JP7167589B2 - 被牽引車両管理システム、被牽引車両管理方法および被牽引車両管理プログラム - Google Patents

被牽引車両管理システム、被牽引車両管理方法および被牽引車両管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、被牽引車両管理システム等に関する。
荷物の輸送を行うために、牽引自動車が用いられている。図20は、牽引自動車の一例を示す図である。図20に示すように、牽引自動車10は、トラクターヘッド10aに、シャーシ(被牽引車両)10bが着脱可能に結合されている。シャーシ10bには荷物が積載される。牽引自動車10のトラクターヘッド10aがシャーシ10bを牽引することで、荷物の輸送を行っている。
ここで、牽引自動車10の安全性を高めるために、トラクターヘッド10aだけではなく、シャーシ10bについても、3ヶ月毎の定期点検が推奨され、12ヶ月毎の法定点検が義務づけられている。定期点検、法定点検に含まれる点検項目のうち、走行状況によっては省略可能な項目が存在する。
たとえば、ネットワークに接続可能なデジタルタコグラフ等の運行記録計を商用車に装着し、商用車の移動情報を収集、分析する従来技術がある。この従来技術を用いることで、牽引自動車10の走行状況を特定することができる。
特開2016-075991号公報
しかしながら、上述した従来技術では、被牽引車両の走行状況に応じた点検を提示することができないという問題がある。
図20で説明したシャーシ10bは着脱可能であるため、複数の運送会社が協力して、シャーシ10bを目的地まで輸送する場合がある。たとえば、シャーシ10bは、トラクターヘッド10aにより、所定の地点まで牽引されて、トラクターヘッド10aから離脱した後、他のトラクターヘッドに結合されて次の地点まで牽引される場合がある。
従来技術では、牽引自動車10のトラクターヘッド10aに運行記録計を装着するものであり、トラクターヘッド10aに関しては走行状況を特定することが可能である。しかし、シャーシ10bについては、異なる複数のトラクターヘッドに結合されて移動を繰り返し、また、シャーシ10bを牽引した各トラクターヘッドの運送会社が異なる場合も多いため、シャーシ10bに関する走行状況を記録することが難しい。このため、シャーシの走行状況に応じた点検を提示することができない。
1つの側面では、本発明は、被牽引車両の走行状況に応じた点検を提示することができる被牽引車両管理システム、被牽引車両管理方法および被牽引車両管理プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、被牽引車両管理システムは、端末装置とサーバとを有する。端末装置は、取得部と、通知部とを有する。サーバは、受信部と、記憶部と、検出部とを有する。取得部は、牽引自動車に着脱可能に結合された被牽引車両を一意に識別する識別情報の入力を受け付けた場合に、端末装置の位置情報と、時刻情報とを取得する。通知部は、識別情報と、位置情報と、時刻情報とを関連付けた関連情報をサーバに通知する。受信部は、関連情報を受信する。記憶部は、関連情報を記憶する。検出部は、関連情報から生成された走行状況の情報に基づき、被牽引車両に対する複数の点検項目のうち、被牽引車両の走行状況に応じた点検項目を検出する。
被牽引車両の走行状況に応じた点検を提示することができる。
図1は、本実施例に係るシステムの一例を示す図である。 図2は、端末装置の表示画面の一例を示す図である。 図3は、本実施例に係る端末装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、関連情報のデータ構造の一例を示す図である。 図5は、本実施例に係るサーバの構成を示す機能ブロック図である。 図6は、走行状況テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図7は、走行履歴テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図8は、整備管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図9は、点検項目テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図10は、シャーシ一覧情報のデータ構造の一例を示す図である。 図11は、本実施例に係る端末装置の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、結合フェーズ処理の処理手順を示すフローチャートである。 図13は、離脱フェーズ処理の処理手順を示すフローチャートである。 図14は、本実施例に係るサーバの処理手順を示すフローチャートである。 図15は、本実施例に係る端末装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 図16は、本実施例に係るサーバと同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 図17は、本実施例に係る整備管理者端末の構成を示す機能ブロック図である。 図18は、走行距離に応じて可変となる点検項目の一例を示す図である。 図19は、本実施例に係る整備管理者端末と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 図20は、牽引自動車の一例を示す図である。
以下に、本願の開示する被牽引車両管理システム、被牽引車両管理方法および被牽引車両管理プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例に係るシステムの一例を示す図である。このシステムでは、端末装置100と、サーバ200と、整備管理者端末300とがネットワーク50を介して相互に接続される。
図1において、牽引自動車20は、トラクターヘッド20aに、シャーシ20bが着脱可能に結合されている。本実施例では被牽引車両の一例として、シャーシを用いて説明するがこれに限定されるものではなく、たとえば、コンテナ等であってもよい。シャーシ20bには荷物が積載される。牽引自動車20のトラクターヘッド20aは、かかるシャーシ20bを牽引することで、荷物の輸送を行う。また、シャーシ20bは、トラクターヘッド20aから離脱され、他のトラクターヘッド(図示略)に結合されて、牽引される。本実施例に係るシャーシ20bは、結合、離脱を繰り返して、異なるトラクターヘッドに牽引され、目的地に輸送されるものとする。以下の説明では、特定のシャーシ、特定のトラクターヘッドに限定しないで説明を行う場合には、シャーシ、トラクターヘッドに対する符号を省略する。
シャーシ20bには、常時、ビーコンを発信する発信機21が設置されている。発信機21は、太陽光を電力に変換する太陽電池21aを有しており、電力をこの太陽電池21aから受け付ける。発信機21から発信されるビーコンには、シャーシ20bを一意に識別する「シャーシ番号」の情報が含まれる。
牽引自動車20の運転手は、端末装置100を有している。端末装置100は、ネットワーク50を介して、サーバ200に接続される。端末装置100は、位置情報を算出するために、人工衛星30と通信を行う。また、端末装置100は、発信機21の電波が届く範囲に含まれる場合には、発信機21からビーコンを受信する。
端末装置100は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC(Personal Computer)等の端末装置に対応する。運転手は、端末装置100を操作して、各種の情報を入力し、端末装置100は、入力された情報を用いて、関連情報を生成し、関連情報をサーバ200に送信する。
たとえば、関連情報には、シャーシ番号、ヘッド番号、状態、時刻情報、位置情報、積載有無、積載内容が含まれる。シャーシ番号は、シャーシを一意に識別する情報であり、ヘッド番号は、トラクターヘッドを一意に識別する情報である。関連情報のシャーシ番号と、ヘッド番号との対応関係により、どのトラクターヘッドが、どのシャーシを牽引しているかを識別できる。
状態は、シャーシの状態を示すものであり、たとえば、「結合」、「走行」、「離脱」、「荷積み」、「荷卸し」が含まれる。「結合」は、シャーシと、トラクターヘッドとが結合されたことを示す。「走行」は、シャーシが、トラクターヘッドに牽引されて走行中であることを示す。「離脱」は、シャーシと、トラクターヘッドとの結合が解除されたことを示す。「荷積み」は、シャーシに荷物が荷積みされたことを示す。「荷卸し」は、シャーシの荷物が荷卸しされたことを示す。
時刻情報は、シャーシ番号およびヘッド番号の入力を受け付けた時刻を示すものである。位置情報は、シャーシ番号およびヘッド番号の入力を受け付けた時点における、端末装置100の位置情報を示す。端末装置100は、人工衛星30から電波を受信して、位置情報を算出する。積載有無は、シャーシ番号で識別されるシャーシに荷物が積載されているか否かを示す情報である。積載内容は、シャーシに積載されている荷物の種別を示す情報である。
本実施例に係るシステムにおいて、端末装置100を用いた運用のフェーズには、結合フェーズ、牽引運行フェーズ、離脱フェーズが含まれる。
「結合フェーズ」における端末装置100の処理について説明する。結合フェーズの段階で、トラクターヘッド20aの運転手は、牽引するシャーシ20bの場所を検索済みとする。トラクターヘッド20aの運転手は、トラクターヘッド20aと、シャーシ20bとの結合作業を済ませると、端末装置100を操作して、シャーシ番号、ヘッド番号、状態、積載有無、積載内容を入力する。
図2は、端末装置の表示画面の一例を示す図である。図2に示すように、この表示画面60には、領域61~65と、変更ボタン66とを有する。領域61は、トラクターヘッド20aのヘッド番号を入力する領域である。運転手は、端末装置100を操作して、領域61に、ヘッド番号を入力する。
領域62は、トラクターヘッド20aに結合されたシャーシ20bのシャーシ番号を入力する領域である。トラクターヘッド20aにシャーシ20bが結合された場合には、シャーシ20bに設置された発信機21のビーコンが端末装置100に届くため、端末装置100は、ビーコンに含まれるシャーシ番号を特定し、領域62に入力する。
領域63は、シャーシの状態を入力する領域である。たとえば、領域63には、選択ボタン63a,63bが含まれる。選択ボタン63aが選択されると、トラクターヘッド20aとシャーシ20bとが結合されていることを示す。選択ボタン63bが選択されると、トラクターヘッド20aとシャーシ20bとが結合されていないことを示す。選択ボタン63a,63bのどちらかが選択されると、他方の選択ボタンが未選択となる。結合フェーズにおいて、運転手は、トラクターヘッド20aとシャーシ20bとを結合した場合には、端末装置100を操作して、選択ボタン63aを選択する。
領域64は、シャーシに荷物を積載しているか否かを入力する領域である。領域64には、選択ボタン64a,64bが含まれる。選択ボタン64aが選択されると、シャーシ20bに荷物が積載されていることを示す。選択ボタン64bが選択されると、シャーシ20bに荷物が積載されていないことを示す。選択ボタン64a,64bのどちらかが選択されると、他方の選択ボタンが未選択となる。シャーシ20bに荷物が搭載されていないものとすると、運転手は、端末装置100を操作して、選択ボタン64bを選択する。
領域65は、シャーシ20bに荷物が積載されている場合に、積載された荷物の種別を入力する領域である。シャーシ20bに荷物が積載されていない場合には、領域65はブランクであってもよい。なお、端末装置100は、複数の荷物の種別の候補を選択可能にして、領域65に表示させ、運転手が複数の荷物の種別の候補から、いずれかの荷物の種別を選択してもよい。
変更ボタン66は、表示画面60の領域61~65の入力が完了した場合に、運転手が押下するボタンである。端末装置100は、変更ボタン66の押下を受け付けると、領域61~65に入力された情報を基にして、関連情報を生成し、関連情報をサーバ200に送信する。
たとえば、「結合フェーズ」において、サーバ200に送信される関連情報には、領域61に入力されたヘッド番号、領域62に表示したシャーシ番号、状態「結合」、積載有無「無」、積載内容「ブランク」、時刻情報、位置情報が含まれる。時刻情報は、変更ボタン66が押下された時刻の情報である。位置情報は、変更ボタン66が押下された時点の、端末装置100の位置情報である。
続いて、「牽引運行フェーズ」における端末装置100の処理について説明する。牽引運行フェーズにおいて、端末装置100は、シャーシ20bに設置された発信機21からビーコンを受信している間は、定期的に、関連情報をサーバ200に送信する。たとえば、牽引運行フェーズにおいて、サーバ200に送信される関連情報には、結合フェーズで入力された、シャーシ番号と、ヘッド番号とが含まれる。また、端末装置100は、関連情報を送信する直前に、時刻情報および位置情報を取得し、関連情報に登録する。端末装置100は、関連情報の状態を「走行」に設定し、積載有無、積載内容に関しては、最新の情報を設定しておく。次に説明するように、関連情報の積載有無、積載内容に関しては、荷積み、荷卸しが行われた際に、更新される。
運転手は、牽引運行フェーズにおいて、「荷積み」、「荷卸し」を行う場合がある。運転手は、シャーシ20bに荷物を「荷積み」した場合、端末装置100を操作して、表示画面60の領域64の選択ボタン64aを選択し、領域65に荷物の種別を入力する。運転手は、変更が完了すると変更ボタン66を押下する。端末装置100は、荷積み時に、係る入力を受け付けた場合に、関連情報をサーバ200に送信する。荷積みされた場合に送信される関連情報には、結合フェーズで入力された、シャーシ番号と、ヘッド番号が含まれる。端末装置100は、状態「荷積み」、積載有無「有」、積載内容「入力された種別」を、関連情報に登録する。また、端末装置100は、関連情報を送信する直前に、時刻情報および位置情報を取得し、関連情報に登録する。
運転手は、運転手がシャーシ20bから荷物を「荷卸し」した場合には、端末装置100を操作して、表示画面60の領域64の選択ボタン64bを選択し、領域65をブランクに設定する。運転手は、変更が完了すると変更ボタン66を押下する。端末装置100は、荷卸し時に、係る入力を受け付けた場合に、関連情報をサーバ200に送信する。荷卸しされた場合に送信される関連情報には、結合フェーズで入力された、シャーシ番号と、ヘッド番号が含まれる。端末装置100は、状態「荷卸し」、積載有無「無」、積載内容「ブランク」を、関連情報に登録する。また、端末装置100は、関連情報を送信する直前に、時刻情報および位置情報を取得し、関連情報に登録する。
続いて、「離脱フェーズ」における端末装置100の処理について説明する。離脱フェーズに段階で、運転手は、牽引自動車20を所定の場所に移動させた後に、トラクターヘッド20aと、シャーシ20bとの切り離し作業を済ませると、端末装置100を操作して、シャーシ番号、ヘッド番号、状態、積載有無、積載内容を入力する。
たとえば、端末装置100は、図2に示した表示画面60を表示させる。端末装置100は、領域61に、結合フェーズで入力されたヘッド番号を表示させる。端末装置100は、領域62に、結合フェーズで入力されたシャーシ番号を表示させる。領域63に関して、運転手は、選択ボタン63bを選択する。運転手は、領域64、65をそのままにして(場合によっては変更してもよい)、変更ボタン66を押下すると、端末装置100は、関連情報を生成し、関連情報をサーバ200に送信する。
たとえば、「離脱フェーズ」において、サーバ200に送信される関連情報には、領域61に入力されたヘッド番号、領域62に表示したシャーシ番号、状態「離脱」、積載有無「無」、積載内容「ブランク」、時刻情報、位置情報が含まれる。時刻情報は、変更ボタン66が押下された時刻の情報である。位置情報は、変更ボタン66が押下された時点の、端末装置100の位置情報である。
牽引自動車20の運転手が、結合フェーズ、牽引運行フェーズ、離脱フェーズにおいて入力操作を行い、端末装置100が、各フェーズにおける関連情報を、サーバ200に送信する。続いて、他の運転手が、結合フェーズ、牽引運行フェーズ、離脱フェーズにおいて入力操作を行い、他の運転手の所有する端末装置(図示略)が、各フェーズにおける関連情報を、サーバ200に送信する運用が繰り返し行われる。
次に、本実施例に係る端末装置100の構成の一例について説明する。図3は、本実施例に係る端末装置の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、この端末装置100は、通信部110、ビーコン受信部120、位置測定部130、タイマ140、入力部150、表示部160、記憶部170、制御部180を有する。ここでは、本実施例の特徴部分に関連する、端末装置100の処理について説明し、電話機能等の一般的なスマートフォンに関する処理の説明を省略する。
通信部110は、ネットワーク50を介して、サーバ200とデータ通信を実行する処理部である。後述する制御部180は、通信部110を介して、サーバ200とデータをやり取りする。通信部110は、通信装置に対応する。
ビーコン受信部120は、シャーシに設置された発信機(たとえば、発信機21)からビーコンを受信する受信機である。ビーコンには、シャーシを一意に識別するシャーシ番号の情報が含まれている。ビーコン受信部120は、受信中のビーコンに含まれるシャーシ番号の情報を、制御部180に出力する。
位置測定部130は、GPS(Global Positioning System)により、端末装置100の位置情報を測定する測定装置である。たとえば、位置測定部130は、複数の人工衛星30から電波を受信し、送信時刻と受信時刻との差を基にして、位置情報を算出する。位置測定部130は、位置情報を制御部180に出力する。
タイマ140は、現在の時刻情報(日時の情報)を制御部180に出力するタイマである。
入力部150は、運転手が、各種の情報を端末装置100に入力するための入力装置である。たとえば、入力部150は、入力ボタン、タッチパネル等に対応する。運転手は、入力部150を操作して、図2で説明した情報を入力する。
表示部160は、制御部180から出力される情報を表示する表示装置である。たとえば、表示部160は、液晶ディスプレイ、有機ディスプレイ、タッチパネル等に対応する。表示部160は、図2で説明したような表示画面60を表示する。
記憶部170は、関連情報170aを有する。記憶部170は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子などの記憶装置に対応する。
関連情報170aは、結合フェーズ、牽引運行フェーズ、離脱フェーズにおいて、制御部180により生成される情報である。図4は、関連情報のデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、関連情報170aは、シャーシ番号、ヘッド番号、状態、日時、位置、積載有無、積載内容を有する。
シャーシ番号は、シャーシを一意に識別する情報である。ヘッド番号は、シャーシに結合されるトラクターヘッドを一意に識別する情報である。状態は、シャーシの状態を示すものである。たとえば、状態には「結合」、「走行」、「荷積み」、「荷卸し」、「離脱」のうち、いずれかが設定される。日時は、関連情報170aを生成した際の日時を示すものである。位置は、関連情報170aを生成した時点の位置情報を示すものである。積載有無は、シャーシ番号で識別されるシャーシに荷物が積載されているか否かを示す情報である。積載内容は、シャーシに積載されている荷物の種別を示す情報である。
図3の説明に戻る。制御部180は、取得部180a、通知部180bを有する。制御部180は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって実現できる。また、制御部180は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
「結合フェーズ」における取得部180aの処理の一例について説明する。運転手が、入力部150を操作して、表示画面の表示要求を行うと、取得部180aは、図2に示した表示画面60の情報を表示部160に表示する。取得部180aは、ビーコン受信部120から、シャーシ番号の情報を取得し、表示画面60の領域62にシャーシ番号を表示させる。
運転手は、入力部150を操作して、領域61にヘッド番号を入力する。運転手は、入力部150を操作して、領域63の選択ボタン63aを選択する。運転手は、牽引するシャーシに荷物が積載されていない場合には、入力部150を操作して、領域64の選択ボタン64bを選択する。運転手は、牽引するシャーシに荷物が搭載されている場合には、入力部150を操作して、領域64の選択ボタン64aを選択し、領域65に積載内容を入力する。運転手は、表示画面60の入力が完了した場合に、変更ボタン66を押下する。
取得部180aは、変更ボタン66が押下されたことを検出すると、領域61~65に入力された情報を基にして、関連情報170aを生成する。たとえば、領域61の情報を、関連情報170aのヘッド番号に設定し、領域62の情報を、関連情報170aのシャーシ番号に設定する。取得部180aは、領域63の選択ボタン63aが選択されている場合には、関連情報170aの状態を「結合」に設定する。
取得部180aは、領域64の選択ボタン64bが選択されている場合には、関連情報170aの積載有無を「無」に設定し、積載内容をブランクとする。取得部180aは、領域64の選択ボタン64aが選択されている場合には、関連情報170aの積載有無を「有」に設定し、領域64の情報を、積載内容に設定する。
また、取得部180aは、変更ボタン66を押下された時点の時刻情報を、タイマ140から取得し、関連情報170aの日時に設定する。取得部180aは、変更ボタン66を押下された時点の位置情報を、位置測定部130から取得し、関連情報170aの位置に設定する。
続いて、「牽引運行フェーズ」における取得部180aの処理の一例について説明する。たとえば、取得部180aは、関連情報170aの状態が「結合」に設定された後に、位置測定部130から取得する位置情報と、関連情報170aの位置情報との距離が閾値以上になった場合に、「牽引運行フェーズ」に移行したと判定する。
取得部180aは、「牽引運行フェーズ」に移行したと判定すると、定期的に、次の処理を実行する。取得部180aは、ビーコン受信部120から、シャーシ番号の情報を取得し、取得したシャーシ番号を、関連情報170aのヘッド番号に登録する。また、取得部180aは、関連情報170aの状態を「走行」に更新する。取得部180aは、タイマ140から、時刻情報を取得し、取得した時刻情報によって、関連情報170aの日時を更新する。取得部180aは、位置測定部130から、位置情報を取得し、取得した位置情報によって、関連情報170aの位置を更新する。
ところで、運転手は、牽引運行フェーズにおいて、「荷積み」、「荷卸し」を行う場合がある。運転手は、シャーシ20bに荷物を「荷積み」した場合、入力部150を操作して、表示画面60の領域64の選択ボタン64aを選択し、領域65に荷物の種別を入力する。運転手は、荷積みが完了すると変更ボタン66を押下する。
取得部180aは、変更ボタン66が押下されたことを検出すると、領域61~65に入力された情報を基にして、関連情報170aを更新する。たとえば、領域61の情報を、関連情報170aのヘッド番号に設定し、領域62の情報を、関連情報170aのシャーシ番号に設定する。
取得部180aは、荷積みが行われた場合には、関連情報170aの状態を「荷積み」に設定する。たとえば、取得部180aは、「牽引運行フェーズ」において、領域64の選択ボタンが、選択ボタン64bから選択ボタン64aに変更された場合に、「荷積み」であると判定する。取得部180aは、関連情報170aの積載有無を「有」に設定し、領域64の情報を、積載内容に設定する。
また、取得部180aは、変更ボタン66を押下された時点の時刻情報を、タイマ140から取得し、関連情報170aの日時に設定する。取得部180aは、変更ボタン66を押下された時点の位置情報を、位置測定部130から取得し、関連情報170aの位置に設定する。
運転手は、シャーシ20bに荷物を「荷卸し」した場合、入力部150を操作して、表示画面60の領域64の選択ボタン64bを選択し、領域65の情報を削除する。運転手は、荷卸しが完了すると変更ボタン66を押下する。
取得部180aは、変更ボタン66が押下されたことを検出すると、領域61~65に入力された情報を基にして、関連情報170aを更新する。たとえば、領域61の情報を、関連情報170aのヘッド番号に設定し、領域62の情報を、関連情報170aのシャーシ番号に設定する。
取得部180aは、荷卸しが行われた場合には、関連情報170aの状態を「荷卸し」に設定する。たとえば、取得部180aは、「牽引運行フェーズ」において、領域64の選択ボタンが、選択ボタン64aから選択ボタン64bに変更された場合に、「荷卸し」であると判定する。取得部180aは、関連情報170aの積載有無を「無」に設定し、領域64の情報を、ブランクに設定する。
また、取得部180aは、変更ボタン66を押下された時点の時刻情報を、タイマ140から取得し、関連情報170aの日時に設定する。取得部180aは、変更ボタン66を押下された時点の位置情報を、位置測定部130から取得し、関連情報170aの位置に設定する。
「離脱フェーズ」における取得部180aの処理の一例について説明する。運転手が、入力部150を操作して、表示画面の表示要求を行うと、取得部は、表示画面60の情報を表示部160に表示する。取得部180aは、関連情報170aに登録されたヘッド番号を領域61に表示させる。取得部180aは、ビーコン受信部120から、シャーシ番号の情報を取得し、表示画面60の領域62にシャーシ番号を表示させる。
運転手は、入力部150を操作して、領域63の選択ボタン63bを選択する。運転手は、牽引するシャーシに荷物が積載されていない場合には、入力部150を操作して、領域64の選択ボタン64bを選択する。運転手は、牽引するシャーシに荷物が搭載されている場合には、入力部150を操作して、領域64の選択ボタン64aを選択し、領域65に積載内容を入力する。運転手は、表示画面60の入力が完了した場合に、変更ボタン66を押下する。運転手は、牽引するシャーシに荷物が搭載されていない場合には、入力部150を操作して、領域64の選択ボタン64bを選択し、領域65に積載内容をブランクとする。運転手は、表示画面60の入力が完了した場合に、変更ボタン66を押下する。
取得部180aは、変更ボタン66が押下されたことを検出すると、領域61~65に入力された情報を基にして、関連情報170aを更新する。たとえば、領域61の情報を、関連情報170aのヘッド番号に設定し、領域62の情報を、関連情報170aのシャーシ番号に設定する。取得部180aは、領域63の選択ボタンが選択ボタン63aから63bに変更された場合には、関連情報170aの状態を「離脱」に設定する。
また、取得部180aは、変更ボタン66を押下された時点の時刻情報を、タイマ140から取得し、関連情報170aの日時に設定する。取得部180aは、変更ボタン66を押下された時点の位置情報を、位置測定部130から取得し、関連情報170aの位置に設定する。
通知部180bは、各フェーズにおいて取得部180aに生成、更新される関連情報170aを、サーバ200に通知する処理部である。
図3では、牽引自動車20の運転手が有する端末装置100の構成について説明したが、他の牽引自動車の運転手が有する端末装置の構成も、図3で説明した端末装置と同様の構成である。すなわち、牽引自動車20によりある地点まで牽引されたシャーシ20bを牽引する他の牽引自動車の運転手も端末装置を操作し、かかる端末装置は、各フェーズにおいて、関連情報を生成し、関連情報をサーバ200に通知する。
次に、サーバ200の説明に移行する。サーバ200は、端末装置100から送信される関連情報を受信し、記憶部に記憶する装置である。図5は、本実施例に係るサーバの構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、このサーバ200は、通信部210と、入力部220と、表示部230と、記憶部240と、制御部250とを有する。
通信部210は、ネットワーク50を介して、端末装置100、他の端末装置(図示略)、整備管理者端末300とデータ通信を実行する処理部である。以下の説明では、牽引自動車20の運転手の端末装置100と、他の運転手の端末装置とをまとめて、端末装置100と表記する。後述する制御部250は、通信部210を介して、端末装置100から関連情報を受信する。制御部250は、通信部210を介して、整備管理者端末300から点検結果情報を受信する。通信部110は、通信装置に対応する。
入力部220は、各種の情報をサーバ200に入力するための入力装置である。たとえば、入力部220は、キーボード、マウス、タッチパネル等に対応する。
表示部230は、制御部250から出力される情報を表示する表示装置である。たとえば、表示部230は、液晶ディスプレイ、タッチパネル等に対応する。
記憶部240は、走行状況テーブル240a、走行履歴テーブル240b、整備管理テーブル240c、点検項目テーブル240d、シャーシ一覧情報240eを有する。記憶部240は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子や、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に対応する。
走行状況テーブル240aは、シャーシの走行状況を管理するテーブルである。図6は、走行状況テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、この走行状況テーブル240aは、シャーシ番号、ヘッド番号、状態、日時、位置、積載有無、積載内容を対応付ける。シャーシ番号、ヘッド番号、状態、日時、位置、積載有無、積載内容に関する説明は、図4の関連情報のデータ構造で説明したものと同様である。
走行履歴テーブル240bは、シャーシの走行履歴に関する情報を保持するテーブルである。図7は、走行履歴テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図7に示すように、この走行履歴テーブル240bは、シャーシ番号、ヘッド番号、開始日時、終了日時、走行距離を有する。シャーシ番号は、シャーシを一意に識別する情報である。ヘッド番号は、シャーシに結合されるトラクターヘッドを一意に識別する情報である。
開始日時は、ヘッド番号に識別されるトラクターヘッドによる該当シャーシ(シャーシ番号に識別されるシャーシ)の牽引が開始された日時を示す。終了日時は、ヘッド番号に識別されるトラクターヘッドによる該当シャーシの牽引が終了した日時を示す。走行距離は、ヘッド番号に識別されるトラクターヘッドにより、該当シャーシが牽引された距離を示す。
たとえば、図7の1行目のレコードについて説明する。シャーシ番号「札幌3256」のシャーシは、ヘッド番号「札幌8081」のトラクターヘッドに牽引されており、この牽引の開始日時は「2018年9月1日6時5分31秒」であり、終了日時は「2018年9月1日17時32分59秒」である。また、この牽引によるシャーシ番号「札幌3256」のシャーシの走行距離は「340km」である。
整備管理テーブル240cは、シャーシに対して行った整備に関する情報を保持するテーブルである。図8は、整備管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図8に示すように、この整備管理テーブル240cは、シャーシ番号、点検種別、点検者識別情報、点検日、点検結果を保持する。シャーシ番号は、シャーシを一意に識別する情報である。
点検種別は、点検の種別を示す情報である。たとえば、点検種別には、3ヶ月点検と、12ヶ月点検がある。3ヶ月点検は、3ヶ月に一度点検を実施することが推奨される点検である。12ヶ月点検は、12ヶ月に一度点検を実施することが義務づけられる点検である。点検者識別情報は、シャーシに対する点検を行った点検者を一意に識別する情報である。点検日は、シャーシに対する点検を最後に行った日付を示す情報である。点検結果は、各点検項目に対する点検結果を示す情報である。
点検項目テーブル240dは、各点検に含まれる点検項目の情報を保持するテーブルである。図9は、点検項目テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図9に示すように、この点検項目テーブル240dは、点検種別と、点検項目と、省略フラグとを対応付ける。
点検種別は、点検の種別を示す情報である。点検項目は、点検項目の内容を示す情報である。省略フラグは、シャーシの総走行距離が所定距離未満である場合に、該当する点検項目の点検を省略可能であるか否かを示すフラグである。省略可能である場合には、省略フラグが「オン」となる。省略可能でない場合には、省略フラグが「オフ」となる。本実施例では一例として、シャーシの総走行距離が「20,000km」未満である場合に、該当する点検項目の点検を省略可能とする。
図9に示す例では、点検種別が「3ヶ月点検」である場合には、点検項目はX1-1~X1-nとなる。点検種別が「12ヶ月点検」である場合には、点検項目はX1-1~X1-n、X2-1~X2-mとなる。n、mは自然数である。図9に示すように、3ヶ月点検の点検項目よりも、12ヶ月点検の点検項目の方が、項目数が多い。
たとえば、図9において、点検項目「X1-3、X1-4、X2-3」は、省略フラグが「オン」となっている。このため、点検対象となるシャーシの総走行距離が「20,000km」未満である場合に、点検項目「X1-3、X1-4、X2-3」が、点検項目から除外される。
シャーシ一覧情報240eは、シャーシに関する各種の情報を保持する情報であり、たとえば、整備管理者端末300に送信されて表示される。図10は、シャーシ一覧情報のデータ構造の一例を示す図である。図10に示すように、シャーシ一覧情報240eは、シャーシ番号、最終点検日、点検種別、経過日数、総走行距離、シャーシ位置を含む。
シャーシ番号は、シャーシを一意に識別する情報である。最終点検日は、最後に点検が行われた日付を示す情報である。点検種別は、最後に行った点検の種別を示す情報である。経過日数は、最終点検日から、現在の日付までの経過日数を示す情報である。総走行距離は、シャーシの総走行距離を示す情報である。シャーシ位置は、現在のシャーシの位置を示すものである。
たとえば、図10の1行目のレコードについて説明する。シャーシ番号「札幌3256」のシャーシに対する最終点検日は「2016年7月28日」であり、その時の点検種別は「12ヶ月点検」である。また、最終点検日からの経過日数は「348日」である。シャーシの総走行距離は「19,300km」である。シャーシのシャーシ位置は「札幌市中央区」である。
図5の説明に戻る。制御部250は、受信部250aと、生成部250bと、検出部250cと、通知部250dとを有する。制御部250は、CPUやMPUなどによって実現できる。また、制御部250は、ASICやFPGAなどのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
受信部250aは、端末装置100から関連情報を受信した場合に、受信した関連情報を走行状況テーブル240aに登録する。また、受信部250aは、整備管理者端末300から、点検結果情報を受信した場合に、受信した点検結果情報を整備管理テーブル240cに登録する。たとえば、点検結果情報には、シャーシ番号、点検種別、点検者識別情報、点検日、点検結果が含まれる。各情報の説明は図8において説明した情報の説明と同様である。
また、受信部250aは、整備管理者端末300から、問合せ情報を受信してもよい。この問合せ情報は、あるシャーシの点検項目を問い合わせる情報である。受信部250aは、受信した問合せ情報を、検出部250cに出力する。
生成部250bは、走行状況テーブル240aを基にして、走行履歴テーブル240bを生成する処理部である。以下において、生成部250bが走行履歴テーブル240bを生成する処理の一例について説明する。生成部250bは、走行状況テーブル240aを参照し、あるシャーシ番号と、あるヘッド番号とを選択する。選択したシャーシ番号を「選択シャーシ番号」、選択したヘッド番号を「選択ヘッド番号」と表記する。
生成部250bは、選択シャーシ番号と、選択ヘッド番号との組に対応するレコードを走行状況テーブルから選択し、選択したレコードを、時系列にソートする。生成部250bは、ソートしたレコードの各日時のうち、最も古い日時を、開始日時として特定する。生成部250bは、ソートしたレコードの各日時のうち、最も新しい日時を、終了日時として特定する。生成部250bは、ソートした前後レコードに含まれる位置の距離をそれぞれ算出し、各距離を合計することで、走行距離を算出する。
生成部250bは、「選択シャーシ番号」および「選択ヘッド番号」の組を選択し直しながら、上記処理を繰り返し実行することで、走行履歴テーブル240bを生成する。
また、生成部250bは、走行状況テーブル240a、走行履歴テーブル240b、整備管理テーブル240cを基にして、シャーシ一覧情報240eを生成する。以下において、生成部250bが、シャーシ一覧情報240eを生成する処理の一例について説明する。生成部250bは、走行履歴テーブル240bを参照し、あるシャーシ番号を選択する。選択したシャーシ番号を「選択シャーシ番号」と表記する。
生成部250bは、選択シャーシ番号に対応するレコードを、走行履歴テーブル240bから選択し、選択したレコードの含まれる各走行距離を合計することで、「総走行距離」を算出する。生成部250bは、選択シャーシ番号に対応するレコードを、走行状況テーブル240aから選択し、選択した各レコードのうち、日時が最も新しいレコードの含まれる位置を特定する。生成部250bは、特定した位置と、地図情報(図示略)とを比較して、特定した位置に対応する地名(場所名)を「シャーシ位置」として特定する。
生成部250bは、選択シャーシ番号に対応するレコードを、整備管理テーブル240cから選択し、選択したレコードを、時系列にソートする。生成部250bは、ソートしたレコードの各点検日のうち、最も新しい日付の点検日のレコードを特定する。生成部250bは、特定したレコードに含まれる点検日を「最終点検日」として特定する。生成部250bは、特定したレコードに含まれる点検種別を、シャーシ一覧情報に設定する「点検種別」として特定する。生成部250bは、最終点検日から現在の日付までの日数を、経過日数として算出する。生成部250bは、「選択シャーシ番号」を選択し直しながら、上記処理を繰り返し実行することで、シャーシ一覧情報240eを生成する。
検出部250cは、シャーシ一覧情報240eを基にして、12ヶ月点検の法定期限に迫ったシャーシ番号を検出する。また、検出部250cは、検出したシャーシ番号に対する12ヶ月点検を行う場合の点検項目を、シャーシ番号に対応するシャーシの総走行距離と、点検項目テーブル240dとを基にして検出する。
検出部250cが、12ヶ月点検の法定期限に迫ったシャーシ番号を検出する処理について説明する。検出部250cは、シャーシ一覧情報240eの各レコードの経過日数を走査し、経過日数が「340日」以上となるレコードを特定する。検出部250cは、経過日数が340日以上となるレコードのシャーシ番号を、12ヶ月点検の法定期限に迫ったシャーシ番号として検出する。検出部250cは、12ヶ月点検の法定期限に迫ったシャーシ番号を検出した場合に、シャーシ一覧情報240eを参照して、検出したシャーシ番号に対応するシャーシ位置、総走行距離を更に検出してもよい。
検出部250cは、検出したシャーシ番号に対応する総走行距離が、「20,000km」以上であるか否かを判定する。検出部250cは、検出したシャーシ番号に対応する総走行距離が、「20,000km」以上である場合に、点検項目テーブル240dに含まれる12ヶ月点検に対応する点検項目全てを、検出したシャーシ番号の点検項目として検出する。一方、検出部250cは、検出したシャーシ番号に対応する総走行距離が、「20,000km」未満である場合に、点検項目テーブル240dに含まれる12ヶ月点検に対応する点検項目のうち、省略フラグが「オン」となる点検項目の除いた残りの点検項目を、検出したシャーシ番号の点検項目として検出する。
たとえば、図10に示したシャーシ一覧情報では、1行目のレコードが、経過日数が340日以上となるため、検出部250cは、シャーシ番号「札幌3256」を検出する。検出部250cは、シャーシ番号「札幌3256」に対応する走行距離が「19,300km」であるため、総走行距離が「20,000km」未満であると判定する。このため、検出部250cは、シャーシ番号「札幌3256」の点検項目を、12ヶ月点検の全点検項目から、省略フラグが「オン」となる点検項目の除いた残りの点検項目とする。
検出部250cは、上記処理を行うことで、12ヶ月点検の法定期限に迫ったシャーシ番号と、点検項目の情報を、検出結果として、通知部250dに出力する。
ところで、検出部250cは、整備管理者端末300からシャーシの点検項目に関する「問合せ情報」を受け付けた場合には、応答情報を生成する。たとえば、問合せ情報には、シャーシ番号と、点検種別が含まれる。問合せ情報のシャーシ番号および点検種別は、整備管理者端末300の点検者により適宜設定される。検出部250cは、下記の処理を行って、問合せ情報に応答する応答情報を生成する。
検出部250cは、問合せ情報のシャーシ番号に対応する総走行距離を、シャーシ一覧情報240eから検出し、検出した総走行距離が「20,000km」以上であるか否かを判定する。検出部250cは、総走行距離が「20,000km」以上である場合には、点検項目テーブル240dを参照し、問合せ情報の点検種別(3ヶ月点検または12ヶ月点検)に対応する全点検項目を、問合せ情報のシャーシ番号に対応する点検項目として検出する。
たとえば、問合せ情報の点検項目が「3ヶ月点検」である場合には、図9の点検項目X1-1~X1-nの点検項目を検出する。問合せ情報の点検項目が「12ヶ月点検」である場合には、図9の点検項目X1-1~X1-n、X2-1~X2-mの点検項目を検出する。
一方、検出部250cは、総走行距離が「20,000km」未満である場合には、点検項目テーブル240dを参照し、問合せ情報の点検種別(3ヶ月点検または12ヶ月点検)の点検項目を、全点検項目から、省略フラグが「オン」となる点検項目の除いた残りの点検項目とする。たとえば、問合せ情報の点検項目が「3ヶ月点検」である場合には、図9の点検項目X1-1~X1-nの点検項目のうち、省略フラグが「オフ」となる点検項目を検出する。問合せ情報の点検項目が「12ヶ月点検」である場合には、図9の点検項目X1-1~X1-n、X2-1~X2-mの点検項目のうち、省略フラグが「オフ」となる点検項目を検出する。
検出部250cは、上記処理を実行し、検出した点検項目の情報を、応答情報に登録する。また、検出部250cは、問合せ情報のシャーシ番号に対応するシャーシ位置の情報を、シャーシ一覧情報240eから検出し、応答情報に登録してもよい。検出部250cは、応答情報を、通知部250dに出力する。
通知部250dは、検出部250cから検出結果を受け付けた場合に、検出結果を、整備管理者端末300に通知して表示させる。通知部250dは、検出部250cから応答情報を受け付けた場合に、応答情報を、整備管理者端末300に通知して表示させる。
また、通知部250dは、シャーシ一覧情報240eを、整備管理者端末300に通知して表示させてもよい。通知部250dは、シャーシ一覧情報240eを、整備管理者端末300に通知して表示させる場合に、経過日数が所定日数以上となるレコードを強調表示させてもよい。
図1の説明に戻る。整備管理者端末300は、シャーシの点検を行う点検者が使用する端末装置である。たとえば、点検者は、シャーシの点検が完了した場合に、整備管理者端末300を操作して点検結果情報を入力し、サーバ200に点検結果情報を入力する。
整備管理者端末300は、サーバ200から送信される検出結果およびシャーシ一覧情報240eの通知を受け付けた場合に、受け付けた情報を表示する。また、点検者は、整備管理者端末300を操作して、問合せ情報を、サーバ200に送信する。整備管理者端末300は、サーバ200から通知される応答情報を表示する。
図17は、本実施例に係る整備管理者端末の構成を示す機能ブロック図である。図17に示すように、この整備管理者端末300は、通信部310と、入力部320と、表示部330と、記憶部340と、制御部350とを有する。
通信部310は、ネットワーク50を介して、サーバ200等とデータ通信を実行する処理部である。通信部310は、通信装置の一例である。制御部350は、通信部310を介して、サーバ200から、検出結果およびシャーシ一覧情報240eの通知を受け付ける。
入力部320は、各種の情報を整備管理者端末300に入力するための入力装置である。たとえば、入力部320は、キーボード、マウス、タッチパネル等に対応する。
表示部330は、制御部350から出力される情報を表示する表示装置である。たとえば、表示部330は、液晶ディスプレイ、タッチパネル等に対応する。
記憶部340は、各種の情報を記憶する記憶部である。たとえば、記憶部340は、サーバ200から通知される検出結果およびシャーシ一覧情報240eを記憶する。記憶部340は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子や、HDDなどの記憶装置に対応する。
制御部350は、受付部350aと、通知部350bと、表示制御部350cとを有する。制御部350は、CPUやMPUなどによって実現できる。また、制御部350は、ASICやFPGAなどのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
受付部350aは、サーバ200から、検出結果およびシャーシ一覧情報240eの通知を受け付ける処理部である。受付部350aは、受け付けた情報を、記憶部340に登録する。
通知部350bは、入力部320を操作する点検者から、問合せ情報の入力を受け付けた場合に、問合せ情報を、サーバ200に通知する処理部である。
表示制御部350cは、記憶部340に記憶されたサーバ200から通知される検出結果およびシャーシ一覧情報240eを、表示部330に出力して表示させる処理部である。
次に、本実施例に係るシステムの端末装置100およびサーバ200の処理手順の一例について説明する。図11は、本実施例に係る端末装置の処理手順を示すフローチャートである。図11に示すように、端末装置100は、ビーコン受信部120によりビーコンを受信したか否かを判定する(ステップS101)。端末装置100は、ビーコンを受信していない場合には(ステップS101,No)、再度ステップS101に移行する。
一方、端末装置100がビーコンを受信した場合には(ステップS101,Yes)、端末装置100の取得部180aは、ビーコンに含まれるシャーシ番号を取得する(ステップS102)。取得したシャーシ番号は、後段の処理で参照できるように、例えば記憶部170に記憶する。
端末装置100の取得部180aおよび通知部180bは、結合フェーズ処理を実行する(ステップS103)。取得部180aは、牽引運行フェーズにおいて、定期的に関連情報を生成する。定期的に関連情報を生成する場合には、ステップS102で取得したシャーシ番号と、ステップS103の結合処理の中で受け付けたヘッド番号とはそのままに、位置情報と時刻情報とを定期的に更新する。そして、取得部180aは、シャーシ番号およびヘッド情報と、更新した位置情報および時刻情報とから関連情報を生成する。そして、通知部180bは、サーバ200に関連情報を通知する(ステップS104)。
取得部180aは、牽引運行フェーズにおいて、荷積みまたは荷卸しを受け付けた場合には、荷積みまたは荷卸しの関連情報を生成し、通知部180bは、サーバ200に関連情報を通知する(ステップS105)。
端末装置100の取得部180aおよび通知部180bは、離脱フェーズ処理を実行すし(ステップS106)、処理を終了する。
続いて、図11のステップS103に示した結合フェーズ処理の一例について説明する。図12は、結合フェーズ処理の処理手順を示すフローチャートである。図12に示すように、端末装置100の取得部180aは、受信中のビーコンに含まれるシャーシ番号を表示部160に表示させる(ステップS201)。
取得部180aは、ヘッド番号の入力を受け付ける(ステップS202)。取得部180aは、選択ボタン63a(結合)の選択を受け付ける(ステップS203)。取得部180aは、積載有無に関する情報を受け付ける(ステップS204)。ステップS202、203、204で受け付けたそれぞれの情報は、後段の処理で参照できるように、例えば記憶部170に記憶する。
取得部180aは、変更ボタン66が押下された場合に、位置情報および時刻情報を取得し(ステップS205)、関連情報を生成する(ステップS206)。端末装置100の通知部180bは、関連情報をサーバ200に通知する(ステップS207)。
続いて、図11のステップS106に示した離脱フェーズ処理の一例について説明する。図13は、離脱フェーズ処理の処理手順を示すフローチャートである。図13に示すように、端末装置100の取得部180aは、関連するヘッド番号およびシャーシ番号を特定する(ステップS301)。取得部180aは、ヘッド番号およびシャーシ番号を表示部160に表示させる(ステップS302)。
取得部180aは、選択ボタン63b(離脱)の選択を受け付ける(ステップS303)。取得部180aは、積載有無に関する情報を受け付ける(ステップS304)。
取得部180aは、変更ボタン66が押下された場合に、位置情報および時刻情報を取得し(ステップS305)、関連情報を生成する(ステップS306)。端末装置100の通知部180bは、関連情報をサーバ200に通知する(ステップS307)。
図示を省略するが、サーバ200の受信部250aは、端末装置100の通知部180bから関連情報を受信する度に、受信した関連情報を走行状況テーブル240aに登録する。また、受信部250aは、整備管理者端末300から、点検結果情報を受信する度に、受信した点検結果情報を、整備管理テーブル240cに登録する。
図14は、本実施例に係るサーバの処理手順を示すフローチャートである。図14に示すように、サーバ200の生成部250bは、走行状況テーブル240aを基にして、走行履歴テーブル240bを生成する(ステップS401)。
生成部250bは、走行状況テーブル240a、走行履歴テーブル240b、整備管理テーブル240cを基にして、シャーシ一覧情報240eを生成する(ステップS402)。サーバ200の検出部250cは、シャーシ一覧情報240eを基にして、経過日数が所定の日数以上となるシャーシ番号を検出する(ステップS403)。
検出部250cは、検出したシャーシ番号に対応する総走行距離に応じた点検項目を検出する(ステップS404)。通知部250dは、検出部250cにより検出された、点検項目の情報を整備管理者端末300に通知する(ステップS405)。
次に、本実施例に係るシステムの効果について説明する。本実施例のシステムでは、端末装置100が、ヘッド番号、位置情報および時刻情報を取得して、関連情報を生成し、生成した関連情報をサーバ200に通知する。サーバ200は、関連情報を基にして、シャーシの走行状況の情報を生成し、走行状況の情報を基にして、シャーシに対する複数の点検項目のうち、前記シャーシの走行状況に応じた点検項目を検出する。これにより、シャーシの走行状況に応じた点検を提示することができる。
たとえば、サーバ200は、シャーシの総走行距離が所定距離未満である場合に、除外可能な点検項目を除外し、除外した結果となる点検項目を検出する。これにより、総走行距離が所定距離未満である場合に、点検が不要となる点検項目を除外して通知できるので、点検を行う点検者の負荷を減らすことができる。
図18は、走行距離に応じて可変となる点検項目の一例を示す図である。図18には走行装置の点検項目として「タイヤの空気圧」、「スペアタイヤの空気圧」等の複数の点検項目が登録されている。この点検項目の内、星マークが付されている点検項目は、前回の点検時における走行距離と現在の走行距離との差分が所定距離未満の場合には、点検が不要となる点検項目である。整備管理者端末300は、所定距離に応じた点検項目を画面に出力する。
サーバ200は、シャーシに対する経過日数が所定の日数以上となったシャーシ番号を検出し、検出したシャーシの点検に関する通知を整備管理者端末300に通知する。これにより、12ヶ月点検の期限に迫ったシャーシの情報を、通知することが可能となる。
ところで、上述したサーバ200の処理は一例であり、他の処理を実行してもよい。以下において、サーバ200のその他の処理1、2、3について説明する。
サーバ200が実行するその他の処理1について説明する。サーバ200の検出部250cは、シャーシに積載された積載内容と、シャーシの走行距離とを基にして、シャーシの劣化指数を算出する。検出部250cは、算出した劣化指数に応じて、12ヶ月点検の法定期限に迫ったシャーシ番号を検出する場合の閾値を調整する。たとえば、調整前の基準となる閾値を「340日」とする。
検出部250cは、シャーシ番号を選択し、走行状況テーブル240aにおいて、選択したシャーシ番号のレコードに含まれる積載有無を走査する。以下の説明では、選択したシャーシ番号を、選択シャーシ番号と表記する。検出部250cは、選択シャーシ番号のレコードにおいて、積載有無が「有」となる区間のうち、重量荷物に分類される積載内容で走行した走行距離を特定する。たとえば、重量荷物に対応する積載内容(金属等)は予め定義されているものとする。
検出部250cは、重量荷物に分類される積載内容で走行した走行距離が、所定の走行距離以上である場合には、閾値を「340-L日」に調整する。「L」は、予め管理者に設定される自然数である。検出部250cが、係る処理を実行することで、通常のシャーシよりも劣化している可能性の高いシャーシに関して、12ヶ月点検の実施を早めに通知することができる。
サーバ200が実行するその他の処理2について説明する。サーバ200が係る処理を実行する場合には、前提として、端末装置100の取得部180aが、道路状況の情報を更に取得して、関連情報170aに登録する。たとえば、端末装置100は、加速度センサ(図示略)を有しており、取得部180aは、加速度センサから検出される振動の振幅の大きさを道路状況の情報として取得する。以下の説明では、振動の振幅の大きさを「振動情報」と表記する。振動情報が大きいほど、トラクターヘッド、シャーシが大きく揺れたことを示すため、シャーシの通過した道路の状況が悪いと言える。端末装置100の通知部180bは、振動情報を含めた関連情報を、サーバ200に通知する。
サーバ200の受信部250aは、端末装置100から振動情報を含む関連情報を受信し、走行状況テーブル240aに登録する。検出部250cは、シャーシ番号を選択し、走行状況テーブル240aにおいて、選択したシャーシ番号のレコードに含まれる振動情報(道路状況の情報)を走査する。以下の説明では、選択したシャーシ番号を、選択シャーシ番号と表記する。検出部250cは、選択シャーシ番号のレコードにおいて、振動情報が所定の閾値以上となるレコードを特定し、振動情報が所定の閾値以上となる状態で走行した走行距離を特定する。
検出部250cは、振動情報が所定の閾値以上となる状態で走行した走行距離が、所定の走行距離以上である場合には、閾値を「340-M日」に調整する。「M」は、予め管理者に設定される自然数である。検出部250cが、係る処理を実行することで、通常のシャーシよりも劣化している可能性の高いシャーシに関して、12ヶ月点検の実施を早めに通知することができる。
上記の説明では、サーバ200の検出部250cは、端末装置100から通知される振動情報を基にして、道路状況が悪い中、走行した走行距離を特定していたが、これに限定されるものではない。たとえば、検出部250cは、状況の悪い道路を示す地図情報を保持しておき、係る地図情報と、シャーシの走行した位置とを比較して、道路状況が悪い中走行した走行距離を特定してもよい。すなわち、検出部250cは、状況の悪い道路の走行距離が、所定の走行距離以上である場合には、閾値を「340-M日」に調整する。たとえば道路状況の悪い道路とは、凹凸のある道路や、ひび割れを含む道路である。
サーバ200が実行するその他の処理3について説明する。サーバ200は、上記のその他の処理1、2を組み合わせることで、閾値を変更してもよい。すなわち、サーバ200は、積載内容、走行距離、道路状況を基にして、閾値変更する。たとえば、重量荷物に分類される積載内容で走行した走行距離が所定の走行距離以上であり、かつ、振動情報が所定の閾値以上となる状態で走行した走行距離が所定の走行距離以上である場合には、閾値を「340-L-M日」に調整する。検出部250cが、係る処理を実行することで、通常のシャーシよりも劣化している可能性の高いシャーシに関して、12ヶ月点検の実施を早めに通知することができる。
次に、実施例に示した端末装置100、サーバ200、整備管理者端末300と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例について説明する。図15は、本実施例に係る端末装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図15に示すように、コンピュータ400は、各種演算処理を実行するCPU401と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置402と、ディスプレイ403とを有する。また、コンピュータ400は、通信装置404と、インタフェース装置405とを有する。インタフェース装置405は、ビーコン受信機、位置測定装置、タイマ、加速度センサ等に接続される。コンピュータ400は、各種情報を一時記憶するRAM406と、ハードディスク装置407とを有する。そして、各装置401~407は、バス408に接続される。
ハードディスク装置407は、取得プログラム407a、通知プログラム407bを有する。CPU401は、取得プログラム407a、通知プログラム407bを読み出してRAM406に展開する。
取得プログラム407aは、取得プロセス406aとして機能する。通知プログラム407bは、通知プロセス406bとして機能する。取得プロセス406aの処理は、取得部180aの処理に対応する。通知プロセス406bの処理は、通知部180bの処理に対応する。
なお、各プログラム407a,407bについては、必ずしも最初からハードディスク装置407に記憶させておかなくてもよい。例えば、コンピュータ400に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ400が各プログラム407a,407bを読み出して実行するようにしてもよい。
図16は、本実施例に係るサーバと同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図16に示すように、コンピュータ500は、各種演算処理を実行するCPU501と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置502と、ディスプレイ503とを有する。また、コンピュータ500は、記憶媒体からプログラム等を読み取る読み取り装置504と、有線または無線ネットワークを介して、外部装置等との間でデータの授受を行うインタフェース装置505とを有する。コンピュータ500は、各種情報を一時記憶するRAM506と、ハードディスク装置507とを有する。そして、各装置501~507は、バス508に接続される。
ハードディスク装置507は、受信プログラム507a、生成プログラム507b、検出プログラム507c、通知プログラム507dを有する。CPU501は、受信プログラム507a、生成プログラム507b、検出プログラム507c、通知プログラム507dを読み出してRAM406に展開する。
受信プログラム507aは、受信プロセス506aとして機能する。生成プログラム507bは、生成プロセス506bとして機能する。検出プログラム507cは、検出プロセス706cとして機能する。通知プログラム507dは、通知プロセス507dとして機能する。受信プロセス506aの処理は、受信部250aの処理に対応する。生成プロセス406bの処理は、生成部250bの処理に対応する。検出プロセス506cの処理は、検出部250cの処理に対応する。通知プロセス206dの処理は、通知部250dの処理に対応する。
なお、各プログラム507a~507dについては、必ずしも最初からハードディスク装置507に記憶させておかなくてもよい。例えば、コンピュータ500に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ500が各プログラム507a~507dを読み出して実行するようにしてもよい。
図19は、本実施例に係る整備管理者端末と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図19に示すように、コンピュータ600は、各種演算処理を実行するCPU601と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置602と、ディスプレイ603とを有する。また、コンピュータ600は、記憶媒体からプログラム等を読み取る読み取り装置604と、有線または無線ネットワークを介して、外部装置等との間でデータの授受を行うインタフェース装置605とを有する。コンピュータ600は、各種情報を一時記憶するRAM606と、ハードディスク装置607とを有する。そして、各装置601~607は、バス608に接続される。
ハードディスク装置607は、受付プログラム607a、通知プログラム607b、表示制御プログラム607cを有する。CPU601は、受付プログラム607a、通知プログラム607b、表示制御プログラム607cを読み出してRAM606に展開する。
受付プログラム607aは、受付プロセス606aとして機能する。通知プログラム607bは、通知プロセス606bとして機能する。表示制御プログラム607cは、表示制御プロセス606cとして機能する。受付プロセス606aの処理は、受付部350aの処理に対応する。通知プロセス606bの処理は、通知部350bの処理に対応する。表示制御プロセス606cの処理は、表示制御部350cの処理に対応する。
なお、各プログラム607a~607dについては、必ずしも最初からハードディスク装置607に記憶させておかなくてもよい。例えば、コンピュータ600に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ600が各プログラム607a~607dを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)端末装置とサーバとを有する被牽引車両管理システムであって、
前記端末装置は、
牽引自動車に着脱可能に結合された被牽引車両を一意に識別する識別情報の入力を受け付けた場合に、前記端末装置の位置情報と、時刻情報とを取得する取得部と、
前記識別情報と、前記位置情報と、前記時刻情報とを関連付けた関連情報を前記サーバに通知する通知部とを有し、
前記サーバは、
前記関連情報を受信する受信部と、
前記関連情報を記憶する記憶部と、
前記関連情報から生成された前記被牽引車両の走行状況の情報に基づき、前記被牽引車両に対する複数の点検項目のうち、前記被牽引車両の走行状況に応じた点検項目を検出する検出部と
を有することを特徴とする被牽引車両管理システム。
(付記2)前記被牽引車両に対する複数の点検項目には、前記被牽引車両の走行距離が所定距離未満である場合に、点検対象から除外される点検項目を含み、前記走行状況の情報として前記被牽引車両の走行距離の情報を生成する生成部を更に有し、前記検出部は、前記走行距離と、前記所定距離とを基にして、前記点検項目を検出することを特徴とする付記1に記載の被牽引車両管理システム。
(付記3)前記記憶部は、前記被牽引車両に対する点検が行われた点検日の情報を更に有し、前記検出部は、前記点検日から所定日数経過した点検対象となる被牽引車両を更に検出する処理を行い、前記検出された被牽引車両の点検に関する通知を行う通知部を更に有することを特徴とする付記1または2に記載の被牽引車両管理システム。
(付記4)前記検出部は、前記被牽引車両の走行距離が所定距離以上の点検対象となる被牽引車両を更に検出する処理を行い、前記検出された被牽引車両の点検に関する通知を行う通知部を更に有することを特徴とする付記1または2に記載の被牽引車両管理システム。
(付記5)前記検出部は、前記点検対象となる被牽引車両の位置情報および走行距離のうち、少なくとも一方を更に検出することを特徴とする付記3に記載の被牽引車両管理システム。
(付記6)前記取得部は、前記被牽引車両に積載された荷物の種別情報を更に取得し、前記通知部は、前記種別情報を更に関連付けた関連情報を前記サーバに通知し、前記検出部は、前記走行距離と、前記荷物の種別情報とを更に用いて、点検対象となる被牽引車両を検出することを特徴とする付記5に記載の被牽引車両管理システム。
(付記7)前記取得部は、凹凸の存在する道路、ひび割れの存在する道路に関する情報を含む道路状況の情報を更に取得し、前記通知部は、前記道路状況の情報を更に対応付けた関連情報を前記サーバに通知し、前記検出部は、前記道路状況を更に用いて、点検対象となる被牽引車両を検出することを特徴とする付記3~6のいずれか一つに記載の被牽引車両管理システム。
(付記8)端末装置が、牽引自動車に着脱可能に結合された被牽引車両を一意に識別する識別情報の入力を受け付けた場合に、前記端末装置の位置情報と、時刻情報とを取得し、
前記端末装置が、前記識別情報と、前記位置情報と、前記時刻情報とを関連付けた関連情報をサーバに通知し、
前記サーバは、前記関連情報を受信し、
前記サーバは、前記関連情報を記憶装置に記憶し、
前記サーバは、前記関連情報から生成された前記被牽引車両の走行状況の情報に基づき、前記被牽引車両に対する複数の点検項目のうち、前記被牽引車両の走行状況に応じた点検項目を検出する
処理を実行することを特徴とする被牽引車両管理方法。
(付記9)前記被牽引車両に対する複数の点検項目には、前記被牽引車両の走行距離が所定距離未満である場合に、点検対象から除外される点検項目を含み、前記サーバは、前記走行状況の情報として前記被牽引車両の走行距離の情報を生成し、前記走行距離と、前記所定距離とを基にして、前記点検項目を検出することを特徴とする付記8に記載の被牽引車両管理方法。
