JP7135336B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本開示は、制御装置及びプログラムに関する。
PDF(Portable Document Format)ファイルを印刷する際に、ユーザが指定する章だけを印刷可能な技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の技術では、PDFファイルに含まれるしおりデータを利用して文書データの構造(章、節、項の木構造。)が解析され、インデックス画面が表示される。ユーザはインデックス画面を見て印刷を希望する章を指定する。印刷装置は、指定された章の印刷処理を実行する。この他、下記特許文献2から特許文献7までの各文献にも、特定の章を印刷対象とする印刷技術が開示されている。
特開2007-283675号公報 特開2011-134337号公報 特開2007-133530号公報 特開2007-283675号公報 特開2015-12505号公報 特開2006-301927号公報 特開2003-162520号公報
しかし、ユーザによって指定される章の始まりが1ページの途中にある場合、そのページを印刷すると、そのページの先頭には、ユーザによって指定される章の前にある章の一部が印刷されてしまう。また、ユーザによって指定される章の終わりが1ページの途中にある場合、そのページを印刷すると、そのページの末尾には、ユーザによって指定される章の次にある章の一部が印刷されてしまう。そのため、ユーザにとっては、印刷物の可読性が低下する。
また、ユーザによって指定される章の内容が実質的には1ページに収まるようなボリュームであるにもかかわらず、その章の始まりと終わりが別のページに分かれている場合にも、印刷物の可読性が低下する。
本開示の一局面においては、対象ファイル内でユーザによって指定される対象グループを印刷する際に、可読性を向上し得る新規な手法を開示する。
本開示の一態様である第一の態様は、制御装置であって、取得部と、受付部と、生成部と、印刷制御部と、を備える。取得部は、複数のページを有する文書に係る文書データであって文書の内容が複数のグループに分類されている文書データを含む対象ファイルを取得する。受付部は、取得部によって取得される対象ファイルが含む文書データの複数のグループのうち、印刷対象とすべき対象グループの指定を受け付ける。
生成部は、文書データ内で、受付部において指定を受け付けた対象グループの内容を含むページに係るデータを利用して印刷データを生成する。また、生成部は、対象グループの内容を含むページが対象グループとは異なる非対象グループの内容を含む場合に、対象グループの内容を含むページに関して対象グループの内容が非対象グループの内容とは異なる出力形態で印刷されるように印刷データを生成する。印刷制御部は、生成部によって生成される印刷データに従って、印刷処理を実行させる。
このように構成された制御装置によれば、受付部において指定される対象グループの内容と非対象グループの内容とを含むページが印刷対象となる場合に、対象グループを非対象グループとは異なる出力形態で印刷することができる。したがって、印刷物の可読性を向上させることができる。
本開示の一態様である第二の態様は、制御装置であって、取得部と、受付部と、判断部と、生成部と、印刷制御部と、を備える。取得部は、複数のページを有する文書に係る文書データであって文書の内容が複数のグループに分類されている文書データを含む対象ファイルを取得する。受付部は、取得部によって取得される対象ファイルが含む文書データの複数のグループのうち、印刷対象とすべき対象グループの指定を受け付ける。判断部は、受付部において指定を受け付けた対象グループの内容が2つのページで構成される場合に、1ページ目の対象グループの内容と2ページ目の対象グループの内容とを、1ページにまとめて印刷可能か否かを判断する。生成部は、判断部によって1ページにまとめて印刷可能であると判断される場合に、1ページ目の対象グループの内容と2ページ目の対象グループの内容とを、1ページにまとめて印刷するための印刷データを生成する。印刷制御部は、生成部によって生成される印刷データに従って、印刷処理を実行させる。
このように構成された制御装置によれば、1ページ目の対象グループの内容と2ページ目の対象グループの内容を1ページにまとめて印刷することができる。したがって、印刷物の可読性を向上させることができる。
なお、上記の制御装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の制御装置と他の機器とを備える通信システムも、新規で有用である。
図1は印刷システムの構成を示すブロック図である。 図2は章選択印刷処理のフローチャートである。 図3は印刷データ生成方法決定処理のフローチャートである。 図4は1ページレイアウトデータ生成処理のフローチャートである。 図5は選択章を識別可能にするデータ生成処理のフローチャートである。 図6は1ページレイアウトデータの一例を示す説明図である。 図7は選択章を識別可能にするデータの一例を示す説明図である。
次に、上述の制御装置及びプログラムについて、例示的な実施形態を挙げて説明する。
[印刷システムの構成]
図1に示す印刷システム100は、パーソナルコンピュータ1とプリンタ2とがデータ通信可能に構成されたシステムである。
パーソナルコンピュータ1は、汎用の情報処理装置であり、制御部11、記憶部12、通信部13、操作部14及び表示部15を備える。
制御部11は、パーソナルコンピュータ1の各部を統括制御するものであり、例えばCPU111を備える。記憶部12は、例えばRAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリを有する。すなわち、パーソナルコンピュータ1は、CPU111及び半導体メモリを含むマイクロコンピュータを備えている。
制御部11は、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部12が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。パーソナルコンピュータ1が有する各種機能は、基本的には、制御部11が記憶部12に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
記憶部12には、オペレーティングシステム121、アプリケーションプログラム122、パーソナルコンピュータ1からプリンタ2を利用可能とするためのプログラムであるプリンタドライバ123などが記憶されている。
通信部13は、プリンタ2との間でデータ通信を行うためのインタフェースである。
操作部14は、ユーザからの外部操作による指令を入力するための入力装置である。例えば、操作部14としては、キーボードや、マウスやタッチパッド等のポインティングデバイスが用いられる。
表示部15は、各種情報をユーザが視認可能な画像として表示するための出力装置であり、本実施形態では液晶ディスプレイが用いられている。
一方、プリンタ2は、制御部21、記憶部22、通信部23、操作部24、表示部25及び印刷実行部26を備える。
制御部21は、プリンタ2の各部を統括制御するものであり、例えばCPU211を備える。記憶部22は、例えばRAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリを有する。すなわち、プリンタ2は、CPU211及び半導体メモリを含むマイクロコンピュータを備えている。
制御部21は、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部22が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。プリンタ2が有する各種機能は、基本的には、制御部21が記憶部22に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
通信部23は、パーソナルコンピュータ1との間でデータ通信を行うためのインタフェースである。
操作部24は、ユーザからの外部操作による指令を入力するための入力装置であり、各種操作ボタンを備える。
表示部25は、各種情報をユーザが視認可能な画像として表示するための出力装置であり、小型の液晶ディスプレイが用いられている。
印刷実行部26は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備える。
[パーソナルコンピュータにおいて実行される処理]
次に、パーソナルコンピュータ1において実行される処理について、図2から図5に示すフローチャートに基づいて説明する。以下に説明する各処理は、パーソナルコンピュータ1において制御部11が実行する。本実施形態では、印刷対象となる対象ファイルの一例として、PDFファイルを想定して説明する。パーソナルコンピュータ1においてユーザが章選択印刷処理を開始するための操作を行うと、図2に示す章選択印刷処理が開始される。
図2に示す処理を開始すると、制御部11は、S100において、PDFファイルのデータを取得する。S110では、例えば、印刷対象として選択可能なPDFファイルの一覧が表示部15に表示される。ユーザは、操作部14での操作により、印刷対象としたいPDFファイルを選択することができる。これにより、ユーザによって選択されたPDFファイルのデータが取得される。
続いて、制御部11は、S110において、印刷データ生成方法を決定するための処理を実行する。S110の詳細を図3に示す。図3に示す処理を開始すると、制御部11は、S210において、選択された章番号を取得する。PDFファイルに格納される文書の内容は複数の章に分類され、各章に対応する情報がしおり情報(本開示でいう分類情報に相当。)として格納されている。S210において、表示部15にはPDFファイルのしおり情報に基づいて、しおりの一覧が表示される。
ユーザは、操作部14での操作により、印刷したい章をしおりの一覧から選択することができる。S210では、ユーザが選択した章番号が取得される。なお、本実施形態では、S210において章番号を取得しているが、ユーザが選択する印刷単位としては、章単位の他、節単位、項単位等での選択が可能であってもよい。これら章、節、項等の選択単位又は印刷単位が本開示でいうグループに相当する。
続いて、制御部11は、S220において、ユーザによって選択された印刷対象に該当する章(以下、該当章とも称する。)のページ情報を取得する。上述のしおり情報には、各章の開始位置が含まれるページ番号、そのページ内に設定される座標系で表現された各章の開始位置の座標、各章のページ数等といったページ情報が含まれている。S220では、これらのページ情報を取得する。
続いて、制御部11は、S230において、該当章が複数ページであるか否かを判断する。複数ページであるか否かは、例えば「該当章の開始位置が含まれるページ番号」、「該当章の次の章の開始位置が含まれるページ番号」、「該当章の次の章の開始位置の座標」に基づいて算出することができる。「該当章の次の章の開始位置の座標」がページの上端の座標に一致する場合、「該当章の次の章の開始位置が含まれるページ」には「該当章の内容」が含まれないので、この場合、該当章のページ数は、「該当章の開始位置が含まれるページ番号」-「該当章の次の章の開始位置が含まれるページ番号」となる。
また、「該当章の次の章の開始位置の座標」がページの上端よりも下方の座標となる場合、「該当章の次の章の開始位置が含まれるページ」には「該当章の内容」の末尾が含まれるので、この場合、該当章のページ数は、「該当章の開始位置が含まれるページ番号」-「該当章の次の章の開始位置が含まれるページ番号」+1となる。なお、しおり情報に上記以外の情報が含まれている場合には、別の情報を利用して複数ページであるか否かを判断してもよい。例えば、各章のページ数の情報がしおり情報に含まれていれば、その値をそのまま利用して上記判断をすればよい。また各章の終了位置の情報がしおり情報に含まれていれば、上記開始位置の情報の代わりに利用することができる。
S230で該当章が複数ページであると判断した場合には、S240へ進み、制御部11は、該当章を1ページに集約するか否かを判断する。本実施形態の場合、(条件1)該当章が2ページである、(条件2)該当章2ページに含まれる内容が1ページに収まる量である、(条件3)ユーザが「1ページに集約」という選択項目を選択している、以上の3条件全てを満たす場合に、S240では該当章を1ページに集約すると判断する。ただし、判断条件は上記3条件に限定されず、例えば上記(条件1)及び(条件2)の2条件を満たす場合に、該当章を1ページに集約すると判断してもよい。
(条件1)については、上記S230で算出されたページ数に基づいて判断することができる。(条件2)については、例えば、1ページ目における該当章の開始位置、2ページ目における該当章の次の章の開始位置、各ページの上端位置、及び各ページの下端位置に基づいて判断することができる。図6を参照しつつ具体的な例を説明する。図6には、図6の上段に例示するような2ページ分のデータに基づいて、図6の下段に例示するような1ページ分のデータを生成する例を示してある。
図6の上段に例示したデータの場合、1ページ目P1には第1章の内容G1と第2章の内容の一部G2Aが含まれ、2ページ目P1には第2章の内容の一部G2Bと第三章の内容G3が含まれている。ここで、利用者が第2章を印刷対象としたい章として指定している場合を想定すると、第2章の内容G2A,G2Bについては、図6の下段に例示するように1ページPxに収めて印刷することができる。
しおり情報には、第2章の内容G2Aの開始位置Y2、第3章の内容G3の開始位置Y3等、各ページの上端位置YU、各ページの下端位置YL等の情報が含まれている。したがって、1ページ目の第2章の内容G2Aが占める縦方向のサイズは|Y2-YL|となる(ただし、|Y2-YL|はY2-YLの絶対値。以下同様。)。また、2ページ目の第2章の内容G2Bが占める縦方向のサイズは|YU-Y3|となる。1ページに収まる内容の最大サイズは|YU-YL|となる。
したがって、|YU-YL|≧|Y2-YL|+|YU-Y3|が成り立てば、(条件2)が満たされることになる。ただし、(条件2)が成立するか否かの具体的な判定手法は上述の例に限らない。上述の例以外の例としては、例えば、章の開始位置を用いる代わりに、該当章に含まれる文字や画像などの個々のオブジェクトについて、それぞれのサイズを積算することにより、該当章に含まれるオブジェクトサイズの総和を求めて、それが1ページ内に収まるか否かを判断してもよい。
S240で該当章を1ページに集約すると判断した場合には、S250へ進み、制御部11は、データ生成方法を「(1)1ページレイアウト」に決定する。これにより、後述する処理では、図6の上段に例示するような元データに基づいて、図6の下段に例示するような印刷データが生成されることになる。S250を終えたら、図3に示す処理を終了する。これにより、図2のS110を終えてS120へと進む。
一方、S230で該当章は複数ページではないと判断した場合、及びS240で該当章を1ページに集約しないと判断した場合には、S260へ進み、制御部11は、データ生成方法を「(2)選択章を識別可能にする」に決定する。データ生成方法を「(2)選択章を識別可能にする」に決定した場合には、後述する処理において、図7の上段に例示するような元データに基づいて、図7の下段に例示するような印刷データが生成されることになる。
具体的には、図7の上段に例示する元データは、1ページ目P1には第1章の内容G1と第2章の内容の一部G2Aが含まれ、nページ目Pnには第2章の内容の一部G2Bと第三章の内容G3が含まれている。図示は省略するが、1ページ目P1とnページ目Pnとの間には更に別のページが存在していてもよく、その場合、1ページ目P1とnページ目Pnとの間にあるページの内容は全て第2章の内容となる。
ここで、利用者が第2章を印刷対象としたい章として指定している場合を想定すると、データ生成方法を「(2)選択章を識別可能にする」にした場合は、第2章の内容G2A,G2Bについては、その前後にある第1章の内容G1及び第3章の内容G3とは、異なる出力形態で印刷される。より具体的な例としては、第2章の内容G2A,G2Bについては通常通りに印刷され、その前後にある第1章の内容G1及び第3章の内容G3については印刷されない、という例を挙げることができる。あるいは、第2章の内容G2A,G2Bについては通常通りに印刷され、その前後にある第1章の内容G1及び第3章の内容G3については通常よりも淡色で印刷される(すなわち、より低濃度で印刷される。)、という例を挙げることができる。
すなわち、第1章の内容G1及び第3章の内容G3が印刷されるか否かはいずれであってもよく、いずれの場合であっても、第2章の内容G2A,G2Bは、第1章の内容G1及び第3章の内容G3とは異なる出力形態で印刷されていることになる。この他、第2章の内容G2A,G2Bについてカラー印刷がなされるのであれば、その前後にある第1章の内容G1及び第3章の内容G3についてはモノクロで印刷される、という態様であってもよい。これらいずれの態様で印刷されても、ユーザは選択章が第2章であることを識別することができる。S260を終えたら、図3に示す処理を終了する。これにより、図2のS110を終えてS120へと進む。
S120へ進むと、制御部11は、データ生成方法は「(1)1ページレイアウト」であるか否かを判断する。図2のS120において、データ生成方法は「(1)1ページレイアウト」であると判断した場合には、S130へ進み、制御部11は、1ページレイアウトのデータを生成するための処理を実行する。S130の詳細を図4に示す。図4に示す処理により、制御部11は、図6の上段に例示するような2ページ分のデータに基づいて、図6の下段に例示するような1ページ分のデータを生成する。
具体的には、図4に示す処理を開始すると、制御部11は、S310において、1ページ目データの該当章しおり座標より下に位置するデータAをコピーする。図6に示す例で言えば、1ページ目P1の第2章の内容G2Aは、開始位置Y2から始まることがしおり情報に含まれているので、その開始位置Y2より下に位置するデータA(具体的には、第2章の開始位置Y2からページの下端位置YLまでの範囲内にあるデータ。)を、作業用のバッファにコピーする。
続いて、制御部11は、S320において、2ページ目データの次章のしおり座標より上に位置するデータBをコピーする。図6に示す例で言えば、2ページ目P2の第3章の内容G3は、開始位置Y3から始まることがしおり情報に含まれているので、その開始位置Y3より上に位置するデータB(具体的には、ページの上端位置YUから第3章の開始位置Y3までの範囲内にあるデータ。)を、作業用のバッファにコピーする。
続いて、制御部11は、S330において、データAをページ印刷領域の最上部に配置し、S340において、データBをデータAの下に配置する。そして、制御部11は、S350において、データA及びデータBが配置されたページデータを出力する。これにより、図6の下段に例示するようなページデータPxが出力されることになる。S350を終えたら、図4に示す処理を終了する。これにより、図2のS130を終えてS150へと進む。
一方、図2のS120において、データ生成方法は「(1)1ページレイアウト」ではないと判断した場合には(すなわち、データ生成方法は「(2)選択章を識別可能にする」であると判断した場合には)、S140へ進み、制御部11は、選択章を識別可能にするデータを生成するための処理を実行する。S140の詳細を図5に示す。図5に示す処理を開始すると、制御部11は、S410において、1ページ目データの該当章しおり座標より上に位置するデータの色又は濃度を変更する。
図7に示す例で言えば、1ページ目P1の第2章の内容G2Aは、開始位置Y2から始まることがしおり情報に含まれているので、その開始位置Y2より上に位置するデータ(具体的には、ページの上端位置YUから第2章の開始位置Y2までの範囲内にあるデータ。)の色又は濃度を変更する。ただし、S410において、該当章がページの上端位置から始まる場合には、その位置よりも上に位置するデータは存在しない。したがって、その場合、S410では、色又は濃度の変更がなされなくてもよい。
