JP7146887B2 - プログラム、情報処理方法、情報処理装置 - Google Patents

プログラム、情報処理方法、情報処理装置 Download PDF

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Description

本開示は、プログラム、情報処理方法、情報処理装置等に関する。
スマートフォンやパソコン等の情報処理装置を用いて、商品やサービス等の購入に伴い、ポイントを付与する技術が存在する。例えば特許文献1には、ポイントの付与やポイントの使用を行うための技術が開示されている。
特開2002-304472号公報
本発明の第1の態様によると、情報処理装置によって実行されるプログラムは、値が変動する指標値にユーザのポイントを関連付ける処理を情報処理装置の制御部によって行うことと、指標値の変動に基づいて、指標値に関連付けたポイントの数である第1ポイント数が変動され、変動されたポイントの数である第2ポイント数が設定された第1設定値以下の場合、ユーザによってポイントに関する入力が行われた場合、第2ポイント数を第2ポイント数よりも大きい第3ポイント数に増加させる処理を制御部によって行うこととが情報処理装置によって実行される。
本発明の第2の態様によると、情報処理装置の情報処理方法は、値が変動する指標値にユーザのポイントを関連付ける処理を情報処理装置の制御部によって行うことと、指標値の変動に基づいて、指標値に関連付けたポイントの数である第1ポイント数が変動され、変動されたポイントの数である第2ポイント数が設定された第1設定値以下の場合、ユーザによってポイントに関する入力が行われた場合、第2ポイント数を第2ポイント数よりも大きい第3ポイント数に増加させる処理を制御部によって行うこととを含む。
本発明の第3の態様によると、情報処理装置は、値が変動する指標値にユーザのポイントを関連付ける処理を行い、指標値の変動に基づいて、指標値に関連付けたポイントの数である第1ポイント数が変動され、変動されたポイントの数である第2ポイント数が設定された第1設定値以下の場合、ユーザによってポイントに関する入力が行われた場合、第2ポイント数を第2ポイント数よりも大きい第3ポイント数に増加させる処理を行う制御部を備える。
本発明の第4の態様によると、情報処理装置は、メモリに記憶されたプログラムを読み出し、プログラムに基づいて処理を実行するプロセッサーを備え、プロセッサーは、値が変動する指標値にユーザのポイントを関連付ける処理を行うことと、指標値の変動に基づいて、指標値に関連付けたポイントの数である第1ポイント数が変動され、変動されたポイントの数である第2ポイント数が設定された第1設定値以下の場合、ユーザによってポイントに関する入力が行われた場合、第2ポイント数を第2ポイント数よりも大きい第3ポイント数に増加させる処理を行うこととを実行する。
第1実施例に係る通信システムのシステム構成の一例を示す図。 第1実施例に係るサーバの制御部によって実現される機能の一例を示す図。 第1実施例に係るサーバの記憶部に記憶される情報の一例を示す図。 第1実施例に係るアカウント登録データの一例を示す図。 第1実施例に係るアカウント管理データベースの一例を示す図。 第1実施例に係る端末の制御部によって実現される機能の一例を示す図。 第1実施例に係る端末の記憶部に記憶される情報の一例を示す図。 第1実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第1実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第1実施例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第1変形例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第2実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第2実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第2実施例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第2変形例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第2変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第2変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第2変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第2変形例に係るサーバの記憶部に記憶される情報の一例を示す図。 第2変形例に係るポイント運用コース管理データの一例を示す図。 第2変形例に係るアカウント管理データの一例を示す図。 第2変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第2変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第3実施例に係るアカウント管理データの一例を示す図。 第3実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第3実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第3実施例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第3実施例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第3変形例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第3変形例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。 第3変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第3変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第3変形例に係るサーバの記憶部に記憶される情報の一例を示す図。 第3変形例に係るチケット発行管理データベースの一例を示す図。 第3変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第3変形例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第4実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。 第4実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。
<法的事項の遵守>
本明細書に記載の開示は、通信の秘密など、本開示の実施に必要な実施国の法的事項遵守を前提とすることに留意されたい。
本開示に係るプログラム等を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、システムとは、限定ではなく例として、以下のいずれかの形態のシステムを含む概念である。
(1)端末&サーバ
(2)サーバ
(3)端末
(1)は、限定ではなく例として、少なくとも1つの端末と、少なくとも1つのサーバとを含むシステムである。この一例は、サーバクライアントシステムである。
この場合、システムの制御部は、端末の制御部とサーバの制御部とのうちの少なくともいずれか一方とすることができる。つまり、限定ではなく例として、(1A)端末の制御部のみ、(1B)サーバの制御部のみ、(1C)端末の制御部とサーバの制御部との両方、のうちのいずれかを、システムの制御部とすることができる。
また、システムの制御部が行う制御や処理(以下、包括的に「制御等」と称する。)は、(1A)端末の制御部のみによって行うようにしてもよいし、(1B)サーバの制御部のみによって行うようにしてもよいし、(1C)端末の制御部とサーバの制御部との両方によって行うようにしてもよい。
また、(1C)では、限定ではなく例として、システムが制御部によって行う制御等のうちの一部の制御等を端末の制御部によって行うようにし、残りの制御等をサーバの制御部によって行うようにしてもよい。この場合、制御等の割り当て(割り振り)は、等分であってもよいし、等分ではなく異なる割合で割り当ててもよい。
(2)は、限定ではなく例として、複数のサーバによって構成されるシステム(以下、「サーバシステム」と称する。)とすることができる。
サーバシステムが行う制御等は、複数のサーバのうち、(2A)一のサーバのみによって行うようにしてもよいし、(2B)他のサーバのみによって行うようにしてもよいし、(2C)一のサーバと他のサーバとが行うようにしてもよい。
また、(2C)では、限定ではなく例として、サーバシステムが行う制御等のうちの一部の制御等を一のサーバが行うようにし、残りの制御等を他のサーバが行うようにしてもよい。この場合、制御等の割り当て(割り振り)は、等分であってもよいし、等分ではなく異なる割合で割り当ててもよい。
(3)は、限定ではなく例として、複数の端末によって構成されるシステムとすることができる。
このシステムは、限定ではなく例として、以下のようなシステムとすることができる。
・サーバの機能を端末に持たせるシステム(分散システム)。これは、限定ではなく例として、ブロックチェーンの技術を用いて実現することが可能である。
・端末同士が無線通信を行うシステム。これは、限定ではなく例として、ブルートゥース等の近距離無線通信技術を用いてP2P(ピアツーピア)方式等で通信を行うことで実現可能である。
なお、上記は、制御部に限らず、システムの構成要素となり得る入出力部、通信部、記憶部、時計部等の各機能部についても同様である。
以下の実施形態では、限定ではなく例として、端末とサーバとを含むシステム(限定ではなく例として、サーバクライアントシステム)を例示する。
なお、サーバとして、上記(2)のサーバシステムを適用することも可能である。
また、端末とサーバとを含むシステムに代えて、サーバを含まないシステム、限定ではなく例として、上記(3)のシステムを適用することも可能である。
この場合の実施形態は、前述したブロックチェーンの技術等に基づいて構成することが可能である。具体的には、限定ではなく例として、以下の実施形態で説明するサーバに記憶されて管理されるデータを、ブロックチェーン上に保管(格納)する。そして、端末が、ブロックチェーンへのトランザクションを生成し、トランザクションがブロックチェーン上で承認されると、ブロックチェーン上に保管されたデータが更新されるようにすることができる。
また、本開示における「情報処理装置」は、ユーザの端末としてもよいし、サーバとしてもよいものとする。つまり、情報処理装置は、少なくとも、ユーザの端末と、サーバとを含む概念としてよいものとする。また、本開示における「ユーザ」とは、原則的には、サービスを利用する利用者のことを示すものとする。このサービスを利用する利用者は、限定ではなく例として、端末のユーザである。
ただし、サービスを提供する事業者のことを「サーバのユーザ」と表現する場合がある。
なお、例外的ではあるが、本開示における「ユーザ」に、サービスを提供する事業者(つまりサーバのユーザ)を含めてもよいし、含めなくてもよい。
また、本明細書では、適宜「通信I/Fによって」という表現を用いる。これは、限定ではなく例として、装置が、制御部(プロセッサー等)の制御に基づいて、通信I/Fを介して(通信部を介して)、各種の情報やデータを送受信することを示してもよいものとする。
また、本明細書において「関する」、「関連する」と記載された用語について、限定ではなく例として、「Aに関するB」や「Aに関連するB」といった場合、「A」と何らかの関係性を有する「B」を意味してよいものとする。この具体例については後述する。
また、本明細書において、「AとBとを送信する」、「AとBとを受信する」といったように、装置が2以上のものを対象として処理を行うことには、「A」と「B」とをタイミングを合わせて行うもの(以下、「同時」という。)と、「A」と「B」とをタイミングをずらして行うもの(以下、「非同時」という。)とを含めてよいものとする。
限定ではなく例として、第1情報と第2情報とを送信するという場合、第1情報と第2情報とをタイミングを合わせて送信するものと、第1情報と第2情報とをタイミングをずらして送信するものとの両方の概念を含めてよいものとする。
なお、ラグ(タイムラグ)を考慮し、「同時」には「ほぼ同時」を含めてよいものとする。
なお、「A」と「B」とをタイミングをずらして行うといっても、これはあくまでも「A」と「B」とを対象として処理を行うものであればよく、その目的は必ずしも同じでなくてもよいものとする。
限定ではなく例として、上記のように第1情報と第2情報とを送信するという場合、第1情報と第2情報とを送信しさえすればよく、同じ目的で第1情報と第2情報とを送信する場合の他、異なる目的で第1情報と第2情報とを送信する場合も含めてよいものとする。
また、本明細書において、「ポイント」とは、限定ではなく例として、ポイントプログラム(ポイントサービス)に基づいて付与される、法定通貨とは異なる企業通貨の一種である。
企業通貨には、電子マネーとポイントとが含まれるようにすることができる。
なお、企業通貨に商品券やクーポン券を含めるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
ここで、「ポイントプログラム」とは、企業や自治体等の法人が、商品の購入やサービスの利用等に応じて一定の条件に基づいて算出されるポイント(点数)を顧客に対して付与するサービスである。
なお、法人は、セールスプロモーション(販売促進活動)やセールスキャンペーンの特典として、ポイントを顧客に対して付与するようにしてもよいし、しなくてもよい。
顧客は、付与されたポイントを、発行法人または発行法人と提携する法人における商品・サービスの購入に用いたり、一定数量のポイントを商品券や電子マネー等のポイント以外の企業通貨と引き換えたりすることができる。
なお、ポイントの発行法人が航空会社等の場合、ポイントプログラムは「マイレージプログラム」と言ってもよい。この場合、ポイントを「マイレージ」と呼んでもよい。
本明細書において、「ポイント運用サービス」とは、時系列で値が変動する指標値に連動してポイントが増減する疑似運用型サービスであり、ポイント運用サービスの利用者(ユーザ)は、ポイント運用サービスを利用することで、手持ちのポイントによる資産運用体験ができる。
ただし、ポイント運用サービスは、法定通貨による資産運用を行うサービスではないため、金融商品取引法の制約を受けることはない。
なお、ポイント運用サービスを「ポイント投資サービス」と言ってもよいし、そうしなくてもよい。
「指標値」とは、ポイント運用サービスを提供する事業者によって提供される時系列で値が変動する値である。指標値は、「指数」や「変動値」と表現してもよいし、しなくてもよい。
指標値の具体例としては、限定ではなく例として、金融商品の「株価」や「株価指数」、「基準価格」、「地価」、「為替レート」等に連動する値が挙げられる。
なお、指標値は、時系列で値が変動する値であれば何でもよい。限定ではなく例として、指標値を、あるユーザの星座に対する今日の12星座占いにおける星占いランキング順位の逆数としてもよい。この場合、ユーザの星座における星占いランキング順位が上がると、指標値が上昇する。
<第1実施例>
第1実施例は、限定ではなく例として、ユーザがポイント運用サービスにおいてポイント運用にポイントを追加した後、端末を用いてボーナスポイントを取得する実施例である。
第1実施例に記載の内容は、他の各実施例や他の各変形例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
<システム構成>
図1-1は、本実施例における通信システム1のシステム構成の一例を示す図である。
通信システム1では、限定ではなく例として、ネットワーク30を介して、サーバ10と、複数の端末20(端末20A,端末20B,端末20C,・・・)とが接続される。
サーバ10は、ネットワーク30を介して、ユーザが所有する端末20にポイント運用サービスを提供する機能を有する。サーバ10は、ポイント運用サーバやポイント運用サービスサーバ、ポイント運用アプリケーション管理サーバ等のように表現することもできる。
本実施形態では、ポイント運用サービス事業者(運営者)をサーバ10のユーザとする。
なお、ポイント運用サービス事業者は、限定ではなく例として、メッセージングサービス(メッセージングアプリケーション)を含むチャットサービス(チャットアプリケーション)の事業者等とすることもできる。この場合、メッセージングサービス事業者がサーバ10のユーザとなる。メッセージングサービス事業者が、メッセージングアプリケーションの一機能としてポイント運用サービスを提供するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、本実施形態とは異なり、電子マネー(電子貨幣)等による電子決済を可能とする支払いサービス(支払いアプリケーション)の事業者がサーバ10のユーザとなって、ポイント運用サービスを運営するようにしてもよい。支払いサービス事業者が、支払いアプリケーションの一機能としてポイント運用サービスを提供するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
なお、ネットワーク30に接続されるサーバ10の数や端末20の数は限定されない。
端末20(端末20A,端末20B,端末20C、・・・)は、各実施例において記載する機能を実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末20は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA・(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、VR(Virtual Reality)端末、スマートスピーカ(音声認識用デバイス)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、端末20は情報処理端末と表現されてもよい。
端末20A、端末20Bおよび端末20Cの構成は、限定ではなく例として、同一とすることができる。また、必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末20Xと表現し、ユーザXまたは端末20Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現してもよいし、しなくてもよい。
なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよいし、そうでなくてもよい。
ネットワーク30は、1以上の端末20と、1以上のサーバ10とを接続する役割を担う。すなわち、ネットワーク30は、上記の各種の装置が接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
ネットワーク30のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよいし、そうでなくてもよい。ネットワーク30は、限定ではなく例として、アドホック・ネットワーク(ad hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDN(integrated service digital networks)、無線LAN、LTE(long term evolution)、CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク30は、1つまたは複数のネットワーク30を含むことができる。
サーバ10(限定ではなく、サーバ、情報処理装置、情報管理装置の一例)は、端末20に対して、所定のサービス(本実施例ではポイント運用サービス)を提供する機能を備える。サーバ10は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ10は、限定ではなく例として、サーバ装置、コンピュータ(限定ではなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定ではなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定ではなく例として、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、サーバ10は情報処理装置と表現されてもよい。サーバ10と端末20とを区別する必要がない場合は、サーバ10と端末20とは、それぞれ情報処理装置と表現されてもよいし、されなくてもよい。
[各装置のハードウェア(HW)構成]
通信システム1Aに含まれる各装置のHW構成について説明する。
(1)端末のHW構成
図1-1には、端末20のHW構成の一例を示している。
端末20は、制御部21(CPU:central processing unit(中央処理装置))、記憶部28、通信I/F22(インタフェース)、入出力部23、時計部29A、位置算出用情報検出部29Bを備える。端末20のHWの各構成要素は、限定ではなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、端末20のHW構成として、すべての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、端末20は、個々の構成要素、または複数の構成要素を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
通信I/F22は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F22は、ネットワーク30を介して、サーバ10等の各種装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F22は、各種データを制御部21からの指示に従って、サーバ10等の各種装置に送信する。また、通信I/F22は、サーバ10等の各種装置から送信された各種データを受信し、制御部21に伝達する。また、通信I/F22を単に通信部と表現する場合もある。また、通信I/F22が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
入出力部23は、端末20に対する各種操作を入力する装置や、端末20で処理された処理結果を出力する装置等を含む。入出力部23は、入力部と出力部が一体化していてもよいし、入力部と出力部に分離していてもよいし、そうでなくてもよい。
入力部は、ユーザからの入力を受け付けて、入力に係る情報を制御部21に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力部は、限定ではなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。
出力部は、制御部21で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力部は、限定ではなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、スピーカ(音声出力)、レンズ(限定ではなく例として3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含む。
あくまでも一例であるが、入出力部23は、限定ではなく例として、表示部24、音入力部25、音出力部26、撮像部27を備える。
表示部24は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。表示部24は、限定ではなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定ではなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよいし、そうでなくてもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置を含む。なお、これらの表示部24は、3Dで表示データを表示可能であってもよいし、そうでなくてもよい。
音入力部25は、音データ(音声データを含む。以下同様。)の入力に利用される。音入力部25は、マイクなどを含む。
音出力部26は、音データの出力に利用される。音出力部26は、スピーカなどを含む。
撮像部27は、画像データ(静止画像データ、動画像データを含む。以下同様。)の取得に利用される。撮像部27は、カメラなどを含む。
入出力部23がタッチパネルの場合、入出力部23と表示部24とは、略同一の大きさおよび形状で対向して配置されていてもよい。
時計部29Aは、端末20の内蔵時計であり、時刻情報(計時情報)を出力する。時計部29Aは、限定ではなく例として、水晶発振器を利用したクロック等を有して構成される。時計部29Aは、限定ではなく例として、計時部や時刻情報検出部と表現することもできる。
なお、時計部29Aは、NITZ(Network Identity and Time Zone)規格等を適用したクロックを有していてもよいし、有していなくてもよい。
位置算出用情報検出部29Bは、制御部21が自己の端末20の位置を算出(測定)するために必要な情報(以下、「位置算出用情報」と称する。)を検出(計測)する機能部である。位置算出用情報検出部29Bは、限定ではなく例として、位置算出用センサ部と表現することもできる。
位置算出用情報検出部29Bは、限定ではなく例として、GPS(Global Positioning System)等の衛星測位システムを利用して端末20の位置を算出するためのセンサやユニットである衛星測位センサ(衛星測位ユニット)や、慣性航法システムを利用して端末20の位置を算出するためのセンサやユニットである慣性計測センサ(慣性計測ユニット(IMU(Inertial Measurement Unit)))、UWB(超広帯域無線:Ultra Wide Band)を利用して端末20の位置を算出するためのセンサやユニットであるUWB測位センサ(UWB測位ユニット)等を含む。
衛星測位ユニットは、限定ではなく例として、不図示のアンテナで受信される測位用衛星から発信されている測位用衛星信号を含むRF(Radio Frequency)信号をデジタル信号に変換するRF受信回路や、RF受信回路から出力されるデジタル信号に対して相関演算処理等を行って測位用衛星信号を捕捉し、測位用衛星信号から取り出した衛星軌道データや時刻データ等の情報を、位置算出用情報として出力するベースバンド処理回路等を有する。
慣性計測ユニットは、慣性航法演算によって端末20の位置を算出するために必要な情報を検出するセンサである慣性センサを有する。慣性センサには、限定ではなく例として、3軸の加速度センサや3軸のジャイロセンサが含まれ、加速度センサによって検出された加速度と、ジャイロセンサによって検出された角速度とを、位置算出用情報として出力する。
UWB測位ユニットは、限定ではなく例として、不図示のアンテナで受信される測位用ビーコンから発信されている測位用超広帯域パルス信号を含む超広帯域RF(Radio Frequency)信号をデジタル信号に変換する超広帯域RF受信回路や、超広帯域RF受信回路から出力されるデジタル信号に基づいて端末20と測位用ビーコンとの相対位置を算出する相対位置算出処理回路等を有する。
なお、限定ではなく例として、UWB測位ユニットは、不図示のアンテナから測位用超広帯域パルス信号を含む超広帯域RF信号を送信することで、端末20を測位用ビーコンとして機能させてもよいし、そうしなくてもよい。
制御部21は、限定ではなく例として、位置算出用情報検出部29Bによって検出された位置算出用情報に基づいて、定期的なタイミングや特定のタイミングで、自己の端末20の位置を算出する。端末の位置を「端末位置」と称し、算出された端末位置を「算出端末位置」と称する。制御部21は、算出端末位置を、その算出端末位置を算出した日時と関連付けて、算出端末位置履歴データとして記憶部28に記憶させるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
制御部21は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定ではなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよいし、されなくてもよい。
制御部21は、限定ではなく例として、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)を含む。
記憶部28は、端末20が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部28は、限定ではなく例として、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)など各種の記憶媒体を含む。また、記憶部28は、メモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
端末20は、プログラムPを記憶部28に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部21が、制御部21に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部28に記憶されるプログラムPは、端末20に、制御部21が実行する各機能を実現させる。また、このプログラムPは、プログラムモジュールと表現されてもよいし、されなくてもよい。
(2)サーバのHW構成
図1-1には、サーバ10のHW構成の一例を示している。
サーバ10は、制御部11(CPU)、記憶部15、通信I/F14(インタフェース)、入出力部12、時計部19を備える。サーバ10のHWの各構成要素は、限定ではなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、サーバ10のHWは、サーバ10のHWの構成として、全ての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、サーバ10のHWは、個々の構成要素、または複数の構成要素を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
制御部11は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定ではなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御部11は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよいし、そうでなくてもよい。本開示において、制御部11は、これらに限定されない。
記憶部15は、サーバ10が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部15は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶部15は、これらに限定されない。また、記憶部15は、メモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
通信I/F14は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F14は、ネットワーク30を介して、端末20等の各種装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F14は、各種データを制御部11からの指示に従って、端末20等の各種装置に送信する。また、通信I/F14は、端末20等の各種装置から送信された各種データを受信し、制御部11に伝達する。また、通信I/F14を単に通信部と表現する場合もある。また、通信I/F14が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
入出力部12は、サーバ10に対する各種操作を入力する装置や、サーバ10で処理された処理結果を出力する装置等を含む。入出力部12は、入力部と出力部が一体化していてもよいし、入力部と出力部に分離していてもよいし、そうでなくてもよい。
入力部は、ユーザからの入力を受け付けて、入力に係る情報を制御部11に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力部は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入力部は、限定ではなく例として、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよいし、そうでなくてもよい。
出力部は、制御部11で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力部は、限定ではなく例として、 タッチパネル、タッチディスプレイ、スピーカ(音出力)、レンズ(限定ではなく例として3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含む。
あくまでも一例であるが、入出力部12は、限定ではなく例として、表示部13を備える。
表示部13は、ディスプレイ等で実現される。ディスプレイは、代表的にはモニタ(限定ではなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、ディスプレイは、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよいし、そうでなくてもよい。なお、これらのディスプレイは、3Dで表示データを表示可能であってもよいし、そうでなくてもよい。本開示において、ディスプレイは、これらに限定されない。
時計部19は、サーバ10の内蔵時計であり、時刻情報(計時情報)を出力する。時計部19は、限定ではなく例として、ハードウェアクロックとしてのRTC(Real Time Clock)やシステムクロック等を有して構成される。時計部19は、限定ではなく例として、計時部や時刻情報検出部と表現することもできる。
(3)その他
サーバ10は、プログラムPを記憶部15に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部11が、制御部11に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部15に記憶されるプログラムPは、サーバ10に、制御部11が実行する各機能を実現させる。このプログラムPは、プログラムモジュールと表現されてもよいし、されなくてもよい。
他の装置についても同様である。
本開示の各実施形態においては、端末20および/またはサーバ10のCPUがプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
なお、端末20の制御部21、および/または、サーバ10の制御部11は、制御回路を有するCPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各処理を実現してもよいし、そうでなくてもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよいし、そうでなくてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよいし、されなくてもよい。
また、本開示の各実施形態のプログラムP(限定ではなく例として、ソフトウェアプログラム、コンピュータプログラム、またはプログラムモジュール)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよいし、されなくてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムPを記憶可能である。また、プログラムPは、本開示の各実施形態の機能の一部を実現するためのものであってもよいし、そうでなくてもよい。さらに、本開示の各実施形態の機能を記憶媒体にすでに記録されているプログラムPとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよいし、そうでなくてもよい。
記憶媒体は、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定ではなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カード、またはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。また、記憶媒体をメモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
サーバ10および/または端末20は、記憶媒体に記憶されたプログラムPを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現することができる。
また、本開示のプログラムPは、プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ10および/または端末20に提供されてもよいし、されなくてもよい。サーバ10および/または端末20は、限定ではなく例として、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムPを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
また、本開示の各実施形態は、プログラムPが電子的な伝送によって具現化されたデータ信号の形態でも実現され得る。
サーバ10および/または端末20における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよいし、そうでなくてもよい。
端末20における処理の少なくとも一部、または全部を、サーバ10により行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。この場合、端末20の制御部21の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理、または全部の処理を、サーバ10で行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。
サーバ10における処理の少なくとも一部、または全部を、端末20により行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。この場合、サーバ10の制御部11の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理、または全部の処理を、端末20で行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよいし、そうでなくてもよい。
なお、本開示のプログラムは、限定ではなく例として、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのコンパイラ言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装される。
[各装置の機能構成]
(1)サーバ
図1-2は、本実施例においてサーバ10の制御部11によって実現される機能の一例を示す図である。
制御部11は、限定ではなく例として、記憶部15に記憶されたポイント運用アプリケーション管理処理プログラム151に従ってポイント運用アプリケーション管理処理を実行するためのポイント運用アプリケーション管理処理部111を機能部として含む。
図1-3は、本実施例においてサーバ10の記憶部15に記憶される情報等の一例を示す図である。
記憶部15には、限定ではなく例として、ポイント運用アプリケーション管理処理として実行されるポイント運用アプリケーション管理処理プログラム151と、アカウント登録データ153と、アカウント管理データベース155とが記憶される。
なお、記憶部15に、ポイント運用アプリケーション管理処理プログラム151において参照される、ポイント運用で用いられる指標値の時系列データを加えて記憶させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、サーバ10の制御部11は、指標値の時系列データを、不図示の外部サーバ(限定ではなく例として、証券情報サービスサーバや占いサービスサーバ等)から取得し、記憶部15に、指標値の時系列データとして記憶させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
アカウント登録データ153は、アプリケーション(この例ではポイント運用アプリケーション)のアカウントに関する登録データであり、そのデータ構成の一例を図1-4に示す。
アカウント登録データ153には、限定ではなく例として、ユーザ名と、アプリケーションIDと、その他登録情報とが関連付けて記憶される。
ユーザ名は、アプリケーションを利用する端末20のアカウントの名称であり、限定ではなく例として、端末20のユーザがアプリケーションを利用する際に登録する名称が記憶される。
アプリケーションIDは、アプリケーションのアカウントを識別するために用いられる情報、またはアカウントそのものである。
このアプリケーションIDは、好ましくはアカウントごとに一意な値であり、限定ではなく例として、サーバ10によってアカウントごとに一意な値(固有の値)が設定されて記憶される。
アプリケーションIDは、端末20、またはその端末20のユーザに関連付けられた情報であり、端末に関する情報、または端末のユーザに関する情報の一例である。
その他登録情報には、限定ではなく例として、端末20を識別するための識別情報、端末20の電話番号(端末電話番号)、メールアドレス(端末メールアドレス)、アプリケーションにおける各種の認証に利用されるパスワード(ログインパスワード、認証パスワード等)等の認証情報といった各種の情報を含めるようにすることができる。
端末20を識別するための識別情報は、限定ではなく例として、端末ID(限定ではなく例として、IMEI(International Mobile Equipment Identity))とすることができる。
また、端末20のユーザを識別するための識別情報は、限定ではなく例として、アプリケーションIDとすることができる。なお、アプリケーションIDに代えて「ユーザID」としてもよいし、しなくてもよい。
また、1つの端末20につき1つのアカウントしか登録することのできないアプリケーションであれば、限定ではなく例として、「端末20を識別するための識別情報=端末20のユーザを識別するための識別情報=アプリケーションID」とすることができる。
また、限定ではなく例として、1つのユーザIDに、複数の端末IDを割り当てることを可能としてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、アプリケーションID等の各種のIDに代えて、端末電話番号等の情報によってアカウントを管理する手法を適用することも可能である。
この場合、アプリケーションID等のIDの情報をアカウント登録データ153に記憶させるのに代えて、端末電話番号等の情報をアカウント登録データ153に記憶させるようにすることができる。
アカウント管理データベース155は、ポイント運用アプリケーションにおけるアカウントごとのポイント運用状況を管理するための管理用のデータベースであり、その一例である第1のアカウント管理データベース155Aのデータ構成例を図1-5に示す。
第1のアカウント管理データベース155Aには、アカウントごとの管理データとして、アカウント管理データが記憶される。
各々のアカウント管理データには、限定ではなく例として、アプリケーションIDと、ユーザ名と、ポイント残高と、運用中ポイント評価額と、ポイント運用管理データとが記憶される。
アプリケーションIDは、アカウント登録データ153において登録済みのアカウントを識別するための識別情報としてのIDである。
ユーザ名は、限定ではなく例として、アカウント登録データ153に記憶される、このアプリケーションIDと紐づけられたユーザ名である。
ポイント残高は、このアカウントに付与されているポイントの残高(ポイント数)である。ポイント運用アプリケーションのユーザは、ポイント残高以内のポイントをポイント運用に回す(追加する)ことができる。
ポイント残高は、新規ポイント運用可能残高と言ってもよいし、そうしなくてもよい。
運用中ポイント評価額は、このアカウントによって運用されているポイントの現時点における指標値と連動した増減後のポイント数である。運用中ポイント評価額は、限定ではなく例として、次の式で算出される時系列で変動する値である。
「運用中ポイント評価額」=「現時点における指標値」×「保有口数」
なお、保有口数とは、このアカウントのユーザがポイント運用に追加した(投じた)ポイント数に応じて増加する、運用中のポイント数の基準値であり、詳細については後述する。
限定ではなく例として、図1-5の例では、指標値が「6,875」、保有口数が「0.40」口の場合、運用中ポイント評価額が「6,875×0.40」=「2,750」ポイントとなることが示されている。
ポイント運用管理データは、このアカウントにおけるポイント運用へのポイント追加処理(以下、「買い」と呼称する。)や、ポイント運用に投じたポイントをポイント残高に戻してポイントとして利用可能にする処理(以下、「売り」と呼称する)を管理するためのデータである。以下では、買いと売りとの処理をまとめて「取引」と呼称する。
買いの処理では、ユーザは、ポイント残高以下のポイント数をポイント運用へ追加することができる。
また、売りの処理では、ユーザは、運用中ポイント評価額以下のポイント数をポイント運用から除外することができる。
ポイント運用管理データには、限定ではなく例として、取引IDと、取引種別と、取引日時と、約定単価と、取得口数とが関連付けて記憶される。また、ポイント運用管理データには、買いと売りとの処理結果に基づいて算出される値である、平均取得額と、保有口数とが記憶される。
取引IDは、取引を識別するために用いられる情報である。
この取引IDは、好ましくは取引ごとに一意な値であり、限定ではなく例として、サーバ10によって一意な値(固有の値)が設定されて記憶される。
取引種別は、取引IDで識別される取引の種別を識別するために用いられる情報(ラベル値)であり、限定ではなく例として、サーバ10によって「買い」または「売り」の処理に対応するフラグが付与されて記憶される。
取引日時は、取引IDで識別される取引が成立した日時であり、限定ではなく例として、サーバ10によって取引の処理が完了した時間が記憶される。
約定単価は、取引IDで識別される取引が成立したときの指標値である。
取得口数は、取引IDで識別される取引によってポイント運用に充てられた(買いの場合)、あるいはポイント運用から外された(売りの場合)ポイント数と比例する、運用に回されるポイント数の基準値である。
取得口数は、限定ではなく例として、以下の式で算出される。
(A)買いの場合
「取得口数」=「運用に追加したポイント数」÷「約定単価」
(B)売りの場合
「取得口数」=「-1」×「運用から外したポイント数」÷「約定単価」
限定ではなく例として、図1-5の例では、取引ID「T0081」の「買い」において、ユーザは、ポイント運用に「2,500」ポイントを追加している。ポイント運用追加時の指標値は「5,000」であったため、この取引での取得口数は、「2,500÷5,000」=「0.50」口となる。このとき、ポイント残高からポイント運用に追加した「2,500」ポイントが減算される。
また、取引ID「T0103」の「売り」において、ユーザは、ポイント運用から「1,650」ポイントを除外している。ポイント運用除外時の指標値は「5,500」であったため、この取引での取得口数は、-1×「1,650÷5,500」=「-0.30」口となる。このとき、ポイント残高にはポイント運用から除外した「1,650」ポイントが加算される。
保有口数は、各取引における取得口数の累計値である。
図1-5の例で、限定ではなく例として、「T0081」~「T0225」の3つの取引結果の累計値として計算すると、保有口数は「0.50-0.30+0.20」=「0.40」口となる。
平均取得額は、ポイント運用中のポイントをポイント運用から除外するとき、損をするか得をするかの判断基準となる値である。
平均取得額は、限定ではなく例として、取引ごとに以下の式で算出され更新される。
(A)買いの場合
取引後の平均取得額=(取引前の平均取得額×取引前の保有口数+約定価格×取得口数)÷(取引前の保有口数+取得口数)
(B)売りの場合
取引後の平均取得額=取引前の平均取得額
