JP7166037B1 - レーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得装置及びその動作方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定方法は、コンクリート内部探査用の台車状を成す電磁波レーダ装置を用いた方法であり、鉄筋コンクリート構造体である例えば床に互いに直交して埋設されている鉄筋の配置状態の情報は、以下のようにして取得される。
この鉄筋の配置状態を画像化する技術は、電磁波レーダ装置で走査を行う際に、電磁波レーダ装置が一体で有する或いは電磁波レーダ装置とは別体に用意されるレーダ画面に表示されるハイパボーラ波形(情報)に基く技術であり、このハイパボーラ波形は、図1Dの二次元画像(断面画像)に示すように、電磁波レーダ装置0120が鉄筋0130の直上を直交する方向に通過する時点において、反射波の強度に基いて計測される鉄筋0130をピークとして表示される左右対称の山形波形である。つまり、例えば、図1Eのレーダ走査のイメージ図(1本の鉄筋、その鉄筋に対するレーダ走査方向、レーダの反射強度をまとめて合成した図)に示すように、上記した複数本のX軸方向走査線0110に沿って電磁波レーダ装置を順次移動させてレーダ走査を行う際に、それぞれのレーダ走査で同一のY軸方向の鉄筋0130の直上を電磁波レーダ装置が横切るときに表示されるハイパボーラ波形W1~W3のピークの位置に基いて、床に埋設されているY軸方向の鉄筋0130の位置を画像化することができるようになっている。なお、ハイパボーラ波形(情報)については後段で詳述する。
しかしながら、鉄筋の配置状態を画像化する技術では、経路の異なる各レーダ走査において、走査開始位置ST1,ST2,ST3がスタートラインSLに合致していない場合には、図1Fに示すように、直線状に表されるはずの鉄筋0130が画像上波打って表示されてしまう。したがって、鉄筋の配置状況が正確且つ鮮明に表示される画像を得るためには、経路を変えてレーダ走査を行う毎に走査開始位置の位置合わせを慎重に行う必要があり、このように走査開始位置の位置合わせを慎重に行う分だけ、多くの手間暇がかかってしまうという問題があり、これを解決することが従来の課題となっている。
すなわち、本発明の第一の態様は、コンクリート中に埋設されて平行に複数本配置された鉄筋の配置情報を取得する鉄筋配置情報取得装置であって、平行に配置されている複数の鉄筋にわたって直交する方向であって異なる経路を通る複数のレーダ走査を行って取得したハイパボーラ情報を保持するハイパボーラ情報保持部と、保持されている異なる経路を通る複数のレーダ走査によるハイパボーラ情報の反射強度の繰り返し周期を同期するハイパボーラ情報同期部と、同期された前記異なる経路毎に得られたハイパボーラ情報に基づいて鉄筋の配置情報を生成する配置情報生成部と、からなる構成としている。
なお、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
本発明は、原則的に電子計算機を利用する発明であるが、ソフトウェアによって実現され、ハードウェアによっても実現され、ソフトウェアとハードウェアの協働によっても実現される。本発明の各構成要件の全部又は一部を実現するハードウェアでは、コンピュータの基本的構成であるCPU,メモリ,バス,入出力装置,各種周辺機器,ユーザインターフェースなどによって構成される。各種周辺機器には、記憶装置,インターネット等のインターフェース,インターネット等機器,ディスプレイ,キーボード,マウス,スピーカー,カメラ,ビデオ,テレビ,実験室又は工場等での生産状態を把握するための各種センサ(流量センサ,温度センサ,重量センサ,液量センサ,赤外線センサ,出荷個数計数機,梱包個数計数機,異物検査装置,不良品計数機,放射線検査装置,表面状態検査装置,回路検査装置,人感センサ,作業者作業状況把握装置(映像,ID,PC作業量などで)等),CD装置,DVD装置,ブルーレイ装置,USBメモリ,USBメモリインターフェイス,着脱可能タイプのハードディスク,一般的なハードディスク,プロジェクタ装置,SSD,電話,ファックス,コピー機,印刷装置,ムービー編集装置,各種センサ装置などが含まれる。
「チップセット」は、コンピュータのマザーボードに実装され、CPUの外部バスと、メモリや周辺機器を接続する標準バスとの連絡機能、つまり、ブリッジ機能を集積した大規模集積回路(LSI)のセットである。2チップセット構成を採用する場合と、1チップセット構成を採用する場合とがある。CPUやメインメモリに近い側をノースブリッジ、遠い側で比較的低速な外部I/Oとのインターフェースの側にサウスブリッジが設けられる。
ノースブリッジには、CPUインターフェース,メモリコントローラ,グラフィックインターフェースが含まれる。従来のノースブリッジの機能のほとんどをCPUに担わせてもよい。ノースブリッジは、メインメモリのメモリスロットとはメモリバスを介して接続し、グラフィックカードのグラフィックカードスロットとは、ハイスピードグラフィックバス(AGP,PCI Express)で接続される。
サウスブリッジは、PCIインターフェース(PCIスロット)とPCIバスを介して接続して、ATA(SATA)インターフェース,USBインターフェース,Ethernetインターフェース等とのI/O機能やサウンド機能を担う。高速な動作が必要でない、あるいは不可能であるようなPS/2ポート,フロッピーディスクドライブ,シリアルポート,パラレルポート,ISAバスをサポートする回路を組み込むことは、チップセット自体の高速化の足かせとなるため、サウスブリッジのチップから分離させ、スーパーI/Oチップと呼ばれる別のLSIに担当させることとしてもよい。CPU(MPU)と、周辺機器や各種制御部を繋ぐためにバスが用いられる。バスはチップセットによって連結される。メインメモリとの接続に利用されるメモリバスは、高速化を図るために、これに代えてチャネル構造を採用してもよい。バスとしてはシリアルバスかパラレルバスを採用できる。パラレルバスは、シリアルバスが1ビットずつデータを転送するのに対して、元データそのものや元データから切り出した複数ビットをひとかたまりにして、同時に複数本の通信路で伝送する。クロック信号の専用線がデータ線と平行して設けられ、受信側でのデータ復調の同期を行う。CPU(チップセット)と外部デバイスをつなぐバスとしても用いられ、GPIB,IDE/(パラレル)ATA,SCSI,PCI等がある。高速化に限界があるため、PCIの改良版PCI ExpressやパラレルATAの改良版シリアルATAでは、データラインはシリアルバスでもよい。
CPUは、メインメモリ上にあるプログラムと呼ばれる命令列を順に読み込んで解釈・実行することで信号からなる情報を同じくメインメモリ上に出力する。CPUは、コンピュータ内での演算を行なう中心として機能する。なお、CPUは、演算の中心となるCPUコア部分と、その周辺部分とから構成され、CPU内部に、レジスタ,キャッシュメモリ,キャッシュメモリとCPUコアとを接続する内部バス,DMAコントローラ,タイマ,ノースブリッジとの接続バスとのインターフェース等が含まれる。なお、CPUコアは一つのCPU(チップ)に複数備えられていてもよい。また、CPUに加えてグラフィックインターフェース(GPU)若しくはFPUによって、処理を行ってもよい。
(HDD)
ハードディスクドライブの基本構造は、磁気ディスク,磁気ヘッド及び磁気ヘッドを搭載するアームから構成される。外部インターフェースは、SATAA(過去ではATA)を採用することができる。高機能なコントローラ、例えば、SCSIを用いて,ハードディスクドライブ間の通信をサポートする。例えば、ファイルを別のハードディスクドライブにコピーする時、コントローラがセクタを読み取って別のハードディスクドライブに転送して書き込むといったことができる。この時ホストCPUのメモリにはアクセスしない。したがってCPUの負荷を増やさないで済む。
なお、不揮発性メモリとしては「NANDフラッシュ」から構成されるSSDをHDDとともに採用してもよいし、HDDに置き換えて採用してもよい。
CPUが直接アクセスしてメインメモリ上の各種プログラムを実行する。メインメモリは揮発性のメモリでDRAMが用いられる。メインメモリ上のプログラムはプログラムの起動命令を受けて不揮発性メモリからメインメモリ上に展開される。その後もプログラム内で各種実行命令や、実行手順にしたがってCPUがプログラムを実行する。
オペレーティングシステムは、コンピュータ上の資源をアプリケーションに利用させるための管理をしたり、各種デバイスドライバを管理したり、ハードウェアであるコンピュータ自身を管理するために用いられる。小型のコンピュータではオペレーティングシステムとしてファームウェアを用いることもある。
デバイスドライバは、オペレーティングシステムを介して計算機に付属する各種のデバイスをユーザやアプリケーションに利用可能にするためのデバイスのハードウェアを制御するプログラムである。
BIOSは、コンピュータのハードウェアを立ち上げてオペレーティングシステムを稼働させるための手順をCPUに実行させるもので、最も典型的にはコンピュータの起動命令を受けるとCPUが最初に読取りに行くハードウェアである。ここには、ディスク(不揮発性メモリ)に格納されているオペレーティングシステムのアドレスが記載されており、CPUに展開されたBIOSによってオペレーティングシステムが順次メインメモリに展開されて稼働状態となる。なお、BIOSは、バスに接続されている各種デバイスの有無をチェックするチェック機能をも有している。チェックの結果はメインメモリ上に保存され、適宜オペレーティングシステムによって利用可能な状態となる。なお、外部装置などをチェックするようにBIOSを構成してもよい。
I/Oコントローラは、外部機器との接続に利用される。USBコネクタもその一例である。
USB,IEEE1394コネクタ、LAN端子等は、最も代表的な通信規格のインターフェースである。
<実施形態1>
<実施形態1 装置 概要>
なお、一般的に鉄筋の配置は、床面配筋の場合には壁面に対して直交方向に配筋する傾向が高く、壁面の配筋の場合には床面に対して直交して鉛直方向に配筋する傾向が高い。 したがって、レーダ走査を開始する場合には、この前提に立って走査を開始するのが通常である。また、配筋に対して直交方向に走査できていない場合には、直交配筋の両配筋に応答するレーダ反応があるので、これを検知することができる。つまり、直交方向の配筋の一方向の配筋のレーダ反応のみが得られる状態でレーダ走査するように工夫することは作業現場では困難なことではない。なお、鉄筋の配筋はおよそほとんどの配筋が直交配筋となっている。強度計算が容易だからである。
<実施形態1 構成 主に請求項1,4,5,8,9,12に対応>
そこで、X方向鉄筋0301及びY方向鉄筋0302が格子状に規則正しく配筋されていることを考慮して、本実施形態のように鉄筋コンクリート構造体が建築物の床0300である場合には、図3Bに示すように、まず、床0300の一角(図示Y方向に沿う壁(又は辺)Waと図示X方向に沿う壁(又は辺)Wbとの交点)の近傍位置から、電磁波レーダ装置0350を図示Y方向及び図示X方向に一回ずつ移動させて、壁(又は辺)Waに最も近い位置に埋設されているY方向鉄筋0302及び壁(又は辺)Wbに最も近い位置に埋設されているX方向鉄筋0301の位置を把握すると共に、X方向鉄筋0301及びY方向鉄筋0302の各ピッチ(間隔)を把握する。
そして、床0300上における図示Y方向に沿う壁(又は辺)Waの近傍にX方向のレーダ走査のスタートラインLaを設定して、壁(又は辺)Waに最も近いY方向鉄筋0302の手前(壁側)からX方向のレーダ走査を行うようにする。これと同様に、床0300上における図示X方向に沿う壁(又は辺)Wbの近傍にY方向のレーダ走査のスタートラインLbを設定し、壁(又は辺)Wbに最も近いX方向鉄筋0301の手前(壁側)からY方向のレーダ走査を行うようにする。そして、壁際(又は辺際)に設定したスタートラインLa,Lbには、構造体表面上に、目印として例えば線を描いたり、テープを貼付したりすることが好ましい。
なお、床0300の周囲を囲む壁(又は辺)Wa,WbをスタートラインLa,Lbとして利用することができる場合には、例えば、Y方向のレーダ走査において、図3Cの部分拡大図に示すように、図示X方向の壁(又は辺)Wbに電磁波レーダ装置0350の後部を突き当てた状態でスタートさせるようにすることが好ましい。これと同じく、X方向のレーダ走査においても、図示は省略するがY方向の壁(又は辺)に電磁波レーダ装置の後部を突き当てた状態でスタートさせるようにすることが好ましい。なぜなら、複数回行うレーダ走査のスタート位置の相互のずれを少なく抑えることができるからである。
<実施形態1 構成 主に請求項1,4,5,8,9,12に対応>
<実施形態1 構成 機能ブロック>
<実施形態1 構成 主に請求項1,4,5,8,9,12に対応>
<実施形態1 構成 機能ブロック ハイパボーラ情報保持部>
また、この「ハイパボーラ情報保持部0361」は、X方向鉄筋0301と同様に、電磁波レーダ装置0350により取得したY方向鉄筋0302に係るハイパボーラ情報を保持する。略平行に配置されている複数本のY方向鉄筋0302に係るハイパボーラ情報も、Y方向鉄筋0302と直交する方向のレーダ走査を複数本のY方向鉄筋0302にわたって経路を変えて複数回実施することで取得される。そして、この経路を変えて複数回実施するレーダ走査毎に取得される各ハイパボーラ情報も、レーダ走査経路識別情報がそれぞれ付与された状態で、「ハイパボーラ情報保持部0361」に保持されるようになっている。
この際、図3Bで示したレーダ走査のスタートラインLa,Lbの交点、すなわち、鉄筋コンクリート構造体が建築物の床0300である場合には、壁際(又は辺際)Wa,WbにおけるスタートラインLa,Lbの交点を原点Lpとして設定し、原則としてこの原点Lpからレーダ走査経路識別情報の通し番号を順次付与することが好ましい。
その結果、レーダ画面には、X方向鉄筋0301をピークとする左右対称の山形波形、すなわち、X方向鉄筋0301の位置情報であるハイパボーラ波形(情報)が表示される。
なお、X方向鉄筋0301からの反射強度が最も大きくなるX方向鉄筋0301の直上の位置P2を電磁波レーダ装置0350が通過する際に、この電磁波レーダ装置0350の通過を周囲に認識させるための通過音や光を発するように構成することができる。
