JP7146480B2 - Ledストロボ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主として、写真撮影用のLEDストロボ装置に関する。
撮影目的の多様化に伴い、比較的操作が簡単で安価なストロボ装置において、撮影者自身がストロボ光の発光量、色温度を調整できるものも望まれている。そのため、光量を一定で色温度を変化させることができ、且つ、色温度を変えず光量を変化させることのできるLEDストロボ装置が求められている。
ストロボ撮影時の環境に応じてストロボ光の色温度を調整可能なストロボ装置については、特許文献1で開示されている。
開示されたストロボ装置は、発光色が異なる4種類以上のLEDをストロボ光源とし、被写界の色温度等に応じてシステムコントローラにより各LEDの発光量を制御することにより、発光バランスを制御するものである。
特開2007-86178号公報
ところで、上述のストロボ装置は、撮影者自身が発光量や色温度を調整できる構成になっていない。また、回路構成がCPUやメモリ等を備えた複雑な構成で安価な構成となっていない。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたものであり、その目的とするところは、 撮影者自身が発光量、色温度を調整できる比較的操作が簡単で安価なLEDストロボ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、1LEDと、前記第1LEDよりも色温度の高い第2LEDと、前記第1LEDを第1電流値、前記第2LEDを前記第1電流値よりも低い第2電流値により順次定電流パルス幅駆動する制御部と、前記第1LEDを前記第1電流値で駆動したときの単位時間あたりの光量と、前記第2LEDを前記第2電流値で駆動したときの単位時間あたりの光量とが等しくなるように設定する電流値設定部と、を備え、前記制御部は、前記第1LEDの駆動パルス幅と前記第2LEDの駆動パルス幅の合計幅を変えずに、前記第1LEDの駆動パルス幅と前記第2LEDの駆動パルス幅の比率を変化させる色温度可変制御部と、前記第1LEDの駆動パルス幅と前記第2LEDの駆動パルス幅の比率を変えずに、前記第1LEDの駆動パルス幅と前記第2LEDの駆動パルス幅の合計幅を変化させる光量可変制御部、とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1において、前記第1LEDと前記第2LEDは、共通のドライバを備え、前記第1LEDは、第1可変抵抗により第1閾値電圧が設定される第1コンパレータに接続され、前記第2LEDは、第2可変抵抗により第2閾値電圧が設定される第2コンパレータに接続され、前記第1LEDは、前記第1閾値電圧となるタイミングまで発光し、前記第2LEDは、前記第1閾値電圧となるタイミングから前記第2閾値電圧となるタイミングまで発光することを特徴とするものである。
本発明によれば、互いに発光色が異なる第1LEDと第2LEDとを光源とし、第1LEDの駆動パルス幅と第2LEDの駆動パルス幅の合計幅を変えずに第1LEDの駆動パルス幅と第2LEDの駆動パルス幅の比率を変化させることにより混色光の色温度を可変でき、第1LEDの駆動パルス幅と第2LEDの駆動パルス幅の比率を変えずに第1LEDの駆動パルス幅と第2LEDの駆動パルス幅の合計幅を変化させることにより混色光の光量を可変できる。
これにより、撮影者自身が発光量、色温度を調整できる比較的操作が簡単で安価なLEDストロボ装置が提供できる。
LEDの電流対光量特性を示すグラフある。 LEDの電流対色温度特性を示すグラフある。 発光色が異なる2種類のLEDによる混色光の電流対光量・色温度特性を示すグラフである。 LEDの発光時間対色温度特性を示すグラフある。 LEDの発光時間対光量特性を示すグラフある。 (A)発光色が異なる2種類のLEDの駆動時間の比を1:1で一定とした場合の混色光の発光時間対光量・色温度特性を示すグラフである。(B)発光色が異なる2種類のLEDの発光時間の合計を10msecとし、各発光色の発光時間割合を変えた場合の混色光の光量・色温度特性を示すグラフである。 LEDストロボ装置を構成する回路図である。 発光色が異なる2種類のLEDによる混色光の光量を可変する場合の夫々のLEDの発光タイミングチャートである。 発光色が異なる2種類のLEDによる混色光の色温度を可変する場合の夫々のLEDの発光タイミングチャートである。
以下、この発明の好適な実施形態を図1~図9を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
本発明のLEDストロボ装置は、発光色(色温度)が異なる複数種のLEDを光源とし、夫々のLEDからの出射光の加法混色により得られる光(以下、「混色光」と呼称する)をストロボ光として被写体に向けて照射するものである。
LEDストロボ装置の具体的な実施形態では、相対的に色温度の低い白色光を出射するLED(以下、「第1LED」と呼称する)と、相対的に色温度の高い白色光を出射するLED(以下、「第2LED」と呼称する)の2種類のLEDで光源を構成し、第1LEDからの出射光と第2LEDからの出射光による混色光をストロボ光とすると共に、ストロボ光の光量(明るさ)及び色温度(色調)を撮影者自身が容易に調整できるような構成を備えている。
色温度の異なる複数種のLEDの夫々からの出射光による混色光の光量及び色温度を変える場合、主に、夫々のLEDの駆動(発光)電流を制御して対応する方法と、夫々のLEDの駆動(発光)時間を制御して対応する方法の2つの方法が考えられる。
そのうち、駆動電流を制御して光量及び色温度を調整する方法は、LEDの電気光学特性を十分考慮して対応する必要がある。つまり、LEDは駆動電流に対して出射光の光量がリニアに変化しないためである(図1のグラフ参照)。
図1のグラフは、色温度の低い第1LED及び第1LEDよりも色温度の高い第2LEDの夫々における印加可能な最大の駆動電流値を100%としたときの電流比に対する光量(lux・s)の変化を示す図である。
なお、以下の実施例において第1LEDおよび第2LEDは、いずれも白色LEDであり、第1LEDは電球色、第2LEDは昼光色と呼称される発光色を示す。
図1のグラフより、第1LED及び第2LEDはいずれも電流比に対して光量がリニアに変化しておらず、同時に、第1LEDと第2LEDとでは電流比に対する光量の変化率が異なると共に第1LEDよりも第2LEDの方が変化率が大きいことがわかる。
また、LEDは、駆動電流によって出射光の色温度が変化する(図2のグラフ参照)。
図2のグラフは、色温度の低い第1LED及び第1LEDよりも色温度の高い第2LEDの夫々において印加可能な最大の駆動電流値を100%としたときの電流比に対する色温度(K)の変化を示す図である。第1LEDの色温度は右側縦軸の目盛に対応し、第2LEDの色温度は左側縦軸の目盛に対応する。
図2のグラフより、第1LED及び第2LEDはいずれも電流比に対して色温度が大きく変化しており、同時に、第1LEDと第2LEDとでは電流比に対する色温度の変化率が異なると共に第1LEDよりも第2LEDの方が変化率が大きいことがわかる。
したがって、第1LEDの出射光と第2LEDの出射光による混色光も、駆動電流に対して光量はリニアに変化せず、同時に色温度も変化する(図3のグラフ参照)
図3のグラフは、色温度の低い第1LED及び第1LEDよりも色温度の高い第2LEDを、夫々の印加可能な最大の駆動電流値を100%としたときの、電流値を同じ割合で変化させたときの混色光の、電流比値に対する光量(lux・s)の変化及び色温度(K)の変化を示す図である。光量の変化は右側縦軸の目盛に対応し、色温度の変化は左側縦軸の目盛に対応する。
図3のグラフより、第1LED及び第2LEDの夫々の駆動電流を変えることによって混色光の光量を変えようとすると、第1LED及び第2LEDの電流比に対する色温度の変化率が異なるため色温度も変わってしまうことがわかる。また、第1LED及び第2LEDの夫々の駆動電流を変えることにより混色光の色温度を変えようとすると光量も変わってしまうことがわかる。