限定ではなく例として、平均取得額よりも指標値が高い場合、ポイント運用からポイントを除外するとユーザのポイント運用益はプラスとなり(ポイント運用により利益を得る)、平均取得額よりも指標値が低い場合、ポイント運用からポイントを除外するとユーザのポイント運用益はマイナスとなる(ポイント運用により損失を被る)。
なお、ある指標値においてポイント運用から全ポイントを除外する場合、ポイント残高に加算されるポイント数は、運用中ポイント評価額となる。
(2)端末
図1-6は、本実施例において端末20の制御部21によって実現される機能の一例を示す図である。
制御部21は、限定ではなく例として、記憶部28に記憶されたポイント運用アプリケーション処理プログラム281に従ってポイント運用アプリケーション処理を実行するためのポイント運用アプリケーション処理部211を機能部として含む。
図1-7は、本実施例において端末20の記憶部28に記憶される情報等の一例を示す図である。
記憶部28には、限定ではなく例として、ポイント運用アプリケーション処理として実行されるポイント運用アプリケーション処理プログラム281と、自己の端末20、または自己の端末20のユーザのアプリケーションID283とが記憶される。
なお、アプリケーションID283は、複数のアプリケーションIDを記憶できるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
<表示画面>
以下では、限定ではなく例として、端末20が、縦長のディスプレイの表示部24を備えるスマートフォンである場合を例示する。
スマートフォンには、限定ではなく例として、入力部として機能するタッチパネルが、そのディスプレイと対向して配置され、これによってタッチスクリーンが構成される。アイコン、ボタン、アイテムまたは入力領域などの要素がディスプレイに表示された場合において、タッチパネルの一部の領域であって、その要素が表示された領域と対向する領域がユーザによって操作された場合、その要素と関連付けられたプログラムまたはそのプログラムのサブルーチンが実行される。
以下では、ユーザによる操作を、限定ではなく例として、タップ(タップ操作)として説明する。
タップ(タップ操作)とは、限定ではなく例として、ユーザが、タッチパネルが一体的に構成された表示部24(タッチスクリーン)を指やペン先などで軽く叩くように触れる動作、触れてから離す動作である。
なお、以下説明する表示画面の遷移は、本開示の手法を実現するための表示画面の遷移の一例に過ぎない。以下に例示する表示画面の遷移について、一部の表示画面の表示を省略してもよいし、別の表示画面を追加してもよい。
図1-8~図1-9は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図1-8左側は、限定ではなく例として、ユーザA.Aの端末20Aの表示部24に表示されるポイント運用アプリケーションの運用状況確認画面である。
画面最上部には、ポイント運用アプリケーションの名称として「ポイント運用 App」の文字が表示されている。その下には、ポイント運用アプリケーションにおける現在の画面(ページ)のタイトルを示す領域(以下、「タイトル表示領域」と称する。)が設けられている。この例では、運用状況確認画面であることを示す「運用状況」の文字がタイトル表示領域内に表示されている。
なお、この領域は、現在ユーザが位置しているアプリケーション内の位置(現在位置)を示す領域と考えることもできるため、「現在位置表示領域」等のように称してもよいし、称しなくてもよい。
また、その下には、ポイント運用サービスで用いられる指標値の変動を示すための指標値確認領域ICR1が表示されている。
指標値確認領域ICR1の上部には、日時「2020年11月11日8:06」現在の指標値が「5,000」であることが表示されている。また、その下には、指標値の推移を示す折れ線グラフが表示され、指標値が長期的には上がりながら、短期的には上げ下げを繰り返して変動している様子が示されている。
また、指標値確認領域ICR1の右上部には、ポイント運用アプリケーションを利用しているユーザ名である「A.A」と、ユーザがポイント運用サービス登録時に登録したアイコンとが表示されている。
指標値確認領域ICR1の下には、「ポイントをもらう」の文字で示されるボーナスポイント取得ボタンBPG1が表示されている。この画面では、ボーナスポイント取得ボタンBPG1は、グレーアウトの表示態様で表示され、ボーナスポイント取得ボタンBPG1に対する操作(タップ操作等)が無効化されていることが示されている。
ボーナスポイント取得ボタンBPG1の下には、「運用中のポイント評価額」の文字と、ユーザA.Aの運用中ポイント評価額を示す運用中ポイント評価額表示領域AVR1が表示されている。この画面では、まだユーザA.Aにはポイント運用中のポイントが存在しないため、運用中ポイント評価額表示領域AVR1には日時「2020年11月11日8:06」現在の運用中ポイント評価額が「0」ポイントであることが示されている。
限定ではなく例として、運用中ポイント評価額表示領域AVR1がタップされると、運用中のポイントを除外し、ポイント残高に加算する(売る)ための画面に遷移する。
画面最下部には、ポイント運用アプリケーションのアプリケーションメニュー選択領域が表示されている。アプリケーションメニュー選択領域には、限定ではなく例として、運用状況確認画面に遷移するための「状況」の文字で示される状況確認ボタンと、ポイント運用における取引履歴を確認するための「履歴」の文字で示される履歴確認ボタンと、ポイント運用にポイントを追加する(買う)ための「追加」の文字で示される追加運用ボタンと、おしらせや利用規約等を確認する画面に遷移するための「その他」の文字で示されるその他メニューボタンとが横に並んで表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって追加運用ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図1-8中央の画面に表示が遷移する。この画面では、運用ポイント追加画面であることを示す「ポイント追加」の文字がタイトル表示領域内に表示されている。
その下には、ユーザに追加するポイント数を決定することを促す「追加するポイント額を決定してください」という文字と、ポイント運用にポイントを追加する際の指標値が「5,000」であることをユーザに再確認させるための表示が表示されている。
その下には、「運用可能なポイント残高」の文字と、ユーザA.Aの現在のポイント残高を示す「3,650ポイント」の文字が表示されている。
ポイント残高の下には、ユーザに運用に追加するポイントを入力させるための運用ポイント数入力領域APR1が表示されている。限定ではなく例として、運用ポイント数入力領域APR1がタップされると、画面下部からテンキー領域がせり上がり、テンキー領域に対するユーザ入力に基づいて、運用ポイント数入力領域APR1に運用に追加するポイント数(この画面では「2,500」ポイント)が表示される。
運用ポイント数入力領域APR1の下には、運用ポイント数入力領域APR1に入力されたポイント数を運用に追加するための追加運用確定ボタンADB1が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって追加運用確定ボタンADB1がタップされると、限定ではなく例として、図1-8右側の画面に表示が遷移する。
この画面では、タイトル表示領域の下には、ポイント残高から「2,500」ポイントをポイント運用に追加したことを示す「2,500ポイントを運用に回しました」の文字が示されている。また、その下には、ポイント運用へのポイント追加時の情報を表示するための取引確認表示領域ACR1が表示されている。
取引確認表示領域ACR1には、この取引種別が買いであることを示す「運用開始」の文字と、取引日時を示す「2020年11月11日8:06」の文字と、この取引で追加されたポイント数を示す「2,500ポイント」の文字と、約定単価を示す「指標値:5000」の文字とが表示されている。
すなわち、取引確認表示領域ACR1から、指標値「5,000」で「2,500」ポイントを運用した(買った)ことがわかる。
なお、取引確認表示領域ACR1に、平均取得額や保有口数、取得口数を加えて表示させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
取引確認表示領域ACR1の下には、運用状況確認画面に戻るための「OK」の文字で示される機能ボタンが表示されている。
また、運用中ポイント評価額表示領域AVR1には、運用中ポイント評価額が「2,500」ポイントに増加したことが示されている。
図1-9左側は、限定ではなく例として、図1-8から時間が経過した後の運用状況確認画面の一例である。
この画面では、指標値確認領域ICR1において、日時「2020年11月22日8:37」現在の指標値が「5,500」に上がったことが表示されている。また、指標値の推移を示す折れ線グラフもそれに伴い上昇している。
このとき、運用ポイント追加時に比べて指標値が上昇したことに伴い、運用中ポイント評価額表示領域AVR1には、運用中ポイント評価額が「2,750」ポイントに増加したことが示されている。
また、ボーナスポイント取得ボタンBPG1は、ポイント運用にポイントを追加したことに伴い、グレーアウトの表示態様が解除され、操作(タップ操作等)が有効化されていることが示されている。
限定ではなく例として、ユーザによってボーナスポイント取得ボタンBPG1がタップされると、限定ではなく例として、図1-9中央の画面に表示が遷移する。
この画面では、ボーナスポイント取得画面であることを示す「ポイントをもらう」の文字がタイトル表示領域内に表示されている。
タイトル表示領域の下には、ユーザにボーナスポイント取得を確認するための「ボーナスポイントをゲットしますか?」の文字が表示されている。また、その下には、ボーナスポイント取得に伴い、運用中ポイント評価額が「2,750」ポイントから「3,750」ポイントに増額されることを示すボーナスポイント取得確認領域BCR1が表示されている。
ボーナスポイント取得確認領域BCR1の下には、ボーナスポイント取得確認領域BCR1の内容に従ってボーナスポイント取得を実行するための「はい」の文字で示されるボーナスポイント取得実行ボタンと、ボーナスポイント取得をやめる「いいえ」の文字で示されるボーナスポイント取得中断ボタンとが表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによってボーナスポイント取得実行ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図1-9右側の画面に表示が遷移する。
このボーナスポイント取得画面では、タイトル表示領域の下に、「ボーナスポイントゲット」の文字と、ボーナスポイントである「1,000」ポイントを取得したことを示す「1,000ポイントゲット!」の文字が表示されている。また、それらの文字の下には、1,000ポイントを取得して喜ぶ犬のイラストが表示されている。
なお、これらの表示はあくまでも一例であり、上記の文字やイラスト等の全てを表示させることは必須ではない。以下同様である。
イラストの下には、ボーナスポイント取得画面を抜けるための「OK」の文字で示される機能ボタンが表示されている。
また、運用中ポイント評価額表示領域AVR1には、ボーナスポイント「1000」ポイントを取得したことに伴い、運用中ポイント評価額が「3,750」ポイントに増加したことが示されている。
なお、ボーナスポイントの取得に伴い、保有口数が増加しているため、ボーナスポイント取得画面に、ボーナスポイントとして取得したポイントの買いの取引確認表示領域を加えて表示させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
<処理>
図1-10は、本実施例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図では、左側から順に、端末20A(ユーザA.Aの端末20)の制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例を示している。
なお、この処理は、本開示の手法を実現するための処理の一例に過ぎず、この処理に限定されるものではない。この処理に別のステップを追加してもよいし、この処理から一部のステップを省略(削除)してもよい。
これは、以下説明する各フローチャート(処理)について同様である。
まず、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(限定ではなく例として、ユーザ操作)に基づいて、ポイント運用にポイントを追加するための運用ポイント追加要求情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(A110)。
運用ポイント追加要求情報には、限定ではなく例として、ポイント運用に追加するポイント数である運用追加ポイント数を含まれる。また、運用ポイント追加要求情報に、取引種別である買いのフラグ情報を含めるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
なお、端末20Aの制御部21は、入力された運用追加ポイント数が予めサーバ10から取得したポイント残高を超える場合、運用ポイント追加要求情報を送信しないようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、運用追加ポイント数がポイント残高を超える場合、端末20Aの制御部21は、入力値が大きすぎることを報知する処理を行うようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。この場合は、限定ではなく例として、入力値が大きすぎることを示すメッセージを表示部24に表示させたり、その旨の音声や所定の音を音出力部26に出力させるなどすることができる。
また、端末20Aの制御部21は、運用ポイント追加要求情報の送信前に、その時点での指標値をサーバ10から取得し、入力された運用追加ポイント数と取得した指標値とを含む運用ポイント追加確認用画面を表示部24に表示させる。そして、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、入出力部23に対する入力(ユーザ操作等)に基づいて、運用ポイント追加要求情報をサーバ10に送信するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
通信I/F14によって端末20Aから運用ポイント追加要求情報を受信すると、サーバ10の制御部11は、受信した運用ポイント追加要求情報に基づいて運用ポイント追加処理を実行する(S110)。
運用ポイント追加処理において、サーバ10の制御部11は、運用追加ポイント数と指標値とに基づいて、アカウント管理データベース155Aのアカウント管理データを更新する。
そして、サーバ10の制御部11は、運用ポイント追加処理結果情報を通信I/F14によって端末20Aに送信する(S120)。
運用ポイント追加処理結果情報には、限定ではなく例として、ポイント運用へのポイント追加時の情報として、取引日時と、運用追加ポイント数と、約定単価とが含まれる。
通信I/F22によってサーバ10から運用ポイント追加処理結果情報を受信すると、端末20Aの制御部21は、受信した運用ポイント追加処理結果情報を表示部24に表示させる(A120)。
限定ではなく例として、時間が経過し、指標値が変動すると、サーバ10の制御部11は、運用ポイント変動情報を通信I/F14によって端末20Aに送信する(S130)。運用ポイント変動情報には、限定ではなく例として、変動後の指標値とが含まれる。
なお、運用ポイント変動情報に、指標値変動後の運用中ポイント評価額(以下、「変動後運用ポイント数」と呼称する。)を含めるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。また、運用ポイント変動情報に、指標値の変動に関するグラフ情報を含めるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作)に基づいて、指標値要求情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する。そして、サーバ10の制御部11は、端末20Aから指標値要求情報を受信すると、運用ポイント変動情報を通信I/F14によって端末20Aに送信するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
通信I/F22によってサーバ10から運用ポイント変動情報を受信すると、端末20Aの制御部21は、受信した運用ポイント変動情報を表示部24に表示させる(A130)。
次いで、サーバ10の制御部11は、変動後運用ポイント数が所定値以下であるか否か判定する(S140)。
なお、このS140の処理において、サーバ10の制御部11が、変動後運用ポイント数が所定値未満であるか否か判定するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
本実施例では、所定値は、限定ではなく例として、十分に大きい任意の定数(限定ではなく例として、正の無限大の値等)に設定することができる。
なお、所定値として、限定ではなく例として、サーバ10のユーザによって手動で設定される値を設定するようにしてもよいし、しなくてもよい。
変動後運用ポイント数が所定値以下である場合(S140:YES)、サーバ10の制御部11は、限定ではなく例として、サーバ10のユーザにより設定されるボーナスポイント(限定ではなく例として、「1,000」ポイント)のポイント数をユーザの運用中ポイント評価額に加算することを許可することを示すポイント加算許可情報を、通信I/F14によって端末20Aに送信する(S150)。
変動後運用ポイント数が所定値より大きい場合(S140:NO)、サーバ10の制御部11は、処理を終了させる。
通信I/F22によってサーバ10からポイント加算許可情報を受信した場合(A140:YES)、端末20Aの制御部21は、受信したポイント加算許可情報に基づいて、ボーナスポイントを取得するか否かの選択用表示を表示部24に表示させる(A150)。
一方、サーバ10からポイント加算許可情報を受信しなかった場合(A140:NO)、端末20Aの制御部21は、処理を終了させる。
限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作等)に基づいて、ボーナスポイントを取得することが選択されると(A150:YES)、端末20Aの制御部21は、ボーナスポイントを加算させるためのポイント加算依頼情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(A160)。
一方、ボーナスポイントを取得しないことが選択されると(A150:NO)、端末20Aの制御部21は、処理を終了させる。
通信I/F14によって端末20Aからポイント加算依頼情報を受信した場合(S160:YES)、サーバ10の制御部11は、運用ポイント加算処理を実行する(S170)。
運用ポイント加算処理において、サーバ10の制御部11は、変動後の指標値に基づいて、ボーナスポイントを運用追加ポイント数とする買いの処理を実行し、アカウント管理データベース155Aのアカウント管理データを更新する。
なお、運用ポイント加算処理において、サーバ10の制御部11は、ボーナスポイントをユーザのポイント残高にそのまま加算するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
そして、サーバ10の制御部11は、運用ポイント加算処理後の運用中ポイント評価額を含む運用ポイント加算結果情報を通信I/F14によって端末20Aに送信する(S180)。その後、サーバ10の制御部11は、処理を終了させる。
なお、運用ポイント加算結果情報に、運用ポイント加算処理における取引日時や約定単価や取得口数等を含めるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、運用ポイント加算処理においてボーナスポイントをユーザのポイント残高にそのまま加算する場合には、運用ポイント加算結果情報に、ボーナスポイント加算後のポイント残高を含めるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
通信I/F22によってサーバ10から運用ポイント加算結果情報を受信すると、端末20Aの制御部21は、受信した運用ポイント加算結果情報を表示部24に表示させる(A170)。そして、端末20Aの制御部21は、処理を終了させる。
端末20Aからポイント加算依頼情報を受信しない場合(S160:NO)、サーバ10の制御部11は、処理を終了させる。
<第1実施例の効果>
本実施例は、サーバ10(限定ではなく、情報処理装置の一例)が、運用ポイント追加処理(限定ではなく、値が変動する指標値にユーザのポイントを関連付ける処理の一例)を制御部11によって行う。そして、指標値の変動に基づいて、指標値に関連付けたポイントの数である運用追加ポイント数(限定ではなく、第1ポイント数の一例)が変動され、変動されたポイントの数である変動後運用ポイント数(限定ではなく、第2ポイント数の一例)が設定された所定値(限定ではなく、第1設定値の一例)以下の場合、サーバ10は、ユーザの入力に基づいて、変動後運用ポイント数を変動後運用ポイント数よりも大きい運用ポイント加算処理後の運用中ポイント評価額(限定ではなく、第3ポイント数の一例)に増加させる処理を制御部11によって行う構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、値が変動する指標値に関連付けられたユーザのポイント数が変動した場合であっても、少なくとも第2ポイント数よりも大きくなるように調整することができ、ユーザにお得感を与えることができる。限定ではなく例として、第1設定値を第1ポイント数以上の値に設定しておくことで、実質的に、上乗せの形でユーザにポイントをプレゼントすることができる。
また、本実施例は、運用ポイント加算処理後の運用中ポイント評価額(限定ではなく、第3ポイント数の一例)は、変動後運用ポイント数(限定ではなく、第2ポイント数の一例)から設定されたボーナスポイント(限定ではなく、第2設定値の一例)のポイントの数を増加させた値である構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、第2ポイント数から設定された分だけポイント数を増加させることができる。
<第1変形例(1)>
第1実施例では、サーバ10において、運用ポイント追加処理や運用ポイント加算処理を実行することとしたが、これに限定されない。限定ではなく例として、端末20Aにおいて、運用ポイント追加処理や運用ポイント加算処理を実行するようにしてもよい。
この場合、限定ではなく例として、サーバ10の記憶部に記憶されていたアカウント管理データベース155Aのうち、端末20Aのユーザのアカウント管理データを、端末20Aの記憶部28に記憶させる。すなわち、各々の端末20においてポイント運用の管理を個別に実行するようにする。そして、サーバ10は、限定ではなく例として、変動する指標値を管理するようにすることができる。
<処理>
図1-11は、本変形例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図では、左側から順に、端末20A(ユーザA.Aの端末20)の制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例を示している。
通信I/F14によって端末20Aから運用ポイント追加要求情報を受信すると、サーバ10の制御部11は、その時点での指標値を含む指標値情報を通信I/F14によって端末20Aに送信する(S115)。
通信I/F22によってサーバ10から指標値情報を受信すると、端末20Aの制御部21は、入力された運用追加ポイント数と、受信した指標値とに基づいて、運用ポイント追加処理を実行する(A115)。
運用ポイント追加処理において、端末20Aの制御部21は、運用追加ポイント数と指標値とに基づいて、記憶部28に記憶されるアカウント管理データを更新する。
そして、端末20Aの制御部21は、ポイント運用へのポイント追加の結果の情報である運用ポイント追加処理結果情報を表示部24に表示させる(A120)。
限定ではなく例として、時間が経過し、指標値が変動すると、サーバ10の制御部11は、変動後の指標値を含む指標値変動情報を通信I/F14によって端末20Aに送信する(S135)。そして、サーバ10の制御部11は、処理を終了させる。
