JP7178473B2 - 原子炉の炉心構成要素、及び、原子炉 - Google Patents
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Description
エントランスノズルを有する複数の炉心構成要素と、
前記エントランスノズルと嵌合することにより前記複数の炉心構成要素をそれぞれ支持可能な複数の連結管を有する支持構造物と、
を備える原子炉の設計方法であって、
前記複数の炉心構成要素の初期変形量及び熱伸び量に基づいて、前記複数の炉心構成要素の前記エントランスノズルと前記連結管との間に作用する水平力を算出する工程と、
前記水平力が所定基準を満たすように、前記複数の連結管に対する前記複数の炉心構成要素の配置パターンを決定する工程と、
を備える。
前記複数の炉心構成要素の各々に対応する前記水平力の平均値又は最小値が閾値以上である場合に、前記所定基準が満たされると判断する。
前記水平力は、前記炉心構成要素のスエリング量に基づいて算出される。
前記配置パターンが、前記複数の炉心構成要素が前記複数の連結管に対して初期装荷可能であるか否かを判定する工程を更に備える。
前記配置パターンが、前記原子炉の稼働後に、前記複数の炉心構成要素が交換可能であるか否かを判定する工程を更に備える。
水平方向に沿って配列された複数の連結管を含む支持構造物によって支持可能な原子炉の炉心構成要素であって、
本体部と、
前記本体部の一端側に設けられ、前記複数の連結管のいずれかに嵌合可能なエントランスノズルと、
前記本体部の他端側の外表面の少なくとも一部に設けられ、前記本体部より大きな熱膨張率を有する第1パッド部と、
を備える。
前記第1パッド部から前記エントランスノズルまでの距離は、前記エントランスノズルの長さより大きい。
前記第1パッド部は、前記本体部の外表面を周方向にわたって延在することにより、前記本体部と同心に設けられる。
前記第1パッド部は、前記本体部の外表面に形成された凹部に少なくとも部分的に挿入される。
前記凹部は、前記本体部の外側に対向する傾斜面を有する。
前記第1パッド部は、第1温度において前記外表面より内側に収容され、又は、前記外表面と平坦であり、且つ、前記第1温度より高い第2温度において前記本体部の外表面より外側に膨張するように構成される。
前記エントランスノズルは、前記連結管の入口部に対応する位置において、前記連結管の内壁に向けて突出する第1凸部を有する。
前記エントランスノズルは、前記第1凸部より前記連結管の奥側において、前記連結管の内壁に向けて突出する第2凸部を有する。
前記第2凸部は、前記本体部より大きな熱膨張率を有する第2パッド部である。
上記(6)から(14)のいずれか一項に記載の炉心構成要素を備える。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の少なくとも一実施形態に係る原子炉を含む原子力プラント100を概略的に示す全体構成図である。図1では、原子力プラント100の一例として、高速増殖炉を備える原子力発電プラントを示している。
続いて上述の原子力プラント100の原子炉1の具体的構成について説明する。図2は本発明の少なくとも一実施形態に係る原子炉1の内部構成を示す概略断面図である。
図3は、図2の炉心構成要素31の支持構造を示す拡大図であり、図4は図2の炉心構成要素31を単体で示す斜視図であり、図5は第1温度(常温)における図4のA-A断面図であり、図6は図5のB-B断面図であり、図7は第2温度(>第1温度)における図4のA-A断面図である。
尚、本実施形態では炉心構成要素31の一例として、制御棒集合体が示されている。
続いて上記構成を有する原子炉の設計方法について説明する。図9は本発明の少なくとも一実施形態に係る原子炉1の設計方法を工程毎に示すフローチャートである。
2 原子炉容器
3 炉心
4 支持構造物
5 上部構造物
31 炉心構成要素
41 連結管
42 上部支持部材
43 下部支持部材
100 原子力プラント
311 本体部
312 エントランスノズル
315 凹部
315a,3111a 傾斜面
315b,3111b 平坦面
3111 第1パッド部
Claims (7)
- 水平方向に沿って配列された複数の連結管を含む支持構造物によって支持可能な原子炉の炉心構成要素であって、
本体部と、
前記本体部の一端側に設けられ、前記複数の連結管のいずれかに嵌合可能なエントランスノズルと、
前記本体部の他端側の外表面の少なくとも一部に設けられ、前記本体部より大きな熱膨張率を有する第1パッド部と、
を備え、
前記エントランスノズルは、前記連結管の入口部に対応する位置において、前記連結管の内壁に向けて突出する第1凸部を有し、
前記エントランスノズルは、前記第1凸部より前記連結管の奥側において、前記連結管の内壁に向けて突出する第2凸部を有し、
前記第2凸部は、前記本体部より大きな熱膨張率を有する第2パッド部である、原子炉の炉心構成要素。 - 前記第1パッド部から前記エントランスノズルまでの距離は、前記エントランスノズルの長さより大きい、請求項1に記載の原子炉の炉心構成要素。
- 前記第1パッド部は、前記本体部の外表面を周方向にわたって延在することにより、前記本体部と同心に設けられる、請求項1又は2に記載の原子炉の炉心構成要素。
- 前記第1パッド部は、前記本体部の外表面に形成された凹部に少なくとも部分的に挿入される、請求項1から3のいずれか一項に記載の原子炉の炉心構成要素。
- 前記凹部は、前記本体部の外側に対向する傾斜面を有する、請求項4に記載の原子炉の炉心構成要素。
- 前記第1パッド部は、第1温度において前記外表面より内側に収容され、又は、前記外表面と平坦であり、且つ、前記第1温度より高い第2温度において前記本体部の外表面より外側に膨張するように構成される、請求項4又は5に記載の原子炉の炉心構成要素。
- 請求項1から6のいずれか一項に記載の炉心構成要素を備える、原子炉。
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JP2021202534A JP7178473B2 (ja) | 2018-02-22 | 2021-12-14 | 原子炉の炉心構成要素、及び、原子炉 |
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JP2018029688A JP7010726B2 (ja) | 2018-02-22 | 2018-02-22 | 原子炉の設計方法、炉心構成要素、及び、原子炉 |
JP2021202534A JP7178473B2 (ja) | 2018-02-22 | 2021-12-14 | 原子炉の炉心構成要素、及び、原子炉 |
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