JP7153644B2 - Diameterメッセージの優先度ルーティングのための方法、システム、およびコンピュータ読取可能媒体 - Google Patents

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Description

優先権主張
本願は、2016年12月16日に出願された米国特許出願連続番号第15/382,057号の利益を主張する。当該出願の開示はその全体がここに引用により援用される。
技術分野
ここに説明される主題は、Diameterメッセージをルーティングするための方法およびシステムに関する。より特定的には、ここに説明される主題は、Diameterルーティングメッセージ優先度(Diameter Routing Message Priority:DRMP)優先度値を使用してDiameterメッセージをルーティングするための方法、システム、およびコンピュータ読取可能媒体に関する。
背景
Diameter過負荷制御のためのDiameter過負荷表示伝達(Diameter Overload Indication Conveyance:DOIC)ソリューションは、Diameterノードが下したDiameterルーティング決定が他のDiameterノードの過負荷状態の影響を受ける場合があるというシナリオを生じさせる。これは、要求のターゲットが過負荷状態である結果、DiameterエンドポイントおよびDiameterエージェントが要求を絞る場合があるというシナリオを含む。いくつかのシステムでは、すべての要求は絞られる確率が同じであり、それは問題をもたらすおそれがある。例として、たとえば自然災害に起因する大量のシグナリングの期間によって生じる過負荷シナリオの間、システムオペレータは、第1対応者に関与するトランザクションが絞られる確率を減少させたいであろう。インターネット・エンジニアリング・タスク・フォース(Internet Engineering Task Force:IETF)リクエスト・フォ-・コメンツ(Request for Comments:RFC)7944は、DiameterエンドポイントがDiameterトランザクションの相対優先度を示すことを可能にする、Diameterルーティングメッセージ優先度(DRMP)というメカニズムを定義する。この情報を用いて、Diameterノードはその優先度を、ルーティング、リソース割当て、および過負荷低減決定に組込むことができる。
したがって、Diameterルーティングメッセージ優先度(DRMP)優先度値を使用してDiameterメッセージをルーティングするとともに、DRMPによって可能になる可能性を実現するためにDRMPの使用を拡張するための方法、システム、およびコンピュータ読取可能媒体に対する要望が存在する。
概要
本明細書は、Diameterメッセージの優先度ルーティングのための方法、システム、およびコンピュータ読取可能媒体を説明する。いくつかの例では、方法は、DiameterメッセージについてのDiameterルーティングメッセージ優先度(DRMP)優先度値を決定するステップを含む。方法は、Diameterメッセージを搬送する1つ以上のインターネットプロトコル(Internet protocol:IP)パケットの各々に、DRMP優先度値に基づいたDiameterメッセージについてのIPサービス品質(quality of service:QoS)値をマークするステップを含む。方法は、IP QoS値を使用してサービス品質を提供する、データ通信ネットワーク上のIPルータを経由して、Diameterメッセージを搬送する1つ以上のIPパケットを宛先Diameterノードに送信するステップを含む。
いくつかの例では、システムは、少なくとも1つのプロセッサを含むDiameterノードを含む。システムは、Diameterノード上に実現されたDiameter-IP優先度マッパーを含む。Diameter-IP優先度マッパーは、DiameterメッセージについてのDiameterルーティングメッセージ優先度(DRMP)優先度値を決定し、Diameterメッセージを搬送する1つ以上のインターネットプロトコル(IP)パケットの各々に、DRMP優先度値に基づいたDiameterメッセージについてのIPサービス品質(QoS)値をマークし、IP QoS値を使用してサービス品質を提供する、データ通信ネットワーク上のIPルータを経由して、Diameterメッセージを搬送する1つ以上のIPパケットを宛先Diameterノードに送信するために構成されている。
いくつかの例では、データ通信ネットワーク上のIPルータは、差別化サービスを使用してサービス品質を提供し、方法は、IP QoS値を、DRMP優先度値と、差別化サービスコードポイント(differentiated services code point:DSCP)コードポイントへのDRMP優先度値のマッピングとに基づいた、DiameterメッセージについてのDSCP値として決定するステップを含む。Diameterメッセージを搬送する1つ以上のIPパケットの各々にマークするステップは、各IPパケットのヘッダにおける差別化サービスフィールドにDSCP値を挿入するステップを含み得る。いくつかの他の例では、データ通信ネットワーク上のIPルータは、統合サービスを使用してサービス品質を提供し、方法は、IP QoS値を、DRMP優先度値に基づいた統合サービスフロー仕様として決定するステップを含む。
いくつかの例では、Diameterノードは、Diameterルーティングエージェント(Diameter Routing Agent:DRA)であり、DiameterメッセージについてのDRMP優先度値を決定するステップは、Diameterメッセージを受信するステップと、DRMP優先度値のために準備されたDiameterメッセージの属性値ペアからDRMP優先度値を抽出するステップとを含む。いくつかの他の例では、Diameterノードは、Diameterメッセージを発するDiameterクライアントまたはDiameterサーバであり、DiameterメッセージについてのDRMP優先度値を決定するステップは、Diameterメッセージの1つ以上の他の属性値ペアに基づいてDRMP優先度値を決定するステップを含む。
いくつかの例では、Diameterノードは、ロング・ターム・エボリューション(long term evolution:LTE)および/またはIPマルチメディアシステム(IP multimedia system:IMS)ネットワークを含む電気通信ネットワークのためのシグナリングトラフィックを搬送するために構成されている。方法は、Diameterメッセージに関連付けられた電気通信ネットワークのための加入者識別子を決定するステップと、LTEおよび/またはIMSネットワークのオペレータによって供給された、加入者識別子についてのサービスプランのための、IP QoS値へのDRMP優先度値のマッピングを使用して、DRMP優先度値をIP QoS値にマッピングすることによって、DiameterメッセージについてのIP QoS値を決定するステップとを含み得る。
本明細書で説明される特徴は、ハードウェア、ソフトウェア、およびファームウェアなどのコンピューティングコンポーネントの任意の適切な組合せを使用して実現されてもよい。「機能」、「ノード」、または「モジュール」という用語は、説明される特徴を実現するための、ソフトウェアおよび/またはファームウェアコンポーネントも含み得るハードウェアを指す。いくつかの例では、本明細書で説明される特徴は、コンピュータの少なくとも1つのプロセッサによって実行されると動作を行なうようにコンピュータを制御するコンピュータ実行可能命令を格納するコンピュータ読取可能媒体を使用して実現されてもよい。適切なコンピュータ読取可能媒体の例は、ディスクメモリデバイス、チップメモリデバイス、プログラマブルロジックデバイス、および特定用途向け集積回路といった、非一時的コンピュータ読取可能媒体を含む。コンピュータ読取可能媒体は、単一のデバイスまたはコンピューティングプラットフォーム上に位置していてもよく、もしくは、複数のデバイスまたはコンピューティングプラットフォームにわたって分散されていてもよい。
DiameterノードでのDRMPの使用がIPネットワークを通してDiameterメッセージのIPルーティングまで拡張され得る例示的なネットワークを示す図である。 DiameterノードでのDRMPの使用がIPネットワークを通してDiameterメッセージのIPルーティングまで拡張され得る例示的なネットワークを示す図である。 例示的なDRMP構成Diameterノードのブロック図である。 例示的なDSCPフィールドレイアウトの図である。 Diameterメッセージの優先度ルーティングのための例示的な方法のフロー図である。 DSCPを使用するDiameterメッセージの優先度ルーティングのための例示的な方法のフロー図である。
詳細な説明
本明細書は、DiameterノードでのDRMPの使用をIPネットワークを通してDiameterメッセージのIPルーティングまで拡張するための方法、システム、およびコンピュータ読取可能媒体を説明する。IPネットワークは、たとえば差別化サービス(DiffServ)または統合サービス(IntServ)を使用してサービス品質(QoS)を提供することができる。一般に、DiffServは、IPネットワークにおけるIPパケットに特定のトラフィックルーティング処置を提供するために使用され、それは、ルーティング中にパケットに適用されるホップ単位動作を定義する。DRMPの導入は、DiameterノードでのDiameterメッセージ処置動作に適切に対処するのに役立つことができるが、IPネットワーク上で同様の処置に対処するためのメカニズムを依然として欠いている。
DiffServは、IPヘッダのためのDSフィールド(たとえば、IPv4ヘッダにおけるToSフィールド、およびIPv6ヘッダにおけるトラフィッククラスフィールド)を特定する。DSフィールドは、パケットのQoS転送要件を決定するためにDiffServルータによって使用される。パケットがIPネットワークを横断しながら一貫したホップ単位動作処置を受けるためには、Diameterノードは、DRMP値とIP QoS値との間のマッピングで構成可能であり、そのため、IPネットワークにおけるIPルータは、DRMP値に基づいたIP QoS値を使用して、ルーティング決定に優先順位をつけることができる。
DRMP値をIP QoS値にマッピングするようにDiameterノードを構成することは、以下の利点のうちの1つ以上を提供することができる:1)DRMP優先度値が、DiameterプロトコルおよびDiameterノードの範囲を超えて拡張され、それは、電気通信シグナリングトラフィックへのIPルーティング経験の改良を容易にすることができる;2)電気通信サービスオペレータは、DRMP優先度値をIP QoS値にマッピングするための構成柔軟性を有し、それは、IPネットワーク上でのDiameterメッセージインフライト経験を強化することができる。
図1Aおよび図1Bは、DiameterノードでのDRMPの使用がIPネットワークを通してDiameterメッセージのIPルーティングまで拡張され得る例示的なネットワークを示す。図1Aは、Diameterルータ106を経由して下流(downstream)Diameterノード104と通信する上流(upstream)Diameterノード102を含む第1のネットワーク100を示す。上流Diameterノード102は、IPネットワークのIPルータ108によってDiameterルータ106に結合され、下流Diameterノード104は、別のIPルータ110によってDiameterルータ106に結合される。
動作時、上流Diameterノード102と下流Diameterノード104とは、IPルータ108および110とDiameterルータ106とを横断するIPパケット114を送信することによって、Diameterメッセージ112を交換する。図1Bは、上流Diameterノード102と下流Diameterノード104とが、IPルータ108とDiameterルータ106とを経由してDiameterメッセージを交換する、第1のネットワーク100に類似する第2のネットワーク150を示す。Diameterルータ106は、IPルータ108からDiameterメッセージを搬送するIPパケットを受信して、それらのIPパケットを、適切なルーティングのためにIPルータ108に戻すことができる。第1のネットワーク100および第2のネットワーク150は、たとえば、Diameterプロトコルを使用してシグナリング情報を搬送するための電気通信ネットワークにおいて使用され得る例示的なネットワークである。
Diameterとは、認証、認可、およびアカウンティングのためのRADIUSから進化したネットワークプロトコルである。Diameterアプリケーションは、新しいコマンドおよび属性、たとえば、ポリシーおよび課金制御で使用するためのコマンドおよび属性を追加することによって、ベースプロトコルを拡張する。典型的なDiameterメッセージは、Diameterヘッダと、Diameterメッセージに関連する情報をカプセル化するための可変数の属性値ペア(attribute-value pairs:AVP)とを含む。
Diameterルータ106は、Diameterメッセージをルーティングするためのソフトウェアを実行する1つ以上のコンピュータのシステムとして実現され得る。たとえば、Diameterルータ106は、ルーティングエージェントまたは他の機能を各々実現する1つ以上のプロセッサブレードを含むコンピューティングプラットフォーム上に実現されてもよい。Diameterルータ106は、たとえば仮想マシン上で実行される分散コンピューティングシステム、または、1つ以上のコンピュータの任意の適切なシステムにおいて実現されてもよい。
同様に、Diameterノード102および104は各々、Diameterメッセージを発し、受信されたDiameterメッセージを処理するためにプログラムされたコンピュータシステムとして実現され得る。たとえば、Diameterノード102および104は、ロング・ターム・エボリューション(long term evolution:LTE)およびIPマルチメディアシステム(IP multimedia system:IMS)ネットワークのために分散コンピューティングシステムの仮想マシン上で実行されるDiameterクライアントまたはサーバ、もしくはDiameterエッジエージェントであってもよい。電気通信ネットワークのためのシグナリングトラフィックを搬送するDiameterメッセージの例は、ポリシー、加入者データ、ネットワークリソース利用に関連するDiameterメッセージを含む。
上流Diameterノード102、下流Diameterノード104、およびDiameterルータ106の各々は、DRMPを使用するために構成されている。例示のために、下流Diameterノード104が、上流Diameterノード102にアドレス指定されたDiameterメッセージを発する例を考慮されたい。下流Diameterノード104は、そのDiameterメッセージにDRMP優先度値を割当てる。DRMP優先度値は、PRIORITY_0(最低優先度)からPRIORITY_15(最高優先度)までの範囲にあり得る。DRMP優先度値を決定する方法は、アプリケーション特有である。
たとえば、より高いDRMP優先度値が、自然災害後の第1対応者関連シグナリングのためのDiameterメッセージに、または、緊急通報関連シグナリングに割当てられ得る。別の例では、ネットワークオペレータは、優先的なDiameterルーティング動作を含むサービスレベル契約(service level agreement:SLA)を提供することによって、たとえば、プラチナ、ゴールド、およびシルバーのサービスレベルを提供することによって、ネットワークベースのサービスを差別化したいかもしれない。DRMP優先度値は、加入者の選択したサービスレベルに基づいて割当てられ得る。
下流Diameterノード104は、DRMP優先度値をAVPとしてDiameterメッセージの適切な場所に挿入する。DRMP(AVPコード301)は、列挙型である。下流Diameterノード104は、他のAVPペアを、アプリケーションにとって適切であるようにDiameterメッセージに挿入する。
下流Diameterノード104は、Diameterルータ106を経由して上流Diameterノード102にDiameterメッセージを送信する。Diameterルータ106は、DRMPを順守するために構成されており、DRMP優先度値に従ってDiameterメッセージを処理するであろう。しかしながら、IPルータ108および110は、Diameterメッセージを搬送するIPパケットを、DRMP優先度値を考慮せずにルーティングするであろう。DRMPの使用をDiameterメッセージのIPルーティングまで拡張するために、下流Diameterノード104は、Diameterメッセージを搬送するIPパケットに、DRMP優先度値に基づいたDiameterメッセージについてのIPサービス品質(QoS)値をマークする。
たとえば、IPルータ108および110がDiffServを使用してサービス品質を提供すると仮定されたい。下流Diameterノード104は、IP QoS値を、DRMP優先度値と、DSCPコードポイントへのDRMP優先度値のマッピングとに基づいたDSCP値として決定することができる。下流Diameterノード104がDiameterメッセージを搬送するIPパケットにマークすることは、各IPパケットのヘッダにおける差別化サービスフィールドにDSCP値を挿入することを含む。
別の例では、IPルータ108および110は、統合サービスを使用してサービス品質を提供し、下流Diameterノード104は、IP QoS値を、DRMP優先度値に基づいた統合サービスフロー仕様として決定する。下流Diameterノード104は、IPネットワークのために任意の適切なIP QoSを使用することができる。
下流Diameterノード104は、Diameterメッセージを搬送するIPパケットを、IPルータ108を経由してDiameterルータ106に送信する。IPルータ108は、IPパケットに挿入されたIP QoS値を使用して、IPパケットのルーティングに適切に優先順位をつける。Diameterルータ106は、Diameterメッセージを受信し、DRMP優先度値のために準備されたDiameterメッセージのAVPからDRMP優先度値を抽出する。Diameterルータ106は、次にDRMP優先度値を使用して、Diameterメッセージのルーティングに適切に優先順位をつける。
Diameterルータ106は、DiameterメッセージをIPルータ110に搬送する発信IPパケットに、IP QoS値をマークする。たとえば、Diameterルータ106は、DRMP値とIP QoS値との間のローカルマッピングを使用して、IP QoS値を決定することができる。別の例では、Diameterルータ106は、IPルータ108から受信したIPパケットのIP QoS値をコピーすることによって、IP QoS値を決定することができる。
Diameterルータ106は、発信IPパケットを、(図1Aに示すような第1の例示的なネットワーク100における)IPルータ110に、または、(図1Bに示すような第2の例示的なネットワーク200における)IPルータ108に送信する。発信IPパケットは、IPルーティング中に適切に優先順位をつけられる。上流Diameterノード102は、Diameterメッセージを受信する。アプリケーションに依存して、上流Diameterノード102は、Diameterメッセージを処理する際にDRMP優先度値を使用してもよい。
図2は、例示的なDRMP構成Diameterノード200のブロック図である。Diameterノード200は、1つ以上のプロセッサ202と、プロセッサ202のための実行可能命令を格納するメモリ204とを含む、コンピュータシステムとして実現される。Diameterノード200は、たとえば、Diameterルーティングエージェント(DRA)、もしくは、DiameterクライアントまたはDiameterサーバであってもよい。
Diameterノード200は、たとえば1つ以上のコンピュータプログラムとしてプロセッサ202およびメモリ204上に実現されたDiameter-IP優先度マッパー206を含む。Diameter-IP優先度マッパー206は、DRMP優先度値を決定し、IPパケットにIP QoS値をマークするためのDRMP優先度デターミナー208およびIPパケットマーカー210を含む。Diameter-IP優先度マッパーは、DRMP優先度値とIP QoS値との間の加入者特有のマッピングを行なうための、オプションの加入者ハンドラ212を含み得る。
Diameter-IP優先度マッパー206は、DRMP優先度値とIP QoS値との間のマッピング214を含む。マッピング214は、たとえばネットワークオペレータによってポピュレートされてもよく、または、DiffServなどの特定のIP QoSシステムのためのデフォルト値を格納してもよい。マッピング214は、たとえば、DRMP優先度値によって索引付けされた表として実現されてもよく、表におけるDRMP優先度値についての各エントリは、対応するIP QoS値を特定する。以下の表1は、DRMP優先度値によって索引付けされた、DRMP優先度値をDSCP値にマッピングする表の一例である。
Figure 0007153644000001
例として、表1に示すマッピングを使用するDiameter-IP優先度マッパー206は、PRIORITY_5というDRMP優先度値を有するDiameterメッセージを、DSCP_5というDSCP値にマッピングするであろう。これに代えて、マッピング214は、任意の適切な態様で、たとえば、DRMP優先度値をIP QoS値に変換するための式または一連の動作によって実現されてもよい。
動作時、Diameter-IP優先度マッパー206は、DRMP優先度値を得て、マッピング214にとって適切であるようにDRMP優先度値をマッピング214に適用し、DRMP優先度値についての対応するIP QoS値を検索する。たとえば、マッピング214が、DRMP優先度値によって索引付けされた表として実現されると仮定されたい。Diameter-IP優先度マッパー206は、DRMP優先度値を使用して表においてルックアップを行ない、次に、ルックアップによって戻されたエントリのIP QoS値を検索する。
Diameterノード200がDiameterメッセージを処理する際、DRMP優先度デターミナー208は、そのDiameterメッセージについてのDRMP優先度値を決定する。たとえば、Diameterノード200がDiameterメッセージを発している場合、DRMP優先度デターミナー208はDiameterメッセージにアプリケーション特有のDRMP優先度値を割当てる。別の例では、Diameterノード200がDiameterメッセージを受信している場合、DRMP優先度デターミナー208は、DRMP優先度値のために準備されたDiameterメッセージのAVPからDRMP優先度値を抽出する。
アプリケーション特有のDRMP優先度値を割当てることを説明するために、以下の例を考慮されたい。自然災害は、ネットワークリソースの使用のかなりの増加、および、場合によっては、たとえばネットワーク装置が破壊されるといったネットワーク容量の損失をもたらすおそれがある。負荷の追加と容量の減少との組合せは、Diameterノード200が過負荷状態になることにつながり得る。
この場合、第1対応者に関連付けられたシグナリングには、彼らが最も効果的に任務を遂行できることを確実にするのに役立つように、より高い優先度を与えることができる。米国の無線優先度サービス(wireless priority services:WPS)および政府緊急電気通信サービス(government emergency telecommunications service:GETS)は、これらの第1対応者の要望の指令および制御局面に対処するように設計されたシステムの例である。より高いDRMP優先度値を自然災害後の第1対応者関連シグナリングのためのDiameterメッセージに割当てることによって、災害の後遺症を取り扱う責任を負う第1対応者および他の個人は、彼ら同士の間で、および他のネットワークリソースと通信するためにネットワークリソースへのアクセスを得るより高い可能性を有することができる。
別の例では、緊急通報に関連付けられたシグナリングを考慮されたい。これらの通報は自然災害と同じレベルの重大度をネットワークに課さないかもしれないが、緊急通報は依然として、安全性にとって重要である。より高いDRMP優先度値を緊急通報のためのDiameterメッセージに割当てることによって、DRMP優先度デターミナー208は、緊急通報が首尾よく完了される可能性を高めることができる。
IPパケットマーカー210は、発信Diameterメッセージを搬送する発信IPパケットに、その発信DiameterメッセージについてのDRMP優先度値に基づいたその発信DiameterメッセージについてのIP QoS値をマークする。DRMP優先度値は、DRMP優先度デターミナー208によって決定される。典型的には、IPパケットマーカー210はIP QoS値を各発信IPパケットのヘッダに挿入する。たとえば、IP QoS値がDSCP値である場合、IPパケットマーカー210は各IPパケットのヘッダにおけるDiffServフィールドにDSCP値を挿入することができる。
加入者ハンドラ212は、DRMP優先度値とIP QoS値との間の加入者特有のマッピングを行なうために構成されている。たとえば、Diameterノード200が、たとえばロング・ターム・エボリューション(LTE)および/またはIPマルチメディアシステム(IMS)ネットワークといった電気通信ネットワークのためのシグナリングトラフィックを搬送するために構成されていると仮定されたい。加入者ハンドラ212は、Diameterメッセージに関連付けられた電気通信ネットワークのための加入者識別子を決定することができる。
たとえば、加入者ハンドラ212は、Diameterメッセージの適切なAVPから加入者識別子を抽出することによって加入者識別子を決定することができる。次に、加入者ハンドラ212は、LTEおよび/またはIMSネットワークのオペレータによって供給された、加入者についてのIP QoS値へのDRMP優先度値のマッピングを使用して、IP QoS値を決定することができる。たとえば、オペレータはさまざまなサービスプランのためのマッピングを供給することができ、加入者ハンドラ212は加入者識別子についてのサービスプランのためのマッピングを使用することができる。
異なるマッピングの一例を説明するために、表2に示す3つの異なるマッピングの例を考慮されたい。
Figure 0007153644000002
表2に示すように、ネットワークオペレータは、シルバー、ゴールド、およびプラチナという3つのサービスレベルのための3つの加入者特有のマッピングを提供する。IPネットワークは、DSCP_0~DSCP_5という6つの異なるDSCP値をサポートする。プラチナサービス契約の加入者についてのDiameterメッセージには、DSCP値DSCP_0~DSCP_3が与えられ、ゴールドサービス契約の加入者についてのDiameterメッセージには、DSCP値DSCP_1~DSCP_4が与えられ、シルバーサービス契約の加入者についてのDiameterメッセージには、DSCP値DSCP_2~DSCP_5が与えられる。
たとえば、Diameterノード200がDiameterメッセージを受信し、DRMP優先度デターミナー208が、そのDiameterメッセージはPRIORITY_8というDRMP優先度値を有すると決定すると仮定されたい。加入者ハンドラ212は、そのDiameterメッセージについての加入者識別子を決定することができ、次に、たとえば加入者についてのサービスレベル契約を格納するローカルまたはリモートデータベースにアクセスすることによって、加入者識別子に関連付けられたサービスレベル契約を決定することができる。
サービスレベル契約がプラチナである場合、Diameter-IP優先度マッパー206は、DRMP優先度値PRIORITY_8をDSCP値DSCP_2にマッピングする。サービスレベル契約がゴールドである場合、Diameter-IP優先度マッパー206は、DRMP優先度値PRIORITY_8をDSCP値DSCP_3にマッピングする。サービスレベル契約がシルバーである場合、Diameter-IP優先度マッパー206は、DRMP優先度値PRIORITY_8をDSCP値DSCP_4にマッピングする。
Diameterノード200は、Diameterノード200がDRMP AVPを含むDiameterメッセージを処理するために構成されているという点で、DRMP構成Diameterノードである。一般に、Diameterノード200は、すべてのDiameter要求メッセージにおけるDRMP AVPにおいてDRMP優先度値を含んでおり、利用可能である場合、Diameterノード200は、Diameter過負荷を絞る決定を下す際に、DRMP AVPにおけるDRMP優先度値を使用する。
Diameterノード200は、予め構成されたDRMP優先度値を有していないトランザクションのDiameterメッセージにあてはまるデフォルト優先度を用いて構成されている。たとえば、Diameterノード200は、PRIORITY_10という優先度をデフォルト値として使用するように構成され得る。Diameterノード200は、デフォルト優先度がローカル構成インターフェイスを通して修正される能力をサポートすることができる。
いくつかの例では、Diameterノード200は、Diameterノード200が要求および回答メッセージを中継する際にDRMP優先度値を使用するようにプログラムされているという点で、DRMP構成されている。たとえば、Diameterノード200は、ルートの選択および中継されるメッセージの順序付けにおいてDRMP優先度値を使用することができる。
Diameterノード200がDRMP動作を効果的に実行するには、Diameterノード200のためのDiameter管理ドメインで使用される異なるアプリケーションをまたぐメッセージについて定義された優先度は、デフォルト優先度に鑑みて一貫した協調的なやり方で定義されるべきである。さもなければ、あるアプリケーション用のメッセージが、他のアプリケーション用の保証されていない優先処置を得ることができるようになるかもしれない。
さらに、Diameter管理ドメインでは、DRMP AVPを修正できるDiameterノードは通常、信頼されたノードになるであろう。動作がおかしいノードは、保証されていない優先処置を得るためにDRMPメカニズムを使用する能力を有するであろう。
Diameterノード200がDiameter管理境界を横切るDiameterメッセージを送信する場合、Diameterノード200は、それらのメッセージにおけるDRMP優先度値を取り除くか修正するように構成され得る。これは、Diameterメッセージが保証されていない優先処置を得ることを可能にし得る、2つのDiameter管理ドメイン間で優先度定義が変わるという問題を回避することができる。
Diameterノード200がDiameterエンドポイントであるいくつかの例では、Diameterノード200は、リソース割当て決定を下すためにDRMP優先度値を使用するようにプログラムされ得る。例として、Diameterノード200がDiameterサーバであると仮定されたい。Diameterノード200は、優先度がより低い要求に先立って優先度がより高い要求を扱うためにDRMP優先度値を使用するようにプログラムされ得る。別の例では、Diameterノード200は、リソースが不十分である結果、Diameter要求を落とすためにDRMP優先度値を使用するようにプログラムされ得る。
図3は、例示的なDSCPフィールドレイアウト300の図である。DSCPは、DiameterノードでのDRMPの使用をIPネットワークを通してDiameterメッセージのIPルーティングまで拡張するために使用され得るIP QoSシステムの一例である。Diameterメッセージを搬送する1つ以上のIPパケットには、IPパケットのヘッダにおけるDSCP値がマークされ得る。たとえば、IPパケットは、IPパケットのヘッダのToSバイトフィールドにおいてマークされ得る。
DiffServは、ネットワークトラフィックを分類し管理するためのメカニズムを特定するコンピュータネットワーキングアーキテクチャである。特に、DiffServは、さまざまなタイプのIPネットワーク上にQoSを提供するための拡張可能なメカニズムを提供する。例として、コンピュータネットワークは、音声またはビデオストリーミングといった重要なネットワークトラフィックに低遅延を提供するためにDiffServを使用するように構成され得る。同じコンピュータネットワークが、ウェブトラフィックまたはファイル転送といった非重要サービスにベストエフォートサービスを提供するために、DiffServを使用して構成され得る。
DiffServは典型的には、IPパケットを分類する目的で、IPヘッダにおける8ビットの差別化サービス(DS)フィールドにおいて6ビットのDSCP値を使用する。DSフィールドおよび明示的輻輳通知(explicit congestion notification:ECN)はIPv4 TOSフィールドを置き換えるが、そのフィールドはいくつかのネットワークで依然として使用されてもよい。DSCPフィールドレイアウト300は、ToSバイトフィールドのDSCPビットを示す。ビットB5~B7 302は、DSCPカテゴリーを表わす。ビットB3~B4 304は、ドロップ確率を表わす。B2 306はゼロに設定され、残りのビット308であるB0~B1が準備される。
DiffServは、パケットを特定のクラスに属するとして分類しマークするためのメカニズムに依拠する。たとえば、DRMP対応のDiameterノードは、Diameterメッセージを搬送するIPパケットを、それらのDiameterメッセージのDRMP優先度値に基づいて分類しマークすることができる。DiffServ対応のルータは、ホップ単位動作(per-hop behavior:PHB)を実現し、それは、トラフィックのクラスに関連付けられたパケット転送特性を定義する。異なるPHBは、たとえば、低損失または低遅延を提供するように定義されてもよい。
DiffServを実現するネットワークでは、ネットワーク上のルータは、IPパケットを、それらのパケットについてのマークされたDSCPビットに基づいて差別化するように構成され得る。各トラフィッククラスは、クラス特有の基準に基づいて管理可能であり、そのため、たとえば、ネットワーク上の優先度がより高いトラフィックに優先度処置が与えられ得る。いくつかの例では、パケット分類およびポリシングという高オーバーヘッド機能が、ネットワークのエッジでエッジルータによって実現可能であり、そのため、たとえば、エッジルータはパケットにDSCPビットをマークし、コアルータはマーキングを免れることができる。
DiffServ RFCは、ある符号化を推奨する。これらの符号化は推奨されており、必須ではないため、これはネットワークオペレータに、トラフィッククラスを定義する際の柔軟性を与える。いくつかの例では、ネットワークは、一般に定義される以下のホップ単位動作を使用することができる:
・デフォルトPHB - ベストエフォートトラフィック
・完全優先転送(Expedited Forwarding:EF)PHB - 低損失、低遅延トラフィックのためのデフォルトより上のクラス
・相対的優先転送(Assured Forwarding:AF)PHB - ある条件下での配信を保証
・クラスセレクタPHB - 優先度トラフィックをマークするためにIPv4ネットワークにおいてIPv4ヘッダのTOSバイトで使用されるIP優先順位フィールドとの後方互換性用。
コアルータは、任意の手法、または手法の適切な組合せを使用して、PHB処置を実現することができる。たとえば、コアルータは、スケジューリングポリシーと待ち行列管理ポリシーとの組合せを使用することができる。
DSCPビットは、任意の適切な方法を使用して設定され得る。たとえば、DSCPビットは、インターフェイス、ポートで、またはパケットレベル毎に、リナックス(登録商標)ユーティリティを使用して設定され得る。ソケットアプリケーションプログラミングインターフェイス(application programming interface:API)またはiptablesなどのリナックスユーティリティは、所望のターゲット、たとえば所望のインターフェイスまたはポートのためのDSCPコードポイントを構成することができる。iptablesは、リナックスオペレーティングシステムのために構築された、柔軟性のあるファイアウォールユーティリティである。iptablesは、システムアドミニストレータが、リナックスカーネルファイアウォールによって提供されるポートテーブルおよびインターフェイステーブル、ならびに他のアプリケーションを構成することを可能にする、ユーザ空間アプリケーションプログラムである。
しかしながら、ユーティリティを使用することは、DSCP値をインターフェイスまたはポートに固定し、そのため、そのインターフェイスまたはポートを通ってルーティングされたトラフィックがマークされ、それは、パケット毎のDSCPマーキングに必要とされる柔軟性に対処するのに有用ではないかもしれない。
パケット毎にDSCPマーキングを提供することは、専用システムリソースを準備する必要性を減少させるのに有用であるかもしれない。たとえば、上述のリナックスユーティリティを使用してDSCPマーキングを実現することは通常、DSCPマーキングを容易にするためだけにポート、インターフェイス、またはIPアドレスを準備することを必要とするであろう。(たとえば、図2のIPパケットマーカー210において)パケット毎にDSCPマーキングを提供することは、ポート、インターフェイス、またはIPアドレスを準備するこの必要性を回避する。
DSCPは図3を参照して詳細に説明されているが、本明細書で説明された、DRMPの使用をDiameterメッセージのIPルーティングまで拡張するための方法、システム、およびコンピュータ読取可能媒体は、任意の適切なIP QoSシステムを使用することができる。たとえば、IntServは、別のIP QoSシステムである。DiffServは、トラフィック管理のためのきめの荒いクラスベースのメカニズムであり、一方、IntServは、きめの細かいフローベースのメカニズムである。
IntServを実現するネットワークでは、システムにおけるすべてのルータがIntServを実現し、ある種の保証を必要とするすべてのアプリケーションが個々の予約をしなければならない。フロー仕様は、予約がどのように使用されるかを記載しており、RSVPは、ネットワークを通して予約をシグナリングするためのメカニズムを提供する。IntServを使用するネットワークまでDRMPを拡張することは、DiffServを使用するネットワークまでDRMPを拡張することよりも多くのコンピューティングリソースを必要とするかもしれない。なぜなら、DRMP優先度値をIP QoS値にマッピングするDiameterノードは、適切な予約をするようにプログラムされる必要があるためである。
図4は、Diameterメッセージの優先度ルーティングのための例示的な方法400のフロー図である。方法400は、図2のDiameterノード200、または任意の適切なコンピュータシステムによって行なわれ得る。
方法400は、DiameterメッセージについてのDRMP優先度値を決定するステップ(402)を含む。たとえば、DiameterノードはDRAであると仮定されたい。DiameterメッセージについてのDRMP優先度値を決定するステップは、Diameterメッセージを受信するステップと、DRMP優先度値のために準備されたDiameterメッセージの属性値ペアからDRMP優先度値を抽出するステップとを含み得る。
別の例では、Diameterノードは、Diameterメッセージを発するDiameterクライアントまたはサーバであり、DiameterメッセージについてのDRMP優先度値を決定するステップは、Diameterメッセージの1つ以上の他の属性値ペアに基づいてDRMP優先度値を決定するステップを含む。そのため、DRMP優先度値はすなわち、アプリケーション特有である。
方法400はオプションで、Diameterメッセージについての、DRMP優先度値とIP QoS値との間の加入者特有のマッピングを決定するステップ(404)を含む。たとえば、Diameterノードは、ロング・ターム・エボリューション(LTE)および/またはIPマルチメディアシステム(IMS)ネットワークを含む電気通信ネットワークのためのシグナリングトラフィックを搬送するために構成されていると仮定されたい。
方法400は、Diameterメッセージに関連付けられた電気通信ネットワークのための加入者識別子を決定するステップと、LTEおよび/またはIMSネットワークのオペレータによって供給された、加入者識別子についてのサービスプランのための、IP QoS値へのDRMP優先度値のマッピングを使用して、DRMP優先度値をIP QoS値にマッピングすることによって、DiameterメッセージについてのIP QoS値を決定するステップとを含み得る。
方法400は、Diameterメッセージを搬送する1つ以上のIPパケットの各々に、DRMP優先度値に基づいたDiameterメッセージについてのIP QoS値をマークするステップ(406)を含む。たとえば、ルート上のIPルータがDiffServを使用してサービス品質を提供すると仮定されたい。方法400は、IP QoS値を、DRMP優先度値と、DSCPコードポイントへのDRMP優先度値のマッピングとに基づいた、DiameterメッセージについてのDSCP値として決定するステップを含んでいてもよく、Diameterメッセージを搬送する1つ以上のIPパケットの各々にマークするステップは、各IPパケットのヘッダにおける差別化サービスフィールドにDSCP値を挿入するステップを含む。
別の例では、IPルータは、統合サービスを使用してサービス品質を提供し、方法400は、IP QoS値を、DRMP優先度値に基づいた統合サービスフロー仕様として決定するステップを含む。
方法400は、IP QoS値を使用してサービス品質を提供する、データ通信ネットワーク上のIPルータを経由して、Diameterメッセージを搬送する1つ以上のIPパケットを宛先Diameterノードに送信するステップ(408)を含む。その結果、DiameterノードでのDRMPの使用は、IPネットワークを通してDiameterメッセージのIPルーティングまで拡張される。
図5は、DSCPを使用するDiameterメッセージの優先度ルーティングのための例示的な方法500のフロー図である。方法500は、Diameterルーティングエージェント(DRA)または任意の適切なコンピュータシステムによって行なわれ得る。
方法500は、Diameterメッセージを受信するステップ(502)を含む。いくつかのDiameterネットワークでは、いくつかのDiameterノードはDRMPを使用するように構成されてもよく、他のいくつかのDiameterノードはDRMPを使用するように構成されていなくてもよい。たとえば、いくつかのDiameterネットワークは、たとえばコストまたは複雑性の削減という目的のためにアップグレードを待っている、もしくはDRMP能力を意図的に欠いたDiameterノードを含んでいてもよい。
そのため、方法500は、DiameterメッセージがDRMP AVP値を有するか否かを決定するステップ(504)を含む。たとえば、DiameterメッセージがDRMP AVP値を有するか否かを決定するステップは、DRMP優先度値のために準備されたAVPを探してDiameterメッセージのAVP値をサーチするステップを含んでいてもよい。DiameterメッセージがDRMP AVP値を含んでいない場合、方法500は次に、Diameterメッセージを、それがレガシーメッセージであるかのように、すなわち、Diameterメッセージを搬送するIPパケットにDSCP値をマークすることなく、処理するステップを含む(510に進む)。発信元のDiameterノードがDRMPを使用するように構成されていない場合、DiameterメッセージはDRMP AVP値を欠くかもしれない。
DiameterメッセージがDRMP AVP値を含む場合、方法500は、DiameterメッセージについてのDSCP値を決定するステップを含む(506に進む)。方法500は、Diameterメッセージを搬送する着信IPパケットの1つ以上のヘッダにDSCP値があるかどうかを決定するステップ(506)を含む。着信IPパケットが着信IPパケットのヘッダにDSCP値を含む場合、方法500は次に、着信IPパケットのDSCP値を発信IPパケットのために使用するステップを含む(510に進む)。
Diameterメッセージを搬送する着信IPパケットが着信IPパケットのヘッダにDSCP値を欠く場合、方法500は次に、DRMP AVPからのDRMP優先度値を使用して、DiameterメッセージについてのDSCP値を決定するステップ(508)を含む。たとえば図1A~4を参照して上述されたように、たとえば、発信元のDiameterノードがDRMPを使用するために構成されているものの、DRMPをIPネットワークまで拡張するために構成されていない場合、着信IPパケットはDSCP値を欠くかもしれない。
その場合、発信元のDiameterノードがDRMPをIPネットワークまで拡張するために構成されていなくても、方法500は、そのDiameterメッセージをルーティングするステップを含むため、方法500は、そのDiameterメッセージについてDRMPをIPネットワークまで拡張することができる。たとえば、DRMP優先度値に基づいてDiameterメッセージについてのDSCP値を決定するステップは、DSCP値へのDRMP優先度値のマッピングにおいてDRMP優先度値をルックアップするステップと、マッピングにおいて特定されたようなDRMP優先度値についての対応するDSCP値を検索するステップとを含み得る。
その場合、マッピングはアプリケーション特有でなくてもよい。すなわち、DSCP値を決定するステップは、包括的なマッピングまたはデフォルトマッピングを使用するステップを含んでいてもよい。これに代えて、マッピングはアプリケーション特有であってもよく、DSCP値を決定するステップは、アプリケーションを決定するためにDiameterメッセージの他のAVPをチェックするステップと、アプリケーションについての適切なマッピングを選択するステップとを含む。いくつかの例では、マッピングは加入者特有であってもよく、DSCP値を決定するステップは、Diameterメッセージについての加入者識別子を決定するステップと、加入者についての適切なマッピングを選択するステップとを含む。
方法500は、Diameterメッセージを宛先Diameterノードに送信するステップ(510)を含む。DiameterメッセージがDRMP AVPを有する場合、メッセージを送信するステップは、DRMP優先度値を使用してメッセージのルーティングに優先順位をつけるステップと、Diameterメッセージを搬送する発信IPパケットに、DRMP優先度値に基づいたDSCP値を使用してマークするステップとを含む。DiameterメッセージがDRMP AVPを欠く場合、方法500は次に、Diameterメッセージを搬送するIPパケットにDSCP値をマークすることなく、Diameterメッセージを処理するステップを含む。
方法500を実行するDRAはこのように、DRMP能力を欠くDiameterノード、DRMP構成Diameterノード、およびDRMPをIPネットワークまで拡張するようにも構成されたDRMP構成Diameterノード、たとえば図2のDRMP構成Diameterノード200から、Diameterメッセージをルーティングすることができる。DRMPをIPネットワークまで拡張するように構成されていないDRMP構成ノードを含むDiameterネットワークでは、DRAは、DRMP AVPを含むもののDSCP値を欠くDiameterメッセージをルーティングするため、依然としてDRMPをIPネットワークまで拡張することができる。
したがって、方法、システム、およびコンピュータ読取可能媒体が特定の例および特徴を参照して説明されてきたが、主題の有用性はこのように限定されず、むしろ、多くの他の変形、変更、および代替物まで拡張されてそれらを包含しており、本明細書に基づいてそれら自体を本主題の分野の当業者に示唆するようになっている。
本明細書で説明された構造および特徴のさまざまな組合せおよび下位組合せが考えられ、本開示の知識を有する当業者には明らかになるであろう。逆の指示がない限り、開示されたさまざまな特徴および要素のいずれも、1つ以上の他の開示された特徴および要素と組合されてもよい。これに応じて、主張されるような主題は、すべてのそのような変形、変更、および代替物をその範囲内に含むとして、ならびに請求項の均等物を含むとして、広範に解釈されるよう意図される。
ここに説明された主題のさまざまな詳細は、ここに説明された主題の範囲から逸脱することなく変更されてもよい、ということが理解されるであろう。さらに、前述の説明は、限定のためではなく、単なる例示のためのものである。

Claims (11)

  1. Diameterメッセージをルーティングするための方法であって、前記方法は、
    少なくとも1つのプロセッサを含むDiameterノードが、DiameterメッセージについてのDiameterルーティングメッセージ優先度(DRMP)値を決定するステップを含み前記DRMP値を決定するステップは、前記DRMP値を属性値ペアとして前記Diameterメッセージに挿入するステップを含み、
    前記方法は、前記Diameterノードが、前記Diameterメッセージを搬送する1つ以上のインターネットプロトコル(IP)パケットの各々に、前記DRMP値に基づいた前記DiameterメッセージについてのIPサービス品質(QoS)値をマークするステップをさらに含み、前記IP QoS値をマークするステップは、
    前記IP QoS値を、前記DRMP値と、差別化サービスコードポイント(DSCP)値へのDRMP値のマッピングとに基づいた、前記DiameterメッセージについてのDSCP値として決定するステップと、
    各IPパケットのヘッダにおける差別化サービスフィールドに前記DSCP値を挿入するステップとを含み、
    前記方法は、前記Diameterノードが、IP QoS値を使用してサービス品質を提供する、データ通信ネットワーク上のIPルータを経由して、前記Diameterメッセージを搬送する前記1つ以上のIPパケットを宛先Diameterノードに送信するステップをさらに含み、
    前記IP QoS値を、前記DRMP値と、前記DSCP値へのDRMP値のマッピングとに基づいた、前記DiameterメッセージについてのDSCP値として決定するステップは、複数の異なるサービスレベルのための複数の加入者特有のマッピングからマッピングを選択するステップを含
    前記データ通信ネットワーク上の前記IPルータは、前記差別化サービスフィールドに格納された前記DSCP値を参照し、サービス品質を提供し、
    前記データ通信ネットワーク上の他のDiameterノードは、前記属性値ペアを参照して、サービス品質を提供する、方法。
  2. 前記Diameterノードは、Diameterルーティングエージェント(DRA)を含み、
    前記Diameterメッセージについての前記DRMP値を決定するステップは、前記Diameterメッセージを受信するステップと、DRMP値のために準備された前記Diameterメッセージの前記属性値ペアから前記DRMP値を抽出するステップとを含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記Diameterノードは、前記Diameterメッセージを発するDiameterクライアントまたはDiameterサーバを含み、
    前記Diameterメッセージについての前記DRMP値を決定するステップは、前記Diameterメッセージの1つ以上の前記DRMP値のために準備されたDiameterメッセージの前記属性値ペア以外の他の属性値ペアに基づいて前記DRMP値を決定するステップを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記Diameterノードは、ロング・ターム・エボリューション(LTE)および/またはIPマルチメディアシステム(IMS)ネットワークを含む電気通信ネットワークのためのシグナリングトラフィックを搬送するために構成されている、請求項1~のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記Diameterメッセージに関連付けられた前記電気通信ネットワークのための加入者識別子を決定するステップと、
    前記LTEおよび/またはIMSネットワークのオペレータによって供給された、前記加入者識別子についての前記サービスレベルのための前記DRMP値の前記IP QoS値へのマッピングを使用して、前記DRMP値を前記IP QoS値にマッピングすることによって、前記Diameterメッセージについての前記IP QoS値を決定するステップとを含む、請求項に記載の方法。
  6. Diameterメッセージをルーティングするためのシステムであって、前記システムは、
    少なくとも1つのプロセッサを含むDiameterノードと、
    前記Diameterノード上に実現されたDiameter-IP優先度マッパーとを含み、前記Diameter-IP優先度マッパーは、
    DiameterメッセージについてのDiameterルーティングメッセージ優先度(DRMP)値を決定し、前記DRMP値を決定することは、前記DRMP値を属性値ペアとして前記Diameterメッセージに挿入することを含み、
    前記Diameterメッセージを搬送する1つ以上のインターネットプロトコル(IP)パケットの各々に、前記DRMP値に基づいた前記DiameterメッセージについてのIPサービス品質(QoS)値をマークし、前記IP QoS値をマークすることは、
    前記IP QoS値を、前記DRMP値と、差別化サービスコードポイント(DSCP)値へのDRMP値のマッピングとに基づいた、前記DiameterメッセージについてのDSCP値として決定することと、
    各IPパケットのヘッダにおける差別化サービスフィールドに前記DSCP値を挿入することとを含み、
    IP QoS値を使用してサービス品質を提供する、データ通信ネットワーク上のIPルータを経由して、前記Diameterメッセージを搬送する前記1つ以上のIPパケットを宛先Diameterノードに送信するために構成され、
    前記IP QoS値を、前記DRMP値と、前記DSCP値へのDRMP値のマッピングとに基づいた、前記DiameterメッセージについてのDSCP値として決定することは、複数の異なるサービスレベルのための複数の加入者特有のマッピングからマッピングを選択することを含
    前記データ通信ネットワーク上の前記IPルータは、前記差別化サービスフィールドに格納された前記DSCP値を参照し、サービス品質を提供し、
    前記データ通信ネットワーク上の他のDiameterノードは、前記属性値ペアを参照して、サービス品質を提供する、システム。
  7. 前記Diameterノードは、Diameterルーティングエージェント(DRA)を含み、
    前記Diameterメッセージについての前記DRMP値を決定することは、前記Diameterメッセージを受信することと、DRMP値のために準備された前記Diameterメッセージの前記属性値ペアから前記DRMP値を抽出することとを含む、請求項に記載のシステム。
  8. 前記Diameterノードは、前記Diameterメッセージを発するDiameterクライアントまたはDiameterサーバを含み、
    前記Diameterメッセージについての前記DRMP値を決定することは、前記Diameterメッセージの1つ以上の前記DRMP値のために準備されたDiameterメッセージの前記属性値ペア以外の他の属性値ペアに基づいて前記DRMP値を決定することを含む、請求項に記載のシステム。
  9. 前記Diameterノードは、ロング・ターム・エボリューション(LTE)および/またはIPマルチメディアシステム(IMS)ネットワークを含む電気通信ネットワークのためのシグナリングトラフィックを搬送するために構成されている、請求項のいずれか1項に記載のシステム。
  10. 前記Diameter-IP優先度マッパーは、前記Diameterメッセージに関連付けられた前記電気通信ネットワークのための加入者識別子を決定し、かつ、前記LTEおよび/またはIMSネットワークのオペレータによって供給された、前記加入者識別子についての前記サービスレベルのための前記DRMP値の前記IP QoS値へのマッピングを使用して、前記DRMP値を前記IP QoS値にマッピングすることによって、前記Diameterメッセージについての前記IP QoS値を決定するために構成されている、請求項に記載のシステム。
  11. Diameterノードの少なくとも1つのプロセッサによって実行されると前記Diameterノードに請求項1~のいずれか1項に記載の方法を行なわせる実行可能命令を格納する、コンピュータプログラム。
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