JP7185723B2 - ロードセル - Google Patents

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Description

本発明は、金型内に埋め込んで部分的な力を計測する小型かつ大荷重を計測可能なロードセルに関する。
重さ、圧力を計測するものとしてロードセルがある。市販されているロードセルは小型なものもあるが、それらは許容荷重が数t~数千tを計測するものではなく、ほぼ数t未満の重さ、圧力を精度良く計測することに重点が置かれている。なお、市販という意味は特注ではないという意味である。
一方、市販という制約を除けば、数百t程度の圧力や重さを測ることのできるロードセルの製作は可能であるようだが、ここで問題となるのは、特にほぼ50kN(約5t)を境として、小型という範疇を超えて、もはや非常に大きな構造体となる傾向にある。大きな構造体となってしまう理由は後述するが、構造体として大きなものとなると、数t~数千tというプレス圧力を計測しようとして、金型内に埋め込んで部分的な力を計測することが困難である。
そこでロードセルの小型化を目的とした技術として、例えば、特許文献1(特開2001-99698号公報)は、負荷特性に優れ、「小さな力」に対しても良好に測定できるロードセルを提供することを目的として、起歪体における歪ゲージを設ける部位(起歪部)と荷重受け部とを別体で構成し、これらの起歪部と荷重受け部とを溶接により接合することを提案している。
特許文献1は、荷重受け部からとこの荷重受け部の荷重を歪ゲージに伝達する起歪体とが鋼材などで一体形成された構成を前提としている。この前提構成において、小さな荷重を良好に測定できる小型なものを作成しようとして、起歪体の形状を小さくすると、起歪部の外周面も小さくなり、歪ゲージ貼り付けが困難になる、また、前記を回避しようとしてヤング率の小さい材料で起歪体を構成すると、荷重受け部の先端部の接触面強度が不足する、と課題提起している。
また、特許文献2(特開2014-81353号公報)には、高強度金属を打ち抜いて形成されるいわゆるビーム型の起歪体の小型化を図ることを目的として、起歪体を、少なくともバナジウム及びクロムを含み、鉄を主成分とする金属粉体をプレス成形して焼結することで得ることが提案されている。
特許文献2は、主として体重計を構成するロードセルにおけるビーム型の起歪体について、打ち抜き部分の幅を厚み以上とする必要があることから、起歪体の寸法に制約が生じることを前提課題としている。特許文献2は、この前提課題を解決して、かつ起歪体の寸法を小さくしたり、複雑な形状にしたりするために、起歪体を薄くするあるいは低強度金属を用いることを検討したが、こうすると起歪体自体の機械的強度が低下する可能性があり、一方、前記と逆に高強度金属を用いることも検討したが、こうすると打ち抜き断面がだれたりするなどの加工精度の差が生じて起歪体の厚みや幅を均一化できず、結果、測定精度が制限される、と前提課題とは別の新たな課題を提起している。
すなわち、特許文献1は、小さな荷重を良好に測定できる小型なロードセルの実現は可能であったとしても、起歪部と荷重受け部との溶接部分が数t~数千tに耐え得るとは思えず、また、大きな荷重によって荷重受け部が起歪部に対して傾く可能性があるとともに、位置ずれなく高精度で溶接されないと、分離、破壊してしまう。
一方、特許文献2は、高強度金属材料の粉体を焼結して一般的な冶金的見地では高強度な金属材料を得ることができるとしても、あくまでも小型で複雑な形状のビーム型の起歪体を得ることを主題とした、打ち抜き手法の代替として粉末冶金を採用しているに過ぎず、数t~数千tを計測できる程度の機械的強度を意図したものではない。
以上のとおり、上記特許文献1,2はいずれも該特許文献1,2各々の固有の技術的課題を解決するためになされたものではあり、また、従来の小型と称されるロードセルは、市販の範疇で、ある一定の重さ、圧力を精度良く計測できるが、それだけであって、小型でしかも数t~数千tを計測することを目指したものではなかった。
したがって、特許文献1,2と逆説的に、従来のほぼ50kN(約5t)を境として、例えば100kN(約10t)を計測可能なロードセルの構成は、自ずと単体では起歪体が大きくなって、少なくとも直径10cm以上、場合によっては直径15cm以上もの大きさとなり、比較的小型のロードセルを複数用いて分散させて計測する場合では複数のロードセルの総計面積が大きくなってしまい、いずれにおいても金型に内装することなどできなかった。
特開2001-99698号公報 特開2014-81353号公報
解決しようとする問題は、特許文献1,2を含む従来のロードセルは、例えば金型内に埋め込んで部分的な力を計測できる程度に小型で、かつ数t~数千tを計測できる構成ではなかった点である。
上記課題を解決するため、本発明は、金型装置に内装され、金型で生じる数t~数千tの圧縮荷重を計測するロードセルであって、150kgf/mm2 を超える圧縮荷重で塑性変形しない材質で、荷重受け部分と一体とされたコラム型で直径15cm未満の起歪体と、この起歪体の軸方向の途中位置の周面に設けた歪ゲージと、前記歪ゲージを設けた前記起歪体の中央部に被覆され、該起歪体の歪みに追従する保護体とを有し、前記起歪体の周辺には、前記荷重受け部、前記歪ゲージ、前記保護体のみが存在する構成とした。
本発明は、単位面積当たりの耐荷重の大きな材質を起歪体として採用することで、単純計算で、小型、すなわち数cm2 ~数10cm2 もの(断)面積があれば数t~数千tを計測できるという利点がある。
本発明のロードセル構成の一例を示す図である。 本発明のロードセル構成の他の例を示す図である。 各鋼材による引張強度とひずみ量の関係を示す図である。 ヒステリシスループ特性を説明するための図である。
本発明は、金型装置に内装され、金型で生じる圧縮荷重を計測できる直径数cm~10数cmの程度に小型で、かつ数t~数千tを計測できるロードセルを得るために、150kgf/mm2 を超える圧縮荷重で塑性変形しない材質で、荷重受け部分と一体とされたコラム型で直径15cm未満の起歪体と、この起歪体の軸方向の途中位置の周面に設けた歪ゲージと、前記歪ゲージを設けた前記起歪体の中央部に被覆され、該起歪体の歪みに追従する保護体とを有することとした。
本発明において、小型とは、金型内に埋め込んで部分的な力を計測するという特殊用途で使用可能な程度、具体的には起歪体(又はロードセル構成全体の平面視サイズ)が直径で数cm~およそ10cmを意味する。そして、本発明は、前記範囲のサイズでありながら金型で生じる数t~数千tの力を計測できるロードセルを提供することを課題とした。まず、本発明と同種の従来の(コラム型)ロードセルの構成について説明する。
一般的なコラム型ロードセルは、ケース内から突出して力を受ける部分(以下、荷重受け部という)が形成され、該ケース内に、荷重受け部と接続された本例では円柱状(コラム状)の起歪体と、この起歪体の周面に設けられ、起歪体の歪み量を電気抵抗の変化として検出する歪ゲージ及びこの歪ゲージにより形成された電気抵抗の変化を増幅するためのブリッジ回路が設けられ、該ケース外に歪ゲージからの出力を取り出してモニタする機構が設けられている。
上記一般的なコラム型のロードセル構成において、歪みゲージへの衝撃や摩擦による破損及び塵や埃の付着よるノイズを防止すると共に、起歪体を湿気や酸化による腐食から保護するためのケース(ハウジング)周りの構成が起歪体の径に対して全体構成を大きくしている。本願発明のロードセルの用途の特殊性を勘案すると、小型化のために、ケースと該ケースによる起歪体の保護空間の必要サイズから始まって、最終的にケースに代わる起歪体の別の保護手法があるのではないかと模索した。
その一方で、数t~数千tを計測できるロードセル(起歪体)について模索したところ、上記のとおり、小型という制約を外せば可能であるが、小型であるという制約を課すとケースが占める絶対的なサイズがネックとなって一定サイズからはどうしても小さくできないことが判った。つまりケースを小さくすると、それに伴って起歪体も小さく(コラム型で言うと径を小さく)せざるを得ず、その結果、大きな力や荷重を計測する起歪体とすることができないことが判った。
上記の現象に基づくと、従来、ケースは、コラム型の起歪体の径に対して確保する空間があると仮定すると、例えば、起歪体の径を大きくするとそれ相応にケース内の空間も大きくせざるを得なかったものと推測でき、従来の市販のロードセルが、ほぼ50kN(約5t)を境として、ロードセルのサイズが小さくとも直径15cm以上もの大きさとなることと符合する。
ここで、従来のロードセルにおける起歪体について考察すると、従来のロードセルにおける起歪体は、必要な機械的強度を備えながらも、比較的安定かつ明確に歪み、かつ耐蝕性及び加工性に優れた材質、すなわち一般的にアルミ合金や鉄鋼材料、ステンレス鋼などが使用されてきた。
