JP7160099B2 - 表示制御プログラム、装置、及び方法 - Google Patents

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Description

開示の技術は、表示制御プログラム、表示制御装置、及び表示制御方法に関する。
例えば、ワークショップ形式のように、複数のユーザが集まる場で、各ユーザの考えを十分に引き出して検討を深めながら、複数のユーザが属する企業や自治体などのグループの課題解決に向けた議論を行う作業がある。このような作業では、様々な事項に目を向けた議論を行うことで、ワークショップが活発化し、検討を深めることができる。そこで、他のワークショップの情報を参考にすることが有効になる場合がある。例えば、自グループと属性が類似する集合に含まれる他のグループ、例えば、同業他社に関する情報や、自グループと属性が異なる集合、例えば、異業種に関する情報等を参考にするなど、自グループと関連のある要素や集合の情報を参考にすることが考えられる。
従来、要素間や集合間の関連を表示装置に表示することが行われている。例えば、一又は複数の動画に登場する人物について、人物間の関係性をユーザに分かり易く提示する表示装置が提案されている。この装置は、各登場人物が動画中に登場する区間を表した区間メタデータを利用し、共演関係に基づく登場人物間の関係性の強さを表す関係性スコアを算出する。そして、この装置は、動画に登場する各登場人物に対応するオブジェクトを表示し、関係性スコアが高い登場人物の組に対応するオブジェクトを互いに近い位置に表示する。また、この装置は、関係性スコアが低い登場人物の組に対応するオブジェクトの組を互いに離れた位置に表示する。
また、事物、人物、概念などのある要素に対するある要素の関連の有無を操作者に分かり易く表示する関連有無表示装置が提案されている。この装置は、円卓ビューにおいて、中央の円(原点)から放射状に複数の軸が伸び、各軸と円との交点の外側に各軸に割り当てられたテーマを表すアイコンを配置する。また、円卓上には文書を表すアイコンが、各テーマに対する各文書の関連度と各テーマの有する引力とにより決定される位置に配置される。
特開2012-256105号公報 特開2003-233626号公報
しかしながら、従来技術は、集合間の関連を分かり易く表示するものではない。
開示の技術は、一つの側面として、集合間の関連性を示す情報を把握し易く表示することを目的とする。
開示の技術は、一つの態様として、1以上の属性情報が対応付けられたカードを1以上含む複数の集合から、2つの集合の選択を受け付ける。また、前記2つの集合のうちの第1の集合に含まれるカードから、1つのカードの選択を受け付ける。そして、選択された前記1つのカードと属性情報が類似するカードを、前記2つの集合のうちの第2の集合に含まれるカードから抽出する。さらに、前記2つの集合を示すアイコンの各々の外周であって、2つの前記アイコンが対向する位置に、選択された前記1つのカードと、抽出した前記カードを表示する。
一つの側面として、集合間の関連性を示す情報を把握し易く表示することができる、という効果を有する。
カードの一例を示す図である。 ワークショップでのカードの使用例を説明するための図である。 本実施形態に係る表示制御システムの概略構成を示す図である。 本実施形態に係る表示制御装置の機能ブロック図である。 企業データベースの一例を示す図である。 操作ダイヤルの操作の一例を示す図である。 操作ダイヤルの操作の一例を示す図である。 カードデータベースの一例を示す図である。 集合画面の一例を示す図である。 集合画面の一例を示す図である。 集合画面の一例を示す図である。 カード選択画面の一例を示す図である。 第1表示画面の一例を示す図である。 第2表示画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る表示制御装置として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態における表示制御処理の一例を示すフローチャートである。 第1表示処理の一例を示すフローチャートである。 第2表示処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して開示の技術に係る実施形態の一例を詳細に説明する。
以下の実施形態では、例えば、ICT(Information and Communication Technology)を活用し、社内外の問題解決を目指すワークショップの参考となる情報を表示する場合を例に説明する。以下の実施形態では、参考となる情報を抽出する際、ワークショップで使用されるカードの情報を利用する。そこで、本実施形態の詳細を説明する前に、ワークショップにおけるカードの使用の一例について説明する。
カードは、ワークショップにおける検討の材料としてワークショップに参加するユーザに提示される様々な選択肢の各々を、文字情報と、写真やイラストなどの画像とを用いて電子的に表したものである。以下の実施形態においては、このような選択肢をカードと表記するが、カードは必ずしも矩形で区切られた表示である必要はない。例えば、ユーザに対して文字情報、画像などの情報を提示でき、またユーザ操作によって個別に選択し得るものであれば、その呼び名、形状は他の態様であってもよい。図1に、カード100の一例を示す。図1の例では、カード100には、そのカード100が表す内容を端的に表現したカードタイトル100Pと、イラスト100Qとが含まれる。なお、カード100は、カードタイトル100Pのみ、又はイラスト100Qのみを含むものであってもよい。
