JP7182128B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本開示は、光ディスクにデータの記録再生を行う光ディスク装置、及び光学的にデータが記録される光ディスクに関する。
現在、映像またはデータ等を保存する情報記録媒体として、DVDまたはBlu-ray(登録商標)ディスク(以下、BDとする)等多くの種類の光ディスクが使用されている。データの保存時のスペース効率の観点から、光ディスクのコストを上げずに、体積当たりの記録容量を向上させる技術として、トラック密度を向上させる技術と、線密度を向上させる技術とがある。また、光ディスクにおいて、所定のブロック単位で誤り訂正を行うことが知られている(例えば、特許文献1参照)。光ディスク面上に傷や埃が付着すると、連続的な誤りが発生する。連続的なものも含め、誤り数が非常に多い場合には誤り訂正で訂正できない可能性が高くなるため、当該ブロックのデータを別に設けた交替用のトラックに改めて記録することも行われる。
光ディスクの記録容量向上のために記録密度の向上が図られているが、密度の向上にともなって再生したときのビット誤り数も増加してしまうため、誤り訂正能力を向上させた誤り訂正符号技術がある(例えば、特許文献2参照)。
国際公開第2004/001219号 特開2017-168175号公報
本開示は、高密度化した光ディスクに記録されたデータの安定な再生と、記録容量を効率的に活用することを可能にする光ディスク装置を提供する。
本開示における光ディスク装置は、光ディスク上のトラックに所定のブロック単位で記録データを記録再生する光ディスク装置であって、前記記録データを第1の誤り訂正符号フォーマットで符号化する第1の誤り訂正符号化回路と、前記記録データを第2の誤り訂正符号フォーマットで符号化する第2の誤り訂正符号化回路と、前記第1の誤り訂正符号化回路または前記第2の誤り訂正符号化回路で符号化された前記記録データを記録信号に変換して光ディスクに記録する記録手段とを備え、前記第2の誤り訂正符号フォーマットは、前記第1の誤り訂正符号フォーマットとは異なる前記記録データの並び配置、かつ前記第1の誤り訂正符号フォーマットより高い冗長度で第2のパリティコードを生成するように構成され、前記記録手段は、前記第1の誤り訂正符号化回路により符号化された前記記録データを記録し、前記第2の誤り訂正符号化回路により符号化された前記記録データのうち前記第2のパリティコードのみを記録することを特徴とする。
本開示における光ディスク装置は、高密度化した光ディスクに記録されたデータの安定な再生と、記録容量を効率的に活用することが可能である。
実施の形態1における光ディスク装置の構成を示すブロック図 光ディスクの領域フォーマットの構成を示す図 第1のフォーマットの構成を示す図 第2のフォーマットの構成を示す図 第2のフォーマットブロックをデータゾーンに記録する場合の光ディスクの領域フォーマットの構成を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
[1.構成]
図1は、本実施の形態における光ディスク装置10の構成図である。図1に示すように、光ディスク装置10は、光ヘッド101、スピンドルモータ102、サーボコントローラ103、レーザ駆動回路104、データ変調回路105、第1の誤り訂正符号化回路106、第2の誤り訂正符号化回路107、再生信号復号回路108、データ復調回路109、第1の誤り訂正復号回路110、第2の誤り訂正復号回路111、アドレス再生回路112、フォーマット選択回路113、I/F回路114、バッファメモリ115、システムコントローラ116及びROM(Read Only Memory)117を備える。
光ディスク装置10は、光ディスク100に対してユーザデータの記録及び再生を行う。光ディスク100には、内周から外周にかけてらせん状にトラックが形成される。トラックは、グルーブにより形成されるグルーブトラックと、隣接するグルーブトラックの間に形成されるランドトラックとからなる。ユーザデータは、グルーブトラック及びランドトラックのいずれにも記録される。
スピンドルモータ102は、光ディスク100を回転させる。光ヘッド101は、光ディスク100に光ビームを照射することにより、光ディスク100へのユーザデータの記録及び光ディスク100からのユーザデータの再生を行う。
サーボコントローラ103は、光ヘッド101及びスピンドルモータ102を制御し、光ヘッド101から光ディスク100に照射された光ビームを光ディスク100上に設けられたトラックに集光して走査する制御、及び、目的のトラックにアクセスする移動制御を行う。サーボコントローラ103は、光ヘッド101が光ディスク100を所定の線速度で走査するように、光ヘッド101の位置とスピンドルモータ102の回転数とを制御する。