これらの材料の強度は、次のとおりである。例えば、上記で言うと、アルミ合金であれば一般的にジュラルミンと言われるA2014の強度が約450MPa、鉄鋼材料では高炭素鋼のS50Cの強度が約600Mpa、合金鋼のSCM440(クロムモリブデン鋼)の強度が約990MPa、ステンレス鋼のSUS304の強度が約520MPa、同じくステンレス鋼のSUS630の強度が約1310MPaである。これら材料は、ロードセルの起歪体として採用した場合、破壊(引っ張って破断する)の境界の上記の強度から安全率を見込んで低めに設定される。
以上の考察から、ケースなどの起歪体外の周辺構成を工夫するにも限界があり、一般的な材質の起歪体の小型化に関しては上記強度の制約が生じることが判った。したがって、大荷重に耐え得る、つまり塑性変形しない材質を起歪体とすれば、単位面積あたりの耐塑性変形荷重も向上するから起歪体(径)を小型化可能であると仮定した。
また、上記のとおり起歪体を小型化すればケースもある程度の小型化は可能であるとしてもケースという概念では限界があることを考慮すると、ケースを排除することでさらなる小型化も可能であると仮定した。すなわち、本発明では、その用途の特殊性から、起歪体と歪ゲージ周辺をケースで囲って保護せず、起歪体の歪みに追従する柔軟な材料で「被覆」して保護することとした。
本発明は、目標とするロードセル構成全体の平面視サイズは直径で数cm~およそ15
cmの範囲とし、ここでは、具体的には直径10cmでありながら金型で生じる数t~数千tの力を許容荷重と想定して換算すると、少なくとも150kgf/mm2 を超える圧縮荷重で塑性変形しない起歪体とすれば、前記具体例の直径10cm(面積約78.5cm2)では、約1180tfを許容荷重とすることができる。
上記のとおり、起歪体は、150kgf/mm2 より下(一般に使われる材質が100kgf/mm2 以下)に塑性変形する強度限界がある場合、数t~数千tの力を計測しようとすると、起歪体のサイズ、引いてはロードセル全体サイズが、金型に内装することができないほど大きくなる可能性がある。
また、直径15cmを超えるサイズの起歪体又はロードセルのサイズであると、金型で生じる数t~数千tの力を計測できるとしても、前記と同じく金型に内装することができない可能性がある。したがって、本発明は、寸法と計測許容荷重とのバランスが重要であり、少なくとも150kgf/mm2 を超える圧縮荷重で塑性変形しない起歪体を採用すれば寸法の問題は自ずと解決できることとなった。
そして、本発明は、荷重受け部分について起歪体と別体とせず、起歪体と一体、つまり起歪体の一方端を荷重受け部分とすることで、さらに全体サイズの小型化の実現と、大きな力を計測するうえでの全体剛性の向上に寄与できることとなった。
さらに、本発明は、上記構成において歪ゲージは、一方端側と他方端側とを往復するように複数折り返された抵抗体の往復方向が、前記起歪体の軸と平行とされた第1歪ゲージと、起歪体の軸と直交とされた第2歪ゲージと、を1対とした、いわゆるクロスゲージを採用すれば、数t~数千tの力を精度よく計測できる。
以下、本発明をより具体的に説明する。本発明のロードセル1は、いわゆるコラム型とされ、図1及び図2に示すように、起歪体2と、この起歪体2の上端面又は下端面に一体的に形成された荷重受け部3と、該起歪体2の周面に設けられ、起歪体の歪み量を電気抵抗の変化として検出する歪ゲージ4と、起歪体2の特に歪ゲージ4を設けた中央部に被覆され、起歪体2の歪みに追従する樹脂でなる保護体5とを備え、これらの他、図示しないが、歪ゲージ4により形成された電気抵抗の変化を増幅するためのブリッジ回路、歪ゲージからのブリッジ回路を介した出力を取り出してモニタする機構、が設けられている。
本発明のロードセル1には、一般的なコラム型のロードセルとは異なり、起歪体2を収容するケースやその他例えばダイヤフラムなどの構成は存在しない。つまり、起歪体2周辺には、荷重受け部3、歪ゲージ4、保護体5のみが存在する構成であり、起歪体2の上下端面の直径がすなわちロードセル1全体直径ということとなる。
図1に示すロードセル1は、起歪体2が円柱のものを示し、図2に示すロードセル1は、起歪体2の中央部径が上下端部径より小さい円柱状のものを示している。図1のものは、金型装置構成上、起歪体2と周囲構成とが接触しない(干渉しない)場所に用い、図2のものは金型装置に内装された際に起歪体2の中央部位が干渉する場所に用いる(干渉しないように中央部の径が小さくなっている)。
