JP7178765B1 - カトラリー用スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】カトラリーをテーブル面に対して平行に横置きでき、カトラリーの先端をテーブルにもスタンドにも接触させずに、片手でもカトラリーを載置可能なカトラリー用スタンドを提供することを課題とする。【解決手段】カトラリー用スタンドは、カトラリーを挟持する挟持部と、前記挟持部を支持する支持部と、を備え、前記挟持部は、上段面部、下段面部、及び、前記上段面部と前記下段面部を段面垂直方向に連結する上下段面連結部を含むことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、箸、スプーン、フォーク、ナイフ等のカトラリー用のスタンドに関する。特に、片手でテーブル面に平行に、かつ、テーブル面に直接接触させずにカトラリーを載置可能なカトラリー用スタンドに関する。
食事において使用中の箸やスプーン、フォーク、ナイフ等のカトラリーは、テーブルに直置きしないように、箸置きやカトラリーレスト等のスタンドに載置することが多い。しかしながら、料理に接触させたり料理を口に運んだりしたカトラリーの先端部分を、何度も同じ箸置きやカトラリーレスト等のスタンドに置くことから、カトラリー用スタンド自体はあまり衛生的ではないと考える人も多い。
一方で、加齢や事故・病気等で片方の手を使わずに食事を取る人も増えており、カトラリーを片手でも簡便に衛生的に扱える器具や方法が求められてきた。
カトラリーの先端部分を衛生的に維持する器具は、従来より検討されてきた。しかしながら、水切りラックに類似した構成を取るものや、特許文献1のように箸の中央部に箸支持機構を設けたものは、縦置きが基本となっており、また、大掛かりなものが多く、食卓に設置するには違和感があり、食事中のカトラリーのスタンドとしては使いづらいという問題があった。
特開2004-033722号公報
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、カトラリーをテーブル面に対して平行に横置きでき、カトラリーの先端をテーブルにもスタンドにも接触させずに、片手でもカトラリーを載置可能なカトラリー用スタンドを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のカトラリー用スタンドは、カトラリーを挟持する挟持部と、前記挟持部を支持する支持部と、を備え、前記挟持部は、上段面部、下段面部、及び、前記上段面部と前記下段面部を段面垂直方向に連結する上下段面連結部を含み、前記上段面部及び前記下段面部は略平行に配置され、前記上段面部と前記下段面部の間の距離は挟持するカトラリーの把持部分の厚みと略同じ、又は、挟持するカトラリーの把持部分の厚みよりわずかに大きく、あるいは、わずかに小さく設定され、前記上段面部は、上段連結部及び上段先端部を有し、前記下段面部は、下段連結部及び下段先端部を有し、上面視において、前記上段連結部及び前記下段連結部は重なっており、かつ、上段先端部及び下段先端部は、前記上段連結部及び前記下段連結部に対して同じ側に位置し、上面視において、前記下段連結部の線の延長線と前記下段先端部の間の下段面エリア内部に前記上段連結部の線と前記上段先端部の間の上段面エリア全体が重なって配置され、前記上段連結部から前記上段先端部までの長さは前記下段連結部から前記下段先端部までの長さより小さく、又は、前記上段連結部の線の延長線と前記上段先端部の間の上段面エリア内部に前記下段連結部の線と前記下段先端部の間の下段面エリア全体が重なって配置され、前記上段連結部から前記上段先端部までの長さは前記下段連結部から前記下段先端部までの長さより大きく、前記支持部は、前記下段面部に連結され、カトラリー挟持時に前記挟持部が動きにくいように支持し、前記上下段面連結部、又は、前記支持部の一部は、カトラリー挟持時に指支え部となることを特徴とする。
前記上段面部は略矩形であり、前記下段面部は略円形であってもよい。
前記支持部は前記下段面部と一体的に形成されてもよい。
上面視において、前記下段連結部の線の延長線と前記下段先端部の間の下段面エリア内部に前記上段連結部の線と前記上段先端部の間の上段面エリア全体が重なって配置され、前記上段連結部から前記上段先端部までの長さは前記下段連結部から前記下段先端部までの長さより小さい場合に、前記上段先端部が、前記上段面部に対して上方に角度をつけて形成されてもよい。
