JP7158086B2 - Pressure cooker - Google Patents
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Description
本発明は、圧力鍋に関する。 The present invention relates to pressure cookers.
従来、特許文献1のように、圧力鍋が提案されている。
Conventionally, a pressure cooker has been proposed as in
しかし、圧力鍋蓋を圧力鍋本体から取り外す際には、圧力鍋本体の温度を下げる必要があった。 However, when removing the pressure cooker lid from the pressure cooker body, it was necessary to lower the temperature of the pressure cooker body.
したがって本発明の目的は、早期に圧力鍋本体の温度を下げることが可能な圧力鍋を提供することである。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a pressure cooker capable of quickly lowering the temperature of the pressure cooker body .
本発明に係る圧力鍋は、圧力鍋本体と、圧力鍋本体の上部開口に取り付けられる圧力鍋蓋とを備える。圧力鍋蓋は、圧力鍋蓋の内壁に取り付けられ、圧力鍋蓋とで空間を形成し、液体を貯めることが可能な受け皿部を含む減圧装置を有する。 A pressure cooker according to the present invention includes a pressure cooker body and a pressure cooker lid attached to an upper opening of the pressure cooker body. The pressure cooker lid is attached to the inner wall of the pressure cooker lid, forms a space with the pressure cooker lid, and has a decompression device including a saucer portion capable of storing liquid .
好ましくは、受け皿部は、1以上の第1排気孔を有する。圧力鍋蓋における、空間を形成する部分に第2排気孔が設けられる。1以上の第1排気孔の孔径の合計は、第2排気孔の孔径よりも小さく、且つ第2排気孔に設けられる排気管の孔径よりも小さい。 Preferably, the receiving tray has one or more first exhaust holes. A second exhaust hole is provided in the portion of the pressure cooker lid that forms the space. The total hole diameter of the one or more first exhaust holes is smaller than the hole diameter of the second exhaust holes and smaller than the hole diameter of the exhaust pipe provided in the second exhaust holes .
さらに好ましくは、排気管の一方の端部は、第2排気孔に挿入される。排気管の他方の端部には、三方以上に排気が可能な排出分散部が設けられる。 More preferably , one end of the exhaust pipe is inserted into the second exhaust hole. The other end of the exhaust pipe is provided with an exhaust dispersing section capable of exhausting in three or more directions .
また、好ましくは、圧力鍋蓋における、空間を形成する部分に注水孔と排水孔が設けられる。注水孔を介して、冷却水が前記空間に供給される。排水孔を介して、冷却水が前記空間から排出される。 Further , preferably , a water inlet and a drain hole are provided in the portion forming the space in the pressure cooker lid. Cooling water is supplied to the space through the water injection hole. Cooling water is discharged from the space through the drain holes .
さらに好ましくは、注水孔には、注水管が設けられる。注水管には、冷却水を噴霧する噴霧ノズルが設けられる。 More preferably, the water injection hole is provided with a water injection pipe. The water injection pipe is provided with a spray nozzle for spraying cooling water .
以上のように本発明によれば、早期に圧力鍋本体の温度を下げることが可能な圧力鍋を提供することができる。
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a pressure cooker capable of quickly lowering the temperature of the pressure cooker main body .
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。
なお、実施形態は、以下の実施形態に限られるものではない。また、一つの実施形態に記載した内容は、原則として他の実施形態にも同様に適用される。また、各実施形態及び各変形例は、適宜組み合わせることが出来る。
The present embodiment will be described below with reference to the drawings.
In addition, embodiment is not restricted to the following embodiments. In addition, the contents described in one embodiment are in principle similarly applied to other embodiments. Moreover, each embodiment and each modified example can be appropriately combined.
本実施形態におけるスープ生成装置1は、圧力鍋本体11、パッキン12、圧力鍋蓋13、内鍋15、ストレーナ17、第1バルブ19、スープ排出管21、抽出容器23、ポンプ25を備える(図1参照)。
The
圧力鍋本体11は、パッキン12と圧力鍋蓋13とで圧力鍋を構成する。
圧力鍋本体11は、例えば、寸胴鍋など、上部から下部にかけて外径がほとんど変化しない鍋である。
調理時に圧力鍋本体11は、加熱装置40の五徳の上に載置される(図2~図4参照)。
A pressure cooker
The pressure cooker
During cooking, the
(圧力鍋本体11)
圧力鍋本体11の上部には、圧力鍋蓋13を取り付けるための密閉機構が設けられ、パッキン12が挟まれた状態で、圧力鍋蓋13が圧力鍋本体11に取り付けられる。
