JP7151960B2 - 音響システム - Google Patents
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Description
カユニットへ送信させ、前記第二のスピーカユニットが、前記第一のスピーカユニットに対する音響信号を受信し、前記第一のスピーカユニットへ送信してもよい。
〈第一実施形態〉
〈システム構成〉
図1は、車載音響システムの機能ブロック図、図2は、車載音響システムにおけるスピーカの配置を示す図である。図1に例示の車載音響システム1は、車両に搭載され、音響再生装置(以下、ヘッドユニットとも称す)10やスピーカユニット70を備えている。
、ZigBee(登録商標)といった近距離無線通信規格で音響信号をスピーカユニット70へ送信する。なお、信号送信部12は、電波に限らず赤外線等を用いた光通信で音響信号を送信してもよい。
置(コンピュータ)である。CPU201は、情報処理装置全体の制御を行う中央処理演算装置である。CPU201はプロセッサとも呼ばれる。ただし、CPU201は、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPU201がマルチコア構成であってもよい。
は、例えば、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。補助記憶部は、CPU201により実行されるプログラムや、動作の設定情報などを記憶する記憶媒体である。補助記憶装置は、例えば、HDD(Hard-disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フ
ラッシュメモリ、USBメモリ、メモリカード等である。
Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等によって提供
されてもよい。また、上記各処理部の少なくとも一部が、FPGA(Field-Programmable
Gate Array)等の専用LSI(large scale integration)、その他のデジタル回路であってもよい。また、上記各処理部の少なくとも一部にアナログ回路を含む構成としてもよい。
格でヘッドユニット10と通信する。
図5は、車両内に配置されたスピーカユニット70を各スピーカユニット70の設置位置に応じて複数のグループに分類した例を示している。図5に示す例では、スピーカユニットCTRと、スピーカユニットFRと、スピーカユニットFLが、グループ1に属し、スピーカユニットFRと、スピーカユニットWFRがグループ2に属し、スピーカユニットFLと、スピーカユニットWFLがグループ3に属している。また、スピーカユニットWFと、スピーカユニットSRと、スピーカユニットSLが、グループ6に属し、スピーカユニットSRと、スピーカユニットRRと、スピーカユニットRORがグループ5に属し、スピーカユニットSLと、スピーカユニットRLと、スピーカユニットROLがグループ4に属している。
ーカユニット70へ送信し、スピーカユニット70からデータパケットの受信を示すパケット(信号)が取得できなかった場合、当該スピーカユニット70へ音響信号を送信できない状態であると検出する。また、信号送信部12は、スピーカユニット70との接続を定期的に確認し、接続が切れた場合、当該スピーカユニット70に対する音響信号を送信できない状態であると検出してもよい。
図8は、第二実施形態に係る音響システム1Aの動作を示す図である。前述の第一実施形態では、音響信号を送信できない状態のスピーカユニット70に対する音響信号を他のスピーカユニット70から出力させる構成としたが、本実施形態では、音響信号をヘッドユニット10から直接送信できない状態のスピーカユニット70へ、他のスピーカユニット70から音響信号を転送する構成としている。なお、その他の構成は同じであるため、同一の要素には同符号を付す等して、再度の説明を省略している。
図9は、第三実施形態に係る音響システム1Bの構成を示す図である。前述の第一及び第二実施形態では、ヘッドユニット10から各スピーカユニット70へ音響信号を送信する構成としたが、本実施形態では、ヘッドユニット10から離れた位置に設けた位置に設置された中継装置50から各スピーカユニット70へ音響信号を送信する構成としている。なお、その他の構成は同じであるため、同一の要素には同符号を付す等して、再度の説明を省略している。
図10は、第三実施形態の変形例である車載音響システム1Cの構成を示す図である。前述の第三実施形態では、中継装置50から各スピーカユニット70へ音響信号を送信する構成としたが、本変形例では、ヘッドユニット10及び中継装置50から各スピーカユニット70へ音響信号を送信する構成としている。なお、その他の構成は同じであるため、同一の要素には同符号を付す等して、再度の説明を省略している。
,WFR,FL,WFLへ音響信号を送信し、中継装置50が、車両後方に設置されたスピーカユニットROR,RR,SR,WF,ROL,RL,SLへ音響信号を送信している。なお、ヘッドユニット10と中継装置50が、それぞれ、どのスピーカユニット70へ音響信号を送信するのかは、これに限定されるものではなく、各スピーカユニット70の設置位置に応じて任意に設定してよい。
図11は、第四実施形態に係る音響システム1Dの構成を示す図である。前述の第三実施形態では、中継装置50から各スピーカユニット70へ音響信号を送信する構成としたが、本変形例では、複数のスピーカユニット70を所定の系統に分類しておき、中継装置50から音響信号を受信したスピーカユニット70の通信回路71が同じ系統に属する他のスピーカユニット70へ順次転送する構成としている。なお、その他の構成は同じであるため、同一の要素には同符号を付す等して、再度の説明を省略している。
図12は、第五実施形態に係る音響システム1Eにおけるスピーカユニット70のグループを示す図、図13は、音響信号の優先度を示す図である。前述の第一~第四実施形態では、音響信号を各スピーカユニット70へ無線で送信する構成としたが、本実施形態では、一部のスピーカユニット70へ有線で音響信号を送信し、他のスピーカユニット70へ無線で音響信号を送信する構成としている。なお、その他の構成は同じであるため、同一の要素には同符号を付す等して、再度の説明を省略している。
図14は、第六実施形態に係る音響システム1Fにおけるスピーカユニット70のグループを示す図、図15は、スピーカユニット70の優先度を示す図である。前述の第五実施形態では、音響信号の優先度に応じて有線で音響信号を送信するグループと無線で音響信号を送信するグループを設定したが、本実施形態では、スピーカユニット70の運転席からの距離に応じて優先度を設定した。なお、その他の構成は同じであるため、同一の要素には同符号を付す等して、再度の説明を省略している。
10を信号線18で接続し、信号線18を介して音響信号を送信している。他のグループ4~7に属するスピーカユニット70に対しては、ヘッドユニット10から無線で音響信号を送信している。
これにより、本実施形態の車載音響システム1Fは、優先すべき音響信号は信号線を介して送信し、無線送信によるデメリットを受けることを無くし、一部のスピーカユニット70に対して音響信号を無線で送信し、信号線を配索する手間を無くすことや、軽量化を図ることができる。
図16は、第七実施形態に係る音響システム1Gにおけるスピーカユニット70のグループを示す図である。前述の第六実施形態では、運転席からの距離が近いグループに高い優先度を設定し、該優先度に応じて有線で音響信号を送信するグループと無線で音響信号を送信するグループを設定したが、本実施形態では、スピーカユニット70の運転席から遠いグループに対して高い優先度を設定した。なお、その他の構成は同じであるため、同一の要素には同符号を付す等して、再度の説明を省略している。
11 :変更部
12 :信号送信部
13 :変更部
70 :スピーカユニット
Claims (10)
- 第1及び第2のスピーカユニットと、
前記第1及び第2のスピーカユニットに無線で音響信号を送信するヘッドユニットと、を備える音響システムであって、
前記第1及び第2のスピーカユニットは、通信可能なスピーカユニットを示す情報を前記ヘッドユニットに送信し、
前記ヘッドユニットは、前記第1のスピーカユニットに対して送信した音響信号の送信状態に異常が生じた場合には、前記第1のスピーカユニットに対する音響信号を前記第2のスピーカユニットに送信し、前記第2のスピーカユニットから前記第1のスピーカユニットに音響信号を転送させる、音響システム。 - 前記第1及び第2のスピーカユニットは、他のスピーカユニットと通信することで、前記通信可能なスピーカユニットを選択する、
請求項1に記載の音響システム。 - 前記第1及び第2のスピーカユニットは、定期的に通信可能なスピーカユニットを示す情報を前記ヘッドユニットに送信する、
請求項1または2に記載の音響システム。 - 前記ヘッドユニットは、前記第1のスピーカユニットから送信された前記通信可能なスピーカユニットを示す情報から、前記第1のスピーカユニットへの音響信号の送信状態に異常が生じ、前記第1のスピーカユニットへ前記音響信号を転送できる前記第2のスピーカユニットがないと判断した場合、前記第1のスピーカユニットに対する音響信号を他のスピーカユニットに送信して、当該他のスピーカユニットから音声出力を行わせる、
請求項1に記載の音響システム。 - 前記ヘッドユニットから離れた位置に設置され、音響信号を送信可能な中継装置を備え、
前記中継装置が、前記ヘッドユニットから信号線を介して前記音響信号を受信し、前記中継装置が、前記音響信号を無線で前記第1又は第2のスピーカユニットへ送信する、
請求項1~4の何れか1項に記載の音響システム。 - 前記第1及び第2のスピーカユニットを含む複数のスピーカユニットを所定の系統に分類しておき、前記ヘッドユニットが、同一の前記系統に属する複数の前記スピーカユニットに対する音響信号を当該系統に属する一つの前記スピーカユニットに送信し、
前記一つのスピーカユニットが、前記ヘッドユニット又は他のスピーカユニットから前記音響信号を受信した場合に、同一の前記系統に属する他のスピーカユニットへ無線で当該音響信号を送信する、
請求項1~5の何れか1項に記載の音響システム。 - 前記第1及び第2のスピーカユニットを含む複数のスピーカユニットを各スピーカユニットへ送信する前記音響信号の優先度に応じて二つのグループに分類しておき、当該二つのグループのうち、前記優先度の高い音響信号を送信するグループに属する前記スピーカユニットに対しては、信号線を介して前記音響信号を送信し、前記優先度の低い音響信号を送信するグループに属する前記スピーカユニットに対しては、無線で前記音響信号を送信する、
請求項1~6の何れか1項に記載の音響システム。 - 前記第1及び第2のスピーカユニットを含む複数のスピーカユニットを前記音響システムが搭載される車両の運転席からの距離に応じて二つのグループに分類しておき、当該二つのグループのうち、前記運転席に近いグループに属するスピーカユニットに対して、信号線を介して前記音響信号を送信し、前記運転席から遠いグループに属するスピーカユニットに対して、無線で前記音響信号を送信する、
請求項1~6の何れか1項に記載の音響システム。 - 前記第1及び第2のスピーカユニットを含む複数のスピーカユニットを前記音響システムが搭載される車両の運転席からの距離に応じて二つのグループに分類しておき、当該二つのグループのうち、前記運転席から遠いグループに属するスピーカユニットに対して、信号線を介して前記音響信号を送信し、前記運転席に近いグループに属するスピーカユニットに対して、無線で前記音響信号を送信する、
請求項1~6の何れか1項に記載の音響システム。 - 無線通信可能なヘッドユニットと、
無線で相互に音響信号を送受信可能で、送受信可能状態情報を前記ヘッドユニットにそれぞれ送信可能な第1及び第2のスピーカユニットと、を備える音響システムであって、
前記ヘッドユニットは、前記第1のスピーカユニットへの音響信号の送信に異常が生じると、前記第2のスピーカユニットからの前記送受信可能状態情報に応じて、前記第1のスピーカユニットに対する音響信号を前記第2のスピーカユニットに送信し、
前記第2のスピーカユニットは、前記第1のスピーカユニットに前記音響信号を転送する、音響システム。
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