I/F回路114は、光ディスク100に記録するユーザデータをホスト118から受け取り、バッファメモリ115に格納する。また、I/F回路114は、光ディスク100から再生し得られたバッファメモリ115に格納されているユーザデータをホスト118へ送る。他の内部ブロックに対してバッファメモリ115に格納されたユーザデータなどを送出したり、逆に、他の内部ブロックから受け取ったユーザデータなどをバッファメモリに格納することも行う。
第1の誤り訂正符号化回路106は、I/F回路114から受け取ったユーザデータに、誤り訂正するためのパリティコードを付加して第1のフォーマット(第1の誤り訂正符号フォーマットの一例)での第1の符号化データを生成する。
第2の誤り訂正符号化回路107は、第1の誤り訂正符号化回路106と同じユーザデータをI/F回路114から受け取り、第2のフォーマット(第2の誤り訂正符号フォーマットの一例)に従って誤り訂正するためのパリティコードを第2の符号化データとして生成する。
データ変調回路105は、第1の誤り訂正符号化回路106からの第1の符号化データ、あるいは第2の誤り訂正符号化回路107からの第2の符号化データを受け取り、所定の変調則にしたがって変調した変調信号を生成する。この変調信号が光ディスク100上のトラックに記録される。第1のフォーマットか、第2のフォーマットかの選択は、フォーマット選択回路113から制御される。
レーザ駆動回路104は、光ディスク100上に正確にマークを形成するために変調信号を光パルスに変換し、光ヘッド101のレーザを駆動する。照射されたレーザの熱により、光ディスク100上にマークが形成される。
一方、光ディスク100上に記録されたユーザデータは、再生信号復号回路108、データ復調回路109、第1の誤り訂正復号回路110、第2の誤り訂正復号回路111によって再生される。
光ヘッド101は、光ディスク100に光ビームを照射し、光ディスク100からの反射光を検出する。光ヘッド101は検出した反射光に基づいて再生信号を出力する。
再生信号復号回路108は、光ヘッド101が出力する再生信号を復号して復号信号を生成する。具体的には、再生信号と期待値波形との比較から最も近い期待値波形を選択し、期待値波形の元となる2値信号を復号信号として出力するPRML信号処理技術で実現される。符号間干渉の幅を長くとった条件にすることで高線密度化に対応した再生性能を得ることができる。
データ復調回路109は、所定の変調則にしたがって、復号信号から第1の符号化データ、あるいは第2の符号化データを復調する。第1のフォーマットか、第2のフォーマットかの選択は、フォーマット選択回路113から制御される。
第1の誤り訂正復号回路110は、復調された第1の符号化データの誤りを訂正し、ユーザデータを復元する。
第2の誤り訂正復号回路111は、第2の符号化データをパリティコードとして用いて、第1の符号化データの誤りを訂正し、ユーザデータを復元する。
アドレス再生回路112は、光ヘッド101で検出された光ディスク100のトラックの蛇行に応じたウォブル信号からアドレス情報を再生して出力する。光ディスク100のトラックは所定の周期で蛇行して形成されており、所定の周期が変調されることによりトラックの位置が分かるようにアドレス情報が含まれている。
フォーマット選択回路113は、光ディスク100のトラックに記録する符号化データの誤り訂正フォーマットを選択する。選択された誤り訂正フォーマットに従って、第1の誤り訂正符号化回路106、第2の誤り訂正符号化回路107、データ変調回路105、第1の誤り訂正復号回路110、第2の誤り訂正復号回路111、データ復調回路109が動作する。
ROM117は、フラッシュメモリで構成される。ROM117は、システムコントローラ116が光ディスク装置10全体を制御するためのプログラムを記憶する。
システムコントローラ116は、ROM117に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各回路の制御及びホスト118との通信の制御を行う。なお、図1においては便宜上、システムコントローラ116からフォーマット選択回路113以外の構成要素に対する制御を示す矢印を省略している。本実施の形態における光ディスク装置10のシステムコントローラ116は、アドレス再生回路112が出力するアドレス情報から光ディスク100上の領域を確定し、領域に応じた誤り訂正フォーマットで符号化データを記録するように、フォーマット選択回路113を制御する。
図2は、光ディスク100上の領域フォーマットの構成を示している。内周側には、光ディスク100のトラックの使用状況等を管理する管理情報等を記録するインナー(Innerゾーンが配置される。インナーゾーンの外周側には、交替記録用に用いられる交替ゾーンが配置される。傷や埃が要因となって発生する連続的な誤りなど、第1の誤り訂正復号回路110で誤り訂正できない可能性がある場合、当該ブロックのデータの誤り訂正ができるように、第2の誤り訂正符号化回路により生成した第2の符号化データを、第2のフォーマットで交替ゾーンに記録する。交替ゾーンの外周側の残りの領域には、ホスト118から送信されたユーザデータを記録するデータゾーンが配置される。データゾーンでは、符号化フォーマットとして第1のフォーマットが用いられる。システムコントローラ116は、フォーマット選択回路113に対して、記録対象の領域がデータゾーンであるか交替ゾーンであるかに応じて符号化フォーマットを切り替えるように制御する。
