JP7167734B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
光源を収容した筒状のケースの両端を塞いだ光源ユニットを本体に取り付けた照明装置が提案されている。
特開2017-10632号公報
従来の照明装置は、用途等に応じた形状や寸法を有しており、汎用性に乏しいものとなりがちであった。
本発明が解決しようとする課題は、汎用性を向上させることができる照明装置を提供することである。
実施形態に係る照明装置は、複数の発光素子と、基板と、支持部材と、電源部と、カバー部材とを具備する。基板は、複数の発光素子を実装する。支持部材は、基板一面側に配設さる保持部を有する。電源部は、保持部の背面側から離間して配設され、複数の発光素子を点灯させる。カバー部材は、筒状であり、基板および電源部を収容する。
本発明によれば、汎用性を向上させることができる。
図1は、第1の実施形態に係る照明装置の外観例を示す斜視図である。 図2は、第1の実施形態に係る照明装置を示す分解斜視図である。 図3は、図1のA-A断面図である。 図4は、照明部の内部構成を示す分解斜視図である。 図5は、第1の実施形態に係る照明装置を示す側面図である。 図6は、第2および第3の実施形態に係る照明装置が有する筐体の構成の一例を模式的に示す斜視図である。
以下に説明する実施形態に係る照明装置1は、照明部50と筐体5とを具備する。照明部50は、複数の発光素子62を有する。筐体5は、板状であり、第1部分(取付部10)と、一対の第2部分(収容部20)と、一対の第3部分(反射部30)とを有する。第1部分は、取付面(天井面100)に対向して配置される。一対の第2部分は、第1部分の幅方向の両端から幅方向に交差する厚み方向に屈曲し、照明部50を収容する。一対の第3部分は、一対の第2部分の各端部から取付面側に屈曲する。筐体5は、取付面側の幅方向の寸法Aが、厚み方向の寸法Bよりも大きく、取付面と第3部分とのなす第1角度θ1が、第2部分と第3部分とのなす第2角度θ2よりも大きい。
以下に説明する実施形態に係る照明部50は、筐体5から厚み方向に突出するカバー部材51を有し、筐体5から突出するカバー部材51の幅方向の端面51cと取付面とは、第1角度θ1とは異なる角度をなす。
以下に説明する実施形態に係る照明装置1は、複数の発光素子62と、基板61と、支持部材63と、点灯部76とを具備する。基板61は、複数の発光素子62を実装する。支持部材63は、基板61を一面側に配設させる保持部63aを有する。点灯部76は、保持部63aの背面側から離間して配設され、複数の発光素子62を点灯させる。
以下に説明する実施形態に係る照明装置1は、点灯部76を保持し、保持部63aよりも長さ方向の寸法が小さい保持部材77を具備する。
以下に説明する実施形態に係る点灯部76は傾斜部72を有し、支持部材63と厚み方向に重なり合って配設されている。支持部材63は、傾斜部72に沿って長さ方向に延びる支持部63cを有する。
以下に説明する実施形態に係る照明装置1は、発光部60と、電源部70と、カバー部材51と、筐体5とを具備する。発光部60は、複数の発光素子62と、複数の発光素子62を実装する第1基板(基板61)と、第1基板を支持する支持部材63とを有する。電源部70は、複数の点灯部品74および複数の点灯部品74を実装する第2基板(基板75)を含み、複数の発光素子62を点灯させる点灯部76と、点灯部76を保持する保持部材77とを有する。カバー部材51は、発光部60および電源部70を収容する。筐体5は、取付面(天井面100)に取り付けられる第1部分(取付部10)と、カバー部材51を保持する第2部分(収容部20)とを有する。第2基板は、複数の点灯部品74よりも取付面側に配置される。
以下に説明する実施形態に係るカバー部材51は、筒状部材であり、拡散部51dと、電源収容部51aと、くびれ部51bとを有する。拡散部51dは、複数の発光素子62から照射された光を拡散して出射させる。電源収容部51aは、拡散部51dよりも取付面側に配置され、電源部70を収容する。くびれ部51bは、拡散部51dと電源収容部51aとの間に配置され、拡散部51dおよび電源収容部51aよりも幅方向の寸法が小さい。電源部70は、くびれ部51bの内面で支持される傾斜部72を有する。
以下に説明する実施形態に係る照明装置1は、一対の閉塞部材52、53を具備する。一対の閉塞部材52、53は、カバー部材51の長さ方向の両端を塞ぎ、複数のネジ部材57で固定される。ネジ部材57は、くびれ部51bに対応する閉塞部材52、53のくびれ部位(第2部位53b)に幅方向に並ぶ2つのネジ部材57b、57cを含む。
