JP7173715B2 - Tddネットワークにおける基地局間干渉の最小化 - Google Patents

Tddネットワークにおける基地局間干渉の最小化 Download PDF

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Description

無線通信、および特に、時分割複信(TDD)ネットワークにおける基地局(BS)間干渉の最小化に関する。
TDDネットワークにおける干渉保護
無線セルラネットワークはセルで構築され、各セルは、無線基地局(BS)などのネットワークノードの、あるカバレッジエリアによって規定される。BSは、ネットワーク中の無線デバイス(WD)/ユーザ機器(UE)など、端末と無線通信する。通信は、対スペクトルまたは不対スペクトルのいずれかにおいて行われる。対スペクトルの場合、ダウンリンク(DL)方向とアップリンク(UL)方向とは、周波数において分離され得、これは周波数分割複信(FDD)と呼ばれる。不対スペクトルの場合、DLとULとは、同じスペクトルを使用し、これは時分割複信(TDD)と呼ばれる。その名が示すように、DLとULとは、一般にそれらの間にガード期間(GP)を伴って、時間ドメインにおいて分離される。ガード期間はいくつかの目的を果たす。たとえば、BSおよびUEにおける処理回路は、送信と受信との間で切り替えるのに十分な時間を必要とするが、これは、一般に高速プロシージャであり、ガード期間サイズの要件に著しくは寄与しない。ダウンリンク-アップリンク切替えにおいて1つのガード期間があり、アップリンク-ダウンリンク切替えにおいて1つのガード期間がある。アップリンク-ダウンリンク切替えにおけるガード期間は、BSおよびUEが受信と送信との間で切り替えることを可能にするのに十分な時間を与えるために必要とされるにすぎず、したがって、一般に公称であるので、アップリンク-ダウンリンク切替えにおけるそのようなガード期間は、簡潔のために本明細書では説明されない。
しかしながら、ダウンリンク-アップリンク切替えにおけるガード期間(GP)は、UEが、ULをスケジュールする(時間遅延)DLグラントを受信することと、BSにおいてフレームのUL部分において信号が受信されるように、適切なタイミングアドバンスで(すなわち、伝搬遅延を補償して)UL信号を送信することとを可能にするために、十分に大きくなるべきである。実際、アップリンク-ダウンリンク切替えにおけるガード期間は、タイミングアドバンスにオフセットを加えて作成される。したがって、GPは、セルエッジにおけるUEに向かう伝搬時間の2倍よりも大きくなるべきであり、そうでない場合、セル中のUL信号とDL信号とが干渉する。これのために、GPは、一般に、より大きいセル(すなわち、より大きいサイト間距離)がより大きいGPを有し、その逆も同様であるように、セルサイズに依存するように選定される。
さらに、ガード期間は、第1のBSのDL送信を第2のBSのUL受信に入らせることなしに、セル間のある伝搬遅延を可能にすることによって、BS間のDL-UL干渉を低減する。一般的なマクロネットワークでは、DL送信電力は、UL送信電力よりも20dB程度大きくなることがあり、おそらく屋上より上で見通し内(LOS)における基地局間のパスロスは、しばしば、(見通し外(NLOS)における)基地局と端末との間のパスロスよりもはるかに小さくなり得る。したがって、ULが他のセルのDLによって干渉される、いわゆるクロスリンク干渉の場合、UL性能が深刻に劣化され得る。ULとDLとの間の大きい送信電力差異および/または伝搬条件のために、クロスリンク干渉は、(DLが同じキャリア上のULに干渉する)同一チャネルの場合についてだけでなく、(あるキャリアのDLが隣接するキャリア上のULに干渉する)隣接するチャネルの場合についても、システム性能に有害であり得る。これのために、TDDマクロネットワークは、一般に、同期および整合様式で動作され、ここで、シンボルタイミングが整合され、半静的TDD UL/DLパターンが使用され、半静的TDD UL/DLパターンは、アップリンク期間とダウンリンク期間とが同時に発生しないようにアップリンク期間とダウンリンク期間とを整合させることによって、ネットワーク(NW)中のすべてのセルについて同じとなる。その理由は、アップリンクとダウンリンクとの間の干渉を低減することである。一般に、隣接するTDDキャリアを用いるオペレータも、隣接チャネルクロスリンク干渉を回避するために、それらのキャリアのTDD UL/DLパターンを同期させる。
BS間のDL-UL干渉を回避するためにダウンリンク-アップリンク切替えにおいてGPを適用する原理が、一例として図1に示されており、ビクティムBS(V)が、アグレッサBS(A)によって(少なくとも潜在的に)干渉されている。アグレッサはそのセル中のデバイスにDL信号を送っているが、DL信号はビクティムBSにも達している。伝搬ロスは、そのセル中の(図に示されていない)別のUEから信号を受信することを試みている、Aの信号からVを保護するのに十分でない。信号は、距離(d)を伝搬しており、伝搬遅延により、VにおけるAの経験されたフレーム構造整合は、伝搬距離dに比例するτ秒、シフト/遅延される。図1からわかるように、アグレッサBS(A)のDL部分が遅延されるが、そのDL部分は、使用されるガード期間により、ビクティム(V)のUL領域に入らない。したがって、この例では、システム設計はその目的を果たす。なお、アグレッサDL信号は、減衰を受けるが、端末における送信電力と基地局における送信電力との差、ならびに基地局間リンクについての伝搬条件と端末-基地局間リンクについての伝搬条件との差により、受信されるビクティムUL信号に対して極めて高くなり得る。
ビクティムおよびアグレッサという用語は、一般的なTDDシステムがなぜそのまま設計されるかを示すために、ここで使用されるにすぎないことに留意されたい。チャネル相互関係がBS間に存在するので、ビクティムは、アグレッサとして働くこともあり、その逆も同様であり、さらには同時に起こることもある。
新無線(New Radio:NR)フレーム構造
無線アクセス技術(RAT)第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)次世代移動体無線通信システム(5G)または新無線(NR)は、使用事例の多様なセットおよび展開シナリオの多様なセットをサポートする。後者は、今日のRAT Long-Term Evolution(LTE)と同様の低周波数(たとえば、数百MHz)と超高周波数(たとえば、数十GHz単位のmm波)の両方における展開を含む。
LTEと同様に、NRは、(すなわち、ネットワークノード、たとえば、gNB、eNBから、ユーザ機器(UE)への)ダウンリンクにおいて、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)を使用する。ネットワークノードは、本明細書では互換的に基地局と呼ばれることもある。したがって、アンテナポート上の基本NR物理リソースは、図2に示されているように時間周波数グリッドとして見られ得、14シンボルスロット中のリソースブロック(RB)が示されている。リソースブロックは、周波数ドメインにおける12個の連続サブキャリアに対応する。リソースブロックは、周波数ドメインにおいて、システム帯域幅の一端から0で開始して番号付けされる。各リソースエレメントは、1つのOFDMシンボル間隔中の1つのOFDMサブキャリアに対応する。
異なるサブキャリア間隔値がNRにおいてサポートされる。(異なるヌメロロジーとも呼ばれる)サポートされるサブキャリア間隔値は、Δf=(15×2α)kHzによって与えられ、ただし、α∈(0,1,2,3,4)である。Δf=15kHzは、LTEにおいても使用される、基本(または参照)サブキャリア間隔である。
時間ドメインでは、NRにおけるダウンリンク送信およびアップリンク送信は、LTEと同様に、それぞれ1msの等しいサイズのサブフレームに編成されることになる。サブフレームは、等しい持続時間の複数のスロットまたはサブスロットにさらに分割され得る。サブキャリア間隔Δf=(15×2α)kHzについてのスロット長は、1/2αmsである。Δf=15kHzにおいてサブフレームごとに1つのスロットのみがあり、スロットは14個のOFDMシンボルからなる。
ダウンリンク送信は動的にスケジュールされ、すなわち、gNBは、データがどのUEに送信されるべきであるか、およびデータが現在のダウンリンクスロット中のどのリソースブロック上で送信されるかに関するダウンリンク制御情報(DCI)を各スロット中で送信する。この制御情報は、一般に、NRにおいて各スロット中の最初の1つまたは2つのOFDMシンボル中で送信される。制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で搬送され、データは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で搬送される。UEが最初にPDCCHを検出および復号し、PDCCHが正常に復号された場合、UEは、次いで、PDCCH中の復号された制御情報に基づいて、対応するPDSCHを復号することができる。
PDCCHおよびPDSCHに加えて、ダウンリンクにおいて送信される他のチャネルおよび参照信号もある。
物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上で搬送されるアップリンクデータ送信も、DCIを送信することによって、ネットワークノード、たとえば、gNBによって動的にスケジュールされる。TDD動作の場合、(DL領域において送信される)DCIは、一般に、PUSCHがUL領域におけるスロット中で送信されるように、スケジューリングオフセットを指示する。
TDDにおけるアップリンクダウンリンク設定
TDDでは、いくつかのサブフレーム/スロットがアップリンク送信について割り当てられ、いくつかのサブフレーム/スロットがダウンリンク送信について割り当てられる。ダウンリンクとアップリンクとの間の切替えは、(3GPP Long Term Evolution(LTE)における)いわゆるスペシャルサブフレーム、または(NRにおける)フレキシブルスロット中で行われる。
LTEでは、7つの異なるアップリンクダウンリンク設定が提供され得、たとえば表1を参照されたい。
Figure 0007173715000001
ガード期間のサイズ(および、したがって、スペシャルサブフレーム中のダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS)(スペシャルサブフレーム中のダウンリンク送信)およびアップリンクパイロットタイムスロット(UpPTS)(スペシャルサブフレーム中のアップリンク送信)についてのシンボルの数)も可能な選択のセットから設定され得る。
一方、NRは、多くの異なるアップリンクダウンリンク設定を提供する。サブキャリア間隔に応じて、(各無線フレームが10msの持続時間を有する)無線フレームごとに10~320個のスロットがあり得る。スロット中のOFDMシンボルは、(「D」と示された)「ダウンリンク」、(「X」と示された)「フレキシブル」、または(「U」と示された)「アップリンク」として分類される。TDD設定が、以下のように、IE TDD-UL-DL-ConfigCommonを使用してRRC設定される場合、半静的TDD UL-DL設定が使用され得る。
TDD-UL-DL-ConfigCommon::= SEQUENCE{
--すべてのサブキャリア固有にわたって共通でなければならないUL-DLパターンにおける時間ドメイン境界を決定するために使用される参照SCS
--仮想キャリア、すなわち、データ送信のために使用する実際のサブキャリア間隔に依存しない。
--値15または30kHz(<6GHz)、60または120kHz(>6GHz)のみが適用可能である。
--L1パラメータ「reference-SCS」に対応する(3GPP TS38.211、セクションFFS_Section参照)
referenceSubcarrierSpacing SubcarrierSpacing
--DL-ULパターンの周期性。L1パラメータ「DL-UL-transmission-periodicity」に対応する(3GPP TS38.211、セクションFFS_Section参照)
dl-UL-TransmissionPeriodicity ENUMERATED{ms0p5,ms0p625,ms1,ms1p25,ms2,ms2p5,ms5,ms10} OPTIONAL,
--各DL-ULパターンの始まりにおける連続する完全なDLスロットの数。
--L1パラメータ「number-of-DL-slots」に対応する(33GPP TS8.211、表4.3.2-1参照)
nrofDownlinkSlots INTEGER(0..maxNrofSlots)
--(nrofDownlinkSlotsから導出される)最後の完全なDLスロットに続くスロットの始まりにおける連続するDLシンボルの数。
--フィールドがないかまたは解放されている場合、部分ダウンリンクスロットはない。
--L1パラメータ「number-of-DL-symbols-common」に対応する(3GPP TS38.211、セクションFFS_Section参照)。
nrofDownlinkSymbols INTEGER(0..maxNrofSymbols-1)
--各DL-ULパターンの終わりにおける連続する完全なULスロットの数。
--L1パラメータ「number-of-UL-slots」に対応する(3GPP TS38.211、表4.3.2-1参照)
nrofUplinkSlots INTEGER(0..maxNrofSlots),
--(nrofUplinkSlotsから導出される)最初の完全なULスロットに先行するスロットの終わりにおける連続するULシンボルの数。
--フィールドがないかまたは解放されている場合、部分アップリンクスロットはない。
--L1パラメータ「number-of-UL-symbols-common」に対応する(3GPP TS38.211、セクションFFS_Section参照)
nrofUplinkSymbols INTEGER(0..maxNrofSymbols-1)
代替的に、スロットフォーマットは、DCIフォーマット2_0で伝達されるスロットフォーマットインジケータ(SFI)で動的に指示され得る。NRにおいて動的TDD設定が使用されるのか半静的TDD設定が使用されるのかにかかわらず、ULスロットおよびDLスロットの数、ならびにガード期間(たとえば、(1つまたは複数の)フレキシブルスロット中のULシンボルおよびDLシンボルの数)は、TDD周期性内でほとんど任意に設定され得る。これは、極めてフレキシブルなアップリンクダウンリンク設定を可能にする。
大気ダクティング(Atmospheric Ducting)
