JP7149784B2 - 固体撮像素子、撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

固体撮像素子、撮像装置及び撮像方法 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像素子、撮像装置及び撮像方法に関する。
従来より、アバランシェフォトダイオード(APD:Avalanche Photo Diode)を用いることによって単一光子の検出を行う技術が提案されている。降伏電圧(ブレークダウン電圧)より大きい逆バイアス電圧が印加されたアバランシェフォトダイオードにフォトン(光子)が入射すると、キャリアが生成され、アバランシェ増倍が起こり、大きな電流が発生する。この電流に基づいて、フォトンを検出することが可能となる。このようなアバランシェフォトダイオードは、SPAD(Single Photon Avalanche Diode)と呼ばれている。特許文献1には、アバランシェフォトダイオードが受光素子に備えられた光検出器が開示されている。
特開2014-81253号公報
アバランシェフォトダイオードに結晶欠陥が存在すると、結晶欠陥に起因して暗電流が生じ、アバランシェフォトダイオードにフォトンが入射していないにもかかわらず、アバランシェ増倍現象が当該アバランシェフォトダイオードにおいて生ずる場合がある。フォトンが入射していないにもかかわらずアバランシェ増倍現象が生じると、消費電力の増加を招く。
本発明の目的は、電力消費を低減し得る固体撮像素子、撮像装置及び撮像方法を提供することにある。
実施形態の一観点によれば、アバランシェフォトダイオードとクエンチ抵抗と供給する逆バイアス電圧を選択する構成とを含むセンサ部を備える画素が複数配された画素部を有し、複数の前記画素のうちの欠陥画素に対して、前記構成は、前記アバランシェフォトダイオードの降伏電圧未満の逆バイアス電圧が前記アバランシェフォトダイオードに印加されるように選択することを特徴とする固体撮像素子が提供される。
本発明によれば、電力消費を低減し得る固体撮像素子、撮像装置及び撮像方法を提供することができる。
第1実施形態による撮像装置を示すブロック図である。 第1実施形態による固体撮像素子のレイアウトの例を示す図である。 第1実施形態による固体撮像素子に備えられた単位画素を示す図である。 アバランシェフォトダイオードの電圧-電流特性を示すグラフである。 第1実施形態による固体撮像素子の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態による固体撮像素子に備えられた単位画素を示す図である。 第3実施形態による固体撮像素子に備えられた単位画素を示す図である。 第4実施形態による固体撮像素子に備えられた単位画素を示す図である。
本発明の実施の形態について図面を用いて以下に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態を適宜組み合わせるようにしてもよい。
[第1実施形態]
第1実施形態による固体撮像素子、撮像装置及び撮像方法について図1乃至図5を用いて説明する。図1は、本実施形態による撮像装置を示すブロック図である。
本実施形態による撮像装置100は、レンズ駆動部102、シャッタ103、シャッタ駆動部104、固体撮像素子105、信号処理部106、タイミング発生部107、メモリ部108、制御部109、記録部110、及び、表示部112を有する。また、撮像装置100には、撮影レンズ(撮像光学系、レンズユニット)101が備えられる。撮影レンズ101は、撮像装置100のボディ(本体)から着脱可能であってもよいし着脱不能であってもよい。
固体撮像素子105は、撮影レンズ101によって形成される被写体の光学像を光電変換することによって撮像信号を生成し、生成した撮像信号を出力する。固体撮像素子105に備えられた単位画素306(図3参照)には、アバランシェフォトダイオード302(図3参照)とカウンタ305(図3参照)とが備えられており、入射したフォトンの数をカウントして信号値として出力し得る。
レンズ駆動部102は、撮影レンズ101を駆動するものであり、ズーム制御、フォーカス制御、絞り制御等を行う。撮影レンズ101は、被写体の光学像を形成し、形成した光学像を固体撮像素子105の撮像面に結像させる。
撮影レンズ101と固体撮像素子105との間には、シャッタ103が備えられている。シャッタ103は、メカニカルシャッタであり、シャッタ駆動部104によって駆動される。
信号処理部106は、固体撮像素子105から出力される画像信号(画像データ)に対して補正処理等の所定の信号処理(画像処理)等を行う。信号処理部106は、現像や圧縮等の信号処理をも行い得る。信号処理部106は、制御部109と相俟って、固体撮像素子105から出力される信号に対して所定の処理を行う処理部として機能し得る。
タイミング発生部(タイミングジェネレータ)107は、固体撮像素子105、信号処理部106等に各種のタイミング信号を供給する。
制御部(全体制御・演算部、制御手段)109は、撮像装置100全体の制御を司るとともに、所定の演算処理等を行う。制御部109は、撮像装置100の各機能ブロックを駆動するための制御信号や、固体撮像素子105を制御するための制御データ等を出力する。
メモリ部108は画像データ等を一時的に記憶する。
表示部112は、制御部109によって所定の処理等が施された撮像信号や、撮像装置100の各種設定情報等を表示する。
記録部110は、信号処理部106等によって信号処理等が施された撮像信号等を記録媒体111に記録する。また、記録部110は、記録媒体111に記録された撮像信号等を記録媒体111から読み出す。記録媒体111は、記録部110から着脱可能であってもよいし着脱不能であってもよい。記録媒体111としては、例えばフラッシュメモリ等の半導体メモリ等が挙げられる。
次に、撮影時における撮像装置100の動作について説明する。
ユーザによる電源スイッチの操作によって、メイン電源がオン状態にされると、制御部109等に供給される電源がオン状態となり、更に、信号処理部106等に供給される電源がオン状態となる。
この後、不図示のレリーズボタンがユーザによって押されると、撮像装置100による撮影動作が開始される。撮像装置100による撮影動作が終了すると、固体撮像素子105から出力された画像信号に対して、信号処理部106によって所定の信号処理が施される。信号処理部106によって所定の信号処理が施された画像データ(データ)は、制御部109の指示によりメモリ部108に保持される。メモリ部108に保持されたデータは、制御部109の制御により記録部110を介して記録媒体111に記録される。
なお、不図示の外部I/F部を介して、パーソナルコンピュータ等に画像データ等を出力するようにしてもよい。そして、パーソナルコンピュータ等によって画像データに対して所定の信号処理が行われてもよい。
次に、本実施形態による固体撮像素子105について図2を用いて説明する。図2は、本実施形態による固体撮像素子105のレイアウトの例を示す図である。
固体撮像素子105は、センサ部203が行列状に複数配された画素アレイ(画素部)207を有するセンサ部基板201と、複数のカウンタ305(図3参照)が行列状に配された画素制御部205を有する計数部基板202とを積層させた構成となっている。センサ部基板201に備えられた電極(図示せず)と計数部基板202に備えられた電極(図示せず)とが、互いに電気的に接続されている。これにより、センサ部基板201に備えられたセンサ部203から出力されるパルス信号PLSが、計数部基板202に備えられたカウンタ305に入力されるようになっている。また、計数部基板202に備えられた画素制御部205から出力される制御信号PDEFが、センサ部基板201に備えられたスイッチ303(図3参照)に供給されるようになっている。
計数部基板202には、欠陥画素記憶部204、画素制御部205、及び、信号処理回路206が備えられている。欠陥画素記憶部204は、複数の単位画素306のうちの欠陥が存在している画素、即ち、欠陥画素のアドレスを記憶するメモリである。画素制御部205には、複数のセンサ部203にそれぞれ対応する複数のカウンタ305が備えられている。カウンタ305は、フォトンの入射に応じてセンサ部203から出力されるパルス信号の数をカウントする。画素制御部205においてカウントされたカウント値は、信号処理回路206を介して外部に出力される。画素制御部205は、欠陥画素記憶部204に記憶されている欠陥画素情報に基づいて、画素毎に適切な制御を行う。画素制御部205は、以下のような設定手段として機能する。設定手段は、欠陥画素に備えられたアバランシェフォトダイオード302に対して降伏電圧以上の電圧が印加され、欠陥画素でない画素に備えられたアバランシェフォトダイオード302に対して降伏電圧未満の電圧が印加されるように設定する。
センサ部203とカウンタ305とが別個の基板に備えられているため、画素アレイ207の面積を広く確保することができる。なお、固体撮像素子105の構成は、上記のような構成に限定されるものではない。例えば、同一の基板にセンサ部203とカウンタ305とを備えるようにしてもよい。
次に、固体撮像素子105に備えられた単位画素306について図3を用いて説明する。図3は、固体撮像素子105に備えられた単位画素306を示す図である。
図3に示すように、単位画素306には、センサ部(受光部)203と、カウンタ305とが備えられている。センサ部203には、アバランシェフォトダイオード302と、クエンチ抵抗301と、スイッチ303と、反転バッファ304とが備えられている。アバランシェフォトダイオード302のアノードは、スイッチ303を介して第1の電位LVDD又は第2の電位MVDDに接続され、アバランシェフォトダイオード302のカソードはクエンチ抵抗301の一端に接続されている。クエンチ抵抗301の他端は第3の電位HVDDに接続されている。
アバランシェフォトダイオード302のアノードがスイッチ303を介して第1の電位LVDDに接続されている場合には、降伏電圧以上の逆バイアス電圧がクエンチ抵抗301を介してアバランシェフォトダイオード302に印加される。この際、アバランシェフォトダイオード302は、ガイガーモードで動作する。即ち、アバランシェフォトダイオード302にフォトンが入射するとアバランシェ増倍現象を引き起こす。これにより、アバランシェ電流が生じ、クエンチ抵抗301において電圧降下が生ずる。クエンチ抵抗301は、アバランシェフォトダイオード302のアバランシェ増倍現象を停止させるための抵抗素子である。クエンチ抵抗301は、トランジスタの抵抗成分を利用して構成し得る。アバランシェフォトダイオード302においてアバランシェ増倍現象によってアバランシェ電流が生じると、クエンチ抵抗301において電圧降下が生じ、アバランシェフォトダイオード302に印加される逆バイアス電圧が降下する。逆バイアス電圧が降伏電圧まで降下するとアバランシェ増倍現象が停止する。その結果、アバランシェ電流が流れなくなり、アバランシェフォトダイオード302には、アバランシェフォトダイオード302の降伏電圧以上の逆バイアス電圧が再び印加される。
反転バッファ304は、クエンチ抵抗301で発生した電圧変化をパルス信号PLSとして取り出すために設けられる。アバランシェフォトダイオード302にフォトンが入射すると、反転バッファ304からパルス信号PLSが出力される。このように、センサ部203からは、フォトンの受光頻度に応じた頻度でパルスが発せられる。
アバランシェフォトダイオード302のアノードがスイッチ303を介して第2の電位MVDDに接続されている場合には、降伏電圧より小さい逆バイアス電圧がクエンチ抵抗301を介してアバランシェフォトダイオード302に印加される。この際、アバランシェフォトダイオード302は、ガイガーモードでは動作しない。
画素制御部205からスイッチ303に供給される制御信号PDEFがLレベルの際には、アバランシェフォトダイオード302のアノードは接地電位LDVVに接続される。一方、画素制御部205からスイッチ303に供給される制御信号PDEFがHレベルの際には、アバランシェフォトダイオード302のアノードは第2の電位MVDDに接続される。
次に、Lレベルの制御信号PDEFが供給された際のセンサ部203の動作について図4を用いて説明する。図4は、アバランシェフォトダイオードの電圧-電流特性を示すグラフである。
欠陥画素ではない単位画素306、即ち、通常画素のセンサ部203に対しては、Lレベルの制御信号PDEFが画素制御部205から供給される。制御信号PDEFがLレベルである際には、アバランシェフォトダイオード302のアノードはスイッチ303を介して第1の電位LVDDに接続される。このため、アバランシェフォトダイオード302は、ガイガーモードで動作する。アバランシェフォトダイオード302にフォトンが入射すると、アバランシェフォトダイオード302においてアバランシェ増倍現象が生じ、アバランシェフォトダイオード302に大電流が流れる(動作A)。アバランシェフォトダイオード302に大電流が流れると、クエンチ抵抗301において電圧降下が生じ、アバランシェフォトダイオード302に印加される逆バイアス電圧が降伏電圧未満となり、アバランシェ増倍現象が停止する(動作B)。アバランシェ増倍現象が停止すると、アバランシェフォトダイオード302には降伏電圧以上の逆バイアス電圧が再び印加され、アバランシェフォトダイオード302の動作モードは、ガイガーモードに戻る(動作C)。
上述した動作A~Cによって、反転バッファ304の入力端子の電位に変化が生じる。反転バッファ304によって波形整形が行われ、反転バッファ304からパルス信号PLSが出力される。反転バッファ304から出力されるパルス信号PLSは、カウンタ305によってカウントされる。このような動作を繰り返すことによって、アバランシェフォトダイオード302に入射したフォトンの数が計測される。
ところで、欠陥画素を上記のように動作させた場合には、フォトンの入射のみならず、欠陥によって生じた暗電子によってもアバランシェ増倍現象が生じてしまう。重篤な欠陥が生じている欠陥画素においては、暗電子が定常的に生成されるため、アバランシェ増倍現象が高い頻度で発生し、大きな電力が消費されてしまう。
次に、Hレベルの制御信号PDEFが供給された際のセンサ部203の動作について説明する。本実施形態では、欠陥のある単位画素306、即ち、欠陥画素のセンサ部203に対しては、Hレベルの制御信号PDEFが画素制御部205から供給される。制御信号PDEFがHレベルである際には、アバランシェフォトダイオード302のアノードはスイッチ303を介して第2の電位MVDDに接続される。このため、アバランシェフォトダイオード302に印加される逆バイアス電圧は、アバランシェフォトダイオード302の降伏電圧未満となり、アバランシェフォトダイオード302はリニアモードで動作する。この場合、フォトンが当該単位画素306に入射されても、暗電子が当該単位画素306において生じても、アバランシェ増倍現象は生じず、電力消費は抑制される。また、反転バッファ304の入力端子の電位にも変化が生じないため、カウンタ305はカウント動作をおこなわず、カウンタ305のカウント値は0のままとなる。
次に、本実施形態による固体撮像素子105の動作について図5を用いて説明する。図5は、本実施形態による固体撮像素子105の動作を示すフローチャートである。図5には、欠陥検出モードでの動作と、撮影モードでの動作とが示されている。欠陥検出モードとは、欠陥画素を検出し、検出した欠陥画素のアドレスを欠陥画素記憶部204に記憶させるモードである。撮影モードとは、実際に被写体の撮影を行うモードである。
はじめに、ステップS501において、不図示のレリーズボタンが押下されるとユーザによる撮影動作を検出し、本フローチャートの動作を開始する。この後、ステップS502に遷移する。
ステップS502において、固体撮像素子105に電源が投入される。この時、画素制御部205より出力される制御信号PDEFの論理初期値は、全アドレスについて「H」となる構成としておく。この構成とすることで、電源投入時点で欠陥画素による電力消費は発生しなくなる。この後、ステップS503に遷移する。なお、本実施形態においては電源の投入タイミングをユーザによる撮影動作指示があった場合としたが、これに限定されるものではない。例えば、所定の時間間隔で電源投入を行ってもよい。また、電源の投入に関して、撮影動作指示の前は全画素についてリニアモードで動作させておき、撮影動作指示に応じて通常画素をガイガーモードにモードに変更してもよい。
ステップS503において、欠陥検出モードで動作させるか撮影モードで動作させるかの判定が行われる。例えば、固体撮像素子105を出荷する前、又は、撮像装置100を出荷する前には、固体撮像素子105を欠陥検出モードで動作させることによって、欠陥画素のアドレスが欠陥画素記憶部204に記憶される。また、固体撮像素子105を欠陥画素検出モードで動作させるようにユーザが不図示の操作部を介して操作を行った場合にも、固体撮像素子105は欠陥検出モードで動作し得る。また、撮影が開始される前である本画像取得の直前に、固体撮像素子105を欠陥検出モードで動作させ、黒画像を取得するようにしてもよい。固体撮像素子105を欠陥検出モードで動作させる場合には(S503においてYES)、ステップS504に遷移する。一方、固体撮像素子105を欠陥検出モードで動作させない場合(S503においてNO)、即ち、固体撮像素子105を撮影モードで動作させる場合には、ステップS507に遷移する。
ステップS504において、画素制御部205は、全ての単位画素306に供給する制御信号PDEFをLレベルにする。これにより、全ての単位画素306のアバランシェフォトダイオード302がガイガーモードで動作することとなる。この後、ステップS505に遷移する。
ステップS505において、シャッタ103を閉じたまま撮影動作を行い、暗画像の取得が行われる。正常な単位画素306においては、フォトンがほとんど入射されないため、当該単位画素306におけるカウント値は0に近い値となる。一方、欠陥画素においては、暗電子が生ずるため、当該単位画素306におけるカウント値は大きい値となる。画素制御部205は、所定の閾値以上のカウント値が得られた単位画素306を欠陥画素と判定する。この後、ステップS506に遷移する。
ステップS506において、画素制御部205は、欠陥画素と判定された単位画素306のアドレスを示す情報、即ち、欠陥画素情報を、欠陥画素記憶部204に記憶する。この後、欠陥検出モードでの動作を終了する。
ステップS507において、画素制御部205は、欠陥画素記憶部204に記憶されているアドレスに対応する単位画素306のスイッチ303に、Hレベルの制御信号PDEFを供給する。これにより、欠陥画素はリニアモードで動作するようになり、アバランシェ増倍現象が発生しなくなり、消費電力を抑制することが可能となる。この後、ステップS508に遷移する。
ステップS508においては、通常の撮影が行われる。こうして、撮影モードでの動作を終了する。
なお、本実施形態では、欠陥画素のアドレスのみを欠陥画素記憶部204に記憶する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。当該欠陥画素における欠陥の度合いを示す情報を、当該欠陥画素のアドレスとともに、欠陥画素記憶部204に記憶するようにしてもよい。そして、固体撮像素子105の周囲温度や蓄積時間や感度等に応じて、制御信号PDEFを切り替えるようにしてもよい。
このように、本実施形態によれば、単位画素306が欠陥画素である場合には、当該単位画素306のアバランシェフォトダイオード302に印加される逆バイアス電圧をアバランシェフォトダイオード302の降伏電圧未満に設定する。このため、本実施形態によれば、欠陥によって生じた暗電子によってアバランシェ増倍現象が生じてしまうのを防止することができ、消費電力の低減を図ることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態による固体撮像素子、撮像装置及び撮像方法について図6を用いて説明する。図6は、本実施形態による固体撮像素子に備えられた単位画素を示す図である。本実施形態による固体撮像素子は、欠陥画素の配線602がレーザ照射等によって切断(溶断)されているものである。
図6に示すように、本実施形態による固体撮像素子では、アバランシェフォトダイオード302のアノードが配線602を介して第1の電位LVDDに接続されている。配線602の一の箇所603には、抵抗器601の一端が接続されている。配線602の他の箇所604には、抵抗器601の他端が接続されている。
配線602が切断されていない状態においては、抵抗器601の両端が配線602によって短絡されている。アバランシェフォトダイオード302のアノードは第1の電位LVDDとなっているため、アバランシェフォトダイオード302はガイガーモードとして動作する。
一点鎖線の楕円で囲まれた部分605において配線602をレーザ照射等によって切断すると、アバランシェフォトダイオード302のアノードは抵抗器601を介して第1の電位LVDDに接続される。抵抗器601の抵抗値は、アバランシェフォトダイオード302のアノードとカソードとの間に、アバランシェフォトダイオード302の降伏電圧未満の逆バイアス電圧が印加されるように設定されている。このため、配線602を切断した場合には、アバランシェフォトダイオード302においてアバランシェ増倍現象が生じにくくなり、アバランシェフォトダイオード302はリニアモードで動作する。
固体撮像素子が製造された工場においては、製造された固体撮像素子に対して試験が行われる。当該試験においては、暗画像の取得が行われ、取得された暗画像に基づいて、欠陥画素の判定が行われる。当該欠陥画素の配線602は、例えばレーザによって切断される。
抵抗器601及び配線602は、以下のような設定手段として機能する。設定手段は、欠陥画素に備えられたアバランシェフォトダイオード302に対して降伏電圧以上の電圧が印加され、欠陥画素でない画素に備えられたアバランシェフォトダイオード302に対して降伏電圧未満の電圧が印加されるように設定する。
このように、本実施形態によれば、ガイガーモードで動作しないように欠陥画素が加工される。本実施形態によれば、第1実施形態において備えられていたスイッチ303を要しない。また、制御信号PDEFを供給するための配線も要しない。また、第2の電位MVDDを供給するための配線も要しない。また、欠陥画素記憶部204も要しない。本実施形態によれば、これらの構成要素が不要であるため、アバランシェフォトダイオード302の面積の拡大、低コスト化等に寄与し得る。
[第3実施形態]
第1実施形態では、アバランシェフォトダイオード302のアノードを電圧LVDDに接続するか、電圧MVDDに接続するかを切り替えるスイッチを設ける構成を示した。本実施形態では別の構成として、アバランシェフォトダイオード302のカソード側に設けられるクエンチ抵抗301をMOSトランジスタで置き換えた構成を示す。
以下、図7を参照して、第3実施形態における単位画素306の構成について説明する。図3で示した構成に対して、電圧MVDD、電圧切替スイッチ303が不要となっており、クエンチ抵抗301をPMOSトランジスタ701に置き換え、PMOSトランジスタ701のゲートには制御信号PDEFが入力される構成としている。
正常な画素の場合は制御信号PDEFを「L」とし、PMOSトランジスタをオン状態にさせ、PMOSトランジスタのオン抵抗をクエンチ抵抗として作用させることでアバランシェ増倍現象を制御する。一方、欠陥画素の場合は制御信号PDEFを「H」とし、PMOSトランジスタをオフ状態とすることで、アバランシェフォトダイオード302のカソードをフローティングとさせることでアバランシェ増倍現象が発生しない状態に制御する。
このような構成においても、第1実施形態と同様に欠陥画素による消費電力の低減が可能となる。
なお、上記説明では、クエンチ抵抗301の代わりにPMOSトランジスタ701を用いる構成としたが、正常画素の場合に制御信号PDEFを「H」、欠陥画素の場合に制御信号PDEFを「L」、として、NMOSトランジスタを用いてもよい。
[第4実施形態]
第1乃至第3実施形態では、欠陥画素による電力増加を課題として、欠陥画素のアバランシェフォトダイオードに印加する逆バイアス電圧を降伏電圧未満となるよう制御することで暗電子によるアバランシェ増倍現象を生じさせない例を示した。欠陥画素は上述する技術を適用することでアバランシェ増倍現象が生じなくなるため、カウンタの値は常に0となる。これは画像としては黒キズとして視認されることになるため補正を行う必要がある。ここで、信号処理部106では、カウンタの値からは、欠陥画素であるため0なのか、出力が0の正常な画素なのかの判断が付かない。また、例えば撮像素子の工場における検査で欠陥画素のアドレスデータを生成し、後段のメモリ部108へ記憶させて欠陥画素か否かを判別する手段が考えられるが、メモリ部108の容量を圧迫させるため、好適ではない。
ここでは、欠陥画素か否かを正確に判別可能で、メモリ部108の容量に圧迫が生じない構成を説明する。
以下、図8を参照して、本発明の第4実施形態による単位画素306の構成について説明する。図3で示した構成に対して、一点鎖線801で示すように画素制御部205より出力される制御信号PDEFがカウンタ305にも入力される構成としている。
次に第4実施形態におけるカウンタ305の動作について説明する。
カウンタ305は、露光開始直前にリセット動作を行う。この時、カウンタ305に入力される制御信号PDEFが「H」、すなわち欠陥画素である場合は、カウンタ305のリセット値を0とし、制御信号PDEFが「L」、すなわち正常な画素である場合は、カウンタ305のリセット値を1とする構成とする。
このような構成とすることで、正常な画素のカウント値は必ず1以上となるため、カウンタ値が0の場合は欠陥画素、1以上の場合は正常な画素と判別することが可能となる。後段の信号処理部106では、カウンタ値が0の画素は、欠陥画素と判別し、種々の補正を行う。なお、正常な画素のリセット値である1は、信号処理部106による欠陥補正の後段で1を減算することで影響を除外すればよい。
これにより、メモリ部108の容量を圧迫することなく、後段の処理回路において、正確に欠陥画素と正常な画素の判別が可能となる。
なお、上述した例では、正常な画素に対応するカウンタのリセット値を1、欠陥画素に対応するカウンタのリセット値を0としたが、本発明はこれに限られるものでは無い。少なくとも、欠陥画素に対応するカウンタのリセット値を0とすれば、正常な画素に対応するカウンタのリセット値を0以外の予め決められた値としても良い。
[その他の実施形態]
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記録媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
103:シャッタ、105:固体撮像素子、106:信号処理部、201:センサ部基板、202:計数部基板、203:センサ部、204:欠陥画素記憶部、205:画素制御部、206:信号処理回路、301:クエンチ抵抗、302:アバランシェフォトダイオード、303:スイッチ、304:反転バッファ、305:カウンタ、601抵抗器、602:配線、701:PMOSトランジスタ

Claims (16)

  1. アバランシェフォトダイオードとクエンチ抵抗と供給する逆バイアス電圧を選択する構成とを含むセンサ部を備える画素が複数配された画素部を有し
    複数の前記画素のうちの欠陥画素に対して、前記構成は、前記アバランシェフォトダイオードの降伏電圧未満の逆バイアス電圧が前記アバランシェフォトダイオードに印加されるように選択することを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記複数の画素のうちの非欠陥画素に対して、前記構成は、前記アバランシェフォトダイオードの前記降伏電圧以上の逆バイアス電圧が前記アバランシェフォトダイオードに印加されるように選択することを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記画素において、前記構成はスイッチであり
    前記アバランシェフォトダイオードのアノードが前記スイッチを介して第1の電位に接続されている際には、前記アバランシェフォトダイオードの前記降伏電圧以上の逆バイアス電圧が前記アバランシェフォトダイオードに印加され、
    前記アバランシェフォトダイオードの前記アノードが前記スイッチを介して前記第1の電位と異なる第2の電位に接続されている際には、前記アバランシェフォトダイオードの前記降伏電圧未満の逆バイアス電圧が前記アバランシェフォトダイオードに印加されることを特徴とする請求項に記載の固体撮像素子。
  4. 前記欠陥画素を示す情報を記憶する記憶部を更に有し、
    前記画素の前記スイッチは、前記記憶部に記憶された前記欠陥画素を示す情報に基づいて、前記第1の電位と前記第2の電位とのいずれかに接続することを特徴とする請求項に記載の固体撮像素子。
  5. 前記構成は、一端が前記アバランシェフォトダイオードのアノードに接続され、他端が所定の電位に接続された配線と、前記配線の一の箇所に一端が接続され、前記配線の他の箇所に他端が接続された抵抗器とを備え、
    記画が非欠陥画素の場合、前記配線は切断されず
    記画欠陥画素の場合、前記配線は、前記一の箇所と前記他の箇所との間において切断されることを特徴とする請求項に記載の固体撮像素子。
  6. 前記画素の前記クエンチ抵抗および前記構成を、MOSトランジスタのオン抵抗により一体的に構成し、
    数の前記画素のうちの欠陥画素に備えられた前記MOSトランジスタをオンすることで、前記アバランシェフォトダイオードの前記降伏電圧以上の逆バイアス電圧を印加し、前記複数の画素のうちの前記欠陥画素に備えられた前記MOSトランジスタをオフすることで、前記アバランシェフォトダイオードの前記降伏電圧未満の逆バイアス電圧を印加することを特徴とする請求項に記載の固体撮像素子。
  7. 前記欠陥画素を示す情報を記憶する記憶部を更に有し、
    記記憶部に記憶された前記欠陥画素を示す情報に基づいて、前記MOSトランジスタオン、オフすることを特徴とする請求項に記載の固体撮像素子。
  8. 前記センサ部から発せられる信号をカウントするカウンタを更に有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  9. 記複数の画素のうちの前記欠陥画素に対応する前記カウンタのリセット値を0に設定することを特徴とする請求項に記載の固体撮像素子。
  10. 前記欠陥画素を示す情報を記憶する記憶部と、制御部とを更に有し、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記欠陥画素を示す情報に基づいて、前記カウンタのリセット値を制御することを特徴とする請求項に記載の固体撮像素子。
  11. 前記センサ部は、第1の基板に配されており、
    前記センサ部から発せられる信号をカウントするカウンタは、前記第1の基板とは異なる第2の基板に配されていることを特徴とする請求項乃至10のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子から出力される信号に対して所定の処理を行う処理部と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  13. アバランシェフォトダイオードとクエンチ抵抗と供給する逆バイアス電圧を選択する構成とを含むセンサ部をそれぞれ備える複数の画素のうちの欠陥画素に対して、前記構成は、前記アバランシェフォトダイオードの降伏電圧未満の逆バイアス電圧が前記アバランシェフォトダイオードに印加されるように選択するステップと、
    複数の前記センサ部が備えられた画素アレイを有する固体撮像素子を用いて撮像を行うステップと
    を有することを特徴とする撮像方法。
  14. 前記複数の画素のうちの非欠陥画素に対して、前記構成は、前記アバランシェフォトダイオードの前記降伏電圧以上の逆バイアス電圧が前記アバランシェフォトダイオードに印加されるように選択することを特徴とする請求項13に記載の撮像方法。
  15. 前記固体撮像素子を用いて取得される暗画像に基づいて前記欠陥画素を示す情報を取得するステップを更に有することを特徴とする請求項13に記載の撮像方法。
  16. 前記固体撮像素子は、前記センサ部から発せられる信号をカウントするカウンタを更に有し、
    前記複数の画素のうちの欠陥画素に対応する前記カウンタのリセット値を0以外の予め決められた値に設定し、前記複数の画素のうちの前記欠陥画素に対応する前記カウンタのリセット値を0に設定するステップを更に有することを特徴とする請求項14に記載の撮像方法。
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