以下に説明する実施形態に係る照明装置1は、支持部材63の長さ方向の両端に配置された一対の保持金具80、81を具備する。支持部材63および保持金具80、81は、支持部材63の長さ方向の変形を緩衝する一対の係止機構(ガイド穴63e、突出部82)を有する。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下に示す各実施形態は、本発明が開示する技術を限定するものではない。また、以下の説明において、同一構成には同一符号を付与して後出の説明を適宜省略する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る照明装置の外観例を示す斜視図である。図1に示すように、照明装置1は、筐体5と、照明部50と、側板40、41とを有する。
なお、説明を分かりやすくするために、図1には、鉛直下向きを正方向とし、鉛直上向きを負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。また、X軸は照明装置1の幅方向に、Y軸は照明装置1の長さ方向に、それぞれ沿うように図示している。かかる直交座標系は、後出の説明に用いる他の図面でも示す場合がある。
照明装置1は、筐体5の第1部分としての取付部10が、取付面の一例である天井面100(図3参照)へ設置され、照明部50から出力される光が照射面の一例である床面へと照射される天井直付けタイプの照明装置である。照明装置1は、例えば軒下や屋外通路など、防湿性が要求される箇所で使用される。
次に、図1~図3を用いて、照明装置1の詳細な構成についてさらに説明する。図2は、第1の実施形態に係る照明装置を示す分解斜視図である。図3は、図1のA-A断面図である。
[筐体]
筐体5は、複数の箇所で屈曲された形状を有する板状の部材である。筐体5は、第1部分としての取付部10と、照明部50を収容する一対の第2部分としての収容部20と、照明部50から出力される光を反射する一対の第3部分としての反射部30とを有する。収容部20は、取付部10の幅方向(X軸方向)の両端から厚み方向(Z軸方向)に屈曲する部分である。一対の反射部30は、一対の収容部20の幅方向(X軸方向)の各端部から天井面100側(Z軸負方向側)に屈曲する部分である。
ここで、筐体5は、例えば、天井面100側の幅方向の寸法Aが、厚み方向の寸法Bよりも大きい。また、筐体5は、天井面100と反射部30とのなす第1角度θ1が、収容部20と反射部30とのなす第2角度θ2よりも大きい。このような筐体5を有することにより、照明装置1の特に幅方向の形状を小型化することができる。また、かかる形状を有する筐体5は、例えば小型化や長尺化した場合であっても成形が容易である。なお、筐体5の形状は、例えば所望する放熱性や外観形状等に応じたサイズの空間S1を有するようにしてもよい。
また、筐体5は、長さ方向の両端に切欠部31、32をそれぞれ有する。切欠部31、32は、照明部50の後述する閉塞部材52、53と接触または近接する位置に配置され、例えば筐体5と閉塞部材52、53との緩衝による変形や防湿性の低下等の不具合を防止する。
[側板]
側板40、41は、筐体5の長手方向の端部に配置される。側板40、41は、例えば耐熱性および防錆性を有する金属製または樹脂製の部材で構成される。なお、側板41(および40)は、側板40、41を固定するための貫通孔41aを有する。
[照明部]
照明部50は、カバー部材51と、閉塞部材52、53と、止水パッキン54、55と、発光部60と、電源部70と、保持金具80、81とを有する。発光部60および電源部70は、筒状に形成されたカバー部材51の内部に収容されている。また、カバー部材51の長さ方向(Y軸方向)の両端部分には一対の保持金具80、81、一対の止水パッキン54、55および一対の閉塞部材52、53が順に配置されており、カバー部材51に収容された発光部60および電源部70に対する耐湿性が実現される。
(カバー部材)
カバー部材51は、例えば、アクリルやポリカーボネート等の透光性の材料から作られている。カバー部材51は、フロスト処理が施されて発光部60から出射される光を拡散する機能を有するようになっている。なお、カバー部材51に適宜拡散材や着色剤を混入させてもよい。