また、本例では、歪ゲージ4は、一方端側と他方端側とを往復するように複数折り返された抵抗体の往復方向が、起歪体2の軸と平行とされた第1歪ゲージ4aと、起歪体の軸と直交とされた第2歪ゲージ4bと、を1対とした、いわゆるクロスゲージを採用している。なお、この歪ゲージ4の対の数は、直径対向位置で2対以上設けても構わない。
起歪体2は、数cm~およそ15cmの範囲の直径とされ、金型で生じる数t~数千tの力を計測できるものを採用している。つまり、上記直径から換算すると単位面積あたり150kgf/mm2 を超える圧縮荷重で塑性変形しない起歪体2を採用している。
本発明では、単位面積あたり150kgf/mm2 を超える圧縮荷重で塑性変形しない起歪体2として、例えば、次の強度を有した工具鋼を採用して好適である。
図3に示すように、各鋼材の引張強度と歪み量との関係は、σ=εE(フックの法則 σ:応力 E:縦弾性係数 ε:ひずみ)から、ε=σ/Eにて簡易的に求めることができる。例えば鉄系材料は210GPa、アルミ合金は70GPa、超硬合金は400~500GPaとされている。
なお、図3では各種鋼材の引張強度を示しているが、本発明の専らの用途は金型の押圧荷重を計測するので、計測したい力は引張強度ではなく、圧縮強度である。ここで、各材料は引張強度についての公称値があるが、圧縮強度の公称値が存在しないものもある。図4にはヒステリシスループ特性を示す。すなわち、このヒステリシスループ特性に基づけば、引張強度を圧縮強度として見ても、歪み量、降伏点(弾性限界)にほとんど差が生じないということがわかる。
図4によれば、一般的なロードセルの起歪体として採用され得る、鉄鋼材料のS400、S50C、合金鋼のSCM440、ステンレス鋼のSUS304、アルミ合金のA2014、は、(引張)強度が約1000MPa以下である。また、SUS630については強度が約1310MPaである。
上記に対し、JISで規定された合金工具鋼として規定されるSKD11(図4)やSKD61、SKS3など、ハイスと称される、高速度(工具)鋼として規定されるSKH51(図4)など、マトリックスハイス鋼として規定されるYXR7など、粉末ハイス鋼として規定されるHAP40、タングステンカーバイドを主成分とした超硬合金のNC16(図4)は、(引張)強度が約1500MPa以上である。すなわち、これらは1500MPa以上の力を許容できることとなる。
これを単位面積mm2 として換算すると、150kgf/mm2 となり、この条件を起歪体2の条件とすれば、単純計算で1cm2 の面積で15tfの許容荷重の起歪体2となり、つまり数cm~およそ10数cm程度の直径で、数t~数千tの力で塑性変形しない起歪体2を得られることとなる。
ちなみに、本発明は、鋼材種で限定されないが、従来のロードセルに使われなかった背景としては、工具鋼など高強度な鋼材は、一般的には工具に使用することが多く、つまり非常に硬い材料であることから、例えば加工が非常に難しいゆえ、こうした構成部品の一つとして使用することが考えられなかったと推測される。しかし本発明では起歪体2の形状も特段複雑ではなく、また、起歪体2の上下端面が(図1のように)そのまま荷重受け部3とされることから、採用するには好適であった。
さらに、本発明は、コラム型の起歪体2を保護するケースを排除してわりに起歪体2の歪みに追従する例えば樹脂でなる保護体5で起歪体2を保護することで、長期使用にも耐えることができ、また、本発明は、歪ゲージ4を第1歪ゲージ4aと第2歪ゲージ4bを用いてクロスゲージとすることで、大きな力や重さを計測する際にも比較的精度良く計測が可能である。
1 ロードセル
2 起歪体
3 荷重受け部
4 歪ゲージ
4a 第1歪ゲージ
4b 第2歪ゲージ
5 保護体

Claims (2)

  1. 金型装置に内装され、金型で生じる数t~数千tの圧縮荷重を計測するロードセルであって、150kgf/mm2 を超える圧縮荷重で塑性変形しない材質で、荷重受け部分と一体とされたコラム型で直径15cm未満の起歪体と、この起歪体の軸方向の途中位置の周面に設けた歪ゲージと、前記歪ゲージを設けた前記起歪体の中央部に被覆され、該起歪体の歪みに追従する保護体とを有し、前記起歪体の周辺には、前記荷重受け部、前記歪ゲージ、前記保護体のみが存在する構成とされたロードセル。
  2. 前記歪ゲージは、一方端側と他方端側とを往復するように複数折り返された抵抗体の前記往復方向が、前記起歪体の軸と平行とされた第1歪ゲージと、前記起歪体の軸と直交とされた第2歪ゲージと、を1対とした請求項1記載のロードセル。
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