いくつかの気象条件では、および世界のいくつかの地域では、ダクティング現象が大気中で起こることがある。ダクトの出現は、たとえば温度および湿度に依存し、ダクトが存在しなかった場合よりも著しく長い距離を信号が伝搬するのを助けるように、信号を「チャネリング」することが可能であるように現れることがある。大気ダクトは、下層大気(対流圏)の屈折度の急速な減少が発生する層である。このようにして、大気ダクトは、空間中へ放射するのではなく、ダクティング層中の伝搬する信号を捕捉することができる。したがって、信号エネルギーの大部分は、導波路として働くダクティング層において伝搬する。したがって、捕捉された信号は、比較的低いパスロスで、時々見通し内伝搬の場合よりもさらに低いパスロスで、見通し外(beyond-line-of-sight)距離を通って伝搬することができる。ダクティングイベントは、一般に一時的であり、2、3分から数時間までの持続時間を有することがある。
TDDシステム設計の知識と大気ダクトの存在とを組み合わせると、アグレッサBSがビクティムBSに干渉することがある図1中の距離dは、大幅に増加され得る。その現象は、いくつかの条件下で、世界のいくつかの部分において現れているにすぎないので、これは、一般に、不対スペクトルを使用するセルラシステムの設計において考慮されていない。その暗示は、DL送信が干渉(I)としてUL領域に突然入ることがあることであり、これは、一例として図3に示されている。
図3は単一の無線リンクを示すが、大気ダクティングが発生するとき、BSは数千個のBSによって干渉されることがある。アグレッサが近いほど、伝搬遅延は短くなり、干渉は強くなる。したがって、ビクティムBSにおいて経験される干渉は、一般に、たとえば、図4に示されているように、傾斜特性を有する。
BS間の干渉を検出する1つの方法は、ビクティムBS(すなわち、大気ダクティングにより干渉されていることを検出したBS)が、アグレッサBSによって検出され得る固有の参照信号を送ることである。アグレッサBSは、この場合、干渉状況を回避するために、その送信を適応させることができる。1つのそのような適応は、たとえば、そのダウンリンク送信をブランキングするか、またはそのダウンリンク送信の持続時間を低減し、ガード期間を効果的に増加させることである。
チャネル相互関係により、アグレッサBSが、同様に、他のBS送信のビクティムでもある可能性があることに留意されたい。
異なるガード期間が、異なるセルにおいて使用される場合、アグレッサBSおよびビクティムBSが、それ自体のセル以外の他のセルにおいて適用されたガード期間の知識を有しないと仮定すると、たとえばDL送信の最後のシンボル中で送信された参照信号を識別するアグレッサBSは、ビクティムがどの程度まで干渉されているかを理解することができない。
図5からわかるように、参照信号(R)が発生するULフレームにおけるポイント(垂直矢印)は、(異なるガード期間/スペシャルサブフレーム設定/フレキシブルスロット設定を適用するので)どの基地局が干渉しているかに応じて異なる位置にあり、したがって、両方に一意に知られていない。上記で説明されたように、アグレッサおよびビクティムという用語は、ここでは、(同時に対称トラフィックを仮定すると)どちらのBSもビクティムおよびアグレッサとして働くので、やや紛らわしいことがあるが、そのネーミングは、一貫性のために前の例から保たれていることに留意されたい。
いくつかの実施形態は、時分割複信(TDD)ネットワークにおけるネットワークノード間干渉の最小化のための方法および装置を有利に提供する。
本開示の一態様によれば、リモート干渉管理(remote interference management)のためのネットワークノードにおける方法が提供される。本方法は、通信信号スロット内の参照信号についての位置を指示する情報を受信することであって、位置が、ダウンリンク-アップリンク切替えに関連する参照ポイントに対して指示される、情報を受信することを含む。本方法は、受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、参照信号を送信することと参照信号を受信することとのうちの少なくとも1つを含む。本方法は、受信された参照信号と参照信号の位置を指示する受信された情報とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、リモート干渉が存在するかどうかを決定することを含む。
この態様のいくつかの実施形態では、本方法は、受信された参照信号と参照信号の位置を指示する受信された情報とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、リモート干渉の程度を決定することをさらに含む。この態様のいくつかの実施形態では、情報は、参照信号を物理リソースにマッピングすることによって、参照信号の位置を指示する。この態様のいくつかの実施形態では、情報は、参照信号についての時間オフセットを指示する。この態様のいくつかの実施形態では、参照信号の位置を指示する情報は、運用アドミニストレーション保守(OAM)シグナリングを介して受信される。この態様のいくつかの実施形態では、参照信号は、第2のネットワークノードから受信される。この態様のいくつかの実施形態では、位置は固定位置である。この態様のいくつかの実施形態では、参照ポイントは、ガード期間の開始である。この態様のいくつかの実施形態では、ダウンリンク-アップリンク切替えは、時分割複信(TDD)設定に対応する。この態様のいくつかの実施形態では、指示された位置は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるべきであるかである。
この態様のいくつかの実施形態では、指示された位置は、最も小さいガード期間の開始の前の最後のダウンリンク(DL)シンボルに対応する。この態様のいくつかの実施形態では、本方法は、受信された参照信号と参照信号の位置を指示する受信された情報とに少なくとも部分的に基づいて、ネットワークノードが第2のネットワークノードへの干渉を引き起こしている程度を決定することと、ネットワークノードが第2のネットワークノードへの干渉を引き起こしている決定された程度に少なくとも部分的に基づいて、ネットワークノードのガード期間を増加させることとをさらに含む。この態様のいくつかの実施形態では、本方法は、参照信号がその上で受信されるシンボルと参照信号がその上で送信されたシンボルとの間の差がネットワークノードのガード期間よりも大きいかどうかを決定することであって、指示された位置は、参照信号がその上で送信されたシンボルを指示する、差がネットワークノードのガード期間よりも大きいかどうかを決定することをさらに含む。この態様のいくつかの実施形態では、本方法は、差がガード期間よりも大きい場合、ガード期間を増加させることをさらに含む。
本開示の第2の態様によれば、無線デバイス(WD)と通信するように設定されたネットワークノードが提供される。ネットワークノードは処理回路を含む。処理回路は、ネットワークノードに、通信信号スロット内の参照信号についての位置を指示する情報を受信することであって、位置が、ダウンリンク-アップリンク切替えに関連する参照ポイントに対して指示される、情報を受信することを行わせるように設定される。処理回路は、ネットワークノードに、受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、参照信号を送信することと参照信号を受信することとのうちの少なくとも1つを行わせるように設定される。処理回路は、ネットワークノードに、受信された参照信号と参照信号の位置を指示する受信された情報とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、リモート干渉が存在するかどうかを決定することを行わせるように設定される。
この態様のいくつかの実施形態では、処理回路は、ネットワークノードに、受信された参照信号と参照信号の位置を指示する受信された情報とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、リモート干渉の程度を決定することを行わせるようにさらに設定される。この態様のいくつかの実施形態では、情報は、参照信号を物理リソースにマッピングすることによって、参照信号の位置を指示する。この態様のいくつかの実施形態では、情報は、参照信号についての時間オフセットを指示する。この態様のいくつかの実施形態では、参照信号の位置を指示する情報は、運用アドミニストレーション保守(OAM)シグナリングを介して受信される。この態様のいくつかの実施形態では、参照信号は、第2のネットワークノードから受信される。この態様のいくつかの実施形態では、位置は固定位置である。
この態様のいくつかの実施形態では、参照ポイントは、ガード期間の開始である。この態様のいくつかの実施形態では、ダウンリンク-アップリンク切替えは、時分割複信(TDD)設定に対応する。この態様のいくつかの実施形態では、指示された位置は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるべきであるかである。この態様のいくつかの実施形態では、指示された位置は、最も小さいガード期間の開始の前の最後のダウンリンク(DL)シンボルに対応する。この態様のいくつかの実施形態では、処理回路は、ネットワークノードに、受信された参照信号と参照信号の位置を指示する受信された情報とに少なくとも部分的に基づいて、ネットワークノードが第2のネットワークノードへの干渉を引き起こしている程度を決定することと、ネットワークノードが第2のネットワークノードへの干渉を引き起こしている決定された程度に少なくとも部分的に基づいて、ネットワークノードのガード期間を増加させることとのうちの少なくとも1つを行わせるようにさらに設定される。この態様のいくつかの実施形態では、処理回路は、ネットワークノードに、参照信号がその上で受信されるシンボルと参照信号がその上で送信されたシンボルとの間の差がネットワークノードのガード期間よりも大きいかどうかを決定することであって、指示された位置は、参照信号がその上で送信されたシンボルを指示する、差がネットワークノードのガード期間よりも大きいかどうかを決定することを行わせるようにさらに設定される。この態様のいくつかの実施形態では、処理回路は、ネットワークノードに、差がガード期間よりも大きい場合、ガード期間を増加させることを行わせるようにさらに設定される。
添付の図面とともに考慮されるとき、以下の詳細な説明を参照することによって、本実施形態のより完全な理解、ならびにそれらの付随する利点および特徴がより容易に理解されよう。
例示的なTDDガード期間設計を示す図である。 例示的なNR物理リソースグリッドを示す図である。 UL領域へのDL干渉の一例を示す図である。 DL-UL干渉の場合の干渉特性の一例を示す図である。 異なるガード期間が干渉BS間で使用されることの一例を示す図である。 本開示における原理による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信システムを示す例示的なネットワークアーキテクチャの概略図である。 本開示のいくつかの実施形態による、少なくとも部分的に無線接続上で、ネットワークノードを介して無線デバイスと通信するホストコンピュータのブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータとネットワークノードと無線デバイスとを含む通信システムにおいて実装される例示的な方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータとネットワークノードと無線デバイスとを含む通信システムにおいて実装される例示的な方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータとネットワークノードと無線デバイスとを含む通信システムにおいて実装される例示的な方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータとネットワークノードと無線デバイスとを含む通信システムにおいて実装される例示的な方法を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードにおける例示的なプロセスのフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、送信機ネットワークノード(transmitter network node)における例示的なプロセスのフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、受信機ネットワークノード(receiver network node)における例示的なプロセスのフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、異なるスペシャルサブフレーム設定にかかわらず依存する固定マッピングを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、異なるスペシャルサブフレーム設定に応じて、オフセットの異なる組合せを使用する、適応マッピングの一例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、異なるスペシャルサブフレーム設定に応じて、異なる周波数サブバンドを使用する、適応マッピングの一例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、異なるスペシャルサブフレーム設定のための異なる参照シーケンスを示す図である。
いくつかの実施形態は、参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノードに通信するための方法および装置を有利に提供し、情報は、受信機ネットワークノードが送信機ネットワークノードへの干渉を引き起こしている程度を指示する。
一実施形態では、ネットワーク(の部分)への干渉を引き起こすことを回避するために、受信機ネットワークノードがその送信/受信時間構造をどのように調節するかを決定することができるように、受信機ネットワークノードに知識が提供される。
一実施形態では、送信/受信時間構造の調節は、時間フレーム構造における必要とされるガード期間サイズおよび位置を決定することである。
一実施形態では、受信機ネットワークノードへの知識は、参照信号の検出の結果として提供される。
いくつかの実施形態では、参照信号は、少なくとも2つの主要な実施形態を使用して設計され得、これは、詳細な説明のセクションにおいてさらに詳述される。
少なくとも2つの主要な実施形態のうちの第1の実施形態では、物理リソース上への参照信号のマッピングが使用され、マッピングは、参照信号が時間的にどこで送信されるかに応じて異なる。時間参照は、ここでは、全体的フレーム構造に対する相対参照または絶対参照であり得、したがって、参照信号マッピングが検出されるとき、参照信号が送信機ネットワークノードにおいて送信されたシンボルも、受信機ネットワークノードに知られる。
