JP7168928B2 - 一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム及びオーディオプレーヤー - Google Patents

一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム及びオーディオプレーヤー Download PDF

Info

Publication number
JP7168928B2
JP7168928B2 JP2018091995A JP2018091995A JP7168928B2 JP 7168928 B2 JP7168928 B2 JP 7168928B2 JP 2018091995 A JP2018091995 A JP 2018091995A JP 2018091995 A JP2018091995 A JP 2018091995A JP 7168928 B2 JP7168928 B2 JP 7168928B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back cavity
diaphragm
equivalent
amplification system
sound amplification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018091995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019140660A (ja
Inventor
エ、ジンフア
Original Assignee
ジルテック・テクノロジー(シャンハイ)・コーポレーション
ジルテック・テクノロジー・コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジルテック・テクノロジー(シャンハイ)・コーポレーション, ジルテック・テクノロジー・コーポレーション filed Critical ジルテック・テクノロジー(シャンハイ)・コーポレーション
Publication of JP2019140660A publication Critical patent/JP2019140660A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7168928B2 publication Critical patent/JP7168928B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/06Loudspeakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R29/00Monitoring arrangements; Testing arrangements
    • H04R29/001Monitoring arrangements; Testing arrangements for loudspeakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R29/00Monitoring arrangements; Testing arrangements
    • H04R29/001Monitoring arrangements; Testing arrangements for loudspeakers
    • H04R29/003Monitoring arrangements; Testing arrangements for loudspeakers of the moving-coil type
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/002Damping circuit arrangements for transducers, e.g. motional feedback circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/02Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction
    • H04R7/12Non-planar diaphragms or cones
    • H04R7/127Non-planar diaphragms or cones dome-shaped
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/16Mounting or tensioning of diaphragms or cones
    • H04R7/18Mounting or tensioning of diaphragms or cones at the periphery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2400/00Loudspeakers
    • H04R2400/11Aspects regarding the frame of loudspeaker transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/007Protection circuits for transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/04Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for correcting frequency response
    • H04R3/08Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for correcting frequency response of electromagnetic transducers

