JP2023077502A - 回路遮断器 - Google Patents

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高峰 廣▲瀬▼
Takamine Hirose
佳季 加納
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【課題】遮断性能を低下させることなく、可動接触子の先端側が変形しても脱落せず可動接触子の絶縁を確実に行うことができる保護カバーを備えた回路遮断器を提供する。【解決手段】可動接触子5の開極動作時に、可動接触子の先端側に設けた可動接点8で発生したアークが可動接触子の根元側に移動するのを防ぐように可動接触子の下面及び両側面を被覆する絶縁材料で形成した保護カバー11を備えている。保護カバーは、可動接点近傍の可動接触子の先端部5aに装着された先端カバー12と、可動接触子の根元部5bに装着される根元カバー13とからなる。そして、開極動作で可動接触子の先端部が変形するときに、先端カバーが先端部の変形に追従して移動するとともに、根元カバーが前記先端カバーの脱落を防止する。【選択図】図5

Description

本発明は、可動接触子の開極動作時に発生するアークが可動接触子の根元側に移動するのを防ぐように可動接触子を被覆する保護カバーを備えた回路遮断器に関する。
回路遮断器は、遮断時に可動接触子を開極することで、可動接点と固定接点間にアークを発生させ、アーク抵抗による限流効果と、アークが消弧室に入ってアークを分断することで、アークを急速に消滅させる。可動子の開極位置で固定接点及び可動接点の間の距離に対して可動子の根元側と固定接点との距離が近い場合、可動子の根元側と固定接点の間でアークが発生し、消弧室にアークが入らない、或いは消弧室にアークが遅れて入ることで、遮断不能を起こす場合がある。
そこで、特許文献1の回路遮断器は、絶縁物で形成した保護カバーを、可動接触子の先端側から根元側まで可動接触子の下面及び両側面を覆って装着しており、可動子の根元側と固定接点との間でアークが発生するのを回避している。
特許第4466209号公報
ところで、特許文献1の保護カバーは、可動接触子の先端側から根元側まで連続する一体構造の部品なので、遮断時の開極動作で可動接触子の先端側が変形すると保護カバーが破損し、破損した保護カバーの一部が固定接点上に脱落することで、回路遮断器の機能を阻害するおそれがある。可動接触子の変形を抑制する方法として、可動子の厚みや幅を増大させて剛性を高める方法があるが、可動接触子の慣性モーメントが増大して、開極速度の低下により遮断性能が低下するおそれがある。また、可動接触子に発生する開極方向の電磁力等を抑制する方法も考えられるが、同様に、開極速度の低下により遮断性能が低下するおそれがある。このように、可動接触子の剛性を高める方法は、遮断性能の面で問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、遮断性能を低下させることなく、可動接触子の先端部が変形しても脱落せず可動接触子の絶縁を確実に行うことができる保護カバーを備えた回路遮断器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る回路遮断器は、可動接触子の開極動作時に、可動接触子の先端側に設けた可動接点で発生したアークが可動接触子の根元側に移動するのを防ぐように可動接触子の下面及び両側面を被覆する絶縁材料で形成した保護カバーを備えた回路遮断器において、保護カバーは、可動接点近傍の前記可動接触子の先端部に装着される先端カバーと、可動接触子の根元部に装着される根元カバーとからなり、開極動作で可動接触子の先端部が変形したときに、先端カバーが先端部の変形に追従して移動するとともに、根元カバーが先端カバーの脱落を防止するようにした。
本発明に係る回路遮断器によると、保護カバーを、可動接触子の先端部を被覆する先端カバーと、可動接触子の根元部を被覆する根元カバーとで構成し、開極動作で可動接触子の先端部が変形するときに、先端カバーが先端部の変形に追従して移動するとともに、根元カバーが先端カバーの脱落を防止するようにしたので、遮断性能を低下させることなく、可動接触子の先端部が変形しても脱落せず可動接触子の絶縁を確実に行うことができる。
本発明に係る回路遮断器の内部構造を示す断面図である。 回路遮断器の内部に配置されている可動接触子と、可動接触子に装着した第1実施形態の保護カバーを示す図である。 第1実施形態の保護カバーを構成する先端カバーと根元カバーの構成を示す斜視図である。 可動接触子の先端部及び根元部を示すとともに、先端部及び根元部に形成した保護カバーを装着するための貫通孔を示す図である。 可動接触子の先端部が大きく変形したときの第1実施形態の保護カバーの状態を示す図である。 可動接触子と、可動接触子に装着した第2実施形態の保護カバーを示す図である。 第2実施形態の保護カバーを示す図である。 可動接触子の先端部が大きく変形したときの第2実施形態の保護カバーの状態を示す図である。