少なくとも2つの主要な実施形態のうちの第2の実施形態では、参照信号構造が使用され、その結果、参照信号の検出は、参照信号がどの相対時間参照または絶対時間参照において送られるかに関する情報を搬送することになる。
したがって、本開示における原理のうちの少なくともいくつかによれば、別のビクティムBSのULにおいてアグレッサBSのDLで干渉するアグレッサBSは、(たとえば、運用アドミニストレーション保守(OAM)またはバックホールシグナリングソリューションを通してシグナリングされる)ビクティム基地局のフレーム構造の詳細を知らずに、干渉がどの程度まで発生するかを理解することができる。
干渉問題は大気ダクティングが原因であるように説明されるが、同じ状況は、小さすぎるガード期間が展開のために選択されているネットワークにおいて発生することがあることに留意されたい。したがって、本開示におけるソリューションは、この場合にも適用可能であり得るが、一般的なシナリオと見なされない。
例示的な実施形態について詳細に説明する前に、実施形態は、主に、時分割複信(TDD)ネットワークにおけるBS間干渉の最小化に関係する、装置構成要素と処理ステップとの組合せ中に存在することに留意されたい。それに応じて、本明細書の説明の利益を有する当業者に容易に明らかになるであろう詳細で本開示を不明瞭にしないように、適切な場合、図面において構成要素が従来のシンボルによって表され、実施形態を理解することに関係するそれらの具体的な詳細のみを示す。同様の番号は、説明全体にわたって同様のエレメントを指す。
本明細書で使用される、「第1」および「第2」、「上部」および「下部」などの関係語は、単に、あるエンティティまたはエレメントを別のエンティティまたはエレメントと区別するために、必ずしも、そのようなエンティティまたはエレメント間の何らかの物理的または論理的関係または順序を必要とすることまたは暗示することなしに、使用され得る。本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、本明細書で説明される概念を限定するものではない。本明細書で使用される単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が別段に明確に指示しない限り、複数形をも含むものとする。さらに、本明細書で使用される「備える、含む(comprises)」、「備える、含む(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含む(including)」という用語は、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、エレメント、および/または構成要素の存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、エレメント、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除しないことを理解されよう。
本明細書で説明される実施形態では、結合用語(joining term)「と通信している(in communication with)」などは、たとえば、物理的な接触、誘導、電磁放射、無線シグナリング、赤外線シグナリングまたは光シグナリングによって達成され得る、電気またはデータ通信を指示するために使用され得る。複数の構成要素が相互動作し得ること、ならびに修正および変形が、電気およびデータ通信を達成することについて可能であることを、当業者は諒解されよう。
本明細書で説明されるいくつかの実施形態では、「結合された」、「接続された」などという用語は、必ずしも直接とは限らないが、接続を指示するために本明細書で使用され得、有線接続および/または無線接続を含み得る。
この本開示では、ネットワークノードは基地局とも呼ばれる。これは、より一般的な用語であり、UEおよび/または別のネットワークノードと通信する任意のタイプの無線ネットワークノードまたは任意のネットワークノードに対応することができる。ネットワークノードの例は、ノードB、基地局(BS)、マルチスタンダード無線(MSR)BSなどのMSR無線ノード、eノードB、gノードB(gNB)、MeNB、SeNB、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、路側ユニット(RSU)、リレーノード、無線アクセスバックホール統合伝送(IAB)ノード、リレーを制御するドナーノード、基地トランシーバ局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、リモートラジオユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、分散アンテナシステム(DAS)におけるノード、コアネットワークノード(たとえば、モバイルスイッチングセンタ(MSC)、移動管理エンティティ(MME)など)、運用保守(O&M)、運用サポートシステム(OSS)、自己組織化ネットワーク(SON)、測位ノード(たとえば、エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ(E-SMLC))などである。
無線アクセス技術またはRATという用語は、任意のRAT、たとえば、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、拡張UTRA(E-UTRA)、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)、WiFi、Bluetooth、次世代RAT(NR)、4G、5Gなどを指し得る。第1のノードおよび第2のノードのいずれも、単一のRATまたは複数のRATをサポートすることが可能であり得る。
本明細書で使用される参照信号という用語は、任意の物理信号または物理チャネルであり得る。ダウンリンク参照信号の例は、1次同期信号(PSS)、2次同期信号(SSS)、セル固有参照信号(CRS)、測位参照信号(PRS)、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)、復調用参照信号(DMRS)、狭帯域参照信号(NRS)、狭帯域PSS(NPSS)、狭帯域SSS(NSSS)、同期信号(SS)、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク参照信号(MBSFN RS)などである。アップリンク参照信号の例は、たとえば、サウンディング参照信号(SRS)、DMRSなどである。
いくつかの実施形態では、無線デバイス(WD)またはユーザ機器(UE)という非限定的な用語が互換的に使用される。本明細書のWDは、無線デバイス(WD)など、無線信号を介してネットワークノードまたは別のWDと通信することが可能な任意のタイプの無線デバイスであり得る。WDはまた、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)WD、マシン型WDまたはマシンツーマシン(M2M:machine to machine)通信が可能なWD、低コストおよび/または低複雑度WD、WDを装備したセンサー、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ組込み装備(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、顧客構内機器(CPE)、モノのインターネット(IoT)デバイス、または狭帯域IoT(NB-IOT)デバイスなどであり得る。
また、いくつかの実施形態では、「無線ネットワークノード」という一般用語が使用される。無線ネットワークノードは、基地局、無線基地局、基地トランシーバ局、基地局コントローラ、ネットワークコントローラ、RNC、エボルブドノードB(eNB)、ノードB、gNB、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、リレーノード、IABノード、アクセスポイント、無線アクセスポイント、リモートラジオユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)のいずれかを備え得る、任意の種類の無線ネットワークノードであり得る。
本開示では、たとえば、3GPP LTEおよび/または新無線(NR)など、1つの特定の無線システムからの専門用語が使用され得るが、これは、本開示の範囲を上述のシステムのみに限定するものと見なされるべきでないことに留意されたい。限定はしないが、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、および汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)を含む、他の無線システムも、本開示内でカバーされるアイデアを活用することから恩恵を受け得る。
無線デバイスまたはネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される機能が、複数の無線デバイスおよび/またはネットワークノード上で分散され得ることにさらに留意されたい。言い換えれば、本明細書で説明されるネットワークノードおよび無線デバイスの機能は、単一の物理デバイスによる実施に限定されず、実際は、いくつかの物理デバイスの間で分散され得ると考えられる。
別段に規定されていない限り、本明細書で使用される(技術用語および科学用語を含む)すべての用語は、本開示が属する技術の当業者によって通常理解されるものと同じ意味を有する。本明細書で使用される用語は、本明細書および関連技術の文脈におけるそれらの用語の意味に従う意味を有するものとして解釈されるべきであり、明確にそのように本明細書で規定されていない限り、理想的なまたは過度に形式的な意味において解釈されないことをさらに理解されよう。
いくつかの実施形態は、ネットワーク(の部分)への干渉を引き起こすことを回避するために、受信機ネットワークノードがその送信/受信時間構造をどのように調節するかを決定することができるように、受信機ネットワークノードに知識を提供する。
図面に戻ると、同様のエレメントが同様の参照番号によって参照されており、図6では、一実施形態による、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク12とコアネットワーク14とを備える、LTEおよび/またはNR(5G)などの規格をサポートし得る3GPPタイプセルラネットワークなど、通信システム10の概略図が示されている。アクセスネットワーク12は、各々が、対応する(まとめてカバレッジエリア18と呼ばれる)カバレッジエリア18a、18b、18cを規定する、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、(まとめてネットワークノード16と呼ばれる)複数のネットワークノード16a、16b、16cを備える。各ネットワークノード16a、16b、16cは、有線接続または無線接続20上でコアネットワーク14に接続可能である。カバレッジエリア18a中に位置する第1の無線デバイス(WD)22aが、対応するネットワークノード16cに無線で接続するように設定されるか、または対応するネットワークノード16cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア18b中の第2のWD22bが、対応するネットワークノード16aに無線で接続可能である。この例では(まとめて無線デバイス22と呼ばれる)複数のWD22a、22bが示されているが、開示される実施形態は、唯一のWDがカバレッジエリア中にある状況、または、唯一のWDが、対応するネットワークノード16に接続している状況に、等しく適用可能である。便宜上、2つのWD22および3つのネットワークノード16のみが示されているが、通信システムは、より多くのWD22およびネットワークノード16を含み得ることに留意されたい。
また、WD22が、2つ以上のネットワークノード16および2つ以上のタイプのネットワークノード16と同時通信しており、ならびに/またはそれらと別々に通信するように設定され得ると考えられる。たとえば、WD22は、LTEをサポートするネットワークノード16およびNRをサポートする同じまたは異なるネットワークノード16とのデュアルコネクティビティを有することができる。一例として、WD22は、LTE/E-UTRANのためのeNBおよびNR/NG-RANのためのgNBと通信していることがある。
通信システム10は、それ自体、ホストコンピュータ24に接続され得、ホストコンピュータ24は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ24は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得るか、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダの代わりに動作され得る。通信システム10とホストコンピュータ24との間の接続26、28が、コアネットワーク14からホストコンピュータ24まで直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク30を介して延び得る。中間ネットワーク30は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得る。中間ネットワーク30は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得る。いくつかの実施形態では、中間ネットワーク30は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図6の通信システムは、全体として、接続されたWD22a、22bのうちの1つとホストコンピュータ24との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続として説明され得る。ホストコンピュータ24および接続されたWD22a、22bは、アクセスネットワーク12、コアネットワーク14、任意の中間ネットワーク30および可能なさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続は、OTT接続が通過する、参加する通信デバイスのうちの少なくともいくつかが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングを認識していないという点で、透過的であり得る。たとえば、ネットワークノード16が、接続されたWD22aにフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ24から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングに関して、通知されないことがあり、または通知される必要がない。同様に、ネットワークノード16は、WD22aから発生してホストコンピュータ24に向かう発信アップリンク通信の将来ルーティングに気づいている必要がない。
一実施形態では、ネットワークノード16は、参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノード16aに通信するように設定された生成器ユニット32を含むように設定された送信機ネットワークノード16cであり、参照信号に対応する情報は、受信機ネットワークノード16aが送信機ネットワークノード16cへの干渉を引き起こしている程度を指示する。いくつかの実施形態では、情報は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるかを指示する。いくつかの実施形態では、生成器ユニット32は、参照信号を受信機ネットワークノード16aに通信するようにさらに設定される。いくつかの実施形態では、通信された参照信号、通信された情報、および受信機ネットワークノード16aのガード期間(GP)中のシンボルの数は、受信機ネットワークノード16aが送信機ネットワークノード16cへの干渉を引き起こしている程度を受信機ネットワークノード16aが決定することを可能にする。いくつかの実施形態では、情報は、参照信号のスペシャルサブフレーム設定を指示する。いくつかの実施形態では、情報は、参照信号に関連する、ガード期間の長さ、少なくとも1つのダウンリンク(DL)シンボル、および少なくとも1つのアップリンク(UL)シンボルのうちの少なくとも1つを指示する。いくつかの実施形態では、生成器ユニット32は、あらかじめ規定されたシーケンスを選択および通信するようにさらに設定されることによって、参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノード16aに通信するようにさらに設定され、あらかじめ規定されたシーケンスは、参照信号のスペシャルサブフレーム設定と、参照信号に関連するガード期間長と、参照信号がその中で送信されるスロット内のダウンリンク(DL)シンボルの数とのうちの少なくとも1つを指示する。
別の実施形態によれば、ネットワークノード16は、受信機ネットワークノード16aとして設定され、送信機ネットワークノード16cから参照信号に対応する情報を受信することと、参照信号に対応する受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、受信機ネットワークノード16aが送信機ネットワークノード16cへの干渉を引き起こしている程度を決定することとを行うように設定された決定器ユニット34を含む。いくつかの実施形態では、決定器ユニット34は、受信機ネットワークノード16aが送信機ネットワークノード16cへの干渉を引き起こしている決定された程度に基づいて、ガード期間を増加させるようにさらに設定される。いくつかの実施形態では、決定器ユニット34は、送信機ネットワークノード16cから参照信号を受信するようにさらに設定される。いくつかの実施形態では、決定器ユニット34は、受信された参照信号のアップリンクシンボルと参照信号がその上で送信された既知のシンボルとの間の差がガード期間よりも大きいかどうかを決定するようにさらに設定されることによって、受信機ネットワークノード16aが送信機ネットワークノード16cへの干渉を引き起こしている程度を決定するように設定される。いくつかの実施形態では、決定器ユニット34は、差がガード期間よりも大きい場合、ガード期間を増加させることを行うようにさらに設定される。いくつかの実施形態では、受信された情報は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるかを指示する。いくつかの実施形態では、受信された情報は、参照信号のスペシャルサブフレーム設定を指示する。いくつかの実施形態では、受信された情報は、参照信号に関連する、ガード期間の長さ、少なくとも1つのダウンリンク(DL)シンボル、および少なくとも1つのアップリンク(UL)シンボルのうちの少なくとも1つを指示する。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたWD22、ネットワークノード16およびホストコンピュータ24の例示的な実装形態が、図7を参照しながら説明される。通信システム10では、ホストコンピュータ24は、通信システム10の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース40を含む、ハードウェア(HW)38を備える。ホストコンピュータ24は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路42をさらに備える。処理回路42は、プロセッサ44とメモリ46とを含み得る。詳細には、中央処理ユニットなどのプロセッサおよびメモリに加えて、またはそれらの代わりに、処理回路42は、処理および/または制御のための集積回路、たとえば、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)を備え得る。プロセッサ44は、メモリ46にアクセスする(たとえば、メモリ46に書き込む、および/またはメモリ46から読み取る)ように設定され得、メモリ46は、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ、たとえば、キャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(読取り専用メモリ)および/または光メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)を含み得る。
処理回路42は、本明細書で説明される方法および/またはプロセスのいずれをも制御するように、ならびに/あるいはそのような方法および/またはプロセスを、たとえば、ホストコンピュータ24によって実施させるように、設定され得る。プロセッサ44は、本明細書で説明されるホストコンピュータ24機能を実施するための1つまたは複数のプロセッサ44に対応する。ホストコンピュータ24は、データ、プログラマチックソフトウェアコードおよび/または本明細書で説明される他の情報を記憶するように設定されたメモリ46を含む。いくつかの実施形態では、ソフトウェア48および/またはホストアプリケーション50は、プロセッサ44および/または処理回路42によって実行されたとき、プロセッサ44および/または処理回路42に、ホストコンピュータ24に関して本明細書で説明されるプロセスを実施させる命令を含み得る。命令は、ホストコンピュータ24に関連するソフトウェアであり得る。
ソフトウェア48は、処理回路42によって実行可能であり得る。ソフトウェア48はホストアプリケーション50を含む。ホストアプリケーション50は、WD22およびホストコンピュータ24において終端するOTT接続52を介して接続するWD22など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション50は、OTT接続52を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。「ユーザデータ」は、説明される機能を実装するものとして本明細書で説明される、データおよび情報であり得る。一実施形態では、ホストコンピュータ24は、サービスプロバイダに制御および機能を提供するために設定され得、サービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダの代わりに動作され得る。ホストコンピュータ24の処理回路42は、ホストコンピュータ24が、ネットワークノード16および/または無線デバイス22を観測、監視、制御すること、ネットワークノード16および/または無線デバイス22に送信すること、ならびに/あるいはネットワークノード16および/または無線デバイス22から受信することを可能にし得る。ホストコンピュータ24の処理回路42は、サービスプロバイダが、ネットワークノード16および/または無線デバイス22を観測、監視、制御すること、ネットワークノード16および/または無線デバイス22に送信すること、ならびに/あるいはネットワークノード16および/または無線デバイス22から受信することを可能にするように設定された監視ユニット54を含み得る。
通信システム10は、通信システム10中に提供されるネットワークノード16をさらに含み、ネットワークノード16は、ネットワークノード16がホストコンピュータ24およびWD22と通信することを可能にするハードウェア58を備える。ハードウェア58は、通信システム10の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース60、ならびにネットワークノード16によってサーブされるカバレッジエリア18中に位置するWD22との少なくとも無線接続64をセットアップおよび維持するための無線インターフェース62を含み得る。無線インターフェース62は、たとえば、1つまたは複数のRF送信機、1つまたは複数のRF受信機、および/または1つまたは複数のRFトランシーバとして形成され得るか、あるいはそれらを含み得る。通信インターフェース60は、ホストコンピュータ24への接続66を容易にするように設定され得る。接続66は直接であり得るか、あるいは、接続66は、通信システム10のコアネットワーク14を、および/または通信システム10の外部の1つまたは複数の中間ネットワーク30を通過し得る。
示されている実施形態では、ネットワークノード16のハードウェア58は、処理回路68をさらに含む。処理回路68は、プロセッサ70とメモリ72とを含み得る。詳細には、中央処理ユニットなどのプロセッサおよびメモリに加えて、またはそれらの代わりに、処理回路68は、処理および/または制御のための集積回路、たとえば、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)を備え得る。プロセッサ70は、メモリ72にアクセスする(たとえば、メモリ72に書き込む、および/またはメモリ72から読み取る)ように設定され得、メモリ72は、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ、たとえば、キャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(読取り専用メモリ)および/または光メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)を含み得る。
したがって、ネットワークノード16は、たとえば、メモリ72に内部的に記憶されたか、または外部接続を介してネットワークノード16によってアクセス可能な外部メモリ(たとえば、データベース、ストレージアレイ、ネットワークストレージデバイスなど)に記憶されたソフトウェア74をさらに有する。ソフトウェア74は、処理回路68によって実行可能であり得る。処理回路68は、本明細書で説明される方法および/またはプロセスのいずれをも制御するように、ならびに/あるいはそのような方法および/またはプロセスを、たとえば、ネットワークノード16によって実施させるように、設定され得る。プロセッサ70は、本明細書で説明されるネットワークノード16機能を実施するための1つまたは複数のプロセッサ70に対応する。メモリ72は、データ、プログラマチックソフトウェアコードおよび/または本明細書で説明される他の情報を記憶するように設定される。いくつかの実施形態では、ソフトウェア74は、プロセッサ70および/または処理回路68によって実行されたとき、プロセッサ70および/または処理回路68に、ネットワークノード16に関して本明細書で説明されるプロセスを実施させる命令を含み得る。
たとえば、処理回路68は、ネットワークノード16に、通信信号スロット内の参照信号についての位置を指示する情報を受信することであって、位置が、ダウンリンク-アップリンク切替えに関連する参照ポイントに対して指示される、情報を受信することと、受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、参照信号を送信することと参照信号を受信することとのうちの少なくとも1つを行うことと、受信された参照信号と参照信号の位置を指示する受信された情報とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、リモート干渉が存在するかどうかを決定することとを行わせるように設定された決定器ユニット34を含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路68は、ネットワークノード16に、受信された参照信号と参照信号の位置を指示する受信された情報とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、リモート干渉の程度を決定することを行わせるようにさらに設定される。いくつかの実施形態では、情報は、参照信号を物理リソースにマッピングすることによって、参照信号の位置を指示する。いくつかの実施形態では、情報は、参照信号についての時間オフセットを指示する。いくつかの実施形態では、参照信号の位置を指示する情報は、運用アドミニストレーション保守(OAM)シグナリングを介して受信される。いくつかの実施形態では、参照信号は、第2のネットワークノードから受信される。いくつかの実施形態では、位置は固定位置である。いくつかの実施形態では、参照ポイントは、ガード期間の開始である。いくつかの実施形態では、ダウンリンク-アップリンク切替えは、時分割複信(TDD)設定に対応する。いくつかの実施形態では、指示された位置は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるべきであるかである。いくつかの実施形態では、指示された位置は、最も小さいガード期間の開始の前の最後のダウンリンク(DL)シンボルに対応する。いくつかの実施形態では、処理回路68は、ネットワークノード16に、受信された参照信号と参照信号の位置を指示する受信された情報とに少なくとも部分的に基づいて、ネットワークノード16が第2のネットワークノード16への干渉を引き起こしている程度を決定することと、ネットワークノード16が第2のネットワークノード16への干渉を引き起こしている決定された程度に少なくとも部分的に基づいて、ネットワークノード16のガード期間を増加させることとのうちの少なくとも1つを行わせるようにさらに設定される。いくつかの実施形態では、処理回路68は、ネットワークノード16に、参照信号がその上で受信されるシンボルと参照信号がその上で送信されたシンボルとの間の差がネットワークノードのガード期間よりも大きいかどうかを決定することであって、指示された位置は、参照信号がその上で送信されたシンボルを指示する、差がネットワークノードのガード期間よりも大きいかどうかを決定することと、差がガード期間よりも大きい場合、ガード期間を増加させることとのうちの少なくとも1つを行わせるようにさらに設定される。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード16の処理回路68は、参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノード16に通信するように設定された生成器ユニット32を含み得、参照信号に対応する情報は、受信機ネットワークノード16が送信機ネットワークノード16への干渉を引き起こしている程度を指示する。いくつかの実施形態では、情報は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるかを指示する。いくつかの実施形態では、処理回路68は、参照信号を受信機ネットワークノード16に通信するようにさらに設定される。いくつかの実施形態では、通信された参照信号、通信された情報、および受信機ネットワークノード16のガード期間(GP)中のシンボルの数は、受信機ネットワークノード16が送信機ネットワークノード16への干渉を引き起こしている程度を受信機ネットワークノード16が決定することを可能にする。いくつかの実施形態では、情報は、参照信号のスペシャルサブフレーム設定を指示する。いくつかの実施形態では、情報は、参照信号に関連する、ガード期間の長さ、少なくとも1つのダウンリンク(DL)シンボル、および少なくとも1つのアップリンク(UL)シンボルのうちの少なくとも1つを指示する。いくつかの実施形態では、処理回路68は、あらかじめ規定されたシーケンスを選択および通信するようにさらに設定されることによって、参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノード16に通信するようにさらに設定され、あらかじめ規定されたシーケンスは、参照信号のスペシャルサブフレーム設定と、参照信号に関連するガード期間長と、参照信号がその中で送信されるスロット内のダウンリンク(DL)シンボルの数とのうちの少なくとも1つを指示する。