なお、上記本実施形態に係るレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋配置情報取得装置では、鉄筋の配置情報を取得するだけでなく、電磁波レーダ装置の送信アンテナからコンクリートの内部に電磁波を輻射し、鉄筋で反射して戻る反射波を受信アンテナで受けることによって、鉄筋の埋設深度(かぶり深さ)も測定することができる。
D=(1/2)×T×V 式1
V=(3×108)/(εr)1/2 式2
D=(1/2)×{(3×108)/(εr)1/2}×T 式3
<実施形態1 構成 主に請求項1,4,5,8,9,12に対応>
<実施形態1 構成 機能ブロック ハイパボーラ情報同期部>
<実施形態1 構成 主に請求項1,4,5,8,9,12に対応>
<実施形態1 構成 機能ブロック 配置情報生成部>
<実施形態1 ハードウェア構成 主に請求項1,4,5,8,9,12に対応>
<実施形態1 処理の流れ 主に請求項1,4,5,8,9,12に対応>
次いで、ハイパボーラ情報同期ステップS0502が実行されて、保持されている異なる経路ごとに得られたハイパボーラ情報の反射強度の繰り返し周期が同期される。
次に、配置情報生成ステップS0503が実行されて、ハイパボーラ情報同期ステップS0502で同期された異なる経路ごとに得られたハイパボーラ情報に基づいて鉄筋の配置情報が画像情報として生成される。
<実施形態1 効果 主に請求項1,4,5,8,9,12に対応>
<実施形態2>
<実施形態2 鉄筋配置情報取得装置 概要>
<実施形態2 構成 主に請求項2,6,10に対応>
<実施形態2 構成 機能ブロック 起点入力受付部>
また、例えば、図6Cに示すように、鉄筋コンクリート構造体が建築物の床0600であり、その四隅に柱等の出っ張り部0650がある場合には、すなわち、埋設されている鉄筋0601と直交する方向への矢印で示すレーダ走査の走査開始位置S1,S5とS2~S4が異なる場合には、走査開始位置S1,S5からのレーダ走査で得られるハイパボーラ波形と、走査開始位置S2~S4の各レーダ走査で得られるハイパボーラ波形とでは、走査開始から最初に現れる鉄筋が異なることになる。具体的には、走査開始位置S2~S4の各レーダ走査で得られるハイパボーラ波形において、走査開始から最初に現れるピークは鉄筋0601Aに係るものであるが、走査開始位置S1,S5からのレーダ走査で得られるハイパボーラ波形では、走査開始から最初に現れるピークは鉄筋0601Cに係るものとなる。
本実施形態に係る鉄筋配置情報取得装置0660では、このような場合において、まず、走査開始位置S2~S4の各レーダ走査で得られるハイパボーラ波形の走査開始から最初に現れる同一の鉄筋0601Aに係るピークの位置を起点として入力する。そして、走査開始位置S1,S5からのレーダ走査で得られるハイパボーラ波形の走査開始から最初に現れる鉄筋0601Cに係るピークの位置を起点として入力する際に、走査開始位置S2~S4の各レーダ走査で得られるハイパボーラ波形においても、鉄筋0601Cに係るピークの位置も起点として入力することで対応する。
このように、本実施形態に係る鉄筋配置情報取得装置0660において、異なる経路を通るレーダ走査により取得されたハイパボーラ波形(情報)の各反射強度の繰り返し周期の起点となる部分を複数設定することができる。
<実施形態2 ハードウェア構成 主に請求項2,6,10に対応>
<実施形態2 処理の流れ 主に請求項2,6,10に対応>
<実施形態2 効果 主に請求項2,6,10に対応>
<実施形態3>
<実施形態3 鉄筋配置情報取得装置 概要>
<実施形態3 構成 主に請求項3,7,11に対応>
<実施形態3 構成 機能ブロック 起点取得部>
このように、反射強度の繰り返し周期の起点となる部分としてレーダ走査経路識別情報Wx1,Wx2,Wx3の最初に現れる各ピーク位置(鉄筋0901Aに対応)を自動的に取得することで、ハイパボーラ情報同期部において、図9Bの下部に示すように、ハイパボーラ情報における反射強度の繰り返し周期の同期がなされることとなる。
<実施形態3 ハードウェア構成 主に請求項3,7,11に対応>
<実施形態3 処理の流れ 主に請求項3,7,11に対応>
<実施形態3 効果 主に請求項3,7,11に対応>
0361 ハイパボーラ情報保持部
0362 ハイパボーラ情報同期部
0363 配置情報生成部
Claims (12)
- コンクリート中に埋設されて平行に複数本配置された鉄筋の配置情報を取得する鉄筋配置情報取得装置であって、
平行に配置されている複数の鉄筋にわたって直交する方向であって異なる経路を通る複数のレーダ走査を行って取得したハイパボーラ情報を保持するハイパボーラ情報保持部と、
保持されている異なる経路を通る複数のレーダ走査によるハイパボーラ情報の反射強度の繰り返し周期を同期するハイパボーラ情報同期部と、
同期された前記異なる経路毎に得られたハイパボーラ情報に基づいて鉄筋の配置情報を生成する配置情報生成部と、
からなるレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得装置。 - 前記異なる経路のレーダ走査によって得られたハイパボーラ情報の反射強度の繰り返しに基づいて前記同期をとるための起点となる部分を特定するための入力を受付ける起点入力受付部をさらに有する請求項1に記載のレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得装置。
- 前記異なる経路のレーダ走査によって得られたハイパボーラ情報の反射強度の繰り返しに基づいて前記同期をとるための起点となる部分を取得する起点取得部をさらに有する請求項1に記載のレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得装置。
- 前記配置情報生成部で生成された配置情報が画像情報である請求項1又は請求項2に記載のレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得装置。
- コンクリート中に埋設されて平行に複数本配置された鉄筋の配置情報を取得する鉄筋配置情報取得プログラムであって、
平行に配置されている複数の鉄筋にわたって直交する方向であって異なる経路を通る複数のレーダ走査を行って取得したハイパボーラ情報を保持するハイパボーラ情報保持プログラムと、
保持されている前記異なる経路ごとに得られたハイパボーラ情報の反射強度の繰り返し周期を同期する同期プログラムと、
同期された前記異なる経路ごとに得られたハイパボーラ情報に基づいて鉄筋の配置情報を生成する配置情報生成プログラムと、
を有する計算機である鉄筋情報取得装置に読み取り実行可能に記録したレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得プログラム。 - 前記異なる経路のレーダ走査によって得られたハイパボーラ情報の反射強度の繰り返しに基づいて前記同期をとるための起点となる部分を特定するための入力を受付ける起点入力受付プログラムをさらに有する請求項5に記載のレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得プログラム。
- 前記異なる経路のレーダ走査によって得られたハイパボーラ情報の反射強度の繰り返しに基づいて前記同期をとるための起点となる部分を取得する起点取得プログラムをさらに有する請求項5に記載のレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得プログラム。
- 前記配置情報生成プログラムで生成された配置情報が画像情報である請求項5又は請求項6に記載のレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得プログラム。
- コンクリート中に埋設されて平行に複数本配置された鉄筋の配置情報を取得する鉄筋配置情報取得装置の動作方法であって、
平行に配置されている複数の鉄筋にわたって直交する方向であって異なる経路を通る複数のレーダ走査を行って取得したハイパボーラ情報を保持するハイパボーラ情報保持ステップと、
保持されている前記異なる経路ごとに得られたハイパボーラ情報の反射強度の繰り返し周期を同期する同期ステップと、
同期された前記異なる経路ごとに得られたハイパボーラ情報に基づいて鉄筋の配置情報を生成する配置情報生成ステップと、
からなるレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得装置の動作方法。 - 前記異なる経路のレーダ走査によって得られたハイパボーラ情報の反射強度の繰り返しに基づいて前記同期をとるための起点となる部分を特定するための入力を受付ける起点入力受付ステップをさらに有する請求項9に記載のレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得装置の動作方法。
- 前記異なる経路のレーダ走査によって得られたハイパボーラ情報の反射強度の繰り返しに基づいて前記同期をとるための起点となる部分を取得する起点取得ステップをさらに有する請求項9に記載のレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得装置の動作方法。
- 前記配置情報生成ステップで生成された配置情報が画像情報である請求項9又は請求項10に記載のレーダ走査によるコンクリート中の鉄筋情報取得装置の動作方法。
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