JP7141214B2 - 測位装置、測位システム、測位方法 - Google Patents

測位装置、測位システム、測位方法 Download PDF

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本発明は、測位装置、測位システム、測位方法に関する。
例えば、指向性の異なる二種類のビーコン装置を用いて、複数のフロア間を移動する場合であっても精度良く目的位置へ歩行者を誘導することができる技術が知られている(例えば特許文献1)
特開2017-106787号公報
特許文献1に記載されている装置では、指向性を有するビーコン装置を建造物内の各所に設置し、特に、歩行者が異なるフロアにアクセスする箇所に指向性の狭いビーコン装置を設置している。該技術では、これらのビーコン装置から送信される位置情報に基づいて歩行者の現在位置の高度を特定している。しかし、歩行者が所有する受信機が、例えば建造物の所定のフロア(例えば2階)のビーコン装置からの位置情報を受信すべきところ、建造物の所定のフロアとは異なるフロア(例えば3階)のビーコン装置からの位置情報を受信してしまうなど、本来受信すべきビーコン装置の情報とは異なるビーコン装置からの情報を受信してしまうことで、該異なるビーコン装置からの情報に基づいて、人の現在位置や現在高度を特定してしまう虞があった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ビーコン装置から送信される位置情報に基づいて自位置の高さを特定するのではなく、気圧計から取得する気圧情報に基づいて自位置の高さを特定する測位装置を提供することを目的とする。
前述した課題を解決する主たる本発明は、第1高さの第1気圧を示す第1気圧情報と、前記第1高さと異なる第2高さの第2気圧を示す第2気圧情報と、測位対象が存在する高さの第3気圧を示す第3気圧情報と、を取得する取得部と、前記第1気圧情報と、前記第2気圧情報と、前記第3気圧情報に基づいて、前記第1気圧または前記第2気圧のうち前記第3気圧と近い方の気圧に対応する高さを、前記測位対象が存在する高さとして特定する位置特定部と、を備える。
本発明によれば、高さの異なる複数の位置の夫々の気圧情報と、測位する対象が存在する位置の気圧情報と、を比較した結果に基づいて、測位する対象の存在する高さを簡易、正確に特定できるため、上述したように、本来受信すべきビーコン装置ではないビーコン装置から、位置情報を誤受信してしまうことで、測位する対象の存在する高さを誤認識するという不具合を解消することができる。
本実施形態に係る測位システムの一例を示す構成図である。 本実施形態に係る測位システムの異なる配置状況の一例を示す構成図である。 本実施形態に係る測位システムの異なる配置状況の一例を示す構成図である。 本実施形態に係る測位システムの処理手順を示すフロー図である。
図1、図2、図3用いて、測位システム100について以下のとおり説明する。図1は、本実施形態に係る測位システム100の一例を示す構成図である。図2、図3は、本実施形態に係る測位システムの異なる配置状況の一例を示す構成図である。
測位システム100は、建物内において送信装置120および送信側気圧計110を有する人や動物などの生体または無人搬送車(automatic guided vehicle)やコンテナなどの物体(以下、「測位対象10」と称する。)が存在するフロアを特定するシステムである。図1に示すように、測位システム100は、送信側気圧計110と、送信装置120と、受信装置130と、受信側気圧計140と、測位装置150と、を含んで構成されている。なお、受信装置130のうち、建屋1000の第1フロア(例えば1階、以下同じ)に設けられるものを第1受信装置131と称し、第2フロア(例えば地下および2階、以下同じ)に設けられるものを第2受信装置132と称する。また、受信側気圧計140のうち、建屋1000の第1フロアに設けられるものを第1受信側気圧計141と称し、第2フロアに設けられるものを第2受信側気圧計142と称する。
送信側気圧計110は、測位対象10に着脱自在に取り付けたり、測位対象10に後付けしたり、または測位対象10と一体の気圧計である。なお、測位対象10には、動く状態が継続されるものや、動かない状態が継続されるものや、動く状態と動かない状態とが断続的に切り替わるものを含む。送信側気圧計110は、送信装置120と一体であってもよいし別体であってもよい。送信側気圧計110は、上述したように測位対象10に取り付けたり、または測定対象10と一体の汎用の気圧計であればよく、例えばスマートフォンに組み込まれている気圧計や、送信装置120とともに専用端末(不図示)に組み込まれる気圧計である。なお、気圧計には、大気圧を検知して、それをデジタル化する気圧センサが含まれる。送信側気圧計110は、計測した送信側気圧を示す送信側気圧情報を送信装置120に出力する。