Description

本発明は、オーディオ技術分野に関し、特に、サウンド増幅システムに関する。
スピーカーは電気信号を音声信号に変換する電気音響変換部品であり、サウンド増幅システムの主な一部である。現在使用されているほとんどのスピーカーは電動スピーカーであり、ボイスコイルが交流電流によって給電されると、磁界がボイスコイルに対して作用し、その作用により発生された力がボイスコイルを上下に動かして、ダイヤフラムの振動と音を駆動することができる。スピーカーの音響性能は、スピーカーの構造、材質、技術工程に関係するばかりでなく、スピーカーの制御にも関係するが、現在スピーカーの制御に対するリアルタイムの効果的な対策はなく、サウンド増幅システムの性能に影響を与える。
上記の技術問題を解決するため、本発明は一種類の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムを提供し、具体的な方案は以下の通りであり、すなわち、
一種類の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムは、
ダイヤフラムと、ダイヤフラムに連接されるボイスコイルと、バックキャビティとを含み、ボイスコイルは駆動ユニットに連接され、バックキャビティには少なくとも一つのマイクロフォンが配置され、バックキャビティ内に存在する圧力の強さがマイクロフォンにより感知されるスピーカー本体と、
バックキャビティ内に存在する圧力の強さによりダイヤフラムの変位を推定する計算ユニットと、
推定されたダイヤフラムの変位を判定し、判定された変位と基準変位とを比較し、設定された閾値を超えたと判定する場合、事前補償信号が生成され、それを駆動ユニットに送る処理ユニットと、
を含む。
一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムにおいて、バックキャビティ内に存在する圧力の強さとダイヤフラムの変位の間に、以下の関係があり、すなわち、
P(s)=X(s)×S/Caであり、ここで、
P(s)はバックキャビティ内に存在する圧力の強さのラプラス変換であり、
X(s)はダイヤフラムの等価変位のラプラス変換であり、
sはラプラス独立変数であり、
Sはダイヤフラムの等価面積であり、
Caはバックキャビのコンプライアンスである。
一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムにおいて、スピーカー本体の等価回路は一次回路を備え、一次回路はコイルにより生成された力Fcoilと、回路内に存在するコイルと、ダイヤフラムの速度Vと、スピーカー質量Mmsの等価インダクタンスと、スピーカーの力抵抗Rmsの等価電気抵抗と、スピーカーコンプライアンスCmsの等価コンデンサーとを含み、
コンバータの一次等価力はF’=pSであり、F´はコンバータの一次等価の力であり、pはバックキャビティ内に存在する圧力の強さであり、Sはダイヤフラムの等価面積である。
一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムにおいて、スピーカー本体の等価回路はさらに二次回路を備え、二次回路はバックキャビティのコンプライアンスCaの等価コンデンサーを含み、二次体の速度はU=vSであり、Uは二次体速度であり、vはボイスコイルとダイヤフラムの速度であり、Sはダイヤフラムの等価面積であり、一次回路と二次回路との比はS:1である。
一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムにおいて、スピーカー本体は磁気カラムの柱状体と、磁気カラムの柱状部の外側に配置される磁石と、磁石の上方に位置する磁気プレートとを含み、ボイスコイルは磁気プレートと柱状部との隙間に配置される。
一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムにおいて、磁気プレートの上にダンパーが設けられ、ダンパーは波形の環状の折り板である。
一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムにおいて、スピーカー本体は支えを含み、ダイヤフラムは支えの頂部に配置される。
一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムにおいて、ダイヤフラムは円錐形で、そのダイヤフラムの頂部に外向きエッジが設けられ、外向きエッジが締結装置により支えと連結される。
一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムにおいて、計算ユニットと処理ユニットとは同一チップ上に集積される。
本発明はさらに一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムを含むオーディオプレーヤーを提供する。
本発明により、バックキャビティに配置されたマイクロフォンによりバックキャビティ内に存在する圧力の強さが感知され、バックキャビティ内に存在する圧力の強さによりダイヤフラムの変位量が推定され、ダイヤフラムの変位量により、スピーカーの歪み状況が正確に判断され事前補償され、歪みを軽減することができるようになり、よって、スピーカーを保護できるようになり、サウンド増幅システムの性能表現を確保することができる。
図1は、本発明のブロック図である。 図2は、本発明の機械的なモデルを示す図である。 図3は、本発明の等価回路を示す図である。 図4は、本発明のバックキャビティ内の音圧とダイヤフラムの変位との正の相関を示す図である。
以下は図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。明示されている実施形態は単に本発明の一部の実施形態であり、全ての実施形態ではない。本発明の実施形態に基づいて当業者が創造的な労働をすることなく取得した他の実施形態は、全て本発明の保護範囲内に含まれる。
