JP7181717B2 - 決済システム、決済端末、サービス提供者端末、ユーザ端末、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
決済システム、決済端末、サービス提供者端末、ユーザ端末、情報処理方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7181717B2 JP7181717B2 JP2018135007A JP2018135007A JP7181717B2 JP 7181717 B2 JP7181717 B2 JP 7181717B2 JP 2018135007 A JP2018135007 A JP 2018135007A JP 2018135007 A JP2018135007 A JP 2018135007A JP 7181717 B2 JP7181717 B2 JP 7181717B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- server
- payment
- terminal
- payment terminal
- received
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims description 26
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims description 11
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 58
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 21
- 239000013589 supplement Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 4
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000009469 supplementation Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Computer And Data Communications (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
図1は、決済システムのシステム構成の一例を示す図である。決済システムは、サーバ30と基地局とがLTE網で接続されている。また、基地局と通信機器20とは無線を介して接続されている。決済端末10と通信機器20とは有線を介して接続されている。
決済端末10は、例えば、交通系ICカード(以下、ICカードという)等に対してデータの読み取り及び書き込みを行う。サーバ30は、決済端末10と複数回通信を行い、決済端末10がICカード等より読み取ったデータ等に基づき決済処理を行う。
実施形態1では、決済端末10がサーバ30に無通信状態をなくすためのデータを送信することにより、無通信状態をなくし、決済処理の遅延を防止する処理を説明する。
CPU11は、決済端末10の全体を制御する。記憶部12は、プログラム、CPU11がプログラムに基づき処理を実行する際のデータ等を記憶する。LED部13は、CPU11の制御に基づき、発光する。表示部14は、CPU11の制御に基づき、情報を表示する。R/W部15は、CPU11の制御に基づき、ICカードにデータを書き込んだり、ICカードからデータを読み取ったりする。通信部16は、CPU11の制御に基づき、外部装置との通信を制御する。
CPU11が記憶部12に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することにより、決済端末10の機能、及び後述する図4、図13、図14の決済端末10の処理、図5、図8、図9、図11のフローチャートの処理が実現される。
CPU31は、サーバ30の全体を制御する。記憶部32は、プログラム、CPU31がプログラムに基づき処理を実行する際のデータ等を記憶する。通信部33は、CPU31の制御に基づき、外部装置との通信を制御する。
CPU31が記憶部32に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することにより、サーバ30の機能、及び後述する図4、図13、図14のサーバ30の処理、図7、図10、図12のフローチャートの処理が実現される。
決済において、金額が入力されると、決済端末10のCPU11(以下、単にCPU11という)は、金額を含むサーバ呼び出しをサーバ30に送信する(SQ10)。
サーバ呼び出しを受信すると、サーバ30のCPU31(以下、単にCPU31という)は、設定メタデータを決済端末10に送信する(SQ15)。
受信した設定メタデータに基づき、設定を行ったCPU11は、ICカードで決済等の業務要求をサーバ30に送信する(SQ20)。
業務要求を受信すると、CPU31は、ポーリングコマンド(Pollingコマンド)を決済端末10に送信する(SQ25)。
ポーリングコマンドを受信すると、CPU11は、ポーリング状態(Polling状態)であることを示すため、LED部13を発光させる。そして、CPU11は、ICカードが翳されるのを待つ。ここで、ICカードが翳されるまで待つことにより、売上シーケンスにおいて、決済端末10とサーバ30との間の無通信状態が最も長くなる。
カードが翳され、R/W部15を介してICカードを補足すると、CPU11は、ポーリングコマンド結果(Pollingコマンド結果)をサーバ30に送信する(SQ30)。上述したように、無通信状態が長いと、ポーリングコマンド結果の送信に失敗し、CPU11は、ポーリングコマンド結果の再送処理を行わなければならず、決済処理の遅延が生じていた。そこで、図5に示すように、CPU11は、ポーリングコマンドを受信してからICカードを補足するまで、サーバ30にpingコマンド(ピングコマンド)を送信する。
S100において、CPU11は、ポーリングコマンドを受信したか否かを判定する。CPU11は、ポーリングコマンドを受信した場合、S101に進み、ポーリングコマンドを受信していない場合、S100の処理を繰り返す。
S101において、CPU11は、サーバ30にpingコマンドを送信する。
S102において、CPU11は、ICカードを補足したか否かを判定する。CPU11は、ICカードを補足した場合、S100の処理に戻り、ICカードを補足していない場合、S101の処理に戻る。S101に戻り、CPU11は、再び、サーバ30にpingコマンドを送信する。本実施形態では、CPU11は、125ms間隔でpingコマンドを送信するように制御している。
図5に示されるように、CPU11が、ポーリングコマンドを受信してからICカードを補足するまで、サーバ30にpingコマンドを送信することにより、決済端末10とサーバ30との間の無通信状態を無くすことができる。その結果、ポーリングコマンド結果の再送、再再送を減少させることができ、結果として、決済処理の遅延を防止することができる。
図6に示されるように、CPU11が、ポーリングコマンドを受信してからICカードを補足するまで、サーバ30にpingコマンドを送信することにより、ポーリングコマンド結果の再再送はゼロ(0)になり、再送も減少している。
決済端末10とサーバ30との間で無通信の状態が数秒継続した場合、パケットを疎通する優先順位が他のセッションに比べて落とされることが推定される。結果として、ポーリングコマンド結果の再送、再再送が発生し、決済が遅延する。したがって、CPU11は、ポーリングコマンドを受信してからICカードを補足するまで、サーバ30にpingコマンドを送信する。このことにより、無通信の状態をなくすことができ、優先順位を他のセッションと比べて落とされることがなくなり、決済の遅延を防止することができる。
ポーリングコマンド結果を受信すると、CPU31は、相互認証コマンドを決済端末10に送信する(SQ35)。
相互認証コマンドを受信すると、CPU11は、ICカードの認証を行い、相互認証結果をサーバ30に送信する(SQ40)。
相互認証結果を受信すると、CPU31は、カード情報読込コマンドを決済端末10に送信する(SQ45)。
カード情報読込コマンドを受信すると、CPU11は、ICカードより情報を読み取り、カード情報読込結果をサーバ30に送信する(SQ50)。
カード情報読込結果を受信すると、CPU31は、読込結果、及び金額に基づき決済処理等を行い、カードへの書込コマンドを決済端末10に送信する(SQ55)。
カードへの書込コマンドを受信すると、CPU11は、ICカードに書き込みを行い、書込結果をサーバ30に送信する(SQ60)。
以下、決済処理の遅延を防止する処理に関わらないため、決済処理の説明を省略する。
実施形態1では、決済端末10がサーバ30にピングコマンドを送信する例を説明した。しかし、サーバ30が決済端末10にピングコマンドを送信するようにしてもよい。実施形態2では、実施形態1と異なる点を主に説明する。
図7は、実施形態2のサーバ30の情報処理の一例を示すフローチャートである。
S200において、CPU31は、ポーリングコマンドを送信したか否かを判定する。CPU31は、ポーリングコマンドを送信した場合、S201に進み、ポーリングコマンドを送信していない場合、S200の処理を繰り返す。
S201において、CPU31は、決済端末10にpingコマンドを送信する。
S202において、CPU31は、ポーリングコマンド結果を決済端末10より受信したか否かを判定する。CPU31は、ポーリングコマンド結果を決済端末10より受信した場合、S200の処理に戻り、ポーリングコマンド結果を決済端末10より受信していない場合、S201の処理に戻る。S201に戻り、CPU11は、再び、決済端末10にpingコマンドを送信する。本実施形態では、CPU11は、125ms間隔でpingコマンドを送信するように制御している。
図7に示されるように、CPU31が、ポーリングコマンドを送信してからポーリングコマンド結果を受信するまで、決済端末10にpingコマンドを送信することにより、決済端末10とサーバ30との間の無通信状態を無くすことができる。その結果、ポーリングコマンド結果の再送、再再送を減少させることができ、結果として、決済処理の遅延を防止することができる。
実施形態1では、CPU11は、ポーリングコマンドを受信してからICカードを補足するまで、サーバ30にpingコマンドを送信した。しかし、pingコマンドを送信するか否かを設定できるようにしてもよい。例えば、CPU11は、決済端末10の所定のボタン等が選択されると、pingコマンドを送信する旨の設定データを記憶部12に保持する。実施形態3では、実施形態1と異なる点を主に説明する。
図8は、実施形態3の決済端末10の情報処理の一例を示すフローチャートである。
S300において、CPU11は、ポーリングコマンドを受信したか否かを判定する。CPU11は、ポーリングコマンドを受信した場合、S301に進み、ポーリングコマンドを受信していない場合、S300の処理を繰り返す。
S301において、CPU11は、記憶部12にpingコマンドを送信する旨の設定データがあるか否かに基づき、pingコマンドを送信する設定か否かを判定する。CPU11は、pingコマンドを送信する設定の場合、S302に進み、pingコマンドを送信する設定でない場合、S300に戻る。
S302において、CPU11は、サーバ30にpingコマンドを送信する。
S303において、CPU11は、ICカードを補足したか否かを判定する。CPU11は、ICカードを補足した場合、S300の処理に戻り、ICカードを補足していない場合、S302の処理に戻る。S302に戻り、CPU11は、再び、サーバ30にpingコマンドを送信する。
本実施形態の処理によれば、pingコマンドを送信するか否かを設定することができる。そして、決済端末10は、pingコマンドを送信する旨の設定がされている場合に、ポーリングコマンドを受信してからICカードを補足するまで、サーバ30にpingコマンドを送信することができる。
実施形態3では、CPU11は、設定に応じて、pingコマンドを送信するか否かを判定した。しかし、CPU11は、自動的に、pingコマンドを送信するか否かを判定するようにしてもよい。
図9は、実施形態4の決済端末10の情報処理の一例を示すフローチャートである。
S400において、CPU11は、ポーリングコマンドを受信したか否かを判定する。CPU11は、ポーリングコマンドを受信した場合、S401に進み、ポーリングコマンドを受信していない場合、S400の処理を繰り返す。
S401において、CPU11は、pingコマンドを送信するか否かを判定する。CPU11は、pingコマンドを送信すると判定すると、S402に進み、pingコマンドを送信しないと判定すると、S400に戻る。例えば、CPU11は、通信機器20のアンテナ状態の情報を取得し、取得したアンテナ状態の情報に基づき、pingコマンドを送信するか否かを判定してもよいし、テスト用にpingコマンドを送信し、pingコマンドに対する応答時間に基づき、pingコマンドを送信するか否かを判定してもよい。例えば、CPU11は、アンテナ状態の情報に基づき、通信が混雑していると判定した場合は、pingコマンドを送信すると判定してもよいし、テスト用のpingコマンドに対する応答時間が設定された閾値より長い場合は、pingコマンドを送信すると判定してもよい。
S402において、CPU11は、サーバ30にpingコマンドを送信する。
S403において、CPU11は、ICカードを補足したか否かを判定する。CPU11は、ICカードを補足した場合、S400の処理に戻り、ICカードを補足していない場合、S402の処理に戻る。S402に戻り、CPU11は、再び、サーバ30にpingコマンドを送信する。
本実施形態の処理によれば、決済端末10は、自動的に、pingコマンドを送信するか否かを判定することができる。そして、決済端末10は、pingコマンドを送信すると判定すると、ポーリングコマンドを受信してからICカードを補足するまで、サーバ30にpingコマンドを送信することができる。
実施形態2では、CPU31は、ポーリングコマンドを送信してからポーリングコマンド結果を受信するまで、決済端末10にpingコマンドを送信した。しかし、pingコマンドを送信するか否かを設定できるようにしてもよい。例えば、CPU31は、サーバ30の所定のボタン等が選択されると、pingコマンドを送信する旨の設定データを記憶部32に保持する。実施形態5では、実施形態2と異なる点を主に説明する。
図10は、実施形態5のサーバ30の情報処理の一例を示すフローチャートである。
S500において、CPU31は、ポーリングコマンドを送信したか否かを判定する。CPU31は、ポーリングコマンドを送信した場合、S501に進み、ポーリングコマンドを送信していない場合、S500の処理を繰り返す。
S501において、CPU31は、記憶部32にpingコマンドを送信する旨の設定データがあるか否かに基づき、pingコマンドを送信する設定か否かを判定する。CPU31は、pingコマンドを送信する設定の場合、S502に進み、pingコマンドを送信する設定でない場合、S500に戻る。
S502において、CPU31は、決済端末10にpingコマンドを送信する。
S503において、CPU31は、ポーリングコマンド結果を決済端末10より受信したか否かを判定する。CPU31は、ポーリングコマンド結果を決済端末10より受信した場合、S500の処理に戻り、ポーリングコマンド結果を決済端末10より受信していない場合、S502の処理に戻る。S502に戻り、CPU11は、再び、決済端末10にpingコマンドを送信する。
本実施形態の処理によれば、pingコマンドを送信するか否かを設定することができる。そして、サーバ30は、pingコマンドを送信する旨の設定がされている場合に、ポーリングコマンドを送信してからポーリングコマンド結果を受信するまで、決済端末10にpingコマンドを送信することができる。
決済端末10がpingコマンドを送信する必要があるか否かを判定し、pingコマンドを送信する必要があると判定した場合、pingコマンド送信フラグをサーバ30に送信する。そして、サーバ30は、pingコマンド送信フラグを受信した場合、ポーリングコマンドを送信してからポーリングコマンド結果を受信するまでpingコマンドを送信するようにしてもよい。実施形態6では、実施形態1と異なる点を主に説明する。
S600において、CPU11は、サーバ30にpingコマンドを送信して貰う必要があるか否かを判定する。CPU11は、サーバ30にpingコマンドを送信して貰う必要がある場合、S601に進み、サーバ30にpingコマンドを送信して貰う必要がない場合、S600の処理を繰り返す。例えば、CPU11は、通信機器20のアンテナ状態の情報を取得し、取得したアンテナ状態の情報に基づき、サーバ30にpingコマンドを送信して貰う必要があるか否かを判定してもよいし、テスト用にpingコマンドを送信し、pingコマンドに対する応答時間に基づき、サーバ30にpingコマンドを送信して貰う必要がある否かを判定してもよい。例えば、CPU11は、アンテナ状態の情報に基づき、通信が混雑していると判定した場合は、サーバ30にpingコマンドを送信して貰う必要があると判定してもよいし、テスト用のpingコマンドに対する応答時間が設定された閾値より長い場合は、サーバ30にpingコマンドを送信して貰う必要があると判定してもよい。
S601において、CPU11は、pingコマンド送信フラグをサーバ30に送信する。pingコマンド送信フラグは、pingコマンドの送信要求の一例である。
S700において、CPU31は、ポーリングコマンドを送信したか否かを判定する。CPU31は、ポーリングコマンドを送信した場合、S701に進み、ポーリングコマンドを送信していない場合、S700の処理を繰り返す。
S701において、CPU31は、決済端末10よりpingコマンド送信フラグを受信しているか否かを判定する。CPU31は、決済端末10よりpingコマンド送信フラグを受信している場合、S702に進み、決済端末10よりpingコマンド送信フラグを受信していない場合、S701の処理を繰り返す。
S702において、CPU31は、決済端末10にpingコマンドを送信する。
S703において、CPU31は、ポーリングコマンド結果を決済端末10より受信したか否かを判定する。CPU31は、ポーリングコマンド結果を決済端末10より受信した場合、S700の処理に戻り、ポーリングコマンド結果を決済端末10より受信していない場合、S702の処理に戻る。S702に戻り、CPU11は、再び、決済端末10にpingコマンドを送信する。
実施形態1~6では、交通系ICカードを例に説明を行った。しかし、接触型ICクレジットカードの決済処理でも同様である。
図13は、接触型ICクレジットカードのシンクライアント決済の売上シーケンスの一例を示す図である。
図13に示されるように、決済シーケンス中に操作者の操作を待つ時間が発生する場所において無通信区間が発生する。
このような場合、決済端末10は、サーバ30に対してpingコマンドを送信する。
本実施形態によれば、接触型ICクレジットカードの決済処理においても、決済処理の遅延を防止することができる。
実施形態1~6では、交通系ICカードを例に説明を行った。しかし、例えば、サービス提供者端末等において二次元コードを表示し、スマホ等のユーザ端末で二次元コードを読み取る二次元コードの決済処理でも同様である。サービス提供者端末の一例としては、店舗端末、自動販売機等がある。
ここで、サービス提供者端末40のハードウェア構成は、決済端末10のハードウェア構成と同様である。サービス提供者端末40のCPUがサービス提供者端末40の記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによってサービス提供者端末40の機能等が実現される。また、ユーザ端末50もCPU、記憶部、表示部、通信部等を有する。ユーザ端末50のCPUがユーザ端末50の記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによってユーザ端末50の機能等が実現される。
図14は、二次元コードのシンクライアント決済の売上シーケンスの一例を示す図である。サービス提供者端末40及びユーザ端末50は、決済処理を行うサーバ30と無線通信を介して接続されている。
サービス提供者端末40は、決済に用いられる二次元コード情報をサーバ30から受信してからサーバ30より決済完了通知を受け取るまでサービス提供者端末40とサーバ30との無通信状態をなくすため、pingコマンドをサーバ30に送信する。
本実施形態によれば、二次元コードの決済処理においても、決済処理の遅延を防止することができる。
実施形態8では、サービス提供者端末40において二次元コードを表示し、スマホ等のユーザ端末50で二次元コードを読み取る二次元コードの決済処理を例に説明を行った。しかし、ユーザ端末50において二次元コードを表示し、サービス提供者端末40で二次元コードを読み取る二次元コードの決済処理でも同様である。サービス提供者端末の一例としては、店舗端末等がある。
サービス提供者端末40及びユーザ端末50のハードウェア構成は実施形態8とほぼ同様である。但し、本実施形態のサービス提供者端末40は、ハードウェアとして二次元コード読み取り装置等を有する。そして、サービス提供者端末40は、二次元コード読み取り装置を介して、ユーザ端末50に表示された二次元コードを読み取る。
図15は、二次元コードのシンクライアント決済の売上シーケンスの一例を示す図である。サービス提供者端末40及びユーザ端末50は、決済処理を行うサーバ30と無線通信を介して接続されている。
ユーザ端末50は、決済に用いられる二次元コード情報をサーバ30から受信してからサーバ30より決済完了通知を受け取るまでユーザ端末50とサーバ30との無通信状態をなくすため、pingコマンドをサーバ30に送信する。
また、サービス提供者端末40は、入力した金額をサーバ30に送信し、その応答をサーバ30より受け取ってからユーザ端末50の二次元コード情報をサーバ30に送信するまでサービス提供者端末40とサーバ30との無通信状態をなくすため、pingコマンドをサーバ30に送信するようにしてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
例えば、上述した実施形態では、pingコマンドを例に説明を行ったが、pingコマンドの替わりに1バイト、又は2バイト等のデータを送信するようにしてもよい。pingコマンド、1バイトのデータ、2バイトのデータ等は、無通信状態をなくすためのデータの例である。
また、上述した二次元コードは、バーコード等の一次元コードであってもよいし、他のコードであってもよい。
30 サーバ
40 サービス提供者端末
Claims (17)
- 決済端末とサーバとが無線通信を介して接続された決済システムであって、
前記決済端末は、前記サーバよりポーリングコマンドを受信してからカードを補足するまで、前記決済端末と前記サーバとの無通信状態をなくすためのデータを繰り返し前記サーバに送信する送信手段を有する決済システム。 - 前記決済端末は、
前記データを前記サーバに送信する設定か否かを判定する第1の判定手段を更に有し、
前記第1の判定手段により前記データを前記サーバに送信する設定であると判定された場合、前記送信手段は、前記サーバよりポーリングコマンドを受信してからカードを補足するまで繰り返し前記データを前記サーバに送信する請求項1記載の決済システム。 - 前記決済端末は、
前記データを前記サーバに送信すべきか否かを判定する第2の判定手段を更に有し、
前記第2の判定手段により前記データを前記サーバに送信すべきであると判定された場合、前記送信手段は、前記サーバよりポーリングコマンドを受信してからカードを補足するまで繰り返し前記データを前記サーバに送信する請求項1記載の決済システム。 - 決済端末とサーバとが無線通信を介して接続された決済システムであって、
前記サーバは、前記決済端末にポーリングコマンドを送信してから前記決済端末からポーリングコマンド結果を受信するまで、前記決済端末と前記サーバとの無通信状態をなくすためのデータを繰り返し前記決済端末に送信する送信手段を有する決済システム。 - 前記サーバは、
前記データを前記決済端末に送信する設定か否かを判定する第3の判定手段を更に有し、
前記第3の判定手段により前記データを前記決済端末に送信する設定であると判定された場合、前記送信手段は、前記決済端末にポーリングコマンドを送信してから前記決済端末からポーリングコマンド結果を受信するまで繰り返し前記データを前記決済端末に送信する請求項4記載の決済システム。 - 前記サーバは、
前記決済端末より前記データの送信要求を受信したか否かを判定する第4の判定手段を更に有し、
前記第4の判定手段により前記決済端末より前記データの送信要求を受信したと判定された場合、前記送信手段は、前記決済端末にポーリングコマンドを送信してから前記決済端末からポーリングコマンド結果を受信するまで繰り返し前記データを前記決済端末に送信する請求項4記載の決済システム。 - 決済処理を行うサーバと無線通信を介して接続された決済端末であって、
前記サーバよりポーリングコマンドを受信してからカードを補足するまで、前記決済端末と前記サーバとの無通信状態をなくすためのデータを繰り返し前記サーバに送信する送信手段を有する決済端末。 - 決済処理を行うサーバと無線通信を介して接続されたサービス提供者端末であって、
決済に用いられる二次元コードを受信してから前記サーバより決済完了通知を受け取るまで前記サービス提供者端末と前記サーバとの無通信状態をなくすためのデータを前記サーバに送信する送信手段を有するサービス提供者端末。 - 決済処理を行うサーバと無線通信を介して接続されたユーザ端末であって、
決済に用いられる二次元コードを受信してから前記サーバより決済完了通知を受け取るまで前記ユーザ端末と前記サーバとの無通信状態をなくすためのデータを前記サーバに送信する送信手段を有するユーザ端末。 - 決済端末とサーバとが無線通信を介して接続された決済システムが実行する情報処理方法であって、
前記決済端末が、前記サーバよりポーリングコマンドを受信してからカードを補足するまで、前記決済端末と前記サーバとの無通信状態をなくすためのデータを繰り返し前記サーバに送信する送信ステップを含む情報処理方法。 - 決済端末とサーバとが無線通信を介して接続された決済システムが実行する情報処理方法であって、
前記サーバが、前記決済端末にポーリングコマンドを送信してから前記決済端末からポーリングコマンド結果を受信するまで、前記決済端末と前記サーバとの無通信状態をなくすためのデータを繰り返し前記決済端末に送信する送信ステップを含む情報処理方法。 - 決済処理を行うサーバと無線通信を介して接続された決済端末が実行する情報処理方法であって、
前記サーバよりポーリングコマンドを受信してからカードを補足するまで、前記決済端末と前記サーバとの無通信状態をなくすためのデータを繰り返し前記サーバに送信する情報処理方法。 - 決済処理を行うサーバと無線通信を介して接続されたサービス提供者端末が実行する情報処理方法であって、
決済に用いられる二次元コードを受信してから前記サーバより決済完了通知を受け取るまで前記サービス提供者端末と前記サーバとの無通信状態をなくすためのデータを前記サーバに送信する情報処理方法。 - 決済処理を行うサーバと無線通信を介して接続されたユーザ端末が実行する情報処理方法であって、
決済に用いられる二次元コードを受信してから前記サーバより決済完了通知を受け取るまで前記ユーザ端末と前記サーバとの無通信状態をなくすためのデータを前記サーバに送信する情報処理方法。 - 決済処理を行うサーバと無線通信を介して接続されたコンピュータを、
前記サーバよりポーリングコマンドを受信してからカードを補足するまで、前記コンピュータと前記サーバとの無通信状態をなくすためのデータを繰り返し前記サーバに送信する送信手段として機能させるためのプログラム。 - 決済端末と無線通信を介して接続されたコンピュータを、
前記決済端末にポーリングコマンドを送信してから前記決済端末からポーリングコマンド結果を受信するまで、前記決済端末と前記コンピュータとの無通信状態をなくすためのデータを繰り返し前記決済端末に送信する送信手段として機能させるためのプログラム。 - 決済処理を行うサーバと無線通信を介して接続されたコンピュータを、
決済に用いられる二次元コードを表示してから前記サーバより決済完了通知を受け取るまで前記コンピュータと前記サーバとの無通信状態をなくすためのデータを前記サーバに送信する送信手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018135007A JP7181717B2 (ja) | 2018-07-18 | 2018-07-18 | 決済システム、決済端末、サービス提供者端末、ユーザ端末、情報処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018135007A JP7181717B2 (ja) | 2018-07-18 | 2018-07-18 | 決済システム、決済端末、サービス提供者端末、ユーザ端末、情報処理方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020013324A JP2020013324A (ja) | 2020-01-23 |
JP7181717B2 true JP7181717B2 (ja) | 2022-12-01 |
Family
ID=69169445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018135007A Active JP7181717B2 (ja) | 2018-07-18 | 2018-07-18 | 決済システム、決済端末、サービス提供者端末、ユーザ端末、情報処理方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7181717B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7454453B2 (ja) | 2020-06-16 | 2024-03-22 | Jr東日本メカトロニクス株式会社 | 決済装置、決済システム及び決済方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008306412A (ja) | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Nec Corp | 携帯端末装置並びにアプリケーション提供システム,その不正利用防止方法,プログラム |
JP2016218923A (ja) | 2015-05-25 | 2016-12-22 | キヤノン株式会社 | 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム、および、通信システム |
-
2018
- 2018-07-18 JP JP2018135007A patent/JP7181717B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008306412A (ja) | 2007-06-06 | 2008-12-18 | Nec Corp | 携帯端末装置並びにアプリケーション提供システム,その不正利用防止方法,プログラム |
JP2016218923A (ja) | 2015-05-25 | 2016-12-22 | キヤノン株式会社 | 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム、および、通信システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020013324A (ja) | 2020-01-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9596007B2 (en) | Communication device | |
