JP7132236B2 - 導波路干渉計 - Google Patents

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Description

本発明の主題は、マルチコア導波路上、特にファイバ状または平面状のいずれかの導波路上に形成された干渉計であり、その本質は以下に開示するようにコア活性化(アクチベーション)プロセスを適用することである。
マイクロメトリックセット(又はマイクロメーターサイズのセット)を使用して行われる層の幾何学的厚さの測定は、測定機器を用いて層全体の物理的把握を評価することを必要とし、これは変形可能な要素または液体の測定の場合には困難である。この種の装置の使用はまた、溶液または生物学的物質を検査するとき、または生物学的試験を実行するとき、例えば細菌およびウイルスを培養および観察するときには不可能である。
そして、光学的厚さは光路長と呼ばれ、幾何学的層の厚さとその屈折率との積によって表される。以下、光学的厚さのこの意味が適用されるものとする。
この種の物質(変形可能、液体など)の検査は通常顕微鏡下で行われ、これは時間がかかり、高価で汎用性のない測定および観察機器の使用を必要とする。インサイチュ(in situ)での検査の実施もまた著しく妨げられている。
一般的に言えば、光学的厚さ測定は干渉計を使用して実施することができる。それ故、位相要素の厚さを測定する既知の方法は、例えば、マイケルソン干渉計またはマッハツェンダー干渉計など、干渉計を使用する方法を含む。しかしながら、体積干渉計(又は容積干渉計/Volumetric interferometer)は、数ナノメートルから数百ナノメートルまたは一桁のマイクロメートルの比較的小さい層についての光学的厚さのインサイチュでの変化を測定することができない。
導波路干渉計の様々な構造、特に光ファイバに基づくものが技術的に知られている。それらの使用を想定した測定方法も知られている。
光ファイバのテーパを仮定した光ファイバ干渉計の構造は、2013年にPIERS Proceedingsによって出版された、Hun-Pin Change等の著作の「液面検出用のテーパファイバマッハツェンダー干渉計」というタイトルの論文に記載されている。この要素の構造は、標準のシングルモードファイバを使用し、このファイバに2つの非断熱(non-adiabatic)テーパの実施に基づく。この干渉計の動作の背後にある考え方は、2回目のテーパリング後のこれらのモードの干渉の測定に基づく。干渉計は液面を測定するために使用される。この解決策ではマルチコア導波路は使用されない。
2007年にOptics Expressによって出版された、Joel Vialtor等の著作による「フュージョン・スプリッティングによって構築された単純な全マイクロ光ファイバ干渉計」という題名の論文は、ファイバがカプラとして機能する開口部を囲むように2つの場所でスプライス(又は、接合/splice)されたシングルコアフォトニックファイバ干渉計の概念を提示する。
2011年にLibo Yuanによって書かれ、Photonic Sensorsによって発刊された「ファイバ内集積干渉計の最近の進歩」と題されたレビュー記事は、テーパ付きダブルコアファイバに基づくマッハツェンダーおよびマイケルソン干渉計構造の概念を提示する。提案された構造におけるマイケルソン干渉計は、ファイバ端末の端面全体にミラーを有する。テーパを通過してミラーで反射し、信号が干渉する。
ダブルコアファイバの局所的テーパリングの概念は、2009年にジャーナルオブ で発刊されたE. Zetterlund等による“Gemini Fiber for Interferometry and Sensing Applications”の論文からも知られている。この概念によれば、光ファイバのコアに物質は適用されない(すなわち、ファイバはアクチベーションされない)。この記事で紹介されている例は、均等-測定アームを特徴とする。
マルチコアファイバ干渉計の構造は、Ming Tangらの著作による2013年にApplied Physics Bに発表された「温度検出用の全固体マルチコアファイバベースマルチパスマッハツェンダー干渉計」というタイトルの記事にも記載されている。著者らは、特に温度測定に使用できる干渉計のセンサへの適用を提示する。この概念では、特定のコアの中心の代わりにコア内ケーシングに接続することによって、光ファイバはSMF-28ファイバでスプライスされる。この場合、著者らはマルチビーム干渉の適用を指摘している。従来の干渉計では、コア内空間に作られたスプライスがここでのカプラとして機能する。
Lo. Sojkaらの著作による「センシング用途のためのマルチコアマイクロ構造化光ファイバ」というタイトルの記事は7コアのマイクロ構造化ファイバに基づくマルチビームマッハツェンダー干渉計についての概念を提示している。ファイバの両端で行われるスプライスはカプラとして機能する。使用されているファイバは結合したコア有し、それにより、コア内のパワー移送に対する外部要因の影響を真に調べることができる。
マルチコアファイバに基づくマルチパラメータセンサの構造のためのアイデア(空間多重化)、特に不均一コアを有するマルチコアファイバについては、Lin Ganらの著作によるIEE Photonics Journalに掲載された「マルチパラメータ測定のための不均一マルチコアファイバにおける空間分割多重マッハツェンダー干渉計」というタイトルの論文で発表された。この概念によれば、マッハツェンダー干渉計は7コアファイバ(2つのテーパ)で構成されている7つのコアすべてが、ファンイン/ファンアウト(fan-in/fan-out)要素によって入力で活性化される。システムの終了時には(又はシステム端では)、ファンイン/ファンアウト要素によってすべてのコアから電力が収集される。テーパのパラメータを変えることによって、他の干渉像が検出器を用いて出力に集められる。この概念は温度とひずみの測定に専念しており、著者は交差感度を排除できると主張している。
センサ構造の他の例では、米国特許第4653906号の明細書に説明されるように、歪み測定に多芯ファイバを含む装置が使用される。この解決法では、ダブルコアファイバが歪み伝達構造に固定される。歪みはコア間のクロストークの値を変化させ、それが光ファイバに影響を与える歪みの信号を与える。
マルチコアファイバ上に形成された干渉計に基づく上記の解決策は、主に歪みおよび温度の測定専用である。しかしながら、それらは層の光学的厚さの効果的な測定には不適当である。それらのシステムの構造もコアアクティベーションを可能にしない。
したがって、本発明の目的は、薄層の吸着及び/又は光学的厚さを測定するための導波路干渉計、特に光ファイバ干渉計を開発することであった。導波路干渉計の使用は技術を新しい可能性へと切り開き、それによって干渉計試験は著しい小型化を必要とする研究で使用され、そのような用途は体積干渉計には利用できなかった。本発明の使用による効果的な測定は、その動作の本質であるアーム活性化プロセスのおかげで可能になる。本発明のさらなる利点は、体積光学系から知られているその概念が、干渉計の不均衡の効果によって強化されることである。本発明の他の目的は、温度、伸び/膨張、歪み、圧力、ガス濃度などの他の物理量を測定するのにも適した干渉計構造を開発することであった。さらに、これらの値の変化は、環境要因の変化と呼ばれる。
本発明による物理的パラメータ、特に層の幾何学的厚さ及び/又は様々な光学的厚さの層における光屈折率の変化を測定するための干渉計は、反射構造で動作し、光源に接続された導波路、特に光ファイバまたは平面導波路上に形成されたカプラと、少なくともダブルコア(2重コア)を含み、少なくとも1つのコアの端面(又は、面、表面)が活性化され、導波路、特に光ファイバの少なくとも1つのコアがマルチコア導波路の光源と同じ側に位置する信号検出器に直接または間接的に接続される。
少なくとも1つのコアの活性化は、以下の中から有利に選択される方法/プロセスとして理解される。
-他の物質が結合し得る少なくとも1つの化学的に活性な物質でのコーティング(又は、被覆)
-環境要因にさらされたときに切断され得る少なくとも1つの化学的に活性な物質でのコーティング
-環境要因にさらされたときにそのパラメータ、特にその厚さ及び/又はその屈折率及び/又はその吸収を変化させる少なくとも1つの物質でのコーティング
-任意の既知の技術を使用した誘電体のセクション(部分)の接続
少なくとも1つのコアの端面に少なくとも1つの誘電体のセクション(誘電体の部分)を接続することによる活性化は、干渉計が好ましくはこの接続された誘電体のセクションに影響を及ぼす温度、伸び/膨張、歪み、圧力などの外部要因を測定するために使用される場合として理解される。
コアを少なくとも1つの活性物質でコーティングする(被覆する)ことは、コアが位置する領域におけるファイバの端面の表面をこの物質またはその混合物でコーティングすることとして理解される。
一般論として、活性化物質は環境と反応することによってその光学的厚さ及び/又は吸収(又は、吸収率)を変える。特に、活性物質は、環境からの化学物質の吸着剤及び/又は外的要因にさらされると膨潤/収縮する物質及び/又は環境からの化学物質を結合する物質である。
本発明の特定の実施形態では、各コアは前述の方法のうちの1つによって活性化することができ、特に各コアは異なる物質でコーティングすることができる。この有益な実施形態は、本発明による単一の干渉計を使用して様々な物質層の光学的厚さを測定するために使用することができる。
マルチコア導波路、特に光ファイバ上のカプラは、任意の既知の方法によって、好ましくは、導波路の構造が孔を含む場合には孔を囲む(又は、孔を取り囲む/enclose holes)ことによって、及び/又は、テーパリングする(又は、先細りにする)ことによって形成される。具体的には、この方法は、とりわけ、発明出願番号P411430の特許明細書に記載されている方法に類似している。テーパリングせずに孔を囲むことは、追加の伸張力を加えることなく孔を囲む手段として理解される。それにもかかわらず、この追加の伸張力を加えずに孔を囲むとき、ガラスが孔上に沈むので、導波路、特に光ファイバの横方向寸法(又は、断面寸法/crosswise dimension)は減少する(テーパリングする)。
本発明による干渉計に使用されるマルチコア導波路はまた、特にキャピラリ内に、または共通の基板上に一緒に固定(又は、セット)された、少なくとも2つの光ファイバ、少なくとも単一コアとして理解される。
本発明の有益な実施形態では、干渉計の構造に使用される導波路は偏波保存(又は、偏光保存/偏波保存型/polarization-preserving)導波路、特に光ファイバである。本発明の有利な実施形態では、導波路を支持し測定システムを形成する要素も偏波保存要素である。
本発明の有益な実施形態では、コアを活性化することとは別に、少なくとも1つの導波路コアは他と異なる長さを有する。特に、誘電体のセクション(特にガラス、特に導波路)は、任意の既知の方法を使用して、導波路のコアのうちの少なくとも1つ、特にマルチコア光ファイバに接続される。接続は、スプライス、接着またはバット・カップリング(又は、突合せ結合)によって行われる。
接続された誘電体の部分は、選択された導波路コアの選択的活性化を容易にする。本発明のこの有益な実施形態では、干渉計を不均衡にすることは、活性化物質の光学パラメータの予想される変化に適応するように干渉計の感度を最適化することをもたらす。接続された誘電体のセクションの端面を活性物質でコーティングすることによって、誘電体のセクションが接続されている干渉計のこのアームを活性化させることが特に可能である。本発明の別の有益な実施形態では、マルチコア導波路のコアのうちの1つは、工場で製造されるかまたは異なる方法によって製造されるかのいずれにせよ、残りのコアに対して異なる長さを有することができる。好ましくは、光源は広域スペクトル光を放射し、特にスーパーコンティニューム光源、ハロゲンランプまたはスーパールミネセンスランプを含む。波長可変レーザを用いても同様の効果が得られる。有益な実施形態では、検出器はスペクトル分析器または光学分光計である。波長可変レーザを使用する場合、フォトダイオードは検出器として有利に使用することができる。
本発明の有益な実施形態では、光は、光サーキュレータ、光カプラまたはファンイン/ファンアウト装置を介して、導波路、好ましくはマルチコア光ファイバの1つまたは複数のコアに入力される。
本発明の別の有益な実施形態では、光源からの信号は第一のサーキュレータポートまで光ファイバを移動する。第2のサーキュレータポートはマルチコア導波路のコアのうちの1つ、特にダブルコアファイバに接続され、第3のポートは検出器に接続される。この有益な実施形態では、スーパールミネセンスダイオードまたはスーパーコンティニューム光源が光源として働き、好ましは、検出器は分光計を含む。光ファイバは、任意の既知の方法を使用して、特に、使用される光ファイバが孔を有する場合には、孔を囲むことによって、及び/又は、テーパリングさせることによって、形成されたカプラを含むマルチコア光ファイバに接続される。マルチコア導波路のコアのうちの1つは、任意の既知の方法を使用して、特に、スプライシング、接着または突合せ結合によって、誘電部、この場合は光ファイバを接続することによってその出力で活性化される。活性化されたコアは、干渉計アームの光路を有利に変化させる。
2番目のサーキュレータポートを出ると、信号はシングルコア光ファイバを介してカプラを含むマルチコア光ファイバのコアの1つに向けられる。マルチコアファイバでは、信号は、好ましくは両方のファイバコア間で信号を分割(又は、分離)するカプラに到達するまでコアの1つを伝搬する。コアの1つでは、信号は接続されているファイバの先端で反射され、第2のコアからの信号はダブルコアファイバの先端で反射される。反射光は、ダブルコアファイバとそれに取り付けられたカプラを通って戻り、サーキュレータを通って検出器に到達する。検出器はスペクトル帯(波長)の干渉ストライプを示し、そのシフト及び/又はコントラストは接続された光ファイバのパラメータの変化に依存し、伸び、歪み、温度変化および他の要因から生じ得る。
本発明の別の有益な実施形態では、光源からの信号は第一のサーキュレータポートまで光ファイバ上で移動する。第2のサーキュレータポートは、好ましくは均質コアを有するマルチコアファイバ、特にダブルコアファイバのコアのうちの1つに接続されている。反射信号は光ファイバを通って第2のサーキュレータポートに戻り、第3のサーキュレータポートから検出器への光ファイバに送られる。この有益な実施形態では、スーパールミネセンスダイオードまたはスーパーコンティニューム光源が光源として働き、検出器は分光計を含むことが好ましい。光ファイバは、任意の既知の方法を使用して、特に、使用される光ファイバが孔を有する場合には、孔を囲むことによって、及び/又は、テーパリングによって形成されたカプラを含むマルチコア光ファイバに接続される。マルチコアファイバのコアの1つは、コーティングを施すことによってその出力で活性化される。この例では光ファイバである誘電体のセクションは、任意の既知の方法を使用して、特に、スプライシング、接着または突合せ結合によって第2のコアに接続される。接続されたセクションは、物質が接続されていないコアを露出させ、それによって干渉計アームの光路を変化させる。
2番目のサーキュレータポートを出ると、信号はシングルコア光ファイバを介してカプラを含むマルチコア光ファイバのコアの1つに導かれる。マルチコアファイバでは、信号は、好ましくは両方のファイバコア間で信号を分離するカプラに到達するまでコアの1つを伝搬する。コアの1つでは、信号は接続されているファイバの先端で反射され、第2のコアからの信号はダブルコアファイバの先端で反射される。反射光は、ダブルコアファイバとそれに取り付けられたカプラを通って戻り、サーキュレータを通って検出器に到達する。検出器はスペクトル帯(波長)の干渉ストライプを示し、そのシフト及び/又はコントラストは接続された光ファイバのパラメータの変化に依存し、それは伸び、歪み、温度変化および他の要因から生じ得る。
本発明の別の有益な実施形態では、光源からの信号は第一のサーキュレータポートまで光ファイバ上を移動させる。第2のサーキュレータポートは、好ましくは均質コアを有するマルチコアファイバ、特にダブルコアファイバのコアのうちの1つに接続されている。反射信号は光ファイバを通って第2のサーキュレータポートに戻り、第3のサーキュレータポートから検出器への光ファイバに送られる。この有益な実施形態では、スーパールミネセンスダイオードまたはスーパーコンティニューム光源が光源として働き、検出器は分光計を含むことが好ましい。光ファイバは、任意の既知の方法を使用して、特に、使用される光ファイバが孔を有する場合には、孔を囲むことによって、及び/又は、テーパリングによって形成されたカプラを含むマルチコア光ファイバに接続される。マルチコアファイバのコアの1つは、コーティングを施すことによってその出力で活性化される。この例では光ファイバである誘電体のセクションは、任意の既知の方法を使用して、特に、スプライシング、接着または突合せ結合によって第2のコアに接続される。接続部分は、物質が接続されていないコアを露出させ、それによって干渉計アームの光路を変化させる。
2番目のサーキュレータポートを出ると、信号はシングルコア光ファイバを介してカプラを含むマルチコア光ファイバのコアの1つに向けられる。マルチコアファイバでは、信号は、好ましくは両方のファイバコア間で信号を分離するカプラに到達するまでコアの1つを伝搬する。コアのうちの1つでは、信号は接続されたファイバの先端で反射され、第2のコアからの信号はその先端で層から反射される。反射光は、ダブルコアファイバとそれに取り付けられたカプラを通って戻り、サーキュレータを通って検出器に到達する。検出器はスペクトル帯(波長)に干渉ストライプを示し、そのシフト及び/又はコントラストは層の吸収及び/又は光学的厚さの変化に依存する。
本発明の別の有益な実施形態では、光源からの信号はマルチコアファイバ、好ましくは3コアファイバのコアのうちの1つに向けられる。この有益な実施形態では、スーパーコンティニューム光源または2つの接続されたスーパールミネセンスダイオードが光源として働き、シングルコア入力ファイバを通して、好ましくはマルチコア(好ましくは3コア)ファイバの中央コアに光を向ける。検出器(複数)は入力ファイバを介して残りの光ファイバコアに接続されている。カプラはマルチコアファイバ上に形成され、出力上の2つのコアは初期層厚を適用することによって活性化する。干渉計アームの光路を変化させるために、誘電体のセクション、好ましくはガラスピンが、既知の方法のいずれかを用いて、特に接合、接着または突合せ結合によって第3のコアに接続される。マルチコアファイバでは、信号は、ファイバコア間で信号を分割するカプラに到達するまで、コアの1つを伝播する。
カプラは、任意の既知の方法を使用して、特に、使用される光ファイバが孔を有する場合には、孔を囲むことによって、及び/又は、テーパリングによって形成される。光ファイバの各コアの直径は、形成されたカプラのおかげで(又は、形成されたカプラの作用により)、波長λ1については光が中央コアおよび1つの外部コアを伝搬し、波長λ2についは光が中央コアおよび2番目の外部コアを伝播するように選択される。
カプラを通過した後、光はさらに特定のコア内を伝搬し、被測定層および接続されたファイバで反射して、その経路を戻り、マルチコアファイバを通って検出器に至る。検出器はスペクトル帯(波長)に干渉ストライプを表示し、そのシフト及び/又はコントラストは層の吸収及び/又は光学的厚さの変化に依存する。
本発明の別の有利な実施形態では、光源からの信号はマルチコア(好ましくは7コア)ファイバのコアのうちの1つに向けられる。カプラはマルチコアファイバ上に作成される。この有益な実施形態では、スーパーコンティニューム光源または接続されたスーパールミネセンスダイオードが光源として働き、シングルコア入力ファイバを通して、好ましくはマルチコア(好ましくは7コア)ファイバの中央コアに光を向ける。検出器は入力ファイバを介して残りの光ファイバコアに接続される。検出器を各ファイバに接続することができ、あるいは単一の検出器を手動でまたは光スイッチを使用して複数の光ファイバの間で切り替えることができる。干渉計アームの光路を変化させるために、誘電体のセクション、好ましくはガラスピンが、既知の方法のいずれかを用いて、特に接合、接着または突合せ結合によって第3のコアに接続される。残りのコアは、初期層厚を適用することによってそれらの出力で活性化される。本発明の別の有益な実施形態では、各コアに異なる物質を適用することができる。マルチコアファイバでは、信号は、ファイバコア間で信号を分割するカプラに到達するまで、コアの1つを伝播する。
カプラは、任意の既知の方法を使用して、特に、使用される光ファイバが孔を有する場合には、孔を囲むことによって、及び/又は、テーパリングによって形成される。光ファイバのコアの直径は、製造されたカプラのおかげで、特定の波長が中央コア及び特に外部コアを伝搬するように選択される。
カプラを通過した後、光はさらに特定のコア内を伝播し、被測定層および接続されたガラスピンで反射して、マルチコアファイバを通って検出器へと同じ経路を戻る。検出器は干渉を表示し、そのシフト及び/又はコントラストは層の吸収及び/又は光学的厚さの変化に依存する。この場合、被測定層の光学的厚さの変化は干渉ストライプの位置を変える。