上面視において、前記上段連結部の線の延長線と前記上段先端部の間の上段面エリア内部に前記下段連結部の線と前記下段先端部の間の下段面エリア全体が重なって配置され、前記上段連結部から前記上段先端部までの長さは前記下段連結部から前記下段先端部までの長さより大きい場合に、前記下段先端部が、前記下段面部に対して下方に角度をつけて形成されていてもよい。
前記支持部の底部は摩擦係数の高い材料で形成される、又は、前記支持部は挟持時に前記指支え部の方向へかかる力より大きい反力を備えることが好ましい。
前記上段面部の上段面エリア内部に孔を有する、及び/又は、前記下段面部の下段面エリア内部に孔を有してもよい。
前記カトラリーは、箸、スプーン、フォーク、ナイフであってもよい。
前記上段連結部から前記上段先端部までの長さが前記下段連結部から前記下段先端部までの長さより小さい場合、前記下段面部の上面は、前記下段先端部から前記下段連結部に向かって前記カトラリーをスライド可能に構成されていてもよい。
前記上段連結部から前記上段先端部までの長さが前記下段連結部から前記下段先端部までの長さより大きい場合、前記上段面部の下面は、前記上段先端部から前記上段連結部に向かって前記カトラリーをスライド可能に構成されていてもよい。
用途として、カトラリーレスト、お守り、土産品、グッズ(小物、装飾品、キーホルダー等を含む雑貨)を兼ねてもよい。
本発明のカトラリー用スタンドによれば、通常の箸置きやカトラリーレスト等と同様に違和感なくカトラリーをテーブル面に対して略平行に横置きできる。また、カトラリーの先端をテーブルにもスタンドにも接触させずに、カトラリーを載置することができるため、衛生面でも望ましい。片手でもカトラリーを載置できるため、両手を使えない場合においても、カトラリーの上げ下げをスムーズに行うことができる。さらに、カトラリー用スタンドは挟持時に安定してテーブル上に支持することができる。
そして、カトラリー用スタンドは通常の箸置きやカトラリーレストと同等程度な幅や大きさに形成することも可能なため、持ち運びしやすいという利点も有する。
本発明のカトラリー用スタンドの一例を示す。図1(a)は概要図であり、図1(b)は側面概要図である。 本発明のカトラリー用スタンドの上面図の例を示す。図2(a)は上段面部が略矩形であり、下段面部が略円形である例、図2(b)は上段面部が略矩形で上段先端部が円弧状であり、下段面部が略円形である例、図2(c)は上段面部も下段面部も略矩形である例、図2(d)は上段面部が略矩形で上段先端部が円弧状であり、下段面部が略逆三角形である例を示す。上段連結部から前記上段先端部までの長さが、下段連結部から前記下段先端部の長さより小さい例である。 本発明のカトラリー用スタンドの上面図の例を示す。図3(a)は下段面部が略矩形であり、上段面部が略円形である例、図3(b)は下段面部が略矩形で下段先端部が円弧状であり、上段面部が略円形である例、図3(c)は上段面部も下段面部も略矩形である例、図3(d)は下段面部が略矩形で下段先端部が円弧状であり、上段面部が略逆三角形である例を示す。上段連結部から前記上段先端部までの長さが、下段連結部から前記下段先端部の長さより大きい例である。 本発明のカトラリー用スタンドの例を示す。図4(a)は概要図であり、図4(b)は側面図である。下段面部と支持部が一体的に形成された例である。 本発明のカトラリー用スタンドの例を示す。図5(a)は概要図であり、図5(b)は側面図である。下段面部と支持部が一体的に形成され、上下段面連結部が下段面の内部に配置された例である。 図5の上面図である。下段連結部の線の延長線と下段先端部の間の下段面エリア内部に上段連結部の線と上段先端部の間の上段面エリア全体が重なって配置され、上段連結部から上段先端部までの長さは下段連結部から下段先端部の長さより小さい例である。下段面エリアは斜線で示してある。 本発明のカトラリー用スタンドの側面図の例を示す。図7(a)は上段先端部が上段面部に対して上方に角度をつけて形成された例であり、図7(b)は下段先端部が下段面部に対して下方に角度をつけて形成された例である。 本発明のカトラリー用スタンドの使用時の例を示した上面図である。