KR101820392B1 (ko) | 데이터 접속을 구축하기 위한 방법, 장치 및 시스템 | |
KR20140088734A (ko) | 근거리 무선 통신(nfc) 기능을 지원하는 화상형성장치 및 nfc 디바이스를 이용하여 화상 작업의 설정을 수행하는 방법 | |
KR20150114765A (ko) | 근거리 무선 통신(nfc) 기능을 지원하는 화상형성장치 및 화상형성장치의 nfc 동작 모드를 설정하는 방법 | |
US10108383B2 (en) | Communication device communicating target data with external device according to near field communication | |
US8964232B2 (en) | Image recording system, image recording apparatus, and computer readable medium | |
US8922819B2 (en) | Image recording system, image recording apparatus, non-transitory storage medium storing instructions executable by image recording apparatus, mobile terminal, non-transitory storage medium storing instructions executable by mobile terminal, and method of controlling image recording system | |
JP6668890B2 (ja) | 通信装置 | |
JP7181717B2 (ja) | 決済システム、決済端末、サービス提供者端末、ユーザ端末、情報処理方法及びプログラム | |
EP1453275A1 (en) | Confirmation of delivery of content to an HTTP/TCP device | |
US11765282B2 (en) | Data collection apparatus and non-transitory computer readable medium for prioritizing connection of terminal apparatuses | |
JP6397200B2 (ja) | 管理サーバ、およびデータ処理方法、並びにプログラム | |
CN109697097B (zh) | 数据处理方法及系统 | |
JP6191385B2 (ja) | 送信システム、ホスト装置、及び、データ送信方法 | |
US8965299B2 (en) | Method and system for the processing control of multiple radio frequency communication streams by an integrated circuit card | |
JP4597022B2 (ja) | 無線通信装置及び無線通信方法 | |
US20180039454A1 (en) | Information processing apparatus and method of controlling information processing apparatus | |
JP5402041B2 (ja) | カード情報提供システム、通信用icカード、及びカード情報提供方法 | |
KR20200031556A (ko) | 송신 장치, 송신 방법 및 송신 프로그램 | |
CN112822790B (zh) | 数据传输方法、装置、电子设备和计算机可读存储介质 | |
US9294632B2 (en) | Mobile terminal and computer-readable recording medium for a mobile terminal using near field wireless communication to transmit a scan command to a scanning device | |
KR101838146B1 (ko) | 사용자 장치와 서비스 제공 장치, 그 제어 방법 및 컴퓨터 프로그램이 기록된 기록 매체 | |
JP2006338306A (ja) | 非接触icチップを利用した大量データ転送システムおよび方法 | |
KR100678724B1 (ko) | 오프카드모듈 인터페이스를 구비한 무선단말기 및 이무선단말기를 이용한 모바일서버와 ic 카드간인터페이스 방법 | |
JP6206083B2 (ja) | 送信システム、送信装置、及び、データ送信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210701 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220531 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7181717 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |