JP7155358B2 - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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本発明は、プログラム及び情報処理装置に関する。
NFC(Near Field Communication)などの近距離無線通信を介してプリンタなどの画像処理装置に印刷を実行させる情報処理装置が提供されている。特許文献1は、モバイルデバイスから印刷を指示することにより画像処理装置に印刷を実行させることができるように、NFCを利用して印刷パッドから画像処理装置にファイルを送信することで印刷を実現する印刷パッドを開示している。
特開2013-037687号公報
しかしながら、特許文献1が開示するNFCなどは通信速度が低速であり、印刷データの送信に時間がかかる。
そこで、本明細書ではハンドオーバーを用いて通信を行う方法について検討する。ハンドオーバーとは、機器間のペアリングはNFCで行い、その後の実際の通信にはより通信速度が高速な無線規格の無線通信であるBluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)などに切り替える処理である。これにより、写真や動画など、比較的大きなデータを転送する場合、より高速で通信距離の長い通信規格を使用することが可能となる。データ転送時間の短縮化が促進されるとともに、機器間のタッチ操作に係る時間も短縮される。
ただし、通信距離が長いワイヤレス通信規格では、その長い通信距離のために盗聴などの危険性が増す。そのため、これら規格の通信手続きには煩雑な手順が必要である。例えばWi-Fiの通信手続きにはアクセスキー(アクセスポイントの接続に必要なSSIDとパスワード)をユーザが携帯端末などの情報処理装置に設定しておかなければならない。
NFCに対応した機器同士であればそのような煩雑な手順は必要なく、ユーザが情報処理装置を画像処理装置などに近づけるだけでアクセスキーを安全かつ簡単に取得することができる。情報処理装置はアクセスキーを用いてWi-Fiで画像処理装置との通信が可能になる。
しかし、情報処理装置はNFCを用いて取得したアクセスキーを接続情報として自装置にキャッシュするため、Wi-Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)の接続圏内であれば、その後はNFC無しに自由にWi-Fiルータや画像処理装置への接続が可能となってしまう。例えば、印刷だけを許可したい場合であっても、Wi-Fiを介して画像処理装置の別機能の操作が行われてしまう。また、Wi-Fi圏内であれば自由にネットワークを使用することができてしまう。
本発明は、複数の通信無線通信を利用して画像処理装置にデータを送信した後に、該画像処理装置と接続するための接続情報を削除することにより、高速データ通信の実現とセキュリティの確保を可能とする情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明のプログラムは、第1の無線通信方式の第1の無線通信で印刷装置と通信する際に使用される接続情報を、前記第1の無線通信方式とは異なる通信方式である第2の無線通信方式の第2の無線通信で受信する受信手段と、前記受信手段が受信した接続情報を保存する保存手段とを備える情報処理装置に、前記接続情報を用いた前記第1の無線通信で印刷データを前記印刷装置に送信する送信手段と、記印刷データ前記印刷装置に送信されたことに従って、前記接続情報を削除する制工程とを実行させるためのプログラムである
本発明の情報処理装置によれば、複数の通信無線通信を利用して画像処理装置にデータを送信した後に、該画像処理装置と接続するための接続情報を削除することにより、高速データ通信の実現とセキュリティの確保が可能となる。
本発明の一実施形態のシステムの全体構成例を示す図である。 携帯端末のハードウェア構成例を示す図である。 画像処理装置の構成例を示す図である。 携帯端末が備える印刷システムのソフトウェア構成例を示す図である。 NDEFの一例を示す図である。 携帯端末が実行する印刷処理のフローチャートを説明する図である。 再印刷メッセージの画面表示例を示す図である。
以下、本発明を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態のシステムの全体構成例を示す図である。システムは、本発明の情報処理装置として機能する携帯端末4と画像処理装置1乃至3とを備える。画像処理装置1乃至3はネットワークに接続されている。携帯端末4は、NFCやWi-Fiなどの無線通信を利用し、画像処理装置1乃至3と直接またはアクセスポイントを介して通信可能である。本実施形態では、NFCを搭載した携帯端末4と画像処理装置2が通信することにより印刷が実現される。