なお、端末20Aの制御部21が、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作)に基づいて、指標値要求情報を通信I/F22によってサーバ10に送信するようにする。そして、サーバ10の制御部11が、端末20Aから指標値要求情報を受信すると、指標値変動情報を通信I/F14によって端末20Aに送信するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
通信I/F22によってサーバ10から指標値変動情報を受信すると、端末20Aの制御部21は、受信した指標値から変動後運用ポイント数を算出し、変動後の指標値を含む運用ポイント変動情報を表示部24に表示させる(A130)。
次いで、端末20Aの制御部21は、変動後運用ポイント数が所定値以下であるか否か判定する(A145)。
なお、A145の処理において、端末20Aの制御部21が、変動後運用ポイント数が所定値未満であるか否か判定するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
変動後運用ポイント数が所定値以下である場合(A145:YES)、端末20Aの制御部21は、ボーナスポイントを取得するか否かの選択用表示を表示部24に表示させるなどし、ユーザによってボーナスポイントを取得することが選択されたか否かを判定する(A150)。
ボーナスポイントは、予め定められた所定値(または設定された設定値)とすることができる。
一方、変動後運用ポイント数が所定値よりも大きい場合(A145:NO)、端末20Aの制御部21は、処理を終了させる。
なお、変動後運用ポイント数が所定値以下である場合に(A145:YES)、端末20Aの制御部21が、ボーナスポイントで加算されるポイント数を要求するためのボーナスポイント依頼情報を通信I/F22によってサーバ10に送信するようにする。通信I/F14によって端末20Aからボーナスポイント依頼情報を受信すると、サーバ10の制御部11が、ボーナスポイントで加算されるポイント数を含むボーナスポイント情報を端末20Aに送信するようにする。そして、端末20Aの制御部21が、受信したボーナスポイントを含む選択用表示を表示部24に表示させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作)に基づいて、ボーナスポイントを取得することが選択されると(A150:YES)、端末20Aの制御部21は、運用ポイント加算処理を実行する(A155)。
運用ポイント加算処理において、端末20Aの制御部21は、変動後の指標値に基づいて、ボーナスポイントを運用追加ポイント数とする買いの処理を実行し、記憶部28のアカウント管理データを更新する。
一方、ボーナスポイントを取得することが選択されない場合(A150:NO)、端末20Aの制御部21は、処理を終了させる。
なお、運用ポイント加算処理において、端末20Aの制御部21が、ボーナスポイントをポイント残高にそのまま加算するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
A155の後、端末20Aの制御部21は、運用ポイント加算処理後の運用中ポイント評価額を含む運用ポイント加算結果情報を表示部24に表示させる(A170)。そして、端末20Aの制御部21は、処理を終了させる。
なお、アカウント管理データの改ざんを防止するために、限定ではなく例として、各々の端末20にアカウント管理データを記憶させるのではなく、アカウント管理データベース155Aをブロックチェーン上に保管(格納)するようにしてもよい。
この場合、運用ポイント追加処理や運用ポイント加算処理において、端末20Aの制御部21は、ブロックチェーンへのトランザクションを生成し、トランザクションがブロックチェーン上で承認されると、アカウント管理データが更新されるようにすることができる。
<第1変形例(2)>
第1実施例では、変動後運用ポイント数が所定値以下であるか否かを判定する際の所定値として、十分に大きい任意の定数を設定したが、これに限定されない。限定ではなく例として、所定値として、運用追加ポイント数を一定割合(限定ではなく例として、5割)増加させた値を設定するようにしてもよい。
この場合、運用ポイント加算処理は、変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数より一定割合増加していない場合に実行されることとなる。すなわち、ポイント運用によりポイントが一定割合(限定ではなく例として、5割)増加していない場合に、ボーナスポイントが付与されるようにすることができる。
また、ボーナスポイントで付与するポイント数=(所定値-変動後運用ポイント数)とすることで、ポイント運用によりポイントが一定割合増加することを保障するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
本変形例は、所定値(限定ではなく、第1設定値の一例)は、指標値に関連付けられた運用追加ポイント数(限定ではなく、第1ポイント数の一例)に基づく値である構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、指標値に関連付けられた第1ポイント数に基づく値を第1設定値とすることができ、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させる判定基準を適正化することができる。
また、本変形例は、運用ポイント加算処理後の運用中ポイント評価額(限定ではなく、第3ポイント数の一例)は、指標値に関連付けられた変動後運用ポイント数(限定ではなく、第1ポイント数の一例)に基づく値である構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、第2ポイント数を、指標値に関連付けられた第1ポイント数に基づく第3ポイント数に増加させることができ、増加によって得られるユーザのポイント数を適正化することができる。
<第1変形例(3)>
第1実施例では、値が変動する指標値が1つの例について例示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、指標値を複数設定し、それぞれの指標値に連動するポイント運用管理データ用意し更新させることで、複数の指標値に対してポイント運用を行えるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
この場合、運用追加ポイント数を、それぞれの指標値における運用追加ポイント数の合計値とし、変動後運用ポイント数を、それぞれの指標値における変動後運用ポイント数の合計値とすることで、上記の実施例と同様に処理を実行することができる。
なお、本変形例におけるアカウント管理データベース155のデータ構成や、表示画面例については、後の実施例でより詳細に説明する。
<第2実施例>
第1実施例では、ユーザがポイント運用サービスにおいてポイント運用にポイントを追加すると、ボーナスポイントが取得できる例を示したが、これに限定されない。
第2実施例は、ユーザがポイント運用サービスにおいてポイント運用にポイントを追加した後、ポイント運用益が赤字の場合に、その損失を補填する実施例である。
第2実施例に記載の内容は、他の各実施例や他の各変形例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
<表示画面>
図2-1~図2-2は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図2-1左側は、限定ではなく例として、ユーザA.Aの端末20Aの表示部24に表示されるポイント運用アプリケーションの運用状況確認画面である。
図2-1左側の運用状況確認画面は、図1-8左側と同様の運用状況確認画面であるが、図1-8左側の運用状況確認画面とは異なり、指標値確認領域ICR1の下にボーナスポイント取得ボタンBPG1が表示されていない。
図1-8の遷移と同様に、図2-1左側→図2-1中央→図2-1右側へと画面が遷移することで、指標値「5,000」で「2,500」ポイントを運用追加する処理(買い)を実行する。
図2-2左側は、限定ではなく例として、図2-1から時間が経過した後の運用状況確認画面の一例である。
この画面では、指標値確認領域ICR1において、日時「2020年11月25日11:32」現在の指標値が「4,000」に下がったことが表示されている。また、指標値の推移を示す折れ線グラフもそれに伴い下降している。
このとき、運用ポイント追加時に比べて指標値が下降したことに伴い、運用中ポイント評価額表示領域AVR1には、運用中ポイント評価額が「2,000」ポイントに減少したことが示されている。
指標値確認領域ICR1の下には、指標値変動後の運用中ポイント評価額が運用追加ポイント数を下回ることに基づいて、「はじめてサポート」の文字で示される運用損失リセットボタンBSB1が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって運用損失リセットボタンBSB1がタップされると、限定ではなく例として、図2-2中央の画面に表示が遷移する。
この画面では、運用損失リセット画面であることを示す「はじめてサポート」の文字がタイトル表示領域内に表示されている。
タイトル表示領域の下には、ユーザに運用損失リセットを確認するための「損をした分のポイントをゲットしますか?」の文字が表示されている。また、その下には、運用損失リセットに伴い、運用中ポイント評価額が「2,000」ポイントから「2,500」ポイントに増額されることを示す運用損失リセット確認領域SCR1が表示されている。
運用損失リセット確認領域SCR1の下には、運用損失リセット確認領域SCR1の内容に従って運用損失リセットを実行するための「はい」の文字で示される運用損失リセット実行ボタンと、運用損失リセットをやめる「いいえ」の文字で示される運用損失リセット中断ボタンとが表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって運用損失リセット実行ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図2-2右側の画面に表示が遷移する。
この運用損失リセット画面では、タイトル表示領域の下に、「損した分のポイントゲット」の文字と、運用損失分のポイント数である「500」ポイントを取得したことを示す「500ポイントゲット!」の文字とが表示されている。また、それらの文字の下には、「500」ポイントを取得して喜ぶ犬のイラストが表示されている。
イラストの下には、運用損失リセット画面を抜けるための「OK」の文字で示される機能ボタンが表示されている。
また、運用中ポイント評価額表示領域AVR1には、運用損失分のポイント「500」ポイントを取得したことに伴い、運用中ポイント評価額が「2,500」ポイントに増加した(運用開始時のポイントにリセットされた)ことが示されている。
なお、運用損失分のポイントの取得に伴い、保有口数が増加している。このため、限定ではなく例として、運用損失リセット画面に、運用損失分のポイント数として取得したポイントの買いの取引確認表示領域を加えて表示させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
<処理>
図2-3は、本実施例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図では、左側から順に、端末20A(ユーザA.Aの端末20)の制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例を示している。
サーバ10の制御部11は、S130のステップを実行すると、変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数以下であるか否か判定する(S240)。
なお、このS240の処理において、サーバ10の制御部11が、変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数未満であるか否か判定するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、このS240の処理において、サーバ10の制御部11が、運用ポイント追加処理後、変動後運用ポイント数が減少し続けているか否か判定するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数以下である場合(S240:YES)、サーバ10の制御部11は、限定ではなく例として、運用損失ポイント(限定ではなく例として、「運用追加ポイント数-変動後運用ポイント数」)をユーザの運用中ポイント評価額に加算することを許可することを示す運用リセット許可情報を、通信I/F14によって端末20Aに送信する(S250)。
なお、この場合に、サーバ10の制御部11が、変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数以下となったことをサーバ10のユーザに報知するためのポイント運用変動警告情報を、表示部13に表示させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数より大きい場合(S240:NO)、サーバ10の制御部11は、S290のステップに処理を移す。
通信I/F22によってサーバ10から運用リセット許可情報を受信した場合(A240:YES)、端末20Aの制御部21は、受信した運用リセット許可情報を表示部24に表示させ、端末20Aのユーザにポイント運用における運用損失リセットが可能になったことを報知する(A245)。
一方、サーバ10から運用リセット許可情報を受信しなかった場合(A240:NO)、端末20Aの制御部21は、A280のステップに処理を移す。
限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作等)に基づいて、運用損失ポイントを取得することが選択されると(A250:YES)、端末20Aの制御部21は、運用損失ポイントを加算させるための運用リセット依頼情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(A260)。
一方、運用損失ポイントを取得しないことが選択されると(A250:NO)、端末20Aの制御部21は、A280のステップに処理を移す。
通信I/F14によって端末20Aからポイント加算依頼情報を受信した場合(S260:YES)、サーバ10の制御部11は、運用ポイントリセット処理を実行する(S270)。
運用ポイント加算処理において、サーバ10の制御部11は、変動後の指標値に基づいて、運用損失ポイントを運用追加ポイント数とする買いの処理を実行し、アカウント管理データベース155Aのアカウント管理データを更新する。
なお、サーバ10の制御部11は、運用ポイント加算処理において、運用損失ポイント(限定ではなく例として、「500」ポイント)を基準とする所定幅内のポイント数(限定ではなく例として、「450」~「550」ポイント)を運用追加ポイント数とし、買いの処理を実行するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、ポイント加算依頼情報を受信した場合(S260:YES)、サーバ10の制御部11が、表示されたポイント運用変動警告情報に対するサーバ10の入出力部12に対する入力(ユーザ操作)に基づいて、運用ポイントリセット処理を実行するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
そして、サーバ10の制御部11は、運用ポイントリセット処理後の運用中ポイント評価額を含む運用ポイントリセット結果情報を、通信I/F14によって端末20Aに送信する(S280)。
なお、運用ポイントリセット結果情報に、運用ポイントリセット処理における取引日時や約定単価や取得口数等を含めるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
その後、サーバ10の制御部11は、処理を終了させるか否かを判定する(S290)。限定ではなく例として、端末20Aにおいてポイント運用アプリケーションの利用を終了させることが選択された場合(A280:YES)、サーバ10の制御部11は、処理を終了させると判定して(S290:YES)、処理を終了させる。
一方、ポイント運用アプリケーションの利用を終了させないことが選択される場合(A280:NO)、サーバ10の制御部11は、処理を継続すると判定して(S290:NO)、限定ではなく例として、S130のステップに処理を戻す。
通信I/F22によってサーバ10から運用ポイントリセット結果情報を受信すると、端末20Aの制御部21は、受信した運用ポイントリセット結果情報を表示部24に表示させる(A270)。そして、端末20Aの制御部21は、処理を終了させるか否かを判定する(A280)。
限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作)に基づいて、ポイント運用アプリケーションの利用を終了させることが選択された場合(A280:YES)、端末20Aの制御部21は、処理を終了させる。
なお、端末20Aの制御部21は、処理の終了に先んじて、端末20Aにおけるポイント運用アプリケーションの利用を終了することを示すポイント運用終了要請情報を通信I/F22によってサーバ10に送信するようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
一方、ポイント運用アプリケーションの利用を終了させないことが選択された場合(A280:NO)、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、A130のステップに処理を戻す。
端末20Aからポイント加算依頼情報を受信しない場合(S260:NO)、サーバ10の制御部11は、S290のステップに処理を移す。
なお、限定ではなく例として、端末20Aの制御部21は、A130のステップを実行すると、売りの処理を実行するか否かの選択用表示を表示部24に表示させるようにしてもよい。
この場合、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作)に基づいて、変動後運用ポイント数以下の任意のポイント数に対して売りの処理を実行することが選択されると、変動後運用ポイント数以下の任意のポイント数を運用から外すための運用ポイント削減要求情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する。
そして、通信I/F14によって端末20Aから運用ポイント削減要求情報を受信すると、サーバ10の制御部11は、受信した変動後運用ポイント数以下の任意のポイント数を運用から外す(売る)運用ポイント削減処理を実行する。
<第2実施例の効果>
本実施例は、サーバ10(限定ではなく、情報処理装置の一例)が、運用ポイント追加処理(限定ではなく、値が変動する指標値にユーザのポイントを関連付ける処理の一例)を制御部11によって行う。そして、指標値の変動に基づいて、指標値に関連付けたポイントの数である運用追加ポイント数(限定ではなく、第1ポイント数の一例)が変動され、変動されたポイントの数である変動後運用ポイント数(限定ではなく、第2ポイント数の一例)が運用追加ポイント数(限定ではなく、第1設定値の一例)以下の場合、サーバ10は、ユーザの入力に基づいて、変動後運用ポイント数を変動後運用ポイント数よりも大きい運用ポイントリセット処理後の運用中ポイント評価額(限定ではなく、第3ポイント数の一例)に増加させる処理を制御部11によって行う構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、値が変動する指標値に関連付けられたユーザのポイント数が変動した場合であっても、少なくとも第2ポイント数よりも大きくなるように調整することができ、ユーザにお得感を与えることができる。限定ではなく例として、第1設定値を第1ポイント数よりも小さい値に設定しておくことで、指標値の変動によりユーザのポイント数が第1ポイント数から下がり、第2ポイント数が第1設定値以下となった場合であっても、ユーザのポイント数が補充されるようにすることができる。
また、本実施例は、運用追加ポイント数(限定ではなく、第1設定値の一例)は、指標値に関連付けられた運用追加ポイント数(限定ではなく、第1ポイント数の一例)に基づく値である構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、指標値に関連付けられた第1ポイント数に基づく値を第1設定値とすることができ、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させる判定基準を適正化することができる。
また、本実施例は、運用ポイントリセット処理後の運用中ポイント評価額(限定ではなく、第3ポイント数の一例)は、指標値に関連付けられた運用追加ポイント数(限定ではなく、第1ポイント数の一例)に基づく値である構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、第2ポイント数を、指標値に関連付けられた第1ポイント数に基づく第3ポイント数に増加させることができ、増加によって得られるユーザのポイント数を適正化することができる。
また、本実施例は、運用ポイントリセット処理後の運用中ポイント評価額(限定ではなく、第3ポイント数の一例)は、変動後運用ポイント数(限定ではなく、第2ポイント数の一例)から設定された運用損失ポイント(限定ではなく、第2設定値の一例)のポイントの数を増加させた値である構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、第2ポイント数から設定された分だけポイント数を増加させることができる。
また、本実施例は、運用ポイントリセット処理(限定ではなく、増加させる処理の一例)は、運用追加ポイント数(限定ではなく、第1ポイントの一例)から変動後運用ポイント数(限定ではなく、第2ポイントの一例)への減少に基づくユーザの損失を補填する処理を含む構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、第1ポイント数から第2ポイント数への減少に基づくユーザの損失を補填することができる。
また、本実施例は、端末20A(限定ではなく、情報処理装置の一例)が、変動後運用ポイント数(限定ではなく、第2ポイントの一例)が運用追加ポイント数(限定ではなく、第1設定値の一例)以下の場合、運用ポイントリセット処理(限定ではなく、増加させる処理の一例)に関する運用リセット許可情報(限定ではなく、第2表示の一例)を表示する制御を制御部21によって行う。そして、運用リセット許可情報に対するユーザによる入力に基づいて、サーバ10が、運用ポイントリセット処理を制御部11によって行う構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、第2ポイント数が第1設定値以下の場合、情報処理装置の一種である端末が、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させる処理に関すること(限定ではなく例として、増加させる処理を行うことが許可されたこと)を、第2表示によってユーザに報知することができる。また、第2表示に対するユーザによる入力に基づいて、情報処理装置の一種であるサーバが、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させることができる。
また、本実施例は、サーバ10(限定ではなく、情報処理装置の一例)が、変動後運用ポイント数(限定ではなく、第2ポイントの一例)が運用追加ポイント数(限定ではなく、第1設定値の一例)以下の場合、運用ポイントリセット処理(限定ではなく、増加させる処理の一例)に関するポイント運用変動警告情報(限定ではなく、第2表示の一例)を表示する制御を制御部11によって行う。そして、サーバ10は、ポイント運用変動警告情報に対するユーザによる入力に基づいて、運用ポイントリセット処理を制御部11によって行う構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、限定ではなく例として、第2ポイント数が第1設定値以下の場合、情報処理装置の一種であるサーバが、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させる処理に関すること(限定ではなく例として、増加させる処理を行う条件が成立したこと)を、第2表示によってユーザに報知することができる。また、第2表示に対するユーザによる入力に基づいて、サーバが、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させることができる。
<第2変形例(1)>
第2実施例では、サーバ10において運用ポイント追加処理や運用ポイントリセット処理が実行されることとしたが、これに限定されない。限定ではなく例として、端末20Aにおいて運用ポイント追加処理や運用ポイントリセット処理が実行されるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
この場合、限定ではなく例として、サーバ10の記憶部に記憶されていたアカウント管理データベース155Aのうち、端末20Aのユーザのアカウント管理データを、端末20Aの記憶部28に記憶させる。すなわち、各々の端末20においてポイント運用の管理を個別に実行する。そして、サーバ10は、限定ではなく例として、変動する指標値を管理することとする。
<処理>
図2-4は、本変形例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図では、左側から順に、端末20A(ユーザA.Aの端末20)の制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例を示している。
端末20Aの制御部21は、A130のステップを実行すると、変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数以下であるか否か判定する(A235)。
なお、このA235の処理において、端末20Aの制御部21が、変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数未満であるか否か判定するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数以下である場合(A235:YES)、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、運用損失ポイント(限定ではなく例として、「運用追加ポイント数-変動後運用ポイント数」)をユーザの運用中ポイント評価額に加算することを許可することを示す運用リセット許可情報を表示部24に表示させる。(A245)。
一方、変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数より大きい場合(A235:NO)、端末20Aの制御部21は、A285のステップに処理を移す。
限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作等)に基づいて、運用損失ポイントを取得することが選択されると(A250:YES)、端末20Aの制御部21は、運用ポイントリセット処理を実行する(A265)。
運用ポイントリセット処理において、端末20Aの制御部21は、変動後の指標値に基づいて、運用損失ポイントを運用追加ポイント数とする買いの処理を実行し、記憶部28に記憶されるアカウント管理データを更新する。
運用損失ポイントを取得することが選択されない場合(A250:NO)、端末20Aの制御部21は、A285のステップに処理を移す。
そして、端末20Aの制御部21は、運用ポイントリセット処理後の運用中ポイント評価額を含む運用ポイントリセット結果情報を表示部24に表示させる(A270)。そして、端末20Aの制御部21は、処理を終了させるか否かを判定する(A285)。
限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作)に基づいて、ポイント運用アプリケーションの利用を終了させることが選択される場合(A285:YES)、端末20Aの制御部21は、処理を終了させる。
なお、端末20Aの制御部21は、処理の終了に先んじて、端末20Aにおけるポイント運用アプリケーションの利用を終了することを示すポイント運用終了要請情報を通信I/F22によってサーバ10に送信するようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
一方、ポイント運用アプリケーションの利用を終了させないことが選択される場合(A285:NO)、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、A125のステップに処理を戻す。
サーバ10の制御部11は、S135のステップを実行すると、処理を終了させるか否かを判定する(S295)。限定ではなく例として、端末20Aにおいてポイント運用アプリケーションの利用を終了させることが選択される場合(A285:YES&S295:YES)、サーバ10の制御部11は、処理を終了させる。
一方、ポイント運用アプリケーションの利用を終了させないことが選択される場合(A285:NO&S295:NO)、サーバ10の制御部11は、限定ではなく例として、S135のステップに処理を戻す。
なお、限定ではなく例として、端末20Aの制御部21は、A130のステップを実行すると、売りの処理を実行するか否かの選択用表示を表示部24に表示させるようにしてもよい。
この場合、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作)に基づいて、変動後運用ポイント数以下の任意のポイント数に対して売りの処理を実行することが選択されると、端末20Aの制御部21は、変動後運用ポイント数以下の任意のポイント数を運用から外す(売る)運用ポイント削減処理を実行する。
本変形例は、端末20A(限定ではなく、情報処理装置の一例)が、変動後運用ポイント数(限定ではなく、第2ポイントの一例)が運用追加ポイント数(限定ではなく、第1設定値の一例)以下の場合、運用ポイントリセット処理(限定ではなく、増加させる処理の一例)に関する運用リセット許可情報(限定ではなく、第2表示の一例)を表示する制御を制御部21によって行う。そして、端末20Aは、運用リセット許可情報に対するユーザによる入力に基づいて、運用ポイントリセット処理を制御部21によって行う構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、限定ではなく例として、第2ポイント数が第1設定値以下の場合、情報処理装置の一種である端末が、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させる処理に関すること(限定ではなく例として、増加させる処理を行うことが許可されたこと)を、第2表示によってユーザに報知することができる。また、第2表示に対するユーザによる入力に基づいて、端末が、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させることができる。
<第2変形例(2)>
第2実施例では、運用ポイントリセット処理において、サーバ10の制御部11は、変動後の指標値に基づいて、運用損失ポイントを運用追加ポイント数とする買いの処理を実行することとしたが、これに限定されない。限定ではなく例として、運用ポイントリセット処理において、サーバ10の制御部11は、運用損失ポイントをユーザのポイント残高にそのまま加算するようにしてもよい。
<表示画面>
図2-5は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図2-5は、図2-2の別例である。
図2-5左側は、限定ではなく例として、図2-1から時間が経過した後の運用状況確認画面の一例である。
この画面では、運用ポイント追加時に比べて指標値が下降したことに伴い、運用中ポイント評価額表示領域AVR1には、運用中ポイント評価額が「2,000」ポイントに減少したことが示されている。
また、運用中ポイント評価額表示領域AVR1の上に、ユーザA.Aのポイント残高を示すポイント残高表示領域PVR1が表示されている。この画面では、ポイント残高は、当初のポイント残高である「3,650」ポイントから運用追加ポイント数「2,500」ポイントを差し引いた「1,150」ポイントであることが示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって運用損失リセットボタンBSB1がタップされると、限定ではなく例として、図2-5中央の画面に表示が遷移する。
タイトル表示領域の下には、ユーザに運用損失リセットを確認するための「損をした分のポイントをゲットしますか?」の文字が表示されている。また、その下には、運用損失リセットに伴い、ポイント残高が「1,150」ポイントから「1,650」ポイントに増額されることを示す運用損失リセット確認領域SCR2が表示されている。
運用損失リセット確認領域SCR2の下には、運用損失リセット確認領域SCR2の内容に従って運用損失リセットを実行するための「はい」の文字で示される運用損失リセット実行ボタンと、運用損失リセットをやめる「いいえ」の文字で示される運用損失リセット中断ボタンとが表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって運用損失リセット実行ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図2-5右側の画面に表示が遷移する。
この画面では、ポイント残高表示領域PVR1には、運用損失分のポイント「500」ポイントを取得したことに伴い、ポイント残高が「1,650」ポイントに増加した(運用中ポイント評価額とポイント残高との合計値が運用開始時のポイントにリセットされた)ことが示されている。
<第2変形例(3)>
第2実施例では、運用ポイントリセット処理は、運用ポイント追加処理後であればいつでも実行可能であったが、これに限定されない。限定ではなく例として、運用ポイントリセット処理は、運用ポイント追加処理後、所定期間内(限定ではなく例として、30日以内)でなければ実行できないようにしてもよい。
<表示画面>
図2-6~図2-7は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図2-6左側は、限定ではなく例として、図2-1から時間が経過した後の運用状況確認画面の一例である。
この画面では、指標値確認領域ICR1において、日時「2020年11月22日8:37」現在の指標値が「5,500」に上がったことが表示されている。また、指標値の推移を示す折れ線グラフもそれに伴い上昇している。
このとき、運用ポイント追加時に比べて指標値が上昇したことに伴い、運用中ポイント評価額表示領域AVR2には、運用中ポイント評価額が「2,750」ポイントに増加したことが示されている。また、運用中ポイント評価額表示領域AVR2には、増加分のポイント数(ポイント運用の損益)が「+250」ポイントであることが併せて示されている。
また、指標値変動後の運用中ポイント評価額が運用追加ポイント数を上回っているため、指標値確認領域ICR1の下には、運用損失リセットボタンBSB1が表示されていない。
図2-6中央は、限定ではなく例として、図2-6左側から時間が経過した後の運用状況確認画面の一例である。
この画面では、指標値確認領域ICR1において、日時「2020年11月25日11:32」現在の指標値が「4,000」に下がったことが表示されている。また、指標値の推移を示す折れ線グラフもそれに伴い下降している。
このとき、運用ポイント追加時に比べて指標値が下降したことに伴い、運用中ポイント評価額表示領域AVR2には、運用中ポイント評価額が「2,000」ポイントに減少し、減少分のポイント数(ポイント運用の損益)が「-500」ポイントとなったことが示されている。
指標値確認領域ICR1の下には、指標値変動後の運用中ポイント評価額が運用追加ポイント数を下回ることに基づいて、「はじめてサポートで500ポイントもらう」の文字で示される運用損失リセットボタンBSB2が表示されている。
運用損失リセットボタンBSB2には、運用ポイントリセット処理時に加算される運用損失ポイントである「500」ポイントが明示されている。
また、運用損失リセットボタンBSB2には、運用ポイントリセット処理が実行可能な期限の日時である「利用期限 2020年11月30日」の文字が併せて表示されている。限定ではなく例として、実行可能期限である「2020年11月30日」を過ぎると、運用損失リセットボタンBSB2は非表示となり、運用ポイントリセット処理は実行不能となる。
図2-6右側は、限定ではなく例として、図2-6中央から時間が経過した後の運用状況確認画面の一例である。
この画面では、指標値確認領域ICR1において、日時「2020年11月29日13:14」現在の指標値が「4,000」に下がったままであることが表示されている。
また、画面最上部からせり下がるように、運用ポイントリセット処理の実行可能期限が明日までとなったことに基づいて、「初めてサポートの利用期限が迫っています」の文字で示される運用ポイントリセット期限通知NT1が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって運用ポイントリセット期限通知NT1がタップされると、限定ではなく例として、図2-7左側の画面に表示が遷移する。
この画面は、図2-6右側と同様の運用状況確認画面の一例であるが、限定ではなく例として、運用損失リセットボタンBSB2が点滅して強調表示されている。これにより、運用ポイントリセット処理の実行可能期限が迫っていることをユーザに強く報知し、ポイント運用の運用リセットを促すことができる。
なお、運用ポイントリセット処理の実行可能期限が迫るにつれて、運用損失リセットボタンBSB2の表示色を青から黄色を経て赤へと変化させるなどして、運用ポイントリセット処理の実行可能期限が迫っていることをユーザに報知させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
限定ではなく例として、ユーザによって運用損失リセットボタンBSB2がタップされると、限定ではなく例として、図2-7中央の画面に表示が遷移する。
この画面では、運用損失リセット画面であることを示す「はじめてサポート」の文字がタイトル表示領域内に表示されている。
タイトル表示領域の下には、ユーザに運用損失リセットを確認するための「損をした分のポイントをゲットしますか?」の文字が表示されている。また、その下には、運用損失リセットに伴い、運用中ポイント評価額が「2,000」ポイントから「2,500」ポイントに「+500」ポイント増額されることを示す運用損失リセット確認領域SCR3が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって運用損失リセット実行ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図2-7右側の画面に表示が遷移する。
この運用損失リセット画面において、運用中ポイント評価額表示領域AVR2には、運用損失分のポイント「500」ポイントを取得したことに伴い、運用中ポイント評価額が「2,500」ポイントに増加し、ポイント運用の損益が「プラスマイナス0」ポイントにリセットされたことが示されている。
<処理>
本変形例における処理は、限定ではなく例として、図2-3のS240のステップに先んじて、サーバ10の制御部11は、運用ポイントリセット処理の実行可能期限を超過しているか否か判定する。そして、サーバ10の制御部11は、運用ポイントリセット処理の実行可能期限を超過していない場合、図2-3のS240以降のステップを実行するようにすればよい。また、サーバ10の制御部11は、運用ポイントリセット処理の実行可能期限を超過した場合、図2-3のS290のステップに処理を進めるようにすればよい。
サーバ10の制御部11は、運用ポイントリセット処理の実行可能期限を超過しているか否か判定する際、運用ポイントリセット処理の実行可能期限が迫っている場合、運用ポイントリセット期限通知情報を通信I/F14によって端末20Aに送信するようにしてもよい。そして、端末20Aの制御部21は、運用ポイントリセット期限通知情報を受信すると、運用ポイントリセット期限通知情報を表示部24に表示させるようにしてもよい。
なお、運用ポイントリセット処理が実行可能な期間の起算日時は、運用ポイント追加処理を行った日時に限定されない。起算日時は、限定ではなく例として、ポイント運用損失補填キャンペーン期間中の任意の日時や、端末20AのユーザA.Aがポイント運用サービスにアカウント登録を行った日時等が考えられる。
また、運用ポイントリセット処理が実行可能な所定期間は、一定期間に限定されない。限定ではなく例として、運用追加ポイント数に応じて、運用追加ポイント数が多いほど期間を長くするようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
本変形例は、端末20Aの制御部21が、運用中ポイント評価額(限定ではなく、第3ポイント数の一例)と変動後運用ポイント数(限定ではなく、第2ポイント数の一例)との差分に基づく値(限定ではなく例として、運用中ポイント評価額が「2,000」ポイントから「2,500」ポイントに増加される場合の増加分のポイント数「+500」)を示す運用損失リセット確認領域(限定ではなく、第1表示の一例)を表示する制御を行う構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、第3ポイント数と第2ポイント数との差分に基づく値をユーザに報知することができる。これにより、限定ではなく例として、増加させる処理によって、ポイント数がどの程度増加するかをユーザに認識させることができる。
また、本変形例は、端末20Aの制御部21が、運用追加ポイント数(限定ではなく、第1ポイント数の一例)と変動後運用ポイント数(限定ではなく、第2ポイント数の一例)との差分に基づく値(限定ではなく例として、運用中ポイント評価額が「2,000」ポイントに減少した場合の減少分のポイント数「-500」)を含む運用中ポイント評価額表示領域を表示する制御を行う構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、第1ポイント数と第2ポイント数との差分に基づく値をユーザに報知することができる。これにより、限定ではなく例として、指標値の変動に基づいて、ポイント数がどの程度変動したかをユーザに認識させることができる。
また、本変形例は、端末20Aの制御部21が、運用ポイントリセット処理が実行可能な期間(限定ではなく、設定された期日の一例)内の場合、運用リセット許可情報(限定ではなく、第2表示の一例)を表示する制御を行う構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、設定された期日内の場合、第2ポイントを第3ポイントに増加させる処理に関する第2表示を表示して、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させることが許可されたことなどをユーザに報知することができる。
また、本変形例は、端末20Aの制御部21が、運用ポイントリセット処理が実行可能な期間(限定ではなく、設定された期日の一例)に関する運用ポイントリセット期限通知(限定ではなく、通知の一例)を表示する制御を行う構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、上記の設定された期日をユーザに報知することができる。
<第2変形例(4)>
第2実施例では、運用ポイントリセット処理において、運用損失ポイントを変動後運用ポイント数に加算することとしたが、これに限定されない。限定ではなく例として、運用ポイントリセット処理において、運用損失ポイント以下または未満の所定ポイント数(限定ではなく例として、「200」ポイント)を変動後運用ポイント数に加算するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、運用ポイントリセット処理において、運用損失ポイントと所定ポイント数(限定ではなく例として、「200」ポイント)の合計ポイント数を変動後運用ポイント数に加算するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。あるいは、運用損失ポイントを上回る所定ポイント数(限定ではなく例として、「500」ポイント)を変動後運用ポイント数に加算するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、上記の所定ポイント数は、運用追加ポイント数に比例するポイント数とするようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
<第2変形例(5)>
第2実施例では、運用ポイント追加処理が実行されると、運用ポイントリセット処理が実行可能となったが、これに限定されない。
限定ではなく例として、運用ポイントリセット処理が実行可能となる条件(限定ではなく例として、図2-3のS240のステップの判定条件)を、変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数以下となること(第1条件)、かつ、以下のいずれかの条件(第2条件)を満たすこととしてもよいし、そうしなくてもよい。
(a)運用追加ポイント数が所定運用追加ポイント数(限定ではなく例として、「1,000」ポイント)以上であること。
(b)運用ポイントリセット処理を実行する対価として所定ポイント数(限定ではなく例として、「100」ポイント)をポイント残高から減算すること。
(c)運用ポイントリセット処理を実行する対価として所定ポイント数(限定ではなく例として、「100」ポイント)を運用中ポイント評価額から減算する(売りを行い減算する)こと。
(d)ポイント運用後の損益率が所定の割合(限定ではなく例として、「-30%」)以下となったこと。
(e)(a)~(d)の任意の組み合わせ。
なお、上記の(a)~(e)のいずれかの条件を満たす場合にのみ、端末20Aにおいて運用リセットを認める(限定ではなく例として、図2-3のA250のステップの判定条件)ようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
本変形例は、運用ポイントリセット処理(限定ではなく、増加させる処理の一例)は、変動後運用ポイント数(限定ではなく、第2ポイント数の一例)が運用追加ポイント数(限定ではなく、第1設定値の一例)以下である運用損失ポイントが0以上となる条件(限定ではなく、第1条件の一例)と、運用損失ポイントが0以上となる条件とは異なる(a)~(e)の条件(限定ではなく、第2条件の一例)とを満たす場合、ユーザによる入力に基づいてサーバ10の制御部11によって行われる構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、第2ポイント数が第1設定値以下である第1条件と、第1条件とは異なる第2条件とを満たす場合、ユーザによる入力に基づいて、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させることができる。
また、本変形例は、(a)の条件(限定ではなく、第2条件の一例)は、所定運用追加ポイント数(限定ではなく、第3設定値の一例)以上のポイントの数を指標値に関連付けることに関する条件を含む構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、第3設定値以上のポイントの数を指標値に関連付けることに関する条件を第2条件として、第1条件とは異なる第2条件とを満たす場合、ユーザによる入力に基づいて、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させることができる。
<第2変形例(6)>
第2実施例では、値が変動する指標値が1つの例について例示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、指標値を複数設定し、それぞれの指標値に連動するポイント運用コースを設けることで、複数のポイント運用コースにおいてポイント運用を行えるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
図2-8は、本変形例においてサーバ10の記憶部15に記憶される情報等の一例を示す図である。
記憶部15には、限定ではなく例として、ポイント運用アプリケーション管理処理プログラム151と、アカウント登録データ153と、アカウント管理データベース155と、ポイント運用コース登録データベース157とが記憶される。
ポイント運用コース登録データベース157は、ポイント運用のために用意された複数の指標値において、それぞれの指標値にポイントを関連付けてポイント運用を行うためのポイント運用コースに関する登録データベースであり、そのデータ構成の一例を図2-9に示す。
ポイント運用コース登録データベース157には、運用コースごとの登録データとして、ポイント運用コース登録データが記憶される。
各々のポイント運用コース登録データには、限定ではなく例として、運用コースIDと、運用コース名と、指標値と、その他運用コース情報とが記憶される。
運用コースIDは、ポイント運用コースを識別するために用いられる情報である。
この運用コースIDは、好ましくはポイント運用コースごとに一意な値であり、限定ではなく例として、サーバ10によってポイント運用コースごとに一意な値(固有の値)が設定されて記憶される。
運用コース名は、この運用コースの名称であり、限定ではなく例として、サーバ10のユーザがポイント運用コースを追加する際に登録する名称が記憶される。
指標値は、この運用コースの現時点における指標値の値データである。
なお、指標値として、この運用コースにおける過去の指標値の履歴データを加えて記憶させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
その他運用コース情報には、限定ではなく例として、指標値の銘柄(限定ではなく例として、指標値とする株式・債券・ETF・投資信託等の銘柄)や、運用コースの種類(限定ではなく例として、株価連動型や債券連動型、短期運用型や長期運用型等)、指標値を構成するポートフォリオ(限定ではなく例として、「国内株式30%・海外株式50%・国内債券20%」)といった各種の情報を含めるようにすることができる。
アカウント管理データベース155の別例である第2のアカウント管理データベース155Bのデータ構成例を図2-10に示す。
第2のアカウント管理データベース155Bには、アカウントごとの管理データとして、アカウント管理データが記憶される。
各々のアカウント管理データには、限定ではなく例として、アプリケーションIDと、ユーザ名と、ポイント残高と、運用中ポイント総評価額と、運用コース別ポイント運用管理データとが記憶される。
アプリケーションIDと、ユーザ名と、ポイント残高とは、第1のアカウント管理データベース155Aと同様である。
運用中ポイント総評価額は、このアカウントによって運用されている全ての運用コースにおける、ポイントの現時点における各運用コース指標値と連動した増減後のポイント数の総和である。運用中ポイント総評価額は、限定ではなく例として、次の式で算出される時系列で変動する値である。
「運用中ポイント総評価額」=「現時点における各運用コースの指標値」×「各運用コースの保有口数」の総和
限定ではなく例として、図2-10の例では、運用コースID「C0001」の指標値が「4,500」、保有口数が「0.50」口の場合、運用コースID「C0001」の運用中ポイント評価額が「4,500×0.50」=「2,250」ポイントであり、運用コースID「C0002」の指標値が「12,120」、保有口数が「0.10」口の場合、運用コースID「C0002」の運用中ポイント評価額が「12,120×0.50」=「1,212」ポイントであるため、運用中ポイント総評価額は「2,250+1,212」=「3,462」ポイントとなることが示されている。
運用コース別ポイント運用管理データには、各々の運用コースIDと関連付けて、ポイント運用管理データが記憶される。各々のポイント運用管理データについては、第1のアカウント管理データベース155Aと同様である。
<表示画面>
図2-11~図2-12は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図2-11左側は、限定ではなく例として、ユーザA.Aの端末20Aの表示部24に表示されるポイント運用アプリケーションの運用状況確認画面である。
この画面では、タイトル表示領域の下に、運用コース名が「うさぎさんコース」の文字で示される運用コースにおける指標値の変動を示すための指標値確認領域ICR2と、運用コース名が「かめさんコース」の文字で示される運用コースにおける指標値の変動を示すための指標値確認領域ICR3とが表示されている。
指標値確認領域ICR2の左側には、日時「2020年11月10日12:40」現在の「うさぎさんコース」における指標値が「5,000」であることが表示されている。指標値の左方には、限定ではなく例として、この運用コースの指標値が前日に比べて上がったか下がったかを示す矢印アイコンが表示されている。
指標値確認領域ICR2の右側には、「うさぎさんコース」における現時点での運用中ポイント評価額とポイント運用損益とが表示されている。
限定ではなく例として、この画面では、「うさぎさんコース」での運用が行われていないことに基づいて、「うさぎさんコース」の運用中ポイント評価額は「0」ポイントであり、そのポイント運用損益は「±0」ポイントであることが示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって指標値確認領域ICR2がタップされると、指標値確認領域ICR1と同様に指標値の推移を示す折れ線グラフが表示される。
指標値確認領域ICR3についても同様である。
また、ユーザによって追加運用ボタンがタップされたことに伴い、画面下部からポイント追加運用コース選択領域PAR1がせり上がり表示されている。
ポイント追加運用コース選択領域PAR1の最上部には、ポイントを追加する運用コースの選択を促すための「運用コースをえらぶ」の文字が表示されている。
その下には、選択可能な運用コースと、現在の各運用コースにおける運用中ポイント評価額とが行ごとに表示されている。
ユーザによって「うさぎさんコース」がタップされると、限定ではなく例として、図2-1中央と同様な「うさぎさんコース」に対する運用ポイント追加画面を経て、限定ではなく例として、限定ではなく例として、図2-11中央の画面に表示が遷移する。
この画面では、タイトル表示領域の下には、ポイントを追加した運用コース名である「うさぎさんコース」の文字が表示され、その下には、ポイント残高から「2,500」ポイントをポイント運用に追加したことを示す「2,500ポイントを運用に回しました」の文字が示されている。また、その下には、ポイント運用へのポイント追加時の情報を表示するための取引確認表示領域ACR2が表示されている。
取引確認表示領域ACR2には、この取引種別が買いであることを示す「運用開始」の文字と、取引日時を示す「2020年11月10日12:40」の文字と、この取引で追加されたポイント数を示す「2,500ポイント」の文字と、約定単価を示す「指標値:5,000」の文字とが表示されている。
また、運用中ポイント評価額表示領域AVR3には、運用中ポイント総評価額が「2,500」ポイントに増加したことが示されている。また、運用中ポイント評価額表示領域AVR3には、全ての運用コースにおけるトータルのポイント運用の損益が「±0」ポイントであることが併せて示されている。
続けて、ポイント追加運用コース選択領域PAR1において「かめさんコース」がタップされると、限定ではなく例として、図2-1中央と同様な「かめさんコース」に対する運用ポイント追加画面を経て、限定ではなく例として、限定ではなく例として、図2-11右側の画面に表示が遷移する。
この画面では、タイトル表示領域の下には、ポイントを追加した運用コース名である「かめさんコース」の文字が表示され、その下には、ポイント残高から「1,200」ポイントをポイント運用に追加したことを示す「1,200ポイントを運用に回しました」の文字が示されている。また、その下には、ポイント運用へのポイント追加時の情報を表示するための取引確認表示領域ACR3が表示されている。
取引確認表示領域ACR3には、この取引種別が買いであることを示す「運用開始」の文字と、取引日時を示す「2020年11月10日12:40」の文字と、この取引で追加されたポイント数を示す「1,200ポイント」の文字と、約定単価を示す「指標値:12,000」の文字とが表示されている。
また、運用中ポイント評価額表示領域AVR3には、運用中ポイント総評価額が「2,500+1,200」=「3,700」ポイントに増加したことが示されている。また、運用中ポイント評価額表示領域AVR3には、全ての運用コースにおけるトータルのポイント運用の損益が「±0」ポイントであることが併せて示されている。
図2-12左側は、限定ではなく例として、図2-11右側から時間が経過した後の運用状況確認画面の一例である。
この画面では、指標値確認領域ICR2において、日時「2020年11月20日7:46」現在の「うさぎさんコース」における指標値が「4,500」に下がったことが表示されている。また、指標値確認領域ICR2には、指標値の変動に伴い、「うさぎさんコース」の運用中ポイント評価額は「2250.0」ポイントとなり、そのポイント運用損益は「-250.0」ポイントであることが示されている。
また、指標値確認領域ICR3において、日時「2020年11月20日7:46」現在の「かめさんコース」における指標値が「12,120」に上がったことが表示されている。また、指標値確認領域ICR3には、指標値の変動に伴い、「かめさんコース」の運用中ポイント評価額は「1212.0」ポイントとなり、そのポイント運用損益は「+12.0」ポイントであることが示されている。
運用中ポイント評価額表示領域AVR3には、運用中ポイント総評価額が「2,250+1,212」=「3,462」ポイントに減少したことが示されている。また、運用中ポイント評価額表示領域AVR3には、全ての運用コースにおけるトータルのポイント運用の損益が「-238」ポイントであることが併せて示されている。
運用中ポイント評価額表示領域AVR3の上には、指標値変動後の運用中ポイント総評価額が各運用コースにおける運用追加ポイント数の総和を下回ることに基づいて、「はじめてサポートで238ポイントもらう」の文字で示される運用損失リセットボタンBSB3が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって運用損失リセットボタンBSB3がタップされると、限定ではなく例として、図2-12中央の画面に表示が遷移する。
この運用損失リセット画面では、運用損失リセット確認領域SCR4において、運用損失リセットに伴い、運用中ポイント総評価額が「3,462」ポイントから「3,700」ポイントに「+238」ポイント増額されることが示されている。また、運用損失リセット確認領域SCR4の下部には、運用損失リセットを行った場合における、運用コースごとの運用中ポイント評価額の推移が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって運用損失リセット実行ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図2-12右側の画面に表示が遷移する。
この運用損失リセット画面において、運用中ポイント評価額表示領域AVR3には、運用損失分のポイント「238」ポイントを取得したことに伴い、運用中ポイント総評価額が「3,700」ポイントに増加し、ポイント運用の損益が「プラスマイナス0」ポイントにリセットされたことが示されている。
<処理>
処理については、運用追加ポイント数を各運用コースにおける運用追加ポイント数の総和とし、運用中ポイント評価額を運用中ポイント総評価額とする場合、限定ではなく例として、図2-3または図2-4に従って実行することができる。
なお、運用ポイントリセット処理において、運用損失ポイントを算出し加算する方法としては、限定ではなく例として、以下のような方法が考えられる。
(a)運用コースごとの損益から運用コースごとに運用損益ポイントを算出し、運用コースごとに、算出された運用コースごとの運用損失ポイントを運用追加ポイント数とする買いの処理を実行する方法。
(b)運用コースによらないトータルの変動後運用ポイント数の損益から運用損失ポイントを算出し、損失が発生した運用コースにおいて運用損失ポイント分の買いの処理を実行する方法。
(c)運用コースごとの損益から運用コースごとに運用損益ポイントを算出し、運用コースごとに、算出された運用コースごとの運用損失ポイントをポイント残高に加算する。
(d)運用コースによらないトータルの変動後運用ポイント数の損益から運用損失ポイントを算出し、損失が発生した運用コースにおいて運用損失ポイントをポイント残高に加算する方法。
また、複数の運用コースで損失が発生した場合には、各運用コースにおける損失ポイントの比率に合わせて、トータルで運用損失ポイント分の買いの処理を各運用コースにおいて実行するようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
もしくは、任意の運用コースで、任意の比率で、トータルで運用損失ポイント分の買いの処理を実行するようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
なお、ある運用コースで損失が発生している場合、他の運用コースにおける利益の総和がその損失を上回る場合でも、運用ポイントリセット処理を実行するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
<第3実施例>
第2実施例では、ユーザがポイント運用サービスにおいてポイント運用にポイントを追加後、ポイント運用益が赤字の場合、その損失を補填される例を説明したが、これに限定されない。
第3実施例は、ポイント運用益が赤字の場合、ポイント数を増加させる権利に関する情報に基づいて、その損失を補填する実施例である。
ポイント数を増加させる権利に関する情報とは、所定のタイミングでユーザに関連付けられる情報であって、ユーザのポイント数を増加させるための情報、またはユーザのポイント数を増加させることに供する情報である。この権利に関する情報は、物理的または電子的なものであって、限定ではなく例として、数をカウントできるものや、数を記憶できるものとすることができる。
以下説明する実施例では、このポイント数を増加させる権利に関する情報として「チケット」を例示する。また、ここでは、チケットの一種として「損失リセットチケット」を例示する。
損失リセットチケットは、ポイント運用サービスにおいて利用可能なチケットの一種であり、損失リセットチケットが使用されると、ポイント運用の損失をリセットする効果を有する。
なお、ポイント運用サービスにおいて利用可能なチケットは、損失リセットチケットに限定されない。他のチケットについては後述する。
また、チケットに代えて、またはこれに加えて、限定ではなく例として、ポイント運用サービスでユーザに特典として与えられるクーポン(限定ではなく例として、損失を補填する損失補填クーポン)を権利に関する情報として適用するなどしてもよい。
第3実施例に記載の内容は、他の各実施例や他の各変形例のいずれにも適用可能である。
また、既出の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して、再度の説明を省略する。
本実施例で用いられるアカウント管理データベース155の別例である第3のアカウント管理データベース155Cのデータ構成例を図3-1に示す。
第3のアカウント管理データベース155Cには、アカウントごとの管理データとして、アカウント管理データが記憶される。
各々のアカウント管理データには、限定ではなく例として、アプリケーションIDと、ユーザ名と、ポイント残高と、運用中ポイント評価額と、ポイント運用管理データと、チケット管理データとが記憶される。
アプリケーションIDと、ユーザ名と、ポイント残高と、運用中ポイント評価額と、ポイント運用管理データとは、第1のアカウント管理データベース155Aと同様である。
なお、複数の運用コースが準備されている場合、ポイント運用管理データに変えて、運用コース別ポイント運用管理データを記憶させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
チケット管理データは、このアカウントが所有するチケットを管理するための管理データであり、限定ではなく例として、チケットIDとチケット有効期限とが関連付けて記憶される。
チケットIDは、ポイント運用サービスにおけるチケットを識別するために用いられる情報である。
このチケットIDは、好ましくはチケットごとに一意な値であり、限定ではなく例として、サーバ10によってチケットごとに一意な値(固有の値)が設定されて記憶される。
チケット有効期限は、このチケットの有効期限を示す日時であり、限定ではなく例として、サーバ10によってチケット発行時に設定される日時が記憶される。
なお、チケット有効期限が存在しないチケットに関しては、限定ではなく例として、チケット有効期限としてNULL値を取る。
<表示画面>
図3-2~図3-3は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図3-2左側は、限定ではなく例として、ユーザA.Aの端末20Aの表示部24に表示されるポイント運用アプリケーションの運用状況確認画面である。
図3-2左側の運用状況確認画面は、運用中ポイント評価額表示領域AVR2を用いる場合の図2-1左側の運用状況確認画面と同様であるが、ユーザA.Aがポイント運用サービスに登録したことに伴い、「ポイント運用サービス登録ありがとう」の文字で示されるチケット取得通知領域TNR1が表示画面に重ねて表示されている。
チケット取得通知領域TNR1の中央には、獲得したチケットである「損失リセット」の文字で示されるチケットのアイコンが表示されている。また、チケットのアイコンには、チケット有効期限である「2020年11月30日」の文字も併せて表示されている。
チケットのアイコンの下には、チケットを取得したことを示す「損失リセットチケットプレゼント」の文字が表示され、その下にはチケット取得通知領域TNR1を閉じるための「OK」の文字で示されるチケット取得確認ボタンが配置されている。
その後、図2-1の遷移と同様にして、図3-2中央から図3-2右側へと画面が遷移することで、指標値「5,000」で「2,500」ポイントを運用追加する処理(買い)を実行する。
図3-3左側は、限定ではなく例として、図3-2から時間が経過した後の運用状況確認画面の一例である。
この画面では、指標値確認領域ICR1において、日時「2020年11月25日11:32」現在の指標値が「4,000」に下がったことが表示されている。また、指標値の推移を示す折れ線グラフもそれに伴い下降している。
このとき、運用ポイント追加時に比べて指標値が下降したことに伴い、運用中ポイント評価額表示領域AVR2には、運用中ポイント評価額が「2,000」ポイントに減少し、ポイント運用損益が「-500」ポイントになったことが示されている。
指標値確認領域ICR1の下には、損失リセットチケットを取得したことに基づいて、取得したチケットのアイコンである損失リセットチケットTC1が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって損失リセットチケットTC1がタップされると、限定ではなく例として、図3-3中央の画面に表示が遷移する。
この画面では、チケット使用画面であることを示す「チケットをつかう」の文字がタイトル表示領域内に表示されている。
タイトル表示領域の下には、ユーザに損失リセットチケットを使用するか確認するための「損失リセットチケットを使いますか?」の文字が表示されている。また、その下には、損失リセットチケットの使用に伴い、運用中ポイント評価額が「2,000」ポイントから「2,500」ポイントに増額されることを示すチケット使用確認領域TCR1が表示されている。
チケット使用確認領域TCR1の下には、チケット使用確認領域TCR1の内容に従ってチケット使用を実行するための「はい」の文字で示されるチケット使用実行ボタンと、チケット使用をやめる「いいえ」の文字で示されるチケット使用中断ボタンとが表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによってチケット使用実行ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図3-3右側の画面に表示が遷移する。
このチケット使用画面では、タイトル表示領域の下に、使用したチケットである「損失リセットチケット」の文字と、運用損失分のポイント数である「500」ポイントを取得したことを示す「運用開始時のポイント数に戻りました」の文字が表示されている。また、それらの文字の下には、時間が巻き戻って運用損失を取り戻し喜ぶ犬のイラストが表示されている。
イラストの下には、チケット使用画面を抜けるための「OK」の文字で示される機能ボタンが表示されている。
また、運用中ポイント評価額表示領域AVR2には、運用損失分のポイント「500」ポイントを取得したことに伴い、運用中ポイント評価額が「2,500」ポイントに増加し、ポイント運用損益が「±0」ポイントに戻った(運用開始時のポイントにリセットされた)ことが示されている。
なお、運用損失分のポイントの取得に伴い、保有口数が増加しているため、チケット使用画面に、運用損失分のポイント数として取得したポイントの買いの取引確認表示領域を加えて表示させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
<処理>
図3-4~図3-5は、本実施例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図では、左側から順に、端末20A(ユーザA.Aの端末20)の制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例を示している。
まず、サーバ10の制御部11は、限定ではなく例として、損失リセットチケットの付与条件を満たしているか否かを判定する(S310)。付与条件としては、限定ではなく例として、端末20Aのユーザがポイント運用サービスに登録していることが挙げられる。
チケット付与条件を満たしている場合(S310:YES)、サーバ10の制御部11は、損失リセットチケットを端末20Aのアカウントに付与する損失リセットチケット付与処理を実行する(S320)。
損失リセットチケット付与処理において、サーバ10の制御部11は、チケットに対して所定のチケット有効期限(限定ではなく例として、30日後)を設定し、アカウント管理データベース155Cのチケット管理データに、チケット有効期限と紐づけてチケットIDを割り当て記憶させる。
なお、この場合に、サーバ10の制御部11が、チケット有効期限を設定しない(無期限に設定する)ようにしてもよい。
そして、サーバ10の制御部11は、チケットIDで識別される損失リセットチケットが付与されたことを示す損失リセットチケット付与情報を通信I/F14によって端末20Aに送信する(S330)。
なお、損失リセットチケット付与情報に、チケット有効期限を含めるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
チケット付与条件を満たしていない場合(S310:NO)、サーバ10の制御部11は、S320とS330とのステップをスキップする。
通信I/F22によってサーバ10から損失リセットチケット付与情報を受信した場合(A330:YES)、端末20Aの制御部21は、受信した損失リセットチケット付与情報を表示部24に表示させる(A340)。
損失リセットチケット付与情報を受信しない場合(A330:NO)、端末20Aの制御部21は、A340のステップをスキップする。
端末20Aの制御部21は、A130のステップを実行すると、損失リセットチケットを使用するか否かのチケット利用判定用表示を表示部24に表示させるなどし、ユーザによって損失リセットチケットを使用することが選択されたか否かを判定する(A350)。
なお、損失リセットチケット付与情報を受信しなかった場合(A330:NO)、端末20Aの制御部21は、A280のステップに処理を進める。
限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作)に基づいて、チケットを利用することが選択されると(A350:YES)、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、使用するチケットのチケットIDを含む損失リセットチケット使用要請情報を通信I/F22によってサーバ10に送信する(A360)。
一方、チケットを利用することが選択されない場合(A350:NO)、端末20Aの制御部21は、A280のステップに処理を進める。
通信I/F14によって端末20Aから損失リセットチケット使用要請情報を受信した場合(S340:YES)、サーバ10の制御部11は、変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数以下であるか否か判定する(S240)。
変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数以下である場合(S240:YES)、サーバ10の制御部11は、損失リセットチケット使用処理を実行する(S350)。
損失リセットチケット使用処理において、サーバ10の制御部11は、アカウント管理データベース155Cのチケット管理データを参照し、使用するチケットのチケットIDのチケット有効期限が切れていないか否かを判定する。チケット有効期限が切れていない場合、サーバ10の制御部11は、チケット管理データからチケットIDを削除する。
なお、サーバ10の制御部11は、チケット管理データからチケットIDを削除する代わりに、チケットIDのチケットが使用済みとなったことを示すフラグ値を付加するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
チケット有効期限が切れている場合、サーバ10の制御部11は、S290のステップに処理を進める。
なお、この場合、サーバ10の制御部11は、チケット有効期限が切れていることを示すチケット無効情報を通信I/F14によって端末20Aに送信し、端末20Aの制御部21は、受信したチケット無効情報を表示部24に表示させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
そして、サーバ10の制御部11は、損失リセットチケットを使用したことを示す損失リセットチケット使用情報を通信I/F14によって端末20Aに送信する(S360)。その後、サーバ10の制御部11は、S270~S290のステップを実行する。
通信I/F22によってサーバ10から損失リセットチケット使用情報を受信した場合(S370:YES)、端末20Aの制御部21は、受信した損失リセットチケット使用情報を表示部24に表示させる(A380)。その後、端末20Aの制御部21は、A270~A280のステップを実行する。
<第3実施例の効果>
本実施例は、サーバ10(限定ではなく、情報処理装置の一例)の制御部11が、運用ポイントリセット処理(限定ではなく、増加させる処理の一例)を、ユーザによる入力として、ユーザに関連付けられた、損失リセットチケット(限定ではなく、ポイントの数を増加させる権利に関する情報の一例)の使用に基づいて実行する構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、ユーザに関連付けられた、ポイント数を増加させる権利に関する情報の使用に基づいて、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させることができる。限定ではなく例として、増加させる権利に関する情報をチケットとすることで、ユーザにとって馴染み易い形態でポイント数を増加させることができる。
また、本実施例は、損失リセットチケットは、ユーザにより、指標値にポイントの数を関連付けるためのポイント運用サービスのアカウント(限定ではなく、ポイント運用口座の一例)が開設されたことに基づいて、ユーザに関連付けられる構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、ユーザにより、指標値にポイントの数を関連付けるためのポイント運用口座が開設されたことに基づいて、権利に関する情報がユーザに関連付けられる。このため、言うなれば、ポイント運用口座の開設の特典という形で、権利に関する情報がユーザに付与されるようにすることができる。
また、本実施例は、損失リセットチケットは、チケット有効期限(限定ではなく、有効期限の一例)が設定されている構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、有効期限が経過した場合は権利に関する情報が使用できなくなるため、権利に関する情報を積極的に使用する動機付けをユーザに与えることができる。
<第3変形例(1)>
第3実施例では、サーバ10において、損失リセットチケット付与処理や損失リセットチケット使用処理を実行することとしたが、これに限定されない。限定ではなく例として、端末20Aにおいて、損失リセットチケット付与処理や損失リセットチケット使用処理を実行するようにしてもよい。
この場合、限定ではなく例として、サーバ10の記憶部に記憶されていたアカウント管理データベース155Cのうち、端末20Aのユーザのアカウント管理データを、端末20Aの記憶部28に記憶させる。すなわち、各端末においてポイント運用の管理とチケットの管理とを個別に実行する。そして、サーバ10は、限定ではなく例として、変動する指標値を管理することとする。
<処理>
図3-6~図3-7は、本変形例において各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
この図では、左側から順に、端末20A(ユーザA.Aの端末20)の制御部21が実行する処理、サーバ10の制御部11が実行する処理の一例を示している。
まず、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、端末20Aのユーザが損失リセットチケットの付与条件を満たしているか否かを判定する(A310)。付与条件としては、限定ではなく例として、端末20Aのユーザがポイント運用サービスに登録していることが挙げられる。
チケット付与条件を満たしている場合(A310:YES)、端末20Aの制御部21は、損失リセットチケットを端末20Aのアカウントに付与する損失リセットチケット付与処理を実行する(A320)。
損失リセットチケット付与処理において、端末20Aの制御部21は、チケットに対して所定のチケット有効期限(限定ではなく例として、30日後)を設定し、チケット管理データに、チケット有効期限と紐づけてチケットIDを割り当て記憶させる。なお、端末20Aの制御部21は、チケット有効期限を設定しない(無期限に設定する)ようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
そして、端末20Aの制御部21は、損失リセットチケット付与情報を生成し、表示部24に表示させる(A330)。
端末20Aの制御部21は、A130のステップを実行すると、損失リセットチケットを使用するか否かのチケット利用判定用表示を表示部24に表示させるなどし、ユーザによって損失リセットチケットを使用することが選択されたか否かを判定する(A355)。
なお、損失リセットチケット付与処理を実行していない場合(A310:NO)、端末20Aの制御部21は、チケット利用判定用表示を表示させず(A355:NO)、A285のステップに処理を進める。
限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作)に基づいて、チケットを利用することが選択されると(A355:YES)、端末20Aの制御部21は、変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数以下であるか否か判定する(A235)。
変動後運用ポイント数が運用追加ポイント数以下である場合(A230:YES)、端末20Aの制御部21は、損失リセットチケット使用処理を実行する(A355)。
損失リセットチケット使用処理において、端末20Aの制御部21は、チケット管理データを参照し、使用するチケットのチケットIDのチケット有効期限が切れていないか否かを判定する。チケット有効期限が切れていない場合、端末20Aの制御部21は、チケット管理データからチケットIDを削除する。
なお、端末20Aの制御部21は、チケット管理データからチケットIDを削除する代わりに、チケットIDのチケットが使用済みとなったことを示すフラグ値を付加するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
チケット有効期限が切れている場合、端末20Aの制御部21は、S290のステップに処理を進める。
なお、この場合、端末20Aの制御部21は、チケット有効期限が切れていることを示すチケット無効情報を表示部24に表示させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
そして、端末20Aの制御部21は、損失リセットチケットを使用したことを示す損失リセットチケット使用情報を表示部24に表示させる(A380)。その後、端末20Aの制御部21は、A265~A285のステップを実行する。
なお、端末20Aの制御部21において、損失リセットチケット付与処理や損失リセットチケット使用処理を実行し、サーバ10の制御部11において、運用ポイント追加処理や運用ポイントリセット処理を実行するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。この場合、端末20Aの記憶部28には、チケット管理データのみを加えて記憶させるようにすればよい。
<第3変形例(2)>
第3実施例では、チケット有効期限が迫っていても通知なくチケットが無効化されていたが、これに限定されない。限定ではなく例として、チケット有効期限が迫る場合、チケット使用を催促する通知を端末20Aの表示部24に表示させるようにしてもよい。
<表示画面>
図3-8は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図3-8は、限定ではなく例として、図3-3左側においてユーザによって損失リセットチケットTC1がタップされず、さらに時間が経過した後の運用状況確認画面の一例である。
この画面では、指標値確認領域ICR1において、日時「2020年11月29日13:14」現在の指標値が「4,000」に下がったままであることが表示されている。
また、画面最上部からせり下がるように、損失リセットチケットの有効期限が明日までとなったことに基づいて、「チケットの有効期限が迫っています」の文字で示される損失リセットチケット期限通知NT2が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって損失リセットチケット期限通知NT2がタップされると、限定ではなく例として、図3-8中央の画面に表示が遷移する。
この画面では、ポイント運用アプリケーションのおしらせ画面であることを示す「おしらせ」の文字がタイトル表示領域内に表示されている。
タイトル表示領域の下には、おしらせ内容を表示するためのおしらせメッセージ表示領域が表示され、この例では、おしらせメッセージ表示領域内に、おしらせメッセージCT1が表示されている。
おしらせメッセージCT1には、「チケットがあと1日で無効になります」の文字と共に、無効となるチケットのアイコンが表示されている。また、チケットのアイコンの下には、運用中のポイント損益が「-500」ポイントであることが、限定ではなく例として、赤文字で強調表示され、損失リセットチケットを使用すべきことをユーザに報知している。
その下には、無効となるチケットを使用するためのチケット使用ボタンが表示されている。限定ではなく例として、チケット使用ボタンがタップされると、図3-8右側に示すチケット使用画面に画面が遷移する。この画面は、図3-3中央と同様の画面である。
<処理>
処理については、限定ではなく例として、図3-4において、サーバ10の制御部11は、S130のステップを実行すると、ユーザが保有するチケットのチケット有効期限が迫っているか否かを判定する。そして、有効期限が迫っている場合、サーバ10の制御部11は、損失リセットチケット期限通知情報を通信I/F14によって端末20Aに送信する。通信I/F22によってサーバ10から損失リセットチケット期限通知情報を受信する場合、端末20Aの制御部21は、受信した損失リセットチケット期限通知情報を表示部24に表示させるようにすればよい。
本変形例は、端末20A(限定ではなく、情報処理装置の一例)が、チケット有効期限(限定ではなく、有効期限の一例)に基づく通知を表示する制御を制御部21によって行う構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、権利に関する情報の有効期限に関する情報をユーザに報知することができる。
<第3変形例(3)>
第3実施例では、損失リセットチケットの付与条件として、端末20Aのユーザがポイント運用サービスに登録している例を示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、ポイント運用サービスの事業者と提携する証券口座を開設することを、損失リセットチケットの付与条件としてもよい。
<表示画面>
図3-9は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図3-9左側は、限定ではなく例として、図2-1の遷移と同様にして、評価値「5,000」で「2,500」ポイントを運用追加する処理(買い)を実行した後の運用状況確認画面の一例である。
この画面では、損失リセットチケットの付与条件を満たしていないため、指標値確認領域ICR1の下に、損失リセットチケットTC1が表示されていない。
限定ではなく例として、ユーザによってその他メニューボタンがタップされると、限定ではなく例として、図3-9中央の画面に表示が遷移する。
この画面では、ポイント運用アプリケーションのその他メニュー画面であることを示す「その他」の文字がタイトル表示領域内に表示されている。
タイトル表示領域の下には、その他メニューの内容を選択させるためのメニュー選択領域が表示されている。この例では、おしらせ画面に遷移するための「おしらせ」の文字で示されるおしらせボタンと、ユーザが保有するチケットを確認するためのチケット確認画面に遷移するための「チケット」の文字で示されるチケット確認ボタンと、ポイント運用サービスの利用規約を確認するための利用規約確認画面に遷移するための「利用規約」の文字で示される利用規約確認ボタン等がメニュー選択領域内に表示されている。
メニュー選択領域の下には、ポイント運用サービスの事業者と提携する事業者の広告を表示させるための広告表示領域BAR1が表示されている。この例では、広告表示領域BAR1には、実際の法定貨幣を運用することを推奨するための証券口座開設に関する広告が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって広告表示領域BAR1がタップされると、ポイント運用サービスの事業者と提携する証券会社の証券口座開設画面に表示画面が遷移する。証券口座開設画面に必要事項を入力し、証券口座が開設されると、限定ではなく例として、図3-9右側の画面に表示が遷移する。
この画面では、ユーザA.Aがポイント運用サービスの事業者と提携する証券口座を開設したことに伴い、「証券口座開設ありがとうございます」の文字で示されるチケット取得通知領域TNR2が表示画面に重ねて表示されている。
チケット取得通知領域TNR2の中央には、獲得したチケットである「損失リセット」の文字で示されるチケットのアイコンが表示されている。また、チケットのアイコンには、チケット有効期限である「2020年11月30日」の文字も併せて表示されている。
チケットのアイコンの下には、チケットを取得したことを示す「損失リセットチケットプレゼント」の文字が表示され、その下にはチケット取得通知領域TNR2を閉じるための「OK」の文字で示されるチケット取得確認ボタンが配置されている。
<処理>
処理については、限定ではなく例として、図3-4において、S310~S330のステップをS130のステップの後に、A330~A340のステップをA130のステップの後に実行する。
また、不図示の証券サーバは、証券口座開設処理を実行すると、ポイント運用サービスのアプリケーションIDを含む証券口座開設情報を通信I/Fによってサーバ10に送信する。
そして、S310のステップにおけるチケット付与条件を、端末20AのアプリケーションIDを含む証券口座開設情報を受信したか否かとすればよい。
なお、チケット付与条件以外に、チケット利用を行うための条件を別に設定するようにしてもよい。限定ではなく例として、ポイント運用サービスの登録時に、チケットは配布されるが、チケットを使用するには他の使用解除条件(限定ではなく例として、ポイント運用サービスの事業者と提携する証券口座開設)を満たす必要があることとしてもよいし、そのようにしなくてもよい。この場合、限定ではなく例として、図3-5のS350のステップにおいて、使用解除条件を満たす場合にのみ損失リセットチケット使用処理が実行され、図3-5のS360~S280のステップが実行されるようにすればよい。
なお、損失リセットチケットの付与条件としては、限定ではなく例として、以下のいずれかの条件を適用することができる。使用解除条件についても同様である。
(A)ポイント運用サービスへの登録
(B)ポイント運用サービスの事業者と提携する証券口座の開設
(C)ポイント運用サービスの事業者と提携する事業者の商品・サービスの購入や利用
(D)ポイント運用サービスの事業者あるいはポイント運用サービスの事業者と提携する事業者が行うキャンペーン特典として付与
(E)ある運用コースへの一定ポイント数の追加
(F)複数の運用コースへの一定合算ポイント数の追加
(G)所定数以上への運用コースへのポイント追加
(H)所定数のポイント残高の使用
(I)所定数の運用中ポイントの使用
(J)(A)~(I)の任意の組み合わせ
本変形例は、損失リセットチケット(限定ではなく、ポイントの数を増加させる権利に関する情報の一例)は、ユーザにより証券口座が開設されたことに基づいて、ユーザに関連付けられる構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、ユーザにより証券口座が開設されたことに基づいて、ポイントの数を増加させる権利に関する情報がユーザに関連付けられるようにすることができる。このため、言うなれば、証券口座の開設の特典という形で、権利に関する情報がユーザに付与されるようにすることができる。
また、本変形例は、損失リセットチケット(限定ではなく、ポイントの数を増加させる権利に関する情報の一例)は、運用追加ポイント数(限定ではなく、指標値に関連付けた第1ポイント数の一例)に基づいて、ユーザに関連付けられる構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、指標値に関連付けた第1ポイント数に基づいて、ポイントの数を増加させる権利に関する情報がユーザに関連付けられるようにすることができる。
また、本変形例は、指標値は、複数の運用コースの指標値(限定ではなく、複数の指標値の一例)を含み、運用追加ポイント数の合算ポイント数(限定ではなく、第1ポイント数の一例)は、複数の指標値の各々に関連付けた運用追加ポイント数(限定ではなく、ポイントの数の一例)の合計の数である構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、上記と相まって複数の指標値の各々に関連付けたポイントの数の合計の数である第1ポイント数に基づいて、権利に関する情報がユーザに関連付けられるようにすることができる。
<第3変形例(4)>
第3実施例では、ポイント運用サービスにおいて利用可能なチケットとして、ポイント運用での損失を全ポイント補填する損失リセットチケットについて例示したが、これに限定されない。限定ではなく例として、運用ポイントリセット処理において、使用される1枚のチケットあたり「N」ポイント(「N」は好ましくは整数である任意の正の定数)を変動後運用ポイント数またはポイント残高あるいはその両方に加算するようにしてもよい。
図3-10は、本変形例においてサーバ10の記憶部15に記憶される情報等の一例を示す図である。
記憶部15には、限定ではなく例として、ポイント運用アプリケーション管理処理プログラム151と、アカウント登録データ153と、アカウント管理データベース155と、ポイント運用コース登録データベース157と、チケット発行管理データベース159とが記憶される。
チケット発行管理データベース159は、ポイント運用サービスにおいて利用可能なチケットの管理を行うための管理データベースであり、そのデータ構成の一例を図3-11に示す。
チケット発行管理データベース159には、チケット種別ごとの管理データとして、チケット発行管理データが記憶される。
各々のチケット発行管理データには、限定ではなく例として、チケット種別IDと、チケット名と、使用時効果と、チケット付与条件と、発行済みチケット管理データとが関連付けて記憶される。
チケット種別IDは、チケットの種別(種類)を識別するために用いられる情報である。
このチケット種別IDは、好ましくはチケットの種別ごとに一意な値であり、限定ではなく例として、サーバ10によってチケットの種別ごとに一意な値(固有の値)が設定されて記憶される。
チケット名は、このチケットの名称であり、限定ではなく例として、サーバ10のユーザがチケット種別を追加する際に登録する名称が記憶される。
使用時効果は、限定ではなく例として、この種別のチケットが使用された場合のチケット1枚あたりの効果を表す項目である。
チケット付与条件は、限定ではなく例として、この種別のチケットがユーザに付与される条件を示す項目であり、限定ではなく例として、損失リセットチケットの付与条件(A)~(J)と同様の条件が設定され記憶される。
使用時効果や、チケット付与条件には、限定ではなく例として、サーバ10のユーザがチケット種別を追加する際に登録する名称が記憶される。
限定ではなく例として、図3-11では、チケット名「カバーチケット200」のチケットは、運用追加ポイント数「1,000」ポイントごとに1枚付与される。そして、「カバーチケット200」が使用されると、1枚につき、限定ではなく例として、変動後運用ポイント数に「200」ポイントが加算されることが示されている。
前述した「損失リセットチケット」のチケット種別では、限定ではなく例として、チケット付与条件を、限定ではなく例として、「ポイント運用サービス登録時」とし、使用時効果を「変動後運用ポイント数に運用損失ポイントを加算」などとすることができる。
発行済みチケット管理データは、この種別のチケットが発行された場合のチケットIDを管理するためのデータであり、限定ではなく例として、チケットIDと、発行日時と、発行先アプリケーションIDとが関連付けて記憶される。
チケットIDは、限定ではなく例として、アカウント管理データベース155Cのチケット管理データと紐付けられる、チケットの識別情報である。
発行日時は、限定ではなく例として、チケットIDのチケットが発行された日時を記憶させるための項目である。
発行先アプリケーションIDには、限定ではなく例として、チケットIDのチケットが付与されたアカウントのアプリケーションIDが記憶される。
<表示画面>
図3-12~図3-13は、本変形例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図3-12左側は、限定ではなく例として、ユーザA.Aの端末20Aの表示部24に表示されるポイント運用アプリケーションの運用状況確認画面である。
図3-12左側の運用状況確認画面では、「カバーチケット200」のチケット付与条件を満たしていないため、チケット取得通知領域TNR1は表示されない。
その後、図3-2の遷移と同様にして、図3-12中央から図3-12右側へと画面が遷移することで、評価値「5,000」で「2,500」ポイントを運用追加する処理(買い)を実行する。
図3-12右側の取引確認表示領域ACR3には、この取引種別が買いであることを示す「運用開始」の文字と、取引日時を示す「2020年11月11日8:06」の文字と、この取引で追加されたポイント数を示す「2,500ポイント」の文字と、約定単価を示す「指標値:5000」の文字とが表示されている。
また、その下には、「カバーチケット200」のチケット付与条件である「1,000ポイント運用ごとのチケットをゲット!」を満たしたことに基づいて、「カバーチケット200」が2枚付与されたことを示すイラストが表示されている。
図3-13左側は、限定ではなく例として、図3-12から時間が経過した後の運用状況確認画面の一例である。
この画面では、指標値確認領域ICR1において、日時「2020年11月25日11:32」現在の指標値が「4,000」に下がったことが表示されている。また、指標値の推移を示す折れ線グラフもそれに伴い下降している。
このとき、運用ポイント追加時に比べて指標値が下降したことに伴い、運用中ポイント評価額表示領域AVR2には、運用中ポイント評価額が「2,000」ポイントに減少し、ポイント運用損益が「-500」ポイントになったことが示されている。
指標値確認領域ICR1の下には、「カバーチケット200」2枚を取得したことに基づいて、取得したチケットのアイコンであるカバーチケットTC2が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによってカバーチケットTC2がタップされると、限定ではなく例として、図3-13中央の画面に表示が遷移する。
この画面では、タイトル表示領域の下には、ユーザにチケットを使用するか確認するための「損失カバーチケットを2枚使いますか?」の文字が表示されている。また、その下には、使用するチケットを選択させるための使用チケット選択領域TSR1が表示されている。
使用チケット選択領域TSR1には、ユーザが保有するチケット(この場合には「カバーチケット200」が2枚)のアイコンが表示されている。限定ではなく例として、チケットのアイコンをタップする毎に、アイコン左側のチェックマークが明滅し、チケット毎にそのチケットを使用するか否かを選択することができる。
使用チケット選択領域TSR1の下には、選択されたチケットの使用に伴い、運用中ポイント評価額が「2,000」ポイントから「2,400」ポイントに増額されることを示すチケット使用確認領域TCR2が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによってチケット使用実行ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図3-13右側の画面に表示が遷移する。
このチケット使用画面では、タイトル表示領域の下に、使用したチケットとその枚数である「損失カバーチケット×2」の文字と、チケットを使用したことを示す「損失カバーチケットを使いました」の文字が表示されている。また、それらの文字の下には、「カバーチケット200」を2枚使ったことで運用損失の一部を取り戻し喜ぶ犬のイラストが表示されている。
イラストの下には、チケット使用画面を抜けるための「OK」の文字で示される機能ボタンが表示されている。
また、運用中ポイント評価額表示領域AVR2には、チケット使用分のポイント「400」ポイントを取得したことに伴い、運用中ポイント評価額が「2,400」ポイントに増加し、ポイント運用損失が「-100」ポイントに軽減されたことが示されている。
<処理>
本変形例における処理は、限定ではなく例として、図3-4において、S310のステップにおいて、サーバ10の制御部11は、チケット発行管理データのチケット付与条件を満たす場合、S320のステップにおいて、チケット付与条件を満たす種別のチケットを付与するようにすればよい。
なお、S310~S330のステップを、S110やS130のステップの後に実行するようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。また、図3-5のA280:NOの場合、図3-4のA110のステップの前に処理を戻し、図3-5のS290:NOの場合、図3-4のS110のステップの前に処理を戻すようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、図3-5のA360のステップにおいて、端末20Aの制御部21は、限定ではなく例として、端末20Aの入出力部23に対する入力(ユーザ操作)に基づいて、使用するチケットを選択し、通信I/F22によってサーバ10に送信するようにすればよい。
そして、図3-5のS270のステップにおいて、サーバ10の制御部11は、選択されたチケットの使用時効果を累計したポイント数を変動後運用ポイント数またはポイント残高あるいはその両方に加算させる処理を行うようにすればよい。
なお、選択されたチケットの使用時効果で得られるポイント数が運用損失ポイントを上回る場合、加算させるポイント数を運用損失ポイントまでに抑えるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
本変形例は、サーバ10の制御部11が、ユーザに対して複数のカバーチケット(限定ではなく、複数の権利に関する情報の一例)が関連付けられ、複数のチケットの使用に基づいて運用ポイントリセット処理(限定ではなく、増加させる処理の一例)を実行する構成を示している。
このような構成により得られる変形例の効果の一例として、ユーザに対して複数の権利に関する情報が関連付けられ、複数の権利に関する情報の使用に基づいて、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させる処理が行われるようにすることができる。
<第4実施例>
第2実施例~第3実施例では、運用損失リセット確認領域には、運用損失リセットに伴う運用中ポイント評価額の変化を表示させることとしたが、これに限定されない。限定ではなく例として、指標値が上昇中である場合、運用損失リセットを実行する必要性が低い可能性が高い。また、指標値が下降中である場合、その指標値に関連するポイントを増加させても、再度運用中ポイント評価額が下がってしまう可能性が高い。
第4実施例は、運用損失リセット確認領域に、指標値の見通しに関する表示を加えて表示させる実施例である。
<表示画面>
図4-1~図4-2は、本実施例において端末20の表示部24に表示される画面の遷移の一例を示す図である。
図4-1左側は、限定ではなく例として、ユーザA.Aの端末20Aの表示部24に表示されるポイント運用アプリケーションの運用状況確認画面である。
この画面では、タイトル表示領域の下に、運用コース名が「うさぎさんコース」の文字で示される運用コースにおける指標値の変動を示すための指標値確認領域ICR2と、運用コース名が「かめさんコース」の文字で示される運用コースにおける指標値の変動を示すための指標値確認領域ICR3とが表示されている。
指標値確認領域ICR2では、日時「2020年11月25日11:32」現在の「うさぎさんコース」におけるポイント運用損益が「-500」ポイントであることが示されている。また、指標値確認領域ICR3では、「かめさんコース」ではポイント運用を行っていないことが示されている。
運用中ポイント評価額表示領域AVR3には、全ての運用コースにおけるトータルのポイント運用の損益が「-500」ポイントであることが併せて示されている。
運用中ポイント評価額表示領域AVR3の上には、指標値変動後の運用中ポイント総評価額が各運用コースにおける運用追加ポイント数の総和を下回ることに基づいて、「はじめてサポートで500ポイントもらう」の文字で示される運用損失リセットボタンBSB3が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって運用損失リセットボタンBSB3がタップされると、限定ではなく例として、図4-1中央の画面に表示が遷移する。
この運用損失リセット画面では、運用損失リセット確認領域SCR5において、運用損失リセットに伴い、運用中ポイント総評価額が「2,000」ポイントから「2,500」ポイントに「+500」ポイント増額されることが示されている。また、運用損失リセット確認領域SCR5の上部には、運用損失リセットを行う対象となる運用コースである「うさぎさんコース」の指標値が今後上がるか下がるかをユーザのアンケート形式で予想した「みんなの見通し」の文字と、指標値が上がるに投票したユーザ数が「821」人、指標値が下がるに投票したユーザ数が「2,305」人であることとが示されている気配アンケート結果表示領域が表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって運用損失リセット実行ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図4-1右側の画面に表示が遷移する。
この運用損失リセット画面では、加算される運用損失ポイントを損した「うさぎさんコース」とは別の運用コースにポイント追加することを促す「損した分の500ポイントを別のコースで運用してみませんか?」の文字が表示されている。また、その下には、「かめさんコース」の指標値確認領域ICR4が表示されている。
指標値確認領域ICR4には、「かめさんコース」の指標値や指標値の推移を示す折れ線グラフに加えて、「かめさんコース」でポイント運用を行っているユーザ数を表す「13,998人が運用中」の文字が加えて表示されている。
指標値確認領域ICR4の下には、加算される運用損失ポイントを「かめさんコース」で運用させるための「はい」の文字で示される代替運用実行ボタンと、「うさぎさんコース」で運用させるための「いいえ」の文字で示される現行運用実行ボタンとが表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって代替運用実行ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図4-2左側の画面に表示が遷移する。
この運用損失リセット画面では、タイトル表示領域の下に、運用ポイントリセット結果表示領域SRR1が表示されている。
運用ポイントリセット結果表示領域SRR1には、運用損失分のポイント「500」ポイントを取得したことと、運用中ポイント総評価額が「2,500」ポイントに増加した(運用開始時のポイントにリセットされた)ことが示されている。
また、その下には、運用損失リセットを行った結果である、運用コースごとの運用中ポイント評価額の推移が表示されている。限定ではなく例として、この画面では、「かめさんコース」の運用中ポイント評価額が「0」ポイントから「500」ポイントに増加している。
運用中ポイント評価額表示領域AVR3には、運用中ポイント総評価額が「2,500」ポイントに増加し、全ての運用コースにおけるトータルのポイント運用の損益が「0」ポイントとなったことが示されている。
運用ポイントリセット結果表示領域SRR1の下には、限定ではなく例として、運用状況確認画面に戻るための「OK」の文字で示される運用ポイントリセット結果確認終了ボタンが表示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって運用ポイントリセット結果確認終了ボタンがタップされると、限定ではなく例として、図4-2中央の画面に表示が遷移する。
この運用状況確認画面では、指標値確認領域ICR2に、日時「2020年11月25日11:32」現在の「うさぎさんコース」における運用中ポイント評価額が「2,000」ポイント、そのポイント運用損益が「-500」ポイントであることが示されている。また、指標値確認領域ICR3では、「かめさんコース」では運用中ポイント評価額が「500」ポイント、そのポイント運用損益が「±0」ポイントであることが示されている。
限定ではなく例として、ユーザによって指標値確認領域ICR3がタップされると、限定ではなく例として、図4-2中央の画面に表示が遷移する。
この運用状況確認画面では、「かめさんコース」の詳細な指標値確認領域ICR5が表示されている。
指標値確認領域ICR5には、現在の指標値や指標値の推移を示す折れ線グラフ、運用中ポイント評価額やポイント運用損益に加えて、「かめさんコース」で運用中のユーザのランキングを表示させるためのランキング表示ボタンRB1が表示されている。
また、指標値確認領域ICR5の下部には、「あなたの見通しは?」の文字で示される気配アンケート表示領域SAR1が表示され、気配アンケート表示領域SAR1内の「上がる」または「下がる」の文字で示されるボタンがタップされることにより、「かめさんコース」の指標値が今後上がるか下がるかのアンケートに投票することができる。
限定ではなく例として、ユーザによってランキング表示ボタンRB1がタップされると、ランキング表示画面に表示が遷移する。
ランキング表示画面では、「かめさんコース」で得られたポイント運用損益における、ユーザのランキングが表示される。
なお、限定ではなく例として、ポイント運用サービス事業者がチャットサービス(チャットアプリケーション)の事業者等とする場合、チャットサービスにおける友だち間でのランキングを表示させるようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
なお、気配アンケート結果を、運用ポイントリセット処理(限定ではなく、増加させる処理の一例)の実行に基づいて表示させることに限定されず、運用ポイントリセット処理が実行されずとも、気配アンケート結果を表示させるようにしてもよいし、そのようにしなくてもよい。
<処理>
本実施例における処理は、限定ではなく例として、第2変形例(6)と同様に実行することが可能なため、再度の説明は省略する。
なお、気配アンケート表示領域SAR1内に対する投票結果は、限定ではなく例として、ポイント運用コース登録データのその他運用コース情報内に記憶させ管理することができる。
<第4実施例の効果>
本実施例は、指標値は、うさぎさんコースの指標値(限定ではなく、第1指標値の一例)を含み、運用ポイントリセット処理(限定ではなく、増加させる処理の一例)に基づいて、うさぎさんコースの指標値(限定ではなく、第1指標値の一例)とは異なるかめさんコースの指標値(限定ではなく、第2指標値の一例)を指標値の候補として表示する制御を端末20A(限定ではなく、情報処理装置の一例)の制御部21によって行う構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、第2ポイントを第3ポイントに増加させる処理に基づいて、第1指標値とは異なる第2指標値を指標値の候補としてユーザに提示することができる。
また、本実施例は、かめさんコースの指標値に関連付けられた気配アンケート結果(限定ではなく、指標値に関連付けられた情報の一例)を表示する制御を端末20A(限定ではなく、情報処理装置の一例)の制御部21によって行う構成を示している。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、指標値に関連付けられた情報をユーザに報知することができる。
また、この場合、気配アンケート結果は、運用ポイントリセット処理(限定ではなく、増加させる処理の一例)の実行に基づいて、制御部21によって表示されるようにすることができる。
このような構成により得られる実施例の効果の一例として、第2ポイント数を第3ポイント数に増加させる処理が実行されたことに基づいて、指標値に関連付けられた情報をユーザに報知することができる。
<他の実施例>
上記の実施例では、買いの処理(限定ではなく例として、運用ポイント追加処理)を行った後、売りの処理を行わない場合について説明したがこれに限定されない。限定ではなく例として、買いの処理の後に運用中の運用コースから運用ポイントを外す売りの処理を行うようにしてもよいし、そうしなくてもよい。
限定ではなく例として、ある運用コースにおいて、「L」回の買いの処理と「M」回の売りの処理とが実行された場合を考える(Lは任意の自然数,Mは0以上の任意の整数)。このとき、この運用コースにおける運用追加ポイント数と変動後運用ポイント数とは、限定ではなく例として、以下の式で算出することができる。
運用追加ポイント数=平均取得額×保有口数
変動後運用ポイント数=変動後の指標値×保有口数
限定ではなく例として、これらの式で算出される運用追加ポイント数と変動後運用ポイント数とを各処理(限定ではなく例として、図1-10のS140のステップやS170のステップ、図2-3のS240のステップやS270のステップ等)において用いるようにすればよい。
運用コースが複数である場合には、限定ではなく例として、運用コースごとの運用追加ポイント数と変動後運用ポイント数とを上記の式に従い算出し、総和を取ればよい。
なお、「L」回の買いの処理を、限定ではなく例として、一定ポイント数(限定ではなく例として、「1,000」ポイント)を所定期間(限定ではなく例として、「30日」)あるいは所定日時(限定ではなく例として、「毎月一日」)ごとに積み立てる買いの処理としてもよいし、そのようにしなくてもよい。売りの処理についても同様である。
<その他>
本開示の手法を適用可能なシステムは、上記のシステムに限定されない。
端末とサーバとを含むシステムに限らず、限定ではなく例として、サーバを含まないシステムを適用することも可能である。これについては、前述した通りである。
また、本開示において、端末20Aの制御部21が受信した情報を表示部24に表示させる制御を、サーバ10の制御部11が送信した情報を表示部13に表示させる制御としてもよいし、そのようにしなくてもよい。
また、上記の実施形態では、ポイント数を「増加させる処理」として説明したが、これを、ポイント数の「損失をなくす処理」としてもよいし、ポイント数を「更新する処理」としてもよい。
1 通信システム
10 サーバ
20 端末
30 ネットワーク

Claims (25)

  1. 情報処理装置によって実行されるプログラムであって、
    値が変動する指標値にユーザのポイントを関連付ける処理を前記情報処理装置の制御部によって行うことと、
    前記指標値の変動に基づいて、前記指標値に関連付けた前記ポイントの数である第1ポイント数が変動され、変動された前記ポイントの数である第2ポイント数が設定された第1設定値以下の場合、前記ユーザによって前記ポイントに関する入力が行われた場合、前記第2ポイント数を前記第2ポイント数よりも大きい第3ポイント数に増加させる処理を前記制御部によって行うこととが前記情報処理装置によって実行される。
  2. 請求項1に記載のプログラムであって、
    前記第1設定値は、前記指標値に関連付けられた前記第1ポイント数に基づく値である。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプログラムであって、
    前記第3ポイント数は、前記指標値に関連付けられた前記第1ポイント数に基づく値である。
  4. 請求項1または請求項2に記載のプログラムであって、
    前記第3ポイント数は、前記第2ポイント数から設定された第2設定値の前記ポイントの数を増加させた値である。
  5. 請求項4に記載のプログラムであって、
    前記増加させる処理は、前記第1ポイント数から前記第2ポイント数への減少に基づく前記ユーザの損失を補填する処理を含む。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記第3ポイント数と前記第2ポイント数との差分に基づく値を示す第1表示を表示する制御を前記制御部によって行うことが前記情報処理装置によって実行される。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記増加させる処理は、前記第2ポイント数が前記第1設定値以下である第1条件と、前記第1条件とは異なる第2条件とを満たす場合、前記ユーザによって前記ポイントに関する前記入力が行われた場合、前記制御部によって行われる。
  8. 請求項7に記載のプログラムであって、
    前記第2条件は、設定された第3設定値以上の前記ポイントの数を前記指標値に関連付けることに関する条件を含む。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記第2ポイント数が前記第1設定値以下の場合、前記増加させる処理に関する第2表示を表示する制御を前記制御部によって行うことが前記情報処理装置によって実行され
    前記ポイントに関する前記入力は、前記第2表示に対する入を含む
  10. 請求項9に記載のプログラムであって、
    設定された期日内の場合、前記第2表示を表示する制御が前記制御部によって行われる。
  11. 請求項10に記載のプログラムであって、
    前記設定された期日に関する通知を表示する制御を前記制御部によって行うことが前記情報処理装置によって実行される。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記増加させる処理は、前記ユーザによる、前記ユーザに関連付けられた、前記ポイントの数を増加させる権利に関する情報の使用に基づいて前記制御部によって行われる。
  13. 請求項12に記載のプログラムであって、
    前記増加させる処理は、前記ユーザに対して複数の前記権利に関する情報が関連付けられ、複数の前記権利に関する情報の使用に基づいて前記制御部によって行われる。
  14. 請求項12または請求項13に記載のプログラムであって、
    前記権利に関する情報は、前記ユーザにより証券口座が開設されたことに基づいて、前記ユーザに関連付けられる。
  15. 請求項12から請求項14のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記権利に関する情報は、前記指標値に関連付けた前記第1ポイント数に基づいて、前記ユーザに関連付けられる。
  16. 請求項15に記載のプログラムであって、
    前記指標値は、複数の指標値を含み、
    前記第1ポイント数は、前記複数の指標値の各々に関連付けた前記ポイントの数の合計の数である。
  17. 請求項12から請求項16のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記権利に関する情報は、前記ユーザにより、前記指標値に前記ポイントの数を関連付けるためのポイント運用口座が開設されたことに基づいて、前記ユーザに関連付けられる。
  18. 請求項12から請求項17のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記権利に関する情報は、有効期限が設定されている。
  19. 請求項18に記載のプログラムであって、
    前記有効期限に基づく通知を表示する制御を前記制御部によって行うことが前記情報処理装置によって実行される。
  20. 請求項1から請求項19のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記指標値は、第1指標値を含み、
    前記増加させる処理に基づいて、前記第1指標値とは異なる第2指標値を前記指標値の候補として表示する制御を前記制御部によって行うことが前記情報処理装置によって実行される。
  21. 請求項1から請求項20のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記指標値に関連付けられた情報を表示する制御を前記制御部によって行うことが前記情報処理装置によって実行される。
  22. 請求項21に記載のプログラムであって、
    前記増加させる処理の実行に基づいて、前記指標値に関連付けられた情報を表示する制御が前記制御部によって行われる。
  23. 情報処理装置の情報処理方法であって、
    値が変動する指標値にユーザのポイントを関連付ける処理を前記情報処理装置の制御部によって行うことと、
    前記指標値の変動に基づいて、前記指標値に関連付けた前記ポイントの数である第1ポイント数が変動され、変動された前記ポイントの数である第2ポイント数が設定された第1設定値以下の場合、前記ユーザによって前記ポイントに関する入力が行われた場合、前記第2ポイント数を前記第2ポイント数よりも大きい第3ポイント数に増加させる処理を前記制御部によって行うこととを含む。
  24. 情報処理装置であって、
    値が変動する指標値にユーザのポイントを関連付ける処理を行い、前記指標値の変動に基づいて、前記指標値に関連付けた前記ポイントの数である第1ポイント数が変動され、変動された前記ポイントの数である第2ポイント数が設定された第1設定値以下の場合、前記ユーザによって前記ポイントに関する入力が行われた場合、前記第2ポイント数を前記第2ポイント数よりも大きい第3ポイント数に増加させる処理を行う制御部を備える。
  25. 情報処理装置であって、
    メモリに記憶されたプログラムを読み出し、前記プログラムに基づいて処理を実行するプロセッサーを備え、
    前記プロセッサーは、
    値が変動する指標値にユーザのポイントを関連付ける処理を行うことと、
    前記指標値の変動に基づいて、前記指標値に関連付けた前記ポイントの数である第1ポイント数が変動され、変動された前記ポイントの数である第2ポイント数が設定された第1設定値以下の場合、前記ユーザによって前記ポイントに関する入力が行われた場合、前記第2ポイント数を前記第2ポイント数よりも大きい第3ポイント数に増加させる処理を行うこととを実行する。
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