図1~図8を用いて、本発明を実施するための形態について説明する。符号を付して説明するが、それにより本発明は限定されるものではない。
(カトラリー用スタンド)
本発明のカトラリー用スタンド1は、挟持部2と支持部3を備えるものである。なお、本明細書において、カトラリー用スタンド1の支持部3を下側、挟持部2を上側と称することがある。
また、本明細書において、「カトラリー」とは、箸、スプーン、フォーク、ナイフ等の、料理を取り分け、口に入る大きさに切り分け、あるいは掬い、皿等の食器から口に運ぶために使用する食事用具をいう。
(挟持部)
挟持部2は、上段面部4、下段面部5、及び、上段面部4と下段面部5を段面垂直方向に連結する上下段面連結部6を含み、カトラリーを挟み込むことが可能な形状を有する。
上段面部4と下段面部5は略平行に配置され、かつ、上段面部4と下段面部5の距離である挟持部距離dは、挟持するカトラリーの把持部分の厚みと略同じ、又は、挟持するカトラリーの把持部分の厚みよりわずかに大きく、あるいは、わずかに小さく設定される。かかる厚みに設定することにより、挟持したカトラリーの落下を抑制しつつ、挟持されたカトラリーをカトラリー用スタンド1から外しやすくすることができる。
上下段面連結部6は、挟持部距離dとなるように固定されていてもよいし、様々な大きさの把持部分に対応可能なように、ネジ止めやバネ等で挟持部距離dを調整可能なものであってもよい。また、上下段面連結部6は、上段面部4より上方まで突き抜ける構造であってもよい。
上段面部4は、上段連結部4a及び上段先端部4bを有し、下段面部5は、下段連結部5a及び下段先端部5bを有する
上面視において、上段連結部4a及び下段連結部5aは重なっており、かつ、上段先端部4b及び下段先端部5bは、上段連結部4a及び下段連結部5aに対して同じ側に位置する。すなわち、上段連結部4aから上段先端部4bへの方向は、下段連結部5aから下段連結部5bへの方向と同じ側である。
本発明の一例は、図1、図2に示すように、上面視において、下段連結部5aの線の延長線と下段先端部5bの間の下段面エリア内部に、上段連結部4aの線と上段先端部4bの間の上段面エリア全体が重なって配置され、かつ、上段連結部4aから上段先端部4bまでの長さは、下段連結部5aから下段先端部5bまでの長さより小さいものである。
図1、図2の場合、上面視において、下段連結部5aの線がその延長線と一致するため、下段連結部5aと下段先端部5bの間の下段面エリア内部に、上段面エリア全体が重なって配置される。この場合、上段連結部4aから上段先端部4bまでの長さが、下段連結部5aから下段先端部5bまでの長さより小さい。
本発明の他の一例の図5、図6の場合、上面視において、上下段面連結部6は下段面部5の内部に位置し、下段連結部5aの線の延長線と下段先端部5bの間の、斜線で示した下段面エリアが、上段面部4全体が重なって配置される。
このような形状を有するため、カトラリー挟持時には、上段先端部4bから下段先端部5bの間にカトラリーを一旦静置させたり、カトラリーを下段面部5に沿わせるようにスライドさせてカトラリー用スタンド1に挟み込むことも可能となり、安定してカトラリーを挟持させることができる。
なお、上面視において、上段連結部4a及び下段連結部5aの線は、直線が好ましいが、曲線でもよい。曲線の場合、その延長線は、線形近似で表された線の延長線である。
本発明の他の一例は、図3に示すように、上面視において、上段連結部4aの線の延長線と上段先端部4bの間の上段面エリア内部に、下段連結部5aの線と下段先端部5bの間の下段面エリア全体が重なって配置され、かつ、上段連結部4aから上段先端部4bまでの長さは、下段連結部5aから下段先端部5bまでの長さより大きいものである。
図3の場合、上段連結部4aの線がその延長線と一致するため、上段連結部4aと上段先端部4bの間の上段面エリア内部に、下段面エリア全体が重なって配置される。この場合、上段連結部4aから上段先端部4bまでの長さが、下段連結部5aから下段先端部5bまでの長さより大きい。
このような形状を有するため、カトラリー挟持時には、カトラリーを上段面部4に沿わせるようにスライドさせてカトラリー用スタンド1に挟み込むことも可能となり、安定してカトラリーを挟持させることができる。