本発明の別の有益な実施形態では、光源からの信号は光ファイバを通って第1のサーキュレータポートに向けられる。第2のサーキュレータポートは、光ファイバによってマルチコア(好ましくはダブルコア)ファイバのコアのうちの1つに接続されている。この有益な実施形態では、スーパーコンティニューム光源またはスーパールミネセンスダイオードが光源として機能する。光ファイバは、任意の既知の方法を使用して、特に、使用される光ファイバが孔を有する場合には、孔を囲むことによって、及び/又は、テーパリングによって形成されたカプラを含むマルチコア光ファイバに接続される。マルチコアファイバのコアの1つは、層を適用することによってその出力で活性化する。マルチコアファイバでは、信号がファイバコア間で信号を分割するカプラに到達するまで、信号はコアの1つを伝播する。
2番目のサーキュレータポートを出ると、信号はシングルコア光ファイバを介してカプラを含むマルチコア光ファイバのコアの1つに向けられる。マルチコアファイバでは、信号は、好ましくは両方のファイバコア間で信号を分割するカプラに到達するまでコアの1つで伝搬される。コアのうちの1つでは、信号は接続されたファイバの先端で反射され、第2のコアからの信号はその先端で層から反射される。反射光は、ダブルコアファイバとそれに取り付けられたカプラを通って戻り、サーキュレータを通って検出器に到達する。検出器はスペクトル帯(波長)に干渉ストライプを示し、そのシフト及び/又はコントラストは層の吸収及び/又は光学的厚さの変化に依存する。この場合、被測定層の光学的厚さの変化は干渉ストライプの位置を変える。
本発明の別の有益な実施形態では、PLCスプリッタ(平面光波回路スプリッタ)に基づく平面導波路技術が適用される。この有益な実施形態では、等パワースプリッタが特定の波長が使用され、2×2の有益な構成が使用される。広帯域光が波源として使用される。スプリッタの出力の1つは、初期層厚を適用することによって活性化される。第2のスプリッタ出力は、干渉計の不均衡および動作の安定性を確実にするために、好ましくは工場で拡張または短縮され、好ましくはスプリッタのハウジング内に隠される。
光源から、信号は入力スプリッタポートに通じる光ファイバを通って導かれる。検出器が入力ファイバを介して第2の入力ポートに接続されている。検出器は好ましくは光スペクトル分析器を含む。光源からの信号は、PLCスプリッタによって分割され、ハウジング内に隠れている延長アームと層の先端で反射する。先端と層で反射すると、光はスプリッタを通って同じ経路を戻る。検出器はスペクトル帯(波長)に干渉ストライプを表示し、そのシフト及び/又はコントラストは層の吸収及び/又は光学的厚さの変化に依存する。この場合、被測定層の光学的厚さの変化は干渉ストライプの位置を変える。
本発明は、物理的パラメータ、特に光学的厚さ及び/又は層吸収を測定するためのセンサとして特に使用することができ、それらはそれらの増加を決定するために使用することができる。
本発明の主題は、光学的厚さ及び/又は層吸収の直接測定に、あるいは間接的にこれらの層に影響を与える他の物理量(温度、湿度、ガス濃度など)の測定に使用することができる。本発明を使用して、歪み/伸び、圧力または温度などの他のパラメータを測定することが可能である。本発明の利点の1つは、光学層の厚さのナノメートルの変化を研究する可能性である。本発明のさらなる利点は、そのアームを不均衡にすることによって干渉計の感度を増大させる可能性である。
以下に提示される本発明の実施形態は、説明されるように、本発明の本質から生じるその可能な変形形態を限定しない。特に、被測定層の光学的厚さ及び/又は吸収の測定された変化は、様々な外的要因(温度、伸び、圧力、収縮、膨潤、湿度、ガス濃度など)によって引き起こされることができない。光学的厚さ(厚さ、屈折率)及び/又は吸収に変化を生じさせる方法は、本発明の物理的動作原理に影響を与えず、それはすべての場合において同一である。
本発明の特定の実施形態を図に示した。
図1は、実施例1における本発明の有利な実施形態を示しており、光源1、検出器2、光ファイバサーキュレータ3、シングルコア入力ファイバ4、マルチコアファイバ6、マルチコアファイバ6上に形成されたカプラ7、全長がdのマルチコアファイバ6のコアの1つに接続されたシングルコアファイバの部分8が示されている。 図2は、マルチコアファイバをテーパリングする(先細りにする)ことによって作られたカプラ7の有益な実施形態の拡大図を示しており、初期直径d1のファイバ6は直径d2にテーパリングしており、適切なテーパ部はcの全長さを有し、テーパリングの遷移ゾーン-立ち下がりゾーンと立ち上がりゾーンの合計長さは、blとb2である。テーパリングの外側の光ファイバの長さは、光が供給される側と信号が反射される側から数えて、それぞれa1とa2に等しい。 図3は、実施例1に適用可能な光ファイバ6の断面を示し、ここで、微細構造要素-コア9.1、9.2、および孔10は、ケーシング11内でΛに等しい距離で並んでいる。 図4は、例2および6における本発明の有益な実施形態であり、以下の例が可能である:光源1、検出器2、光ファイバサーキュレータ3、シングルコア入力ファイバ4、コアの1つに適用された活性化層5、マルチコアファイバ6、マルチコアファイバ6上に形成されたカプラ7、マルチコアファイバ6のコアの1つに接続された全長dのシングルコアファイバの部分8。 図5は、実施例2に適用可能な光ファイバ6の断面を示しており、微細構造要素-コア9.1、9.2および孔10は、ケーシング11内でΛに等しい距離で並んでいる。 図6は、実施例3における本発明の有利な実施形態を示し、光源1、検出器2、シングルコア入力ファイバ4、2つのコアに適用された活性化層5.1および5.2、マルチコアファイバ6、マルチコアファイバ6上に形成されたカプラ7、マルチコアファイバ6のコアのうちの1つに接続された全長dのシングルコアファイバの部分8が示されている。 図7は、実施例3に適用可能な光ファイバ6の断面を示しており、ここでは、微細構造要素-コア9.1、9.2、および9.3、ならびに孔10が、ケーシング11内でΛに等しい距離で並んでいる。 図8は、実施例4における本発明の有益な実施形態を示し、光源1、検出器2、ファンイン/ファンアウト要素12を介してマルチコアファイバ6に接続されたシングルコア入力ファイバ4、コアのうちの2つに適用された活性化層5、マルチコアファイバ6、マルチコアファイバ6上に形成されたカプラ7、マルチコアファイバ6のコアのうちの1つに接続された全長dのシングルコアファイバの部分8。 図9は、実施例4に適用可能な光ファイバ6の断面を示しており、ここで、微細構造要素-コア9.1、9.2、9.3、9.4、9.5、9.6、9.7および孔10は、ケーシング11内で六角形格子の節点上でΛに等しい距離で配置されている。 図10は、実施例4における本発明の有益な実施形態を示しており、光源1、検出器2、偏波保持ファイバサーキュレータ3、偏波保持シングルコア入力ファイバ4、2つのコアに適用された活性化層5、マルチコアファイバ6、マルチコアファイバ6上に形成されたカプラ7が示されている。 図11は、実施例5に適用可能な光ファイバ6の断面を示し、微細構造要素-コア9.1、9.2、および孔10は、ケーシング11内でΛに等しい距離で並んでいる。 図12は、実施例6に適用可能な光ファイバ6の断面を示し、コア9.1、9.2はケーシング11内でΛに等しい距離で並んでいる。 図13は、実施例7からの本発明の有利な実施形態を示しており、以下の要素、すなわち、光源1、検出器2、ハウジング14内に配置された2つの出力アーム13.1および13.2を有するPLCスプリッタ13、およびアームの1つの先端に適用された活性化層5が示されている。
実施例1
光源1は光ファイバ4を介して第1のサーキュレータ3のポートC.1に接続され、第2のポートC2に接続された光ファイバ4もカプラ7を有するダブルコアファイバ6に接続されている。ダブルコアファイバ6のコアの1つの面(端面)は、光ファイバ8の部分をスプライスすることによって活性化される。検出器は、光ファイバ4を介してサーキュレータ3の第3のポートC3に接続されている。
光源1からの信号は、光ファイバ4をサーキュレータ3の第1のポートC.1、サーキュレータ3の第2のポートC2は光ファイバ4によってマルチコアファイバ6のコアの1つに接続され、第3のポートC3は検出器2に接続されている。スーパールミネセンスダイオードは光源1として機能する。検出器は分光計を含むことが好ましい。マルチコアファイバ6のコアの1つは、任意の既知の方法、特にスプライス、を使用して光ファイバ8を接続することによってその出力で活性化される。活性化コアは、干渉計アームの光路を有利に変化させる。
光ファイバは以下のものを含む。
-3.5モル%のGeOをドープした全直径8.2μmのGeOドープSiOからなる2つのコア9.1および9.2
-ノンドープSiOシリカで形成された直径d1=125μmのケーシング11
-全直径7.2μmのコア間の7つの空気孔
コアと孔は一緒に並んでおり、それらの中心はΛ=9μmごとにまたがっている。
結合光ファイバ8の部分の長さは1mmである。
カプラ7は取り囲む孔を有するテーパとして形成される。テーパリングのパラメータは、b1=7mm、c=10mm、b2=8mmである。ファイバは、d2=0.3・d1となるようにテーパが付けられている。
サーキュレータ3の第2のポートC2を出て、信号は、シングルコア光ファイバ4を通ってカプラ7を含むマルチコア光ファイバ6のコアの1つに進む。マルチコアファイバ6において、信号は、カプラに到達するまでコアのうちの1つを伝搬し、カプラは、は好ましくはファイバ6の両方のコアの間でこれを分割する。コアの1つでは、信号は接続されたファイバ8の先端で反射され、第2のコアからの信号はダブルコアファイバの先端で反射される。反射された光は、ダブルコアファイバ6およびそれに取り付けられたカプラ7を通って戻り、次にサーキュレータ3を通って検出器2に達する。検出器は、スペクトル帯(波長)における干渉ストライプを示し、そのシフト及び/又はコントラストは、接続された光ファイバ8のパラメータ変化に異存する。この場合、測定された干渉ストライプの位置の変化は、約1μεの部分8の伸びに対して約5nmである。
実施例2
光源1は光ファイバ4を介してサーキュレータ3の第1のポートC1に接続され、第2のポートC2に接続された光ファイバ4もカプラ7を有するダブルコアファイバ6に接続されており、ダブルコアファイバ6のコアの1つの面は、コーティング5、および光ファイバ8の部分によって活性化される。検出器は、光ファイバ4を介してサーキュレータ3の第3のポートC3に接続されている。
光源1(スーパーエレクトロルミネセンスダイオード)からの信号は、サーキュレータ3に向けてシングルコア光ファイバ4を伝搬する。サーキュレータ3の第2のポートC2は、シングルコア光ファイバ4を介して均質コア9.1、9.2を有するダブルコアファイバ6のコアの1つに接続される。第3のポートC3は、検出器2(分光計の形態のスペクトル分析器)に接続している。光ファイバ4は、追加のテーパ無しで孔を囲むことによって形成されたカプラ7を含むダブルコアファイバ6に接続されている。マルチコアファイバ6のコアのうちの1つは、層5を適用することによってその出力で活性化される。シングルコアファイバ8の部分は、マルチコアファイバ6の第2のコア9.1に接続されている。
光ファイバは以下のものを含む。
-全直径が8.2μmでコア間距離が126μmの3.5%GeOをドープしたSiOからなる2つのドープコア9.1および9.2
-ノンドープSiOシリカからなる、直径d1=250μmのケーシング11
-d/Λ=0.8、すなわち、孔の直径が0.8・Λで、Λ=18μmの格子定数を有する六方格子の節点上にコアと共に配置された空気孔10
カプラ7は、追加のテーパリングなしで3mmの長さで孔を囲むことによって形成される。ダブルコアファイバにスプライスされたシングルコアファイバ部8は、コア9.1および9.2と同じドーピングおよびコア寸法を有することを特徴とし、長さは50μmである。
コア9.2上への塗布に使用される物質は、約1.33の屈折率を有する過フッ素化ポリマーである。ファイバをポリマー溶液に浸すことによって、物質5をコア9.2上に配置することができる。1,1,2-トリクロロ-1,2,2-トリフルオロエタンのような炭素、塩素およびフッ化物化合物を含む冷却媒体の効果にさらされると、層は膨潤(又は、膨張)する。この構成では、物質の厚さは約1mm変化し、これは、約2nmのストライプのシフトに相当する
サーキュレータ3の第2のポートC1を出て、信号は、シングルコア光ファイバ4を介してカプラ7を含むダブルコア光ファイバ6に導かれる。ダブルコア光ファイバ6では、信号は、カプラ7に到達するまでコアのうちの1つを伝搬し、カプラ7は、信号をファイバコアの間で分離する。コアのうちの1つでは、信号は接続されたファイバ8の先端で反射され、第2のコアからの信号は、層5からその先端で反射される。反射光は、ダブルコアファイバ6およびそれに取り付けられたカプラ7を通って戻り、次にサーキュレータ3を通って検出器2に達する。検出器は、スペクトル帯(波長)で干渉ストライプを示し、そのシフト及び/又はコントラストは層5の吸収及び/又は光学的厚さの変化に依存する。
実施例3
光源1は、光ファイバ4を介して、カプラ7が形成された3コアファイバ6のコアの1つの入力に接続され、ガラスピンはカプラの後でコアの1つにスプライスされ、3コアファイバ6コアの残りの面は、層5.1および5.2を適用することによって活性化され、3コアファイバ6のコア(複数)は、光源側のファイバ(複数)4によって検出器4に接続される。
光源1からの信号は3コアファイバ6のコアの1つに導かれる。スーパーコンティニューム(supercontinuum)光源は光源1として働き、シングルコア入力ファイバ4を通して3コアファイバの中心コアに光を入射する。検出器は入力ファイバ4によってファイバ6の残りのコアに接続されている。カプラ7が3コアファイバ6上に形成され、コア(複数)の2つが初期層厚5.1および5.2を適用することによってそれらの出力で活性化される。ガラスピンの部分8はコアの3番目にスプライスされている。マルチコアファイバ6内の信号は、それが3つのファイバコアの間で信号を分割するカプラ7に到達するまで、コアのうちの1つを伝播する。
カプラ7は、追加のテーパリングなしに光ファイバ6内で孔を囲むことによって形成される。
光ファイバは以下のものを含む。
-GeOをドープしたSiOからなる3つのコア9.1、9.2および9.3:全直径8.2μmの中央コア9.1は3.5モル%のGeOがドープされ、全直径6.1μmのサイドコア9.2は4.5モル%のGeOがドープされ、全直径6.24μmのサイドコア9.3は4.5モル%のGeOがドープされている。
-ノンドープSiOシリカからなる全直径d1=125μmのケーシング11
-全直径10μmのコア間の7つの空気孔
コア9と孔10とは互いに並んでおり(直線上に並んでおり)、それらの中心はそれぞれΛ=20μm間隔である。
カプラ7は、追加のテーパリングなしに5mmの長さで孔を囲むことによって形成される。ファイバの直径は、カプラのおかげで、1.57μmの波長で光が中心コア9.1および1つの外部コア9.3を伝播し、1.45μmの波長で光が中心コア9.1と2番目の外部コア9.2を伝播するように選択される。コアファイバ6にスプライスされたガラスピンの部分8は、長さ80μmであり、シリカ製である。
コア9.2上に適用された物質5.1は酸化イットリウムであり、小さな気孔率および約1.35の屈折率を特徴とする。物質5.1は、その蒸気がファイバ上に沈着するように酸化イットリウムでの高出力レーザーパルスのショットを用いて得ることができる。このようにして作られた層は塩酸フラッディングセンサ(hydrochloric acid flooding sensor)として機能することができる。塩酸の影響を受けた場合、層の厚さは約50nm変化し、これは、約5nmのストライプのシフトを引き起こす。
同時に、コア9.2上に塗布された物質は、約1.33の屈折率を有する過フッ素化ポリマーである。ファイバをポリマー溶液に浸すことによって、物質5をコア9.2上に配置することができる。1,1,2-トリクロロ-1,2,2-トリフルオロエタンのような炭素、塩素およびフッ化物化合物を含む冷却媒体の効果にさらされると、層は膨潤(又は膨張)する。この構成では、物質の厚さは約10nm変化し、これは、約2nmのストライプシフトに相当する。光がカプラ7を通過した後、それは特定のコア内を伝播し、測定された層5.1および5.2および接続されたファイバ8で反射して、同じ経路でマルチコアファイバ6を通って検出器2へ戻る。
検出器はスペクトル帯(波長)における干渉ストライプを示し、そのシフト及び/又はコントラストは層5.1および5.2の吸収及び/又は光学的厚さの変化に依存する。
実施例4
光源1は、ファンイン/ファンアウト要素を介して光ファイバ4を介して7コアファイバ6のコアの1つの入力に接続され、カプラ7は7コアファイバ上に形成され、ガラスピンが中央コア9.1の面にスプライスされ、7コアファイバ6の外部コアの面が層5を適用することによって活性化され、7コアファイバ6のコアは、ファンイン/ファンアウト要素12を通過した後、光源の側でファイバ4により検出器2に接続される。
光源からの信号は7コアファイバ6のコアの1つに向けられる。スーパーコンティニューム光源は、シングルコア入力ファイバ4を通してマルチコアファイバ6の中心コアに光を向ける光源として働く。検出器2は入力ファイバ4を介して残りの光ファイバコアに接続される。検出器2(複数)は各ファイバに接続することができ、あるいは単一の検出器を手動でまたは光スイッチを使用して光ファイバ間で切り替えることができる。カプラ7は7コアファイバ6上に形成され、外部コアは初期層5の厚さを適用することによってそれらの出力で活性化される。ガラスピンの部分8が中央コア9.1にスプライスされている。7コアファイバ9.1では、信号は、それがファイバコア間で信号を分割するカプラに到達するまで、一つのコア内を伝搬する。
カプラは、追加のテーパリングなしに光ファイバ6内で孔を囲むことによって形成される。光ファイバのコアの直径は、形成されたカプラのおかげで、特定の波長が中央コア、特に外部コアを伝搬するように選択される。
光ファイバは以下のものを含む。
-GeOをドープしたSiOからなる7つのコア9.1、9.2、9.3、9.4、9.5、9.6および9.7
-3.5モル%のGeCをドープした8.2μmの中心コア9.1、。
-4.5モル%のGeOをドープした6.24μmの外部コア9.2、
-4.5モル%のGeOをドープした6.1μmの外部コア9.3、
-4.5モル%のGeOをドープした5.96μmの外部コア9.4、
-4.5モル%のGeOをドープした5.82μmの外部コア9.5、
-4.5モル%のGeOをドープした5.86μmの外部コア9.6、
-4.5モル%のGeOをドープした5.54μmの外部コア9.7、
-ノンドープSiOシリカからなる全直径d1=300μmのケーシング11、
-全直径10μmのコア間の空気孔
コアは、Λ=20μmの格子定数の六方格子の節に置かれる。
カプラ7は、追加のテーパリングなしに10mmの長さで孔を囲むことによって形成される。ファイバの直径は、形成されたカプラのおかげで下記のように選ばれる:
-およそ1.57μmの波長が9.1および9.2のコア対を伝播し、
-およそ1.45μmの波長が9.1および9.3のコア対を伝播し、
-およそ1.35μmの波長が9.1および9.4のコア対を伝播し、
-およそ1.25μmの波長が9.1および9.5のコア対を伝播し、
-およそ1.15μmの波長が9.1および9.6のコア対を伝播し、
-およそ1.05μmの波長が9.1および9.7のコア対を伝播する。
ガラスピンの部分8の長さは100μmであり、シリカ製である。
適用される物質5は、1の屈折率を有する加水分解コラーゲンである。物質5は、ファイバを加水分解コラーゲンの1%水溶液に浸漬し、それを乾燥させることによって適用される。この構成は、冷たい水や空気中の湿気にさらされるとコラーゲンが膨張するため、湿度を測定するために使用される。20℃の水に浸されると、コラーゲンは膨潤し、その厚さを100nmから200nmに変化させ、ストライプを約2nmだけシフトさせる。カプラ7を通過した後、光はさらに特定のコア内を伝搬し、被測定層5および接続されたファイバ8を反射して、同じ経路を戻ってマルチコアファイバ6を通って検出器2に至る。検出器は、スペクトル帯(波長)内の干渉ストライプを示し、そのシフト及び/又はコントラストは層5の吸収及び/又は光学的厚さの変化に依存する。この場合、被測定層の光学的厚さの変化は干渉ストライプの位置を変化させる。
実施例5
光源1は偏波保存光ファイバ4を介して偏波保存サーキュレータの第1のポートC1に接続され、第2のポートC2に接続された偏波保存光ファイバ4もカプラ7が形成されたダブルコアファイバ6に接続され、ダブルコアファイバ6のコアの1つの面が層5を適用して活性化される。検出器が光ファイバ4を介してサーキュレータ3の第3のポートC3に接続される。
光源1からの信号は第1のサーキュレータ3のポートCに向けて光ファイバ4を伝搬する。サーキュレータ3は、偏波保存サーキュレータである。サーキュレータ3の第2のポートC2は、偏波保存光ファイバ4によってダブルコアファイバ6のコアのうちの1つに接続されている。スーパールミネセンスダイオードが光源1としての役割を果たす。
サーキュレータ3の第2のポートC2を出て、信号は偏波保存シングルコア光ファイバ4を通ってカプラ7を含むマルチコア光ファイバ6のコアのうちの1つに向けられる。マルチコア光ファイバ6内で信号はカプラに到達するまでコアの1つを伝搬し、カプラは信号を好ましくは両方のファイバ6コア間で分割する。コアの1つでは、信号は接続されたファイバ6の先端で反射され、第2のコアからの信号はその先端で層5から反射される。反射光は、ダブルコアファイバ6およびそれに取り付けられたカプラ7を通って戻り、次にサーキュレータ3を通って検出器2に達する。検出器は、スペクトル帯(波長)における干渉ストライプを示し、そのシフト及び/又はコントラストは、被測定層5の吸収及び/又は光学的厚さの変化に依存する。この場合、被測定層5の光学的厚さの変化は、干渉ストライプの位置を変化させる。
カプラは、既知の方法のいずれかを使用して、特に孔を囲み、テーパリングすることによって形成される。
光ファイバは以下のものを含む:
-全直径8.2μmの3.5モル%GeOをドープしたSiOからなる2つのコア9.1および9.2
-ノンドープSiOシリカからなる全直径d1=125μmのケーシング11
-コア間の全孔径15μmの空気孔
コアと孔は一緒に並んでおり(又は、直線上に並んでおり)、それらの中心はそれぞれΛ=15μmだけ離間している。ダブルコアファイバ6は偏波保存ファイバである。
カプラ7は孔を囲むテーパで形成されている。テーパリングのパラメータは、b1=b2=5mm、c=5mmである。ファイバは、d2=0.6・d1となるようにテーパが付けられている。
適用された物質5は、約1.5の屈折率を有するポリスチレンである。物質5は、1%塩化メチレン溶液中にファイバを浸しそしてそれを乾燥することによりファイバ上に適用される。アセトンにさらされると層が膨潤するため、センサをアセトンセンサとして使用できる。室温のアセトンに浸漬すると、層はその厚さを約900nm増加させ、ストライプを約120nmだけシフトさせる。
実施例6
光源1は、光ファイバ4を介してサーキュレータの第1のポートC.1に接続され、第2のポートC2に接続された光ファイバ4もカプラ7が形成されたダブルコアファイバ6に接続され、ダブルコアファイバ6のコア9.1のうちの1つの面が活性物質で被覆されることによって活性化されている。検出器が光ファイバ4を介してサーキュレータ3の第3のポートC3に接続されている。
光源1からの信号は、サーキュレータ3の第1のポートC.1に向けて光ファイバ4を伝搬する。サーキュレータ3の第2のポートC2は、光ファイバ4を介してダブルコアファイバ6のコアのうちの1つに接続されている。スーパールミネセンスダイオードが光源1として機能する。
サーキュレータ3の第2のポートC2を出て、信号は、シングルコア光ファイバ4を通ってカプラ7を含むマルチコア光ファイバ6のコアの1つに向けられる。マルチコアファイバ6において、信号は、カプラ7に到達するまで伝搬されるコアのうちの1つを伝搬し、カプラ7は好ましくは両方のファイバ6コアの間でそれを分割する。コアのうちの1つでは、信号は接続されたファイバ8の先端で反射され、第2のコアからの信号はその先端で層5から反射される。反射光は、ダブルコアファイバ6およびそれに取り付けられたカプラ7を通って戻り、次にサーキュレータ3を通って検出器2に達する。検出器は、スペクトル帯(波長)で干渉ストライプを示し、そのシフト及び/又はコントラストは被測定層5の吸収及び/又は光学的厚さの変化に依存する。この場合、被測定層5の光学的厚さの変化は、干渉ストライプの位置を変化させる。
カプラは既知の方法のいずれかを使用して、特にテーパリングによって形成される。
光ファイバは以下のものを含む:
-全直径8.2μmの3.5モル%のGeOをドープしたSiOからなる2つのコア9.1および9.2
-ノンドープSiOシリカからなる全直径d1=125μmのケーシング11
コアは互いに並んでおり、それらの中心はそれぞれΛ=25μmだけ離間している。
カプラ7は先細りになっている。テーパリングのパラメータは、b1=b2=5mm、c=5mmである。ファイバは、d2=0.5・d1となるようにテーパが付けられている。
ダブルコアファイバにスプライスされたシングルコアファイバ8の部分は、コア9.1および9.2と同じドーピングおよびコア寸法によって特徴付けられ、長さは75μmである。
このファイバは、硫酸と30%ペルヒドロロールとを3:1の割合で含有する溶液に1時間浸漬することによって調製される。このようにして調製された表面は活性であり、アリルアミンポリ塩酸塩を含有する溶液中にファイバを配置した後、厚さ2nmおよび約1.5の屈折率を有するポリマー層がファイバに接続される。2nmの層を接続すると、0.5nmのストライプのシフトが生じる。センサはアリルアミンポリ塩酸塩を検出するために使用される。
実施例7
本発明の有益な実施形態では、PLCスプリッタ(平面光波回路スプリッタ)に基づく平面導波路技術が適用される。光ファイバ4を使用して、光源1はPLCスプリッタ14に接続される。スプリッタの出力の1つ13.1は初期層5の厚さを適用することによって活性化され、第2のスプリッタ出力13.2は、干渉計の不均衡および動作の安定性を確保するため、40μmで製造されスプリッタハウジング14の内側に隠される。スプリッタの戻りアームは、光ファイバ4によってデコーダ2に接続されている。
光源から、信号は光ファイバを通ってスプリッタの入力ポートに導かれる。検出器が入力ファイバを介して第2の入力ポートに接続されている。検出器は好ましくは光スペクトル分析器を含む。光源からの信号は、PLCスプリッタによって分割され、層とハウジング内に隠れている延長アームの先端で反射する。先端と層で反射すると、光は、スプリッタを通って同じ経路を戻る。検出器はスペクトル帯(波長)に干渉ストライプを示し、そのシフト及び/又はコントラストは層の吸収及び/又は光学的厚さの変化に依存する。この場合、被測定層の光学的厚さの変化は干渉ストライプの位置を変化させる。
この有益な実施形態では、等パワースプリッタ13が1500nmの波長と2×2の構成に使用される。1900Kの黒体に対応する明色を有するタングステン電球が光源として機能する。
光源1からの信号は、入力ファイバ1を通って入力スプリッタポートに導かれる。検出器2は入力ファイバ4を介して第2の入力スプリッタポートに接続されている。検出器は光スペクトラムアナライザである。光源1から、信号はPLCスプリッタ内で分割され、次いで層5及びハウジング内に隠された拡張アーム13.2の先端から反射される。先端13.2および層5を反射して、光は同じ経路でスプリッタ13を通って戻る。検出器は、スペクトル帯(波長)に干渉ストライプを示し、そのシフト及び/又はコントラストは層5の吸収及び/又は光学的厚さの変化に依存する。この場合、被測定層5の光学的厚さの変化は干渉ストライプの位置を変化させる。
出力ポート上に塗布された物質3は、約1.4の屈折率を有するエチルセルロースである。物質3は、ダブルコアファイバを酢酸ブチルの0.5%溶液に浸し、それを抽出しそして乾燥することによりポートに適用される。このようにして被覆された光ファイバはエタノール蒸気に反応し、これがそれを膨潤させる。約50nmの層厚の変化は、約10nmシフトだけストライプをシフトさせる。
下記は、本願の出願当初に記載の発明である。
<請求項1>
物理的パラメータ、特に反射構成における層の光学的厚さの変化を測定するために使用される導波路干渉計、特に光ファイバ干渉計であって、
光源(1)と、
少なくともダブルコアの導波路(6)、特に平面導波路または光ファイバ上に形成されたカプラ(7)を有し、
少なくとも1つのコアの端面が活性化され、
少なくとも1つの導波路のコア(6)が前記マルチコア導波路の前記光源(1)と同じ側に位置する信号検出器(2)に直接又は間接的に接続されている、干渉計。
<請求項2>
前記導波路のコア(6)の少なくとも1つの端面が、他の物質が接続可能な少なくとも1つの化学的に活性な物質(5)でコーティングすることによって活性化されることを特徴とする請求項1に記載の干渉計。
<請求項3>
前記導波路のコア(6)の少なくとも1つの端面が、環境要因にさらされたときに切断され得る少なくとも1つの化学的に活性な物質(5)でコーティングすることによって活性化されることを特徴とする請求項1に記載の干渉計。
<請求項4>
前記導波路のコア(6)の少なくとも1つの端面が、環境要因にさらされたときにそのパラメータ、特に厚さ及び/又は吸収及び/又は屈折率を変化させる少なくとも1つの化学的に活性な物質(5)でコーティングすることによって活性化されることを特徴とする請求項1記載の干渉計。
<請求項5>
前記導波路のコア(6)の少なくとも1つの端面が、任意の既知の方法により少なくとも1つの誘電体の部分(8)を接続することによって活性化されることを特徴とする請求項1に記載の干渉計。
<請求項6>
前記誘電体(8)の部分は、ガラス、ガラスピン、導波路、光ファイバから選択されることを特徴とする請求項5に記載の干渉計。
<請求項7>
前記マルチコア導波路のコア(6)のうちの1つが他と異なる長さを有することを特徴とする、請求項1~6のいずれかに記載の干渉計。
<請求項8>
活性化とは別に、誘電体のセクションが、任意の既知の方法を用いて少なくとも1つの導波路コア(6)に接続されることを特徴とする、請求項1~7のいずれかに記載の干渉計。
<請求項9>
前記導波路のコア(6)の少なくとも1つが任意の既知の技術を用いて少なくとも1つの活性物質(5)でその端面がコーティングされ、誘電体の部分(8)を接続することによって延長されていることを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の干渉計。
<請求項10>
前記活性化された導波路コア(5)のそれぞれが異なる方法を用いて活性化されていることを特徴とする、請求項1~9のいずれかに記載の干渉計。
<請求項11>
前記活性化された導波路コア(6)のそれぞれが異なる物質(5)でコーティングされていることを特徴とする請求項1~10のいずれかに記載の干渉計。
<請求項12>
前記使用される導波路(6)が偏波保持導波路であることを特徴とする請求項1~11のいずれかに記載の干渉計。
<請求項13>
測定システムの構造に使用される要素が偏波保存要素であることを特徴とする請求項1~12のいずれかに記載の干渉計。
<請求項14>
前記ファイバ状マルチコア導波路(6)に取り付けられた前記カプラ(7)のそれぞれが、前記光ファイバの構造が孔を有する場合には孔(10)を囲むこと、及び/又は、テーパリングすることによって形成される、請求項1~13のいずれかに記載の干渉計。

Claims (14)

  1. 物理的パラメータを測定するための導波路干渉計であって、
    マルチコア導波路の第1の側で当該マルチコア導波路の第1のコアにシングルコア光ファイバを介して光を供給するように構成された光源を含み
    前記マルチコア導波路は、マルチコア光ファイバであって、少なくとも前記第1のコアと第2のコアとを有し、前記第1のコアは、前記マルチコア導波路の第2の側に端面を有し、
    前記マルチコア導波路の前記第1の側と前記第2の側との間には、前記光源からの光を前記第1のコアと前記第2のコアとの間で分岐させるスプリッタが設けられており、
    前記第1のコアの前記端面は、物質層としての少なくとも1つの化学的に活性な物質でコーティングされ、前記第1のコアは、前記シングルコア光ファイバを介して、前記マルチコア導波路の前記第1の側において信号検出器に接続されている、
    導波路干渉計。
  2. 前記少なくとも1つの化学的に活性な物質は、他の物質接続可能である、請求項1に記載の導波路干渉計。
  3. 前記少なくとも1つの化学的に活性な物質は、選択された環境要因にさらされたときに他の物質から分離され得る、請求項1に記載の導波路干渉計。
  4. 前記少なくとも一つの化学的に活性な物質は、選択された環境要因にさらされたときに、厚吸収及び屈折率のうちの1つを変化させる、請求項1に記載の導波路干渉計。
  5. 前記マルチコア導波路は、2つを超える数のコアを有する、請求項1に記載の導波路干渉計。
  6. 前記マルチコア導波路の第1のコアは、前記マルチ導波路の前記第2の側において、ガラス、ガラスピン、導波路、光ファイバから選択される少なくとも一つの誘電体の部分で延長されている、請求項に記載の導波路干渉計。
  7. 前記マルチコア導波路の前記第1の側で前記マルチコア導波路に接続されたファンイン/ファンアウト要素と、
    少なくとも1つの追加の検出器と、
    をさらに含み、
    前記少なくとも1つの追加の検出器及び前記光源は、前記ファンイン/ファンアウト要素を介して前記マルチコア導波路に接続されている、
    請求項に記載の導波路干渉計。
  8. 前記光源に接続された第1のポートと、前記信号検出器に接続された第3のポートと、シングルコア光ファイバを介して前記マルチコア導波路の第1のコアに接続された第2のポートとを有するサーキュレータをさらに含む、請求項に記載の導波路干渉計。
  9. コアのうちの少なくとも2つは、前記マルチコア導波路の前記第2の側において異なる化学的に活性な物質でコーティングされている、請求項に記載の導波路干渉計。
  10. 前記マルチコア導波路は、偏波保持導波路である、請求項に記載の導波路干渉計。
  11. 前記マルチコア導波路は、マルチコアファイバであり、前記マルチコアファイバのケーシングにおける前記第1のコアと第2のコアとの間に複数の孔を含む、請求項に記載の導波路干渉計。
  12. 前記スプリッタは、前記マルチコア導波路に径方向の寸法が減少した領域として設けられたマルチコアファイバカプラである、請求項に記載の導波路干渉計。
  13. 前記スプリッタは、平面光波回路スプリッタであり、前記マルチコア導波路は、平面光波回路導波路である、請求項に記載の導波路干渉計。
  14. 前記化学的に活性な物質は、酸化イットリウム、過フッ素化ポリマー、加水分解コラーゲン、ポリスチレン、及びエチルセルロースからなる群から選択された物質である、請求項に記載の導波路干渉計。
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