JP7135426B2 - モデル作成装置、モデル作成方法及びモデル作成プログラム - Google Patents

モデル作成装置、モデル作成方法及びモデル作成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、モデル作成装置、モデル作成方法及びモデル作成プログラムに関する。
プラントを構成する機器や設備等を表す図形を配置し、図形間を有向線で結線することで、プラントにおけるエネルギーの入出力関係等を表すモデルを作成する技術が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5790952号公報
しかしながら、上記の従来技術では、プラントを構成する機器や設備等が多数存在する場合、例えば、図形間を結ぶ有向線同士が重なってしまうことがあり、図形間を有向線で結線する作業が煩雑になることがあった。また、エネルギーの入出力関係等を表すモデルを一度作成した後に、このモデルを修正するような場合には、図形の再配置や再結線が必要となり、モデルの修正作業が煩雑になることがあった。
更に、機器又は設備等を表す図形では、有向線が結線される端子の数がパターンとして予め準備されている、端子数を自由に設定することができなった。このため、例えば、パターンとして準備されていない数の端子が設定された図形を用いたい場合には、この図形を自身で準備等する必要があった。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、プラントのモデルを容易に作成できることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の実施の形態は、設備の種別毎に、プラントに含まれる設備の台数の指定を受け付ける設備指定手段と、前記設備指定手段が台数の指定を受け付けた各設備について、他の設備との接続点を示す端子の個数の指定を受け付ける端子数指定手段と、前記端子数指定手段が端子の個数の指定を受け付けた各設備について、該設備に対応するテンプレート情報を用いて、前記端子それぞれが入力又は出力するエネルギーに関する情報の指定するためのUIを提供するUI提供手段と、を有することを特徴とする。
プラントのモデルを容易に作成することができる。
本実施形態に係るモデル作成装置の構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るモデル作成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るモデル作成装置の機能構成の一例を示す図(実施例1)である。 設備モデルの作成処理の一例を示すフローチャートである。 設備種別毎の台数指定画面の一例を示す図である。 端子数指定画面の一例を示す図である。 設備モデル作成画面の一例を示す図である。 設備テンプレートの一例を示す図である。 設備テンプレートの他の例を示す図である。 本実施形態に係るモデル作成装置の機能構成の一例を示す図(実施例2)である。 プラント数式の作成処理の一例を示すフローチャート(実施例2)である。 接続関係指定画面の一例を示す図である。 接続一覧表の一例を示す図である。 設備モデル数式の一例を示す図である。 設備間接続数式の一例を示す図である。 プラント数式の一例を示す図である。 プラント数式が表すプラント構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るモデル作成装置の機能構成の一例を示す図(実施例3)である。 プラント数式の作成処理の一例を示すフローチャート(実施例3)である。 エネルギー種合計数式の一例を示す図である。 エネルギーコスト合計数式の一例を示す図である。 プラント数式の一例を示す図(実施例3)である。 応用例(その1)を模式的に示す図である。 応用例(その2)を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態(以降、「本実施形態」と表す。)について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、プラントを構成する機器や装置、設備等(以降では、これらの機器、装置、設備等をまとめて「設備」と表す。)をモデル化した設備モデルやこれらの設備モデルで構成されるプラントモデルを表す数式(以降では、「プラント数式」と表す。)等を作成するモデル作成装置10について説明する。なお、モデル化の対象となる設備及びプラントは限定されず、本実施形態は、任意の設備及びプラントをモデル化する場合に適用することができる。
<モデル作成装置10の構成>
まず、本実施形態に係るモデル作成装置10の構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るモデル作成装置10の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るモデル作成装置10は、モデル作成プログラム100を有する。モデル作成装置10は、モデル作成プログラム100により、設備モデルやプラント数式等を作成する。このとき、本実施形態に係るモデル作成装置10は、モデル作成プログラム100により、プラントを構成する設備の台数や各設備の端子数、各設備間の接続関係等を指定するための画面をUI(ユーザインタフェース)としてユーザに提供する。ユーザは、UIとして提供された画面上で、所望の設備台数や各設備の端子数、各設備間の接続関係等を指定することができる。なお、端子とは、他の設備との間の接続関係(すなわち、入出力関係)を設定するための接続点のことである。端子には、他の設備から出力されたエネルギーを入力するための入力端子と、他の設備に対してエネルギーを出力するための出力端子とが含まれる。ここで、エネルギーは、例えば、プラントが生産物を生産するために各設備が需要・供給する電力やガス、蒸気、オイル等である。
なお、図1に示すモデル作成装置10の構成は一例であって、他の構成であっても良い。例えば、モデル作成プログラム100は、複数のモジュール(プログラム)で構成されたプログラムであっても良い。また、例えば、モデル作成装置10は、例えば、各種ネットワークを介して接続される端末(PC(パーソナルコンピュータ)やタブレット端末、スマートフォン等)に対して上記のUIを提供しても良い。このような各種ネットワークには、社内LAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線網等が含まれる。