なお、上面視において、上段連結部4a及び下段連結部5aの線は、直線が好ましいが、曲線でもよい。曲線の場合、その延長線は、線形近似で表された線の延長線である。
以上のような構成を有する上段面部4と下段面部5であれば、形状に制限はないが、以下のような組み合わせが例示される。
図2(a)の例は、上段面部4が略矩形であり、下段面部5が略円形である。図2(b)の例は、上段面部4が略矩形で上段先端部4bが円弧状であり、下段面部5が略円形である。図2(c)の例は、上段面部4も下段面部5も略矩形である。図2(d)の例は、上段面部4が略矩形で上段先端部4bが円弧状であり、下段面部5が丸みを帯びた略逆三角形である。
また、図3(a)の例は、上段面部4が略円形であり、下段面部5が略矩形である。図3(b)の例は、上段面部4が略円形であり、下段面部5が略矩形で下段先端部5bが円弧状である。図3(c)の例は、上段面部4も下段面部5も略矩形である。図3(d)の例は、上段面部4が丸みを帯びた略逆三角形であり、下段面部5が略矩形で下段先端部5bが円弧状である。
この他、上記構成要件を満たす限りにおいて、上段面部4も下段面部5も、水滴型、星型、花の形状等であってもよい。
さらに、図7(a)の例は、上段先端部4bが上段面部4の面に対して上方に角度をつけて形成されたものである。また、図7(b)の例は、下段先端部5bが下段面部5に対して下方に角度をつけて形成されたものである。このように角度をつけると、挟持時にカトラリーをよりスムーズに挿入して挟持することが可能となる。なお、図7(a)は、上段面部4全体が下段面部5の下段面エリア内部に重なっている例であり、図7(b)は、下段面部5全体が上段面部4の上段面エリア内部に重なっている例である。
この他、挟持時にカトラリーが下段面部5をスムーズにスライドできる範囲において、上段面部4及び下段面部5の内面が僅かに波状になっていてもよい。カトラリーが抜け落ちにくく、安定した挟持が可能となる。
また、図示しないが、上段面部4の上段面エリア内部に孔を有する、及び/又は、下段面部5の下段面エリア内部に孔を有してもよい。カトラリーの把持部分はカトラリー用スタンド1より長いため、上段面エリア内部や下段面エリア内部に孔が開いていても、上段面部4及び/又は下段面部5のどちらかの面に沿ってスムーズにスライドさせ、カトラリーを挟持することができる。開孔することにより、部材を節約したり、容易に加工可能となる場合がある。
(支持部)
支持部3は、下段面部5に連結され、カトラリー挟持時に挟持部2やカトラリー用スタンド1が動きにくいように支持するものである。
図1の例は、支持部3が支持台と連結棒とを備え、支持部3の連結棒が下段面部5の下段連結部5aに連結したものである。支持部3の支持台は、挟持時にかかる下段先端部5bから上下段面連結部6への方向(下段連結部5aへの方向)の力より大きい反力を備えるようにして、支持部3の支持台の底部は摩擦係数の高い材料や表面で形成されることが好ましい。あるいは、支持部3の重量を一定以上にすることによっても、カトラリー用スタンド1をテーブル上で動きにくくすることができ、安定してカトラリーを挟持することができる。なお、図1の例において、支持部3の連結棒と上下段面連結部6は一体的に形成されていてもよいし、別個の部品を組み合わせて形成させてもよい。
また、図1の例においては、支持部3の支持台の空間部に、任意の装飾をすることも可能である。キャラクターや人形、各種ミニチュアを支持台に接着し、あるいは、ネジ止め、一体成形等で取り付けることもできる。なお、後述する指支え部となる、上下段面連結部6又は支持部3の一部を用いたカトラリーの着脱に支障のない場所に装飾することに留意する。
図4の例は、下段面部5と支持部3が一体的に形成されたものである。すなわち、支持部3の上面が下段面部5の表面となる。この場合、支持部3の容積を大きくすることができるため、重量バランスを取りやすいという利点がある。また、部材の数が少ないため、生産コストを抑制することも可能となる。
図5の例は、上面視において、上下段面連結部6は下段面部5の内部に位置するものである。このように、上段面部4が下段面部5のうちの下段面エリアに重なる条件を満たせば、下段連結部5a(上下段面連結部6)は下段面部5のいずれの位置に配置してもよい。
(指支え部)