矛盾しない状態であれば、本発明の実施形態と他の実施形態の特徴とを組み合わせることができることに注意すべきである。
以下で、図面と具体的な実施形態を参照しつつ本発明を詳細に説明するが、発明の範囲を限定することは意図していない。
図1を参照して、一種類の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムは、
ダイヤフラムと、ダイヤフラムに連接されるボイスコイルと、バックキャビティとを含み、ボイスコイルは駆動ユニット14に連接され、バックキャビティには少なくとも一つのマイクロフォン11が配置され、バックキャビティ内に存在する圧力の強さがマイクロフォン11により感知されるスピーカー本体10と、
バックキャビティ内に存在する圧力の強さによりダイヤフラムの変位を推定する計算ユニット12と、
推定されたダイヤフラムの変位を判定し、判定された変位と基準変位とを比較し、設定された閾値を超えたと判定する場合、事前補償信号が生成され、それを駆動ユニットに送る処理ユニット13と、
を含む。
本発明により、バックキャビティに配置されたマイクロフォンによりバックキャビティ内に存在する圧力の強さが感知され、バックキャビティ内に存在する圧力の強さによりダイヤフラムの変位量が推定され、ダイヤフラムの変位量により、スピーカーの歪み状況が正確に判断され事前補償され、歪みを軽減することができるようになり、よって、スピーカーを保護できるようになり、サウンド増幅システムの性能表現を確保することができるようになった。
本発明の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムにおいて、図2を参照して、スピーカー本体10は支え101と、ダイヤフラム102と、逆T字型の磁気カラム103と、磁石104と、磁気プレート105と、ボイスコイル106と、ダンパー107とを含み、ダイヤフラム102は支え101の頂部に配置され、磁石104は逆T字型の磁気カラム103の柱状体の外側に配置され、磁気プレート105は磁石104の上方に位置し、ボイスコイル106は磁気プレート105と柱状体との間に配置され、ダンパー107は磁気プレート105上に配置され、そのダンパー107は波形の折り板である。
一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムにおいて、スピーカー本体10はダストカバー108を含み、そのダストカバー108はボイスコイル106の上方に設けられる。本発明のダイヤフラム102は円錐形で、そのダイヤフラム102の頂部に外向きエッジが設けられ、当該外向きエッジが支え101と締結装置により連結される。
ダイヤフラム本体に、ダイヤフラム102と、ボイスコイル106と、ボイスコイル106が磁気カラムと磁石の間に正しい位置にあることを保証するダンパー107とは振動システムを構成し、逆T字型の磁気カラム103と、磁石104、磁気プレート105とは磁気回路システムを構成し、支え101と、ダストカバー108等は補助部品を構成している。
本発明のスピーカー本体は上記のような構造を持つ。
図3に示す等価回路を分析する。スピーカー本体の等価回路は一次回路を含み、一次回路はコイルにより生成された力Fcoilと、回路内に存在するコイルと、ダイヤフラムの速度Vと、スピーカー質量Mmsの等価インダクタンスとスピーカーの力抵抗Rmsの等価電気抵抗とスピーカーコンプライアンスCmsの等価コンデンサーなどのスピーカーの機械パラメータを含み、コンバータの一次等価力はF’=pSであり、F’はコンバータの一次等価の力であり、pはバックキャビティ内に存在する圧力の強さであり、Sはダイヤフラムの等価面積である。スピーカー本体の等価回路はまた二次回路を備え、二次回路はバックキャビティのコンプライアンスCaの等価コンデンサーを含み、二次体の速度はU=vSであり、Uは二次体速度であり、vはボイスコイルとダイヤフラムの速度であり、Sはダイヤフラムの等価面積であり、一次回路と二次回路との比はS:1である。
コンバータの伝送に損失が内と仮定すると、次のようになり、すなわち、
F’*v=p*Uであり、ここで、F’はコンバータの一次等価の力であり、vはボイスコイルとダイヤフラムの速度であり、pはバックキャビティ内に存在する圧力の強さであり、Uは二次体速度であり、
二次圧力の強さ、つまりバックキャビティ内に存在する圧力の強さはP(s)=U(s)*(1/sCa)=V(s)*S/sCaであり、ここで、
P(s)はバックキャビティ内に存在する圧力の強さのラプラス変換であり、
U(s)は二次体速度のラプラス変換であり、
sはラプラス独自変量であり、
Caはバックキャビティのコンプライアンスであり、
V(s)はボイスコイルとダイヤフラム速度のラプラス変換であり、
Sはダイヤフラムの等価面積であり、
V(s)=s*X(s)から、X(s)はダイヤフラムの等価変位とし、
上記の公式はP(s)=X(s)*S/Caに変更することができる。すなわち、ダイヤフラムの有効面積とバックキャビティの構造とが一定の場合、バックキャビティの音圧はダイヤフラムの変位と正比例し且つ上記の関係を持つ。図4を参照して、実験データはさらに上記の関係を証明する。
本発明では、密封されたバックキャビティ内に配置されたマイクロフォンによりバックキャビティ内に存在する圧力の強さが感知され、バックキャビティ内に存在する圧力の強さにより上記の関係に基づいてダイヤフラムの変位が推定され、一体化されたバックキャビティの圧力の感知及び問題を簡単化したことに基づいて、本発明の技術は現実が簡単で、且つ、サウンド増幅システムの音響性能を効果的に改善することができ、そして前記の基準変位、設定された閾値は実際状況に従って選択し設定して、メモリに記憶することができる。
本発明のマイクロフォンは1以上でもよく、バックキャビティに配置され、テストの正確性を保証し事前補償を行う。本発明のマイクロフォンは、バックキャビティに存在する位置とマイクロフォンの間の距離を、実際のニーズ及び試験結果に応じて調整することができる。
マイクロフォンは、デジタルマイクロフォンを用いてもよく、好ましくは、マイクロ電気機械式マイクロフォンを用いてもよい。
駆動ボイスコイルに流れる電流の大きさを変換させるため、事前補償信号は一つの増量信号又は減量信号でもよい。また、駆動ユニットのゲインを変換するため、事前補償信号はゲイン調節信号でもよい。当業者は調節の目的によって、従来の技術に基づいて選択することができる。処理ユニット13と、計算ユニット12とは、複数の機能を集積したデジタル信号処理のチップなど同一のチップに集積されてもよい。
また、本発明は一つの一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムを含むオーディオプレーヤーを提供する。当該オーディオプレーヤーは、知能スピーカー、インテリジェントなインタラクティブロボット、又は、他の家電のオーディオ再生部分でもよい。
以上述べた実施形態は、単に本発明の例示であり、発明の実施方式及び保護範囲を限定する意図はない。当業者が本発明の説明書及び図面の内容により創作する均等の置換及び明らかな変更は、全て本発明の保護範囲内に含まれることを意識すべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] ダイヤフラムと、前記ダイヤフラムに連接されるボイスコイルと、バックキャビティとを含み、前記ボイスコイルは駆動ユニットに連接され、前記バックキャビティには少なくとも一つのマイクロフォンが配置され、前記バックキャビティ内に存在する圧力の強さが前記マイクロフォンにより感知されるスピーカー本体と、
前記バックキャビティ内に存在する前記圧力の前記強さにより前記ダイヤフラムの変位を推定する計算ユニットと、
推定された前記ダイヤフラムの前記変位を判定し、判定された前記変位と基準変位とを比較し、設定された閾値を超えたと判定する場合、事前補償信号が生成され、それを駆動ユニットに送る処理ユニットと、を含む、一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
[2] 前記バックキャビティ内に存在する前記圧力の前記強さと前記ダイヤフラムの前記変位の間に、
P(s)=X(s)×S/Ca、ここで、
P(s)は前記バックキャビティ内に存在する前記圧力の前記強さのラプラス変換であり、
X(s)は前記ダイヤフラムの等価変位のラプラス変換であり、
sはラプラス独立変数であり、
Sは前記ダイヤフラムの等価面積であり、
Caは前記バックキャビティのコンプライアンスであるという関係を有する[1]の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
[3] 前記スピーカー本体の等価回路は一次回路を備え、前記一次回路はコイルにより生成された力Fcoilと、回路内に存在するコイルと、前記ダイヤフラムの速度Vと、スピーカー質量Mmsの等価インダクタンスと、スピーカーの力抵抗Rmsの等価電気抵抗と、スピーカーコンプライアンスCmsの等価コンデンサーとを含み、
コンバータの一次等価力はF’=pSであり、F’は前記コンバータの前記一次等価力であり、pは前記バックキャビティ内に存在する前記圧力の前記強さであり、Sは前記ダイヤフラムの等価面積である、[1]の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
[4] 前記スピーカー本体の前記等価回路はさらに二次回路を備え、前記二次回路は前記バックキャビティのコンプライアンスCaの等価コンデンサーを含み、二次体速度はU=vSであり、Uは二次体速度であり、vは前記ボイスコイルと前記ダイヤフラムの速度であり、Sは前記ダイヤフラムの等価面積であり、前記一次回路と前記二次回路との比はS:1である、[3]の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
[5] 前記スピーカー本体は磁気カラムの柱状体と、前記磁気カラムの前記柱状部の外側に配置される磁石と、前記磁石の上方に位置する磁気プレートとを含み、前記ボイスコイルは前記磁気プレートと前記柱状部との隙間に配置される、[1]の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
[6] 前記磁気プレートの上にダンパーが設けられ、前記ダンパーは波形の環状の折り板である、[4]の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
[7] 前記スピーカー本体は支えを含み、前記ダイヤフラムは前記支えの頂部に配置される、[1]の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
[8] 前記ダイヤフラムは円錐形で、前記ダイヤフラムの頂部に外向きエッジが設けられ、前記外向きエッジが締結装置により前記支えと連結される、[7]の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
[9] 前記計算ユニットと前記処理ユニットとは同一チップ上に集積される、[1]の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
[10] [1]乃至[9]のうちのいずれか1項の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムを含むオーディオプレーヤー。

