JP7150487B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、PDL(ページ記述言語)データの描画処理に関する。
一般的に、PDLデータの描画処理は、PDLデータの解析処理と描画処理とに分けられる。PDLデータの解析処理は、PDLデータを解析し、より抽象度の低い描画コマンドに変換する。描画処理は、描画コマンドを受け取り、デバイス座標への変換処理及び色合成処理を行い、ラスターデータを生成する。ラスターデータは、プリンタデバイスで紙に印刷されたり、モニタデバイスで表示されたりする。PDLデータとしては、Microsoft社のページ記述言語であるXPSや、Adobe社のページ技術言語であるPDF等が存在する。
PDLデータは一般的に、イメージオブジェクトを有する。イメージオブジェクトとは、JPEGやPNG等のファイル形式のイメージを、PDLデータ内でページのどの部分にどのように配置するか(例えば、拡縮、回転、Skew、Tile状等)が指定されたオブジェクトである。
描画処理は、1ページ分のレンダリング結果を格納するためのメモリを事前に確保しておき、そのメモリに対して、重ね合わせ順の低いオブジェクトから順番にレンダリングしていくペインターズアルゴリズムというレンダリング方式が公知である。しかし、ペインターズアルゴリズムでは、1ページ分のレンダリングを行うのに1ページ分のレンダリング結果を格納するためのメモリを事前に確保する必要があり、レンダリング処理に多くのメモリが必要になる。
この問題を解決するレンダリング方式として、次のような方式が公知である。1ページ分の全描画オブジェクトを中間データとして保存し、事前に確保されているバンド単位(1ページをY軸方向に分割した単位)のバッファに対してスキャンライン毎にレンダリング処理結果を格納していくレンダリング方式である(特許文献1参照)。しかし、このスキャンライン単位のレンダリング方式を行う場合、1ページ分の中間データを保持しなければならず、中間データをネットワークでデータ転送するシステムでは、転送量が問題となる。この問題を解決するために、タイル分割した中間データを用いたレンダリング処理技術が公知となっている(特許文献2参照)。この方式では、中間データ及びそこに含まれるイメージデータをそれぞれタイル単位に分割して、各タイルに最適な圧縮を行い、データ転送するため、転送量が小さくできる。またこの方式では、各タイルを並列にレンダリング処理することも可能で、レンダリング処理が高速になる。
米国特許第5912672号公報 米国特許第7561303号公報
上述したタイル単位のレンダリング処理では、分割した中間データのタイルを元にレンダリング処理を行う。中間データの各タイル領域をレンダリングする際には、それぞれのタイル領域にかかるイメージのタイルが必要である。イメージのタイルは圧縮されており、対象のタイル数が多いと、解凍時間がボトルネックとなり、レンダリング処理が低速となってしまう。
図10を用いて具体的に説明する。タイルBの領域をレンダリングする際には、2、3、4、6、7、8のイメージのタイルが必要になるので、2、3、4、6、7、8の圧縮されたイメージのタイルを解凍する。タイルBの領域のレンダリングが完了すると、メモリ使用量を抑えるために、解凍したイメージのタイルの情報を破棄する。その後、タイルEの領域をレンダリグする際には、6、7、8、10、11、12、14、15、16のイメージのタイルが必要となるので、6、7、8のタイルは再度解凍されることになり、同じタイルの解凍処理が重複して行われることになる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、中間データの各タイル領域をレンダリングする際に必要なイメージのタイル数を減らして、レンダリング処理を高速にすることにある。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、PDLデータを解析して、描画命令に変換するPDL解析手段と、前記描画命令から中間データを生成する中間データ生成手段と、前記中間データを第1のタイル単位に分割する中間データタイル分割手段とを有する。また、前記中間データ生成手段は、前記描画命令がイメージを含む場合、前記イメージを第2のタイル単位に分割するイメージタイル分割手段を有し、前記中間データタイル分割手段は、前記中間データのタイル境界が前記イメージのタイル境界と一致するように、前記中間データのタイル分割の開始位置を決定する開始位置決定手段を有する。
本発明によると、タイル単位のレンダリング処理において、中間データの各タイル領域をレンダリングする際に必要なイメージのタイル数が減り、レンダリング処理を高速にすることができる。
プリントシステムの構成図である。 プリントシステムの機能ブロック図である。 PDLデータの例を示す図である。 タイル分割されたイメージの例を示す図である。 タイル分割された中間データの例を示す図である。 中間データ生成処理のフローチャートである。 イメージ管理テーブルの例を示す図である。 中間データタイル分割処理のフローチャートである。 レンダリング処理のフローチャートである。 従来の手法を使用した場合の中間データの例を示す図である。 本提案手法を使用した場合の中間データの例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るプリントシステムの構成図である。端末101は、不図示のプリンタドライバを介してユーザから印刷設定及び印刷ドキュメント(PDLデータ)の入力を受け付け、プリンタ104に印刷ジョブを送信する。端末101は、PCやタブレット、スマートフォン等である。ネットワーク102は、端末101とプリンタ104を通信可能に接続する。なお、ネットワーク102は、無線であっても有線であってもよく、その規格は問わない。メモリ接続ポート103は、プリンタ104に内蔵されており、USBメモリやSDカード等を接続できる。プリンタ104は、不図示のコントロールパネルを介して、ユーザから印刷設定を受け付ける。また、プリンタ104は、ネットワーク102やメモリ接続ポート103から印刷ジョブを受け取り、印刷を行う。
図12は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成図である。図12の情報処理装置は、図1の端末101及びプリンタ104とすることができる。
CPU1201は、情報処理装置全体を制御する中央演算ユニットであり、情報処理装置の処理シーケンスを統括的に制御する。ROM1202は、後述するフローチャートを実現するためのプログラムや固定データを格納する。RAM1203は、データの一時保存やプログラムのロードに使用される。記憶装置1204に格納したデータは、情報処理装置の電源オフ状態にあっても保持しておくことが可能であり、情報処理装置の再起動後に読み出すことが可能である。通信部1205は、ネットワーク1206を介した外部機器とのデータ送受信に用いられる。
図2は、本実施形態に係るプリントシステムの機能ブロック図である。PDL解析部201は、入力されたPDLデータを解析し、中間データ生成部202が解釈できる描画オブジェクト単位の描画命令に変換する。中間データ生成部202は、オブジェクト単位で描画命令を受け取り、ページ単位の中間データに変換する。描画命令にイメージがある場合は、イメージをタイル単位Xに分割して、それぞれのタイルに最適な圧縮方法を決定して圧縮する。本実施形態では圧縮方法の決定方法は問わないが、例えば、タイル内の色数が少ない場合は不可逆圧縮、色数の多い場合は可逆圧縮にすると、データ量及び品質でバランスがとれる。中間データタイル分割部203は、ページ単位の中間データをタイル単位Yに分割する。レンダリング処理部204は、中間データタイル分割部203でタイル単位に分割された中間データをレンダリングし、タイルをつなぎ合わせ、出力ビットマップを生成する。イメージのタイル分割単位X、中間データのタイル分割単位Yは、任意の値が設定できるが、本実施例では、X=900ピクセル×900ピクセル、Y=1800ピクセル×1800ピクセルとする。
図3は、入力されるA4サイズのPDLデータの一例である。本実施例では、PDLデータは、イメージとテキストを含んだ単純なデータである。このPDLデータをA4サイズ、600dpiでレンダリング処理するケースを元に以降説明する。イメージは、3000ピクセル×3000ピクセルのイメージで、出力ビットマップの(800,200)の位置に等倍でレンダリングされるようなPDLコマンドとする。A4サイズ(297mm×210mm)、600dpiは1インチ=25.4mmとして、出力ビットマップは、7016ピクセル(Round(297÷25.4×600))×4961ピクセル(Round(210÷25.4×600))になる。
図4は、900ピクセル×900ピクセルのタイルで分割された、図3のPDLデータに含まれるイメージの例である。後述の説明のために、1~16のインデックスが割り振ってある。
図5は、1800ピクセル×1800ピクセルのタイルで分割された、図3のPDLデータの中間データの例である。後述の説明のために、A~Lのインデックスが割り振ってある。
図6は、中間データ生成部202による中間データ生成処理のフローチャートである。フローチャートに示される一連の処理は、CPU1201が記憶装置1204等に記憶された制御プログラムをRAM1203に展開し、実行することにより行われる。あるいはまた、フローチャートにおけるステップの一部または全部の機能をASICや電子回路等のハードウェアで実現してもよい。各処理の説明における記号「S」は、当該フローチャートにおけるステップを意味する。その他のフローチャートについても同様である。
S601において、中間データ生成部202は、PDL解析部201からオブジェクト単位の描画命令を受ける度に、本処理を行う。
中間データ生成部202は、受信した描画命令がイメージを含み(S602)、当該イメージに対して回転命令、及び歪曲命令が無く(S603)、当該イメージの分割後のタイル数がN以上(所定数以上)になる場合は(S604)、S605に進む。S605において、中間データ生成部202は、イメージ管理テーブルにイメージ情報を記憶する(S605)。イメージ管理テーブルについては、図7を参照して後述する。
イメージの分割後のタイル数は、イメージの縦横のサイズとタイル単位Xから算出することができる。本実施例では、イメージサイズは縦横3000ピクセル×3000ピクセル、タイル単位Xは900ピクセル×900ピクセルである。したがって、このイメージのタイル数は、4((floor((3000-1)÷900+1))×4(floor((3000-1)÷900+1))=16個となる。
次に、S606において、中間データ生成部202は、イメージをタイル単位Xに分割し、それぞれのタイルを適当な圧縮方式で圧縮する。すなわち、中間データ生成部202は、イメージタイル分割手段としても機能する。S607において、中間データ生成部202は、圧縮したタイル単位Xのイメージと描画命令を中間データ形式に変換して、中間データへ追加する(すなわち、中間データを生成する)。
なお、S602において描画命令がイメージを含まないと判定された場合(例えば、テキストや単色の矩形等)は、中間データ生成部202は、描画命令のみを中間データ形式に変換して中間データに追加する(S607)。また、S603においてイメージに対する回転命令、及び歪曲命令があると判定された場合、及び、S604においてイメージのタイル数がN未満であると判定された場合は、イメージ管理テーブルにイメージ情報を記憶せずにS606に進む。
描画命令とは、例えば前述したXPSやPDFの描画コマンドのことである。また、中間データ形式とは、レンダリング処理部204がレンダリングする際に解釈できるデータ形式であればよく、特定の形式には限定されない。
図7は、前述したイメージ管理テーブルの例を示す。イメージIndex701は、ユニークな値であり、例えば0から1ずつインクリメントした値である。タイル数702は、前述したように、イメージの縦横のサイズとタイル単位Xから算出された値である。ImageToDevice変換行列703(以下、単に変換行列703と呼ぶ)は、イメージ空間から出力ビットマップ空間へのアフィン変換行列であり、スケール率、回転、Skew等が表現可能である。図3のPDLデータを印刷する本実施例では、イメージは、等倍で出力ビットマップ空間の(800,200)の位置にレンダリングされるので、アフィン変換行列(A,B,C,D,Tx,Ty)=(1,0,0,1,800,200)となる。
本実施例で使用するPDLデータにはイメージが1つしか含まれないので、図7に示したイメージ管理テーブルには、イメージ情報が1つしか存在しない。一方、PDLデータ内にイメージが複数存在する場合は、イメージ管理テーブルには複数のイメージ情報が追加される。
図8は、中間データタイル分割部203による中間データタイル分割処理のフローチャートである。
S801において、中間データタイル分割部203は、中間データをタイル分割する際の原点(左上のタイルの開始位置)を(0,0)に初期化する。
S802において、中間データタイル分割部203は、図7に示したイメージ管理テーブルに記憶された全てのイメージ情報について処理を繰り返す。
S803において、中間データタイル分割部203は、イメージ管理テーブルに記憶された全イメージ情報の中から、タイル数702が一番大きなイメージ情報を取得する。
S804において、中間データタイル分割部203は、イメージのタイル単位Xと取得したイメージ情報の変換行列703との積と、中間データのタイル単位Yとを比較する。
S805において、積が、タイル単位YのN倍未満、かつ、積とタイル単位Yの最大公約数が、M以上である場合は、S807へ進む。
S807において、中間データタイル分割部203は、中間データのタイル分割の開始位置を決定する。すなわち、中間データタイル分割部203は、タイル分割の開始位置決定手段としても機能する。具体的には、中間データタイル分割部203は、イメージの開始位置(Tx,Ty)が中間データのタイル境界に一致し、かつ中間データのタイル開始位置(S,T)が(S<0かつT<0)となる最大の(S,T)を求める。
一方、S805において、積が、タイル単位YのN倍未満、かつ、積とタイル単位Yの最大公約数が、M以上でない場合は、S806へ進む。
S806において、中間データタイル分割部203は、イメージ管理テーブルから取得したイメージ情報(すなわち、タイル数の一番大きなイメージ情報)を削除する。
中間データタイル分割部203は、イメージ管理テーブルから全てのイメージ情報が無くなるか、或いは、S807でタイル分割の開始位置が決定されるまで、上記を繰り返す。すなわち、S805の判定条件に合致するイメージ情報が存在しない場合は、中間データのタイル分割の開始位置は、S801で初期化された位置(0,0)となる。
S808において、中間データタイル分割部203は、決定されたタイル分割の開始位置に基づいて、中間データをタイル分割する。
次いで、S809において、中間データタイル分割部203は、タイル分割された中間データをプリンタ104へ転送する。
図9は、レンダリング処理部204によるレンダリング処理のフローチャートである。本実施形態では、レンダリング処理は、中間データを受信したプリンタ104内で実施される。
まず、S901において、レンダリング処理部204は、ページの幅(本実施例では4961ピクセル)×バンド高さの出力バッファを確保する。バンド高さは任意の値である。バンド高さは小さい方が省メモリで動作可能であるが、レンダリング後にバンド単位での処理を行う場合には、パフォーマンスが劣化する可能性がある。
次に、S902において、レンダリング処理部204は、タイル分割された中間データを受信する。
S903において、レンダリング処理部204は、バンド高さ分の処理が終わるまで、各スキャンラインに対して、処理を繰り返す。
S904において、レンダリング処理部204は、X軸方向にページ幅分レンダリング処理を行う。レンダリング処理は、各スキャンラインにかかるタイル分割された中間データを用いて行われる。タイル分割された中間データは(S,T)(S<0かつT<0)から生成されているので、高さ|T|、幅|S|分はレンダリング処理対象としない。タイル分割された中間データにイメージが含まれる場合は、その中間データのタイルをレンダリングするのに必要なイメージのタイルのみを解凍して、レンダリング処理を行う。
最後に、S905において、レンダリング処理部204は、スキャンラインのレンダリング結果(ページ幅分)を出力バッファにコピーする。レンダリング処理部204は、S903~S905の処理を、バンド高さの回数繰り返す(903)。
なお、上記出力バッファを受け取る側に関してはどのような構成でも構わない。ページ幅×バンド高さのレンダリング結果をページ高さ分受け取ると、1ページ分の出力ビットマップとなる。
次に、図10及び図11を参照して、本実施形態の効果を説明する。
図10は、従来の手法を使用した場合の中間データのタイル分割(A~L)と中間データに含まれているイメージのタイル分割(1~16)の関係を示す。
レンダリング処理部204では、例えば、中間データのAのタイル領域をレンダリングする場合には、1、2、5、6のイメージのタイルの情報が必要であり、圧縮された1、2、5、6のタイルを解凍しなければならない。また、例えば、中間データのEのタイル領域をレンダリング処理する場合には、6、7、8、10、11、12、14、15、16のイメージのタイルの情報が必要である。したがって、圧縮された6、7、8、10、11、12、14、15、16のタイルを解凍しなければならない。
図11は、本手法を用いた場合の中間データのタイル分割(A~L)と中間データに含まれているイメージのタイル分割(1~16)の関係を示す。
レンダリング処理部204では、例えば、中間データのAのタイル領域をレンダリングする場合には、1のイメージのタイルの情報のみ必要であり、圧縮された1のタイルの解凍だけで済む。また、例えば、中間データのEのタイルの領域をレンダリングする場合には、6、7、10、11のイメージのタイルの情報が必要であり、圧縮された6、7、10、11のタイルを解凍するだけで済む。このように、図11の例は、図10の例と比較して、イメージの解凍回数が少なくなる。
本実施形態では、PDL解析部201、中間データ生成部202及び中間データタイル分割部203が、端末101内に存在する。そして、タイル分割された中間データがネットワーク102を介してプリンタ104に送信され、プリンタ104内に存在するレンダリング処理部204が出力ビットマップを生成する。
他の実施形態として、PDL解析部201、中間データ生成部202、中間データタイル分割部203及びレンダリング処理部204が、全て端末101内に存在するようにしてもよい。この場合、端末101内で生成された出力ビットマップは、ネットワーク102を介してプリンタ104へ送信される。また、PDLデータを端末101からネットワーク102を介してプリンタ104へ送信する構成や、PDLデータをメモリ接続ポート103を介してプリンタ104に転送する構成も可能である。どちらの場合も、PDL解析部201、中間データ生成部202及び中間データタイル分割部203は、プリンタ104内に存在する。
また、本実施形態では、中間データ生成部202において、イメージをタイル分割した後に圧縮処理を行っているが、圧縮処理は行わなくてもよい。中間データ生成部202において圧縮処理を行わない場合は、レンダリング処理部204において解凍処理は必要無くなる。圧縮解凍処理が無い場合でも、レンダリング処理部204において各イメージのタイルに対する処理は必要で(例えば各タイルの読み込み処理)、少なからず時間がかかるため、本提案は、イメージのタイルの圧縮解凍を行わないシステムでも有効である。
また、本実施形態では、イメージデータ、中間データのタイル分割単位として、縦横の幅が同じピクセル数としていたが、異なっていてもよい。イメージタイルの横幅をイメージの横幅、中間データのタイルの横幅をページの横幅と一致させることも可能である。
以上説明したように、本発明によると、タイル単位のレンダリング処理において、中間データの各タイル領域をレンダリングする際に必要なイメージのタイル数が減り、レンダリング処理を高速にすることができる。また、使用メモリ量も抑えることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
201 PDL解析部
202 中間データ生成部
203 中間データタイル分割部
204 レンダリング処理部

Claims (7)

  1. PDLデータを解析して、描画命令に変換するPDL解析手段と、
    前記描画命令から中間データを生成する中間データ生成手段と、
    前記中間データを第1のタイル単位に分割する中間データタイル分割手段と
    を有し、
    前記中間データ生成手段は、前記描画命令がイメージを含む場合、前記イメージを第2のタイル単位に分割するイメージタイル分割手段を有し、
    前記中間データタイル分割手段は、前記中間データのタイル境界が前記イメージのタイル境界と一致するように、前記中間データのタイル分割の開始位置を決定する開始位置決定手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記中間データ生成手段は、前記描画命令に含まれたイメージのイメージ情報を保持するイメージ管理テーブルを有し、
    前記開始位置決定手段は、前記イメージ管理テーブルに保持されたイメージのうち、タイル数が大きなイメージから前記中間データのタイル分割の開始位置を決定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記中間データ生成手段は、前記イメージに対して回転命令、及び歪曲命令がなく、タイル数が所定数以上になる場合に、前記イメージ情報を前記イメージ管理テーブルに追加することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記開始位置決定手段は、前記中間データのタイル単位と、前記イメージのタイル単位と変換行列との積との比及び前記中間データのタイル単位と当該積との最大公約数を使用して、前記中間データのタイル分割の開始位置を決定することを特徴とする請求項1または3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記分割された中間データをレンダリングして、出力ビットマップを生成するレンダリング手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  7. 情報処理装置によって実行される情報処理方法であって、
    PDLデータを解析して、描画命令に変換するPDL解析工程と、
    前記描画命令から中間データを生成する中間データ生成工程と、
    前記中間データを第1のタイル単位に分割する中間データタイル分割工程と
    を含み、
    前記中間データ生成工程は、前記描画命令がイメージを含む場合、前記イメージを第2のタイル単位に分割するイメージタイル分割工程を含み、
    前記中間データタイル分割工程は、前記中間データのタイル境界が前記イメージのタイル境界と一致するように、前記中間データのタイル分割の開始位置を決定する開始位置決定工程を含むことを特徴とする情報処理方法。
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