JP7150970B2 - サプリメント供給支援装置及びサプリメント供給支援方法 - Google Patents

サプリメント供給支援装置及びサプリメント供給支援方法 Download PDF

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Description

本発明の一態様は、サプリメント供給支援装置及びサプリメント供給支援方法に関する。
特許文献1には、ユーザのスケジュール情報及びサプリメント供給可能情報等を考慮して、サプリメント供給支援装置が配合すべきサプリメント情報を決定するサプリメント配合支援方法が記載されている。
特許第6019262号
ここで、例えばアスリート等、積極的にトレーニングを行うユーザにとっては、単にユーザの情報やサプリメントの情報に基づいてサプリメントの供給態様が決定されるのではなく、ユーザが実施するトレーニングの情報が考慮されてサプリメントの供給態様が決定されてもよい。
本発明の一態様は上記実情に鑑みてなされたものであり、トレーニングを行うユーザに適した供給態様でサプリメントを供給することを目的とする。
本発明の一態様に係るサプリメント供給支援装置は、ユーザのトレーニングに係る情報を取得する取得部と、トレーニングに係る情報に応じてサプリメントの供給態様をレコメンドするレコメンドアルゴリズムに基づいて、ユーザのトレーニングに係る情報に応じたサプリメントの供給態様を決定する決定部と、を備える。
本発明の一態様に係るサプリメント供給支援方法は、ユーザのトレーニングに係る情報を取得するステップと、トレーニングに係る情報に応じてサプリメントの供給態様をレコメンドするレコメンドアルゴリズムに基づいて、ユーザのトレーニングに係る情報に応じたサプリメントの供給態様を決定するステップと、を含む。
本発明の一態様に係るサプリメント供給支援装置及びサプリメント供給支援方法では、ユーザのトレーニングに係る情報がレコメンドアルゴリズムに入力されて、該ユーザのトレーニングに係る情報に応じたサプリメントの供給態様が決定される。このように、ユーザのトレーニングに係る情報が考慮されて、例えばサプリメントの種類、量、摂取タイミング等の供給態様が決定されることにより、トレーニングを行うユーザに適した供給態様でサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置において、取得部は、ユーザのトレーニングに係る情報として、ユーザがトレーニングを実施することにより得られるトレーニング実施情報を取得し、決定部は、トレーニング実施情報をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定してもよい。実際にトレーニングを実施して得られる情報に基づいてサプリメントの供給態様が決定されることにより、トレーニングの実施結果に対応した供給態様でサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置において、取得部は、トレーニング実施情報として、トレーニングの実施中に自動的に記録されるログ情報を取得し、決定部は、ログ情報をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定してもよい。これにより、ユーザの感覚ではなくデータとして実際に記録された情報に基づいて、トレーニングの実施結果に対応したサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置において、取得部は、トレーニング実施情報として、トレーニングの実施後においてユーザによって記録されるユーザ体感情報を取得し、決定部は、ユーザ体感情報を前記レコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定してもよい。これにより、トレーニングを行ったユーザの感想等の体感情報を考慮して、よりユーザの要望(感覚)に沿ったサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置において、取得部は、ユーザのトレーニングに係る情報として、ユーザがトレーニングを実施する前に得られるトレーニング実施前情報を取得し、決定部は、トレーニング実施前情報をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定してもよい。トレーニングを実施する前に得られる情報に基づいてサプリメントの供給態様が決定されることにより、これから実施するトレーニングに対応した供給態様でサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置において、取得部は、トレーニング実施前情報として、実施予定のトレーニングの内容を取得し、決定部は、トレーニングの内容をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定してもよい。これにより、これから実施するトレーニングの内容(強度、量等)に沿ったサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置において、取得部は、トレーニング実施前情報として、実施予定のトレーニングの目的を取得し、決定部は、トレーニングの目的をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定してもよい。これにより、これから実施するトレーニングの目的(筋力強化、持久力強化、ダイエット等)に沿ったサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置において、取得部は、トレーニング実施前情報として、ユーザの生活データを取得し、決定部は、生活データをレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定してもよい。これにより、例えば睡眠時間等のユーザ特有の生活データを考慮して、ユーザの生活パターンに沿ったサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置は、レコメンドアルゴリズムを生成する生成部を更に備え、生成部は、複数のユーザのトレーニングに係る情報と摂取しているサプリメントに係る情報とに基づき、レコメンドアルゴリズムを更新してもよい。このように、各ユーザのトレーニングに係る情報とサプリメントに係る情報とが考慮されてレコメンドアルゴリズムが更新されることにより、該レコメンドアルゴリズムを用いて、トレーニングとの関連度が高いサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置において、生成部は、トレーニング頻度又は強度が所定の閾値以上のユーザに関するトレーニングに係る情報及びサプリメントに係る情報のみを用いて、レコメンドアルゴリズムを生成又は更新してもよい。このように、トレーニング頻度及び強度が高いユーザの情報のみを用いてレコメンドアルゴリズムが生成(及び更新)されることにより、例えばあまりトレーニングを行わないユーザ(すなわち、トレーニングとサプリメントとが適切に対応付いていない可能性が高いユーザ)を除いてレコメンドアルゴリズムを生成(及び更新)することができる。このように生成したレコメンドアルゴリズムを用いることによって、トレーニングを行うユーザにより適した供給態様でサプリメントを供給することができる。
本発明の一態様によれば、トレーニングを行うユーザに適した供給態様でサプリメントを供給することができる。
本発明の実施形態に係るサプリメント供給システムを模式的に示す図である。 図1のサプリメント供給システムに含まれるサプリメント供給支援装置の機能構成を示す図である。 サプリメント供給支援装置の制御装置のハードウェア構成図である。 サプリメント供給支援装置が実行する供給態様決定処理のフローチャートである。 サプリメント供給支援装置が実行する更新利用情報判定処理のフローチャートである。
以下、実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[サプリメント供給システム]
まず、図1を参照して、本実施形態に係るサプリメント供給システム1の概要を説明する。図1は、本発明の実施形態に係るサプリメント供給システム1を模式的に示す図である。サプリメント供給システム1は、ユーザに対してサプリメントを供給するシステムである。サプリメント供給システム1は、ユーザ毎に最適なサプリメント(オーダーメイドサプリメント)の供給態様を決定し、該供給態様に沿った供給となるようにサプリメントを供給する。ここでの供給態様とは、サプリメントの種類、量、組み合わせ、摂取タイミング等のサプリメント供給に係る種々の情報である。より詳細には、サプリメント供給システム1は、ユーザのトレーニングに係る情報を考慮して決定される供給態様に応じてサプリメントを供給する。このため、本実施形態における「サプリメント」とは、各種のスポーツサプリメントであり、例えば、各種プロテイン、アミノ酸、及びコンディション系サプリメント等である。
図1に示されるように、サプリメント供給システム1は、一例として、サプリメント供給支援装置10と、ユーザ端末20と、供給サーバ30と、ウェアラブルデバイス40とを含んで構成されている。なお、図1においては、サプリメント供給システム1の各構成を1つずつ記載しているが、実際には、ユーザ端末20及びウェアラブルデバイス40はユーザ(利用者)の数に応じて複数備わっている。また、サプリメント供給支援装置10及び供給サーバ30についても、1台ではなく複数であってもよい。サプリメント供給支援装置10は、ユーザのトレーニングに係る情報を取得し、トレーニングに係る情報に応じてサプリメントの供給態様をレコメンド(推薦)するレコメンドアルゴリズムに基づいて、ユーザのトレーニングに係る情報に応じたサプリメントの供給態様を決定する装置である。サプリメント供給支援装置10の詳細については後述する。
ユーザとしては、アスリート等、積極的にトレーニングを行うユーザを挙げることができ、具体的には、例えば、野球、サッカー、バスケット、テニス、ラグビー、アメリカンフットボール、バレーボール、卓球、バトミントン、陸上各種競技、スキー、スケート、アイスホッケー、並びにボクシング、レスリング及び柔道等の格闘技等の競技者、並びに、ボディビル及びフィジークなど、ボディメイクを競う競技の競技者等を挙げることができる。
また、ユーザとしては、週に3~7日間、または4~7日間、または5~7日間、または6又は7日間、または毎日、1日当たり、1~8時間、または2~5時間、または3~4時間、各競技に必要なトレーニングを行う者を挙げることができる。当該ユーザは、負荷が高いトレーニングを行うため、競技に向けたスケジュールに沿ったトレーニングが必要であり、短期間での疲労回復も含む効果的なトレーニング成果を得るため、トレーニング内容に合ったサプリメントを摂取する必要がある。
ユーザ端末20は、ユーザが携帯する通信端末であり、例えばタブレット型端末、スマートフォン、フューチャーフォン、又はノート型パソコン等である。図1においてはユーザ端末20がタブレット型端末である例を示している。ユーザ端末20は、サプリメント供給支援装置10、供給サーバ30、及びウェアラブルデバイス40と無線通信可能に構成されている。ユーザ端末20は、操作者であるユーザによって入力される情報をサプリメント供給支援装置10に送信する。ユーザによって入力される情報とは、大きく、ユーザがトレーニングを実施する前に入力するトレーニング実施前情報と、ユーザがトレーニングを実施した後に入力する(記録される)トレーニング実施後情報とに分けられる。
トレーニング実施前情報とは、例えば、実施予定のトレーニングの内容、実施予定のトレーニングの目的、ユーザのパーソナルデータ、及びユーザの生活データ等である。実施予定のトレーニングの内容とは、例えば実施予定のトレーニングの種目、強度(METS等で示される運動強度)、量、及び時間等の情報である。実施予定のトレーニングの目的とは、ユーザが求める効果を示す情報であり、例えば筋力強化、持久力強化、及び(体重)減量等の情報である。ユーザのパーソナルデータとは、例えばユーザの性別、年齢、伸長、体重、及び競技歴等の情報である。
例えば、競技種目がボディビルの場合、トレーニング種目としては、筋肉の強化部位が胸筋であれば、ベンチプレス、ダンベルベンチプレス(胸全体)、インクラインベンチプレス、インクラインダンベルベンチプレス(胸上部)、ディクラインダンベルプレス、ディップス(胸下部)、ダンベルフライ、ケーブルクロスオーバー(胸内側)等、背中であれば、懸垂(広背筋)、ディクラインダンベルローイング、ワンハンドローイング、ベントオーバーローイング、プルオーバー、ラットプルダウン、ロープーリー(広背筋)、ダンベルローイング、ショルダーシュラッグ、デッドリフト、ベントオーバーリアレイズ、ニーベントロー、アップライトロウ(僧帽筋)、バックエクステンション、ダンベルグッドモーニング(起立筋)、ワイドグリップラットプルダウン、プルオーバー(大円筋)、ダンベルローイング、ダンベルシュラッグ、ベントオーバーロー、ロープーリー、Tバーロウ等、三角筋であれば、ショルダープレス(三角筋全体)、アップライトロウ(三角筋全体)、フロントレイズ(三角筋前面)、サイドレイズ(三角筋中部)、リアラテラルレイズ、フェイスプル、リアデルタローイング、リアレイズ(三角筋後面)等、三頭筋であれば、プッシュアップ、ダンベルトライセプスプレス(三頭筋全体)、ディップス、トライセプスエクステンション、キックバック、フレンチプレス(三頭筋長頭)、プレスダウン(三頭筋短頭)等、二頭筋であれば、チンアップ、アームカール(二頭筋全体)、コンセントレーションカール、インクラインダンベルカール(二頭筋短頭)、ハンマーカール、サイドカール(二頭筋長頭)等、腹筋であれば、アブローラー(腹直筋)、アドミナルクランチ(腹直筋)、サイドベント(腹斜筋)、荷重プランク(腹横筋)等、大腿四頭筋であれば、スクワット、シシースクワット、レッグプレス、レッグエクステンション、ハックスクワット等、ハムストリングスであれば、スクワット、シシースクワット、レッグプレス、レッグエクステンション、ハックスクワット等、臀筋であれば、スクワット、ワイドスクワット、ブルガリアンスクワット、ヒップアブダクション、ヒップエクステンション、ヒップリフト、キックバック、アダクション等、腸腰筋であれば、バイシクルクランチ、レッグレイズ、バーベルスクワット等、内転筋であれば、ワイドスクワット、サイドランジ、アブダクション等、下腿三頭筋であれば、カーフレイズ等、を挙げることができる。
また、ユーザは、強度が高いトレーニングを行う場合、強化部位毎に分けてトレーニングを行うことで、当該トレーニングの翌日又はその翌々日は当該部位のリカバリーにあて、当該部位以外に関するトレーニングを行うことの繰り返しで全体の筋力効果を行うので、トレーニング当日だけでなく、少なくともその翌日から7日間先までの情報も、トレーニング実施前情報になる。
さらに、ユーザは、競技日まで長期間ある場合、数週間単位、一カ月単位、又は競技日まで等の期間を考慮した上で、各日のトレーニング種目、強度、量、時間等を決定することもあるので、当該期間の情報もトレーニング実施前情報になる。
トレーニング実施後情報とは、例えば、実施したトレーニングの内容、トレーニングの実施後にユーザが摂取したサプリメントの情報、及びユーザ体感情報等である。実施したトレーニングの内容とは、例えば実施したトレーニングの種目、強度(METS等で示される運動強度)、量、及び時間等の情報である。ユーザが摂取したサプリメントの情報とは、例えば摂取したサプリメントの種類、量、摂取時間、購入額等の情報である。ユーザ体感情報とは、実施したトレーニング及び摂取したサプリメントについてユーザが感じた事項(感想)であり、具体的には、例えば「トレーニング後にXXサプリメントを摂取したところ、翌日の回復が早かった」「持久系のトレーニング後に○○サプリメントを摂取するのは困難であった」等のユーザの感想である。
ユーザ端末20は、ウェアラブルデバイス40から送信された情報をサプリメント供給支援装置10に送信する。ウェアラブルデバイス40は、ユーザがトレーニング中に装着する端末であり、心拍数等の各種生体情報を自動的に取得する。ウェアラブルデバイス40としては、例えば腕時計型又はアンダーウェア型等の従来から周知のウェアラブルデバイスを用いることができる。ユーザ端末20は、ウェアラブルデバイス40においてトレーニングの実施中に自動的に取得(記録)されたログ情報を、トレーニングの実施後において又はトレーニング中に、ウェアラブルデバイス40から取得する。なお、ウェアラブルデバイス40は、ユーザ端末20を経ずに、サプリメント供給支援装置10に対して直接、上述したログ情報を送信するものであってもよい。
ユーザ端末20は、例えばユーザの操作(サプリメントの要求に係る操作)に応じて、供給サーバ30に対してサプリメント要求を送信する。ユーザ端末20は、ユーザからサプリメントの要求に係る操作を受けると、サプリメント供給支援装置10からサプリメントの供給態様についての情報を受信し(或いは当該情報を事前に受信しておき)、該サプリメントの供給態様に応じてサプリメントが供給されるように、供給サーバ30にサプリメント要求を送信する。供給サーバ30は、サプリメント要求に応じて、サプリメントを供給するサーバである。すなわち、供給サーバ30は、複数のサプリメントを予め格納しており、サプリメント要求に応じて一又は複数のサプリメントを供給(排出)する。供給サーバ30は、例えばスポーツジム等に設置されている。供給サーバ30は、サプリメント供給支援装置10において決定された供給態様でサプリメントを供給するものであり、決定された供給態様で示される種類、量、組み合わせのサプリメントを供給する。また、供給態様においてサプリメントの摂取タイミングが決められている場合には、サプリメント供給支援装置10は、例えば摂取タイミングを記載した包装等に各サプリメントを包み、各サプリメントを供給する。
(サプリメント供給支援装置)
次に、図2及び図3を参照して、サプリメント供給支援装置10について説明する。図2に示されるように、サプリメント供給支援装置10は、取得部11と、アルゴリズム生成部12(生成部)と、アルゴリズム記憶部13と、サプリメント決定部14(決定部)とを備えている。サプリメント供給支援装置10は、サプリメントの供給態様を決定するための情報として、予め、サプリメントの供給態様をレコメンドするレコメンドアルゴリズムを生成しており、ユーザからの情報に基づいて該レコメンドアルゴリズムを適宜更新する。そして、サプリメント供給支援装置10は、レコメンドアルゴリズムに、ユーザのトレーニングに係る情報を入力することにより、ユーザのトレーニングに係る情報に応じたサプリメントの供給態様を決定する。
取得部11は、ユーザのトレーニングに係る情報を、ユーザ端末20及びウェアラブルデバイス40から受信(取得)する。具体的には、取得部11は、ユーザのトレーニングに係る情報として、ユーザがトレーニングを実施することにより得られるトレーニング実施情報を、ユーザ端末20及びウェアラブルデバイス40から取得する。取得部11は、トレーニング実施情報として、トレーニングの実施後においてユーザによって記録される実施したトレーニングの内容、トレーニングの実施後にユーザが摂取したサプリメントの情報、及びユーザ体感情報等のトレーニング実施後情報(上述)を、ユーザ端末20から取得する。また、取得部11は、トレーニング実施情報として、トレーニングの実施中に自動的に記録されるログ情報を、ウェアラブルデバイス40から取得する。
さらに、取得部11は、ユーザのトレーニングに係る情報として、ユーザがトレーニングを実施する前に得られるトレーニング実施前情報(上述)を、ユーザ端末20から取得する。取得部11は、トレーニング実施前情報として、実施予定のトレーニングの内容、実施予定のトレーニングの目的、ユーザの生活データ等を取得する。
アルゴリズム生成部12は、レコメンドアルゴリズムを生成する。レコメンドアルゴリズムとは、入力されたトレーニングに係る情報に応じてサプリメントの供給態様をレコメンドするアルゴリズムである。供給態様とは、サプリメントの種類、量、組み合わせ、摂取タイミング等のサプリメント供給に係る種々の情報である。アルゴリズム生成部12は、例えば、取得部11によって取得される、複数のユーザのトレーニングに係る情報と摂取しているサプリメントに係る情報とに基づき、レコメンドアルゴリズムを生成する。また、アルゴリズム生成部12は、複数のユーザのトレーニングに係る情報と摂取しているサプリメントに係る情報とに基づき、レコメンドアルゴリズムを適宜更新してもよい。すなわち、アルゴリズム生成部12は、トレーニングとサプリメントとの対応関係を考慮して、レコメンドアルゴリズムを生成・更新する。
アルゴリズム生成部12は、トレーニング頻度又は強度が所定の閾値以上のユーザに関するトレーニングに係る情報及びサプリメントに係る情報のみを用いて、レコメンドアルゴリズムを生成又は更新してもよい。トレーニング頻度の閾値は、例えば週に3~7日間、または4~7日間、または5~7日間、または6又は7日間、または毎日、1日当たり、1~8時間、または2~5時間、または3~4時間程度とされてもよい。トレーニング強度の閾値は、例えば筋力アップが目的であれば最大反復回数(RM)を1~10RMに、筋肥大が目的であれば、10~20RMに、筋持久力向上が目的であれば、15~20RM程度に設定されてもよい。アルゴリズム生成部12は、生成したレコメンドアルゴリズムをアルゴリズム記憶部13に格納する。また、アルゴリズム生成部12は、アルゴリズム記憶部13に格納されているレコメンドアルゴリズムを更新する。
アルゴリズム記憶部13は、アルゴリズム生成部12によって生成されたレコメンドアルゴリズムを記憶する。
サプリメント決定部14は、アルゴリズム記憶部13に記憶されているレコメンドアルゴリズムに基づいて、取得部11によって取得されたユーザのトレーニングに係る情報に応じたサプリメントの供給態様を決定する。サプリメント決定部14は、決定したサプリメントの供給態様をユーザ端末20に送信する。サプリメント決定部14は、決定した際にサプリメントの供給態様をユーザ端末20に送信してもよいし、ユーザ端末20からの要求に応じてサプリメントの供給態様をユーザ端末20に送信してもよい。
具体的には、サプリメント決定部14は、取得部11によって取得されたトレーニング実施情報をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定する。すなわち、サプリメント決定部14は、ログ情報及びユーザ体感情報等をレコメンドアルゴリズムに入力することによりサプリメントの供給態様を決定する。
また、サプリメント決定部14は、取得部11によって取得されたトレーニング実施前情報をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定してもよい。すなわち、サプリメント決定部14は、トレーニングの内容、トレーニングの目的、及び生活データ等をレコメンドアルゴリズムに入力することによりサプリメントの供給態様を決定してもよい。なお、サプリメント決定部14は、上述したトレーニング実施情報及びトレーニング実施前情報の一部をレコメンドアルゴリズムに入力するものであってもよいし、任意の複数の情報を入力するものであってもよい。
図3は、サプリメント供給支援装置10のハードウェア構成図である。図3に示されるように、サプリメント供給支援装置10は、一つ又は複数のプロセッサ103と、メモリ104と、ストレージ105と、入出力ポート106と、を有する回路100により構成される。入出力ポート106は、ユーザ端末20及びウェアラブルデバイス40との間で制御信号の入出力を行う。ストレージ105は、各種処理を実行するためのプログラムを記録している。ストレージ105は、コンピュータ読み取り可能であればどのようなものであってもよい。具体例として、ハードディスク、不揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク及び光ディスク等が挙げられる。メモリ104は、ストレージ105からロードしたプログラム及びプロセッサ103の演算結果等を一時的に記憶する。プロセッサ103は、メモリ104と協働してプログラムを実行することで、上述した各機能モジュールを構成する。
なお、サプリメント供給支援装置10のハードウェア構成は、必ずしもプログラムにより各機能モジュールを構成するものに限られない。例えばサプリメント供給支援装置10の各機能モジュールは、専用の論理回路又はこれを集積したASIC(Application Specific Integrated Circuit)により構成されていてもよい。
[供給態様決定処理]
次に、図4を参照して、サプリメント供給支援装置10が実行する供給態様決定処理について説明する。図4は、サプリメント供給支援装置10が実行する供給態様決定処理のフローチャートである。なお、当該処理が行われる前提として、サプリメント供給支援装置10においてはレコメンドアルゴリズムが生成済みであるとする。
図4に示されるように、サプリメント供給支援装置10は、まず、ユーザのトレーニングに係る情報を取得する(ステップS1)。具体的には、サプリメント供給支援装置10は、ユーザがトレーニングを実施することにより得られるトレーニング実施情報を、ユーザ端末20及びウェアラブルデバイス40から取得する。また、サプリメント供給支援装置10は、ユーザがトレーニングを実施する前に得られるトレーニング実施前情報を、ユーザ端末20から取得する。
つづいて、サプリメント供給支援装置10は、取得したユーザのトレーンングに係る情報をレコメンドアルゴリズムに入力する(ステップS2)。そして、サプリメント供給支援装置10は、レコメンドアルゴリズムからの出力結果に基づいて、サプリメントの供給態様を決定する(ステップS3)。サプリメントの供給態様とは、サプリメントの種類、量、組み合わせ、摂取タイミング等のサプリメント供給に係る種々の情報である。最後に、サプリメント供給支援装置10は、決定したサプリメントの供給態様をユーザ端末20に送信する(ステップS4)。以上が、サプリメント供給支援装置10が実行する供給態様決定処理である。その後、ユーザ端末20から供給サーバ30にサプリメント要求が送信され、供給態様に応じたサプリメントが供給サーバ30からユーザに供給(排出)される。
[更新利用情報判定処理]
次に、図5を参照して、サプリメント供給支援装置10が実行する更新利用情報判定処理について説明する。図5は、サプリメント供給支援装置10が実行する更新利用情報判定処理のフローチャートである。ここでの更新利用情報判定処理とは、サプリメント供給支援装置10が、レコメンドアルゴリズムの更新に利用するユーザの情報であるか否かを判定する処理である。
図5に示されるように、更新利用情報判定処理では、サプリメント供給支援装置10は、まず、レコメンドアルゴリズムの更新に利用しようとするユーザのトレーニングに係る情報において、トレーニング頻度及び強度が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS11)。トレーニング頻度及び強度の少なくともいずれか一方が所定値以上でない場合には、当該ユーザのトレーニングに係る情報をレコメンドアルゴリズムの更新に利用しないと決定する(ステップS14)。
一方で、トレーニング頻度及び強度の双方が所定値以上である場合には、サプリメント供給支援装置10は、当該ユーザのサプリメントに係る情報において、サプリメントの摂取頻度が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS12)。サプリメントの摂取頻度が所定値以上でない場合には、当該ユーザのサプリメントに係る情報をレコメンドアルゴリズムの更新に利用しないと決定する(ステップS14)。一方で、サプリメントの摂取頻度が所定値以上である場合には、サプリメント供給支援装置10は、当該ユーザのトレーニングに係る情報及びサプリメントに係る情報を、レコメンドアルゴリズムの更新に利用すると決定し(ステップS13)、レコメンドアルゴリズムの更新を行う。以上が、サプリメント供給支援装置10が実行する更新利用情報判定処理である。
[作用効果]
次に、本実施形態に係るサプリメント供給支援装置10の作用効果について説明する。
本実施形態に係るサプリメント供給支援装置10は、ユーザのトレーニングに係る情報を取得する取得部11と、トレーニングに係る情報に応じてサプリメントの供給態様をレコメンドするレコメンドアルゴリズムに基づいて、ユーザのトレーニングに係る情報に応じたサプリメントの供給態様を決定するサプリメント決定部14と、を備える。
本実施形態に係るサプリメント供給支援装置10では、ユーザのトレーニングに係る情報がレコメンドアルゴリズムに入力されて、該ユーザのトレーニングに係る情報に応じたサプリメントの供給態様が決定される。このように、ユーザのトレーニングに係る情報が考慮されて、例えばサプリメントの種類、量、摂取タイミング等の供給態様が決定されることにより、トレーニングを行うユーザに適した供給態様でサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置10において、取得部11は、ユーザのトレーニングに係る情報として、ユーザがトレーニングを実施することにより得られるトレーニング実施情報を取得し、サプリメント決定部14は、トレーニング実施情報をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定する。このように、実際にトレーニングを実施して得られる情報に基づいてサプリメントの供給態様が決定されることにより、トレーニングの実施結果に対応した供給態様でサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置10において、取得部11は、トレーニング実施情報として、トレーニングの実施中に自動的に記録されるログ情報を取得し、サプリメント決定部14は、ログ情報をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定する。これにより、ユーザの感覚ではなくデータとして実際に記録された情報に基づいて、トレーニングの実施結果に対応したサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置10において、取得部11は、トレーニング実施情報として、トレーニングの実施後においてユーザによって記録されるユーザ体感情報を取得し、サプリメント決定部14は、ユーザ体感情報をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定する。これにより、トレーニングを行ったユーザの感想等の体感情報を考慮して、よりユーザの要望(感覚)に沿ったサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置10において、取得部11は、ユーザのトレーニングに係る情報として、ユーザがトレーニングを実施する前に得られるトレーニング実施前情報を取得し、サプリメント決定部14は、トレーニング実施前情報をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定する。トレーニングを実施する前に得られる情報に基づいてサプリメントの供給態様が決定されることにより、これから実施するトレーニングに対応した供給態様でサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置10において、取得部11は、トレーニング実施前情報として、実施予定のトレーニングの内容を取得し、サプリメント決定部14は、トレーニングの内容をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定する。これにより、これから実施するトレーニングの内容(強度、量等)に沿ったサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置10において、取得部11は、トレーニング実施前情報として、実施予定のトレーニングの目的を取得し、サプリメント決定部14は、トレーニングの目的をレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定する。これにより、これから実施するトレーニングの目的(筋力強化、持久力強化、ダイエット等)に沿ったサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置10において、取得部11は、トレーニング実施前情報として、ユーザの生活データを取得し、サプリメント決定部14は、生活データをレコメンドアルゴリズムに入力することにより、サプリメントの供給態様を決定する。これにより、例えば睡眠時間等のユーザ特有の生活データを考慮して、ユーザの生活パターンに沿ったサプリメントを供給することができる。
サプリメント供給支援装置10は、レコメンドアルゴリズムを生成するアルゴリズム生成部12を更に備えており、該アルゴリズム生成部12は、複数のユーザのトレーニングに係る情報と摂取しているサプリメントに係る情報とに基づき、レコメンドアルゴリズムを更新する。このように、各ユーザのトレーニングに係る情報とサプリメントに係る情報とが考慮されてレコメンドアルゴリズムが更新されることにより、該レコメンドアルゴリズムを用いて、トレーニングとの関連度が高いサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置10において、アルゴリズム生成部12は、トレーニング頻度又は強度が所定の閾値以上のユーザに関するトレーニングに係る情報及びサプリメントに係る情報のみを用いて、レコメンドアルゴリズムを生成又は更新する。このように、トレーニング頻度及び強度が高いユーザの情報のみを用いてレコメンドアルゴリズムが生成(及び更新)されることにより、例えばあまりトレーニングを行わないユーザ(すなわち、トレーニングとサプリメントとが適切に対応付いていない可能性が高いユーザ)を除いてレコメンドアルゴリズムを生成(及び更新)することができる。このように生成したレコメンドアルゴリズムを用いることによって、トレーニングを行うユーザにより適した供給態様でサプリメントを供給することができる。
上記サプリメント供給支援装置10において、アルゴリズム生成部12は、サプリメントの摂取頻度が所定の閾値以上のユーザに関するトレーニングに係る情報及びサプリメントに係る情報のみを用いて、レコメンドアルゴリズムを生成又は更新する。このように、サプリメントの摂取頻度が高いユーザの情報のみを用いてレコメンドアルゴリズムが生成(及び更新)されることにより、例えばあまりサプリメントを摂取しないユーザ(すなわち、トレーニングとサプリメントとが適切に対応付いていない可能性が高いユーザ)を除いてレコメンドアルゴリズムを生成(及び更新)することができる。このように生成したレコメンドアルゴリズムを用いることによって、トレーニングを行うユーザにより適した供給態様でサプリメントを供給することができる。
以上、本実施形態に係るサプリメント供給システム1について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、サプリメント供給システム1は、サプリメントを供給(排出)する供給サーバ30を有しているとして説明したがこれに限定されず、供給サーバ30を有していなくてもよい。また、サプリメント供給システム1は、ウェアラブルデバイス40を有していなくてもよい。すなわち、サプリメント供給システム1は、サプリメントの供給態様を決定するサプリメント供給支援装置10があればよい。例えば供給サーバ30を有していない構成においては、サプリメント供給システム1は、サプリメント供給支援装置10によって決定された供給態様となるように、サプリメントをユーザに対して発送するものであってもよい。
また、サプリメント供給支援装置10は、レコメンドアルゴリズムを生成・更新するとして説明したがこれに限定されず、自身ではレコメンドアルゴリズムを生成・更新せずに、外部装置からレコメンドアルゴリズムを取得するものであってもよい。
最後に、上述したトレーニング強度及びサプリメントの摂取頻度について、詳述する。
<トレーニング強度>
トレーニング強度は、トレーニングの目的に応じて設定することができる。例えば、トレーニングの目的が、狙った筋肉の筋肉強度を上げること(筋力アップ)である場合、最大反復回数(RM。ある負荷強度で全力の反復が何回可能かであるかのおおよその回数)を1~10RMに、筋肥大が目的であれば、10~20RMに、筋持久力向上が目的であれば、15~20RMに設定する例を挙げることができる。RMとセット数を入力することで、当該トレーニングの総強度が計算され、当該強度に応じたサプリメントが提供される。また、トレーニング強度を、消費カロリーを指標にして設定したい場合は、METs値を用いることもできる。例えば、自重による腹筋、背筋、腕立て伏せ、スクワットなど軽度なトレーニングの場合は3.5METs、高強度のウェイトトレーニングの場合は6.0METs、9.7Km/hのスピードでのランニングの場合は10METsのように、各種トレーニングの強度又はトレーニング種目毎にMETsは予め決められているので、METs値、自分の体重、及びトレーニング時間を入力することにより、当該トレーニングを実施した場合の総消費カロリーが計算され、当該カロリーに応じたサプリメントが提供される。
<サプリメント摂取頻度>
サプリメントの摂取は、トレーニングと同時に摂取してしてもよいし、食事と共に摂取してもよい。従って、トレーニングと同時に摂取する場合の摂取頻度はトレーニングの頻度と同様であり、週に3~7日間、または4~7日間、または5~7日間、または6又は7日間、または毎日、サプリメントを摂取する。トレーニングの実施と共にサプリメントを摂取する場合、トレーニング内容やサプリメントの種類に応じて、トレーニング前、トレーニング中又はトレーニング後にサプリメントを摂取する。またサプリメントを食事と共に摂取する場合、ユーザが食事をする頻度に応じて、食事毎に摂取してもよい。1日あたりのトレーニング摂取頻度としては、1回~10回の間でトレーニング頻度や食事の頻度に応じて設定できる。
10…サプリメント供給支援装置、11…取得部、12…アルゴリズム生成部(生成部)、14…サプリメント決定部(決定部)。

Claims (10)

  1. ユーザのトレーニングに係る情報を取得する取得部と、
    トレーニングに係る情報に応じてサプリメントの供給態様をレコメンドするレコメンドアルゴリズムに基づいて、前記ユーザのトレーニングに係る情報に応じたサプリメントの供給態様を決定する決定部と、
    前記レコメンドアルゴリズムを生成する生成部と、を備え、
    前記生成部は、複数のユーザのトレーニングに係る情報と摂取しているサプリメントに係る情報とに基づき、前記レコメンドアルゴリズムを更新する、サプリメント供給支援装置。
  2. 前記取得部は、前記ユーザのトレーニングに係る情報として、前記ユーザがトレーニングを実施することにより得られるトレーニング実施情報を取得し、
    前記決定部は、前記トレーニング実施情報を前記レコメンドアルゴリズムに入力することにより、前記サプリメントの供給態様を決定する、請求項1記載のサプリメント供給支援装置。
  3. 前記取得部は、前記トレーニング実施情報として、トレーニングの実施中に自動的に記録されるログ情報を取得し、
    前記決定部は、前記ログ情報を前記レコメンドアルゴリズムに入力することにより、前記サプリメントの供給態様を決定する、請求項2記載のサプリメント供給支援装置。
  4. 前記取得部は、前記トレーニング実施情報として、トレーニングの実施後において前記ユーザによって記録されるユーザ体感情報を取得し、
    前記決定部は、前記ユーザ体感情報を前記レコメンドアルゴリズムに入力することにより、前記サプリメントの供給態様を決定する、請求項2又は3記載のサプリメント供給支援装置。
  5. 前記取得部は、前記ユーザのトレーニングに係る情報として、前記ユーザがトレーニングを実施する前に得られるトレーニング実施前情報を取得し、
    前記決定部は、前記トレーニング実施前情報を前記レコメンドアルゴリズムに入力することにより、前記サプリメントの供給態様を決定する、請求項1~4のいずれか一項記載のサプリメント供給支援装置。
  6. 前記取得部は、前記トレーニング実施前情報として、実施予定のトレーニングの内容を取得し、
    前記決定部は、前記トレーニングの内容を前記レコメンドアルゴリズムに入力することにより、前記サプリメントの供給態様を決定する、請求項5記載のサプリメント供給支援装置。
  7. 前記取得部は、前記トレーニング実施前情報として、実施予定のトレーニングの目的を取得し、
    前記決定部は、前記トレーニングの目的を前記レコメンドアルゴリズムに入力することにより、前記サプリメントの供給態様を決定する、請求項5又は6記載のサプリメント供給支援装置。
  8. 前記取得部は、前記トレーニング実施前情報として、前記ユーザの生活データを取得し、
    前記決定部は、前記生活データを前記レコメンドアルゴリズムに入力することにより、前記サプリメントの供給態様を決定する、請求項5~7のいずれか一項記載のサプリメント供給支援装置。
  9. 前記生成部は、トレーニング頻度又は強度が所定の閾値以上のユーザに関する前記トレーニングに係る情報及び前記サプリメントに係る情報のみを用いて、前記レコメンドアルゴリズムを生成又は更新する、請求項1~8のいずれか一項記載のサプリメント供給支援装置。
  10. サプリメント供給支援装置が実行するサプリメント供給支援方法であって、
    ユーザのトレーニングに係る情報を取得するステップと、
    トレーニングに係る情報に応じてサプリメントの供給態様をレコメンドするレコメンドアルゴリズムに基づいて、前記ユーザのトレーニングに係る情報に応じたサプリメントの供給態様を決定するステップと、
    前記レコメンドアルゴリズムを生成するステップと、を含み、
    前記レコメンドアルゴリズムを生成するステップでは、複数のユーザのトレーニングに係る情報と摂取しているサプリメントに係る情報とに基づき、前記レコメンドアルゴリズムを更新する、サプリメント供給支援方法。
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