Claims (9)

  1. ダイヤフラムと、前記ダイヤフラムに連接されるボイスコイルと、バックキャビティとを含み、前記ボイスコイルは駆動ユニットに連接され、前記バックキャビティには少なくとも一つのマイクロフォンが配置され、前記バックキャビティ内に存在する圧力の強さが前記マイクロフォンにより感知されるスピーカー本体と、
    前記バックキャビティ内に存在する前記圧力の前記強さにより前記ダイヤフラムの変位を推定する計算ユニットと、
    推定された前記ダイヤフラムの前記変位を判定し、判定された前記変位と基準変位とを比較し、設定された閾値を超えたと判定する場合、事前補償信号が生成され、それを駆動ユニットに送る処理ユニットと、を含
    前記バックキャビティ内に存在する前記圧力の前記強さと前記ダイヤフラムの前記変位の間に、
    P(s)=X(s)×S/Ca、ここで、
    P(s)は前記バックキャビティ内に存在する前記圧力の前記強さのラプラス変換であり、
    X(s)は前記ダイヤフラムの等価変位のラプラス変換であり、
    sはラプラス独立変数であり、
    Sは前記ダイヤフラムの等価面積であり、
    Caは前記バックキャビティのコンプライアンスであるという関係を有する一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
  2. 前記スピーカー本体の等価回路は一次回路を備え、前記一次回路はコイルにより生成された力Fcoilと、回路内に存在するコイルと、前記ダイヤフラムの速度Vと、スピーカー質量Mmsの等価インダクタンスと、スピーカーの力抵抗Rmsの等価電気抵抗と、スピーカーコンプライアンスCmsの等価コンデンサーとを含み、
    コンバータの一次等価力はF’=pSであり、F’は前記コンバータの前記一次等価力であり、pは前記バックキャビティ内に存在する前記圧力の前記強さであり、Sは前記ダイヤフラムの等価面積である、請求項1の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
  3. 前記スピーカー本体の前記等価回路はさらに二次回路を備え、前記二次回路は前記バックキャビティのコンプライアンスCaの等価コンデンサーを含み、二次体速度はU=vSであり、Uは二次体速度であり、vは前記ボイスコイルと前記ダイヤフラムの速度であり、Sは前記ダイヤフラムの等価面積であり、前記一次回路と前記二次回路との比はS:1である、請求項2の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
  4. 前記スピーカー本体は磁気カラムの柱状体と、前記磁気カラムの前記柱状体の外側に配置される磁石と、前記磁石の上方に位置する磁気プレートとを含み、前記ボイスコイルは前記磁気プレートと前記柱状体との隙間に配置される、請求項1の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
  5. 前記磁気プレートの上にダンパーが設けられ、前記ダンパーは波形の環状の折り板である、請求項4の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
  6. 前記スピーカー本体は支えを含み、前記ダイヤフラムは前記支えの頂部に配置される、請求項1の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
  7. 前記ダイヤフラムは円錐形で、前記ダイヤフラムの頂部に外向きエッジが設けられ、前記外向きエッジが締結装置により前記支えと連結される、請求項6の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
  8. 前記計算ユニットと前記処理ユニットとは同一チップ上に集積される、請求項1の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム。
  9. 請求項1乃至請求項8のうちのいずれか1項の一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システムを含むオーディオプレーヤー。
JP2018091995A 2018-02-14 2018-05-11 一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム及びオーディオプレーヤー Active JP7168928B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201810152033.6 2018-02-14
CN201810152033.6A CN108282725B (zh) 2018-02-14 2018-02-14 一种集成背腔压力感知的扩音系统及音频播放器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019140660A JP2019140660A (ja) 2019-08-22
JP7168928B2 true JP7168928B2 (ja) 2022-11-10

Family

ID=62808505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018091995A Active JP7168928B2 (ja) 2018-02-14 2018-05-11 一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム及びオーディオプレーヤー

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10341769B1 (ja)
JP (1) JP7168928B2 (ja)
CN (1) CN108282725B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115769599A (zh) * 2020-07-14 2023-03-07 索尼集团公司 信号处理装置和方法及程序
CN112616108B (zh) * 2020-12-14 2023-12-22 Oppo广东移动通信有限公司 音频输出方法及装置、系统、存储介质和电子设备
CN113578694B (zh) * 2021-06-30 2022-11-29 潍坊歌尔丹拿电子科技有限公司 装配工具
CN113923579B (zh) * 2021-11-17 2023-09-26 美特科技(苏州)有限公司 扬声器检测方法及系统

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012065157A (ja) 2010-09-16 2012-03-29 Db Technology Kk スピーカーのダンパー構造
US20150304772A1 (en) 2012-09-24 2015-10-22 Actiwave Ab Control and protection of loudspeakers
US20160014486A1 (en) 2014-07-10 2016-01-14 Nxp B.V. System for controlling displacement of a loudspeaker