図3は、第1の誤り訂正符号化回路106によるデータブロック単位の符号化の際の第1のフォーマットの構成を示している。誤り訂正符号として、10ビットを1シンボルとしたリードソロモン積符号を用いている。内符号は、記録データ232シンボルに対して、4シンボルの内符号パリティコードを付加する。外符号は、記録データ906シンボルに対して、76シンボルの外符号パリティコードを付加する。これにより、1データブロック当たりの内符号の数は、906+76=982となり、1データブロック当たりの外符号の数は、232+4=236となる。1つのデータブロックには、906×232=210192シンボル、すなわち210192(シンボル)×10(ビット)÷8(ビット)=262740バイトの記録データが含まれる。ホスト118から送信されたユーザデータは、第1の誤り訂正符号化回路106において、2048バイト毎に4バイトの誤り検出パリティコードが付加されて2052バイトとなる。この2052バイトが128組で262656バイトとなる。さらに、記録する位置を示すアドレス情報等のコントロールデータと、コントロールデータに対する誤り訂正パリティコードとを付加した84バイトを加え、合計262740バイトの記録データとなる。この262740バイトの記録データが、前述したリードソロモン積符号の第1のフォーマットに従って符号化されて第1の符号化データとなる。コントロールデータは、副情報の一例である。
ユーザデータやコントロールデータから成る262656バイトのデータは、10ビット毎のシンボルDnに分けられ、図3に示すように、D0、D1、D2と内符号の方向に順に並べられる。1番目の内符号はD0からD231のデータと4シンボルのパリティコードからなり、2番目の内符号はD232からD463と4シンボルのパリティコードからなる。1番目の外符号はD0、D232、D464と各内符号の先頭シンボルと76シンボルのパリティコードからなり、2番目の外符号はD1,D233、D465と各内符号の2番目のシンボルと76シンボルのパリティコードからなる。第1の符号化データを記録するときには第1のフォーマットが用いられる。
第1のフォーマットは、内符号の方向をトラックに対する記録方向として、1番目の内符号、2番目の内符号と順に並べられる。図3に示すリードソロモン積符号フォーマットの内符号の1符号を1フレームとし、RLL(Run-Length Limited)(1,10)変調則にしたがって、第1の符号化データに変調される。フレームの先頭には変調則には含まれない12Tを用いた同期パターンが付加される。さらに、変調信号の周波数特性に低域成分が含まれないように、マークとスペースの比率を均等にするDC制御ビットが所定間隔で挿入される。フレームの数は、内符号の数と等しく、982フレームになる。データブロックの先頭には所定の長さのランイン(Runin)が付加され、終端には所定の長さのランアウト(Runout)が付加される。ランインは、再生信号復号回路108において、先頭のフレームから安定な信号処理ができるように、再生信号の振幅の制御等に用いられる領域である。ランアウトは、次に続くデータブロックを記録する際に、データブロック同士が重なってしまったり、隙間ができたりしないようにするための緩衝領域である。
図4は、第2の誤り訂正符号化回路107によるデータブロック単位の符号化の際の第2のフォーマットを示している。誤り訂正符号は、第1の誤り訂正符号化回路106と同様に10ビットを1シンボルとしたリードソロモン符号を用いる。第1のフォーマットと異なり、積符号ではなく、横方向のシンボル数を464シンボルと2倍大きくし、縦方向のシンボル数は453シンボルに対して122シンボルの第2のパリティコードを付加している。第1のフォーマットのパリティコード数が21560シンボルであることに対し、第2のフォーマットは56608シンボルと2.6倍多くなっている。また、記録データは、第1のフォーマットのようにD0、D1、D2と横方向に順番ではなく、D0、D463、D1、D462と異なる順番で並べられ、それぞれ縦方向の符号としてパリティコードが生成される。
第2のフォーマットは、第1のフォーマットと同じく、横方向をトラックに対する記録方向として記録される。第1のフォーマットは記録データとパリティコードの両方を記録したが、第2のフォーマットでは、記録データは記録せず、パリティコードのみ記録される。パリティコードP0、P122、P244の順に232シンボルを1フレームとし、RLL変調則にしたがって、第2のパリティコードが変調される。フレームの先頭には変調則には含まれない12Tを用いた同期パターンが付加される。さらに、変調信号の周波数特性に低域成分が含まれないように、マークとスペースの比率を均等にするDC制御ビットが所定間隔で挿入される。56608シンボルのパリティコードと、記録する位置を示すアドレス情報等のコントロールデータ976シンボルを含んで、244フレームで構成される。第1のフォーマットと同様に、データブロックの先頭には所定の長さのランイン(Runin)が付加され、終端には所定の長さのランアウト(Runout)が付加される。