カバー部材51は、天井面100側に配置される電源収容部51aと、照射面側に配置され、筐体5から厚み方向に突出する拡散部51dと、電源収容部51aと拡散部51dとの間に配置されるくびれ部51bとを有する。また、筐体5から突出するカバー部材51の幅方向の端面51cと天井面100とは、ほぼ直角であり、鋭角である第1角度θ1とは異なる角度をなす。このように端面51cと天井面100との角度を第1角度θ1と異ならせることにより、例えば照射面側だけでなく端面51cを介して照明部50の幅方向にも光が出射されやすくなるため、例えば、照明装置1の演色効果を高めることができる。また、カバー部材51がこのような端面51cを有することにより、例えば筐体5に対する照明部50の取り外しが容易になる。なお、カバー部材51、特に拡散部51dの形状は、例えば所望の配光が得られるよう空間S3の形状を適宜変更してもよい。また、カバー部材51の部位に応じて透光性を変更させてもよい。
(発光部)
発光部60は、第1基板としての基板61と、複数の発光素子62と、支持部材63とを有する。基板61は、長尺の略長方形状に形成されている。基板61は、絶縁材であるガラスエポキシ基板やガラスコンポジット基板の平板からなり、表面側には銅箔で形成された配線パターンが形成されている。基板61の材料は、絶縁材とする場合には、セラミックス材料や他の合成樹脂材料を適用できる。また、基板61を金属製とする場合は、アルミニウム等の熱伝導性が良好で放熱性に優れたべース板の一面に絶縁層が積層された金属製のべース基板を適用できる。なお、基板61は、長さ方向(Y軸方向)に複数並べて配置させてもよい。
また、基板61の表面上には、全面に亘って白色のレジスト層を形成するのが好ましい。このレジスト層は、反射層として作用し、発光素子62から出射される光のうち、基板61の表面に向かう光を前面側に反射させることができ、発光素子62から出射される光を有効に利用することができる。
複数の発光素子62は、基板61の長さ方向に沿うように所定の間隔で配置されている。なお、発光素子62の配列は一列であってもよく、二列以上であってもよい。また、発光素子62は、例えば、基板61の長さ方向に沿って、配列方向と交差する幅方向へ位置が交互にずらされた、いわゆる千鳥配列にされてもよい。
また、複数の発光素子62は、Z軸方向の位置がカバー部材51の端面51cのうち、天井面100寄りとなるように配置されているが、これに限らず、例えば端面51cの照射面寄りに配置されてもよく、また、くびれ部51bの照射面寄りに配置されてもよい。また、複数の発光素子62の配置に応じて、筐体5の厚み方向の寸法を適宜変更させてもよい。
発光素子62は、LEDであり、表面実装型のLEDパッケージである。概略的にはセラミックスや耐熱性の合成樹脂で形成された本体に配設されたLEDチップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とを含む。
LEDチップは、例えば、青色光を発する青色のLEDチップである。透光性樹脂には、蛍光体が混入されており、白色光を出射できるようにするために、青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。なお、LEDチップは、例えば赤色光や緑色光、あるいは白色光を発するものであってもよい。また、透光性樹脂は、乳白色を有し、光を拡散させる拡散部材であってもよい。
LEDは、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、特に限定されるものではない。
支持部材63は、例えば、金属製のシャーシであり、保持部63aと、接続部63bと、支持部63cと、電源取付部63dとを含む。保持部63aは、複数の発光素子62が実装された基板61を保持する。基板61は、図示しない固定手段によって保持部63aに取り付けられている。複数の発光素子62で発生した熱は、基板61を介して支持部材63に伝わり、放熱される。
支持部63cは、Y軸方向から見てX軸方向およびZ軸方向に対して斜めに形成されている。支持部材63は、電源収容部51aおよびくびれ部51bで形成されるカバー部材51の内面側の凸部51eに支持部63cが当接することで基板61に実装された複数の発光素子62が予め定められた位置に配置される。
接続部63bは、保持部63aの幅方向(X軸方向)の両端からZ軸方向に沿うように延び、保持部63aと支持部63cとを接続する。接続部63bは、後述する点灯部76が保持部63aと離間して配置される程度の寸法を有する。このため、汎用性を向上させることができ、例えば小型化した場合であっても、発光部60の放熱性の低下が抑制される。
電源取付部63dは、支持部材63の幅方向(X軸方向)の両端に配置される。電源取付部63dには、電源部70が取り付けられる。
(電源部)
電源部70は、点灯部76と、点灯部76を保持する保持部材77とを有する。点灯部76は、第2基板としての基板75および基板75に実装された複数の点灯部品74を収容する箱形状の部材である。電源部70は、交流電源から供給された交流電力を直流電力に変換して出力する。交流電源は、例えば商用電源である。