色又は濃度を変更するための具体的な手法については、種々考え得る。一例を挙げれば、PDFの場合であれば、ラスタライズする際に、各オブジェクトをそれぞれの座標に配置したデータが作成されるが、そのデータに対しては範囲を指定して不透明度を示す値(アルファ値)を変更することができる。アルファ値は、0.0から1.0までの間で任意に変更可能な値で、アルファ値を0.0に近い値にするほど、各オブジェクトの透明度が高くなり、印刷物上では色が薄くなる。
したがって、第1章の内容G1に対応する範囲のアルファ値を低下させれば、第1章の内容G1については濃度を低下させることができ、これにより、第2章の可読性を向上させることができる。上述のアルファ値は0.0にすれば完全にオブジェクトが透明化されるので、印刷物上にはオブジェクトが印刷されなくなる。したがって、第1章に含まれるオブジェクトの濃度を下げて印刷する場合の他、第1章に含まれるオブジェクトを印刷しない場合であっても、上述のアルファ値の調整により所期の印刷物の作成を実現することができる。
ただし、上述のようなアルファ値を用いるかどうかは任意である。アルファ値を用いる方法以外には、例えば、個々の第1章に含まれる個々のオブジェクト単位で色や濃度を変更することもできる。この場合であれば、オブジェクトごとに色や濃度の変更の程度を変えることも可能である。例えば、文字は低濃度化する一方、画像は印刷されないようにする等、オブジェクト単位での変更も可能である。あるいは、第一章に含まれるオブジェクトを印刷しない場合であれば、各オブジェクトを配置してからアルファ値を変更するのに代えて、各オブジェクトを配置しないようにしてもよい。この場合は、アルファ値の調整を行うことなく、各オブジェクトが印刷されないようにすることができる。
S410を終えたら、制御部11は、S420において、変数Pに1を代入する。続いて、制御部11は、S430において、Pページ目は最終ページであるか否かを判断する。S430が初めて実行される場合、変数Pには1が代入されている。したがって、この場合は、1ページ目が最終ページであるか否かを判断することになる。1ページ目が最終ページである可能性はあるので、S430は初めて実行される場合であっても、肯定判断がなされる場合と否定判断がなされる場合とがあり得る。
そこで、まずは、1ページ目が最終ページではない場合を想定して説明を続ける。S430でPページ目が最終ページでないと判断した場合には、S440へ進み、Pページ目を出力する。S440が初めて実行される場合は、1ページ目が出力されることになる。この場合、1ページ目は、S410において、該当章の前の章の内容について色又は濃度が変更されたページである。
続いて、制御部11は、S450において、変数Pに1を加算した後、S430に戻る。これにより、S430で否定判断がなされる間は、S430からS450までが繰り返し実行されることになる。その際、S440では2ページ目、3ページ目…、が順に出力されることになる。このとき出力されるPページ目は、S410による加工を受けていないページであり、その内容は該当章の内容となる。すなわち、2ページ目以降の該当章については、色又は濃度が変更されることなく出力されることになる。
そして、上述の繰り返し処理の中で、制御部11が、S430においてPページ目は最終ページであると判断した場合には、S460へ進む。この場合、制御部11は、最終ページデータの次章しおり座標より下に位置するデータの色又は濃度を変更する。図7に示す例で言えば、nページ目Pnの第3章の内容G3は、開始位置Y3から始まることがしおり情報に含まれているので、その開始位置Y3より下に位置するデータ(具体的には、第3章の開始位置Y3からページの下端位置YLまでの範囲内にあるデータ。)の色又は濃度を変更する。ただし、S460において、該当章がページの下端位置で終わる場合には、その位置よりも下に位置するデータは存在しない。したがって、その場合、S460では、色又は濃度の変更がなされなくてもよい。色又は濃度を変更するための具体的な手法については、上記S410と同様なので、ここでの説明は省略する。
上述の説明では、S430において、1ページ目が最終ページではない場合を想定して説明を行ったが、S430において、1ページ目が最終ページであると判断されることもある。この場合は、S440へは1回も進まないまま、S460へと進み、制御部11は、最終ページデータの次章しおり座標より下に位置するデータの色又は濃度を変更する。この場合、色又は濃度の変更対象となるのは1ページ目である。
すなわち、S410において該当章しおり座標より上に位置するデータの色又は濃度が変更されたデータに対し、更にS460において最終ページデータの次章しおり座標より下に位置するデータの色又は濃度が変更される。このような処理がなされるのは、該当章が1ページの中段に配置されていて、上段には該当章の前の章が配置され、下段には該当章の次の章が配置されている場合となる。
S460を終えたら、制御部11は、S470において、最終ページを出力する。すなわち、S460において該当章の次の章の内容について色又は濃度が変更されたページが、S470において出力される。S470を終えたら、図5に示す処理を終了する。これにより、図2のS140を終えてS150へと進む。
S130又はS140の実行後、S150へと進むと、制御部11は、データ印刷を実行する。S150を終えたら、図2に示す処理を終了する。
なお、以上説明した実施形態では、制御部11が上記S100を実行することにより、本開示でいう取得部として機能する。また、制御部11が上記S210を実行することにより、本開示でいう受付部として機能する。また、制御部11が上記S130(詳しくはS310~S350)及びS140(詳しくはS410~S470)を実行することにより、本開示でいう生成部として機能する。また、制御部11が上記S150を実行することにより、本開示でいう印刷制御部として機能する。また、制御部11が上記S230及びS240を実行することにより、本開示でいう判断部として機能する。
[効果]
以上説明した通り、上記パーソナルコンピュータ1によれば、S210において指定される章の内容(対象グループの内容)と指定されていない章の内容(非対象グループの内容)とを含むページが印刷対象となる場合に、指定されている章の内容を指定されていない章の内容とは異なる出力形態で印刷することができる。したがって、印刷物の可読性が向上する。例えば、ユーザは印刷物を見て、指定されている章の内容を容易に識別でき、ユーザが必要としている情報を容易に発見できるようになる。
また、上記パーソナルコンピュータ1によれば、1ページ目の章の内容と2ページ目の章の内容とを1ページにまとめて印刷することができる。したがって、印刷物の可読性が向上する。また、1ページにまとめて印刷することによって、2ページにわたって印刷する場合に比べて、印刷に必要な用紙を節約することができる。この場合に、指定されている章の内容が指定されていない内容と異なる出力態様で出力される(具体的には、指定されていない章の内容は印刷されない)ために、印刷物の可読性を向上させることができる、と言える。
さらに、上記実施形態の場合、S410からS470までの処理ステップでは、指定されている章の内容が印刷され、指定されていない章の内容が印刷されない印刷データを生成することができる。したがって、指定されていない章の内容が印刷されないので、指定されている章の内容について可読性が向上する。また、指定されていない章の内容が印刷されない分だけ、トナーやインクを節約することができる。
また、上記実施形態の場合、S410からS470までの処理ステップでは、指定されていない章の内容が、指定されている章の内容よりも薄い濃度で印刷される印刷データを生成することができる。したがって、指定されている章の内容が相対的に高濃度で印刷されるので、指定されている章の可読性が向上する。また、指定されていない章の内容が薄い濃度で印刷される分だけトナーやインクを節約することができる。
[他の実施形態]
以上、制御装置及びプログラムについて、例示的な実施形態を挙げて説明したが、上述の実施形態は本開示の一態様として例示されるものにすぎない。すなわち、本開示は、上述の例示的な実施形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、対象ファイルの一例としてPDFファイルを例示したが、対象ファイルは上記実施形態のものに限られない。PDFファイル以外の例としては、例えば、マイクロソフト社製の「マイクロソフト ワード(Microsoft Word)」で作成可能なWord形式のファイルを挙げることができる。
また、上記実施形態では、制御装置の例として、プリンタ2とは別体のパーソナルコンピュータ1を例示したが、プリンタ2自体が本開示でいう制御装置として機能するように構成されていてもよい。例えば、プリンタ2が備えるUSB(Universal Serial Bus)ポートにUSBメモリが挿し込まれた際、そのUSBメモリに対象ファイル(例えばPDFファイル。)が格納されていると、プリンタ2の制御部21が上記実施形態で説明したような処理を起動するように構成されていてもよい。この場合、上記実施形態でパーソナルコンピュータ1の表示部15に表示されていたような内容は、プリンタ2の表示部25に表示される。また、パーソナルコンピュータ1の操作部14においてユーザが実施していた操作(例えば、印刷対象となる章を指定する操作等。)は、プリンタ2の操作部24において実施されることになる。
この他、上記実施形態で、制御部11がソフトウェアで実現していた機能の一部又は全部をIC等のハードウェアで実現するように構成してあってもよい。
また、上述した制御装置及びプログラムの他、上記制御装置を構成要素とするシステム、上記プログラムを記録した記録媒体など、種々の形態で本開示を実現することもできる。プログラムは、光ディスク、磁気ディスク、半導体製メモリ等、コンピュータにて読み取り可能なあらゆる形態の記録媒体に記録されて用いられ得る。これらの記録媒体にプログラムが記録された状態で、記録媒体をユーザに提供することができる。プログラムは、コンピュータに組み込まれるROMやバックアップRAMに記憶され、これらROMやバックアップRAMからコンピュータにロードされて用いられてもよいし、ネットワークを介してコンピュータにロードされて用いられてもよい。
以上の他、上記各実施形態における一つの構成要素によって実現していた機能を、複数の構成要素によって実現するように構成してもよい。また、複数の構成要素によって実現していた機能を一つの構成要素によって実現するように構成してもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれる全ての態様が本開示の実施形態に該当する。
[補足]
なお、以上説明した例示的な実施形態から明らかなように、本開示の制御装置は、更に以下に挙げるような構成を備えていてもよい。
まず、本開示の制御装置において、生成部は、対象グループの内容が印刷され、非対象グループの内容が印刷されない印刷データを生成してもよい。
このように構成された制御装置によれば、非対象グループが印刷されないので、対象グループの可読性が向上する。また、非対象グループが印刷されない分だけ、トナーやインクを節約することができる。
また、本開示の制御装置において、生成部は、非対象グループの内容が対象グループの内容よりも薄い濃度で印刷される印刷データを生成してもよい。
このように構成された制御装置によれば、非対象グループが薄い濃度で印刷されるので、対象グループの可読性が向上する。また、非対象グループが薄い濃度で印刷される分だけトナーやインクを節約することができる。
また、本開示の制御装置において、対象グループの内容が2つのページで構成される場合に、1ページ目の対象グループの内容と2ページ目の対象グループの内容とを、1ページにまとめて印刷可能か否かを判断する判断部を備えてもよい。生成部は、判断部によって1ページにまとめて印刷可能であると判断される場合に、1ページ目の対象グループの内容と2ページ目の対象グループの内容とを、1ページにまとめて印刷するための印刷データを生成してもよい。
このように構成された制御装置によれば、1ページ目の対象グループの内容と2ページ目の対象グループの内容を1ページにまとめて印刷することができる。したがって、印刷に必要な用紙を節約することができる。
また、本開示の制御装置において、対象ファイルは、文書の内容を複数のグループに分類する分類情報を含んでもよい。生成部は、分類情報を利用して、複数のグループそれぞれの内容を特定してもよい。
このように構成された制御装置によれば、対象ファイル中に含まれる分類情報に基づいて、ページ内における対象グループの位置を特定できる。
また、本開示の制御装置において、対象ファイルは、PDFファイルであってもよい。分類情報は、PDFファイルに含まれるしおり情報であってもよい。
さらに、本開示のプログラムは、制御装置の有するプロセッサを、上述した通りの各構成として機能させるように構成されていてもよい。
1…パーソナルコンピュータ、2…プリンタ、11…制御部、12…記憶部、13…通信部、14…操作部、15…表示部、21…制御部、22…記憶部、23…通信部、24…操作部、25…表示部、26…印刷実行部、100…印刷システム。

Claims (6)

  1. PDFファイルを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得され前記PDFファイルまれる情報であり、かつ少なくとも複数の章を示す情報である、しおり情報を解析し、前記複数ののうち、印刷対象とす対象の指定を受け付ける受付部と、
    前記対象章の内容が、前記PDFファイルでの2つのページで構成される場合に、前記PDFファイルでの、前記対象章が含まれる1ページ目のデータのうち、前記しおり情報で示される、前記対象章の開始位置より下に位置するデータAが、1ページ分のページ印刷領域の最上部に配置され、前記PDFファイルでの、前記対象章が含まれる2ページ目のデータのうち、前記しおり情報で示される、前記対象章の次の章の開始位置より上に位置するデータBが、1ページ分の前記ページ印刷領域の、前記データAの下に配置されたページデータを含む印刷データを生成する生成部と、
    前記生成部によって生成される印刷データに従って、印刷処理を実行させる印刷制御部と、
    を備える、制御装置。
  2. PDFファイルを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得され前記PDFファイルまれる情報であり、かつ少なくとも複数の章を示す情報である、しおり情報を解析し、前記複数ののうち、印刷対象とす対象の指定を受け付ける受付部と、
    前記対象章の内容が、前記PDFファイルでの複数のページで構成される場合に、前記PDFファイルでの、前記対象章が含まれる1ページ目のデータのうち、前記しおり情報で示される、前記対象章の開始位置より上に位置するデータを第1データ、前記PDFファイルでの、前記対象章が含まれる最終ページのデータのうち、前記しおり情報で示される、前記対象章の次の章の開始位置より下に位置するデータを第2データ、前記PDFファイルでの複数のページに含まれるデータのうち、前記第1データ及び前記第2データ以外のデータを第3データとして、前記第1データ及び前記第2データの色又は濃度が、前記第3データとは異なる色又は濃度に変更されたページデータを含む印刷データを生成する生成部と、
    前記生成部によって生成される印刷データに従って、印刷処理を実行させる印刷制御部と、
    を備える、制御装置。
  3. PDFファイルを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得され前記PDFファイルまれる情報であり、かつ少なくとも複数の章を示す情報である、しおり情報を解析し、前記複数ののうち、印刷対象とす対象の指定を受け付ける受付部と、
    前記しおり情報で示される、前記対象章の開始位置、及び前記しおり情報で示される、前記対象章の次の章の開始位置、に基づいて、前記対象章の内容が前記PDFファイルでの2ページに分かれているか否か、及び、前記PDFファイルでの2ページに分かれている前記対象章の内容が1ページ分のページ印刷領域に収まるか否か、を判断し、前記対象章の内容が前記PDFファイルでの2ページに分かれている、と判断し、かつ、前記対象章の内容が1ページ分の前記ページ印刷領域に収まる、と判断した場合に、前記PDFファイルでの、前記対象章が含まれる2ページ分のデータを、1ページ分の前記ページ印刷領域に、1ページ目のデータ、2ページ目のデータの順に配置したページデータを含む印刷データを生成する生成部と、
    前記生成部によって生成される印刷データに従って、印刷処理を実行させる印刷制御部と、
    を備える、制御装置。
  4. 請求項3に記載の制御装置であって、
    前記生成部は、前記しおり情報で示される、前記対象章の開始位置Y2、前記しおり情報で示される、前記対象章の次の章の開始位置Y3、前記しおり情報で示される、各ページの上端位置YU、前記しおり情報で示される、各ページの下端位置YLに基づいて、1ページ目の前記対象章の内容が占める縦方向のサイズ|Y2-YL|と、2ページ目の前記対象章の内容が占める縦方向のサイズ|YU-Y3|と、1ページに収まる内容の最大サイズ|YU-YL|とを算出し、|YU-YL|≧|Y2-YL|+|YU-Y3|が成り立つか否かに基づいて、前記PDFファイルでの2ページに分かれている前記対象章の内容が1ページ分の前記ページ印刷領域に収まるか否か、を判断するように構成されている、制御装置。
  5. 請求項3に記載の制御装置であって、
    前記生成部は、前記対象章に含まれる個々のオブジェクトについて、それぞれのサイズを積算することにより、前記対象章に含まれるオブジェクトサイズの総和を求めて、その総和が1ページ内に収まる値か否かに基づいて、前記PDFファイルでの2ページに分かれている前記対象章の内容が1ページ分の前記ページ印刷領域に収まるか否か、を判断するように構成されている、制御装置。
  6. 請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記生成部は、前記対象章の内容が前記PDFファイルでの2ページに分かれていると判断し、かつ、前記対象章の内容が1ページ分の前記ページ印刷領域に収まる、と判断した場合は、前記PDFファイルでの、前記対象章が含まれる1ページ目のデータのうち、前記しおり情報で示される、前記対象章の開始位置より下に位置するデータAが、1ページ分のページ印刷領域の最上部に配置され、前記PDFファイルでの、前記対象章が含まれる2ページ目のデータのうち、前記しおり情報で示される、前記対象章の次の章の開始位置より上に位置するデータBが、1ページ分の前記ページ印刷領域の、データAの下に配置されたページデータを含む印刷データを生成し、その一方、前記対象章の内容が前記PDFファイルでの2ページに分かれてないと判断した場合、又は、前記対象章の内容が1ページ分の前記ページ印刷領域に収まらないと判断した場合、の少なくとも一方の場合は、前記PDFファイルでの、前記対象章が含まれる1ページ目のデータのうち、前記しおり情報で示される、前記対象章の開始位置より上に位置するデータを第1データ、前記PDFファイルでの、前記対象章が含まれる最終ページのデータのうち、前記しおり情報で示される、前記対象章の次の章の開始位置より下に位置するデータを第2データ、前記PDFファイルでの複数のページに含まれるデータのうち、前記第1データ及び前記第2データ以外のデータを第3データとして、前記第1データ及び前記第2データの色又は濃度が、前記第3データとは異なる色又は濃度に変更されたページデータを含む印刷データを生成する、制御装置。
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