<モデル作成装置10のハードウェア構成>
次に、本実施形態に係るモデル作成装置10のハードウェア構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係るモデル作成装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係るモデル作成装置10は、入力装置11と、表示装置12と、外部I/F13と、通信I/F14と、ROM(Read Only Memory)15と、RAM(Random Access Memory)16と、CPU(Central Processing Unit)17と、補助記憶装置18とを有する。これら各ハードウェアは、バス19により相互に通信可能に接続されている。
入力装置11は、例えば各種ボタンやタッチパネル、キーボード、マウス等であり、モデル作成装置10に各種の操作を入力するのに用いられる。表示装置12は、例えばディスプレイ等であり、モデル作成装置10による各種の処理結果を表示する。
外部I/F13は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体13a等がある。モデル作成装置10は、外部I/F13を介して、記録媒体13aの読み取りや書き込みを行うことができる。記録媒体13aには、例えば、SDメモリカード(SD memory card)やUSBメモリ、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)等がある。なお、モデル作成プログラム100は、記録媒体13aに格納されていても良い。
通信I/F14は、モデル作成装置10が他の装置とデータ通信を行うためのインタフェースである。なお、モデル作成プログラム100は、通信I/F14を介して、所定のサーバ等から取得(ダウンロード)されても良い。
ROM15は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。RAM16は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。CPU17は、例えば補助記憶装置18やROM15等からプログラムやデータをRAM16上に読み出して、各種処理を実行する演算装置である。
補助記憶装置18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性のメモリである。補助記憶装置18に格納されているプログラムやデータには、例えば、モデル作成プログラム100や基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、OS上で動作する各種アプリケーションプログラム等がある。
本実施形態に係るモデル作成装置10は、図2に示すハードウェア構成を有することにより、後述する各種処理を実現することができる。なお、図2では、モデル作成装置10が1台のコンピュータで実現される場合のハードウェア構成例を示したが、これに限られず、モデル作成装置10は複数台のコンピュータで実現されていても良い。
(実施例1)
以降では、実施例1として、モデル作成装置10により設備モデルを作成する場合について説明する。
<実施例1におけるモデル作成装置10の機能構成>
まず、実施例1におけるモデル作成装置10の機能構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係るモデル作成装置10の機能構成の一例を示す図(実施例1)である。
図3に示すように、実施例1におけるモデル作成装置10は、設備指定部101と、端子数指定部102と、設備モデル作成部103とを有する。これら各部は、モデル作成プログラム100がCPU17に実行させる処理により実現される。
設備指定部101は、設備の種類及び種別と台数とをユーザが指定するための画面(設備種別毎の台数指定画面)を表示する。また、設備指定部101は、設備種別毎の台数指定画面において、設備の種類及び種別毎の設備台数を指定するための操作(台数の指定操作)を受け付ける。
端子数指定部102は、設備指定部101が受け付けた指定操作に係る各設備に対して端子数をユーザが指定するための画面(端子数指定画面)を表示する。また、端子数指定部102は、端子数指定画面において、各設備の端子数の指定操作を受け付ける。
設備モデル作成部103は、補助記憶装置18等に記憶されている設備テンプレート1000を参照して、端子数指定部102が受け付けた指定操作に係る端子数の設備モデルをユーザが作成するための画面(設備モデル作成画面)を表示する。また、設備モデル作成部103は、設備モデル作成画面において、各設備の端子が入力及び出力するエネルギー種等の指定を受け付ける。そして、設備モデル作成部103は、設備モデル作成画面における設備モデルの作成操作に応じて、設備モデル2000を作成する。
<設備モデルの作成処理>
以降では、ユーザが設備モデル2000を作成するための処理について、図4を参照しながら説明する。図4は、設備モデル2000の作成処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101:設備指定部101は、設備の種類及び種別と台数とをユーザが指定するための画面として、例えば図5に示す設備種別毎の台数指定画面G100を表示する。
図5に示す設備種別毎の台数指定画面G100には、設備種類及び種別毎に、プラントを構成する設備の台数を指定するための台数指定欄G110と、OKボタンG120とが含まれる。ユーザは、台数指定欄G110において、所望の設備種類及び種別毎に、プラントを構成する設備の台数を指定することができる。そして、ユーザは、OKボタンG120を押下することで、台数の指定操作を行うことができる。