点灯部76は、基板75上の配線パターンおよび図示しない配線により複数の発光素子62に接続されている。点灯部76は、複数の発光素子62に対して直流出力を供給するとともに、複数の発光素子62の点灯を制御する。
点灯部76は、厚み方向(Z軸方向)の端部に位置する底面71と、幅方向(X軸方向)の両端に位置する側面73と、底面71と側面73との間に位置する傾斜部72とを有する。傾斜部72は、支持部材63の支持部63cを介してくびれ部51bの内面で支持される。このように点灯部76がくびれ部51bの内面で支持される形状を有することにより、カバー部材51の内部空間を有効に活用することができ、例えば、照明装置1を小型化することができる。
基板75は、複数の点灯部品74よりも天井面100側に配置される。このため、発光部60で発生する熱と電源部70で発生する熱とを離れた位置で放熱させることができ、放熱性を向上することができる。このとき、発光部60と電源部70との間に空間S2を有することで、放熱性をさらに向上することができる。
保持部材77は、例えば、金属製の放熱部材であり、点灯部76から伝わった熱を放熱する。また、保持部材77は、幅方向(X軸方向)の両端に長さ方向に沿って延びる取付部78を有する。取付部78は、支持部材63の電源取付部63dに取り付けられることにより、発光部60および電源部70が一体化される。
(その他の構成)
図2に示すように、照明部50は、補強部材90をさらに有してもよい。補強部材90は、例えば金属製または樹脂製の棒状または線状の部材であり、カバー部材51の幅方向の両端を挟み込むとともに端部をくびれ部51bに引掛けるように配置される。例えば取付部10を天井面100に取り付けると、カバー部材51に収容された発光部60や電源部70の自重によりカバー部材51が変形し、所望の照射特性が得られない場合がある。そこで、補強部材90を配置することでカバー部材51の強度を高め、カバー部材51の変形を低減することができる。補強部材90は、例えば複数の基板61を長さ方向に配列させる態様において特に有用である。なお、使用する補強部材90は、1または複数であってもよく、使用しなくてもよい。
[発光部および電源部の一体化]
図4は、照明部の内部構成を示す分解斜視図である。支持部材63は、電源取付部63dの内面に複数の凹部66を有する。一方、保持部材77は、複数の凹部66に対応する取付部78の外面に複数の凸部79を有する。支持部材63および保持部材77を互いに近づけ、複数の凹部66に複数の凸部79を係合させることにより、発光部60および電源部70が一体化される。なお、支持部材63および保持部材77の一体化は図示した形態に限らず、例えば支持部材63が凸部を、保持部材77が凹部を、それぞれ有してもよい。
また、図4に示す例では、保持部材77は、支持部材63よりも長さ方向の寸法が小さい。このため、保持部材77を配設させる自由度が高まる。すなわち、図示した例では、保持部材77は支持部材63のY軸負方向側に配設させたが、これに限らず、Y軸正方向側に配設させてもよい。また、保持部材77を含む電源部70を、Y軸方向の全体にわたって支持部材63と一体化するように配設させてもよい。
[保持金具の接続]
次に、保持金具80、81(図2参照)の接続について、図4を用いてさらに説明する。図4に示すように、支持部材63は、接続部63bの長さ方向(Y軸方向)の両端部を貫通するガイド穴63eを有する。保持金具80および図示しない保持金具81は、ガイド穴63eに対応する位置に突出部82を有する。ガイド穴63eおよび突出部82は、一対の係止機構の一例である。ガイド穴63eおよび突出部82を互いに係止させることにより、照明部50および保持金具80、81が接続される。このとき、図示するように突出部82のY軸方向の寸法に対し、ガイド穴63eのY軸方向の寸法を大きくすると、熱による支持部材63の長さ方向の変形を緩衝することができる。
[閉塞部材の固定]
次に、閉塞部材52、53の固定について、図5を用いて説明する。図5は、第1の実施形態に係る照明装置を示す側面図である。なお、理解の容易のため、図5では側板41の図示を省略している。