送信装置120は、測位対象10に取り付けられる機器、または、測位対象10と一体的に構成されている機器であり、例えばBLEビーコンやWi-Fi送信機である。送信装置120は、送信側気圧計110と電気的に接続され、送信側気圧計110から送信側気圧情報を取得するとともに、送信側気圧情報を電波に乗せて受信装置130に送信する。言い換えると、送信装置120は、測位対象10が存在する高さの送信側気圧を示す送信側気圧情報を受信装置130に送信する。なお、測位対象10が存在する高さとは、例えば、測位対象10が人の場合は人の頭頂から足底までを含む高さをいい、測位対象10が物の場合は物の最も高い位置から最も低い位置までを含む高さをいう。
受信装置130は、建屋1000内の各フロアにおける受信側気圧計140の近傍に設けられる機器であり、例えば異なるネットワーク間を中継するゲートウェイを備えるレシーバーなどの一般的なレシーバーである。なお、受信装置130は、受信側気圧計140と一体的に構成されていてもよい。受信装置130は、送信装置120から送信される各種情報を受信するとともに、無線または有線のネットワーク2000を介して各種情報を測位装置150に送信する。
また、受信装置130は、送信装置120から送信される電波の電波強度を解析し、電波強度を示す電波強度情報を生成する。受信装置130は、送信側気圧情報、電波強度情報および受信側気圧計140で計測される受信側気圧を示す受信側気圧情報を測位装置150に送信する。
以下の説明において、第1受信装置131で生成される電波強度情報を第1電波強度情報と称し、第2受信装置132で生成される電波強度情報を第2電波強度情報と称する。
受信側気圧計140は、少なくとも一台が、建屋1000内の各フロアの所定の位置に設けられている。受信側気圧計140は、例えばエゾ抵抗素子を採用したコンパクトで高精度の気圧計である。なお、受信側気圧計140は、各フロアに設けられるものであればよく、その精度や機能などが限定されるものではない。また、送信側気圧計110と同じ精度や機能を有するものであることが好ましい。
受信側気圧計140のうち、第1受信側気圧計141は、計測した第1受信側気圧を示す第1受信側気圧情報を第1受信装置131に出力し、第2受信側気圧計142は、計測した第2受信側気圧を示す第2受信側気圧情報を第2受信装置132に出力する。
測位装置150は、例えば、送信側気圧計110および受信側気圧計140で計測される気圧と、受信装置130から送信される電波強度情報と、に基づいて、建屋1000内において測位対象10がどこに存在するか特定する装置である。図1に示すように、測位装置150は、例えば、取得部151と、記憶部152と、表示部153と、演算処理部154と、を含んで構成されている。
取得部151は、例えば受信装置130から情報を入力するネットワークインターフェイスである。
記憶部152は、例えば演算処理部154が処理するためのプログラムや各種情報を格納する装置である。記憶部152は、例えば、ハードディスクドライブ、SSDあるいは光学式記憶装置などで構成されている。受信装置130から送信される各種情報や、測定精度を高めるために例えば受信側気圧を中心とした気圧幅の範囲内に設定される気圧幅Aおよび気圧幅Bを示す気圧幅情報などが、記憶部152に格納されている。
表示部153は、演算処理部154で計算した結果を表示する機能を有し、例えば液晶モニターなどである。
演算処理部154は、例えばCPUあるいはMPUなどで構成されている。演算処理部154は、メモリ(不図示)に格納されているプログラムを読み出すことにより、各種機能を実現する。演算処理部154は、気圧校正部154aと、位置特定部154bと、を含んで構成されている。
気圧校正部154aは、各気圧計の誤差を是正するために気圧を校正する機能を有する。気圧校正部154aにおける校正機能には、第1の校正機能と第2の校正機能とがある。なお、気圧校正部154aは、第1の校正機能または第2の校正機能の少なくともいずれか一方を有していればよい。
気圧校正部154aの第1の校正機能は、送信側気圧に基づいて第1受信側気圧および第2受信側気圧を校正する機能である。気圧校正部154aは、例えば、第1受信側気圧情報と送信側気圧情報とに基づいて、第1受信側気圧が送信側気圧と等しくなるように、第1受信側気圧を校正した第1校正気圧を、第1受信側気圧に代えて演算処理部154内で仮想的に取り扱う。さらに、第1受信側気圧と第2受信側気圧との差分を算出し、該差分を第1校正気圧に加えた第2校正気圧を、第2受信側気圧に代えて演算処理部154内で仮想的に取り扱う。なお、第1校正気圧および第2校正気圧に関する情報は、記憶部152に格納される。
図1に示すように、測位対象10が建屋1000内の所定の位置において、送信装置120と受信装置130とが通信可能に接続されたことを契機として、気圧校正部154aは、第1受信側気圧と送信側気圧とを比較する。例えば、測位対象10が建屋1000に入った地点において、送信装置120と第1受信装置131とが通信可能に接続されたとき、第1受信側気圧が“1010hpa”で送信側気圧が“1020hpa”である場合、第1受信側気圧に代えて第1校正気圧“1020hpa”として演算処理部154内で取り扱う。さらに、例えば、第2受信側気圧が“1000hpa”である場合、第1受信側気圧と第2受信側気圧との差分である“-10hpa”を第1校正気圧に加えることにより、第2受信側気圧に代えて第2校正気圧“1010hpa”として演算処理部154内で取り扱う。なお、第1受信側気圧を送信側気圧と相対的な気圧に変換して取り扱ってもよい。
このように、第1受信側気圧を第1校正気圧に変換し第2受信側気圧を第2校正気圧に変換することで、単に送信側気圧と第1受信側気圧および第2受信側気圧とを比較する手法に比べて、位置の特定精度を高めることができる。なお、測位対象10が所定の位置を通過したことは例えば人感センサーなど(不図示)で検出される。また、このように該人感センサーを用いる場合、該人感センサーと受信装置130とを予め関係付けておくことで、第1受信側気圧または第2受信側気圧のいずれを基準として送信側気圧を校正するべきかが明確になる。
気圧校正部154aの第2の校正機能は、建屋1000内の所定の位置に設けられる第1受信側気圧に基づいて送信側気圧を校正する機能である。気圧校正部154aは、例えば、第1受信側気圧情報と送信側気圧情報とに基づいて、送信側気圧が第1受信側気圧と等しくなるように、送信側気圧を校正した第3校正気圧を、送信側気圧に代えて演算処理部154内で仮想的に取り扱う。なお、第3校正気圧に関する情報は、記憶部152に格納される。
図1に示すように、測位対象10が建屋1000内の所定の位置において、送信装置120と受信装置130とが通信可能に接続されたことを契機として、気圧校正部154aは、第1受信側気圧と送信側気圧とを比較する。例えば、所定の位置が建屋1000の第1フロアの入口1100の地点であって、第1受信側気圧が“1010hpa”で送信側気圧が“1020hpa”である場合、送信側気圧に代えて第3校正気圧“1010hpa”として演算処理部154内で取り扱う。
このように、送信側気圧を第3校正気圧に変換することで、単に送信側気圧と第1受信側気圧および第2受信側気圧とを比較する手法に比べて、位置の特定精度を高めることができる。
測位装置150は、上述した機能を有する気圧校正部154aを備えることで、図2に示すような第1受信側気圧計141および第2受信側気圧計142の配置状況において、測位対象10の位置の特定精度を高めることができる。測位対象10が存在する第1フロアに設けられる第1受信側気圧計141で計測される第1受信側気圧と送信側気圧計110で計測される送信側気圧との第1比較結果と、地下に設けられる第2受信側気圧計142で計測される第2受信側気圧と送信側気圧計110で計測される送信側気圧との第2比較結果とでは、第2比較結果に基づいて、送信側気圧が第2受信側気圧に近いという結果を示す。つまり、この場合、測位対象10が地下に存在するように判定される虞がある。このような不具合を解消するために、気圧校正部154aで気圧を校正することにより、測位対象10の位置の特定精度を高めることができる。
位置特定部154bは、気圧情報と電波強度情報とに基づいて、送信装置120が取り付けられた測位対象10の位置を特定する機能を有する。なお、位置特定部154bは、後述する第1~第3の機能のうち少なくとも何れか一つの機能を有していればよい。
位置特定部154bの第1の機能として、位置特定部154bは、第1受信側気圧および第2受信側気圧と、送信側気圧と、を比較して、送信側気圧と第1受信側気圧または第2受信側気圧のいずれか近い方の気圧を特定する。さらに、位置特定部154bは、第1受信装置131で生成される第1電波強度情報と、第2受信装置132で生成される第2電波強度情報と、を比較して電波強度が強い方の受信装置130を特定する。
