JP7142330B2 - コネクタ用カバーおよび車載装置 - Google Patents

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Description

本開示は、接続技術に関し、特にフラットケーブルとコネクタとが接続された状態において使用されるコネクタ用カバーおよび車載装置に関する。
フラットケーブルを機器に対して電気接続する際に、あらかじめ機器にコネクタを配置しておき、フラットケーブルの端子がコネクタに内挿され、かつ端子がコネクタの電極部に接触される。また、コネクタにはロック片が設けられ、ロック片を操作することによって、フラットケーブルとコネクタとの接続がロック状態にされる。しかしながら、フラットケーブルとコネクタとが接続している状態において、外力あるいは機器振動等によりフラットケーブルに引っ張り力が加えられると、引っ張り力によってフラットケーブルはコネクタのロック片を強制的に解除してしまい、接続が外れることがある。接続状態を保持するために、コネクタの一部を覆う押さえ板部を有するフラットケーブルクランプが使用される(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-54076号公報
基板に配置されたコネクタにフラットケーブルを接続した状態において、フラットケーブルクランプは、コネクタとフラットケーブルとを固定する。このようなフラットケーブルクランプによって接続状態は確実に保持されやすくなるが、基板上に占めるフラットケーブルクランプの面積が大きいので、基板を小型化する場合にフラットケーブルクランプの使用が困難になる。
本開示はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、専有面積の増加を抑制しながら、コネクタとフラットケーブルとの接続状態を保持する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様のコネクタ用カバーは、フラットケーブルを接続可能な基板上のコネクタを挟んで、基板に取付可能である第1柱部と第2柱部と、コネクタとフラットケーブルとの接続部分を覆いながら、第1柱部と第2柱部との間に延びる桁部とを備える。コネクタは、コネクタとフラットケーブルとの接続がロック状態にされる第1位置と、コネクタとフラットケーブルとの接続が非ロック状態にされる第2位置との間で移動可能なロック片を備える。第1柱部と第2柱部と桁部の一部は、第1位置と第2位置との間に配置され、第1柱部は、基板におけるコネクタが設置された上面に対向する第1上板部と、基板における上面とは反対側の下面に対向する第1下板部と、基板の側面に対向する第1側板部とが接続された第1把持部を備え、第2柱部は、基板における上面に対向する第2上板部と、基板における下面に対向する第2下板部と、基板の側面に対向する第2側板部とが接続された第2把持部を備える。
本開示の別の態様は、車載装置である。この装置は、基板と、フラットケーブルを接続可能な基板上のコネクタと、コネクタを挟んで、基板に取り付けられる第1柱部と第2柱部と、コネクタとフラットケーブルとの接続部分を覆いながら、第1柱部と第2柱部との間に延びる桁部とを備えるコネクタ用カバーとを備える。コネクタは、コネクタとフラットケーブルとの接続がロック状態にされる第1位置と、コネクタとフラットケーブルとの接続が非ロック状態にされる第2位置との間で移動可能なロック片を備える。第1柱部と第2柱部と桁部の一部は、第1位置と第2位置との間に配置され、第1柱部は、基板におけるコネクタが設置された上面に対向する第1上板部と、基板における上面とは反対側の下面に対向する第1下板部と、基板の側面に対向する第1側板部とが接続された第1把持部を備え、第2柱部は、基板における上面に対向する第2上板部と、基板における下面に対向する第2下板部と、基板の側面に対向する第2側板部とが接続された第2把持部を備える。
本開示によれば、専有面積の増加を抑制しながら、コネクタとフラットケーブルとの接続状態を保持できる。
図1(a)-(b)は、実施例1に係るフラットケーブルとコネクタとが接続された構造を示す斜視図である。 図2(a)-(b)は、図1(a)-(b)のフラットケーブルとコネクタにコネクタ用カバーが接続された構造を示す斜視図である。 図3(a)-(f)は、図2(a)-(b)のコネクタ用カバーの構造を示す図である。 図4(a)-(d)は、実施例1に係る車載装置の構造を示す斜視図である。 図5(a)-(e)は、図4(a)-(d)の車載装置の構造を示す図である。 図1(a)-(b)のロック片が第2位置である場合にコネクタ用カバーが接続された構造を示す断面図である。 図7(a)-(b)は、実施例2に係るフラットケーブルとコネクタとが接続された構造を示す斜視図である。 図8(a)-(b)は、図8(a)-(b)のフラットケーブルとコネクタにコネクタ用カバーが接続された構造を示す斜視図である。 図9(a)-(f)は、図8(a)-(b)のコネクタ用カバーの構造を示す図である。 図10(a)-(d)は、実施例2に係る車載装置の構造を示す斜視図である。 図11(a)-(e)は、図10(a)-(d)の車載装置の構造を示す図である。 図7(a)-(b)のロック片が第2位置である場合にコネクタ用カバーが接続された構造を示す断面図である。
(実施例1)
本開示を具体的に説明する前に、概要を述べる。本実施例は、車両に搭載可能な車載装置に関する。車載装置は半導体素子等を搭載した基板を備え、当該基板にはコネクタが配置される。コネクタにフラットケーブルの端子が内挿されることによって、コネクタにフラットケーブルが接続される。さらに、コネクタにはロック片が設けられ、ロック片は、基板に近い第1位置と、基板から遠い第2位置との間で蝶番式に移動可能である。ロック片は、第1位置において接続をロック状態にし、第2位置において接続を非ロック状態にする。ロック片を第1位置に位置することによって接続がロック状態にされている場合であっても、フラットケーブルに外力が加わることによって、ロック片が第1位置から第2位置に動かされてしまうことがある。その結果、非ロック状態になり、車両の振動等によって、コネクタからフラットケーブルが外れてしまうことがある。このようなロック片の移動を防止するために、例えば、特許文献1のようなフラットケーブルクランプが使用される。一方、車載装置の小型化が求められているので、基板上に搭載される半導体素子等の密度が高くなる。しかしながら、フラットケーブルクランプは、基板上においてコネクタよりも大きな面積を専有するので、基板上に搭載される半導体素子等の密度が高い状況において使用に適さない。そのため、専有面積の増加を抑制しながら、ロック片の移動を防止することが求められる。
本実施例に係る車載装置では、コネクタを挟んで基板に取付可能な第1柱部と第2柱部と、第1柱部と第2柱部との間に延びる桁部を備えるコネクタ用カバーが使用される。コネクタ用カバーの桁部は、フラットケーブルとコネクタとを接続し、ロック片を第1位置に位置させた状態において、フラットケーブルとコネクタとの接続部分を覆うように配置される。その結果、桁部が、ロック片の第1位置から第2位置への移動を防止する。また、第1柱部と第2柱部の専有面積は、桁部を支えることができる程度でよいので、コネクタよりも小さくできる。以下の説明において、「平行」、「直交」は、完全な平行、直交だけではなく、誤差の範囲で平行、直交からずれている場合も含むものとする。また、「略」は、おおよその範囲で同一であるという意味である。
図1(a)-(b)は、フラットケーブル30とコネクタ20とが接続された構造を示す斜視図である。図1(a)-(b)に示すように、x軸、y軸、z軸からなる直交座標系が規定される。x軸、y軸は互いに直交する。z軸は、x軸およびy軸に垂直であり、車載装置1000の上下方向に延びる。また、x軸、y軸、z軸のそれぞれの正の方向は、図1(a)-(b)における矢印の方向に規定され、負の方向は、矢印と逆向きの方向に規定される。ここでは、x軸の正方向を「前方」、「前側」、x軸の負方向を「後方」、「後側」、y軸の正方向を「右方」、「右側」、y軸の負方向を「左方」、「左側」、z軸の正方向を「上方」、「上側」、z軸の負方向を「下方」、「下側」ということもある。そのため、x軸は前後方向に延び、y軸は左右方向に延び、z軸は上下方向に延びるといえる。
図1(a)は、ロック片24が第1位置50である場合の状態を示し、図1(b)は、ロック片24が第2位置52である場合の状態を示す。車載装置1000の下側筐体110の上側には、x-y平面に広がる基板10が、側面12を前側に向けながら設置される。基板10上には半導体素子等が搭載されるが、ここでは省略する。基板10上にはコネクタ20も設置される。以下では、基板10におけるコネクタ20が設置された面を上面14と呼び、基板10における上面14とは反対側の面を下面16と呼ぶ。コネクタ20は、本体22、ロック片24を含む。本体22は、左右方向に長い箱形状を有する。本体22の上側を覆うように、左右方向に長い板形状のロック片24が設けられる。ロック片24は、本体22における回転軸26を中心に蝶番式に移動可能である。つまり、ロック片24は、図1(a)のような基板10に近い第1位置50と、図1(b)のような基板10から遠い第2位置52との間で蝶番式に移動可能である。
フラットケーブル30の先端部には、左右方向に長い端子32が設けられる。端子32は、本体22の前側から本体22に差し込まれる。この差込により、フラットケーブル30とコネクタ20は電気的に接続される。このような状態において、図1(a)のようにロック片24が第1位置50に固定されると、コネクタ20とフラットケーブル30との接続がロック状態にされる。しかしながら、ロック状態にされていても、フラットケーブル30に外力が加わることによって、ロック片24が第1位置50から第2位置52に移動することがある。図1(a)のようにロック片24が第2位置52に移動すると、コネクタ20とフラットケーブル30との接続が非ロック状態にされる。非ロック状態のまま、車載装置1000が車両に搭載されると、車両の振動により、端子32が本体22から外れてしまうおそれがある。
図2(a)-(b)は、フラットケーブル30とコネクタ20にコネクタ用カバー200が接続された構造を示す斜視図である。図2(a)は、フラットケーブル30とコネクタ20に接続したコネクタ用カバー200を前側から見た場合を示し、図2(b)は、フラットケーブル30とコネクタ20に接続したコネクタ用カバー200を後側から見た場合を示す。また、図3(a)-(f)は、コネクタ用カバー200の構造を示す。図3(a)は、コネクタ用カバー200を上側から見た場合を示し、図3(b)は、コネクタ用カバー200を左側から見た場合を示し、図3(c)は、コネクタ用カバー200を前側から見た場合を示す。図3(d)は、コネクタ用カバー200を右側から見た場合を示し、図3(e)は、コネクタ用カバー200を後側から見た場合を示し、図3(f)は、コネクタ用カバー200を下側から見た場合を示す。
コネクタ用カバー200は、第1柱部210、第2柱部220、桁部230を含み、例えば、樹脂により一体的に形成される。第1柱部210は、第1把持部240、第1分岐部252、第1爪部254、第1柱貫通孔280、第1板部282、第1ラトル防止当てリブ286、第1リブ防止部288を含み、第1把持部240は、第1上板部242、第1下板部244、第1側板部246、第1側板貫通孔248、第1基板当てリブ250を含む。第2柱部220は、第2把持部260、第2分岐部272、第2爪部274、第2柱貫通孔290、第2板部292、第2ラトル防止当てリブ296、第2リブ防止部298を含み、第2把持部260は、第2上板部262、第2下板部264、第2側板部266、第2側板貫通孔268、第2基板当てリブ270を含む。桁部230は、対向面232を含む。
第1柱部210は、上下方向に延びる柱形状を有し、下側に第1把持部240を備える。第1把持部240は、上面14に対向する第1上板部242と、下面16に対向する第1下板部244と、第1上板部242と第1下板部244との前側端を接続する第1側板部246とを有する。このような構造により、第1上板部242と第1下板部244との間は、後側において開口する。開口した部分を基板10の側面12に対向させ、下側筐体110に設けられた第1切り欠き140aに第1把持部240を通過させながら、第1把持部240が基板10に差し込まれる。その際、ロック片24は第1位置50であるとする。この差込により、第1側板部246を側面12に対向させながら、第1把持部240が基板10を把持する。第1把持部240による把持によって、第1柱部210は基板10に取り付けられる。
第2柱部220は、第1柱部210とは左右対称で上下方向に延びる柱形状を有し、下側に第2把持部260を備える。第2把持部260は、上面14に対向する第2上板部262と、下面16に対向する第2下板部264と、第2上板部262と第2下板部264との前側端を接続する第2側板部266とを有する。このような構造により、第2上板部262と第2下板部264との間は、後側において開口する。開口した部分を基板10の側面12に対向させ、下側筐体110に設けられた第2切り欠き140bに第2把持部260を通過させながら、第2把持部260が基板10に差し込まれる。その際も、ロック片24は第1位置50であるとする。この差込により、第2側板部266を側面12に対向させながら、第2把持部260が基板10を把持する。第2把持部260による把持によって、第2柱部220は基板10に取り付けられる。
ここで、第1柱部210と第2柱部220との左右方向の間隔は、コネクタ20の左右方向の長さよりも長くされる。そのため、第1柱部210と第2柱部220は、左右方向においてコネクタ20を挟んで基板10に取り付けられる。第1柱部210と第2柱部220との間には、左右方向に延びる棒形状の桁部230が配置される。桁部230は、上面14に対向する対向面232を有する。対向面232は、第1柱部210と第2柱部220が基板10に取り付けられた状態において、コネクタ20とフラットケーブル30との接続部分40であって、かつロック片24が第1位置50である接続部分40を覆う。つまり、対向面232は、第1位置50と第2位置52との間に配置される。これにより、第1位置50のロック片24が第2位置52に移動することが防止される。
以下では、コネクタ用カバー200の構造をさらに詳細に説明するために、図4(a)-(d)、図5(a)-(e)も使用する。図4(a)-(d)は、車載装置1000の構造を示す斜視図である。図4(a)は、コネクタ用カバー200を取り付ける前の筐体100の構造を示す。筐体100は、下側筐体110、上側筐体120を含み、下側筐体110と上側筐体120とが組み合わされた構造において、前側が開口した箱形状を有する。下側筐体110、基板10、コネクタ20、フラットケーブル30は、図1(a)と同一である。筐体100の内部において、基板10の上側には上側基板18が設置される。
図4(b)は、図4(a)に対してコネクタ用カバー200を基板10に取り付けた構造を示す。基板10、コネクタ20、フラットケーブル30、コネクタ用カバー200は、図2(a)-(b)と同一である。図4(c)は、図4(b)に対してフラットケーブル30を上側に向かって折り曲げた構造を示す。図4(d)は、図4(c)に対して、筐体100の開口部分に前側蓋部130を取り付けた構造を示す。前側蓋部130は、板形状を有し、筐体100に含まれてもよい。
図5(a)-(e)は、車載装置1000の構造を示す。図5(a)は、図4(d)の筐体100を前側から見た場合を示し、図5(b)は、図4(c)の筐体100を前側から見た場合を示す。図5(c)は、図5(a)のA-A’線による断面図であり、図5(d)は、図5(a)のB-B’線による断面図であり、図5(e)は、図5(a)のC-C’線による断面図である。図5(c)-(e)によって、基板10、コネクタ20、フラットケーブル30、コネクタ用カバー200の関係が示される。
図3(c)-(e)、図5(e)に示されるように、第2側板部266には、前後方向に貫通する第2側板貫通孔268が設けられる。第2側板貫通孔268が設けられることによって、第2側板部266が撓みやすくなる。その結果、基板10の厚み(高さ)が個体差を有していても、第2側板部266が撓むことによって、第2把持部260による基板10の把持が可能になる。また、第2下板部264の後側端の近傍には第2基板当てリブ270が設けられる。第2基板当てリブ270は、上側に向かって突出し、第2把持部260に基板10が差し込まれた状態において、基板10の下面16に接触する。第2基板当てリブ270の接触によって、第2把持部260による把持が強化される。
図3(b)、(c)、(e)に示されるように、第1側板部246には、前後方向に貫通する第1側板貫通孔248が設けられる。第1側板貫通孔248が設けられることによって、第1側板部246が撓みやすくなる。その結果、基板10の厚み(高さ)が個体差を有していても、第1側板部246が撓むことによって、第1把持部240による基板10の把持が可能になる。また、第1下板部244の後側端の近傍には第1基板当てリブ250が設けられる。第1基板当てリブ250は、上側に向かって突出し、第1把持部240に基板10が差し込まれた状態において、基板10の下面16に接触する。第1基板当てリブ250の接触によって、第1把持部240による把持が強化される。
図3(b)-(e)に示されるように、第1柱部210における左側の面、つまり桁部230とは反対側の面には第1分岐部252が設けられる。第1分岐部252は、左側に延びてから、第1柱部210における左側の面と略平行に下側に延びる。第1分岐部252は、第1柱部210の左側の面との間隔を広げたり狭めたりするように撓む。第1分岐部252の左側の面には、左側に突出する第1爪部254が設けられる。前述のごとく、第1柱部210を基板10に取り付ける際、第1把持部240は第1切り欠き140aを通過する。その際、第1柱部210の左側の面と第1分岐部252との間隔が狭められる。第1切り欠き140aを通過後、第1柱部210の左側の面と第1分岐部252との間隔が広げられ、さらに、第1爪部254が下側筐体110に引っかけられる。これにより、第1柱部210が基板10から引き抜かれにくくされる。
また、第2柱部220における右側の面、つまり桁部230とは反対側の面には第2分岐部272が設けられる。第2分岐部272は、右側に延びてから、第2柱部220における右側の面と略平行に下側に延びる。第2分岐部272は、第2柱部220の右側の面との間隔を広げたり狭めたりするように撓む。第2分岐部272の右側の面には、右側に突出する第2爪部274が設けられる。前述のごとく、第2柱部220を基板10に取り付ける際、第2把持部260は第2切り欠き140bを通過する。その際、第2柱部220の右側の面と第2分岐部272との間隔が狭められる。第2切り欠き140bを通過後、第2柱部220の右側の面と第2分岐部272との間隔が広げられ、さらに、第2爪部274が下側筐体110に引っかけられる。これにより、第2柱部220が基板10から引き抜かれにくくされる。
図3(b)、(c)、(e)、図5(c)に示されるように、第1柱部210には、前後方向に貫通する第1柱貫通孔280が設けられる。第1柱貫通孔280内には、下側が第1柱部210に固定され、かつ上側が開放された第1板部282が設けられる。第1板部282は、上下方向に延びる板形状を有する。第1板部282は、下側端を軸にして上側が前後方向に移動可能である。第1板部282の前側には、前側に向かって突出する第1ラトル防止当てリブ286が設けられる。これは、コネクタ20からフラットケーブル30に向かう方向側の面から突出するといえる。第1柱部210を基板10に取り付け、かつ下側筐体110と上側筐体120に前側蓋部130を取り付けた場合、車両の振動によって、第1柱部210と前側蓋部130との接触と非接触が繰り返されることによって、ラトルが発生する。第1ラトル防止当てリブ286が前側蓋部130に接触し、かつ第1板部282が前後方向に移動可能であるので、ラトルの発生が抑制される。また、第1ラトル防止当てリブ286の破損を防止するために、第1ラトル防止当てリブ286の上側は、第1リブ防止部288によって覆われる。
図3(c)-(e)に示されるように、第2柱部220には、前後方向に貫通する第2柱貫通孔290が設けられる。第2柱貫通孔290内には、下側が第2柱部220に固定され、かつ上側が開放された第2板部292が設けられる。第2板部292は、上下方向に延びる板形状を有する。第2板部292は、下側端を軸にして上側が前後方向に移動可能である。第2板部292の前側には、前側に向かって突出する第2ラトル防止当てリブ296が設けられる。これは、コネクタ20からフラットケーブル30に向かう方向側の面から突出するといえる。第2柱部220を基板10に取り付け、かつ下側筐体110と上側筐体120に前側蓋部130を取り付けた場合、車両の振動によって、第2柱部220と前側蓋部130との接触と非接触が繰り返されることによって、ラトルが発生する。第2ラトル防止当てリブ296が前側蓋部130に接触し、かつ第2板部292が前後方向に移動可能であるので、ラトルの発生が抑制される。また、第2ラトル防止当てリブ296の破損を防止するために、第2ラトル防止当てリブ296の上側は、第2リブ防止部298によって覆われる。
図3(b)、(d)、図5(d)、(e)に示されるように、第1柱部210の前側および上側の部分が、前側に突出する。また、第2柱部220の前側および上側の部分が、前側に突出する。当該部分の下側にはスロープが形成される。これらの部分の下側にはスロープが形成される。当該スロープにより、第1把持部240および第2把持部260を基板10に差し込む際に、第1柱部210および第2柱部220がコネクタ20等に衝突することが抑制される。
