JP7149676B1 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

過去に発行又は受領した複数の請求書に記載されていた商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、が関連付けられた複数の過去請求書データを記憶する記憶部と、商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を含む請求書データを取得する取得部131と、前記請求書データに含まれる商品名に過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量を特定する特定部132と、前記請求書データに含まれる単価又は数量と、前記特定部が特定した1以上の単価又は数量との関係が所定の条件を満たす場合に所定の情報を外部装置に表示させる表示処理部133と、を有する情報処理装置1である。

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
請求書を電子的に管理する装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2022-13578号公報
従来の請求書管理装置においては、管理する請求書データを表示することができる。しかし、管理する請求書に含まれるデータの妥当性については、ユーザが、装置が管理する請求書データを分析し判断する必要があり、経理業務の手間がかかるという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、請求書データに含まれる情報の妥当性を確認するための情報を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の情報処理装置においては、過去に発行又は受領した複数の請求書に記載されていた商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、が関連付けられた複数の過去請求書データを記憶する記憶部と、商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を含む請求書データを取得する取得部と、前記請求書データに含まれる商品名に過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量を特定する特定部と、前記請求書データに含まれる単価又は数量と、前記特定部が特定した1以上の単価又は数量との関係が所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させる表示処理部と、を有する。
前記表示処理部は、前記請求書データに含まれる単価又は数量と、前記請求書データに含まれる商品名に1以上の過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量の平均値又は中央値と、の関係が所定の条件を満たす場合に、所定の情報を前記外部装置に表示させてもよい。
前記表示処理部は、前記平均値又は中央値に対する前記請求書データに含まれる単価又は数量の比率が所定値以上であるという前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の情報を前記外部装置に表示させてもよい。
前記表示処理部は、前記請求書データに含まれる単価又は数量と前記平均値又は中央値との差が所定値以上であるという前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の情報を前記外部装置に表示させる、
前記記憶部は、商品名と前記所定の条件とを関連付けて記憶し、前記表示処理部は、前記請求書データに含まれる単価又は数量と前記平均値又は中央値との関係が、前記請求書データに含まれる商品名に関連付けて前記記憶部に記憶された前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の情報を前記外部装置に表示させる、
前記記憶部は、商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、前記請求書の発行元又は宛先と、が関連付けられた複数の前記過去請求書データを記憶するとともに、請求書の発行元又は宛先と前記所定の条件とを関連付けて記憶し、前記表示処理部は、前記請求書データに含まれる単価又は数量と前記平均値又は中央値との関係が、前記請求書データに対応する請求書の発行元又は宛先に関連付けて前記記憶部に記憶された前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の情報を前記外部装置に表示させてもよい。
前記記憶部は、複数の事業者との取引条件が含まれる契約データを記憶し、前記表示処理部は、前記請求書データに含まれる単価又は数量が、前記契約データに含まれる前記取引条件を満たさない場合に、前記所定の情報を前記外部装置に表示させてもよい。
前記記憶部は、前記複数の過去請求書データに含まれる商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を学習した学習済みモデルであって、商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、が入力されると、入力されたデータに異常があるか否かを判定する学習済みモデルを記憶し、前記表示処理部は、前記請求書データに含まれる商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を前記学習済みモデルに入力し、入力されたデータに異常があると判定された場合に、所定の情報を前記外部装置に表示させてもよい。
前記記憶部は、前記請求書の発行時期がさらに関連付けられた前記複数の過去請求書データを記憶し、前記表示処理部は、前記所定の条件を満たす場合に、前記特定部が特定した単価又は数量を、特定された単価又は数量それぞれに関連付けられた前記複数の過去請求書データの発行時期に対応する順番に並べて前記外部装置に表示させてもよい。
前記表示処理部は、前記所定の条件を満たす場合に、横軸を前記請求書の発行時期とし、縦軸を前記特定部が特定した単価又は数量とするグラフを前記外部装置に表示させ、前記グラフに重ねて前記所定の情報を表示させてもよい。
本発明の第2の態様の情報処理方法においては、コンピュータが実行する、商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を含む請求書データを取得するステップと、過去に発行又は受領した複数の請求書に記載されていた商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、が関連付けられた複数の過去請求書データを記憶する記憶部を参照し、前記請求書データに含まれる商品名に過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量を特定するステップと、前記請求書データに含まれる単価又は数量と、前記特定するステップにおいて特定された1以上の単価又は数量との関係が所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させるステップと、を有する。
本発明の第3の態様のプログラムにおいては、コンピュータに、商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を含む請求書データを取得するステップと、過去に発行又は受領した複数の請求書に記載されていた商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、が関連付けられた複数の過去請求書データを記憶する記憶部を参照し、前記請求書データに含まれる商品名に過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量を特定するステップと、前記請求書データに含まれる単価又は数量と、前記特定するステップにおいて特定された1以上の単価又は数量との関係が所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させるステップと、を実行させる。
本発明によれば、請求書データに含まれる情報の妥当性を確認するための情報を提供することができるという効果を奏する。
情報処理システムSの概要を説明する図である。 情報処理装置1の構成を示すブロック図である。 記憶部12が記憶する過去請求書データのデータ構造の一例を示す図である。 取得部131が取得する請求書データの一例を示す図である。 表示処理部133が表示させる画面の一例を示す図である。 表示処理部133が表示させる画面の一例を示す図である。 情報処理装置1における処理の流れを示すフローチャートである。
[情報処理装置1の概要]
図1は、情報処理システムSの概要を説明する図である。情報処理システムSは、電子化した請求書データを授受するためのシステムである。情報処理システムSは、情報処理装置1と情報端末2とを有する。
情報処理装置1は、請求書を発行又は受領し、発行予定の請求書又は発行若しくは受領した請求書の内容を示す請求書データを管理するコンピュータである。情報処理装置1は、過去に受領又は発行した請求書の内容を示す請求書データ(以下、過去請求書データという)を記憶している。情報処理装置1は、請求書データを取得した際、取得した請求書データに含まれる商品又はサービス(以下、商品とサービスをまとめて単に商品という)の単価又は数量が、同じ商品を過去に購入又は販売等した際の過去請求書データに含まれる数量又は単価との関係において異常がある場合に、請求書を発行又は受領する事業者のユーザに注意を促す情報を表示させる。
情報端末2は、請求書を授受する事業者のユーザが使用するコンピュータ、タブレット又はスマートフォンである。情報端末2は、情報処理装置1との間で各種のデータを送受信する。なお、情報処理装置1と情報端末2とは、一体に構成されてもよい。
情報処理装置1は、請求書データを取得する(図1における(1))。情報処理装置1は、例えば、発行予定の請求書の請求書データを情報端末2から取得してもよいし、不図示の会計処理装置から発行済みの請求書データを受領してもよい。情報処理装置1は、取得した請求書データに含まれる商品名を特定する(図1における(2))。
そして、情報処理装置1は、特定した商品名に過去請求書データにおいて関連付けられた単価又は数量を特定する(図1における(3))。一例として、情報処理装置1は、特定した商品名を検索キーとして情報処理装置1が記憶する過去請求書データを検索し、特定した商品名に過去請求書データにおいて関連付けられた単価又は数量を特定する。
情報処理装置1は、請求書データに含まれる商品名と特定した単価又は数量とが所定の条件を満たすかを判定する(図1における(4))。一例として、情報処理装置1は、特定した単価又は数量の平均値又は中央値を算出し、請求書データに含まれる単価又は数量と、算出した平均値又は中央値とを比較する。そして、特定した単価又は数量のうちいずれかが算出した平均値又は中央値に対して所定の比率以上乖離しているかを判定する。
情報処理装置1は、所定の条件を満たす場合、請求書データに含まれる単価又は数量に異常があることを示す警告情報を情報端末2に表示させる(図1における(5))。なお、情報処理装置1は、特定した単価又は数量を過去請求書データの発行時期に対応する順番に並べた画面を生成し、情報端末2に表示させてもよい。
情報処理システムSがこのように構成されることで、請求書を発行又は受領する事業者が、請求書データに含まれる情報の妥当性を確認することができる。
[情報処理装置1の構成]
図2は、情報処理装置1の構成を示すブロック図である。情報処理装置1は、通信部11、記憶部12及び制御部13を有する。制御部13は、取得部131、特定部132及び表示処理部133を有する。
通信部11は、ネットワークを介して情報端末2と通信するための通信インターフェースである。記憶部12は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等の記憶媒体である。記憶部12は、制御部13を機能させるための各種のプログラムを記憶する。記憶部12は、過去に発行又は受領した複数の請求書に記載されていた商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、が関連付けられた複数の過去請求書データを記憶する。
図3は、記憶部12が記憶する過去請求書データのデータ構造の一例を示す図である。図3(a)は記憶部12が記憶する受領済みの過去請求書データのデータ構造の一例を、図3(b)は、記憶部12が記憶する発行済みの過去請求書データのデータ構造の一例を、それぞれ示している。図3(a)に示す受領済みの過去請求書データにおいては、請求書データの発行元の事業者を示す「発行元」と「受領請求書番号」と「請求書発行日」と「請求額」と「内訳」とが対応付けられている。「内訳」は請求書において請求対象となる「商品名」、「単価」及び「数量」を含む。1件の過去請求書データにおいて複数の内訳が含まれていてもよい。図3(b)に示す発行済みの過去請求書データにおいては、請求書データの宛先の事業者を示す「発行先」と「発行請求書番号」と「請求書発行日」と「請求額」と「内訳」とが対応付けられている。過去請求書データにはさらに消費税額、税率、振込先口座情報等が含まれていてもよい。
なお、記憶部12は、自社以外の他社が過去に授受した請求書データを過去請求書データとして記憶してもよい。この場合、請求書の発行元と宛先の事業者を特定できないように事業者を示す情報が加工された請求書データが記憶されている。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶されている制御プログラムを実行することにより、取得部131、特定部132及び表示処理部133として機能する。
[異常判定処理]
情報処理装置1における異常判定処理について説明する。取得部131は、商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を含む請求書データを取得する。図4は、取得部131が取得する請求書データの一例を示す図である。請求書データは、一例として、発行元事業者名、発行元事業者番号、請求書番号、発行日、宛先事業者名、宛先事業者番号、請求額、振込先口座情報及び請求対象の内訳を含む。請求対象の内訳は、一例として、当該請求書データにおいて請求される対象の商品名、単価、数量、商品名単位の請求額の小計、消費税額を含む。なお、請求書データが発行予定の請求書の請求書データである場合、取得部131は、請求書番号と発行日とを含まない請求書データを取得してもよい。請求書データが発行予定のものであるか受領した発行済みのものであるかは例えば、請求書データの送信元に基づいて判定してもよい。
特定部132は、請求書データに含まれる商品名に過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量を特定する。特定部132は、取得した請求書データに含まれる商品名を判定対象の商品名として特定する。請求書データに複数の商品名が含まれる場合は、複数の商品名それぞれを判定対象の商品名として特定してもよい。例えば、特定部132は、図4に示す請求書データを取得した場合、判定対象の商品名として、取得した請求書データに含まれる商品A及び商品Bであると特定する。
そして、特定部132は、特定した商品名を検索キーとして、過去請求書データにおいて同一の商品名を含む請求書データを抽出し、抽出された過去請求書データに含まれる、同一の商品名に関連付けられた単価又は数量を特定する。
特定部132は、取得した請求書データが受領した請求書データであるか、発行予定の請求書データであるかに応じて、検索する対象の過去請求書データを選択してもよい。すなわち、特定部132は、他の事業者が使用する会計処理装置から他の事業者が発行した請求書データを取得した場合、受領済みの過去請求書データを検索する対象とし、情報端末2から発行予定の請求書データを取得した場合、発行済みの過去請求書データを検索する対象としてもよい。
表示処理部133は、請求書データに含まれる単価又は数量と、特定部132が特定した1以上の単価又は数量との関係が所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させる。表示処理部133は、取得した請求書データに含まれる商品名に関連付けられた単価又は数量と、特定部132が特定した単価又は数量と、を比較し、所定の条件を満たすか否かを判定する。所定の条件については後述する。そして、所定の条件を満たす場合、表示処理部133は、図5に示す画面を情報端末2に表示させる。
図5は、表示処理部133が表示させる画面の一例を示す図である。図5においては、商品の単価又は数量が過去のデータと乖離していることを警告するメッセージが表示されている。図5に示す画面には、さらに「確認する」と表示されたボタンと、「OK」と表示されたボタンと、が配置されている。「確認する」と表示されたボタンをユーザが押すと、表示処理部133は、過去請求書データに含まれる情報を表示する画面(後述)をさらに表示する。「OK」と表示されたボタンを押すと、図5に示す画面は閉じられる。
情報処理装置1がこのように構成されることで、請求書を発行又は受領する事業者が、請求書データに含まれる情報の妥当性を確認することができる。特に、情報処理装置1が、請求書データを受領したタイミング、又は発行予定の請求書データを取得したタイミングで情報の妥当性を判定するよう構成されることで、情報処理装置1を利用する事業者は、誤った内容の請求書の発行、又は誤った内容の請求書に基づく経理処理を防止することができる。
判定処理の例について説明する。表示処理部133は、請求書データに含まれる単価又は数量と、請求書データに含まれる商品名に1以上の過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量の平均値又は中央値と、の関係が所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させる。表示処理部133は、特定部132が特定した過去請求書データにおける同一の商品名に関連付けられた1以上の単価又は数量の平均値又は中央値を算出する。そして、請求書データに含まれる商品名に関連付けられた単価又は数量と算出した平均値又は中央値と、の関係が所定の条件を満たすか否かを判定する。
表示処理部133は、算出した平均値又は中央値に対する請求書データに含まれる単価又は数量の比率が所定の値以上であるという所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させてもよい。所定の値は、一例として取引の性質上これ以上乖離しないと考えられる変動幅に基づいて設定される。一例として、所定の条件は、算出した単価又は数量の平均値又は中央値に対する判定対象の単価又は数量の比率が150%以上又は50%以下であることである。
数量又は単価の変動量が予め予測できるといった場合、所定の条件は、特定した単価又は数量と、単価又は数量と算出した平均値又は中央値との差の絶対値により設定されてもよい。すなわち、表示処理部133は、請求書データに含まれる単価又は数量と算出した平均値又は中央値との差が所定値以上であるという所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させてもよい。
ところで、商品の性質により取引量や取引価格の変動幅は異なるため、商品ごとに異なる所定の条件を与えることができるように情報処理装置1が構成されると異常のある取引をより発見しやすくなる情報をユーザに提供することができる。
この場合、記憶部12は、商品名と所定の条件とを関連付けて記憶する。一例として、取引量や価格の変動が小さい商品については、記憶部12は、「判定対象の商品の数量又は価格が特定した単価又は数量の平均値又は中央値と20%以上乖離している」という条件を記憶する。他方、取引量や価格の変動が大きい商品については、記憶部12は、「判定対象の商品の数量又は価格が特定した単価又は数量の平均値又は中央値を基準として平均値又は中央値の50%以上乖離している」という条件を記憶する。
そして、表示処理部133は、請求書データに含まれる単価又は数量と平均値又は中央値との関係が、請求書データに含まれる商品名に関連付けて記憶部12に記憶された所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させてもよい。表示処理部133は、請求書データに含まれる商品名に記憶部12において関連付けられている所定の条件を取得する。そして、表示処理部133は、請求書データに含まれる単価又は数量と算出した単価又は数量の平均値又は中央値との関係が取得した当該条件を満たすか否かを判定する。
例えば、価格や数量の上限又は下限が予め決まっているような場合は、記憶部12は、商品名と、判定対象の単価又は数量が、価格又は数量の上限値より大きいこと又は下限値より小さいことという条件を記憶してもよい。そして、表示処理部133は、請求書データに含まれる商品の数量又は金額が、商品名に関連付けて記憶部12が記憶する上限値よりも大きい場合又は下限値よりも少ない場合に所定の情報を外部装置に表示させる。
さらに、商品によっては時期によって取引量や価格の変動幅が異なることがある。そこで、記憶部12は、商品名と時期とに関連付けて所定の条件を記憶してもよい。一例として、記憶部12は、商品Aが12月に取引される場合の所定の条件と、それ以外の時期に取引される場合における所定の条件と、をそれぞれ記憶してもよい。そして、表示処理部133は、請求書データに含まれる商品名と、取得した請求書データにおいて関連付けられた発行時期又は情報処理装置1が判定を行う日付に基づいて、判定に用いる所定の条件を記憶部12から取得する。そして、請求書データに含まれる数量又は単価と特定した単価又は数量とを比較し、取得した所定の条件を満たすかを判定する。情報処理装置1がこのように構成されることで、商品の性質に鑑みて設定された所定のルールに基づいて異常を判定することができ、判定の精度を向上させることができる。
ところで、商品の取引量や取引価格は取引の相手方に応じて異なる場合がある。そこで、情報処理装置1は、相手方に応じて異なる条件に基づいて、単価又は数量の異常の有無を判定するよう構成されてもよい。
記憶部12は、商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、請求書の発行時期と、請求書の発行元又は宛先と、が関連付けられた複数の過去請求書データを記憶する。すなわち、記憶部12は、請求書の宛先事業者又は発行元事業者がさらに関連付けられた過去請求書データを記憶する。過去請求書データは例えば、宛先事業者又は発行元事業者の事業者名又は事業者番号を含む。記憶部12は、請求書の発行元又は宛先と所定の条件とを関連付けて記憶する。すなわち、記憶部12は、同一の商品であっても取引の相手方ごとに異なる所定の条件を記憶する。
表示処理部133は、請求書データに含まれる単価又は数量と算出した平均値又は中央値との関係が、請求書データに対応する請求書の発行元又は宛先に関連付けて記憶部12に記憶された所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させる。表示処理部133は、取得した請求書データに関連付けられた発行元事業者又は宛先事業者を特定する。そして、表示処理部133は、発行元事業者又は宛先事業者に関連付けて記憶された所定の条件を取得する。そして、表示処理部133は、取得した請求書データに含まれる単価又は数量が所定の条件を満たすかを判定する。
情報処理装置1は、請求書の発行元又は宛先と商品とに応じて異なる条件に基づいて単価又は数量の異常の有無を判定してもよい。この場合、記憶部12は、請求書の発行元又は宛先と、商品と、に関連付けて所定の条件を記憶する。そして、表示処理部133は、判定対象の単価又は数量を含む請求書データに関連付けられた発行元事業者又は宛先事業者及び商品に関連付けて記憶部12に記憶された所定の条件を取得し、取得した請求書データに含まれる単価又は数量が取得した条件を満たすかを判定する。
ところで、契約において予め単価の上限等が定められている場合がある。このような場合、契約で定められた取引条件に基づいて単価又は数量の異常を判定するよう情報処理装置1が構成されてもよい。
この場合、記憶部12は、複数の事業者との取引条件が含まれる契約データを記憶する。一例として、契約データには、宛先事業者名、宛先事業者番号、契約日、発注する事業者の事業者名、事業者番号、住所又は電話番号、取引の条件が含まれる。取引の条件には、取引される商品名、単価又は数量が含まれる。記憶部12は、一例として取引の条件は取引される数量ごとに異なる単価が設定された契約データを記憶してもよい。記憶部12は、例えば取引される商品の数量が100以上200個未満である場合、200個以上300個未満の取引の場合よりも大きい単価が設定された契約データを記憶してもよい。また、記憶部12は、取引金額に応じて異なる単価が設定された契約データを記憶してもよい。記憶部12は一例として、10万円以上100万円未満の取引の場合、100万円以上500万円未満の取引の場合よりも大きい単価が設定された契約データを記憶してもよい。
表示処理部133は、請求書データに含まれる単価又は数量が、契約データに含まれる取引条件を満たさない場合に、所定の情報を外部装置に表示させてもよい。表示処理部133は、請求書データに含まれる商品名、数量又は金額に応じて参照すべき契約データを特定し、特定した契約データを取得する。そして、請求書データに含まれる単価又は数量が、契約データが示す取引条件を満たすか否かを判定し、取引条件を満たさない場合に情報端末2に表示処理部133は、図5に示すメッセージを情報端末2に表示させる。情報処理装置1がこのように構成されることで、予め定められた取引条件に基づいて請求書データの異常の有無を判定することができる。
[機械学習モデルを用いた異常判定処理]
ルールベースで請求書データに含まれる単価又は数量の異常を判定する処理について説明したが、既知の機械学習手法を使用してトレーニングされた機械学習モデルを用いて判定するよう情報処理装置1が構成されてもよい。このように構成されることで、予め判定基準を明確に規定できない場合においても請求書データに含まれる情報の妥当性を確認するための情報を示すことができる。
記憶部12は、複数の過去請求書データに含まれる商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を学習した学習済みモデルであって、商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、が入力されると、入力されたデータに異常があるか否かを判定する学習済みモデルを記憶する。一例として、記憶部12は、過去請求書データに含まれる正常な商品名と単価又は数量とを教師無学習させた学習済みモデルを記憶する。また、予め学習に必要な量の異常を含む過去請求書データを用意できる場合は、過去請求書データに正常、異常を示すフラグを付与した教師データを学習した学習済みモデルを記憶してもよい。記憶部12は、過去請求書データに含まれる取引相手の事業者名を特徴量としてさらに追加して学習させてもよい。記憶部12は、一例として、商品名ごとに学習をした複数の学習済みモデルを記憶してもよいし、取引相手の事業者名ごとに学習をした複数の学習済みモデルを記憶してもよい。
そして、表示処理部133は、請求書データに含まれる商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を学習済みモデルに入力し、入力されたデータに異常があると判定された場合に、所定の情報を外部装置に表示させる。表示処理部133は、記憶部12に記憶された学習済みモデルを取得する。記憶部12が商品名又は取引相手ごとに学習をした複数の学習済みモデルを記憶する場合、表示処理部133は、請求書データに含まれる商品名又は請求書データの宛先事業者名又は発行元事業者名に対応する学習済みモデルを取得する。そして、請求書データに含まれる商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を取得した学習済みモデルに入力する。学習済みモデルから得られた判定結果が請求書データに異常があることを示す場合、表示処理部133は、図5に示すメッセージを情報端末2に表示させる。
[一覧画面の表示]
情報処理装置1が、異常があると判定した場合に過去請求書データに含まれる単価又は数量の詳細を表示させる処理について説明する。図6は、表示処理部133が表示させる画面の一例を示す図である。図6に示す画面は、特定部132が特定した複数の過去請求書データに含まれる単価又は数量を複数の過去請求書データそれぞれの発行時期の順に並べて表示したグラフと、複数の過去請求書データに含まれる情報を示す表と、から構成される。表示処理部133は、図5に配置された「確認する」と表示されたボタンが押された場合に図6に示す画面を表示させてもよい。
表示処理部133は、所定の条件を満たす場合に、横軸を請求書の発行時期とし、縦軸を特定部132が特定した単価又は数量とするグラフを外部装置に表示させ、グラフに重ねて所定の情報を表示させる。表示処理部133は、特定部132が特定した単価又は数量に加え、取得した請求書データに含まれる単価又は数量をグラフに表示させてもよい。図6に示す画面上部には、一例として、商品の単価を折れ線グラフで、商品の数量を棒グラフで表示している。表示処理部133は、図6に示すグラフとして、単価又は数量のうち所定の条件を満たす一方のみを表示してもよい。
また、表示処理部133は、取得した請求書データに含まれる単価又は数量を示す要素と過去請求書データに含まれる単価又は数量を示す要素とを異なる態様で表示してもよい。表示処理部133は、例えば、取得した請求書データに含まれる単価又は数量を示す要素を他の要素と異なる色、大きさ、又は形状で表示してもよいし、明滅させてもよい。表示処理部133は、異常があることを示す所定の図形や文字を、取得した請求書データに含まれる単価又は数量を示す要素に重畳して表示させてもよい。図6においては一例として、表示処理部133は、異常を示すエクスクラメーションマークを請求書データに対応する数量に重畳して表示している。
表示処理部133は、所定の条件を満たす場合に、特定部132が特定した単価又は数量を、特定された単価又は数量それぞれに関連付けられた複数の過去請求書データの発行時期に対応する順番に並べて外部装置に表示させる。表示処理部133は、特定部132が特定した複数の過去請求書データに含まれる商品名、単価、数量、請求書の発行時期を含む表を表示させる、表示処理部133は、一例として異常の原因を示すフィールドをさらに表示させ、合致した所定の条件に対応する異常の原因を表示させてもよい。
情報処理装置1がこのように構成されることで、請求書データに含まれる情報の妥当性を詳細に検証するための情報をユーザに提供することができる。
[情報処理装置1における処理の流れ]
図7は、情報処理装置1における処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すフローチャートは、発行された請求書データを受領し、又は発行予定の請求書データが作成された時点から開始している。
取得部131は、請求書データを取得する(S01)。取得部131は、情報端末2から発行予定の請求書データを取得してもよいし、他の会計処理装置から他の事業者が発行した請求書データを取得してもよい。特定部132は、取得した請求書データから商品名を特定する(S02)。請求書データに含まれる商品名又は取引相手に関連付けられた所定の条件を取得する(S03)。
表示処理部133は、特定した商品名を検索キーとして過去請求書データを検索し、特定した商品名に関連付けられた単価又は数量を特定する(S04)。表示処理部133は、特定した単価又は数量が取得した所定の条件を満たすかを判定する(S05)。
特定した単価又は数量が所定の条件を満たす場合(S05におけるYES)、所定の情報を情報端末2に表示させる(S06)。そして、ユーザが詳細の情報を表示する操作を行った場合(S07におけるYES)、表示処理部133は、特定した単価又は数量を示す画面を表示させる(S08)。すなわち、表示処理部133は、特定した過去請求書データに含まれる単価又は数量を請求書の発行時期に並べて表示させる画面を情報端末2に表示させる。そして情報処理装置1は処理を終了する。
また、所定の条件を満たさない場合(S05におけるNO)又はユーザが詳細の情報を表示しない操作を行った場合(S07におけるNO)、情報処理装置1は処理を終了する。
[情報処理装置1における効果]
以上説明したように、情報処理装置1は、請求書データに含まれる商品の単価又は数量と、特定部132が特定した過去請求書データに含まれている当該商品の1以上の単価又は数量との関係が所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させる。情報処理装置1がこのように構成されていることで、情報処理装置1は、請求書データに含まれる情報の妥当性を確認するための情報を提供することができるという効果を奏する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 情報処理装置
2 情報端末
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
131 取得部
132 特定部
133 表示処理部

Claims (10)

  1. 過去に発行又は受領した複数の請求書に記載されていた商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、が関連付けられた複数の過去請求書データを記憶するとともに商品名と商品名ごとに異なる所定の条件とを関連付けて記憶する記憶部と、
    商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を含む請求書データを取得する取得部と、
    前記請求書データに含まれる商品名に過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量を特定する特定部と、
    前記請求書データに含まれる単価又は数量と、前記請求書データに含まれる商品名に前記特定部が特定した1以上の過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量の平均値又は中央値との関係が、前記請求書データに含まれる商品名に関連付けて前記記憶部に記憶された商品名ごとに異なる前記所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させる表示処理部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記表示処理部は、前記平均値又は中央値に対する前記請求書データに含まれる単価又は数量の比率が所定値以上であるという前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の情報を前記外部装置に表示させる、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示処理部は、前記請求書データに含まれる単価又は数量と前記平均値又は中央値との差が所定値以上であるという前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の情報を前記外部装置に表示させる、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶部は、商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、前記請求書の発行元又は宛先と、が関連付けられた複数の前記過去請求書データを記憶するとともに、請求書の発行元又は宛先と前記所定の条件とを関連付けて記憶し、
    前記表示処理部は、前記請求書データに含まれる単価又は数量と前記平均値又は中央値との関係が、前記請求書データに対応する請求書の発行元又は宛先に関連付けて前記記憶部に記憶された前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の情報を前記外部装置に表示させる、
    請求項からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶部は、複数の事業者との取引条件が含まれる契約データを記憶し、
    前記表示処理部は、前記請求書データに含まれる単価又は数量が、前記契約データに含まれる前記取引条件を満たさない場合に、前記所定の情報を前記外部装置に表示させる、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶部は、前記複数の過去請求書データに含まれる商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を学習した学習済みモデルであって、商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、が入力されると、入力されたデータに異常があるか否かを判定する学習済みモデルを記憶し、
    前記表示処理部は、前記請求書データに含まれる商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を前記学習済みモデルに入力し、入力されたデータに異常があると判定された場合に、所定の情報を前記外部装置に表示させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記記憶部は、前記請求書の発行時期がさらに関連付けられた前記複数の過去請求書データを記憶し、
    前記表示処理部は、前記所定の条件を満たす場合に、前記特定部が特定した単価又は数量を、特定された単価又は数量それぞれに関連付けられた前記複数の過去請求書データの発行時期に対応する順番に並べて前記外部装置に表示させる、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示処理部は、前記所定の条件を満たす場合に、横軸を前記請求書の発行時期とし、縦軸を前記特定部が特定した単価又は数量とするグラフを前記外部装置に表示させ、前記グラフに重ねて前記所定の情報を表示させる、
    請求項に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータが実行する、
    商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を含む請求書データを取得するステップと、
    過去に発行又は受領した複数の請求書に記載されていた商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、が関連付けられた複数の過去請求書データを記憶する記憶部を参照し、前記請求書データに含まれる商品名に過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量を特定するステップと、
    商品名と商品名ごとに異なる所定の条件とを関連付けて記憶する 記憶部を参照し、前記請求書データに含まれる単価又は数量と、前記請求書データに含まれる商品名に前記特定するステップにおいて特定された1以上の過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量の平均値又は中央値との関係が、前記請求書データに含まれる商品名に関連付けて前記記憶部に記憶された商品名ごとに異なる前記所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させるステップと、
    を有する情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、を含む請求書データを取得するステップと、
    過去に発行又は受領した複数の請求書に記載されていた商品名と、単価又は数量の少なくともいずれかと、が関連付けられた複数の過去請求書データを記憶する記憶部を参照し、前記請求書データに含まれる商品名に過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量を特定するステップと、
    商品名と商品名ごとに異なる所定の条件とを関連付けて記憶する 記憶部を参照し、前記請求書データに含まれる単価又は数量と、前記請求書データに含まれる商品名に前記特定するステップにおいて特定された1以上の過去請求書データにおいて関連付けられた1以上の単価又は数量の平均値又は中央値との関係が、前記請求書データに含まれる商品名に関連付けて前記記憶部に記憶された商品名ごとに異なる前記所定の条件を満たす場合に、所定の情報を外部装置に表示させるステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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