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6353670B1 (en) * 1996-07-02 2002-03-05 Donald R. Gasner Actively control sound transducer
JPH11308689A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Sony Corp スピーカ装置
JP4192934B2 (ja) * 2005-10-07 2008-12-10 ヤマハ株式会社 スピーカシステム
US7729504B2 (en) * 2006-02-14 2010-06-01 Ferrotec Corporation Ferrofluid centered voice coil speaker
US8094855B2 (en) * 2009-09-08 2012-01-10 Clements Philip R Inverse horn loudspeakers
CN101820568A (zh) * 2010-03-12 2010-09-01 胡超 声频优化处理的扬声器
EP2456229A1 (en) * 2010-11-17 2012-05-23 Knowles Electronics Asia PTE. Ltd. Loudspeaker system and control method
CN103813258B (zh) * 2014-01-26 2017-03-22 歌尔股份有限公司 获取振膜顺性的方法及系统
DE102014101881B4 (de) * 2014-02-14 2023-07-27 Intel Corporation Audioausgabeeinrichtung und Verfahren zum Bestimmen eines Lautsprecherkegelhubs
CN106664481B (zh) * 2014-03-19 2019-06-07 思睿逻辑国际半导体有限公司 扬声器的非线性控制
CN203883991U (zh) * 2014-04-22 2014-10-15 钰太芯微电子科技(上海)有限公司 多振膜微机电系统麦克风结构
TW201626814A (zh) * 2015-01-06 2016-07-16 國立交通大學 揚聲器之頻率響應補償系統
CN208590109U (zh) * 2018-02-14 2019-03-08 钰太芯微电子科技(上海)有限公司 一种集成背腔压力感知的扩音系统及音频播放器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012065157A (ja) 2010-09-16 2012-03-29 Db Technology Kk スピーカーのダンパー構造
US20150304772A1 (en) 2012-09-24 2015-10-22 Actiwave Ab Control and protection of loudspeakers
US20160014486A1 (en) 2014-07-10 2016-01-14 Nxp B.V. System for controlling displacement of a loudspeaker

Also Published As

Publication number Publication date
CN108282725A (zh) 2018-07-13
CN108282725B (zh) 2024-01-16
US10341769B1 (en) 2019-07-02
JP2019140660A (ja) 2019-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7168928B2 (ja) 一体化されたバックキャビティ内に存在する圧力を感知するサウンド増幅システム及びオーディオプレーヤー
CN105721993B (zh) 扬声器单体、扬声器系统及调整振膜的振动位移的方法
EP2773132B1 (en) Method and detector of loudspeaker diaphragm excursion
US9980068B2 (en) Method of estimating diaphragm excursion of a loudspeaker
EP0548836B1 (en) A bass reproduction speaker apparatus
US20130077795A1 (en) Over-Excursion Protection for Loudspeakers
US20160134982A1 (en) System and method for estimating the displacement of a speaker cone
CN106105259A (zh) 提供极高声学过载点的麦克风设备和方法
CN105704624A (zh) 控制电动扬声器的膜片偏移的方法
WO2018040397A1 (zh) 一种动圈式扬声器
JP2001157293A (ja) スピーカ装置
TW201306609A (zh) 具有電活性聚合物致動器之音訊裝置
US20030118193A1 (en) Method and system for digitally controlling a speaker
JP7296952B2 (ja) 音響トランスデューサ及び磁化電流コントローラ
US20030194097A1 (en) Motional feedback for a speaker system
JPH04278796A (ja) 外部環境適応型音量調整方法
JP4528573B2 (ja) コンデンサヘッドホン
CN208590109U (zh) 一种集成背腔压力感知的扩音系统及音频播放器
KR20240017847A (ko) 햅틱 또는 오디오 피드백을 갖는 서피스 오디오 장치
KR102377197B1 (ko) 오디오 장치 및 오디오 방법
JP2009152769A (ja) スピーカ装置
CN206196043U (zh) 一种动圈式扬声器
JPS6161759B2 (ja)
JP2509609Y2 (ja) 音響負帰還装置
JPH11220783A (ja) 放熱孔付スピーカ及びそれを用いた電気機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180514

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221011

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7168928

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150