JP7163736B2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents
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Description
なお、添付図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。構成要素の寸法比率は実際のものと、または別の図面中のものと異なる場合がある。また、断面図では、理解を容易にするために、一部の構成要素のハッチングを省略している場合がある。
図2及び図3に示すように、車両用ドアハンドル装置1は、アウトサイドハンドル10、第1支持部材20、第2支持部材30を備えている。
ベース板21には金属製のナット部材23が固定されている。このナット部材23と上述の固定ボルト24とにより、第1支持部材20がアウタパネル2に固定されている。図2に示すように、ベース板21とアウタパネル2との間にはパッド部材25が介在されている。
図5Aに示すように、把持部51の回路収容部51aを第1ハンドル部材40に向けて第2ハンドル部材50を配置する。次に、図5Bに示すように、第2ハンドル部材50を第1ハンドル部材40の中に挿入する。そして、図5Cに示すように、第2ハンドル部材50を、第1端部11aの側にスライド移動させる。
次に、本実施形態の車両用ドアハンドル装置1の作用を説明する。
図2に示すように、車両用ドアハンドル装置1は、アウトサイドハンドル10、第1支持部材20、第2支持部材30を備えている。第1支持部材20は、車両用ドアハンドル装置1において車両の前方側に配設され、第2支持部材30は、車両の後方側に配設されている。第1支持部材20と第2支持部材30は、それぞれ固定ボルト24,31によりアウタパネル2に固定されている。第1支持部材20は、アウトサイドハンドル10を回動可能に支持する回動支持部材である。第2支持部材30は、ベルクランク等の部材が組付けられるベルクランク支持部材である。
(1)車両用ドアハンドル装置1は、アウトサイドハンドル10と、アウタパネル2に固定されてアウトサイドハンドル10を回転可能に支持する第1支持部材20とを有している。アウトサイドハンドル10は、車外側の第1ハンドル部材40と、車内側の第2ハンドル部材50とから構成される。第1ハンドル部材40は、カバー部41と、カバー部41と一体的でありアウタパネル2を貫通するとともに第2端部11bから第1端部11aに向かう第1方向に向けて延びるアッパアーム部42と、アッパアーム部42よりも第1端部11a側の収容凹部43とを備える。
尚、上記各実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態では、アウトサイドハンドル10を、本体部11の第1端部11aを車両前方側、本体部11の第2端部11bを車両後方側として配設したが、配設する方向は適宜偏向されてもよい。例えば、第1端部11a側を車両後方として配設されてもよい。また、第1端部11aを車両下方側として配設されてもよい。
・上記実施形態では、アッパアーム部42に係合溝42dを設けるとともに、ロアアーム部54に凸部54aを設けたが、アッパアーム部42に凸部を設けるとともに、ロアアーム部54に係合溝を設けるようにしてもよい。
(付記1)
車両のアウタパネルに固定される車両用ドアハンドル装置であって、
固定ボルトにて前記アウタパネルに固定される回転支持部材と、
前記回転支持部材に回転可能に支持されたアウトサイドハンドルと、
を備え、
前記回転支持部材は、前記アウタパネルの外側に配設されるベース板と、前記ベース板に固定され、前記アウタパネルの内側から前記固定ボルトが螺入されるナット部材と、前記ナット部材よりも前記アウトサイドハンドルの第1端部の側に設けられ、前記ベース板と一体的に設けられ、前記アウタパネルの貫通孔に挿通されるとともに、前記固定ボルトとは反対方向に延びる支持部と、を備え、
前記アウトサイドハンドルは、
第1端部と第2端部とを有する長尺状の本体部と、
前記本体部の前記第1端部の側から前記アウタパネルを貫通して前記回転支持部材にて回転可能に支持されるアーム部と、
前記アーム部よりも前記第1端部の側に少なくとも一部が配設されるとともに、前記車両の外側に配設されたロックセンサ電極と、
前記固定ボルトよりも前記第2端部側の前記本体部に内設され、前記ロックセンサ電極と接続され、前記ロックセンサ電極における静電容量の変化を検出してロック信号を出力する信号回路と、を備える、
車両用ドアハンドル装置。
前記アウトサイドハンドルは、前記信号回路と前記ロックセンサ電極とを接続するセンサ電極接続用バスバーを備え、
前記センサ電極接続用バスバーは、前記固定ボルトの軸方向から視て、前記固定ボルトから所定距離離れるように迂回して形成されている、
付記1に記載の車両用ドアハンドル装置。
前記センサ電極接続用バスバーは、前記固定ボルトを軸方向と直交する方向から視て、前記固定ボルトと重ならない位置に配設されている、付記2に記載の車両用ドアハンドル装置。
車両のアウタパネルに固定される車両用ドアハンドル装置であって、
固定ボルトにて前記アウタパネルに固定される回転支持部材と、
第1端部と第2端部とを有し、前記第1端部の側を前記回転支持部材に回転可能に支持されたアウトサイドハンドルと、
を備え、
前記回転支持部材は、前記アウタパネルの外側に配設され前記固定ボルトにて前記アウタパネルに固定されるベース板と、前記固定ボルトが螺入されるナット部材よりも前記アウトサイドハンドルの第1端部の側に設けられ、前記ベース板と一体的に設けられ、前記アウタパネルの貫通孔に挿通されるとともに、前記第2端部から前記第1端部に向かう第1方向に延びる支持部と、を備え、
前記アウトサイドハンドルは、
第1端部と第2端部とを有する長尺状の本体部と、
前記本体部の前記第1端部の側から前記アウタパネルを貫通されるとともに前記第1方向に延び、前記回転支持部材にて回転可能に支持されるアーム部と、
前記本体部に内設され、センサ電極と接続され、前記センサ電極における静電容量の変化を検出して信号を出力する信号回路と、
前記アーム部の先端から前記第1方向に突出し、前記アーム部と一体的に設けられ、前記第1端部から前記第2端部に向かう第2方向からワイヤハーネスのコネクタが接続されるコネクタ部と、を備える、
車両用ドアハンドル装置。
前記アーム部には、前記信号回路と前記コネクタ部とを接続する接続用バスバーが内設されている、付記11に記載の車両用ドアハンドル装置。
前記アウトサイドハンドルは、車外側の第1ハンドル部材と車内側の第2ハンドル部材とから構成され、
前記第1ハンドル部材は、前記本体部を構成するカバー部材と、前記アーム部を構成するアッパアーム部と、を備え、
前記第2ハンドル部材は、前記本体部を構成する把持部、及び前記把持部から前記第1端部側に延びるベース部と、前記アーム部を構成するロアアーム部、及び前記ロアアーム部の先端に前記ロアアーム部と一体的に設けられた前記コネクタ部と、を備える、
付記11又は付記12に記載の車両用ドアハンドル装置。
(付記14)
前記アッパアーム部と前記ロアアーム部の何れか一方は、第2端部から前記第1端部に向かう第1方向に沿って延びる溝部を備え、
前記アッパアーム部と前記ロアアーム部の何れか他方は、前記溝部に挿入される凸部を備える、
付記13に記載の車両用ドアハンドル装置。
(付記15)
前記回転支持部材は、前記アウトサイドハンドルの前記アーム部より前記第2端部側に規制部を有する、
付記11から付記14の何れか1つに記載の車両用ドアハンドル装置。
車両のアウタパネルに固定される車両用ドアハンドル装置であって、
固定ボルトにて前記アウタパネルに固定される回転支持部材と、
第1端部と第2端部とを有する長尺状であり、前記回転支持部材に回転可能に支持されたアウトサイドハンドルと、
を備え、
前記アウトサイドハンドルは、車外側の第1ハンドル部材と、車内側の第2ハンドル部材と、を備え、
前記第1ハンドル部材は、カバー部材と、前記カバー部材と一体的であり前記アウタパネルを貫通するとともに前記第2端部から前記第1端部に向かう第1方向に向けて延びるアッパアーム部と、前記アッパアーム部よりも前記第1端部の側の収容凹部とを備え、
前記第2ハンドル部材は、前記アウタパネルとの間に空隙を置いて設けられる把持部と、前記把持部から前記第1端部側に延びるベース部と、前記ベース部から前記第1端部側に延びて前記収容凹部に収容される電極支持部と、前記電極支持部と前記ベース部とに支持されたロックセンサ電極と、前記アッパアーム部により被覆されるロアアーム部と、前記把持部に設けられた回路収容部に収容され、前記ロックセンサ電極が接続され、前記ロックセンサ電極における静電容量の変化を検出してロック信号を出力する信号回路と、を備える、
車両用ドアハンドル装置。
前記第1ハンドル部材の前記カバー部材は、第1係止部と第1係止片とを備え、
前記第2ハンドル部材の前記把持部は、前記第1ハンドル部材に対して前記第2ハンドル部材が前記第1方向に向けた相対移動によって前記第1係止部と係合する第2係止部と、前記第1係止部と前記第2係止部とが互いに係合しているときに前記第1係止片と係止して前記第1ハンドル部材に対する前記第2ハンドル部材の前記第1方向とは逆の第2方向に向けた相対移動を規制する第2係止片と、を備える、
付記21に記載の車両用ドアハンドル装置。
Claims (2)
- 車両のアウタパネルに固定される車両用ドアハンドル装置であって、
固定ボルトにて前記アウタパネルに固定される回転支持部材と、
第1端部と第2端部とを有する長尺状であり、前記回転支持部材に回転可能に支持されたアウトサイドハンドルと、
を備え、
前記アウトサイドハンドルは、車外側の第1ハンドル部材と、車内側の第2ハンドル部材と、を備え、
前記第1ハンドル部材は、カバー部材と、前記カバー部材と一体的であり前記アウタパネルを貫通するとともに前記第2端部から前記第1端部に向かう第1方向に向けて延びるアッパアーム部と、前記アッパアーム部の基端よりも前記第1端部の側の収容凹部とを備え、
前記第2ハンドル部材は、前記アウタパネルとの間に空隙を置いて設けられる把持部と、前記把持部から前記第1端部側に延びるベース部と、前記ベース部から前記第1端部側に延びて前記収容凹部に収容される電極支持部と、前記電極支持部と前記ベース部とに支持されたロックセンサ電極と、前記アッパアーム部により被覆されるロアアーム部と、前記把持部に設けられた回路収容部に収容され、前記ロックセンサ電極が接続され、前記ロックセンサ電極における静電容量の変化を検出してロック信号を出力する信号回路と、を備える、
車両用ドアハンドル装置。 - 前記第1ハンドル部材の前記カバー部材は、第1係止部と第1係止片とを備え、
前記第2ハンドル部材の前記把持部は、前記第1ハンドル部材に対して前記第2ハンドル部材が前記第1方向に向けた相対移動によって前記第1係止部と係合する第2係止部と、前記第1係止部と前記第2係止部とが互いに係合しているときに前記第1係止片と係止して前記第1ハンドル部材に対する前記第2ハンドル部材の前記第1方向とは逆の第2方向に向けた相対移動を規制する第2係止片と、を備える、
請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
Priority Applications (1)
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JP2018216629A JP7163736B2 (ja) | 2018-11-19 | 2018-11-19 | 車両用ドアハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020084453A JP2020084453A (ja) | 2020-06-04 |
JP7163736B2 true JP7163736B2 (ja) | 2022-11-01 |
Family
ID=70906786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018216629A Active JP7163736B2 (ja) | 2018-11-19 | 2018-11-19 | 車両用ドアハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7163736B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008083025A (ja) | 2006-03-30 | 2008-04-10 | Fujikura Ltd | 人体接近検出装置 |
JP2012112201A (ja) | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Aisin Seiki Co Ltd | ドアハンドル装置 |
JP2016199921A (ja) | 2015-04-10 | 2016-12-01 | サカエ理研工業株式会社 | 車両用ドアハンドル部材 |
DE102017123065A1 (de) | 2016-11-22 | 2018-05-24 | Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg | Türgriff mit Sensorik |
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2018
- 2018-11-19 JP JP2018216629A patent/JP7163736B2/ja active Active
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