次に、図面を参照して、本発明に係る実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
なお、以下の説明で記載されている「長尺方向」、「短尺方向」、「上下方向」等の方向を示す用語は、添付図面の方向を参照して用いられている。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係る第1実施形態における3極の回路遮断器の要部断面図である。
図1に示す回路遮断器において、ケース1及びカバー2からなる絶縁容器内には、ケース1に固定された固定接触子3と、開閉機構4により開閉駆動される細長い板状の可動接触子5とから成る遮断部が構成され、この遮断部には消弧室6が設置されている。絶縁容器は相間隔壁により内部が3相空間に区画され、各空間にそれぞれ各相遮断部が収容されている。固定接触子3は、一端に電源側端子3aが一体形成され、他端に固定接点3bが設けられている。固定接点3bと接離する可動接点8を有する可動接触子5は、ホルダ7と一体の開閉軸7aを支点としてケース1に回動自在に支持されているとともに、開閉機構4により開閉駆動される。消弧室6は、絶縁物の支持体の左右一対の側壁9に磁性体からなる複数枚のグリッド10が適宜の間隔で上下に積層支持された構成であり、グリッド10は可動接触子5が駆動時に可動接触子5を通過させる切欠が設けられたU字状を呈している。
固定接触子3の固定接点3b及び可動接触子5の可動接点8が閉極状態で、電源側端子3a、固定接触子3、可動接触子5、負荷側端子5cの電流径路で電流が流れるが、電流径路を流れる電流が過負荷状態になると、図示しない過電流引外し装置の指令により開閉機構4が開極駆動を行い、開閉軸7aを支点として可動接触子5が回動して可動接点8が固定接触子3の固定接点3bから開離して開極状態となる。
可動接触子5には保護カバー11が装着されている。保護カバー11は、プラスチック等の熱可塑性の絶縁材料によって形成されており、図2に示すように、可動接触子5の長尺方向の一端側(可動接触子5の可動接点8に近い先端部5a)に装着される先端カバー12と、先端カバー12に係合して可動接触子5の長尺方向の他端側(可動接点8から遠い根元部5b)に装着される根元カバー13とで構成されている。
先端カバー12は、図3に示すように、可動接触子5の先端部5aの下面を覆う先端底板部14と、先端底板部14の短尺方向縁部から平行に立ち上がって可動接触子5の先端部5aの両側面を覆う一対の先端側板部15,15と、一対の先端側板部15,15の可動接点8に近い側の内壁に形成されている先端係合凸部16と、を備えている。また、一対の先端側板部15,15の可動接点8から遠い側の縁部には、根元カバー13に係合する先端係合辺17が形成されている。
根元カバー13は、図3に示すように、可動接触子5の根元部5bの下面を覆う根元底板部18と、根元底板部18の短尺方向縁部から平行に立ち上がって可動接触子5の根元部5bの両側面を覆う一対の根元側板部19,19と、根元側板部19の先端カバー12に近い側の内壁に形成されている第1根元係合凸部20と、根元側板部19の先端カバー12から遠い側の内壁に形成されている第2根元係合凸部21と、を備えている。また、一対の根元側板部19,19の先端カバー12に近い側の縁部には、先端カバー12の先端係合辺17に係合する根元係合辺22が形成されている。
可動接触子5は、厚みや幅を増大させずに剛性が低い部材であり、遮断時の開極動作で絶縁容器内の内壁2aに衝突することで変形するおそれがある。この可動接触子5には、図4に示すように、先端部5aに第1貫通孔23が形成されており、根元部5bに、第2貫通孔24及び第3貫通孔25が形成されている。
そして、図2に示すように、根元カバー13の第1根元係合凸部20を可動接触子5の第2貫通孔24に嵌め込み、第2根元係合凸部21を第3貫通孔25に嵌め込むことで、可動接触子5の根元部5bの下面及び両側面を覆った状態で根元カバー13を装着する。
また、先端カバー12の先端係合凸部16を可動接触子5の第1貫通孔23に嵌め込み、先端カバー12の先端係合辺17を根元カバー13の根元係合辺22の上部に載せた状態で、可動接触子5の先端部5aの下面及び両側面を覆った状態で先端カバー12を装着する。ここで、図2に示すように、先端カバー12の先端係合辺17及び根元カバー13の根元係合辺22は、可動接触子5の長尺方向において可動接点8から離間するに従い上り傾斜を付けた状態で当接している。
次に、本実施形態の回路遮断器の動作及び作用について説明する。
本実施形態の回路遮断器の電流径路に短絡電流などの大電流が流れると、過電流引外し装置の指令により開閉機構4が開極駆動を行うことで、可動接触子5が開閉軸7aを支点として回動し、可動接点8が固定接触子3の固定接点3bから開離して開極動作を行う。
開極動作を行う可動接触子5は絶縁容器内の内壁2aに衝突した際に変形するおそれがある。この内壁2aに衝突した可動接触子5は、図5に示すように、先端部5aが下側に大きく変形し、根元部5bも僅かに下側に変形する。図5において二点鎖線が可動接触子5の変形前の状態を示し、実線が可動接触子5の変形後の状態を示している。
可動接触子5の根元部5bが僅かに下側に変形すると、根元カバー13の第1及び第2根元係合凸部20,21が第2及び第3貫通孔24,25内で僅かに回動するが、根元カバー13は根元部5bに装着されている状態を維持する。
一方、可動接触子5の先端部5aが大きく変形すると、先端カバー12の先端係合凸部16が第1貫通孔23内で回動しながら、先端カバー12も先端部5aに追従して下側に移動していく。先端カバー12が下側に移動すると、先端カバー12の先端係合辺17が、根元カバー13の根元係合辺22上を摺動して可動接点8側に僅かに移動するが、根元係合辺22の上部に載った状態を維持する。すなわち、可動接触子5の先端側が変形した際に、先端係合辺17は根元係合辺22に係止される。
次に、本実施形態の回路遮断器の効果について説明する。
本実施形態の回路遮断器は、電流径路に短絡電流などの大電流が流れ、可動接触子5の開極動作により可動接点8及び固定接点3bの間にアークが発生したときに、可動接触子5の可動接点8に近い位置から根元部5bに連続して可動接触子5の下面及び両側面を覆う保護カバー11が装着されているので、固定接点3bと可動接触子5の根元部5bとの間でアークが発生する箇所が存在しない。このため、可動接点8及び固定接点3bの間で発生したアークは、瞬時に消弧室6側に移動して分断されていくので、遮断性能を向上させることができる。
また、可動接触子5は、厚みや幅が増大していない剛性の低い形状であり、開極方向の電磁力等も抑制していないので、回路遮断器の遮断性能を低下させることがない。
また、可動接触子5の開極動作で先端部5aが大きく変形すると、先端カバー12の先端係合凸部16が、可動接触子5の第1貫通孔33内で回動しながら、先端カバー12も先端部5aに追従して下側に移動していくが、可動接触子5の根元部5bに装着されている根元カバー13の根元係合辺22が、先端カバー12の先端係合辺17を載せて支持する。このように、可動接触子5の先端部5aが大きく変形すると、先端カバー12が追従して変形するとともに、根元カバー13は、先端カバー12が下方(固定接点3b側)へ脱落するのを確実に防止するので、可動接触子5の絶縁を確実に行う保護カバー11を装着することができる。
また、先端カバー12及び根元カバー13は、先端係合辺17及び根元係合辺22が可動接触子5の長尺方向において可動接点8から離間するに従い上り傾斜を付けた状態で当接していることから、例えば先端係合辺17及び根元係合辺22が長尺方向に沿って当接している場合よりも接触面積を増大させることができ、可動接触子5の先端部5aの変形量が増大しても、根元カバー13が先端カバー12の脱落を確実に防止することができる。
[第2実施形態]
次に、図6から図8は、本発明に係る第2実施形態の保護カバー30を可動接触子5に装着した構造を示すものである。なお、図1から図5で示した第1実施形態の回路遮断器と同一構成部分には、同一符号を付して説明は省略する。
第2実施形態の保護カバー30は、図6に示すように、可動接触子5の先端部5aに装着される先端カバー12と、可動接点8の根元部5bに装着される根元カバー13とで構成されている。先端カバー12は、図7に示すように、先端底板部14と、一対の先端側板部15,15と、先端係合凸部16と、先端係合辺17とを備えている。また、根元カバー13も、根元底板部18と、一対の根元側板部19,19と、第1根元係合凸部20と、第2根元係合凸部21と、根元係合辺22とを備えている。
本実施形態の保護カバー30は、図6及び図7に示すように、可動接触子5に装着する前、或いは、図6に示すように、可動接触子5に装着済みで先端部5aが変形しない状態では、先端カバー12及び根元カバー13が一部品で構成されている。すなわち、先端カバー12の一対の先端側板部15,15と、根元カバー13の根元側板部19,19の対向する部分が連結部31を介して連結されている。ここで、連結部31の剛性は、可動接触子5の先端部5aが変形するときに加わる外力で破壊されて先端カバー12及び根元カバー13を分離するような低い剛性に設定されている。
上記構成の保護カバー30は、根元カバー13の第1根元係合凸部20を可動接触子5の第2貫通孔24に嵌め込み、第2根元係合凸部21を第3貫通孔25に嵌め込み、先端カバー12の先端係合凸部16を可動接触子5の第1貫通孔23に嵌め込んで、可動接触子5の下面及び両側面を覆った状態で可動接触子5に装着する。このとき、先端カバー12の先端係合辺17及び根元カバー13の根元係合辺22は対向した状態で配置されている。
次に、図8は、本実施形態の保護カバー30を装着した可動接触子5が開極動作を行い、絶縁容器内の内壁2aに衝突し、先端部5aが下側に大きく変形し、根元部5bも僅かに下側に変形した状態を示している。可動接触子5の先端部5aが下側に大きく変形すると、先端カバー12も追従して下側に移動することで、保護カバー30の連結部31が破壊されて先端カバー12及び根元カバー13が分離する。そして、先端カバー12が先端部5aに追従して下側に移動していくことで、先端カバー12の先端係合辺17が、根元カバー13の根元係合辺22上に載って可動接点8側に僅かに移動するが、根元係合辺22の上部に載った状態を維持する。
したがって、本実施形態の保護カバー30も、可動接触子5の先端部5aが大きく変形すると、先端カバー12が追従して変形するとともに、根元カバー13は、先端カバー12が下方(固定接点3b側)へ脱落するのを確実に防止するので、可動接触子5の絶縁を確実に行うことができる。
また、本実施形態の保護カバー30は、可動接触子5に装着する前は、連結部31を介して先端カバー12及び根元カバー13が連結している一部品で構成されているので、部品管理を容易に行うことができる。また、一部品の保護カバー30を可動接触子5に装着すればよいので、組立て作業も容易に行うことができる。
なお、上述した第1及び第2実施形態において、先端カバー12の先端係合辺17及び根元カバー13の根元係合辺22が可動接触子5の長尺方向において可動接点8から離間するに従い上り傾斜を付けた状態で当接しているが、可動接点8から離間するに従い下り傾斜を付けて当接するように先端係合辺17及び根元係合辺22を形成しても、同様の効果を奏することができる。
また、第2実施形態において、先端カバー12及び根元カバー13を連結する連結部31が、先端カバー12の一対の先端側板部15,15と、根元カバー13の根元側板部19,19の対向する部分に形成されているものとして説明したが、他の箇所の先端カバー12及び根元カバー13を連結する部分に形成していてもよい。
1 ケース
2 カバー
2a 内壁
3 固定接触子
3a 電源側端子
3b 固定接点
4 開閉機構
5 可動接触子
5a 可動接触子の先端部
5b 可動接触子の根元部
6 消弧室
7 ホルダ
7a 開閉軸
8 可動接点
9 側壁
10 グリッド
11,30 保護カバー
12 先端カバー
13 根元カバー
14 先端底板部
15 先端側板部
16 先端係合凸部
17 先端係合辺(先端カバー係合部)
18 根元底板部
19 一対の根元側板部
20 第1根元係合凸部
21 第2根元係合凸部
22 根元係合辺(根元カバー係合部)
23 第1貫通孔
24 第2貫通孔
25 第3貫通孔
31 連結部

Claims (3)

  1. 可動接触子の開極動作時に、前記可動接触子の先端側に設けた可動接点で発生したアークが前記可動接触子の根元側に移動するのを防ぐように前記可動接触子の下面及び両側面を被覆する絶縁材料で形成した保護カバーを備えた回路遮断器において、
    前記保護カバーは、前記可動接点近傍の前記可動接触子の先端部に装着される先端カバーと、前記可動接触子の根元部に装着される根元カバーとからなり、
    前記開極動作で前記可動接触子の前記先端部が変形したときに、前記先端カバーが前記先端部の変形に追従して移動するとともに、前記根元カバーが前記先端カバーの脱落を防止することを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記根元カバーの内壁に、前記先端カバーに対して近い側及び遠い側に根元係合凸部が形成され、前記可動接触子の前記根元部に、前記根元係合凸部が嵌まり込む複数の根元側貫通孔が形成されており、
    前記先端カバーの内壁の前記可動接点に近い位置に先端係合凸部が形成され、前記可動接触子の前記先端部に、前記先端係合凸部が嵌まり込む先端側貫通孔が形成され、
    前記先端カバーの前記根元カバーに近接する位置に先端カバー係合部が形成され、前記根元カバーの前記先端カバーに近接する位置に根元カバー係合部が形成されており、前記開極動作で前記可動接触子の先端側が変形した際に、前記先端カバー係合部が前記根元カバー係合部に係止することを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
  3. 前記保護カバーを構成する前記先端カバー及び前記根元カバーは、連結部を介して一体化された状態で前記可動接触子の前記先端部及び前記根元部を被覆するとともに、前記開極動作で前記可動接触子の先端側が変形するときに、前記連結部が破壊して前記先端カバー及び前記根元カバーが分離するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の回路遮断器。
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