ここで、設備種類には、設備の種類であり、例えば、各種供給設備(BFGSupplyやCOGSupplyy、LDGSupply、FuelSupply)、ボイラー設備(Boiler)、ジェネレータ(Generator)、パージ設備(Purge)、各種ヘッダ(GasHeader、SteamHeader、ElectricHeader)、各種ローダ(SteamLoad、ElectricLoad、GasLoad)等が挙げられる。また、種別は、同一種類の設備における種別であり、例えば、ジェネレータの種別は、需要・供給するエネルギーに応じて、STG、STGE、EG等がある。なお、例えば、これらの種別に設定されている「F09」や「F10」、「F11」等は、種別を識別する識別子である。
ステップS102:設備指定部101は、ユーザによる台数の指定操作を受け付ける。これにより、プラントを構成する設備の種類及び種別並びに台数が指定される。
ステップS103:端子数指定部102は、設備指定部101が受け付けた指定操作に係る各設備に対して端子数をユーザが指定するための画面として、例えば図6に示す端子数指定画面G200を表示する。
図6に示す端子数指定画面G200は、一例として、設備種類「Boiler」、種別「F08:BOI」である2台の設備に対して端子数を指定するための画面である。図6に示す端子数指定画面G200には、1台目の設備の端子数を指定するための第1の設備指定欄G210と、2台目の設備の端子数を指定するための第2の設備指定欄G220と、OKボタンG230とが含まれる。
また、第1の設備指定欄G210には、1台目の設備の入力端子数を指定するための入力数指定欄G211と、1台目の設備の出力端子数を指定するための出力数指定欄G212とが含まれる。同様に、第2の設備指定欄G220には、2台目の設備の入力端子数を指定するための入力数指定欄G221と、2台目の設備の出力端子数を指定するための出力数指定欄G222とが含まれる。ユーザは、第1の設備指定欄G210において、1台目の設備の入力端子数及び出力端子数を入力数指定欄G211及び出力数指定欄G212にそれぞれ指定することができる。同様に、ユーザは、第2の設備指定欄G220において、2台目の設備の入力端子数及び出力端子数を入力数指定欄G221及び出力数指定欄G222にそれぞれ指定することができる。ただし、設備種類及び種別に応じて、入力端子数又は出力端子数のいずれか一方が所定の値に固定されており、ユーザが値を指定できないようになっていても良い。
そして、ユーザは、OKボタンG230を押下することで、各設備の端子数の指定操作を行うことができる。
なお、ユーザは、1台目の設備の名称として、第1の設備指定欄G210に含まれる「設備名」に任意の名称を指定することができても良い。同様に、ユーザは、2台目の設備の名称として、第2の設備指定欄G220に含まれる「設備名」に任意の名称を指定することができても良い。
図6に示す端子数指定画面G200では、一例として、設備種類「Boiler」、種別「F08:BOI」である2台の設備に対して端子数を指定する場合について説明したが、ユーザは、図5に示す設備種別毎の台数指定画面G100で1台以上の台数を指定した全ての設備種類及び種別の設備に対して端子数を指定する。
ステップS104:端子数指定部102は、ユーザによる各設備の端子数の指定操作を受け付ける。これにより、プラントを構成する各設備に対して端子数(入力端子数及び出力端子数)が指定される。
ステップS105:設備モデル作成部103は、設備テンプレート1000を参照して、端子数指定部102が受け付けた指定操作に係る端子数の設備モデルをユーザが作成するための画面として、例えば図7に示す設備モデル作成画面G300を表示する。
図7に示す設備モデル作成画面G300は、一例として、設備種類「Boiler」、種別「F08:BOI」である2台の設備の設備モデルを作成するための画面である。図7に示す設備モデル作成画面G300には、1台目の設備の設備モデルに対する各種情報(例えば、入出力されるエネルギー種等)を指定するための第1のモデル設定欄G310と、2台目の設備の設備モデルに対する各種情報を指定するための第2のモデル設定欄G320と、OKボタンG330とが含まれる。
ここで、上記の第1のモデル設定欄G310及び第2のモデル設定欄G320は、補助記憶装置18等に記憶されている設備テンプレート1000のうち該当の設備テンプレート1000から作成される。設備テンプレート1000の一例を図8に示す。
図8に示す設備テンプレート1000は、出力端子数が1つに固定された設備が用いるテンプレートであり、u1~u9の9個の入力端子と、y1の1個の出力端子とが含まれるテンプレート情報である。設備モデル作成部103は、図8に示す設備テンプレート1000を参照して、上記のステップS104で指定された数の入力端子及び出力端子を展開することで、第1のモデル設定欄G310及び第2のモデル設定欄G320を作成する。なお、設備テンプレート1000には、この設備テンプレート1000を一意に識別する識別情報(TemID)が付与されている。
また、設備テンプレート1000の他の例を図9に示す。図9に示す設備テンプレート1000は、複数の出力端子数を指定可能な設備がテンプレートであり、u1~u9の9個の入力端子と、y1~y9の9個の出力端子とが含まれるテンプレート情報である。なお、出力端子数が1つに固定された設備のモデル設定欄を作成する場合であっても、図9に示す設備テンプレート1000が用いられても良い。
このように、補助記憶装置18等には、複数の設備テンプレート1000が記憶されており、設備モデル作成部103は、これら複数の設備テンプレート1000の中から該当の設備テンプレート1000を参照して、設備モデルに対する各種情報を指定するためのモデル設定欄を作成する。すなわち、本実施形態では、上記のステップS104で指定された任意の数の入力端子及び出力端子に対して各種情報を指定するためのモデル設定欄を作成することができるようになる。なお、設備テンプレート1000としては、上述したもの以外にも、例えば、入力端子数が0個に固定された設備が用いる設備テンプレート1000や出力端子数が0個に固定された設備が用いる設備テンプレート1000等が補助記憶装置18等に記憶されていても良い。
ここで、どの設備種類及び種別の設備に対してどの設備テンプレート1000を用いるかは、例えば、設備種類及び種別毎に予め決められている。なお、設備種類及び種別が異なる設備に対して同一の設備テンプレート1000が用いられても良い。例えば、入力端子数は異なるが、出力端子数が1つである各設備は、図8に示す設備テンプレート1000が共通して用いられる。