以上のことより、第1LED及び第2LEDによる混色光に対して、夫々の駆動電流を制御することにより光量及び色温度を互いに影響を及ぼさないように可変するためには、夫々のLEDの電気光学的な特性把握及びそれに基づく複雑な電流制御が必要となり、ハード及びソフトの両面で効率的な方法とは言い難い。
そこで、本発明のストロボ装置は、第1LED及び第2LEDの夫々の駆動電流を一定とするとともに、第1LEDを駆動する第1電流値および第2LEDを駆動する第2電流値を、単位時間あたりの第1LEDの光量と第2LEDの光量とが等しくなるように設定する。これにより、第1LED及び第2LEDの夫々の駆動時間(発光時間)の合計の長さのみまたは両LEDの駆動時間(発光時間)の比のみを制御することにより、混色光の光量のみ(色温度を変えず)または色温度のみ(光量を変えず)を変えることができる。
つまり、第1LED及び第2LEDの夫々のLEDは、それぞれ一定の電流値においては、駆動時間によって出射光の色温度が変化することはほとんどない(図4のグラフ参照)。
図4のグラフは、色温度の低い第1LED及び第1LEDよりも色温度の高い第2LEDの夫々における駆動電流一定時の駆動時間(msec)に対する色温度の変化を示す図である。第1LEDの色温度は右側縦軸の目盛に対応し、第2LEDの色温度は左側縦軸の目盛に対応する。
図4のグラフより、第1LED及び第2LEDはいずれも、夫々の駆動電流を一定にして駆動時間を変えても色温度がほとんど変わらないことがわかる。
また、LEDは駆動時間に対して出射光の光量がほぼリニアに変化する(図5のグラフ参照)。
図5のグラフは、色温度の低い第1LED及び第1LEDよりも色温度の高い第2LEDの夫々における駆動時間に対する光量の変化を示す図である。
図5のグラフより、第1LED及び第2LEDはいずれも駆動時間に対して光量がリニアに変化していることがわかる。
したがって、第1LEDの出射光と第2LEDの出射光による混色光も、合計駆動時間に対して光量はリニアに変化し、同時に色温度の変化はほとんどない(図6のグラフ参照)
図6のグラフは、色温度の低い第1LED及び第1LEDよりも色温度の高い第2LEDを、定電流パルス幅駆動により夫々の駆動時間で駆動したときの混色光の光量の変化及び色温度の変化を示す図である。第1LEDを駆動する第1電流値および第2LEDを駆動する第2電流値は、単位時間あたりの光量が等しくなるように設定した。光量の変化は右側縦軸の目盛に対応し、色温度の変化は左側縦軸の目盛に対応する。
図6(A)は、第1LEDの駆動時間と第2LEDの駆動時間との比を1:1に固定した場合の混色光の光量変化及び色温度の変化を示している。図6(A)のグラフにおいて、横軸は第1LEDおよび第2LEDの駆動時間を示す。つまり、図6(A)のグラフにおける横軸10msecは、第1LEDの駆動時間および第2LEDの駆動時間のそれぞれを10msecとした場合を示し、合計駆動時間は、20msecとなる。
図6(B)においては、第1LEDおよび第2LEDの駆動時間の合計の時間を10msecとして測定した、光量変化および色温度変化について、第2LEDの駆動時間(発光時間)を横軸として示す。
図6(A)のグラフより、第1LED及び第2LEDの駆動時間の比率を一定として駆動時間を変えることで混色光の光量を変える場合も、色温度の変化がほとんどないことがわかる。
また、図6(B)のグラフより、第1LED及び第2LEDの夫々の駆動時間の比率を変えることにより混色光の色温度を変えても、第1LEDの駆動時間と第2LEDの駆動時間の合計駆動時間を一定とすることで、混色光の光量が変わることがない。
以上のことより、第1LED及び第2LEDによる混色光に対して、夫々の駆動時間の比のみ(合計駆動時間は一定)、または、駆動時間のみ(駆動時間の比は一定)を制御することにより光量及び色温度を互いに影響を及ぼさないように可変することができる。これにより、撮影者自身が発光量、色温度を調整できる比較的操作が簡単で安価なストロボ装置が実現する。
具体的な混色方法としては、まず、第1LEDと第1LEDよりも色温度の高い第2LEDの夫々の駆動電流を設定する。色温度の低い第1LEDと色温度の高い第2LEDとでは、互いに同じ電流値で駆動した場合、色温度の高い第2LEDの方が色温度の低い第1LEDよりも出射光量が多い傾向がある。そのため、第1LEDの駆動電流を設定してそのときの単位時間あたりの出射光量が第2LEDの単位時間あたりの出射光量と同等になるように該第2LEDの駆動電流を設定する。
このとき、第1LEDの駆動電流は、パルス駆動における最大定格値に近い電流値に設定することができる。
第1LEDの出射光と第2LEDの出射光とによる混色光の色温度の可変(調整)は、第1LEDの駆動時間と第2LEDの駆動時間との比を変えることで可能になる。このとき、第1LEDの駆動時間と第2LEDの駆動時間の合計を一定にすることで光量を一定に保つことができる。
換言すると、第1LEDの駆動時間と第2LEDの駆動時間の合計時間を一定に保ったまま第1LEDの駆動時間と第2LEDの駆動時間の比を変えることにより光量が変わることなく色温度のみを変えることができる。
一方、第1LEDの出射光と第2LEDの出射光とによる混色光の光量の可変(調整)は、第1LEDの駆動時間と第2LEDの駆動時間の合計駆動時間を変えることで可能になる。このとき、第1LEDの駆動時間と第2LEDの駆動時間との比を一定にすることで色温度を一定に保つことができる。
換言すると、第1LEDの駆動時間と第2LEDの駆動時間との比を一定に保ったまま第1LEDの駆動時間と第2LEDの駆動時間の合計駆動時間を変えることにより色温度が変わることなく光量のみを変えることができる。
図7は、第1LEDの出射光と第2LEDの出射光とによる混色光の色温度及び光量を可変するための回路図の一例である。
図7より、発光信号1がLEDドライバ2に入力されると、LEDドライバ2が動作を開始すると同時に、発光信号ラインにつながるトランジスタQ5及びトランジスタQ6が順次ONしてトランジスタQ6を通じて電源3から電流ミラー回路4に電流が供給され、電流ミラー回路4を構成する可変抵抗VR1にトランジスタQ7を介して電流が流れると同時に、同様に電流ミラー回路4を構成するコンデンサCにトランジスタQ8を介して定電流の充電電流が流れ、コンデンサCの接地側と反対側の端子につながる第1コンパレータ5及び第2コンパレータ6の夫々の非反転入力端子に、直線的に上昇するコンデンサCの端子電圧V0が入力される。
第1コンパレータ5の反転入力端子には、トランジスタQ6、抵抗R及び可変抵抗VR2で構成された直列回路における可変抵抗VR2の分圧電圧V1(第1閾値電圧)が入力され、第2コンパレータ6の反転入力端子には、同様にトランジスタQ6、抵抗R及び可変抵抗VR2で構成された直列回路における可変抵抗VR2の端子電圧V2(第2閾値電圧))が入力されている。
第1コンパレータ5と第2コンパレータ6は、発光信号1がLEDドライバ2へ入力された時点ではいずれの出力もLとなっており、第1コンパレータ5の出力につながるトランジスタQ1がON状態で第1LED7がVRで設定された電流値で発光する。このとき、第2コンパレータ6の出力につながるトランジスタQ2も同様にONになろうとするが、トランジスタQ2につながるトランジスタQ3が第1コンパレータ5の出力によってON状態にあるため、ONにならずOFF状態となって第2LED8が非発光になる。
その後、コンデンサCの充電によって端子電圧V0が可変抵抗VR2で分圧設定された第1閾値電圧のV1まで上昇すると第1コンパレータ5の出力がHとなってトランジスタQ1がOFF状態となって第1LED7が非発光となる。このとき、同様にトランジスタQ3もOFFとなってトランジスタQ2がON状態になり、トランジスタQ2につながるトランジスタQ4も連動してONになるため第2LED8がVRとVRの合成で設定された電流値で発光する。
更に、コンデンサCの端子電圧V0が上昇して抵抗Rと可変抵抗VR2とで設定された、第2閾値電圧のV2に達すると、第2コンパレータ6の出力がHとなってトランジスタQ2がOFF状態となり、第2LED8が非発光になる。
図8及び図9は、上記LEDの発光制御回路によって制御される第1LED7と第2LED8の夫々の駆動(発光)のタイミングを示すタイミングチャートである。そのうち、図9は、第1LED7の出射光と第2LED8の出射光による混色光の色温度を可変する場合のタイミングチャートであり、図8は、混色光の光量を可変する場合のタイミングチャートである。
図8(a)は、可変抵抗VR1を調整(コンデンサCの端子電圧V0の時間変化を調整)して混色光の光量を可変するときの、コンデンサCの端子電圧V0の時間変化を示すグラフV0(a)及びV0(b)である。V0(a)及びV0(b)は、可変抵抗VR1を異なる抵抗値に設定したときの時間変化を示しており、V0(a)はV0(b)よりも可変抵抗VR1の抵抗値が大きい場合を示している。
図8(b)は、コンデンサCの端子電圧V0の時間変化がV0(a)の特性を有するときの第1LEDと第2LEDの発光のタイミングチャートであり、図8(c)は、コンデンサCの端子電圧V0の時間変化がV0(b)の特性を有するときの第1LEDと第2LEDの発光のタイミングチャートである。
図8(b)において、第1LED7の発光時間は、発光信号1が入力された時点からコンデンサCの端子電圧V0(a)が可変抵抗VR2の分圧電圧で設定された第1閾値電圧V1になるまでの時間であり、第2LED8の発光時間は、コンデンサCの端子電圧V0(a)が可変抵抗VR2の分圧電圧で設定された第1閾値電圧V1になった時点(換言すると、第1LED7が非発光になった時点)から抵抗Rと可変抵抗VR2とで設定された第2閾値電圧V2になるまでの時間である。
図8(c)において、第1LED7の発光時間は、発光信号1が入力された時点からコンデンサCの端子電圧V0(b)が可変抵抗VR2の分圧電圧で設定された第1閾値電圧V1になるまでの時間であり、第2LED8の発光時間は、コンデンサCの端子電圧V0(b)が可変抵抗VR2の分圧電圧で設定された第1閾値電圧V1になった時点(換言すると、第1LED7が非発光になった時点)から抵抗Rと可変抵抗VR2とで設定された第2閾値電圧V2になるまでの時間である。
したがって、第1LED7と第2LED8の夫々は、時分割のワンショットパルス駆動で順次発光すると共に発光時間の比率はV1/V2で決まり、V1/V2を一定にして可変抵抗VR1の抵抗値を調整してコンデンサCの端子電圧V0の時間勾配を可変することにより、混色光の色温度が変わることなく光量のみを変えることができる。
図9(a)は、可変抵抗VR2を調整(第1閾値電圧を調整)して混色光の色温度を可変するときの、コンデンサCの端子電圧V0の時間変化を示すグラフV0と、可変抵抗VR2の分圧電圧で設定された電圧V1(a)及びV1(b)の関係を示している。電圧V1(a)及びV1(b)は、可変抵抗VR2を調整して設定した第1閾値電圧を示しており、V1(b)はV1(a)よりも電圧値が高い場合を示している。
図9(b)は、可変抵抗VR2による第1閾値電圧がV1(a)のときの第1LED7と第2LED8の発光のタイミングチャートであり、図9(c)は、可変抵抗VR2による第1閾値電圧がV1(b)のときの第1LED7と第2LED8の発光のタイミングチャートである。
図9(b)において、第1LED7の発光時間は、発光信号1が入力された時点からコンデンサCの端子電圧V0が可変抵抗VR2の分圧電圧で設定された第1閾値電圧がV1(a)になるまでの時間であり、第2LED8の発光時間は、コンデンサCの端子電圧V0が可変抵抗VR2の分圧電圧で設定された第1閾値電圧がV1(a)になった時点(換言すると、第1LED7が非発光になった時点)から抵抗Rと可変抵抗VR2とで設定された第2閾値電圧V2になるまでの時間である。
図9(c)において、第1LED7の発光時間は、発光信号1が入力された時点からコンcデンサCの端子電圧V0が可変抵抗VR2の分圧電圧で設定された第1閾値電圧がV1(b)になるまでの時間であり、第2LED8の発光時間は、コンデンサCの端子電圧V0が可変抵抗VR2の分圧電圧で設定された第1閾値電圧がV1(b)になった時点(換言すると、第1LED7が非発光になった時点)から抵抗Rと可変抵抗VR2とで設定された第2閾値電圧V2になるまでの時間である。
したがって、第1LED7と第2LED8の夫々は、時分割のワンショットパルス駆動で順次発光すると共に合計発光時間は第2閾値電圧V2で決まり、V2を一定にして可変抵抗VR2を調整して第1閾値電圧V1を可変することにより、光量が変わることなく色温度のみを変えることができる。
なお、上記第1LED及び第2LEDによる混色光の光量可変及び色温度可変において、夫々のLEDの発光時間の合計はカメラのシャッター開放時間よりも短くする必要があり、10msec以下程度に設定するのが好ましい。そこで、第1LED及び第2LEDはいずれも短時間のパルス発光で使用されるため、駆動電流の電流値は、直流駆動における最大定格値よりも大きい電流値での駆動が可能なパルス駆動における最大定格値を採用することがきる。そのため、第1LED及び第2LEDを大電流のパルス駆動で発光することができ、十分な光量を確保することができる。
以上説明したように、本発明のLEDストロボ装置は、互いに発光色(色温度)が異なる第1LEDと第2LEDを光源とし、シャッター操作に連動して発せられる発光信号がストロボ回路に送られると、ストロボ回路では第1LEDと第2LEDを約10msecの短時間の間に時分割で順次ワンショットパルス駆動し、夫々のLEDの時間差の発光による加法混色のストロボ光が被写体を照明する。
このように、夫々のLEDがパルス駆動で発光するため、直流駆動における最大定格値よりも大きい電流値でLEDを駆動することができ、ストロボ光で明るく照明された被写体をカメラで鮮明に撮影することができる。
また、撮影目的の多様化に対応できるように、ストロボ回路に、第1LEDの発光時間を制御する発光時間制御手段と第2LEDの発光時間を制御する発光時間制御手段を有しており、夫々の発光時間制御手段を適宜制御することにより、光量を一定に保ったままで異なる色温度のストロボ光を出射することができ、且つ、色温度を一定に保ったままで異なる光量のストロボ光を出射することができる。
ストロボ回路のこれら発光時間制御手段は、いずれも外部からの制御が可能なように設けられており、被写体あるいは撮影目的に合わせて撮影者自身が比較的簡単な操作によってストロボ光の光量及び色温度を自由に且つ容易に調整することができる。
また、上記ストロボ装置は、ワンショットの発光信号によって第1LEDと第2LEDの夫々がワンショットのパルス発光するものであるが、発光信号を繰り返し入力することにより第1LEDと第2LEDの繰り返し発光が可能となって他の照明装置にも用いることができる。
1… 発光信号
2… LEDドライバ
3… 電源
4… 電流ミラー回路
5… 第1コンパレータ
6… 第2コンパレータ
7… 第1LED
8… 第2LED

Claims (2)

  1. 1LEDと、前記第1LEDよりも色温度の高い第2LEDと、
    前記第1LEDを第1電流値、前記第2LEDを前記第1電流値よりも低い第2電流値により順次定電流パルス幅駆動する制御部と、
    前記第1LEDを前記第1電流値で駆動したときの単位時間あたりの光量と、前記第2LEDを前記第2電流値で駆動したときの単位時間あたりの光量とが等しくなるように設定する電流値設定部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1LEDの駆動パルス幅と前記第2LEDの駆動パルス幅の合計幅を変えずに、前記第1LEDの駆動パルス幅と前記第2LEDの駆動パルス幅の比率を変化させる色温度可変制御部と、
    前記第1LEDの駆動パルス幅と前記第2LEDの駆動パルス幅の比率を変えずに、前記第1LEDの駆動パルス幅と前記第2LEDの駆動パルス幅の合計幅を変化させる光量可変制御部、とを備えることを特徴とするLEDストロボ装置。
  2. 前記第1LEDと前記第2LEDは、共通のドライバを備え、
    前記第1LEDは、第1可変抵抗により第1閾値電圧が設定される第1コンパレータに接続され、
    前記第2LEDは、第2可変抵抗により第2閾値電圧が設定される第2コンパレータに接続され、
    前記第1LEDは、前記第1閾値電圧となるタイミングまで発光し、
    前記第2LEDは、前記第1閾値電圧となるタイミングから前記第2閾値電圧となるタイミングまで発光することを特徴とする請求項1に記載のLEDストロボ装置。
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