第1のフォーマット及び第2のフォーマットにおいて、ランインとランアウトは共通で、その長さは合計で2フレームの長さになる。したがって、第1のフォーマットのデータブロックの長さは984フレーム、第2のフォーマットのデータブロックの長さは246フレームとなる。第2のフォーマットのデータブロックの長さは、第1のフォーマットのデータブロックの長さの4分の1になる。図2に示すように、第1フォーマットの1データブロックに対してアドレス情報は0x80単位で付与され、第2のフォーマットの1データブロックに対してアドレス情報は0x20単位で付与される。交替ゾーンの第2のフォーマットとデータゾーンの第1のフォーマットとで、記録再生のデータブロックの長さが切り替わるが、光ディスク100のトラック上の物理的な位置とアドレス情報の関係は一定で維持されている。このため、交替ゾーンとデータゾーンとの境界をまたがった場合においても、システムコントローラ116は、特に処理条件の切替等行うことなく、アドレス再生回路112から得られるアドレス情報を用いて、光ディスク100上の任意の位置のデータブロックにアクセスすることができる。
[2.動作]
次に、本実施の形態における光ディスク装置10の動作について説明する。
まず、本実施の形態における光ディスク装置10による光ディスク100のデータゾーンのトラックへの記録動作について説明する。
I/F回路114は、ホスト118から送信されたユーザデータと記録先の論理アドレスとを取得する。ユーザデータは第1のフォーマットに従った単位のデータブロックに分割され、データブロック毎に第1の誤り訂正符号化回路106へと送られる。
第1の誤り訂正符号化回路106は、データブロック単位のユーザデータに、再生時の誤りを訂正するためのパリティコードを付加して第1の符号化データとする。
データ変調回路105は、パリティコードが付加された第1の符号化データを、所定の変調則に従って第1のフォーマットの変調信号に変調する。
レーザ駆動回路104は、光ディスク100上に正確に記録マークを形成するために、変調信号をもとにキャッスル型のパルス波形に変換し、レーザを駆動するための駆動信号を光ヘッド101へ出力する。
光ヘッド101は、記録先の論理アドレスに対応する光ディスク100上の位置にレーザパルスを照射することで変調信号に対応したマークを記録する。
システムコントローラ116は、上記の記録動作を制御する。システムコントローラ116は、I/F回路114で取得された記録先の論理アドレスに基づいて、光ディスク100上に記録する位置を決定し、サーボコントローラ103を制御して光ヘッド101を目的位置に移動させる。目的位置となるトラックに到達する前に、フォーマット選択回路113を介して第1のフォーマットでの動作を指示し、第1の誤り訂正符号化回路106を動作させる。データ変調回路105もフォーマット選択回路113からの指定にしたがって、第1のフォーマットに対応した第1のフォーマットで変調信号を出力する。目標位置に到達したときにデータ変調回路105とレーザ駆動回路104とを動作させて記録を行う。
次に、本実施の形態における光ディスク装置10の再生動作について説明する。
光ディスク100に対する再生位置の特定については、記録動作における記録位置の特定の動作と同様である。システムコントローラ116は、再生するデータブロックの位置となったときに、再生信号復号回路108と、データ復調回路109と、第1の誤り訂正復号回路110と、フォーマット選択回路113とを動作させてユーザデータの再生を行う。
再生信号復号回路108は、再生信号と期待値波形との比較から最も近い期待値波形を選択し、期待値波形の元となる2値化信号を復号信号として出力する。
データ復調回路109は、復号信号を第1のフォーマットと所定の変調則にしたがって復調し、第1の誤り訂正復号回路110は、復調された符号化データの誤りを訂正してユーザデータとコントロールデータを復元する。
第1の誤り訂正復号回路110は、データブロック内において訂正した誤り数をシステムコントローラ116に伝える。例えば、システムコントローラ116は、第1のフォーマットで記録したデータブロックにおいて第1の閾値を超える連続誤りが発生し、所定の誤り数を超えた場合、第1のフォーマットのデータブロックのトラックとは異なる交替ゾーンのトラックへの交替記録を実行する。システムコントローラ116は、誤り数が所定の条件を超えた場合、さらに誤りが増加すると第1の誤り訂正復号回路110では訂正できなくなる可能性が高くなるため、交替ゾーンに交替記録を行うように制御する。図3に示すように、第1のフォーマットでは、外符号パリティコードとして76シンボルあるため、1つの外符号語において38シンボルまで訂正することができる。システムコントローラ116は、誤り数が30シンボルを超える外符号語があった場合、交替記録を行う判定をする。また、内符号方向に100シンボル以上の連続的な誤りが、合計して20個(20フレーム)以上の内符号に存在した場合にも交替記録を行う判定をする。傷や埃などによる連続的な誤りがある場合、再生信号だけでなく、トラックにレーザを照射するフォーカス制御やトラッキング制御にも悪影響を及ぼし、誤り数を増加させやすいため、少ない条件で交替記録を行う。
第1の誤り訂正復号回路110により誤りが訂正され、バッファメモリ115には当該ブロックのユーザデータとコントロールデータが格納されている。I/F回路114を通して、ホスト118に対して再生したユーザデータを出力する。
システムコントローラ116は、上記の再生動作を制御する。システムコントローラ116は、I/F回路114で取得された再生先の論理アドレスに基づいて、光ディスク100上の再生する位置を決定し、サーボコントローラ103を制御して光ヘッド101を目的位置に移動させる。目的位置となるトラックに到達する前に、フォーマット選択回路113を介して第1のフォーマットでの動作を指示し、目標位置に到達したときに、再生信号復号回路108とデータ復調回路109とを動作させ、続いて第1の誤り訂正復号回路110を動作させてユーザデータとコントロールデータを復元する。復元されたユーザデータはバッファメモリ115に格納されており、I/F回路114を通して、ホスト118へとユーザデータを送出することで再生動作が完了する。
次に、本実施の形態における光ディスク装置10の光ディスク100の交替ゾーンのトラックへの記録動作について説明する。
前述のとおり、再生した結果から所定の誤り数の条件を超えた場合(この条件を超えたデータブロックをブロックXとする)に交替ゾーンのトラックに交替記録が行われる。
第2の誤り訂正符号化回路107は、再生してバッファメモリ115に格納されている当該ブロックXのユーザデータに対し、第2のフォーマットでの符号化を行い、第2のパリティコードを生成する。
データ変調回路105は、第2のパリティコード(第2の符号化データ)を、所定の変調則に従って第2のフォーマットの変調信号に変調する。
レーザ駆動回路104は、光ディスク100上に正確に記録マークを形成するために、変調信号をもとにキャッスル型のパルス波形に変換し、レーザを駆動するための駆動信号を光ヘッド101へ出力する。
光ヘッド101は、記録先の論理アドレスに対応する光ディスク100上の位置にレーザパルスを照射することで変調信号に対応したマークを記録する。
以上の動作により、当該ブロックXに記録されていたユーザデータに対して追加された第2のパリティコードが交替ゾーンのトラックに記録される。システムコントローラ116は、上記の記録動作を制御する。システムコントローラ116は、Innerゾーンに既に記録されている管理情報に基づいて、交替ゾーンに記録する位置を決定し、サーボコントローラ103を制御して光ヘッド101を目的位置に移動させる。目的位置となるトラックに到達する前に、フォーマット選択回路113を介して第2のフォーマットでの動作を指示し、第2の誤り訂正符号化回路107を動作させる。データ変調回路105もフォーマット選択回路113からの指定にしたがって、第2のフォーマットに対応した第2のフォーマットで変調信号を出力する。目標位置に到達したときにデータ変調回路105とレーザ駆動回路104とを動作させて記録を行う。また、システムコントローラ116は、当該ブロックXの位置を示すアドレス情報と、対応する第2のパリティコードを記録した交替ゾーンの位置を示すアドレス情報とを含むように管理情報を更新し、Innerゾーンに記録する。
次に、本実施の形態における光ディスク装置10の光ディスク100の交替ゾーンに記録された第2のパリティコードを用いた前述の当該ブロックXの再生動作について説明する。
I/F回路114を通してホスト118から当該ブロックXに記録されているユーザデータの再生要求が発生する。システムコントローラ116は、あらかじめ取得していた管理情報から、当該ブロックXに対して交替ゾーンにも第2のパリティコードが記録されていることを確認する。
システムコントローラ116は、まず前述の再生動作により、当該ブロックXを第1のフォーマットに従って再生する。続いて、当該ブロックXに対応する第2のパリティコードが記録されている交替ゾーンの位置に、光ヘッド101を移動させ、フォーマット選択回路113と再生信号復号回路108とデータ復調回路109を第2のフォーマットで動作させる。データ復調回路109により復調された第2のパリティデータと、すでにバッファメモリ115に格納されている第1の符号化データとを用いて、第2の誤り訂正復号回路111を動作させる。
第2の誤り訂正復号回路111は、高い冗長度となる第2のパリディコードを用いた強力な訂正能力で図4に示す記録データの誤りを訂正する。ここで誤りが残っている場合、続いて第1の誤り訂正復号回路110を動作させて、外符号の誤り訂正と内符号の誤り訂正を繰り返し実施することで全ての誤りを訂正する。第1の誤り訂正復号回路110を動作させた後でもなお誤りが残っている場合には、再度第2の誤り訂正復号回路111も動作させる繰り返し処理を行うと、さらに訂正能力を高めることも可能である。図3と図4に示すように、第1のフォーマットと第2のフォーマットにおいて、記録データDnを異なる並び配置にして、それぞれのパリティコードを生成しているため、第1の誤り訂正復号回路110と第2の誤り訂正復号回路111の繰り返し処理により、誤り訂正能力を高めることが実現できている。
以上の動作で全ての誤りが訂正されれば、バッファメモリ115に格納されているユーザデータを、I/F回路114を通してホスト118へと送出することで再生動作が完了する。
従来、交替ゾーンでの交替記録は、データゾーンと同じ第1のフォーマットで記録されていた。この場合、交替ゾーンは、第1のフォーマットのデータブロック単位で消費されることになる。一方、本実施の形態では、第2のフォーマットのデータブロックの長さは、第1のフォーマットのデータブロックの長さの4分の1であるため、交替ゾーンを4倍大きく使えることとなる。なおかつ、冗長度を高めたため、訂正能力も高くすることができている。
第1のフォーマットの場合、外符号パリティコードを最大限用いて、8986シンボル(=236シンボル×38フレーム)の連続誤りを訂正することができる。一方、第2のフォーマットの場合、第2のパリティコードを最大限用いて、28304シンボル(=464×61)の連続誤りを訂正することができる。このように第2のフォーマットにより約3倍の連続誤りを訂正することができるが、これ以上の連続誤りがあった場合には、繰り返し処理を行ったとしても必ずしも訂正できるとは限らない。例えば、システムコントローラ116は、第1のフォーマットで記録したデータブロックにおいて第1の閾値より大きい第2の閾値を超える連続誤りが発生した場合、あるいはこれに相当する欠陥部分が検出された場合、第1のフォーマットで符号化したデータを改めて異なるトラックに記録するようにしてもよい。具体的には、第1のフォーマットにおいて20フレームを超える連続誤りがある場合には第2のフォーマットを用いた交替記録を行い、第2のパリティコードでも訂正することが困難になるような大きな欠陥、例えば20060シンボル(=236シンボル×85フレーム)を超える連続誤りがある場合には、第1のフォーマットでユーザデータを含めて別のトラックに記録してもよい。
上述した実施の形態の動作において、第2のパリティコードを、大きく半径位置の異なる交替ゾーンに記録する場合、記録時にも再生時にも大きく半径位置が異なるトラック間で、光ヘッド101を往復移動する動作が発生する。また、この際には、それぞれの半径位置で所定の線速度になるように、スピンドルモータ102の回転数を上下させる制御も発生する。第2のパリティコードを記録または再生する時間に対し、これらの移動や制御に要する時間は長くなってしまう。したがって、ホスト118からの要求であるユーザデータの記録または再生における転送時間が長くかかってしまうことが生じ得る。
上記課題を解決するため、第2のパリティコードを交替ゾーンではなく、データゾーンに記録してもよい。図5は、第2のパリティコード(第2のフォーマットブロック)をデータゾーンに記録する方法を示している。図5において、第2のフォーマットブロックをデータゾーンに記録する場合の光ディスクの領域フォーマットの構成を示している。
光ディスク100上のユーザデータを記録するデータゾーンにおいて、第1のパリティコードを含む第1のフォーマットブロック(第1のブロックの一例)が記録され、所定の条件において、第1のフォーマットブロックの後続位置に、当該ユーザデータに対する第2のパリティコードを含む第2のフォーマットブロック(第2のブロックの一例)が記録される。
光ディスク装置10は、第1のフォーマットブロックB2での記録または再生において、所定以上の欠陥部分や誤り数が検出された場合、後続する位置に第2のフォーマットブロックB2に含まれるユーザデータに対する第2のパリティコード(第2のフォーマットブロックB2)を記録する。通常は次の第1のフォーマットブロックB3が記録される位置に、第2のフォーマットブロックB2を記録し、これに続いて第1のフォーマットブロックB3を記録する。例えば、上述した交替記録を行う場合と同様に、第1のフォーマットで記録したデータブロックにおいて第1の閾値を超える連続誤りが発生した場合、あるいはこれに相当する欠陥部分が検出された場合、光ディスク装置10は、第1のフォーマットブロックB2に後続して第2のパリティコードを含む第2のフォーマットブロックB2を記録する。
第1のフォーマットブロックだけが連続している場合、データ復調回路109は、一定の間隔で第1のフォーマットブロックの先頭位置を特定して動作すればよい。一方、第2のフォーマットブロックが間に挿入されている場合、データ復調回路109は、ブロックの先頭位置において、第1のフォーマットブロックであるか、第2のフォーマットブロックであるかを判定する必要がある。
図5に示すように、第1のフォーマットブロックおよび第2のフォーマットブロックは、いずれもランイン区間、データフレーム区間、ランアウト区間を含んで構成されている。データフレーム区間には、符号化されたユーザデータやパリティコードが記録される。ランイン区間は、再生信号復号回路108の信号処理状態の安定化制御のための繰り返しパターンと、ブロック先頭位置を確定するためのブロック先頭同期パターンと、第1のフォーマットブロックか第2のフォーマットブロックかを示すフォーマット識別情報とを含んで構成されている。フォーマット識別情報は、第1のフォーマットブロックであることを示す第1の固有パターン、もしくは第2のフォーマットブロックであることを示す第2の固有パターンのいずれかが用いられる。ランアウト区間は、後続するフォーマットブロックとの緩衝区間として設けられる。データ復調回路109は、フォーマット識別情報の検出結果に応じて、第1のフォーマットブロックもしくは第2のフォーマットブロックの再生動作を行うことが可能となる。
システムコントローラ116は、欠陥や誤り数の検出結果に応じて、上記第2のフォーマットブロックの挿入記録を制御する。例えば、システムコントローラ116は、第1のフォーマットブロックの記録において第1の閾値を超える連続誤りが発生した場合、あるいはこれに相当する欠陥部分が検出された場合、第1のフォーマットブロックに後続する位置に第2のフォーマットブロックを記録する。また、再生時には、データ復調回路109によるフォーマット識別情報の検出結果と、第1の誤り訂正復号回路110における訂正結果に応じて、第2のパリティコードを用いて第2の誤り訂正復号回路111を動作させる。例えば、システムコントローラ116は、第1の誤り訂正復号回路110による誤り訂正動作を実行し、誤りが残っている場合、第2のフォーマットブロックに記録された第2のパリティコードを再生し、第2のパリティコードを用いて第2の誤り訂正復号回路111による誤り訂正動作を実行する。
以上のように、フォーマット識別情報を用いることにより、光ヘッド101の移動やスピンドルモータ102の制御の時間を要することなく、短い時間で効率良くユーザデータの記録および再生を行うことが可能となる。また、第1のフォーマットブロックの後続位置に第2のフォーマットブロックを記録することにより、再生時には第1のパリティコードに続けて第2のパリティコードを取得でき、第2のパリティコードを用いた誤り訂正が可能である。このため、必ずしも光ディスク100の管理情報に第2のパリティコードを記録したブロックの情報を記録しなくとも、第2のパリティコードを用いた誤り訂正動作を効率良く実行できる。
また、本実施の形態においては、1台の光ディスク装置10と1枚の光ディスク100において、データゾーンと交替ゾーンを用いて記録容量の効率的使用と高い再生性能の両立を実現したが、複数台の光ディスク装置10と複数枚の光ディスク100を用いてもよい。第1のフォーマットでユーザデータの記録を行う第1の光ディスクと、第2のフォーマットの第2のパリティコードと交替記録に関する管理情報の記録を行う第2の光ディスクに分けることにより、記録動作や再生動作に要する時間を短くすることができる。光ディスク100上でInnerゾーンと交替ゾーンとデータゾーンを移動しながら記録動作と再生動作を行うことに対し、それぞれの動作を並行して実施することができるためである。また、複数枚の光ディスク100を用いる構成とした場合、記録するユーザデータを光ディスク100の枚数に応じて分割し、それぞれの光ディスク100に記録することにより、記録するユーザデータに対する光ディスク100上の傷や埃の影響を細分化することができる。すなわち、大きな連続誤りを小さな連続誤りに細分化することにより、誤り訂正能力を高く保つことができる。
[3.効果等]
以上に示したように、本実施の形態において、光ディスク100と光ディスク装置10によれば、高密度化することにより増加する誤りに対して、交替ゾーンを効率良く使いながら、非常に高い再生性能を確保することが可能となる。特に、所定数以上の連続誤りなどの局所的なエラーに対して、交替ゾーン又は後続するブロックを用いて第2のパリティコードを追加して記録することにより、効率良い動作で高い誤り訂正能力を保持できる。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本開示は、データの記録再生を行う光ディスク及び光ディスク装置に適用可能である。
10 光ディスク装置
100 光ディスク
101 光ヘッド
102 スピンドルモータ
103 サーボコントローラ
104 レーザ駆動回路
105 データ変調回路