位置特定部154bは、例えば記憶部152に格納されている受信側気圧計140とそれが配置されるフロアとの対応表(不図示)を参照して、特定された気圧を示す受信側気圧計140が設置されているフロアを特定する。同様に、特定された受信装置130が設置されているフロアを特定し、特定された受信装置130の電波強度に基づいて該フロアにおける測位対象10が存在する範囲を特定する。これにより、位置特定部154bは、特定された受信側気圧計140および特定された受信装置130が設置されているフロアに測位対象10が存在して、該当するフロアの平面視においてどの範囲に測位対象10が存在するかを特定できる。
なお、位置特定部154bにおいて、特定された受信側気圧計140が設置されているフロアと特定された受信装置130が設置されているフロアとが異なる場合は、特定された受信側気圧計140が設置されているフロアを測位対象10が存在するフロアとして優先的に特定することが好ましい。
位置特定部154bの第2の機能として、位置特定部154bは、受信側気圧計140で計測される受信側気圧の夫々に所定の気圧幅を設定し、例えば夫々の受信側気圧を中心とした気圧幅の範囲内に、送信側気圧が含まれるか否かを判定することで、測位対象10の存在する位置を特定する。
図1に示すシステム構成において、第1受信側気圧計141で計測される第1受信側気圧に予め定められた気圧幅Aを設定し、第2受信側気圧計142で計測される第2受信側気圧に予め定められた気圧幅Bを設定する。そうすると、第1受信側気圧計141における気圧の範囲は、例えば第1受信側気圧±気圧幅Aに設定され、第2受信側気圧計142における気圧の範囲は、第2受信側気圧±気圧幅Bに設定される。ここで、第1受信側気圧±気圧幅Aと第2受信側気圧±気圧幅Bとは、夫々が重ならないように設定される。具体的には、例えば、第1受信側気圧が“1000hPa”で第2受信側気圧が“1003hPa”のとき、気圧幅Aを“1hPa”に設定し、気圧幅Bを“1hPa”に設定すると、第1受信側気圧±気圧幅Aが“999hPa~1001hPa”となり、第2受信側気圧±気圧幅Bが“1002hPa~1004hPa”となる。このように、第1受信側気圧計141および第2受信側気圧計142における最小単位において、夫々の設定範囲が連続的になるように気圧幅が設定される。なお、第1受信側気圧および第2受信側気圧を中心として気圧幅が設定されるように説明したが、これに限定されない。例えば、第1受信側気圧+気圧幅Aや第1受信側気圧-気圧幅Aなどのように第1受信側気圧を中心として気圧幅が設定されなくてもよい。第2受信側気圧と気圧幅Bについても同様である。そして、位置特定部154bは、送信側気圧を、第1受信側気圧±気圧幅Aおよび第2受信側気圧±気圧幅Bと比較して、夫々の範囲内に収まっているか否かを判定する。そして、第1受信側気圧±気圧幅Aまたは第2受信側気圧±気圧幅Bのうち、送信側気圧が収まっている方の気圧幅に対応する気圧計を特定する。これにより、位置特定部154bは、該気圧計に対応する高さに測位対象10が存在することを判定できる。したがって、位置特定部154bは、フロア内における受信装置130を設置する位置(例えば天井や側壁)に影響されず、測位対象10が存在する位置を、正確に特定することができる。
位置特定部154bの第3の機能として、位置特定部154bは、所定のフロアに複数の受信装置130と複数の受信側気圧計140が設置されている状況において、複数の受信装置130のうち、いずれの受信装置130の近くに測位対象10が存在しているかを判定する。
図3に示すように、第1フロアに、第11受信側気圧計141aと、第11受信側気圧計141aの近傍に設けられる第11受信装置131aと、第12受信側気圧計141bと、第12受信側気圧計141bの近傍に設けられる第12受信装置131bと、が設置されている状況において、位置特定部154bは、先ず、第1の機能と同様に、第1受信側気圧および第2受信側気圧と、送信側気圧と、を比較して、第1受信側気圧または第2受信側気圧のうち、送信側気圧と近い方の気圧を特定する。この場合、第1受信側気圧を特定したこととして以下説明する。次に、位置特定部154bは、特定された第1受信側気圧を示す、第11受信装置131aおよび第12受信装置131bを認識する。そして、位置特定部154bは、第11受信装置131aで生成される第11電波強度情報と、第12受信装置131bで生成される第12電波強度情報と、を比較して電波強度が強い方の受信装置130を特定する。この場合、位置特定部154bは、送信装置120に近い方の第11受信装置131aを特定する。これにより、位置特定部154bは、特定された第11受信装置131aの近傍に測位対象10が存在することを判定できる。
なお、上述した第1の機能~第3の機能において、気圧校正部154aで送信側気圧を校正した場合は、送信側気圧を第3校正気圧に読み替えて適用するものとする。また、気圧校正部154aで第1受信側気圧および第2受信側気圧を校正した場合は、第1受信側気圧を第1校正気圧に読み替えて、第2受信側気圧を第2校正気圧に読み替えて適用するものとする。
図4を用いて、測位システム100の処理手順について説明する。図4は、本実施形態に係る測位システム100の処理手順を示すフロー図である。
まず、建屋1000の所定の位置において、送信装置120と受信装置130とが通信可能に接続されたことを契機として、測位対象10に取り付けられた送信装置120は、送信側気圧情報を電波に乗せて受信装置130に送信する(S10)。
次に、受信装置130は、送信装置120から送信される送信側気圧情報を受信する(S11)。また、受信装置130は、受信側気圧計140から第1受信側気圧情報および第2受信側気圧情報を取得する。次に、受信装置130は、第1受信側気圧情報、第2受信側気圧情報および送信側気圧情報を測位装置150に送信する(S12)。
次に、受信装置130は、電波の電波強度を算出する(S13)。そして、受信装置130は、電波強度情報を測位装置150に送信する(S14)。
次に、測位装置150の気圧校正部154aは、第1受信側気圧を第1校正気圧に変換し、第2受信側気圧を第2校正気圧に変換する(S15)。これにより、送信側気圧計110と受信側気圧計140とのそれぞれで計測される気圧の誤差を是正することができる。ここでは、気圧校正部154aにおける第1の校正機能を用いて第1受信側気圧を第1校正気圧に変換し、第2受信側気圧を第2校正気圧に変換することとして説明したが、気圧校正部154aにおける第2の校正機能を用いて送信側気圧を第3校正気圧に変換してもよい。
次に、測位装置150の位置特定部154bは、第1校正気圧に気圧幅Aを設定し、第2校正気圧に気圧幅Bを設定する(S16)。ここで、S15において、第1受信側気圧を第1校正気圧に変換せず、第2受信側気圧を第2校正気圧に変換せずに、第1受信側気圧に気圧幅Aを設定し、第2受信側気圧に気圧幅Bを設定してもよい。以下の説明においては、第1校正気圧に気圧幅Aを設定し、第2校正気圧に気圧幅Bを設定することとする。
次に、測位装置150の位置特定部154bは、例えば第1校正気圧±気圧幅Aおよび第2校正気圧±気圧幅Bと送信側気圧とを比較する(S17)。位置特定部154bは、上述の位置特定部154bの第2の機能で説明したように、比較した結果に基づいて測位対象10が建屋1000内のいずれのフロアに存在するかを特定する。ここで、位置特定部154bは、特定された第1受信装置131または第2受信装置132が複数台あると判定したとき、該複数台の夫々の電波強度のうち電波強度が強い受信装置130を特定する。(S18)。特定された受信装置130の設置位置の近くに測位対象10が存在していることがわかる。
上記において、測位システム100は、建屋1000内における測位対象10が存在するフロアを特定するように説明したが、これに限定されない。例えば、建屋1000外で作業をしている測位対象10が存在する高さを特定するために、建屋1000外に受信装置130および受信側気圧計140を設けて、測位装置150で測位対象10が存在する高さを特定できるように構成されていてもよい。
上記において、測位装置150は、第1受信側気圧計141および第2受信側気圧計142から第1受信側気圧情報および第2受信側気圧情報を取得するとして説明したが、これに限定されない。測位装置150は、各フロアの気圧情報を他の装置(不図示)から取得してもよい。
上記において、演算処理部154は気圧校正部154aを含んで構成されているとして説明したがこれに限定されない。演算処理部154は、気圧校正部154aを含んでいなくてもよく、この場合、位置特定部154bにおいては、第1受信側気圧および第2受信側気圧と送信側気圧とを比較して、建物内において測位対象10がいずれのフロアに存在するかを特定する。
上記において、位置特定部154bは、気圧情報と電波強度情報とに基づいて、送信装置120が取り付けされた測位対象10の位置を特定するとして説明したが、これに限定されない。位置特定部154bは、気圧情報のみに基づいて、少なくとも建物内において測位対象10がいずれのフロアに存在するかを特定できればよい。
尚、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
以上説明したように、本実施形態に係る測位装置150は、第1高さの第1受信側気圧を示す第1受信側気圧情報と、第1高さと異なる第2高さの第2受信側気圧を示す第2受信側気圧情報と、測位対象10の存在する高さの送信側気圧を示す送信側気圧情報と、を取得する取得部151と、第1受信側気圧情報と、第2受信側気圧情報と、送信側気圧情報に基づいて、第1受信側気圧または第2受信側気圧のうち送信側気圧と近い方の気圧に対応する高さを、測位対象10が存在する高さとして特定する位置特定部154bと、を備える。本実施形態によれば、気圧情報に基づいて測位対象10の高さを特定するため、本来受信すべきビーコン装置ではないビーコン装置から、位置情報を誤受信してしまうことで、自身の存在する高さを誤認識するという不具合を解消することができる。
また、本実施形態に係る測位システム100は、第1高さの第1受信側気圧を計測する第1受信側気圧計141と、第1高さと異なる第2高さの第2受信側気圧を計測する第2受信側気圧計142と、測位対象10の存在する第3高さの送信側気圧を計測する送信側気圧計110と、第1受信側気圧を示す第1受信側気圧情報と、第2気圧を示す第2受信側気圧情報と、送信側気圧を示す送信側気圧情報と、を取得する取得部152と、第1受信側気圧情報と、第2受信側気圧情報と、送信側気圧情報に基づいて、第1受信側気圧または第2受信側気圧のうち送信側気圧と近い方の気圧に対応する高さを、測位対象10が存在する高さとして特定する位置特定部154bと、を備える。本実施形態によれば、気圧情報に基づいて測位対象10がどの高さに存在するかを簡易に特定することができる。
また、本実施形態に係る測位システム100の位置特定部154bが、第1受信側気圧を含む、予め定められた第1気圧幅を示す第1気圧幅情報と、第2受信側気圧を含む予め定められた第2気圧幅を示す第2気圧幅情報と、送信側気圧情報と、に基づいて、第1気圧幅または第2気圧幅のうち、送信側気圧を含む方の気圧幅に対応する高さを、測位対象10が存在する高さとして特定する。フロア内における受信装置140を設置する位置(例えば天井や側壁)に影響されず、測位対象10が存在する位置を、正確に特定することができる。
また、本実施形態に係る測位システム100において、第1受信側気圧計141が、建物内の所定の第1フロア内に設けられ、第2受信側気圧計142が、第1フロアに隣接する第2フロア内に設けられる。本実施形態によれば、建屋1000内において測位対象10がいずれのフロアに存在するかを特定できる。
また、本実施形態に係る測位システム100は、測位対象10が有し、電波を送信する送信装置120と、第1受信側気圧計141の近傍に設けられ、電波を受信するとともに電波の第1電波強度を算出する第1受信装置131と、第2受信側気圧計142の近傍に設けられ、電波を受信するとともに電波の第2電波強度を算出する第2受信装置132と、をさらに備え、位置特定部154bが、第1受信側気圧および第2受信側気圧と送信側気圧とを比較した結果と、第1電波強度および第2電波強度と、に基づいて、測位対象10の存在する位置を特定する。本実施形態によれば、気圧情報および電波強度情報に基づいて、測位対象10がどの高さに存在して、フロアの平面視におけるどの範囲に存在するかを特定できる。
また、本実施形態に係る測位システム100は、第1受信側気圧計141が、第11受信側気圧計141aと、第11受信側気圧計141aとは異なる位置に設けられる第12受信側気圧計141bと、を有し、第1受信装置130が、第11受信側気圧計141aの近傍に設けられ、電波を受信するとともに電波の第11電波強度を算出する第11受信装置131aと、第12受信側気圧計141bの近傍に設けられ、電波を受信するとともに電波の第12電波強度を算出する第12受信装置131bと、を有し、位置特定部154bが、第11電波強度および第12電波強度のうち、電波強度が強い方を特定することで、測位対象の存在する位置を特定する。本実施形態によれば、位置特定部154bは、特定された受信装置130の近傍に測位対象10が存在することを特定できる。