また、例えば、設備テンプレート1000に応じて、後述するエネルギー種指定欄で指定可能なエネルギー種の候補が異なっていても良い。例えば、或る設備に対して用いられる設備テンプレート1000では、エネルギー種として、「A」、「B」、「C」の3種類が指定可能である一方で、別の或る設備に対して用いられる設備テンプレート1000では、エネルギー種として、「A」、「D」、「E」、「F」、「G」の5種類が指定可能とする等である。これにより、例えば、プルダウンリスト等によって複数のエネルギー種の中から1つのエネルギー種をユーザが指定するような場合に、容易にエネルギー種を選択することができるようになる。
図7に示す設備モデル作成画面G300の第1のモデル設定欄G310には、入力端子に入力されるエネルギー種及び出力端子から出力されるエネルギー種を指定するためのエネルギー種指定欄G311と、入出力されるエネルギーの最大値や最小値、平均、単位を指定するためのエネルギー範囲指定欄G312と、入力されるエネルギーに対する係数及びバイアス(定数)を指定するための係数指定欄G313とが含まれる。同様に、第2のモデル設定欄G320には、エネルギー種指定欄G321と、エネルギー範囲指定欄G322と、係数指定欄G323とが含まれる。
ユーザは、エネルギー種指定欄G311及びエネルギー種指定欄G321において、入力端子に入力されるエネルギー種と、出力端子から出力されるエネルギー種とを指定することができる。なお、図7示す例において、「E05:BFG」、「E06:COG」、「E08:OIL」、「E02:STMH」等は、それぞれ「高炉ガス」、「コークス炉ガス」、「オイル」、「蒸気」等のエネルギー種を表している。
また、ユーザは、エネルギー範囲指定欄G312及びエネルギー範囲指定欄G322において、入出力されるエネルギーの最大値や最小値、平均、単位を指定することができる。更に、ユーザは、係数指定欄G313及び係数指定欄G323において、入力されるエネルギーに対する係数及び定数を指定することができる。
ここで、入力されるエネルギーに対する係数及び定数とは、設備に入力されるエネルギーと対象変数との間で成立する関係式に用いられる係数及び定数のことである。例えば、「cc:定数」として「10」、「u1:入力1」として「0.1」、「u2:入力2」として「0.2」、「u3:入力3」として「30」が指定された場合、対象変数である「y1:出力」との間で設備モデルは、関係式y1=10+0.1×u1+0.2×u2+30×u3が成り立つことを示している。
なお、ユーザは、第1のモデル設定欄G310及び第2のモデル設定欄G320の「対象変数」や「関係」等を指定することができても良い。「関係」としては、等号(=)の他、不等号(>、<、≧、≦)等が挙げられる。
そして、ユーザは、OKボタンG330を押下することで、設備モデルの作成操作を行うことができる。
図7に示す設備モデル作成画面G300では、一例として、設備種類「Boiler」、種別「F08:BOI」である2台の設備の設備モデルに対する各種情報を指定する場合について説明したが、ユーザは、図5に示す設備種別毎の台数指定画面G100で1台以上の台数を指定した全ての設備種類及び種別の設備の設備モデルに対する各種情報が指定される。
ステップS106:設備モデル作成部103は、ユーザによる設備モデルの作成操作を受け付ける。
ステップS107:設備モデル作成部103は、ユーザによる設備モデルの作成操作を受け付けると、当該作成操作に係る設備の設備モデル2000を作成する。すなわち、設備モデル作成部103は、例えば、図7に示す設備モデル作成画面G300の第1のモデル設定欄G310及び第2のモデル設定欄G320で指定された各種情報により表される設備モデル2000を作成する。
以上により、実施例1におけるモデル作成装置10により設備モデル2000が作成される。このように、実施例1におけるモデル作成装置10を用いることで、ユーザは、任意の数の端子を指定することができる。また、ユーザは、これらの端子のエネルギー種やこれらの端子が入出力するエネルギー間の関係等を指定することができる。
(実施例2)
以降では、実施例2として、モデル作成装置10によりプラント数式を作成する場合について説明する。なお、実施例2では、実施例1との相違点について説明し、実施例1と同一の構成要素については同一の符号を付与し、その説明を省略する。
<実施例2におけるモデル作成装置10の機能構成>
まず、実施例2におけるモデル作成装置10の機能構成について、図10を参照しながら説明する。図10は、本実施形態に係るモデル作成装置10の機能構成の一例を示す図(実施例2)である。
図10に示すように、実施例2におけるモデル作成装置10は、実施例1で示した構成に対して、更に、接続関係指定部104と、設備モデル数式作成部105と、接続一覧数式作成部106と、プラント数式作成部107とを有する。これら各部は、モデル作成プログラム100がCPU17に実行させる処理により実現される。
接続関係指定部104は、設備モデル作成部103により作成された設備モデル2000間の接続関係(すなわち、当該設備モデル2000の端子間の接続関係)を指定するための画面(接続関係指定画面)を表示する。また、接続関係指定部104は、接続関係指定画面において、設備モデル2000の接続関係を指定するための操作(接続関係の指定操作)を受け付ける。そして、接続関係指定部104は、これらの設備モデル2000の接続関係の一覧(接続一覧表3000)を作成する。
設備モデル数式作成部105は、設備モデル作成部103により作成された設備モデル2000を表す数式(設備モデル数式4000)を作成する。
接続一覧数式作成部106は、接続関係指定部104により作成された接続一覧表3000を表す数式(設備間接続数式5000)を作成する。
プラント数式作成部107は、設備モデル数式作成部105により作成された設備モデル数式4000と、接続一覧数式作成部106により作成された設備間接続数式5000とを用いて、プラントモデルを表す数式(プラント数式6000)を作成する。
<プラント数式の作成処理(実施例2)>