指支え部は、カトラリー挟持時に主に親指で支える部分であり、上下段面連結部6、又は、支持部3の一部が、指支え部となる。
指支え部は、挟持するカトラリーを下段面部5の下段先端部5b、又は、上段面部4の上段先端部4bに軽く押し付けてスライドさせる際に、親指等を添えて支えることにより、スムーズにカトラリーを挟持することができる。これにより、挟持部2が安定し、カトラリー用スタンド1がテーブル面等に対し動きにくくすることができる。
なお、片手でカトラリーを挟持するときは指支え部の手前側(挟持部2とは反対側)に同じ手の親指を掛けることを想定しているが、両手を使える場合は、別の指や掌で押さえてもよい。
(カトラリー用スタンドの作成方法)
本発明のカトラリー用スタンド1は、プラスチックで成形したものでもよく、また、金属、木材、その他の部材をネジ止めする等で組み立ててもよい。上段面部4、下段面部5、上下段面連結部6、支持部3の部材のうち、一部又は全部を一体的に形成してもよいし、それぞれ部材を用意して組み立ててもよい。部材の材料は同じでもよいし、異なってもよい。
挟持部2は、弾性を有する材料であってもよく、特に上段面部4の上段先端部4bが弾性を有することが望ましい。挟持部距離dと略同じ、又は、挟持部距離dより僅かに大きい、あるいは、僅かに小さいカトラリーの把持部分を挟持する際に、上段先端部4bと下段面部5との間を広げやすく元に戻りやすいため、カトラリーの挟持作業がスムーズになり、かつ、挟持後にカトラリーが落下しにくくなるからである。
支持部3は、上述したように、重量が一定以上となり重量バランスを取ることが可能な材料にすることや、支持部3の底部をより摩擦係数の高い材料にすることが望ましい。滑り止めを底部に貼付してもよい。
カトラリー用スタンド1の大きさは、挟持対象となるカトラリーを挟持可能であれば、特に制限はない。把持部分の長さが、上段面部4の上段面エリアにおいて上段連結部4aと平行な線のうち最大の長さ、及び、下段面部5の下段面エリアにおいて下段連結部5bと平行な線のうちの最大の長さより長ければ、該カトラリーは挟持可能である。一例として、上段面部4の上段面エリアにおいて上段連結部4aと平行な線のうち最大の長さ、及び、下段面部5の下段面エリアにおいて下段連結部5bと平行な線のうちの最大の長さが、3cm~12cmであり、支持部3の底部から下段面部5までの距離が3cm~20cmであるカトラリー用スタンド1が例示される。
(カトラリー用スタンドの使用方法)
本発明のカトラリー用スタンド1は、以下の例のように使用することができる。
カトラリー用スタンド1の指支え部(上下段面連結部6、又は、支持部3の一部)を手前に配置し、カトラリー8を、右手又は左手の人差し指、中指、薬指、小指のいずれか1本以上の指で把持し、同じ手の親指を指支え部の手前側に掛ける。
上段連結部4aから上段先端部4bまでの長さが下段連結部5aからの下段先端部5bまでの長さより小さい場合は、下段面部5の下段先端部5b付近にカトラリー8を上面に押し付けながら指支え部側にスライドさせ、上段面部4及び下段面部5の間に挟持させる。
一方、上段連結部4aから上段先端部4bまでの長さが下段連結部5aから下段先端部5bまでの長さより大きい場合は、カトラリー8を、上段面部4の上段先端部4bの下面に押し付けながら指支え部側にスライドさせ、上段面部4及び下段面部5の間に挟持させる。
このような使用方法により、片手でもスムーズにカトラリー8をカトラリー用スタンド1に挟持させることができる。(図8参照。なお、図8には支持部3を図示せず。)
図8では食事中に箸を右手で挟持することを想定して、指支え部を使用者の手前に配置したが、スプーン、ナイフ、フォークを右手で挟持する場合は、カトラリー用スタンド1を90°右に回転させ、指支え部を上面視において時計の9時の位置に配置して使用することもできる。
挟持されたカトラリー8を再度食事に使用する場合は、カトラリー8の把持部分を手で握り、下段面部5の面をテーブル面に対し平行方向にスライドさせれば、カトラリー用スタンド1がテーブル面から動くことなく、簡単に取り外すことができる。
(その他)
カトラリー用スタンド1には、1種類のカトラリーを挟持する例を示したが、2種類以上のカトラリーを挟持させてもよい。