(Pressure cooker body 11)
A sealing mechanism for attaching a
圧力鍋本体11の下部には、圧力鍋本体11の内部の液体を抽出するための排出口11aが設けられる。
排出口11aには、開口度合いを調整する第1バルブ19が設けられる。
圧力鍋本体11の底に貯まった液体などが淀みなく排出されるように、排出口11aは、圧力鍋本体11の低い位置(側部の下端、若しくは底部)に設けられるのが望ましい。
At the bottom of the
A
It is desirable that the
圧力鍋本体11の内壁の下部であって、排出口11aよりも上方には、ストレーナ17を保持するための突起などの保持部11bが設けられる。
A
(パッキン12)
パッキン12は、リング状の部材で、圧力鍋本体11の上部と圧力鍋蓋13の間の密閉のために使用される。
(Packing 12)
The packing 12 is a ring-shaped member and is used for sealing between the upper portion of the pressure cooker
(圧力鍋蓋13)
圧力鍋蓋13は、圧力鍋本体11の上部開口に着脱可能な状態で取り付けられる。
圧力鍋蓋13には、圧力鍋本体11の内部の蒸気を排出させる調圧バルブ(不図示)や安全弁(不図示)が設けられる。
(Pressure cooker lid 13)
The
The
(内鍋15)
内鍋15は、側面と底面の少なくとも一方に、内壁と外壁とを貫通する第1孔15aが設けられた容器である。
例えば、内鍋15は、側面と底面に、複数の第1孔15aが設けられたメッシュ構造を有する。
(Inner pot 15)
The
For example, the
調理時に、内鍋15には、スープ生成用の具材が載置される。
内鍋15は、圧力鍋本体11の保持部11bで保持されたストレーナ17の上に載置される。
具材の一部やスープを構成する液体は、第1孔15aを介して、内鍋15から圧力鍋本体11と内鍋15の間の空間に移動する。
第1孔15aを通り抜ける具材の大きさを調整するために、孔径が異なる複数種類の内鍋15が用意されるのが望ましい。
Ingredients for making soup are placed in the
The
Some of the ingredients and the liquid that constitutes the soup move from the
In order to adjust the size of ingredients passing through the
(ストレーナ17)
ストレーナ17は、上下方向に垂直な面状の部材を含み、当該面状の部材には、上下方向に貫通する第2孔17aが設けられる。
調理時に、ストレーナ17は、圧力鍋本体11の保持部11bに保持される。
具材の一部やスープを構成する液体は、第2孔17aを介して、ストレーナ17よりも上方の空間から、ストレーナ17よりも下方の空間に移動する。
第2孔17aを通り抜ける具材の大きさを調整するために、孔径が異なる複数種類のストレーナ17が用意されるのが望ましい。
(Strainer 17)
The
The
Some of the ingredients and the liquid that constitutes the soup move from the space above the
In order to adjust the size of ingredients passing through the
図5は、図4に示される内鍋15の第1孔15aよりも孔径が大きい第10孔150aを有する別の内鍋150や、図4に示されるストレーナ17の第2孔17aよりも孔径が大きい第20孔170aを有する別のストレーナ170が用いられ、図4に示される内鍋15やストレーナ17を用いる場合よりも、大きめの具材が抽出容器23に移送された例を示す。
5 shows another
また、内鍋15の第1孔15aと、ストレーナ17の第2孔17aの孔径は、同じものに限られず、例えば、第1孔15aの孔径が、第2孔17aの孔径よりも小さくなるように、内鍋15とストレーナ17が構成される形態が考えられる。
この場合は、上方から視認しにくいストレーナ17の第2孔17aでの目詰まりを発生しにくく出来る。
Further, the diameter of the
In this case, the
(第1バルブ19)
第1バルブ19は、排出口11aとスープ排出管21の間に設けられ、排出口11aを介して、圧力鍋本体11から排出される液体の量を調整するために使用される。
(First valve 19)
The
(スープ排出管21)
スープ排出管21は、一方の端部が第1バルブ19を介して排出口11aに取り付けられ、他方の端部が抽出容器23の容器蓋23aに取り付けられ、排出口11aと抽出容器23とを連通させる。
スープ排出管21は、圧力鍋本体11から抽出容器23へ液体を送り込むために使用される。
スープ排出管21を介して抽出容器23に送り込まれた液体が跳ね返って、ポンプ25のパイプに吸い込まれないようにするため、スープ排出管21の抽出容器23側の先端は、抽出容器23の底部近傍まで延ばされるのが望ましい。
(Soup discharge pipe 21)
One end of the
The
In order to prevent the liquid fed into the
(抽出容器23)
抽出容器23は、圧力鍋本体11で生成されたスープを受ける容器であり、上部には抽出容器23を密閉するための容器蓋23aが設けられる。
抽出容器23は、圧力鍋本体11の外部に設けられる。
容器蓋23aには、スープ排出管21を通す第1パイプ取り付け孔23a1とポンプ25のパイプを通す第2パイプ取り付け孔23a2が設けられる。
本実施形態では、第1パイプ取り付け孔23a1と第2パイプ取り付け孔23a2は、容器蓋23aに設けられる形態を説明するが、抽出容器23の側面などに設けられる形態であってもよい。
(Extraction container 23)
The
The
The
In this embodiment, the first pipe mounting hole 23a1 and the second pipe mounting hole 23a2 are provided in the
(ポンプ25)
ポンプ25は、抽出容器23と容器蓋23aで囲まれた空間から空気を吸い出しするために使用される。
(pump 25)
The
本実施形態では、圧力鍋本体11で生成されたスープは、圧力鍋蓋13が圧力鍋本体11から外された状態で、ポンプ25による負圧で、スープ排出管21を介して、抽出容器23に移送される。
In this embodiment, the soup produced in the pressure cooker
(スープ抽出方法)
次に、圧力鍋本体11で生成されたスープを抽出容器23に送り込む手順(スープ抽出方法)を説明する(図2~図4参照)。
図2~図4では、圧力鍋本体11などに投入された具材を白丸で示し、圧力鍋本体11などに投入された液体を×印で示す。
スープ抽出方法は、後述するように、具材投入工程と、調理工程と、減圧工程と、蓋外し工程と、排出工程を備える。
(Soup extraction method)
Next, a procedure (soup extraction method) for feeding the soup produced in the pressure cooker
In FIGS. 2 to 4, ingredients put into the pressure cooker
The soup extraction method includes, as will be described later, an ingredient introduction process, a cooking process, a decompression process, a lid removal process, and a discharge process.
