JP7159514B2 - 積層剥離容器及びプリフォームの製造装置並びにプリフォームの製造方法 - Google Patents

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本発明は、外層の内側に内層が剥離可能に積層される積層剥離容器及びこの積層剥離容器の前駆体であるプリフォームの製造装置並びにプリフォームの製造方法に関する。
特許文献1には、外殻体を形成する外層の内側に、萎み変形自在な内容体を形成する内層を剥離自在に積層して構成した、所謂、デラミボトルと称されるダイレクトブロー成形法により成形した積層剥離容器、及びこの積層剥離容器を前駆体とするプリフォームの製造方法に関する発明が記載されている。
特許文献1の図5は積層剥離容器を使用した一例としての注出容器を示す部分的な縦断面図であるが、この注出容器41は、容器1の口筒部2にキャップ体42により手動ポンプ43を組付け固定したものである。手動ポンプ43によって内容液Lが注出されると、内層12と支持内層14の積重層15からなる内容体7の内部が減圧状態になり、この減圧に伴なって外層11と内層12(積重層15)の剥離が進行しながら、内容体7が萎み状に減容変形する。そして内容体7が減容変形した分、ゲート痕5gに形成された吸気通路9から外気が外殻体6と内容体7の間に進入し、内容液Lの注出操作をスムーズに実施することができるようになっている。
また外層11と内層12(積重層15)との間が左右に配設した一対の縦帯状の接着帯13aによって部分的に接着されているため、内容体7の減容変形の態様を、一定の態様に規制することが可能となっている。このため内容液Lの注出の早い段階で積重層15が妄りに萎み状に変形しも、この積重層15同士が密着して内容液Lの流路を塞いでしまうことが起き難くなっており、この点でも内容液Lの注出操作をスムーズに実施することが可能となっている。
他方、このような積層剥離容器は前駆体を構成するプリフォームを2軸延伸ブロー成形することにより製造される。プリフォームの成形は、多重ノズル部51の下流端に金型61を配設した、例えば特許文献1の図9~図11に記載された装置を用いて行われるが、多重ノズル部51の中心にはシャットオフピン52が挿通され、外側から中央に向けて同軸心状に、4つの円筒状の流路F1、F2、F3、F4が順次配設されており、これら4つの流路はその下流端部でテーパー状に縮径し、円柱状の合流路54に合流している。またこれら流路の中で流路F2のテーパー状の下流端部F2aには特許文献1の図10、11に示されるように、一対の遮断縦リブ片53が流路を横断するように配設され、当該下流端部F2aで流路F2は図11に示されるように縦帯状の流路F2aとなっている。
外層31用の樹脂Ra(例えばPET樹脂)を導入路Saを介して流路F1に、内層32用の樹脂Rb(例えばEVOH樹脂)を導入路Sbを介し流路F3に、接着層33と支持内層34用の樹脂Rc(例えばAPO樹脂)を導入路Scを介して流路F2とF4に夫々同時に供給することにより、合流路54では外側から内側に向けて、外層/接着層/内層/支持内層、と云うように4つの層が同軸心状に積層した円柱状の積層溶融体が形成される。なお、接着層は縦帯状に積層されている。
そして、このように合流路54で形成された円柱状の積層溶融体を、金型61のスプルー部63とゲート部64を経てキャビティ62内に射出、充填することにより、積層構造を有するプリフォーム21が成形される。
特開2014-88004号公報
しかし、特許文献1に記載された積層剥離容器の前駆体となるプリフォームは、3種4層からなる積層構造であることから、使用する原材料の種類が多く、このためプリフォームを製造する装置や製造方法が複雑になるという問題がある。
特に、内層と外層は必須の構成であることからこれらを削減することは困難であるので、接着層を無くすことができれば使用する原材料が少なくなることから、製造コストの低減に繋がると共に、製造装置の構成、更には製造工程自体も簡素化できるであろうことが期待できる。