上記で本明細書で説明されたように、各ネットワークノード16は、他のネットワークノードからの干渉の、アグレッサノードとビクティムノードの両方であり得る。したがって、ネットワークノード16の処理回路68は、図7に示されているように、生成器ユニット32ならびに決定器ユニット34の両方を含み得る。
いくつかの実施形態では、決定器ユニット34は、送信機ネットワークノード16から参照信号に対応する情報を受信することと、参照信号に対応する受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、受信機ネットワークノード16が送信機ネットワークノード16への干渉を引き起こしている程度を決定することとを行うように設定される。いくつかの実施形態では、処理回路68は、受信機ネットワークノード16が送信機ネットワークノード16への干渉を引き起こしている決定された程度に基づいて、ガード期間を増加させるようにさらに設定される。いくつかの実施形態では、処理回路68は、送信機ネットワークノード16から参照信号を受信するようにさらに設定される。いくつかの実施形態では、処理回路68は、受信された参照信号のアップリンクシンボルと参照信号がその上で送信された既知のシンボルとの間の差がガード期間よりも大きいかどうかを決定するようにさらに設定されることによって、受信機ネットワークノード16が送信機ネットワークノード16への干渉を引き起こしている程度を決定するように設定される。いくつかの実施形態では、処理回路68は、差がガード期間よりも大きい場合、ガード期間を増加させることを行うようにさらに設定される。いくつかの実施形態では、受信された情報は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるかを指示する。いくつかの実施形態では、受信された情報は、参照信号のスペシャルサブフレーム設定を指示する。いくつかの実施形態では、受信された情報は、参照信号に関連する、ガード期間の長さ、少なくとも1つのダウンリンク(DL)シンボル、および少なくとも1つのアップリンク(UL)シンボルのうちの少なくとも1つを指示する。
通信システム10は、すでに言及されたWD22をさらに含む。WD22は、WD22が現在位置するカバレッジエリア18をサーブするネットワークノード16との無線接続64をセットアップおよび維持するように設定された無線インターフェース82を含み得る、ハードウェア80を有し得る。無線インターフェース82は、たとえば、1つまたは複数のRF送信機、1つまたは複数のRF受信機、および/または1つまたは複数のRFトランシーバとして形成され得るか、あるいはそれらを含み得る。
WD22のハードウェア80は、処理回路84をさらに含む。処理回路84は、プロセッサ86とメモリ88とを含み得る。詳細には、中央処理ユニットなどのプロセッサおよびメモリに加えて、またはそれらの代わりに、処理回路84は、処理および/または制御のための集積回路、たとえば、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)を備え得る。プロセッサ86は、メモリ88にアクセスする(たとえば、メモリ88に書き込む、および/またはメモリ88から読み取る)ように設定され得、メモリ88は、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ、たとえば、キャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(読取り専用メモリ)および/または光メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブル読取り専用メモリ)を含み得る。
したがって、WD22はソフトウェア90をさらに備え得、ソフトウェア90は、たとえば、WD22におけるメモリ88に記憶されるか、またはWD22によってアクセス可能な外部メモリ(たとえば、データベース、ストレージアレイ、ネットワークストレージデバイスなど)に記憶される。ソフトウェア90は、処理回路84によって実行可能であり得る。ソフトウェア90は、クライアントアプリケーション92を含み得る。クライアントアプリケーション92は、ホストコンピュータ24のサポートを伴って、WD22を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ24では、実行しているホストアプリケーション50は、WD22およびホストコンピュータ24において終端するOTT接続52を介して、実行しているクライアントアプリケーション92と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション92は、ホストアプリケーション50から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続52は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション92は、クライアントアプリケーション92が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
処理回路84は、本明細書で説明される方法および/またはプロセスのいずれをも制御するように、ならびに/あるいはそのような方法および/またはプロセスを、たとえば、WD22によって実施させるように、設定され得る。プロセッサ86は、本明細書で説明されるWD22機能を実施するための1つまたは複数のプロセッサ86に対応する。WD22は、データ、プログラマチックソフトウェアコードおよび/または本明細書で説明される他の情報を記憶するように設定されたメモリ88を含む。いくつかの実施形態では、ソフトウェア90および/またはクライアントアプリケーション92は、プロセッサ86および/または処理回路84によって実行されたとき、プロセッサ86および/または処理回路84に、WD22に関して本明細書で説明されるプロセスを実施させる命令を含み得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード16、WD22、およびホストコンピュータ24の内部の働きは、図7に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図6のものであり得る。
図7では、OTT接続52は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、ネットワークノード16を介したホストコンピュータ24と無線デバイス22との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、WD22からまたはホストコンピュータ24を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続52がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが、(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
WD22とネットワークノード16との間の無線接続64は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続64が最後のセグメントを形成し得るOTT接続52を使用して、WD22に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態のうちのいくつかの教示は、データレート、レイテンシ、および/または電力消費を改善し、それにより、低減されたユーザ待ち時間、ファイルサイズに対する緩和された制限、より良い応答性、延長されたバッテリー寿命などの利益を提供し得る。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ24とWD22との間のOTT接続52を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続52を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ24のソフトウェア48においてまたはWD22のソフトウェア90において、またはその両方において実装され得る。実施形態では、OTT接続52が通過する通信デバイスにおいて、またはその通信デバイスに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア48、90が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続52の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、ネットワークノード16に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、ネットワークノード16に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。いくつかのそのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実施され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ24の測定を容易にするプロプライエタリWDシグナリングを伴い得る。いくつかの実施形態では、測定は、ソフトウェア48、90が、伝搬時間、エラーなどを監視しながら、ソフトウェア48、90が、OTT接続52を使用して、メッセージ、特に、空のまたは「ダミー」メッセージを送信させるという点で実装され得る。
したがって、いくつかの実施形態では、ホストコンピュータ24は、ユーザデータを提供するように設定された処理回路42と、WD22への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェース40とを含む。いくつかの実施形態では、セルラネットワークは、無線インターフェース62をもつネットワークノード16をも含む。いくつかの実施形態では、ネットワークノード16は、WD22への送信を準備/始動/維持/サポート/終了すること、および/またはWD22からの送信の受信において準備/終端/維持/サポート/終了することを行うための本明細書で説明される機能および/または方法を実施するように設定され、ならびに/あるいはネットワークノード16の処理回路68はそれらを実施するように設定される。
いくつかの実施形態では、ホストコンピュータ24は、処理回路42と、通信インターフェース40とを含み、通信インターフェース40は、WD22からネットワークノード16への送信から発信したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース40に設定される。いくつかの実施形態では、WD22は、ネットワークノード16への送信を準備/始動/維持/サポート/終了すること、および/またはネットワークノード16からの送信の受信において準備/終端/維持/サポート/終了することを行うための本明細書で説明される機能および/または方法を実施するように設定され、および/またはそれらを実施するように設定された無線インターフェース82および/または処理回路84を備える。
図6および図7は、それぞれのプロセッサ内にあるものとして、生成器ユニット32および決定器ユニット34などの様々な「ユニット」を示すが、これらのユニットは、ユニットの一部分が処理回路内の対応するメモリに記憶されるように、実装され得ることが考えられる。言い換えれば、ユニットは、ハードウェアで、またはハードウェアと処理回路内のソフトウェアとの組合せで実装され得る。
図8は、一実施形態による、たとえば、図6および図7の通信システムなど、通信システムにおいて実装される例示的な方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータ24、ネットワークノード16およびWD22を含み得る。方法の第1のステップにおいて、ホストコンピュータ24はユーザデータを提供する(ブロックS100)。第1のステップの随意のサブステップにおいて、ホストコンピュータ24は、たとえば、ホストアプリケーション50など、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する(ブロックS102)。第2のステップにおいて、ホストコンピュータ24は、WD22にユーザデータを搬送する送信を始動する(ブロックS104)。随意の第3のステップにおいて、ネットワークノード16は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータ24が始動した送信において搬送されたユーザデータをWD22に送信する(ブロックS106)。随意の第4のステップにおいて、WD22は、ホストコンピュータ24によって実行されるホストアプリケーション50に関連する、たとえば、クライアントアプリケーション92など、クライアントアプリケーションを実行する(ブロックS108)。
図9は、一実施形態による、たとえば、図6の通信システムなど、通信システムにおいて実装される例示的な方法を示すフローチャートである。通信システムは、図6および図7を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータ24、ネットワークノード16およびWD22を含み得る。方法の第1のステップにおいて、ホストコンピュータ24はユーザデータを提供する(ブロックS110)。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータ24は、たとえば、ホストアプリケーション50など、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。第2のステップにおいて、ホストコンピュータ24は、WD22にユーザデータを搬送する送信を始動する(ブロックS112)。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ネットワークノード16を介して進み得る。随意の第3のステップにおいて、WD22は、送信において搬送されたユーザデータを受信する(ブロックS114)。
図10は、一実施形態による、たとえば、図6の通信システムなど、通信システムにおいて実装される例示的な方法を示すフローチャートである。通信システムは、図6および図7を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータ24、ネットワークノード16およびWD22を含み得る。方法の随意の第1のステップにおいて、WD22は、ホストコンピュータ24によって提供された入力データを受信する(ブロックS116)。第1のステップの随意のサブステップにおいて、WD22は、ホストコンピュータ24によって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーション92を実行する(ブロックS118)。追加または代替として、随意の第2のステップにおいて、WD22はユーザデータを提供する(ブロックS120)。第2のステップの随意のサブステップにおいて、WDは、たとえば、クライアントアプリケーション92など、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する(ブロックS122)。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーション92は、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、WD22は、随意の第3のサブステップにおいて、ホストコンピュータ24へのユーザデータの送信を始動し得る(ブロックS124)。方法の第4のステップにおいて、ホストコンピュータ24は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、WD22から送信されたユーザデータを受信する(ブロックS126)。
図11は、一実施形態による、たとえば、図6の通信システムなど、通信システムにおいて実装される例示的な方法を示すフローチャートである。通信システムは、図6および図7を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータ24、ネットワークノード16およびWD22を含み得る。方法の随意の第1のステップにおいて、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ネットワークノード16は、WD22からユーザデータを受信する(ブロックS128)。随意の第2のステップにおいて、ネットワークノード16は、ホストコンピュータ24への、受信されたユーザデータの送信を始動する(ブロックS130)。第3のステップにおいて、ホストコンピュータ24は、ネットワークノード16によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する(ブロックS132)。
図12は、本開示の原理のうちの少なくともいくつかによる、リモート干渉管理のためのネットワークノード16における例示的なプロセスのフローチャートである。ネットワークノード16によって実施される1つまたは複数のブロックおよび/または機能および/または方法は、例示的な方法に従って、処理回路68中の決定器ユニット34、プロセッサ70、無線インターフェース62などによってなど、ネットワークノード16の1つまたは複数のエレメントによって実施され得る。例示的な方法は、決定器ユニット34、処理回路68および/または無線インターフェース62を介してなど、通信信号スロット内の参照信号についての位置を指示する情報を受信すること(ブロックS134)であって、位置が、ダウンリンク-アップリンク切替えに関連する参照ポイントに対して指示される、情報を受信すること(ブロックS134)を含む。方法は、決定器ユニット34、処理回路68および/または無線インターフェース62を介してなど、受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、参照信号を送信することと参照信号を受信することとのうちの少なくとも1つを行うこと(ブロックS136)を含む。方法は、決定器ユニット34、処理回路68および/または無線インターフェース62を介してなど、受信された参照信号と参照信号の位置を指示する受信された情報とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、リモート干渉が存在するかどうかを決定すること(ブロックS138)を含む。
いくつかの実施形態では、方法は、決定器ユニット34、処理回路68および/または無線インターフェース62を介してなど、受信された参照信号と参照信号の位置を指示する受信された情報とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、リモート干渉の程度を決定することをさらに含む。いくつかの実施形態では、情報は、参照信号を物理リソースにマッピングすることによって、参照信号の位置を指示する。いくつかの実施形態では、情報は、参照信号についての時間オフセットを指示する。いくつかの実施形態では、参照信号の位置を指示する情報は、運用アドミニストレーション保守(OAM)シグナリングを介して受信される。いくつかの実施形態では、参照信号は、第2のネットワークノード16から受信される。いくつかの実施形態では、位置は固定位置である。いくつかの実施形態では、参照ポイントは、ガード期間の開始である。いくつかの実施形態では、ダウンリンク-アップリンク切替えは、時分割複信(TDD)設定に対応する。いくつかの実施形態では、指示された位置は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるべきであるかである。
いくつかの実施形態では、指示された位置は、最も小さいガード期間の開始の前の最後のダウンリンク(DL)シンボルに対応する。いくつかの実施形態では、方法は、決定器ユニット34、処理回路68および/または無線インターフェース62を介してなど、受信された参照信号と参照信号の位置を指示する受信された情報とに少なくとも部分的に基づいて、ネットワークノードが第2のネットワークノードへの干渉を引き起こしている程度を決定することと、決定器ユニット34、処理回路68および/または無線インターフェース62を介してなど、ネットワークノード16が第2のネットワークノード16への干渉を引き起こしている決定された程度に少なくとも部分的に基づいて、ネットワークノード16のガード期間を増加させることとをさらに含む。いくつかの実施形態では、方法は、決定器ユニット34、処理回路68および/または無線インターフェース62を介してなど、参照信号がその上で受信されるシンボルと参照信号がその上で送信されたシンボルとの間の差がネットワークノード16のガード期間よりも大きいかどうかを決定することであって、指示された位置は、参照信号がその上で送信されたシンボルを指示する、差がネットワークノード16のガード期間よりも大きいかどうかを決定することと、差がガード期間よりも大きい場合、決定器ユニット34、処理回路68および/または無線インターフェース62を介してなど、ガード期間を増加させることとをさらに含む。
図13は、本開示の原理のうちの少なくともいくつかによる、ネットワークノード16における例示的なプロセスのフローチャートである。この例示的なプロセスでは、ネットワークノード16は、送信機ネットワークノード16cと見なされ得る。送信機ネットワークノード16cは、参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノード16aに通信し、参照信号に対応する情報は、受信機ネットワークノード16aが送信機ネットワークノード16cへの干渉を引き起こしている程度を指示する(ブロックS140)。
このプロセスのいくつかの実施形態では、情報は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるかを指示する。いくつかの実施形態では、方法は、参照信号を受信機ネットワークノードに通信することをさらに含む。いくつかの実施形態では、通信された参照信号、通信された情報、および受信機ネットワークノード16aのガード期間(GP)中のシンボルの数は、受信機ネットワークノード16aが送信機ネットワークノード16cへの干渉を引き起こしている程度を受信機ネットワークノード16aが決定することを可能にする。いくつかの実施形態では、情報は、参照信号のスペシャルサブフレーム設定を指示する。いくつかの実施形態では、情報は、参照信号に関連する、ガード期間の長さ、少なくとも1つのダウンリンク(DL)シンボル、および少なくとも1つのアップリンク(UL)シンボルのうちの少なくとも1つを指示する。いくつかの実施形態では、参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノード16aに通信することは、あらかじめ規定されたシーケンスを選択および通信することをさらに含み、あらかじめ規定されたシーケンスは、参照信号のスペシャルサブフレーム設定と、参照信号に関連するガード期間長と、参照信号がその中で送信されるスロット内のダウンリンク(DL)シンボルの数とのうちの少なくとも1つを指示する。
図14は、本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノード16における例示的なプロセスのフローチャートである。この例示的なプロセスでは、ネットワークノード16は、受信機ネットワークノード16aと見なされ得る。受信機ネットワークノード16aは、送信機ネットワークノード16aから参照信号に対応する情報を受信する(ブロックS142)。受信機ネットワークノード16aは、参照信号に対応する受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、受信機ネットワークノード16aが送信機ネットワークノード16cへの干渉を引き起こしている程度を決定する(ブロックS144)。
いくつかの実施形態では、方法は、受信機ネットワークノード16aが送信機ネットワークノード16cへの干渉を引き起こしている決定された程度に基づいて、ガード期間を増加させることをさらに含む。いくつかの実施形態では、方法は、送信機ネットワークノード16cから参照信号を受信することをさらに含む。いくつかの実施形態では、受信機ネットワークノード16aが送信機ネットワークノード16cへの干渉を引き起こしている程度を決定することは、受信された参照信号のアップリンクシンボルと参照信号がその上で送信された既知のシンボルとの間の差がガード期間よりも大きいかどうかを決定することをさらに含む。いくつかの実施形態では、方法は、差がガード期間よりも大きい場合、ガード期間を増加させることをさらに含む。いくつかの実施形態では、受信された情報は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるかを指示する。いくつかの実施形態では、受信された情報は、参照信号のスペシャルサブフレーム設定を指示する。いくつかの実施形態では、受信された情報は、参照信号に関連する、ガード期間の長さ、少なくとも1つのダウンリンク(DL)シンボル、および少なくとも1つのアップリンク(UL)シンボルのうちの少なくとも1つを指示する。
ネットワークノード16が別のネットワークノード16との干渉を引き起こしている程度を決定することと、その程度を通信することとに関係する、本開示のいくつかの実施形態について説明したが、次に、実施形態のうちの少なくともいくつかのより詳細な説明が説明され、これは、ネットワークノード16、無線デバイス22および/またはホストコンピュータ24によって実装され得る。
物理リソース上への異なるマッピング
1つの主要な実施形態では、物理リソース上への参照信号の異なるマッピングが、情報を伝達するために使用される。その情報は、参照信号を送信しているネットワークノード16への干渉が引き起こされる程度を理解するために、受信機ネットワークノード16によって使用され得る。
より詳細な実施形態では、搬送される情報は、以下の通りであり得る。
サブフレーム中のどのOFDMシンボル中で参照信号が送信されるか
これは、たとえば、一例として図15に示されているように、システムにおいて設定可能な最も小さいガード期間によって与えられる最後のシンボル中であり得る。
固定シンボルロケーションを使用することは、一部のネットワークノード16についてガード期間内での参照信号の送信を生じるが、それは、参照信号送信が、大きい周期性を有し、したがって時々起こるにすぎないと仮定されるので、大きい問題点ではないことがある。
どのULシンボルl中で、受信ネットワークノード16が送信された参照信号を検出したかと、その上で参照信号が送信される既知のシンボルlTXと、受信ネットワークノード16のスペシャルサブフレームのGP中のシンボルの数nGPとに基づいて、受信ネットワークノード16は、処理回路68を介してなど、l-lTX>nGPである場合、受信ネットワークノード16が参照信号の送信機ネットワークノード16への干渉を引き起こすことを知るかまたは決定することになる。
受信ネットワークノード16は、次いで、処理回路68および/または無線インターフェース62を介してなど、検出された参照信号を送信したビクティムネットワークノード16への干渉を引き起こすことを回避するために、l-lTX<nGPとなるようにそのGPを増加し得る。
使用されるスペシャルサブフレーム/フレキシブルスロット設定
たとえば、3つのスペシャルサブフレーム設定があると仮定する。物理リソース上への異なるマッピングが、たとえば、図16に示されているように適用され得る。すなわち、どのサブキャリア(sc)中で参照信号が検出されるかに応じて、スペシャルサブフレーム/フレキシブルスロット設定が知られることになる。これによって、いくつのOFDMシンボル(os)がDL送信のために使用されるかが知られ/決定され得る。サブキャリア選択は、たとえば、IFDMA変調の場合の異なる組合せ、または周波数ドメインにおける任意の他のマッピング(たとえば、マッピング間の所与のサブキャリアシフトを使用する等距離マッピング)であり得る。たとえば、一例として図17に示されているように、どのOFDMシンボル上で参照信号が送信されるかに応じて、異なる周波数サブバンドが使用され得る。
ガード期間および/またはDLシンボルおよび/またはULシンボルの長さ
これは、スペシャルサブフレーム/フレキシブルスロット設定に関する実施形態と同様であると見なされ得るが、たとえば、DLシンボルのみが関心を引くものである場合、同じ参照信号が、複数のスペシャルサブフレーム設定、たとえば、[DL,GP,UL]:[5,4,5]および[5,3,6]のために使用され得る。
どのスロットまたはサブフレーム中でシーケンスが送信されることを可能にされるかに関係する制限
たとえば、参照信号が100個のサブフレームごとに送信され得、参照信号をマッピングすることが、OFDMシンボル#3または#4のいずれかにおいて可能にされると仮定する。OFDMシンボル#3を指示することは、たとえばサブフレーム{0,200,400,...}中で可能にされるが、OFDMシンボル#4を指示することは、サブフレーム{100,300,500,...}中で可能にされ得る。これは、必ずしもサブフレームに関係するとは限らず、必ずしも全体的フレーム構造における固定間隔に関係するとは限らない、任意のタイプの時間的マッピング制限において適用され得る。
いくつかの実施形態では、検出確率を最大にし、誤検出を最小限に抑えるために、異なるネットワークノード16またはネットワークノード16のグループは、一実施形態では、異なる時間において送信するように割り振られ得る。「異なる時間」は、ここでは、各ネットワークノード/ネットワークノードグループが、異なるサブフレームオフセットを使用する、たとえばX番目のサブフレームごとの、あらかじめ規定された時間構造と呼ばれる。
実施形態のこれらのセットにおいて情報を伝達するために、異なるリソースマッピングが使用されるとき、伝達される情報の異なる仮説に各々対応する、異なるロケーションにおいて、単一のビクティムネットワークノード16によって送信された参照信号を受信機が検出することを試みなければならないので、検出の複雑さは増加され得る。これを軽減するために、一実施形態では、ビクティムネットワークノード16は、2つのロケーションにおいて参照信号を送信する。固定され、受信ネットワークノード16によって知られており、前記情報に依存しない第1のロケーション、および、前記情報に依存し、それにより第2のロケーションの選択が情報を伝達する、第2のロケーション。これは、検出が少なくとも2つのステップにスプリットされ得るので、受信ネットワークノード16における検出の複雑さを低減する。第1のステップにおいて、受信ネットワークノード16は、第1のロケーションにおいて、送信された参照信号を検出することを試み得る。参照信号が検出された場合(およびその場合のみ)、受信ネットワークノード16は、第2のステップにおいて、可能な第2のロケーションの各々において、参照信号を検出することを試み得る。どの候補の第2のロケーションにおいて参照信号が検出されるかに基づいて、本明細書の前の実施形態において説明されたように、異なる情報が伝達される。したがって、受信ネットワークノード16は、その対応する第1のロケーションにおいて送信されたあるビクティムネットワークノード16からの参照信号を検出したとき、候補の第2のロケーションを通して検索する必要があるにすぎない。
適応参照信号構造
別の主要な実施形態では、参照信号の異なる構造が、情報を伝達するために使用され得る。その情報は、参照信号を送信しているネットワークノード16への干渉が(受信機ネットワークノード16によって)引き起こされる程度を理解するために、受信機ネットワークノード16によって使用され得る。
より詳細な実施形態では、搬送される情報は、以下の通りであり得る。
選択されるシーケンスによる
シーケンスは、あらかじめ規定されたシーケンス生成器の異なるシード初期化によって、または、たとえば、そこから選択するためのあらかじめ規定されたシーケンスを有することによって生成され得る。選択されるシーケンスは、たとえば、使用されるスペシャルサブフレーム設定、ガード期間長を指示するか、あるいは、その中で参照信号が送信されるスロット内の、DLシンボルの数を指示するかまたは直接OFDMシンボルを指示することができる。たとえば、図18を参照されたい。(本例のように)スロット中のシーケンスの位置は固定される必要がないことに留意されたい。生成される信号シーケンスの例は、異なるZadoff-Chuシーケンスが、異なる情報を伝達するために選択され得る、Zadoff-Chuシーケンス、あるいは、異なる初期化シードが、情報を伝達するために使用され得る、Goldシーケンスまたはmシーケンスなど、PNシーケンスである。
参照信号のマッピングおよび構造
いくつかの実施形態では、上記で説明された実施形態の任意の組合せがあり得ることに留意されたい。言い換えれば、本開示で説明される任意の2つまたはそれ以上の実施形態が、任意のやり方で互いに組み合わせられ得る。
上述のように、参照信号が時間的にいつ送られたかの知識を用いて、検出された参照信号の伝搬遅延が決定され得る。すべてのセルにおけるアップリンクが同時に開始すると仮定されるという点で、アップリンクダウンリンク設定が整合されると仮定されるので、アップリンクに先行するガード期間は、伝搬遅延をカバーするのに十分に長くなるべきであり、したがって、(ガード期間を増加させるために)DL送信がどのくらい短縮されるべきであるかを決定することが可能である。
上記のことから、lが受信された時間である場合、送信時間lTXに関するシグナリングされた知識は、ガード期間が公称アップリンク開始ポイントに対して少なくともl-lTX>nGPであるべきであることを、アグレッサネットワークノード16が理解することを可能にすることを思い出す。
しかしながら、送信時間がlTXであるが、実際の送信時間の代わりにlTX-ΔGPがシグナリングされる(ただし、ΔGPは、送信ノードのサブフレーム/スロット/サブスロットと、受信ノードのサブフレーム/スロット/サブスロットとの間のタイミング差である)場合、ガード期間は、l-lTX+ΔGPとなる。したがって、異なるセルにおける整合されていないアップリンクを伴う場合についても(その不整合が既知の場合)、無線インターフェース62を介してなど、リモート干渉を軽減するための情報をシグナリングすることが可能である。これは、伝達される情報が「干渉の程度」である、別の実施形態である。
さらに、1つまたは複数の実施形態は、以下のうちの1つまたは複数を含み得る。
実施形態A1. 無線デバイス(WD)と通信するように設定された送信機ネットワークノードであって、送信機ネットワークノードは、
参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノードに通信することであって、参照信号に対応する情報は、受信機ネットワークノードが送信機ネットワークノードへの干渉を引き起こしている程度を指示する、参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノードに通信すること
を行うように設定され、ならびに/あるいは、それを行うように設定された無線インターフェースを備え、および/またはそれを行うように設定された処理回路を備える、送信機ネットワークノード。
実施形態A2. 情報は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるかを指示する、実施形態A1に記載の送信機ネットワークノード。
実施形態A3. 処理回路が、受信機ネットワークノードへの参照信号の通信を引き起こすようにさらに設定された、実施形態A1およびA2のいずれか1つに記載の送信機ネットワークノード。
実施形態A4. 通信された参照信号、通信された情報、および受信機ネットワークノードのガード期間(GP)中のシンボルの数は、受信機ネットワークノードが送信機ネットワークノードへの干渉を引き起こしている程度を受信機ネットワークノードが決定することを可能にする、実施形態A1~A3のいずれか1つに記載の送信機ネットワークノード。
実施形態A5. 情報が、参照信号のスペシャルサブフレーム設定を指示する、実施形態A1~A4のいずれか1つに記載の送信機ネットワークノード。
実施形態A6. 情報が、参照信号に関連する、ガード期間の長さ、少なくとも1つのダウンリンク(DL)シンボル、および少なくとも1つのアップリンク(UL)シンボルのうちの少なくとも1つを指示する、実施形態A1~A5のいずれか1つに記載の送信機ネットワークノード。
実施形態A7. 処理回路が、あらかじめ規定されたシーケンスを選択および通信するようにさらに設定されることによって、参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノードに通信するようにさらに設定され、あらかじめ規定されたシーケンスは、参照信号のスペシャルサブフレーム設定と、参照信号に関連するガード期間長と、参照信号がその中で送信されるスロット内のダウンリンク(DL)シンボルの数とのうちの少なくとも1つを指示する、実施形態A1~A6のいずれか1つに記載の送信機ネットワークノード。
実施形態B1. ネットワークノードにおいて実装される方法であって、方法は、
参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノードに通信することであって、参照信号に対応する情報は、受信機ネットワークノードが送信機ネットワークノードへの干渉を引き起こしている程度を指示する、参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノードに通信すること
を含む、方法。
実施形態B2. 情報は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるかを指示する、実施形態B1に記載の方法。
実施形態B3. 参照信号を受信機ネットワークノードに通信することをさらに含む、実施形態B1およびB2のいずれか1つに記載の方法。
実施形態B4. 通信された参照信号、通信された情報、および受信機ネットワークノードのガード期間(GP)中のシンボルの数は、受信機ネットワークノードが送信機ネットワークノードへの干渉を引き起こしている程度を受信機ネットワークノードが決定することを可能にする、実施形態B1~B3のいずれか1つに記載の方法。
実施形態B5. 情報が、参照信号のスペシャルサブフレーム設定を指示する、実施形態B1~B4のいずれか1つに記載の方法。
実施形態B6. 情報が、参照信号に関連する、ガード期間の長さ、少なくとも1つのダウンリンク(DL)シンボル、および少なくとも1つのアップリンク(UL)シンボルのうちの少なくとも1つを指示する、実施形態B1~B5のいずれか1つに記載の方法。
実施形態B7. 参照信号に対応する情報を受信機ネットワークノードに通信することが、あらかじめ規定されたシーケンスを選択および通信することをさらに含み、あらかじめ規定されたシーケンスは、参照信号のスペシャルサブフレーム設定と、参照信号に関連するガード期間長と、参照信号がその中で送信されるスロット内のダウンリンク(DL)シンボルの数とのうちの少なくとも1つを指示する、実施形態B1~B6のいずれか1つに記載の方法。
実施形態C1. 無線デバイス(WD)と通信するように設定された受信機ネットワークノードであって、受信機ネットワークノードは、
送信機ネットワークノードから参照信号に対応する情報を受信することと、
参照信号に対応する受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、受信機ネットワークノードが送信機ネットワークノードへの干渉を引き起こしている程度を決定することと
を行うように設定され、ならびに/あるいは、それを行うように設定された無線インターフェースを備え、および/またはそれを行うように設定された処理回路を備える、受信機ネットワークノード。
実施形態C2. 処理回路は、受信機ネットワークノードが送信機ネットワークノードへの干渉を引き起こしている決定された程度に基づいて、ガード期間を増加させるようにさらに設定された、実施形態C1に記載の受信機ネットワークノード。
実施形態C3. 処理回路が、送信機ネットワークノードから参照信号を受信するようにさらに設定された、実施形態C1~C3のいずれか1つに記載の受信機ネットワークノード。
実施形態C4. 処理回路は、受信された参照信号のアップリンクシンボルと参照信号がその上で送信された既知のシンボルとの間の差がガード期間よりも大きいかどうかを決定するようにさらに設定されることによって、受信機ネットワークノードが送信機ネットワークノードへの干渉を引き起こしている程度を決定するように設定された、実施形態C3に記載の受信機ネットワークノード。
実施形態C5. 処理回路は、差がガード期間よりも大きい場合、ガード期間を増加させることを行うようにさらに設定された、実施形態C4に記載の受信機ネットワークノード。
実施形態C6. 受信された情報は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるかを指示する、実施形態C1~C5のいずれか1つに記載の受信機ネットワークノード。
実施形態C7. 受信された情報が、参照信号のスペシャルサブフレーム設定を指示する、実施形態C1~C6のいずれか1つに記載の受信機ネットワークノード。
実施形態C8. 受信された情報が、参照信号に関連する、ガード期間の長さ、少なくとも1つのダウンリンク(DL)シンボル、および少なくとも1つのアップリンク(UL)シンボルのうちの少なくとも1つを指示する、実施形態C1~C7のいずれか1つに記載の受信機ネットワークノード。
実施形態D1. ネットワークノードにおいて実装される方法であって、方法は、
送信機ネットワークノードから参照信号に対応する情報を受信することと、
参照信号に対応する受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、受信機ネットワークノードが送信機ネットワークノードへの干渉を引き起こしている程度を決定することと
を含む、方法。
実施形態D2. 受信機ネットワークノードが送信機ネットワークノードへの干渉を引き起こしている決定された程度に基づいて、ガード期間を増加させることをさらに含む、実施形態D1に記載の方法。
実施形態D3. 送信機ネットワークノードから参照信号を受信することをさらに含む、実施形態D1~D2のいずれか1つに記載の方法。
