JP7154830B2 - スイッチギヤ - Google Patents

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Description

本発明は、開閉機器を収納して電源系統を構成するスイッチギヤに関する。
従来のスイッチギヤ内部において、相間短絡または接地短絡によって、アークが発生すると、遮断器室の内部の圧力が上昇する。内部圧力の上昇により、上下に隣接した遮断器室や後部のケーブル室との仕切りが湾曲し、或いは破損して短絡事故が拡大する恐れがある。
そこで、スイッチギヤの天井板上部にヒンジと接続された放圧板を設けることで、筐体の収納機器などが地絡などを起こし、アークが発生して内部圧力が上昇したとき、放圧板を介して高温高圧ガスが放出するものが知られている。
特開平10-322811号公報
しかしながら、このようなスイッチギヤにおいては、高温高圧ガスを放出させる際には、高温高圧ガスが開口部より複数の方向に放出する。このため、筐体周囲で作業中の人や筐体周囲の健全な機器にまで、高温高圧ガスによる悪影響が及ぶ可能性が高かった。
本発明の実施形態は、上記のような問題点を解決するために提案されたものである。実施形態の目的は、高温高圧ガスを任意の方向に放出し、筐体周囲で作業中の人や筐体周囲の健全な機器に対する高温高圧ガスの影響を抑制したスイッチギヤを提供することにある。
本発明の実施形態におけるスイッチギヤは、筐体の内部に遮断器室を備えるスイッチギヤにおいて、前記筐体の天井板には、前記筐体の内外を連通する連通孔と、前記連通孔に設けられ、前記筐体の密閉状態と開放状態を開閉により切り替える放圧板と、前記放圧板を覆うように前記天井板に設けられるカバーと、を備え、前記カバーは、開口部を有し、 前記開口部は、所定の方向に向けられ、前記カバーは、多角形状の平面を有する板状のカバー天板と、前記カバー天板の全ての辺より垂直に同じ寸法で延びる辺を有する四角形の平面を有する複数のカバー側壁板と、を備え、前記カバー天板は、前記連通孔の開口より寸法が大きく、前記カバー側壁板の1つには、開口部が設けられ、前記カバー側壁板には、前記カバー側壁板の表面と裏面を連通する開口孔と、前記カバー側壁板に対して取り外し可能で、前記カバー側壁板に取り付けた際に前記開口孔を塞ぐ塞ぎ板と、を備え、前記複数のカバー側壁板のうち、1つの前記カバー側壁板の塞ぎ板を取り外すことを特徴とする。
第1の実施形態の構成を示す斜視図である。 第1の実施形態の放圧板の形状を示す平面図である。 第1の実施形態のカバーの構成を示す斜視図である。 第1の実施形態の天井版における平面図である。 第1の実施形態において、筐体内でアークが発生した場合の、アークや高温高圧ガスの流れを示す図である。 第1の実施形態において、放圧前と放圧後における放圧板の動作を示す斜視図である。 図5のA-A断面図である。 第2の実施形態のカバーの構成を示す斜視図である。 第2の実施形態の整流部の構成を示す斜視図である。 第2の実施形態において、筐体内でアークが発生した場合の、アークや高温高圧ガスの流れを示す図である。 第3の実施形態のカバーの構成を示す斜視図である。
[1.第1の実施形態]
[1-1.概略構成]
以下では、図1を参照しつつ、本実施形態に係るスイッチギヤについて説明する。図1は、本実施形態に係るスイッチギヤの構成を示す斜視図である。
図1に示すように、スイッチギヤは、金属製の筐体1の内部に、遮断器、断路器、計器用変成器、母線、接続用の導体などを収容する。筐体1の形状は、天井板11、側壁板12、及び底面板13からなる直方体であり、内部には、遮断器を収納するための遮断器室が設けられている。筐体1は、連通孔2、放圧板3、カバー4を備える。
連通孔2は、遮断器室と連通する孔である。連通孔2の形状は、任意の形状とすることができるが、アークや高圧ガスの抜けやすさや加工上の観点から長方形であることが望ましい。連通孔2には、遮断器室を密閉する蓋となる放圧板3が設置される。放圧板3は板状の部材であり、その材質は、塑性変形が可能な材質であれば任意の材料を利用することができる。例えば金属製の板状部材を放圧板3とすることができる。放圧板3の形状は、連通孔2の形状と対応する形状であり、連通孔2の形状が長方形の場合には、放圧板3の形状も長方形となる。放圧板3の寸法は、連通孔2の開口より一回り大きな寸法とする。放圧板3は、筐体1の外部に配置され、連通孔2を筐体1の外側から蓋をする。
図2は、放圧板3の形状を示す平面図である。放圧板3には、フラップ部31、折り曲げ部32、固定部33が設けられる。
固定部33は、放圧板3を筐体1に固定する際にビスなどの固定用部材を通すための孔33aを含む。
フラップ部31は、連通孔2より一回り大きな寸法を有する放圧板3の一部である。フラップ部31は、筐体1内でアークが発生した際に、連通孔2を通過したアークや高圧ガスによる応力を受ける。
折り曲げ部32は、放圧板3の表面から裏面に連通する複数の孔32aからなる。フラップ部31が、アークや高温高圧ガスを受けた際に、折り曲げ部32が変形することでフラップ部31が跳ね上がる。折り曲げ部32は、連通する複数の孔32aとしたが、フラップ部31が応力を受けた際にフラップ部31が跳ね上がることができれば、他の形状であっても良い。例えば、放圧板3の表面に設けた溝や、表面から裏面まで連通しない穴であっても良い。
図1に戻り、筐体1の天井板11にはカバー4が設けられる。カバー4は、天井板11に設置することで、1つの開口部を有し、連通孔2や放圧板3を覆う部材となる。図3は、本実施形態のカバー4の構成を示す斜視図である。図3に示すように、カバー4は、上カバー41、カバー側壁42、カバー固定部43からなる。上カバー41、カバー側壁42、カバー固定部43は、それぞれ板状の部材である。
上カバー41の形状は長方形であり、カバー4が天井板11に設置された場合には、長辺のうちの1つが筐体1と接し、長辺のうち他の辺は筐体1から離れる。この際、上カバー41と天井板11とがなす角を、角度θとする。カバー側壁42の形状は三角形であり、上カバー41の短辺と接するように、2つ設けられる。カバー側壁42は、カバー4が天井板11に設置された場合には、1つの辺が筐体1と接し、もう1つの辺が上カバー41と接する。それぞれのカバー側壁42と上カバー41とは、垂直となるように接している。カバー固定部43は、上カバー41、及びカバー側壁42から延びる板状の部材である。カバー固定部43には、上カバー41、カバー側壁42を天井板11に固定する際にボルト44などの固定用部材を固定するための孔が設けられる。
上記形状のカバー4を天井板11に設置することで、カバー4及び天井板11により、長方形形状の開口部が形成させる。すなわち、開口部の長辺の1つは、上カバー41の筐体1から離れた側の長辺であり、開口部の他の長辺は、天井板11である。また、開口部の短辺は、カバー側壁42の筐体1や上カバー41と接しない辺である。
[1-2.開口部の向き]
以上のような構成の開口部を、天井板11に設置すると開口部より、カバー内部に設置された、放圧板3を覗き見ることができる。筐体1内でアークが発生した際には、連通孔2を通過し、放圧板3を跳ね上げたアークや高温高圧ガスを開口部より任意の1方向に放出させる。このアークや高圧ガスを放出させる方向を開口部の向きとする。
カバー4は、開口部の向きが天井板11における内側を向くように天井板11に配置される。天井板11における内側とは、天井板11が長方形の場合、開口部の向きが長方形の中心を向く方向である。また、線対称である長方形の場合には、対称軸に対して、開口部の向きが直交する場合も内向きとする。また、天井板11に複数のカバーが設置される場合には、各カバー4における開口部がそれぞれ向き合っている状態も、開口部の向きが天井板11における内側を向いているといえる。
図4は、本実施形態の天井板11における平面図である。図4に示すように、2つのカバー4の開口部の向きは、向かい合う。
[1-3.作用]
以下では、本実施形態に係るスイッチギヤの動作について説明する。図5は、筐体1内でアークが発生した場合の、アークや高温高圧ガスの流れを示す図である。図6は、放圧前と放圧中や放圧後における放圧板3の動作を示す図である。図7は、放圧中における図5のA-A断面図である。
図5に示すように、筐体1内で発生した高温高圧ガスは、連通孔2を経由し、放圧板3を跳ね上げ、筐体1外部へ放出される。高温高圧ガスは、放出の際に、上カバー41により上方向への放出を制限され、カバー側壁42により横方向への放出を制限させる。
(高温高圧ガスの放出方向の制限のメカニズム)
高温高圧ガスに押圧された放圧板3は、折り曲げ部32が塑性変形することにより、上カバー41に接触するまで跳ね上がる。図6(a)に示すように、放圧前には、放圧板3は、連通孔2を塞いでいる。すなわち、放圧板3のフラップ部31は、天井板11に接している。
そして、筐体1内部で高温高圧ガスが発生すると、連通孔2を経由して放圧板3に接触した高温高圧ガスの応力により、放圧板3のフラップ部31が跳ね上がる。図6(b)は、放圧板3のフラップ部31が跳ね上がった状態を示す斜視図である。跳ね上がったフラップ部31は、上カバー41に接触後は、跳ね上がり動作が上カバー41により規制されるので、それ以上は跳ね上がることは無い。つまり、連通孔2より放出された高温高圧ガスは、上カバー41に接触した放圧板3や上カバー41に接触することで、その流路が変更される。
図5に示すように、連通孔2から放出させる高温高圧ガスは、上カバー41に対して直角に接触しない。すなわち、上カバー41が、天井板11に対して平行に設けられるのではなく、所定の角度θを有して配置される。そのため、上カバー41に接触した高温高圧ガスは、開口部に向けて流れが変更される。
また、一部の高温高圧ガスは、上カバー41に接触した後、カバー側壁42方向へ流れを変更する。カバー側壁42に衝突した高温高圧ガスは、開口部に向けて流れが変更される。
以上のように、連通孔2から放出された高温高圧ガスは、上カバー41やカバー側壁42により流れの向きが規制され、開口部が向いている方向へと高温高圧ガスを放出する。
また、放圧板3は塑性変形が可能な部材であるため、図7に示すように、高温高圧ガスの放出が終了しても、放圧板3が跳ね上がった位置で静止する。つまり、放圧板3が跳ね上がる前の位置に戻り、連通孔2を塞ぐことは無い。
[1-4.効果]
(1)以上のようにスイッチギヤは、放圧板3を覆うように天井板11に設けられるカバーに設けられる開口部が、任意の方向に向けられている。そのため、筐体1内部で発生した高温高圧ガスを任意の方向に放出することができるため、筐体1周囲で作業中の人や筐体1周囲の健全な機器に対する高温高圧ガスの影響を抑制することが可能となる。
(2)開口部が、天井板11においてカバー4が設置された面における内側を向いている。そのため、開口部より放出された高温高圧ガスが、天井板11上を長い距離移動する。長い距離移動することにより、高温高圧ガスの温度が低下し、勢いが軽減されるので、筐体1周囲で作業中の人や筐体1周囲の健全な機器に対する高温高圧ガスの影響を抑制することが可能となる。
(3)また、開口部より放出された高温高圧ガスを、筐体1周囲で作業中の人や筐体1周囲の健全な機器から離す方向に放出させるだけでなく、天井板11上を長い距離移動させる。このような開口部の向きとしては、以下の(a)~(c)とすることができる。
(a)カバー4が設置された面における内側を、カバー4が設置された面の中心とする。
(b)カバー4が設置された面が線対称である場合には、カバー4が設置された面における内側を線対称における対称軸とする。
(c)天井板11に複数のカバーが設置される場合には、各カバー4における開口部をそれぞれ向き合わせる。
(4)放圧板3は、固定部33とは反対側に設けられ連通孔2の開口より寸法の大きなフラップ部31と、固定部33とフラップ部31との間に設けられる折り曲げ部32と、備える。これにより、筐体1内部で高温高圧ガスが発生した場合には、高温高圧ガスにより、折り曲げ部32が折り曲がることで、筐体1内部で発生した高温高圧ガスを確実に開放することができる。また、折り曲げ部32を複数の孔により構成することで、折り曲げ部32がより曲がりやすくなる。
(5)カバー4は、長方形の上カバー41と、三角形状のカバー側壁42とから成り、上カバー41の長方形における1辺と、カバー側壁42における三角形の1辺とが一続きになっている。連通孔2から放出された高温高圧ガスは、上カバー41やカバー側壁42により流れの向きが規制され、開口部が向いている方向へと放出される。
[2.第2の実施形態]
[2-1.構成]
以下では、図8を参照しつつ、本実施形態に係るスイッチギヤについて説明する。本実施形態は、カバー4の構成を変更したものである。本実施形態では、カバー4内に整流板51を設けた。
図8は、本実施形態のカバーの構成を示す斜視図である。図8に示すように、カバー4は、上カバー41、カバー側壁42、カバー固定部43に加えて、整流部5を備える。整流部5は、上カバー41と平行に設置された板状の部材である整流板51を有する。整流板51は、開口部から放出される高温高圧ガスの天井板11方向への放出を規制する。
図9は、整流部5の構成を示す斜視図であり、図9に示すように、整流部5は、整流板51、整流部側面52、整流部底面53と、を備える。
整流部5の形状は、1つの側面が無い三角柱である。三角柱の底面にあたる部分が整流部側面52であり、三角柱の側面にあたる部分が整流板51と、整流部底面53となる。整流板51と整流部底面53とがなす角は、角度θとする。つまり、上カバー41と天井板11とがなす角と同じ角度である。そのため、整流部5を上カバー41に固定した際には、上カバー41と整流板51とが平行となる。
整流部側面52には、整流部5をカバー4に固定するためのナットウエルド用の孔が開けられる。整流部5は、ナットウエルド54によりカバー4に固定される。
[2-2.作用]
以下では、本実施形態に係るスイッチギヤの動作について説明する。図10は、筐体1内でアークが発生した場合の、アークや高温高圧ガスの流れを示す図である。
図10に示すように、筐体1内で発生した高温高圧ガスは、連通孔2を経由し、放圧板3を跳ね上げ、筐体1外部へ放出される。高温高圧ガスは、放出の際に、上カバー41により上方向への放出を制限されると共に、整流板51により下方向への放出が制限される。
以上のように、連通孔2から放出した高温高圧ガスは、上カバー41やカバー側壁42や整流部5により流れの向きが規制され、開口部が向いている方向へと高温高圧ガスを放出する。
[2-3.効果]
以上のようにスイッチギヤは、整流板51を設けることにより、高温高圧ガスの放出方向を一方向に規制することができる。上カバー41と天井板11とのなす角、及び整流板51と整流部底面53とがなす角を、θとすることで、放出する高温高圧ガスの放出方向を角度θ方向のみとすることができる。筐体1周囲で作業中の人や筐体1周囲の健全な機器に対する高温高圧ガスの影響を抑制することが可能となる。また、θを45°とすることで、筐体1からより遠くに高温高圧ガスを放出することが可能となる。
[3.第3の実施形態]
[3-1.構成]
以下では、図11を参照しつつ、本実施形態に係るスイッチギヤに説明する。本実施形態は、カバー4の構成を変更したものである。図11は、本実施形態のカバーの構成を示す斜視図である。
図11に示すように、カバー6は、カバー天板61と、カバー側壁板62とを有する。カバー天板61は、四角形状の平面を有する板状の部材である。カバー天板61の平面は、連通孔2の開口より大きい寸法である。
カバー側壁板62は、長方形状の板状の部材である。4つのカバー側壁板62は、カバー天板61の4辺より垂直に同じ寸法で延びる。カバー側壁板62の1つには、開口部が設けられる。カバー側壁板62は、開口孔62aと塞ぎ板62bとを備える。開口孔62aは、カバー側壁板62の表面と裏面を連通する。塞ぎ板62bは、カバー側壁板62に対して取り外し可能で、カバー側壁板62に取り付けた際に開口孔62aを塞ぐ。
[3-2.作用効果]
以上のようにスイッチギヤは、カバーの形状を変更しなくとも、高温高圧ガスの放出方向を選択し、一方向に規制することができる。すなわち、開口部を設けたい方向の、カバー側壁板62の塞ぎ板62bを取り外すことにより、任意の一方向へ高温高圧ガスの放出方向することが可能となる。これにより、筐体1の周囲に設置される機器の設置場所の変更や、筐体1周囲で作業中する人の作業スペースの変更に合わせて、高温高圧ガスの放出方向を決定することができる。
また、本実施形態では、カバー天板61が長方形のカバーを用いたがこれに限らない。例えば、カバー天板61を六角形や八角形などの多角形とすることができる。これにより、ガスの放出方向をより細かく決定することができる。
[4.他の実施形態]
本明細書においては、本発明に係る複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。具体的には、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
本実施形態では、連通孔2を遮断器室と連通する孔としたが、これに限らない。スイッチギヤ内の母線を収容する母線室や、接続用の導体を収容するケーブル室などスイッチギヤ内の各室の天井部に設けても良い。
1…筐体
11…天井板
12…側壁板
13…底面板
2…連通孔
3…放圧板
31…フラップ部
32a…孔
33…固定部
33a…孔
4…カバー
41…上カバー
42…カバー側壁
43…カバー固定部
44…ボルト
5…整流部
51…整流板
52…整流部側面
53…整流部底面
54…ナットウエルド
6…カバー
61…カバー天板
62…カバー側壁板
62a…開口孔
62b…塞ぎ板

Claims (7)

  1. 筐体の内部に遮断器室を備えるスイッチギヤにおいて、
    前記筐体の天井板には、前記筐体の内外を連通する連通孔と、
    前記連通孔に設けられ、前記筐体の密閉状態と開放状態を開閉により切り替える放圧板と、
    前記放圧板を覆うように前記天井板に設けられるカバーと、
    を備え、
    前記カバーは、開口部を有し、
    前記開口部は、所定の方向に向けられ、
    前記カバーは、
    多角形状の平面を有する板状のカバー天板と、
    前記カバー天板の全ての辺より垂直に同じ寸法で延びる辺を有する四角形の平面を有する複数のカバー側壁板と、
    を備え、
    前記カバー天板は、前記連通孔の開口より寸法が大きく、
    前記カバー側壁板の1つには、開口部が設けられ
    前記カバー側壁板には、
    前記カバー側壁板の表面と裏面を連通する開口孔と、
    前記カバー側壁板に対して取り外し可能で、前記カバー側壁板に取り付けた際に前記開口孔を塞ぐ塞ぎ板と、
    を備え、
    前記複数のカバー側壁板のうち、1つの前記カバー側壁板の塞ぎ板を取り外すことを特徴とするスイッチギヤ。
  2. 前記開口部は、前記天井板において前記カバーが設置された面における内側を向いていること、
    を特徴とする請求項に記載のスイッチギヤ。
  3. 前記カバーが設置された面における内側は、前記カバーが設置された面の中心であること、
    を特徴とする請求項に記載のスイッチギヤ。
  4. 前記カバーが設置された面が線対称であり、前記カバーが設置された面における内側は、前記線対称における対称軸であること、
    を特徴とする請求項または請求項に記載のスイッチギヤ。
  5. 前記天井板に複数の前記カバーが設置され、
    各カバーにおける前記開口部がそれぞれ向き合っている請求項1乃至のいずれか1項に記載のスイッチギヤ。
  6. 前記放圧板は、板状の部材であり、
    前記放圧板の一端側に設けられる固定部と、
    前記固定部とは他端側に設けられ、前記連通孔の開口より寸法の大きなフラップ部と、
    前記固定部と前記フラップ部との間に設けられる折り曲げ部と、
    を備える請求項1乃至のいずれか1項に記載のスイッチギヤ。
  7. 前記折り曲げ部は、前記放圧板の表面から裏面へと連通する複数の孔より構成される請求項に記載のスイッチギヤ。
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