図5に示すように、閉塞部材53は、第1部位53aと、くびれ部位としての第2部位53bと、第3部位53cとを有する。第1部位53a、第2部位53bおよび第3部位53cはそれぞれ、カバー部材51の電源収容部51a、くびれ部51b、拡散部51dに対応するように形成されている。閉塞部材52(図2参照)および閉塞部材53は、止水パッキン54、55(図2参照)を挟むようにカバー部材51の長さ方向(Y軸方向)の両端を塞ぎ、複数のネジ部材57で固定される。ネジ部材57は、第1部位53aの中央を固定するネジ部材57aと、第2部位53bに幅方向に並ぶ2つのネジ部材57b、57cとを含む。このように第1部位53aおよび第3部位53cと比較して幅方向の寸法が小さい第2部位53bを2つのネジ部材57b、57cで固定し、さらに天井面100側の第1部位53aをネジ部材57aで固定することにより、例えば閉塞部材53の撓みによる防湿性の低下を抑制することができる。
なお、閉塞部材53には、配線孔56が形成されている。配線孔56は、電源部70(点灯部76)に対して電力を供給するための配線を挿通し、カバー部材51の内部に引き込むための開口である。配線孔56は、ネジ部材57の外側に配置されることで、ネジ部材57の装着時における断線などの不具合を防止する。なお、図5では、3つの配線孔56を有するとして図示したが、これに限らず、1、2、または4以上の配線孔56を有してもよい。また、配線孔56は、閉塞部材53のみに配置されてもよく、閉塞部材52、53の両方に配置されてもよい。
なお、固定化部材58は、閉塞部材53に側板41を取り付けるために使用される。固定化部材58は、閉塞部材53のZ軸正方向側から側板41に形成された貫通孔41a(図2参照)に挿通され、閉塞部材53と側板41とが固定される。固定化部材58を挿通させるための開口は、封止ブッシュ59で封止される。
[第2、第3の実施形態]
図6は、第2および第3の実施形態に係る照明装置が有する筐体の構成の一例を模式的に示す斜視図である。図6(a)は、第2の実施形態に係る筐体5Aを、図6(b)は、第3の実施形態に係る筐体5Bを、それぞれ図示している。
図6(a)に示すように、反射部30が照射面側に向かって傾斜するように配置された筐体5Aを適用してもよい。筐体5Aには、収容部20の長さ方向の両端201から所定の長さL1を有する欠損部21Aを設けることができる。欠損部21Aは、閉塞部材52、53と接触または近接する位置に配置される。欠損部21Aには、反射部30を有しないため、筐体5と閉塞部材52、53との緩衝による変形や防湿性の低下等の不具合を防止することができる。
また、図6(b)に示すように、反射部30を有しない筐体5Bを適用してもよい。かかる場合、閉塞部材52、53と接触または近接する収容部20の長さ方向の両端201に切欠部21Bを設け、筐体5と閉塞部材52、53との緩衝による変形や防湿性の低下等の不具合を防止することができる。
なお、図6(a)、図6(b)において、取付部10と収容部20とのなす角度θ3は、例えば90°とすることができるが、これに限らず、例えば鋭角または鈍角であってもよい。
上述したように、実施形態に係る照明装置1は、照明部50と筐体5とを具備する。照明部50は、複数の発光素子62を有する。筐体5は、板状であり、第1部分(取付部10)と、一対の第2部分(収容部20)と、一対の第3部分(反射部30)とを有する。第1部分は、取付面(天井面100)に対向して配置される。一対の第2部分は、第1部分の幅方向の両端から幅方向に交差する厚み方向に屈曲し、照明部50を収容する。一対の第3部分は、一対の第2部分の各端部から取付面側に屈曲する。筐体5は、取付面側の幅方向の寸法Aが、厚み方向の寸法Bよりも大きく、取付面と第3部分とのなす第1角度θ1が、第2部分と第3部分とのなす第2角度θ2よりも大きい。これにより、照明装置1の特に幅方向の形状を小型化することができる。また、かかる形状を有する筐体5は、例えば小型化や長尺化した場合であっても成形が容易である。このため、汎用性を向上させることができる。
また、実施形態に係る照明部50は、筐体5から厚み方向に突出するカバー部材51を有し、筐体5から突出するカバー部材51の幅方向の端面51cと取付面とは、第1角度θ1とは異なる角度をなす。これにより、例えば、照明装置1の演色効果を高めることができる。また、筐体5に対する照明部50の取り外しが容易になる。このため、汎用性を向上させることができる。
また、実施形態に係る照明装置1は、複数の発光素子62と、基板61と、支持部材63と、点灯部76とを具備する。基板61は、複数の発光素子62を実装する。支持部材63は、基板61を一面側に配設させる保持部63aを有する。点灯部76は、保持部63aの背面側から離間して配設され、複数の発光素子62を点灯させる。これにより、発光部60の放熱性の低下が抑制され、汎用性を向上させることができる。