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、内層と外層を接着する接着層を無くすことにより、従来よりも少ない種類の原材料及び少ない層構造で構成可能な積層剥離容器及びこの積層剥離容器の前駆体であるプリフォームの製造装置並びにプリフォームの製造方法を創出することを課題とする。
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の第1の主たる手段は、
外殻体を形成する外層の内側に、内容体を形成する中間剥離層及び内層が積層され、外殻体に対して内容体が剥離可能とされた積層剥離容器であって、
中間剥離層は、少なくとも1箇所において周方向に分断された状態で外層と内層との間に積層されると共に、外層と内層とが分断された部分である連繋部を介して一体に繋げられており、
内層と中間剥離層とが積層されて成ると共に内容体を形成する積重層が外層よりも薄肉で形成され、
外殻体と内容体を形成する中間剥離層との間に、外気を導入する吸気孔と吸気通路の少なくとも一方が設けられ、
更に外層、内層及び連繋部が同種の合成樹脂で形成されると共に中間剥離層がこれらとは異なる合成樹脂で形成され、全体として2種3層から成る積層構造を有して形成されていることを特徴とする、と云うものである。



本発明の第1の主たる手段では、内層が連繋部を介して外層に連結されているため、内層と外層とを接続するための接着層を不要とすることができる。
また積層剥離容器を製造するために必要とする合成樹脂材料の種類を削減することによる製造コストの低減を図ることを達成し得る。
更に容器内の内容液の注出操作をスムーズに行うことを達成し得る。
本発明の他の手段は、上記第1の主たる手段に、連繋部が容器軸に対して軸対称を成す位置に配置されている、との手段を加えたものである。
上記手段では、減圧時において内層体を左右均等に減容変形させることができ、内容物の吐出をスムーズに行うことが可能となる。
また本発明の他の手段は、上記手段に、例えば、外層と内層がPET樹脂で形成され、中間剥離層がMXナイロン又はEVOH樹脂で形成されている、又は外層と内層がPP樹脂で形成され、中間剥離層がナイロン又はEVOH樹脂で形成されている、との手段を加えたもの、とすることができる。
本発明の第2の主たる手段は、上記いずれかに記載の積層剥離容器の前躯体を成すと共に、第1の樹脂による基体層中に、第2の樹脂による中間剥離層が積層された2軸延伸ブロー成形用の試験管状のプリフォームを射出成形する射出成形装置であって、
溶融状態の第1の樹脂を供給する樹脂供給部と、溶融状態の第2の樹脂を供給する樹脂供給部と、第1の樹脂の内部に第2の樹脂が入り込んで所定の層構造からなる多層溶融樹脂流体を形成するノズル部と、多層溶融樹脂流体をプリフォームに成形する金型とを有し、
ノズル部は、第1の樹脂による基体層を形成する円筒状の内流路及び外流路と、内流路と外流路の間に位置して前記基体層の内部に第2の樹脂による中間剥離層を形成する円筒状の中流路とが同軸心状に配設されて成る3つの層形成流路を有し、
中流路の下流側の端部の一カ所又は二カ所の位置には、中流路によって円筒状に形成される第2の樹脂を周方向に分断すると共に、第1の樹脂と第2の樹脂の合流点において、第2の樹脂の分断された部分に第1の樹脂を入り込む状態の多層溶融樹脂流体を形成する遮断縦リブ片が配設されていることを特徴とする、と云うものである。
本発明の第2の主たる手段では、円筒状から成る基体層を形成する外層と内層との間に平断面円弧状の中間剥離層と縦帯状の連繋部が積層され、外層と内層とが縦帯状の連繋部において径方向に繋がる状態のプリフォームの製造を可能とする射出成形装置を達成し得る。
また本発明の第3の主たる手段は、上記記載の射出成形装置を用いて行うプリフォームの製造方法であって、
溶融状態の第1の樹脂を円筒状の外流路内に押し出して射出成形後に外層となる部分を円筒状に形成すると同時に、第1の樹脂を円筒状の内流路内に押し出して射出成形後に内層となる部分を外層の内側に円筒状に積層し、射出成形後に基体層となる部分を形成する工程と、
外流路と内流路との間に設けられた円筒状の中流路内に、溶融状態の第2の樹脂を円筒状に押し出し、中流路の末端の一カ所又は二カ所の位置に設けられた遮断縦リブ片によって中流路内から押し出される円筒状の第2の樹脂の一部を周方向に分断して射出成形後に中間剥離層となる部分を形成すると共に、第2の樹脂の分断された部分に、外流路から押し出された第1の樹脂又は内流路から押し出された第1の樹脂の一方又は双方を入り込ませ、外層側の第1の樹脂と内層側の第1の樹脂とを径方向に繋ぐことで射出成形後の基体層内に縦帯状の連繋部となる部分を形成する工程と、
合流路において、射出成形後に外層を形成する円筒状の第1の樹脂と、射出成形後に内層を形成する円筒状の第1の樹脂との間に、射出成形後に中間剥離層及び連繋部を形成する部分が積層された状態の多層溶融樹脂流体を形成する工程と、
多層溶融樹脂流体を、所定の金型内のキャビティに射出充填してプリフォームに成形する工程と、を有することを特徴とする、と云うものである。
本発明の第3の主たる手段では、円筒状から成る基体層を形成する外層と内層との間に平断面円弧状の中間剥離層と縦帯状の連繋部が積層され、外層と内層とが縦帯状の連繋部において径方向に繋がる状態のプリフォームの形成を達成し得る。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の積層剥離容器に係る発明では、外層と内層を接着する接着層が不要となり、従来よりも少ない種類の原材料且つ少ない層構造で積層剥離容器を構成することが可能となるため、製造コストの低減することができると共に、製造装置の構成、更には製造工程自体をも簡素化することができる。
また本発明の射出成形装置及びその製造方法に係る発明では、中流路の末端である第1リングマンドレルの下流側の端部の一カ所又は二カ所の位置に、中流路内を流動する第2の樹脂を周方向に分断するため遮断縦リブ片を設けることにより、円筒状から成る基体層を形成する外層と内層との間に平断面円弧状の中間剥離層と縦帯状の連繋部が積層され、外層と内層とが縦帯状の連繋部において径方向に繋がる状態のプリフォームを製造することができる。
本発明の第1実施例を示す積層剥離容器の半縦断面図である。 図1のII-II線における断面図であり、Aは剥離前の状態、Bは剥離状態を示している。 Aは図1のゲート痕の下端面近傍を示す平断面図、BはAの状態から内層を剥離させた状態を示す平断面図である。 Aは図3A中のIVa-IVa線に沿ったゲート痕の縦断面図、Bは図3A中のIVb-IVb線に沿ったゲート痕の縦断面図、Cは図3B中のIVc-IVc線に沿ったゲート痕の縦断面図である。 本発明の第2実施例を示す積層剥離容器の半縦断面図である。 本発明の第3実施例を示す積層剥離容器の半縦断面図である。 図1の容器(第1実施例)の前駆体であるプリフォームの半縦断面図である。 図7中のVIII-VIII線に沿って示すプリフォームの平断面図である。 Aは図8中のIXa-IXa線に沿ったプリフォームの底部近傍の拡大縦断面図、Bは図8中のIXb-IXb線に沿ったプリフォームの底部近傍の拡大縦断面図である。 図5の容器(第2実施例)の前駆体であるプリフォームの半縦断面図である。 図6の容器(第3実施例)の前駆体であるプリフォームの半縦断面図である。 本発明の射出成形装置のノズル部の一例を示す断面図である。 図12のノズル部にホットランナーブロックを組付けた状態を示す断面図である。 Aは図13中のノズル部の中流路を形成する第1リングマンドレルの正面図、BはAの部分側面図である。 図14に示す第1リングマンドレルの底面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施例を示す積層剥離容器の半縦断面図、図2は図1のII-II線における断面図であり、Aは剥離前の状態、Bは剥離状態、図3Aは図1のゲート痕の下端面近傍を示す平断面図、図3BはAの状態から内層を剥離させた状態を示す平断面図、図4Aは図3A中のIVa-IVa線に沿ったゲート痕の縦断面図、図4Bは図3A中のIVb-IVb線に沿ったゲート痕の縦断面図、図4Cは図3B中のIVc-IVc線に沿ったゲート痕の縦断面図である。
本実施例に示す容器1は、後述する射出成形による試験管状のプリフォームを前駆体として2軸延伸ブロー成形されたものであり、上部側の口筒部2から下方に向かって、ネックリング2n、肩部3、円筒状の胴部4そして底部5を有して構成される壜体状の容器である。
また容器1は、外殻体6を形成する外層11と、内容体7を形成する内層12と中間剥離層13とを有して構成される。本実施例は、中間剥離層13は平断面円弧状であり、外層11と内層12との間に左右均等に配置されている(図2A参照)。一方の中間剥離層13の縁部と他方の中間剥離層13の縁部との間は周方向に所定の距離を隔てて対向すると共に、この対向部分に高さ方向に沿って縦帯状に延設された連繋部14が形成されている。この実施例では、連繋部14が容器軸Oを挟んで軸対称となる二カ所の位置に配置されており、外層11と内層12とは共に同じ合成樹脂材料からなる二カ所の連繋部14を介して一体に繋がっているが、連繋部14は少なくとも一カ所配置されていればよい。本実施形態のように連繋部14が軸対称に二カ所配置されている場合は、内容物が吐出されるときに内容体が軸中心に向けて均等に減容変形していくので、内容物の残量を少なくすることができる。
また本実施例では外層11、内層12及び連繋部14が同種の合成樹脂、例えばPET樹脂で形成され、中間剥離層13のみが異なる合成樹脂、例えば高度なガスバリア性を有するMXナイロン樹脂で形成されている。このように本発明の容器1は、全体として2種3層から成る積層構造を有して形成されている。
また本実施例では内層12と中間剥離層13とが積層されて成る積重層15により内容体7が形成されている。図2Bに示すように、中間剥離層13は外殻体6を形成する外層11に対して剥離可能であり、積重層15は内容体7が内部の減圧による萎み状の減容変形がスムーズに進行できるように外層11よりも薄肉に形成されている。
また図1中の口筒部2の上端部近傍の拡大図に示されるように、外層11と内層12の間に積層される中間剥離層13は、口筒部2の上端面から少し下がった高さ位置から底部5の底面壁5wの中央部に残存形成されているゲート痕5gの下端面までの高さ範囲に亘って積層されている。
図3Aと図4Aに示されるように中間剥離層13が積層されている領域では、外層11と中間剥離層13が剥離可能な状態にある。ゲート痕5gの下端面は図3Aの平断面図に示した積層構造を有し、外層11と中間剥離層13の積層界面Bfが外部にそのまま露出した状態となっている。
そして、このようなゲート痕5gの積層構造を利用して、容器1の底部5、特にゲート痕5g近傍に外部から押圧力を作用させると、図3Bあるいは図4Cに示されるように、外部に露出した積層界面Bfを起点として外層11と中間剥離層13の剥離が進行し、外層11と中間剥離層13の間に平面視略三日月形状からなる間隙Sが形成される。この間隙Sは外層11と中間剥離層13の間に外気を導入する吸気通路9として機能する。
なお、本実施例の構成では図3Bに示されるように、中間剥離層13が積層されていない部分での剥離はなく、内容体7の底面壁がゲート痕5g近傍で外殻体6に固定された状態で、内容体7の減容変形が進行することになる。
このように本発明では、底部5側の吸気通路9により、外気が外殻体6を形成する外層11と内容体7を形成する中間剥離層13の間に進入するため、容器1内の内容液の注出操作をスムーズに実施することができる。
図5は本発明の第2実施例を示す積層剥離容器の半縦断面図、図6は本発明の第3実施例を示す積層剥離容器の半縦断面図である。
図5に示すように、第2実施例の積層剥離容器では中間剥離層13が底部5付近まで形成され、底面壁5wには中間剥離層13が配置されない構成となっている。これに対し、図6に示すように、第3実施例の積層剥離容器では、中間剥離層13は底面壁5wに形成されてはいるもののゲート痕5gには露出せず、全体として容器本体1の内側において袋状に繋がっている状態にある。
図7は図1の容器(第1実施例)の前駆体であるプリフォームの半縦断面図、図8は図7中のVIII-VIII線に沿って示すプリフォームの平断面図、図9Aは図8中のIXa-IXa線に沿ったプリフォームの底部近傍の拡大縦断面図、図9Bは図8中のIXb-IXb線に沿ったプリフォームの底部近傍の拡大縦断面図である。
図7に示すように、プリフォーム21は全体として試験管状であり、口筒部22、ネックリング22n、胴部24、底部25を有して構成されている。このプリフォーム21はPET樹脂製の外層31と内層32との間に、MXナイロン樹脂製で断面円弧状から成る一対の中間剥離層33が全高さに亘って積層されており、一方の中間剥離層33と他方の中間剥離層33とが対向する部分には縦帯状の連繋部34が配置されている。なお、図7中の口筒部22の上端部近傍の拡大図に示されるように、中間剥離層33は図1で示される容器1の中間剥離層13同様に、口筒部22の上端面から少し下がった高さ位置から積層されている。
また図7では、射出成形後のプリフォーム21に連設されるスプルー25sを切断除去しない状態で示しているが、プリフォーム21の底部25の底壁25wには、このスプルー25sを切断除去した切断痕が、所謂、ゲート痕25gとして残存形成されており、このゲート痕25gは2軸延伸ブロー成形後も殆ど変形することなく、図1、3、4に示される容器1のゲート痕5gにその形状及び積層構成が引き継がれる。
更に詳述すると、図9Aでは、同種の合成樹脂材料からなる外層31及び内層32と、これらの間に外層31とは異なる種類の合成樹脂材料からなる中間剥離層33とによる3層の構成が、図9Bでは、同種の合成樹脂材料からなる外層31と内層32とが一体に積層された単層構成の連繋部34がスプルー25sまで形成される層構成となっている。このように本発明では、プリフォーム21を2種3層の層構成を有する積層構造とすることにより、容器1の底部5に残存形成されるゲート痕5gにもこの層構成が引き継がれ、前述したように、容器1のゲート痕5gの下端面には図3Aの平断面図で示した積層構造、そして外層11と中間剥離層13の積層界面Bfが外部にそのまま露出する。
図10は図5の容器(第2実施例)の前駆体であるプリフォームの半縦断面図、図11は図6の容器(第3実施例)の前駆体であるプリフォームの半縦断面図である。
上記図7の第1実施例の容器1(図1参照)の前駆体であるプリフォーム21は、中間剥離層33がプリフォーム21の全高さに亘って形成されているのに対し、図10に示す第2実施例の容器1(図5参照)の前駆体であるプリフォーム21は中間剥離層33が底部25付近まで形成され、底面壁25wには中間剥離層13は配置されていない点で相違し、また図11に示す第3実施例の容器1(図6参照)の前駆体であるプリフォーム21では中間剥離層13は底面壁25wに形成されてはいるもののゲート痕25gには露出せず、全体としてプリフォーム21の内側において袋状に繋がっている点で相違している。
ところで、上記実施形態では外殻体6を構成する外層11と内容体7を構成する中間剥離層13との間に外気を導入する吸気路として底部5側に形成した吸気通路9を示して説明しているが、図1及び図7に示すように口筒部22に形成される吸気孔2a(プリフォームでは22a)を通じて吸気ができれば底部5側に吸気通路9を形成する必要はなく、必要に応じて構成を変更できる。例えば、上記第2実施例及び第3実施例に示した形態(図5、図6、図10及び図11参照)のように、ゲート痕25gの間隙Sからの吸気が難しい場合には、口筒部22に吸気孔2a(プリフォームでは22a)を形成し、あるいは口筒部22から胴部24にかけてのいずれかの位置に吸気孔を形成すればよい。底部5側の吸気通路9と口筒部22側の吸気孔2aとは、少なくとも一方が形成されていれば外気を外殻体6と内容体7の間に導入して内容液の注出操作をスムーズに行うことが可能となるが、上記のようにプリフォームの構成等に応じていずれか一方のみを有する構成であれば良い。
尚、吸気孔22aは、図示しないポンチカッターの筒状刃を外層31に圧入前進させて穿孔することで形成することができる。本実施形態では、吸気孔22aを外層31のみに形成する場合を示して説明しているが、内層32の手前まで、すなわち外層31と中間剥離層33に孔を形成する場合も考えられる。
次に、上記2種3層の層構成を有するプリフォーム21を射出成形するための装置及びこの装置を用いたプリフォームの製造方法について説明する。なお、以下の説明では、プリフォーム21を構成する外層31、内層32及び中間剥離層33のうち、同種の合成樹脂材料で形成される外層31と内層32については、適宜を基体層30と称して説明する。
図12は本発明の射出成形装置のノズル部の一例を示す断面図、図13は図12のノズル部にホットランナーブロック41を組付けた状態を示す断面図、図14Aは図13中のノズル部の中流路を形成する第1リングマンドレルの正面図、図14Bは図14Aの部分側面図、図15は図14に示す第1リングマンドレルの底面図である。
この射出成形装置は図7、図10又は図11に示すプリフォーム21を射出成形するためのもので、2種類の異なる樹脂を個別に溶融状態で供給する樹脂供給部PA、PBと、2種の溶融樹脂を積層するノズル部51と、プリフォーム21を成形する金型70を有する。
このうち、ノズル部51は、図13に示されるように同軸心状に配設される、シャットオフピン50、第1リングマンドレル54c、第2リングマンドレル54d、第3リングマンドレル54eを有して構成されている。またノズル部51には、シャットオフピン50と第1リングマンドレル54cとの間に形成された円筒状の内流路55と、第1リングマンドレル54cと第2リングマンドレル54dとの間に形成された円筒状の中流路56と、更に第2リングマンドレル54dと第3リングマンドレル54eとの間に形成された円筒状の外流路57により、ノズル部51には3ケの層形成流路が形成されている。そして、プリフォーム21を構成する基体層30のうち外層31及び内層32は外流路57及び内流路55で形成され、中間剥離層33が中流路56で形成される。また、これら3ケの円筒状の層形成流路の下流側の端部では流路が縮径してテーパー筒状の流路となっており、このテーパー筒状の流路の下流側に、各層形成流路を流動する樹脂が合流する合流点58を介して円柱状の合流路59が配設されている。
また中流路56の円筒状流路の下流側の端部(末端)でテーパー筒状となった部分には、中流路56を部分的に閉鎖し、中流路56を周方向に2ケの流路に分断する遮断縦リブ片60(遮断縦リブ片61,62)が配設されている。
図14及び図15は中流路56の内周壁を形成する第1リングマンドレル54cの詳細な形状を示すものであるが、図14の正面図に示されるように、溶融樹脂の流入口53b(図13も参照)から円筒状の流路に溶融樹脂を分配する、溝状の流路であるマニホールド54bを左右対称状に配設しており、第1リングマンドレル54cの下流側の端部であるテーパー状部分の、軸対称となる2ケの位置に遮断縦リブ片61,62が夫々配設されている。
次に、上記説明した射出成形装置を使用したプリフォーム21の製造方法について説明する。
図12、13に示されるように、樹脂供給部PAから供給される第1の樹脂であるPET樹脂が供給口42a、ホットランナーである流路43aを経て、そして樹脂供給部PBから供給される第2の樹脂であるMXナイロン樹脂が供給口42b、流路43bを経て、予め設定されたタイミングでノズル部51に供給される。ノズル部51は第1の樹脂と第2の樹脂とを所定の層構造に積層し、これを次の金型70のキャビティ71内に射出する。
第2の樹脂が供給される流路43bのノズル部51への接続点近傍には、第2の樹脂の供給開始と停止を、短時間に高精度で実施することができるように、ボール弁による逆流防止機能を有するチェックバルブ65が付設されている。
より詳しく説明すると、第1の樹脂は流路43aに連通する導入路52aを通って2つのマニホールド54a1、54a2に入り、更にマニホールド54a1及びマニホールド54a2を介して円筒状の内流路55及び外流路57に夫々分配供給され、射出成形後に外層31及び内層32となる部分が形成される。また、第2の樹脂は流路43bに連通する導入路52bを通ってマニホールド54bに案内され、このマニホールド54bを介して円筒状に形成された中流路56に供給され、射出成形後に中間剥離層33の元となる部分が形成される。
中流路56内で円筒状に形成された第2の樹脂は、第1リングマンドレル54cの下流側の端部に軸対称に配置された遮断縦リブ片61,62により周方向2つに分断され、射出成形後に断面円弧状の中間剥離層33となる部分が形成される。2つの平断面円弧状に分断された第2の樹脂は、この分断された状態で第1の樹脂の間に積層される。
そして、合流点58では、中流路56から平断面円弧状に分断された第2の樹脂を、内流路55と外流路57を通ることによりの円筒状に層形成された第1の樹脂の間に流動させるが、第2の樹脂が分断された部分には第1の樹脂が径方向に流動して入り込み、射出成形後に連繋部34となる部分が形成される。すなわち、合流路59内では、第1の樹脂を形成する基体層30の内部に第2の樹脂が平断面円弧状に配置されると共に、第2の樹脂が分断された部分には外流路57によって円筒状に形成された第1の樹脂と内流路55によって円筒状に形成された第1の樹脂の一方又は双方が径方向から入り込んだ状態の多層溶融樹脂流体が形成される。そして、このような多層溶融樹脂流体が金型70のキャビティ71内(図12参照)に射出・充填されることにより、図7、図10又は図11に示すようなプリフォーム21を成形することができる。
なお、第2の樹脂が分断された部分に入り込んだ第1の樹脂は、成形後のプリフォーム21において、基体層30の内部に縦帯状に配置される連繋部34を形成する。
以上、実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、上記実施例では、外層11(31)と内層12(32)をPET樹脂とし、中間剥離層13(33)をMXナイロン樹脂とした場合を示して説明したが、本発明は上記実施例に限られるものではなく、その他例えば外層11(31)と内層12(32)をPET樹脂とし、中間剥離層13(33)をEVOH樹脂とすることもできるし、あるいは外層11(31)と内層12(32)をPP樹脂とし、中間剥離層13(33)をナイロン又はEVOH樹脂とすることもできる。
また上記実施例では、中間剥離層13(33)が軸対称となる二か所の位置で分断された構成を示して説明したが、本発明は上記実施例に限られるものではなく、中間剥離層13(33)少なくとも1箇所の位置で分断される構成であれば積層剥離容器を構成することが可能である。
更に上記実施例では、遮断縦リブ片60を、第1リングマンドレル54cの下流側の端部の二カ所の位置に軸対称に配置した場合を示して説明したが、本発明は上記実施例に限られるものではなく、第1リングマンドレル54cの下流側の端部のいずれか一ヵ所のみに配置する構成とすることもできる。
本発明は、積層剥離容器及びその前駆体であるプリフォームを製造する分野における用途展開を更に広い領域で図ることができる。
1 : 容器
2 : 口筒部
2a : 吸気孔
2n : ネックリング
3 : 肩部
4 : 胴部
5 : 底部
5w : 底面壁
5g : ゲート痕
6 : 外殻体
7 : 内容体
9 : 吸気通路
11 : 外層
12 : 内層
13 : 中間剥離層
14 : 連繋部
15 : 積重層
21 : プリフォーム
22 : 口筒部
22a : 吸気孔
22n : ネックリング
24 : 胴部
25 : 底部
25w : 底壁
25g : ゲート部
25s : スプルー
31 : 外層
32 : 内層
33 : 中間剥離層
34 : 連繋部
35 : 積重層
41 : ホットランナーブロック
42a : 供給口
42b : 供給口
43a : 流路
43b : 流路
50 : シャットオフピン
51 : ノズル部
52a : 導入路
52b : 導入路
54a1: マニホールド
54a2: マニホールド
54c : 第1リングマンドレル
54d : 第2リングマンドレル
54e : 第3リングマンドレル
55 : 内流路
56 : 中流路
57 : 外流路
59 : 合流路
60 : 遮断縦リブ片
61 : 遮断縦リブ片
62 : 遮断縦リブ片
70 : 金型
71 : キャビティ
Bf : 積層界面
O : 容器軸
PA : 樹脂供給部(第1の樹脂用)
PB : 樹脂供給部(第2の樹脂用)
S : 間隙

Claims (6)

  1. 外殻体(6)を形成する外層(11)の内側に、内容体(7)を形成する中間剥離層(13)及び内層(12)が積層され、前記外殻体(6)に対して前記内容体(7)が剥離可能とされた積層剥離容器であって、
    前記中間剥離層(13)は、少なくとも1箇所において周方向に分断された状態で前記外層(11)と前記内層(12)との間に積層されると共に、前記外層(11)と前記内層(12)とが前記分断された部分である連繋部(14)を介して一体に繋げられており、
    前記内層(12)と前記中間剥離層(13)とが積層されて成ると共に内容体(7)を形成する積重層(15)が前記外層(11)よりも薄肉で形成され、