カード100として表す選択肢には、様々な内容を採用することができ、例えば、施設に関するもの、働き方に関するもの、ICTを利用できそうなもの、ICTとは直接的には関係ないもの等を含むことができる。なお、ワークショップで議論する課題を解決に導くヒントとなるように、カード100が表現する内容には、人、デジタル技術、そこから導き出される価値の情報が含まれてもよい。
なお、カード100には、選択肢の内容を表す文字情報や画像以外の他の属性情報も対応付けられている。これらの属性情報については後述する。
カード100は、選択肢の数だけ用意され、図2の上図に示すように、複数のカード100が、ユーザによる選択操作を含む操作を受付可能な状態で、タッチパネルディスプレイ等の第1表示装置130に表示される。ユーザは、第1表示装置130に表示された複数のカード100を見て、興味を惹いたカード100や、自身の意見に関連するカード100などを選択する。
各ユーザに選択されたカード100は、図2の下図に示すように、ビジョンに集約され、ユーザによる選択操作を含む操作を受付可能な状態で、タッチパネルディスプレイ等の第2表示装置150に表示される。ビジョンは、ワークショップの目的などに応じて選択された背景120上に、第1表示装置130上から選択されたカード100が配置されたものである。ユーザは、第2表示装置150上に表示されたカード100を、適切な位置に配置したり、拡大、縮小したりする。このように、背景120上にカード100が配置されることにより、ワークショップの目的に応じたビジョンが描かれる。
以下の実施形態では、上記のようなワークショップを行う場合に、過去に行われたワークショップの情報を参考にして、議論を発展させるために有用な情報を提示する。例えば、本実施形態は、上記のようなワークショップの開催前又は開催中に、ワークショップに参加しているユーザやファシリテータが実施することが想定される。
図3に示すように、本実施形態に係る表示制御システム1は、表示制御装置10と、タッチパネルディスプレイ30と、2つの操作ダイヤル35とを含む。
タッチパネルディスプレイ30は、図3に示すように、テーブルの天板上に設けられる。又は、タッチパネルディスプレイ30自体で天板を構成してもよい。タッチパネルディスプレイ30は、表示制御装置10の制御により生成された画面70を表示すると共に、ユーザのタッチ操作による入力を受け付ける。タッチパネルディスプレイ30は、ユーザにより操作された座標位置、及びタッチ、ダブルタッチ等、どのような操作が行われたかを示す操作種別を操作情報として検出する。タッチパネルディスプレイ30は、検出した操作情報を、表示制御装置10へ出力する。
なお、タッチパネルディスプレイ30に代えて、テーブルの天板上に画面70を投影するプロジェクタと、画面70に対する操作を検出するレーザレーダや、画面70に対する接触時に赤外線を発する赤外線ペン等の操作検出部とを用いてもよい。
操作ダイヤル35は、回転、クリック、長押し等の操作が可能な入力デバイスである。操作ダイヤル35により、タッチパネルディスプレイ30上に配置された際に、配置された位置に表示されているアイコン(詳細は後述)などのオブジェクトに対する操作や、各種メニューの実行が可能である。また、操作ダイヤル35は、透過度の高い材質で構成することにより、操作ダイヤル35が配置された部分に表示された画像も視認可能となる。また、操作ダイヤル35は、Bluetooth(登録商標) Low Energy等の近距離無線通信規格に従って、表示制御装置10と通信する。操作ダイヤル35は、配置された座標位置、及び回転、クリック、長押し等、どのような操作が行われたかを示す操作種別を操作情報として検出する。操作ダイヤル35は、検出した操作情報を、表示制御装置10へ出力する。
なお、本実施形態においては、操作ダイヤル35を用いる例で説明を行うが、操作ダイヤル35に替えて別の手段を取ることもできる。例えば、アイコンなどのオブジェクトに対する操作や、各種メニューの実行指示ができれば、タッチパネルディスプレイ30に対するユーザの手指によるタッチ等の方法を取ってもよい。
表示制御装置10は、機能的には、図4に示すように、受付部12と、抽出部14と、表示制御部16とを含む。また、表示制御装置10の所定の記憶領域には、企業データベース(DB)22と、カードDB24とが記憶される。
受付部12は、1以上の属性情報が対応付けられたカード100を1以上含む複数の集合から、2つの集合の選択を受け付ける。本実施形態では、複数の集合は、複数の要素を階層的に分類したものである。また、本実施形態では、一例として、要素を、過去にワークショップを行った企業とする。また、階層的な複数の集合における上位階層の集合(大分類)を産業別の集合とし、その下位階層の集合(中分類)を業種別の集合とし、さらに、下位階層であり最下層である集合(小分類)を各企業とする場合について説明する。
ここで、図5に、企業DB22の一例を示す。図5の例では、各行(各レコード)が1つの企業の企業情報に相当する。各企業情報には、「企業ID」、「企業名」、「産業ID」、「業種ID」等の情報が含まれる。「企業ID」は、各企業の識別情報である。「産業ID」は、各企業が属する産業を示す識別情報、「業種ID」は、各企業が属する業種を示す識別情報である。各企業の「企業ID」に対応付けられた「産業ID」及び「業種ID」の情報により、各企業を上記の階層的な集合に分類することができる。
受付部12は、具体的には、各集合をアイコンで表した集合画面(詳細は後述)に対するユーザの操作情報をタッチパネルディスプレイ30及び操作ダイヤル35から取得し、どのアイコンが選択されたかを特定することにより、集合の選択を受け付ける。
より具体的には、受付部12は、集合の選択が、2つの集合の関連性を示す情報を表示するための選択である場合、選択された2つの集合の識別情報を抽出部14へ通知する。なお、2つの集合は、同一階層に属する集合であってもよいし、異なる階層に属する集合であってもよい。また、受付部12は、集合の選択が、集合の階層的な表示の展開又は折りたたみを指示するための選択である場合、選択された集合の識別情報を表示制御部16へ通知する。集合の識別情報は、大分類の集合が選択された場合は産業IDであり、中分類の集合が選択された場合は業種IDであり、小分類の集合が選択された場合は企業IDである。
集合の選択が、2つの集合の関連性を示す情報を表示するための選択か、又は、集合の階層的な表示の展開又は折りたたみを指示するための選択かは、タッチパネルディスプレイ30及び操作ダイヤル35のいずれからの操作情報かにより区別することができる。例えば、操作ダイヤル35による選択は前者の選択、タッチパネルディスプレイ30へのタッチ操作による選択は後者の選択などのように、予め定めておけばよい。操作ダイヤル35による選択は、図6に示すように、操作ダイヤル35をタッチパネルディスプレイ30上に表示された集合のアイコン74上に配置することで行うことができる。
また、受付部12は、2つの集合が選択されている状態で、2つの集合のうちの第1の集合に含まれるカード100から、1つのカード100の選択を受け付ける。以下、この1つのカード100を「指定カード」という。例えば、集合のアイコン74上に配置された操作ダイヤル35を回転させることにより、所定の位置に配置されたカード100を、指定カードとして受け付けることができる(詳細は後述)。受付部12は、操作ダイヤル35から操作情報として取得した回転角度を表示制御部16へ通知すると共に、受け付けた指定カードの識別情報であるカードIDを抽出部14へ通知する。
さらに、受付部12は、2つの集合を示すアイコンに対する、操作ダイヤル35による所定の操作を受け付ける。例えば、図7に示すように、2つの操作ダイヤル35を同時に右回転及び左回転させることを複数回繰り返す操作を、所定の操作として予め定めておくことができる。受付部12は、所定の操作を受け付けると、その旨を抽出部14へ通知する。
抽出部14は、受付部12から、2つの集合の識別情報が通知されると、過去にカード100を利用したワークショップを行った企業の各々と、少なくとも1つ以上のカード100とを対応付けて記憶したカードDB24を参照する。そして、抽出部14は、2つの集合の各々に含まれるカード100を特定する。
ここで、図8に、カードDB24の一例を示す。図8の例では、カードDB24には、企業-カードテーブル24Aと、意味情報テーブル24Bと、評価値テーブル24Cと、履歴テーブル24Dとが含まれる。
企業-カードテーブル24Aは、各企業とカード100との対応付けが記憶されたテーブルである。図8の例では、企業-カードテーブル24Aには、各企業の「企業ID」とカード100の「カードID」とが対応付けて記憶されている。各企業に対応付けられるカード100は、例えば、その企業が行ったワークショップで作成されたビジョンに配置されたカード100、ワークショップの最中に選択されたカード100、議論の対象になったカード100等とすることができる。
意味情報テーブル24Bは、カード100がワークショップにおいて選択肢として機能するための、カード100が表す意味を示す意味情報が記憶されるテーブルである。図8の例では、各行が1枚のカード100についての意味情報に相当する。各意味情報は、「カードID」、カード100に表示される「カードタイトル」、カード100に表示される写真やイラストなどの「画像データ」等の情報を含む。また、各意味情報は、各カード100に関連する「キーワード」の情報を含む。
評価値テーブル24Cは、カード100の意味情報の価値を評価した評価情報が記憶されるテーブルである。図8の例では、各行(各レコード)が1枚のカード100についての評価情報に相当する。各評価情報は、各カード100について、「効率」、「コスト」、「見栄え」等の複数の観点の評価項目毎の評価値を含む。図8の例では、評価値は、例えば、1~5点の5段階評価の例を示しているが、これに限定されない。また、評価値テーブル24Cは、業種毎、又は産業毎に用意してもよい。
履歴テーブル24Dは、ワークショップにおいて、第1表示装置130上でカード100が選択された履歴を示す履歴情報が記憶されるテーブルである。図8の例では、履歴テーブル24Dには、選択されたカード100の「カードID」に対応付けて、ワークショップを行った企業の「企業ID」、「選択日時」、「音圧」、「発話内容」等の情報が履歴情報として記憶されている。「選択日時」は、「カードID」が示す該当のカード100がワークショップにおいて選択された日時である。
「音圧」は、該当のカード100が選択された際のワークショップの会場の音圧である。音圧は、例えば、ワークショップの会場や、ワークショップに参加しているユーザに取り付けられたマイクから取得することができる。また、履歴情報として記憶する音圧は、該当のカード100が選択された日時を含む所定期間におけるいずれかの時点での音圧、又はその所定期間内の音圧の平均や最大値などとすることができる。「発話内容」は、該当のカード100が選択された日時を含む所定期間における、ワークショップの参加者の発話を示すテキストデータである。発話内容は、ワークショップに参加しているユーザに取り付けられたマイクから取得した音声データを音声認識することにより取得することができる。
また、履歴情報には、上記の音圧や発話内容以外の会場又は参加者の状況を示す情報を含めてもよい。例えば、該当のカード100が選択された日時を含む所定期間における、ワークショップの参加者の心拍数や、会場内での位置情報を履歴情報に含めてもよい。
上記の意味情報テーブル24B、評価値テーブル24C、及び履歴テーブル24Dの各々において、カードIDに対応付けられた情報は、カード100の属性情報の一例である。
抽出部14は、具体的には、受付部12から通知された2つの集合の識別情報の各々に対応する企業の企業IDを特定する。より具体的には、抽出部14は、集合の識別情報が企業IDの場合には、そのままその集合の識別情報を企業IDとして特定する。また、抽出部14は、集合の識別情報が産業ID又は業種IDの場合には、企業DB22から、その産業ID及び業種IDを含む企業情報に含まれる全ての企業IDを特定する。
抽出部14は、企業-カードテーブル24Aから、特定した企業IDの各々に対応付けられたカードIDを特定する。抽出部14は、2つの集合の各々について特定したカードIDを表示制御部16へ通知する。
また、抽出部14は、受付部12から指定カードのカードIDが通知されると、指定カードと属性情報が類似するカード100を、第2の集合に含まれるカード100から抽出する。
具体的には、抽出部14は、指定カードのカードID、及び第2の集合に含まれる全てのカード100のカードIDに対応する属性情報を、意味情報テーブル24B、評価値テーブル24C、及び履歴テーブル24Dの各々から特定する。この際、抽出部14は、履歴テーブル24Dを参照して、各カード100が選択された頻度を集計し、集計した頻度を属性情報に含める。
抽出部14は、特定した各カード100の属性情報を用いて、指定カードと第2の集合に含まれるカード100の各々との組の類似度を算出する。カード100の組の類似度は、各カード100の属性情報のうち、一致する項目の数や、テキストの一致度等とすることができる。また、各カード100の属性情報を数値化してベクトル化し、ベクトル間の距離やコサイン類似度などを、カード100の組の類似度として算出してもよい。
抽出部14は、第2の集合に含まれるカード100のうち、指定カードとの類似度が最大となるカード100のカードIDを抽出し、集合間類似情報として表示制御部16へ通知する。
また、抽出部14は、受付部12から指定カードのカードIDが通知されると、指定カードと、第1の集合に含まれる他のカード100の各々との組の類似度を算出し、類似度が所定値以上のカード100のカードIDの組を抽出する。同様に、抽出部14は、受付部12から第2の集合の所定の位置に配置されたカード100BのカードIDの通知を受け付ける。この場合、抽出部14が、第2の集合の所定の位置に配置されたカード100Bと、第2の集合に含まれる他のカード100の各々との組の類似度を算出し、類似度が所定値以上のカード100のカードIDの組を抽出する。そして、抽出部14は、抽出したカードIDの組を、集合内類似情報として表示制御部16へ通知する。
また、抽出部14は、受付部12から、所定の操作を受け付けた旨が通知されると、各カードの属性情報を用いて、第1の集合に含まれるカード100と、第2の集合に含まれるカード100との類似度を総当り的に算出する。抽出部14は、算出した類似度が上位N位(Nは自然数)となるカードIDの組を抽出する。また、抽出部14は、類似度が所定値以上のカードIDの組を抽出してもよい。そして、抽出部14は、抽出したカードIDの組と、そのカードIDの組について算出された類似度とを集合間対応情報として表示制御部16へ通知する。
表示制御部16は、初期の集合画面として、図9に示すように、上位階層の集合のアイコン74を含む集合画面72が表示されるように、タッチパネルディスプレイ30を制御する。なお、以下では、表示制御部16がタッチパネルディスプレイ30の表示を制御することを、単に「表示する」という。
また、表示制御部16は、受付部12から、選択された集合の識別情報が通知されると、その識別情報が示す集合の下位階層の集合を展開表示する。選択された集合が、既に展開されている場合には、表示制御部16は、その表示を折りたたむ。
例えば、図9に示す集合画面72から「製造業」のアイコン74が選択されたことを示す集合の識別情報(ここでは、「製造業」を示す産業ID)が通知されたとする。この場合、表示制御部16は、図10に示すように、産業「製造業」に属する業種(「自動車」、「電機」、「食料品」等)の集合を示すアイコン76を、「製造業」のアイコン74と線78で接続して表示する。また、この際、表示制御部16は、選択されなかった産業のアイコン(「建設業」、「不動産」等)も、異なる階層間での集合の選択を許容するために、表示したままとしておく。
また、例えば、図10に示す集合画面72から「自動車」のアイコン76が選択されたことを示す集合の識別情報(ここでは、「自動車」を示す業種ID)が通知されたとする。この場合、表示制御部16は、図11に示すように、業種「自動車」に属する企業(「XXX」、「ZZZ」等)の集合を示すアイコン80を、「自動車」のアイコン76と線78で接続して表示する。また、この際、表示制御部16は、選択されなかった産業のアイコン(「建設業」、「不動産」等)、及び業種のアイコン(「電機」、「食料品」等)も、異なる階層間での集合の選択を許容するために、表示したままとしておく。
なお、図10及び図11では、選択された集合を二重線のアイコンで示し、その他の集合を実線のアイコンで示している。
また、図11に示す集合画面72から「自動車」のアイコン76が選択されたことを示す集合の識別情報(ここでは、「自動車」を示す業種ID)が通知されたとすると、表示制御部16は、集合画面72の表示を図10に示す状態に戻す。同様に、図10に示す集合画面72から「製造業」のアイコン74が選択されたことを示す集合の識別情報(ここでは、「製造業」を示す産業ID)が通知されたとすると、表示制御部16は、集合画面72の表示を図9に示す状態に戻す。
なお、表示制御部16は、各アイコン74、76、80の配置やサイズを、そのアイコン74、76、80に対応する集合が選択されているか否か、展開表示しているか否か等に応じて、適宜変更する。また、アイコン74、76内に表示する産業名及び業種名は、産業ID及び業種IDの各々に対応付けて、所定の記憶領域に記憶されているものとする。また、アイコン80内に表示する企業名は、企業DB22から取得可能である。
また、表示制御部16は、抽出部14から、2つの集合に含まれるカード100のカードIDが通知されると、2つの集合を示すアイコンの各々の外周に、各集合に対応するカードIDが示すカード100を表示する。
具体的には、表示制御部16は、抽出部14から通知されたカードIDに対応するカードタイトル及び画像データをカードDB24の意味情報テーブル24Bから取得する。そして、表示制御部16は、取得した情報に基づいてカード100を画像化し、図12に示すように、各々対応する集合のアイコン76A、76Bの外周にカード100を配置したカード選択画面82を表示する。
また、表示制御部16は、受付部12から、操作ダイヤル35の回転角度が通知されると、通知された回転角度に応じて、カード100を第1の集合のアイコン76Aの外周に沿って回転させる。また、表示制御部16は、第1の集合のアイコン76Aの外周上の所定の位置に配置されたカード100を拡大表示する。図12の例では、第1の集合のアイコン76Aの外周上において、第2の集合のアイコン76Bと対向する位置、例えば、アイコン76A、76B間の距離が最短となる位置を所定の位置とする場合を示している。なお、図12の例では、カード100Aが所定の位置に配置されたカードであり、このカード100AのカードIDが、指定カードのカードIDとして受付部12から抽出部14へ通知される。
また、表示制御部16は、抽出部14から集合間類似情報が通知されると、集合間類似情報が示す第2の集合のカード100を所定の位置に移動させる。所定の位置は、上記の第1の集合における所定の位置と同様に、第2の集合のアイコン76Bの外周上において、第1の集合のアイコン76Aと対向する位置とすることができる。例えば、図12に示すカード100BのカードIDが集合間類似情報として通知された場合、図13中の矢印Pに示すように、カード100Bを移動させる。
また、表示制御部16は、図13に示すように、第2の集合のアイコン76Bの外周上の所定の位置に移動したカード100Bを拡大表示すると共に、第1の集合のアイコン76Aの外周上の所定の位置に配置されたカード100Aとの間に線86を表示する。また、表示制御部16は、抽出部14から集合内類似情報が通知されると、図13に示すように、集合内類似情報が示すカードIDの組が示す、各集合内のカード100間に線88を表示する。以下では、図13の画面を「第1表示画面84」という。
また、表示制御部16は、抽出部14から集合間対応情報が通知されると、図14に示すように、集合間対応情報が示すカードIDの組の各々が示す各カード100を、各集合のアイコン76A、76Bの外周上の対向する位置に配置する。そして、表示制御部16は、カード100の組の各々の間に線92を表示する。この際、表示制御部16は、各線92が交差しない位置に、各カード100を配置する。さらに、表示制御部16は、集合間対応情報に含まれる類似度が高いカードIDの組が示すカード100の組ほど、カード100間の距離が短くなる位置に、各カード100を配置する。図14の例では、線92C、92B、92D、92A、92Eで結ばれたカード100間の順に、属性情報の類似度が高いことを表している。以下では、図14の画面を「第2表示画面90」という。
なお、表示制御部16は、線86、88、92を表示する際に、一方のカード100から他方のカード100に向けて線86、88、92が延伸するようなアニメーション表示を行ってもよい。また、図12~図14では、2つの集合が、中分類(業種)の集合から選択された例を示しているが、大分類(産業)の集合から選択されてもよいし、小分類(企業)の集合から選択されてもよいし、2つの集合が異なる階層から選択されてもよい。
表示制御装置10は、例えば図15に示すコンピュータ40で実現することができる。コンピュータ40は、CPU(Central Processing Unit)41と、一時記憶領域としてのメモリ42と、不揮発性の記憶部43とを備える。また、コンピュータ40は、タッチパネルディスプレイ30、及び他の入出力装置が接続される入出力インターフェース(I/F)44を備える。また、コンピュータ40は、記憶媒体49に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するR/W(Read/Write)部45と、操作ダイヤル35との通信を行う通信I/F46とを備える。CPU41、メモリ42、記憶部43、入出力I/F44、R/W部45、及び通信I/F46は、バス47を介して互いに接続される。
記憶部43は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部43には、コンピュータ40を表示制御装置10として機能させるための表示制御プログラム50が記憶される。表示制御プログラム50は、受付プロセス52と、抽出プロセス54と、表示制御プロセス56とを有する。また、記憶部43は、企業DB22及びカードDB24の各々を構成する情報が記憶される情報記憶領域60を有する。
CPU41は、表示制御プログラム50を記憶部43から読み出してメモリ42に展開し、表示制御プログラム50が有するプロセスを順次実行する。CPU41は、受付プロセス52を実行することで、図4に示す受付部12として動作する。また、CPU41は、抽出プロセス54を実行することで、図4に示す抽出部14として動作する。また、CPU41は、表示制御プロセス56を実行することで、図4に示す表示制御部16として動作する。また、CPU41は、情報記憶領域60から情報を読み出して、企業DB22及びカードDB24の各々をメモリ42に展開する。これにより、表示制御プログラム50を実行したコンピュータ40が、表示制御装置10として機能することになる。なお、プログラムを実行するCPU41はハードウェアである。
次に、本実施形態に係る表示制御システム1の作用について説明する。表示制御システム1が起動すると、表示制御装置10において、図16に示す表示制御処理が実行される。なお、表示制御処理は、開示の技術の表示制御方法の一例である。
まず、ステップS12で、表示制御部16が、図9に示すように、上位階層の集合のアイコン74を含む、初期の集合画面72を表示する。
次に、ステップS14で、受付部12が、ユーザの操作情報をタッチパネルディスプレイ30又は操作ダイヤル35から取得し、集合の階層的な表示の展開又は折りたたみを指示するための集合の選択を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合には、受付部12が、選択された集合の識別情報を表示制御部16へ通知し、処理はステップS16へ移行する。一方、受け付けていない場合には、処理はステップS18へ移行する。
ステップS16では、表示制御部16が、受付部12から通知された集合の識別情報が示す集合の下位階層の集合を展開表示する。又は、選択された集合が、既に展開されている場合には、表示制御部16は、展開表示された集合の階層的な表示を折りたたむ。そして、処理はステップS70へ移行する。
一方、ステップS18では、受付部12が、2つの集合の関連性を示す情報を表示するための集合の選択を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合には、受付部12が、選択された2つの集合の識別情報を抽出部14へ通知し、処理はステップS20へ移行する。一方、受け付けていない場合には、処理はステップS70へ移行する。
ステップS20では、抽出部14が、受付部12から通知された2つの集合の識別情報に対応する企業の企業IDを、企業DB22を参照して特定する。
次に、ステップS22で、抽出部14が、企業-カードテーブル24Aから、上記ステップS20で特定した企業IDの各々に対応付けられたカードIDを特定する。抽出部14は、2つの集合の各々について特定したカードIDを表示制御部16へ通知する。
次に、ステップS24で、表示制御部16が、抽出部14から通知されたカードIDに対応するカードタイトル及び画像データをカードDB24の意味情報テーブル24Bから取得する。そして、表示制御部16が、取得した情報に基づいてカード100を画像化し、図12に示すように、各々対応する集合のアイコン76A、76Bの外周にカード100を配置したカード選択画面82を表示する。
次に、ステップS26で、受付部12が、操作ダイヤル35から操作情報として回転角度を取得したか否かを判定することにより、カード選択画面82に表示された第1の集合において、指定カードを選択する操作が行われたか否かを判定する。指定カードを選択する操作が行われた場合には、受付部12が、回転角度の情報を表示制御部16へ通知して、処理はステップS30へ移行する。一方、指定カードを選択する操作が行われていない場合には、処理はステップS50へ移行する。
ステップS30では、図17に示す第1表示処理が実行される。
図17のステップS32で、表示制御部16が、受付部12から通知された回転角度に応じて、カード100を第1の集合のアイコン76Aの外周に沿って回転させる。次に、ステップS34で、表示制御部16が、第1の集合のアイコン76Aの外周上の所定の位置に配置されたカード100を拡大表示する。
次に、ステップS36で、受付部12が、操作ダイヤル35から操作情報として回転角度を引き続き取得しているか否かを判定することにより、指定カードを選択する操作が継続しているか終了したかを判定する。指定カードを選択する操作が継続している場合には、処理はステップS32に戻り、終了した場合には、処理はステップS38へ移行する。
ステップS38では、受付部12が、所定の位置に配置されたカード100AのカードIDを、指定カードのカードIDとして受け付け、受け付けたカードIDを抽出部14へ通知する。そして、抽出部14が、受付部12から指定カードのカードID、及び第2の集合に含まれる全てのカード100のカードIDに対応する属性情報を、意味情報テーブル24B、評価値テーブル24C、及び履歴テーブル24Dの各々から特定する。抽出部14は、特定した各カード100の属性情報を用いて、指定カードと第2の集合に含まれるカード100の各々との組の類似度を算出する。
次に、ステップS40で、抽出部14が、第2の集合に含まれるカード100のうち、指定カードとの類似度が最大となるカード100のカードIDを抽出し、集合間類似情報として表示制御部16へ通知する。そして、表示制御部16が、抽出部14から通知された集合間類似情報が示す第2の集合のカード100を所定の位置に移動させる。また、表示制御部16が、第2の集合のアイコン76Bの外周上の所定の位置に移動したカード100Bを拡大表示する。
次に、ステップS42で、表示制御部16が、第2の集合のアイコン76Bの外周上の所定の位置に移動したカード100Bと、第1の集合のアイコン76Aの外周上の所定の位置に配置されたカード100Aとの間に線86を表示する。受付部12は、第2の集合のアイコン76Bの外周上の所定の位置に移動したカード100BのカードIDを抽出部14へ通知する。
次に、ステップS44で、抽出部14が、受付部12から指定カードのカードIDが通知されると、指定カードと、第1の集合に含まれる他のカード100の各々との組の類似度を算出する。同様に、抽出部14が、受付部12から第2の集合の所定の位置に配置されたカード100BのカードIDの通知を受け付けと、第2の集合の所定の位置に配置されたカード100Bと、第2の集合に含まれる他のカード100の各々との組の類似度を算出する。
次に、ステップS46で、抽出部14が、第1の集合及び第2の集合の各々について算出した類似度が所定値以上のカード100のカードIDの組を抽出し、集合内類似情報として表示制御部16へ通知する。そして、表示制御部16が、集合内類似情報が示すカードIDの組が示す、各集合内のカード100間に線88を表示する。そして、第1表示処理は終了し、図16に示す表示制御処理に戻る。
図16のステップS50では、受付部12が、2つの集合を示すアイコン76A、76Bに対する、操作ダイヤル35による所定の操作を受け付けたか否かを判定する。所定の操作を受け付けた場合には、受付部12が、所定の操作を受け付けた旨を抽出部14へ通知し、処理はステップS60へ移行する。一方、所定の操作を受け付けていない場合には、処理はステップS70へ移行する。
ステップS60では、図18に示す第2表示処理が実行される。
図18のステップS62で、抽出部14が、各カード100の属性情報を用いて、第1の集合に含まれるカード100と、第2の集合に含まれるカード100との類似度を総当り的に算出する。
次に、ステップS64で、抽出部14が、算出した類似度が上位N位(Nは自然数)となるカードIDの組を抽出し、類似度と共に、集合間対応情報として表示制御部16へ通知する。
次に、ステップS66で、表示制御部16が、抽出部14から通知された集合間対応情報が示すカードIDの組の各々が示す各カード100を、各集合のアイコン76A、76Bの外周上の対向する位置に配置し、カード100の組の各々の間に線92を表示する。この際、表示制御部16は、各線92が交差しない位置、かつ集合間対応情報に含まれる類似度が高いカードIDの組が示すカード100の組ほど、カード100間の距離が短くなる位置に、各カード100を配置する。そして、第2表示処理は終了し、図16に示す表示制御処理に戻る。
次に、図16のステップS70で、受付部12が、タッチパネルディスプレイ30又は操作ダイヤル35から操作情報を取得し、表示制御処理の終了を指示する操作情報を受け付けたか否かを判定する。受付部12が、表示制御処理の終了を指示する操作情報を受け付けていない場合には、処理はステップS14に戻り、受け付けた場合には、表示制御処理は終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る表示制御システムによれば、表示制御装置が、集合を示すアイコンの外周に、その集合に含まれるカードを配置すると共に、集合間で属性情報が類似するカードを、アイコンの対向する位置に配置して表示する。このように、集合間の関連性を示す情報である、集合間で類似するカードが互いに引き寄せられたような状態で表示されるため、集合間の関連性を示す情報を把握し易く表示することができる。これにより、ワークショップの参加者は、集合間の関連性を示す情報として提示されたカードを参照して、同業種での課題、異業種間での類似性、異業種間での連携の可能性等、ワークショップにおける議論を発展させるために有用な情報を読み取ることができる。
また、第1の集合から指定されたカードと、そのカードに類似する第2の集合のカードとを対向配置する第1表示画面と、第1の集合と第2の集合とで、属性情報の類似度が高いカード同士を対向配置する第2表示画面とを表示する。これにより、異なる観点で集合間の関連性を示す情報を表示することができる。
また、カード選択画面(図12)と第1表示画面(図13)と第2表示画面(図14)とは、適宜切り替えながら表示することができ、その切り替えも、操作ダイヤルによる直感的な操作により簡易に行うことができる。
また、分類の粒度が異なる集合間では、本来属性情報に相違が生じるため、集合間を比較して関連性を示す情報を提示することは困難である。本実施形態によれば、カードを介することにより、異なる階層の集合間であっても、集合間の関連性を示す情報を提示することができる。
また、カードの属性情報として、意味情報、評価情報、及びワークショップで選択された履歴情報を用いることにより、ワークショップで議論を発展させるために有用な情報を提示することができる。
なお、上記実施形態では、集合の要素が企業であり、上位階層の集合が産業及び業種である場合について説明したが、これに限定されない。要素は、本実施形態にけるカードを対応付けることが可能なグループであればよく、上位階層の集合も、そのグループに応じた集合であればよい。
また、上記実施形態では、表示制御装置の各機能部を1つのコンピュータで実現する場合について説明したが、各機能部をそれぞれ異なるコンピュータに分散したシステムとして構成してもよい。
また、上記実施形態では、表示制御プログラムが記憶部に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。開示の技術に係るプログラムは、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリ等の記憶媒体に記憶された形態で提供することも可能である。
1 表示制御システム
10 表示制御装置
12 受付部
14 抽出部
16 表示制御部
22 企業DB
24 カードDB
24A 企業-カードテーブル
24B 意味情報テーブル
24C 評価値テーブル
24D 履歴テーブル
30 タッチパネルディスプレイ
35 操作ダイヤル
40 コンピュータ
41 CPU
42 メモリ
43 記憶部
49 記憶媒体
50 表示制御プログラム
100 カード

Claims (11)

  1. 1以上の属性情報が対応付けられたカードを1以上含む複数の集合から、2つの集合の選択を受け付け、
    前記2つの集合のうちの第1の集合に含まれるカードから、1つのカードの選択を受け付け、
    選択された前記1つのカードと属性情報が類似するカードを、前記2つの集合のうちの第2の集合に含まれるカードから抽出し、
    前記2つの集合を示すアイコンの各々の外周であって、2つの前記アイコンが対向する位置に、選択された前記1つのカードと、抽出した前記カードを表示する
    ことを含む処理をコンピュータに実行させるための表示制御プログラム。
  2. 前記第1の集合に含まれるカードから、選択された前記1つのカードと属性情報が類似するカードを抽出すると共に、前記第2の集合に含まれるカードから、前記第2の集合から前記1つのカードと属性情報が類似するカードとして抽出された前記カードと属性情報が類似するカードを抽出し、
    前記第1の集合内及び前記第2の集合内の各々で、前記属性情報が類似するカードの組を線で結んで表示する
    請求項に記載の表示制御プログラム。
  3. 前記2つの集合を示すアイコンに対する所定の操作を受け付けた場合に、選択された前記2つの集合の各々に含まれるカードから、前記2つの集合間で、前記カードに対応付けられた属性情報が類似するカードの組を複数抽出し、
    前記カードの組を線で結ぶと共に、前記線が交差しない位置に、抽出した前記カードを表示する
    請求項1又は請求項に記載の表示制御プログラム。
  4. 前記カードの組のうち、属性情報の類似度が高いほど、カード間の距離が短くなる位置に表示する請求項に記載の表示制御プログラム。
  5. 前記2つの集合の選択として、異なる階層間の集合の選択を許容する請求項1~請求項のいずれか1項に記載の表示制御プログラム。
  6. 前記属性情報は、前記カードが議論の場で選択される選択肢として機能するための意味情報を含む請求項1~請求項のいずれか1項に記載の表示制御プログラム。
  7. 前記属性情報は、前記カードが示す意味情報の価値を評価した評価情報を含む請求項に記載の表示制御プログラム。
  8. 前記属性情報は、前記カードが前記議論の場で選択された履歴情報を含む請求項又は請求項に記載の表示制御プログラム。
  9. 前記履歴情報は、前記カードが前記議論の場で選択された頻度、及び前記カードが選択された際の前記議論の場の状況の少なくとも一方を含む請求項に記載の表示制御プログラム。
  10. 1以上の属性情報が対応付けられたカードを1以上含む複数の集合から、2つの集合の選択を受け付けると共に、前記2つの集合のうちの第1の集合に含まれるカードから、1つのカードの選択を受け付ける受付部と、
    選択された前記1つのカードと属性情報が類似するカードを、前記2つの集合のうちの第2の集合に含まれるカードから抽出する抽出部と、
    前記2つの集合を示すアイコンの各々の外周であって、2つの前記アイコンが対向する位置に、選択された前記1つのカードと、抽出した前記カードを表示する表示制御部と、
    を含む表示制御装置。
  11. 1以上の属性情報が対応付けられたカードを1以上含む複数の集合から、2つの集合の選択を受け付け、
    前記2つの集合のうちの第1の集合に含まれるカードから、1つのカードの選択を受け付け、
    選択された前記1つのカードと属性情報が類似するカードを、前記2つの集合のうちの第2の集合に含まれるカードから抽出し、
    前記2つの集合を示すアイコンの各々の外周であって、2つの前記アイコンが対向する位置に、選択された前記1つのカードと、抽出した前記カードを表示する
    ことを含む処理をコンピュータが実行する表示制御方法。
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