図2は、図4を用いて後述する印刷システム100が動作する携帯端末4のハードウェア構成例を示す図である。携帯端末4は、SoC201乃至Sensor212を備える。フラッシュメモリ(Flash)203には、印刷システム100のプログラムが格納される。本発明の各種機能を実行する主体は、ハードとしてはSoC(System on a chip)201であり、ソフトウェアとしてはフラッシュメモリ(Flash)203に格納された印刷システム100である。
NFC206は近距離通信を行い、画像処理装置1乃至3のNFCと通信を行う。Wi-Fi205は無線通信を行い、画像処理装置1乃至3と無線通信を行う。RAM(Random Access Memory)202は、SoC201の一時作業メモリとして機能する。NFC206とBluetooth(登録商標)204は、画像処理装置2と近接通信が可能である。NFC206を用いる場合、NFC206は画像処理装置1乃至3が備えるNFCと近接通信を行う。Wi-Fi205は、無線通信により画像処理装置2と無線通信を行う。Wi-Fi205は、無線通信規格であって、NFC206よりも規格上の最大通信速度が速い。
Power207は、携帯端末4の電源である。Voice/Audio208はマイク、スピーカなどの入出力部である。Touch Panel209はユーザが指で操作を行うタッチパネルであり、LED(Light emitting Diode)210は、LEDを用いてディスプレイ表示を行う。Camera211は、写真、ビデオなどの撮影を行う。Sensor212は、GPS(Global Positioning System)・加速度・地磁気・近接などのセンサー部であるWi-Fiアクセスポイント13は、Wi-Fiアクセスポイントである。本実施形態に記載されている処理は、SoC201がFlash203に記録されているプログラムをRAM202に読み込み、実行することによって実現される。また、本実施形態においては、OSは例えば、Google社(登録商標)のAndroid(登録商標)を想定しているが、これに限るものではない。
図3は、画像処理装置の外観の一例を示す図である。画像処理装置1乃至3は印刷、FAX、スキャンを行う複合機であり、印刷だけを行う装置でもよい。以下では画像処理装置2を例に説明する。画像処理装置2は、スキャナ部30とプリンタ部31を備える。画像入力装置であるスキャナ部30は、原稿上に描かれた画像を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査することで、画像を読み取りラスターイメージデータとして電気信号に変換する。使用者が原稿用紙を原稿フィーダ302のトレイ303にセットし、操作部304から読み取りを指示する。そして、コントローラCPUから指示を受けてスキャナ部30は起動し、原稿画像の読み取り動作を行う。原稿用紙はフィーダ302により1枚ずつフィードされる。
画像出力装置であるプリンタ部31は、電気的なラスターイメージデータを用紙上の可視画像に変換する。変換方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式が用いられてもよい。コントローラCPUから指示を受け、プリンタ部31は起動する。
プリンタ部31には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きが選択できるように複数の給紙段が備えられる。用紙カセット306、307、308、309は給紙段の一例を示す。また、排紙トレイ310は印字し終わった用紙を受ける。近距離探索部311は、ユーザが携帯端末4を近距離探索部311にかざすことにより、携帯端末4と画像処理装置2との近距離通信を開始させる。
本実施形態では、近距離探索部としてNFCを想定しているが、これに限るものではない。例えば、FeliCa(登録商標)、MIFARE(登録商標)、RFID(Radio Frequency IDentification)、Trancefer Jet(登録商標)などが用いられてよい。通信部312は、Wi-Fi、Ethernet(登録商標)などのネットワーク通信を行う。
図4は、印刷システム100のソフトウェア構成例を示すブロック図である。印刷システム100は、探索部101、情報取得部102、近距離通信部103、レンダリング部104、通信部105、ジョブ制御部106、UI(User Interface)部107、データ保持部108、印刷部109を備える。アプリケーション113および114は、印刷システム100を使用する文書作成アプリなどのアプリケーションである。
探索部101は、マルチキャストを使用して画像処理装置を探索する。プロトコルは、SLPまたはMulticast―DNSを使用するが、これに限るものではない。また、マルチキャストの代わりにブロードキャストが使用される場合もある。情報取得部102は、画像処理装置からモデル名、設置場所などの情報を取得する。近距離通信部103は、近距離通信(例えばNFC)を使用して画像処理装置を認識する。本実施形態では、近距離探索部としてNFCを想定しているが、これに限るものではない。
レンダリング部104は、アプリケーション113,114において生成または表示されるドキュメントを画像処理装置2が印刷可能なPDL(Page Description Language)またはイメージにレンダリングする。通信部105は、Wi-Fiを使用して画像処理装置2やアクセスポイント213とネットワーク通信を行う。通信の際に必要となる接続情報は、初回接続時に携帯端末4のFlash203にキャッシュされ、次回接続時に利用される。
ジョブ制御部106は、印刷ジョブをキューイングするなどジョブ制御を行う。UI部107は、ユーザインタフェースである。データ保持部108は、携帯端末内のストレージやSDカードにアクセスし、ドキュメント・画像などのファイルを保持したり、NFCにより取得した接続情報をキャッシュする。印刷部109は、レンダリング部104及び通信部105を使用して画像処理装置2にドキュメントまたはPDLを送信する。また、印刷部109は、印刷が正常に完了したか、送信エラーが発生したかなど、印刷処理を監視する。
図5(A)、図5(B)は近距離無線通信を使用して携帯端末4が画像処理装置2から取得するNDEF(NFC Data Exchange Format)の一例を示す図である。NDEFとは、NFCでデータのやり取りをする際に使われるデータ・フォーマットのことであり、公式の技術資料はhttp://www.nfc-forum.org/で定義されている。NDEFには0個以上のNDEF Messagesが含まれる(通常NDEFに含まれるNDEF Messageは1個、NDEF Messageには複数のNDEF Recordsが含まれる)。
例えば、PAYLOAD501の記述の場合、Wi-Fi接続アクセスポイントのマックアドレスが“ff:ff:ff:ff:ff:ff”であることを示している。またPAYLOAD502の記述の場合、そのWi-Fi接続アクセスポイントのパスワードが“ABCDEFG”であることを示している。PAYLOAD503の記述の場合、“111.111.111.111”のアドレスを持つ画像処理装置に対して、ドキュメントのデータもしくはPDLを送信することを示している。また、PAYLOAD503には接続情報をキャッシュするか否かを示す設定が記述可能であり、この設定が記述された例を図5(B)のPAYLOAD504に示す。PAYLOAD504には「Record.data=”111.111.111.111,OFF“と記載されており、キャッシュ削除設定オフであることが示されている。
マックアドレス情報501とパスワード502を接続情報として使用することで、携帯端末4はWi-Fi接続でアクセスポイント213に接続可能である。また、アクセスポイント213を経由し、アドレス503が示すアドレスを持つ画像処理装置との通信も可能となる。上述したように、携帯端末4はNDEF Recordsに記載されたデータに従い、機器間のペアリングをNFCで行った後、NFCにより取得した接続情報を用いて無線通信をWi-Fiに切り替え通信する(Wi-Fiハンドオーバー)。
次に、図6を用いて本実施形態の携帯端末4が行う処理について説明する。図6は携帯端末4がアプリケーション(ここではアプリケーション113を例に説明する)と印刷システム100をSoC201に読み出して実行することにより実現される処理を示すフローチャートである。
S601にて、携帯端末4はアプリケーション113を起動する。アプリケーション113は印刷用アプリケーションであり、印刷対象のドキュメントまたは画像を画面上に表示することができる。印刷対象のドキュメントまたは画像が表示された状態で、S602にてユーザは携帯端末4を画像処理装置2の近距離探索部311にタップする。該タップをトリガとして、近距離通信部103は画像処理装置2のNFCのTag情報を取得する(S603)。Tag情報はNFCフォーラムタイプ2仕様で指定されたメッセージ形式のNFCデータ交換フォーマットでエンコードされたデータであり、図5で図示されたような形式である。ここでは図5(B)に示すデータが取得されたものとする。
次にS604とS605とS606にて、情報取得部102はS603にて取得したTag情報から、接続情報(マックアドレス情報501とパスワード502)と印刷先のアドレス(アドレス503)を取得する。また、情報取得部102は、PAYLOAD504からキャッシュ削除設定を取得する。PAYLOAD504には「Record.data=”111.111.111.111,OFF“と記載されており、キャッシュ削除設定はオフである。
S607にて、印刷部109はS604乃至S606で取得した情報から接続情報キャッシュの削除フラグを設定し、データ保持部に保持する。例えば、S606で情報取得部102がキャッシュ削除設定オフが記述された情報を取得した場合、印刷部109は削除フラグをOFFに設定する。または、S604で取得した接続情報がすでに携帯端末4のFlash203にキャッシュされていた場合、印刷部109は削除フラグをOFFに設定する。削除フラグがOFF以外の場合、印刷部109は後述するフローにて接続情報のキャッシュを削除する。
S608にて、通信部105はアクセスポイントに接続する。通信部105がアクセスポイントに接続する場合、S604で取得した接続情報を用いて、通信部105がアクセスポイント213と接続を行う。すなわち、通信部105は、NFC206の無線通信によって取得された接続情報を用いて、該無線通信よりも規格上の最大通信速度が速い無線通信(ここではWi-Fi205)によってアクセスポイント213と接続を行う。その接続と同時または接続の確立後に接続情報は携帯端末4のFlash203にキャッシュされる。
S609にて、通信部105はS605で取得した印刷先に印刷データを送信することで印刷を実行する。印刷実行時にはアプリケーション113は印刷システム100の印刷部109に対して、印刷実行の指示を行う。印刷部109はその指示に従ってレンダリング部104及び通信部105を使用して画像処理装置2にドキュメントまたはPDLを送信する。
S610にて、印刷部109は、S609の印刷実行中にネットワーク切断などの送信エラーが発生していないかどうかを判断する。送信エラーが発生していた場合は、処理はS612へ進む。送信エラーが発生していない場合は、処理はS611へ進む。S611にて、印刷部109は、電話など別の機能が優先され、アプリケーション113がサスペンド状態に入ったかどうかを判断する。サスペンド状態に入った場合は、処理はS614に進む。サスペンド状態でない場合は、処理はS612に進む。
S612にて、印刷部109は、S607で設定されたキャッシュ削除フラグがOFFであるかどうかを判断する。キャッシュ削除フラグがOFFであると判断した場合はそのままフローは終了する。キャッシュ削除フラグがOFFでないと判断した場合は、処理はS613に進む。
S613にて、印刷部109は、S608でアクセスポイントに接続した際に作成されFlash203に保持された接続情報のキャッシュを削除する。なお、S612における判断処理無しにS613による接続情報のキャッシュの削除を常に行う構成でもよい。
S611にて、アプリケーション113がサスペンド状態である場合、S614に進む。S614にて、印刷部109は、S607で設定されたキャッシュ削除フラグがOFFであるかどうかを判断する。キャッシュ削除フラグがOFFであると判断した場合は、処理はS616に進む。キャッシュ削除フラグがOFFでないと判断した場合は、処理はS615に進む。S615にて、印刷部109は、S608でアクセスポイントに接続した際に作成された接続情報のキャッシュを削除する。
接続情報のキャッシュが削除されると、S616にてアプリケーション113はサスペンド状態に移行する。次に、S617にて印刷部109は、アプリケーション113がサスペンドから復帰したかどうかを判断する。アプリケーション113がサスペンドから復帰した場合、処理はS618に進む。S618にて、印刷部109は、UI部107を介しては携帯端末4の画面上に、図7に示す再印刷確認メッセージを表示する。S619にて再印刷指示がなされた場合(NFCがタップされた場合)は、処理はS602に進み、S602から始まるフローが再度行われ、接続情報が再取得されることとなる。図7に示すボタン701が押下された場合、印刷部109は印刷中止と判断し、そのままフローは終了する。
なお、S614の処理において、キャッシュ削除フラグがOFFであり、S619にて再印刷が指示された場合、処理はS608に進み、キャッシュされている接続情報を再度用いてアクセスポイントに接続してもよい。また、S602の処理において、アクセスポイントに接続するための識別子が自装置に予め登録されているかの判断処理が行われてよい。そして、識別子が自装置に予め登録されていない場合にパスワードを入力するための入力画面が表示されてよい。パスワードの入力後に、ユーザが携帯端末4を画像処理装置2の近距離探索部311にタップすることでNFCのTag情報が取得される。これによりセキュリティをさらに確保することが可能となる。
以上、本発明の情報処理装置によれば、複数の通信無線通信を利用して画像処理装置にデータを送信した後に、該画像処理装置と接続するための接続情報を削除することにより、高速データ通信の実現とセキュリティの確保が可能となる。説明したように、NFCを搭載した携帯端末を画像処理装置にタップすることで印刷処理が実行され後、キャッシュされた接続情報の削除が行われる。それにより、印刷終了後に、Wi-Fi(登録商標)接続やBluetooth(登録商標)接続して画像処理装置の操作ができてしまうことを抑制することが可能になる。また、Wi-Fi接続の場合はWi-Fiルータに自由に接続ができ、Wi-Fi接続圏内にいれば自由にそのネットワークを使用することができてしまうことを抑制することが可能になる。
本実施形態では印刷を例に本発明を説明したが、携帯端末を画像処理装置にタップすることでファックス・スキャン処理を実行した後においても、同様に自動的にキャッシュした接続情報が削除されてよい。それによりファックス・スキャン終了後にも同様の効果を得ることが可能となる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そしてそのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (17)

  1. 第1の無線通信方式の第1の無線通信で印刷装置と通信する際に使用される接続情報を、前記第1の無線通信方式とは異なる通信方式である第2の無線通信方式の第2の無線通信で受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した接続情報を保存する保存手段とを備える情報処理装置に、
    前記接続情報を用いた前記第1の無線通信で印刷データを前記印刷装置に送信する送信工程と、
    記印刷データ前記印刷装置に送信されたことに従って、前記接続情報を削除する制工程を実行させるためのプログラム。
  2. 第1の無線通信方式の第1の無線通信で印刷装置と通信する際に使用される接続情報を、前記第1の無線通信方式とは異なる通信方式である第2の無線通信方式の第2の無線通信で受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した接続情報を保存する保存手段とを備える情報処理装置に、
    前記接続情報を用いた前記第1の無線通信で印刷データを前記印刷装置に送信する送信工程と、
    前記印刷データの前記印刷装置への送信が完了したことに従って、前記接続情報を削除する制御工程とを実行させるためのプログラム。
  3. 第1の無線通信方式の第1の無線通信で印刷装置と通信する際に使用される接続情報を、前記第1の無線通信方式とは異なる通信方式である第2の無線通信方式の第2の無線通信で受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した接続情報を保存済み接続情報になるように保存する保存手段とを備える情報処理装置に、
    前記接続情報を用いた前記第1の無線通信で印刷データを前記印刷装置に送信する送信工程と、
    前記印刷データが前記印刷装置に送信されたことに従って、前記接続情報を前記保存済み接続情報でなくなるように削除する制御工程とを実行させるためのプログラム。
  4. 第1の無線通信方式の第1の無線通信で印刷装置と通信する際に使用される接続情報を、前記第1の無線通信方式とは異なる通信方式である第2の無線通信方式の第2の無線通信で受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した接続情報を保存済み接続情報になるように保存する保存手段とを備える情報処理装置に、
    前記接続情報を用いた前記第1の無線通信で印刷データを前記印刷装置に送信する送信工程と、
    前記印刷データの前記印刷装置への送信が完了したことに従って、前記接続情報を前記保存済み接続情報でなくなるように削除する制御工程とを実行させるためのプログラム。
  5. 第1の無線通信方式の第1の無線通信で印刷装置と通信する際に使用される接続情報を、前記第1の無線通信方式とは異なる通信方式である第2の無線通信方式の第2の無線通信で受信する受信手段を備える情報処理装置に、
    前記接続情報を用いた前記第1の無線通信方式の第1の無線通信で印刷データを前記印刷装置に送信する送信工程と、
    前記印刷データが前記印刷装置に送信されたことに従って、前記印刷データを送信した後の、前記接続情報を用いた前記第1の無線通信方式の前記第1の無線通信での新たな接続がされないように前記接続情報を削除する制御工程とを実行させるためのプログラム。
  6. 第1の無線通信方式の第1の無線通信で印刷装置と通信する際に使用される接続情報を、前記第1の無線通信方式とは異なる通信方式である第2の無線通信方式の第2の無線通信で受信する受信手段を備える情報処理装置に、
    前記接続情報を用いた前記第1の無線通信方式の第1の無線通信で印刷データを前記印刷装置に送信する送信工程と、
    前記印刷データの前記印刷装置への送信が完了したことに従って、前記印刷データを送信した後の、前記接続情報を前記第1の無線通信方式の第1の無線通信での新たな接続がされないように前記接続情報を削除する制御工程とを実行させるためのプログラム。
  7. 前記保存手段は、前記情報処理装置が前記プログラムを実行することによって、前記受信手段が受信した接続情報を保存することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のプログラム。
  8. 前記受信手段は、前記情報処理装置が前記プログラムを実行することによって、前記接続情報を受信することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のプログラム。
  9. 前記第1の無線通信方式の第1の無線通信は第1の無線通信規格に準拠した無線通信であり、
    前記第2の無線通信方式の第2の無線通信は第2の無線通信規格に準拠した無線通信であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のプログラム。
  10. 前記接続情報はパスワードを含む情報であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載のプログラム。
  11. 前記接続情報はさらにマックアドレスを含む情報であることを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記第1の無線通信規格はWi-Fiであり、前記第2の無線通信規格はNFCであることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  13. 第1の無線通信方式の第1の無線通信で印刷装置と通信する際に使用される接続情報を、前記第1の無線通信方式とは異なる通信方式である第2の無線通信方式の第2の無線通信で受信する受信手段と、
    前記接続情報を用いた前記第1の無線通信方式の前記第1の無線通信で印刷データを前記印刷装置に送信する送信手段と、
    前記印刷データが前記印刷装置に送信されたことに従って、前記印刷データを送信した後の、前記接続情報を用いた前記第1の無線通信方式の第1の無線通信の新たな接続がされないように前記接続情報を削除する制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  14. 前記第1の無線通信方式の第1の無線通信は第1の無線通信規格に準拠した無線通信であり、
    前記第2の無線通信方式の第2の無線通信は第2の無線通信規格に準拠した無線通信であることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記接続情報はパスワードを含む情報であることを特徴とする請求項13または14に記載の情報処理装置。
  16. 前記接続情報はさらにマックアドレスを含む情報であることを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記第1の無線通信規格はWi-Fiであり、前記第2の無線通信規格はNFCであることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
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