(付記10)前記記憶装置は、前記被牽引車両に対する点検が行われた点検日の情報を更に有し、前記サーバは、前記点検日から所定日数経過した点検対象となる被牽引車両を検出し、前記検出された被牽引車両の点検に関する通知する処理を更に実行することを特徴とする付記8または9に記載の被牽引車両管理方法。
(付記11)前記被牽引車両の走行距離が所定距離以上の点検対象となる被牽引車両を更に検出し、前記検出された被牽引車両の点検に関する通知する処理を更に実行することを特徴とする付記8または9に記載の被牽引車両管理方法。
(付記12)前記サーバは、前記点検対象となる被牽引車両の位置情報および走行距離のうち、少なくとも一方を更に検出することを特徴とする付記10に記載の被牽引車両管理方法。
(付記13)前記端末装置は、前記被牽引車両に積載された荷物の種別情報を更に取得し、前記種別情報を更に関連付けた関連情報を前記サーバに通知し、前記サーバは、前記走行距離と、前記荷物の種別情報とを更に用いて、点検対象となる被牽引車両を検出することを特徴とする付記12に記載の被牽引車両管理方法。
(付記14)前記端末装置は、道路状況の情報を更に取得し、前記道路状況の情報を更に対応付けた関連情報を前記サーバに通知し、前記サーバは、前記道路状況を更に用いて、点検対象となる被牽引車両を検出することを特徴とする付記11~13のいずれか一つに記載の被牽引車両管理方法。
(付記15)端末装置から、牽引自動車に着脱可能に結合された被牽引車両を一意に識別する識別情報の入力を受け付けた場合に、前記端末装置の位置情報と、時刻情報とが関連付けられた関連情報を受信し、
前記関連情報を記憶装置に記憶し、
前記関連情報から生成された前記被牽引車両の走行状況の情報に基づき、前記被牽引車両に対する複数の点検項目のうち、前記被牽引車両の走行状況に応じた点検項目を検出する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする被牽引車両管理プログラム。
(付記16)前記被牽引車両に対する複数の点検項目には、前記被牽引車両の走行距離が所定距離未満である場合に、点検対象から除外される点検項目を含み、前記走行状況の情報として前記被牽引車両の走行距離の情報を生成し、前記走行距離と、前記所定距離とを基にして、前記点検項目を検出する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記15に記載の被牽引車両管理プログラム。
(付記17)前記記憶装置は、前記被牽引車両に対する点検が行われた点検日の情報を更に有し、前記点検日から所定日数経過した点検対象となる被牽引車両を検出し、前記検出された被牽引車両の点検に関する通知する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記15または16に記載の被牽引車両管理プログラム。
(付記18)前記被牽引車両の走行距離が所定距離以上の点検対象となる被牽引車両を更に検出し、前記検出された被牽引車両の点検に関する通知する処理を更に実行することを特徴とする付記15または16に記載の被牽引車両管理プログラム。
(付記19)前記点検対象となる被牽引車両の位置情報および走行距離のうち、少なくとも一方を更に検出する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記17に記載の被牽引車両管理プログラム。
(付記20)前記端末装置から、前記被牽引車両に積載された荷物の種別情報を更に受信し、前記走行距離と、前記荷物の種別情報とを更に用いて、点検対象となる被牽引車両を検出する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記18に記載の被牽引車両管理プログラム。
(付記21)前記端末装置から、道路状況の情報を更に受信し、前記道路状況を更に用いて、点検対象となる被牽引車両を検出する処理を更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記15~20のいずれか一つに記載の被牽引車両管理プログラム。
10,20 牽引自動車
10a,20a トラクターヘッド
10b,20b シャーシ
21 発信機
21a 太陽電池
30 人工衛星
50 ネットワーク
100 端末装置
110,210 通信部
120 ビーコン受信部
130 位置測定部
140 タイマ
150,220 入力部
160,230 表示部
170,240 記憶部
170a 関連情報
180,250 制御部
180a 取得部
180b,250d 通知部
200 サーバ
240a 走行状況テーブル
240b 走行履歴テーブル
240c 整備管理テーブル
240d 点検項目テーブル
240e シャーシ一覧情報
250a 受信部
250b 生成部
250c 検出部
300 整備管理者端末

Claims (8)

  1. 端末装置とサーバとを有する被牽引車両管理システムであって、
    前記端末装置は、
    牽引自動車に着脱可能に結合された被牽引車両を一意に識別する識別情報の入力を受け付けた場合に、前記端末装置の位置情報と、時刻情報とを取得する取得部と、
    前記識別情報と、前記位置情報と、前記時刻情報とを関連付けた関連情報を前記サーバに通知する通知部とを有し、
    前記サーバは、
    前記関連情報を受信する受信部と、
    前記関連情報と、前記被牽引車両に対する点検が行われた点検日の情報と、点検日からの経過日数に対応する複数の点検項目とを記憶する記憶部と、
    前記記憶部の情報を基にして、前記被牽引車両の走行距離の情報を生成する生成部と、
    前記記憶部の情報を基にして、前記点検日から所定日数経過した点検対象となる被牽引車両と、経過日数に対応する複数の点検項目とを検出し、検出した前記複数の点検項目から、前記被牽引車両の走行距離が所定距離未満である場合に除外対象となる点検項目を除いた残りの点検項目を検出する検出部と
    を有することを特徴とする被牽引車両管理システム。
  2. 記検出された被牽引車両の点検に関する通知を行う通知部を更に有することを特徴とする請求項に記載の被牽引車両管理システム。
  3. 前記検出部は、前記被牽引車両の走行距離が所定距離以上の点検対象となる被牽引車両を更に検出する処理を行い、前記検出された被牽引車両の点検に関する通知を行う通知部を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の被牽引車両管理システム。
  4. 前記検出部は、前記点検対象となる被牽引車両の位置情報および走行距離のうち、少なくとも一方を更に検出することを特徴とする請求項に記載の被牽引車両管理システム。
  5. 前記取得部は、前記被牽引車両に積載された荷物の種別情報を更に取得し、前記通知部は、前記種別情報を更に関連付けた関連情報を前記サーバに通知し、前記検出部は、前記走行距離と、前記荷物の種別情報とを更に用いて、点検対象となる被牽引車両を検出することを特徴とする請求項に記載の被牽引車両管理システム。
  6. 前記取得部は、凹凸の存在する道路、ひび割れの存在する道路に関する情報を含む道路状況の情報を更に取得し、前記通知部は、前記道路状況の情報を更に対応付けた関連情報を前記サーバに通知し、前記検出部は、前記道路状況を更に用いて、点検対象となる被牽引車両を検出することを特徴とする請求項2~5のいずれか一つに記載の被牽引車両管理システム。
  7. 端末装置が、牽引自動車に着脱可能に結合された被牽引車両を一意に識別する識別情報の入力を受け付けた場合に、前記端末装置の位置情報と、時刻情報とを取得し、
    前記端末装置が、前記識別情報と、前記位置情報と、前記時刻情報とを関連付けた関連情報をサーバに通知し、
    前記サーバは、前記関連情報を受信し、
    前記サーバは、前記関連情報と、前記被牽引車両に対する点検が行われた点検日の情報と、点検日からの経過日数に対応する複数の点検項目とを記憶装置に記憶し、
    前記サーバは、前記記憶装置の情報を基にして、前記被牽引車両の走行距離の情報を生成し、
    前記サーバは、前記記憶装置の情報を基にして、前記点検日から所定日数経過した点検対象となる被牽引車両と、経過日数に対応する複数の点検項目とを検出し、検出した前記複数の点検項目から、前記被牽引車両の走行距離が所定距離未満である場合に除外対象となる点検項目を除いた残りの点検項目を検出する
    処理を実行することを特徴とする被牽引車両管理方法。
  8. 端末装置から、牽引自動車に着脱可能に結合された被牽引車両を一意に識別する識別情報の入力を受け付けた場合に、前記端末装置の位置情報と、時刻情報とが関連付けられた関連情報を受信し、
    前記関連情報と、前記被牽引車両に対する点検が行われた点検日の情報と、点検日からの経過日数に対応する複数の点検項目とを記憶装置に記憶し、
    前記記憶装置の情報を基にして、前記被牽引車両の走行距離の情報を生成し、
    前記記憶装置の情報を基にして、前記点検日から所定日数経過した点検対象となる被牽引車両と、経過日数に対応する複数の点検項目とを検出し、検出した前記複数の点検項目から、前記被牽引車両の走行距離が所定距離未満である場合に除外対象となる点検項目を除いた残りの点検項目を検出する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする被牽引車両管理プログラム。
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