また、カトラリー用スタンド1は、食事中のカトラリーレストとしての使用の他、祭事用の飾り、お守り、土産品、グッズ(小物、装飾品、キーホルダー等を含む雑貨)等の用途を兼ね備えることが可能である。たとえば、キーホルダーは、カトラリー用スタンド1の支持部3や挟持部2の、カトラリー挟持の邪魔にならない部分にチェーンを接続すること等によって、キーホルダー用途を兼ね備えることができる。
さらには、カトラリー用スタンド1の1つの支持部3に対し、2つ以上の挟持部2を設けてもよい。
1 カトラリー用スタンド
2 挟持部
3 支持部
4 上段面部
4a 上段連結部
4b 上段先端部
5 下段面部
5a 下段連結部
5b 下段先端部
6 上下段面連結部
8 カトラリー
d 挟持部距離

Claims (9)

  1. カトラリー用スタンドであって、該カトラリー用スタンドは、
    カトラリーを挟持する挟持部と、
    前記挟持部を支持する支持部と、を備え、
    前記挟持部は、上段面部、下段面部、及び、前記上段面部と前記下段面部を段面垂直方向に連結する上下段面連結部を含み、
    前記上段面部及び前記下段面部は略平行に配置され、前記上段面部と前記下段面部の間の距離は挟持するカトラリーの把持部分の厚みと略同じ、又は、挟持するカトラリーの把持部分の厚みよりわずかに大きく、あるいは、わずかに小さく設定され、
    前記上段面部は、上段連結部及び上段先端部を有し、
    前記下段面部は、下段連結部及び下段先端部を有し、
    上面視において、前記上段連結部及び前記下段連結部は重なっており、かつ、上段先端部及び下段先端部は、前記上段連結部及び前記下段連結部に対して同じ側に位置し、
    上面視において、前記下段連結部の線の延長線と前記下段先端部の間の下段面エリア内部に前記上段連結部の線と前記上段先端部の間の上段面エリア全体が重なって配置され、前記上段連結部から前記上段先端部までの長さは前記下段連結部から前記下段先端部までの長さより小さく、前記上段先端部が、前記上段面部に対して上方に角度をつけて形成され、又は、前記上段連結部の線の延長線と前記上段先端部の間の上段面エリア内部に前記下段連結部の線と前記下段先端部の間の下段面エリア全体が重なって配置され、前記上段連結部から前記上段先端部までの長さは前記下段連結部から前記下段先端部までの長さより大きく、前記下段先端部が、前記下段面部に対して下方に角度をつけて形成され、
    前記支持部は、前記下段面部に連結され、カトラリー挟持時に前記挟持部が動きにくいように支持し、
    前記上下段面連結部、又は、前記支持部の一部は、カトラリー挟持時に指支え部となる、カトラリー用スタンド。
  2. 前記上段面部は略矩形であり、前記下段面部は略円形である、請求項1に記載のカトラリー用スタンド。
  3. 前記支持部は前記下段面部と一体的に形成された、請求項1に記載のカトラリー用スタンド。
  4. 前記支持部の底部は摩擦係数の高い材料で形成される、又は、前記支持部は挟持時に前記指支え部の方向へかかる力より大きい反力を備える、請求項1に記載のカトラリー用スタンド。
  5. 前記上段面部の上段面エリア内部に孔を有する、及び/又は、前記下段面部の下段面エリア内部に孔を有する、請求項1に記載のカトラリー用スタンド。
  6. 前記カトラリーは、箸、スプーン、フォーク、又は、ナイフである、請求項1に記載のカトラリー用スタンド。
  7. 前記上段連結部から前記上段先端部までの長さが前記下段連結部から前記下段先端部までの長さより小さい場合、前記下段面部の上面は、前記下段先端部から前記下段連結部に向かって前記カトラリーをスライド可能に構成された、請求項1に記載のカトラリー用スタンド。
  8. 前記上段連結部から前記上段先端部までの長さが前記下段連結部から前記下段先端部までの長さより大きい場合、前記上段面部の下面は、前記上段先端部から前記上段連結部に向かって前記カトラリーをスライド可能に構成された、請求項1に記載のカトラリー用スタンド。
  9. 用途として、カトラリーレスト、お守り、土産品、グッズ小物、装飾品、キーホルダー、又は、貨を兼ねる、請求項1に記載のカトラリー用スタンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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