圧力鍋本体11は、加熱装置40の五徳の上に載置される。
圧力鍋本体11の排出口11aには、第1バルブ19を介してスープ排出管21の一方の端部が取り付けられる。
圧力鍋本体11の保持部11bには、ストレーナ17が取り付けられる。
ストレーナ17の上には、内鍋15が載置される。
容器蓋23aは、抽出容器23に取り付けられる。
容器蓋23aの第1パイプ取り付け孔23a1には、スープ排出管21の他方の端部が取り付けられる。
容器蓋23aの第2パイプ取り付け孔23a2には、ポンプ25のパイプが取り付けられる。
これにより、抽出容器23は、容器蓋23aと、スープ排出管21と、ポンプ25と抽出容器とを連通させるパイプとで密閉される。
The
One end of a
A
The
A
The other end of the
A pipe of the
As a result, the
第1バルブ19を閉じた状態で、内鍋15にスープの材料となる具材や水などの液体が投入される(具材投入工程、図2参照)。
内鍋15の第1孔15a、ストレーナ17の第2孔17aを介して、内鍋15に投入された液体の一部は、圧力鍋本体11と内鍋15の間や、圧力鍋本体11とストレーナ17の間に漏れ出る。
With the
A part of the liquid introduced into the
圧力鍋蓋13が圧力鍋本体11に取り付けられ、圧力鍋本体11と圧力鍋蓋13の間が密閉される。
加熱装置40による加熱が開始され、調理が開始される(調理工程、図3参照)。
調理により、小さくなった具材の一部は、第1孔15aや第2孔17aを通って、圧力鍋本体11と内鍋15の間や、圧力鍋本体11とストレーナ17の間に漏れ出る。
A
Heating by the
Some of the ingredients that have become smaller due to cooking leak out between the
調理完了後、加熱装置40による加熱が停止され、圧力鍋本体11を冷ますなどして、圧力鍋本体11の圧力を低下させる(減圧工程)。
減圧工程は、自然放置による温度低下によって圧力が低下するのを待つ形態であってもよいし、圧力鍋蓋13に設けられた調圧バルブ(不図示)を介した排気などによって圧力を低下させる形態であってもよい。
ただし、自然放置の場合は、圧力が低下するのに時間がかかる。
圧力鍋本体11の圧力を早期に低下させて、調理完了後に蓋外し工程を早期に実行させるため、圧力鍋蓋13に減圧装置14(第1減圧装置14a、第2減圧装置14b)が設けられるのが望ましい。
減圧装置14の詳細については、後述する。
After the cooking is completed, the heating by the
The decompression process may be in the form of waiting for the pressure to drop due to the temperature drop due to natural standing, or the pressure is reduced by exhausting via a pressure regulating valve (not shown) provided on the
However, in the case of natural standing, it takes time for the pressure to drop.
A decompression device 14 (a
Details of the
減圧工程で、圧力鍋本体11の圧力が低下した後に、圧力鍋蓋13が圧力鍋本体11から外される(蓋外し工程)。
また、ポンプ25を作動させ、第1バルブ19を開けた状態で、ポンプ25による抽出容器23と容器蓋23aで囲まれた空間の空気の排出が行われる(排出工程、図4参照)。
抽出容器23と容器蓋23aで囲まれた空間が負圧になることにより、圧力鍋本体11の液体や具材の一部がスープ排出管21を通って、抽出容器23に流入する。
In the decompression process, after the pressure of the
Further, the air in the space surrounded by the
When the space surrounded by the
(発明の効果)
これにより、圧力鍋の圧力鍋蓋13を圧力鍋本体11から外した状態でも、圧力鍋本体11で生成されたスープを外部の容器(抽出容器23)に移送させることが可能になる。
ポンプ25は、抽出容器23と容器蓋23aで囲まれた空間の空気の排出に使用されるが、スープはポンプ25を通らないため、ポンプ25の内部がスープなどに汚される可能性は低い。
(Effect of the invention)
Thus, even when the
The
また、ポンプ25による負圧で、スープを移送させるため、重力によりスープを移送させる形態に比べて、排出口11aの位置や、抽出容器23の位置を自由に設定することが可能になる。ただし、排出口11aよりも低い位置に抽出容器23を設けて、ポンプ25を用いずに、重力によりスープを圧力鍋本体11から抽出容器23に移送させる形態であってもよい(図28参照)。また、排出口11aよりも低い位置に抽出容器23を設けて、さらにポンプ25を用いて、負圧と重力によりスープを圧力鍋本体11から抽出容器23に移送させる形態であってもよい(図29参照)
In addition, since the soup is transferred by the negative pressure of the
圧力鍋蓋13が圧力鍋本体11から外されているので、移送の際に、へらなどを使って、具材を内鍋15などに押しつぶす裏ごし作業を行うことが出来る。
また、第1孔15aや第2孔17aにおける肉片などの具材の目詰まりを視認し当該目詰まりを除去することも出来る。
Since the
Further, clogging of ingredients such as pieces of meat in the
(応用例1、圧力鍋蓋13を保持する蓋保持部11c)
圧力鍋蓋13は、使用者が直接圧力鍋蓋13の持ち手13aなどを把持することにより持ち上げられる形態であってもよいが、後述する応用例1に示すように、圧力鍋本体11に取り付けられた蓋保持部11cによって圧力鍋蓋13が持ち上げられる形態であってもよい(図8~図11、図19~図27参照)。
(Application example 1,
The
蓋保持部11cは、固定腕11c1、可動腕11c2、掛止部11c3を有する。
固定腕11c1は、圧力鍋本体11の側部に固定される。
固定腕11c1は、例えば、圧力鍋本体11の側部から、側方に延び、更に側方の先端から上方に延びる略L字形状を有する。
可動腕11c2は、例えば、棒状の部材で、一方の端部が、固定腕11c1の上端に水平方向の一つに平行な第1軸LX1の軸周りに回転可能な状態で取り付けられ、他方の端部には、掛止部11c3が取り付けられる。
可動腕11c2は、他方の端部が圧力鍋蓋13から離れる方向(上方)に付勢されている。
掛止部11c3は、フックなど、圧力鍋蓋13の持ち手13aを着脱可能な状態で掛止する。
The
The fixed arm 11c1 is fixed to the side of the pressure cooker
The fixed arm 11c1 has, for example, a substantially L shape extending laterally from the side portion of the pressure cooker
The movable arm 11c2 is, for example, a rod-shaped member, and one end is attached to the upper end of the fixed arm 11c1 so as to be rotatable around a first axis LX1 parallel to one of the horizontal directions. A hook portion 11c3 is attached to the end portion.
The other end of the movable arm 11c2 is biased in a direction away from the pressure cooker lid 13 (upward).