また、実施形態に係る照明装置1は、点灯部76を保持し、保持部63aよりも長さ方向の寸法が小さい保持部材77を具備する。これにより、保持部材77を配設させる自由度が高まる。
また、実施形態に係る点灯部76は傾斜部72を有し、支持部材63と厚み方向に重なり合って配設されている。支持部材63は、傾斜部72に沿って長さ方向に延びる支持部63cを有する。これにより、放熱性を向上することができ、汎用性を向上させることができる。
また、実施形態に係る照明装置1は、発光部60と、電源部70と、カバー部材51と、筐体5とを具備する。発光部60は、複数の発光素子62と、複数の発光素子62を実装する第1基板(基板61)と、第1基板を支持する支持部材63とを有する。電源部70は、複数の点灯部品74および複数の点灯部品74を実装する第2基板(基板75)を含み、複数の発光素子62を点灯させる点灯部76と、点灯部76を保持する保持部材77とを有する。カバー部材51は、発光部60および電源部70を収容する。筐体5は、取付面(天井面100)に取り付けられる第1部分(取付部10)と、カバー部材51を保持する第2部分(収容部20)とを有する。第2基板は、複数の点灯部品74よりも取付面側に配置される。これにより、放熱性を向上することができ、汎用性を向上させることができる。
また、実施形態に係るカバー部材51は、筒状部材であり、拡散部51dと、電源収容部51aと、くびれ部51bとを有する。拡散部51dは、複数の発光素子62から照射された光を拡散して出射させる。電源収容部51aは、拡散部51dよりも取付面側に配置され、電源部70を収容する。くびれ部51bは、拡散部51dと電源収容部51aとの間に配置され、拡散部51dおよび電源収容部51aよりも幅方向の寸法が小さい。電源部70は、くびれ部51bの内面で支持される傾斜部72を有する。これにより、カバー部材51の内部空間を有効に活用することができ、例えば、照明装置1を小型化することができる。
また、実施形態に係る照明装置1は、一対の閉塞部材52、53を具備する。一対の閉塞部材52、53は、カバー部材51の長さ方向の両端を塞ぎ、複数のネジ部材57で固定される。ネジ部材57は、くびれ部51bに対応する閉塞部材52、53のくびれ部位(第2部位53b)に幅方向に並ぶ2つのネジ部材57b、57cを含む。これにより、防湿性の低下を抑制することができる。
また、実施形態に係る照明装置1は、支持部材63の長さ方向の両端に配置された一対の保持金具80、81を具備する。支持部材63および保持金具80、81は、支持部材63の長さ方向の変形を緩衝する一対の係止機構(ガイド穴63e、突出部82)を有する。これにより、防湿性の低下や照明装置1の不可逆的な変形を抑制することができる。
なお、上記した各実施形態では、照明装置1は天井直付けタイプとして説明したが、これに限らず、例えば埋め込みタイプまたは吊り下げタイプであってもよい。また、照明装置1は天井面100ではなく、例えば壁面に取り付けられてもよい。
本発明の各実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 照明装置
10 取付部
5、5A、5B 筐体
20 収容部
21A 欠損部
21B 切欠部
30 反射部
31、32 切欠部
40、41 側板
41a 貫通孔
50 照明部
51 カバー部材
51a 電源収容部
51b くびれ部
51c 端面
51d 拡散部
52、53 閉塞部材
53a 第1部位
53b 第2部位
53c 第3部位
54、55 止水パッキン
56 配線孔
57 ネジ部材
58 固定化部材
59 封止ブッシュ
60 発光部
61 基板
62 発光素子
63 支持部材
63a 保持部
63b 接続部
63c 支持部
63d 電源取付部
63e ガイド穴
66 凹部
70 電源部
71 底面
72 傾斜部
73 側面
74 点灯部品
75 基板
76 点灯部
77 保持部材
78 取付部
79 凸部
80、81 保持金具
82 突出部
90 補強部材
100 天井面

Claims (1)

  1. 複数の発光素子と;
    前記複数の発光素子を実装する基板と;
    前記基板が一面側に配設される保持部を有する支持部材と;
    前記保持部の背面側から離間して配設され、前記複数の発光素子を点灯させる電源部と;
    前記基板および前記電源部を収容する筒状のカバー部材と;
    を具備し、
    前記電源部は傾斜部を有し、前記支持部材と厚み方向に重なり合って配設されており、
    前記支持部材は、前記傾斜部に沿って長さ方向に延びる支持部を有する、照明装置。
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