JP7134492B2 - 整形外科的処置のためのねじり超音波発生器 - Google Patents

整形外科的処置のためのねじり超音波発生器 Download PDF

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Description

本発明は、手術具のような超音波振動可能な道具を起動するためのねじりモード超音波振動を発生させるための装置に関する。より具体的には、ただし限定するものではないが、それは、手術具、特に整形外科的処置のための手術具、のハンドピースへと組み込まれるように適合された、ねじりモード超音波振動を発生させるための装置に関する。
高度な整形外科用再置換器具において、及び専門家による外傷インプラント除去のために、ねじりモード超音波を使用することが知られている。ねじりモード振動を用いる装置の設計は、縦モード超音波振動を使用する先の技法と比べて、又は衝撃駆動型切削道具と比べてさえ、骨開窓を傷つけるリスクを大幅に低減した、向上された安全性を提供する(国際特許出願第2015/198005号及び米国特許第8,836,200号におけるYoung et alを参照)。いくつかのケースでは、保護シュラウドが、その道具のエンドエフェクタに超音波発生トランスデューサをつなぐ導波管の周囲に必要とされる。しかしながら、その道具がそのようなシュラウドなしに安全に展開されることができる場合、振動性システムの効率性は、縦モードとねじりモードとを組み合わせて使用することによって、有意に改善されることができる。Wuchinich et alの米国特許出願第2001/0047166号、Boukhny et alの米国特許出願第2005/0277869号、及びEasley et alの米国特許出願第2006/0004396号によって開示されているもののような、これを達成するための技法のいくつかの例が知られている。各例では、縦モードからねじりモードへの比例するモード変換を作成するための必須の物理的特徴、断面の不均等は、その道具の導波管又はホーンの選択された領域において螺旋状の溝を機械加工することを伴う。音響的に効率的なシステムを作成するために、その道具のチタン合金においてこれらの特徴を機械加工することは困難であるが、しかしながら、それは、この技術の使用を限定してきた。
本発明の目的は故に、既存のシステムの欠点を取り除くが、上述されたような同等の利益を提供する、ねじりモード超音波振動を生成するための装置、特に超音波で起動可能な整形外科用手術具を付勢するのに適した装置、を提供することである。
本発明の第1の態様によると、ねじりモード超音波振動を生成するように適合された装置が提供され、同軸上に一直線に配列されたアレイの遠位端から伸びる空洞の細長い変換素子を有する圧電セラミック素子のアレイを備え、複数の穴は、空洞の細長い変換素子の壁を貫いて伸び、前記複数の穴は、穴の1つ又は複数の列を形成するように配置され、穴の前記又は各列は、変換素子に沿って、且つその周囲に螺旋状に伸びている。
好ましくは、各前記穴は、各他の前記穴と同一である。
有利には、各前記穴は、空洞の細長い変換素子の縦の中心線と交差する中心線を有する。
好ましくは、変換素子の周りを螺旋状に伸びる穴の複数の前記列が存在する。
有利には、穴の各前記列は、穴の各他の列に対して平行して伸びている。
穴の各前記列は、穴の各他の前記列から一定の距離だけ離間され得る。
好ましくは、各前記穴は、空洞の細長い変換素子の内部に向かってテープが付いている。
有利には、各前記穴は故に、円錐形又は円錐台形である。
代替として、各前記穴は、円筒状である。
代替として、各前記穴は、楕円形の断面を有する。
代替として、各前記穴は、概ね正方形の断面を有する。
好ましくは、空洞の細長い変換素子は、円筒状である。
有利には、細長い変換素子の空洞の内部は、細長い変換素子の縦軸に沿って伸びる細長いルーメンを備える。
空洞の細長い変換素子は、その長さに沿って一定の断面輪郭を有し得る。
空洞の細長い変換素子は、全体を通じて一定の厚さを有する壁手段を有し得る。
好ましくは、変換素子の外径(D)対穴の隣接する列の実質的な隔たり(W-d)の第1の比は、4:1より大きい。
有利には、変換素子の外径(D)対穴の隣接する列の実質的な隔たり(W-d)の第1の比は、6:1より大きい。
変換素子の外径(D)対穴の隣接する列の実質的な隔たり(W-d)の第1の比は、有利には15:1未満である。
変換素子の外径(D)対穴の隣接する列の実質的な隔たり(W-d)の第1の比は、10:1未満であり得る。
好ましくは、穴の隣接する列の実質的な隔たり(W-d)対同じ列の穴の間の距離
Figure 0007134492000001
「以下、「g」とする」の第2の比は、1.5:1より大きい。
有利には、穴の隣接する列の実質的な隔たり(W-d)対同一列の穴の間の距離gの第2の比は、1.7:1より大きい。
穴の隣接する列の実質的な隔たり(W-d)対同一列の穴の間の距離gの第2の比は、有利には5:1未満である。
穴の隣接する列の実質的な隔たり(W-d)対同一列の穴の間の距離gの第2の比は、3.75:1未満であり得る。
本発明の第2の態様によると、ねじりモード超音波振動によって起動される手術具が提供され、上記の第1の態様において説明されたような装置を備え、ここで、空洞の細長い変換素子の遠位端から同軸上に伸びる細長い導波管手段が、超音波振動を伝達するように適合され、及び手術具のエフェクタ素子が、導波管手段の遠位端に又は隣接して位置する。
本発明の実施形態はここで、例として、及び添付の図面の図を参照して、より具体的に説明されることになる。
ねじりモード超音波振動を生成するための既知の装置の斜視図である。 本発明を具現化するねじりモード超音波振動を生成するための装置を備える手術具の斜視図である。 図2の装置から分離された第1の変換素子の斜視図である。 図3の第1の変換素子の一部分の拡大された断片的な斜視図である。 図2の手術具の側面図である。 図4と一直線に配列された、手術具の長さに沿ったねじり振動の変位振幅のグラフである。 本発明を具現化する第2の変換素子の側面図である。 本発明を具現化する第2の変換素子の側面図である。 点線VI~VIに沿って取られた、図5a及び5bの第2の変換素子の壁の概略的な断片的な断面である。
ここで図面を、特に図1を参照すると、ねじりモード超音波振動を生成するための既知の装置50、具体的にはBoukhnyによる米国特許出願第2005/0277869号に開示されているもの、が示されている。これは、段のある変換ホーン42の近位端46においてそのホーン42に接続された、PZTセラミックリングのスタックを備える従来の形式のトランスデューサ41を備える。トランスデューサ41は、スタックのPZTリングの間に交互配置された電極を介して、適した電気信号が印加されたときに縦モード超音波振動を生成するように適合されている。変換器ホーン42は、それに対して一連の平行する螺旋状の溝47が切削されている、4分の1の波長の長さの第1の近位部40と、同じく4分の1の波長の長さであり、ホーン42の遠位端45において終端する、より小さい直径のプレーンな第2の遠位部44とを備える。この遠位端45において、トランスデューサ41によって発生させられ、且つ変換器ホーン42を通じて伝達される超音波振動の変位は、それぞれ、矢印48と49とによって表されているように、ねじりモードと縦モードとの組み合わせになっている。
先行技術のこの例は、軸方向に/縦方向に励振されるロッドシステムにおいて、縦振動のねじり振動への変換がどのように生じるのかを実証しており、それにおいて、4分の1の波長の長さのロッドのセクションは、一連の平行する螺旋状の溝で機械加工されている。しかしながら、これらの溝の間隔及び深さは、生成されるねじりモードの縦モードへの変位の比率に決定的な影響を及ぼす。(図1に示されている装置は、上記の導入節において論述された既知のシステムの不利な点を有すると考えられることに留意されたい)。そのような螺旋状の溝を正確に切削することは、ほとんどのケースにおいて、そのような装置50が主にチタンから成ることから、困難なプロセスであることが分かっている。
図2では、本発明を具現化し、及び縦モード超音波振動を部分的に又は全体的にねじりモード振動に変換する改善された手段を提供する、代替の振動性ロッドシステムが例示されている。このシステムは、手術具20において具現化され、トランスデューサ27、第1の空洞セクションモード変換器29、及び整形外科用骨セメントの除去のために設計された器具18を備える。ここでのトランスデューサ27は、従来の軸モードランジュバントランスデューサ設計のものであり、同軸上に配置され、環状電極と交互配置され、及びバックプレート24とフロントプレート14との間に挟まれた複数の圧電セラミック(PZT)リング22から成る。フロントプレート14は、その遠位/出力端13において適切な振動運動特性を作成するためのオプションの段26とともに示されている(詳細については以下を参照)。絶縁フランジ25は、その中に発生させられる超音波振動の節点において、フロントプレート14とトランスデューサスタック22との間にオプションとして位置する。絶縁フランジ25は、ハンドピースのケーシングがトランスデューサ27と第1のモード変換器29との周囲に装着されることを可能にし、超音波振動から絶縁される。
トランスデューサ27の遠位端13は、第1の空洞セクションモード変換器29にねじ式装着(可視でない)によって取り付けられる(以下の図3においてより詳細に示される)。第1のモード変換器29は、一連の平行して伸びる螺旋7に配置された複数の放射状に穿たれた穴11を提供され、各穴11は、第1の空洞のモード変換器29の壁を完全に貫いてその内部へと穿たれる(これもまた、以下の図3において十分に示される)。
第1のモード変換器29の遠位端15に、これもまたねじ式装着によって、整形外科用骨セメントの除去のための器具18が取り付けられる。例示されている代表的な骨セメント除去器具18は、拡大された直径の近位セクション2と、細長い導波管部6と、導波管部6の遠位端におけるエンドエフェクタ4とを備える。段のあるセクションチェンジ3が、導波管部6内にオプションとして存在し、これらは、その中の振動モードに影響を及ぼすことなしに、システム20の周波数チューニングを容易にし得る。
図3及び3aは、第1の空洞のモード変換器29のさらなる詳細を示している。第1のモード変換器29の本体は、円筒状であり、空洞の中心9が、第1のモード変換器29の中心線に沿って縦方向に伸びている。このことから、第1のモード変換器29の壁16は、一定の厚さを有する。複数の同一の円形セクションの穴11は各々、壁16を貫いて空洞の中心9へと伸び、各穴11の中心軸は、第1のモード変換器29の縦軸と交差する。
穴11は、一連の平行する列、線又はチェーン7に全て配置され、各列7は、各他の列7と平行して、第1のモード変換器29の周囲に螺旋状に伸びる。
図3は、振動モード変換の程度、よって遠位端15においてセメント除去器具18へと伝達されるねじりモード振動の比率を決定すると考えられる穴11、列7及び第1のモード変換器29の臨界寸法の詳細を示している。穴11の2つの平行する列7が、これらの図に示されており、各々から、列7に3つの穴11を有することが見て取れる。4つの臨界寸法が示されている:W(5)、d(8)、L(10)及びg(12)。Wは、穴11の隣接する平行する列7の間の(中心線から中心線までの測定された)一定の距離を表し、dは、各穴11の同一の直径を表し、Lは、縁から縁までの測定された、隣接する螺旋状の列7の穴11を隔てる最短距離を表し、及びgは、同じ列7の隣接する穴11の間の一定の距離を表す。角度αは、第1のモード変換器29の縦軸に対する各螺旋状の列7のスパイラル角度を定義する。D(この図ではラベル付けされていない)は、円筒状の第1のモード変換器29の外径である。
モード組成を決定する、臨界寸法間の定義関係は、以下の式に示されている。有意なねじりモード変換は、
W-d≧g
のとき、及びスパイラル角度αが
60°>α>45°
の範囲内にあるときに生じる。(注:量(W-d)とLとは、同じではない。隣接する列7の穴11が必ずしも一直線に配列される訳ではないことから、2つの個々の穴11の最近接であるLは、(W-d)以上になるであろう)。
加えて、初期の作業は、
5>2πD/L>2;
5>2πD/(W-d)>2;
3>(W-d)/g>1
であることを示唆したが、さらなる展開は、最良の結果について、
15>D/(W-d)>4;及び好ましくは
10>D/(W-d)>6;その一方で
5>(W-d)/g>1.5;及び好ましくは
3.75>(W-d)/g>1.7
であることを示している。
図4及び4aは、変位振幅ξに対するシステム20の長さに沿ったモード変化を概略的に示しており、3つの主たる素子27、29、18の各々における節と腹とを定義している。例示されているシステム20は、モード変換器29からの、及びセメント除去器具18全体を通じた、純粋なねじり出力を示している。除去器具18は理想的には、nλ/2の長さを有し、ここで、λは、超音波振動、ここではねじりモード、の波長である。
図5及び5bは、第1のモード変換器29に優先して、手術具20へと組み込まれることができる、第2の空洞セクションモード変換器59を示している。第2のモード変換器59は、ラベル付けを簡略化するために、2回示されている。また、図5bでは、図5aにおける近壁16中の穴61を通じて可視である第2のモード変換器59の遠壁16上の特徴は、明確性のために省略されている。
第1のモード変換器29と第2のモード変換器59とは、機能的及び構造的に非常に類似しており、それらの間の主要な差異は、第2のモード変換器59の壁16を貫いて穿たれた穴61の輪郭にある。螺旋状に伸びる列7のこれらの穴61の配置は、同じままである。第1のモード変換器29の穴11は、輪郭が円筒状であるが、第2のモード変換器59の穴61は、輪郭が円錐台形であり、第2のモード変換器59の空洞の内部9に向かってテーパーが付いている。各穴61によって範囲を定められた円錐角βは、典型的に約14°である(以下の図6を参照)。第2のモード変換器59は、各端部における接続素子62、63とともに示されており、各々は、使用されるねじ式接続を締め付けるためのスパナフラット64を提供される。
図6は、第2のモード変換器59の壁16を貫く断片的な断面を示しており、穴61の同じ列7の隣接する穴61の間、及び隣接する列7の穴61の間、の壁16の輪郭を示すために、図5aにおけるジグザグ線VI~VIを辿っている。穴61は、この例では、14°の円錐角βで、第2のモード変換器59の内部9に向かってテーパーが付けられている。結果として、同じ列7の2つの隣接する穴61の間の壁16の厚さは、第2のモード変換器59の外面にわたって、一定であり、それらの間の距離gに等しい。円筒状の穴11が使用された場合、それらの間の壁16は、モード変換器29の内部9に向かって非常により薄くなるであろう、又は円筒状の穴11は、それらの内端において交差さえし得る。テーパーが付けられている穴61それら自体は、それらが内部9に入るにつれて、外面におけるd1からd2まで直径が小さくなる。穴の直径dについての値が必要とされる場合、d1又はd1とd2との平均値のいずれかが、それが大きな差異を生むことなしに使用されることができる。図6において見られることができるように、隣接する列7の穴61の間の壁16の一部分は、依然として一定の厚さではないが、ここでも、比例する変動は、同じ列7の隣接する穴61の間の狭壁16における変動が生むであろうものよりはるかに少ない差異しか生まない。
このことから、本発明は、円筒状のロッドへと縦方向に切削される一連の螺旋状の溝の振動性特性が、断面の剛性を変えるために多様な形状を機械加工することによって複製又は模倣されることができることを認識しており、それによって、ロッドの縦軸に対する選択された方向に変位が生じることを促している。チューブ状のロッドセクションを選択し、及びチューブ状のロッドの縦軸の周りの平行する螺旋状の構成に配置された、チューブ壁を貫く一連の穴を穿つことによって、近位的に印加される圧縮波(縦モード)入力によって付勢されるとき、2つの運動成分が、機構の下流に作成されることができる。円筒状の穿たれた穴が、それらが製造するのに最も容易な形状であることから、上記の図2~3aに示されている。(図4~5に見られるような)テーパーが付けられている穿たれた穴もまた、適切に輪郭を象られたビットで生成されることが容易である。しかしながら、スパークエロージョン技法に頼ることよって、他の形状、例えば、正方形又は楕円形、が個々の穴として発生させられることができる。これらの各々は依然として、本発明が取って代わることを意図されている、既知の変換器の既存の細長い連続的なスパイラル溝より容易に形成されるであろう。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
[1] ねじりモード超音波振動を生成するように適合された装置であって、同軸上に一直線に配列されたアレイの遠位端から伸びる空洞の細長い変換素子を有する圧電セラミック素子のアレイを備え、複数の穴が、前記空洞の細長い変換素子の壁を貫いて伸び、前記複数の穴は、穴の1つ又は複数の列を形成するように配置され、前記穴の列又は前記穴の列の各々は、前記変換素子に沿って、且つその周囲に螺旋状に伸びている、装置。
[2] 前記穴の各々は、他の各穴と同一である、[1]に記載の装置。
[3] 前記穴の各々によって定義される中心軸は、前記空洞の細長い変換素子の縦軸と交差する、[1]又は[2]に記載の装置。
[4] 前記空洞の細長い変換素子は、複数の前記穴の列を備え、前記穴の列の各々は、前記変換素子の周りに螺旋状に伸びている、[1]~[3]のうちのいずれか一項に記載の装置。
[5] 前記穴の列の各々は、他の前記穴の列に対して互いに平行に延びている、[4]に記載の装置。
[6] 前記穴の列の各々は、各隣接する前記穴の列から一定の距離だけ離間している、[4]又は[5]に記載の装置。
[7] 列内の各穴は、前記列内の隣接する穴から一定の距離だけ離間している、[1]~[6]のうちのいずれか一項に記載の装置。
[8] 前記穴の各々は、前記空洞の細長い変換素子の内部に向かってテーパーが付けられている、[1]~[7]のうちのいずれか一項に記載の装置。
[9] 前記穴の各々は、円筒状である、[1]~[7]のうちのいずれか一項に記載の装置。
[10] 前記空洞の細長い変換素子は、円筒状である、[1]~[9]のうちのいずれか一項に記載の装置。
[11] 前記細長い変換素子の空洞の内部は、前記細長い変換素子の縦軸に沿って伸びる細長いルーメンを備える、[10]に記載の装置。
[12] 前記空洞の細長い変換素子は、その長さに沿って一定の断面輪郭を有する、[11]に記載の装置。
[13] 前記空洞の細長い変換素子の壁は、全体を通じて一定の厚さを有する、[10]~[12]のうちのいずれか一項に記載の装置。
[14] 前記変換素子の外径(D)対穴の隣接する列の実質的な隔たり(W-d)の第1の比は、4:1より大きい、[1]~[13]のうちのいずれか一項に記載の装置。
[15] D対(W-d)の前記第1の比は、15:1未満である、[14]に記載の装置。
[16] 穴の隣接する列の実質的な隔たり(W-d)対同じ列の穴の間の距離gの第2の比は、1.5:1より大きい、[1]~[15]のうちのいずれか一項に記載の装置。
[17] (W-d)対gの前記第2の比は、5:1未満である、[16]に記載の装置。
[18] ねじりモード超音波振動によって起動される手術具であって、[1]~[17]のうちのいずれか一項に記載のねじりモード超音波振動を生成するように適合された装置を備え、ここで、前記装置の前記空洞の細長い変換素子の遠位端から同軸上に延びる細長い導波管手段が、超音波振動を伝達するように適合され、前記手術具のエフェクタ素子が、前記導波管手段の遠位端において又は隣接して位置する、手術具。

Claims (14)

  1. ねじりモード超音波振動を生成するように適合された装置であって、同軸上に一直線に配列されたアレイの遠位端からびる空洞の細長い変換素子を有する圧電セラミック素子のアレイを備え、複数の穴が、前記空洞の細長い変換素子の壁を貫いてび、前記複数の穴は、穴の1つ又は複数の列を形成するように配置され、前記穴の列又は前記穴の列の各々は、前記変換素子に沿って、且つその周囲に螺旋状にびている、装置。
  2. 前記穴の各々は、他の各穴と同一である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記穴の各々によって定義される中心軸は、前記空洞の細長い変換素子の縦軸と交差する、請求項1又は請求項2に記載の装置。
  4. 前記空洞の細長い変換素子は、複数の前記穴の列を備え、前記穴の列の各々は、前記変換素子の周りに螺旋状にびている、請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記穴の列の各々は、他の前記穴の列に対して互いに平行に延びている、請求項4に記載の装置。
  6. 前記穴の列の各々は、各隣接する前記穴の列から一定の距離だけ離間している、請求項4又は請求項5に記載の装置。
  7. 列内の各穴は、前記列内の隣接する穴から一定の距離だけ離間している、請求項1~6のうちのいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記穴の各々は、前記空洞の細長い変換素子の内部に向かってテーパーが付けられている、請求項1~7のうちのいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記穴の各々は、円筒状である、請求項1~7のうちのいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記空洞の細長い変換素子は、円筒状である、請求項1~9のうちのいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記細長い変換素子の空洞の内部は、前記細長い変換素子の縦軸に沿ってびる細長いルーメンを備える、請求項10に記載の装置。
  12. 前記空洞の細長い変換素子は、その長さに沿って一定の断面輪郭を有する、請求項11に記載の装置。
  13. 前記空洞の細長い変換素子の壁は、全体を通じて一定の厚さを有する、請求項10~12のうちのいずれか一項に記載の装置。
  14. ねじりモード超音波振動によって起動される手術具であって、請求項1~1のうちのいずれか一項に記載のねじりモード超音波振動を生成するように適合された装置を備え、ここで、前記装置の前記空洞の細長い変換素子の遠位端から同軸上に延びる細長い導波管手段が、超音波振動を伝達するように適合され、前記手術具のエフェクタ素子が、前記導波管手段の遠位端において又は遠位端に隣接して位置する、手術具。
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