The hooking portion 11c3 hooks the
次に、蓋保持部11cを使った圧力鍋蓋13の保持の手順について説明する。
掛止部11c3が圧力鍋蓋13の持ち手13aを掛止しない状態(図8参照)から、掛止部11c3が圧力鍋蓋13の持ち手13aを掛止する(図9参照)。
圧力鍋蓋13の圧力鍋本体11への取り付けが解除されると、可動腕11c2の他方の端部は付勢力により、圧力鍋蓋13を上方に持ち上げる(図10参照)。
Next, a procedure for holding the
From a state in which the hooking portion 11c3 does not hook the
When the
圧力鍋蓋13は重いため、上方に持ち上げる際には、使用者の負担が生じていた。
また、圧力鍋蓋13を持ち上げる際に、内部の高温の蒸気が圧力鍋蓋13と圧力鍋本体11の間から漏れ出るため、圧力鍋蓋13を持ち上げる使用者に高温の蒸気が当たってしまうおそれがあった。
応用例1では、蓋保持部11cが圧力鍋蓋13を上方に持ち上げる。このため、使用者が圧力鍋蓋13を上方に持ち上げる負担を軽減することが可能になる。また、内部の蒸気が当たりにくい位置で、使用者は蓋保持部11cを使って圧力鍋蓋13を上方に持ち上げる操作を行うことが可能になる。
Since the
In addition, when the
In Application Example 1, the
また、蓋保持部11cの掛止部11c3は、着脱可能な状態で圧力鍋蓋13を掛止する。このため、圧力鍋蓋13を圧力鍋本体11から離して洗浄などを行うことが出来る。
The hooking portion 11c3 of the
また、可動腕11c2の他方の端部を更に上方に移動させることにより、圧力鍋蓋13が更に上方に持ち上がる。これにより、圧力鍋蓋13が斜めにした状態若しくは立てた状態にされる(図11参照)。
In addition, by moving the other end of the movable arm 11c2 further upward, the
可動腕11c2は、水平方向の1つの方向に平行な第1軸LX1の軸周りに回転移動するだけでなく、2つの軸周りに回転移動出来る形態であってもよい。
2つの軸周りに回転移動することにより、圧力鍋蓋13を三次元空間内に移動させることが出来る。このため、圧力鍋本体11と圧力鍋蓋13とを上方から見て重ならない位置関係で、蓋保持部11cが圧力鍋蓋13を保持することが可能になる(図19~図21参照)。
The movable arm 11c2 may be configured to be capable of rotating not only around the first axis LX1 parallel to one horizontal direction, but also around two axes.
By rotationally moving about two axes, the
図19~図21は、可動腕11c2が、第1軸LX1の軸周りの回転と、鉛直方向に平行な第2軸LX2の軸周りの回転が可能な状態で、固定腕11c1に保持される例を示す。
図19は、蓋保持部11cが圧力鍋蓋13を保持する前の状態を示し、図20は、蓋保持部11cが圧力鍋蓋13を上方に持ち上げた状態を示し、図21は、蓋保持部11cが圧力鍋蓋13を上方から見て圧力鍋本体11とずれた位置に移動させた状態を示す。
19 to 21, the movable arm 11c2 is held by the fixed arm 11c1 in a state in which it can rotate about the first axis LX1 and rotate about the second axis LX2 parallel to the vertical direction. Give an example.
19 shows the state before the
また、可動腕11c2が第1軸LX1の軸周りに回転する代わりに、掛止部11c3が鉛直方向に移動可能な状態で可動腕11c2に保持される形態であってもよい(図22~図27参照)。
また、掛止部11c3は、フック形状を有する形態に限らず、他の形状を有する形態、例えば、フォーク形状を有する形態であってもよい。
また、掛止部11c3は、圧力鍋蓋13の持ち手13aを、着脱可能な状態で掛止する形態だけでなく、圧力鍋蓋13の上面から上方に突出する他の部材(上突出部13b)を、着脱可能な状態で掛止する形態であってもよい。
Alternatively, instead of the movable arm 11c2 rotating around the first axis LX1, the hooking portion 11c3 may be held by the movable arm 11c2 in a vertically movable state (Figs. 27).
Moreover, the hooking portion 11c3 is not limited to a form having a hook shape, and may have a form having another shape, for example, a form having a fork shape.
In addition, the hooking portion 11c3 is not only configured to hook the
図22~図27は、可動腕11c2が、第2軸LX2の軸周りに回転可能な状態で固定腕11c1に保持され、掛止部11c3が、鉛直方向に移動可能で、上方に付勢された状態で、可動腕11c2に保持され、掛止部11c3が、圧力鍋蓋13の上突出部13bを掛止する例を示す。
22 to 27, the movable arm 11c2 is held by the fixed arm 11c1 in a rotatable state about the second axis LX2, and the hooking portion 11c3 is movable in the vertical direction and biased upward. An example is shown in which the
図22と図23は、蓋保持部11cが圧力鍋蓋13を保持する前の状態を示し、図24と図25は、蓋保持部11cが圧力鍋蓋13を掛止して上方に持ち上げる前の状態を示し、図26と図27は、蓋保持部11cが圧力鍋蓋13を上方から見て圧力鍋本体11と重ならない位置に移動させた状態を示す。
22 and 23 show the state before the
また、蓋保持部11cが圧力鍋蓋13を保持する方法は、掛け止めに限るものではなく、挟み込みによる保持、吸着による保持など、他の方法であってもよい。
Moreover, the method for holding the
1つの軸周りに回転移動と、当該軸に平行な方向(第1の方向)の平行移動により、圧力鍋蓋13を三次元空間内に移動させることが出来る。このため、圧力鍋本体11と圧力鍋蓋13とを上方から見て重ならない位置関係で、蓋保持部11cが圧力鍋蓋13を保持することが可能になる。
なお、本実施形態では、第1の方向が鉛直方向であるとして、説明したが、他の方向であってもよい。
The
In this embodiment, the first direction is the vertical direction, but it may be another direction.
なお、蓋保持部11cは、固定腕11c1を設けずに、可動腕11c2の一方の端部が圧力鍋本体11の側部に回転可能な状態で取り付けられる形態であってもよい。
Note that the
(応用例2、内鍋15とストレーナ17)
本実施形態では、内鍋15とストレーナ17の両方が設けられる形態を説明したが、図6に示すようにストレーナ17だけが設けられる形態、図7に示すように内鍋15だけが設けられる形態であってもよい。内鍋15だけが設けられる場合には、保持部11bは、内鍋15を保持する。
また、内鍋15とストレーナ17を設けずに、圧力鍋本体11に直接具材が投入される形態であってもよい。
(Application example 2,
In the present embodiment, a mode in which both the
Alternatively, the ingredients may be put directly into the pressure cooker
(応用例3、ストレーナ17の二重構造)
また、内鍋15を用いずに、ストレーナ17だけを用い、ストレーナ17が、網目が細かく薄くて軽い上部ストレーナ171と、網目が粗く厚くて重い下部ストレーナ172で構成される形態であってもよい(図15参照)。
上部ストレーナ171は、下部ストレーナ172に近接した状態で、圧力鍋本体11若しくは下部ストレーナ172に保持される。
この場合、下部ストレーナ172は、上部ストレーナ171の強度を保つために使用される。
上部ストレーナ171は、へらなどを使って具材を押しつぶす際に、上方から力が加えられ、変形するおそれがあった。応用例3では、上部ストレーナ171が、下部ストレーナ172の上に配置されている。このため、上方から力が加えられても、上部ストレーナ171が変形しにくい。
(Application example 3, dual structure of strainer 17)
Alternatively, only the
The
In this case, the
The
(応用例4、第1減圧装置14a)
次に、圧力鍋蓋13に設けられる第1減圧装置14aについて説明する(図12~図15参照)。
第1減圧装置14aは、排気時の体積膨張で圧力鍋本体11の内部の温度を下げる。
(Application example 4,
Next, the
The
第1減圧装置14aは、第1受け皿部14a1、第1Oリング14a2、第1取り付け具14a3、第1取り付け孔14a4、第1排気孔14a5、排気管14a6、第2バルブ14a7、第1排出分散部14a8を有する。
The
第1受け皿部14a1は、圧力鍋蓋13の内壁に取り付けられる。
第1受け皿部14a1は、圧力鍋蓋13の内壁から下方にリング状に突出する下突出部13cと、第1Oリング14a2とで挟持され、且つ、ネジなどの第1取り付け具14a3を使って、圧力鍋蓋13の内壁に固定される。
第1取り付け具14a3は、第1受け皿部14a1に設けられた第1取り付け孔14a4を通る。
第1受け皿部14a1が圧力鍋蓋13の内壁に取り付けられることにより、第1受け皿部14a1と圧力鍋蓋13とで、第1空間sp1が形成される。
第1空間sp1は、圧力鍋蓋13と、下突出部13cと、第1受け皿部14a1と、第1Oリング14a2と、排気管14a6とで、密閉される。
The first
The first receiving plate portion 14a1 is sandwiched between a lower protruding
The first attachment tool 14a3 passes through a first attachment hole 14a4 provided in the first receiving plate portion 14a1.
By attaching the first receiving plate portion 14a1 to the inner wall of the
The first space sp1 is sealed by the
第1受け皿部14a1には、第1排気孔14a5が設けられ、圧力鍋蓋13における第1空間sp1を形成する部分には、第2排気孔13dが設けられる。
従って、第1減圧装置14aを用いる応用例4では、第1減圧装置14aを用いない形態に比べて、圧力鍋蓋13に下突出部13cと第2排気孔13dが必要になる。
ただし、応用例4では、第1減圧装置14aを使って、圧力鍋本体11の内部の蒸気を排出することが出来るため、圧力鍋蓋13には調圧バルブを設ける必要はない。
第1排気孔14a5の孔径(複数ある場合は複数の孔の孔径の合計)は、第2排気孔13dや排気管14a6の孔径よりも小さい。
A first exhaust hole 14a5 is provided in the first receiving pan portion 14a1, and a
Therefore, in the application example 4 using the
However, in Application Example 4, since the steam inside the pressure cooker
The hole diameter of the first exhaust hole 14a5 (the sum of the hole diameters of the plurality of holes if there are more than one) is smaller than the hole diameters of the
第2排気孔13dには、排気管14a6の一方の端部がある側が挿入される。
排気管14a6の一方の端部が、第1受け皿部14a1の底面の近傍に位置するように、排気管14a6の一方の端部がある側が第1空間sp1内に配置される。
これにより、第1受け皿部14a1に貯まった液体も効率よく排出出来る。
排気管14a6には、第2バルブ14a7が設けられる。
第2バルブ14a7は、減圧工程で開状態にされ、それ以外の工程では閉状態にされる。
排気管14a6の他方の端部には、三方に排気が可能な第1排出分散部14a8が取り付けられる。
第1排出分散部14a8は、略中空円柱形状で、上部は排気管14a6と連通し、側部には等間隔に3つ以上の排出口が設けられ、下部は閉口する。
スープ排出管21の他方の端部にも、排気管14a6の第1排出分散部14a8と同様の第2排出分散部21aが設けられるのが望ましい。
One end of the exhaust pipe 14a6 is inserted into the
One end of the exhaust pipe 14a6 is arranged in the first space sp1 so that the one end of the exhaust pipe 14a6 is positioned near the bottom surface of the first receiving pan 14a1.
As a result, the liquid accumulated in the first receiving tray portion 14a1 can also be discharged efficiently.
A second valve 14a7 is provided in the exhaust pipe 14a6.
The second valve 14a7 is opened during the decompression process and closed during the other processes.
The other end of the exhaust pipe 14a6 is attached with a first exhaust dispersing portion 14a8 capable of exhausting in three directions.
The first discharge dispersing part 14a8 has a substantially hollow cylindrical shape, the upper part of which communicates with the exhaust pipe 14a6, the side part of which is provided with three or more discharge ports at regular intervals, and the lower part of which is closed.
It is desirable that the other end of the
減圧工程が完了するまでは、排気管14a6は、第1パイプ取り付け孔23a1を介して、抽出容器23に取り付けられ、第1排出分散部14a8は、抽出容器23に底部に配置される(図13、図14参照)。
また、減圧工程が完了するまでは、スープ排出管21は、抽出容器23から取り外される。
減圧工程が完了するまでは、ポンプ25のパイプは、抽出容器23に取り付けられなくてもよい。
Until the depressurization process is completed, the exhaust pipe 14a6 is attached to the
Also, the
The pipe of the
減圧工程完了後の蓋外し工程以降は、排気管14a6は、抽出容器23から取り外される(図15参照)。また、蓋外し工程以降は、排気管14a6は、圧力鍋蓋13から取り外されても良い。
また、蓋取り外し工程以降は、スープ排出管21は、第1パイプ取り付け孔23a1を介して、抽出容器23に取り付けられる。
蓋外し工程以降は、ポンプ25のパイプは、第2パイプ取り付け孔23a2を介して、抽出容器23に取り付けられる。
The exhaust pipe 14a6 is removed from the
After the lid removing step, the
After the lid removing step, the pipe of the
ただし、蓋外し工程の前後で、いずれか一方を取り外したり取り付けたりせずに、抽出容器23に、排気管14a6とスープ排出管21の両方が取り付けられていてもよい。
However, before and after the lid removing process, both the exhaust pipe 14a6 and the
調理工程では、第1バルブ19及び第2バルブ14a7が閉状態にされている(図13参照)。
減圧工程の際に、第2バルブ14a7が開状態にされる(図14参照)。
圧力鍋本体11の内部の蒸気や空気は、第1排気孔14a5、及び排気管14a6を通って、第1排出分散部14a8から排出される。
In the cooking process, the
During the pressure reduction process, the second valve 14a7 is opened (see FIG. 14).
The steam and air inside the pressure cooker
第1排出分散部14a8は、三方以上に排気が可能な構造を有する。このため、第1排出分散部14a8を設けない形態に比べて、排気管14a6の他方の端部(第1排出分散部14a8がある方)が大きく動かずに排気を行うことが出来る。 The first discharge distribution part 14a8 has a structure that allows discharge in three or more directions. For this reason, compared to a configuration in which the first discharge dispersing portion 14a8 is not provided, the other end of the exhaust pipe 14a6 (where the first discharge dispersing portion 14a8 is located) can be exhausted without moving significantly.
蒸気が、孔径が小さい第1排気孔14a5を通り、第1空間sp1で、体積膨張によって、当該蒸気の温度が低下し、第1空間sp1の周囲の温度が下がる。
これにより、通常の調圧バルブを用いて、内部の蒸気を排出させる形態に比べて、圧力鍋本体11の温度を早期に下げやすく出来る。
また、第1空間sp1を介して、蒸気が排出されることによるマフラー効果で、通常の調圧バルブを用いて、内部の蒸気を排出させる形態に比べて、蒸気の排出音を小さくすることが出来る。
Steam passes through the first exhaust hole 14a5 with a small hole diameter, and in the first space sp1, the temperature of the steam drops due to volume expansion, and the temperature around the first space sp1 drops.
As a result, the temperature of the pressure cooker
In addition, due to the muffler effect due to the steam being discharged through the first space sp1, it is possible to reduce the sound of the steam being discharged, compared to a form in which internal steam is discharged using a normal pressure regulating valve. I can.
減圧工程の完了後、圧力鍋蓋13が圧力鍋本体11から外される(蓋外し工程)。
また、ポンプ25を作動させ、第1バルブ19を開けた状態で、ポンプ25による抽出容器23と容器蓋23aで囲まれた空間の空気の排出が行われる(排出工程、図15参照)。
抽出容器23と容器蓋23aで囲まれた空間が負圧になることにより、圧力鍋本体11の液体や具材の一部がスープ排出管21を通って、抽出容器23に流入する。
After the decompression process is completed, the
In addition, the
When the space surrounded by the
(応用例5、第2減圧装置14b)
次に、圧力鍋蓋13に設けられる第2減圧装置14bについて説明する(図16~図18参照)。
第2減圧装置14bは、水冷により圧力鍋本体11の内部の温度を下げる。
第2減圧装置14bは、第2受け皿部14b1、第2Oリング14b2、第2取り付け具14b3、第2取り付け孔14b4、注水管14b5、冷却水供給装置14b6、排水管14b7を有する。
(Application example 5,
Next, the
The
The
第2受け皿部14b1は、圧力鍋蓋13の内壁に取り付けられる。
第2受け皿部14b1は、圧力鍋蓋13の内壁から下方にリング状に突出する下突出部13cと第2Oリング14b2とで挟持され、且つ、ネジなどの第2取り付け具14b3を使って、圧力鍋蓋13の内壁に固定される。
第2取り付け具14b3は、第2受け皿部14b1に設けられた第2取り付け孔14b4を通る。
なお、第2Oリング14b2は、第1Oリング14a2と同じ構造を有し、第2取り付け具14b3は、第1取り付け具14a3と同じ構造を有し、第2取り付け孔14b4は、第1取り付け孔14a4と同じ構造を有する。
第2受け皿部14b1が圧力鍋蓋13の内壁に取り付けられることにより、第2受け皿部14b1と圧力鍋蓋13とで、第2空間sp2が形成される。
第2空間sp2は、圧力鍋蓋13と、下突出部13cと、第2受け皿部14b1と、第2Oリング14b2と、注水管14b5と、排水管14b7とで、密閉される。
The second receiving plate portion 14b1 is attached to the inner wall of the
The second receiving plate portion 14b1 is sandwiched between a lower projecting
The second attachment 14b3 passes through a second attachment hole 14b4 provided in the second receiving plate portion 14b1.
The second O-ring 14b2 has the same structure as the first O-ring 14a2, the second mounting fixture 14b3 has the same structure as the first mounting fixture 14a3, and the second mounting hole 14b4 has the same structure as the first mounting hole 14a4. has the same structure as
By attaching the second receiving plate portion 14b1 to the inner wall of the
The second space sp2 is sealed with the
第2受け皿部14b1には、第1受け皿部14a1の第1排気孔14a5のような排気孔は設けられない。
また、圧力鍋蓋13には、第1受け皿部14a1を取り付ける場合に必要な第2排気孔13dは設けられない。
圧力鍋蓋13における第2空間sp2を形成する部分には、注水孔13eと排水孔13fが設けられる。
従って、第2減圧装置14bを用いる応用例5では、第2減圧装置14bを用いない形態と比べて、圧力鍋蓋13に下突出部13cと注水孔13eと排水孔13fが必要になる。
また、第2減圧装置14bを用いない形態と同様で、圧力鍋蓋13には、圧力鍋本体11の内部の蒸気を排出させる調圧バルブ(不図示)や安全弁(不図示)が設けられるのが望ましい。
The second receiving plate portion 14b1 is not provided with an exhaust hole such as the first exhaust hole 14a5 of the first receiving plate portion 14a1.
Further, the
A
Therefore, in application example 5 using the second
In addition, in the same manner as in the case where the
注水孔13eには、注水管14b5の一方の端部がある側が挿入される。
注水管14b5の一方の端部には、注水管14b5を介して供給された冷却水を噴霧する噴霧ノズルが設けられる。
本実施形態では、噴霧ノズルが一流体スプレーノズルを用いたものを説明するが、インジェクターを用いたものや、二流体スプレーノズルを用いたものであってもよい。
噴霧ノズルの先端が上方向を向く位置関係で、注水管14b5の一方の端部がある側が第2空間sp2内に配置される。
注水管14b5の他方の端部には、逆流防止弁(不図示)を介して、冷却水供給装置14b6が取り付けられる。
逆流防止弁は、第2空間sp2から注水管14b5を介して内部の液体が流出しない(逆流しない)ように作動する構造を有する。
One end of the water injection pipe 14b5 is inserted into the
One end of the water injection pipe 14b5 is provided with a spray nozzle for spraying cooling water supplied through the water injection pipe 14b5.
In the present embodiment, a spray nozzle using a single-fluid spray nozzle will be described, but a spray nozzle using an injector or a two-fluid spray nozzle may also be used.
One end of the water injection pipe 14b5 is arranged in the second space sp2 in such a positional relationship that the tip of the spray nozzle faces upward.
A cooling water supply device 14b6 is attached to the other end of the water injection pipe 14b5 via a check valve (not shown).
The check valve has a structure that prevents the internal liquid from flowing out (backflowing) from the second space sp2 through the water injection pipe 14b5.
冷却水供給装置14b6は、第2空間sp2に冷却水を供給する装置である。
冷却水供給装置14b6は、冷却水を貯蔵し、ポンプで貯蔵した冷却水を排出する装置であってもよいし、水道水を排出する蛇口であってもよい。
The cooling water supply device 14b6 is a device that supplies cooling water to the second space sp2.
The cooling water supply device 14b6 may be a device that stores cooling water and discharges the stored cooling water with a pump, or may be a faucet that discharges tap water.
排水孔13fには、排水管14b7の一方の端部がある側が挿入される。
排水管14b7の一方の端部が、第2受け皿部14b1の底面の近傍に位置するように、排水管14b7の一方の端部がある側が第2空間sp2内に配置される。
これにより、第2受け皿部14b1に貯まった液体も効率よく排出出来る。
排水管14b7の他方の端部は、厨房や台所の流し台の排水口近くに配置される。
One end of the drain pipe 14b7 is inserted into the
One end of the drain pipe 14b7 is arranged in the second space sp2 such that the one end of the drain pipe 14b7 is positioned near the bottom surface of the second receiving pan 14b1.
As a result, the liquid accumulated in the second receiving tray portion 14b1 can also be discharged efficiently.
The other end of the drain pipe 14b7 is arranged near the drain port of the kitchen or kitchen sink.
減圧工程の際に、冷却水供給装置14b6から、注水孔13eや注水管14b5を介して、第2空間sp2に冷却水が供給され、冷却水は、噴霧ノズルから噴霧される(図17参照)。
第2空間sp2に貯まった液体は、排水孔13fや排水管14b7を介して、排出される。
During the decompression step, cooling water is supplied from the cooling water supply device 14b6 to the second space sp2 through the
The liquid accumulated in the second space sp2 is discharged through the
また、調圧バルブを介した排気などで、急激に圧力低下をさせると、沸点が下がり、スープが攪拌されて、白濁する可能性がある。
冷却水が圧力鍋本体11と圧力鍋蓋13の間の第2空間sp2を通ることにより、第2空間sp2が冷やされる。第2空間sp2の温度低下に伴って、圧力鍋本体11内部の第2空間sp2以外の領域の温度が下がり、それによって、当該領域の圧力も徐々に下がる。
これにより、第2減圧装置14bを設けない形態に比べて、圧力鍋本体11の温度を早期に下げやすく出来る。
また、排気による減圧と比べて、徐々に減圧が出来るので、スープが攪拌するのを抑制することが出来る。
また、圧力鍋蓋13に水冷装置(第2減圧装置14b)が設けられるので、圧力鍋本体11に水冷装置が設けられる形態に比べて、圧力鍋本体11の構造を簡素化出来る。
Also, if the pressure is suddenly reduced by exhausting the pressure through a pressure regulating valve, the boiling point will drop and the soup will be agitated and may become cloudy.
As the cooling water passes through the second space sp2 between the
As a result, the temperature of the pressure cooker
In addition, since the pressure can be reduced more gradually than when the pressure is reduced by exhaust, it is possible to suppress stirring of the soup.
Moreover, since the
特に霧状の冷却水が、第2空間sp2の内部の気体(空気や水蒸気)と熱交換されることにより、高温の気体が冷却され、素早く(効率よく)圧力鍋本体11の内部の温度を下げることが出来る。すなわち、加熱停止してから圧力鍋蓋13を開けることが出来るようになるまでの時間を短縮出来る。
In particular, the mist-like cooling water is heat-exchanged with the gas (air or steam) inside the second space sp2, thereby cooling the high-temperature gas and quickly (efficiently) increasing the temperature inside the
減圧工程の完了後、圧力鍋蓋13が圧力鍋本体11から外される(蓋外し工程)。
また、ポンプ25を作動させ、第1バルブ19を開けた状態で、ポンプ25による抽出容器23と容器蓋23aで囲まれた空間の空気の排出が行われる(排出工程、図18参照)。
抽出容器23と容器蓋23aで囲まれた空間が負圧になることにより、圧力鍋本体11の液体や具材の一部がスープ排出管21を通って、抽出容器23に流入する。
After the decompression process is completed, the
Further, the air in the space surrounded by the
When the space surrounded by the
応用例4の第1減圧装置14aや、応用例5の第2減圧装置14bを有する圧力鍋蓋13は、応用例1の蓋保持部11cに保持される形態であってもよい。
この場合には、減圧装置14を追加することにより重量が増す圧力鍋蓋13を持ち上げる使用者の負担を軽減することが可能になる。
The
In this case, the addition of the
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 While several embodiments of the invention have been described, these embodiments have been presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and modifications can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and spirit of the invention as well as the scope of the invention described in the claims and equivalents thereof.
1 スープ生成装置
11 圧力鍋本体
11a 排出口
11b 保持部
11c 蓋保持部
11c1 固定腕
11c2 可動腕
11c3 掛止部
12 パッキン
13 圧力鍋蓋
13a 持ち手
13b 上突出部
13c 下突出部
13d 第2排気孔
13e 注水孔
13f 排水孔
14 減圧装置
14a 第1減圧装置
14a1 第1受け皿部
14a2 第1Oリング
14a3 第1取り付け具
14a4 第1取り付け孔
14a5 第1排気孔
14a6 排気管
14a7 第2バルブ
14a8 第1排出分散部
14b 第2減圧装置
14b1 第2受け皿部
14b2 第2Oリング
14b3 第2取り付け具
14b4 第2取り付け孔
14b5 注水管
14b6 冷却水供給装置
14b7 排水管
15 内鍋
15a 第1孔
150 別の内鍋
150a 第10孔
17 ストレーナ
17a 第2孔
170 別のストレーナ
170a 第20孔
171 上部ストレーナ
172 下部ストレーナ
19 第1バルブ
21 スープ排出管
21a 第2排出分散部
23 抽出容器
23a 容器蓋
23a1 第1パイプ取り付け孔
23a2 第2パイプ取り付け孔
25 ポンプ
40 加熱装置
LX1 第1軸
LX2 第2軸
sp1 第1空間
sp2 第2空間
1
Claims (4)
前記圧力鍋本体の上部開口に取り付けられる圧力鍋蓋とを備え、
前記圧力鍋蓋は、前記圧力鍋蓋の内壁に取り付けられ、前記圧力鍋蓋とで空間を形成し、液体を貯めることが可能な受け皿部を含む減圧装置を有し、
前記受け皿部は、1以上の第1排気孔を有し、
前記圧力鍋蓋における、前記空間を形成する部分に第2排気孔が設けられ、
前記1以上の第1排気孔の孔径の合計は、前記第2排気孔の孔径よりも小さく、且つ前記第2排気孔に設けられる排気管の孔径よりも小さい、圧力鍋。 pressure cooker body,
A pressure cooker lid attached to the upper opening of the pressure cooker body,
The pressure cooker lid is attached to the inner wall of the pressure cooker lid, forms a space with the pressure cooker lid, and has a decompression device including a saucer portion capable of storing liquid,
The saucer portion has one or more first exhaust holes,
A second exhaust hole is provided in a portion of the pressure cooker lid that forms the space,
The pressure cooker , wherein the total hole diameter of the one or more first exhaust holes is smaller than the hole diameter of the second exhaust hole and smaller than the hole diameter of the exhaust pipe provided in the second exhaust hole .
前記排気管の他方の端部には、三方以上に排気が可能な排出分散部が設けられる、請求項1に記載の圧力鍋。 one end of the exhaust pipe is inserted into the second exhaust hole,
2. The pressure cooker according to claim 1 , wherein the other end of said exhaust pipe is provided with an exhaust distributing part capable of exhausting in three or more directions.
前記圧力鍋本体の上部開口に取り付けられる圧力鍋蓋とを備え、
前記圧力鍋蓋は、前記圧力鍋蓋の内壁に取り付けられ、前記圧力鍋蓋とで空間を形成し、液体を貯めることが可能な受け皿部を含む減圧装置を有し、
前記圧力鍋蓋における、前記空間を形成する部分に注水孔と排水孔が設けられ、
前記注水孔を介して、冷却水が前記空間に供給され、
前記排水孔を介して、前記冷却水が前記空間から排出される、圧力鍋。 pressure cooker body,
A pressure cooker lid attached to the upper opening of the pressure cooker body,
The pressure cooker lid is attached to the inner wall of the pressure cooker lid, forms a space with the pressure cooker lid, and has a decompression device including a saucer portion capable of storing liquid,
A water injection hole and a drainage hole are provided in the portion forming the space in the pressure cooker lid,
Cooling water is supplied to the space through the water injection hole,
The pressure cooker, wherein the cooling water is discharged from the space through the drain hole.
前記注水管には、前記冷却水を噴霧する噴霧ノズルが設けられる、請求項3に記載の圧力鍋。
A water injection pipe is provided in the water injection hole,
The pressure cooker according to claim 3 , wherein the water injection pipe is provided with a spray nozzle for spraying the cooling water.
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