実施形態D4. 受信機ネットワークノードが送信機ネットワークノードへの干渉を引き起こしている程度を決定することは、受信された参照信号のアップリンクシンボルと参照信号がその上で送信された既知のシンボルとの間の差がガード期間よりも大きいかどうかを決定することをさらに含む、実施形態D3に記載の方法。
実施形態D5. 差がガード期間よりも大きい場合、ガード期間を増加させることをさらに含む、実施形態D4に記載の方法。
実施形態D6. 受信された情報は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で参照信号が送信されるかを指示する、実施形態D1~D5のいずれか1つに記載の方法。
実施形態D7. 受信された情報が、参照信号のスペシャルサブフレーム設定を指示する、実施形態D1~D6のいずれか1つに記載の方法。
実施形態D8. 受信された情報が、参照信号に関連する、ガード期間の長さ、少なくとも1つのダウンリンク(DL)シンボル、および少なくとも1つのアップリンク(UL)シンボルのうちの少なくとも1つを指示する、実施形態D1~D7のいずれか1つに記載の方法。
当業者によって諒解されるように、本明細書で説明される概念は、方法、データ処理システム、コンピュータプログラム製品、および/または実行可能コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ記憶媒体として具現され得る。したがって、本明細書で説明される概念は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態、またはソフトウェア態様とハードウェア態様とを組み合わせる実施形態の形態をとり得、これらはすべて、本明細書では概して「回路」または「モジュール」と呼ばれることがある。本明細書で説明される任意のプロセス、ステップ、アクションおよび/または機能は、ソフトウェアおよび/またはファームウェアおよび/またはハードウェアにおいて実装され得る、対応するモジュールによって実施され、ならびに/あるいはそのモジュールに関連し得る。さらに、本開示は、コンピュータによって実行され得る媒体において具現されるコンピュータプログラムコードを有する、有形コンピュータ使用可能記憶媒体上のコンピュータプログラム製品の形態をとり得る。ハードディスク、CD-ROM、電子ストレージデバイス、光ストレージデバイス、または磁気ストレージデバイスを含む、任意の好適な有形コンピュータ可読媒体が利用され得る。
いくつかの実施形態が、方法、システムおよびコンピュータプログラム製品のフローチャート例示図および/またはブロック図を参照しながら本明細書で説明された。フローチャート例示図および/またはブロック図の各ブロック、ならびにフローチャート例示図および/またはブロック図中のブロックの組合せが、コンピュータプログラム命令によって実装され得ることを理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、機械を製造するために、(それにより専用コンピュータを作成するための)汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供され得、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行するそれらの命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装するための手段を作成する。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に特定の様式で機能するように指示することができるコンピュータ可読メモリまたは記憶媒体に記憶され得、その結果、コンピュータ可読メモリに記憶された命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装する命令手段を含む製造品を製造する。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ実装プロセスを生成するために、一連の動作ステップをコンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実施させるように、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置にロードされ得、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行される命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装するためのステップを提供する。
ブロック中で言及される機能/行為は、動作の例示図中で言及される順序から外れて行われ得ることを理解されたい。たとえば、関与する機能/行為に応じて、連続して示されている2つのブロックが、事実上、実質的にコンカレントに実行され得るか、またはブロックが、時々、逆の順序で実行され得る。図のうちのいくつかが、通信の主要な方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信が、図示された矢印と反対方向に行われ得ることを理解されたい。
本明細書で説明される概念の動作を行うためのコンピュータプログラムコードが、Java(登録商標)またはC++など、オブジェクト指向プログラミング言語で書かれ得る。しかしながら、本開示の動作を行うためのコンピュータプログラムコードは、「C」プログラミング言語など、従来の手続き型プログラミング言語でも書かれ得る。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上でおよび部分的にリモートコンピュータ上で、あるいは完全にリモートコンピュータ上で実行し得る。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を通してユーザのコンピュータに接続され得るか、あるいは接続は、(たとえば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを通して)外部コンピュータに対して行われ得る。
多くの異なる実施形態が、上記の説明および図面に関して、本明細書で開示された。これらの実施形態のあらゆる組合せおよび部分組合せを文字通り説明および例示することは、過度に繰返しが多く、不明瞭にすることを理解されよう。したがって、すべての実施形態は、何らかのやり方および/または組合せで組み合わせられ得、図面を含む本明細書は、本明細書で説明される実施形態のすべての組合せおよび部分組合せと、それらを作製および使用する様式およびプロセスのすべての組合せおよび部分組合せとの完全な記載された説明を構成すると解釈されたく、ならびに、任意のそのような組合せまたは部分組合せに対する請求を支持するものとする。
前述の説明で使用され得る略語は、以下を含む。
略語 説明
BS 基地局
DCI ダウンリンク制御情報
DL ダウンリンク
FDD 周波数分割複信
GP ガード期間
LTE Long Term Evolution
NR 新無線
TDD 時分割複信
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RAT 無線アクセス技術
RB リソースブロック
UE ユーザ機器
UL アップリンク
本明細書で説明される実施形態は、上記で本明細書で特に示され、説明されたことに限定されないことが当業者によって諒解されよう。さらに、そうでないことが上記で述べられていない限り、添付の図面のすべてが一定の縮尺であるとは限らないことに留意されたい。上記の教示に照らして、以下の特許請求の範囲から逸脱することなく、様々な修正および変形が可能である。

Claims (13)

  1. リモート干渉管理のためのネットワークノード(16)における方法であって、前記方法は、
    通信信号スロット内の参照信号についての位置を指示する情報を受信すること(S134)であって、前記位置が、ダウンリンク-アップリンク切替えに関連する参照ポイントに対して指示される、情報を受信すること(S134)と、
    前記受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、前記参照信号を送信することと前記参照信号を受信することとのうちの少なくとも1つを行うこと(S136)と、
    前記受信された参照信号と、前記参照信号の前記位置を指示する前記受信された情報とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、リモート干渉が存在するかどうかを決定すること(S138)と
    を含み、
    前記情報が、前記参照信号を物理リソースにマッピングすることによって、前記参照信号の前記位置を指示する、
    方法。
  2. 前記受信された参照信号と前記参照信号の前記位置を指示する前記受信された情報とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記リモート干渉の程度を決定すること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記情報が、前記参照信号についての時間オフセットを指示する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記参照信号の前記位置を指示する前記情報が、運用アドミニストレーション保守(OAM)シグナリングを介して受信されることと、
    前記参照信号が、第2のネットワークノード(16)から受信されることと
    のうちの少なくとも1つである、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記位置が固定位置であることと、
    前記参照ポイントが、ガード期間の開始であることと、
    前記ダウンリンク-アップリンク切替えが、時分割複信(TDD)設定に対応することと
    のうちの少なくとも1つである、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記指示された位置は、どの直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中で前記参照信号が送信されるべきであるかである、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記指示された位置が、最も小さいガード期間の開始の前の最後のダウンリンク(DL)シンボルに対応する、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記受信された参照信号と前記参照信号の前記位置を指示する前記受信された情報とに少なくとも部分的に基づいて、前記ネットワークノード(16)が第2のネットワークノード(16)への干渉を引き起こしている程度を決定することと、
    前記ネットワークノード(16)が前記第2のネットワークノード(16)への干渉を引き起こしている前記決定された程度に少なくとも部分的に基づいて、前記ネットワークノード(16)のガード期間を増加させることと
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記参照信号がその上で受信されるシンボルと前記参照信号がその上で送信されたシンボルとの間の差が前記ネットワークノード(16)のガード期間よりも大きいかどうかを決定することであって、前記指示された位置は、前記参照信号がその上で送信された前記シンボルを指示する、差が前記ネットワークノード(16)のガード期間よりも大きいかどうかを決定することと、
    前記差が前記ガード期間よりも大きい場合、前記ガード期間を増加させることと
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  10. 無線デバイス(WD)(22)と通信するように設定されたネットワークノード(16)であって、前記ネットワークノード(16)が処理回路(68)を備え、前記処理回路(68)は、前記ネットワークノード(16)に、
    通信信号スロット内の参照信号についての位置を指示する情報を受信することであって、前記位置が、ダウンリンク-アップリンク切替えに関連する参照ポイントに対して指示される、情報を受信することと、
    前記受信された情報に少なくとも部分的に基づいて、前記参照信号を送信することと前記参照信号を受信することとのうちの少なくとも1つを行うことと、
    前記受信された参照信号と前記参照信号の前記位置を指示する前記受信された情報とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、リモート干渉が存在するかどうかを決定することと
    を行わせるように設定され
    前記情報が、前記参照信号を物理リソースにマッピングすることによって、前記参照信号の前記位置を指示する、
    ネットワークノード(16)。
  11. 前記処理回路(68)が、前記ネットワークノード(16)に、
    前記受信された参照信号と前記参照信号の前記位置を指示する前記受信された情報とのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、前記リモート干渉の程度を決定すること
    を行わせるようにさらに設定された、請求項10に記載のネットワークノード(16)。
  12. 前記処理回路(68)は、前記ネットワークノード(16)に、
    前記受信された参照信号と前記参照信号の前記位置を指示する前記受信された情報とに少なくとも部分的に基づいて、前記ネットワークノード(16)が第2のネットワークノード(16)への干渉を引き起こしている程度を決定することと、
    前記ネットワークノード(16)が前記第2のネットワークノード(16)への干渉を引き起こしている前記決定された程度に少なくとも部分的に基づいて、前記ネットワークノード(16)のガード期間を増加させることと
    のうちの少なくとも1つを行わせるようにさらに設定された、請求項10または11に記載のネットワークノード(16)。
  13. 前記処理回路(68)は、前記ネットワークノード(16)に、
    前記参照信号がその上で受信されるシンボルと前記参照信号がその上で送信されたシンボルとの間の差が前記ネットワークノード(16)のガード期間よりも大きいかどうかを決定することであって、前記指示された位置は、前記参照信号がその上で送信された前記シンボルを指示する、差が前記ネットワークノード(16)のガード期間よりも大きいかどうかを決定することと、
    前記差が前記ガード期間よりも大きい場合、前記ガード期間を増加させることと
    のうちの少なくとも1つを行わせるようにさらに設定された、請求項10から12のいずれか一項に記載のネットワークノード(16)。
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