブ作動制御方法 |
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Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001179786A (ja) | 1999-12-27 | 2001-07-03 | Kanto Auto Works Ltd | 多点ゲートを有する射出成形機 |
Also Published As
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