106 第1の誤り訂正符号化回路
107 第2の誤り訂正符号化回路
108 再生信号復号回路
109 データ復調回路
110 第1の誤り訂正復号回路
111 第2の誤り訂正復号回路
112 アドレス再生回路
113 フォーマット選択回路
114 I/F回路
115 バッファメモリ
116 システムコントローラ
117 ROM
118 ホスト

Claims (8)

  1. 光ディスク上のトラックに所定のブロック単位で記録データを記録再生する光ディスク装置であって、
    前記記録データを第1の誤り訂正符号フォーマットで符号化する第1の誤り訂正符号化回路と、
    前記記録データを第2の誤り訂正符号フォーマットで符号化する第2の誤り訂正符号化回路と、
    前記第1の誤り訂正符号化回路または前記第2の誤り訂正符号化回路で符号化された前記記録データを記録信号に変換して光ディスクに記録する記録手段とを備え、
    前記第2の誤り訂正符号フォーマットは、前記第1の誤り訂正符号フォーマットとは異なる前記記録データの並び配置、かつ前記第1の誤り訂正符号フォーマットより高い冗長度で第2のパリティコードを生成するように構成され、
    前記記録手段は、前記第1の誤り訂正符号化回路により符号化された前記記録データを記録するとともに、前記第2の誤り訂正符号化回路により符号化された前記記録データのうち前記第2のパリティコードのみを記録することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記記録手段は、前記第1の誤り訂正符号フォーマットにおいて第1の閾値を超える連続誤りがあるときには、前記第1の誤り訂正符号化回路で符号化された前記記録データを記録したトラックとは異なるトラックに対し、前記第2の誤り訂正符号化回路で生成された前記第2のパリティコードを記録することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記記録手段は、前記第1の誤り訂正符号フォーマットにおいて第1の閾値より大きい第2の閾値を超える連続誤りがあるときには、前記第1の誤り訂正符号化回路で符号化された前記記録データを、改めて異なるトラックに対し記録することを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 前記第1の誤り訂正符号化回路で符号化された前記記録データを記録したトラックとは異なるトラックに対し、前記第2の誤り訂正符号化回路で生成された前記第2のパリティコードを記録したことを示す管理情報を前記光ディスクに記録することを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  5. 前記第1の誤り訂正符号フォーマットに従って誤り訂正を行う第1の誤り訂正復号回路と、前記第2の誤り訂正符号フォーマットに従って誤り訂正を行う第2の誤り訂正復号回路とをさらに備え、
    前記第1の誤り訂正復号回路による誤り訂正と、前記第2の誤り訂正復号回路による誤り訂正とを交互に繰り返して実施することにより前記記録データを復元することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  6. 前記記録手段は、前記第1の誤り訂正符号フォーマットにおいて第1の閾値を超える連続誤りがあるときには、前記第1の誤り訂正符号化回路で符号化された前記記録データを記録した第1のブロックに後続する第2のブロックの位置に対し、前記第2の誤り訂正符号化回路で生成された前記第2のパリティコードを記録することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  7. 前記記録手段は、
    前記第1及び第2のブロック内において、前記ブロックの先頭を示すランイン区間と、符号化された前記記録データを含むデータフレーム区間と、前記ブロックの終端を示すランアウト区間とを含むように記録を行い、
    前記ランイン区間において、前記データフレーム区間に含まれる記録データが前記第1の誤り訂正符号フォーマットによる記録データである場合には第1の固有パターン、前記第2の誤り訂正符号フォーマットによる第2のパリティコードである場合には第2の固有パターンのいずれかを含むフォーマット識別情報を記録する、
    ことを特徴とする請求項6記載の光ディスク装置。
  8. 前記第1の誤り訂正符号フォーマットに従って誤り訂正を行う第1の誤り訂正復号回路と、前記第2の誤り訂正符号フォーマットに従って誤り訂正を行う第2の誤り訂正復号回路とをさらに備え、
    前記ランイン区間の前記フォーマット識別情報を再生した結果に応じて、前記第1の誤り訂正復号回路による誤り訂正と、前記第2の誤り訂正復号回路による誤り訂正との少なくともいずれか一方を動作させることを特徴とする請求項7記載の光ディスク装置。
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