    前記外殻体(6)と前記内容体(7)を形成する前記中間剥離層(13)との間に、外気を導入する吸気孔(2a)と吸気通路(9)の少なくとも一方が設けられ、
    更に前記外層(11)、前記内層(12)及び前記連繋部(14)が同種の合成樹脂で形成されると共に前記中間剥離層(13)がこれらとは異なる合成樹脂で形成され、全体として2種3層から成る積層構造を有して形成され ていることを特徴とする積層剥離容器。
  2. 連繋部(14)が容器軸(O)に対して軸対称を成す位置に配置されている請求項1記載の積層剥離容器
  3. 外層(11)と内層(12)がPET樹脂で形成され、中間剥離層(13)がMXナイロン又はEVOH樹脂で形成されている請求項1又は2に記載の積層剥離容器。
  4. 外層(11)と内層(12)がPP樹脂で形成され、中間剥離層(13)がナイロン又はEVOH樹脂で形成されている請求項1又は2に記載の積層剥離容器。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載の積層剥離容器の前躯体を成すと共に、第1の樹脂による基体層(30)中に、第2の樹脂による中間剥離層(33)が積層された2軸延伸ブロー成形用の試験管状のプリフォーム(21)を射出成形する射出成形装置であって、
    溶融状態の第1の樹脂を供給する樹脂供給部(PA)と、溶融状態の第2の樹脂を供給する樹脂供給部(PB)と、前記第1の樹脂の内部に前記第2の樹脂が入り込んで所定の層構造からなる多層溶融樹脂流体を形成するノズル部(51)と、前記多層溶融樹脂流体を前記プリフォーム(21)に成形する金型(70)とを有し、
    前記ノズル部(51)は、前記第1の樹脂による基体層(30)を形成する円筒状の内流路(55)及び外流路(57)と、該内流路(55)と外流路(57)の間に位置して前記基体層(30)の内部に第2の樹脂による中間剥離層(33)を形成する円筒状の中流路(56)とが同軸心状に配設されて成る3つの層形成流路を有し、
    前記中流路(56)の下流側の端部の一カ所又は二カ所の位置には、前記中流路(56)によって円筒状に形成される第2の樹脂を周方向に分断すると共に、前記第1の樹脂と前記第2の樹脂の合流点(58)において、前記第2の樹脂の分断された部分に前記第1の樹脂を入り込む状態の前記多層溶融樹脂流体を形成する遮断縦リブ片(60)が配設されていることを特徴とする射出成形装置。
  6. 請求項に記載の射出成形装置を用いて行うプリフォームの製造方法であって、
    溶融状態の第1の樹脂を円筒状の外流路(57)内に押し出して射出成形後に外層(31)となる部分を円筒状に形成すると同時に、前記第1の樹脂を円筒状の内流路(55)内に押し出して射出成形後に内層(32)となる部分を前記外層(31)の内側に円筒状に積層し、射出成形後に基体層(30)となる部分を形成する工程と、
    前記外流路(57)と前記内流路(55)との間に設けられた円筒状の中流路(56)内に、溶融状態の第2の樹脂を円筒状に押し出し、前記中流路(56)の末端の一カ所又は二カ所の位置に設けられた遮断縦リブ片(60)によって前記中流路(56)内から押し出される円筒状の第2の樹脂の一部を周方向に分断して射出成形後に中間剥離層(33)となる部分を形成すると共に、前記第2の樹脂の分断された部分に、前記外流路(57)から押し出された前記第1の樹脂又は前記内流路(55)から押し出された第1の樹脂の一方又は双方を入り込ませ、外層(31)側の第1の樹脂と内層(32)側の第1の樹脂とを径方向に繋ぐことで射出成形後の前記基体層(30)内に縦帯状の連繋部(34)となる部分を形成する工程と、
    合流路(59)において、射出成形後に外層(31)を形成する円筒状の第1の樹脂と、射出成形後に内層(32)を形成する円筒状の第1の樹脂との間に、前記射出成形後に中間剥離層(33)及び連繋部(34)を形成する部分が積層された状態の多層溶融樹脂流体を形成する工程と、
    前記多層溶融樹脂流体を、所定の金型(70)内のキャビティ(71)に射出充填してプリフォーム(21)に成形する工程と、を有することを特徴とするプリフォームの製造方法。
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