JP7173536B2 - ボール型逆止弁 - Google Patents
ボール型逆止弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7173536B2 JP7173536B2 JP2018187267A JP2018187267A JP7173536B2 JP 7173536 B2 JP7173536 B2 JP 7173536B2 JP 2018187267 A JP2018187267 A JP 2018187267A JP 2018187267 A JP2018187267 A JP 2018187267A JP 7173536 B2 JP7173536 B2 JP 7173536B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- check valve
- type check
- casing
- liquid passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Check Valves (AREA)
Description
鉛直方向に延在し、下端及び上端にそれぞれ入口及び出口を有する液体通路と、
前記液体通路の途中に配設される弁座と、
前記弁座に上側から着座自在になっているボールと、
前記液体通路から側方に分岐し、前記弁座から押し上げられて来る前記ボールを収容する側方空間と、
前記ボールを前記液体通路と前記側方空間との間で案内する案内突条と、
前記弁座から前記液体通路に沿って貫通する貫通孔を有し、前記貫通孔内で着座位置にある前記ボールを径方向外側から包囲する筒部材と、
を備え、
前記貫通孔は、着座位置の前記ボールの中心から上の範囲において前記ボールの直径より大きい直径の円柱部を有するとともに、前記円柱部は、上端において前記案内突条の下端より上方に達していることを特徴とする。
前記円柱部の直径から前記ボールの直径を引いた長さは、前記液体通路を液体に混入して流れて来る粒体の1つ分の径より大きく2つ分の径より小さい。
前記筒部材の上端部には、前記案内突条の下端部が嵌合するスリットが形成され、
前記案内突条は、該案内突条により案内されて下降する前記ボールが、着座前に前記筒部材の前記上端部に当たるように、形成されている。
前記貫通孔は、前記円柱部としての上側の第1円柱部と、該第1円柱部より下側に位置して直径が前記第1円柱部の直径より小さい第2円柱部とを有し、
前記第1円柱部と前記第2円柱部との境界は、着座位置の前記ボールの中心より下方に位置し、
前記境界には段部が形成されている。
前記側方空間の端部に形成され、前記ボールの出し入れを可能にする開口部と、
前記開口部に着脱自在に装着され、前記側方空間の反対側に突出した鏡面部を有するキャップと、
を備える。
内側において前記液体通路及び前記側方空間を画成し、外側から内側を透視可能であるケーシングを備え、
前記筒部材の上端は、着座位置の前記ボールの上端より下方に位置する。
図1は、ボール型逆止弁1を汚水処理施設の配管に組み込んだ状態を示している。矢印Faは、汚水を圧送する管路における汚水の流れ方向を示している。
図2及び図3は、それぞれボール型逆止弁1の正面図及び左側面図である。ボール型逆止弁1は、ケーシング11、管継手15、ユニバーサルナット(螺合部材)16及びキャップ18を備えている。ケーシング11、管継手15及びユニバーサルナット16は、透明(薄い青色)の塩化ビニルの射出成形により製造され、外部から内部を透視可能になっている。
水平の指標線L1~L4について説明する。指標線L1は、中心線C1のボール12の上端の高さを示す。指標線L2は、筒部材13の上端の高さを示す。指標線L3は、中心線C1のボール12の中心Ob1の高さを示す。指標線L4は、段部62(後述の図8A及び図8Bで詳説する。)の高さを示す。鉛直方向に上から順番に、指標線L1,L2,L3,L4となっている。
図7A及び図7Bは、それぞれ図5のVIIA-VIIA線及びVIIB-VIIB線のエルボ管部31の端面図である。図7A及び図7Bに図示されているボール12は、ボール12がそれぞれ中心線C1,C2にある時を示している。中心Ob1,Ob2は、ボール位置Q1,Q3のボール12の中心の位置を示している。
図8A及び図8Bは、それぞれ筒部材13の平面図及び垂直断面図である。図8Aにおいて、ボール12(二点鎖線)は、ボール位置Q1を示している。ボール12は、ボール位置Q1において径方向の外側から筒部材13に包囲されている。Rbは、ボール12の直径を示す。
図9A及び図9Bは、それぞれキャップ18の斜視図及び断面図である。キャップ18は、図2等で説明した閉鎖部としての本体部30と、本体部30の周縁から垂下する環状垂下部68とを有している。環状垂下部68は、内周面にねじ溝69を有し、外周面に周方向に等間隔で縦溝70を有している。ねじ溝69は、ケーシング11の螺合部28(図4)との螺合に使用される。縦溝70は、ねじ溝69を螺合部28に螺合するために、ねじ溝69をレンチで挟んで、回転させる際の滑り止めとしての機能を果たす。
図10A及び図10Bは、水撃に対する強度をキャップ18と比較する比較例のキャップ18bの斜視図及び断面図である。キャップ18bにおいて、キャップ18と同一構造の部位は、同一の符号を付けて、説明を省略する。キャップ18bの本体部77は、キャップ18の鏡面板状の本体部30に対して、平板状に形成されている。
ボール型逆止弁1の作用について、説明する。水中ポンプ5が作動している期間では、水中ポンプ5からボール型逆止弁1に液体が圧送されて来る。この圧送されて来た液体は、入口21からボール型逆止弁1内に流入し、ボール位置Q1のボール12を押し上げて、ボール12を弁座47から離反させる。
本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、図示以外の様々な形態で実施可能である。
Claims (6)
- ケーシングと、上端部において螺合部材を介して前記ケーシングの下端部に結合している管継手と、内側が円形孔となっている弁座を有し周縁部において前記ケーシングの下面と前記管継手の上面に挟まれているシール部材とを備えているボール型逆止弁であって、
前記円形孔を通って、鉛直方向に延在するように、前記ケーシング内及び前記管継手内に形成され、下端及び上端にそれぞれ入口及び出口を有する液体通路と、
前記弁座に上側から着座自在になっているボールと、
前記液体通路から側方に分岐して前記ケーシング内に形成され、前記ボールを収容可能である側方空間と、
前記ケーシング内において前記シール部材より上側でかつ前記液体通路からの前記側方空間の分岐箇所より下側に配設され、上端から所定長さ下方に延在する複数のスリットを有し、内周側に前記弁座から前記液体通路に沿って貫通する貫通孔を形成して、前記貫通孔内で着座位置にある前記ボールを径方向外側から包囲する筒部材と、
前記分岐箇所を含む前記分岐箇所より上側の前記側方空間と前記分岐箇所より下側の前記液体通路の部分との範囲に前記ケーシングの内面に隆起して形成されている上側突条部と下側突条部とを有し、前記下側突条部は前記筒部材の前記スリットに嵌合し、前記上側突条部は、前記筒部材の上端より上に位置して前記ボールを前記筒部材の上端と前記側方空間との間で案内する突条と、
を備え、
前記貫通孔は、前記筒部材の上端と前記弁座の上端との間の鉛直方向範囲が前記ボールの直径より大きい直径の円柱部となっていることを特徴とするボール型逆止弁。 - 請求項1に記載のボール型逆止弁において、
前記円柱部の直径から前記ボールの直径を引いた長さは、前記液体通路を液体に混入して流れて来る粒体の1つ分の径より大きく2つ分の径より小さいことを特徴とするボール型逆止弁。 - 請求項1又は2のボール型逆止弁において、
前記上側突条部は、該上側突条部により案内されて下降する前記ボールが、着座前に前記筒部材の前記上端部に当たるように、形成されていることを特徴とするボール型逆止弁。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載のボール型逆止弁において、
前記貫通孔は、前記円柱部としての上側の第1円柱部と、該第1円柱部より下側に位置して直径が前記第1円柱部の直径より小さい第2円柱部とを有し、
前記第1円柱部と前記第2円柱部との境界は、着座位置の前記ボールの中心より下側でかつ前記弁座の上端より上側に位置し、
前記筒部材は、内周側において前記第2円柱部の下端部を画成し前記弁座の外周側において前記弁座の上端より下方に突出して下端において前記シール部材を下方へ押圧している円環部を有していることを特徴とするボール型逆止弁。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載のボール型逆止弁において、
前記側方空間の端部に形成され、前記ボールの出し入れを可能にする開口部と、
前記開口部に着脱自在に装着され、前記側方空間の反対側に突出した鏡面部を有するキャップと、
を備えることを特徴とするボール型逆止弁。 - 請求項1~5いずれか1項に記載のボール型逆止弁において、
内側において前記液体通路及び前記側方空間を画成し、外側から内側を透視可能であるケーシングを備え、
前記筒部材の上端は、着座位置の前記ボールの上端より下方に位置することを特徴とするボール型逆止弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018187267A JP7173536B2 (ja) | 2018-10-02 | 2018-10-02 | ボール型逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018187267A JP7173536B2 (ja) | 2018-10-02 | 2018-10-02 | ボール型逆止弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020056459A JP2020056459A (ja) | 2020-04-09 |
JP7173536B2 true JP7173536B2 (ja) | 2022-11-16 |
Family