また、本実施形態に係る測位システム100は、送信装置120と受信装置130とが通信可能に接続されたことを契機として、測位対象10が携帯する送信側気圧計110で計測される送信側気圧に基づいて、第1フロア内に設けられる第1受信側気圧計141で計測される第1受信側気圧を、第1校正気圧に校正し、第1受信側気圧と第2受信側気圧との差分と、第1校正気圧と、に基づいて、第2フロア(例えば地下または2階)内に設けられる第2受信側気圧計142で計測される第2受信側気圧を、第2校正気圧に校正する気圧校正部154aをさらに備える。本実施形態によれば、単に送信側気圧と第1,第2受信側気圧とを比較する手法に比べて、位置の特定精度を高めることができる。
また、本実施形態に係る測位システム100は、送信装置120と受信装置130とが通信可能に接続されたことを契機として、第1フロア内に設けられる第1受信側気圧計141で計測される第1受信側気圧に基づいて、測位対象10が有する送信側気圧計110で計測される送信側気圧を、第3校正気圧に校正する気圧校正部154aをさらに備える。本実施形態によれば、単に送信側気圧と第1,第2受信側気圧とを比較する手法に比べて、位置の特定精度を高めることができる。
10 測位対象
100 測位システム
110 送信側気圧計
120 送信装置
131 第1受信装置
131a 第11受信装置
131b 第12受信装置
132 第2受信装置
141 第1受信側気圧計
141a 第11受信側気圧計
141b 第12受信側気圧計
142 第2受信側気圧計
150 測位装置
154a 気圧校正部
154b 位置特定部
1000 建屋
1100 入口

Claims (9)

  1. 第1高さの第1気圧を示す第1気圧情報と、前記第1高さと異なる第2高さの第2気圧を示す第2気圧情報と、測位対象が存在する高さの第3気圧を示す第3気圧情報と、を取得する取得部と、
    前記第1気圧情報と、前記第2気圧情報と、前記第3気圧情報と、に基づいて、前記第1気圧または前記第2気圧のうち前記第3気圧と近い方の気圧に対応する高さを、前記測位対象が存在する高さとして特定する位置特定部と、
    前記測位対象が有し、電波を送信する送信部と、
    前記第1気圧を計測する第1気圧計の近傍に設けられ、前記電波を受信するとともに前記電波の第1電波強度を算出する第1受信部と、
    前記第2気圧を計測する第2気圧計の近傍に設けられ、前記電波を受信するとともに前記電波の第2電波強度を算出する第2受信部と、を備え、
    前記位置特定部が、前記第1気圧および前記第2気圧と前記第3気圧とを比較した結果と、前記第1電波強度および前記第2電波強度と、に基づいて、前記測位対象の存在する高さを特定する測位装置。
  2. 第1高さの第1気圧を計測する第1気圧計と、
    前記第1高さと異なる第2高さの第2気圧を計測する第2気圧計と、
    測位対象の存在する第3高さの第3気圧を計測する第3気圧計と、
    前記第1気圧を示す第1気圧情報と、前記第2気圧を示す第2気圧情報と、前記第3気圧を示す第3気圧情報と、を取得する取得部と、
    前記第1気圧情報と、前記第2気圧情報と、前記第3気圧情報に基づいて、前記第1気圧または前記第2気圧のうち前記第3気圧と近い方の気圧に対応する高さを、前記測位対象が存在する高さとして特定する位置特定部と、
    前記測位対象が有し、電波を送信する送信部と、
    前記第1気圧計の近傍に設けられ、前記電波を受信するとともに前記電波の第1電波強度を算出する第1受信部と、
    前記第2気圧計の近傍に設けられ、前記電波を受信するとともに前記電波の第2電波強度を算出する第2受信部と、を備え、
    前記位置特定部が、前記第1気圧および前記第2気圧と前記第3気圧とを比較した結果と、前記第1電波強度および前記第2電波強度と、に基づいて、前記測位対象の存在する高さを特定することを特徴とする測位システム。
  3. 前記位置特定部が、前記第1気圧を含む予め定められた第1気圧幅を示す第1気圧幅情報と、前記第2気圧を含む予め定められた第2気圧幅を示す第2気圧幅情報と、前記第3気圧情報と、に基づいて、前記第1気圧幅または前記第2気圧幅のうち、前記第3気圧を含む方の気圧幅に対応する高さを、前記測位対象が存在する高さとして特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の測位システム。
  4. 前記第1気圧計が、建物内の所定の第1フロア内に設けられ、
    前記第2気圧計が、前記第1フロアに隣接する第2フロア内に設けられる
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の測位システム。
  5. 前記第1気圧計が、第4気圧計と、前記第4気圧計とは異なる位置に設けられる第5気圧計と、を有し、
    前記第1受信部が、
    前記第4気圧計の近傍に設けられ、前記電波を受信するとともに前記電波の第3電波強度を算出する第3受信部と、
    前記第5気圧計の近傍に設けられ、前記電波を受信するとともに前記電波の第4電波強度を算出する第4受信部と、
    を有し、
    前記位置特定部が、前記第3電波強度および前記第4電波強度のうち、電波強度が強い方を特定することで、前記測位対象の存在する位置を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の測位システム。
  6. 第1高さの第1気圧を計測する第1気圧計と、
    前記第1高さと異なる第2高さの第2気圧を計測する第2気圧計と、
    測位対象の存在する第3高さの第3気圧を計測する第3気圧計と、
    前記第1気圧を示す第1気圧情報と、前記第2気圧を示す第2気圧情報と、前記第3気圧を示す第3気圧情報と、を取得する取得部と、
    前記第1気圧情報と、前記第2気圧情報と、前記第3気圧情報に基づいて、前記第1気圧または前記第2気圧のうち前記第3気圧と近い方の気圧に対応する高さを、前記測位対象が存在する高さとして特定する位置特定部と、
    前記測位対象が有し、電波を送信する送信部と、
    前記第1気圧計の近傍に設けられ、前記電波を受信する第1受信部と、を備え、
    前記第1気圧計が、建物内の所定の第1フロア内に設けられ、
    前記第2気圧計が、前記第1フロアに隣接する第2フロア内に設けられ、
    前記第1気圧計が、第4気圧計と、前記第4気圧計とは異なる位置に設けられる第5気圧計と、を有し、
    前記第1受信部が、
    前記第4気圧計の近傍に設けられ、前記電波を受信するとともに前記電波の第3電波強度を算出する第3受信部と、
    前記第5気圧計の近傍に設けられ、前記電波を受信するとともに前記電波の第4電波強度を算出する第4受信部と、
    を有し、
    前記位置特定部が、前記第3電波強度および前記第4電波強度のうち、電波強度が強い方を特定することで、前記測位対象の存在する位置を特定する
    ことを特徴とする測位システム。
  7. 前記送信部と前記第1受信部とが通信可能に接続されたことを契機として、
    前記測位対象が携帯する前記第3気圧計で計測される前記第3気圧に基づいて、前記第1フロア内に設けられる前記第1気圧計で計測される前記第1気圧を、第1校正気圧に校正し、
    前記第1気圧と前記第2気圧との差分と、前記第1校正気圧と、に基づいて、前記第2フロア内に設けられる前記第2気圧計で計測される前記第2気圧を、第2校正気圧に校正する気圧校正部
    をさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載の測位システム。
  8. 前記第1フロア内に前記測位対象が入ったことを契機として、
    前記第1フロア内に設けられる前記第1気圧計で計測される前記第1気圧に基づいて、前記測位対象が携帯する前記第3気圧計で計測される前記第3気圧を、第3校正気圧に校正する気圧校正部
    をさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載の測位システム。
  9. 第1気圧計で第1高さの第1気圧を計測し、
    第2気圧計で前記第1高さと異なる前記第2高さの第2気圧を計測し、
    測位対象が有する第3気圧計で前記測位対象の存在する高さの第3気圧を計測し、
    前記第1気圧を示す第1気圧情報と、前記第2気圧を示す第2気圧情報と、前記第3気圧を示す第3気圧情報と、を取得し、
    前記第1気圧情報と、前記第2気圧情報と、前記第3気圧情報と、に基づいて、前記第1気圧または前記第2気圧のうち前記第3気圧と近い方の気圧に対応する高さを、前記測位対象が存在する高さとして特定し
    前記測位対象から電波を送信し、
    前記第1気圧計の近傍に設けられた第1受信部によって、前記電波を受信するとともに前記電波の第1電波強度を算出し、
    前記第2気圧計の近傍に設けられた第2受信部によって、前記電波を受信するとともに前記電波の第2電波強度を算出し、
    前記第1気圧および前記第2気圧と前記第3気圧とを比較した結果と、前記第1電波強度および前記第2電波強度と、に基づいて、前記測位対象の存在する高さを特定する
    ことを特徴とする測位方法。
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