図3(c)、(e)、図5(d)に示されるように、桁部230おける対向面232は、第1柱部210側の部分と第2柱部220側の部分よりも中央部分において上側になるように形成される。そのため、桁部230は、アーチ形状を有する。これは、第1柱部210側の部分と第2柱部220側の部分よりも中央部分において、桁部230が接続部分40から離間することに相当する。このような形状によって、仮にコネクタ用カバー200の桁部230にそりがあっても、桁部230によって接続部分40を押しすぎることが抑制される。
図3(a)、(f)に示されるように、桁部230は、第1柱部210から後側に延びてから、右側に延び、さらに前側に延びて第2柱部220に接続される。これは、第1柱部210および第2柱部220が取り付けられる基板10の側面12付近よりも、接続部分40が後側に配置されるからである。このような桁部230の形状において、第1柱部210から後側に延びる部分と、第2柱部220から後側に延びる部分とは、斜め方向の面を有する。このような構造によって、桁部230おける対向面232は、第1柱部210側の部分と第2柱部220側の部分においても、ロック片24を覆う。そのため、ロック片24の移動の防止が可能になる。
これまでは、コネクタ用カバー200を基板10に取り付ける際に、ロック片24が第1位置50であることを前提としている。以下では、ロック片24が第2位置52である場合を説明する。図6は、ロック片24が第2位置52である場合にコネクタ用カバー200が接続された構造を示す断面図である。これは、図5(e)と同様に示される。ロック片24が第2位置52であるので、第2把持部260を基板10に差し込む際にロック片24が第2柱部220と干渉する。そのため、側面12と第2側板部266の間隔が狭くなるまで差し込むことができない。その結果、コネクタ用カバー200を基板10に取り付けることができない。
本実施例によれば、第1柱部210と第2柱部220と桁部230の一部は、第1位置50と第2位置52との間に配置されるので、ロック片24の第1位置50から第2位置52への移動を防止できる。また、ロック片24の第1位置50から第2位置52への移動が防止されるので、コネクタ20とフラットケーブル30との接続状態を保持できる。また、第1柱部210と第2柱部220の面積が小さいので、専有面積の増加を抑制できる。また、対向面232が、第1位置50と第2位置52との間に配置されるので、ロック片24の第1位置50から第2位置52への移動を防止できる。また、第1柱部210側の部分と第2柱部220側の部分よりも中央部分において、桁部230が接続部分40から離間するので、仮にコネクタ用カバー200の桁部230にそりがあっても、桁部230によって接続部分40が押されすぎることを抑制できる。
また、桁部230おける対向面232は、第1柱部210側の部分と第2柱部220側の部分においても、ロック片24を覆うので、ロック片24の移動を防止できる。また、第1上板部242、第1下板部244、第1側板部246の組合せと、第2上板部262、第2下板部264、第2側板部266の組合せとによって、基板10を把持するので、第1柱部210と第2柱部220とを基板10に取り付けることができる。また、第1側板部246に第1貫通孔が設けられ、第2側板部266に第2貫通孔が設けられるので、基板10の厚みが個体差を有していても、第1側板部246と第2側板部266を撓ませることができる。また、第1側板部246と第2側板部266が撓むので、基板10の厚みに個体差があっても第1柱部210と第2柱部220とを基板10に取り付けることができる。また、第1基板当てリブ250と第2基板当てリブ270を有するので、把持を強化できる。
また、第1爪部254、第2爪部274を下側筐体110に引っかけるので、基板10からコネクタ用カバー200を引き抜くことを防止できる。また、第1ラトル防止当てリブ286と第2ラトル防止当てリブ296を前側蓋部130に接触させるので、ラトルの発生を防止できる。第1ラトル防止当てリブ286と第2ラトル防止当てリブ296とが第1リブ防止部288と第2リブ防止部298によって覆われるので、第1ラトル防止当てリブ286と第2ラトル防止当てリブ296の破損を防止できる。また、第1柱部210と第2柱部220の前側および上側の部分の下側にはスロープが形成されるので、第1柱部210および第2柱部220がコネクタ20等に衝突することを抑制できる。
(実施例2)
次に、実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、車両に搭載可能な車載装置1000において、フラットケーブル30を接続したコネクタ20のロック片24の移動を防止するためのコネクタ用カバー200に関する。実施例1においてロック片24は、基板10に近い第1位置50と、基板10から遠い第2位置52との間で蝶番式に移動可能である。一方、実施例2においてロック片24は、コネクタ20の本体22に近い第1位置50と、コネクタ20の本体22から遠い第2位置52との間でスライド式に移動可能である。このようなロック片24の移動方向の違いにより、実施例2に係るコネクタ用カバー200においてロック片24の移動を防止する部分が実施例1とは異なる。以下では、実施例1との差異を中心に説明する。
図7(a)-(b)は、フラットケーブル30とコネクタ20とが接続された構造を示す斜視図である。図7(a)は、ロック片24が第1位置50である場合の状態を示し、図7(b)は、ロック片24が第2位置52である場合の状態を示す。コネクタ20は、本体22、ロック片24を含む。本体22は、左右方向に長い箱形状を有する。本体22の前側を覆うように、左右方向に長い板形状のロック片24が設けられる。ロック片24は、上面14に沿って本体22に対してスライド式に移動可能である。つまり、ロック片24は、図7(a)のような本体22に密着する第1位置50と、図7(b)のような本体22から離れる第2位置52との間でスライド式に移動可能である。
図8(a)-(b)は、フラットケーブル30とコネクタ20にコネクタ用カバー200が接続された構造を示す斜視図である。図8(a)は、フラットケーブル30とコネクタ20に接続したコネクタ用カバー200を前側から見た場合を示し、図8(b)は、フラットケーブル30とコネクタ20に接続したコネクタ用カバー200を後側から見た場合を示す。また、図9(a)-(f)は、コネクタ用カバー200の構造を示す。図9(a)は、コネクタ用カバー200を上側から見た場合を示し、図9(b)は、コネクタ用カバー200を左側から見た場合を示し、図9(c)は、コネクタ用カバー200を前側から見た場合を示す。図9(d)は、コネクタ用カバー200を右側から見た場合を示し、図9(e)は、コネクタ用カバー200を後側から見た場合を示し、図9(f)は、コネクタ用カバー200を下側から見た場合を示す。
コネクタ用カバー200は、第1柱部210、第2柱部220、桁部230を含み、例えば、樹脂により一体的に形成される。第1柱部210は、第1柱貫通孔280、第1板部282、第1ラトル防止当てリブ286、第1リブ防止部288、第1脚部300を含む。第2柱部220は、第2柱貫通孔290、第2板部292、第2ラトル防止当てリブ296、第2リブ防止部298、第2脚部310を含む。
第1柱部210は、上下方向に延びる柱形状を有し、下側に第1脚部300を備える。第1脚部300も上下方向に延びる。このような構造により、ロック片24が第1位置50である場合に、下側筐体110と基板10との隙間に上側から第1脚部300が挿入され、下側筐体110に設けられた第1貫通孔150aに第1脚部300が固定される。このような固定によって、第1柱部210は基板10に取り付けられる。
第2柱部220は、上下方向に延びる柱形状を有し、下側に第2脚部310を備える。第2脚部310も上下方向に延びる。このような構造により、ロック片24が第1位置50である場合に、下側筐体110と基板10との隙間に上側から第2脚部310が挿入され、下側筐体110に設けられた第2貫通孔150bに第2脚部310が固定される。このような固定によって、第2柱部220は基板10に取り付けられる。
第1柱部210における後側の面と、第2柱部220における後側の面は、第1位置50と第2位置52との間に配置される。ここで、後側の面は、コネクタの本体22側の面に相当する。これにより、第1位置50のロック片24が第2位置52に移動することが防止される。
図10(a)-(d)は、車載装置1000の構造を示す斜視図である。これは、図4(a)-(d)に対応する。また、図11(a)-(e)は、車載装置1000の構造を示す。これは、図5(a)-(e)に対応する。ここでは、図10(a)-(d)、図11(a)-(e)の説明を省略する。
これまでは、コネクタ用カバー200を基板10に取り付ける際に、ロック片24が第1位置50であることを前提としている。以下では、ロック片24が第2位置52である場合を説明する。図12は、ロック片24が第2位置52である場合にコネクタ用カバー200が接続された構造を示す断面図である。これは、図11(e)と同様に示される。ロック片24が第2位置52であるので、下側筐体110と基板10との間に第2脚部310に挿入する際にロック片24が第2柱部220と干渉する。そのため、第2脚部310が第2貫通孔150bに到達するまで差し込むことができない。その結果、コネクタ用カバー200を基板10に取り付けることができない。
本実施例によれば、第1柱部210におけるコネクタ20の本体22側の面と、第2柱部220におけるコネクタ20の本体22側の面が、第1位置50と第2位置52との間に配置されるので、ロック片24の第1位置50から第2位置52への移動を防止できる。また、ロック片24の第1位置50から第2位置52への移動が防止されるので、コネクタ20とフラットケーブル30との接続状態を保持できる。また、第1柱部210と第2柱部220の面積が小さいので、専有面積の増加を抑制できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様のコネクタ用カバー200は、フラットケーブル30を接続可能な基板10上のコネクタ20を挟んで、基板10に取付可能である第1柱部210と第2柱部220と、コネクタ20とフラットケーブル30との接続部分40を覆いながら、第1柱部210と第2柱部220との間に延びる桁部230とを備える。コネクタ20は、コネクタ20とフラットケーブル30との接続がロック状態にされる第1位置50と、コネクタ20とフラットケーブル30との接続が非ロック状態にされる第2位置52との間で移動可能なロック片24を備える。第1柱部210と第2柱部220と桁部230の一部は、第1位置50と第2位置52との間に配置される。
この態様によると、第1柱部210と第2柱部220と桁部230の一部は、第1位置50と第2位置52との間に配置されるので、専有面積の増加を抑制しながら、コネクタ20とフラットケーブル30との接続状態を保持できる。
ロック片24は、基板10に近い第1位置50と、基板10から遠い第2位置52との間で蝶番式に移動可能であり、桁部230において基板10に対向する対向面232は、第1位置50と第2位置52との間に配置されてもよい。この場合、対向面232が、第1位置50と第2位置52との間に配置されるので、ロック片24の第1位置50から第2位置52への移動を防止できる。
桁部230おける対向面232は、第1柱部210側の部分と第2柱部220側の部分よりも中央部分において、コネクタ20とフラットケーブル30との接続部分40から離間してもよい。この場合、第1柱部210側の部分と第2柱部220側の部分よりも中央部分において、対向面232が接続部分40から離間するので、桁部230によって接続部分40が押されすぎることを防止できる。
桁部230おける対向面232は、第1柱部210側の部分と第2柱部220側の部分においても、ロック片24を覆う。この場合、第1柱部210側の部分と第2柱部220側の部分においても、ロック片24を覆うので、ロック片24の移動を防止できる。
第1柱部210は、基板10におけるコネクタ20が設置された上面に対向する第1上板部242と、基板10における上面とは反対側の下面に対向する第1下板部244と、基板10の側面に対向する第1側板部246とが接続された第1把持部240を備えてもよい。第2柱部220は、基板10における上面に対向する第2上板部262と、基板10における下面に対向する第2下板部264と、基板10の側面に対向する第2側板部266とが接続された第2把持部260を備えてもよい。この場合、第1上板部242、第1下板部244、第1側板部246の組合せと、第2上板部262、第2下板部264、第2側板部266の組合せとによって、基板10を把持するので、第1柱部210と第2柱部220とを基板10に取り付けることができる。
第1側板部246は、第1貫通孔を備えてもよい。第1下板部244は、基板10における下面に向かって突出する第1基板当てリブ250を備えてもよい。第2側板部266は、第2貫通孔を備えてもよい。第2下板部264は、基板10における下面に向かって突出する第2基板当てリブ270を備えてもよい。この場合、第1側板部246に第1貫通孔が設けられ、第2側板部266に第2貫通孔が設けられるので、基板10の厚みに個体差があっても第1柱部210と第2柱部220とを基板10に取り付けることができる。
第1柱部210は、桁部230とは反対側の面から突出する第1爪部254を備えてもよい。第2柱部220は、桁部230とは反対側の面から突出する第2爪部274を備えてもよい。この場合、第1爪部254、第2爪部274を備えるので、基板10からコネクタ用カバー200を引き抜くことを防止できる。
第1柱部210は、コネクタ20からフラットケーブル30に向かう方向側の面から突出する第1ラトル防止当てリブ286を備えてもよい。第2柱部220は、コネクタ20からフラットケーブル30に向かう方向側の面から突出する第2ラトル防止当てリブ296を備えてもよい。この場合、第1ラトル防止当てリブ286と第2ラトル防止当てリブ296とを備えるので、ラトルの発生を防止できる。
ロック片24は、コネクタ20の本体22に密着する第1位置50と、コネクタ20の本体22から離れる第2位置52との間で基板10上に沿ってスライド式に移動可能であり、第1柱部210におけるコネクタ20の本体22側の面と、第2柱部220におけるコネクタ20の本体22側の面は、第1位置50と第2位置52との間に配置されてもよい。この場合、第1柱部210におけるコネクタ20の本体22側の面と、第2柱部220におけるコネクタ20の本体22側の面が、第1位置50と第2位置52との間に配置されるので、ロック片24の第1位置50から第2位置52への移動を防止できる。
本開示の別の態様は、車載装置1000である。この装置は、基板10と、フラットケーブル30を接続可能な基板10上のコネクタ20と、コネクタ20を挟んで、基板10に取り付けられる第1柱部210と第2柱部220と、コネクタ20とフラットケーブル30との接続部分40を覆いながら、第1柱部210と第2柱部220との間に延びる桁部230とを備えるコネクタ用カバー200とを備える。コネクタ20は、コネクタ20とフラットケーブル30との接続がロック状態にされる第1位置50と、コネクタ20とフラットケーブル30との接続が非ロック状態にされる第2位置52との間で移動可能なロック片24を備える。第1柱部210と第2柱部220と桁部230の一部は、第1位置50と第2位置52との間に配置される。
この態様によると、第1柱部210と第2柱部220と桁部230の一部は、第1位置50と第2位置52との間に配置されるので、専有面積の増加を抑制しながら、コネクタ20とフラットケーブル30との接続状態を保持できる。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 基板、 12 側面、 14 上面、 16 下面、 18 上側基板、 20 コネクタ、 22 本体、 24 ロック片、 26 回転軸、 30 フラットケーブル、 32 端子、 40 接続部分、 50 第1位置、 52 第2位置、 100 筐体、 110 下側筐体、 120 上側筐体、 130 前側蓋部、 140 切り欠き、 150 貫通孔、 200 コネクタ用カバー、 210 第1柱部、 220 第2柱部、 230 桁部、 232 対向面、 240 第1把持部、 242 第1上板部、 244 第1下板部、 246 第1側板部、 248 第1側板貫通孔、 250 第1基板当てリブ、 252 第1分岐部、 254 第1爪部、 260 第2把持部、 262 第2上板部、 264 第2下板部、 266 第2側板部、 268 第2側板貫通孔、 270 第2基板当てリブ、 272 第2分岐部、 274 第2爪部、 280 第1柱貫通孔、 282 第1板部、 286 第1ラトル防止当てリブ、 288 第1リブ防止部、 290 第2柱貫通孔、 292 第2板部、 296 第2ラトル防止当てリブ、 298 第2リブ防止部、1000 車載装置。

Claims (9)

  1. フラットケーブルを接続可能な基板上のコネクタを挟んで、前記基板に取付可能である第1柱部と第2柱部と、
    前記コネクタと前記フラットケーブルとの接続部分を覆いながら、前記第1柱部と前記第2柱部との間に延びる桁部とを備え、
    前記コネクタは、前記コネクタと前記フラットケーブルとの接続がロック状態にされる第1位置と、前記コネクタと前記フラットケーブルとの接続が非ロック状態にされる第2位置との間で移動可能なロック片を備え、
    前記第1柱部と前記第2柱部と前記桁部の一部は、前記第1位置と前記第2位置との間に配置され
    前記第1柱部は、前記基板における前記コネクタが設置された上面に対向する第1上板部と、前記基板における前記上面とは反対側の下面に対向する第1下板部と、前記基板の側面に対向する第1側板部とが接続された第1把持部を備え、
    前記第2柱部は、前記基板における前記上面に対向する第2上板部と、前記基板における前記下面に対向する第2下板部と、前記基板の前記側面に対向する第2側板部とが接続された第2把持部を備えることを特徴とするコネクタ用カバー。
  2. 前記ロック片は、前記基板に近い前記第1位置と、前記基板から遠い前記第2位置との間で蝶番式に移動可能であり、
    前記桁部において前記基板に対向する対向面は、前記第1位置と前記第2位置との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ用カバー。
  3. 前記桁部おける前記対向面は、前記第1柱部側の部分と前記第2柱部側の部分よりも中央部分において、前記コネクタと前記フラットケーブルとの接続部分から離間することを特徴とする請求項2に記載のコネクタ用カバー。
  4. 前記桁部おける前記対向面は、前記第1柱部側の部分と前記第2柱部側の部分においても、前記ロック片を覆うことを特徴とする請求項2または3に記載のコネクタ用カバー。
  5. 前記第1側板部は、第1貫通孔を備え、
    前記第1下板部は、前記基板における前記下面に向かって突出する第1基板当てリブを備え、
    前記第2側板部は、第2貫通孔を備え、
    前記第2下板部は、前記基板における前記下面に向かって突出する第2基板当てリブを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のコネクタ用カバー。
  6. 前記第1柱部は、前記桁部とは反対側の面から突出する第1爪部を備え、
    前記第2柱部は、前記桁部とは反対側の面から突出する第2爪部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のコネクタ用カバー。
  7. 前記第1柱部は、前記コネクタから前記フラットケーブルに向かう方向側の面から突出する第1ラトル防止当てリブを備え、
    前記第2柱部は、前記コネクタから前記フラットケーブルに向かう方向側の面から突出する第2ラトル防止当てリブを備えることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のコネクタ用カバー。
  8. 前記ロック片は、前記コネクタの本体に密着する前記第1位置と、前記コネクタの本体から離れる前記第2位置との間で前記基板上に沿ってスライド式に移動可能であり、
    前記第1柱部における前記コネクタの本体側の面と、前記第2柱部における前記コネクタの本体側の面は、前記第1位置と前記第2位置との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ用カバー。
  9. 基板と、
    フラットケーブルを接続可能な前記基板上のコネクタと、
    前記コネクタを挟んで、前記基板に取り付けられる第1柱部と第2柱部と、前記コネクタと前記フラットケーブルとの接続部分を覆いながら、前記第1柱部と前記第2柱部との間に延びる桁部とを備えるコネクタ用カバーとを備え、
    前記コネクタは、前記コネクタと前記フラットケーブルとの接続がロック状態にされる第1位置と、前記コネクタと前記フラットケーブルとの接続が非ロック状態にされる第2位置との間で移動可能なロック片を備え、
    前記第1柱部と前記第2柱部と前記桁部の一部は、前記第1位置と前記第2位置との間に配置され
    前記第1柱部は、前記基板における前記コネクタが設置された上面に対向する第1上板部と、前記基板における前記上面とは反対側の下面に対向する第1下板部と、前記基板の側面に対向する第1側板部とが接続された第1把持部を備え、
    前記第2柱部は、前記基板における前記上面に対向する第2上板部と、前記基板における前記下面に対向する第2下板部と、前記基板の前記側面に対向する第2側板部とが接続された第2把持部を備えることを特徴とする車載装置。
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