以降では、ユーザがプラント数式6000を作成するための処理について、図11を参照しながら説明する。図11は、プラント数式6000の作成処理の一例を示すフローチャート(実施例2)である。
ステップS201:モデル作成装置10は、図4のステップS101~ステップS107により、プラントを構成する各設備の設備モデル2000を作成する。
ステップS202:接続関係指定部104は、設備モデル2000間の接続関係を指定するための画面として、例えば、図12に示す接続関係指定画面G400を表示する。
図12に示す接続関係指定画面G400には、設備モデル2000の接続先(下位フロー)となる端子が表示される接続先端子表示欄G410と、これらの接続先に対する接続元(上位フロー)となる端子を指定するための接続元指定欄G420と、OKボタンG430とが含まれる。ここで、接続先端子表示欄G410には、設備モデル作成部103により作成された各設備モデル2000の設備ID、当該設備モデル2000の入力端子、設備名、種別、当該入力端子が入力するエネルギー種等が表示される。これらの設備IDや入力端子等は、設備モデル2000により設定される。
ユーザは、接続先端子表示欄G410を参照しながら、所望の設備の入力端子が接続先となる接続元を接続元指定欄G420に指定することができる。接続元指定欄G420では、例えば、プルダウンリスト等によって、選択可能な設備ID及び端子(出力端子)が表示される。なお、接続元指定欄G420で設備ID及び端子が指定された場合、この設備ID及び端子に対応する設備名や種別、エネルギー種等が、接続関係指定部104により、接続元(上位フロー)の「設備名」、「種別」、「エネルギー種」等に自動補完される。
そして、ユーザは、OKボタンG430を押下することで、接続関係の指定操作を行うことができる。このように、本実施形態では、ユーザは、接続先端子表示欄G410に表示されている接続先(入力端子)に対して、所望の接続元(出力端子)を指定することで、設備モデル2000間の接続関係を指定することができる。このため、例えば、設備モデルを表す図形間の結線する場合等と異なり、プラントを構成する設備数が膨大であっても容易に設備モデル2000間の接続関係を指定することができる。また、設備モデル2000間の接続関係を変更する場合であっても、容易に変更をすることができる。
ステップS203:接続関係指定部104は、接続関係の指定操作を受け付ける。これにより、各設備モデル2000間の接続関係(すなわち、各設備モデル2000の端子間の入出力関係)が指定される。
ステップS204:接続関係指定部104は、接続関係の指定操作を受け付けると、当該指定操作に係る接続関係を表す接続一覧表3000を作成する。
ここで、接続一覧表3000を図13に示す。図13に示すように、接続一覧表3000は、各設備モデル2000の1つの出力端子(接続元)と、他の設備モデル2000の1つの入力端子(接続先)とを対応付けた情報である。なお、接続一覧表3000は、接続関係指定部104により、例えば表示装置12等に表示されても良い。また、接続元の出力端子が設定された設備モデル2000と、接続先の入力端子が設定された設備モデル2000と同一であっても良い。
ステップS205:設備モデル数式作成部105は、設備モデル作成部103により作成された設備モデル2000を表す設備モデル数式4000を作成する。ここで、設備モデル数式4000の一例を図14に示す。図14に示すように、設備モデル数式4000には、例えば、各設備モデル2000の端子が入力又は出力するエネルギーの取り得る範囲や端子間の関係式等が含まれる。
具体的には、図14に示す例では、設備ID「BOI01」の1つ目の数式(BOI01_eqn1)として、「100>=BOI01_u1>=0」が含まれている。これは、入力端子u1に入力されるエネルギーの最小値(下限)が0、最大値(上限)が100であることを表している。同様に、図14に示す例では、2つ目~4つ目の数式(BOI01_eqn2~BOI01_eqn4)として、入力端子u2~u4にそれぞれ入力されるエネルギーの最小値(下限)及び最大値(上限)の範囲を表す数式が含まれている。
また、図14に示す例では、設備ID「BOI01」の5つ目の数式(BOI01_eqn5)として、「0=-BOI01_y1+10+0.1*BOI01_u1+0.2*BOI01_u2+30*BOI01_u3」が含まれている。これは、出力端子y1と、入力端子u1~u3との間で関係式y1=10+0.1×u1+0.2×u2+30×u3が成り立つことを示している。
なお、図14に示す例では、入力端子に入力されるエネルギーが取り得る範囲(すなわち、最小値(下限)及び最大値(上限))を表す数式が設備モデル数式4000に含まれる場合を示したが、これに限られず、例えば、入力端子に入力されるエネルギーの平均値を表す数式が設備モデル数式4000に含まれていても良い。
ステップS206:接続一覧数式作成部106は、接続関係指定部104により作成された接続一覧表3000を表す設備間接続数式5000を作成する。ここで、設備間接続数式5000の一例を図15に示す。図15に示すように、設備間接続数式5000には、例えば、設備モデル2000の出力端子と、他の設備モデル2000の出力端子との接続関係式が含まれる。
具体的には、図15に示す例では、1つ目の数式(cnid1)として、「BFGS01_y1=BOI01_u1」が含まれている。これは、設備ID「BFGS01」の設備モデル2000の出力端子y1(接続元)と、設備ID「BOI01」の設備モデル2000の入力端子u1(接続先)とが接続されることを表している。言い換えれば、設備ID「BFGS01」の設備モデル2000の出力端子y1から出力されたエネルギーが、設備ID「BOI01」の設備モデル2000の入力端子u1に入力されることを表している。同様に、図15に示す例では、2つ目~8つ目の数式(cnid2~cnid8)として、接続元と接続先との関係式が含まれている。
ステップS207:プラント数式作成部107は、設備モデル数式作成部105により作成された設備モデル数式4000と、接続一覧数式作成部106により作成された設備間接続数式5000とを用いて、プラント数式6000を作成する。ここで、図14に示す設備モデル数式4000と、図15に示す設備間接続数式5000とを用いて作成されたプラント数式6000を図16に示す。図16に示すように、実施例2におけるプラント数式6000は、設備モデル数式4000と、設備間接続数式5000とによって構成される数式である。
また、図16に示すプラント数式6000が表すプラント構成(すなわち、設備モデル数式4000と、設備間接続数式5000とにより表されるプラント構成)を図17に示す。図17に示すように、プラント数式6000が表すプラント構成は、設備モデル数式4000が表す各設備モデル2000が、設備間接続数式5000が表す接続関係により接続された構成となる。
以上により、実施例2におけるモデル作成装置10によりプラント数式6000が作成される。また、実施例2におけるモデル作成装置10では、プラント数式6000を作成するにあたり、設備モデル数式4000及び設備間接続数式5000を作成する。このように、プラント数式6000や設備モデル数式4000、設備間接続数式5000が作成されることで、ユーザは、これらの数式を参照して、プラントや設備、設備間接続等のモデルの関係性を検証等することができるようになる。また、ユーザは、これらの数式を、何等かの処理(例えば、数式の可視化処理等)を行うプログラム等の入力とすることもできる。
(実施例3)
以降では、実施例3として、モデル作成装置10により、プラント全体で供給及び需要されるエネルギーのエネルギー種毎の合計を表す数式(エネルギー種合計数式)と、プラントモデル全体のエネルギーコストの合計を表す数式(エネルギーコスト合計数式)とが含まれるプラント数式を作成する場合について説明する。なお、実施例3では、実施例2との相違点について説明し、実施例2と同一の構成要素については同一の符号を付与し、その説明を省略する。
<実施例3におけるモデル作成装置10の機能構成>
まず、実施例3におけるモデル作成装置10の機能構成について、図18を参照しながら説明する。図18は、本実施形態に係るモデル作成装置10の機能構成の一例を示す図(実施例3)である。
図18に示すように、実施例3におけるモデル作成装置10は、実施例2で示した構成に対して、更に、エネルギー合計数式作成部109を有する。この機能部は、モデル作成プログラム100がCPU17に実行させる処理により実現される。
エネルギー合計数式作成部109は、設備モデル作成部103により作成された設備モデル2000を用いて、エネルギー種合計数式7000と、エネルギーコスト合計数式8000とを作成する。
また、実施例3におけるプラント数式作成部107は、設備モデル数式作成部105により作成された設備モデル数式4000と、接続一覧数式作成部106により作成された設備間接続数式5000と、エネルギー合計数式作成部109により作成されたエネルギー種合計数式7000及びエネルギーコスト合計数式8000とを用いて、プラント数式6000を作成する。
<プラント数式の作成処理(実施例3)>
以降では、ユーザがプラント数式6000を作成するための処理について、図19を参照しながら説明する。図19は、プラント数式の作成処理の一例を示すフローチャート(実施例3)である。なお、図19のステップS201~ステップS206は、図11と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS301:エネルギー合計数式作成部109は、設備モデル作成部103により作成された設備モデル2000を用いて、エネルギー種合計数式7000と、エネルギーコスト合計数式8000とを作成する。
ここで、エネルギー種合計数式7000は、プラントを構成する各設備が需要又は供給するエネルギーのエネルギー種毎の合計を表す数式である。一例として、供給側のエネルギー種が「BFG」、「COG」、「OIL」であり、需要側のエネルギー種が「ELE」である場合におけるエネルギー種合計数式7000を図20に示す。図20に示すエネルギー種合計数式7000では、1つ目の数式(eqnid1)として、エネルギー種「BFG」の合計数式「0=-BFG_S_FALL+1*BFGS01_y1+1*BFGS02_Y2」が含まれている。これは、設備ID「BFGS01」の設備の出力端子y1が出力するエネルギー(高炉ガス)と、設備ID「BFGS02」の設備の出力端子y1が出力するエネルギー(高炉ガス)との合計が、プラント全体の高炉ガスの総供給量を示す変数「BFG_S_FALL」と等しいことを表している。2つ目~3つ目の数式(eqnid2~eqnid3)についても同様である。
他方で、4つ目の数式(eqnid4)として、エネルギー種「ELE」の合計数式「0=-ELE_D_FALL+1*ELL01_u1」が含まれている。これは、設備ID「ELL01」の設備の入力端子u1が入力するエネルギー(電力)が、プラント全体の電力の総需要量を示す変数「ELE_D_FALL」と等しいことを表している。
また、エネルギーコスト合計数式8000は、プラント全体のエネルギーコストの合計を表す数式である。なお、エネルギーコストとは、エネルギーの供給に伴い発生する各種コストであり、例えば、エネルギーを供給する際に単位時間あたりに発生する費用等が挙げられる、一例として、供給側のエネルギー種が「BFG」、「COG」、「OIL」である場合におけるエネルギーコスト合計数式8000を図21に示す。図21に示すエネルギーコスト合計数式8000では、エネルギーコストの合計数式「0=-SCOSTALL+BFG_COST*BFG_S_FALL+COG_COST*COG_S_FALL+OIL_COST*OIL_S_FALL」が含まれている。これは、プラント全体で供給される高炉ガスのコスト合計「BFG_COST*BFG_S_FALL」と、プラント全体で供給されるコークス炉ガスのコスト合計「COG_COST*COG_S_FALL」と、プラント全体で供給されるオイルのコスト合計「OIL_COST*OIL_S_FALL」との合計が、プラント全体で供給される全エネルギーのコスト合計を示す変数「SCOSTALL」と等しいことを表している。
ステップS302:プラント数式作成部107は、設備モデル数式作成部105により作成された設備モデル数式4000と、接続一覧数式作成部106により作成された設備間接続数式5000と、エネルギー合計数式作成部109により作成されたエネルギー種合計数式7000及びエネルギーコスト合計数式8000とを用いて、プラント数式6000を作成する。ここで、図14に示す設備モデル数式4000と、図15に示す設備間接続数式5000と、図20に示すエネルギー種合計数式7000と、図21に示すエネルギーコスト合計数式8000とを用いて作成されたプラント数式6000を図22に示す。図22に示すように、実施例3におけるプラント数式6000は、設備モデル数式4000と、設備間接続数式5000と、エネルギー種合計数式7000と、エネルギーコスト合計数式8000とによって構成される数式である。
以上により、実施例3におけるモデル作成装置10によりプラント数式6000が作成される。また、実施例3におけるモデル作成装置10では、プラント数式6000を作成するにあたり、設備モデル数式4000及び設備間接続数式5000に加えて、エネルギー種合計数式7000及びエネルギーコスト合計数式8000を作成する。このように、プラント数式6000や設備モデル数式4000、設備間接続数式5000、エネルギー種合計数式7000、エネルギーコスト合計数式8000が作成されることで、ユーザは、これらの数式を参照して、プラントや設備、設備間接続、プラントのエネルギー種毎のエネルギー合計、エネルギーコストの合計等の関係性を検証等することができるようになる。また、ユーザは、これらの数式を、何等かの処理(例えば、数式の可視化処理等)を行うプログラム等の入力とすることもできる。
(応用例1)
ここで、実施例3におけるモデル作成装置10の応用例1を図23に示す。図23に示す応用例1では、上記のステップS302で作成したプラント数式6000と、プラントの目的変数を表す数式9100と、プラントの境界条件(例えば、電気需要の条件等)を表す数式9200とを最適化ソルバー200を入力することで、最適解9300を得ることができる。この応用例1により、ユーザは、境界条件の下で、目的変数を最小化する解(例えば、各設備の出力端子y1が出力するエネルギー量等の最適解)を得ることができるようになる。なお、最適化ソルバー200としては、任意のものを利用することができる。
(応用例2)
また、実施例3におけるモデル作成装置10の応用例2を図24に示す。図24に示す応用例2では、上記のステップS302で作成したプラント数式600を、例えば、国際公開第2014/129470号に開示されているエネルギーマネジメント装置1に入力することで、エネルギーコスト合計と総電力需要との関係を表すグラフGを得ることができる。この応用例2により、ユーザは、例えば、エネルギーコスト合計と総電力需要との関係を視覚的に知ることができる。
(まとめ)
以上のように、本実施形態に係るモデル作成装置10では、プラントを構成する各設備の端子数をユーザが任意に指定することができる。これにより、ユーザは、各設備の入力端子数及び出力端子数として任意の数の端子数が設定された設備モデル2000を作成することができるようになる。
また、本実施形態に係るモデル作成装置10では、例えば図12に示す接続関係指定画面G400等において、各設備モデル2000間の入出力関係を、表形式で対応関係を指定することで設定することができる。これにより、ユーザは、例えば、プラントを構成する設備数膨大である場合等であっても、設備モデルを表す図形等をグラフィカルに結線する場合等と比べて、設備間の接続関係を容易に指定することができるようになる。また、同様に、設備間の接続関係に変更が生じた場合であっても容易に変更ができるようになる。
また、本実施形態に係るモデル作成装置10では、上記のように作成された設備モデル2000を用いて、これらの設備モデル2000により構成されるプラントのモデルを表す数式(プラント数式6000)を作成することができる。これにより、このプラント数式6000を用いて、様々な後続の処理(例えば、応用例1で示した最適化や応用例2で示した可視化等)を行うことができるようになる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
10 モデル作成装置
100 モデル作成プログラム
101 設備指定部
102 端子数指定部
103 設備モデル作成部
104 接続関係指定部
105 設備モデル数式作成部
106 接続一覧数式作成部
107 プラント数式作成部
108 エネルギー合計数式作成部

Claims (7)

  1. 設備の種別毎に、プラントに含まれる設備の台数の指定を受け付ける設備指定手段と、
    前記設備指定手段が台数の指定を受け付けた各設備について、他の設備との接続点を示す端子の個数の指定を受け付ける端子数指定手段と、
    前記端子数指定手段が端子の個数の指定を受け付けた各設備について、前記設備がエネルギーを入力するための端子を表す入力端子に対して、前記設備以外の設備がエネルギーを出力するための端子を表す出力端子を選択することで、前記端子間の接続関係の指定を受け付ける接続関係指定手段と、
    前記端子数指定手段が端子の個数の指定を受け付けた各設備について、該設備に対応するテンプレート情報を用いて、前記入力端子入力するエネルギーに関する情報と、前記出力端子が出力するエネルギーに関する情報と、前記入力端子が入力するエネルギーと前記出力端子が出力するエネルギーとの関係を表す情報とを指定するためのUIを提供するUI提供手段と、
    前記UI提供手段により提供されたUIで前記入力端子が入力するエネルギーに関する情報と前記出力端子が出力するエネルギーに関する情報とが指定された場合、前記端子数指定手段が受け付けた個数の端子が設定され、かつ、入力端子及び出力端子それぞれに対して前記UIで指定されたエネルギーに関する情報が設定された設備モデルを作成する設備モデル作成手段と、
    前記設備モデル作成手段が作成した設備モデルと、前記接続関係指定手段が受け付けた接続関係とに基づいて、前記設備モデルで構成されるプラント全体のプラントモデルを作成するプラントモデル作成手段と、
    を有し、
    前記UIでは、前記入力端子が入力するエネルギーに関する情報として前記エネルギーの種類、最小値、最大値、平均及び単位の少なくとも1つ、前記出力端子が出力するエネルギーに関する情報として前記エネルギーの種類、最小値、最大値、平均及び単位の少なくとも1つ、前記入力端子が入力するエネルギーと前記出力端子が出力するエネルギーとの関係を表す情報として前記入力端子が入力するエネルギーと前記出力端子が出力するエネルギーとが満たす関係式、を指定可能である、ことを特徴とするモデル作成装置。
  2. 前記関係式は、前記設備に対して指定された出力端子が出力するエネルギーと、前記設備に対して指定された1以上の入力端子がそれぞれ入力するエネルギーとが満たす式であり、前記1以上の入力端子がそれぞれ入力するエネルギーに対する係数と定数とが含まれる、ことを特徴とする請求項に記載のモデル作成装置。
  3. 前記接続関係指定手段は、
    前記接続関係を一覧として表した接続関係一覧表を作成し、
    前記プラントモデル作成手段は、
    前記設備モデルと、前記接続関係一覧表とに基づいて、前記プラントモデルを作成する、ことを特徴とする請求項又はに記載のモデル作成装置。
  4. 前記プラントモデル作成手段は、
    記設備モデルを数式で表した設備モデル数式と、前記接続関係一覧表を数式で表した接続関係数式とに基づいて、前記プラントモデルを数式で表したプラント数式を作成する、ことを特徴とする請求項に記載のモデル作成装置。
  5. 前記設備モデル作成手段が作成した設備モデルを用いて、前記プラント全体におけるエネルギーの種類毎のエネルギー合計を数式で表したエネルギー種合計数式と、前記プラント全体におけるエネルギーコストの合計を数式で表したエネルギーコスト合計数式とを作成するエネルギー合計数式作成手段を有し、
    前記プラントモデル作成手段は、
    前記エネルギー種合計数式と、前記エネルギーコスト合計数式とを更に用いて、前記プラント数式を作成する、ことを特徴とする請求項に記載のモデル作成装置。
  6. 設備の種別毎に、プラントに含まれる設備の台数の指定を受け付ける設備指定手順と、
    前記設備指定手順が台数の指定を受け付けた各設備について、他の設備との接続点を示す端子の個数の指定を受け付ける端子数指定手順と、
    前記端子数指定手順が端子の個数の指定を受け付けた各設備について、前記設備がエネルギーを入力するための端子を表す入力端子に対して、前記設備以外の設備がエネルギーを出力するための端子を表す出力端子を選択することで、前記端子間の接続関係の指定を受け付ける接続関係指定手順と、
    前記端子数指定手順が端子の個数の指定を受け付けた各設備について、該設備に対応するテンプレート情報を用いて、前記入力端子入力するエネルギーに関する情報と、前記出力端子が出力するエネルギーに関する情報と、前記入力端子が入力するエネルギーと前記出力端子が出力するエネルギーとの関係を表す情報とを指定するためのUIを提供するUI提供手順と、
    前記UI提供手順により提供されたUIで前記入力端子が入力するエネルギーに関する情報と前記出力端子が出力するエネルギーに関する情報とが指定された場合、前記端子数指定手順が受け付けた個数の端子が設定され、かつ、入力端子及び出力端子それぞれに対して前記UIで指定されたエネルギーに関する情報が設定された設備モデルを作成する設備モデル作成手順と、
    前記設備モデル作成手順が作成した設備モデルと、前記接続関係指定手順が受け付けた接続関係とに基づいて、前記設備モデルで構成されるプラント全体のプラントモデルを作成するプラントモデル作成手順と、
    をコンピュータが実行し、
    前記UIでは、前記入力端子が入力するエネルギーに関する情報として前記エネルギーの種類、最小値、最大値、平均及び単位の少なくとも1つ、前記出力端子が出力するエネルギーに関する情報として前記エネルギーの種類、最小値、最大値、平均及び単位の少なくとも1つ、前記入力端子が入力するエネルギーと前記出力端子が出力するエネルギーとの関係を表す情報として前記入力端子が入力するエネルギーと前記出力端子が出力するエネルギーとが満たす関係式、を指定可能である、ことを特徴とするモデル作成方法。
  7. 設備の種別毎に、プラントに含まれる設備の台数の指定を受け付ける設備指定手順と、
    前記設備指定手順が台数の指定を受け付けた各設備について、他の設備との接続点を示す端子の個数の指定を受け付ける端子数指定手順と、
    前記端子数指定手順が端子の個数の指定を受け付けた各設備について、前記設備がエネルギーを入力するための端子を表す入力端子に対して、前記設備以外の設備がエネルギーを出力するための端子を表す出力端子を選択することで、前記端子間の接続関係の指定を受け付ける接続関係指定手順と、
    前記端子数指定手順が端子の個数の指定を受け付けた各設備について、該設備に対応するテンプレート情報を用いて、前記入力端子入力するエネルギーに関する情報と、前記出力端子が出力するエネルギーに関する情報と、前記入力端子が入力するエネルギーと前記出力端子が出力するエネルギーとの関係を表す情報とを指定するためのUIを提供するUI提供手順と、
    前記UI提供手順により提供されたUIで前記入力端子が入力するエネルギーに関する情報と前記出力端子が出力するエネルギーに関する情報とが指定された場合、前記端子数指定手順が受け付けた個数の端子が設定され、かつ、入力端子及び出力端子それぞれに対して前記UIで指定されたエネルギーに関する情報が設定された設備モデルを作成する設備モデル作成手順と、
    前記設備モデル作成手順が作成した設備モデルと、前記接続関係指定手順が受け付けた接続関係とに基づいて、前記設備モデルで構成されるプラント全体のプラントモデルを作成するプラントモデル作成手順と、
    をコンピュータに実行させ
    前記UIでは、前記入力端子が入力するエネルギーに関する情報として前記エネルギーの種類、最小値、最大値、平均及び単位の少なくとも1つ、前記出力端子が出力するエネルギーに関する情報として前記エネルギーの種類、最小値、最大値、平均及び単位の少なくとも1つ、前記入力端子が入力するエネルギーと前記出力端子が出力するエネルギーとの関係を表す情報として前記入力端子が入力するエネルギーと前記出力端子が出力するエネルギーとが満たす関係式、を指定可能である、ことを特徴とするプログラム。
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