ID=70106914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018187267A Active JP7173536B2 (ja) | 2018-10-02 | 2018-10-02 | ボール型逆止弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7173536B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112283414A (zh) * | 2020-09-28 | 2021-01-29 | 范甬挺 | 一种负压式球形止回阀 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN203703264U (zh) | 2014-01-14 | 2014-07-09 | 北京市阀门总厂(集团)有限公司 | 新型立式球形止回阀 |
JP3200194U (ja) | 2015-07-17 | 2015-10-08 | 橋本産業株式会社 | ボール型逆止弁 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4108790A1 (de) * | 1991-03-18 | 1992-09-24 | Fischer Ag Georg | Rueckschlagventil |
-
2018
- 2018-10-02 JP JP2018187267A patent/JP7173536B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN203703264U (zh) | 2014-01-14 | 2014-07-09 | 北京市阀门总厂(集团)有限公司 | 新型立式球形止回阀 |
JP3200194U (ja) | 2015-07-17 | 2015-10-08 | 橋本産業株式会社 | ボール型逆止弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020056459A (ja) | 2020-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7552906B2 (en) | Valve assembly | |
US9476186B2 (en) | Main valve with internal rigid structure | |
US20120273709A1 (en) | Plastic Ball Valve Assembly | |
JP7173536B2 (ja) | ボール型逆止弁 | |
US20120205562A1 (en) | Automatic gas intake and exhaust valve device | |
US7891373B2 (en) | Flow control valve | |
TWM549848U (zh) | 分水裝置 | |
US20110197976A1 (en) | Standpipe direct float valve | |
US10927965B2 (en) | Pilot hydraulic system for operating control valve | |
KR101556955B1 (ko) | 옥외 소화전 | |
CN201575160U (zh) | 一种密封阀 | |
US10597990B2 (en) | Gas lift valve | |
JP6066699B2 (ja) | 農業用分水弁及び該分水弁を使用した分水給水システム | |
JP3200194U (ja) | ボール型逆止弁 | |
US2642262A (en) | Valve | |
US20060191963A1 (en) | Gate valve | |
CN209040804U (zh) | 一种石油钻井用高效旋塞阀 | |
JP3725494B2 (ja) | ボール逆止弁及び揚送装置 | |
CN111623134A (zh) | 阀球结构及其球阀开关 | |
CN214466359U (zh) | 一种止回式球阀 | |
JP6608412B2 (ja) | 洗浄栓 | |
US402957A (en) | Feed-water cock | |
CN220957098U (zh) | 一种角阀减压结构 | |
JP4448366B2 (ja) | ボール逆止弁の配管構造 | |
JP4722166B2 (ja) | 止水栓 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220824 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221027 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7173536 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |