JP7163031B2 - 衛生薄葉紙および衛生薄葉紙の製造方法 - Google Patents
衛生薄葉紙および衛生薄葉紙の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7163031B2 JP7163031B2 JP2018015780A JP2018015780A JP7163031B2 JP 7163031 B2 JP7163031 B2 JP 7163031B2 JP 2018015780 A JP2018015780 A JP 2018015780A JP 2018015780 A JP2018015780 A JP 2018015780A JP 7163031 B2 JP7163031 B2 JP 7163031B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fatty acid
- softener
- thin paper
- sanitary thin
- zeta potential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sanitary Thin Papers (AREA)
- Paper (AREA)
Description
(R1は各々独立して炭素数1~4のアルキレン基、nは1~3の整数)
ゼータ電位(ζ電位)の測定は、ゼータ電位計(SZP-10、ミューテック社製)を用いて行った。まず、DDR14で叩解処理が施された原料パルプ(パルプスラリー)の一部をゼータ電位測定部40で採取し、採取したパルプスラリーのゼータ電位(ζ電位1)を測定した。採取したパルプスラリーの濃度から、スラリー中のパルプ重量を計算し、このパルプ重量に対して、0.1%量の柔軟剤(第1の柔軟剤または第2の柔軟剤)を加え、十分に撹拌した後、柔軟剤添加後のパルプスラリーのゼータ電位(ζ電位2)を測定した。これらの測定結果から、ゼータ電位差(Δζ)(ζ電位2-ζ電位1)を計算する。
衛生薄葉紙(トイレットペーパー)のクレープ紙(原紙)の坪量(米坪)(g/m2)を、JIS P 8124(1998)に準拠して算出した。坪量は、1プライ当たりの坪量として算出した。
衛生薄葉紙(トイレットペーパー)のクレープ紙(原紙)の紙厚(μm/1枚)を測定した。紙厚の測定方法は、50cm×50cmに裁断した原紙の試験片をJIS P 8111(1998)の条件下で十分に調湿した後、同条件下でダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)「PEACOCK G型」(尾崎製作所製)を用いて測定した。測定の具体的な手順は、プランジャーと測定台の間にゴミ、チリ等がないことを確認してプランジャーを測定台の上におろし、該ダイヤルシックネスゲージのメモリを移動させてゼロ点を合わせた。次いで、プランジャーを上げて試験片を試験台の上におき、プランジャーをゆっくりと下ろし、そのときのゲージを読み取った。このとき、プランジャーをのせるだけとする。プランジャーの端子は金属製で直径10mmの円形の平面が紙平面に対し垂直に当たるようにした。紙厚の測定時の荷重は、120μmの際に約70gfであった。なお、紙厚の測定値は、測定を10回行って得られる平均値とした。
JIS P 8113(1998)に準拠した乾燥引張強度を測定した。測定は、1プライ当たり、縦方向(MD方向)及び横方向(CD方向)のそれぞれについて行った。特定した乾燥引張強度のうち、MD方向の乾燥引張強度が175~275cN/25mmの範囲では、適度な紙力(硬すぎず、柔らかすぎない程度の紙力)を有する衛生薄葉紙である(良好)と評価し、上記範囲外では良好でないもの(不良)と評価した。
MMDの測定は、図2に示すMMD測定装置50を用いて行った。図2に示すように、摩擦子51の接触面を所定方向に20g/cmの張力が付与された測定試料(ティシュペーパー)TSの表面に対して25gの接触圧で接触させながら、張力が付与された方向と略同じ方向に速度0.1cm/sで2cm移動させた。このときの摩擦係数を、摩擦感テスター(KES-SE、カトーテック社製)を用いて測定した。得られた摩擦係数を摩擦距離(移動距離=2cm)で除した値をMMDとした。摩擦子51は、直径0.5mmのピアノ線を20本隣接させて構成されたものであり、長さ及び幅がともに10mmとなるように形成された接触面を有するものとした。摩擦子51の接触面には、先端が20本のピアノ線(曲率半径0.25mm)で形成された単位膨出部が形成されているものとした。MMDは、風合い(柔らかさ、滑らかさ)の指標であり、MMDが8.4以下の範囲であれば、使用時に風合いが良いもの(良好)と評価し、上記範囲外では良好でないもの(不良)と評価した。
動摩擦係数平均値の測定は、図3に示す動摩擦係数測定装置(ピンオンプレート型摩擦試験装置)60を用いて行った。まず、図3に示すように、動摩擦係数測定装置60の水平なプレート61上に十分な大きさの測定試料(ティシュペーパー)TSを載せてその一方側縁部S1を治具62によって固定した。その後、測定試料TS上を、測定試料TSの固定方向(一方側縁部S1)から非固定縁部S2の方向(図3のX方向)に向かって、すべり速度1.0mm/s、垂直荷重Fを50gf、すべり距離5.0mmの条件で、接触子63を測定試料TSに接触させながら水平移動させた。このときの動摩擦係数の平均値(動摩擦係数平均値)を測定する。動摩擦係数平均値は、各測定試料TSのすべり距離4~5mmにおける摩擦係数の平均値である。なお、測定環境は、実験室温20℃、実験室湿度20RH%、潤滑状態は大気中無潤滑であった。また、測定試料は、25℃、20%RHのチャンバに24時間放置したものを用いた。なお、動摩擦係数平均値の測定では、接触子63の移動は、往復摺動させず、一方摺動させて行なった。また、接触子63は、人の指先程度以上の接触面積、人の指程度の硬度の軟質ウレタン素材で形成し、さらにそのウレタン素材に人の指紋程度の溝を移動方向と直交する方向に沿って複数形成したものを用いた。この動摩擦係数平均値の測定を行う装置の具体例としては、例えば、動摩擦係数測定装置(トライボマスター TYPE μv1000、トリニティラボ社製)が挙げられる。この動摩擦係数測定装置では、同社製の接触子(感覚接触子)として測定すればよい。動摩擦係数平均値は、風合い(柔らかさ、滑らかさ)の指標であり、1.0~1.6の範囲であれば、使用時に風合いが良いもの(良好)と評価し、上記範囲外では良好でないもの(不良)と評価した。
クレープ紙(原紙)を1プライのロール状にした測定試料(凸エンボスを付与した状態)をトイレットロール用のホルダーにセットし、該ホルダーからロール状の測定試料を自由に引き出したときの測定試料の柔らかさを確認した。この場合、実施例及び比較例ごとに20人のユーザーにより試験を行った結果を点数化し、その平均値から以下の基準で評価した。柔らかさの試験では、平均値が5.0以上の場合に良好であると評価した。
7点:非常に柔らかい
6点:柔らかい
5点:やや柔らかい
4点:柔らかくも硬くもない
3点:やや硬い
2点:硬い
1点:非常に硬い
上述した柔らかさの試験で作製したロール状の測定試料を実使用し、該ホルダーから測定試料を取り出したときに破れたか、及びお尻を拭いたときに破れたか(使用時の破れの有無)を確認した。なお、実際は破れていても、使用者が「破れた」と実感しなければ(破れても不具合がない等)、破れていないものとした。この場合、実施例及び比較例ごとに20人のユーザーにより試験を行い、20人中1人も破れなかった場合は「無」、1人でも破れた場合は「有」と評価した。
衛生薄葉紙の製造装置(実機)において、操業性(系内の汚れ)を確認した。衛生薄葉紙の製造する際の操業ではスクリーンという装置があり、通常月に1回清掃するが、汚れ易い薬品を使うと、スクリーンが目詰まりし、清掃頻度が増える傾向がある。この操業性(系内の汚れ)の試験では、この通常の(月1回の定期的な)清掃以外に、スクリーンが目詰まりした場合を「×」とし、目詰まりしなかった場合を「○」と評価した。
パルプ(原料パルプ)の配合比率がNBKP:LBKP=35:65、クレープ率が24%であり、衛生薄葉紙(ティシュペーパー)100質量%に対して、ゼータ電位差Δζが2.0mVの脂肪酸エステル系化合物0.05質量%を配合し、ゼータ電位差Δζが1.5mVの脂肪酸アミド系化合物0.05質量%を配合した、衛生薄葉紙(ティシュペーパー)を作製した。なお、ゼータ電位差Δζは、原料パルプ1tに対して柔軟剤(脂肪酸エステル系化合物または脂肪酸アミド系化合物)を1kg添加したときのゼータ電位差Δζを測定した。得られた衛生薄葉紙(ティシュペーパー)について、上記の測定および評価を行った。結果を表1に示す。
衛生薄葉紙(ティシュペーパー)100質量%に対して、ゼータ電位差Δζが3.0mVの脂肪酸エステル系化合物0.05質量%を配合し、ゼータ電位差Δζが2.5mVの脂肪酸アミド系化合物0.12質量%を配合した以外は、実施例1と同様に衛生薄葉紙(ティシュペーパー)を作製し、評価した。結果を表1に示す。
衛生薄葉紙(ティシュペーパー)100質量%に対して、ゼータ電位差Δζが4.2mVの脂肪酸エステル系化合物0.12質量%を配合し、ゼータ電位差Δζが2.5mVの脂肪酸アミド系化合物0.12質量%を配合した以外は、実施例1と同様に衛生薄葉紙(ティシュペーパー)を作製し、評価した。結果を表1に示す。
衛生薄葉紙(ティシュペーパー)100質量%に対して、ゼータ電位差Δζが3.0mVの脂肪酸エステル系化合物0.05質量%を配合し、ゼータ電位差Δζが2.5mVの脂肪酸アミド系化合物0.19質量%を配合した以外は、実施例1と同様に衛生薄葉紙(ティシュペーパー)を作製し、評価した。結果を表1に示す。
脂肪酸エステル系化合物と脂肪酸アミド系化合物のいずれも配合しなかった以外は、実施例1と同様に衛生薄葉紙(ティシュペーパー)を作製し、評価した。結果を表1に示す。
衛生薄葉紙(ティシュペーパー)100質量%に対して、ゼータ電位差Δζが3.0mVの脂肪酸エステル系化合物0.15質量%を配合し、脂肪酸アミド系化合物を配合しなかった以外は、実施例1と同様に衛生薄葉紙(ティシュペーパー)を作製し、評価した。結果を表1に示す。
衛生薄葉紙(ティシュペーパー)100質量%に対して、脂肪酸エステル系化合物を配合せず、ゼータ電位差Δζが2.5mVの脂肪酸アミド系化合物0.20質量%を配合した以外は、実施例1と同様に衛生薄葉紙(ティシュペーパー)を作製し、評価した。結果を表1に示す。
衛生薄葉紙(ティシュペーパー)100質量%に対して、ゼータ電位差Δζが0.8mVの脂肪酸エステル系化合物0.12質量%を配合し、ゼータ電位差Δζが0.5mVの脂肪酸アミド系化合物0.04質量%を配合した以外は、実施例1と同様に衛生薄葉紙(ティシュペーパー)を作製し、評価した。結果を表1に示す。
衛生薄葉紙(ティシュペーパー)100質量%に対して、ゼータ電位差Δζが0.8mVの脂肪酸エステル系化合物0.03質量%を配合し、ゼータ電位差Δζが0.5mVの脂肪酸アミド系化合物0.07質量%を配合した以外は、実施例1と同様に衛生薄葉紙(ティシュペーパー)を作製し、評価した。結果を表1に示す。
衛生薄葉紙(ティシュペーパー)100質量%に対して、ゼータ電位差Δζが0.8mVの脂肪酸エステル系化合物0.03質量%を配合し、ゼータ電位差Δζが1.5mVの脂肪酸アミド系化合物0.12質量%を配合した以外は、実施例1と同様に衛生薄葉紙(ティシュペーパー)を作製し、評価した。結果を表1に示す。
11 パルパー
12 パルパー後タンク
13 受入れタンク
14 DDR
15 ミキシングタンク
16 マシンタンク
17 種箱
20 抄紙部
30 柔軟剤添加部
31 第1柔軟剤タンク
32 第2柔軟剤タンク
40 ゼータ電位測定部
41 第1測定部
42 第2測定部
50 MMD測定装置
60 動摩擦係数測定装置
P ポンプ
Claims (9)
- パルプから形成された衛生薄葉紙であって、
柔軟剤化合物として、脂肪酸エステル系化合物と脂肪酸アミド系化合物とを含み、
前記脂肪酸エステル系化合物は、前記パルプ100質量部に対して前記脂肪酸エステル系化合物0.1質量部を添加したときのゼータ電位の変化量が1.0mV以上であり、
前記脂肪酸アミド系化合物は、前記パルプ100質量部に対して前記脂肪酸アミド系化合物0.1質量部を添加したときのゼータ電位の変化量が0.8mV以上であり、
前記脂肪酸エステル系化合物は、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコールから選択される一種または二種以上のアルコールとラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、及びオレイン酸から選択される一種または二種以上の脂肪酸との化合物であり、
前記脂肪酸アミド系化合物は、分子中に少なくとも3個のアミノ基を有するポリアルキレンポリアミンおよび炭素数14~18のカルボン酸を反応させて得られ、
前記ポリアルキレンポリアミンは、次式(1)で示される、衛生薄葉紙。
H2N-(R1-NH-)n-R1-NH2・・・(1)
(式中、R1はエチレン基である) - 前記脂肪酸エステル系化合物と前記脂肪酸アミド系化合物との含有割合が、1:1~1:5である、請求項1に記載の衛生薄葉紙。
- MD方向の乾燥引張強度が175~275cN/25mmであり、
MMDが8.4以下である、請求項1または2に記載の衛生薄葉紙。 - MD方向の乾燥引張強度が175~275cN/25mmであり、
動摩擦係数平均値が1.0~1.6である、請求項1~3のいずれか1項に記載の衛生薄葉紙。 - パルプを含む紙料を調整する紙料調整工程を含む衛生薄葉紙の製造方法であって、
前記紙料調整工程は、柔軟剤を前記パルプに配合する柔軟剤添加工程を含み、
前記柔軟剤は、脂肪酸エステル系化合物を含有する第1の柔軟剤と、脂肪酸アミド系化合物を含有する第2の柔軟剤とを含み、
前記第1の柔軟剤は、前記パルプ100質量部に対して前記第1の柔軟剤0.1質量部を添加したときのゼータ電位の変化量1.0mV以上であり、
前記第2の柔軟剤は、前記パルプ100質量部に対して前記第2の柔軟剤0.1質量部を添加したときのゼータ電位の変化量が0.8mV以上であり、
前記脂肪酸エステル系化合物は、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコールから選択される一種または二種以上のアルコールとラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、及びオレイン酸から選択される一種または二種以上の脂肪酸との化合物であり、
前記脂肪酸アミド系化合物は、分子中に少なくとも3個のアミノ基を有するポリアルキレンポリアミンおよび炭素数14~18のカルボン酸を反応させて得られ、
前記ポリアルキレンポリアミンは、次式(1)で示される、衛生薄葉紙の製造方法。
H2N-(R1-NH-)n-R1-NH2・・・(1)
(式中、R1はエチレン基である) - 前記紙料調整工程は、柔軟剤添加工程の前に、
前記パルプ100質量部に対して前記第1の柔軟剤0.1質量部を添加し、前記第1の柔軟剤のゼータ電位の変化量を測定する第1のゼータ電位測定工程と、
前記パルプ100質量部に対して前記第2の柔軟剤0.1質量部を添加し、前記第2の柔軟剤のゼータ電位の変化量を測定する第2のゼータ電位測定工程とを含む、請求項5に記載の衛生薄葉紙の製造方法。 - 前記第1の柔軟剤と前記第2の柔軟剤との配合割合が1:1~1:5である、請求項5または6に記載の衛生薄葉紙の製造方法。
- 前記衛生薄葉紙は、MD方向の乾燥引張強度が175~275cN/25mmであり、かつ、MMDが8.4以下の薄葉紙である、請求項5~7のいずれか1項に記載の衛生薄葉紙の製造方法。
- 前記衛生薄葉紙は、MD方向の乾燥引張強度が175~275cN/25mmであり、かつ、動摩擦係数平均値が1.0~1.6の薄葉紙である、請求項5~8のいずれか1項に記載の衛生薄葉紙の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018015780A JP7163031B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 衛生薄葉紙および衛生薄葉紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018015780A JP7163031B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 衛生薄葉紙および衛生薄葉紙の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019130110A JP2019130110A (ja) | 2019-08-08 |
JP7163031B2 true JP7163031B2 (ja) | 2022-10-31 |
Family
ID=67545225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018015780A Active JP7163031B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 衛生薄葉紙および衛生薄葉紙の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7163031B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005068592A (ja) | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 嵩高中質紙 |
US20070233024A1 (en) | 2004-06-03 | 2007-10-04 | Daio Paper Corporation | Sanitary Thin Paper and Process for Producing the Same |
JP2017055808A (ja) | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 大王製紙株式会社 | ティシュペーパー |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0280690A (ja) * | 1988-06-22 | 1990-03-20 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | 紙の製造方法 |
-
2018
- 2018-01-31 JP JP2018015780A patent/JP7163031B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005068592A (ja) | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 嵩高中質紙 |
US20070233024A1 (en) | 2004-06-03 | 2007-10-04 | Daio Paper Corporation | Sanitary Thin Paper and Process for Producing the Same |
JP2017055808A (ja) | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 大王製紙株式会社 | ティシュペーパー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019130110A (ja) | 2019-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4250057B2 (ja) | 家庭用衛生薄葉紙 | |
CA2713565C (en) | Multi-ply paper product comprising polyethylene glycol | |
KR100365394B1 (ko) | 표면에 침착된 전해질을 함유한 연화제 조성물을 갖는 부드러운 티슈 페이퍼 | |
CA2506065C (en) | Rolled tissue products having high bulk, softness and firmness | |
US20050161179A1 (en) | Rolled single ply tissue product having high bulk, softness, and firmness | |
JP2008223161A (ja) | 外添柔軟剤を使用し表面性と柔軟性を改善した衛生用紙及びその製法 | |
JPH08500858A (ja) | 生物分解性非イオン系軟化剤で処理した薄葉紙 | |
CN108135408B (zh) | 卫生纸 | |
JP6930069B2 (ja) | 衛生用紙 | |
JPH08510299A (ja) | ティッシュペーパーを3成分生物分解性軟化剤組成物で処理する方法 | |
US10072382B2 (en) | Soft multi-ply bath tissues having low wet abrasion and good durability | |
JP3726083B2 (ja) | シングルプライトイレットペーパー及びその製造方法 | |
JP7163031B2 (ja) | 衛生薄葉紙および衛生薄葉紙の製造方法 | |
US20220154401A1 (en) | Quaternary Ammonium Compound Compositions and Methods for Making and Using Same | |
US6673203B1 (en) | Soft low lint tissue | |
JP2006283233A (ja) | 衛生薄葉紙及びその製造方法 | |
JP2005171398A (ja) | 家庭用薄葉紙 | |
JP2021132665A (ja) | 衛生薄葉紙及びその製造方法 | |
MXPA99006149A (en) | Soft tissue paper having a surface deposited softening agent | |
MXPA00003462A (es) | Papel tisu que tiene una mezcla suavizante anhidra sustantiva depositada sobre el mismo | |
CZ233699A3 (cs) | Měkký hygienický papír s povrchově uloženým změkčovadlem |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201016 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211005 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20211206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221011 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221019 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7163031 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |